JP2022039493A - 遊技システム - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技機の演出の効果を遊技者に問い合わせることなく確認できるようにする。【解決手段】遊技機1-1,1-2,・・・,1-nは、演出情報と遊技者の生体情報(脈拍など)を台間機2-1,2-2,・・・,2-nへ送信する。台間機2-1,2-2,・・・,2-nは、受信した演出情報と遊技者の生体情報を管理装置3へ送信する。管理装置3は、受信した演出情報に遊技者の生体情報を紐付けて保存する。【選択図】図1
Description
本発明は遊技システムに関し、より詳しくは、遊技機で実施される演出の効果を表す情報を取得可能な遊技システムに関する。
遊技機、例えばパチンコ機(弾球遊技機)は、始動口への入球を契機に大当りについての抽選を行うとともに、図柄変動表示ゲームを行い、その図柄変動表示ゲーム中において、抽選の結果を反映させた種々の演出を実施して遊技を楽しませる構成となっている。この種の遊技機において、大当りに当選すると、その大当り遊技が終了した後に、時短状態や確変状態などの遊技者に有利な遊技状態に移行させる遊技機が知られている(例えば特許文献1)。
このため、遊技者は遊技機で実施される演出に一喜一憂しており、遊技機の演出は遊技機を開発する上で重要な要素となっている。
しかし、従来、遊技機の演出の効果(遊技者の興奮度、期待度など)については、遊技者に対するアンケートなどにより、遊技者に問い合わせて確認する以外の方法がないという問題がある。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、遊技機の演出の効果を遊技者に問い合わせることなく確認できるようにすることである。
本発明は、遊技機で遊技している遊技者の生体情報を取得する生体情報取得手段と、前記遊技機で実施されている演出の内容を特定可能な演出特定情報と当該演出が実施されている時の前記生体情報とを紐付ける紐付け手段と、を有する遊技システムである。
本発明によれば、遊技機の演出の効果を遊技者に問い合わせることなく確認することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
〈遊技システムの構成〉
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遊技システムのシステム構成を示す図である。まずこの図を参照して、本発明の第1の実施形態に係る遊技システムの構成と動作の概要について説明する。
[第1の実施形態]
〈遊技システムの構成〉
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遊技システムのシステム構成を示す図である。まずこの図を参照して、本発明の第1の実施形態に係る遊技システムの構成と動作の概要について説明する。
図示のように、本発明の第1の実施形態に係る遊技システム100は、n台(nは3以上の整数)の遊技機1-1,1-2,・・・,1-nと、n台の台間機2-1,2-2,・・・,2-nと、管理装置3と、ネットワーク4とから構成されている。
遊技機1-1,1-2,・・・,1-nは、遊技者が遊技をする装置であり、例えばパチンコ台である。台間機2-1,2-2,・・・,2-nは、それぞれ遊技機1-1,1-2,・・・,1-nに併設され、遊技機1-1,1-2,・・・,1-nに電気的に接続されている。管理装置3は、ネットワーク4を通して台間機2とデータ通信を行うことで、遊技システム100を管理するコンピュータである。ネットワーク4はLANなどの内部ネットワークである。管理装置3及びネットワーク4は、遊技機1及び台間機2が設置されている遊技店内に設置されている。以下、遊技機1-1,1-2,・・・,1-nを区別しない場合は遊技機1とし、台間機2-1,2-2,・・・,2-nを区別しない場合は台間機2とする。
遊技機1は始動入賞口と、液晶や役物などの図柄表示部と、大入賞口などの可動入賞部を備え、始動入賞口への入賞を契機として図柄や役物による演出を実施する。そして、その演出の内容を定めた演出情報を台間機2へ送信する。演出情報は、本発明に係る演出の内容を特定可能な演出特定情報に相当する。また、遊技機1は、遊技者が遊技をしている時の生体情報、例えば血圧と脈拍を取得して、台間機2へ送信する。
台間機2は、遊技機1から受信した演出情報と生体情報を管理装置3へ送信する。このとき、台間機2は、保持している遊技機1の識別情報としての機種情報及び遊技者が遊技機1を使用する際に入力した遊技者の識別情報(例えば会員カード番号)とともに演出情報と生体情報を送信することもできる。
管理装置3は、台間機2から通知された遊技機1の識別情報と、遊技機1での演出が実施されている時の遊技者の生体情報と、演出情報とを紐付けて保存する。また、管理装置3は、保存した情報を統計処理して、演出の効果を表す情報を生成する。
〈遊技機の内部構成〉
図2は、本発明の第1の実施形態に係る遊技機の内部構成を示すブロック図である。図示のように、遊技機1は、制御部10と、それぞれ制御部10に接続された操作部11、玉処理部12、演出部13、記憶部14、スピーカ部15、セグメント表示部16、台間機接続部17、及び生体情報取得部18を備えている。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る遊技機の内部構成を示すブロック図である。図示のように、遊技機1は、制御部10と、それぞれ制御部10に接続された操作部11、玉処理部12、演出部13、記憶部14、スピーカ部15、セグメント表示部16、台間機接続部17、及び生体情報取得部18を備えている。
制御部10は、記憶部14に記憶されたプログラムを処理することにより、各部の動作を制御し、遊技機1を動作させるプロセッサ(CPU)である。操作部11は、ハンドル、ボタン、レバーなどによって構成されており、遊技者によって操作される。玉処理部12は、遊技球の入出を処理する。演出部13は、遊技機1の遊技盤、台枠、液晶画面や操作部11に設けられており、音声、振動、役物の動作、液晶画面の表示などの演出を行う。
記憶部14は、ROM、RAMなどからなり、演出プログラム、遊技機1の識別情報としての機種情報、制御部10による抽選結果の経過などが記憶される。スピーカ部15は、演出の一環として音声を発生する。セグメント表示部16は、LEDによって構成されており、制御部10によって行われる大当りなどの抽選結果を表示する。台間機接続部17は、台間機2との接続のためのインタフェースである。生体情報取得部18は、遊技者の生体情報を取得する血圧計や脈拍計などであり、例えば操作部11のハンドルに取り付けられている。
演出部13を構成する液晶画面は、図柄を表示する図柄表示部と、背景画像を表示する背景表示部とからなる。図柄表示部には、変動図柄及び停止図柄が表示される。遊技球が始動入賞口に入賞することにより、図柄表示部には、例えば3つの図柄が変動するとともに、それぞれ、7,3,5のように確定した図柄が停止した状態で表示される。3つの図柄が7,7,7のように揃うと大当り状態となる。図柄の変動中に、3つの図柄のうち、7,7のように2つが揃った状態では、所定の演出を行うリーチ演出となる。リーチには、通常のノーマルリーチと、図柄変動時間の長いスーパーリーチとがあり、それぞれ異なる演出が行われる。
また、演出部13は、リーチ演出を予告する予告演出として、リーチの前段階の図柄変動中に、背景表示部の背景色を変えたりキャラクタ(役物)などを出現させたりした画面を表示する。
また、遊技機1は、遊技者の遊技に伴い、遊技情報を台間機2に送信する。遊技情報には、図柄の変動開始、リーチ演出の発生及び終了、大当りの発生及び終了、確率変動状態の発生及び終了、玉情報(アウト玉数、セーフ玉数)等がある。
〈台間機の内部構成〉
図3は、本発明の第1の実施形態に係る台間機の内部構成を示すブロック図である。図示のように、台間機2は、制御部20と、それぞれ制御部20に接続された記憶部21、通信部22、遊技機接続部23、操作部24、表示部25、及びカード挿入部26を有する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る台間機の内部構成を示すブロック図である。図示のように、台間機2は、制御部20と、それぞれ制御部20に接続された記憶部21、通信部22、遊技機接続部23、操作部24、表示部25、及びカード挿入部26を有する。
制御部20は、記憶部21に記憶されたプログラムを処理することにより、通信制御部201、遊技制御部202、操作制御部203、表示制御部204及びカード制御部205として機能する。これらの各部の詳細については後述する。
記憶部21は、ROM、RAMなどからなり、制御部20により処理される各種プログラムやデータが記憶される。記憶されるデータとしては、台番号及び前述した遊技機1の識別情報としての機種情報、並びに遊技者が遊技機1を使用する際に入力した遊技者の識別情報(会員カード番号など)がある。
通信部22は、管理装置3の間で情報を送受信するための通信インタフェースであり、例えばLANコントローラを含む。遊技機接続部23は、遊技機1と連動するためのインタフェースを含んでいる。
操作部24は、遊技者が操作を行うためのデバイスとして、例えば操作ボタンを有する。操作部24は、表示部25に重ねて設けられたタッチパネルを有してもよい。表示部25は、例えば液晶ディスプレイであり、遊技者に通知する各種の情報を表示する。カード挿入部26は、挿入された遊技者の会員カードや遊技用カード(例えばプリペイドカード)を処理する。
通信制御部201は、通信部22を介して管理装置3との間でデータ通信を行う。遊技制御部202は、遊技機接続部23を介して、遊技機1との間でデータ通信を行うことで遊技機1を監視する。
操作制御部203は、操作部24において行われた操作内容を示す情報を操作部24から取得し、取得した情報に基づいて、制御部20の各部に操作内容を通知する。表示制御部204は、表示部25に各種の情報を表示させる。
カード制御部205は、カード挿入部26に挿入された記憶媒体であるカードから情報を読み出したり、カードに情報を書き込んだりする。
台間機2は、遊技者のログイン操作時の認証を行う。すなわち、例えば台間機2は遊技者が所持する会員カードから読み取った遊技者の識別情報を含むカードID(会員番号)を管理装置3へ送信することで認証を行う。認証が完了した時点でログイン状態となり、遊技者は、遊技機1において遊技をすることが可能になる。なお、会員カードを所持していない遊技者については、例えば遊技者が入力した認証用のパスワードを管理装置3に送信する。また、顔認証や静脈認証等の生体認証機能を有する遊技システムの場合は、台間機2は生体認証情報を管理装置3に送信する。
台間機2は、遊技機1から受信した遊技情報、演出情報、及び生体情報を遊技機1の識別情報(機種情報)、及び遊技者の識別情報に紐付けて管理装置3へ送信する。
〈管理装置の内部構成〉
図4は、本発明の第1の実施形態に係る管理装置の内部構成を示すブロック図である。
図示のように、管理装置3は、制御部30と、それぞれ制御部30に接続された記憶部31、操作部32、表示部33、及び通信部34を有する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る管理装置の内部構成を示すブロック図である。
図示のように、管理装置3は、制御部30と、それぞれ制御部30に接続された記憶部31、操作部32、表示部33、及び通信部34を有する。
制御部30は、例えばCPUであり、記憶部31に記憶されたプログラムを実行することにより、管理装置3全体を制御する。また、制御部30は、紐付け手段としても機能する。この手段の詳細については後述する。
記憶部31は、ROM、RAM、ハードディスク等の記憶媒体である。そして、ROMには管理装置3を動作させるために必要な制御プログラムや固定データなどが記憶されている。また、RAMには制御部30が実行中のプログラムや、それらの実行に必要なデータなどが記憶される。また、ハードディスクには大容量の情報が記憶される。ここでは、記憶される情報として、演出情報311と、演出情報311に紐付けられた生体情報(ここでは脈拍)312を図示した。
操作部32は、例えばキーボード及びマウスのように、ユーザ(遊技店の店員等)の操作を受け付けるデバイスである。表示部33は、操作部32から入力された情報や台間機2から取得した情報等を表示するディスプレイである。
通信部34は、ネットワーク4を介して台間機2との間でデータを送受信するための通信インタフェースの一部であり、例えばLANコントローラにより構成されている。
〈遊技システムの概略動作〉
図5は、本発明の第1の実施形態に係る遊技システムの概略動作を示すフローチャートである。この概略動作は管理装置3が実行する動作である。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る遊技システムの概略動作を示すフローチャートである。この概略動作は管理装置3が実行する動作である。
管理装置3は、演出情報を取得し(ステップS1)、次に生体情報を取得する(ステップS2)。この演出情報は、遊技機1から台間機2へ送信され、台間機2から管理装置3へ送信されたものである。また、この生体情報は、遊技機1で演出情報による演出が行われている間に遊技機1から台間機2へ送信され、台間機2から管理装置3へ送信されたものである。
次に管理装置3は、演出情報と生体情報とを紐付けて記憶部31に保存する(ステップS3)。記憶部31に保存された情報の一例を下記の表1に示す。
ここでは、演出情報、生体情報、遊技機1の台番号、機種情報を互いに紐付けている。すなわち、演出1,2,3,4,5を定めた演出情報に対して、それぞれ生体情報としての脈拍75,70,85,73,81を紐付け、さらにそれらの情報を遊技機1の識別情報である台番号1及び機種Aに紐付けている。ここで、脈拍の値は、演出の実行時間内の最初の時点の値、最後の時点の値、最大値、平均値、最小値など、任意の値とすることができる。
管理装置3は、その後、すなわち例えば一定数(例.100人)の遊技者による遊技が終了した後、統計データの出力要求の有無を判断する(ステップS4)。そして、出力要求があれば(ステップS4:YES)、統計データを出力した後に処理を終了させ(ステップS5→終了)、出力要求がなければ(ステップS4:NO)、そのまま処理を終了させる。なお、出力した統計データは記憶部31に記憶される。
ここで、統計データとしては、例えば、遊技者の年齢、性別、遊技履歴などの属性情報と各演出の効果の大小との関係を表すデータがある。なお、遊技者の属性情報は、遊技者が会員であれば会員カードのカード番号から取得することができ、会員でなければ遊技する前に入力してもらったり、直接尋ねたりすることで、取得することができる。
[第2の実施形態]
〈遊技システムの構成〉
図6は、本発明の第2の実施形態に係る遊技システムのシステム構成を示す図である。この図において、図1と同じ構成要素には図1と同じ参照符号が付されており、それらの構成要素については、必要な場合を除き、説明を省略する。
〈遊技システムの構成〉
図6は、本発明の第2の実施形態に係る遊技システムのシステム構成を示す図である。この図において、図1と同じ構成要素には図1と同じ参照符号が付されており、それらの構成要素については、必要な場合を除き、説明を省略する。
図示のように、本発明の第2の実施形態に係る遊技システム200は、n台(nは3以上の整数)の遊技機1-1,1-2,・・・,1-nと、n台のカメラ5-1,5-2,・・・,5-nと、n台の台間機6-1,6-2,・・・,6-nと、管理装置3と、ネットワーク4とから構成されている。つまり、本発明の第2の実施形態に係る遊技システム200は、第1の実施形態に係る遊技システム100に対してn台のカメラを付加するとともに、台間機の構成を変更したものである。
カメラ5-1,5-2,・・・,5-nは、それぞれ遊技機1-1,1-2,・・・,1-nを撮影可能な場所に配置されており、遊技機1を撮影して生成した画像情報を台間機6-1,6-2,・・・,6-nへ送信する機能を有する。したがって、遊技機1-1,1-2,・・・,1-nが演出を実施している時には、遊技機1の演出部13を撮影して生成した演出部撮影画像情報を台間機6-1,6-2,・・・,6-nへ送信することができる。演出部撮影画像情報は、本発明に係る演出の内容を特定可能な演出特定情報に相当する。以下、カメラ5-1,5-2,・・・,5-nを区別しない場合はカメラ5とし、台間機6-1,6-2,・・・,6-nを区別しない場合は台間機6とする。
台間機6は、遊技機1から受信した生体情報と、カメラ5から受信した演出部撮影画像情報とを管理装置3へ送信する。このとき、台間機6は、保持している遊技機1の識別情報としての台番号及び機種情報、並びに遊技者が遊技機1を使用する際に入力した遊技者の識別情報(例えば会員カード番号)とともに演出部撮影画像情報と生体情報を送信することもできる。なお、図示を省略したが、カメラ5が生成する画像情報には撮影時刻情報が付加されている。
管理装置3は、台間機6から通知された遊技機1の識別情報と演出部撮影画像情報及び撮影時刻情報と生体情報とを紐付けて記憶部31に記憶する。また、管理装置3は、保存した情報を統計処理して、演出の効果を表す情報を生成する。
〈台間機の内部構成〉
図7は、本発明の第2の実施形態に係る台間機の内部構成を示すブロック図である。この図を参照して、本発明の第2の実施形態に係る台間機の内部構成を説明する。なお、本発明の第2の実施形態に係る遊技機1と管理装置3の内部構成は、それぞれ第1の実施形態に係る遊技機1、管理装置3と同様の構成を有するので、それぞれの説明を省略する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る台間機の内部構成を示すブロック図である。この図を参照して、本発明の第2の実施形態に係る台間機の内部構成を説明する。なお、本発明の第2の実施形態に係る遊技機1と管理装置3の内部構成は、それぞれ第1の実施形態に係る遊技機1、管理装置3と同様の構成を有するので、それぞれの説明を省略する。
図示のように、台間機6は、それぞれ制御部60に接続された記憶部61、通信部62、遊技機接続部63、操作部64、表示部65、カード挿入部66、及びカメラ接続部67を有する。ここで、記憶部61、通信部62、遊技機接続部63、操作部64、表示部65、及びカード挿入部66は、それぞれ図3における同名の構成要素と同様の構成と機能を有する。
制御部60は、記憶部61に記憶されたプログラムを処理することにより、通信制御部601、遊技制御部602、操作制御部603、表示制御部604、カード制御部605、及びカメラ制御部606として機能する。ここで、通信制御部601、遊技制御部602、操作制御部603、表示制御部604、及びカード制御部605は、それぞれ図3における同名の構成要素と同様の構成と機能を有する。
つまり、本実施形態に係る台間機6は、第1の実施形態に係る台間機2に対して、カメラ接続部を付加するとともに、制御部にカメラ制御部を付加したものである。カメラ接続部67は、カメラ5との接続のためのインタフェースであり、カメラ制御部606は、カメラ接続部67を介してカメラ5からの画像情報の受信の制御などを行う。
〈遊技システムの概略動作〉
図8は、本発明の第2の実施形態に係る遊技システムの概略動作を示すフローチャートである。この概略動作は管理装置3が実行する動作である。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る遊技システムの概略動作を示すフローチャートである。この概略動作は管理装置3が実行する動作である。
管理装置3は、演出部撮影画像情報を取得し(ステップS11)、次に生体情報を取得する(ステップS12)。この演出部撮影情報は、カメラ5から台間機6へ送信され、台間機6から管理装置3へ送信されたものである。また、この生体情報は、遊技機1で演出情報による演出が行われている間に遊技機1から台間機6へ送信され、台間機6から管理装置3へ送信されたものである。
次に管理装置3は、演出部撮影画像情報と生体情報を紐付けて記憶部31に保存する(ステップS13)。記憶部31に保存された情報の一例を下記の表2に示す。
ここでは、演出部撮影画像情報としての撮影データ、生体情報、時刻情報、遊技機1の台番号、機種情報を互いに紐付けている。ここで、撮影データは、機種情報が付加されたmp4形式の動画ファイルからなる。また、時刻情報により表される時刻のうち、最初の時刻は撮影開始時の時刻であり、以後の時刻は生体情報が変化した時点の時刻である。
すなわち、18:01:00に撮影を開始し、その時点の生体情報(脈拍)は75であった。以後、18:12:00に脈拍が70に低下し、18:12:10に脈拍が85に上昇し、18:14:08に脈拍が73に低下し、18:14:18に脈拍が81に上昇している。
ここで、第1の実施形態において記憶部31に保存された情報(表1)と、第2の実施形態において記憶部31に保存された情報(表2)との特徴について説明する。
第1の実施形態で紐付けられた演出情報と生体情報は、演出と生体情報との対応関係である。したがって、この対応関係から、演出毎の効果の大小を推定することができる。すなわち、脈拍の多い順に並べると、演出3、演出5、演出1、演出4、演出2の順になるので、その順に演出の効果が大きいと推定することができる。
これに対して、第2の実施形態で紐付けられた時刻情報と生体情報は、生体情報が変化した時点と生体情報との対応関係である。そして、この時刻情報により表される時刻の撮影データが生体情報の変化をもたらした演出を撮影した画像情報である。したがって、撮影データ、時刻情報、及び生体情報より、効果の大きい演出の期間、効果の小さい演出の期間を推定することができる。すなわち、例えば18:12:10~18:14:08の間は脈拍が最大(85)であるから、この期間の演出の効果が最大であると推定することができる。同様に、18:12:00~18:12:10の間は脈拍が最小(70)であるから、この期間の演出の効果が最小であると推定することができる。よって、第1の実施形態と第2の実施形態を組み合わせれば、例えば演出毎に効果の最大の期間、最小の期間などを推定することができる。
以後のステップS14、S15は、それぞれ図5におけるステップS4、S5と同様の処理であるから説明を省略する。
以上詳細に説明したように、本発明の実施形態に係る遊技システムによれば、遊技機1の演出の効果を遊技者に問い合わせることなく確認することができる。したがって、様々な演出に対する効果の大小、有無を多数の遊技者について確認し、統計処理することで、次の遊技機を開発する際の有用なデータを取得することができる。
なお、本発明には上記実施形態に加えて例えば下記(1)~(2)の変形例がある。
(1)第2の実施形態において、演出部撮影画像情報を管理装置3の表示部33に入力することで、演出部13の画像を表示し、その画像を開発者が視認することで、決められた演出(開発者が意図した演出や効果を確認したい演出)を判断する。そして、その演出を撮影中のタイミングの一定時間前後の生体情報を管理する。
(2)脈拍に対して、他の生体情報(例えば血圧)を代用又は併用する。
(1)第2の実施形態において、演出部撮影画像情報を管理装置3の表示部33に入力することで、演出部13の画像を表示し、その画像を開発者が視認することで、決められた演出(開発者が意図した演出や効果を確認したい演出)を判断する。そして、その演出を撮影中のタイミングの一定時間前後の生体情報を管理する。
(2)脈拍に対して、他の生体情報(例えば血圧)を代用又は併用する。
1-1,1-2,・・・,1-n…遊技機、2-1,2-2,・・・,2-n,6-1,6-2,・・・,6-n…台間機、3…管理装置、4…ネットワーク、5-1,5-2,・・・,5-n…カメラ、11…操作部、13…演出部、18…生体情報取得部、30…制御部。
Claims (4)
- 遊技機で遊技している遊技者の生体情報を取得する生体情報取得手段と、
前記遊技機で実施されている演出の内容を特定可能な演出特定情報と当該演出が実施されている時の前記生体情報とを紐付ける紐付け手段と、
を有する遊技システム。 - 請求項1に記載された遊技システムにおいて、
前記生体情報は、前記遊技者の血圧、脈拍の少なくとも一つである遊技システム。 - 請求項1に記載された遊技システムにおいて、
前記演出特定情報は、演出の内容を定めた情報として前記遊技機により生成された演出情報であり、前記演出情報は、図柄の動きを表す情報、図柄の光量を表す情報、図柄の配色を表す情報、役物の動きを表す情報、効果音とスピーカの位置を表す情報の少なくとも一つを含む遊技システム。 - 請求項1に記載された遊技システムにおいて、
前記演出特定情報は、前記遊技機で実施されている演出を撮影して取得した画像情報である遊技システム。
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