JP2022037730A - 印字装置及び印字処理プログラム - Google Patents

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Yuji Tanaka
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Tetsumi Nakada
秀晃 飯島
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Abstract

【課題】ハンドヘルドプリンタの筐体の移動量等を検出する第1のセンサの動作異常を検出可能とする。【解決手段】ハンドヘルドプリンタの本体外に出射した放射線を送受信し、受信情報に基づいて、演算により前記本体の移動に関する情報を算出する第1のセンサと、ハードウェアデバイスであり、本体の移動を検出して、本体の移動に関する情報を出力する第2のセンサと、第1のセンサで算出された本体の移動に関する情報、及び、第2のセンサで算出された本体の移動に関する情報を比較することで、第1のセンサの動作状態を判定する動作状態判定部とを有する。【選択図】図11

Description

本発明は、印字装置及び印字処理プログラムに関する。
今日において、ノート型のパーソナルコンピュータ装置の小型化、スマートデバイスの普及等により、プリンタ装置に対しても小型化及び携帯化が求められている。特許文献1(特表2010-520087号公報)には、用紙の紙搬機構を省略することで小型化及び携帯化を図ったハンドヘルドプリンタが開示されている。
このハンドヘルドプリンタは、例えばスマートデバイス又はパーソナルコンピュータ装置等から、印刷を行う画像の画像データを受信する。なお、「画像」は、記録媒体上に印刷される画像であり、「画像データ」は、この画像の印刷時に記録ヘッド等を制御するために用いられるデータである。ユーザは、ハンドヘルドプリンタの筐体を手で把持し、ノート又は定型用紙等の記録媒体上を操作する。これにより、操作量に応じてインクが吐出され、受信した画像データの画像が記録媒体上に印刷される。
ここで、ハンドヘルドプリンタは、印刷を行う際に、印刷を行う対象物とハンドヘルドプリンタとを当接させ、印刷開始位置を定め、印刷開始を指示する印刷開始ボタンを押し下げ操作する。この後に、ハンドヘルドプリンタを移動操作することで印刷が行われる。または、ボタンの押し下げ操作が不要なハンドヘルドプリンタの場合、印刷を行う対象物とハンドヘルドプリンタとを当接させて移動操作するだけで印刷が行われる。
ここで、ハンドヘルドプリンタには、記録ヘッドの位置及び筐体の移動量等を検出するために、光学センサが設けられている。この光学センサは、光学レンズを介して筐体外からの光を取得することで、記録ヘッドの位置及び筐体の移動量等を検出する。
しかし、従来のハンドヘルドプリンタは、光学センサの光学レンズに異物が付着し又は傷が付くと、光学レンズを介した筐体外からの光の取得に支障を来す。これにより、記録ヘッドの位置及び筐体の移動量等の検出が困難となる問題があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、センサの動作状態を正確に検出可能とした印字装置及び印字処理プログラムの提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、本体の移動操作に応じた印字制御を行う印字制御部と、本体外に出射した放射線を送受信し、受信情報に基づいて、演算により本体の移動に関する情報を算出する第1のセンサと、ハードウェアデバイスであり、本体の移動を検出して、本体の移動に関する情報を出力する第2のセンサと、第1のセンサで算出された本体の移動に関する情報、及び、第2のセンサで算出された本体の移動に関する情報を比較することで、第1のセンサの動作状態を判定する動作状態判定部とを有する。
本発明によれば、センサの動作状態を正確に検出できるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態の印刷システムのシステム構成を示す図である。 図2は、第1の実施の形態の印刷システムに設けられている携帯端末装置のブロック図である。 図3は、第1の実施の形態の印刷システムに設けられているハンドヘルドプリンタ装置の斜視図である。 図4は、第1の実施の形態の印刷システムに設けられているハンドヘルドプリンタ装置の他の斜視図である。 図5は、ハンドヘルドプリンタ装置のブロック図である。 図6は、ハンドヘルドプリンタ装置の制御部の機能ブロック図である。 図7は、第1の実施の形態の印刷システムにおける、全体的な印刷動作の流れを示すフローチャートである。 図8は、ハンドヘルドプリンタ装置に設けられているナビゲーションセンサの位置の算出の仕方を説明するための図である。 図9は、ナビゲーションセンサの操作開始から操作終了までの間の、速度変化を示す図である。 図10は、ナビゲーションセンサの操作開始から操作終了までの間の、加速度の変化を示す図である。 図11は、第1の実施の形態の印刷システムに設けられているハンドヘルドプリンタ装置のCPUの機能ブロック図である。 図12は、第1の実施の形態の印刷システムのセンサ異常検知処理を示すフローチャートである。 図13は、第1の実施の形態の印刷システムにおけるセンサ異常検知処理を説明するための図である。 図14は、第2の実施の形態の印刷システムの携帯端末装置の機能ブロック図である。 図15は、第2の実施の形態の印刷システムのハンドヘルドプリンタ装置の機能ブロック図である。 図16は、第2の実施の形態の印刷システムのハンドヘルドプリンタ装置で行われるナビゲーションセンサの動作判定を、携帯端末装置側から制御する流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施の形態の印刷システムの説明をする。
[第1の実施の形態]
(システム構成)
図1は、第1の実施の形態の印刷システムのシステム構成を示す図である。この図1に示すように、携帯端末装置1及びハンドヘルドプリンタ装置2(印字装置の一例)を有している。携帯端末装置1としては、例えばスマートフォン、タブレット型端末装置、ノート型又はデスクトップ型のパーソナルコンピュータ装置等の無線通信(有線通信でもよい)が可能な電子機器を用いることができる。携帯端末装置1は、印刷を行う印刷データをハンドヘルドプリンタ装置2に送信する。
ハンドヘルドプリンタ装置2は、軽量小型化された印字装置であり、図1に示すように、ユーザにより片手で把持されて記録媒体3上を操作されることで、携帯端末装置1から受信した印刷データに対応する文字又は画像等を、操作量に応じて記録媒体3上に印刷する。
(携帯端末装置のハードウェア構成)
図2は、携帯端末装置1のハードウェア構成を示す図である。この図2に示すように、携帯端末装置1は、CPU401、ROM402、RAM403、EEPROM404、CMOSセンサ405、撮像素子I/F406、加速度・方位センサ407、メディアI/F409、GPS(Global Positioning System)受信部411を備えている。
CPU401は、携帯端末装置1全体の動作を制御する。ROM402は、CPU401又はIPL等のCPU401の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。EEPROM404は、CPU401の制御に従って、携帯端末用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。
また、EEPROM404には、ハンドヘルドプリンタ装置2に対して送信する印刷データを生成するための印刷処理プログラムが記憶されている。CPU401は、後述するように、この印刷データ生成プログラムに基づいて印刷データを生成し、ハンドヘルドプリンタ装置2に送信する。
なお、第2の実施の形態として後述するが、携帯端末装置1は、この印刷処理プログラムに基づいて、ハンドヘルドプリンタ装置2に対して、ナビゲーションセンサ(図5の符号38)のセンサ異常の検出動作を指示する。そして、ハンドヘルドプリンタ装置2から取得したセンサ異常の検出結果に基づいて、印刷ジョブの実行制御を行う。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ405は、CPU401の制御に従って被写体からの撮像光に対応する画像データを形成する。なお、CMOSセンサ以外に、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の、他の撮像手段を用いてもよい。
撮像素子I/F406は、CMOSセンサ405をバスライン410に接続するためのインタフェースである。加速度・方位センサ407は、地磁気を検知する電子磁気コンパス、ジャイロコンパス又は加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F409は、例えばフラッシュメモリ等の記録メディア408をバスライン410に接続するためのインタフェースである。記録メディア408には、このメディアI/F409を介して、例えば印刷を行う画像等の印刷データ等の書き込み及び読み出しが行われる。なお、印刷データは、ROM402又はRAM403等の他の記憶部に記憶してもよい。GPS受信部411は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、携帯端末装置1は、通信回路412、CMOSセンサ413、撮像素子I/F414、マイクロホン部415、スピーカ部416、音入出力I/F417、ディスプレイ418、外部機器接続I/F(Interface)419、近距離通信回路420、近距離通信回路420のアンテナ420a、及びタッチパネル421を備えている。
CPU401は、印刷データ生成プログラムに基づいて、所望の印刷データの選択画面、及び、印刷データの編集画面等をディスプレイ418に表示する。ユーザは、この印刷データの選択画面及び印刷データの編集画面に基づいて、所望の印刷データを選択し、また、編集する。これにより、所望の印刷データを容易に生成して、ハンドヘルドプリンタ装置2に送信して印刷することができる。
通信回路412は、通信ネットワーク100を介して、他の機器と間で通信を行う。CMOSセンサ413は、CPU401の制御に従って被写体を撮像して画像データを形成する。撮像素子I/F414は、CMOSセンサ413をバスライン410に接続するインタフェースである。マイクロホン部415は、集音した音声に対応する電気信号である音声信号を形成する。スピーカ部416は、音声信号に対応する音楽又は音声等の音響出力を発音する。音入出力I/F417は、CPU401の制御に従ってマイクロホン部415及びスピーカ部416との間で音声信号の入出力を処理する。
ディスプレイ418は、例えば液晶表示部又は有機EL(Electro Luminescence)表示部等で形成できる。外部機器接続I/F419は、各種の外部機器を接続するためのインタフェースである。近距離通信回路420は、NFC(Near Field Communication)又はブルートゥース(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル421は、ディスプレイ418上に設けられており、ユーザの接触操作を検出する。
また、携帯端末装置1は、バスライン410を備えている。バスライン410は、図2に示すCPU401等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバス又はデータバス等である。
(ハンドヘルドプリンタ装置の外観構成)
図3は、ハンドヘルドプリンタ装置2の外観構成を示す斜視図である。この図3に示すように、ハンドヘルドプリンタ装置2は、ユーザが片手で把持可能な箱型形状の筐体11を有している。筐体11の上面部2aには、電源ボタン12及び印刷開始ボタン13が設けられている。電源ボタン12及び印刷開始ボタン13は、発光ダイオード(LED)による発光型の操作ボタンとなっている。
電源ボタン12の操作が行われてから、再度、操作されるまでの間が、ハンドヘルドプリンタ装置2の電源投入期間となっている。電源ボタン12は、この電源投入期間中、点灯制御される。
また、印刷開始ボタン13は、携帯端末装置1からデータを受信した際のアンサーバックボタンも兼ねている。すなわち、印刷開始ボタン13は、携帯端末装置1から印刷データを受信した際、例えば5回等の所定回数、点滅制御される。これにより、ユーザに対して、印刷データの受信を通知する。
印刷開始ボタン13が操作されると、ハンドヘルドプリンタ装置2の操作に応じて印刷が行われる。図4は、ヘッドキャップ16を外した状態の筐体11を、底面部2b側から見た状態の斜視図である。この図4から分かるように、ハンドヘルドプリンタ装置2の底面部2bには、インクジェット方式のIJ記録ヘッド33が設けられている。このIJ記録ヘッド33で、ユーザによる筐体11の移動操作に応じた印刷を行う。また、ハンドヘルドプリンタ装置2の操作方向は、通常、図3に矢印で示す方向に固定されている。ユーザにより、この矢印の方向に筐体11が移動操作されると、記録ヘッドを介して印刷が行われる。
また、図3に矢印以外の方向に筐体11が移動操作された場合は、記録ヘッドの駆動が停止され、印刷は、行われない。なお、ユーザの操作方向に従って、全部の操作方向又は一部の操作方向で印刷を可能としてもよい(印刷方向の切り替え)。
また、図3に矢印で示す印刷方向に対応する筐体11の側面部2cに、矢印で示す印刷方向に突出するガイド部14が設けられている。このガイド部14は、長方形の長板形状を有しており、非印刷時には、筐体11の側面部2cに沿って収納部15に収納されている。印刷時に、ガイド部14の上端部にユーザが爪を引っ掛けて半円の矢印方向にガイド部14を倒すと、ガイド部14は、筐体11の側面部2cの底面部2bの近傍から操作方向に向かって突出した状態となる。
このガイド部14の幅は、一度の操作で印刷される幅を示している。また、ガイド部14の中心には、総面部2c側から操作方向に向かって伸びるセンターライン(CL)が設けられている。一例ではあるが、このセンターラインCLは、赤色で細線状のセンターラインCLとなっている。上述のように、ガイド部14の幅は、一度の操作で印刷される幅を示している。このため、センターラインCLは、一度の操作で印刷される幅の中心を示すようになる。従って、ユーザは、印刷を開始する箇所の中心に、このセンターラインCLを合わせて筐体2を操作する。これにより、中心位置を合わせた状態で文字又は画像等の印刷を行うことができる。
また、図4に示すように、筐体11の底面部2bには、光学センサであるナビゲーションセンサ38が設けられている。このナビゲーションセンサ38は、記録ヘッド33の位置及び筐体11の移動量等を検出するために、光学レンズ38aを介して光を筐体11外に出射し、筐体11外からの光を、光学レンズ38aを介して取得する。そして、ナビゲーションセンサ38は、この受光光量に基づいて、筐体11の移動量を演算により算出する。
なお、この例では、ナビゲーションセンサ38は光センサであることとして説明を進めるが、記録ヘッド33の位置及び筐体11の移動量等を検出できれば、他に、電波等の放射線を用いたセンサでもよい。
また、ハンドヘルドプリンタ装置2は、非印刷時に底面部2bを被覆するヘッドキャップ16を有している。このヘッドキャップ16で底面部2bを被覆することで、非印刷時におけるIJ記録ヘッド33の極度の乾燥、及び、IJ記録ヘッド33に埃又はキズが付く不都合を防止することができる。
(ハンドヘルドプリンタ装置のハードウェア構成)
図5は、ハンドヘルドプリンタ装置2のハードウェア構成を示す図である。この図5に示すように、ハンドヘルドプリンタ装置2は、電源31、電源回路32、インクジェット記録ヘッド(IJ記録ヘッド)33、IJ記録ヘッド駆動回路34、制御部35、通信インタフェース(通信IF)36、OPU37、ナビゲーションセンサ38(第1のセンサの一例)、6軸慣性センサ39(第2のセンサの一例)、DRAM(ダイナミックRAM)40及びROM41を有している。また、ハンドヘルドプリンタ装置2は、タイマ42及びヘッドキャップ検出部43を有している。
電源31は、充電可能な電池(二次電池)となっており、ハンドヘルドプリンタ装置2の駆動電源を発生する。電源回路32は、電源31からの電源を、必要な箇所に供給する。IJ記録ヘッド33は、記録媒体3に対して、インクジェット方式でインクを吐出して文字又は画像等の印刷を行う。IJ記録ヘッド駆動回路34は、印刷する文字又は画像等に応じて、IJ記録ヘッド33を駆動制御する。制御部35は、ハンドヘルドプリンタ装置2全体の制御を行う。
通信IF36は、例えばブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信で、携帯端末装置1との間の無線通信を行う。OPU(Operation Panel Unit)37は、ハンドヘルドプリンタ装置2の状態を表示するLED、及び、ユーザが印刷開始を指示するためのスイッチ等を備えており、上述の電源ボタン12及び印刷開始ボタン13が含まれる。なお、OPU37は、液晶ディスプレイ又はタッチパネルを備えていてもよい。また、音声入力機能を備えていてもよい。
ナビゲーションセンサ38は、光学レンズ38aを介して取得した筐体11外からの光に基づいて、記録ヘッド33の位置及び筐体11のX軸方向の移動量(ΔX)及びY軸方向の移動量(ΔY)を演算により算出する。
6軸慣性センサ39は、ハンドヘルドプリンタ装置2を移動させる際に加わる力に関する情報の一例として、X軸、Y軸及びZ軸の3軸の加速度、及び、X軸、Y軸及びZ軸の3軸の角速度である、計6軸の慣性力を検出する。
DRAM40及びROM41は、印刷データ及び印刷時におけるハンドヘルドプリンタ装置2の操作方向を示す操作方向情報等の記憶部となっている。また、ROM41には、印刷処理プログラム及びIJ記録ヘッド33の駆動波形データが記憶されている。制御部35は、印刷処理プログラムに基づいて印刷制御を行う。また、後述するが、制御部35は、印刷処理プログラムに基づいて、ナビゲーションセンサ38が正常に動作しているか否かを判別し、正常に動作していない場合に、印刷動作を停止制御して、印刷品質の維持を図る。
このようなハンドヘルドプリンタ装置2において、携帯端末装置1から印刷データを受信すると、制御部35は、ナビゲーションセンサ38及び6軸慣性センサ39からの各センサ出力に基づいて、IJ記録ヘッド33の各ノズルの位置を算出する。制御部35は、ハンドヘルドプリンタ装置2がユーザにより操作されている間、各ノズルの位置を継続して算出し、算出した位置に対応する印刷データのみを、DRAM40から取得する。そして、制御部35は、取得した画像の位置と各ノズルの位置とを比較し、両者が合致したと判断した際に、そのノズルの印刷データをIJ記録ヘッド駆動回路34に供給する。
IJ記録ヘッド駆動回路34は、IJ記録ヘッド33に対して、印刷データと共に印刷タイミング情報を供給する。IJ記録ヘッド33は、この印刷タイミング情報に基づいて、印刷データに対応するインクを、記録媒体3に吐出する。これにより、ユーザから指定された印刷データに対応する画像又は文字等が、記録媒体3に記録される。
ヘッドキャップ検出部43は、ハンドヘルドプリンタ装置2に対するヘッドキャップ16の装着及び非装着を検出する。タイマ42は、時刻を計時して計時情報を制御部35に供給する。制御部35は、計時情報及びヘッドキャップ16の装着の有無に基づいてIJ記録ヘッド33の乾燥状態を監視し、所定のタイミング等で警告制御等を行う。
(制御部の機能構成)
図6は、図5に示したハンドヘルドプリンタ装置2の制御部35の機能構成を説明するための図である。この図6に示すように、制御部35は、SoC(System on a Chip)部50及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)/FPGA(Field Programmable Gate Array)部70を有している。SoC部50及びASIC/FPGA部70は、互いのバスライン51、71を介して相互に接続されている。
SoC部50は、CPU(中央演算部)52の他、位置算出演算を行う位置算出回路53、例えばDRAM等の外部メモリに対する書き込み及び読み出しを制御するメモリコントローラ(メモリCTL)、ROM41に対するデータの書き込み及び読み出しを制御するROMコントローラ(ROM CTL)を有している。なお、CPU52及び6軸慣性センサI/F75は、センサ駆動部の一例である。
ASIC/FPGA部70は、ナビゲーションセンサI/F72、印字/センサタイミング生成部73、IJ記録ヘッド制御部74、6軸慣性センサI/F75、イメージRAM(Image RAM)76、DMAC(Direct Memory Access Controller)77、回転器78及び割り込み制御部79を有している。
ナビゲーションセンサI/F72は、ナビゲーションセンサ38で光学的に検出されたハンドヘルドプリンタ装置2のX方向の移動量ΔX、及び、Y方向の移動量ΔYを、内部レジスタに格納する。6軸慣性センサI/F75は、6軸慣性センサ39から受信した角速度情報ωを、内部レジスタに格納する。また、6軸慣性センサI/F75は、ナビゲーションセンサ38が正常に動作しているか否かを判定する判定時に、6軸慣性センサ39から受信した加速度情報を、内部レジスタに格納する。この加速度情報は、ナビゲーションセンサ38で検出された移動量に基づいて算出された加速度情報と比較される。この比較結果に基づいて、ナビゲーションセンサ38が正常動作しているか否かが判定される。
印字/センサタイミング生成部73は、ナビゲーションセンサI/F部72にナビゲーションセンサ38の情報を読み取るタイミングを通知し、また、IJ記録ヘッド制御部74に、印字駆動タイミングを通知する。
DMAC(CACHE)77及び回転器78は、SoC部50の位置算出回路53で算出された位置情報に基づいて、IJ記録ヘッド33の各ノズル周辺の画像データをメモリ40(又はROM41)から読み出す。そして、DMAC(CACHE)77及び回転器78は、読み出した画像データを、IJ記録ヘッド33の位置及び傾きに応じて回転させ、IJ記録ヘッド制御部74に供給する。
イメージRAM76は、DMAC(CACHE)77により、メモリ40から読み出された印刷データを、一時的に格納する。IJ記録ヘッド制御部74は、IJ記録ヘッド駆動回路34に制御信号及び印刷データを供給する。割り込み制御部79は、ナビゲーションセンサI/F72とナビゲーションセンサ38との通信が完了した際に、SoC部50に対して両者の通信が完了した旨の通知を行う。また、割り込み制御部79は、SoC部50に対してエラー等のステータス通知も行う。
(印刷動作)
次に、ハンドヘルドプリンタ装置2の印刷動作を、図7のフローチャートを用いて説明する。この図7のフローチャートは、図5に示したROM41に記憶されている印刷処理プログラムを、図6に示したCPU52が読み出して実行する動作である。
まず、ユーザによりハンドヘルドプリンタ装置2の電源ボタン12が操作されると(ステップS101)、ハンドヘルドプリンタ装置2の電源31から各部に電源が供給される。これにより、SoC50(CPU52)は、各電子デバイスの初期化を実施し、各デバイスを立ち上げる(ステップS201、ステップS202)。初期化完了後、例えば電源ボタン12を点灯制御して(LED点灯)、ユーザに対して、ハンドヘルドプリンタ装置2に電源が投入されたことを通知する(ステップS203)。
ユーザは、例えばパーソナルコンピュータ装置又は携帯端末装置1等の画像入力機器から、印刷を行うデータの選択(及び編集)を行う(ステップS102)。携帯端末装置1は、印刷制御プログラム(又は、プリンタドライバ)に基づいて、例えばTIFF(Tagged Image File Format)又はJPEG(Joint Photographic Experts Group)等の画像データ(=ユーザにより選択されたテキストデータ又は画像データ等)を無線通信する等の印刷ジョブを実行する(ステップS103)。
ハンドヘルドプリンタ装置2のSoC50(CPU52)は、画像データを受信すると、例えば印刷開始ボタン13を点滅制御して、画像データを受信したことを、ユーザに通知する(ステップS204)。また、CPU52は、携帯端末装置1から受信した画像データに基づいて、印刷するオブジェクトの印刷データを生成する(ステップS219)。
次に、ユーザは、印刷開始ボタン13を操作し(ステップS104)、印刷開始位置を決定する所定の位置決め操作を行う(ステップS105)。ハンドヘルドプリンタ装置2のSoC50(CPU52)は、印刷開始ボタン13が操作されると、まず、印刷開始位置を決定する印字待機モードに移行し、ユーザによる印刷開始位置の位置決め操作を検出し、所定の位置決め制御を行う(ステップS250)。
ユーザにより、印刷開始位置が決定されると、CPU52は、印字モードに移行する。印字モードに移行した後、ユーザにより、ハンドヘルドプリンタ装置2が移動操作されると(ステップS106)、生成された画像データに対応する文字又は画像等のオブジェクトが記録媒体3上に印刷される。
印刷動作を具体的に説明すると、ハンドヘルドプリンタ装置2のSoC50(CPU52)は、印字モードに移行した後、印字待機モードで決定された印刷開始位置を起点として、ナビゲーションセンサ38の位置の算出に必要な情報をリードするように、ASIC/FPGA(Field-Programmable Gate Array)70内の各センサI/F部に通知する(ステップS205)。ナビゲーションセンサ38及び6軸慣性センサ39は、位置算出に必要な情報の検知を開始し、内蔵メモリに格納する(ステップS218)。
図8は、ナビゲーションセンサ38における位置の算出方法を説明するための図である。この図8に示すように、得られる角速度ωは、以下の(1)式に示すように、
Figure 2022037730000002
であるため、サンプリング周期毎の角度Δθは、以下の(2)式に示すように、
Figure 2022037730000003
となり、現在(時間t=0~N)の角度θは、以下の(3)式に示すように、
Figure 2022037730000004
となる。
(2)式より得られたdθ及び(3)式より得られたたθを、以下の(4)式~(7)式に代入し、X1、Y1の原点からの二次元座標を算出する。
Figure 2022037730000005
Figure 2022037730000006
Figure 2022037730000007
Figure 2022037730000008
ナビゲーションセンサ38の座標を算出できれば、既知の演算に基づいて、予め機器のレイアウトが決まっている、メカニック的(物理的)なナビゲーションセンサ38とノズルの位置関係により、各ノズルの座標を算出することができる。
次に、ナビゲーションセンサI/F部72はナビゲーションセンサ38と通信し、ハンドヘルドプリンタ装置2のX方向の移動量ΔX、及び、Y方向の移動量ΔYをリードする(ステップS205。また、6軸慣性センサI/F部75は6軸慣性センサ39と通信し、ハンドヘルドプリンタ装置2の角速度情報ωをリードする(ステップS205)。
ナビゲーションセンサI/F部72及び6軸慣性センサI/F部75は、リードした情報を初期位置とし、例えばX座標及びY座標を「0,0」とする(ステップS206)。その後、ASIC/FPGA70の内部のタイミング生成回路部で時間が計測される(ステップS207)。設定したセンサへのリードタイミング毎に(ステップS208)、ナビゲーションセンサI/F部72及び6軸慣性センサI/F部75は、上述の各情報のリードを繰り返す(ステップS209)。
このとき、ナビゲーションセンサ38で検知する値(X方向とY方向の移動量)と、6軸慣性センサ39で検知する値(角速度ω)は、原点に対する現在の二次元位置座標の算出に必要であり、各情報(値)のリードのタイミングは同時であることが望ましい。
SoC50(CPU52)は、ASIC/FPGA70より情報をリードし、前回算出した位置(X,Y)と、今回リードした移動量(ΔX,ΔY)及び角速度ωから、ハンドヘルドプリンタ装置2の現在の位置を算出し、記憶部に格納する(ステップS210)。
SoC50(CPU52)は、算出したハンドヘルドプリンタ装置2の現在の位置情報をASIC/FPGA70に通知する。ASIC/FPGA70は、予め決まっている、ナビゲーションセンサ38とIJ記録ヘッド33の組み付け位置の関係から、IJ記録ヘッド33上の各ノズルの位置座標を算出する(ステップS211)。
ここで、CPU52は、ナビゲーションセンサ38が正常に動作しているか否かを判定する(センサ異常検知処理:ステップS230)。そして、ナビゲーションセンサ38が正常に動作していないと判定した場合、以下の印刷動作を停止制御する。これにより、印刷品質を維持する。詳しくは、図12のフローチャートを用いて後述する。
ステップS230で、ナビゲーションセンサ38が正常に動作していると判定された場合、ASIC/FPGA70のDMAC(CACHE)77及び回転器78は、位置情報に基づいて、IJ記録ヘッド33の各ノズル周辺の画像データを記憶部から読み出し、指定されたヘッドの位置及びヘッドの傾きに応じて回転させる(ステップS212)。この後、画像データと、各ノズル位置の座標比較を行い(ステップS213)、設定した吐出条件を満たすと判断した際に(ステップS214)、IJ記録ヘッド制御部74に印刷データを供給する(ステップS215)。
このようなステップS208~ステップS215及びステップS230の各処理を繰り返し実行することで、SoC50(CPU52)は、記録媒体3上に画像等のオブジェクトを印刷制御する。そして、SoC50(CPU52)は、全画像の印刷が完了した際に(ステップS216)、電源ボタン12又は印刷開始ボタン13を点滅制御して、印刷完了をユーザに通知する(ステップS217)。
なお、全画像の印刷が完了していない場合でも、ユーザが以後の印刷は不要と判断した場合、印刷開始ボタン13を操作する。これにより、それ以降の印刷が中止される。また、図6のフローチャートのSoC50及びASIC/FPGA70の処理の分担は、CPU52の性能又はASIC/FPGA70の回路規模等に応じて振り分ければよい。
(センサ異常検知処理)
次に、ステップS230として示したセンサ異常検知処理を説明する。ナビゲーションセンサ38の光学レンズ38aに対して、汚れ又は傷の付着等の異常が発生している状態における、ナビゲーションセンサ38の出力例を図9に示す。この図9は、ナビゲーションセンサ38の操作開始から操作終了までの間の、速度変化を示している。すなわち、図9は、ナビゲーションセンサ38が、操作開始時には徐々に移動速度が上がるように操作され、やがて所定距離分、同じ速度で操作され、操作終了が近くなると徐々に移動速度が下がり、停止操作された例である。
この図9の点線のグラフは、正常動作しているナビゲーションセンサ38の出力に基づいて算出される筐体11の移動速度の遷移を示しており、実線のグラフは、異常が生じているナビゲーションセンサ38の出力に基づいて算出される筐体11の移動速度の遷移を示している。図9の点線及び実線の各グラフを見比べて分かるように、ナビゲーションセンサ38に異常が生じている場合、筐体11の移動量が通常より少なく検知され又は全く検知できないことで、異常値となる筐体11の移動速度が算出される。図9に実線で示すスパイクノイズ状の移動速度が、この異常値を示している。
これに対して、図10は、図9に示した筐体11の移動操作例に対応する筐体11の加速度の遷移を示している。図10に点線で示すグラフは、ハードウェアである6軸慣性センサ39で検出された加速度の遷移を示すグラフであり、実線で示すグラフは、異常が生じているナビゲーションセンサ38の出力に基づいて算出される筐体11の加速度の遷移を示している。図10の点線及び実線の各グラフを見比べて分かるように、ナビゲーションセンサ38に異常が生じていることで、計算による加速度の算出で異常値を算出される場合でも、ハードウェア(6軸慣性センサ39)により、正確な加速度が検出される。
このため、第1の実施の形態の印刷システムでは、ナビゲーションセンサ38の出力に基づいて算出される筐体11の加速度(図10の実線のグラフ)と、ハードウェア(6軸慣性センサ39)で検出される筐体11の加速度とを比較する。そして、図10に示すように両者の加速度が一致しない箇所に基づいて、ナビゲーションセンサ38の異常の有無を判定する。そして、ナビゲーションセンサ38の異常を検出した際に、印刷を停止制御することで、異常画像が印刷される不都合を防止して、印刷品質を維持する。
なお、以下、加速度に基づいてナビゲーションセンサ38の異常検出を行うこととして説明を進めるが、加速度以外であっても、例えばナビゲーションセンサ38の出力に基づいて算出した速度と、6軸慣性センサ39で検出される加速度を積分して算出した速度とを比較して、ナビゲーションセンサ38の異常検出を行ってもよい。又は、ナビゲーションセンサ38の出力を積算して算出した距離と、6軸慣性センサ39で検出される加速度を二重積分して算出した速度とを比較して、ナビゲーションセンサ38の異常検出を行ってもよい。
(センサ異常検知機能)
図6に示すCPU52は、図7のフローチャートのステップS230の処理の実行時となると、図5に示したROM41に記憶されている印刷処理プログラムに基づいて、図11に示す軸合わせ演算部151、判定用差分値算出部152、動作状態判定部153、異常通知制御部154及び印刷制御部155(印字制御部の一例)として機能する。そして、CPU52は、図12のフローチャートに従って動作することで、ステップS230のセンサ異常検知処理を実行する。
すなわち、図12のフローチャートのステップS301~ステップS306が、ステップS230のセンサ異常検知処理となっており、図7のフローチャートのステップS211でノズルの現在位置が算出されると、図12のフローチャートのステップS301に処理が進む。
ステップS301では、軸合わせ演算部151が、予め設定されたセンサリード時間周期毎に、軸合わせ演算処理、判定用差分値の算出処理、及び、動作状態判定処理の3つの処理を行う。
(軸合わせ演算処理)
軸合わせ演算部151は、軸合わせ演算処理として、6軸慣性センサ39に設けられている3軸加速度センサの回転演算を行い、ナビゲーションセンサ38のX軸成分の加速度を算出する。
具体的には、軸合わせ演算部151は、ナビゲーションセンサ38の加速度センサのX軸、Y軸及びZ軸の座標系を、それぞれθx、θy、θz回転することで、ナビゲーションセンサ38の座標系と一致する場合、以下の(8)式に示す行列演算を行うことで、加速度センサ座標系の加速度(xk,yk,zk)を、ナビセンサ座標系の加速度(xNB,yNBzNB)に変換する。
Figure 2022037730000009
なお、ナビゲーションセンサ38のX軸と、加速度センサのいずれかの軸が一致している場合は、このような軸合わせ演算処理を省略してもよい。
(判定用差分値の算出処理)
次に、軸合わせ演算部151は、ナビゲーションセンサ38のX軸の出力値と、前段で計算したナビゲーションセンサ38のX軸の加速度に基づいて、以下の第1~第3のいずれかの計算方法で、加速度差分、速度差分又は距離差分を算出する。
加速度差分を算出する第1の計算方法では、軸合わせ演算部151は、1周期前と今回取得したナビゲーションセンサ38の出力(センサリード周期間の移動量)に単位時間を乗算処理し、1周期前と今回の周期の速度を算出し、さらにその速度の差分から加速度を算出する。そして、算出した加速度と、6軸慣性センサ39の加速度センサで検出された加速度の差分を算出する。
速度差分を算出する第2の計算方法では、軸合わせ演算部151は、今回取得したナビゲーションセンサ38の出力(センサリード周期間の移動量)に単位時間を乗算処理し、第1の速度を算出する。また、6軸慣性センサ39の加速度センサから入力された加速度を、処理周期毎に加算(積分)して第2の速度を算出する。そして、第1の速度と第2の速度との差分を算出する。
距離差分を算出する第3の計算方法では、軸合わせ演算部151は、入力されたナビゲーションセンサ38の出力(センサリード周期間の移動量)を処理周期毎に加算(積分)し、第1の距離を算出する。また、6軸慣性センサ39の加速度センサから入力された加速度を、処理周期毎に加算(積分)して速度を算出する。さらに、この算出した速度を、処理周期毎に加算(積分)することで第2の距離を算出する。そして、第1の距離及び第2の距離の差分を算出する。
このような第1~第3の計算方法で算出された「差分」は、以下に説明するナビゲーションセンサ38の動作判定に用いられる。なお、算出された「差分」に、所定の期間平均処理又はLPF(Low Pass Filter)によるフィルタリング処理を施すことで所望の範囲の値を抽出して動作判定に用いてもよい。
(動作状態判定処理)
次に、軸合わせ演算部151は、前段で算出した差分値が、予め設定された閾値以上の値であるか否かを判別する。前段で算出した差分値が、予め設定された閾値以上の値である場合、軸合わせ演算部151は、ナビゲーションセンサ38に異常が発生していると判定する。これに対して、前段で算出した差分値が、予め設定された閾値未満の値である場合、軸合わせ演算部151は、ナビゲーションセンサ38は正常に動作していると判定する。
(動作状態判定結果に基づく印刷制御動作)
このようにナビゲーションセンサ38の動作状態が判定されると、図12のフローチャートのステップS302に処理が進む。第1の実施の形態の印刷システムの場合、ナビゲーションセンサ38の異常通知を行うか否か、及び、ナビゲーションセンサ38の動作状態の判定結果に基づく印刷制御を行うか否かを、携帯端末装置1を介して、それぞれ設定可能となっている。この設定情報は、動作判定ON/OFF情報及び印刷制御ON/OFF情報として、DRAM40等の記憶部に記憶されている。
なお、この例では、印刷制御を行うか否かは、携帯端末装置1を介して設定されることとして説明を進めるが、ハンドヘルドプリンタ装置2側で設定可能としてもよい。
動作状態判定部153は、ナビゲーションセンサ38の動作状態を判定すると、DRAM40等の記憶部に記憶されている動作判定ON/OFF情報を参照し、ナビゲーションセンサ38の異常通知を行う設定がされているか否か(動作判定機能ON?)を判別する(ステップS302)。
動作状態判定部153により、ナビゲーションセンサ38の異常通知を行う設定がされていないと判別された場合(ステップS302:No)、以下に説明するナビゲーションセンサ38の異常通知が行われることなく、処理は、図7のフローチャートのステップS212に進み、上述の動作が行われる。
これに対して、動作状態判定部153により、ナビゲーションセンサ38の異常通知を行う設定がされていると判別された場合(ステップS302:Yes)、動作状態判定部153は、上述のナビゲーションセンサ38の動作状態の判定結果が、「異常」を示す判定結果であるか否か(動作判定結果NG?)を判別する(ステップS303)。
動作状態判定部153により、上述のナビゲーションセンサ38の動作状態の判定結果が、「正常」を示す判定結果であると判別された場合(ステップS303:No)、以下に説明する異常通知が行われることなく、処理は、図7のフローチャートのステップS212に進み、上述の動作が行われる。
動作状態判定部153により、上述のナビゲーションセンサ38の動作状態の判定結果が、「異常」を示す判定結果であると判別された場合(ステップS303:Yes)、処理がステップS304を介してステップS306に進むと共に、ステップS305に進む。
ステップS304及びステップS306では、異常通知制御部154が、ナビゲーションセンサ38が異常状態であることを示すコメントを液晶表示部等のディスプレイに表示する。このコメントの表示と共に、印刷を終了してもよいし、印刷を継続してもよい。コメントの表示と共に印刷を終了することにより、ナビゲーションセンサ38に異常が発生している状態で印刷が継続されることで、印刷品質が低下する不都合を防止できる。
具体的に説明すると、図13は、ナビゲーションセンサ38に異常が発生した際に印刷が停止される様子を示すグラフである。第1の実施の形態の印刷システムの場合、この図13に示すように、ナビゲーションセンサ38からの出力に基づいて算出された加速度と、6軸慣性センサ75の加速度センサで検出された加速度との差が、所定の閾値D以上となった際に、印刷制御部155が、IJ記録ヘッド制御部74及びIJ記録ヘッド駆動回路34を介して、インクの吐出を停止するように、IJ記録ヘッド33を制御する。これにより、ナビゲーションセンサ38に異常が発生している状態で印刷が継続されることで、印刷品質が低下する不都合を防止できる。
なお、ディスプレイのコメントにより、ナビゲーションセンサ38の異常を認識したハンドヘルドプリンタ装置2の使用者は、例えば光学レンズ38aに付着している汚れを清掃する等の、ナビゲーションセンサ38を正常状態に回復させる処置を施す。これにより、ナビゲーションセンサ38が正常の状態で印刷可能とすることができる。
これに対して、動作状態判定部153により、上述のナビゲーションセンサ38の動作状態の判定結果が、「異常」を示す判定結果であると判別されることで(ステップS303:Yes)、処理がステップS304を介してステップS305に進むと、印刷制御部155が、DRAM40等の記憶部に記憶されている印刷制御ON/OFF情報を参照し、印刷制御を行う設定となっているか否か(印刷制御機能ON?)を判別する(ステップS305)。
印刷制御を行わない設定となっている場合(ステップS305:No)、処理は、図7のフローチャートのステップS212に進み、印刷制御部155は、印刷動作を継続して実行制御する。
印刷制御を行う設定となっている場合(ステップS305:Yes)、処理は、図7のフローチャートのステップS217に進む。そして、印刷制御部155は、筐体11の印刷開始ボタン13(又は電源ボタン12でもよい)を点灯制御し、印刷を停止制御する。これにより、ナビゲーションセンサ38に異常が発生している状態で印刷が継続されることで、印刷品質が低下する不都合を防止できる。
(第1の実施の形態の効果)
以上の説明から明らかなように、第1の実施の形態の印刷システムは、ハンドヘルドプリンタ装置2のナビゲーションセンサ38で検出された筐体11の移動量に基づいてソフトウェア的に算出される加速度と、6軸慣性センサ39の加速度センサでハードウェア的に検出される加速度とを比較して、ナビゲーションセンサ38の異常を検出する。これにより、ナビゲーションセンサ38の動作状態を正確に検出することができる。
また、ナビゲーションセンサ38の異常が検出された場合に、印刷を停止制御する。これにより、ナビゲーションセンサ38に異常が発生している状態で印刷が継続されることで、印刷品質が低下する不都合を防止できる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態の印刷システムの説明をする。この第2の実施の形態は、携帯端末装置1側からハンドヘルドプリンタ装置2に対して、ナビゲーションセンサ38の動作判定の実行を指示する。そして、ナビゲーションセンサ38の動作が正常であることを示す判定結果が得られた場合に、携帯端末装置1側で印刷ジョブの実行を指示することで、印刷品質が低下する不都合を防止した例である。
図14は、図2に示す携帯端末装置1側のCPU401が、EEPROM404に記憶されている印刷処理プログラムを実行することで実現される各機能の機能ブロック図である。後述するが、携帯端末装置1のCPU401は、印刷処理プログラムを実行することで、判定結果確認部161、判定実施確認部162及び送受信制御部163として機能する。
図15は、図6に示すハンドヘルドプリンタ装置2側のCPU52が、図5に示すROM41に記憶されている印刷処理プログラムを実行することで実現される各機能の機能ブロック図である。後述するが、ハンドヘルドプリンタ装置2のCPU52は、印刷処理プログラムを実行することで、LED制御部171、センサ制御部172、動作状態判定部173及び送受信制御部174(通信部の一例)として機能する。
図16は、ハンドヘルドプリンタ装置2で行われるナビゲーションセンサ38の動作判定を、携帯端末装置1側から制御する流れを示すフローチャートである。この図16において、携帯端末装置1側で操作者により印刷を行う画像が選択されると(ステップS101、ステップS102)、判定結果確認部161は、ハンドヘルドプリンタ装置2側からナビゲーションセンサ38の動作判定結果が通知されているか否かを判別する(ステップS401。この時点では、ナビゲーションセンサ38の動作判定結果は通知されていないため(ステップS401:No)、処理がステップS403に進む。
ステップS403では、判定実施確認部162が、ディスプレイ418に対して、例えば、「ナビゲーションセンサの動作判定を実施しますか?」等の動作判定を実施するか否かを問うメッセージを表示する。操作者により、ナビゲーションセンサ38の動作判定の不実施を指示する操作が行われた場合(ステップS403:No)、送受信制御部163は、操作者により選択された画像データをハンドヘルドプリンタ装置2側に無線通信する等の印刷ジョブを実行する。これにより、ハンドヘルドプリンタ装置2の操作に応じて、操作者により選択された画像データが印刷される。
これに対して、操作者により、ナビゲーションセンサ38の動作判定の実施を指示する操作が行われた場合(ステップS403:Yes)、送受信制御部163は、ハンドヘルドプリンタ装置2に対して、動作判定の実施を指示するコマンドを無線送信する(ステップS404)。
ハンドヘルドプリンタ装置2のCPU52は、送受信制御部174で動作判定の実施を指示するコマンドが受信されると、ナビゲーションセンサ38の動作検査モードに移行する。LED制御部171は、筐体11の印刷開始ボタン13(又は電源ボタン12でもよい)を点灯制御し、操作者に対して、ナビゲーションセンサ38の動作検査モードに移行したことを通知する(ステップS500)。
動作検査モードに移行すると、センサ制御部172は、上述のステップS205~ステップS210及びステップS218で説明したように、ハンドヘルドプリンタ装置2の移動量に基づいて筐体11の加速度を算出すると共に、6軸慣性センサ39の加速度センサで検出された筐体11の加速度を取得する。動作状態判定部173は、上述のように、ハンドヘルドプリンタ装置2の移動量に基づいて算出された筐体11の加速度と、6軸慣性センサ39の加速度センサで検出された筐体11の加速度とを比較して、ナビゲーションセンサ38の動作(異常又は正常)を判定する(ステップS502)。
次に、送受信制御部174は、ハンドヘルドプリンタ装置2の筐体11が操作されることで移動した移動距離が、所定の閾値となる移動距離以上、移動したか否かを判別する(ステップS502)。筐体11の移動距離が所定の閾値以上となったことを検出すると、送受信制御部174は、携帯端末装置1に対して、ナビゲーションセンサ38の動作判定結果を通知する(ステップS504)。
携帯端末装置1の送受信制御部163は、ハンドヘルドプリンタ装置2から送信されたナビゲーションセンサ38の動作判定結果を取得する。これにより、ステップS401の判別子において、「ナビゲーションセンサ38の動作判定結果が有り(ステップS401:Yes)」と判別されるため、処理がステップS402に進む。
ステップS402では、判定結果確認部161が、通知された判定結果は、ナビゲーションセンサ38が正常動作していることを示す判定結果か、又は、ナビゲーションセンサ38の動作に異常が発生していることを示す判定結果であるかを判別する。
ナビゲーションセンサ38が正常動作していることを示す判定結果である場合(ステップS402:Yes)、送受信制御部163は、操作者により選択された画像データをハンドヘルドプリンタ装置2側に無線通信する等の印刷ジョブを実行する。これにより、ハンドヘルドプリンタ装置2の操作に応じて、操作者により選択された画像データが印刷される。
これに対して、ナビゲーションセンサ38に異常が発生していることを示す判定結果である場合(ステップS402:No)、判定実施確認部162は、ナビゲーションセンサ38の動作判定を実施するか否かを問うメッセージを表示する。操作者により、ナビゲーションセンサ38の動作判定の不実施を指示する操作が行われた場合(ステップS403:No)、送受信制御部163は、操作者により選択された画像データをハンドヘルドプリンタ装置2側に無線通信する等の印刷ジョブを実行する。これにより、ハンドヘルドプリンタ装置2の操作に応じて、操作者により選択された画像データが印刷される。
一方、操作者により、ナビゲーションセンサ38の動作判定の実施を指示する操作が行われた場合(ステップS403:Yes)、送受信制御部163は、ハンドヘルドプリンタ装置2に対して、動作判定の実施を指示するコマンドを無線送信する(ステップS404)。これにより、ハンドヘルドプリンタ装置2側で、ナビゲーションセンサ38の動作判定が行われる。
このようなハンドヘルドプリンタ装置2側でナビゲーションセンサ38の動作判定を行い、動作判定結果を携帯端末装置1側に通知する「動作検査モード」は、例えば、操作者がハンドヘルドプリンタ装置2の筐体11の電源ボタン12又は印刷開始ボタン13を操作するか、或いは、筐体11を印刷面から所定距離以上、離間させる等の検査終了動作が検出されるまでの間(ステップS503)、繰り返し実行される。
筐体11が印刷面から所定距離以上、離間したか否かの判別は、ナビゲーションセンサ38の出力に含まれる、ナビゲーションセンサ38がフレームレート毎に取得するフレームの有効画素数を示す値、又は、光量の自動調整値等の情報に基づいて判別する。
検査終了動作が検出されると、ナビゲーションセンサ38の動作検査モードが終了となり、LED制御部171は、動作検査モード中、点灯制御していた電源ボタン12又は印刷開始ボタン13を消灯制御する(ステップS505)。
(第2の実施の形態の効果)
以上の説明から明らかなように、第2の実施の形態の印刷システムは、携帯端末装置1側からハンドヘルドプリンタ装置2に対して、ナビゲーションセンサ38の動作判定の実行を指示する。そして、ナビゲーションセンサ38の動作が正常であることを示す判定結果が得られた場合に、携帯端末装置1側で印刷ジョブの実行を指示する。これにより、ナビゲーションセンサ38の動作状態を正確に検出して印刷品質が低下する不都合を防止できる等、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
最後に、上述の各実施の形態は、一例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な各実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことも可能である。また、各実施の形態及び各実施の形態の変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 携帯端末装置
2 ハンドヘルドプリンタ装置
3 記録媒体
11 ハンドヘルドプリンタ装置の筐体
12 電源ボタン
13 印刷開始ボタン
14 ガイド部
15 収納部
16 ヘッドキャップ
33 IJ記録ヘッド
38 ナビゲーションセンサ
38a 光学レンズ
39 6軸慣性センサ
41 ROM
52 CPU
151 軸合わせ演算部
152 判定用差分値算出部
153 動作状態判定部
154 異常通知制御部
155 印刷制御部
161 判定結果確認部
162 判定実施確認部
163 送受信制御部
171 LED制御部
172 センサ制御部
173 動作状態判定部
174 送受信制御部
特表2010-520087号公報

Claims (8)

  1. 本体の移動操作に応じた印字制御を行う印字制御部と、
    前記本体外に出射した放射線を送受信し、受信情報に基づいて、演算により前記本体の移動に関する情報を算出する第1のセンサと、
    ハードウェアデバイスであり、前記本体の移動を検出して、前記本体の移動に関する情報を出力する第2のセンサと、
    前記第1のセンサで算出された前記本体の移動に関する情報、及び、前記第2のセンサで算出された前記本体の移動に関する情報を比較することで、前記第1のセンサの動作状態を判定する動作状態判定部と
    を有する印字装置。
  2. 前記印字制御部は、前記動作状態判定部で、前記第1のセンサの異常動作を示す判定がされた場合に、印字を停止制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  3. 前記第1のセンサは、演算により前記本体の加速度を算出し、
    前記第2のセンサは、ハードウェアにより前記本体の加速度を検出し、
    前記動作状態判定部は、前記第1のセンサで算出された前記本体の加速度と、前記第2のセンサで検出された前記本体の加速度とを比較することで、前記第1のセンサの動作状態を判定すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印字装置。
  4. 前記第1のセンサは、演算により前記本体の速度を算出し、
    前記第2のセンサは、ハードウェアにより前記本体の速度を検出し、
    前記動作状態判定部は、前記第1のセンサで算出された前記本体の速度と、前記第2のセンサで検出された前記本体の速度とを比較することで、前記第1のセンサの動作状態を判定すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印字装置。
  5. 前記第1のセンサは、演算により前記本体の移動距離を算出し、
    前記第2のセンサは、ハードウェアにより検出した加速度から前記本体の移動距離を算出し、
    前記動作状態判定部は、前記第1のセンサで算出された前記本体の移動距離と、前記第2のセンサで検出された前記本体の移動距離とを比較することで、前記第1のセンサの動作状態を判定すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印字装置。
  6. 前記動作状態判定部で、前記第1のセンサの異常動作を示す判定がされた場合に、前記第1のセンサの異常を示す通知を行う異常通知制御部を有すること
    を特徴とする請求項1から請求項5のうち、いずれか一項に記載の印字装置。
  7. 外部の通信機器から、前記第1のセンサの動作状態を判定の実施を指定するコマンドを取得する通信部を、さらに備え
    前記動作状態判定部は、前記コマンドが取得された際に、前記第1のセンサの動作状態を判定すること
    を特徴とする請求項1から請求項6のうち、いずれか一項に記載の印字装置。
  8. コンピュータを、
    本体の移動操作に応じた印字制御を行う印字制御部と、
    前記本体外に出射した放射線を送受信し、受信情報に基づいて、演算により前記本体の移動に関する情報を算出する第1のセンサと、
    前記本体の移動を検出して、前記本体の移動に関する情報を出力するように、ハードウェアデバイスである第2のセンサを駆動するセンサ駆動部と、
    前記第1のセンサで算出された前記本体の移動に関する情報、及び、前記第2のセンサで算出された前記本体の移動に関する情報を比較することで、前記第1のセンサの動作状態を判定する動作状態判定部として機能させること
    を特徴とする印字処理プログラム。
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