JP2022036749A - 後処理装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022036749000001
【課題】処理トレイにおけるシートの処理に支障が生じにくい後処理装置を提供することである。
【解決手段】実施形態の後処理装置は、処理トレイと、綴じ処理部と、排紙トレイと、高さ検知センサと、を持つ。前記処理トレイは、複数のシートからなるシート束が載置される。前記綴じ処理部は、前記シート束に綴じ処理を行う。前記排紙トレイは、前記綴じ処理され、前記処理トレイから搬送された前記シート束を積載する載置面を有する。前記高さ検知センサは、前記処理トレイおよび前記綴じ処理部を含む装置本体の側面から前記シートの搬送方向に突出して形成される。前記高さ検知センサは、前記載置面に積載された前記シート束の最上面の高さ位置を検知する。前記高さ検知センサは、前記シートの搬送方向と直交し、かつ前記載置面に沿う幅方向に移動可能である。
【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、後処理装置に関する。
画像形成装置から排出されるシートに後処理を行なう後処理装置が用いられている。例えば、後処理装置は、処理トレイと、ステイプラと、排紙トレイとを備える。ステイプラは、処理トレイ上のシート束に綴じ処理を行う。排紙トレイは、綴じ処理されて処理トレイから排出されたシート束を積載する。
シート束は、綴じ処理された箇所において厚くなる。そのため、排紙トレイ上のシート束は、綴じ処理された箇所において局所的に高さ寸法が大きくなることがある。シート束の高さ寸法が大きい箇所は、処理トレイにおけるシートの整合などの処理の妨げとなる可能性があった。
特開2014-227278号公報
本発明が解決しようとする課題は、処理トレイにおけるシートの処理に支障が生じにくい後処理装置を提供することである。
実施形態の後処理装置は、処理トレイと、綴じ処理部と、排紙トレイと、高さ検知センサと、を持つ。前記処理トレイは、複数のシートからなるシート束が載置される。前記綴じ処理部は、前記シート束に綴じ処理を行う。前記排紙トレイは、前記綴じ処理され、前記処理トレイから搬送された前記シート束を積載する載置面を有する。前記高さ検知センサは、前記処理トレイおよび前記綴じ処理部を含む装置本体の側面から前記シートの搬送方向に突出して形成される。前記高さ検知センサは、前記載置面に積載された前記シート束の最上面の高さ位置を検知する。前記高さ検知センサは、前記シートの搬送方向と直交し、かつ前記載置面に沿う幅方向に移動可能である。
実施形態の後処理装置を備えた画像形成システムの全体構成例を示す図。 図1に示す画像形成システムの機能構成例を示す図。 実施形態における後処理装置の構成を模式的に示す図。 実施形態における後処理装置の斜視図。 実施形態における後処理装置の高さ検知センサを模式的に示す斜視図。 実施形態における後処理装置の排紙トレイにシート束が積載された状態を示す斜視図。 実施形態における後処理装置の高さ検知センサの構成を模式的に示す図。 実施形態における後処理装置の高さ検知センサの構成を模式的に示す図。
以下、実施形態の後処理装置を、図面を参照して説明する。
図1および図2に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置2と、後処理装置3とを備える。画像形成装置2は、シートSに画像を形成する。後処理装置3は、画像形成装置2から搬送されるシートSに後処理を行う。シートSは、用紙などのシート状の媒体である。
画像形成装置2は、コントロールパネル11、スキャナ部12、プリンタ部13、給紙部14、排紙部15、および画像形成制御部16を備える。コントロールパネル11は、ユーザの操作を受け付ける各種キーを備える。例えば、コントロールパネル11は、シートSの後処理の種類に関する入力を受け付ける。
スキャナ部12は、複写対象物の画像情報を読み取る読取部を備える。スキャナ部12は、読み取った画像情報を、プリンタ部13に送る。プリンタ部13は、スキャナ部12または外部機器から送信された画像情報に基づき、トナーなどの現像剤によって出力画像を形成する。この出力画像は「トナー像」である。プリンタ部13は、トナー像をシートSの表面上に転写する。プリンタ部13は、シートSに転写したトナー像に熱と圧力をかけて、トナー像をシートSに定着させる。給紙部14は、プリンタ部13がトナー像を形成するタイミングに合わせて、シートSを1枚ずつプリンタ部13に供給する。排紙部15は、プリンタ部13から排紙されるシートSを、後処理装置3へ搬送する。
画像形成制御部16は、画像形成装置2の全体の動作を制御する。すなわち、画像形成制御部16は、コントロールパネル11、スキャナ部12、プリンタ部13、給紙部14、および排紙部15を制御する。画像形成制御部16は、CPU(Central Processing Unit、中央演算処理装置)、ROM(Read Only Memory、リードオンリーメモリ)、およびRAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)を含む制御回路で形成される。
後処理装置3の概略構成を説明する。
図1に示すように、後処理装置3は、画像形成装置2に隣接して配置される。後処理装置3は、操作表示パネル20、待機部21、処理トレイ部22、排出部23、綴じ処理部24、高さ検知センサ25(図2および図4参照)、ガイド26(図5参照)、および後処理制御部27を備える。
操作表示パネル20は、利用者が綴じ処理を行うためのボタンを備える。
待機部21は、画像形成装置2から搬送されるシートSを一時的に滞留(バッファ)させる。
処理トレイ部22は、シートS又はシート束S’を保持し、整合及び排出を行う。処理トレイ部22は、綴じ処理を行ったシート束S’を排出部23へ送る。シート束S’は、複数のシートSからなる束である。
綴じ処理部24は、処理トレイ部22で整合されたシート束S’に針を打ち込むことによって綴じ処理を行う。
排出部23は、固定トレイ23aと排紙トレイ23bとを備える。排紙トレイ23bは、後処理装置3の側部に設けられる。固定トレイ23aは、後処理装置3の上部に設けられる。
高さ検知センサ25(図2及び図4参照)は、排紙トレイ23bに積載されたシート束S’の最上面の高さ位置を検知する。
ガイド26(図5参照)は、高さ検知センサ25を案内する。
図2に示すように、後処理制御部27は、後処理装置3の全体の動作を制御する。すなわち、後処理制御部27は、操作表示パネル20、待機部21、処理トレイ部22、排出部23、綴じ処理部24、および高さ検知センサ25を制御する。後処理制御部27(図1および図2参照)は、排紙トレイ23bの高さ位置を調整可能である。
後処理制御部27は、画像形成装置2のコントロールパネル11からの制御信号に応じて動作するよう後処理装置3を制御する。例えば、後処理制御部27は、CPU、ROM、およびRAMを含む制御回路で形成される。
後処理装置3の各部構成について詳しく説明する。
図3に示すように、「シート搬送方向D」は、処理トレイ33から排紙トレイ23bにシート束S’を送る方向である。シート搬送方向Dは、進行するにつれ斜めに上昇する方向である。「上流側」は、シート搬送方向Dにおける上流側を意味する。「下流側」は、シート搬送方向Dにおける下流側を意味する。シート束S’の「後端部」は、シート搬送方向Dにおける「上流側の端部」を意味する。
図4に示すように、排紙トレイ23bの上面(載置面23b1)と平行な方向であって、シート搬送方向Dと直交する方向を、シート幅方向Wと称する。シート幅方向Wは「幅方向」の一例である。シート幅方向Wのうち一方を「第1の向きW1」と称する。第1の向きW1とは反対の方向を「第2の向きW2」と称する。
図3に示すように、待機部21は、待機トレイ32を備える。シートSは、シート供給口31p、搬送路31およびシート排出口31dを経て待機トレイ32上に送られる。待機トレイ32は、処理トレイ部22で後処理が行われるあいだ、複数枚のシートSを待機させる。待機部21は、処理トレイ部22が空くと、滞留させていたシートSを処理トレイ部22に向けて落下させる。
処理トレイ部22は、処理トレイ33と、パドル34と、2つの横整合板(整合板)35とを備える。
処理トレイ33には、ステイプラ36がシート束S’を綴じ処理するあいだ、シート束S’が載置される。処理トレイ33は、搬送ローラ33aおよび搬送ベルト33bを備える。搬送ベルト33bは、排紙トレイ23bに向かってシートSを搬送する。
パドル34は、待機トレイ32から処理トレイ33に向けてシートS又はシート束S’が移動する際に、シートSを処理トレイ33に向けて押圧する。パドル34は、矢印Aの方向に回転することで、処理トレイ33に落下したシートSをステイプラ36に向けて移動させる。
横整合板35は、シート幅方向Wに垂直な板状とされる。2つの横整合板35は、シート幅方向Wに間隔を空けて設けられる(図4参照)。横整合板35は、待機トレイ32上のシートS又はシート束S’が処理トレイ33上に落下する際に、処理トレイ33におけるシートS又はシート束S’のシート幅方向Wの位置の乱れを抑制するように横整合を行う。横整合板35は、シート幅方向Wにスライド移動可能である。2つの横整合板35のうち一方を第1横整合板35Aという。2つの横整合板35のうち他方を第2横整合板35Bという(図5参照)。
綴じ処理部24は、ステイプラ36を備える。ステイプラ36は、処理トレイ33上にあるシート束S’に針を打ち込むことによって綴じ処理(ステイプル処理)を行う。例えば、針の打ち込み位置は、シート束S’の後端部S’1であってシート幅方向Wの端部である(図6参照)。針の打ち込み位置は、シート束S’の後端部S’1に近接する位置であって、シート幅方向Wの端部に近接する位置であってもよい。
シート束S’が綴じ処理された箇所を、綴じ箇所52という(図6参照)。綴じ処理は、後処理の一例である。図6に示すシート束S’は、1箇所の綴じ箇所52を有する。なお、シート束S’における綴じ箇所52の数は、特に限定されず、1または複数であってよい。
図1および図3に示すように、操作表示パネル20、待機部21、処理トレイ部22、排出部23、および綴じ処理部24は、装置本体28に含まれる。装置本体28のシート搬送方向D側の側面を後側面28aという。装置本体28は筐体29(図4参照)内に設けられる。
図3および図6に示すように、排紙トレイ23bは、上面(載置面23b1)にシート束S’を積載可能である。図3に示すように、排紙トレイ23bは、装置本体28の後側面28aからシート搬送方向Dに突出している。載置面23b1は、排紙トレイ23bの突出方向に上昇する傾斜面である。排紙トレイ23bは、高さ方向に移動可能である。排紙トレイ23bは、任意の高さ位置をとることができる。
図5に示すように、高さ検知センサ25は、排紙トレイ23bの載置面23b1に積載されたシート束S’の最上面の高さ位置を検知する(図8参照)。
例えば、高さ検知センサ25は、メカアクチュエータ式のセンサである。高さ検知センサ25は、基部41と、1または複数の当接突起42と、1または複数の被操作部43を備える。
基部41の最下部には、ガイド26が係合する係合部44が形成されている。高さ検知センサ25は、ガイド26に沿ってシート幅方向Wに移動可能である。例えば、係合部44は、ガイド26が挿通する挿通孔を有する筒状とされている。基部41は、ガイド26の軸周り方向に回動可能である。
当接突起42は、基部41からシート搬送方向Dに突出している。本実施形態では、当接突起42は2つ設けられている。2つの当接突起42は、シート幅方向Wに沿って並んで設けられている。2つの当接突起42は、シート幅方向Wに間隔を空けて配置されている。2つの当接突起42のうち一方を第1当接突起42Aという。2つの当接突起42のうち他方を第2当接突起42Bという。
当接突起42は、突出方向に向かって高さ方向の寸法が小さくなる逆V字状(または三角形状)の突起である。例えば、当接突起42は、シート幅方向Wに垂直な板状とされる。当接突起42の下縁42aは、突出方向に向かって徐々に上昇する直線状の傾斜縁である。当接突起42の上縁42bは、突出方向に向かって徐々に下降する直線状の傾斜縁である。
図4に示すように、当接突起42は、装置本体28の後側面28aからシート搬送方向Dに突出している。
図5において、開口30は、装置本体28に形成された開口である。開口30は、シート幅方向Wに沿って形成されている。当接突起42は、開口30を通して後側面28aから突出している。当接突起42は、開口30に沿ってシート幅方向Wに移動可能である。
当接突起42は、シート搬送方向Dに進退可能である。詳しくは、当接突起42は、基部41とともにガイド26の軸周り方向に回動することによってシート搬送方向Dに進退可能とされる。排紙トレイ23b上のシート束S’の最上面が当接突起42の下縁42aに当接すると、シート束S’は当接突起42を押圧し、突出方向とは反対の方向に当接突起42を変位(後退)させる。高さ検知センサ25は、検知信号を後処理制御部27に送る。これにより、高さ検知センサ25は、排紙トレイ23b上のシート束S’の最上面の高さ位置を検知できる。
後処理制御部27は、後述するように、シート束S’の最上面の高さ位置に基づいて排紙トレイ23bの高さ位置を定めることができる。例えば、後処理制御部27は、排紙トレイ23bを下降させることによって、処理トレイ33における後続のシートSの処理の邪魔にならない高さ位置にシート束S’を配置できる。よって、排紙トレイ23b上のシート束S’を原因として処理トレイ33におけるシートSの処理に支障が生じるのを抑制できる。
被操作部43は、基部41から、当接突起42の突出方向とは反対の方向に突出している。被操作部43は、シート幅方向Wと垂直な板状とされている。2つの被操作部43は、それぞれ2つの当接突起42の背面側の位置に設けられている。2つの被操作部43は、シート幅方向Wに間隔を空けて配置されている。2つの被操作部43のうち一方を第1被操作部43Aという。2つの被操作部43のうち他方を第2被操作部43Bという。
ガイド26は、シート幅方向Wに沿って延在するシャフトである。ガイド26は、長さ方向に沿って高さ検知センサ25をシート幅方向Wに案内する。
2つの横整合板35(35A,35B)は、高さ検知センサ25に接触して高さ検知センサ25をシート幅方向Wに移動させることができる。第1横整合板35Aは、第1被操作部43Aを第1の向きW1に押圧することによって、高さ検知センサ25を第1の向きW1に移動させることができる。第2横整合板35Bは、第2被操作部43Bを第2の向きW2に押圧することによって、高さ検知センサ25を第2の向きW2に移動させることができる。そのため、横整合板35は、高さ検知センサ25をシート幅方向Wの任意の位置に配置することができる。
以下、図6~図8を参照して高さ検知センサ25の動作について説明する。
図6に示すように、処理トレイ部22から送られたシート束S’は、排紙トレイ23b上に載置される。図7に示すように、51は、シート束S’のシート幅方向Wの端面(側端面51)である。一方の側端面51を第1側端面51Aという。他方の側端面51を第2側端面51Bという。
図7では、高さ検知センサ25の2つの当接突起42は、シート束S’の一方および他方の側端面51から等距離の位置にある。すなわち、第1当接突起42Aと第1側端面51Aとのシート幅方向Wの距離は、第2当接突起42Bと第2側端面51Bとのシート幅方向Wの距離に等しい。図7に示す高さ検知センサ25の位置を「通常位置P1」という。
綴じ処理部24によってシート束S’が綴じ処理される位置(綴じ箇所52)は、シート束S’の後端部S’1(図6参照)であってシート幅方向Wの一方の端部である。シート束S’は、綴じ箇所52において他の部分より厚さ寸法が大きくなる。そのため、複数のシート束S’が排紙トレイ23b上に積み重なると、綴じ箇所52において局部的にシート束S’の高さが増す。
図8に示すように、本実施形態では、後処理装置3の動作開始に先だって、横整合板35(図5参照)を用いて高さ検知センサ25のシート幅方向Wの位置を調整し、第2当接突起42Bをシート束S’の綴じ箇所52の位置に合わせておくことができる。これによって、シート束S’の後端部S’1(図6参照)のうち最も高い位置に第2当接突起42Bを配置できる。この高さ検知センサ25の位置を「調整位置P2」という。
調整位置P2は、シートSのサイズ、通紙モードなどに応じて定めることができる。例えば、通紙モードは、綴じ箇所52の位置および数、ソート処理の有無などである。
図3および図6に示すように、シート束S’は処理トレイ33から排紙トレイ23bに搬送され、載置面23b1に載せられる。シート束S’は載置面23b1の傾斜に従って滑り降り、後端部S’1は後側面28aに当接する。
後処理制御部27は、排紙トレイ23bを所定の高さ位置まで下げた後、上昇させる。シート束S’の最上面の後端部S’1は、綴じ箇所52において当接突起42(詳しくは下縁42a)に当接して当接突起42を後退させる。高さ検知センサ25は、検知信号を後処理制御部27に送る。後処理制御部27は、排紙トレイ23bを停止させる。
図8に示すように、高さ検知センサ25は、当接突起42Bをシート束S’の綴じ箇所52の位置に合わせた調整位置P2にある。そのため、高さ検知センサ25は、シート束S’の最上面の後端部S’1(図6参照)のうち最も高い位置を検知できる。
本実施形態の後処理装置3では、高さ検知センサ25の当接突起42は、装置本体28の後側面28aからシート搬送方向Dに突出して形成されている。そのため、高さ検知センサ25によって、シート束S’の後端部S’1(図3および図6参照)のうち最も高い位置を検知できる。したがって、シート束S’の最も高い位置に基づいて排紙トレイ23bの高さ位置を定めるなどの調整が可能である。例えば、後処理制御部27は、排紙トレイ23bを下降させることによって、処理トレイ33におけるシートSの整合などの処理の邪魔にならない高さ位置にシート束S’を配置できる。よって、排紙トレイ23b上のシート束S’を原因として処理トレイ33におけるシートSの処理に支障が生じるのを抑制できる。
排紙トレイ23b上のシート束S’の高さが増すのに伴って排紙トレイ23bが下降し、排紙トレイ23bが可動範囲の下限位置に達したときには、後処理制御部27は、排紙トレイ23bへのシート束S’の排出を停止してもよい。これにより、排紙トレイ23b上のシート束S’の高さを抑えることができる。よって、処理トレイ33におけるシートSの処理に支障が生じるのを抑制できる。
後処理制御部27は、排紙トレイ23bが可動範囲の下限位置に達したとき、操作表示パネル20などに、排紙トレイ23bが下限位置に達したことを、警告などのメッセージとともに表示してもよい。
後処理装置3は、シート幅方向Wに延在するガイド26を備えるため、高さ検知センサ25のシート幅方向Wの位置を容易に調整できる。
高さ検知センサ25は、2つの当接突起42を備えるため、綴じ箇所52の位置に応じて当接突起42を選択的に使用できる。例えば、シート束S’の綴じ箇所52が第1側端面51Aに近い場合には、第1当接突起42Aを綴じ箇所52に近い位置に配置できる。綴じ箇所52が第2側端面51Bに近い場合には、第2当接突起42Bを綴じ箇所52に配置できる。そのため、当接突起42の数が1つである場合に比べて、高さ検知センサ25の移動距離を短くできる。よって、高さ検知センサ25の位置合わせが容易となる。
高さ検知センサ25は、シートSのシート幅方向Wの位置を整合するための横整合板35を用いてシート幅方向Wの位置を調整できる。そのため、高さ検知センサ25の位置を調整するための専用部品を設ける必要はない。よって、装置構成の簡略化を図ることができる。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の後処理装置3によれば、高さ検知センサ25の当接突起42は、装置本体28の後側面28aからシート搬送方向Dに突出して形成されている。そのため、高さ検知センサ25によって、シート束S’の後端部S’1(図3および図6参照)のうち最も高い位置を検知できる。よって、処理トレイ33におけるシートSの整合などの処理に支障が生じるのを抑制できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
3…後処理装置、23b…排紙トレイ、23b1…載置面、24…綴じ処理部、28…装置本体、28a…後側面(側面)、25…高さ検知センサ、26…ガイド、33…処理トレイ、35…横整合板(整合板)、36…ステイプラ、42…当接突起、D…シート搬送方向(搬送方向)、S…シート,S’…シート束、W…シート幅方向(幅方向)。

Claims (5)

  1. 複数のシートからなるシート束が載置される処理トレイと、
    前記シート束に綴じ処理を行う綴じ処理部と、
    前記綴じ処理され、前記処理トレイから搬送された前記シート束を積載する載置面を有する排紙トレイと、
    前記処理トレイおよび前記綴じ処理部を含む装置本体の側面から前記シートの搬送方向に突出して形成され、前記載置面に積載された前記シート束の最上面の高さ位置を検知する高さ検知センサと、を備え、
    前記高さ検知センサは、前記シートの搬送方向と直交し、かつ前記載置面に沿う幅方向に移動可能である、後処理装置。
  2. 前記幅方向に延在するガイドをさらに備え、
    前記高さ検知センサは、前記ガイドに沿って前記幅方向に移動可能である、請求項1記載の後処理装置。
  3. 前記高さ検知センサは、前記載置面に積載された前記シート束の最上面に当接する複数の当接突起を備え、
    複数の前記当接突起は、前記幅方向に沿って並んで形成されている、請求項1または2に記載の後処理装置。
  4. 前記処理トレイにおける複数の前記シートの前記幅方向の位置を整合する整合板をさらに備え、
    前記整合板は、前記幅方向に移動可能であり、前記高さ検知センサに接触して前記高さ検知センサを前記幅方向に移動させる、請求項1~3のうちいずれか1項に記載の後処理装置。
  5. 前記排紙トレイは、高さ位置を調整可能である、請求項1~4のうちいずれか1項に記載の後処理装置。
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