JP2022041695A - 原稿送り装置、画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】原稿載置トレイが邪魔になり難い状態で、原稿排出トレイ上の原稿を原稿排出トレイから取り出すことができる原稿送り装置、画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。【解決手段】原稿送り装置は、原稿を載置する原稿載置トレイと、原稿載置トレイに載置された原稿を搬送する原稿搬送部と、原稿搬送部にて搬送された原稿を排出する排出ローラと、排出ローラにて排出された原稿を積載する原稿排出トレイとを備え、原稿載置トレイと原稿排出トレイとが上下方向で重なるように配設されている。原稿排出トレイに排出された原稿が取り出されたか否か検知する原稿取り出し検知部を備えている。原稿載置トレイは、昇降可能に回動する構成とされている。原稿の原稿排出トレイへの排出が終了し、原稿取り出し検知部の検知結果により原稿排出トレイに排出された原稿が取り出されたことを検出した後に、原稿載置トレイを下降させる。【選択図】図11B
Description
本発明は、原稿送り装置、画像読取装置及びそれを備えた複写機、複合機、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
原稿送り装置としては、原稿を載置する原稿載置トレイと、原稿載置トレイに載置された原稿を搬送する原稿搬送部と、原稿搬送部にて搬送された原稿を排出する排出ローラと、排出ローラにて排出された原稿を積載する原稿排出トレイとを備え、原稿載置トレイと原稿排出トレイとが上下方向で重なるように配設された構成のものが一般的である。
近年、このような原稿送り装置の積載枚数の大容量化が進んでおり、それに伴い、原稿載置トレイ及び原稿排出トレイ全体の寸法高さも大きくなり、原稿送り装置の高さが高くなってしまう傾向にある。原稿載置トレイ及び原稿排出トレイは上下に配設されていることから、原稿送り装置の高さを維持する場合、原稿載置トレイへの原稿積載枚数が増えるほど、原稿排出トレイから原稿を取り出すための空間が狭くなり、原稿排出トレイに積載された原稿を取りだし難くなる。
この点に関し、特許文献1には、基台と、基台に昇降自在に支持された給紙台(原稿載置トレイ)と、給紙台を基台に対して昇降させる昇降手段とを具備する原稿送り装置が開示されている。
特許文献1に記載の原稿送り装置では、原稿載置トレイ上の原稿が少なくなる毎に原稿載置トレイを上昇させることで、原稿排出部(原稿排出トレイ)から原稿を取り出すための空間を広くすることができる。
しかしながら、このような原稿送り装置では、原稿が原稿排出トレイに排出され後、原稿排出トレイに原稿が積載された状態で原稿載置トレイが下降すると、下降した原稿載置トレイが邪魔になり、原稿排出トレイ上の原稿を原稿排出トレイから取り出し難くなる。
そこで、本発明は、原稿載置トレイが邪魔になり難い状態で、原稿排出トレイ上の原稿を原稿排出トレイから取り出すことができる原稿送り装置、画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る原稿送り装置は、原稿を載置する原稿載置トレイと、前記原稿載置トレイに載置された前記原稿を搬送する原稿搬送部と、前記原稿搬送部にて搬送された前記原稿を排出する排出ローラと、前記排出ローラにて排出された前記原稿を積載する原稿排出トレイとを備え、前記原稿載置トレイと前記原稿排出トレイとが上下方向で重なるように配設された原稿送り装置であって、前記原稿排出トレイに排出された前記原稿が取り出されたか否か検知する原稿取り出し検知部を備え、前記原稿載置トレイは、昇降可能に回動する構成とされ、前記原稿の前記原稿排出トレイへの排出が終了し、前記原稿取り出し検知部の検知結果により前記原稿排出トレイに排出された前記原稿が取り出されたことを検出した後に、前記原稿載置トレイを下降させることを特徴とする。
また、本発明に係る画像読取装置は、前記本発明に係る原稿送り装置を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記本発明に係る画像読取装置を備えたことを特徴とする。
本発明によると、原稿載置トレイが邪魔になり難い状態で、原稿排出トレイ上の原稿を原稿排出トレイから取り出すことが可能となる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[画像形成装置]
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100の概略構成を透視的に示す正面図である。なお、図1において、符号Xは、横方向(左右方向)を、符号Yは、幅方向(前後方向)を、符号Zは、上下方向(高さ方向)を示している。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100の概略構成を透視的に示す正面図である。なお、図1において、符号Xは、横方向(左右方向)を、符号Yは、幅方向(前後方向)を、符号Zは、上下方向(高さ方向)を示している。
画像形成装置100は、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能及びプリンタ機能を有する複合機であり、画像読取装置102によって読み取られた原稿Gの画像を外部に送信する。また、画像形成装置100は、画像読取装置102にて読み取った原稿Gの画像又は外部から受信した画像をカラー若しくは単色で用紙(記録材)に画像形成する。
画像読取装置102は、原稿送り装置200を備えている。原稿送り装置200は、画像読取部130の上側に設けられており、画像読取部130に対して開閉自在に支持されている。原稿送り装置200は、1枚又は複数枚の原稿Gを1枚ずつ順に搬送する。画像読取装置102は、原稿送り装置200により1枚又は複数枚の原稿のうち1枚ずつ搬送される原稿Gを読み取る。画像読取装置102は、原稿Gを載置する原稿載置台130a(原稿台)と、原稿載置台130a上に載置された原稿Gを読み取る載置原稿読取機能とを備えている。画像形成装置100は、原稿送り装置200が開かれると、画像読取部130の上方の原稿載置台130aが開放され、原稿Gを手置きで置くことができるようになっている。また、原稿送り装置200は、原稿Gを載置する原稿載置トレイ210と、外部に排出された原稿Gを積載する原稿排出トレイ240とを備えている。画像読取装置102は、原稿送り装置200にて搬送された原稿Gを読み取る搬送原稿読取機能を備えている。原稿送り装置200は、原稿載置トレイ210に載置された原稿Gを画像読取部130における原稿読取部130b上に搬送する。画像読取部130は、走査光学系130cを走査して原稿載置台130aに載置された原稿を読み取るか又は原稿送り装置200にて搬送される原稿Gを読み取って画像データを生成する。
画像形成装置100は、画像形成部110を備えている。画像形成部110は、光走査装置1、現像装置2、感光体ドラム3、ドラムクリーニング装置4、帯電器5、中間転写ベルト7、定着装置12、用紙搬送路S、給紙カセット18、用紙排出トレイ141(胴内排出トレイ)を備えている。
画像形成部110では、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像、又は、単色(例えば、ブラック)を用いたモノクロ画像に応じた画像データが扱われる。画像形成装置100の画像転写部50には、4種類のトナー像を形成するための現像装置2、感光体ドラム3、ドラムクリーニング装置4及び帯電器5が4つずつ設けられ、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ及びイエローに対応付けられ、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdが構成されている。
光走査装置1は、感光体ドラム3の表面を露光して静電潜像を形成する。現像装置2は、感光体ドラム3の表面の静電潜像を現像して、感光体ドラム3の表面にトナー像を形成する。ドラムクリーニング装置4は、感光体ドラム3の表面の残留トナーを除去及び回収する。帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させる。上述した一連の動作によって、各感光体ドラム3の表面に各色のトナー像が形成される。
感光体ドラム3の上側には、中間転写ベルト7を介して中間転写ローラ6が配置されている。中間転写ベルト7は、転写駆動ローラ7a及び転写従動ローラ7bに張架され、矢符Cの方向へ周回移動する。画像形成装置100では、ベルトクリーニング装置9によって残留トナーを除去及び回収し、各感光体ドラム3の表面に形成された各色のトナー像を順次転写して重ね合わせて、中間転写ベルト7の表面にカラーのトナー像を形成する。
2次転写部11の転写ローラ11aは、中間転写ベルト7との間にニップ域が形成されており、用紙搬送路Sを通じて搬送されてきた用紙をニップ域に挟み込んで搬送する。用紙は、ニップ域を通過する際に、中間転写ベルト7の表面のトナー像が転写されて定着装置12に搬送される。
定着装置12は、用紙を挟んで回転する定着ローラ12a及び加圧ローラ12bを備えている。定着装置12は、定着ローラ12a及び加圧ローラ12bの間にトナー像が転写された用紙を挟み込んで加熱及び加圧し、トナー像を用紙に定着させる。
給紙カセット18は、画像形成に使用する用紙を蓄積しておくためのカセットであり、光走査装置1の下側に設けられている。用紙は、用紙ピックアップローラ16によって給紙カセット18から引き出されて、用紙搬送路Sに搬送される。用紙搬送路Sに搬送された用紙は、2次転写部11や定着装置12を経由し、排出ローラ17に搬送され、用紙排出トレイ141に排出される。用紙搬送路Sには、搬送ローラ13、レジストローラ14及び排出ローラ17が配置されている。搬送ローラ13は、用紙の搬送を促す。レジストローラ14は、用紙を一旦停止させて、用紙の先端を揃える。レジストローラ14は、一旦停止した用紙を中間転写ベルト7上のカラートナー像とタイミングに合わせて搬送する。中間転写ベルト7上のカラートナー像は、中間転写ベルト7と転写ローラ11aとの間のニップ域で用紙に転写される。
なお、図1では、給紙カセット18が1つとされているがこれに限定されず、複数の給紙カセット18を設けた構成とし、それぞれに異なる種類の用紙を積載してもよい。
また、画像形成装置100は、用紙の表面だけでなく、裏面に画像形成を行う場合は、用紙を排出ローラ17から用紙反転経路Srに逆方向に搬送する。画像形成装置100は、逆方向に搬送された用紙の表裏を反転し、レジストローラ14に再度導く。また、画像形成装置100は、レジストローラ14に導かれた用紙を表面と同様にして裏面に画像形成し、用紙排出トレイ141に搬出する。
画像読取部130は、画像形成装置本体101の上面に設けられている。画像読取部130上には、原稿送り装置200が取り付けられている。
[原稿送り装置]
<第1実施形態>
図2は、図1に示す原稿送り装置200を示す斜視図である。図3は、図1に示す原稿送り装置200の平面図である。図4は、図1に示す原稿送り装置200の正面図である。図5は、図1に示す原稿送り装置200の側面図である。図6は、ランプ収納部210c近傍を示す拡大底面図である。図7は、原稿排出トレイ240に対する原稿忘れランプ180の位置関係を模式的に示す側面図である。図8は、図1に示す画像形成装置100における制御系のシステムブロック図である。図9は、図1に示す原稿送り装置200の断面図である。また、図10は、第1実施形態に係る原稿送り装置200(200A)において原稿載置トレイ210を昇降させる構成を説明するための模式図である。
<第1実施形態>
図2は、図1に示す原稿送り装置200を示す斜視図である。図3は、図1に示す原稿送り装置200の平面図である。図4は、図1に示す原稿送り装置200の正面図である。図5は、図1に示す原稿送り装置200の側面図である。図6は、ランプ収納部210c近傍を示す拡大底面図である。図7は、原稿排出トレイ240に対する原稿忘れランプ180の位置関係を模式的に示す側面図である。図8は、図1に示す画像形成装置100における制御系のシステムブロック図である。図9は、図1に示す原稿送り装置200の断面図である。また、図10は、第1実施形態に係る原稿送り装置200(200A)において原稿載置トレイ210を昇降させる構成を説明するための模式図である。
原稿送り装置200は、原稿載置トレイ210と、原稿搬送部220と、排出ローラ230と、原稿排出トレイ240とを備えている。原稿載置トレイ210は、原稿Gを載置する。原稿搬送部220は、原稿載置トレイ210に載置された原稿Gを搬送する。排出ローラ230は、原稿搬送部220にて搬送された原稿Gを排出する。原稿排出トレイ240は、排出ローラ230にて排出された原稿Gを積載する。原稿送り装置200において、原稿載置トレイ210と原稿排出トレイ240とが上下方向で重なるように配設されている。
詳しくは、原稿搬送部220は、原稿供給部221(図9参照)と、搬送経路222を形成する一対の搬送ガイド223と、複数の搬送ローラ(この例では第1から第5搬送ローラ224a~224e)(搬送ローラ対)と、搬送駆動部225(ステッピングモータ)(図8参照)と、搬送駆動伝達機構226(図8参照)とを備えている。
原稿供給部221は、呼込ローラ2211(ピックアップローラ)と、供給ローラ2212(給紙ローラ)と、分離部材〔分離ローラ又は分離パッド(この例では分離ローラ2213)〕と、支持部材2214と、供給駆動伝達機構2215(図9参照)と、供給ローラ用クラッチ2216(電磁クラッチ)(図8、図9参照)とを備えている。
呼込ローラ2211は、原稿載置トレイ210上に積載された原稿Gのうち最上位の原稿Gを呼び込む。呼込ローラ2211、供給ローラ2212及び分離ローラ2213は、呼込ローラ2211にて呼び込んだ原稿Gを1枚ずつ分離搬送する。供給ローラ2212は、呼込ローラ2211にて呼び込んだ原稿Gを分離ローラ2213と共に1枚ずつ一対の搬送ガイド223に向けて搬送する。分離ローラ2213は、供給ローラ2212に対向して配設されている。分離ローラ2213は、原稿載置トレイ210上に積載される原稿Gのうちの上から2枚目以降の原稿Gの搬送方向Hへの搬送を規制すると共に最も下(最終の原稿G)の搬送方向Hへの搬送を許容することができる。
支持部材2214は、呼込ローラ2211及び供給ローラ2212を回転自在に支持する。供給駆動伝達機構2215は、ギヤ列又はタイミングプーリー及びタイミングベルトで構成されており、供給ローラ2212に送られてきた回転駆動力を呼込ローラ2211に伝達する。支持部材2214は、図示を省略した巻きばね等の付勢部材の下方への付勢力により呼込ローラ2211側が下方に回動するように付勢されている。
供給ローラ用クラッチ2216は、搬送駆動部225から供給ローラ2212までの駆動伝達経路(この例では、供給ローラ2212)に設けられている。図8に示すように、供給ローラ用クラッチ2216は、制御部170の出力系に電気的に接続されている。これにより、供給ローラ用クラッチ2216は、制御部170の指示の下、搬送駆動部225からの駆動力を供給ローラ2212に伝達する駆動伝達状態と、搬送駆動部225から供給ローラ2212への駆動力の伝達を遮断する駆動遮断状態とを切り替えることができる。
原稿供給部221は、従来公知のものであり、その他の詳細な構成については説明を省略する。
一対の搬送ガイド223は、供給ローラ2212及び分離ローラ2213から排出ローラ230までの原稿Gの搬送経路222を形成する。一対の搬送ガイド223は、原稿Gを略水平方向に搬送して下方にUターンした後に略水平方向に搬送するように形成されている。
詳しくは、原稿搬送部220は、原稿Gを排出ローラ230に向けて案内する第1搬送ガイド部2231を備えている。第1搬送ガイド部2231は、一対の搬送ガイド223の一部を構成しており、第5搬送ローラ224eと排出ローラ230との間に設けられている。第1搬送ガイド部2231は、この例では、原稿送り装置200の本体フレーム201(原稿送り装置本体)に固定されている。
第1から第5搬送ローラ224a~224eは、原稿Gの搬送方向Hにおいて上流側から下流側に向けてこの順で一対の搬送ガイド223に沿って設けられている。第3搬送ローラ224cは、レジストローラであり、第2搬送ローラ224bから送られてきた原稿Gを下流側に設けられた下流側部材の動作タイミング(原稿読取部130bの画像読み取りタイミング)に合わせて下流側部材(原稿読取部130b)に向けて搬送する。
第1から第5搬送ローラ224a~224e及び供給ローラ2212は、搬送駆動部225により回転駆動される。図8に示すように、搬送駆動部225は、制御部170の出力系に電気的に接続されている。搬送駆動部225は、制御部170の指示の下、搬送駆動伝達機構226を介して第1から第5搬送ローラ224a~224e及び供給ローラ2212を駆動する。
搬送駆動伝達機構226は、搬送駆動部225からの回転駆動力を第1から第5搬送ローラ224a~224e及び供給ローラ2212に伝達する。搬送駆動伝達機構226は、図示を省略したギヤ列を備えている。これにより、搬送駆動部225からの回転駆動力を第1から第5搬送ローラ224a~224eに伝達することができる。また、搬送駆動部225からの回転駆動力を、供給ローラ用クラッチ2216を介して供給ローラ2212に伝達することができる。
<原稿載置トレイの昇降>
原稿載置トレイ210は、昇降可能に回動する構成とされている。原稿載置トレイ210は、原稿Gの搬送方向Hに直交する幅方向Yに沿った第1回動軸線α回りに(回動軸210aを支点として)(図10参照)回動自在に本体フレーム201に設けられている。原稿送り装置200は、昇降駆動部250(ステッピングモータ)(図8、図10参照)と、昇降駆動伝達機構260(図8、図10参照)とをさらに備えている。図8に示すように、昇降駆動部250は、制御部170の出力系に電気的に接続されている。昇降駆動部250は、制御部170の指示の下、昇降駆動伝達機構260を介して原稿載置トレイ210を駆動する。昇降駆動伝達機構260は、複数のギヤ(この例では第1ギヤ261、第2ギヤ262、第3ギヤ263、円弧状ギヤ264)からなるギヤ列で構成されている。第1ギヤ261は、昇降駆動部250の回転軸250aに固定されている。第2ギヤ262は、第1ギヤ261及び第3ギヤ263と噛み合い第1ギヤ261からの回転駆動力を第3ギヤ263に伝達する。第3ギヤ263は、第2ギヤ262及び円弧状ギヤ264と噛み合い第2ギヤ262からの回転駆動力を円弧状ギヤ264に伝達する。円弧状ギヤ264は、原稿載置トレイ210の回動軸210aに固定されている。これにより、制御部170は、昇降駆動部250の回転駆動により昇降駆動伝達機構260を介して原稿載置トレイ210を第1回動軸線α回りに昇降させることができる。
原稿載置トレイ210は、昇降可能に回動する構成とされている。原稿載置トレイ210は、原稿Gの搬送方向Hに直交する幅方向Yに沿った第1回動軸線α回りに(回動軸210aを支点として)(図10参照)回動自在に本体フレーム201に設けられている。原稿送り装置200は、昇降駆動部250(ステッピングモータ)(図8、図10参照)と、昇降駆動伝達機構260(図8、図10参照)とをさらに備えている。図8に示すように、昇降駆動部250は、制御部170の出力系に電気的に接続されている。昇降駆動部250は、制御部170の指示の下、昇降駆動伝達機構260を介して原稿載置トレイ210を駆動する。昇降駆動伝達機構260は、複数のギヤ(この例では第1ギヤ261、第2ギヤ262、第3ギヤ263、円弧状ギヤ264)からなるギヤ列で構成されている。第1ギヤ261は、昇降駆動部250の回転軸250aに固定されている。第2ギヤ262は、第1ギヤ261及び第3ギヤ263と噛み合い第1ギヤ261からの回転駆動力を第3ギヤ263に伝達する。第3ギヤ263は、第2ギヤ262及び円弧状ギヤ264と噛み合い第2ギヤ262からの回転駆動力を円弧状ギヤ264に伝達する。円弧状ギヤ264は、原稿載置トレイ210の回動軸210aに固定されている。これにより、制御部170は、昇降駆動部250の回転駆動により昇降駆動伝達機構260を介して原稿載置トレイ210を第1回動軸線α回りに昇降させることができる。
原稿送り装置200は、原稿載置検知部191(原稿載置センサ)と、上限検知部192(上限センサ)と、下限検知部193(下限センサ)と、原稿取り出し検知部194(原稿取り出しセンサ)と、原稿排出検知部195(原稿排出センサ)(図9参照)とをさらに備えている。図8に示すように、原稿載置検知部191、上限検知部192、下限検知部193、原稿取り出し検知部194及び原稿排出検知部195は、制御部170の入力系に電気的に接続されている。
原稿載置検知部191は、原稿載置トレイ210に載置される原稿Gの有無を検知する。原稿載置検知部191は、原稿載置トレイ210上の原稿Gの有無を示す信号(オンオフ信号)を制御部170に送信する。これにより、制御部170は、原稿載置トレイ210に原稿Gが載置されたか否かを認識(検出)することができる。
上限検知部192は、原稿載置トレイ210の上限位置を検知する。ここで、原稿載置トレイ210上の上限位置は、原稿載置トレイ210上の最上位の原稿Gを供給するための原稿供給位置(供給ローラ2212と分離ローラ2213とのニップ部の位置)である。支持部材2214には、被検知部(被検知片2214a)(図10参照)が設けられている。上限検知部192は、原稿載置トレイ210の昇降による呼込ローラ2211の昇降、この例では支持部材2214の昇降により被検知片2214aの有無を検知する。上限検知部192は、被検知片2214aの有無を示す信号(オンオフ信号)を制御部170に送信する。これにより、制御部170は、原稿載置トレイ210上の最上位の原稿Gが原稿供給位置に位置しているか否かを認識(検出)することができる。
下限検知部193は、原稿載置トレイ210の下限位置を検知する。ここで、原稿載置トレイ210の下限位置は、原稿載置トレイ210上に原稿Gを載置するための原稿載置位置である。下限検知部193は、原稿載置トレイ210の昇降により被検知部(円弧状ギヤ264)(図10参照)の有無を検知する。下限検知部193は円弧状ギヤ264の有無を示す信号(オンオフ信号)を制御部170に送信する。これにより、制御部170は、原稿載置トレイ210が原稿載置位置に位置しているか否かを認識(検出)することができる。
<原稿取り忘れの報知>
原稿送り装置200は、原稿Gの取り忘れを報知する報知手段をさらに備えている。この報知手段としては、原稿忘れランプ180の点灯、アラーム音、音声、操作部における発光素子の点灯や、表示部のメッセージ表示のうち何れか1つ又は少なくとも2つの組み合わせにより行う態様を例示できる。この例では、原稿忘れランプ180の点灯パターンとされている。
原稿送り装置200は、原稿Gの取り忘れを報知する報知手段をさらに備えている。この報知手段としては、原稿忘れランプ180の点灯、アラーム音、音声、操作部における発光素子の点灯や、表示部のメッセージ表示のうち何れか1つ又は少なくとも2つの組み合わせにより行う態様を例示できる。この例では、原稿忘れランプ180の点灯パターンとされている。
図8に示すように、原稿忘れランプ180は、制御部170の出力系に電気的に接続されており、制御部170からの作動信号により、点灯及び消灯することができる。
原稿取り出し検知部194は、原稿排出トレイ240に排出された原稿Gが原稿排出トレイ240から取り出されたか否か検知する。原稿取り出し検知部194は、原稿排出トレイ240上の原稿Gの有無を示す信号を制御部170に送信する。これにより、制御部170は、原稿排出トレイ240上に原稿Gが有るか否かを認識(検出)することができる。
制御部170は、ジョブ終了後、原稿Gが排出された後(全原稿排出完了後)の所定の待ち時間経過後に、原稿取り出し検知部194が原稿有を検知した場合に原稿排出トレイ240からの原稿Gの取り忘れを報知する。詳しくは、制御部170は、原稿忘れランプ180を所定の報知パターンで動作させる。この例では、制御部170は、原稿忘れランプ180を点灯と消灯とを繰り返す所定の点灯パターンで動作させる。
原稿排出トレイ240は、原稿排出口220b(図7参照)から排出された原稿Gを積載する。原稿送り装置200では、正面から視た横方向Xにおいて、一方の端部側(図3では、左側)に原稿搬送部220が設けられ、他方の端部側(図3では、右側)に原稿載置トレイ210及び原稿排出トレイ240が設けられている。原稿載置トレイ210と原稿排出トレイ240とは、上下方向Zで並べて設けられ、原稿載置トレイ210が上段に配置され、原稿排出トレイ240が下段に配置されている。つまり、原稿載置トレイ210は、原稿搬送部220の上部に設けられた原稿挿入口220aから他方の端部側へ延伸して設けられている。原稿排出トレイ240は、原稿搬送部220の下部に設けられた原稿排出口220bから他方の端部側へ延伸して設けられている。従って、原稿載置トレイ210から原稿Gが挿入される方向(図3では、左向き)は、原稿排出トレイ240に対する原稿Gが排出される方向(図3では、右向き)に対して、向きが逆になっている。
原稿送り装置200では、原稿載置トレイ210に載置された原稿Gを、原稿挿入口220aを介して原稿搬送部220の内部に取り入れる。そして、原稿搬送部220の内部において、画像読取装置102における原稿読取部130bで読み取られた原稿Gは、原稿排出口220bに設けられた排出ローラ230を介して、原稿搬送部220から排出されて原稿排出トレイ240に積載される。
図3に示すように、原稿載置トレイ210は、平面視において、略矩形状に形成されている。原稿載置トレイ210の下面には、原稿忘れランプ180を収納するランプ収納部210cが設けられている。
図6は、原稿載置トレイ210を下方から見た状態であって、ランプ収納部210c近傍を拡大して示している。原稿載置トレイ210の内部であって、ランプ収納部210cに面する部分には、原稿忘れランプ180が設けられている。また、ランプ収納部210cには、原稿載置トレイ210の下面側の筐体200aを開口する開口部210bが設けられており、原稿忘れランプ180の一部が開口部210bを介して露出している。原稿忘れランプ180は、例えば、LEDなどの発光素子を備えており、原稿忘れランプ180から照射された光が開口部210bから出射する。
図7では、原稿送り装置200を排出側から視た状態を模式的に示している。なお、図7では、図面の見易さを考慮して、原稿排出トレイ240上に積載された1枚の原稿Gを示している。原稿忘れランプ180は、原稿排出トレイ240(下方)に向かって光を照らす。図7の一点鎖線は、原稿忘れランプ180からの光が照射される範囲(照射範囲SR)を示している。
原稿排出検知部195は、原稿Gが排出されたか否かを検知する。原稿排出検知部195は、原稿送り装置200内から外部に排出される原稿Gの有無を示す信号(オンオフ信号)を制御部170に送信する。これにより、制御部170は、原稿送り装置200内から外部に排出される原稿Gの有(オン)と無(オフ)とで原稿Gの排出を認識(検出)することができる。原稿排出検知部195は、原稿Gの搬送方向Hにおいて原稿送り装置200内から原稿Gが排出される原稿排出口220bの上流側近傍に設けられている。
原稿載置検知部191、上限検知部192、下限検知部193、原稿取り出し検知部194及び原稿排出検知部195は、従来公知のものを用いることができる。原稿載置検知部191、上限検知部192、下限検知部193、原稿取り出し検知部194及び原稿排出検知部195としては、代表的には、アクチュエータや被検知部による光の遮蔽の有無を検知する光透過型センサを挙げることができる。
(制御部)
図8に示すように、画像形成装置100は、制御部170を備えている。制御部170は、CPU等のマイクロコンピュータからなる処理部171と、ROM等の不揮発性メモリー、RAM等の揮発性メモリーを含む記憶部172とを有している。制御部170は、処理部171が記憶部172のROMに予め格納された制御プログラムを記憶部172のRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の作動制御を行う。なお、原稿送り装置200が制御部170を備えていてもよい。
図8に示すように、画像形成装置100は、制御部170を備えている。制御部170は、CPU等のマイクロコンピュータからなる処理部171と、ROM等の不揮発性メモリー、RAM等の揮発性メモリーを含む記憶部172とを有している。制御部170は、処理部171が記憶部172のROMに予め格納された制御プログラムを記憶部172のRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素の作動制御を行う。なお、原稿送り装置200が制御部170を備えていてもよい。
制御部170は、昇降制御手段P1と、報知制御手段P2と、搬送制御手段P3とを含む手段として機能する。
昇降制御手段P1は、原稿載置トレイ210の昇降動作を制御する。報知制御手段P2は、原稿Gの取り忘れを報知する報知手段(この例では原稿忘れランプ180)を作動制御する。搬送制御手段P3は、原稿載置トレイ210から原稿排出トレイ240までの原稿Gの搬送を制御する。
図11A及び図11Bは、それぞれ、原稿載置トレイ210の昇降動作の制御の一例の前半部分及び後半部分を示すフローチャートである。図12Aから図12Fは、第1実施形態に係る原稿送り装置200(200A)において原稿載置トレイ210の昇降動作の第1過程から第6過程を示す正面図である。図12Aに示す第1過程では、原稿Gが原稿載置トレイ210上に載置されている過程を示している。図12Bに示す第2過程では、原稿載置トレイ210上の最上位の原稿Gが上限位置(原稿供給位置)に位置している過程を示している。図12Cに示す第3過程では、原稿Gが原稿排出トレイ240に排出されている途中の過程を示している。図12Dに示す第4過程では、最後の原稿Gが原稿排出トレイ240に排出された直後の過程を示している。図12Eに示す第5過程では、原稿排出トレイ240に排出された原稿Gが原稿排出トレイ240から取り出された直後の過程を示している。図12Fに示す第6過程では、原稿載置トレイ210が上限位置(原稿供給位置)から下限位置(原稿載置位置)に下降した直後の過程を示している。
原稿送り装置200において、原稿載置トレイ210の昇降動作を行うあたり、制御部170は、原稿載置トレイ210を初期位置として下限位置(原稿載置位置)に位置させている。
図11Aに示すように、先ず、制御部170は、原稿載置検知部191がオンしたか否かを判断し(S1)、原稿載置トレイ210上に原稿Gが載置されて原稿載置検知部191がオンしたと判断した場合には(S1:Yes)(図12A参照)、昇降駆動部250をオンして原稿載置トレイ210を上昇させる(S2)。次に、制御部170は、呼込ローラ2211が上昇して上限検知部192がオンしたか否かを判断し(S3)、上限検知部192がオンしたと判断した場合には(S3:Yes)、昇降駆動部250をオフして原稿載置トレイ210を停止する(S4)(図12B参照)。
次に、制御部170は、原稿送り動作が実施されると(S5:Yes)、図11Bに示すように、原稿載置検知部191がオフした否かを判断し(S6)、原稿載置トレイ210上に原稿Gが存在していて原稿載置検知部191がオンしている状態において(S6:No)、原稿載置トレイ210上の原稿Gの積載量が減少し、呼込ローラ2211が下降して上限検知部192がオフしたと判断した場合には(S7:Yes)、昇降駆動部250をオンして原稿載置トレイ210を上昇させ(S8)、S6に移行する(図12C参照)。
次に、制御部170は、原稿載置検知部191がオフしたと判断した場合には(S6:Yes)、原稿排出検知部195にて最終の原稿Gが排出されたことか否かを判断する(S9)。制御部170は、最終の原稿Gが排出されたと判断した場合には(S9:Yes)(図12D参照)、原稿取り出し検知部194がオフしたか否かを判断し(S10)、原稿取り出し検知部194がオンするまで(S10:No)、報知手段(原稿忘れランプ180)を動作させる(S11)。次に、制御部170は、原稿排出トレイ240上の原稿Gが原稿排出トレイ240から取り出されて原稿取り出し検知部194がオフしたと判断した場合には(S10:Yes)(図12E参照)、報知手段(原稿忘れランプ180)の動作を停止し(S12)、昇降駆動部250をオンして原稿載置トレイ210を下降させ(S13)、下限検知部193がオンしたか否かを判断する(S14)。次に、制御部170は、円弧状ギヤ264の回動により下限検知部193がオンしたと判断した場合には(S14:Yes)(図12F参照)、昇降駆動部250をオフして原稿載置トレイ210を停止する(S15)。
このように、昇降制御手段P1は、原稿Gの原稿排出トレイ240への排出が終了し、原稿取り出し検知部194の検知結果により原稿排出トレイ240に排出された原稿Gが取り出されたことを検出した後に、原稿載置トレイ210を下降させる。詳しくは、昇降制御手段P1は、原稿排出検知部195にて最終の原稿Gが排出されたことを検出し、原稿取り出し検知部194にて原稿排出トレイ240上の原稿Gが原稿排出トレイ240から取り出されたことを検出した後に、昇降駆動部250を駆動して原稿載置トレイ210を下降させる。
本実施の形態によれば、原稿Gの原稿排出トレイ240への排出が終了し、原稿取り出し検知部194の検知結果により原稿排出トレイ240に排出された原稿Gが取り出されたことを検出した後に、原稿載置トレイ210を下降させるので、原稿排出トレイ240上の原稿Gが使用者により原稿排出トレイ240から取り出されない限り、原稿載置トレイ210が上昇したままにすることができる。これにより、原稿載置トレイ210が邪魔になり難い状態で、原稿排出トレイ240上の原稿Gを原稿排出トレイ240から取り出すことができる。しかも、使用者が原稿排出トレイ240に排出された原稿Gを取り出した後、次に使用者が原稿送り装置200を使用するときでも、原稿載置トレイ210を下降させる動作を行うことなく、すぐに原稿Gを原稿載置トレイ210に載置することができる。
本実施の形態において、制御部170は、原稿取り出し検知部194の検知結果により原稿排出トレイ240に排出された原稿Gが取り出されたことを検出した場合には、報知手段(この例では原稿忘れランプ180の点灯パターン)の動作を停止する。こうすることで、原稿排出トレイ240上の原稿Gが原稿排出トレイ240から原稿Gが取り出されたことを使用者に認識させることができる。
<第2実施形態>
図13は、第2実施形態に係る原稿送り装置200(200B)において原稿載置トレイ210を昇降させる構成を説明するための模式図である。図14Aから図14Cは、昇降する排出ローラ230を回転駆動させるための排出駆動伝達機構270の第1動作例から第3動作例を示す正面図である。図14Aに示す第1動作では、排出ローラ230が原稿載置トレイ210の下限位置(原稿載置位置)に位置しているときの動作を示している。図14Bに示す第2動作では、排出ローラ230が原稿載置トレイ210の下限位置(原稿載置位置)と上限位置(原稿供給位置)との間に位置しているときの動作を示している。図14Cに示す第3動作では、排出ローラ230が原稿載置トレイ210の上限位置(原稿供給位置)に位置しているときの動作を示している。
図13は、第2実施形態に係る原稿送り装置200(200B)において原稿載置トレイ210を昇降させる構成を説明するための模式図である。図14Aから図14Cは、昇降する排出ローラ230を回転駆動させるための排出駆動伝達機構270の第1動作例から第3動作例を示す正面図である。図14Aに示す第1動作では、排出ローラ230が原稿載置トレイ210の下限位置(原稿載置位置)に位置しているときの動作を示している。図14Bに示す第2動作では、排出ローラ230が原稿載置トレイ210の下限位置(原稿載置位置)と上限位置(原稿供給位置)との間に位置しているときの動作を示している。図14Cに示す第3動作では、排出ローラ230が原稿載置トレイ210の上限位置(原稿供給位置)に位置しているときの動作を示している。
また、図15Aから図15Fは、第2実施形態に係る原稿送り装置200(200B)において原稿載置トレイ210の昇降動作の第1過程から第6過程を示す正面図である。図15Aに示す第1過程では、原稿Gが原稿載置トレイ210上に載置されている過程を示している。図15Bに示す第2過程では、原稿載置トレイ210上の最上位の原稿Gが上限位置(原稿供給位置)に位置している過程を示している。図15Cに示す第3過程では、原稿Gが原稿排出トレイ240に排出されている途中の過程を示している。図15Dに示す第4過程では、原稿Gが原稿排出トレイ240に排出された直後の過程を示している。図15Eに示す第5過程では、原稿排出トレイ240に排出された原稿Gが原稿排出トレイ240から取り出された直後の過程を示している。図15Fに示す第6過程では、原稿載置トレイ210が上限位置(原稿供給位置)から下限位置(原稿載置位置)に下降した直後の過程を示している。
第2実施形態において、第1実施形態と同じ構成を有する部材には同一符号を付し、その説明を省略する。
ところで、第1実施形態に係る原稿送り装置200(200A)では、原稿載置トレイ210が上昇することにより、原稿載置トレイ210から原稿Gを取り出すための空間SP(図12D参照)を広くすることができ、これにより、原稿排出トレイ240に積載された原稿Gを取りだし易くすることができる。しかしながら、第1実施形態のように、排出ローラ230が昇降せずに固定されていると、原稿排出トレイ240への原稿Gの最大積載枚数を増やすことができない。
この点、本実施の形態では、原稿送り装置200(200B)は、原稿載置トレイ210が下降すると、排出ローラ230も下降する一方、原稿載置トレイ210が上昇すると、排出ローラ230も上昇する構成とされている。こうすることで、原稿載置トレイ210が下降すると、排出ローラ230も下降することで、原稿排出トレイ240から原稿Gを取り出すための空間SP(図15D参照)を広くすることができると共に、原稿排出トレイ240への原稿Gの最大積載枚数を増やすことができる。
本実施の形態において、排出ローラ230は、原稿載置トレイ210に設けられている。こうすることで、原稿載置トレイ210が下降すると、排出ローラ230も下降する一方、原稿載置トレイ210が上昇すると、排出ローラ230も上昇する構成を簡単かつ容易に実現させることができる。
詳しくは、図14Aから図14Cに示すように、原稿送り装置200(200B)は、排出駆動伝達機構270をさらに備えている。排出駆動伝達機構270は、第1タイミングプーリー271と、第2タイミングプーリー272と、テンションローラ273と、タイミングベルト274と、付勢部材275(コイルバネ)とを備えている。第1タイミングプーリー271は、第5搬送ローラ224eの回転軸に固定されている。第2タイミングプーリー272は、排出ローラ230の回転軸に固定されている。テンションローラ273は、所定方向(この例では上下方向Z)に移動自在に構成されている。タイミングベルト274は、第1タイミングプーリー271、第2タイミングプーリー272及びテンションローラ273に巻きかけられている。付勢部材275は、テンションローラ273を第1タイミングプーリー271及び第2タイミングプーリー272から遠ざかる方向(この例では上方)に向けて付勢している。付勢部材275は、一端がテンションローラ273に接続され、他端が本体フレーム201に固定されている。これにより、排出ローラ230を昇降させながら回転駆動させることができる。
また、原稿搬送部220は、第1実施形態の第1搬送ガイド部2231に代えて、第2搬送ガイド部2232を備えている。
一対の搬送ガイド223における第2搬送ガイド部2232は、原稿Gの搬送方向Hにおいて、上流側の搬送ガイド部2233と、下流側の搬送ガイド部2234と、可撓性部材2235とを備えている。上流側の搬送ガイド部2233は、第5搬送ローラ224eの下流側近傍において本体フレーム201に固定されている。上流側の搬送ガイド部2233は、上側に設けられた第1搬送ガイド板2233aと、下側に設けられた第2搬送ガイド板2233bとを有している。第1搬送ガイド板2233a及び第2搬送ガイド板2233bは、板金等の剛性を有するものである。第1搬送ガイド板2233a及び第2搬送ガイド板2233bは、原稿Gの搬送方向Hの下流側に向けて次第に開くように本体フレーム201に固定されている。上流側の搬送ガイド部2233は、上向きに開放している。
下流側の搬送ガイド部2234は、排出ローラ230の上流側近傍において原稿載置トレイ210に固定されている。下流側の搬送ガイド部2234は、原稿載置トレイ210の昇降に伴い昇降する。下流側の搬送ガイド部2234は、上側に設けられた第3搬送ガイド板2234aと、下側に設けられた第4搬送ガイド板2234bとを有している。第3搬送ガイド板2234a及び第4搬送ガイド板2234bは、板金等の剛性を有するものである。第3搬送ガイド板2234a及び第4搬送ガイド板2234bは、原稿Gの搬送方向Hの上流側に向けて次第に開くように原稿載置トレイ210に固定されている。下流側の搬送ガイド部2234は、原稿載置トレイ210が下限位置(原稿載置位置)に下降している状態において、下向きに開放している。
原稿載置トレイ210が下限位置(原稿載置位置)に下降している状態において、上流側の搬送ガイド部2233の開放側と下流側の搬送ガイド部2234の開放側とが対向している。上流側の搬送ガイド部2233及び下流側の搬送ガイド部2234は、下流側の搬送ガイド部2234が昇降しても互いに干渉しない長さにとされている。
可撓性部材2235は、フィルム状の部材であり、原稿Gの搬送方向Hにおいて、上流側の端部2235aが下側の第2搬送ガイド板2233bの上面の上流側端部に固定されている(具体的には貼り付けられている)。また、可撓性部材2235の下流側が下流側の搬送ガイド部2234の下側の第4搬送ガイド板2234bの上面に載置されている(第4搬送ガイド板2234bに対して移動自在とされている)。また、可撓性部材2235は、原稿載置トレイ210が上限位置(原稿供給位置)に上昇している状態でも(図15D、図15E参照)下側の第4搬送ガイド板2234bの上面に載置可能な長さとされている。これにより、原稿載置トレイ210が昇降しても原稿Gを第5搬送ローラ224eから排出ローラ230へ案内することができる。ここで、可撓性部材2235は、可撓性を有するフィルム状のものであれば、何れのものであってもよい。可撓性部材2235としては、代表的にはポリエステルフィルム等の樹脂フィルムを例示できる。
ところで、排出ローラ230が原稿載置トレイ210に固定されている場合、原稿載置トレイ210が下降すると、原稿載置トレイ210の下降距離と同一の下降距離で排出ローラ230も下降し、原稿載置トレイ210が上昇すると、原稿載置トレイ210の上昇距離と同一の上昇距離で排出ローラ230も上昇する。従って、原稿載置トレイ210の昇降に伴う原稿載置トレイ210と排出ローラ230との昇降距離を変更することができない。
そこで、排出ローラ230は、原稿載置トレイ210の昇降に連動して昇降するようにしてもよい。例えば、排出ローラ230は、原稿載置トレイ210の昇降に伴って、所定のギヤ比となるギヤ列を有する駆動機構又は所定のプーリー比となる複数のタイミングプーリーとこれらに巻き掛けられるタイミングベルトとを有する駆動機構により昇降するようになっていてもよい。こうすることで、原稿載置トレイ210が下降すると、原稿載置トレイ210の下降距離よりも小さい下降距離で排出ローラ230を下降させることができ、原稿載置トレイ210が上昇すると、原稿載置トレイ210の上昇距離よりも小さい上昇距離で排出ローラ230を上昇させることができる。これにより、原稿載置トレイ210の昇降に伴う原稿載置トレイ210と排出ローラ230との昇降距離を変更することができる。
<第3実施形態>
図16は、第3実施形態に係る原稿送り装置200(200C)において原稿載置トレイ210を昇降させる構成を説明するための模式図である。また、図17Aから図17Fは、第3実施形態に係る原稿送り装置200(200C)において原稿載置トレイ210の昇降動作の第1過程から第6過程を示す正面図である。図17Aに示す第1過程では、原稿Gが原稿載置トレイ210上に載置されている過程を示している。図17Bに示す第2過程では、原稿載置トレイ210上の最上位の原稿Gが上限位置(原稿供給位置)に位置している過程を示している。図17Cに示す第3過程では、原稿Gが原稿排出トレイ240に排出されている途中の過程を示している。図17Dに示す第4過程では、原稿Gが原稿排出トレイ240に排出された直後の過程を示している。図17Eに示す第5過程では、原稿排出トレイ240に排出された原稿Gが原稿排出トレイ240から取り出された直後の過程を示している。図17Fに示す第6過程では、原稿載置トレイ210が上限位置(原稿供給位置)から下限位置(原稿載置位置)に下降した直後の過程を示している。
図16は、第3実施形態に係る原稿送り装置200(200C)において原稿載置トレイ210を昇降させる構成を説明するための模式図である。また、図17Aから図17Fは、第3実施形態に係る原稿送り装置200(200C)において原稿載置トレイ210の昇降動作の第1過程から第6過程を示す正面図である。図17Aに示す第1過程では、原稿Gが原稿載置トレイ210上に載置されている過程を示している。図17Bに示す第2過程では、原稿載置トレイ210上の最上位の原稿Gが上限位置(原稿供給位置)に位置している過程を示している。図17Cに示す第3過程では、原稿Gが原稿排出トレイ240に排出されている途中の過程を示している。図17Dに示す第4過程では、原稿Gが原稿排出トレイ240に排出された直後の過程を示している。図17Eに示す第5過程では、原稿排出トレイ240に排出された原稿Gが原稿排出トレイ240から取り出された直後の過程を示している。図17Fに示す第6過程では、原稿載置トレイ210が上限位置(原稿供給位置)から下限位置(原稿載置位置)に下降した直後の過程を示している。
第3実施形態において、第1実施形態及び第2実施形態と同じ構成を有する部材には同一符号を付し、その説明を省略する。
ところで、第2実施形態に係る原稿送り装置200(200B)のように、第2搬送ガイド部2232の上流側の搬送ガイド部2233が原稿送り装置200(200B)の本体フレーム201に固定されている場合に、排出ローラ230が昇降すると、原稿Gを排出ローラ230に確実に案内することができないことがあり、そうすると、上流側の搬送ガイド部2233から排出ローラ230への原稿Gの搬送性が低下し易い。
この点、本実施の形態では、第3搬送ガイド部2236の上流側の搬送ガイド部2237は、昇降可能に揺動する構成とされ、排出ローラ230の昇降に合わせて揺動する。こうすることで、上流側の搬送ガイド部2237を排出ローラ230の昇降に追随させることができ、これにより、排出ローラ230が昇降しても、原稿Gを排出ローラ230に確実に案内することができ、従って、上流側の搬送ガイド部2237から排出ローラ230への原稿Gの搬送性を向上させることができる。
詳しくは、原稿搬送部220は、第2実施形態の第2搬送ガイド部2232に代えて、第3搬送ガイド部2236を備えている。
第3搬送ガイド部2236は、第2実施形態の第2搬送ガイド部2232において、上流側の搬送ガイド部2233及び可撓性部材2235に代えて、上流側の搬送ガイド部2237(搬送ガイド部の一例)を設けたものである。上流側の搬送ガイド部2237は、第5搬送ローラ224eの原稿Gの搬送方向Hにおける下流側近傍において幅方向Yに沿った第2揺動軸線β回りに(揺動軸2236aを支点として)揺動自在に本体フレーム201に固定されている。上流側の搬送ガイド部2237は、上側に設けられた第5搬送ガイド板2237aと、下側に設けられた第6搬送ガイド板2237bとを有している。第5搬送ガイド板2237a及び第6搬送ガイド板2237bは、板金等の剛性を有するものである。第5搬送ガイド板2237aは、直線状に形成されている。第6搬送ガイド板2237bは、原稿Gの搬送方向Hにおける中央部が第5搬送ガイド板2237aとは反対側に湾曲するように形成されている。
原稿載置トレイ210が下限位置(原稿載置位置)に下降している状態において、上流側の搬送ガイド部2237の開放側と下流側の搬送ガイド部2234の開放側とが対向している。上流側の搬送ガイド部2237における第5搬送ガイド板2237a及び第6搬送ガイド板2237bは、下流側の搬送ガイド部2234における第3搬送ガイド板2234a及び第4搬送ガイド板2234b内に入り込んでおり、第6搬送ガイド板2237bが第4搬送ガイド板2234bの上面に載置されている(第4搬送ガイド板2234bに対して移動自在とされている)。これにより、排出ローラ230が昇降しても、上流側の搬送ガイド部2237から排出ローラ230へ原稿Gを確実に搬送することができる。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、係る実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 画像形成装置
130 画像読取部
130b 原稿読取部
170 制御部
171 処理部
172 記憶部
180 原稿忘れランプ
191 原稿載置検知部
192 上限検知部
193 下限検知部
194 原稿取り出し検知部
195 原稿排出検知部
200 原稿送り装置
201 本体フレーム
210 原稿載置トレイ
220 原稿搬送部
221 原稿供給部
2211 呼込ローラ
2212 供給ローラ
2213 分離ローラ
2214 支持部材
2215 供給駆動伝達機構
2216 供給ローラ用クラッチ
222 搬送経路
223 一対の搬送ガイド
2231 第1搬送ガイド部
2232 第2搬送ガイド部
2233 上流側の搬送ガイド部
2234 下流側の搬送ガイド部
2235 可撓性部材
2236 第3搬送ガイド部
2237 上流側の搬送ガイド部(搬送ガイド部の一例)
224a 第1搬送ローラ
224b 第2搬送ローラ
224c 第3搬送ローラ
224d 第4搬送ローラ
224e 第5搬送ローラ
225 搬送駆動部
226 搬送駆動伝達機構
230 排出ローラ
240 原稿排出トレイ
250 昇降駆動部
260 昇降駆動伝達機構
270 排出駆動伝達機構
G 原稿
H 搬送方向
P1 昇降制御手段
P2 報知制御手段
P3 搬送制御手段
SP 空間
X 横方向
Y 幅方向
Z 上下方向
α 第1回動軸線
β 第2揺動軸線
130 画像読取部
130b 原稿読取部
170 制御部
171 処理部
172 記憶部
180 原稿忘れランプ
191 原稿載置検知部
192 上限検知部
193 下限検知部
194 原稿取り出し検知部
195 原稿排出検知部
200 原稿送り装置
201 本体フレーム
210 原稿載置トレイ
220 原稿搬送部
221 原稿供給部
2211 呼込ローラ
2212 供給ローラ
2213 分離ローラ
2214 支持部材
2215 供給駆動伝達機構
2216 供給ローラ用クラッチ
222 搬送経路
223 一対の搬送ガイド
2231 第1搬送ガイド部
2232 第2搬送ガイド部
2233 上流側の搬送ガイド部
2234 下流側の搬送ガイド部
2235 可撓性部材
2236 第3搬送ガイド部
2237 上流側の搬送ガイド部(搬送ガイド部の一例)
224a 第1搬送ローラ
224b 第2搬送ローラ
224c 第3搬送ローラ
224d 第4搬送ローラ
224e 第5搬送ローラ
225 搬送駆動部
226 搬送駆動伝達機構
230 排出ローラ
240 原稿排出トレイ
250 昇降駆動部
260 昇降駆動伝達機構
270 排出駆動伝達機構
G 原稿
H 搬送方向
P1 昇降制御手段
P2 報知制御手段
P3 搬送制御手段
SP 空間
X 横方向
Y 幅方向
Z 上下方向
α 第1回動軸線
β 第2揺動軸線
Claims (8)
- 原稿を載置する原稿載置トレイと、前記原稿載置トレイに載置された前記原稿を搬送する原稿搬送部と、前記原稿搬送部にて搬送された前記原稿を排出する排出ローラと、前記排出ローラにて排出された前記原稿を積載する原稿排出トレイとを備え、前記原稿載置トレイと前記原稿排出トレイとが上下方向で重なるように配設された原稿送り装置であって、
前記原稿排出トレイに排出された前記原稿が取り出されたか否か検知する原稿取り出し検知部を備え、
前記原稿載置トレイは、昇降可能に回動する構成とされ、
前記原稿の前記原稿排出トレイへの排出が終了し、前記原稿取り出し検知部の検知結果により前記原稿排出トレイに排出された前記原稿が取り出されたことを検出した後に、前記原稿載置トレイを下降させることを特徴とする原稿送り装置。 - 請求項1に記載の原稿送り装置であって、
前記原稿の取り忘れを報知する報知手段を備え、
前記原稿取り出し検知部の検知結果により前記原稿排出トレイに排出された前記原稿が取り出されたことを検出した場合には、前記報知手段の動作を停止することを特徴とする原稿送り装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の原稿送り装置であって、
前記原稿載置トレイが下降すると、前記排出ローラも下降する一方、前記原稿載置トレイが上昇すると、前記排出ローラも上昇する構成とされていることを特徴とする原稿送り装置。 - 請求項3に記載の原稿送り装置であって、
前記排出ローラは、前記原稿載置トレイに設けられていることを特徴とする原稿送り装置。 - 請求項3に記載の原稿送り装置であって、
前記排出ローラは、前記原稿載置トレイの昇降に連動して昇降することを特徴とする原稿送り装置。 - 請求項3から請求項5までの何れか1つに記載の原稿送り装置であって、
前記原稿搬送部は、前記原稿を前記排出ローラに向けて案内する搬送ガイド部を備え、
前記搬送ガイド部は、昇降可能に揺動する構成とされ、前記排出ローラの昇降に合わせて揺動することを特徴とする原稿送り装置。 - 請求項1から請求項6までの何れか1つに記載の原稿送り装置を備えたことを特徴とする画像読取装置。
- 請求項7に記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020147047A JP2022041695A (ja) | 2020-09-01 | 2020-09-01 | 原稿送り装置、画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020147047A JP2022041695A (ja) | 2020-09-01 | 2020-09-01 | 原稿送り装置、画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022041695A true JP2022041695A (ja) | 2022-03-11 |
Family
ID=80500048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020147047A Pending JP2022041695A (ja) | 2020-09-01 | 2020-09-01 | 原稿送り装置、画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022041695A (ja) |
-
2020
- 2020-09-01 JP JP2020147047A patent/JP2022041695A/ja active Pending
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