JP2022029896A - 光源ユニット及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化、且つ、軽量化を図っても快適性の高い高効率な光源ユニット及び照明器具を提供することを目的とする。【解決手段】光源ユニットは、複数の発光素子と複数の発光素子が実装された基板とを有する光源モジュールと、複数の発光素子を覆うように複数の発光素子の光が出射される方向に配設され、複数の発光素子から出射された光の配光を制御するレンズと、を備え、レンズは、複数の発光素子の集合体のうち当該集合体の外縁部に配置された複数の外側発光素子よりも外側に配置され、複数の外側発光素子から出射された光を下方に反射する反射制御部と、複数の発光素子と対向するように反射制御部の内側に形成されており、複数の発光素子から出射された光を透過させて光の屈折を制御する屈折制御部と、を有し、屈折制御部は、屈折制御部の厚みが反射制御部からレンズの中心部に近づくにつれ減少するように、屈折制御部の出射面が傾斜する傾斜部を有しているものである。【選択図】図4

Description

本開示は、光源モジュールとレンズとを有する光源ユニット及び当該光源ユニットを有する照明器具に関するものである。
従来、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子から照射された光の配光を、レンズ等の配光制御部材を用いて制御する光源ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、LEDが実装された基板を有する光源モジュールと、LEDの配光を制御する複数のレンズからなる配光制御部材とを備える光源ユニットが開示されている。特許文献1の光源ユニットは、複数のLEDが基板に実装されており、配光制御部材の複数のレンズが複数のLEDそれぞれに対向するように配置されている。
特開2020-021648号公報
しかしながら、近年、照明器具の小型化、且つ、軽量化の要求が強く、より密にLED等の発光素子が基板に実装される。そのため、光源ユニット及び照明器具は、配光制御部材の複数のレンズが複数の発光素子それぞれに対向するように配置することが困難な場合もある。
本開示は、上記のような課題を解決するものであり、小型化、且つ、軽量化を図っても快適性の高い高効率な光源ユニット及び照明器具を提供するものである。
本開示に係る光源ユニットは、複数の発光素子と複数の発光素子が実装された基板とを有する光源モジュールと、複数の発光素子を覆うように複数の発光素子の光が出射される方向に配設され、複数の発光素子から出射された光の配光を制御するレンズと、を備え、レンズは、複数の発光素子の集合体のうち当該集合体の外縁部に配置された複数の外側発光素子よりも外側に配置され、複数の外側発光素子から出射された光を下方に反射する反射制御部と、複数の発光素子と対向するように反射制御部の内側に形成されており、複数の発光素子から出射された光を透過させて光の屈折を制御する屈折制御部と、を有し、屈折制御部は、屈折制御部の厚みが反射制御部からレンズの中心部に近づくにつれ減少するように、屈折制御部の出射面が傾斜する傾斜部を有しているものである。
本開示に係る照明器具は、上記構成の光源モジュールとレンズとを有する光源ユニットと、当該光源ユニットが取り付けられる器具本体と、当該器具本体に取り付けられ、器具本体を被取付部に取り付けるためのアームと、を備えたものである。
本開示の光源ユニットは、光源モジュールとレンズとを有し、レンズは反射制御部と、屈折制御部と、を有する。屈折制御部は、屈折制御部の厚みが反射制御部からレンズの中心部に近づくにつれ減少するように、屈折制御部の出射面が傾斜する傾斜部を有しているものである。光源ユニットは、当該構成を備えることで、光の屈折と反射とを制御し、光源ユニットの直下方向に向かう光の量を増やすことができ、効果的に床面の照度を上げることができる。従って、光源ユニットは、複数の発光素子毎に複数のレンズを対向させる必要がなく、小型化、且つ、軽量化を図っても快適性の高い高効率な光源ユニット及び照明器具を提供することができる。
実施の形態1に係る照明器具を説明する斜視図である。 図1の照明器具のレンズが外れた状態を示す斜視図である。 図2のレンズの中心部と外縁部との間の一部の垂直断面を概念的に示した断面図である。 反射制御部及び凹状部の拡大図であり、凹状部を通過する光の配光を説明する図である。 反射制御部及び凹状部の拡大図であり、反射制御部を通過する光の配光を説明する図である。 実施の形態1に係る照明器具において、外側発光素子から出射される光の角度と、レンズを透過する際の光の角度とを示す図である。 実施の形態1に係る照明器具において、光源である外側発光素子から出射される光の角度と、レンズから出射される光の角度との関係を示す図である。 反射制御部及び凹状部の拡大図であり、外側発光素子から出射される光の配光を説明する図である。 実施の形態1に係る照明器具において、外側発光素子から出射される光の角度と、レンズを透過する際の光の角度とを示す図である。 実施の形態1に係る照明器具において、光源である外側発光素子から出射される光の角度と、レンズから出射される光の角度との関係を示す図である。 実施の形態1に係る照明器具の配光曲線を極座標で示した図である。 比較例1に係る照明器具の光源ユニットにおけるレンズの一部の垂直断面を概念的に示した断面図である。 比較例1に係る照明器具の配光曲線を極座標で示した図である。 比較例2に係る照明器具の光源ユニットにおけるレンズの一部の垂直断面を概念的に示した断面図である。 比較例2に係る照明器具の配光曲線を極座標で示した図である。 実施の形態1に係る照明器具、比較例1に係る照明器具及び比較例2に係る照明器具の光の方向と光度との関係を直角座標の配光曲線で示した図である。 実施の形態1に係る照明器具、比較例1に係る照明器具及び比較例2に係る照明器具の光束比の比較を示す図である。 実施の形態2に係る照明器具を説明する斜視図である。 変形例の光源モジュールを説明する斜視図である。 光源モジュールの光源数の関係を説明する図である。 330粒の発光素子を有する基板を備えた照明器具及び192粒の発光素子を有する基板を備えた照明器具の光の方向と光度との関係を直角座標の配光曲線で示した図である。
以下、実施の形態に係る光源ユニット2及び照明器具1等について図面等を参照しながら説明する。なお、明細書に示す構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。また、図1を含む以下の図面では、各構成部材の相対的な寸法の関係及び形状等が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。また、理解を容易にするために方向を表す用語あるいは向きを適宜用いるが、それらの表記は、説明の便宜上用いる記載であり、装置、器具、あるいは部品等の配置、方向及び向きを限定するものではない。方向あるいは向きを表す用語は、例えば、上、下、右、左、前、後、表または裏等がある。また、以下に説明する各図において、Z軸は上下方向を示し、Y軸は、左右方向すなわち横方向を示し、X軸は、前後方向すなわち奥行方向を示す。X軸、Y軸、Z軸は、直交しており、X軸と、Y軸とは水平方向であり、Z軸は垂直方向である。
実施の形態1.
[照明器具1]
図1は、実施の形態1に係る照明器具1を説明する斜視図である。図2は、図1の照明器具1のレンズ7が外れた状態を示す斜視図である。まず、図1及び図2を参照して、実施の形態1に係る照明器具1の全体構成を説明する。
照明器具1は、照明空間を照明できる位置に設置され、照明空間を照らすものである。照明空間とは、照明器具1が設置される空間であり、例えば居住空間、倉庫等の空間、ビルあるいは公共施設等の空間、エレベータあるいは廊下等の共有空間、または、電車あるいは船舶等の乗り物内の空間等を意味している。
照明器具1は、特に高天井用の照明に用いられる。ところで、近年、天井等の被取付部に取り付けられる一般的な照明器具に加え、デパートもしくはショッピングセンター等の商業施設、または、体育館もしくはホール等の天井の高い空間に用いられる照明器具においても、発光素子を用いた光源が普及してきている。そして、このような照明器具は、設置される被取付部が高い天井等であることから、簡単な構造で小型化、且つ、軽量化が図られることが望まれている。そのため、照明器具1は、従来の照明器具よりも小型化、且つ、軽量化が図られている。
照明器具1は、光源モジュール4とレンズ7とを有し光を出射させる光源ユニット2と、光源ユニット2が取り付けられる器具本体10と、光源ユニット2を有する器具本体10を天井または梁等の被取付部に取り付けるためのアーム3と、を備えている。照明器具1は、アーム3がボルト等の固定具(図示は省略)を用いて高い天井等の被取付部に取り付けられることによって、被取付部に設置される。
(アーム3)
アーム3は、例えば平板状の板金の両端が折り曲げられてU字状に形成された部材である。被取付部に取り付けられたアーム3は、器具本体10を吊り下げた状態で保持する。アーム3は、図1及び図2に示すように、器具本体10のベース部20と天板部22とを連結する支持金具6に固定される。
(器具本体10)
器具本体10は、ベース部20と、ベース部20の一面側とは反対の他面側に設けられた複数の放熱フィン21と、複数の放熱フィン21を介してベース部20と対向配置される天板部22と、を備える。また、器具本体10は、天板部22に設けられ、光源モジュール4に電力を供給する電源装置5と、ベース部20と天板部22との外周の一部を覆うように配置され、ベース部20と天板部22とを連結する支持金具6と、を備える。また、器具本体10は、ベース部20に取り付けられる光源ユニット2を有する。
(ベース部20)
ベース部20は、板状に形成されており、例えば、平板状に形成されている。なお、ベース部20は、この態様に限定されるものではなく、例えば、部分によって厚みが異なる形状であってもよく、凹凸が形成された形状であってもよい。ベース部20は、図2に示すように平面視で略矩形状に形成されている。なお、ベース部20は、この態様に限定されるものではなく、例えば、平面視で矩形以外の多角形状に形成されてもよく、あるいは、円形状に形成されてもよい。器具本体10は、ベース部20の一面側となる照明空間の側には光源ユニット2の光源モジュール4が取り付けられており、ベース部20の他面側となる被取付部の側には放熱フィン21が取り付けられている。
(支持金具6)
支持金具6は、例えば平板状の板金の両端が折り曲げられてU字状に形成された部材である。支持金具6は、アルミニウムまたはマグネシウム合金等の放熱性に優れた部材から形成されている。支持金具6は、一方の端部がベース部20と接続され、他方の端部が天板部22と接続される。支持金具6は、複数の放熱フィン21の外周を覆うように配置され、複数の放熱フィン21を介してベース部20と天板部22とを連結している。
(放熱フィン21)
ベース部20の他面側には、図1及び図2に示すように、複数の放熱フィン21が設けられている。複数の放熱フィン21は、発光素子41から発生する熱を放散するものである。複数の放熱フィン21は、ベース部20の他面側においてベース部20の中心部を起点として放射状に配置され、周方向において等間隔で配置されている。ベース部20と複数の放熱フィン21とは、それぞれアルミニウムまたはマグネシウム合金等の放熱性に優れた材料で形成されている。ベース部20と複数の放熱フィン21とは、光源モジュール4により発生する熱を放散するヒートシンク8として機能する。放熱フィン21は、ベース部20と、天板部22との間に配置されている。
(天板部22)
天板部22は、板状に形成されており、例えば、平板状に形成されている。なお、天板部22は、この態様に限定されるものではなく、例えば、部分によって厚みが異なる形状であってもよく、凹凸が形成された形状であってもよい。天板部22は、図2に示すように平面視で略円形状に形成されている。なお、天板部22は、この態様に限定されるものではなく、例えば、平面視で多角形状に形成されてもよい。器具本体10は、天板部22の一面側となる照明空間の側には放熱フィン21が配置されており、天板部22の他面側となる被取付部の側には電源装置5が取り付けられている。
(電源装置5)
電源装置5は、天板部22の放熱フィン21と接触する一面側とは反対の他面側に配置されている。電源装置5は、電源線(図示は省略)と接続され、当該電源線を介して外部から電力の供給を受ける。また、電源装置5は、内部配線43と接続されており、当該内部配線43及びコネクタ44を介して電力を複数の発光素子41へと供給する。
[光源ユニット2]
光源ユニット2は、ベース部20の一面側に設けられた光源モジュール4と、光源モジュール4に実装された複数の発光素子41の光が出射される方向に配設され、複数の発光素子41から出射された光の配光を制御するレンズ7と、を有する。
(光源モジュール4)
図2に示すように、基台としてのベース部20の一面側に配置される光源モジュール4は、複数の発光素子41を有し、複数の発光素子41が実装される。また、光源モジュール4は、ベース部20の一面側に設けられ、複数の発光素子41が実装された基板42を有する。また、光源モジュール4は、電源装置5から内部配線43を介して供給される電力を複数の発光素子41へと伝達するためのコネクタ44を備える。
発光素子41は、例えば表面実装型(SMD:Surface Mount Device)のLED素子で構成されるが、チップオンボード型(COB:Chip on board)のLEDモジュールでもよい。また、発光素子41は、固体レーザ素子、半導体レーザ素子または有機EL素子でもよい。発光素子41は、半球状のレンズを有しており、照明器具1の下方となる発光素子41の正面方向と、照明器具1の側方となる発光素子41の側方とに発光した光を放射する光源である。
複数の発光素子41は、図2に示すように、基板42において、基板42の中心から放射状に設けられている。複数の発光素子41は、仮想の円形RCの内部に位置するように配置されている。なお、複数の発光素子41は、この態様に限定されるものではなく、例えば、多角形の形状内に位置するように、他の形状に配置されてもよい。
複数の発光素子41は、基板42の中心を中心として環状に配置されている。複数の発光素子41は、例えば、図2に示すように、9重の輪を形成するように配置されているが、複数の発光素子41によって形成される輪の数は、9つに限定されるものではなく、10以上あってもよく、8以下であってもよい。なお、発光素子41は、基板42の中心から放射状に設けられている例を図示したが、これに限らず、X軸方向およびY軸方向にそれぞれ複数列を形成するように配置されてもよい。
ここで、集合した複数の発光素子41のうち、基板42の中心部42cと基板42の縁部42eとの間において最も外側の列に位置する複数の発光素子41を、外側発光素子41aと称する。なお、特に区別する必要のない場合は、外側発光素子41aを発光素子41と称して説明する場合がある。外側発光素子41aは、複数の発光素子41の集合体41bのうち当該集合体41bの外縁部41fに配置されている。
基板42は、板状に形成されており、例えば、平板状に形成されている。なお、基板42は、平板状に形成された態様に限定されるものではなく、例えば、部分によって厚みが異なる形状であってもよく、凹凸が形成された形状であってもよい。
基板42は、図2では、略8角形の板状に形成されているが、基板42の形状は当該形状に限定されるものではなく、例えば、8角形以外の多角形状、あるいは、円形状等に形成されてもよい。基板42は、1枚の板で形成されてもよく、分割された複数の板によって形成されてもよい。基板42は、アルミニウムまたは樹脂で形成されている。
(レンズ7)
図3は、図2のレンズ7の中心部7cと外縁部7eとの間の一部の垂直断面を概念的に示した断面図である。図2及び図3を用いてレンズ7について説明する。レンズ7は、光源モジュール4に実装された発光素子41の光が出射される方向に配設され、発光素子41から出射された光の配光を制御する。レンズ7は、例えばポリカーボネート等の透光性を有する樹脂材料によって一体に形成されている。レンズ7は、光源モジュール4の複数の発光素子41を覆うようにベース部20に取り付けられる。レンズ7は、ねじ71によってベース部20の一面側に固定される。すなわち、レンズ7は、Z軸方向においてベース部20の下方に位置するようにベース部20に固定される。
レンズ7は、図3に示すように、板状に形成されており、光源モジュール4の発光素子41と対応する入射面7aと、入射面7aとは反対側の面を構成する出射面7bとを有する。発光素子41から発せられた光は、レンズ7を透過し、レンズ7から照明空間に出射される。この際、発光素子41から発せられた光は、レンズ7の入射面7aから入射し、レンズ7の出射面7bから照明空間に出射される。
図2及び図3に示すように、レンズ7は、発光素子41から発せられた光が出射される出射部72を有する。出射部72は、板状に形成されており、複数の発光素子41と対応するような形状に形成されている。図2に示す複数の発光素子41は、仮想の円形RCの内部に位置するように配置されており、当該発光素子41と対向するように、実施の形態1に係る出射部72は、円盤状に形成されている。なお、出射部72は、この態様に限定されるものではなく、複数の発光素子41と対向する形状に形成されていればよい。例えば、複数の発光素子41が、多角形状の内部に位置するように配置されている場合には、出射部72は、当該多角形状に形成されてもよい。
出射部72は、平面部72aと、傾斜部72bとを有する。出射部72の平面部72aは、出射面7bの側の板面が入射面7aの側の板面と平行となるように平面状に形成された部分である。出射部72の傾斜部72bは、出射面7bの側の板面が平面部72aの板面に対して傾斜するように形成された部分である。出射部72の出射面7bは、レンズ7から出射される光の屈折面を構成する。
平面部72aは、図3に示すように、入射面7aと出射面7bとの間の距離となる厚さTが一定の厚さに形成されている。したがって、平面部72aは、発光素子41と入射面7aとの間の距離が一定であり、発光素子41と出射面7bとの間の距離が一定であるように形成されている。平面部72aは、傾斜部72bよりもレンズ7の中心部7cの側に形成されている。
傾斜部72bは、図3に示すように、入射面7aと出射面7bとの間の距離となる厚さTがレンズ7の内側から外側に向かって大きくなるように形成されている。図3に示すように、傾斜部72bは、レンズ7の中心側に位置するレンズ7の厚さTIが、レンズ7の外側に位置するレンズ7の厚さTOより小さくなるように形成されている。
傾斜部72bは、発光素子41と出射面7bとの間の距離がレンズ7の外側から中心に向かうにつれて小さくなるように形成されている。なお、傾斜部72bは、後述する凹状部76を除いて、発光素子41と入射面7aとの間の距離が一定である。
実施の形態1に係る出射部72の傾斜部72bは、平面部72aを囲むように環状に形成されている。出射部72の出射面7bは、平面部72aと傾斜部72bとを有することによって、レンズ7の外側に対して中央側が入射面7aの側に凹んだ形状に形成されている。
レンズ7は、図3に示すように、出射部72の外縁部72eを形成する位置に入射面7aが突出した状態に形成された反射制御部75と、入射面7aが凹んだ状態に形成された凹状部76とを有する。レンズ7は、反射制御部75と、凹状部76と、凹状部76とレンズ7の中心部7cとの間の部分とが一体に形成されている。
反射制御部75は、複数の発光素子41の集合体41bのうち当該集合体41bの外縁部42fに配置された複数の外側発光素子41aよりも外側に配置され、複数の外側発光素子41aから出射された光を照明器具1の下方に全反射する。なお、反射制御部75は、複数の外側発光素子41aから出射された光だけではなく、外側発光素子41aよりも内側に配置された発光素子41から出射された光を反射してもよい。
反射制御部75は、出射部72の外縁部72eにおいて、出射部72の入射面7a側から光源モジュール4の基板42に向かって突出するように形成されている。反射制御部75は、図3に示すように、レンズ7の中心部7cと外縁部7eとを通るレンズ7の垂直断面において、三角形状形成されている。反射制御部75の突出方向の頂点部分は、発光素子41の先端部分よりも基板42の近くに位置するように形成されている。反射制御部75は、複数の発光素子41の集合体41bの外周側において、複数の外側発光素子41aの側面と対向するように形成されている。なお、反射制御部75の詳細な構造については、後述する。
凹状部76は、複数の外側発光素子41aと対向するように反射制御部75の内側に形成されており、複数の外側発光素子41aから出射された光を透過させて光の屈折を制御する。凹状部76は、出射面7bの側が上述した傾斜部72bで形成されている。凹状部76は、入射面7aの側に入射傾斜部76aを有する。
出射部72の入射面7aは、複数の外側発光素子41aから発せられ、レンズ7内に入射する光の屈折面を構成する。出射部72の入射面7aは、平坦部7a1と、入射傾斜部76aとによって形成されている。平坦部7a1は、基板42と平行になるように、あるいは、平面部72aの出射面7bと平行になるように平面状に形成されている。平坦部7a1は、複数の発光素子41と対向する位置に形成され、入射面7aが平坦状に形成されている。
入射傾斜部76aは、平坦部7a1と反射制御部75との間に形成されており、入射面7aが出射面7bの側に凹むように形成されている。入射傾斜部76aは、平坦部7a1に対して傾斜するように形成されている。入射傾斜部76aは、レンズ7の中心部7cとレンズ7の外縁部7eとの間において、外側発光素子41aの先端部41pが配置されている位置と、反射制御部75との間に形成されている。入射傾斜部76aは、レンズ7の中心部7cの側からレンズ7の外縁部7eの側に向かって、入射面7aの側から出射面7bの側に凹む凹みの深さが大きくなるように形成されている。入射傾斜部76aは、平坦部7a1と比較して、反射制御部75の側を向くように傾斜している。
ここで、外側発光素子41aから出射される光の方向であって、外側発光素子41aの先端部41pを通り、基板42に対して垂直な方向を光軸AXと定義し、入射傾斜部76aを光軸AXに沿った方向に投影した場合について考える。入射傾斜部76aは、外側発光素子41aにおいて光軸AXに対して外側の部分と重なる位置に形成されている。
(レンズ7の詳細な構造)
図4は、反射制御部75及び凹状部76の拡大図であり、凹状部76を通過する光の配光を説明する図である。図5は、反射制御部75及び凹状部76の拡大図であり、反射制御部75を通過する光の配光を説明する図である。まず、図4及び図5を用いてレンズ7の詳細な構造を説明する。
(反射制御部75の詳細な構造)
上述したように、反射制御部75は、出射部72の外縁部72eにおいて、出射部72の入射面7a側から光源モジュール4の基板42に向かって突出するように形成されており、レンズ7の垂直断面において、略三角形状形成されている。反射制御部75は、光源モジュール4の側に突出して、山状に形成されている。図4及び図5に示すように、反射制御部75の突出方向の頂点部分を構成する頂点部75aは、発光素子41の先端部分となる先端部41pよりも基板42の近くに位置するように形成されている。
レンズ7の中心部7cと外縁部7eとを通るレンズ7の垂直断面において、反射制御部75の外周側の縁部を構成する反射外縁部75bは、反射制御部75において基板42から最も離れた位置に形成されている。反射外縁部75bは、山状に形成された反射制御部75の基部を構成すると共に反射面75gの下端部に位置する。反射外縁部75bは、レンズ7の入射面7aよりもレンズ7の出射面7bの近くに位置するように形成されている。
レンズ7の中心部7cと外縁部7eとを通るレンズ7の垂直断面において、反射制御部75の内周側の縁部を構成する反射内縁部75cは、平坦部7a1よりも出射面7bの近くに位置するように形成されている。反射内縁部75cは、反射外縁部75bよりも入射面7aの側、すなわち、基板42が設置されている側に形成されている。反射外縁部75b及び反射内縁部75cは、三角形状形成された基部であり、三角形状に形成された山の麓部分である。
反射制御部75は、反射面75gと、側方入射面75hとを有する。レンズ7の中心部7cと外縁部7eとを通るレンズ7の垂直断面において、反射面75g及び側方入射面75hは三角形状に形成された山の傾斜面を形成する。レンズ7の中心部7cと外縁部7eとを通るレンズ7の垂直断面において、反射面75gは反射制御部75の外側の側面を形成し、側方入射面75hは反射制御部75の内側の側面を形成する。
(反射面75g)
反射面75gは、複数の発光素子41が実装された基板42の延びる方向と平行な方向において、側方入射面75hと対向する位置に形成されている。また、反射面75gは、頂点部75aと、反射外縁部75bとの間の部分に形成されている。反射面75gは、反射制御部75の外側の側面を構成する。反射面75gは、外側発光素子41aから出射された光を全反射させる反射面である。発光素子41から出射された光は、側方入射面75hに入射し、側方入射面75hに入射した光が屈折により反射面75gに導かれて反射面75gに当たり、反射面75gによって反射され光の進む方向の角度が変更される。
反射面75gは、複数の発光素子41の集合体41bのうち当該集合体41bの外縁部42fに配置された複数の外側発光素子41aよりも外側に位置し、複数の外側発光素子41aから出射された光を照明器具1の下方に反射する。なお、反射面75gは、複数の外側発光素子41aから出射された光だけではなく、外側発光素子41aよりも内側に配置された発光素子41から出射された光を反射してもよい。
反射面75gは、全体として、レンズ7の平坦部7a1、あるいは、基板42に対して傾斜するように形成されている。反射面75gの一方の面75g1は、基板42の側すなわち上方を向くように形成されており、レンズ7の外縁部7eの側すなわちレンズ7の外側方向を向くように形成されている。反射面75gの他方の面75g2は、出射面7bの側すなわち下方を向くように形成されており、レンズ7の中心部7cの側すなわちレンズ7の内側方向を向くように形成されている。反射面75gの他方の面75g2が、発光素子41から出射された光を出射面7bに向けて反射させる。
反射面75gは、頂点部75a及び反射外縁部75bに対して、頂点部75a及び反射外縁部75bの中央部分がレンズ7の外側に凸となるように湾曲して湾曲面を形成している。反射面75gの湾曲面は、レンズ7の中心部7cと外縁部7eとの間において、レンズ7の外縁部7eの側に凸となるように湾曲している。したがって、反射面75gの他方の面75g2で反射される光は、反射する位置によって、反射された光の進む方向が異なる。
(側方入射面75h)
側方入射面75hは、複数の外側発光素子41aの外側面と対向し、複数の外側発光素子41aから出射された光が入射する。側方入射面75hは、外側発光素子41aからの光を、効率よく反射面に導くように屈折させる角度で形成されている。側方入射面75hは、連続した曲面で構成されている。側方入射面75hは、反射制御部75の内側の側面を構成する。側方入射面75hは、頂点部75aと、反射内縁部75cとの間の部分に形成されている。側方入射面75hは、光が入射する入射面であり、発光素子41から出射された光が、側方入射面75hに入射する。側方入射面75hは、発光素子41から出射された光が入射する際に、入射する角度によって光を屈折させる。
側方入射面75hは、全体として、レンズ7の平坦部7a1、あるいは、基板42に対して傾斜するように形成されている。側方入射面75hの一方の面75h1は、基板42の側すなわち上方を向くように形成されており、レンズ7の中心部7cの側すなわちレンズ7の内側方向を向くように形成されている。側方入射面75hの他方の面75h2は、出射面7bの側すなわち下方を向くように形成されており、レンズ7の外縁部7eの側すなわちレンズ7の外側方向を向くように形成されている。
側方入射面75hは、頂点部75a及び反射内縁部75cに対して、頂点部75a及び反射外縁部75bの中央側がレンズ7の外側に凸となるように湾曲して湾曲面を形成している。側方入射面75hの湾曲面は、レンズ7の中心部7cと外縁部7eとの間において、レンズ7の中心部7cの側に凸となるように湾曲している。
(凹状部76の詳細な構造)
凹状部76は、入射面7aの側に入射傾斜部76aを有し、出射面7bの側に傾斜部72bを有する。入射傾斜部76aは、レンズ7の中心部7cとレンズ7の外縁部7eとの間において、外側発光素子41aの先端部41pが配置されている位置と、反射制御部75の反射内縁部75cとの間に形成されている。入射傾斜部76aは、平坦部7a1から反射内縁部75cに向かって、入射面7aの側から出射面7bの側に凹む凹みの深さが大きくなるように形成されている。したがって、入射傾斜部76aの平坦部7a1の側は、入射傾斜部76aの反射内縁部75cの側よりも発光素子41に近づくように形成されている。
傾斜部72bは、レンズ7の外縁部7eの側からレンズ7の中心部7cの側に向かって、出射面7bの側から入射面7aの側に凹む凹みの深さが大きくなるように形成されている。したがって、傾斜部72bの中心部7cの側は、傾斜部72bの外縁部7eの側よりも発光素子41に近づくように形成されている。
レンズ7は、入射傾斜部76aによって入射面7aに傾斜面を形成し、傾斜部72bによって出射面7bに傾斜面を形成する。レンズ7は、入射傾斜部76aの傾斜面と、傾斜部72bの傾斜面とによって、発光素子41から出射された光を屈折させる。入射傾斜部76a及び傾斜部72bの傾斜角度は、照明器具1において必要とされる配光角度によって決定される。
(屈折制御部79)
レンズ7は、凹状部76の入射傾斜部76aと、平坦部7a1とによって屈折制御部79を形成する。屈折制御部79は、複数の外側発光素子41aと対向するように反射制御部75の内側に形成されており、複数の外側発光素子41aから出射された光を透過させて光の屈折を制御する。また、屈折制御部79は、外側発光素子41aだけではなく、複数の発光素子41と対向するように反射制御部75の内側に形成されており、複数の発光素子41から出射された光を透過させて光の屈折を制御する。
屈折制御部79は、屈折制御部79の厚みが反射面75gからレンズ7の中心部7cに近づくにつれ減少するように、屈折制御部79の出射面7bが傾斜する傾斜部72bを有している。すなわち、屈折制御部79は、少なくとも一部の出射面7bの側が上述した傾斜部72bで形成されている。
屈折制御部79は、複数の外側発光素子41aと対向するように反射制御部75の内側に形成されており、複数の外側発光素子41aから出射された光を透過させて光の屈折を制御する。屈折制御部79は、複数の外側発光素子41aだけではなく、複数の発光素子41と対向するように反射制御部75の内側に形成されており、複数の発光素子41から出射された光を透過させて光の屈折を制御する。
(レンズ7の第1の光学特性)
図6は、実施の形態1に係る照明器具1において、外側発光素子41aから出射される光の角度と、レンズ7を透過する際の光の角度とを示す図である。図7は、実施の形態1に係る照明器具1において、光源である外側発光素子41aから出射される光の角度と、レンズ7から出射される光の角度との関係を示す図である。図4から図7を用いて、外側発光素子41aから出射される光の進む方向について説明する。なお、発光素子41から出射される光の方向であって、外側発光素子41aの先端部41pを通り、基板42に対して垂直な方向を光軸AXと定義する。図4から図7では、レンズ7の中心部7cに対して、光軸AXよりも外側に出射される光の進む方向について説明する。
図4から図7において、角度θ1から角度θ3は、光軸AX及び光軸AXに平行な軸に対して光の進む方向の角度である。角度θ1は、外側発光素子41aから出射された光の進む方向と、光軸AXとの間の角度である。角度θ2は、光軸AXに平行な軸と、外側発光素子41aから出射され、凹状部76の入射傾斜部76aを通過した光の進む方向との間の角度である。角度θ2aは、光軸AXに平行な軸と、外側発光素子41aから出射され、反射制御部75の側方入射面75hに入射した光の進む方向との間の角度である。角度θ2bは、光軸AXに平行な軸と、外側発光素子41aから出射され、反射制御部75の側方入射面75hに入射し、反射制御部75の反射面75gによって反射された光の進む方向との間の角度である。角度θ3は、光軸AXに平行な軸と、レンズ7の出射面7bから出射される光の進む方向との間の角度である。
図4及び図6を用いて、凹状部76の機能について説明する。凹状部76の入射傾斜部76aは、外側発光素子41aから出射される光のうち、光軸AXよりも外側へ向かう光であり、反射面75gで反射されない光80aの向きを制御する。光80aは、例えば、図6に示す角度θ1が角度10°から角度30°の光である。
図6及び図7の角度θ1が角度10°から角度30°の領域に示すように、凹状部76の入射傾斜部76aは、外側発光素子41aから出射された光の方向と比較して、入射傾斜部76aに入射した光80aが、光軸AXに対して平行に近づくように制御する。
図5及び図6を用いて、反射制御部75の機能について説明する。反射制御部75は、外側発光素子41aから出射される光のうち、光軸AXよりも外側へ向かう光であり、入射傾斜部76aに入射しない光80bの向きを制御する。光80bは、例えば、図6に示す角度θ1が角度40°から角度70°の光である。
図6及び図7の角度θ1が角度40°から角度70°の領域に示すように、反射制御部75は、外側発光素子41aから出射された光の方向と比較して、反射面75gで反射した光80bが、光軸AXに対して平行に近づくように制御する。また、角度θ1の角度40°から角度70°の領域に示すように、反射制御部75は、出射面7bから出射される光の角度θ3が、角度10°から角度30°の間に集光するように光の方向を制御する。
図8は、反射制御部75及び凹状部76の拡大図であり、外側発光素子41aから出射される光の配光を説明する図である。図9は、実施の形態1に係る照明器具1において、外側発光素子41aから出射される光の角度と、レンズ7を透過する際の光の角度とを示す図である。図10は、実施の形態1に係る照明器具1において、光源である外側発光素子41aから出射される光の角度と、レンズ7から出射される光の角度との関係を示す図である。図8から図10を用いて外側発光素子41aから出射される光であって、レンズ7の中心部7cに対して、光軸AXよりも内側から出射される光の進む方向について説明する。
図8から図10において、角度θ1から角度θ3は、光軸AX及び光軸AXに平行な軸に対して光の進む方向の角度である。角度θ1は、外側発光素子41aから出射された光の進む方向と、光軸AXとの間の角度である。角度θ2は、光軸AXに平行な軸と、外側発光素子41aから出射され、平坦部7a1の入射面7aを通過した光の進む方向との間の角度である。角度θ3は、光軸AXに平行な軸と、レンズ7の出射面7bから出射される光の進む方向との間の角度である。角度θ3は、光軸AXに平行な軸と、傾斜部72bの出射面7bから出射される光の進む方向との間の角度である。
図8に示すように、平坦部7a1の入射面7aは、外側発光素子41aから出射された光の方向と比較して、平坦部7a1の入射面7aに入射した光が、光軸AXに対して平行に近づくように制御する。また、図8に示すように、傾斜部72bの出射面7bは、平坦部7a1の入射面7aを通過した光の方向と比較して、傾斜部72bの出射面7bから出射した光が、光軸AXに対して直角に近づくように制御する。角度θ3は、角度θ1よりも小さくなる。
図8及び図9の角度θ1が角度10°から角度80°の領域に示すように、レンズ7の中心部7cに対して光軸AXよりも内側から出射される光の進む方向は、外側発光素子41aから出射された光の方向と略平行な方向に進むように制御されている。
(レンズ7による第2の光学特性)
図11は、実施の形態1に係る照明器具1の配光曲線を極座標で示した図である。図11は、実験において測定した照明器具1の配光曲線を示している。図11の光中心0を中心として縦方向は光度(cd)を表し、横方向はビームの角度(°)を示している。図11に示すように、シミュレーションでは実施の形態1に係る照明器具1の最大強度は、361.31cdである。
図12は、比較例1に係る照明器具1Lの光源ユニット2Lにおけるレンズ7Lの一部の垂直断面を概念的に示した断面図である。照明器具1Lの光源ユニット2Lは、レンズ7Lの形状が実施の形態1に係る光源ユニット2のレンズ7と異なる形状に形成されている。具体的には、光源ユニット2Lのレンズ7Lは、平板状に形成されており、実施の形態1に係る光源ユニット2のレンズ7が有している反射制御部75、凹状部76及び傾斜部72bを有していない。
図13は、比較例1に係る照明器具1Lの配光曲線を極座標で示した図である。図13は、実験において測定した比較例1に係る照明器具1Lの配光曲線を示している。図13の光中心0を中心として縦方向は光度(cd)を表し、横方向はビームの角度(°)を示している。図13に示すように、シミュレーションでは比較例1に係る照明器具1Lの最大強度は、304.7cdである。
図14は、比較例2に係る照明器具1Rの光源ユニット2Rにおけるレンズ7Rの一部の垂直断面を概念的に示した断面図である。照明器具1Rの光源ユニット2Rは、レンズ7Rの形状が実施の形態1に係る光源ユニット2のレンズ7及び比較例1のレンズ7Lと異なる形状に形成されている。具体的には、光源ユニット2Rのレンズ7Rは、平板状に形成されており、平面部72aと反射制御部75とを有しており、実施の形態1に係る光源ユニット2のレンズ7が有している凹状部76及び傾斜部72bを有していない。
図15は、比較例2に係る照明器具1Rの配光曲線を極座標で示した図である。図15は、実験において測定した比較例2に係る照明器具1Rの配光曲線を示している。図15の光中心0を中心として縦方向は光度(cd)を表し、横方向はビームの角度(°)を示している。図15に示すように、シミュレーションでは比較例2に係る照明器具1Rの最大強度は、356.71cdである。
図16は、実施の形態1に係る照明器具1、比較例1に係る照明器具1L及び比較例2に係る照明器具1Rの光の方向と光度との関係を直角座標の配光曲線で示した図である。図16の縦軸は光度(cd)を表し、横軸はビームの角度(°)を示している。図16に示すように、実施の形態1に係る照明器具1は、比較例1に係る照明器具1L及び比較例2に係る照明器具1Rと比較して45°以下の角度において、光度が大きくなっている。したがって、実施の形態1に係る照明器具1は、比較例1に係る照明器具1L及び比較例2に係る照明器具1Rと比較して照明器具1の直下の方向における光度を大きくすることができ、高効率を図ることができる。
図17は、実施の形態1に係る照明器具1、比較例1に係る照明器具1L及び比較例2に係る照明器具1Rの光束比の比較を示す図である。図17は、実施の形態1に係る照明器具1、比較例1に係る照明器具1L及び比較例2に係る照明器具1Rの、0°から45°の角度における光束量と、50°から90°の角度における光束量との比較を示している。
比較例1に係る照明器具1Lは、0°から45°の角度における光束の割合が46.5%であり、比較例2に係る照明器具1Rは、0°から45°の角度における光束の割合が49.4%である。したがって、比較例1に係る照明器具1L及び比較例2に係る照明器具1Rは、0°から45°の角度における光束の割合が、50°から90°の角度における光束の割合よりも小さい。すなわち、比較例1に係る照明器具1L及び比較例2に係る照明器具1Rは、0°から45°の角度における光束量が、50°から90°の角度における光束量よりも小さい。
これに対して、実施の形態1に係る照明器具1は、0°から45°の角度における光束の割合が50.3%である。したがって、実施の形態1に係る照明器具1は、0°から45°の角度における光束の割合が、50°から90°の角度における光束の割合よりも大きい。すなわち実施の形態1に係る照明器具1は、0°から45°の角度における光束量が、50°から90°の角度における光束量よりも大きい。
図17に示すように、実施の形態1に係る照明器具1は、比較例1に係る照明器具1L及び比較例2に係る照明器具1Rと比較して45°以下の角度において、50°から90°の角度に対する光束の割合が大きくなっている。したがって、実施の形態1に係る照明器具1は、比較例1に係る照明器具1L及び比較例2に係る照明器具1Rと比較して照明器具1の直下の方向における光束の割合を大きくすることができ、高効率を図ることができる。
図16及び図17に示すように、実施の形態1に係る照明器具1は、比較例1に係る照明器具1L及び比較例2に係る照明器具1Rと比較して照明器具1の直下の方向における光度を大きくすることができると共に、光束の割合を大きくすることができる。したがって、実施の形態1に係る照明器具1は、比較例1に係る照明器具1L及び比較例2に係る照明器具1Rと比較して高効率を図ることができる。
(光源ユニット2及び照明器具1の作用効果)
光源ユニット2は、光源モジュール4とレンズ7とを有し、レンズは、反射制御部75と、屈折制御部79と、を有する。屈折制御部79は、屈折制御部79の厚みが反射制御部75からレンズ7の中心部7cに近づくにつれ減少するように、屈折制御部79の出射面7bが傾斜する傾斜部72bを有している。光源ユニット2は、当該構成を備えることで、光の屈折と反射とを制御し、光源ユニット2の直下方向に向かう光の量を増やすことができ、効果的に床面の照度を上げることができる。従って、光源ユニット2は、複数の発光素子41毎に複数のレンズを対向させる必要がなく、小型化、且つ、軽量化を図っても快適性の高い高効率な光源ユニット2及び照明器具1を提供することができる。
また、レンズ7が、反射制御部75と、屈折制御部79と、を有し、屈折制御部79が傾斜部72bを有することで、複数の発光素子41の全てに個別にレンズ等の配光制御を設けるよりも光源ユニット2及び照明器具1の軽量化を計ることができる。また、光源モジュール4の発光素子41の配置を変更したとしてもこのレンズ7を利用することによって、容易に光源ユニット2及び照明器具1の配光制御を行うことができる。
また、反射制御部75は、側方入射面75hと、側方入射面75hと対向する位置に形成された反射面75gとを有する。光源ユニット2は、当該構成を有することによって、発光素子41から出射された光を光源ユニット2及び照明器具1の下方に向かうように制御することができ、レンズ7から出射される光の幅と角度とを制御することができる。また、光源ユニット2は、側方入射面75hによって、複巣の発光素子41から発光される光の屈折を制御することができる。
また、側方入射面75hは、反射制御部75の内側の側面を構成し、少なくとも一部が外側に凸となるように湾曲面で構成されており、反射面75gは、反射制御部75の外側の側面を構成し、外側に凸となるように湾曲面で構成されている。光源ユニット2は、当該構成を有することによって、発光素子41から出射された光を光源ユニット2及び照明器具1の下方に向かうように制御することができ、レンズ7から出射される光の幅と角度とを制御することができる。
また、反射制御部75は、頂点部分を構成する頂点部75aが外側発光素子41aの先端部分である先端部41pよりも基板42の近くに位置するように形成されている。また、反射制御部75は、反射制御部75の基部を構成すると共に反射面75gの下端部に位置する反射外縁部75bがレンズ7の入射面7aよりもレンズ7の出射面7bの近くに位置するように形成されている。光源ユニット2は、当該構成を有することによって、反射面75gによって反射される光の量を増やすことができ、レンズ7から出射され下方に向かう光の量を増やすことができる。
また、屈折制御部79は、入射傾斜部76aを有する。そして、入射傾斜部76aは、外側発光素子41aにおいて光軸AXに対して外側の部分と重なる位置に形成されている。光源ユニット2は、当該構成を有することによって、外側発光素子41aの光軸AXより外側の光を、光軸AXと平行な方向に近づくように制御することができる。また、光源ユニット2は、当該構成を有することによって、外側発光素子41aの光軸AXより内側の光を、外側発光素子41aから出射された光の方向と略平行な方向に進むように制御することができる。その結果、光源ユニット2は、当該構成を備えることで、光源ユニット2の直下方向に向かう光の量を増やすことができ、効果的に床面の照度を上げることができる。
また、屈折制御部79は、平坦部7a1を有する。光源ユニット2は、当該構成を有することによって、レンズ7から出射される光を、中央側に位置する発光素子41から出射された光の方向と略平行な方向に進むように制御することができる。光源ユニット2は、平坦部7a1と、入射傾斜部76aとによって、複数の発光素子41から発光される光の屈折を制御することができる。
また、レンズ7は、平面部72aと傾斜部72bとを有する。光源ユニット2及び照明器具1は、このようにレンズ7の厚みを減少させることにより、軽量化を図りつつ、効果的に床面の照度を上げることができる。従って、光源ユニット2は、小型軽量で快適性の高い高効率な照明器具1を提供することができる。
実施の形態2.
図18は、実施の形態2に係る照明器具1を説明する斜視図である。図19は、変形例の光源モジュール4を説明する斜視図である。図1は、光源モジュール4の構成を説明するためレンズ7の記載を省略している。なお、実施の形態1の照明器具1及び光源ユニット2と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。実施の形態2に係る照明器具1を用いて、光源の数の違いによる光学特性の違いを説明する。
光源モジュール4は、基板42の中心側に配置された発光素子41の数の割合と、基板42の外周側に配置された発光素子41の数の割合とが異なる複数の基板42を有し、照明器具の設置環境によって複数の基板42が選択的に使用される。照明器具1の設置環境は、例えば、照明器具1が設置される高さ、あるいは、照明器具1の設置間隔等である。
例えば、図18に示す光源モジュール4の基板42aは、330粒の発光素子41を有している。光源モジュール4の基板42aは、発光素子41が環状に配置されており、環状に配置された発光素子41が9つの輪を形成するように構成されている。図19に示す光源モジュール4の基板42bは、192粒の発光素子41を有している。光源モジュール4の基板42bは、発光素子41が環状に配置されており、環状に配置された発光素子41が7つの輪を形成するように構成されている。なお、以下の説明では、基板42a及び基板42bの総称として基板42を使用する場合がある。
図20は、光源モジュール4の光源数の関係を説明する図である。図20(a)は、330粒の発光素子41を有する基板42aの光源を説明する図である。図20(a)に示す周数は、環状に配置された発光素子41によって形成された9つの輪の番号であって、9つの輪の位置によって、内側から外側に向かって付された番号である。図20(b)は、192粒の発光素子41を有する基板42bの光源を説明する図である。図20(b)に示す周数は、環状に配置された発光素子41によって形成された7つの輪の番号であって、7つの輪の位置によって、内側から外側に向かって付された番号である。
図20(a)及び図20(b)に示す内径R(mm)は、発光素子41の各輪の位置の内径を示している。図20(a)及び図20(b)に示すLED数は、各輪の円周上に配置されている発光素子41の数である。図20(a)及び図20(b)に示す(周上光源数/全光源数)は、全光源数に対する各輪の円周上に配置されている発光素子41の数の割合を示している。なお、最外周の円周上に配置されている発光素子41は、外側発光素子41aである。
基板42aと基板42bは、全光源数に対する複数の外側発光素子41aの数の割合が異なっている。図20に示すように、基板42aは、全光源数に対する外側発光素子41aの数の割合が18.8%であるのに対し、基板42bは、全光源数に対する外側発光素子41aの数の割合が25.5%である。
図21は、330粒の発光素子41を有する基板42aを備えた照明器具1及び192粒の発光素子41を有する基板42bを備えた照明器具1の光の方向と光度との関係を直角座標の配光曲線で示した図である。
図21に示すように、192粒の発光素子41を有する照明器具1の光度の最大強度は、330粒の発光素子41を有する照明器具1の光度の最大強度よりも大きくなっている。また、図21に示すように、192粒の発光素子41を有する照明器具1は、330粒の発光素子41を有する照明器具1と比較して30°以下の角度において、光度が大きくなっている。したがって、192粒の発光素子41を有する照明器具1は、330粒の発光素子41を有する照明器具1と比較して照明器具1の直下の方向における光度を大きくすることができ、高効率を図ることができる。
したがって、照明器具1は、全光源数に対する最外周の円周上に配置されている光源の数の割合が高い場合の方が、全光源数に対する最外周の円周上に配置されている光源の数の割合が低い場合よりも照明器具1の直下の方向における光度を大きくすることができる。
(光源ユニット2及び照明器具1の作用効果)
一般的に照明器具の配光特性は、一概に優れた仕様があるわけではない。照明器具は、例えば高さあるいは設置間隔等、設置環境によって都合の良い配光は変化する。そのため、一般的に照明器具は、同じような明るさの状態を作り出すために幾つかの配光特性の器具が用意されている。
光源ユニット2及び照明器具1は、基板42の変更に伴い、光源モジュール4の中心側と外周側との発光素子41の配置数の割合を変えることによって、光源ユニット2及び照明器具1の配光を変更することができる。例えば、光源ユニット2及び照明器具1は、光源ユニット2において、光源モジュール4の外側に対して光源モジュール4の中心側の発光素子41の配置数の割合を高くすると、光が平面部72aを透過すること等によって、発光素子41がもつ配光特性の要素が強くなる。光源ユニット2及び照明器具1は、光源ユニット2において、光源モジュール4の中心側に対して光源モジュール4の外側の発光素子41の配置数の割合を高くすると、反射制御部75及び屈折制御部79等の上記の作用によって、レンズ7の配光制御による配光特性の要素が強くなる。
また、光源ユニット2及び照明器具1は、光源モジュール4の中心側と外周側との発光素子41の割合を保ちながら発光素子41の粒数を減らした基板42を用いることによって、配光を維持しながら、出力(明るさ)の違う照明器具1を用意することができる。
また、光源ユニット2及び照明器具1は、レンズ7を有することによって、モデルチェンジの際に新規で金型を作り直すことなく、微小な光源数の変動に対応できる。また、光源ユニット2及び照明器具1は、レンズ7を有することによって、発光素子41の性能が向上したときには、出力を維持しながら発光素子41の数を減らすことができる。
また、光源モジュール4が有する複数の基板42は、全光源数に対する複数の外側発光素子41aの数の割合が異なる。光源ユニット2及び照明器具1は、当該構成を有することによって、上述したように全光源数に対する最外周の円周上に配置されている光源の数の割合によって照明器具1の直下の方向における光度を変更することができる。
以上、実施の形態1及び2について説明したが、これらの実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。また、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。その他、これらの実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、可能な限りどのように組み合わせて実施しても構わない。なお、上記の実施の形態は、あくまで例示であって、その適用や用途の範囲を制限することを意図するものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
1 照明器具、1L 照明器具、1R 照明器具、2 光源ユニット、2L 光源ユニット、2R 光源ユニット、3 アーム、4 光源モジュール、5 電源装置、6 支持金具、7 レンズ、7L レンズ、7R レンズ、7a 入射面、7a1 平坦部、7b 出射面、7c 中心部、7e 外縁部、8 ヒートシンク、10 器具本体、20 ベース部、21 放熱フィン、22 天板部、41 発光素子、41a 外側発光素子、41b 集合体、41f 外縁部、41p 先端部、42 基板、42c 中心部、42e 縁部、42f 外縁部、43 内部配線、44 コネクタ、71 ねじ、72 出射部、72a 平面部、72b 傾斜部、72e 外縁部、75 反射制御部、75a 頂点部、75b 反射外縁部、75c 反射内縁部、75g 反射面、75g1 面、75g2 面、75h 側方入射面、75h1 面、75h2 面、76 凹状部、76a 入射傾斜部、79 屈折制御部、80a 光、80b 光、AX 光軸、R 内径、RC 円形、T 厚さ、TI 厚さ、TO 厚さ、θ1 角度、θ2 角度、θ2a 角度、θ2b 角度、θ3 角度。

Claims (10)

  1. 複数の発光素子と前記複数の発光素子が実装された基板とを有する光源モジュールと、
    前記複数の発光素子を覆うように前記複数の発光素子の光が出射される方向に配設され、前記複数の発光素子から出射された光の配光を制御するレンズと、
    を備え、
    前記レンズは、
    前記複数の発光素子の集合体のうち当該集合体の外縁部に配置された複数の外側発光素子よりも外側に配置され、前記複数の外側発光素子から出射された光を下方に反射する反射制御部と、
    前記複数の発光素子と対向するように前記反射制御部の内側に形成されており、前記複数の発光素子から出射された光を透過させて光の屈折を制御して出射する屈折制御部と、
    を有し、
    前記屈折制御部は、
    前記屈折制御部の厚みが前記反射制御部から前記レンズの中心部に近づくにつれ減少するように、前記屈折制御部の出射面が傾斜する傾斜部を有している光源ユニット。
  2. 前記反射制御部は、
    前記光源モジュールの側に突出して、山状に形成されており、
    前記反射制御部は、
    前記複数の外側発光素子から出射された光を全反射させる反射面と、
    前記複数の外側発光素子の外側面と対向し、前記複数の外側発光素子から出射された光を前記反射面に導くように屈折させる側方入射面と、
    を有する請求項1に記載の光源ユニット。
  3. 前記反射制御部は、
    前記レンズの中心部と外縁部との間の垂直断面において、三角形状に形成されており、
    前記側方入射面は、
    前記反射制御部の内側の側面を構成し、少なくとも一部が外側に凸となるように湾曲面で構成されており、
    前記反射制御部は、
    前記反射制御部の外側の側面を構成し、外側に凸となるように湾曲面で構成されている請求項2に記載の光源ユニット。
  4. 前記反射制御部は、
    頂点部分を構成する頂点部が前記外側発光素子の先端部分よりも前記基板の近くに位置するように形成されており、基部を構成すると共に前記反射面の下端部に位置する反射外縁部が前記レンズの入射面よりも前記レンズの出射面の近くに位置するように形成されている請求項2又は3に記載の光源ユニット。
  5. 前記屈折制御部は、
    前記複数の発光素子と対向する位置に形成され、入射面が平坦状に形成されている平坦部と、
    前記平坦部と前記反射制御部との間に形成されており、入射面が出射面の側に凹むように形成されている入射傾斜部と、
    によって形成されており、
    前記入射傾斜部は、
    前記平坦部から前記反射制御部の側に向かって、入射面の側から出射面の側に凹む凹みの深さが大きくなるように傾斜した傾斜面として形成されている請求項2から4のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  6. 前記外側発光素子から出射される光の方向であって、前記外側発光素子の先端部を通り、前記基板に対して垂直な方向を光軸と定義し、前記入射傾斜部を前記光軸に沿った方向に投影した場合に、
    前記入射傾斜部は、
    前記外側発光素子において前記光軸に対して外側の部分と重なる位置に形成されている請求項5に記載の光源ユニット。
  7. 前記レンズは、
    入射面と出射面との間の厚さが一定の厚さに形成された平面部を更に有し、
    前記平面部は、
    前記傾斜部よりも前記レンズの中心部の側に形成されている請求項1から6のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  8. 前記光源モジュールは、
    前記基板の中心側に配置された前記発光素子の数の割合と、前記基板の外周側に配置された前記発光素子の数の割合とが異なる複数の前記基板を有し、照明器具の設置環境によって複数の前記基板が選択的に使用される請求項1から7のいずれか1項に記載の光源ユニット。
  9. 複数の前記基板は、
    全光源数に対する前記複数の外側発光素子の数の割合が異なる請求項8に記載の光源ユニット。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の光源ユニットと、
    前記光源ユニットが取り付けられる器具本体と、
    前記器具本体に取り付けられ、前記器具本体を被取付部に取り付けるためのアームと、
    を備えた照明器具。
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