JP2022031100A - 注出キャップ - Google Patents

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JP2022031100A
JP2022031100A JP2021022247A JP2021022247A JP2022031100A JP 2022031100 A JP2022031100 A JP 2022031100A JP 2021022247 A JP2021022247 A JP 2021022247A JP 2021022247 A JP2021022247 A JP 2021022247A JP 2022031100 A JP2022031100 A JP 2022031100A
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仁男 城野
Kimio Kino
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【課題】本発明は、ボトル容器やスパウト付きパウチ容器、チューブ容器などの口部に装着する注出キャップAを提供することである。【解決手段】本発明は、注出口1aと天板部1bと側壁部1cを有するキャップ本体1と、前記天板部1bの裏面から垂下する筒部1dと前記筒部1dの内側に形成した突出部1eと、前記注出口1aは前記筒部1dと連通し前記筒部1dの内径よりも更に内側となる注出筒部1fを前記天板部1bの上面から上方へ延出して形成し、前記筒部1d内には前記突出部1eの円周よりも大きいボール弁4が収納できる空間部1gが形成され、前記注出筒部1fの下端内側の一部分と連結し前記ボール弁4の押圧により前記連結部分が支軸1iとなり上方へしなるバネ弁1hを形成した注出キャップAである。【選択図】 図1

Description

本発明は、醤油などの液体の内容物が入ったボトル容器やスパウト付きパウチ容器などの開口に装着する注出キャップに関するものである。
醤油などの内容物の鮮度を保たせるために、外気との接触を極力さけることを可能にした容器として、外容器と内袋とを有し、内容物の減少に伴って内袋が外容器から剥離し収縮する積層剥離容器(デラミ容器)が利用されている。このような積層剥離容器(デラミ容器)は、通常外容器の口部に、内容物を注出する注出筒を備えるとともに内袋への外気の侵入を防止する逆止弁を設けた二重容器用キャップが装着される。そして、外容器を押圧することで、外容器と内袋との間の空気を介して内袋内を加圧し、これによって逆止弁の弁体を開放させて内容物を注出する。また外容器には、内袋との間に外気を取り込む貫通孔を設けていて、注出後、外容器が元の形状に復元する際は、この貫通孔から外気が取り込まれ、内袋は減容変形したままで外容器のみが復元するようになっている。
一般的な積層剥離容器(デラミ容器)に装着しているキャップは、デラミ容器の機能を十分に発揮させるために、キャップ側の構造にも工夫が施されており、複雑な形状の部品を複数の部品を組み合わせることで逆止弁効果を有する機能を実現している。具体的には、特許文献1の記載の吐出容器に装着している吐出キャップは、外篏合部と連結片と空気弁部を一体に成形した連結体からなる弁体部と、内筒部とフランジ部と外筒部と中間筒部を備えた栓本体を、セットすることにより中栓部材とし、前記中栓部材を吐出口と外気導入孔を有するキャップ本体の内部へ装着することで容器のボディを手指で挟んで押すと内容物の液体などを出すことができ、押すのをやめると内容物の液体などが止まる効果を有するものとなる。
また、特許文献1と同じような効果を有する物として、押圧力により変形する、内容物を収容する容器本体の口部に設けられるキャップであって、吐出口を有する環状の底壁、底壁の外周縁に設けられた環状の溝、溝に設けられた流通口及び流通口に接続された流通溝を有する基部と、一端が溝に配置される円筒状の支持部、支持部に接続された複数の弾性片及び複数の弾性片に接続され、吐出口を開閉する弁体を有する逆止弁と、底壁を覆う吐出ノズルとを備えた特許文献2に記載のキャップ及び吐出容器が発明されている。
特開2013-14380号公報 WO2017-199697 A1号公報
しかしながら、上述した特許文献1や特許文献2に記載の吐出容器のキャップは、逆止弁機能を働かせるために、各々の部材パーツの構造が複雑な形状になっているうえ、それらを間違いなくセットするためのセット作業にも手間がかかってしまう。また、組み立て前の部材パーツ数も多いため、部材パーツを成形する金型代や、各部材パーツをセットするためのセット工賃もかかるためコストアップになる問題が発生している。
本発明の目的は、上記課題を解決し、パーツ数を減らし簡単な組み立て構造でありながら、逆止弁機能が有効にはたらく注出キャップを提供することである。
請求項1に記載の発明は、液体などの内容物を収容する容器の口部に装着する注出キャップであって、前記注出キャップは注出口を有する天板部と、前記天板部の外周から下方に延出した側壁部を有する筒状のキャップ本体と、前記キャップ本体の内側にあって前記天板部の裏面から垂下する筒部と、前記筒部の下端近傍の内側に内方向へ突出する突出部と、前記注出口は前記筒部と連通し前記筒部の内径よりも更に内側となる内径を有する注出筒部を前記天板部の上面から上方へ延出して形成し、前記筒部内には前記突出部の円周よりも大きい球体状のボール弁が収納できる空間部が形成され、前記注出筒部の下端内側の一部分と連結し前記ボール弁の押圧により前記連結部分が支軸となり上方へしなるバネ弁を形成した注出キャップである。
請求項2に記載の発明は、前記バネ弁の先端には下方に突出した略半球体状の押え部を形成した注出キャップである。
請求項3に記載の発明は、前記バネ弁の下端面よりさらに下方に位置する下端面を有するリブ部を前記バネ弁と対向する位置の前記注出筒部の下端側に形成した注出キャップである。
請求項4に記載の発明は、前記ボール弁の周壁が前記押え部と前記リブ部に当接した時に、前記リブ部が形成していない前記注出筒部の下端と前記ボール弁との隙間が通路となる注出キャップである。
請求項5に記載の発明は、前記リブ部は3つ以上形成され、前記リブ部同士の間隔が均等間隔に配置されている注出キャップである。
請求項6に記載の発明は、前記突出部の突出した外壁面には、縦筋ライン状に凹ませた溝部を複数形成した注出キャップである。
請求項7に記載の発明は、前記キャップ本体に貫通孔を形成した注出キャップである。
部品パーツを減らしながら、簡単な構造で逆止弁機能が有効にはたらく注出キャップを提供することである。
本発明の注出キャップを上からみた状態を示す平面図である。 図1のa部を拡大した拡大図である。 図1を裏返した状態を示す平面図である。 図3のb部を拡大した拡大図である。 本発明の注出キャップを真横からみた状態を示す平面図である。 図1をy-y’方向にカットし、ボール弁を空間部へセットする前を示した断面図である。 図6のc部を拡大した拡大図である。 図6の状態から空間部にボール弁をセットした状態を示す断面図である。 図8のd部を拡大した拡大図である。 図8の状態からさらにボール弁を上方へ移動させてボール弁がリブ部と当接した状態を示す断面図である。 図10のe部を拡大した拡大図である。 図10のe部をx-x’方向にカットした図をe’部として示した拡大図である。 図8をz-z’方向にカットした断面図である。
本発明の注出キャップAは、ポリプロピレンやポリエチレンなどの樹脂を使用して射出成形法により成形されたプラスチック製のキャップである。本発明の注出キャップAは、醤油などの液体やクリーム状の内容物が入ったブローボトル容器や、軟包材のスパウト付きパウチ容器、チューブ容器などの容器の開口部分に装着するものとして利用することができ、これらの容器を使用しても、逆止弁機能を充分に発揮することができる注出キャップAを提供することができる。
図1乃至図5に示すように本発明の注出キャップAは、キャップ本体1と前記キャップ本体1に被せる蓋体2がヒンジ部3を返して連結している。前記キャップ本体1は、筒状の側壁部1cと注出口1aを有する天板部1bで構成されている。また、前記蓋体2は前記蓋体2を開封する時に手指を引っ掛けて開けやすくするために、ヒンジ部3を形成している反対位置の前記蓋体2の周壁面の一部から外方向へ突出したつまみ部2aを形成している。更に、前記蓋体2を前記キャップ本体1へ被せた時に、前記つまみ部2aの下方にある前記キャップ本体1の側壁部1cの一部には、指かけしやすいように、内側へ凹む凹み部1mを形成している。また、前記蓋体2の裏面には、前記注出口1aと篏合し合うための篏合部2bが形成されている。
図6は図1に示すy-y’方向にカットした断面図であり、また、図7は図6のc部を拡大した拡大図である。図6または図7に示すとおり、前記注出口1aは前記天板部1bから上方へ延出した注出筒部1fを有している。前記注出筒部1fの先端の断面は、液切れしやすいように前記先端に向かって外方向へ略Cの字のカーブを形成している。これにより、注出口1aから流出した内容物の液体などは、Cの字にカーブしている注出口1aの外側に回り込んでたれ落ちにくくなっており、注出口1aの出口付近に付着した内容物の液体などを注出筒部1fの内側へ戻し入れる効果を有している。また、略Cの字のカーブの終点付近には、外方に突出した嵌着部1oを形成し、前記篏合部2bと前記嵌着部1oが嵌め合うことで、密閉性を保ち内容物の液体などが漏れ出ないようになっている。
また、図6または図7に示すように、前記注出筒部1fと連通1nする位置にあって、前記天板部1bの裏面には下方へ延出した筒状の筒部1dを形成している。前記筒部1dの内部は図6に示すように、球体のボール弁4を収納することができるスペースを有する空間部1gが形成されている。更に、前記筒部1dには、前記ボール弁4を下端側から挿入でき、挿入後前記筒部1dの下側からボール弁4が落下しないように、前記筒部1dの下端内周付近には前記筒部1dの中心軸に向かって突出する突出部1eを形成している。また、前記筒部1dの内周は、内容物の液体などが入ったボトル容器のボディ部分を手指で挟んで押し圧力することにより、ボトル容器内の内容物の液体などが外へ出ようとした時に、前記ボール弁4を内容物の液体などで押し上げて上方向へ移動できるぐらいの内周を有する空洞を前記空間部1gとして形成している。
図2は図1のa部を拡大した拡大図であるが、図1乃至図7に示すように、前記筒部1dと前記注出筒部1fの間の前記注出筒部1fの下端側の一部に、前記注出筒部1fの中心軸に向かって突出する板状のバネ弁1hを形成している。また、前記バネ弁1hの先端には略半球体となる押え部1jを下方が球体面となるように形成している。図3は本発明の注出キャップAを裏側からみた平面図であり、図4は図3のb部分を拡大した図になる。図4に示すように、本発明の注出キャップAには、内容物の液体などが前記ボール弁4を押し上げて上方向へ移動した時に、前記ボール弁4を均一に静止できるようにするために、前記リブ部1kを少なくとも3個所以上、均等間隔に前記注出筒部1fの中心軸に向かって突出するように配置している。また、前記リブ部1kの設置位置については、図7に示すように、前記注出筒部1fと前記筒部1dの間であり、前記バネ弁1hの裏面の高さより下に位置し、かつ、前記押え部1jの下方に突出した球体面のもっとも突出した先端よりも上に位置するところに、前記リブ部1kの下端がくるように設置している。
図8は前記ボール弁4を前記筒部1d内へ挿入した状態を示しており、図9は図8のd部を拡大した拡大図である。図9に示すように、前記ボール弁4を前記筒部1d内に挿入すると、前記ボール弁4が前記押え部1jを押し上げることで、前記バネ弁1hが前記筒部1dと前記バネ部1hの境目にある前記バネ部1hの支軸1iが基点となり上方向へソリ上がる構造となっている。これにより、ソリ上がっている板状の前記バネ弁1h部分は下へ戻ろうという力が働き、前記ボール弁4を下へ押さえつけようとするため、図9に示すとおり、前記ボール弁4と前記突出部1eが接する面はより密着した状態で封止することができ、この密着した状態を継続することが可能となる。これにより、内容物が入った状態の容器を保存する時は、前記ボール弁4と前記突出部1eが密着した状態で封止しているので、外から容器内部への空気の侵入を防ぐことができ、鮮度を保持した状態で内容物を保管することが可能になる。
次に、図10は図8の状態からさらに前記ボール弁4を上方へ移動させて前記ボール弁4が前記リブ部1kと当接した状態を示す断面図である。また、図11は図10のe部を拡大した拡大図であり、図12は図10をx-x’方向にカットした拡大図を示している。図10に示すキャップをボトル容器にセットした状態で、醤油などの液体やクリーム状の内容物が入ったボトル容器を傾けて、ボトル容器のボディを手指で押圧する。すると、ボトル容器の内部に圧力が加わることで、前記ボール弁4が内容物に押されて上へ移動し前記リブ部1kに当接することで静止する。図4及び図11、図12に示すように、前記リブ部1kと前記リブ部1kの隙間や、前記リブ部1kと前記バネ部1hの間の隙間、更に、前記前記ボール弁4が前記リブ部1kと当接している時にできる前記ボール弁1kと前記バネ弁1hの間にできる隙間から、ボトル容器内にある内容物の液体などが通り抜けるための通路1lの役目を有しており、内容物の液体などは前記通路1lを通り、注出筒部1fを通って注出口1aから吐出される。
ボトル容器のボディの押圧をやめると、上方へソリ上がっていた前記バネ部1hが元に戻ろうとする力が働くため、前記バネ部1hが前記ボール弁4を押え込み、再び、前記ボール弁4と前記突出部1eとが当接され封止となる。これにより、ボトル容器を横方向に傾けた状態であっても内容物の液体などは吐出しない構造となっている。これにより、使用中に誤って容器を倒してしまった場合であっても、内容物が外へこぼれでることを防止する役目を有している。また、保管中に容器内への空気の侵入を防ぐことができるので、内容物の液体などの鮮度を保った状態で保存することができる注出キャップAを提供することができる。
以上のように、図6及び図7に示す前記バネ部1hは、射出成形法によりキャップ本体1に組み込んでワンパーツとして成形できる構造であるので、部材パーツ数を減らした状態で、前記ボール弁4と前記キャップの2つの組み合わせのみで、逆止弁機能が充分に働く注出キャップAを提供することができる。また、逆止弁機能を持たせた構造については、シンプルな形状であり、前記ボール弁4のセット工程についても、前記筒部1dの下端から押し込むだけの単純な作業で逆止弁機能が有効にはたらく注出キャップAを提供することができる。これにより、セットにかかる作業手間が減り、部材パーツ数減ることから、逆止弁機能付きの注出キャップAを安価で提供することができる。
また、図13は図8に示すz-z’方向にカットした断面図である。本発明の注出キャップAは、回転すし屋や和食レストランなどの外飲食業で利用する鮮度を保つことができる醤油などの調味料が入ったボトル容器などの口部に装着するキャップとして利用することができる。ボトル容器を手指でつかんで横に倒しながら、ボトル容器の胴体部分に圧力をかけることで内容物の醤油などを外へ注ぎ出すことができるものである。内容物の注ぎ出しを止める場合は、ボトル容器を起こしながら、前記ボトル容器の胴体部分にかけた圧力を緩めることで、前記ボール弁4が下へ移動し、前記突出部1eと密着することで蓋がされ、内容物の醤油の注ぎ出しがストップされるようになる。この場合に、前記注出筒部1fの内部には、数滴の内容物が残存する場合がある。前記注出筒部1fの内部に残存した内容物をボトル容器内に戻す必要があるため、図7及び図13に示すように、前記突出部1eの突出した外壁面の一部に、縦筋となるライン状に凹ませた溝部1pを少なくとも1本以上形成している。これにより、前記注出筒部1fの内部に残存している数滴の内容物は、前記溝部1pの凹みとなる通路からボトル容器の内部へ流し戻すことができるので衛生的である。
また本発明の注出キャップAは、ボトル容器の胴体部分へ圧力が加わらなければ、前記バネ弁1hはボール弁4を押えつけたままの状態をキープすることになるので、誤ってボトル容器をこかしてしまった場合であっても、内容物の液体が外へこぼれ出るのを防ぐことができる。更に、醤油などの内容物を外へ注ぎ出す時は、ボトル容器の胴体部分を手指でつかんで圧力をかけることで、ボトル容器内の醤油などの内容物に押された前記ボール弁4が前記バネ弁1hを押し上げることになるので、前記バネ弁1hは前記ボール弁4に押され続けている間は、そり上がった状態となり注ぎ出しできる構造となっている。
また、本発明の注出キャップAは、積層剥離ボトル容器(デラミ容器)に装着することで、本発明の逆止弁の機能効果をより一層、発揮することができるものではあるが、積層剥離ボトル容器(デラミ容器)に限らず、ブローボトル容器や袋体のパウチ容器、チューブ容器などに装着しても、逆止弁機能による内容物の流出調整は充分に発揮できる注出キャップAを提供することができる。なお、積層剥離ボトル容器(デラミ容器)とは、外容器と内容器で構成された二重容器のことを言い、前記ボトル容器のボディに外容器と内容器の間に空気を取り込むための貫通孔が設けられた形状のものと、キャップ側に貫通孔が設けられたものが存在する。本発明の注出キャップAを積層剥離ボトル容器に装着して利用する場合で、外容器と内容器の間に空気を取り込むための貫通孔が積層剥離ボトル容器側に設けられていない場合には、図示していないが、注出キャップAの天板部1bに外容器と内容器の間に空気を取り組むための貫通孔を設けることができる。前記貫通孔とは、積層剥離ボトル容器の外容器と内容器との間に外気を取り込むために前記天板部1bの一部を貫通させた小さな穴のことを言う。
1 キャップ本体
1a 注出口
1b 天板部
1c 側壁部
1d 筒部
1e 突出部
1f 注出筒部
1g 空間部
1h バネ弁
1i 支軸
1j 押え部
1k リブ部
1l 通路
1m 凹み部
1n 連通
1o 嵌着部
1p 溝部
2 蓋体
2a つまみ部
2b 篏合部
3 ヒンジ部
4 ボール弁
A 注出キャップ

Claims (7)

  1. 液体の内容物を収容する容器の口部に装着する注出キャップであって、
    前記注出キャップは注出口を有する天板部と、前記天板部の外周から下方に延出した側壁部を有する筒状のキャップ本体と、
    前記キャップ本体の内側にあって前記天板部の裏面から垂下する筒部と、
    前記筒部の下端近傍の内側に内方向へ突出する突出部と、
    前記注出口は前記筒部と連通し前記筒部の内径よりも更に内側となる内径を有する注出筒部を前記天板部の上面から上方へ延出して形成し、
    前記筒部内には前記突出部の円周よりも大きい球体状のボール弁が収納できる空間部が形成され、
    前記注出筒部の下端内側の一部分と連結し前記ボール弁の押圧により前記連結部分が支軸となり上方へしなるバネ弁を形成したことを特徴とする注出キャップ。
  2. 前記バネ弁の先端には下方に突出した略半球体状の押え部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の注出キャップ。
  3. 前記バネ弁の下端面よりさらに下方に位置する下端面を有するリブ部を前記バネ弁と対向する位置の前記注出筒部の下端側に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注出キャップ。
  4. 前記ボール弁の周壁が前記押え部と前記リブ部に当接した時に、前記リブ部が形成していない前記注出筒部の下端と前記ボール弁との隙間が通路となることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の注出キャップ。
  5. 前記リブ部は3つ以上形成され、前記リブ部同士の間隔が均等間隔に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の注出キャップ。
  6. 前記突出部の突出した表面には、縦筋となるライン状に凹ませた溝部を複数形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の注出キャップ。
  7. 前記キャップ本体に貫通孔を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の注出キャップ。
JP2021022247A 2020-08-06 2021-02-16 注出キャップ Pending JP2022031100A (ja)

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