JP2022035733A - シンチレータ - Google Patents
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Abstract
【課題】高い分解能を有した大面積のシンチレータを提供する。【解決手段】シンチレータは、柱状の第1結晶相101と、第1結晶相101の側面を覆うように配置され、各々柱状とされた第2結晶相102および第3結晶相103とを備える。第1結晶相101は、ハロゲン化物から構成されている。第2結晶相102は、第1結晶相101より屈折率が小さいハロゲン化物から構成されている。第3結晶相103は、第1結晶相101より屈折率が小さいハロゲン化物から構成され、第2結晶相102とは異なる化合物とされている。【選択図】 図1A
Description
本発明は、シンチレータに関する。
結晶材料から構成することができるシンチレータは、γ線、X線、α線、中性子線などを測定する放射線測定装置に用いられている。このような放射線測定装置は、陽電子放射断層撮影(positron emission tomography、PET)装置やX線CT装置などの医療画像装置(撮像装置)、高エネルギー物理分野における各種放射線計測装置、および資源探査装置[例えば石油資源探査(oil well logging)などの資源探査]などに幅広く応用されている。
例えば、シンチレータの層と、イメージセンサによる光検出器とを組み合わせることで、上述した放射線測定装置が構成でき、例えばX線CTでは,厚さ100μm程度のTb:Gd2O2S焼結体板やTl:CsIウィスカー板をシンチレータ層とし,数μmの解像度を有する測定装置によりX線イメージングを行っている。
現在、各種放射線検出器へ応用される好ましいシンチレータとして、GdAlO3の結晶相とAl2O3の結晶相との共晶体シンチレータも提案されている(特許文献1参照)。また、CsI-NaCl系相分離シンチレータ結晶体が提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上述したシンチレータでは、以下に示すような問題があった。まず、GdAlO3の結晶相とAl2O3の結晶相との共晶体シンチレータでは、2つの結晶相の結晶方位が7度以上ずれてしまうと、ファイバー状(柱状)の共晶体構造を維持できなくなり、光導波性能が失われるという問題があった。このため、この技術では、X線CT装置などの検出器に十分な大面積のシンチレータの作製が難しい。
CsI-NaCl系相分離シンチレータ結晶体は、結晶配向の組み合わせは固定されているが、CsIによる結晶相とNaClによる結晶相の成長方向の方位は、結晶成長方向に対して曲がることが許容される。このため、光導波性能を有するファイバー状の共晶体構造を、大面積に形成することが容易である。しかしながら、この種のハロゲン化物共晶体は、高屈折率の組成は低融点であり、低屈折率の組成が高融点である。原理的に2相の共晶点は、低融点の結晶相の体積比が大きくなる組成比に位置するため、2つの結晶相から構成されるシンチレータの、高屈折率の相を柱状に形成することが難しく、マトリクス状にしか形成できず、分解能が劣化するという問題があった。例えば、この技術では、シンチレータとして性能が高く、屈折率の高いCsIを柱状の結晶相にすることが原理状不可能である。
上述したように、従来の技術では、高い分解能を有した大面積のシンチレータを得ることが容易ではないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、高い分解能を有した大面積のシンチレータの提供を目的とする。
本発明に係るシンチレータは、柱状の第1結晶相と、第1結晶相の側面を覆うように配置され、各々柱状とされた第2結晶相および第3結晶相とを備え、第1結晶相は、ハロゲン化物から構成され、第2結晶相は、第1結晶相より屈折率が小さいハロゲン化物から構成され、第3結晶相は、第1結晶相より屈折率が小さいハロゲン化物、第2結晶相とは異なる化合物とされている。
上記シンチレータの一構成例において、第1結晶相は、ヨウ化物および臭化物のいずれかから構成され、第2結晶相および第3結晶相は、フッ化物および塩化物のいずれかから構成されている。
上記シンチレータの一構成例において、第1結晶相は、CsIおよびNaIのいずれかから構成されている。
上記シンチレータの一構成例において、第1結晶相は、CsIから構成され、第2結晶相は、CsClから構成され、第3結晶相は、NaClから構成されている。
上記シンチレータの一構成例において、第1結晶相は、CsIから構成され、第2結晶相は、CsClから構成され、第3結晶相は、CsFから構成されている。
上記シンチレータの一構成例において、第1結晶相は、NaIから構成され、第2結晶相は、NaClから構成され、第3結晶相は、NaFから構成されている。
上記シンチレータの一構成例において、第1結晶相は、NaIから構成され、第2結晶相は、KIから構成され、第3結晶相は、KClから構成されている。
上記シンチレータの一構成例において、第1結晶相は、Tlがドープされている。
上記シンチレータの一構成例において、第1結晶相は、放射線励起によって発光する。
以上説明したことにより、本発明によれば、高い分解能を有した大面積のシンチレータが提供できる。
以下、本発明の実施の形態に係るシンチレータについて図1Aを参照して説明する。このシンチレータは、柱状の第1結晶相101と、第1結晶相101の側面を覆うように配置され、各々柱状とされた第2結晶相102および第3結晶相103とを備える。図1Aにおいて、第1結晶相101は、黒い部分で示され、第2結晶相102は、灰色の部分で示され、第3結晶相103は、白い部分で示されている。
このシンチレータは、柱状とされた複数の第1結晶相101が、間隔を開けて林立した構造となっている。また、林立している複数の第1結晶相101の間に、柱状とされた複数の第2結晶相および柱状とされた複数の第3結晶相103が林立している。また、部分的に見ると、第1結晶相101の側面が、各々交互に、柱状の第2結晶相102と柱状の第3結晶相103とにより、覆われている。また、全体的に見ると、林立している複数の第1結晶相101の間が、林立している複数の第2結晶相および林立している複数の第3結晶相103により、埋め尽くされている。
第1結晶相101は、ハロゲン化物から構成されている。第1結晶相101は、放射線励起によって発光するものとする。第2結晶相102は、第1結晶相101より屈折率が小さいハロゲン化物から構成されている。第3結晶相103は、第1結晶相101より屈折率が小さいハロゲン化物から構成され、第2結晶相102とは異なる化合物とされている。ハロゲン化物としては、ヨウ化物、臭化物、フッ化物、塩化物が挙げられる。
例えば、第1結晶相101は、ヨウ化物および臭化物のいずれかから構成し、第2結晶相102および第3結晶相103は、フッ化物および塩化物のいずれかから構成することができる。例えば、第1結晶相101は、CsIから構成し、第2結晶相102は、CsClから構成し、第3結晶相103は、NaClから構成することができる。また、第1結晶相101は、TlがドープされたCsIから構成することができる。第1結晶相101は、放射線励起によって発光し、シンチレーション光を出射するものである。
例えば、屈折率が、第1結晶相101>第2結晶相102>第3結晶相103とされている。この構成のシンチレータは、第1結晶相101をコアとし、第2結晶相102および第3結晶相103をクラッドとする光導波路の構造とされているということができる。上述したように、このシンチレータは、第1結晶相101をコアとする光導波路構造とされていればよく、各結晶相の断面は、様々な形状とすることができる。
このシンチレータは、上述したヨウ化物、臭化物、フッ化物、塩化物などのハロゲン化物を、結晶育成方向に柱状に結晶成長させた三元系の共晶体シンチレータである。この種の共晶体において、上述したように結晶相の間に大きな屈折率差が存在するとき、シンチレーション光は、屈折率の高い相(第1結晶相101)の内部を反射(全反射)して導波する。言い換えると、各々の結晶相の間に大きな屈折率差が存在すれば、シンチレーション光は、屈折率の高い相(第1結晶相101)の内部に閉じ込められて導波する。この結果、各々の結晶相の間に大きな屈折率差が存在すれば、シンチレーション光の分散が抑制され、高い空間分解能につながる(参考文献1参照)。
例えば、図1Bに示すように、柱状の第1結晶相102aと、第1結晶相102aの側面を覆うように配置され、各々柱状とされた第2結晶相103aおよび第3結晶相101aとを備える構成とすることもできる。図1Bにおいて、第1結晶相102aは、灰色の部分で示され、第2結晶相103aは、白い部分で示され、第3結晶相101aは、黒い部分で示されている。
また、図1Cに示すように、柱状の第1結晶相103bと、第1結晶相103bの側面を覆うように配置され、各々柱状とされた第2結晶相101bおよび第3結晶相102bとを備える構成とすることもできる。図1Cにおいて、第1結晶相103bは、白い部分で示され、第2結晶相101bは、黒い部分で示され、第3結晶相102bは、灰色の部分で示されている。
いずれにおいても、第1結晶相の屈折率が最も高ければ、シンチレーション光は、屈折率の高い相(第1結晶相)の内部を反射して(閉じ込められて)導波するので、シンチレーション光の分散が抑制され、高い空間分解能につながる。
実施の形態に係るシンチレータによれば、三元系の共晶体としているので、第1結晶相101に、他に比較して低融点な組成の高屈折率な材料を適用させることが可能となる。この結果、実施の形態によれば、高い分解能を有した大面積のシンチレータが得られるようになる。
以下、実際に作製したシンチレータについて説明する、以下では、三元系のCsI/CsCl/NaCl共晶体を作製した。CsIは、波長550nmにおける屈折率が1.80である。CsClは、波長550nmにおける屈折率が1.64である。NaClは、波長550nmにおける屈折率が1.54である。CsIは、より高い屈折率の第1結晶相として用いることができる。
まず、各々が純度99.99%のCsI粉末、CsCl粉末、およびNaCl粉末を、三元系共晶体組成となるように秤量し、内径4mmの石英アンプル中に真空封入した。例えば、CsIを31.8mol%、CsClを45.7mol%、NaClを22.5mol%とすれば、共晶体組成となる。
作製したアンプルについて、高周波誘導加熱炉とPtヒーターを用いて加熱し、0.01,0.1,0.2,0.5,1mm/minなどの各速度で、垂直ブリッジマン法により結晶成長を行った。この結晶成長では、混合した原料を石英管に封入した後、加熱して溶融し、この後、石英管を加熱部から下方に移動させ、徐冷することで、融液を一方向凝固させる。育成した結晶を、育成方向に対して垂直および平行に切断し、研磨を行い、SEM、XRDによる共晶組織の観察を行った。また、育成した結晶について、X線励起による発光スペクトルの発光特性の評価も行った。
0.2mm/minの速度で成長したCsI/CsCl/NaCl共晶体の断面の反射電子像を図2に示す。XRDによる観察の結果より、図2において、最も暗い箇所がNaClからなる第3結晶相であり、最も明るい箇所が、CsIからなる第1結晶相であり、中間の暗さの箇所が、CsClからなる第2結晶相である。得られた結晶は、自己組織化型の共晶体構造を有していた。また、各結晶相は、凝固方向に1000μm以上の長さで成長し、可視的な透明性を有していた。この試料では、X線励起による発光スペクトルでは、特定のピークは観察されない(図3、non-doped)。
なお、各相の屈折率はCsI>CsCl>NaClの順に大きい。CsI、CsCl、NaClの各相が結晶育成方向に柱状に成長し、断面が1~4μmサイズとなり、長さが50~1000μm長程度のファイバー型共晶体構造であることが確認された。各相の寸法は、引き上げ速度が高くなるにつれて小さくなった。
次に、Tlをドープした三元系のCsI:Tl/CsCl/NaCl共晶体を作製した。まず、各々が純度99.99%の、TlI粉末、CsI粉末、CsCl粉末、およびNaCl粉末を、三元系共晶体組成となるように秤量し、内径4mmの石英アンプル中に真空封入した。例えば、TlIを0.78mol%、CsIを31.5mol%:、CsClを45.2mol%、NaClを22.5mol%とすれば、共晶体組成となる。
また、粉末XRDの結果から、以下に示すことが判明している。まず、CsI相には、NaCl、CsClおよびTlIが微量に置換あるいは固溶している。また、NaCl相にはCsI、CsClおよびTlIが微量に置換あるいは固溶している。また、CsCl相にはCsI、NaClおよびTlIが微量に置換あるいは固溶している。
上述したように、各結晶相に対し、それぞれ異なる結晶相や添加元素が置換あるいは固溶する状態であっても、各々の結晶相の間に大きな屈折率差が存在するとき、シンチレーション光が屈折率の高い相の内部を反射(全反射)して導波するので、シンチレーション光の分散が抑制され、高い空間分解能につながる。
作製したアンプルについて、高周波誘導加熱炉とPtヒーターを用いて加熱し、0.01,0.1,0.2,0.5,1mm/minなどの各速度で、垂直ブリッジマン法により結晶成長を行った。育成した結晶を、育成方向に対して垂直および平行に切断し、研磨を行い、SEM、XRDによる共晶組織の観察を行った。また、育成した結晶について、X線励起による発光スペクトル等の発光特性の評価も行った。
この試料においても、CsI:Tl、CsCl、NaClの各相が結晶育成方向に柱状に成長し、断面が1~4μmサイズとなり、長さが50~1000μm長程度のファイバー型共晶体構造であることが確認された。また、各相の寸法は、引き上げ速度が高くなるにつれて小さくなった。この試料では、X線励起による発光スペクトルにより、発光ピークが550nmで観察された(図3、Tl-doped)。これは、X線励起下でのCsI:TlからのTl+、s2-sp遷移に起因するものと考えられる。
CsIは、Tlを添加することで、5,000光子/MeVの光収量、1050nsの減衰時間、550nmの発光ピークなど、優れたシンチレーション特性を得ることができる材料である。この発光ピークは、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOSイメージセンサ、およびSi-APD(Avalanche PhotoDiode)などの、半導体にシリコンを用いた受光素子の波長感度に適している。
第1結晶相に加えて、第2結晶相あるいは第3結晶相が、放射線励起によって発光を示す場合もある。しかしながら、第1結晶相の発光量に比べて、第2結晶相あるいは第3結晶相の発光量が小さい場合には、受光素子を用いて、検出する発光量に閾値を設けることや発光する波長を選別することで各結晶相の発光を識別することが可能である。発光量が最も高い第1結晶相から生じるシンチレーション光が、屈折率の高い相(第1結晶相)の内部を全反射して導波し、受光素子を用いて検出する発光を選択することで、シンチレーション光の分散が抑制され、高い空間分解能を有する放射線検出器を構成できる。
表1に、作製したシンチレータの組成の組み合わせと、柱状の共晶体構造をとる光導波シンチレータとしての性能を示す。Tl添加CsI/CsCl/NaCl、Tl添加CsI/CsCl/CsF、Na添加CsI/CsCl/CsF、CsI/CsCl/CsF、Tl添加NaI/KI/KCl、Tl添加NaI/KI/KCl、NaI/KI/KCl、Tl添加NaI/NaCl/NaF、NaI/NaCl/NaF、Tl添加CsI/NaI/NaCl、Tl添加CsI/NaI/KI、Tl添加NaI/KI/K2ZrI6では、柱状の共晶体構造をとる光導波シンチレータとしての性能が確認された。一方で、Euを添加したCaF2、LiBaF3、LiFからなる三元系共晶体においては、柱状の共晶体構造をとるものの、高い発光を示すCaF2相の屈折率が1.4と小さく、各相の屈折率はLiBaF3>CaF2>LiFの順に大きくなるため、光導波シンチレータとしての性能は無かった。
例えば図4に示されるように、シンチレータ401が発するシンチレーション光を受光できる受光デバイス402と組み合わせることで、放射線測定装置400としての使用が可能となる。
以上に説明したように、本発明によれば、柱状の第1結晶相と、第1結晶相の側面を覆うように配置され、各々柱状とされた第2結晶相および第3結晶相とを備え、第1結晶相は、ハロゲン化物から構成され、第2結晶相は、第1結晶相より屈折率が小さいハロゲン化物から構成され、第3結晶相は、第1結晶相より屈折率が小さいハロゲン化物、第2結晶相とは異なる化合物としたので、高い分解能を有した大面積のシンチレータが提供できるようになる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。
[参考文献1]K. Kamada et al., "Optimization of Dopants and Scintillation Fibers’Diameter of GdAlO3/-Al2O3 Eutectic for High-Resolution X-Ray Imaging" IEEE Transactions on Nuclear Science, vol. 65, no. 8, pp. 2036-2040, 2018.
101…第1結晶相、102…第2結晶相、103…第3結晶相。
Claims (9)
- 柱状の第1結晶相と、
前記第1結晶相の側面を覆うように配置され、各々柱状とされた第2結晶相および第3結晶相と
を備え、
前記第1結晶相は、ハロゲン化物から構成され、
前記第2結晶相は、前記第1結晶相より屈折率が小さいハロゲン化物から構成され、
前記第3結晶相は、前記第1結晶相より屈折率が小さいハロゲン化物、前記第2結晶相とは異なる化合物とされている
ことを特徴とするシンチレータ。 - 請求項1記載のシンチレータにおいて、
前記第1結晶相は、ヨウ化物および臭化物のいずれかから構成され、
前記第2結晶相および前記第3結晶相は、フッ化物および塩化物のいずれかから構成されている
ことを特徴とするシンチレータ。 - 請求項1または2記載のシンチレータにおいて、
前記第1結晶相は、CsIおよびNaIのいずれかから構成されている
ことを特徴とするシンチレータ。 - 請求項3項に記載のシンチレータにおいて、
前記第1結晶相は、CsIから構成され、
前記第2結晶相は、CsClから構成され、
前記第3結晶相は、NaClから構成されている
ことを特徴とするシンチレータ。 - 請求項3項に記載のシンチレータにおいて、
前記第1結晶相は、CsIから構成され、
前記第2結晶相は、CsClから構成され、
前記第3結晶相は、CsFから構成されている
ことを特徴とするシンチレータ。 - 請求項3項に記載のシンチレータにおいて、
前記第1結晶相は、NaIから構成され、
前記第2結晶相は、NaClから構成され、
前記第3結晶相は、NaFから構成されている
ことを特徴とするシンチレータ。 - 請求項3項に記載のシンチレータにおいて、
前記第1結晶相は、NaIから構成され、
前記第2結晶相は、KIから構成され、
前記第3結晶相は、KClから構成されている
ことを特徴とするシンチレータ。 - 請求項3~7のいずれか1項に記載のシンチレータにおいて、
前記第1結晶相は、Tlがドープされていることを特徴とするシンチレータ。 - 請求項1~8のいずれか1項に記載のシンチレータにおいて、
前記第1結晶相は、放射線励起によって発光することを特徴とするシンチレータ。
Priority Applications (1)
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