JP2022037013A - 燃料電池用膜加湿器 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022037013000001
【課題】高温/高圧/多湿の環境で気密機能を果たすことができる燃料電池用膜加湿器を提供する。
【解決手段】本発明の一実施例による燃料電池用膜加湿器は、複数の中空糸膜を収容するミドルケース(110)と、前記ミドルケース(110)と結合されるキャップケース(120)と、前記複数の中空糸膜の端部に形成されたポッティング部(130)と、前記キャップケース(120)と前記ミドルケース(110)の端部との間に配置され、前記キャップケース(120)と前記ミドルケース(110)との間及び前記キャップケース(120)と前記ポッティング部(130)との間を同時に気密に結合させる組立部材(200)とを含む。
【選択図】図3

Description

本発明は燃料電池用膜加湿器に関するもので、より具体的には機械的組立構造によって高温/高圧/多湿の環境で気密機能を果たすことができる燃料電池用膜加湿器に関するものである。
燃料電池とは水素と酸素を結合させて電気を生産する発電型電池である。燃料電池は、乾電池や蓄電池などの一般化学電池とは違い、水素と酸素が供給される限り、ずっと電気を生産することができ、熱損失がなくて内燃機関より効率が2倍ほど高いという利点がある。
また、水素と酸素の結合によって発生する化学エネルギーを電気エネルギーに直接変換するから、公害物質の排出が少ない。よって、燃料電池は環境に優しいだけでなく、エネルギー消費増加による資源枯渇に対するおそれを減らすことができるという利点がある。
このような燃料電池は、使われる電解質の種類によって、大きくは、高分子電解質型燃料電池(Polymer Electrolyte Membrane Fuel Cell:PEMFC)、リン酸型燃料電池(Phosphoric Acid Fuel Cell:PAFC)、溶融炭酸塩型燃料電池(Molten Carbonate Fuel Cell:MCFC)、固体酸化物型燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:SOFC)、及びアルカリ型燃料電池(Alkaline Fuel Cell:AFC)などに分類することができる。
これらの燃料電池のそれぞれは根本的に同じ原理によって作動するが、使われる燃料の種類、運転温度、触媒、電解質などが互いに異なる。このうち、高分子電解質型燃料電池(PEMFC)は、他の燃料電池に比べ、低温で動作するという点、及び出力密度が高くて小型化が可能であるから、小規模据置型発電装備だけではなく輸送システムにおいても最も有望なものであると知られている。
高分子電解質型燃料電池(PEMFC)の性能を向上させることにおいて最も重要な要因の一つは、膜電極組立体(Membrane Electrode Assembly:MEA)の高分子電解質膜(Polymer Electrolyte Membrane又はProton Exchange Membrane:PEM)に一定量以上の水分を供給することによって含水率を維持するようにすることである。高分子電解質膜が乾燥すれば、発電効率が急激に低下するからである。
高分子電解質膜を加湿する方法としては、1)耐圧容器に水を満たした後、対象気体を拡散器(diffuser)に通過させて水分を供給するバブラー(bubbler)加湿方式、2)燃料電池反応に必要な供給水分量を計算し、ソレノイドバルブを通してガス流動管に直接水分を供給する直接噴射(direct injection)方式、及び3)高分子分離膜を用いてガスの流動層に水分を供給する加湿膜方式などがある。
これらの中でも、排気ガス中に含まれる水蒸気のみ選択的に透過させる膜を用いて水蒸気を、高分子電解質膜に供給されるガスに提供することによって高分子電解質膜を加湿する加湿膜方式が加湿器を軽量化及び小型化することができるという点で有利である。
加湿膜方式に使われる選択的透過膜は、モジュールを形成する場合、単位体積当たり透過面積の大きい中空糸膜が好ましい。すなわち、中空糸膜を用いて膜加湿器を製造する場合、接触表面積の広い中空糸膜の高集積化が可能であり、小容量でも燃料電池を十分に加湿することができ、低価素材の使用が可能であり、燃料電池から高温で排出される未反応ガスに含まれた水分及び熱を回収して加湿器を通して再使用することができるという利点を有する。
一方、一般的な燃料電池用膜加湿器は、ハウジング部の内部に中空糸膜を収容し、ポッティング部によって中空糸膜はハウジング部の内壁に接着される。中空糸膜はスタックの所望出力値によって特定の本数がハウジング部内に収容され、ポッティング部によってハウジング部に接着及び固定される。燃料電池用膜加湿器には、ブロワーから流入した高温の空気とスタックから流入した高温多湿の空気が流入する。ポッティング部は、熱膨張、熱収縮率が高くてハウジング部とポッティング部との間に隙間が生じ、これを通して空気が漏出する。これを防止するために、ハウジング部とポッティング部との間にはシーラントが塗布される。
空気が漏出する場合、ブロワーから流入した空気が燃料電池用膜加湿器から漏出し、スタックに流入した空気の量が少なくなるから、実際にスタックで必要とする流入量より多い量をブロワーから付加的に供給しなければならないので、ブロワーの消費電力量が大きくなり、これはシステム電力損失につながる。よって、できるだけ漏出がないようにすることが全体的な電力効率の側面で有利である。
本発明は機械的組立構造によって高温/高圧/多湿の環境で気密機能を果たすことができる燃料電池用膜加湿器を提供することを目的とする。
本発明の一形態による燃料電池用膜加湿器は、複数の中空糸膜を収容するミドルケースと、前記ミドルケースと結合されるキャップケースと、前記複数の中空糸膜の端部に形成されたポッティング部と、前記キャップケースと前記ミドルケースの端部との間に配置され、前記キャップケースと前記ミドルケースとの間及び前記キャップケースと前記ポッティング部との間を同時に気密に結合させる組立部材とを含む。
前記組立部材は、前記キャップケースの内壁に接触し、前記ミドルケースの端部に装着される第1シーリング部と、前記第1シーリング部の内側に形成され、前記ポッティング部を取り囲むように形成される第2シーリング部とを含むことができる。
前記第1シーリング部は、前記キャップケースの内壁に接触するように前記ミドルケースの端部に装着され、“コ”字形に形成された第1シーリングボディーと、前記第1シーリングボディーの一端部から下方に延びて前記第2シーリング部と接触するように形成された第1シーリングレッグとを含むことができる。
前記第1シーリング部は、前記第1シーリングレッグの端部から内側に延び、その端部から上方に延びて前記第2シーリング部を取り囲むように形成された拡張レッグをさらに含むことができる。
前記第1シーリング部は、前記第1シーリングボディーの他端部から下方に延びて前記キャップケースの内壁及び前記ミドルケースの端部と接触する第2シーリングレッグをさらに含むことができる。
前記第1シーリング部は、前記第1シーリングボディーの他端部から下方に延びて前記キャップケースの内壁及び前記ミドルケースの端部と接触する第2シーリングレッグをさらに含むことができる。
前記第2シーリング部は、前記ポッティング部を取り囲むように形成された第2シーリングボディーと、前記第1シーリングボディーに挿入されるシーリングアームとを含むことができる。
前記第1シーリング部は軟質材料からなり、前記第2シーリング部は硬質材料からなることができる。
本発明の他の形態による燃料電池用膜加湿器は、複数の中空糸膜を収容するミドルケースと、前記ミドルケースと結合されるキャップケースと、前記複数の中空糸膜の端部に形成されたポッティング部と、前記キャップケースと前記ミドルケースの端部との間に配置され、前記キャップケースと前記ミドルケースとの間及び前記キャップケースと前記ポッティング部との間を同時に気密に結合させる組立部材とを含むことができる。
前記キャップケースは、前記ミドルケースと結合され、前記ポッティング部の外径より大きい内径を有する大径部と、前記大径部の一面から突出し、前記ポッティング部の外径より小さい内径を有する小径部とを含むことができる。
前記組立部材は、前記キャップケースと前記ミドルケースと前記ポッティング部との間に配置される本体部と、前記キャップケースと前記ミドルケースの端部との間に圧着されて前記キャップケースと前記ミドルケースとの間を気密に結合する第1結合部と、前記ポッティング部の一端部に接触して前記キャップケースと前記ポッティング部との間を気密に結合する第2結合部とを含むことができる。
前記第1結合部は、前記本体部から外側に延びる第1延長部を含むことができる。
前記第1結合部は、前記第1延長部の端部から前記ミドルケースの外側面に接触するように延びる第2延長部をさらに含むことができる。
前記ミドルケースの端部の外側面には、前記第1結合部の第2延長部を収容する段差部が設けられ得る。
前記キャップケースは、前記ミドルケースの端部に対向する面から突出した突起を含むことができる。
前記組立部材の第2結合部は、内側面に形成された傾斜部を含み、前記ポッティング部は、端部の角部に形成されて前記第2結合部の傾斜部に密着する傾斜部を含むことができる。
前記組立部材の硬度は、前記ポッティング部より低い。
前記複数の中空糸膜はカートリッジに収容され、前記カートリッジは、一端部から外側方向に延びて前記組立部材の一面を支持する延長リブを含むことができる。
前記組立部材は、前記ポッティング部に接触する表面積を広げるために、内側に延びるリブ部をさらに含むことができる。
前記組立部材の硬度は前記ポッティング部より高く、前記ミドルケース及び前記キャップケースより低い。
前述した本発明の燃料電池用膜加湿器によれば、機械的組立構造によって高温/高圧/多湿の環境で気密機能を果たすことができる。
また、化学的気密方式ではない機械的気密方式であるので、従来の化学的気密方式に必要なポリウレタン/シーラント塗布及び硬化工程を省略することができるようになり、作業時間の短縮、作業効率の向上及び大量生産体制の構築が可能である。
また、膜加湿器の内部に配置される単位カートリッジの不良発生の際、再作業性に優れて部品スクラップの比率を低下させることができる。
また、膜加湿器を分解して該当不良カートリッジのみ交替して再組立すれば良いので、再作業性及び部品再活用の面で有利である。
そして、二つの分離型組立部材又は一つの一体型組立部材で2ケ所以上の部品の間を同時に気密に結合することができるので、製作及び組立が非常に簡便で効率的である。
本発明の一実施例による燃料電池用膜加湿器を示す図である。 本発明の一実施例による燃料電池用膜加湿器を示す図である。 本発明の一実施例による燃料電池用膜加湿器を示す部分断面図である。 本発明による組立部材の第1実施例を示す断面図である。 本発明による組立部材の第2実施例を示す断面図である。 本発明による組立部材の第3実施例を示す断面図である。 本発明による組立部材の第3実施例を示す斜視図である。 本発明による組立部材の第3実施例を示す分解斜視図である。 図4の組立部材が燃料電池用膜加湿器を密封する状態を示す部分拡大図である。 図5の組立部材が燃料電池用膜加湿器を密封する状態を示す部分拡大図である。 図6の組立部材が燃料電池用膜加湿器を密封する状態を示す部分拡大図である。 図5の組立部材がポッティング部に嵌合される過程を示す図である。 図5の組立部材がポッティング部に嵌合された状態を示す図である。 図6の組立部材がポッティング部に嵌合される過程を示す図である。 図6の組立部材がポッティング部に嵌合された状態を示す図である。 本発明の一実施例による燃料電池用膜加湿器を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例による燃料電池用膜加湿器を示す分解斜視図である。 本発明の第4実施例による膜加湿器を示す断面図である。 本発明の一実施例による中空糸膜カートリッジを示す斜視図である。 本発明の一実施例による組立部材を示す斜視図である。 本発明の一実施例による組立部材を示す斜視図である。 本発明の第5実施例による膜加湿器を示す断面図である。 本発明の第6実施例による膜加湿器を示す断面図である。 本発明の第7実施例による膜加湿器を示す断面図である。 本発明の第8実施例による膜加湿器を示す断面図である。 本発明の第9実施例による膜加湿器を示す断面図である。
本発明は多様な変換を加えることができ、さまざまな実施例を有することができるが、ここでは特定の実施例を例示して詳細に説明しようとする。しかし、これは本発明を特定の実施形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変換、均等物乃至代替物を含むものに理解しなければならない。
本発明で使用した用語はただ特定の実施例を説明するために使用したものであり、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上で明白に他に指示しない限り、複数の表現を含む。本発明で、‘含む’又は‘有する’などの用語は明細書上に記載した特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらの組合せが存在することを示そうとするものであり、一つ又はそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらの組合せの存在又は付加の可能性を予め排除しないものに理解しなければならない。
以下、図面に基づいて本発明の一実施例による燃料電池用膜加湿器を説明する。
図1及び図2は本発明の一実施例による燃料電池用膜加湿器を示す図である。図1及び図2に示すように、本発明の一実施例による燃料電池用膜加湿器は、ミドルケース110、キャップケース120、ポッティング部130、及び組立部材200を含む。
ミドルケース110はキャップケース120と結合して膜加湿器の外形をなす。ミドルケース110とキャップケース120はポリカーボネートなどの硬質プラスチック又は金属からなることができる。ミドルケース110とキャップケース120は、図1のように、幅方向断面形状が円形であるか、あるいは、図2のように、幅方向断面形状が多角形であり得る。前記多角形は、方形、正方形、台形、平行四辺形、五角形、六角形などであり得、前記多角形は角部がラウンド形態であってもよい。また、前記円形は楕円形であってもよい。ミドルケース110には、それぞれ第2流体が供給される第2流体流入口112と第2流体が排出される第2流体流出口113が形成されている。これとは反対に、“113”が第2流体流入口になり、“112”が第2流体流出口になることもできる。
ミドルケース110の内部には、複数の中空糸膜を収容した中空糸膜モジュールが配置される。中空糸膜モジュールは複数の中空糸膜が集積された中空糸膜束であるか、あるいは中空糸膜を収容した複数の中空糸膜カートリッジCを含むことができる。図面では中空糸膜モジュールが中空糸膜カートリッジCを含む場合を例示しているが、中空糸膜モジュールが中空糸膜束を含む場合を排除するものではない。
キャップケース120はミドルケース110の両端にそれぞれ結合される。それぞれのキャップケース120には流体出入口121が形成されている。この中で一方は第1流体流入口になり、他方は第1流体流出口になる。一側のキャップケース120の流体出入口121に流入した第1流体は中空糸膜カートリッジCの内部に収容された中空糸膜の内部管路を通過した後、他側のキャップケース120の流体出入口121を通して排出される。中空糸膜は、例えばナフィオン(Nafion)素材、ポリエーテルイミド(polyetherimide)素材、ポリイミド(PI)素材、ポリフェニルスルホン(polyphenylsulfone)素材、ポリスルホン(PS)素材、又はポリエーテルスルホン(PES)素材からなる中空糸膜であり得る。
中空糸膜モジュールが複数の中空糸膜カートリッジCを含む場合、中空糸膜カートリッジCの一側には、第2流体流入口112を通して膜加湿器に流入した第2流体が中空糸膜カートリッジCの内部に流入するようにする第1メッシュ部Mが形成され、他側には中空糸膜カートリッジCの内部で水分交換を行った第2流体が中空糸膜カートリッジCの外部に流出するようにする第2メッシュ部(図示せず)が形成され得る。
中空糸膜カートリッジC又は中空糸膜束の両端部には、中空糸膜を結束するとともに中空糸膜間の空隙を埋めるポッティング部130が形成される。これにより、中空糸膜モジュールの両端部はポッティング部130によって塞がり、その内部には第2流体が通過する流路が形成される。ポッティング部130の素材は公知のものであるので、この明細書で詳細な説明は省略する。
図3は本発明の一実施例による燃料電池用膜加湿器を示す部分断面図である。図3に示すように、組立部材200は、第1シーリング部210と第2シーリング部220とを含む。組立部材200はポッティング部130とミドルケース110の端部111との間に配置され、ミドルケース110の内部及びミドルケース110とキャップケース120との間を同時に密封する。
第1シーリング部210は、シリコン、軟質ゴムなどの硬度の低い軟質材料からなり、第2シーリング部220は、プラスチック、金属類、硬質ゴムなどの硬度の高い硬質材料からなる。ここで、硬度の高低基準は、ASTM D2240(ShoreA)70度を基準にする。すなわち、70度以上であれば硬質材料であり、70度未満であれば軟質材料である。
組立部材200は、軟質の第1シーリング部210が硬質の第2シーリング部220を取り囲むように形成され、特有の機械的組立構造によって高温/高圧/多湿の環境で気密機能を果たすことができる。
第1シーリング部210はキャップケースの内壁122に接触し、ミドルケースの端部111に装着される。第2シーリング部220は第1シーリング部210の内側に形成され、ポッティング部130を取り囲むように形成される。
軟質の第1シーリング部210は、組立過程で硬質の第2シーリング部220によって圧縮されながらキャップケースの内壁122を押圧するようになり、カートリッジCとキャップケース120によって形成された空間とミドルケース110の内部空間を気密に密封させる。また、キャップケース120及びミドルケース110の内外部空間を気密に密封させる。また、実施例によって、組立過程で硬質の第2シーリング部220はポッティング部130を押圧し、カートリッジCとキャップケース120によって形成された空間とミドルケース110の内部空間を気密に密封させる。実施例によって、キャップケース120の内壁には結合突起123が形成され、結合突起123は、膜加湿器の組立の際、キャップケース120と組立部材200との間の固定力を向上させる。
組立部材200は、ポッティング部130の素材によって多様な実施例に具現可能である。参考までに、図3では後述する第3実施例による組立部材が示されている。
以下、図4~図6を参照して多様な形態の組立部材200について説明する。図4は本発明の一実施例による組立部材の第1実施例を示す断面図、図5は本発明の一実施例による組立部材の第2実施例を示す断面図、図6は本発明の一実施例による組立部材の第3実施例を示す断面図である。
図4に示すように、第1実施例の組立部材は、第1シーリングボディー211及び第1シーリングレッグ212を含む第1シーリング部210と、第2シーリングボディー221及びシーリングアーム222を含む第2シーリング部220とからなる。
第1シーリングボディー211はキャップケース120の内壁に接触し、“コ”字形に形成され、第1シーリングレッグ212は第1シーリングボディー211の一端部から下方に延びて第2シーリング部220と接触するように形成される(図9参照)。
膜加湿器の組立過程で、第1シーリングボディー211は第2シーリング部220によって圧縮されながらキャップケースの内壁122を押圧し、第1シーリングレッグ212は第2シーリング部220によって圧縮されながらミドルケース110の端部111を押圧することにより、カートリッジCとキャップケース120によって形成された空間とミドルケース110の内部空間を気密に密封させる。
第2シーリングボディー221とシーリングアーム222は硬質材料からなる。シーリングアーム222は第1シーリングボディー211を押圧し、第2シーリングボディー221は第1シーリングレッグ212を押圧する。
このような第1実施例の組立部材は、ポッティング部130が軟質材料からなる場合に有用である。第1実施例の組立部材は、膜加湿器の組立過程で第2シーリングボディー221が軟質のポッティング部130に嵌合されるとき、ポッティング部130を内側に圧縮させながら嵌合される。第2シーリングボディー221とポッティング部130は、軟質材料のポッティング部130が元の位置に復元しようとする復元力によって気密に密封される。また、第2シーリングボディー221は第1シーリングレッグ212を押圧し、第1シーリングレッグ212は第2シーリングボディー221によって圧縮されながらミドルケース110の端部111を押圧することにより、カートリッジCとキャップケース120によって形成された空間とミドルケース110の内部空間を気密に密封させる(図12及び図13参照)。ここで、組立部材とポッティング部130の容易な組立及び組立部材の圧縮のために、第2シーリングボディー221の底面と側面が成す角(θ)は90度より大きいことが好ましい。
図5に示すように、第2実施例の組立部材は、第1シーリングボディー211、第1シーリングレッグ212及び第2シーリングレッグ213を含む第1シーリング部210と、第2シーリングボディー221及びシーリングアーム222を含む第2シーリング部220とからなる。ここで、第1シーリングボディー211、第1シーリングレッグ212、第2シーリングボディー221及びシーリングアーム222は前述した第1実施例と同様であるので、繰り返し説明は省略する。
第1シーリングレッグ212は第1シーリングボディー211の一端部から下方に延び、第2シーリングレッグ213は第1シーリングボディー211の他端部から下方に延びる。第1シーリングレッグ212と第2シーリングレッグ213との間にはミドルケース110の端部111が差し込まれる。ここで、ミドルケース110の端部111には第2シーリングレッグ213が挿入可能な段差部が形成される(図10参照)。
このような第2実施例の組立部材は、ミドルケース110の端部111が第1シーリングレッグ212と第2シーリングレッグ213との間に差し込まれるので、組立部材200とミドルケース110の結合力を一層高めることができる利点がある。
図6に示すように、第3実施例の組立部材は、第1シーリングボディー211、第1シーリングレッグ212、第2シーリングレッグ213及び拡張レッグ214を含む第1シーリング部210と、第2シーリングボディー221及びシーリングアーム222を含む第2シーリング部220とからなる。ここで、第1シーリングボディー211、第1シーリングレッグ212、第2シーリングレッグ213、第2シーリングボディー221及びシーリングアーム222は前述した第2実施例と同様であるので、繰り返し説明は省略する。
拡張レッグ214は軟質材料からなり、第1シーリングレッグ212の端部から内側に延び、その端部から上方に延びて第2シーリング部220(具体的に、第2シーリングボディー221)を取り囲むように形成される。(図11参照)
このような第3実施例の組立部材は、ポッティング部130が硬質材料からなる場合に有用である。膜加湿器の組立過程で、第3実施例の組立部材が硬質のポッティング部130に嵌合されるとき、ポッティング部130によって軟質の拡張レッグ214が圧縮されながら嵌合される。組立部材とポッティング部は、軟質の拡張レッグ214が元の位置に復元しようとする復元力によって気密に密封される。また、第2シーリングボディー221は第1シーリングレッグ212を押圧し、第1シーリングレッグ212は第2シーリングボディー221によって圧縮されながらミドルケース110の端部111を押圧することにより、カートリッジCとキャップケース120によって形成された空間とミドルケース110の内部空間を気密に密封させる(図14及び図15参照)。ここで、組立部材とポッティング部130の容易な組立及び組立部材の圧縮のために、第2シーリングボディー221の底面と側面が成す角(θ)は90度より大きいことが好ましい。
前述した第1実施例及び第2実施例の組立部材は、ポッティング部130が軟質材料かなる場合に有用であり、第3実施例の組立部材は、ポッティング部130が硬質材料からなる場合に有用である。
このような第1~第3実施例の組立部材は、図7及び図8に示すような円形又は楕円形のリング形態に形成され、ポッティング部130とミドルケースの端部111との間に配される。図7及び図8は第3実施例の組立部材を例示したものであり、第1及び第2実施例の組立部材はこれから容易に導出できるので、図面の例示は省略する。
次に、本発明の他の実施例による燃料電池用膜加湿器の組立構造を説明する。
図16及び図17は本発明の一実施例による燃料電池用膜加湿器を示す分解斜視図である。図16及び図17に示すように、本発明の一実施例による燃料電池用膜加湿器100、ミドルケース110、キャップケース120、ポッティング部130、及び組立部材300を含む。
ミドルケース110はキャップケース120と結合して膜加湿器の外形をなす。ミドルケース110とキャップケース120は、ポリカーボネートなどの硬質プラスチック又は金属からなる。ミドルケース110とキャップケース120は、図16のように、幅方向断面形状が円形であるか、あるいは、図17のように、幅方向断面形状が多角形であり得る。前記多角形は、方形、正方形、台形、平行四辺形、五角形、六角形などであり得、前記多角形は角部がラウンド形態であり得る。また、前記円形は楕円形であり得る。ミドルケース110には、第2流体が供給される第2流体流入口112と第2流体が排出される第2流体流出口113が形成されている。これとは反対に、“113”が第2流体流入口になり、“112”が第2流体流出口になることもできる。
ミドルケース110の内部には、複数の中空糸膜を収容した中空糸膜モジュールが配置される。中空糸膜モジュールは複数の中空糸膜が集積された中空糸膜束であるか、あるいは中空糸膜を収容した複数の中空糸膜カートリッジ140(図18参照)を含むことができる。図面では中空糸膜モジュールが中空糸膜カートリッジ140を含む場合を例示しているが、中空糸膜モジュールが中空糸膜束を含む場合を排除するものではない。
キャップケース120はミドルケース110の両端のそれぞれに結合される。それぞれのキャップケース120には流体出入口121が形成されている。この中で一方は第1流体流入口になり、他方は第1流体流出口になる。一側のキャップケース120の流体出入口121に流入した第1流体は中空糸膜カートリッジ140の内部に収容された中空糸膜の内部管路を通過した後、他側のキャップケース120の流体出入口121から排出される。中空糸膜は、例えばナフィオン(Nafion)素材、ポリエーテルイミド(polyetherimide)素材、ポリイミド(PI)素材、ポリフェニルスルホン(polyphenylsulfone)素材、ポリスルホン(PS)素材、又はポリエーテルスルホン(PES)素材の中空糸膜であり得る。
中空糸膜モジュールが複数の中空糸膜カートリッジ140を含む場合、中空糸膜カートリッジ140の一側には、第2流体流入口112を通して膜加湿器に流入した第2流体が中空糸膜カートリッジ140の内部に流入するようにする第1メッシュ部142が形成され、他側には中空糸膜カートリッジ140の内部で水分交換を行った第2流体が中空糸膜カートリッジ140の外部に流出するようにする第2メッシュ部(図示せず)が形成される。
中空糸膜カートリッジ140又は中空糸膜束の両端部には、中空糸膜を結束するとともに中空糸膜間の空隙を埋めるポッティング部130が形成される。これにより、中空糸膜モジュールの両端部はポッティング部130によって塞がり、その内部には第2流体が通過する流路が形成される。ポッティング部130の素材は公知のものであるので、この明細書で詳細な説明は省略する。
図18は本発明の第4実施例による膜加湿器を示す断面図、図9は本発明の一実施例による中空糸膜カートリッジを示す斜視図、図70は本発明の一実施例による組立部材を示す斜視図である。
以下では、中空糸膜モジュールが中空糸膜カートリッジ140を含む実施例を示して説明する。また、中空糸膜カートリッジ140は図面に一つのみ示されているが、膜加湿器内に複数の中空糸膜カートリッジ140を含む場合を排除するものではない。
図19の中空糸膜カートリッジ140は膜加湿器のケースの内部に配置される複数のカートリッジの中で一つのカートリッジを示すものである。図20は一つのカートリッジ及びポッティング部を備える場合の組立部材を示すものであり、図示の組立部材300は全体として向き合う一対の直線部と一対の半円部が互いに連結された形態を有する。図20(a)はキャップケース120と接触する側から見た斜視図、図20(b)はその反対側から見た斜視図である。
組立部材300はミドルケース110の端部111とキャップケース120との間に配置される。また、組立部材300はキャップケース120とポッティング部130との間にも配置されると言える。
キャップケース120の内面はミドルケース110の端部111から離隔するように組み立てられる。また、キャップケース120の内面はポッティング部130とも離隔するように組み立てられる。よって、組立部材300は、キャップケース120とミドルケース110との間及び前記キャップケース120とポッティング部130との間を同時に気密に結合するように組み立てられる。
ミドルケース110とキャップケース120は、複数のボルト、押込、溶接、クランピングなどの多様な締結方式(図示せず)で組み立てられる。ここで、組立部材300がその間に介在されて圧着されるように組み立てられる。図18以降の断面図はボルトなどの締結部を通らない平面に沿って切った断面図であるので、ボルトなどの締結部が示されていない。
前述したように、ミドルケース110とキャップケース120は多角形又は円形の断面を有することができる。図18以降の断面図はミドルケース110とキャップケース120が方形断面を有する場合を示す。
キャップケース120は、ミドルケース110と結合し、ポッティング部130の外径L3より大きい内径L1を有する大径部125と、大径部125の一面から突出し、ポッティング部130の外径L3より小さい内径L2を有する小径部127とを含むことができる。
ここで、外径と内径及び大径部と小径部は一般的に円形管の直径に係わる用語であるが、膜加湿器ハウジングが円形、楕円形及び多角形の場合も含む。
特に、膜加湿器ハウジングが多角形の場合、キャップケース120の流体出入口121が形成された小径部127の対向内面間の距離L2はポッティング部130の対向外面間の距離L3より小さく形成されると言える。よって、組立部材300は、キャップケース120とポッティング部130との間に組み立てられるときに圧着される。このようなキャップケース120の形態は第4実施例だけでなく、以下の全ての実施例にそのまま適用可能である。
また、ミドルケース110の対向内面間の距離よりポッティング部130の対向外面間の距離L3が小さく形成されることにより、ポッティング部130がミドルケース110の内部に離隔して配置される。よって、組立部材300がミドルケース110とポッティング部130との間に配置されることにより、ポッティング部130がミドルケース110に対して動かないように固定することができる。
組立部材300は、ミドルケース110とキャップケース120との間、キャップケース120とポッティング部130との間、及びミドルケース110とポッティング部130との間を同時に気密に結合するように組み立てられる。
組立部材300は、キャップケース120とミドルケース110とポッティング部130との間に配置される本体部310と、キャップケース120とミドルケース110の端部との間に圧着されてキャップケース120とミドルケース110の間を気密に結合する第1結合部320と、ポッティング部130の一端部に接触してキャップケース120とポッティング部130との間を気密に結合する第2結合部330とを含む。
図18の断面図では一対の組立部材300が左右対称となるように配置されたものとして示されているが、実際には一体に形成された単一組立部材300が全体として方形のリング形態を有することが理解可能であろう。
前記本体部310は、キャップケース120の内面、ミドルケース110の内面、及びポッティング部130の上面に密着するように配置される。
前記第1結合部320はキャップケース120とミドルケース110の端部との間に挿入されて圧着される。具体的に、第1結合部320は、本体部310から外側に延びる第1延長部322と、延長部の端部からミドルケース110の外側面に接触するように延びる第2延長部324とを含むことができる。よって、本体部310の外側面と第2延長部324の内側面との間には、ミドルケース110の端部が挿入される溝が形成される。
また、前記第2延長部324の外面はキャップケース120の内面に接触することもできるが、図示のように接触しない。
前記ミドルケース110の端部111の外側面には、前記第1結合部320の第2延長部324を収容する段差部115が設けられることができる。これにより、ミドルケース110の外面と第2延長部324の外面がほぼ同一面をなすことができる。
前記第2結合部330は組立部材300の内側角部がポッティング部130の角部に圧着される部分である。
組立部材300とポッティング部130の相対的な硬度は多様に構成可能である。組立部材300の硬度がポッティング部130より低い場合、組立部材300の第2結合部330は組立時にポッティング部130によって圧着されて収縮される。図18はこの場合を示すものである。
反対に、組立部材300の硬度がポッティング部130より高い場合、ポッティング部130の角部が組立時に組立部材300の第2結合部330によって圧着されて収縮される。第2結合部330で点線で示した部位はポッティング部130によって圧着される前の外形を示す。もちろん、組立部材300とポッティング部130の硬度がほぼ同一の場合、組立の際に組立部材300とポッティング部130の圧着部位が同時に収縮される。
そして、前記キャップケース120は、ミドルケース110の端部111に対向する面から突出した突起123を含むことが好ましい。突起123は断面が半円形又は多様な形状のリブ形態に形成される。この突起123は、特に前記組立部材300の第1結合部320をもっと圧着して気密性を向上させるだけでなく、第1結合部320が圧着過程で動かないように固定する役割を果たす。
前記キャップケース120の突起123はミドルケース110の端部に対向する位置に形成されることができるが、ポッティング部130の縁部に対向する位置に形成され得る。また、前述した二つの突起の間にも突起が形成される。
そして、前記ミドルケース110の端部111にも断面半円形のリブ形態の突起116が形成される。このミドルケース110の突起116は前記キャップケース120の突起123と向き合うものではなく、互いにずれるように配置される。二つの突起がずれるように配置されれば、組立部材300を圧着するとき、気密性を一層向上させることができる。
図21は本発明の第5実施例による膜加湿器を示す断面図である。第5実施例の膜加湿器は、カートリッジ140が組立部材300の一面を支持する延長リブ145を含むという点で第4実施例と違う。
前述したように、図18~図25に示す実施例は、複数の中空糸膜がカートリッジ140に収容され、その一つ又は複数のカートリッジがミドルケース110の内部に配置されたものを示す。
図21の方向を基準にすると、前記延長リブ145はカートリッジ140の上端部から外側方向に延びて組立部材300の下面を支持するように形成される。延長リブ145は組立部材300の本体部310の下面の一部又は全部を圧着して支持するように形成される。
前記カートリッジ140が四角管の形態を有する場合、前記延長リブ145は所定の幅を有する四角リングの形態を有することができる。もちろん、前記カートリッジ140が円形管の形態を有する場合、前記延長リブ145は所定の幅を有する円形リンの形態を有することができる。
前記組立部材300は、組立の際、ミドルケース110の端部111によって第1結合部320が圧着され、ポッティング部130によって第2結合部330が圧着される。前記延長リブ145によって組立部材300の本体部310もキャップケース120に対して圧着され、組立部材300が全体的に均一に圧着されることにより、気密性を一層向上させることができる。
図22は本発明の第6実施例による膜加湿器を示す断面図である。第6実施例の膜加湿器は第1結合部320に第2延長部がないという点で第4実施例と違う。
前記組立部材300の第1結合部320は本体部310から外側に延びる第1延長部322を備えるが、第1延長部322の端部からミドルケースの外側面に接触するように延びる第2延長部は備えない。
これにより、ミドルケース110の端部111に段差部が形成されず、端部111が一定の厚さに形成されて第1延長部322を圧着するように組み立てられる。
また、キャップケース120の内面に形成された突起123が第1延長部322を圧着することにより、第1延長部322がキャップケース120とミドルケース110の端部111とを確かに気密に結合することができる。
図23は本発明の第7実施例による膜加湿器を示す断面図である。第7実施例の膜加湿器は、組立部材300の第2結合部330とポッティング部130の角部にそれぞれ傾斜面が形成されて互いに接触するという点で第4実施例と違う。
前記第2結合部330には傾斜部332が形成され、前記ポッティング部130の上端部の両側角部にも傾斜部132が形成される。図23に示す実施例の場合、組立部材300の硬度がポッティング部130より高い場合であるから、組立の際に前記第2結合部330の傾斜部332が前記ポッティング部130の傾斜部132を圧着した状態が示されている。
反対に、ポッティング部130の硬度が組立部材300より高い場合であれば、組立の際にポッティング部130の傾斜部132が第2結合部330の傾斜部332を圧着するようになるであろう。
組立部材300の第2結合部330とポッティング部130との間に傾斜部どうし圧着されるから、気密性能を他の実施例よりもっと向上させることができる。
また、前記第2結合部330の傾斜部332と前記ポッティング部130の傾斜部132は同時に形成され、両者の中でいずれか一方のみ形成され得る。この場合、組立部材300とポッティング部130の中で硬度の高いものに傾斜部が形成され、硬度の低いものは前記傾斜部によって圧着されて傾斜面を形成するように変形される。
図24は本発明の第8実施例による膜加湿器を示す断面図である。第8実施例の膜加湿器は、組立部材300がポッティング部130側に延びるリブ部335をさらに含むという点で第4実施例と違う。
前記組立部材300の第2結合部330には、ポッティング部130の一側面に密着するように内側方向に延びるリブ部335が形成される。このリブ部335の断面形態はその端部に行くほど厚さが次第に小さくなる三角形を有することができる。
膜加湿器を組み立てれば、キャップケース120と組立部材300とポッティング部130とによって区画される空間には、燃料電池システムの使用条件によって圧力値の差はあるが、一般的に大気圧より高い圧力が印加され、この圧力がリブ部335をポッティング部130の一側面に密着させることにより、その間をもっと確かに気密に結合することができる。
第8実施例の組立部材300は、第4実施例の組立部材300より相対的に高い硬度を有することができる。言い替えれば、第8実施例の組立部材300は、前記リブ部335のおかげで、組立の際に圧着による変形が大きくなくてもポッティング部130との間に気密性を一層高めることができる。
また、図24は組立後の状態を示すものであり、リブ部335の下面は元のポッティング部130の接触面に平行に形成されることもできるが、ポッティング部130の接触面に所定の角度に傾くように形成される。リブ部335が傾くように形成される場合、組立の際にポッティング部130によって変形されてポッティング部130にもっと密着することができる。
図25は本発明の第9実施例による膜加湿器を示す断面図である。第9実施例の膜加湿器は、第1結合部320に第2延長部がないという点で第8実施例と違う。組立部材300がポッティング部130の一側面に平行に延びるリブ部335をさらに含む点は第8実施例と同一である。
第9実施例の場合、組立部材300がリブ部335を備えており、組立部材300とポッティング部130の硬度差は第8実施例の場合より小さくなる。言い替えれば、第9実施例の組立部材300は、前記リブ部335のおかげで、組立の際に圧着による変形が大きくなくてもポッティング部130との間に気密性をもっと高めることができる。
前記組立部材300の第1結合部320は本体部310から外側に延びる第1延長部322を備えるが、第1延長部322の端部からミドルケースの外側面に接触するように延びる第2延長部は備えない。
これにより、ミドルケース110の端部111に段差部が形成されていなく、端部111が一定の厚さに形成されて第1延長部322を圧着するように組み立てられる。ここで、キャップケース120の内面に形成された突起123が第1延長部322を圧着することにより、第1延長部322がキャップケース120とミドルケース110の端部111との間を確かに気密に結合することができる。
以上では本発明の好適な実施例を説明したが、該当技術分野で通常の知識を有する者であれば、特許請求範囲に記載された本発明の思想から逸脱しない範疇内で、構成要素の付加、変更、削除又は追加などによって本発明を多様に修正及び変更することができ、これも本発明の権利範囲に含まれると言える。
本発明の多様な実施例による組立部材を含む燃料電池用膜加湿器は、機械的組立構造によって高温/高圧/多湿の環境で気密機能を果たすことができる。
また、化学的気密方式ではない機械的気密方式であるので、従来の化学的気密方式に必要なポリウレタン/シーラント塗布及び硬化工程を省略することができるようになり、作業時間の短縮、作業効率の向上及び大量生産体制の構築が可能である。
また、膜加湿器の内部に配置される単位カートリッジの不良発生の際、再作業性に優れて部品スクラップの比率を低めることができる。
また、膜加湿器を分解して該当不良カートリッジのみ交替して再組立すれば良いので、再作業性及び部品の再活用の側面で有利である。
そして、二つの分離型組立部材又は一つの一体型組立部材で2ケ所以上の部品の間を同時に気密に結合することができるので、製作及び組立が非常に簡便で効率的である。

Claims (13)

  1. 複数の中空糸膜を収容するミドルケースと、
    前記ミドルケースと結合されるキャップケースと、
    前記複数の中空糸膜の端部に形成されたポッティング部と、
    前記キャップケースと前記ミドルケースの端部との間に配置され、前記キャップケースと前記ミドルケースとの間及び前記キャップケースと前記ポッティング部との間を同時に気密に結合させる組立部材とを含み、
    前記組立部材は、
    前記キャップケースの内壁に接触し、前記ミドルケースの端部に装着される第1シーリング部と、
    前記第1シーリング部の内側に形成され、前記ポッティング部を取り囲むように形成される第2シーリング部と、を含み、
    前記第1シーリング部は、
    前記キャップケースの内壁に接触するように前記ミドルケースの端部に装着され、“コ”字形に形成された第1シーリングボディーと、
    前記第1シーリングボディーの一端部から下方に延びて前記第2シーリング部と接触するように形成された第1シーリングレッグと、
    前記第1シーリングボディーの他端部から下方に延びて前記ャップケースの内壁及び前記ミドルケースの端部と接触する第2シーリングレッグを含み、
    前記第1シーリングボディーの第2シーリングレッグを受け入れる段差部が、前記ミドルケースの端部の外周面に設けられている、ことを特徴とする燃料電池用膜加湿器。
  2. 前記第1シーリング部は、前記第1シーリングレッグの端部から内側に延び、その端部から上方に延びて前記第2シーリング部を取り囲むように形成された拡張レッグをさらに含むことを特徴とする、請求項に記載の燃料電池用膜加湿器。
  3. 前記第2シーリング部は、
    前記ポッティング部を取り囲むように形成された第2シーリングボディーと、
    前記第1シーリングボディーに挿入されるシーリングアームとを含むことを特徴とする、請求項に記載の燃料電池用膜加湿器。
  4. 前記第1シーリング部は、硬度が70度未満(ShoreA)の軟質材料からなり、前記第2シーリング部は、硬度が70度以上(ShoreA)の硬質材料からなることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の燃料電池用膜加湿器。
  5. 前記キャップケースは、
    前記ミドルケースと結合され、前記ポッティング部の外径より大きい内径を有する大径部と、
    前記大径部の一面から突出し、前記ポッティング部の外径より小さい内径を有する小径部とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の燃料電池用膜加湿器。
  6. 複数の中空糸膜を収容するミドルケースと、
    前記ミドルケースと結合されるキャップケースと、
    前記複数の中空糸膜の端部に形成されたポッティング部と、
    前記キャップケースと前記ミドルケースの端部との間に配置され、前記キャップケースと前記ミドルケースとの間及び前記キャップケースと前記ポッティング部との間を同時に気密に結合させる組立部材とを含み、
    前記組立部材は、
    前記キャップケースと前記ミドルケースと前記ポッティング部との間に配置される本体部と、
    前記キャップケースと前記ミドルケースの端部との間に圧着されて前記キャップケースと前記ミドルケースとの間を気密に結合する第1結合部と、
    前記ポッティング部の一端部に接触して前記キャップケースと前記ポッティング部との間を気密に結合する第2結合部とを含み、
    前記第1結合部は、
    前記本体部から外側に延びる第1延長部と、
    前記第1延長部の端部から前記ミドルケースの外側面に接触するように延びる第2延長部と、を含み、
    前記ミドルケースの端部の外側面には、前記第1結合部の第2延長部を収容する段差部が設けられることを特徴とする、燃料電池用膜加湿器。
  7. 前記キャップケースは、前記ミドルケースの端部に対向する面から突出した突起を含むことを特徴とする、請求項6に記載の燃料電池用膜加湿器。
  8. 前記組立部材の第2結合部は、内側面に形成された傾斜部を含み、
    前記ポッティング部は、端部の角部に形成されて前記第2結合部の傾斜部に密着する傾斜部を含むことを特徴とする、請求項6又は7に記載の燃料電池用膜加湿器。
  9. 前記組立部材の硬度は、前記ポッティング部の硬度より低いことを特徴とする、請求項6又は7に記載の燃料電池用膜加湿器。
  10. 前記複数の中空糸膜はカートリッジに収容され、
    前記カートリッジは、一端部から外側方向に延びて前記組立部材の一面を支持する延長リブを含むことを特徴とする、請求項9に記載の燃料電池用膜加湿器。
  11. 前記組立部材の硬度は前記ポッティング部の硬度より高く、前記ミドルケース及び前記キャップケースの硬度より低いことを特徴とする、請求項6又は7に記載の燃料電池用膜加湿器。
  12. 前記組立部材は、前記ポッティング部に接触する表面積を広げるために、内側に延びるリブ部をさらに含むことを特徴とする、請求項6又は7に記載の燃料電池用膜加湿器。
  13. 前記組立部材の硬度は前記ポッティング部より高く、前記ミドルケース及び前記キャップケースより低いことを特徴とする、請求項12に記載の燃料電池用膜加湿器。
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