JP2022038559A - ピッキングシステム - Google Patents
ピッキングシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022038559A JP2022038559A JP2020143132A JP2020143132A JP2022038559A JP 2022038559 A JP2022038559 A JP 2022038559A JP 2020143132 A JP2020143132 A JP 2020143132A JP 2020143132 A JP2020143132 A JP 2020143132A JP 2022038559 A JP2022038559 A JP 2022038559A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- picking
- target
- mark
- conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 24
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 13
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 6
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 6
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 4
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000003190 augmentative effect Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Abstract
【解決手段】第1ピッキングステーション4Aにおいて、カメラ10は、複数物品の集合体を撮影する。コントローラ51は、撮影画像71に含まれる個々の物品を対象物品であるか又は非対象物品であるかを判別する物品認識処理(ステップS3)と、対象物品であることを示す対象マーク73Aを撮影画像71の対象物品上に付加することでピッキング指示画像75を作成するピッキング指示画像作成処理(ステップS4)と、を実行する。ディスプレイ16は、ピッキング指示画像75を表示する。コントローラ51は、ピッキング指示画像作成処理において、非対象物品であることを示す非対象マーク91を、撮影画像71の非対象物品上に付加する(ステップS14)。
【選択図】図9
Description
特許文献1に記載のピッキングシステムでは、ピッキング指示がディスプレイ161に表示され、作業者はその内容を見ながらピッキングを行う。
ピッキングシステムにおいてAR技術を利用するためには、作業者がAR技術のピッキング指示画面において物品を容易に認識できる必要がある。しかし、従来、そのような技術は十分には開発されてこなかった。
撮像装置は、複数物品の集合体を撮影する。
制御装置は、撮影画像に含まれる個々の物品を対象物品であるか又は非対象物品であるかを判別する物品認識処理と、対象の物品であることを示す対象マークを撮影画像の対象物品上に付加することでピッキング指示画像を作成するピッキング指示画像作成処理と、を実行する。
表示装置は、ピッキング指示画像を表示する。
制御装置は、ピッキング指示画像作成処理において、非対象物品であることを示す非対象マークを、撮影画像の非対象物品上に付加する。
このシステムでは、非対象物品であることを非対象マークで示すことにより、「マークが付されていない物品は正常に読み取りできていない」ことを、作業者が認識できる。つまり、作業者が非対象であるか又は読取ミスであるかを直感的に判断できる。そのため、読取ミスの場合に、作業者が例えば物品を撮像装置の撮影領域に動かすなどの動作を促すことができる。なお、従来において対象物品のみをマーキングしている場合、マーキングされていない物品が非対象なのか又は読取ミスをしているのかを、作業者は判別できなかった。
このシステムでは、非対象マークを対象マークと同じ大きさと位置にすることで、非対象マークの見逃しを防ぐことができる。なお、「同じ大きさ」とは実質的に同じであることを意味しており、多少の大小を含む。「同じ位置」とは、実質的に同じであることを意味しており、完全一致と一部一致とを含む。
このシステムでは、不正解を示す記号としてよく使用されるバツマークと、バツマークを見やすくする無地の下地を組み合わせて非対象マークとすることにより、作業者は、説明を見るまでもなく、非対象物品であることを直感的に理解できる。
このシステムでは、作業者は、説明を見るまでもなく、非対象物品であることを直感的に理解できる。
このシステムでは、作業者は、説明を見るまでもなく、非対象物品であることを直感的に理解できる。
このシステムでは、作業者は、説明を見るまでもなく、対象物品と非対象物品とを直感的に区別できる。
制御装置は、ピッキング指示画像作成処理において、ラベルを少なくとも部分的に覆うように非対象マークを撮影画像に付加してもよい。
このシステムでは、作業者は視線を動かさずに非対象マークを視認できる。
(1)自動倉庫システムの基本構成
図1~図4を用いて、自動倉庫システム1の基本構成を説明する。図1は、第1実施形態の自動倉庫システムの概略平面図である。図2は、ピッキングステーションの概略斜視図である。図3は、ピッキングステーションの概略側面図である。図4は、作業エリア付近の概略平面図である。なお、図1の左右方向を第1方向(矢印X)とし、図1の上下方向を第2方向(矢印Y)とする。
第1自動倉庫2A及び第2自動倉庫2Bは、第1方向に並んで第2方向に延びている。
第1ピッキングステーション4Aは、第1自動倉庫2Aの第2方向端部に配置されている。第2ピッキングステーション4Bは、第2自動倉庫2Bの第2方向端部に配置されている。第1ピッキングステーション4A及び第2ピッキングステーション4Bは第1方向に隣接している。
第1自動倉庫2Aは、一対のラック81と、スタッカクレーン83とを有している。一対のラック81は、複数の棚部81aを有している。棚部81aは第2方向及び上下方向並んで多数設けられている。
スタッカクレーン83は、長方形のパレットPを一対のラック81に沿って搬送する。スタッカクレーン83は、公知の技術であり、走行部、昇降部、移載部を有している。移載部は、スライドフォーク83aであり、パレットPをスタッカクレーン83に積み込んだり、スタッカクレーン83から下ろしたりなどの移載動作を行う。
なお、パレットPは、図4に示すように、第1辺P1が第2辺P2よりも長い長方形状で、物品Aを第1辺P1に沿って一列に並べて載置する(後述)ためのものである。スタッカクレーン83は、第1辺P1が奥行方向となるように、パレットPをラック81の棚部81aに格納する。
最初に、第1ピッキングステーション4A(ピッキングシステムの一例)を説明する。
第1ピッキングステーション4Aは、作業者Wが物品をピッキングするのを支援する施設である。特に、第1ピッキングステーション4Aは、AR技術により、物品Aが混載されたパレットPからのピッキングを支援する施設である。なお、本実施形態でのピッキングとは、パレットPに積載された複数の物品A(物品の一例)を取り出して、出荷用パレット(図示せず)に載置することをいう。
物品Aは、例えば、段ボール箱である。なお、以下の説明では、一般的又は全体的な説明においては「物品A」とし、個別のものについては例えば「物品A1、A2、・・・」とする。なお、パレットPには同じ種類の荷物だけが複数個載置されることもあれば複数種類の荷物が複数個ずつ載置されることもある。図8の例ではA1A2は同じ種類で合計2個、A3、A4はそれぞれ別の種類で1個ずつがパレットに載置されている。なお、同じ大きさのダンボール箱でも、中身が異なる場合は別の種類である。
作業コンベヤ5は、ピッキングが行われるピッキングポイント5a(物品A及びパレットPが載置される場所)を有している。ピッキングポイント5aは、コンベヤ6と接続しており、具体的には、作業コンベヤ5の搬送方向下流側の端であって搬出コンベヤ7に連続する位置に設けられている。このようにすると作業コンベヤ5及び供給コンベヤ3にピッキング待ちのパレットPを溜めておくことができる。なお、作業コンベヤ5は、本実施形態では、転換コンベヤとチェーンコンベヤの組み合わせからなるが、フリーローラ、ローラコンベヤ、ベルトコンベヤであってもよい。
なお、パレット載置部は、供給コンベヤ3及び搬出コンベヤ7の端部に配置されてもよい。
上記のように、コンベヤ6はコの字形に配置されている。つまり、供給コンベヤ3及び搬出コンベヤ7は、作業コンベヤ5から第2方向奥側に延びている。
上記のように、第1ピッキングステーション4Aでは、コンベヤ6をコの字状に配置して、その途中のパレットPの第1辺P1が向く位置の手前側を作業エリア9としている。したがって、省スペースでかつ能力の高いピッキングシステムが実現される。
具体的には、カメラ10は、フレーム14(図3)に装着されている。カメラ10は、第2方向において奥側を向いており、作業コンベヤ5のピッキングポイント5aにおける物品Aを撮影可能である。カメラ10の撮影画像は、例えば、動画である。
カメラ10の位置が作業コンベヤ5の作業エリア9と反対側の位置であるので、作業者Wの邪魔にならない。カメラ10は、具体的には、作業者Wの背面側に配置されている。
カメラ10は、作業者Wの背よりも高い位置に設けられて斜め下方に向いている。したがって、カメラ10が作業の邪魔になりにくい。具体的には、物品Aをピッキングポイント5aから運び出す作業の邪魔になりにくい。
なお、表示装置として、例えば、ヘッドマウントディスプレイが用いられてもよい。
第2ピッキングステーション4Bの搬出コンベヤ7は、供給コンベヤ3の第1方向内側(第1ピッキングステーション4Aに隣接する側)に配置されている。つまり、2つの搬出コンベヤ7がそれぞれ2つの供給コンベヤ3の隣接方向内側に配置されている。すなわち、第1自動倉庫2Aの搬出コンベヤ7は第2自動倉庫2Bに近い側に配置されており、第1自動倉庫2Aの供給コンベヤ3は第2自動倉庫2Bよりも遠い側に配置されており、第2自動倉庫2Bの搬出コンベヤ7は第1自動倉庫2Aに近い側に配置されており、第2自動倉庫2Bの供給コンベヤ3は第1自動倉庫2Aよりも遠い側に配置されている。上記の構成に加え、さらにピッキングポイント5aが両搬出コンベヤ7の端部に配置されているので、2つの作業エリア9を隣接配置でき、そのため1人の作業者Wが第1ピッキングステーション4A及び第2ピッキングステーション4Bで交互に作業を行うことができる。
図5を用いて、第1ピッキングステーション4Aの制御構成を説明する。図5は、ピッキングステーションの制御構成を示すブロック図である。
第1ピッキングステーション4Aは、コントローラ51(制御装置の一例)を有している。
コントローラ51は、プロセッサ(例えば、CPU)と、記憶装置(例えば、ROM、RAM、HDD、SSDなど)と、各種インターフェース(例えば、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェースなど)を有するコンピュータシステムである。コントローラ51は、記憶部(記憶装置の記憶領域の一部又は全部に対応)に保存されたプログラムを実行することで、各種制御動作を行う。
コントローラ51は、単一のプロセッサで構成されていてもよいが、各制御のために独立した複数のプロセッサから構成されていてもよい。
コントローラ51の各要素の機能は、一部又は全てが、コントローラ51を構成するコンピュータシステムにて実行可能なプログラムとして実現されてもよい。その他、コントローラ51の各要素の機能の一部は、カスタムICにより構成されていてもよい。
QRコード処理部53は、撮影画像から物品Aを認識する。具体的には、本実施形態では、物品認識は、撮影画像の中に含まれるQRコード45を読み取り、サーバ(図示せず)に照会し、物品Aの情報(ピッキング対象であるか否か、ピッキング対象の場合に種類)を入手することで行われる。なお、物品認識は、外形情報、例えば、物品Aの外面に記載された文字や物品Aのサイズに基づいて行われてもよい。
なお、この際に、撮影画像内のQRコード45の位置も認識される。
画像処理部55は、カメラ10による撮影中の動画から静止画を撮影画像71(図9)として作成する。
ピッキング指示画像75は、マーク73Aに含めて又はマーク73A以外に、出庫されてきたパレットPについてのピッキング対象の物品Aの品種、数量等のピッキング指示情報を含む。
具体的には、図11に示すように、マーク73Aは、ラベル41全体に付された半透明の色であり、さらにQRコード45を塗りつぶした四角部分73A1を有している。
マークは、ピッキングする段ボール箱を示す矢印や他の記号でもよい。
マークは、ピッキング指示情報として、数量や品名も含んでいてもよい。
なお、マーキング方法は任意であり、ピッキング指示情報の内容も任意である。
コントローラ51には、ディスプレイ13が接続されている。
さらに、コントローラ51には、供給コンベヤ3、作業コンベヤ5及び搬出コンベヤ7をそれぞれ駆動するコンベヤ駆動部(図示せず)がそれぞれ接続されている。
図6を用いて、第1ピッキングステーション4Aの制御動作を説明する。図6は、ピッキングステーションの制御動作を示すフローチャートである。
以下に説明する制御フローチャートは例示であって、各ステップは必要に応じて省略及び入れ替え可能である。また、複数のステップが同時に実行されたり、一部又は全てが重なって実行されたりしてもよい。
さらに、制御フローチャートの各ブロックは、単一の制御動作とは限らず、複数のブロックで表現される複数の制御動作に置き換えることができる。
なお、各装置の動作は、コントローラ51から各装置への指令の結果であり、これらはソフトウェア・アプリケーションの各ステップによって表現される。
ステップS2では、カメラ10がパレットPに載っている複数の物品Aの前面を撮影する。なお、その後、画像処理部55が、撮影中の動画から静止画としての撮影画像71を作成する。撮影画像71は、図9に示すように、パレットPに載っている複数の物品Aの前面を表示している。図9は、撮影画像の一例である。なお、撮影画像71内に描かれた符号及び引き出し線は、撮影画像71に含まれていない。
ステップS4では、ピッキング指示画像75(図9)が作成される。具体的には、画像形成部57が、対象物品Aに合わせて作成されたマーク73Aを撮影画像71の対象物品Aに重ねることで、ピッキング指示画像75を作成する。このとき、画像形成部57は、非対象物品Aには非対象マーク91を付加する(後述)。
なお、画像形成部57は、物品を認識できなかった場合は、いかなるマークも当該物品に重ねない。
なお、図9のピッキング指示画像75内に描かれた符号及び引き出し線は、ピッキング指示画像75に含まれていない。
ステップS6では、作業者Wがピッキングした物品のQRコード45をタッチスキャナ63でスキャンしたか否かが判断される。作業者WがQRコード45をスキャンしたタイミングでピッキング完了とみなす。作業者Wは、スキャン後に、物品Aを出荷用パレット(図示せず)に積み付ける。
ステップS9では、未ピッキング物品があるか否かが判断される。具体的には、コントローラ51が、1オーダ内のピッキング対象の物品Aで未だピッキングされていないものがあるか(ピッキング対象の物品Aが次以降のパレットPに載っているか)否かを判断する。未だピッキングされていないものがあればプロセスはステップS1に戻り、未だピッキングされていないものがなければプロセスは終了する。
図7を用いて、ステップS4のピッキング指示画像を作成するステップを詳細に説明する。図7は、ピッキング指示画像を作成する制御動作を示すフローチャートである。なお、図7の制御動作は、物品Aごとに実行される。
図9及び図12を用いて、非対象マーク91を説明する。図12は、ピッキング指示画像においてラベルの上に付された非対象マークを示す図である。
非対象マーク91は、物品Aのラベル41を読み込んで、ピッキング対象ではないと判断された物品Aに付加されるマークである。具体的には、対象マーク73Aが有彩色を有しているのに対して、非対象マーク91は白地にバツマークである。
図7において、ステップS11では、物品Aのラベル41を読み取れたか否かが判断される。具体的には、コントローラ51が、サーバ(図示せず)からの情報に基づいて、上記判断を実行する。読み取ることができた場合は、プロセスはステップS12に移行する。読み取れなければ、プロセスは終了する。つまり、読み取りできなかった場合は、当該物品Aには、いかなるマークも付加されない。
ステップS13では、図9及び図11に示すように、対象物品であることを示す対象マーク73Aが撮影画像71上の物品A上に付加される。
ステップS14では、図9及び図12に示すように、非対象物品であることを示す非対象マーク91が撮影画像71上の物品A上に付加される。なお、図9のピッキング指示画像75では、非対象マーク91は物品A4に付加されている。
なお、上記のように非対象マーク91が付加されるのは、QRコード処理部53がQRコード45を読んだときに、読み取った情報の形式が正しい場合(数字の桁数まであっている場合)において、前述したように荷物が商品リストに入っていない場合である。一方、読み取った情報の形式がそもそも正しくない場合(数字の桁数が違っている等)は、画像形成部57は、物品認識に失敗したとして、いかなるマークも当該物品に重ねない。ただし、この場合、異常マークを物品Aに付加してもよい。
この第1ピッキングステーション4Aでは、対象外の物品であることを非対象マーク91で示すことにより、「マークが全く付されていない物品は正常に読み取りできていない」ことを、作業者Wが認識できる。つまり、作業者Wが非対象であるか又は読取ミスであるかを直感的に判断できる。そのため、読取ミスの場合に、作業者Wが例えば物品Aをカメラ10の撮影領域に動かすなどの動作を促すことができる。なお、従来において該当物品Aのみをマーキングした場合、マーキングされていない物品が読取ミスをしているのか又は非対象なのかを、作業者は判別できなかった。
さらに具体的には、非対象マーク91は、白地にバツマークである。このように不正解を示す記号としてよく使用されるバツマークと、バツマークを見やすくする無地の下地を組み合わせて非対象マーク91とすることにより、作業者は、説明を見るまでもなく、対象外の物品であることを直感的に理解できる。
非対象マークの形状、大きさ、位置、色や模様は、前記実施形態に限定されない。
図13に示す変形例では、非対象マーク91Aは、無地の下地に斜線である。図13は、変形例において、ピッキング指示画像においてラベルの上に付された非対象マークを示す図である。
非対象マークは、対象マークとは異なる位置に設けられてもよい。例えば、非対象マークは、ラベルを部分的に覆うように設けられてもよいし、ラベルとは異なる位置に設けられてもよい。
前記実施形態は下記のようにも説明できる。
第1ピッキングステーション4Aは、カメラ10と、コントローラ51と、ディスプレイ16とを備えている。
カメラ10(撮像装置の一例)は、複数物品A(物品の一例)の集合体を撮影する。
コントローラ51(制御装置の一例)は、撮影画像71(撮影画像の一例)に含まれる個々の物品Aを対象物品であるか又は非対象物品であるかを判別する物品認識処理(ステップS3)と、対象の物品であることを示す対象マーク73A(対象マークの一例)を撮影画像71の対象物品上に付加することでピッキング指示画像75(ピッキング指示画像の一例)を作成するピッキング指示画像作成処理(ステップS4)と、を実行する。
ディスプレイ16(表示装置の一例)は、ピッキング指示画像75を表示する。
コントローラ51は、ピッキング指示画像作成処理において、非対象の物品であることを示す非対象マーク91を、撮影画像71の非対象物品上に付加する(ステップS14)。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
物品へのマーキングとしては、ラベルではなく、物品全体に色を付けたり、光らせたりしてもよい。
マークは、不透明であっても、透明でもよい。
コンベヤのレイアウトはコの字状でなくてもよい。
コンベヤは、供給コンベヤと搬出コンベヤだけを有していてもよい。そして、供給コンベヤと搬出コンベヤの間に、パレットをすべらせて移動する台を配置してもよい。
また、供給コンベヤと搬出コンベヤは1台のコンベヤで実現されてもよい。その場合、コンベヤは供給/搬出兼用となり、パレット載置部はコンベヤの端部に設けられている。
ラックの中間部にコンベヤを接続し、転換コンベヤを介してラックと平行となるように供給コンベヤと搬出コンベヤを配置してもよい。
コンベヤは、自動倉庫側に設けられたローラコンベヤなどのコンベヤと、有軌道台車が走行する周回コンベヤの組み合わせでもよい。その場合は、ピッキングステーションは周回コンベヤの一部近傍に配置される。
カメラは、撮影対象の位置が作業者Wの目線と近似する位置になるように配置されていてもよい。この場合は、撮影画像を作業者Wの目線に合わせることで、作業者Wがさらに直感的にピッキングする物品を把握できるようになる。撮影画像と作業者Wが見た光景との角度が概ね一致するからである。
撮影画像は、静止画に限定されない。例えば、動画であってもよいし、多数の静止画からなるコマ送り画像であってもよい。
物品を特定するための情報源は、QRコードに限定されない。他の二次元コードであってもよいし、バーコードであってもよい。さらに、物品の表面の模様や文字に基づいて、物品を特定してもよい。
物品の種類は特に限定されない。物品は、段ボール箱以外に、各種ケースや箱でもよい。
2A :第1自動倉庫
2B :第2自動倉庫
3 :供給コンベヤ
4A :第1ピッキングステーション
4B :第2ピッキングステーション
5 :作業コンベヤ
5a :ピッキングポイント
6 :コンベヤ
7 :搬出コンベヤ
9 :作業エリア
10 :カメラ
13 :ディスプレイ
14 :フレーム
16 :ディスプレイ
41 :ラベル
43 :商品情報
45 :QRコード
51 :コントローラ
53 :QRコード処理部
55 :画像処理部
57 :画像形成部
61 :操作端末
63 :タッチスキャナ
71 :撮影画像
73A :マーク
73A1 :四角部分
75 :ピッキング指示画像
81 :ラック
81a :棚部
83 :スタッカクレーン
83a :スライドフォーク
91 :非対象マーク
A :物品
P :パレット
W :作業者
Claims (7)
- 複数物品の集合体を撮影する撮像装置と、
撮影画像に含まれる個々の物品を対象物品であるか又は非対象物品であるかを判別する物品認識処理と、対象の物品であることを示す対象マークを前記撮影画像の対象物品上に付加することでピッキング指示画像を作成するピッキング指示画像作成処理と、を実行する制御装置と、
前記ピッキング指示画像を表示する表示装置と、
を備え、
前記制御装置は、ピッキング指示画像作成処理において、非対象物品であることを示す非対象マークを、前記撮影画像の非対象物品上に付加する、ピッキングシステム。 - 前記非対象マークは、前記対象マークと同じ大きさであり、前記物品に対して前記対象マークが付加される位置と同じ位置に付加される、請求項1に記載のピッキングシステム。
- 前記非対象マークは、無地の下地にバツマークである、請求項1又は2に記載のピッキングシステム。
- 前記非対象マークは、無地の下地に斜線マークである、請求項1又は2に記載のピッキングシステム。
- 前記対象マークは有彩色を有しており、前記非対象マークは地が白色である、請求項1~4のいずれかに記載のピッキングシステム。
- 前記対象マークと前記非対象マークの色は互いに異なる、請求項1~4のいずれかに記載のピッキングシステム。
- 前記物品には前記物品認識処理のためのラベルが付されており、
前記制御装置は、ピッキング指示画像作成処理において、前記ラベルを少なくとも部分的に覆うように前記非対象マークを前記撮影画像に付加する、請求項1~6のいずれかに記載のピッキングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020143132A JP7484575B2 (ja) | 2020-08-27 | 2020-08-27 | ピッキングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020143132A JP7484575B2 (ja) | 2020-08-27 | 2020-08-27 | ピッキングシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022038559A true JP2022038559A (ja) | 2022-03-10 |
JP7484575B2 JP7484575B2 (ja) | 2024-05-16 |
Family
ID=80497997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020143132A Active JP7484575B2 (ja) | 2020-08-27 | 2020-08-27 | ピッキングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7484575B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6008832B2 (ja) | 2013-12-10 | 2016-10-19 | オークラ輸送機株式会社 | ピッキングシステム |
JP6981495B2 (ja) | 2015-11-12 | 2021-12-15 | 日本電気株式会社 | 検品処理装置 |
JP6756879B2 (ja) | 2019-06-27 | 2020-09-16 | オークラ輸送機株式会社 | 作業判定システム及び作業判定方法 |
-
2020
- 2020-08-27 JP JP2020143132A patent/JP7484575B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7484575B2 (ja) | 2024-05-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6008832B2 (ja) | ピッキングシステム | |
KR101424682B1 (ko) | 픽킹 시스템 및 픽킹 방법 | |
JP5901427B2 (ja) | ピッキングシステム | |
WO2015145982A1 (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、物流システム、情報処理方法およびプログラム記憶媒体 | |
JP5904097B2 (ja) | 物品情報の表示装置 | |
US9546043B2 (en) | Warehouse system | |
JP6261691B2 (ja) | ピッキングシステム | |
EP1818284A1 (en) | Automatic warehouse | |
JPWO2013042397A1 (ja) | ピッキングシステム及び物品の仕分け方法 | |
US10438153B2 (en) | Warehouse system and picking work guidance method | |
KR20090130201A (ko) | 검품 시스템과 검품 방법 | |
CN110889317A (zh) | 操作辅助装置 | |
JP2022173411A (ja) | 画像認識システム | |
JP7140151B2 (ja) | 自動倉庫システム及びピッキング方法 | |
US20210133674A1 (en) | Picking work assistance device and computer-readable recording medium having stored thereon picking work assistance program | |
JP2022038559A (ja) | ピッキングシステム | |
JP7443991B2 (ja) | ピッキングシステム | |
JP7238595B2 (ja) | ピッキングシステム | |
JP7375609B2 (ja) | ピッキングシステム | |
JP2007099415A (ja) | 所在管理システム、所在管理方法、所在管理プログラム | |
JP2016056024A (ja) | ピッキング支援システム及びピッキング支援方法 | |
JP5454639B2 (ja) | 画像処理装置及びプログラム | |
JP7129616B2 (ja) | 投影指示装置、荷物仕分けシステムおよび投影指示方法 | |
JP7151887B2 (ja) | ピッキングシステム及びピッキングシステムの撮影画像表示方法 | |
JP7147122B2 (ja) | 検品装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230623 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20240118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240123 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240314 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240402 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240415 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7484575 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |