JP2022043164A - データ伝送の方法、ユーザ装置及びネットワークデバイス - Google Patents
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Abstract
【課題】より良いアップリンクカバレッジ範囲とアップリンク伝送品質を得るデータ伝送方法、ユーザ装置及びネットワークデバイスを提供する。【解決手段】ユーザ装置UEは、第1ビームで第1アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信する。UEは、ネットワークデバイスが送信した少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示するための第1指示メッセージを受信し、少なくとも1つのビームの中の第2ビームで第2アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信する。第2アップリンク伝送波形は、第1指示メッセージに指示された第2ビームの対応するアップリンク伝送波形である。【選択図】図1
Description
本発明の実施例は通信分野に関し、且つより具体的には、データ伝送の方法、ユーザ装置及びネットワークデバイスに関する。
通信技術の適用周波数帯域が増加し続けていることに伴って、ネットワークカバレッジ範囲に対するチャレンジがますます大きくなる。ビームフォーミングはアンテナアレイに基づく信号前処理技術であり、ビームフォーミングはアンテナアレイにおける各アレイ素子の重み係数を調整することによって方向性を有するビームが発生し、これにより明らかなアレイゲインを得ることができる。現在、ビームフォーミング技術は1つのキーテクノロジーとしてネットワークカバレッジ能力を改善する。
高い周波数帯において、基地局とユーザ装置(User Equipment、UE)との間のビーム(Beam)/ビームフォーミング信号(Beamformed Signal)は障害物によって遮断されるか又はUE移動等の要素によって通信リンクが遮断(Block)されやすい。上記問題に対して、複数のビーム/ビームフォーミング信号に基づいて測定するか又は伝送する手段が提出され、現在作動しているビーム/ビームフォーミング信号は遮断された時、UEはスタンバイのビーム/ビームフォーミング信号で基地局に通信することができる。
しかし、異なるビーム/ビームフォーミング信号は異なる送信受信ノード(Transmit and Receive Point、TRP)から由来する可能性があり、UEと異なるTRPとの間の距離が異なる可能性があり、且つ異なるビーム/ビームフォーミング信号の対応する伝送チャネルでの信号フェージングも異なる等の要素によって、UEがこれらの異なるビーム/ビームフォーミング信号の対応する伝送経路での信号エネルギー消耗も異なる可能性があることを引き起こす。このため、UEが異なるビームでデータを送信する時、異なるアップリンク伝送波形(Waveform)を使用する可能性があり、例えば、UEは1つのビームで離散フーリエ変換スペクトラム拡散の直交周波数分割多重アクセス(Discrete Fourier Transform-Spread-Orthogonal Frequency Division Multiplexing、DFT-S-OFDM)技術によって確定されたアップリンク伝送波形を使用する必要があり、UEは他のビームでサイクリックプレフィックス-直交周波数分割多重アクセス(Cyclic Prefix-Orthogonal Frequency Division Multiplexing、CP-OFDM)によって確定されたアップリンク伝送波形を使用する必要がある。現在の技術において、まだ上記状況に対する解決手段を提出ていしない。
本発明の実施例はデータ伝送の方法、ユーザ装置及びネットワークデバイスを提供して、ユーザ装置は比較的適当なアップリンク伝送波形によって異なるビームでデータを伝送して、これにより良いアップリンクカバレッジ範囲とアップリンク伝送品質を得ることができる。
第1態様において、データ伝送の方法を提供して、前記方法は、ユーザ装置UEは第1ビームで第1アップリンク伝送波形を採用してネットワークデバイスへデータを送信すること、前記UEは前記ネットワークデバイスが送信した少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示するための第1指示メッセージを受信すること、及び前記UEは前記少なくとも1つのビームの中の第2ビームで第2アップリンク伝送波形を使用して前記ネットワークデバイスへデータを送信し、前記第2アップリンク伝送波形が前記第1指示メッセージに指示された前記第2ビームの対応するアップリンク伝送波形であることを含む。
第1態様を組み合わせ、第1態様の幾つかの実現方式において、前記少なくとも1つのビームは2つ又は2つ以上のビームを含み、前記少なくとも1つのビームの中の異なるビームの対応するアップリンク伝送波形は完全に同じではない。
第1態様を組み合わせ、第1態様の幾つかの実現方式において、前記第2ビームの対応するアップリンク伝送波形は、前記ネットワークデバイスが前記第2ビームの対応する伝送チャネルのチャネル品質情報又は前記UEがセルでの位置情報によって確定される。
選択可能に、幾つかの実現方式において、前記少なくとも1つのビームは2つ又は2つ以上のビームを含み、前記少なくとも1つのビームの中の異なるビームの対応するアップリンク伝送波形は同じである。
第1態様を組み合わせ、第1態様の幾つかの実現方式において、前記少なくとも1つのビームは前記第1ビームを含まなく、前記UEは前記少なくとも1つのビームの中の第2ビームで第2アップリンク伝送波形を使用して前記ネットワークデバイスへデータを送信することは、前記第1ビームが遮断された場合には、前記UEは前記第2ビームで前記第2アップリンク伝送波形を使用して前記ネットワークデバイスへデータを送信することを含む。
第1態様を組み合わせ、第1態様の幾つかの実現方式において、前記第1指示メッセージは更に前記少なくとも1つのビームが前記UEのスタンバイビームであることを指示することに用いられる。
第1態様を組み合わせ、第1態様の幾つかの実現方式において、前記方法は、前記UEは前記ネットワークデバイスが送信した第2指示メッセージを受信し、前記第2指示メッセージは前記少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示することに用いられ、前記第2指示メッセージに指示された前記少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形は、前記第1指示メッセージに指示された前記少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形と異なること、及び前記UEが前記少なくとも1つのビームの中の第3ビームで第3アップリンク伝送波形を使用して前記ネットワークデバイスへデータを送信し、前記第3アップリンク伝送波形が前記第2指示メッセージに指示された前記第3ビームの対応するアップリンク伝送波形であること、を含む。
選択可能に、幾つかの実現方式において、前記第2指示メッセージは前記ネットワークデバイスが前記UEの位置の変化する時送信されたものである。
第1態様を組み合わせ、第1態様の幾つかの実現方式において、前記第1指示メッセージは高レベルシグナリング又はダウンリンク制御情報DCIである。
第1態様を組み合わせ、第1態様の幾つかの実現方式において、前記アップリンク伝送波形は離散フーリエ変換スペクトラム拡散の直交周波数分割多重アクセスDFT-S-OFDM技術で変調された波形又はサイクリックプレフィックス-直交周波数分割多重アクセスCP-OFDM技術で変調された波形を含む。
第2態様において、データ伝送の方法を提供し、前記方法は、ネットワークデバイスはユーザ装置UEが第1ビームで第1アップリンク伝送波形を利用して送信されたデータを受信すること、前記ネットワークデバイスは少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を確定すること、及び前記ネットワークデバイスが前記UEへ第1指示メッセージを送信し、前記第1指示メッセージは前記少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示することに用いられることを含む。
第2態様を組み合わせて、第2態様の幾つかの実現方式において、前記少なくとも1つのビームは2つ又は2つ以上のビームを含み、前記少なくとも1つのビームの中の異なるビームの対応するアップリンク伝送波形は完全に同じではない。
選択可能に、幾つかの実現方式において、前記少なくとも1つのビームは2つ又は2つ以上のビームを含み、前記少なくとも1つのビームの中の異なるビームの対応するアップリンク伝送波形は同じである。
第2態様を組み合わせて、第2態様の幾つかの実現方式において、前記ネットワークデバイスは少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を確定することは、前記ネットワークデバイスが前記各ビームの対応する伝送チャネルのチャネル品質情報と、前記UEがセルでの位置情報のうちの少なくとも1種の情報によって、前記少なくとも1つのビームの中の各ビームのアップリンク伝送波形を確定することを含む。
第2態様を組み合わせて、第2態様の幾つかの実現方式において、前記少なくとも1つのビームは前記第1ビームを含まなく、前記第1指示メッセージは更に前記UEが前記少なくとも1つのビームをスタンバイビームとするように指示することに用いられる。
選択可能に、幾つかの実現方式において、前記第1指示メッセージは前記少なくとも1つのビームを前記UEのアクティブビームとすることを指示することに用いられても良い。具体的には、アクティブビームとはUEが現在時刻で前記ネットワークデバイスに通信するビームである。
第2態様を組み合わせて、第2態様の幾つかの実現方式において、前記方法は、前記ネットワークデバイスが前記少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を再び確定し、前記再び確定された前記少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形が前回確定された前記少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形と異なること、及び前記ネットワークデバイスが前記UEへ第2指示メッセージを送信し、前記第2指示メッセージが前記再び確定された前記少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示することに用いられることを更に含む。
選択可能に、一つの実現方式として、前記ネットワークデバイスが前記少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を再び確定することは、
前記UEの位置に変化が発生する時、前記ネットワークデバイスが前記少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を再び確定することを含む。選択可能に、ネットワークデバイスは前記各ビームの対応する受送信ノードTRPと前記UEとの間の距離、前記各ビームの対応する伝送チャネルの信号フェージング、前記UEがセルでの位置のうちの少なくとも1種の情報によって、前記少なくとも1つのビームの中の各ビームのアップリンク伝送波形を再び確定する。
前記UEの位置に変化が発生する時、前記ネットワークデバイスが前記少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を再び確定することを含む。選択可能に、ネットワークデバイスは前記各ビームの対応する受送信ノードTRPと前記UEとの間の距離、前記各ビームの対応する伝送チャネルの信号フェージング、前記UEがセルでの位置のうちの少なくとも1種の情報によって、前記少なくとも1つのビームの中の各ビームのアップリンク伝送波形を再び確定する。
第2態様を組み合わせて、第2態様の幾つかの実現方式において、前記第1指示メッセージは高レベルシグナリング又はダウンリンク制御情報DCIである。
選択可能に、ある実現方式において、前記第1指示メッセージが高レベルシグナリングであり、前記第2指示メッセージがDCIである。
第2態様を組み合わせて、第2態様の幾つかの実現方式において、前記アップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術で変調された波形又はCP-OFDM技術で変調された波形を含む。
選択可能に、上記幾つかの実現方式において、前記DFT-S-OFDM技術はシングルキャリア周波数分割多重アクセス(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access、SC-FDMA)技術であってもよい。
選択可能に、上記幾つかの実現方式において、前記高レベルシグナリングは例えば無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリングである。
選択可能に、上記各実現形態において、前記ビームはビームフォーミング信号(Beamformed Signal)とも呼ばれてもよい。
第3態様において、ユーザ装置を提供し、該ユーザ装置は第1態様又は第1態様の任意1種の可能な実現方式の中の方法を実行することに用いられる。具体的には、該ユーザ装置は第1態様又は第1態様の任意1種の可能な実現方式の中の方法を実行するためのモジュールを含んでもよい。
第四態様において、ネットワークデバイスを提供して、該ネットワークデバイスは第2態様又は第2態様の任意1種の可能な実現方式の中の方法を実行することに用いられる。具体的には、該ネットワークデバイスは第2態様又は第2態様の任意1種の可能な実現方式の中の方法を実行するためのモジュールを含んでもよい。
第5態様において、ユーザ装置を提供し、該ユーザ装置はメモリとプロセッサーを含み、該メモリは命令を記憶することに用いられ、該プロセッサーは該メモリに記憶される命令を実行することに用いられ、且つ該メモリに記憶される命令に対する実行によって該プロセッサーは第1態様又は第1態様の任意1種の可能な実現方式の中の方法を実行する。
第6態様において、ネットワークデバイスを提供し、該ネットワークデバイスはメモリとプロセッサーを含み、該メモリは命令を記憶することに用いられ、該プロセッサーは該メモリに記憶される命令を実行することに用いられ、且つ該メモリに記憶される命令に対する実行によって該プロセッサーは第2態様又は第2態様の任意1種の可能な実現方式の中の方法を実行する。
第7態様において、コンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該コンピュータプログラムは第1態様又は第1態様の任意の可能な実現方式の中の方法を実行するための命令を含む。
第8態様において、コンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該コンピュータプログラムは第2態様又は第2態様の任意1種の可能な実現方式の中の方法を実行するための命令を含む。
このため、本発明の実施例において、ネットワークデバイスによってユーザ装置へ指示メッセージを送信することによって、異なるビームで対応するアップリンク伝送波形を使用してデータを送信することをユーザ装置に告知し、これによりユーザ装置は比較的適当なアップリンク伝送波形によって異なるビームでデータを伝送することができ、これによって良いアップリンクカバレッジ範囲とアップリンク伝送品質を得ることができ、アップリンク伝送の性能を向上させる。
本発明の実施例の技術的解決手段をより明確的に説明するために、以下、本発明の実施例に使用する必要がある図面を簡単に説明し、明らかに、以下で説明する図面はただ本発明のある実施例だけであり、当業者にとって、創造的な労力を払わない前提で、更にこれらの図面に基づいてその他の図面を取得することができる。
以下、本発明の実施例における図面を参照して、本発明の実施例における技術的解決手段を明確且つ完全に説明し、明らかに、説明された実施例は全部の実施例ではなく、本発明の一部の実施例だけである。本発明における実施例に基づいて、当業者にとって、創造的な労働を行わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本発明が保護する範囲に属する。
本発明の実施例の技術的手段は各種の通信システム、例えば、グローバルモバイル通信(Global System of Mobile communication、GSM)システム、コード分割多重アクセス(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域コード分割多重アクセス(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、長期的な進化(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)、ユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)、マイクロ波利用アクセスに関する世界的な相互運用(Worldwide Interoperability for Microwave Access、WiMAX)通信システム、将来の5Gシステム又は新ラジオ技術(New Radio Technology、NR)システム等に利用されることができる。
本発明の実施例の技術的手段にはユーザ装置(User Equipment、UE)に関する。ユーザ装置は更に端末、アクセス端末、ユーザーユニット、ユーザー局、移動局、移動台、遠隔局、遠隔端末、モバイルデバイス、ユーザー端末、端末装置、無線通信装置、ユーザーエージェント又はユーザー装置と呼ばれてもよい。例えば、該ユーザ装置は携帯電話(又は「ハニカム」電話と呼ばれる)、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、パーソナルデジタル処理(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続された他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、未来5Gネットワーク又は5Gの後のネットワークにおける端末等であってもよく、本発明の実施例はこれを限定しない。ユーザ装置は無線アクセス网(Radio Access Network、RAN)を介して1つ又は複数のコアネットワークと通信してもよいし、又は自己組織化やライセンスフリーの方法で分散型ポイントツーポイント(Ad-Hoc)モードネットワーク及びユーザーより設定したサブネットワークがアクセスされて、ユーザ装置は更に他の方法でネットワークにアクセスして通信することができ、本発明の実施例はこれを限定しない。
本発明の実施例の技術的手段には更にネットワークデバイスに関する。ネットワークデバイスはユーザ装置に通信するためのネットワーク側デバイスであっても良い。具体的には、該ネットワークデバイスはセル内の移動又は固定の端末に無線アクセス、通信サービスを提供するためのネットワークデバイスであってもよい。例えば、該ネットワークデバイスはGSMシステム又はCDMAシステムにおける基地局(Base Transceiver Station、BTS)であってもよいし、WCDMAシステムにおける基地局(NodeB、NB)であってもよいし、LTEシステムにおける進化的基地局(Evolutional Node B、eNB又はeNodeB)であってもよい。又は該ネットワークデバイスは更に中継局、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイスであってもよい。該ネットワークデバイスは未来5Gネットワーク又は5Gの後のネットワークにおけるネットワーク側デバイス、未来進化のPLMNネットワークにおけるネットワーク側デバイス、又はNRネットワークにおけるネットワーク側デバイス等であってもよい。
図1は本発明の実施例によるデータ伝送の方法100の概略フロー図であり、該方法100は、以下のステップ110~140を含む。
110、ユーザ装置UEは第1ビームで第1アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信する。
該第1ビームは該UEのアクティブビームとよばれてもよく、アクティブビームとはUEが現在ネットワークデバイスと通信することに利用されるビームである。
該第1アップリンク伝送ビームは該UEで設定されるデフォルト/スタンバイ(default/fallback)のアップリンク伝送波形であってもよい。例えば、該第1アップリンク伝送ビームはDFT-S-OFDM技術で確定された波形又はCP-OFDM技術で確定された波形であってもよい。システムの関連設定情報が受信されていない時、UEはデフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形でアップリンク伝送を行う。
選択可能に、該デフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形はUE自分で設定されたものであってもよいし、又は該デフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形はプロトコルで規定されたものであってもよいし、又は該デフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形はUEがネットワーク側デバイス(例えば該ネットワークデバイス)のシステム情報によって設定されたものであってもよい。
例えば、上記DFT-S-OFDM技術はシングルキャリア周波数分割多重アクセス(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access、SC-FDMA)技術であってもよい。
120、ネットワークデバイスは少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を確定する。
具体的には、本実施例において、該少なくとも1つのビームは該UEが該ネットワークデバイスに通信するためのビームである。
選択可能に、該少なくとも1つのビームは1つのビーム、又は複数のビーム、又は1つのビーム組、又は複数のビーム組であってもよい。ビーム組とは複数のビームの組合ビームである。該少なくとも1つのビームは更に1つのビームの対応する1つのフォーミング信号、又は複数のビームの対応する複数のフォーミング信号、又は1つのビーム組の対応する1つのフォーミング信号組、又は複数のビーム組の対応する複数のフォーミング信号組であってもよい。上記のフォーミング信号とは対応するビームがフォーミングされた後形成されたフォーミング信号を指し、フォーミング信号組とは、対応するビーム組をフォーミングした後形成されたフォーミング信号組であることを理解することができる。
選択可能に、本実施例において、ネットワークデバイスは少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を確定することは、ネットワークデバイスが各ビームの対応する伝送チャネルのチャネル品質情報と、該UEがセルでの位置情報のうちの少なくとも1種の情報によって、少なくとも1つのビームの中の各ビームのアップリンク伝送波形を確定することを含む。
具体的には、あるビームの対応する伝送チャネルのチャネル品質情報は例えば該あるビームの対応する伝送チャネルの信号フェージング情報である。
具体的には、該少なくとも1つのビームの中のビームAを例として、ネットワークデバイスはUEで報告された測定情報によって、ビームAの対応する伝送チャネルのチャネル品質情報、又は該UEがセルでの位置情報を取得する。又は、ネットワークデバイスも経験情報によって、ビームAの対応する伝送チャネルのチャネル品質情報、又は該UEがセルでの位置情報を取得する。
例えば、仮に該少なくとも1つのビームはビームAとビームBを含み、且つビームAの対応するTRPが該UEとの距離はビームBの対応するTRPと該UEとの距離よりもはるかに小さいと、ビームAの対応するアップリンク伝送波形はビームBの対応するアップリンク伝送波形と異なり、例えば、ビームAの対応するアップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術で確定された波形であり、ビームBの対応するアップリンク伝送波形はCP-OFDM技術で確定された波形である。
更に例えば、仮に該少なくとも1つのビームはビームCとビームDを含み、且つビームCの対応する伝送チャネルの信号フェージングがビームBの対応する伝送チャネルの信号フェージングよりも厳しいと、ビームCの対応するアップリンク伝送波形はビームDの対応するアップリンク伝送波形と異なり、例えば、ビームCの対応するアップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術で確定された波形であるが、ビームDの対応するアップリンク伝送波形はCP-OFDM技術で確定された波形である。
130、ネットワークデバイスはUEへ少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示するための第1指示メッセージを送信する。
選択可能に、該第1指示メッセージは高レベルシグナリング(High Level Signalling)であってもよく、具体的には、例えば、該第1指示メッセージは無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリングであってもよい。
選択可能に、該第1指示メッセージはダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI)であってもよい。
140、UEは少なくとも1つのビームの中の第2ビームで第2アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信し、第2アップリンク伝送波形は第1指示メッセージに指示された第2ビームの対応するアップリンク伝送波形である。
このため、本発明の実施例において、ネットワークデバイスによってUEへ指示メッセージを送信して、UEに異なるビームで対応するアップリンク伝送波形を利用してデータを送信することを通知し、これによりUEは比較的適当なアップリンク伝送波形によって異なるビームでデータを伝送することができ、これにより良いアップリンクカバレッジ範囲とアップリンク伝送品質を得ることができ、アップリンク伝送の性能を向上させる。
理解すべきは、本発明の実施例におけるビームはビームフォーミング信号(Beamformed Signal)とも呼ばれてもよく、以下、すべてビームを例として説明する。
選択可能に、一つの実現方式として、該少なくとも1つのビームは該第1ビームを含んでもよい。
例えば、ネットワークデバイスは第1ビームの対応する伝送チャネルのチャネル品質に変化が発生することを検出し、第1ビームでのアップリンク伝送波形を改変する必要がある場合、ネットワークデバイスは指示メッセージを送信して、該UEに該第1ビームでのアップリンク伝送波形を改変することを通知してもよい。該UEはネットワークデバイスの指示メッセージを受信した後、続いて第1ビームでネットワークデバイスと通信し、ただアップリンク伝送波形を改変する。
選択可能に、一つの実現方式として、該少なくとも1つのビームは該第1ビームを含まなくても良く、該少なくとも1つのビームを該UEのスタンバイビーム又はアクティブビームとしてもよい。
選択可能に、ある実施例において、該少なくとも1つのビームは該第1ビームを含まなくても良く、前記第1指示メッセージは更に前記少なくとも1つのビームを前記UEのスタンバイビームとすることを指示する。140、UEは少なくとも1つのビームの中の第2ビームで第2アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信することは、第1ビームが遮断された場合に、UEは第2ビームで第2アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信することを含む。
例えば、UEとネットワークデバイスは1つのビーム(アクティブビームと表記する)で通信している。同時に、ネットワークデバイスはUEが他のM個のビームを測定するように設定し、UEはN個のビームのチャネル品質(N<=M)をフィードバックし、ネットワークデバイスはUEのフィードバック及び他の要素をまとめて考えて、又はネットワークデバイスはUEの幾つかのアップリンク信号/チャネルに対する測定及他の要素をまとめて考えて、又はネットワークデバイスはUEのフィードバック、ネットワークのUEの幾つかのアップリンク信号/チャネルに対する測定及び他の要素をまとめて考えて、L個のビーム(L<=N)をスタンバイビームとし、UEにあるビーム(上記L個の中の1つ)で伝送する時使用したアップリンク伝送波形を通知する。後のある時刻には、もとのビームがある原因で遮断され、この際にUEは幾つかの基準によってあるスタンバイのビームでランダムアクセスを起動し、UEのアップリンク伝送波形は上記UEの通知された波形を使用する。
選択可能に、幾つかの実施例において、該少なくとも1つのビームは該第1ビームを含まなくても良く、前記第1指示メッセージは更に前記少なくとも1つのビームを前記UEのアクティブビームとすることを指示することに用いられ、140、UEは少なくとも1つのビームの中の第2ビームで第2アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信することは、該UEが同時に該第1ビームで第1アップリンク伝送波形を利用してネットワークデバイスへデータを送信し、且つ該少なくとも1つのビームの中の第2ビームで第2アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信することを含む。
例えば、UEとネットワークデバイスは1つのビーム(アクティブビーム1と表記される)で通信(アップリンク伝送ビームがCP-OFDMを使用する)している。同時に、ネットワークデバイスはUEが他のM個のビームを測定するように設定し、UEはN個のビームのチャネル品質(N<=M)をフィードバックし、ネットワークデバイスはUEのフィードバック及び他の要素をまとめて考えて、L個のビーム(L<=N)もアクティブビームとし、UEも同時にこれらの波速で伝送する。仮にL=1とし、対応するビームをアクティブ波速2と標記する。UEは同時に2つビームでアップリンク伝送を行う必要があるので、エネルギーを異なるビームに割り当てる必要があり、仮にもとのアクティブビーム1でUEエネルギーが十分であり、依然としてCP-OFDMのアップリンク伝送ビームを使用し、UEの残ったパワーが有限であり、ネットワークデバイスはUEが2番目のアクティブビーム2でDFT-S-OFDMのアップリンク伝送波形を利用し伝送データことがより適当であると考えると、ネットワークデバイスは該アクティブビーム2を設定する時、UEにDFT-S-OFDMを使用してアップリンク伝送波形とすることを通知する。
理解、記述の便利のために、以上の図1を組み合わせて説明した実施例において、1つのUEを例として説明した。実際の応用において、ネットワークデバイスは1つのユーザ装置組(複数のユーザ装置の集合を含む)と通信することができ、又は更に複数のユーザ装置又は複数のユーザ装置組と通信することができ、このため、ネットワークデバイスはビームの対応するアップリンク伝送波形を設定する時、各ユーザ装置又は各組のユーザ装置に対して独立的に該各ユーザ装置又は該各組のユーザ装置の対応する少なくとも1つのビームのアップリンク伝送波形を設定することができる。相応的に、ネットワークデバイスは少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示するための指示メッセージ(例えば図1に示す第1指示メッセージ)を送信し、各ユーザ装置又は各組のユーザ装置に対して独立的に設定して指示してもよく、即ちUE-specificである。
選択可能に、本発明の実施例によるアップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術で確定された波形又はCP-OFDM技術で確定された波形を含む。
選択可能に、幾つかの実施例において、該少なくとも1つのビームは2つ又は2つ以上のビームを含み、120、ネットワークデバイスは少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を確定することは、ネットワークデバイスが該少なくとも1つのビームに対して設定したアップリンク伝送波形は以下のオプションにおける1種又は多種又は全部をサポートすることができることを含む。
オプション1、異なるビームの対応するアップリンクチャネルのために統一のアップリンク伝送波形を設定する。
例えば、異なるビームの対応するアップリンクチャネルは、物理アップリンクシェアードチャネル(Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)と物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel、PUCCH)を含む。以下、異なるビームの対応するアップリンクチャネルがPUSCHとPUCCHを含むことを例として説明する。
選択可能に、本実施例において、PUSCHとPUCCHに同じアップリンク伝送波形DFT-S-OFDMを設定する。
選択可能に、本実施例において、PUSCHとPUCCHに同じアップリンク伝送波形CP-OFDMを設定する。
オプション2、異なるビームの対応するアップリンクチャネル(例えばPUSCHとPUCCH)に、それぞれ各々のアップリンク伝送波形を設定する。
選択可能に、本実施例において、PUSCHにアップリンク伝送波形CP-OFDMを設定し、PUCCHにアップリンク伝送波形CP-OFDMを設定する。
選択可能に、本実施例において、PUSCHにアップリンク伝送波形DFT-S-OFDMを設定し、PUCCHにアップリンク伝送波形DFT-S-OFDMを設定する。
選択可能に、本実施例において、PUSCHにアップリンク伝送波形CP-OFDMを設定し、PUCCHにアップリンク伝送波形DFT-S-OFDMを設定する。
選択可能に、本実施例において、PUSCHにアップリンク伝送波形DFT-S-OFDMを設定し、PUCCHにアップリンク伝送波形CP-OFDMを設定する。
オプション3、異なるビームの対応するアップリンクチャネル又は異なるチャネルフォーマット(format)のアップリンクチャネルにそれぞれのアップリンク伝送波形を独立的に設定する。例えば、異なるビームの対応するアップリンクチャネルはPUSCHとPUCCHを含み、PUCCHは異なるチャネルフォーマット(format)によって更に異なるチャネルに区別されることができる。
具体的には、PUCCHはそのチャネルフォーマット(format)タイプによって2組に分けられ、それぞれPUCCH_Group_1とPUCCH_GROUP_2に標記されると、ネットワークデバイスはPUCCH_Group1とPUSCHにそれぞれアップリンク伝送波形を独立的に設定してよく、且つその対応するアップリンク伝送波形がDFT-S-OFDM又はCP-OFDMであることを指示し、PUCCH_Group2に設定されたアップリンク伝送波形はPUSCHに設定されたアップリンク伝送波形と一致する。
具体的には、PUCCHはそのチャネルフォーマット(format)タイプによってN組に分けられ、それぞれPUCCH_Group_1、…、PUCCH_GROUP_Nと表記されると、ネットワークデバイスはPUCCH_Group1、 …、PUCCH_Group N及びPUSCHにそれぞれアップリンク伝送波形を独立的に設定し、且つその対応するアップリンク伝送波形がDFT-S-OFDM又はCP-OFDMを使用することを指示することができる。
選択可能に、幾つかの実施例において、1つ又は幾つかのチャネルフォーマットのチャネルのアップリンク伝送波形はあるアップリンク伝送波形に設定される時(例えばSC-FDMA)、他のチャネルのものもある波形に設定されるしかできない。
具体的には、例えば、PUSCHはDFT-S-OFDMを使用してアップリンク伝送波形とするように設定される時、PUCCH又はPUCCH組(上文のPUCCH_Group_i(iが1、…、Nである)に対応する)は、DFT-S-OFDMを使用してアップリンク伝送波形とするように設定されるしかできない。
理解すべきは、PUSCHはCP-OFDMを利用してアップリンク伝送波形とするように設定される時、PUCCH又はPUCCH組はDFT-S-OFDM又はCP-OFDMを選択してアップリンク伝送波形とするように設定されてもよい。
選択可能に、幾つかの実施例において、方法100は、ネットワークデバイスが該少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を再び確定し、再び確定された該少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形が前回(ステップ120)で確定された該少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形と異なること、ネットワークデバイスがUEへ再び確定された少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示するための第2指示メッセージを送信すること、及びUEは該少なくとも1つのビームの中の第3ビームで第3アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信し、第3アップリンク伝送波形が第2指示メッセージに指示された第3ビームの対応するアップリンク伝送波形であることを更に含む。
選択可能に、本実施例において、ネットワークデバイスは少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を再び確定することは、UEの位置に変化が発生する時、ネットワークデバイスは少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を再び確定する。選択可能に、ネットワークデバイスは各ビームの対応する受送信ノードTRPとUEとの間の距離、各ビームの対応する伝送チャネルの信号フェージング、UEがネットワークデバイスのカバレッジセルにおける位置のうちの少なくとも1種の情報によって、少なくとも1つのビームの中の各ビームのアップリンク伝送波形を再び確定する。
具体的には、第2指示メッセージはDCIであっても良い。該第2指示メッセージは異なるユーザ装置又は異なる組のユーザ装置に独立的に設定されてもよく、且つ独立的に通知される。
本実施例において、第1指示メッセージに指示された該少なくとも1つのビームのアップリンク伝送波形の設定情報は、該第2指示メッセージ(例えばDCI)に指示された設定情報でリセットされる。
例えば、ネットワークデバイスは始めに高レベルシグナリングによって対応するあるビーム/ビーム組があるアップリンク伝送波形を使用するようにあるユーザ装置又はある組のユーザ装置に指示し、最後にDCIシグナリングによって対応するこのビーム/ビーム組が他種のアップリンク伝送波形を使用するようにこのユーザ装置又はこの組のユーザ装置に指示し、指示されたユーザ装置又はある組のユーザ装置はDCIの最後に指示されたアップリンク伝送波形を使用する。
選択可能に、本実施例において、ネットワークデバイスは該少なくとも1つのビームに対して、再び設定されたアップリンク伝送波形は、上記オプション1~オプション3の中の任意の1種又は多種又は全部をサポートすることができる。
選択可能に、幾つかの実施例において、第1指示メッセージはダウンリンク制御情報DCIであってもよい。
以上を纏め、本発明の実施例による技術的手段は、ネットワークデバイスがUEへ指示メッセージを送信することによって、UEに異なるビームで対応するアップリンク伝送波形を使用してデータを送信することを通知し、これによってUEは比較的適当なアップリンク伝送波形によって異なるビームでデータを伝送することができ、これにより良いアップリンクカバレッジ範囲とアップリンク伝送品質を得ることができ、アップリンク伝送の性能を向上させる。
上文には図1を組み合わせて本発明の実施例によるデータ伝送の方法を説明した。以下、図2-図5を参照して、本発明の実施例によるユーザ装置とネットワークデバイスを説明する。
図2は本発明の実施例によるユーザ装置200の概略ブロック図を示し、該ユーザ装置200は、送信モジュール210と受信モジュール220を含む。
送信モジュール210は、第1ビームで第1アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信することに用いられる。
送信モジュール210は、第1ビームで第1アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信することに用いられる。
受信モジュール220は、ネットワークデバイスが送信した少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示するための第1指示メッセージを受信することに用いられる。
送信モジュール210は更に、少なくとも1つのビームの中の第2ビームで第2アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信することに用いられ、第2アップリンク伝送波形は第1指示メッセージに指示された第2ビームの対応するアップリンク伝送波形である。
本発明の実施例において、ネットワークデバイスがUEへ指示メッセージを送信することによって、UEに異なるビームで対応するアップリンク伝送波形を使用してデータを送信するように通知し、これによってUEは比較的適当なアップリンク伝送波形によって異なるビームでデータを伝送することができ、これによって良いアップリンクカバレッジ範囲とアップリンク伝送品質を得ることができ、アップリンク伝送の性能を向上させる。
選択可能に、1つの実施例として、該少なくとも1つのビームは2つ又は2つ以上のビームを含み、少なくとも1つのビームの中の異なるビームの対応するアップリンク伝送波形は完全に同じではない。
選択可能に、1つの実施例として、該第2ビームの対応するアップリンク伝送波形は、ネットワークデバイスが第2ビームの対応する伝送チャネルのチャネル品質情報又は該UEがセルでの位置情報によって確定されたものである。
選択可能に、1つの実施例として、該少なくとも1つのビームが第1ビームを含まなく、送信モジュールは、第1ビームが遮断された場合に、第2ビームで第2アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信することに用いられる。
選択可能に、1つの実施例として、該第1指示メッセージは更に少なくとも1つのビームがUEのスタンバイビームであることを指示することに用いられる。
選択可能に、1つの実施例として、該受信モジュール220は更に、ネットワークデバイスが送信した少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示するための第2指示メッセージを受信することに用いられ、第2指示メッセージに指示された少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形は、第1指示メッセージに指示された少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形と異なり、送信モジュールは更に、少なくとも1つのビームの中の第3ビームで第2指示メッセージに指示された第3ビームの対応するアップリンク伝送波形である第3アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信することに用いられる。
選択可能に、1つの実施例として、該第1指示メッセージは高レベルシグナリング又はダウンリンク制御情報DCIである。
選択可能に、1つの実施例として、該アップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術で確定された波形又はCP-OFDM技術で確定された波形を含む。
具体的には、本発明の実施例における送信モジュール210は送信機又は送信機の関連回路によって実現することができ、受信モジュール220は受信機又は受信機の関連回路で実現することができる。
図3に示すように、本発明の実施例はユーザ装置300を更に提供し、該ユーザ装置300はプロセッサー310、メモリ320、バスシステム330、受信機340及び送信機350を含む。プロセッサー310、メモリ320、受信機340及び送信機350はバスシステム330によって接続され、該メモリ320は命令を記憶することに用いられ、該プロセッサー310は該メモリ320に記憶される命令を実行することに用いられ、これにより受信機340が信号を受信するように制御し、且つ送信機350が信号を送信するように制御する。送信機350は、第1ビームで第1アップリンク伝送波形を利用してネットワークデバイスへデータを送信することに用いられ、受信機340は、ネットワークデバイスが送信した第1指示メッセージを受信することに用いられ、第1指示メッセージは少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示することに用いられ、送信機350は、少なくとも1つのビームの中の第2ビームで第2アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信することに用いられ、第2アップリンク伝送波形は第1指示メッセージに指示された第2ビームの対応するアップリンク伝送波形である。
本発明の実施例において、ネットワークデバイスがUEへ指示メッセージを送信することによって、UEに異なるビームで対応するアップリンク伝送波形を使用してデータを送信することを通知し、これによってUEは比較的適当なアップリンク伝送波形によって異なるビームでデータを伝送することができ、これにより良いアップリンクカバレッジ範囲とアップリンク伝送品質を得ることができ、アップリンク伝送の性能を向上させる。
選択可能に、1つの実施例として、該少なくとも1つのビームは2つ又は2つ以上のビームを含み、少なくとも1つのビームの中の異なるビームの対応するアップリンク伝送波形は完全に同じではない。
選択可能に、1つの実施例として、該第2ビームの対応するアップリンク伝送波形は、ネットワークデバイスが該第2ビームの対応する伝送チャネルのチャネル品質情報又は該UEがセルでの位置情報によって確定されたものである。
選択可能に、1つの実施例として、該少なくとも1つのビームは第1ビームを含まなく、送信機350は具体的に、第1ビームが遮断された場合に、第2ビームで第2アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信することに用いられる。
選択可能に、1つの実施例として、該第1指示メッセージは更に少なくとも1つのビームがUEのスタンバイビームであることを指示することに用いられる。
選択可能に、1つの実施例として、該受信機340は更に、ネットワークデバイスが送信した少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示するための第2指示メッセージを受信することに用いられ、第2指示メッセージに指示された少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形は、第1指示メッセージに指示された少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形と異なり、送信機350はさらに、少なくとも1つのビームの中の第3ビームで第3アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信することに用いられ、第3アップリンク伝送波形は第2指示メッセージに指示された第3ビームの対応するアップリンク伝送波形である。
選択可能に、1つの実施例として、該第1指示メッセージは高レベルシグナリング又はダウンリンク制御情報DCIである。
選択可能に、1つの実施例として、該アップリンク伝送波形は離散フーリエ変換スペクトラム拡散の直交周波数分割多重アクセスDFT-S-OFDM技術で確定された波形又はサイクリックプレフィックス-直交周波数分割多重アクセスCP-OFDM技術で確定された波形を含む。
理解すべきは、図2に示すユーザ装置200又は図3に示すユーザ装置300は上記方法の実施例におけるユーザ装置に関連する操作又はプロセスを実行することに用いられ、且つユーザ装置200又はユーザ装置300における各モジュールの操作及び/又は機能はそれぞれ上記方法の実施例における対応するプロセスを実現するためのものであり、簡単にするために、ここで繰り返して説明しない。
図4は本発明の実施例によるネットワークデバイス400の概略ブロック図を示し、該ネットワークデバイス400は受信モジュール410、確定モジュール420及び送信モジュール430を含む。
受信モジュール410は、ユーザ装置UEが第1ビームで第1アップリンク伝送波形を利用して送信したデータを受信することに用いられる。
確定モジュール420は、少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を確定することに用いられる。
送信モジュール430は、UEへ少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示するための第1指示メッセージを送信する。
本発明の実施例において、ネットワークデバイスがUEへ指示メッセージを送信することによって、UEに異なるビームで対応するアップリンク伝送波形を使用してデータを送信し、これによってUEは比較的適当なアップリンク伝送波形によって異なるビームでデータを伝送することができ、これによって良いアップリンクカバレッジ範囲とアップリンク伝送品質を得ることができ、アップリンク伝送の性能を向上させる。
選択可能に、1つの実施例として、該少なくとも1つのビームは2つ又は2つ以上のビームを含み、少なくとも1つのビームの中の異なるビームの対応するアップリンク伝送波形は完全に同じではない。
選択可能に、1つの実施例として、該確定モジュール420は、該各ビームの対応する伝送チャネルのチャネル品質情報と、該UEがセルでの位置情報のうちの少なくとも1種の情報によって、該少なくとも1つのビームの中の各ビームのアップリンク伝送波形を確定することに用いられる。
選択可能に、1つの実施例として、該少なくとも1つのビームは第1ビームを含まなく、第1指示メッセージは更にUEが少なくとも1つのビームをスタンバイビームとすることを指示することに用いられる。
選択可能に、1つの実施例として、該確定モジュール420は更に、少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を再び確定することに用いられ、再び確定された少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形が前回確定された少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形と異なり、送信モジュール430は更に、UEへ再び確定された少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示するための第2指示メッセージを送信することに用いられる。
選択可能に、1つの実施例として、該第1指示メッセージは高レベルシグナリング又はダウンリンク制御情報DCIである。
選択可能に、1つの実施例として、該アップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術で確定された波形又はCP-OFDM技術で確定された波形を含む。
具体的には、本発明の実施例における確定モジュール420はプロセッサー又はプロセッサーの関連回路で実現されてもよい。受信モジュール410は受信機又は受信機の関連回路で実現されてもよい。送信モジュール430は送信機又は送信機の関連回路で実現されてもよい。
図5に示すように、本発明の実施例はネットワークデバイス500を更に提供し、該ネットワークデバイス500は、プロセッサー510、メモリ520、バスシステム530、受信機540及び送信機550を含む。プロセッサー510、メモリ520、受信機540及び送信機550はバスシステム530によって接続され、該メモリ520は命令を記憶することに用いられ、該プロセッサー510は該メモリ520に記憶される命令を実行することに用いられ、これにより受信機540が信号を受信するように制御し、且つ送信機550が信号を送信するように制御する。受信機540は、ユーザ装置UEが第1ビームで第1アップリンク伝送波形を利用して送信されたデータを受信することに用いられ、プロセッサー510は、少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を確定することに用いられ、送信機530は、UEへ少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示するための第1指示メッセージを送信することに用いられる。
本発明の実施例において、ネットワークデバイスがUEへ指示メッセージを送信することによって、UEに異なるビームで対応するアップリンク伝送波形を使用してデータを送信することに通知し、これによりUEは比較的適当なアップリンク伝送波形によって異なるビームでデータを伝送することができ、これにより良いアップリンクカバレッジ範囲とアップリンク伝送品質を得ることができ、アップリンク伝送の性能を向上させる。
選択可能に、1つの実施例として、該少なくとも1つのビームは2つ又は2つ以上のビームを含み、少なくとも1つのビームの中の異なるビームの対応するアップリンク伝送波形は完全に同じではない。
選択可能に、1つの実施例として、該プロセッサー510は具体的には該各ビームの対応する伝送チャネルのチャネル品質情報と、該UEがセルでの位置情報のうちの少なくとも1種の情報によって、該少なくとも1つのビームの中の各ビームのアップリンク伝送波形を確定することに用いられる。
選択可能に、1つの実施例として、該少なくとも1つのビームは第1ビームを含まなく、第1指示メッセージは更にUEが少なくとも1つのビームをスタンバイビームとするように指示することに用いられる。
選択可能に、1つの実施例として、該プロセッサー510は更に、少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を再び確定することに用いられ、再び確定された少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形は前回確定された少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形と異なり、送信機530は更にUEへ再び確定された少なくとも1つのビームの対応するアップリンク伝送波形を指示するための第2指示メッセージを送信することに用いられる。
選択可能に、1つの実施例として、該第1指示メッセージは高レベルシグナリング又はダウンリンク制御情報DCIである。
選択可能に、1つの実施例として、該アップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術で確定された波形又はCP-OFDM技術で確定された波形を含む。
理解すべきは、図4に示すネットワークデバイス400又は図5に示すネットワークデバイス500は上記方法実施例におけるネットワークデバイスに関連する操作又はプロセスを実行することに用いられることができ、且つネットワークデバイス400又はネットワークデバイス500における各モジュールの操作及び/又は機能はそれぞれ上記方法の実施例における対応するプロセスを実現するためのものであり、簡単にするために、ここで繰り返して説明しない。
理解すべきは、本発明の実施例におけるプロセッサーは中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)であっても良いし、他の汎用プロセッサー、デジタル信号プロセッサー(Digital Signal Processor、DSP)、専用集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、離散ゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等であってもよい。汎用プロセッサーはマイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサーは任意の従来のプロセッサー等であってもよい。
更に理解すべきは、本発明の実施例におけるメモリは揮発性メモリ又は非揮発性メモリであってもよく、又は揮発性と非揮発性メモリを含んでもよい。非揮発性メモリは読み取り専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリはランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってもよく、それは外部高速キャッシュとして用いられる。例示するためのものであるが制限的な説明ではない、複数の様式のRAM、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期接続ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)を使用することができる。
なお、プロセッサーが汎用プロセッサー、DSP、ASIC、FPGA又は他のプログラマブルロジックデバイス、離散ゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントである時、メモリ(記憶モジュール)はプロセッサーに集積される。
更に理解すべきは、本発明の実施例において、バスシステムはデータバスを含む以外、電源バス、制御バス及び状態信号バス等を更に含んでもよい。しかし、明確に説明するために、図3と図5において各種のバスをすべてバスシステムと標記する。
実現過程において、上記方法の各ステップはプロセッサーにおけるハードウェアの集積ロジック回路又はソフトウェア形式の命令で完成されてもよい。本発明の実施例を組み合わせて開示された方法のステップは直接にハードウェアプロセッサーで実行して完成され、又はプロセッサーにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行して完成されると表現されることができる。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラム可能読み出し専用メモリまたは電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野において成熟した記憶媒体に位置することができる。該記憶媒体はメモリに位置し、プロセッサーはメモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアを組み合わせて上記方法のステップを完成する。繰り返して説明しないように、ここで再び詳しく説明しない。
更に理解すべきは、本文による各種の数字番号が説明の便利のために区別されるものであり、本発明の実施例の範囲を制限するためのものではない。
理解すべきは、本発明の実施例において、上記各過程の番号は実行順序の前後を意味しなく、各過程の実行順序はその機能及び組み込み論理により確定されるべきであり、本発明の実施例の実施過程を制限しない。
当業者は、本文に開示された実施例に記載の各例のユニット及びアルゴリズムステップを組み合わせて、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせで実現することができることを認識することができる。これらの機能はハードウェアで実行するかソフトウェアで実行するかは、技術案の特定のアプリケーションおよび設計制約によって決められる。当業者は各特定のアプリケーションに対して異なる方法で説明した機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えると考えられない。
本発明によるいくつかの実施例において、開示した装置及び方法は、その他の方式によって実現されることができることを理解すべきである。例えば以上のような装置実施例は単に例示的なものであり、例えば、前記ユニットの分割は、ロジック機能分の割だけであり、実際に実現する時に別の分割方式があり、例えば、複数のモジュール又は組立部品を結合してもよいし、又は別のモジュールに集積してもよいし、又はいくつかの特徴を無視でき、又は実行しなくてもよい。
上記の分離部材として説明したモジュールは物理的に分離してもよいし、又は物理的に分離しなくてもよく、モジュールとして表示する部材は物理モジュールであってもよいし、又は物理モジュールではなくてもよく、即ち1つの場所に位置してもよいし、複数のネットワークユニットに分布してもよい。
また、本発明の各実施例における各機能モジュールは1つの処理モジュールに集積されてもよいし、各モジュールは単独に物理的に存在してもよいし、2つ又は2つ以上のモジュールは1つのモジュールに集積されてもよい。
以上のように、単に本発明の具体的な実施形態であり、当業者は誰でも、本発明に開示された技術範囲において、想到しやすい変化又は置換はすべて本発明実施例の保護範囲に含まれる。このため、本発明実施例の保護範囲は前記請求の範囲の保護範囲を基準とすべきである。
Claims (16)
- データ伝送の方法であって、
ユーザ装置UEは第1アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信し、前記第1アップリンク伝送波形はサイクリックプレフィックス-直交周波数分割多重アクセス(CP-OFDM)技術に基づく波形であり、前記CP-OFDM技術に基づく波形はUEで設定されるデフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形であり、前記UEはCP-OFDM技術と離散フーリエ変換スペクトラム拡散の直交周波数分割多重アクセス(DFT-S-OFDM)技術をサポートし、前記デフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形は前記UEがネットワークデバイスによりブロードキャストしたシステム情報によって設定されたものであり、UEがネットワークデバイスから送信した第1指示メッセージを受信していない場合、前記UEはCP-OFDM技術に基づく波形を前記デフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形として使用しアップリンク伝送を行うことと、
前記UEが前記ネットワークデバイスにより送信した前記第1指示メッセージを受信した場合、前記UEは前記第1指示メッセージで指示される第2アップリンク伝送波形を使用して前記ネットワークデバイスへデータを送信し、前記第2アップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術に基づく波形であることと、を含み、
異なるアップリンクチャネルのアップリンク伝送波形は独立的に設定したものであり、前記アップリンクチャネルは物理アップリンクシェアードチャネル(PUSCH)と物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を含み、前記PUSCHのアップリンク伝送波形はCP-OFDM技術に基づく波形に設定され、前記PUCCHはPUCCHのフォーマット(format)に基づいてN個のPUCCH組に分けられ、前記N個のPUCCH組には少なくとも1つのPUCCH組を含み、前記少なくとも1つのPUCCH組のアップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術に基づく波形に設定されることを特徴とするデータ伝送の方法。 - 前記方法は、
前記UEは前記ネットワークデバイスが送信した第2指示メッセージを受信し、前記第2指示メッセージは第3アップリンク伝送波形を指示することに用いられること、及び
前記UEは前記第2指示メッセージで指示される第3アップリンク伝送波形を使用して前記ネットワークデバイスへデータを送信することを更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記第2指示メッセージで指示される前記第3アップリンク伝送波形は、前記第1指示メッセージで指示される前記第2アップリンク伝送波形と異なることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 前記第1指示メッセージは高レベルシグナリング又はダウンリンク制御情報DCIであることを特徴とする請求項1-3のいずれか一項に記載の方法。
- データ伝送の方法であって、
ネットワークデバイスはユーザ装置UEが第1アップリンク伝送波形を利用して送信したデータを受信し、前記第1アップリンク伝送波形はサイクリックプレフィックス-直交周波数分割多重アクセス(CP-OFDM)技術に基づく波形であり、前記CP-OFDM技術に基づく波形はUEで設定されるデフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形であり、前記UEはCP-OFDM技術と離散フーリエ変換スペクトラム拡散の直交周波数分割多重アクセス(DFT-S-OFDM)技術をサポートし、前記デフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形は前記UEがネットワークデバイスによりブロードキャストしたシステム情報によって設定されたものであり、UEがネットワークデバイスから送信した第1指示メッセージを受信していない場合、前記UEはCP-OFDM技術に基づく波形を前記デフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形として使用しアップリンク伝送を行うことと、
前記ネットワークデバイスは前記UEへ第1指示メッセージを送信し、前記第1指示メッセージは前記UEがネットワークデバイスへデータを送信するための第2アップリンク伝送波形を指示することに用いられ、前記第2アップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術に基づく波形であることと、を含み、
異なるアップリンクチャネルのアップリンク伝送波形は独立的に設定したものであり、前記アップリンクチャネルは物理アップリンクシェアードチャネル(PUSCH)と物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を含み、前記PUSCHのアップリンク伝送波形はCP-OFDM技術に基づく波形に設定され、前記PUCCHはPUCCHのフォーマット(format)に基づいてN個のPUCCH組に分けられ、前記N個のPUCCH組には少なくとも1つのPUCCH組を含み、前記少なくとも1つのPUCCH組のアップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術に基づく波形に設定されることを特徴とするデータ伝送の方法。 - 前記方法は、
前記ネットワークデバイスが第3アップリンク伝送波形を再び確定すること、及び
前記ネットワークデバイスが前記UEへ第2指示メッセージを送信し、前記第2指示メッセージが再び確定された前記第3アップリンク伝送波形を指示することに用いられることを更に含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。 - 再び確定された前記第3アップリンク伝送波形は、この前に確定されたアップリンク伝送波形と異なることを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 前記第1指示メッセージは高レベルシグナリング又はダウンリンク制御情報DCIであることを特徴とする請求項5-7のいずれか一項に記載の方法。
- ユーザ装置UEであって、送信モジュールと受信モジュールとを含み、
前記送信モジュールは第1アップリンク伝送波形を使用してネットワークデバイスへデータを送信することに用いられ、前記第1アップリンク伝送波形はサイクリックプレフィックス-直交周波数分割多重アクセス(CP-OFDM)技術に基づく波形であり、前記CP-OFDM技術に基づく波形はUEで設定されるデフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形であり、前記UEはCP-OFDM技術と離散フーリエ変換スペクトラム拡散の直交周波数分割多重アクセス(DFT-S-OFDM)技術をサポートし、前記デフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形は前記UEがネットワークデバイスによりブロードキャストしたシステム情報によって設定されたものであり、
前記受信モジュールがネットワークデバイスから送信した第1指示メッセージを受信していない場合、前記送信モジュールはCP-OFDM技術に基づく波形を前記デフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形として使用しアップリンク伝送を行い、
前記受信モジュールが前記ネットワークデバイスにより送信した第1指示メッセージを受信した場合、前記送信モジュールは前記第1指示メッセージで指示される第2アップリンク伝送波形を使用して前記ネットワークデバイスへデータを送信し、前記第2アップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術に基づく波形であり、
異なるアップリンクチャネルのアップリンク伝送波形は独立的に設定したものであり、前記アップリンクチャネルは物理アップリンクシェアードチャネル(PUSCH)と物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を含み、前記PUSCHのアップリンク伝送波形はCP-OFDM技術に基づく波形に設定され、前記PUCCHはPUCCHのフォーマット(format)に基づいてN個のPUCCH組に分けられ、前記N個のPUCCH組には少なくとも1つのPUCCH組を含み、前記少なくとも1つのPUCCH組のアップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術に基づく波形に設定されることを特徴とするユーザ装置UE。 - 前記受信モジュールは更に、前記ネットワークデバイスが送信した第2指示メッセージを受信することに用いられ、前記第2指示メッセージは第3アップリンク伝送波形を指示することに用いられ、
前記送信モジュールは更に、前記第2指示メッセージで指示される第3アップリンク伝送波形を使用して前記ネットワークデバイスへデータを送信することに用いられることを特徴とする請求項9に記載のユーザ装置。 - 前記第2指示メッセージで指示される前記第3アップリンク伝送波形は、前記第1指示メッセージで指示される前記第2アップリンク伝送波形と異なることを特徴とする請求項10に記載のユーザ装置。
- 前記第1指示メッセージは高レベルシグナリング又はダウンリンク制御情報DCIであることを特徴とする請求項9-11のいずれか一項に記載のユーザ装置。
- ネットワークデバイスであって、受信モジュールと送信モジュールとを含み、
前記受信モジュールはユーザ装置UEが第1アップリンク伝送波形を利用して送信したデータを受信することに用いられ、前記第1アップリンク伝送波形はサイクリックプレフィックス-直交周波数分割多重アクセス(CP-OFDM)技術に基づく波形であり、前記CP-OFDM技術に基づく波形はUEで設定されるデフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形であり、前記UEはCP-OFDM技術と離散フーリエ変換スペクトラム拡散の直交周波数分割多重アクセス(DFT-S-OFDM)技術をサポートし、前記デフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形は前記UEが前記ネットワークデバイスによりブロードキャストしたシステム情報によって設定されたものであり、UEが前記ネットワークデバイスから送信した第1指示メッセージを受信していない場合、前記UEはCP-OFDM技術に基づく波形を前記デフォルト/スタンバイのアップリンク伝送波形として使用しアップリンク伝送を行い、
前記送信モジュールは前記UEへ第1指示メッセージを送信することに用いられ、前記第1指示メッセージは前記UEがネットワークデバイスへデータを送信するための第2アップリンク伝送波形を指示することに用いられ、前記第2アップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術に基づく波形であり、
異なるアップリンクチャネルのアップリンク伝送波形は独立的に設定したものであり、前記アップリンクチャネルは物理アップリンクシェアードチャネル(PUSCH)と物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を含み、前記PUSCHのアップリンク伝送波形はCP-OFDM技術に基づく波形に設定され、前記PUCCHはPUCCHのフォーマット(format)に基づいてN個のPUCCH組に分けられ、前記N個のPUCCH組には少なくとも1つのPUCCH組を含み、前記少なくとも1つのPUCCH組のアップリンク伝送波形はDFT-S-OFDM技術に基づく波形に設定されることを特徴とするネットワークデバイス。 - 前記確定モジュールは更に、第3アップリンク伝送波形を再び確定することに用いられ、
前記送信モジュールは更に、前記UEへ第2指示メッセージを送信することに用いられ、前記第2指示メッセージは再び確定された前記第3アップリンク伝送波形を指示することに用いられることを特徴とする請求項13に記載のネットワークデバイス。 - 再び確定された前記第3アップリンク伝送波形は、この前に確定されたアップリンク伝送波形と異なることを特徴とする請求項14に記載のネットワークデバイス。
- 前記第1指示メッセージは高レベルシグナリング又はダウンリンク制御情報DCIであることを特徴とする請求項13-15のいずれか一項に記載のネットワークデバイス。
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