JP2022040963A - 男性用小便器及びユニットトイレ - Google Patents
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Abstract
【課題】広い壁面を確保できない狭いスペースであっても設置することが可能な男性用小便器及び該男性用小便器を使用したユニットトイレを提供する。【解決手段】本発明に係る男性用小便器は、外側面の角部をL字状に直結して直角形状に形成された男性用小便器であって、該小便器の底面の角部に排水口を形成し、前記小便器の内側面の中央角部に上下方向に延びるU字溝を形成し、前記U字溝の下端部を前記排水口に繋げ、小便器の内側面の上部に洗浄水を吐水するための吐水口を設け、前記小便器の左右の内側面を、前記U字溝に向けて湾曲状に傾斜するように形成し、前記小便器の内側面及び底面の外縁に廻り縁部を形設して、使用時に小水が前記U字溝から排水口に流れるようにすると共に、小水及び洗浄水が周りに飛沫することがないようにし、前記小便器の両側の廻り縁部に開閉可能な扉を設け、トイレ室内の角部に設置することができるようにしたことを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本発明は、男性用小便器の改良に関し、かつ、前記男性用小便器を使用したユニットトイレに関する。
従来から、便器としては、座って使用する洋式便器及び和式便器並びに男性が立って使用する男性用小便器がある。
前記男性用小便器は、洋式便器又は和式便器と共に公共施設の男性用トイレに設置されるものであり、洗浄水回収タンク、ポンプ、薬剤貯留容器、制御装置等を配置し易くした小便器(特許文献1)や、使用時に傘等の荷物を引っ掛けておくことができるようにした小便器(特許文献2)等、様々な形態の小便器が既に提案されている。
前記男性用小便器は、洋式便器又は和式便器と共に公共施設の男性用トイレに設置されるものであり、洗浄水回収タンク、ポンプ、薬剤貯留容器、制御装置等を配置し易くした小便器(特許文献1)や、使用時に傘等の荷物を引っ掛けておくことができるようにした小便器(特許文献2)等、様々な形態の小便器が既に提案されている。
男性用小便器は、公共施設の男性用トイレのような、予め小便器の専用設置スペースが確保できる場所に設置されており、即ち、平坦な壁面に沿って配置されることを前提としているので、従来の男性用小便器は、特許文献1及び2にも示すように、本体の背面が平坦に構成されている。
一方で、家庭等では、トレイのスペースを広く確保することができず、即ち、従来の男性用小便器を設置できるような広い壁面をトイレ内に確保することができないので、小便器を設けずに、洋式便器又は和式便器のみを設置する場合が多い。
しかしながら、男性は洋式便器や和式便器で座って小便の用を足す事は苦手であるので、洋式便器や和式便器であっても、立った姿勢で小便の用を足すことが多い。
洋式便器や和式便器で男性が立った姿勢で小便の用を足す場合、小水が便器の受け面で跳ねて、便器の周りや床面を汚すという問題がある。
この問題は衛生上の問題だけでなく、便器の周りや床面に飛散した小水により、トイレ内に悪臭が籠るので、匂いの面でも問題が大きい。
本発明は、上記した従来の問題点を解決し、広い壁面を確保できない狭いスペースであっても設置することが可能な男性用小便器及び該男性用小便器を使用したユニットトイレを提供することを目的としている。
一方で、家庭等では、トレイのスペースを広く確保することができず、即ち、従来の男性用小便器を設置できるような広い壁面をトイレ内に確保することができないので、小便器を設けずに、洋式便器又は和式便器のみを設置する場合が多い。
しかしながら、男性は洋式便器や和式便器で座って小便の用を足す事は苦手であるので、洋式便器や和式便器であっても、立った姿勢で小便の用を足すことが多い。
洋式便器や和式便器で男性が立った姿勢で小便の用を足す場合、小水が便器の受け面で跳ねて、便器の周りや床面を汚すという問題がある。
この問題は衛生上の問題だけでなく、便器の周りや床面に飛散した小水により、トイレ内に悪臭が籠るので、匂いの面でも問題が大きい。
本発明は、上記した従来の問題点を解決し、広い壁面を確保できない狭いスペースであっても設置することが可能な男性用小便器及び該男性用小便器を使用したユニットトイレを提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本発明に係る男性用小便器は、外側面の角部をL字状に直結して直角形状に形成された男性用小便器であって、前記小便器の底面の角部に排水口を形成し、前記小便器の内側面の中央角部に上下方向に延びるU字溝を形成し、前記U字溝の下端部を前記排水口に繋げ、小便器の内側面の上部に洗浄水を吐水するための吐水口を設け、前記小便器の左右の内側面を、前記U字溝に向けて湾曲状に傾斜するように形成し、前記小便器の内側面及び底面の外縁に廻り縁部を形設し、使用時に小水が、前記吐水口から放水された洗浄水によって前記U字溝に注がれ、U字溝から排水口に流れるようにすると共に、小水及び洗浄水が周りに飛沫することがないようにし、前記小便器の両側の廻り縁部に開閉可能な扉を設け、トイレ室内の角部に設置することができるようにしたことを特徴とする。
前記男性用小便器は、陶器材料、琺瑯材料又は樹脂系材料によって形成され、全体が薄型状である。
本発明に係るユニットトイレは、出入口用ドアを備えた箱状ハウジングの内部に、洋式便器又は和式便器と、前記男性用小便器とを設け、前記男性用小便器を前記ハウジング内部の角部に配置したことを特徴とする。
前記男性用小便器は、陶器材料、琺瑯材料又は樹脂系材料によって形成され、全体が薄型状である。
本発明に係るユニットトイレは、出入口用ドアを備えた箱状ハウジングの内部に、洋式便器又は和式便器と、前記男性用小便器とを設け、前記男性用小便器を前記ハウジング内部の角部に配置したことを特徴とする。
本発明に係る男性用小便器は、外側面の角部をL字状に直結して直角形状に形成された男性用小便器であって、前記小便器の底面の角部に排水口を形成し、前記小便器の内側面の中央角部に上下方向に延びるU字溝を形成し、前記U字溝の下端部を前記排水口に繋げ、小便器の内側面の上部に洗浄水を吐水するための吐水口を設け、前記小便器の左右の内側面を、前記U字溝に向けて湾曲状に傾斜するように形成し、前記小便器の内側面及び底面の外縁に廻り縁部を形設し、使用時に小水が、前記吐水口から放水された洗浄水によって前記U字溝に注がれ、U字溝から排水口に流れるようにすると共に、小水及び洗浄水が周りに飛沫することがないようにし、前記小便器の両側の廻り縁部に開閉可能な扉を設けているので、トイレ室内においてデッドスペースになっている角部に配置することが可能である。これにより、家庭用トイレや移動式トイレ等の比較的スペースの小さいトイレであっても、洋式便器や和式便器と共に男性用小便器を設置することが可能になる。これにより、家庭用トイレ等であっても男性用小便器を設置することが可能になり、トイレ内での尿の飛散等の問題が解消される。尚、本発明に係る男性用小便器が設置可能な角部は、例えば、トイレ室内に予め形成されている4隅の角部に限定されるものではない。例えば、公衆トイレ等のように広いスペースの場合には、壁面に新たに仕切り壁を設ける等して角部を形成し、その角部に本発明に係る男性用小便器を設置することも可能である。
また、男性用小便器の両側の廻り縁部に開閉可能な扉を設けることにより、未使用時には小便器本体を隠すことが可能になり、トイレ内の外観が損なわれることがない。また、小便器の内側面の中央角部に上下方向に延びるU字溝を形成し、このU字溝の下端部を排水口に繋げているので、内側面の表面で受けた尿を、前記U字溝を介して下方の排水口に効果的に集めて排水することが可能になる。また、前記内側面の上部に洗浄水を吐水するための吐水口を設けているので、使用後に洗浄水を内側面の表面に沿って流して洗浄することができることは勿論のこと、使用中に洗浄水を内側面の表面に沿って流すことで内側面の表面で受ける尿の跳ね返りを効果的に防止することができ、また、内側面の表面の汚染を予防することが可能になる。さらにまた、前記小便器の左右の内側面を、前記U字溝に向けて湾曲状に傾斜するように形成し、前記小便器の内側面及び底面の外縁に廻り縁部を形設することによって、尿や洗浄水の周囲への飛沫を防止することができる。
前記男性用小便器を、陶器材料、琺瑯材料又は樹脂系材料によって形成し、全体を薄型状にすることによって、全体を軽量化され、かつ、施工性が良くなり、さらに、場所をとらなくシンプルな直角形状の男性用小便器を得ることができる。
また、本発明に係るユニットトイレは、出入口用ドアを備えた箱状ハウジングの内部に、洋式便器又は和式便器と、上記したように構成された男性用小便器を設け、前記男性用小便器をトイレ室内、即ち、前記ハウジング内部のデッドスペースである角部に配置しているので、小便器と洋式便器又は和式便器との両方を備えたユニットトイレをコンパクトな大きさで実現することが可能になる。
さらに、このように構成されたユニットトレイによれば、例えば、ハウジングの底部に車輪を取り付けて移動式車両にけん引可能に連結することで移動式ユニットトイレとして利用することが可能になり、また、このユニットトイレを、車両の荷台に搭載することによっても移動式ユニットトレイとして利用可能になる。
また、男性用小便器の両側の廻り縁部に開閉可能な扉を設けることにより、未使用時には小便器本体を隠すことが可能になり、トイレ内の外観が損なわれることがない。また、小便器の内側面の中央角部に上下方向に延びるU字溝を形成し、このU字溝の下端部を排水口に繋げているので、内側面の表面で受けた尿を、前記U字溝を介して下方の排水口に効果的に集めて排水することが可能になる。また、前記内側面の上部に洗浄水を吐水するための吐水口を設けているので、使用後に洗浄水を内側面の表面に沿って流して洗浄することができることは勿論のこと、使用中に洗浄水を内側面の表面に沿って流すことで内側面の表面で受ける尿の跳ね返りを効果的に防止することができ、また、内側面の表面の汚染を予防することが可能になる。さらにまた、前記小便器の左右の内側面を、前記U字溝に向けて湾曲状に傾斜するように形成し、前記小便器の内側面及び底面の外縁に廻り縁部を形設することによって、尿や洗浄水の周囲への飛沫を防止することができる。
前記男性用小便器を、陶器材料、琺瑯材料又は樹脂系材料によって形成し、全体を薄型状にすることによって、全体を軽量化され、かつ、施工性が良くなり、さらに、場所をとらなくシンプルな直角形状の男性用小便器を得ることができる。
また、本発明に係るユニットトイレは、出入口用ドアを備えた箱状ハウジングの内部に、洋式便器又は和式便器と、上記したように構成された男性用小便器を設け、前記男性用小便器をトイレ室内、即ち、前記ハウジング内部のデッドスペースである角部に配置しているので、小便器と洋式便器又は和式便器との両方を備えたユニットトイレをコンパクトな大きさで実現することが可能になる。
さらに、このように構成されたユニットトレイによれば、例えば、ハウジングの底部に車輪を取り付けて移動式車両にけん引可能に連結することで移動式ユニットトイレとして利用することが可能になり、また、このユニットトイレを、車両の荷台に搭載することによっても移動式ユニットトレイとして利用可能になる。
以下、添付図面に示した実施例を参照しながら本発明に係る男性用小便器の実施の形態について説明していく。
図1は、本発明に係る男性用小便器の概略斜視図を示しており、図2は図1におけるA-A断面図、図3は図1におけるB-B断面図を各々示している。図1において左側に示した一点鎖線で表す円Cで囲まれた図は、同図における扉と男性用便器とに架設された蝶番部分の拡大図である。
この男性用小便器1は、その外側面2の角部をL字状に直結して直角形状に形成されている。男性用小便器1は、トイレ室内の壁面が交差する内側角部に、その外側面2の前記角部を合わせて、トイレ室内の床面から立ち上げるように配置し、縁部の各箇所においてビス等の止具でトイレ室内の壁面に固定される。この男性用小便器1は、陶器材料、琺瑯材料又は樹脂系材料によって型を用いて一体的に形成され、全体が薄型状に形成されている。
男性用小便器1の内側面3の中央角部には、上下方向に延びるU字溝4が形成されており、このU字溝4の下端は、底面5の角部に形成された排水口6に繋げられている。排水口6は不図示の排水管に接続されている。
男性用小便器1の左右の内側面3は、各々、前記U字溝4に向けて湾曲状に傾斜するように形成されており、また、男性用小便器1の左右の内側面3の上部には、不図示の洗浄水管に接続された洗浄水を吐水するための吐水口7が設けられている。吐水口7からの洗浄水の吐水は、自動で行うように構成してもよく、手動で行うように構成してもよい。
男性用小便器1の底面5は、その角部、即ち、排水口6に向けて湾曲状に傾斜するように形成されている。また、男性用小便器1の底面5は、図1に示すように、その外側辺が手前に突出する形状にされており、これにより、小便時に尿が真下に垂れた場合でも、確実に尿を受けることができるように構成されている。
上記したように構成された男性用小便器1の内側面3及び底面4の外縁には、丸みを帯びて突出する廻り縁部8及び9が形成されており、この廻り縁部8及び9は男性用小便器1の内側全体を囲むように連続している。前記廻り縁部8及び9は、特に、図2及び図3に示すように、使用時に小水が周囲に飛び散ることを効果的に防止するために、内側に窪みが形成されている。
このように構成することにより、男性用小便器1は、使用時に小水が、前記吐水口7から放水された洗浄水によって前記U字溝4に注がれ、U字溝4から排水口6に流れるようにすると共に、小水及び洗浄水が周りに飛沫することがない。
また、男性用小便器1の正面、即ち、廻り縁部8には、特に図1に示すように、開閉可能な一対の観音開き式の扉10が設けられている。扉10は、男性用小便器1の左右の廻り縁部8に蝶番及びビス等の固定部材11を用いて回動可能に取り付けられており、図4に示すように、未使用時には閉じて男性用小便器1を隠すことができるように構成されている。尚、図1における拡大図Cに示すように、廻り縁部8における固定部材11の取り付け部分は平らに加工されており、廻り縁部8の他の部分は丸みを帯びた形状である。
図1は、本発明に係る男性用小便器の概略斜視図を示しており、図2は図1におけるA-A断面図、図3は図1におけるB-B断面図を各々示している。図1において左側に示した一点鎖線で表す円Cで囲まれた図は、同図における扉と男性用便器とに架設された蝶番部分の拡大図である。
この男性用小便器1は、その外側面2の角部をL字状に直結して直角形状に形成されている。男性用小便器1は、トイレ室内の壁面が交差する内側角部に、その外側面2の前記角部を合わせて、トイレ室内の床面から立ち上げるように配置し、縁部の各箇所においてビス等の止具でトイレ室内の壁面に固定される。この男性用小便器1は、陶器材料、琺瑯材料又は樹脂系材料によって型を用いて一体的に形成され、全体が薄型状に形成されている。
男性用小便器1の内側面3の中央角部には、上下方向に延びるU字溝4が形成されており、このU字溝4の下端は、底面5の角部に形成された排水口6に繋げられている。排水口6は不図示の排水管に接続されている。
男性用小便器1の左右の内側面3は、各々、前記U字溝4に向けて湾曲状に傾斜するように形成されており、また、男性用小便器1の左右の内側面3の上部には、不図示の洗浄水管に接続された洗浄水を吐水するための吐水口7が設けられている。吐水口7からの洗浄水の吐水は、自動で行うように構成してもよく、手動で行うように構成してもよい。
男性用小便器1の底面5は、その角部、即ち、排水口6に向けて湾曲状に傾斜するように形成されている。また、男性用小便器1の底面5は、図1に示すように、その外側辺が手前に突出する形状にされており、これにより、小便時に尿が真下に垂れた場合でも、確実に尿を受けることができるように構成されている。
上記したように構成された男性用小便器1の内側面3及び底面4の外縁には、丸みを帯びて突出する廻り縁部8及び9が形成されており、この廻り縁部8及び9は男性用小便器1の内側全体を囲むように連続している。前記廻り縁部8及び9は、特に、図2及び図3に示すように、使用時に小水が周囲に飛び散ることを効果的に防止するために、内側に窪みが形成されている。
このように構成することにより、男性用小便器1は、使用時に小水が、前記吐水口7から放水された洗浄水によって前記U字溝4に注がれ、U字溝4から排水口6に流れるようにすると共に、小水及び洗浄水が周りに飛沫することがない。
また、男性用小便器1の正面、即ち、廻り縁部8には、特に図1に示すように、開閉可能な一対の観音開き式の扉10が設けられている。扉10は、男性用小便器1の左右の廻り縁部8に蝶番及びビス等の固定部材11を用いて回動可能に取り付けられており、図4に示すように、未使用時には閉じて男性用小便器1を隠すことができるように構成されている。尚、図1における拡大図Cに示すように、廻り縁部8における固定部材11の取り付け部分は平らに加工されており、廻り縁部8の他の部分は丸みを帯びた形状である。
上記したように構成された男性用小便器1の横幅は、子供から大人までが、便器1に向かって用を足すことができる肩幅の広さであり得、男性用小便器1の高さは、成人が便器1で用を足す時の腰部辺りの高さであり得る。
上記したように構成された男性用小便器1は、上記したように外側面2の角部をL字状に直結して直角形状に形成しているので、トイレの角部、即ち、トイレ室内の壁が交差する内側面角部に、外側面2の角部を合わせて配置することができる。これにより、例えば、洋式便器のみが設置されている家庭用のトイレであっても、デッドスペースになっている角部に男性用小便器1を設けることが可能になる。
尚、本発明に係る男性用小便器1が設置可能な角部は、例えば、トイレ室内に予め形成されている4隅の角部に限定されるものではない。例えば、公衆トイレ等のように広いスペースの場合には、壁面に新たに仕切り壁を設ける等して角部を形成し、その角部に本発明に係る男性用小便器1を設置することも可能である。
上記したように構成された男性用小便器1は、扉10を開けて使用することで、使用時に隣人からの目隠しになり、周りを気にすることが無く使用することができる。
上記したように構成された男性用小便器1は、上記したように外側面2の角部をL字状に直結して直角形状に形成しているので、トイレの角部、即ち、トイレ室内の壁が交差する内側面角部に、外側面2の角部を合わせて配置することができる。これにより、例えば、洋式便器のみが設置されている家庭用のトイレであっても、デッドスペースになっている角部に男性用小便器1を設けることが可能になる。
尚、本発明に係る男性用小便器1が設置可能な角部は、例えば、トイレ室内に予め形成されている4隅の角部に限定されるものではない。例えば、公衆トイレ等のように広いスペースの場合には、壁面に新たに仕切り壁を設ける等して角部を形成し、その角部に本発明に係る男性用小便器1を設置することも可能である。
上記したように構成された男性用小便器1は、扉10を開けて使用することで、使用時に隣人からの目隠しになり、周りを気にすることが無く使用することができる。
上記した実施例では、男性用小便器1に、一対の観音開き式の扉10を設けているが、扉の構成は本実施例に限定されることなく、一枚の扉で構成してもよく、アコーディオン式又はスライド式の扉で構成してもよい。また、扉の開閉は、必要に応じて駆動部を設けて自動的に開閉するように構成することも可能である。
また、底面5の形状は本実施例に限定されることなく、例えば、図5(a)~(c)に示すように任意の形状にすることが可能である。尚、図5は底面5の他の形状の一例を示す実施例であり、廻り縁部9は図面では省略されている。
また、底面5の形状は本実施例に限定されることなく、例えば、図5(a)~(c)に示すように任意の形状にすることが可能である。尚、図5は底面5の他の形状の一例を示す実施例であり、廻り縁部9は図面では省略されている。
次に、本発明に係る男性用小便器を備えたユニットトレイの一実施例を図6及び図7を参照しながら説明していく。
図6は、ユニットトイレの一実施例の概略側面図であり、図7はユニットトイレ内の洋式便器及び男性用小便器の配置を示す概略平面図である。
図中、符号20は箱状ハウジングを示しており、この箱状ハウジング20は、その側面に出入口用ドア21を備えている。
箱状ハウジング20は、その下部に不図示の排水機構等を備え、そのトイレ内空間には、洋式便器22及び男性用小便器23が設けられている。
男性用小便器23は、箱状ハウジング20の内部空間の角部に配置されており、その構成は、上述の実施例と同等の構成である。
上記したように構成されたユニットトイレは、例えば、ハウジング20の底部に不図示の車輪を取り付けて、移動式車両にけん引可能に連結することで移動式ユニットトイレとして利用することができる。
また、このユニットトイレは、車両の荷台に搭載することによっても移動式ユニットトレイとして利用可能である。
このようにユニットトイレを移動式にすることで、必要な場所で使用することが可能になり、非常のときや大衆が集まる場所で、子供から大人までが利用できる。
上記したように男性用小便器23は、トイレ内のデッドスペースになる角部に配置することが可能なので、洋式便器又は和式便器と共にコンパクトにトイレ室内に配置することができ、その結果、小便器と洋式便器又は和式便器との両方を備えたユニットトイレをコンパクトな大きさで実現することが可能になり、かつ、移動式とすることで目的場所に合わせて移動して直ぐに使用することが可能になる。
また、上記したようにトイレ室内に男性用小便器及び洋式便器(又は和式便器)を一緒に設置することができるようにすることにより、小さな子供連れの親子が、一緒にトイレを使用することができる。
尚、図6及び図7の実施例では、ハウジング20の内部に洋式便器22が配置されているが、これは本実施例に限定されることなく、洋式便器の代わりに和式便器を配置してもよいことは勿論である。
図6は、ユニットトイレの一実施例の概略側面図であり、図7はユニットトイレ内の洋式便器及び男性用小便器の配置を示す概略平面図である。
図中、符号20は箱状ハウジングを示しており、この箱状ハウジング20は、その側面に出入口用ドア21を備えている。
箱状ハウジング20は、その下部に不図示の排水機構等を備え、そのトイレ内空間には、洋式便器22及び男性用小便器23が設けられている。
男性用小便器23は、箱状ハウジング20の内部空間の角部に配置されており、その構成は、上述の実施例と同等の構成である。
上記したように構成されたユニットトイレは、例えば、ハウジング20の底部に不図示の車輪を取り付けて、移動式車両にけん引可能に連結することで移動式ユニットトイレとして利用することができる。
また、このユニットトイレは、車両の荷台に搭載することによっても移動式ユニットトレイとして利用可能である。
このようにユニットトイレを移動式にすることで、必要な場所で使用することが可能になり、非常のときや大衆が集まる場所で、子供から大人までが利用できる。
上記したように男性用小便器23は、トイレ内のデッドスペースになる角部に配置することが可能なので、洋式便器又は和式便器と共にコンパクトにトイレ室内に配置することができ、その結果、小便器と洋式便器又は和式便器との両方を備えたユニットトイレをコンパクトな大きさで実現することが可能になり、かつ、移動式とすることで目的場所に合わせて移動して直ぐに使用することが可能になる。
また、上記したようにトイレ室内に男性用小便器及び洋式便器(又は和式便器)を一緒に設置することができるようにすることにより、小さな子供連れの親子が、一緒にトイレを使用することができる。
尚、図6及び図7の実施例では、ハウジング20の内部に洋式便器22が配置されているが、これは本実施例に限定されることなく、洋式便器の代わりに和式便器を配置してもよいことは勿論である。
1 男性用小便器
2 外側面
3 内側面
4 U字溝
5 底面
6 排水口
7 吐水口
8 廻り縁部
9 廻り縁部
10 扉
11 固定部材
20 ハウジング
21 出入口用ドア
22 洋式便器
23 男性用小便器
2 外側面
3 内側面
4 U字溝
5 底面
6 排水口
7 吐水口
8 廻り縁部
9 廻り縁部
10 扉
11 固定部材
20 ハウジング
21 出入口用ドア
22 洋式便器
23 男性用小便器
Claims (3)
- 外側面の角部をL字状に直結して直角形状に形成された男性用小便器であって、
前記小便器の底面の角部に排水口を形成し、
前記小便器の内側面の中央角部に上下方向に延びるU字溝を形成し、前記U字溝の下端部を前記排水口に繋げ、
小便器の内側面の上部に洗浄水を吐水するための吐水口を設け、
前記小便器の左右の内側面を、前記U字溝に向けて湾曲状に傾斜するように形成し、
前記小便器の内側面及び底面の外縁に廻り縁部を形設し、
使用時に小水が、前記吐水口から放水された洗浄水によって前記U字溝に注がれ、U字溝から排水口に流れるようにすると共に、小水及び洗浄水が周りに飛沫することがないようにし、
前記小便器の両側の廻り縁部に開閉可能な扉を設け、
トイレ室内の角部に設置することができるようにした
ことを特徴とする男性用小便器。 - 男性用小便器を、陶器材料、琺瑯材料又は樹脂系材料によって形成され、全体が薄型状である
ことを特徴とする請求項1に記載の男性用小便器。 - 出入口用ドアを備えた箱状ハウジングの内部に、洋式便器又は和式便器と、請求項1又は2に記載の男性用小便器とを設け、
前記男性用小便器を前記ハウジング内部の角部に配置した
ことを特徴とするユニットトイレ。
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---|---|---|---|
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2020
- 2020-08-31 JP JP2020145941A patent/JP2022040963A/ja active Pending
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