JP2022034748A - 道路縁石 - Google Patents

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泰知 奥村
Yasutomo Okumura
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Abstract

【課題】通報機能のある道路縁石を提供する。【解決手段】道路縁石10は、地上における人や車両の接近を検知するセンサ20と、地上における人や車両に接近を知らせる伝達装置22と、センサ20および伝達装置22に接続され、これらとの情報をやり取りする処理端末32,38と、処理端末32,38に電力を供給する電源部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、道路脇に配置される道路縁石、特に監視、通報機能を有するものに関する。
歩道と車道との間には、歩行者と車両の交通区分を明確にする重要な目印として、道路縁石が設置される。これによって、車両が歩道に進入することを防止して歩行者の安全が図られる。
ここで、交差点等においては、歩行者が接近していることを車両に伝えれば、より安全な走行が可能となる。特許文献1では、路側インフラとして、通信機能を有する光ビーコンを設定し、この光ビーコンから車両に対し歩行者が接近していることを伝え、車両の走行計画を変更することが開示されている。これによって、歩行者の接近による危険を回避することができる。
特開2009-252024号公報
特許文献1のシステムでは、歩行者等の検出や、車両との通信のために、路側に光ビーコンを設置している。この光ビーコンは、通常街灯のように上方から車両を見下ろすように設置されるものであり、景観への影響が大きく、景観を損なう可能性がある。
本発明は、道路脇に配置される道路縁石であって、地上における人や車両の接近を検知するセンサと、地上における人や車両に接近を知らせる伝達装置と、前記センサおよび前記伝達装置に接続され、これらとの情報をやり取りする処理端末と、前記処理端末に電力を供給する電源部と、を備える。
本発明によれば、道路脇に配置される道路縁石により、車両、歩行者の状態を検出して、必要な通報が行えるため、通報のための施設が景観を損ねることがない。
実施形態に係る道路縁石10の構成を示す図である。 道路縁石10の内部構成が示してあり、(a)は図1のA-A断面(センサ20部分)、(b)は図1のB-B断面(伝達装置22部分)を示す。 センサ20とこれに接続される処理端末32の構成を示すブロック図である。 伝達装置22とこれに接続される処理端末38の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る道路縁石を用いたシステムの動作例を説明するための図である。 処理端末32,38における処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。
「全体構成」
図1は、実施形態に係る道路縁石10の構成を示す図である。道路縁石10は、縁石下部10aが地中に埋められ、縁石上部10bが地上に突出し、地上部分が縁石の目印として機能する。そして、本実施形態において、縁石下部10aは、内部空間12が空洞として設けられており、ここに後述する処理端末などが収容される。縁石上部10bには、周辺の状況を検出するセンサ20と、周辺に対し情報を伝達する伝達装置22が設けられる。この例では、センサ20として、レーダ(ミリ波レーダ)20aと、カメラ20bが設けられている。伝達装置22としては、プロジェクタが示してあるが、車両との通信を行う無線通信装置、スピーカなどを採用することもできる。道路縁石10は、このようにセンサ20、伝達装置22を含んでおり、さらに後述する処理端末32,38を含む。
また、道路縁石10の本体は、コンクリート、石材などで構成されるが、セラミック、金属、プラスチックなどで構成してもよい。この場合、センサ20、伝達装置22などを設ける道路縁石10とこれらを設けない通常の道路縁石を組み合わせて構成することが好適である。例えば、交差点の周辺地域のみ、本実施形態の道路縁石10を配置し、また交差点に近いほど配置密度を高くするとよい。
図2には、道路縁石10の内部構成が示してあり、(a)は図1のA-A断面(センサ20部分)、(b)は図1のB-B断面(伝達装置22部分)を示す。
図2(a)では、内部空間12には、側壁より支持台30が突き出ており、この上に処理端末32が固定されている。この処理端末32は、例えばマイクロコンピュータで構成されており、各種信号を受信して、処理するとともに各種信号を出力する。また、処理端末32には、電源ケーブル34が接続されており、ここから電力が供給される。処理端末32には、信号ライン36を介し、センサ20が接続されている。従って、処理端末32では、センサ20からの情報を収集して、収集した情報を外部に供給することができる。
図2(b)は、基本的に図2(a)と同様の構成を有しているが、処理端末32に代えて処理端末38を有しており、この処理端末38に伝送ライン40を介し伝達装置22が接続されている。この例において、伝達装置22はプロジェクタであり、地上(例えば歩道表面)に所望の映像を表示する。すなわち、処理端末38において、所望の映像が生成され、これが伝送ライン40を介し伝達装置22(プロジェクタ)から射出することで、路面に映像が表示される。
「処理端末の構成」
図3は、センサ20とこれに接続される処理端末32の構成を示すブロック図である。処理部42には、電源部44が接続されており、この電源部44には、電源ケーブル34から電源が供給されている。従って、電源部44が電源ケーブル34から供給される電力によって、処理部42およびここに接続される部材に所望の電源を供給する。処理部42は、演算処理装置であり、各種のデータ処理を行う。処理部42には、通信部46が接続されており、各種通信を行う。例えば、隣接する処理端末32と情報交換を行う。通信には各種通信手段を使用することができ、この例では通信ケーブルを介し通信を行うが、無線通信でもよい。また、外部の交通管理センターなどとの通信を行ってもよい。
さらに、処理部42には、センサ20が接続されており、これによって例えば周辺の移動体を検出する。この例では、センサ20は、レーダ20a、カメラ20bを含む。レーダ20aは、例えばミリ波レーダであり、処理部42におけるレーダ信号処理機能により、車道を走行する車両などを検出する。また、カメラ20bは、周辺を撮影するものであり、処理部42における画像処理機能によって、歩道の歩行者などを検出する。なお、レーザ式や超音波式の検出器を設けて、これにより各種移動体を検出してもよいし、レーダ20aによって歩行者を検出したり、カメラ20bにより車両を検出してもよい。
図4は、伝達装置22とこれに接続される処理端末38の構成を示すブロック図である。処理部42は、センサ20からの信号によって、移動体を検出した場合には、この移動体がこれから進入しようとする位置の処理端末38において報知ができるように、移動体についての情報を、通信部46を介し、外部(他の処理端末32,38など)に知らせる。
また、処理部42は、他の処理端末32,38から供給される情報によって、検出した移動体の危険度などを推定し、連絡先の処理端末32,38を決定してもよい。
処理端末38は、処理端末32と同様に、処理部42、電源部44、通信部46を有している。ここで、通信部46には、伝達装置22の1種類である無線通信装置22aが接続されている。これは、主に、車両との通信を行うためのものであり、歩行者についての情報を車両に報知する。処理部42には、伝達装置22として、プロジェクタ22b、スピーカ22cが接続されている。プロジェクタ22bは、歩道の表面に車両が近づいていることを報知する表示を行う。近づいてくる方向を示す車両の絵と、近づいていることを示す警報の表示などが歩道上に表示される。また、スピーカ22cは、車両が近づいてくることを知らせる音声などを出力する。
処理部42は、他の処理端末32からの情報によって、車両が近づいてくること、およびその車両が危険を及ぼすかもしれない歩行者が存在することなどを検出し、当該歩行者が自己の近くにおり、警告対象であると判断した場合に、伝達装置22によってこれを報知する。
「動作概要」
図5は、本実施形態に係る道路縁石を用いたシステムの動作例を説明するための図である。
この例では、2つの道路50、52が交差する交差点54における事象を示す。道路脇(両側)には、道路縁石10が車道と、歩道の境として配置されている。道路50は南北に伸び、道路52は東西に伸び、交差点54において直交する。道路52は直線状であるが、道路50は、交差点54の南方向において東方向にカーブし東方向に伸びる。また、交差点54の南東、南西角には、ビルなどの遮蔽物56があり、見通しが悪くなっている。
このような交差点54に対し、道路50を南側から車両60が走行して来、道路52の歩道を東側から歩行者62、西側から歩行者64が交差点に向かって歩いてくるとする。
この場合、道路50の南側の路側に設けられている道路縁石10(32)においては、レーダ20aなどのセンサ20によって車両60の到来を検知する。また、歩行者62,64については、その近くの道路縁石10(32)がそれぞれ検知する。そして、車両60に対しては、その近くの道路縁石10(38)が無線通信装置22aなどの伝達装置22により、交差点54に、歩行者62,64がいることを報知する。また、歩行者62,64に対しては、その近くの道路縁石10(38)がプロジェクタ22bやスピーカ22cなどの伝達装置22により車両60が交差点54に進入することを報知する。
なお、図においては、便宜上歩行者62に対し報知し、歩行者64について検出することのみ表示した。また、センサ20を有する道路縁石10について道路縁石10(32)、伝達装置22を有する道路縁石10について道路縁石10(38)と表記した。
図6は、処理端末32,38における処理のフローチャートを示す。まず、他縁石の処理端末32,38からの情報を受信する(S11)とともに、自己のセンサ20からの情報を受信する(S12)。そして、自己のセンサ20において移動体(車両または歩行者)を検出したかを判定する(S13)。
S13の判定でYESの場合には、その移動体は既検出かを判定する(S14)。この判定は、自己のセンサ20の検出結果だけでなく、他縁石の処理端末からの情報も参照する。S14の判定でNOであれば、移動体を新規登録する(S15)。新規登録の場合、IDを付与し、その位置情報を記憶する。センサ20による画像や、速度などがあればそれらの情報も記憶する。S14の判定でYESであれば、登録されている移動体についての情報を更新する(S16)。
S15,16の処理を終了した場合には、移動体に対する報知が必要かを判定する(S17)。これは、自己で検出した移動体および他で検出した移動体の位置、自己で検出した移動体へ報知がすでに行われているかなどの情報により、決定する。S17の判定でYESであれば、必要な報知を行い(S18)、NOであれば報知は行わない。
S18の報知を終了した場合およびS13,S17でNOの場合には、自己のセンサ20からの検出結果を送信する(S19)とともに、自己の伝達装置22による報知についての情報を送信し(S20)、処理を終了する。
「その他の構成」
道路縁石10は、所定幅のブロックとして構成されることが好適である。例えば、1ブロックに処理端末32,38、センサ20、伝達装置22を設けてもよいし、処理端末32,38、センサ20、伝達装置22を別々のブロックに設けてもよい。
処理端末32,38は、統一して1つにまとめてもよく、さらに複数の処理端末32,38をまとめて1つの処理端末としてもよい。
1つの交差点に関連して情報を共有すべき、道路縁石10は、すべて通信で接続されるとよく、管理センターを介して接続されてもよい。
また、本実施形態の道路縁石10は所望の間隔で配置することができ、例えば交差点に近い場所においては、間隔を狭く配置を密にし、交差点から遠いところでは間隔広く配置を粗にするとよい。
「実施形態の効果」
道路縁石は、道路に沿って連続的に広範囲に設置可能であり、都市の景観を損ねにくい。
地上部分の通路や凹みを形成し、ここにセンサ20や伝達装置22を設置でき、道路縁石の外形自体は通常のものと同等にすることができる。また、地下部分の内部空間は比較的大きくでき、ここに各種の部材を収容することができる。また、道路縁石は道路に沿って連続的に設置でき、センサ20や伝達装置22の処理端末32,38間を通信ケーブルや電源ケーブルで容易に接続できる。
10 道路縁石、12 内部空間、20 センサ、20a レーダ、20b カメラ、22 伝達装置、22a 無線通信装置、22b プロジェクタ、22c スピーカ、30 支持台、32,38 処理端末、34 電源ケーブル、36 信号ライン、40 伝送ライン、42 処理部、44 電源部、46 通信部、50,52 道路、54 交差点、56 遮蔽物、62,64 歩行者。

Claims (1)

  1. 道路脇に配置される道路縁石であって、
    地上における人や車両の接近を検知するセンサと、
    地上における人や車両に接近を知らせる伝達装置と、
    前記センサおよび前記伝達装置に接続され、これらとの情報をやり取りする処理端末と、
    前記処理端末に電力を供給する電源部と、
    を備える、
    道路縁石。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102593740B1 (ko) * 2023-01-12 2023-10-25 (주)동림티엔에스 교통 통행량 감지카메라 및 이를 이용한 교통통제 시스템

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