JP2022046431A - 二重着信転換基盤の仮想番号接続方法およびシステム{method and system for connecting virtual number based on double call forwarding} - Google Patents
二重着信転換基盤の仮想番号接続方法およびシステム{method and system for connecting virtual number based on double call forwarding} Download PDFInfo
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Abstract
【課題】着信転換を用いて、内線番号等の仮想番号と発信者端末を直接接続する二重着信転換基盤の仮想番号接続方法を提供する。
【解決手段】二重着信転換基盤の仮想番号接続方法は、第1ユーザ端末の電話番号を発信番号にし、代表番号を受信番号とする第1呼を受信する段階、受信した第1呼に基づき、着信転換で接続された第2ユーザ端末の電話番号を抽出する段階、複数の仮想番号のうち抽出された第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号があるかどうかを判定する段階、第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在すると判定された場合、着信転換を用いて、第1ユーザ端末の電話番号と仮想番号を接続する第2呼を生成する段階と、生成された第2呼を仮想番号に関連付ける内部通信装置に送信する段階と、を含む。
【選択図】図5
【解決手段】二重着信転換基盤の仮想番号接続方法は、第1ユーザ端末の電話番号を発信番号にし、代表番号を受信番号とする第1呼を受信する段階、受信した第1呼に基づき、着信転換で接続された第2ユーザ端末の電話番号を抽出する段階、複数の仮想番号のうち抽出された第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号があるかどうかを判定する段階、第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在すると判定された場合、着信転換を用いて、第1ユーザ端末の電話番号と仮想番号を接続する第2呼を生成する段階と、生成された第2呼を仮想番号に関連付ける内部通信装置に送信する段階と、を含む。
【選択図】図5
Description
本開示は、着信転換を用いて、仮想番号(例えば、内線番号等)と発信者端末を直接接続する二重着信転換基盤の仮想番号接続方法及びシステムに関することである。
一般的に多数の職員を雇用する事業場では、内線電話を統合して管理するための交換システムを構築し、交換システムと内線電話を接続して内部通信網を設定できる。この場合、交換システムは外部通信網と通信するための代表番号を含めることができ、代表番号を使用して外部の他システム、装置などと通信を行うことができる。ただし、内線番号を持つ内線電話は、交換システムを経由した後、初めて外部の他のシステム、装置などと通信することができる。
一方、現在特定内線電話機と通信するためには、発信者が優先的に代表番号に電話をした後、ARS(Audio Response System)などを通じて特定の内線電話機に対応する内線番号を直接入力しなければならない面倒な問題がある。また、発信者が特定の内線電話に対応する内線番号を予め知らない場合、その内線電話と直接接続が難しい問題がある。
本開示は、上記のような問題点を解決するための二重着信転換基盤の仮想番号の接続方法、記録媒体に保存されたコンピュータプログラムおよび装置(システム)を提供する。
本開示は、方法、装置(システム)または、読み取り可能な記憶媒体に保存されたコンピュータプログラムを含む様々な方法で実施することができる。
本開示の一実施例によれば、少なくとも1つのプロセッサにより行われる、二重着信転換基盤の仮想番号接続方法は、第1ユーザ端末の電話番号を発信番号とし、代表番号を受信番号とする第1呼を受信する段階、受信された第1呼に基づいて、着信転換で接続された第2ユーザ端末の電話番号を抽出する段階、複数の仮想番号のうち抽出された第2ユーザ端末の電話番号と関連付けられた仮想番号が存在するかどうかを判定する段階、第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在すると判定された場合、着信転換を利用して、第1ユーザ端末の電話番号と仮想番号を結ぶ第2の呼を生成する段階及び生成された第2の呼を仮想番号と関連する内部通信装置に転送する段階を含む。
本開示の一実施例による代表番号に関連したシステムは、少なくとも1つの外部通信会社のシステムおよび仮想番号が割り当てられた少なくとも1つの内部通信装置とつながる。
本開示の一実施例に係る第1呼は、第2ユーザ端末の電話番号を代表番号に着信転換し、生成される。
本開示の一実施例によれば、第2ユーザ端末の電話番号を内部通信装置の仮想番号に関連付けて保存する段階をさらに含む。
本開示の一実施例によれば、第2呼を仮想番号に関連した内部通信装置に送信する場合、第1ユーザ端末または内部通信装置のうちの少なくとも1つに、予め決まった音声情報または映像情報のうち少なくとも1つの情報を送信する段階をさらに含む。
本開示の一実施例によれば、内部通信装置は第2ユーザ端末を含む。生成された第2呼を仮想番号に関連付けられた内部通信装置に送信する段階は、第2呼を第2ユーザ端末に設置されたインターネット電話アプリケーションを介して第2ユーザ端末に送信する段階を含む。
本開示の一実施例によれば、第2呼をインターネット電話アプリケーションを介して第2ユーザ端末に送信する場合、第2ユーザ端末に予め決まった音声情報または映像情報のうちの少なくとも1つの情報を送信する段階をさらに含む。
本開示の一実施例による仮想番号は、第2ユーザ端末に対応できるよう、予め決まった実際の電話番号または仮想電話番号のうちの少なくとも1つの電話番号を含む。
本開示の一実施例による上述した二重着信転換基盤の仮想番号接続方法をコンピュータで実行するためにコンピュータ可読記録媒体に保存されたコンピュータプログラムが提供される。
本開示の一実施例による情報処理システムは、第1ユーザ端末の電話番号を発信番号とし、代表番号を受信番号とする第1呼を受信するように構成された通信モジュール、メモリおよびメモリに接続され、メモリに含まれるコンピュータの読み取り可能な少なくとも1つのプログラムを実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。少なくとも1つのプロセッサは、受信された第1呼に基づき、着信転換に接続されている第2ユーザ端末の電話番号を抽出し、複数の仮想番号のうち抽出された第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号があるかどうかを判断し、第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在すると判断された場合、着信転換を使って、第1ユーザ端末の電話番号と仮想番号を結ぶ第2呼を生成し、生成された第2呼を仮想番号に関連付けられた内部通信装置に送信するためのコマンドを含む。
本開示の一部実施例によれば、仮想番号を仮想の電話番号に構成する場合、実際の電話番号のリソースを節約できるので、多数の内部通信装置が接続されるように内部通信網を構築することができる。
本開示の一部実施例によれば、データベースを使用して、情報処理システムは、ユーザに直接ARSなどを通じて内線番号を入力せずに、使う人が意図する相手の内部通信装置と呼を接続することができる。
本開示の一部実施例によれば、第1ユーザ端末のユーザはARSなどを利用して内部通信装置の内線番号や仮想番号などを直接入力せず、第2ユーザ端末の相手と簡単に通話することができる。
本開示の一部の実施形態によれば、着信転換を実行して仮想番号を接続するための情報処理システムは、呼を送信したユーザ端末のユーザおよび呼を受信するユーザ端末/内部通信装置のユーザに広告、広報映像などを効果的に提供することができる。
本開示の実施例は、以下説明する添付図面を参照して説明する、ここで同様の参照番号は同様の要素を示すが、それに限らない。
図1は、本開示の一実施例による着信転換を使用して内部仮想番号を接続する例を示す図である。
図2は、本開示の一実施例による着信転換を使用して仮想番号などに直接接続するために、情報処理システムが複数のユーザ端末と通信できるようにする接続構成を示す概要図である。
図3は、本開示の一実施例によるユーザ端末および情報処理システムの内側構成を示すブロック図である。
図4は、本開示の一実施例による仮想番号とユーザ端末の電話番号が関連して保存された例示的なデータベースを示す図である。
図5は、本開示の一実施例による第1ユーザ端末、通信会社のシステム、情報処理システム、内部通信装置間で着信転換を利用して呼が直接接続される例示を示す図である。
図6は、本開示の一実施例による通話待機中のユーザインタフェースの例詩を示す図である。
図7は、本開示の一実施例による二重着信転換基盤の仮想番号接続方法の例を示すフロー図である。
図8は、本開示の一実施例による仮想番号の有無を判定する方法の例を示すフロー図である。
以下、本開示の実施のための具体的な内容を添付の図面を参照し、詳細に説明する。ただし、以下の説明では、本開示の要旨を不必要に濁す恐れがある場合、広く知られている機能や構成に関する具体的な説明は省略する事とする。
添付図面において、同一または対応する構成要素には同一参照符号が付与されている。また、以下の実施例の説明において、同一または対応する構成要素を重複して記述することを省略することがある。しかし、構成要素に関する技術が省略されても、そのような構成要素はいかなる実施例にも含まれないことを意図しているのではない。
開示された実施例の利点及び特徴、並びにそれらを達成する方法は、添付の図面と共に後述する実施例を参照することによって明らかになるであろう。しかし、本開示は以下に開示される実施例に限定されるものではなく、互いに異なる様々な形態で実装でき、ただ本実施例は本開示を完全にするのもと、本開示が通常の技術者に発明の範囲を完全に知らせるために提供されるものである。
本明細書で使用される用語について簡単に説明し、開示された実施例について具体的に説明する。本明細書で使用される用語は、本開示での機能を考慮し、現在広く使われている一般的な用語を選択した。しかし、これは関連分野に従事する技術者の意図または判例、新技術の出現などによって変わる事がある。なお、特定の場合は出願人が任意に選定した用語もあり、その場合に該当する発明の説明部分に詳細にその意味を記載する。したがって、本開示で使用される用語は単なる用語の名称ではなく、その用語が持つ意味と本開示の全般にわたる内容に基づいて定義されなければならない。
本明細書における単数の表現は文脈上明らかに単数であると特定しない限り、複数の表現を含む。さらに、複数の表現は文脈上明らかに複数であると特定しない限り、単数の表現を含む。明細書全体である部分がある構成要素を含むと表現する場合、これは特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含めることができることを意味する。
また、明細書で使用される「モジュール」または「部」という用語は、ソフトウェアまたはハードウェア構成要素を意味し、「モジュール」または「部」は何らかの役割を行う。ただし、「モジュール」または「部」は、ソフトウェアまたはハードウェアに限定される意味ではない。「モジュール」または「部」は、アドレッシング可能な保存媒体に配置されるように構成されることも、1つまたは複数のプロセッサを再生するように構成されることもある。したがって、一例として、「モジュール」または「部」はソフトウェア構成要素、オブジェクト指向ソフトウェア構成要素、クラス構成要素およびタスク構成要素のような構成要素と、プロセス、関数、属性、プロシージャ、サブルーチン、プログラムコードのセグメント、ドライバ、ファームウェア、マイクロコード、回路、データ、データベース、データ構造、テーブル、アレイ、または変数のうちの少なくとも1つを含み得る。構成要素と「モジュール」または「部」の中で提供される機能は、より少ない数の構成要素及び「モジュール」または「部」に結合するか、追加の構成要素と「モジュール」または「部」でさらに分離することができる。
本開示の一実施例によれば、「モジュール」または「部」はプロセッサおよびメモリで実装することができる。「プロセッサ」は、汎用プロセッサ、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、ステートマシンなどを含むように広く解釈されるべきである。いくつかの環境では、「プロセッサ」はオンデマンド半導体(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などを指すこともできる。「プロセッサ」は、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSPコアと組み合わせた一つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、または他の任意のそのような構成の組み合わせなどと同じの処理デバイスの組み合わせを指すこともある。また、「メモリ」は電子情報を保存可能な任意の電子コンポーネントを含むように広く解釈するべきである。「メモリ」は任意アクセスメモリ(RAM)、読み取り-専用メモリ(ROM)、不揮発性任意アクセスメモリ(NVRAM)、プログラム可能読み取り-専用メモリ(PROM)、消去 - プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM)、電気的に消去可能なPROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気または光学データ保存装置、レジスタなどのプロセッサ読み取り可能媒体の様々な種類を指すこともある。プロセッサがメモリから情報を読み取り/読み取ったり、メモリに情報を書き込み可能な場合、メモリはプロセッサと電子通信状態にあると言える。プロセッサに集積されたメモリはプロセッサと電子通信状態にある。
本開示において「仮想番号」は、内部通信網を利用する任意の内線電話番号を指すことで、実際電話番号、仮想の電話番号(例えば、インターネット電話番号)などを含むことができる。これらの仮想番号は特定事業所内部の独立的に構築された内部通信ネットワークで使用するための番号であり、代表番号を持つ交換システムを介して外部の通信網、システムなどと通信することができる。
本開示において「代表番号」は、内部通信網を管理する交換システムの電話番号として、外部の通信網または外部の通信システムと接続され、内部の複数の仮想番号と一致または関連する電話番号を指すことができる。
本開示において「内部通信装置」は、内線電話機、内線電話に関連するアプリケーション(たとえば、インターネット電話アプリケーションなど)がインストールされているユーザ端末として、内部通信網で通信するために仮想番号を割り当てることができる任意のコンピュータ装置を指すことができる。
本開示において、「通信事業者のシステム」は、ユーザ端末及び/又は装置と異なる他のユーザ端末及び/又は装置との通信を接続することができる任意のシステムを含むことができる。例えば、通信会社のシステムはインターネット電話サービスを提供するシステムなどを含めることができる。
本開示において「インターネット電話(VoIP: Voice over Internet Protocol)」は、IPアドレスを使用するネットワークを介して音声をデジタルパケットに変換し、送信する技術として、一般の有線電話とは異なり、Wi-Fi、5Gネットワークなどのインターネットを使って行われる電話を指すことができる。また、スマートフォンなどのモバイルで実行されるインターネット電話は、m-VoIPと呼ばれることがある。そのようなインターネット電話はインターネットが接続されている場所で、低料金で利用できるという利点があるが、070番号を維持しなければならないため、スパム電話と誤解されやすい欠点がある。
本開示において「着信転換」は、インターネット電話サービス利用時、特定回線で電話が着信または発信される場合、着信または発信された特定の回線とは異なる回線をつなぐ技術を指すことができる。たとえば、A番号がB番号に対応するように着信転換が設定されている場合、電話がA番号で受信された場合、その電話はB番号に着信転換され、受信することができる。
本開示において、「呼(Call)」は、電話、通話などのために接続されたチャネルを指し、電話、通話などを接続するための1つ以上のシステムまたは1つ以上ユーザ端末間で転送または受信される任意のデータなどを指すことができる。
図1は、本開示の一実施例による着信転換を利用した内部仮想番号を接続する例を示す図である。一実施例によれば、システム(130)は内部通信装置(140、150、160)に接続された内部通信ネットワークを管理するためのシステムとして、代表番号に対応するように構成することができる。また、内部通信装置(140、150、160)は、特定のユーザ端末(142、152、162)と対応するように構成することができる。この場合、各々のユーザ端末(142、152、162)は、ユーザ端末(142、152、162)に受信される電話信号を、システム(130)の代表番号で受信されるように着信転換を設定しておいた端末となる。
一実施例によれば、発信者は、ユーザ端末(110)に受信者の電話番号通話を入力して通話を実行できる。例えば、発信者はユーザ端末(110)にインストールされた電話アプリケーション上に、受信者の電話番号(010-1111-1111)を入力して呼(Call)を送信できる。ここで、ユーザ端末(110)から転送された呼は通信事業者のシステム(120)で受信することができる。通信会社のシステム(120)は着信転換を行い、受信者の電話番号をシステム(130)の代表番号(070-xxx-xxxx)に変更することができる。すなわち、ユーザ端末(110)から最初に発信された呼は着信転換され、システム(130)に送信することができる。
その後、システム(130)は、受信された呼に基づいて、着信転換に繋がったユーザ端末(142)の電話番号を抽出することができる。すなわち、着信転換され受信された呼は、着信転換される前の電話番号(010-1111-1111)を含み得る。一実施例によれば、システム(130)は、複数の仮想番号のうち抽出されたユーザ端末(142)の電話番号と関連する仮想番号が存在するかどうかを判定することができる。例えば、システム(130)は、内部通信装置(140、150、160)の仮想番号とユーザ端末(142、152、162)の電話番号を予め関連付けてデータベースに保存することができる。それから、システム(130)は該当データベースを検索し、ユーザ端末(142)の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在するかどうかを判断できる。
ユーザ端末(142)の電話番号に関連した仮想番号が存在すると判定された場合、システム(130)は、着信転換を利用して、ユーザ端末(110)の電話番号と該当仮想番号を関連付ける呼を作成し、生成された呼を仮想番号に関連付けられた内部通信装置(140)に送信することができる。その結果、ユーザ端末(110)と内部通信装置(140)間で通信可能な呼を自動的に接続することができる。
図1では、内部通信装置(140、150、160)とユーザ端末(142、152、162)は別々の装置として図示されているが、これに限定されない。例えば、ユーザ端末(142、152、162)にインストールされたインターネット電話アプリケーションを介して、該当ユーザ端末(142、152、162)にも仮想番号を割り当てることができ、それに応じてユーザ端末(142、152、162)は、内部通信装置(140、150、160)の機能及び/又は役割を行うことができる。このような構成により、特定の内部通信装置と通信することを望む発信者はARSなどで該当する内部通信装置に対応する番号、識別記号などを入力せず、すぐに、該当内部通信装置のユーザとの通話を行うことができる。
図2は、本開示の一実施例による着信転換を用いた仮想番号等に直接接続するために、情報処理システム(230)が複数のユーザ端末(210_1、210_2、210_3)と通信できるよう接続された構成を示す概略図である。情報処理システム(230)は、ネットワーク(220)を介してユーザ端末(210_1、210_2、210_3)、外部通信ネットワーク、内部ネットワークなどに接続され、着信転換基盤の仮想番号接続を提供できるシステムを含み得る。また、情報処理システム(230)は代表番号に関連付けられているシステムで、少なくとも1つの外部通信事業者のシステムおよび仮想番号が割り当てられた、少なくとも1つの内部通信装置に接続されたシステムを指すことができる。一実施例によると、情報処理システム(230)は、インターネット電話サービス、音声情報または映像情報提供サービスおよび着信転換基盤の仮想番号接続の提供に関連するコンピュータ実行可能なプログラム(例えば、ダウンロード可能なアプリケーション)とデータを保存、提供及び実行可能な1つ以上のサーバ装置及び/又はデータベース、またはクラウドコンピューティングサービス基盤の1つ以上の分散コンピューティング装置及び/又は分散データベース含めることができる。情報処理システム(230)によって提供される音声情報または画像情報提供サービス、インターネット電話サービス等は、複数のユーザ端末(210_1、210_2、210_3)の各々にインストールされたインターネット電話アプリケーション、電話アプリケーションなどを介してユーザに提供できる。
複数のユーザ端末(210_1、210_2、210_3)はネットワーク(220)を介して情報処理システム(230)と通信することができる。ネットワーク(220)は複数のユーザ端末(210_1、210_2、210_3)と情報処理システム(230)間の通信を可能にするように構成することができる。ネットワーク(220)は、設置環境に応じて、例えば、イーサネット(Ethernet)、有線ホームネットワーク(Power Line Communication)、電話回線通信装置及びRS-serial通信などの有線ネットワーク、移動通信ネットワーク、WLAN(Wireless LAN)、Wi-Fi、Bluetooth及びZigBeeなどの無線ネットワークまたはその組み合わせで構成することができる。通信方式は限られていなく、ネットワーク(220)が含むことができる通信ネットワーク(一例として、移動通信ネットワーク、有線インターネット、無線インターネット、放送網、衛星網など)を利用した通信方式だけでなく、ユーザ端末(210_1、210_2、210_3)間の近距離無線通信も含むことができる。例えば、通信方式には、複数のユーザ端末(210_1、210_2、210_3)が通信会社のシステムを介して情報処理システム(230)と通信する場合も含むことができる。
図2において、携帯電話端末(210_1)、タブレット端末(210_2)及びPC端末(210_3)はユーザ端末の例として図示されているが、これに限定されず、ユーザ端末(210_1、210_2、210_3)は有線及び/又は無線通信が可能であり、インターネット電話アプリケーション、電話アプリケーションなどをインストールして実行できる任意のコンピューティング装置である。例えば、ユーザ端末は、スマートフォン、携帯電話、ナビゲーション、コンピュータ、ノートパソコン、デジタル放送用端末、PDA(Personal Digital Assistants)、PMP(Portable Multimedia Player)、タブレットPC、ゲームコンソール(game console)、ウェアラブルデバイス(wearable device), IoT (internet of things) デバイス, VR (virtual reality)デバイス、AR(augmented reality)デバイスなどを含むことができる。また、図2には3つのユーザ端末(210_1、210_2、210_3)がネットワーク(220)を介して情報処理システム(230)と通信するように図示されているが、これに限定されず、相違な数のユーザ端末がネットワーク(220)を介して情報処理システム(23)と通信するように構成することができる。
一実施例によれば、情報処理システム(230)は、ユーザ端末(210_1、210_2、210_3)からユーザ端末(210_1、210_2、210_3)の電話番号を発信番号にし、情報処理システム(230)の代表番号を受信番号とする第1呼を受信することができる。この場合、情報処理システム(230)は、第1呼に含まれる電話番号を用いて生成された第2呼を仮想番号に関連する内部通信装置に送ることができる。
一実施例によれば、情報処理システム(230)は、第2呼を仮想番号と関連する内部通信装置に送る場合、ユーザ端末(210_1、210_2、210_3)または内部通信装置のうち、少なくとも1つに、予め決まった音声情報または映像情報のうち、少なくとも一つの情報を送ることができる。例えば、予め決まった音声情報、映像情報などは企業の広告音声/映像、商品またはイベントなどの広報音声/映像、有名人の撮影音声/映像などを含むことができ、これに限定されない。
図3は、本開示の一実施例によるユーザ端末(210)及び情報処理システム(230)の内部構成を示すブロック図である。ユーザ端末(210)はインターネット電話アプリケーション、電話アプリケーションが実行可能で有/無線通信が可能な任意のコンピューティングデバイスを指すことができ、例えば、図2の携帯電話端末(210_1)、タブレット端末(210_2)、PC端末(210_3)などを含むことができる。図示のように、ユーザ端末(210)は、メモリ(312)、プロセッサ(314)、通信モジュール(316)および入出力インタフェース(318)を含むことができる。同様に、情報処理システム(230)はメモリ(332)、プロセッサ(334)、通信モジュール(336)および入出力インタフェース(338)を含むことができる。図3に図示のように、ユーザ端末(210)及び情報処理システム(230)は各々の通信モジュール(316、336)を使用してネットワーク(220)を介して情報および/またはデータを通信できるように構成することができる。また、入出力装置(320)は入出力インタフェース(318)を介してユーザ端末(210)に情報および/またはデータを入力するか、ユーザ端末(210)から生成された情報および/またはデータを出力するように構成することができる。
メモリ(312、332)は、非一時的な任意のコンピュータ可読記録媒体を含めることができる。一実施例によれば、メモリ(312、332)はRAM(random access memory)、ROM(read only memory)、ディスクドライブ、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ(flash memory)などの非消滅性大容量記憶装置(permanent mass storage device)を含めることができる。別の例として、ROM、SSD、フラッシュメモリ、ディスクドライブなどの非消滅性大容量記憶装置は、メモリとは区別される別個の永久記憶装置としてユーザ端末(210)または情報処理システム(230)に含めることができる。さらに、メモリ(312、332)にはオペレーティングシステムと少なくとも1つのプログラムコード(例えば、ユーザ端末(210)にインストールされ駆動されるインターネット電話アプリケーション、電話アプリケーションなどのためのコード)を保存することができる。
これらのソフトウェア構成要素は、メモリ(312、332)とは別のコンピューティングで可読記録媒体からロードすることができる。このような別個のコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、そのようなユーザ端末(210)および情報処理システム(230)に直接接続可能な記録媒体を含むことができ、例えば、フロッピードライブ、ディスク、テープ、DVD/CD-ROMドライブ、メモリーカードなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含むことができる。別の例として、ソフトウェア構成要素はコンピュータで読み取り可能な記録媒体ではなく通信モジュールを介してメモリ(312、332)にロード可能である。例えば、少なくとも1つのプログラムは開発者またはアプリケーションのインストールファイルを配布するファイル配布システムがネットワーク(220)を介して提供するファイルによってインストールされるコンピュータプログラム(例:インターネット電話アプリケーション、電話アプリケーションなど)に基づき、メモリ(312、332)にロードすることができる。
プロセッサ(314、334)は基本的な算術、ロジック及び入出力演算を行うことにより、コンピュータプログラムのコマンドを処理するように構成することができる。コマンドはメモリ(312、332)または通信モジュール(316、336)によってプロセッサ(314、334)に提供することができる。例えば、プロセッサ(314、334)は、メモリ(312、332)などの記録装置に保存されたプログラムコードに従って受信されたコマンドを実行するように構成することができる。
通信モジュール(316、336)は、ネットワーク(220)を介してユーザ端末(210)と情報処理システム(230)が互いに通信するための構成または機能を提供することができ、ユーザ端末(210)および/または情報処理システム(230)が他のユーザ端末または他システム(例として別のクラウドシステムなど)と通信するための構成または機能を提供できる。一例として、ユーザ端末(210)のプロセッサ(314)はメモリ(312)のような記録装置に保存されたプログラムコードに従って生成された要請またはデータ(例えば、電話発信要請、インターネット電話アプリケーションによるインターネット電話信号、電話アプリケーションを介した一般的な電話信号など)は、通信モジュール(316)の制御に従ってネットワーク(220)を介して情報処理システム(230)に渡すことができる。逆に、情報処理システム(230)のプロセッサ(334)の制御に従って提供される制御信号または命令が通信モジュール(336)とネットワーク(220)を介してユーザ端末(210)の通信モジュール(316)を介してユーザ端末(210)に受信されることができる。例えば、ユーザ端末(210)は情報処理システム(230)から通信モジュール(316)を介して内部通信装置と通話可能なチャネルなどを受信できる。
入出力インタフェース(318)は、入出力装置(320)とのインタフェースのための手段ともなれる。一例として、入力装置はオーディオセンサーおよび/またはイメージセンサー付のカメラ、キーボード、マイク、マウスなどのデバイスを、そして出力デバイスはディスプレイ、スピーカー、ハプティックフィードバックデバイス(haptic feedback device)などのデバイス含めることができる。別の例では、入出力インタフェース(318)は、タッチスクリーンなどのように入力と出力を実行するための構成または機能が1つに統合されたデバイスとのインタフェースのための手段でともなれる。例えば、ユーザ端末(210)のプロセッサ(314)がメモリ(312)にロードされたコンピュータプログラムの命令を処理する際に情報処理システム(230)または他のユーザ端末によって提供される情報および/またはデータを使用して構成されるサービス画面などが入出力インタフェース(318)を介してディスプレイに表示することができる。
図3では、入出力装置(320)がユーザ端末(210)に含まれてないように図示されているが、これに限定されず、ユーザ端末(210)と1つの装置で構成すことができる。また、情報処理システム(230)の入出力インタフェース(338)は、情報システム(230)に接続されているか、または情報処理システム(230)が含むことができる入力または出力のための装置(未図示)とのインタフェースのための手段とすることができる。図3では、入出力インタフェース(318、338)がプロセッサ(314、334)とは別に構成された要素として図示されたが、これに限定されず、入出力インタフェース(318、338)がプロセッサ(314、334)に含まれるように構成することができる。
ユーザ端末(210)及び情報処理システム(230)は、図3の構成要素よりもっと多くの構成要素を含めることができる。しかし、ほとんどの従来技術の構成要素を明確に図示する必要性はない。一実施例によれば、ユーザ端末(210)は上述の入出力装置(320)の少なくとも一部を含むように実装することができる。さらに、ユーザ端末(210)は、トランシーバ(transceiver)、GPS(Global Positioning system)モジュール、カメラ、各種センサー、データベースなどの他の構成要素をさらに含むことができる。例えば、ユーザ端末(210)がスマートフォンの場合、一般的なスマートフォンに含まれる構成要素を含むことができ、例えば、加速度センサー、ジャイロセンター、カメラモジュール、各種物理的なボタン、タッチパネルを使用したボタン、入出力ポート、振動の為に動くバイブレータなどの様々な構成要素がユーザ端末(210)にさらに含まれるようにすることができる。
一実施例によれば、ユーザ端末(210)のプロセッサ(314)はインターネット電話サービスを提供するインターネット電話アプリケーションまたは電話アプリケーションが動作するように構成することができる。このとき、そのアプリケーションに関連するプログラムコードがユーザ端末(210)のメモリ(312)にロードすることができる。アプリケーションが動作している間に、ユーザ端末(210)のプロセッサ(314)は、入出力装置(320)から提供された情報および/またはデータを入出力インタフェース(318)を介して受信するか、または通信モジュール(316)を介して情報処理システム(230)から情報および/またはデータを受信することができ、受信された情報および/またはデータを処理してメモリ(312)に格納することができる。さらに、このような情報および/またはデータは、通信モジュール(316)を介して情報処理システム(230)に提供することができる。
アプリケーションが動作している間、プロセッサ(314)は入出力インタフェース(318)に接続されたタッチスクリーン、キーボード、オーディオセンサー、および/またはイメージセンサーを含むカメラ、マイクなどの入力デバイスを介して入力または選択されたテキスト、イメージ、画像などを受信することができ、受信したテキスト、イメージおよび/または画像などをメモリ(312)に格納するか、または通信モジュール(316)およびネットワーク(220)を介して情報処理システム(230)に提供することができる。一実施例によれば、プロセッサ(314)は入力装置を介して、他のユーザ端末の電話番号を含むインターネット電話信号、一般電話信号などをネットワーク(220)および通信モジュール(316)を介して情報処理システム(230)に提供することができる。
情報処理システム(230)のプロセッサ(334)は、複数のユーザ端末及び/または、複数の外部システムから受信した情報および/またはデータを管理、処理、および/または保存するように構成することができる。一実施例によれば、プロセッサ(334)はユーザ端末(210)の電話番号を発信番号とし、情報処理システム(230)の代表番号を受信番号とする第1呼を受信することができる。例えば、プロセッサ(334)はユーザ端末(210)に関連する外部通信会社のシステムから着信転換された第1の呼を受信することができる。その後、プロセッサ(334)は、受信された第1の呼に基づいて着信転換で接続された他のユーザ端末の電話番号を抽出することができる。プロセッサ(334)は複数の仮想番号の中に抽出された他のユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在するかどうかを判定し、他のユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在すると判定された場合、着信転換を用いて、ユーザ端末(210)の電話番号と仮想番号を接続する第2呼を生成することができる。この場合、生成された第2呼は仮想番号に関連付けられている内部通信装置に送信することができる。
一実施例によれば、プロセッサ(334)は少なくとも1つの外部通信事業者のシステムおよび仮想番号が割り当てられた少なくとも1つの内部通信装置と接続することができる。すなわち、プロセッサ(334)は、第1呼に含まれる他のユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在する場合、ユーザ端末(210)と対応する仮想番号が割り当てられた内部通信装置間で通信可能な第2呼を生成することができる。
一実施例によれば、プロセッサ(334)は他のユーザ端末の電話番号を内部通信装置の仮想番号に関連付けて保存することができる。たとえば、プロセッサ(334)は、特定の内部通信装置に特定の仮想番号を割り当てた後、対応する内部通信装置を使用しているユーザの電話番号とその仮想番号を関連付けて、データベースに保存できる。その後、プロセッサ(334)は、複数の仮想番号のなかでの他のユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在するかどうかを判断する場合、該当データベースを検索して、他のユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在するかどうかを判断できる。
一実施例によれば、プロセッサ(334)は、第2呼を仮想番号に関連付けられた内部通信装置に転送する場合、ユーザ端末(210)、内部通信装置などで、予め所定の音声情報、映像情報などを伝送することができる。ここでは、所定の音声情報、映像情報などは企業の広告音声/映像、商品またはイベントなどの広報音声/映像、有名人の撮影音声/映像などを含むことができ、これに限定されない。
図4は、本開示の一実施例による仮想番号とユーザ端末の電話番号が関連付けられて格納された例示的なデータベース(400)を示す図である。一実施例によれば、データベース(400)は、内部通信装置に割り当てられた仮想番号及び各々の仮想番号に対応するユーザ端末の電話番号を含むことができる。データベース(400)は、代表番号(410)、仮想番号(420)、ユーザ端末の電話番号(430)などが互いに関連付けられて格納される任意のデータ構造として構築することができる。
例えば、代表番号(410)は外部の通信網又は外部の通信システムに関連付けることができ、また、内部の各々の仮想番号(420)と一致または関連して保存することができる。例えば、代表番号(410)に対応する070-xxx-xxxxは、仮想番号(420)に対応する070-111-1111、070-222-2222、070-333-3333などとそれぞれマッチングまたは関連して保存することができる。また、仮想番号(420)は、仮想的に割り当てられた任意のものであることを指していて、特定事業所内部で独立して構築された内部通信網で使用するための番号である。そのような仮想番号(420)は任意に割り当てられた仮想の電話番号かまたは、所定の実際の電話番号であることもある。たとえば、仮想番号(420)は、インターネット電話サービスに関連する実際の電話番号または仮想電話番号にもなれる。このような構成により、仮想番号(420)を仮想の電話番号に構成する場合、実際の電話番号のリソースを節約できるため、複数の内部通信装置が接続できるよう内部通信網を構築することができる。
仮想番号(420)は、ユーザ端末の実際の電話番号(430)とマッチングかまたは、関連付けて保存され得る。たとえば、仮想番号070-111-1111は電話番号010-1111-1111に関連付けて保存され、仮想番号070-222-2222は電話番号010-2222-2222に関連付けられて保存され、仮想番号070-333-3333は電話番号010-3333-3333に関連付けて保存され得る。一方、代表番号(410)と各々のユーザ端末の電話番号(430)は着信転換サービスに接続できる。例えば、ユーザ端末の電話番号(430)で任意の発信者が呼を送信する場合、代表番号(410)を有するシステムに着信転換された呼を受信することができる。
図4では、データベース(400)上に一つの代表番号(410)が仮想番号(420)と関連して格納されているように図示されているが、これに限定されない。例えば外部通信網または外部通信会社のシステムと通信可能な2つ以上の代表番号存在することができ、各代表番号は複数の仮想番号に関連付けて格納することができる。このようなデータベース(400)を使用して、情報処理システムはユーザに直接ARSなどを通じて内線番号を入力を受けることなく、ユーザが意図する相手の内部通信装置と呼を接続することができる。
図5は、本開示の一実施例により第1ユーザ端末(510)、通信会社システム(520)、情報処理システム(530)、内部通信装置(540)間で、着信転換を用いて呼が直接接続される例を示す図である。一実施例によれば、第1ユーザ端末(510)は、発信者の端末であり、電話の送受信が可能な任意の装置を指すことができる。また、通信会社のシステム(520)は、第1ユーザ端末(510)と関連付けられた通信事業者の通信ネットワーク、システムなどを含むことができる。追加的または代替的に、通信会社のシステム(520)は、端末および/または装置と他の端末および/または装置との通信を接続できる任意のシステム(たとえば、インターネット電話サービスを提供するシステムなど)を含むことができる。情報処理システム(530)は着信転換を行い、内部通信ネットワークと外部通信ネットワークとを接続することができる任意の交換システムなどを含むことができる。また、内部通信装置(540)は情報処理システム(530)によって管理され、内部通信ネットワークを用いて他の内部通信装置と通信したり、情報処理システム(530)を経由し、外部通信ネットワークの特定のユーザ端末、装置などと通信することができる。
一実施例によれば、第1ユーザ端末(510)は通信会社のシステム(520)に電話信号(512)を送信することができる。電話信号(512)は第1ユーザ端末(510)の電話番号を発信番号として含み、第2ユーザ端末の電話番号を受信番号として含めることができる。電話信号(512)を受信した通信事業者のシステム(520)は第2ユーザ端末の電話番号を情報処理システム(530)に関連付けられた代表番号に着信転換し、第1呼を生成することができる(522)。したがって、第1呼は第1ユーザ端末(510)の電話番号を発信番号として含み、情報処理システム(530)の代表番号を受信番号として含むことができる。
着信転換された第1呼(524)は、情報処理システム(530)に送信されることができる。第1呼(524)を受信した情報処理システム(530)は、第1呼から着信転換される以前の受信番号である第2ユーザ端末の電話番号を抽出することができる。それから、情報処理システム(530)は、抽出された第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号(例えば、内部通信網の内線番号など)が存在するか否かを判定することができる。仮想番号が存在する場合、情報処理システム(530)は第1ユーザ端末(510)の電話番号を発信番号として含み、対応する仮想番号が割り当てられた内部通信装置(540)の電話番号を受信番号として含む第2呼を生成することができる(532)。
着信転換された第2呼(534)は、当該仮想番号が割り当てられた内部通信装置(540)に送信することができる。これにより、内部通信装置(540)は第2呼を受信することができる(542)。それから、内部通信装置(540)のユーザが第2呼を受け入れる場合、第1ユーザ端末(510)と内部通信装置(540)との間で通信できる呼が接続することができる(550)。このような構成により、第1ユーザ端末(510)のユーザは、ARS等を用いて内部通信装置(540)の内線番号又は仮想番号等を直接入力しなくても、第2ユーザ端末の相手と簡単に通話を行うことができる。
図6は、本開示の一実施例による通話待機中のユーザインタフェース(610)の一例を示す図である。一実施例によれば、ユーザインタフェース(610)は、電話信号を送信した後、着信側と呼が接続される前に発信側のユーザ端末上に表示することができる。追加的または代替的に、ユーザインタフェース(610)は、電話信号を受信する内部通信装置または受信者側のユーザ端末上に表示することもできる。このようなユーザインタフェース(610)は、画像が表示される領域(612)を含むことができる。例えば、領域(612)には、企業の広告映像、商品またはイベントなどの広報映像、有名人の撮影映像などを含むことができ、これに限定されない。
一実施例によれば、内部通信装置に着信転換を行う情報処理システムは、呼を仮想番号に関連付けられた内部通信装置に送信する場合、発信者側のユーザ端末、内部通信装置などで、所定の音声情報、映像情報などを転送できる。ここで、情報処理システムは、音声情報と映像情報をユーザ端末、内部通信装置などに送信したり、音声情報または映像情報のいずれかをユーザ端末、内部通信装置などに送信することもできる。情報処理システムにより送信された音声情報、映像情報などは、ユーザ端末、内部通信装置などのスピーカセンサを介して送出することも、ディスプレイ上に表示することもできる。例えば、情報処理システムがビデオ情報をユーザ端末に送信する場合、そのビデオ情報を含むユーザインタフェース(610)をユーザ端末のディスプレイ上に表示することができる。
図6では、領域(612)がユーザインタフェース(610)の中央に配置されるよう図示されているが、これに限定されない。例えば、領域(612)はユーザインタフェース(610)上の任意の領域に配置したり、ユーザインタフェース(610)の全体含むように配置することができる。このような構成により、着信転換を行って仮想番号を連結するための情報処理システムは、呼を送信したユーザ端末のユーザおよび呼を受信するユーザ端末/内部通信装置のユーザに広告、広報映像などを効果的なに提供することができる。
図7は、本開示の一実施例による二重着信転換基盤の仮想番号接続方法(700)の一例を示すフローチャートである。一実施例によれば、二重着信転換基盤の仮想番号連結方法(700)は、情報処理システム(例えば、情報処理システムの少なくとも1つのプロセッサ)によって実行することができる。二重着信転換基盤の仮想番号接続方法(700)は、プロセッサが第1ユーザ端末の電話番号を発信番号とし、代表番号を受信番号とする第1呼を受信することによって開始することができる(S710)。例えば、プロセッサは、第2ユーザ端末の電話番号が代表番号に着信転換された第1呼を受信することができる。
一実施例によれば、プロセッサは、受信された第1呼に基づいて、着信転換で接続された第2ユーザ端末の電話番号を抽出することができる(S720)。つまり、第1呼は、第1ユーザ端末上に最初に入力された第2ユーザ端末の電話番号を含むことができる。したがって、プロセッサは、第1呼から着信転換が行われる前の受信番号に該当する第2ユーザ端末の電話番号を抽出することができる。
それから、プロセッサは、複数の仮想番号のうち抽出された第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号があるかどうかを判断することができる(S730)。第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在すると判定された場合、プロセッサは着信転換を使用して、第1ユーザ端末の電話番号と仮想番号を接続する第2呼を生成することができる(S740)。さらに、プロセッサはこのように生成された第2呼を仮想番号に関連付けられた内部通信装置に送信することができる(S750)。第2呼を受信した内部通信装置に関連付けられたユーザが呼を受信した場合、第1ユーザ端末と第2ユーザ端末と対応する内部通信装置との間で通信可能な呼を接続することができる。
図8は、本開示の一実施例による仮想番号の有無を判定する方法である(800)の例を示すフローチャートである。一実施例によれば、仮想番号が存在するかどうかの判定方法(800)は、情報処理システム(例えば、情報処理システムの少なくとも1つのプロセッサ)によって実行することができる。仮想番号の有無を判定する方法(800)は、着信転換された呼から抽出されたユーザ端末の電話番号に対応する仮想番号が存在するか否かを判定することにより開始することができる(S810)。この場合、着信転換された呼を受信し、着信転換された呼からユーザ端末の電話番号を抽出する方法は、上記と同じ方法を使用することができる。
ユーザ端末の電話番号に対応する仮想番号が存在すると判定された場合、プロセッサは、着信転換を使用して、第1ユーザ端末の電話番号と仮想番号を接続する第2呼を生成することができる(S820)。この場合、上記と同様に、プロセッサは生成された第2呼を仮想番号に関連する内部通信装置に送信することができる(S830)。
一方、ユーザ端末の電話番号に対応する仮想番号が存在しないと判定された場合、プロセッサは電話信号を拒否することができる(S840)。たとえば、ユーザが予め作成されたデータベースで該当仮想番号が検索されない場合、プロセッサは、ユーザ端末の電話番号に対応する仮想番号が存在しないと判定できる。このように、プロセッサが電話信号を拒否する場合、仮想番号有無判定方法(800)の手順を終了することができる。
上記二重着信転換基盤の仮想番号接続方法はコンピュータで実行するためにコンピュータ可読記録媒体に保存されたコンピュータプログラムとして提供できる。媒体は、コンピュータで実行可能なプログラムを保存し続け、実行、またはダウンロードのために一時保存することもできる。さらに、媒体は単一または複数のハードウェアが結合した形態の様々な記録手段または記憶手段となれるが、あるコンピューターシステムに直接接続される媒体に限らず、ネットワーク上に分散存在するものともなれる。媒体の例としては、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気テープなどの磁気媒体、CD-ROM、DVDなどの光記録媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)の磁気光学媒体(magneto-optical medium)、ROM、RAM、フラッシュメモリなどを含み、プログラムコマンドが格納されるように構成されたものである。さらに、他のメディアの例として、アプリケーションを流通するアプリストアやその他様々なソフトウェアを供給若しくは流通するサイト、サーバ等で管理する記録媒体若しくは保存媒体も挙げられる。
本開示の方法、動作、または技術は、様々な手段によって実装できる。例えば、これらの技術はハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせで実装できる。本願の開示と関連して説明された様々な例示的論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組み合わせで実装することができることを通常のエンジニアは理解できるはずである。ハードウェアとソフトウェアのこのような相互代替を明確に説明するために、多くの例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップはそれらの機能的観点から、一般的に上記で説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか又はソフトウェアとして実装されているかは、特定のアプリケーションとシステム全体に課された設計要件によって異なることとなる。通常の技術者はそれぞれの特定のアプリケーションの為様々な方法で説明した機能を実装することもできるが、そのような実装は本開示の範囲から離れて解釈されるべきではない。
ハードウェア実装において、技法を実行するために利用されるプロセッシングユニットは、1つ以上のASIC、DSP、デジタル信号プロセッシングデバイス(digital signal processing devices; DSPD)、プログラマブル論理デバイス(programmable logic devices; PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate arrays; FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本開示に説明された機能を実行するように設計された他の電子ユニット、コンピュータ、またはそれらの組み合わせでの実装も可能である。
したがって、本開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA、または他のプログラマブル論理デバイス、離散ゲートまたはトランジスタロジック、離散ハードウェアコンポーネント、または本願に説明されている機能を実行するように設計されたものの任意の組み合わせで実装または実行されることができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサともなれるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンともなれる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の構成の組み合わせとして実施することができる。
ファームウェアおよび/またはソフトウェアの実装において、技術はランダムアクセスメモリ(random access memory; RAM)、読み取り専用メモリ(read-only memory; ROM)、不揮発性 RAM (non-volatile random access memory; NVRAM), PROM (programmable read-only memory)、EPROM(erasable programmable read-only memory)、EEPROM(electrically erasable PROM)、フラッシュメモリ、コンパクトディスク(compact disc; CD)、磁気または光学データストレージデバイスなどのコンピュータ可読媒体に保存された命令として実装することもできる。命令は1つ以上のプロセッサによって実行可能ともなり、(複数の)プロセッサが本開示で説明した機能の特定の実施形態を実施させることができる。
上記の実施例は、1つ以上のスタンドアロンコンピュータシステムに現在、開示された主題の態様を活用することと記載されているが、本開示はこれに限定されず、ネットワークまたは分散コンピューティング環境などの任意のコンピューティング環境と関連して実施することができる。 さらに、本開示における主題の態様は、複数のプロセッシングチップまたは装置に実装されることもでき、ストレージは複数の装置にわたって同様に影響を受ける可能性もある。 そのような装置は、PC、ネットワークサーバ、およびポータブル装置を含み得る。
本明細書では、本開示はいくつかの実施例に関連して説明されたが、本開示の発明が属する技術分野の通常の技術者が理解することができる本開示の範囲から逸脱しない範囲で様々な変形および変更を行うことができる。さらに、そのような変形および変更は、本明細書に添付された特許請求の範囲内にあるものと考えなければならない。
110:ユーザ端末
120、130:システム
140、150、160:内部通信装置
142、152、162:ユーザ端末
120、130:システム
140、150、160:内部通信装置
142、152、162:ユーザ端末
Claims (10)
- 少なくとも1つのプロセッサによって実行される、二重着信転換基盤の仮想番号接続方法において、
第1ユーザ端末の電話番号を発信番号とし、代表番号を受信番号とする第1呼(Call)を受信する段階;
上記受信された第1呼に基づいて、着信転換で接続された第2ユーザ端末の電話番号を抽出する段階;
複数の仮想番号のうち、上記抽出された第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在するかどうかを判断する段階;
上記第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在すると判断された場合、着信転換を使用して、第1ユーザ端末の電話番号は上記仮想番号を接続する第2呼を生成する段階;及び
生成された第2呼を上記仮想番号に関連する内部通信装置に送信する段階
を含む、二重着信転換基盤の仮想番号接続方法。 - 請求項1において、
上記代表番号に関連付けられたシステムは、少なくとも1つの外部通信会社のシステム及び仮想番号が割り当てられた少なくとも1つの内部通信装置に接続される、二重着信転換基盤の仮想番号接続方法。 - 請求項1において、
上記第1呼は、上記第2ユーザ端末の電話番号を上記代表番号に着信転換によって生成される、二重着信転換基盤の仮想番号接続方法。 - 請求項1において、
上記第2ユーザ端末の電話番号を上記内部通信装置の仮想番号に関連付けして保存する段階
をさらに含む、二重着信転換基盤の仮想番号接続方法。 - 請求項1において、
上記第2呼を仮想番号に関連付けられた内部通信装置に送信する場合、上記第1ユーザ端末または上記内部通信装置のうちの少なくとも1つで、所定の音声情報または映像情報のうち少なくとも1つの情報を送信する段階
をさらに含む、二重着信転換基盤の仮想番号接続方法。 - 請求項1において、
上記内部通信装置は第2ユーザ端末を含み、
上記生成された第2呼を仮想番号に関連する内部通信装置に送信する段階、
上記第2呼を、上記第2ユーザ端末にインストールされたインターネット電話アプリケーションを介し、上記第2ユーザ端末に送信する段階
を含む、二重着信転換基盤の仮想番号接続方法。 - 請求項6において、
上記第2呼をインターネット電話アプリケーションを介して第2ユーザ端末に転送する場合、上記第2ユーザ端末で所定の音声情報または映像情報のうち少なくとも1つの情報を送信する段階
をさらに含む、二重着信転換基盤の仮想番号接続方法。 - 請求項1において、
上記仮想番号は、上記第2ユーザ端末に対応するように予め定められた実際の電話番号または仮想電話番号のうちの少なくとも1つの電話番号を含む、二重着信転換基盤の仮想番号接続方法。 - 請求項1~8のいずれか一項に記載の二重着信転換基盤の仮想番号接続方法をコンピュータで実行するためにコンピュータ可読記録媒体に格納されたコンピュータプログラム。
- 情報処理システムとして、
第1ユーザ端末の電話番号を発信番号とし、代表番号を受信番号とする第1呼を受信するように構成された通信モジュール;
メモリ;及び
上記メモリに接続され、上記メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つのプログラムを実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、
上記少なくとも1つのプロセッサは、
上記受信した第1呼に基づいて、着信転換に接続された第2ユーザ端末の電話番号を抽出し、
複数の仮想番号のうち、上記抽出された第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在するかどうかを判断し、
上記第2ユーザ端末の電話番号に関連付けられた仮想番号が存在すると判断された場合、着信転換を使用して、上記第1ユーザ端末の電話番号と上記仮想番号を接続する第2呼を生成し、
上記生成された第2呼を仮想番号に関連する内部通信装置に送信する為の命令を含む、情報処理システム。
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