JP2022029233A - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2022029233A
JP2022029233A JP2020132470A JP2020132470A JP2022029233A JP 2022029233 A JP2022029233 A JP 2022029233A JP 2020132470 A JP2020132470 A JP 2020132470A JP 2020132470 A JP2020132470 A JP 2020132470A JP 2022029233 A JP2022029233 A JP 2022029233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
holding member
accommodating
temperature sensor
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020132470A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7161114B2 (ja
Inventor
亮太 中井
Ryota Nakai
義友 塚
Yoshitomo Tsuka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2020132470A priority Critical patent/JP7161114B2/ja
Publication of JP2022029233A publication Critical patent/JP2022029233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7161114B2 publication Critical patent/JP7161114B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

【課題】収容領域内で温度センサを保持できるようにする。【解決手段】圧縮機(10)は、保持部材(100)を備える。保持部材(100)は、圧縮機構(40)を収容するケーシング(20)の外面(28)に接して前記ケーシング(20)に固定される固定部(110)と、前記ケーシング(20)の外面(28)から離間しつつ、前記固定部(110)から延びる形状を有し、前記ケーシング(20)の温度を検出する温度センサ(90)を収容する収容領域(R)を形成する収容部(120)とを含む。【選択図】図1

Description

本開示は、圧縮機に関するものである。
従来、圧縮機構を収容するケーシングと、ケーシングの温度を検出する温度センサとを備えた圧縮機が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の圧縮機において、温度センサは、ケーシングの外面に設けられた保持構造によりケーシングの外面上で保持される。保持構造は、センサ取付板を有する。センサ取付板は、板状の形状を有し、ケーシングの外面に沿うようにしてケーシングの外面に設けられる。センサ取付板には、ケーシングの外面と対向する貫通孔が形成される。貫通孔の内側には、温度センサを収容するための収容領域が形成される。収容領域の縁部には、ケーシングの外面と温度センサ取付板との段差である段差部が形成される。段差部は、センサ取付板の板厚分の高さを有する。段差部は、温度センサが収容領域の外へ移動することを抑制する。
特開2020-002926号公報
しかし、段差部がセンサ取付板の板厚分の高さしか有しないため、温度センサが、段差部を超えてセンサ取付板上に乗り上げることで、収容領域の外へ移動する可能性があった。
本開示の目的は、収容領域内で温度センサを保持できるようにすることにある。
本開示の第1の態様は、圧縮機(10)を対象とする。圧縮機(10)は、保持部材(100)を備える。保持部材(100)は、圧縮機構(40)を収容するケーシング(20)の外面(28)に接して前記ケーシング(20)に固定される固定部(110)と、前記ケーシング(20)の外面(28)から離間しつつ、前記固定部(110)から延びる形状を有し、前記ケーシング(20)の温度を検出する温度センサ(90)を収容する収容領域(R)を形成する収容部(120)とを含む。
第1の態様では、収容部(120)がケーシング(20)の外面(28)から離間しているので、収容領域(R)に収容される温度センサ(90)に対してケーシング(20)の外面(28)から離間した場所で収容部(120)を接触させることができる。これにより、収容領域(R)内で温度センサ(90)を保持できる。
本開示の第2の態様は、上記第1の態様において、前記保持部材(100)の前記収容部(120)は、それぞれが前記固定部(110)から同じ方向に延びる第1部分(121)及び第2部分(122)を含み、前記第1部分(121)と前記第2部分(122)との間には、前記収容領域(R)が形成される。
第2の態様では、収容領域(R)に収容された温度センサ(90)の移動を、第1部分(121)と第2部分(122)の両方によって規制できる。
本開示の第3の態様は、上記第2の態様において、前記収容領域(R)は、前記第1部分(121)及び前記第2部分(122)の各々の延伸方向(X)の先端側において開放される。
第3の態様では、収容領域(R)における開放された個所から収容領域(R)に温度センサ(90)を容易に設置できる。
本開示の第4の態様は、上記第2の態様において、前記保持部材(100)の前記収容部(120)は、前記収容領域(R)を挟んで前記固定部(110)の反対側に位置し、前記第1部分(121)及び前記第2部分(122)の各々の延伸方向(X)の先端部(121a)(122a)を互いに連結する第3部分(123)をさらに含む。
第4の態様では、温度センサ(90)が収容領域(R)の外へ移動することを第3部分(123)により効果的に抑制できる。
本開示の第5の態様は、上記第1~第4の態様のいずれか1つにおいて、前記ケーシング(20)の外部には、前記温度センサ(90)に電力を供給する電源部(140)が設置され、前記ケーシング(20)の外面(28)は、前記電源部(140)寄りに位置する電源部寄り領域(28d)を含み、前記保持部材(100)が前記電源部寄り領域(28d)内に設置される。
第5の態様では、作業者による温度センサ(90)の設置作業の困難性を緩和することができる。
本開示の第6の態様は、上記第1~第5の態様のいずれか1つにおいて、前記保持部材(100)の前記収容部(120)は、前記ケーシング(20)の外面(28)のうち曲面である部分(28a)、又は前記収容部(120)の延伸方向(X)に対して傾斜する傾斜面である部分(28b)と対向する。
第6の態様では、曲面である部分(28a)、又は、傾斜面である部分(28b)を利用することで、ケーシング(20)の外面(28)から収容部(120)を容易に離間させることができる。
本開示の第7の態様は、上記第6の態様において、前記曲面である部分(28a)及び前記傾斜面である部分(28b)の各々は、前記延伸方向(X)に対して下方側へ傾く。
第7の態様では、ケーシング(20)の外面(28)の塗装時に、余分な塗料を、収容領域(R)に溜まらないように、曲面である部分(28a)又は傾斜面である部分(28b)伝いに流動させることができる。
本開示の第8の態様は、上記第1~第7の態様のいずれか1つにおいて、前記保持部材(100)は、前記収容領域(R)に配置された前記温度センサ(90)を前記ケーシング(20)の外面(28)に押し付ける押付部材(130)をさらに備える。
第8の態様では、押付部材(130)により温度センサ(90)をケーシング(20)の外面(28)に押し付けることができる。
本開示の第9の態様は、上記第8の態様において、押付部材(130)は、固定部(110)と一体に形成される。
第9の態様では、保持部材(100)の部品点数を低減できる。
本開示の第10の態様は、上記第8又は第9の態様において、収容部(120)の延伸方向(X)に対して垂直な間隔方向(Y)において、押付部材(130)の中央部の位置(130Y)は、収容領域(R)の中央部の位置(RY)から離間している。
第10の態様では、温度センサ(90)における中央部から間隔方向(Y)にズレた部分を、押付部材(130)によりケーシング(20)の外面(28)に押し付けることができる。
図1は、本発明の実施形態1に係るスクロール型圧縮機の斜視図である。 図2は、スクロール型圧縮機の断面図である。 図3は、保持部材がケーシングに設置された状態を示す平面図である。 図4は、保持部材の斜視図である。 図5は、保持部材の側面図である。 図6は、実施形態2の保持部材を示す側面図である。 図7は、実施形態3の保持部材を示す側面図である。 図8は、実施形態4の保持部材を示す側面図である。 図9は、保持部材の設置場所の一例を示す平面図である。 図10は、収容領域に対する押付部材の位置の一例を示す平面図である。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付し、詳細な説明及びそれに付随する効果等の説明は繰り返さない。
《実施形態1》
図1及び図2を参照して、本発明の圧縮機の一例であるスクロール型圧縮機(10)について説明する。図1は、本発明の実施形態1に係るスクロール型圧縮機(10)の斜視図である。図2は、本発明の実施形態1に係るスクロール型圧縮機(10)の断面図である。スクロール型圧縮機(10)(以下、単に圧縮機(10)と記載することがある)は、蒸気圧縮式冷凍サイクルの冷媒回路(図示せず)に設けられ、作動流体である冷媒を圧縮するものである。冷媒回路では、圧縮機(10)で圧縮した冷媒が、凝縮器で凝縮し、減圧機構で減圧され、蒸発器で蒸発し、圧縮機(10)に吸入される。
図1及び図2に示すように、圧縮機(10)は、ケーシング(20)と、ケーシング(20)に収納された電動機(30)及び圧縮機構(40)とを備えている。ケーシング(20)は、縦長の円筒状に形成され、密閉ドームに構成されている。
電動機(30)は、ケーシング(20)に固定された固定子(31)と、固定子(31)の内側に配置された回転子(32)とを備えている。回転子(32)の軸心部には、駆動軸(11)が貫通して固定される。電動機(30)は、インバータ装置を介して電源に接続され、回転数(運転周波数)が可変に構成される。
ケーシング(20)は、その内部が高圧冷媒で満たされる高圧ドーム式に構成される。ケーシング(20)の胴部(21)は、上下両端部が開口する筒状に形成される。ケーシング(20)の上部(22)は、椀状に形成され、胴部(21)の下端部の開口を覆うようにして、胴部(21)の上端部に固定(溶接)されている。ケーシング(20)の底部(23)は、椀状に形成され、胴部(21)の上端部の開口を覆うようにして、胴部(21)の下端部に固定(溶接)されている。
ケーシング(20)の底部(23)には、潤滑油が貯留される油溜部(24)が形成される。油溜部(24)の潤滑油には、ケーシング(20)内の高圧冷媒の圧力が作用する。ケーシング(20)の胴部(21)には、吐出管(13)が接続し、ケーシング(20)の上部(22)には、吸入管(12)及びインジェクション管(81)が接続している。また、ケーシング(20)の胴部(21)には、電動機(30)の上方に位置するハウジング(50)と、該ハウジング(50)の上方に位置する圧縮機構(40)とが固定される。
駆動軸(11)は、ケーシング(20)の軸心に沿って上下方向に延びている。駆動軸(
11)は、主軸部(14)と、該主軸部(14)の上端に形成される偏心部(15)とを有している。主軸部(14)の下部は、下部軸受(25)によって回転自在に支持される。主軸部(14)の上部は、上部軸受(51)によって回転自在に支持される。
駆動軸(11)の下端部には、油ポンプ(11a)が連結される。油ポンプ(11a)は、油溜部(24)の油を上方へ搬送する。この油は、駆動軸(11)の給油路(16)を経由して、各軸受(22,51)や圧縮機構(40)の各摺動部へ供給される。
ハウジング(50)は、ケーシング(20)の胴部(21)に固定される。これにより、ケーシング(20)の内部は、ハウジング(50)の下側の下部空間(27)と、該ハウジング(50)の上側の上部空間(26)とに区画される。下部空間(27)には電動機(30)が収容され、上部空間(26)には圧縮機構(40)が収容される。ハウジング(50)は、外周部に環状部(52)が形成され、中央部の上部に凹部(53)が形成される。
圧縮機構(40)は、ハウジング(50)の上側に設置される固定スクロール(60)と、該固定スクロール(60)とハウジング(50)の間に設けられる可動スクロール(70)とを有している。圧縮機構(40)では、固定スクロール(60)のラップ(62)と、可動スクロール(70)のラップ(72)とが互いに歯合し、両者のラップ(62,72)の間に圧縮室(41)が形成される。
固定スクロール(60)は、鏡板(61)と、該鏡板(61)の正面に形成された渦巻き状(インボリュート状)のラップ(62)とを備えている。鏡板(61)は、外周側に位置してラップ(62)と連続的に形成された外周壁(63)を備えている。固定スクロール(60)のラップ(62)の先端面と外周壁(63)の先端面とは略面一に形成されている。
可動スクロール(70)は、鏡板(71)と、該鏡板(71)の正面に形成された渦巻き状(インボリュート状)のラップ(72)と、鏡板(71)の背面中心部に形成されたボス部(73)とを備えている。そして、ボス部(73)の内側空間(73a)には、駆動軸(11)の偏心部(15)が挿入されて駆動軸(11)が連結される。
可動スクロール(70)は、ラップ(72)が固定スクロール(60)のラップ(62)に噛合するように配設されている。そして、固定スクロール(60)と可動スクロール(70)との両ラップ(62,72)の接触部の間に圧縮室(41)が形成される。
固定スクロール(60)の外周壁(63)には、吸入ポート(63a)が形成され、この吸入ポート(63a)に吸入管(12)の流出端が接続されている。また、固定スクロール(60)の鏡板(61)の中央には吐出口(65)が形成される。また、固定スクロール(60)の背面には、吐出口(65)が開口する高圧チャンバ(66)が形成される。高圧チャンバ(66)には、吐出口(65)を開閉する吐出弁(67)が設けられる。吐出弁(67)は、圧縮室の吐出圧力が所定値を越えると、吐出口(65)を開放するリード弁で構成される。また、固定スクロール(60)及びハウジング(50)には、高圧チャンバ(66)の吐出冷媒を下部空間(27)側へ送る冷媒通路(図示省略)が形成される。つまり、下部空間(27)は、冷媒の吐出圧力に対応する高圧雰囲気となる。
ハウジング(50)の環状部(52)の上側には、可動スクロール(70)の自転阻止部材(46)が形成される。自転阻止部材(46)は、例えば、オルダム継手で構成される。自転阻止部材(46)であるオルダム継手は、ハウジング(50)の環状部(52)の上面に設けられ、可動スクロール(70)の鏡板(71)とハウジング(50)に摺動自在に嵌め込まれる。
スクロール型圧縮機(10)は、中間圧導入路(80)を有している。中間圧導入路(80)は、インジェクション管(81)と、インジェクションポート(82)とによって構成される。インジェクション管(81)は、固定スクロール(60)の鏡板(61)を軸方向に貫通し、インジェクションポート(82)に連通している。つまり、中間圧導入路(80)は、圧縮機構(40)の圧縮途中の圧縮室(41)に連通している。インジェクション管(81)には、逆止弁(図示省略)が設けられる。逆止弁は、インジェクション管(81)から圧縮室(41)への冷媒の流れを許容し、圧縮機構(40)の圧縮室(41)からインジェクション管(81)側への冷媒の流れを禁止する逆流防止機構を構成する。
圧縮機(10)は、温度センサ(90)と、保持部材(100)とをさらに備える。
温度センサ(90)は、ケーシング(20)の温度を検出するセンサである。温度センサ(90)は、接触式の温度センサであり、例えば、サーミスタである。実施形態1では、温度センサ(90)は、円柱状の形状を有する。温度センサ(90)は、検出したケーシング(20)の温度(実質的には、ケーシング(20)内を流れる冷媒の温度)を、有線又は無線により、圧縮機(10)の運転を制御する制御部(図示せず)に送るように構成されている。
保持部材(100)は、温度センサ(90)をケーシング(20)の外面(28)と接する状態に保持する。保持部材(100)の詳細な説明は後述する。
圧縮機(10)の動作について説明する。
電動機(30)に電力が供給されると、圧縮機構(40)の可動スクロール(70)が回転駆動する。可動スクロール(70)は、自転阻止部材(46)によって自転を防止されるため、駆動軸(11)の軸心を中心として偏心運動を行う。可動スクロール(70)の偏心運動に伴い、圧縮室(41)の容積が中心に向かって収縮する。これにより、吸入管(12)の低圧冷媒が吸入ポート(63a)より圧縮室(41)に流入し、該圧縮室(41)で圧縮される。圧縮室(41)で圧縮された冷媒は、吐出口(65)を介して高圧チャンバ(66)に吐出される。高圧チャンバ(66)の高圧のガス冷媒は、固定スクロール(60)及びハウジング(50)の通路を介して下部空間(27)に流れる。下部空間(27)の冷媒は、吐出管(13)を介して、ケーシング(20)の外部へ吐出される。
圧縮機(10)の運転時には、下部空間(27)の内部が高圧の圧力状態に保持され、油溜部(24)の潤滑油に高圧が作用する。油溜部(24)の潤滑油は、駆動軸(11)の給油路(16)の下端から上端に向かって流れ、駆動軸(11)の偏心部(15)の上端開口から可動スクロール(70)のボス部(73)の内側空間(73a)に流出する。ボス部(73)に供給された油は、ボス部(73)と駆動軸(11)の偏心部(15)との間の摺動面を潤滑する。
図3~図5を参照して、保持部材(100)について説明する。図3は、保持部材(100)がケーシング(20)に設置された状態を示す平面図である。ケーシング(20)の平面図は、言い換えれば、ケーシング(20)の軸方向からケーシング(20)を見た図である。ケーシング(20)の軸方向は、ケーシング(20)の胴部(21)(図2参照)の上下両端の各開口の中心を通る仮想線が延びる方向である。図4は、保持部材(100)の斜視図である。図5は、保持部材(100)の側面図である。
図3~図5に示すように、保持部材(100)は、例えば、金属製の部材である。保持部材(100)は、固定部(110)と、収容部(120)とを含む。
固定部(110)は、ケーシング(20)の外面(28)と接触する接触部(111)を有する。実施形態1では、接触部(111)は、固定部(110)の縁部に形成される。固定部(110)の接触部(111)がケーシング(20)の外面(28)に接触した状態で溶接されることで、固定部(110)がケーシング(20)の外面(28)に固定される。なお、固定部(110)において、ケーシング(20)の外面(28)と接触して溶接される箇所については特に限定されない。
収容部(120)は、第1部分(121)と、第2部分(122)とを有する。第1部分(121)及び第2部分(122)の各々は、ケーシング(20)の外面(28)から離間しつつ、固定部(110)から延びる形状を有する。第1部分(121)及び第2部分(122)の各々と、ケーシング(20)の外面(28)との間には、空所(S)が形成される。
第1部分(121)及び第2部分(122)は、固定部(110)から同じ方向に延びる。以下では、第1部分(121)及び第2部分(122)の各々が固定部(110)から延びる方向を延伸方向(X)と記載することがある。
第1部分(121)と第2部分(122)とは、間隔方向(Y)に沿って互いに間隔を空けて配置される。間隔方向(Y)は、延伸方向(X)に対して垂直な方向である。
第1部分(121)と、第2部分(122)との間には、収容領域(R)が形成される。収容領域(R)は、温度センサ(90)を収容するための領域である。第1部分(121)と第2部分(122)とは、収容領域(R)を介して互いに平行に配置される。
実施形態1では、収容部(120)(第1部分(121)及び第2部分(122)の各々)は、1.0mm以上の板厚を有する略板状の部材である。これにより、収容領域(R)に温度センサ(90)を設置する際に、収容部(120)が変形することを抑制できる。
図4に示すように、収容領域(R)は、開放部(R1)を含む。開放部(R1)は、第1部分(121)の延伸方向(X)の先端部(121a)と、第2部分(122)の延伸方向(X)の先端部(122a)との間に形成される空所である。
第1部分(121)及び第2部分(122)の各々の延伸方向(X)の先端側において、収容領域(R)が開放部(R1)により開放される。
図3及び図5に示すように、保持部材(100)は、ケーシング(20)の外面(28)のうち、曲面となる曲面部分(28a)に設けられる。保持部材(100)の収容部(120)(第1部分(121)及び第2部分(122))は、曲面部分(28a)と対向する。曲面部分(28a)は、延伸方向(X)に向かって下方に湾曲している。
実施形態1では、ケーシング(20)の上部(22)の外面(28)上において、保持部材(100)と吸入管(12)とが、互いに反対方向側に離間して配置される。具体的には、ケーシング(20)の上部(22)の外面(28)上において、保持部材(100)が延伸方向(X)側に配置されるのに対し、吸入管(12)が延伸方向(X)とは反対方向側に配置される。これにより、保持部材(100)が吸入管(12)から離間した場所に設置される。これによると、保持部材(100)の収容領域(R)に設置される温度センサ(90)が吸入管(12)の影響を受けることが抑制されるので、温度センサ(90)によるケーシング(20)の温度の検出精度が低下することを抑制できる。吸入管(12)の影響は、吸入管(12)の近傍では他の場所に比べてケーシング(20)の温度が低くなることで、温度センサ(90)の計測値の誤差が大きくなることを示す。
保持部材(100)は、押付部材(130)をさらに含む。押付部材(130)は、差込部(131)と、センサ覆い部(132)とを有する。差込部(131)は、平坦な板状の形状を有し、固定部(110)に形成された取付部(112)に差し込まれて、例えば、カシメによって固定部(110)に固定されている。センサ覆い部(132)は、差込部(131)に連続して形成された湾曲板状の部分である。センサ覆い部(132)は、温度センサ(90)を外周面を覆うように構成されている。センサ覆い部(132)は、温度センサ(90)の外周面に沿った円弧状に湾曲していることが好ましい。センサ覆い部(132)は、弾性変形する。
第1部分(121)と第2部分(122)との間で、かつ、センサ覆い部(132)とケーシング(20)の外面(28)との間には、収容領域(R)が形成される。
図3~図5に示すように、収容領域(R)に温度センサ(90)が配置されると、温度センサ(90)が、センサ覆い部(132)と、ケーシング(20)の外面(28)とで挟まれた状態になる。このとき、センサ覆い部(132)は、温度センサ(90)側へ弾性変形することで、弾性力により温度センサ(90)をケーシング(20)の外面(28)に押し付ける。その結果、収容領域(R)に温度センサ(90)が収容された状態を保持できる。
収容領域(R)に温度センサ(90)が配置されると、温度センサ(90)が、第1部分(121)と第2部分(122)とによって、間隔方向(Y)の両側から囲まれた状態となる。これにより、温度センサ(90)が間隔方向(Y)に沿って移動することが抑制される。その結果、収容領域(R)に温度センサ(90)が収容された状態を保持できる。
―実施形態1の効果―
以上、図1~図5を参照して説明したように、収容部(120)は、ケーシング(20)の外面(28)から離間しつつ、固定部(110)から延びる形状を有し、ケーシング(20)の外面(28)上において、温度センサ(90)を収容する収容領域(R)を形成する。これにより、収容部(120)がケーシング(20)の外面(28)から離間しているので、収容領域(R)に収容される温度センサ(90)に対してケーシング(20)の外面(28)から離間した場所で収容部(120)を接触させることができる。これにより、温度センサ(90)が収容領域(R)の外へ移動することを規制できるので、収容領域(R)内で温度センサ(90)を保持できる。
また、収容領域(R)を形成する収容部(120)がケーシング(20)の外面(28)から離間する。これにより、ケーシング(20)の外面(28)への塗装時に収容領域(R)に塗装が溜まることを抑制でき、収容領域(R)の塗装が厚くなることを抑制できる。これによると、収容領域(R)に温度センサ(90)を設置した際に、ケーシング(20)の外面(28)に温度センサ(90)を効果的に接触させる。その結果、温度センサ(90)によるケーシング(20)の温度の検出精度が低下することを抑制できる。
また、収容部(120)は、それぞれが固定部(110)から同じ方向(延伸方向(X))に延びる第1部分(121)及び第2部分(122)を含み、第1部分(121)と第2部分(122)との間には、収容領域(R)が形成される。これにより、第1部分(121)と第2部分(122)との間の収容領域(R)に温度センサ(90)を設置する際に、温度センサ(90)が第1部分(121)及び第2部分(122)のうちの一方に接触することで当て止め(位置決め)される。さらに、温度センサ(90)が当て止めされた後、第1部分(121)及び第2部分(122)のうちの他方に接触することで第1部分(121)と第2部分(122)との間から抜けることが抑制される(抜け止め)。その結果、第1部分(121)と第2部分(122)との間の収容領域(R)に温度センサ(90)を容易に設置できる。
また、収容領域(R)は、第1部分(121)及び第2部分(122)の各々の延伸方向(X)の先端側において開放部(R1)を有することで開放される。その結果、開放部(R1)から収容領域(R)に温度センサ(90)を容易に導入できる。
また、収容部(120)は、ケーシング(20)の外面(28)のうちの曲面部分(28a)と対向する。その結果、固定部(110)と収容部(120)とが同一平面上に形成されるようなフラットな形状を有している場合でも、曲面部分(28a)を利用して、収容部(120)をケーシング(20)の外面(28)から離間させることができる。
また、一枚の板金の一部を固定部(110)とし、他の一部を収容部(120)とし、収容部(120)とした部分の一部を切り抜いて収容領域(R)を形成した場合でも、一枚の板金に曲げ加工等を施すことなく、ケーシング(20)の外面(28)の曲面部分(28a)を利用して、収容部(120)をケーシング(20)の外面(28)から離間させることができる。これにより、保持部材(100)の形状を簡素化できる。また、保持部材(100)の形状を簡素化できることで、保持部材(100)の材料費を削減でき、さらに、保持部材(100)の加工工程を削減できる。
また、収容部(120)と対向する曲面部分(28a)は、延伸方向(X)に対して下方側へ傾斜する。これにより、ケーシング(20)の外面(28)の塗装時に、余分な塗料を、収容領域(R)に溜まらないように、ケーシング(20)の曲面部分(28a)伝いに流動させることができる(図5の矢印W参照)。
《実施形態2》
図6を参照して、本発明の実施形態2に係る保持部材(100)について説明する。実施形態1では、保持部材(100)は、ケーシング(20)の外面(28)において、曲面状の曲面部分(28a)に設けられる。これに対し、実施形態2では、保持部材(100)は、ケーシング(20)の外面(28)において、傾斜面となる斜面部分(28b)に設けられる点が実施例1と異なる。図6は、実施形態2の保持部材(100)を示す側面図である。
図6に示すように、保持部材(100)の固定部(110)がケーシング(20)の外面(28)に固定された状態で、収容部(120)が斜面部分(28b)と対向する。
保持部材(100)の収容部(120)は、延伸方向(X)に沿って延びる形状を有する。これに対し、斜面部分(28b)は、延伸方向(X)に対して、平行とはならずに、傾斜する。
延伸方向(X)に延びる収容部(120)は、斜面部分(28b)と対向配置される。これにより、収容部(120)が斜面部分(28b)から離間しする。その結果、収容部(120)を構成する第1部分(121)及び第2部分(122)で温度センサ(90)を挟んで、温度センサ(90)を容易に保持できる。
また、斜面部分(28b)は、延伸方向(X)に対して下方側へ傾く。これにより、ケーシング(20)の外面(28)の塗装時に、余分な塗料を斜面部分(28b)伝いに流動させることができる。
《実施形態3》
図7を参照して、本発明の実施形態3に係る保持部材(100A)について説明する。保持部材(100A)は、図5及び図6に示す保持部材(100)の第1の変形例である。図7は、実施形態3の保持部材(100A)を示す側面図である。
図7に示すように、保持部材(100A)は、ケーシング(20)の外面(28)において、平面となる平面部分(28c)に設けられる。保持部材(100A)においては、収容部(120)が固定部(110)に対して屈曲又は湾曲し形状を有する。これにより、収容部(120)が平面部分(28c)から離間しする。すなわち、保持部材(100A)が平面部分(28c)に設けられる場合は、固定部(110)に対して収容部(120)を屈曲又は湾曲させることで、収容部(120)と平面部分(28c)との間に空所(S)を形成する。その結果、収容部(120)を構成する第1部分(121)及び第2部分(122)で温度センサ(90)を挟んで、温度センサ(90)を容易に保持できる。
《実施形態4》
図8を参照して、本発明の実施形態4に係る保持部材(100B)について説明する。保持部材(100B)は、図5及び図6に示す保持部材(100)の第2の変形例である。図8は、実施形態4の保持部材(100B)を示す側面図である。
図8に示すように、保持部材(100B)においては、収容部(120)は、第3部分(123)をさらに含む。第3部分(123)は、収容領域(R)を挟んで固定部(110)の反対側に位置する。第3部分(123)は、第1部分(121)及び第2部分(122)の各々の延伸方向(X)の先端部(121a)(122a)を互いに連結する。第3部分(123)により図4に示す開放部(R1)が閉塞される。第1部分(121)及び第2部分(122)の各々の間に第3部分(123)を設けることで、収容領域(R)に温度センサ(90)が設置された状態から、温度センサ(90)が延伸方向(X)に移動して収容領域(R)から離間することを効果的に抑制できる。
実施例4の保持部材(100B)は、図5に示すように、ケーシング(20)の外面(28)のうちの曲面部分(28a)に設けられてもよい。
実施例4の保持部材(100B)は、図6に示すように、ケーシング(20)の外面(28)のうちの斜面部分(28b)に設けられてもよい。
実施例4の保持部材(100B)は、図7に示すように、固定部(110)に対して収容部(120)を屈曲又は湾曲させることで、ケーシング(20)の外面(28)のうちの平面部分(28c)に設けられてもよい。
以上、実施形態および変形例を説明したが、特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう(例えば、(1)~(4))。また、以上の実施形態および変形例は、本開示の対象の機能を損なわない限り、適宜組み合わせたり、置換したりしてもよい。
(1)以下では、保持部材(100)(図5及び図6参照)と、保持部材(100A)(図7参照)と、保持部材(100B)(図8参照)とを総称して、保持部材と記載することがある。
ケーシング(20)の外面(28)上において、保持部材が設置される場所は、特に限定されない。保持部材は、例えば、ケーシング(20)の胴部(21)の外面(28)上に設置されてもよく、ケーシング(20)のの上部(22)の外面(28)上に設置されてもよく、又は、ケーシング(20)の底部(23)の外面(28)上に設置されてもよい。
(2)保持部材において、押付部材(130)は、固定部(110)と別体の部材である。しかし、本発明はこれに限定されない。押付部材(130)は、固定部(110)と一体に形成されてもよい。以下では、押付部材(130)と固定部(110)とが一体に形成される構成の一例について説明する。
押付部材(130)と固定部(110)とが一体に形成されることで、保持部材において、取付部(112)と、差込部(131)とが不要になる。この場合、押付部材(130)は、センサ覆い部(132)で構成される。センサ覆い部(132)は、固定部(110)と一体に形成される。センサ覆い部(132)は、固定部(110)から連続して延びる形状を有し、弾性変形することで温度センサ(90)をケーシング(20)の外面(28)に押し付ける。以上のように、押付部材(130)と固定部(110)とを一体に形成することで、保持部材の部品点数を低減できる。
(3)図9を参照して、保持部材(100)の設置場所の一例について説明する。図9は、保持部材(100)の設置場所の一例を示す平面図である。
図9に示すように、圧縮機(10)は、電源部(140)をさらに備える。電源部(140)は、温度センサ(90)に対して、温度センサ(90)を稼働させるための電力を供給する。電源部(140)は、ケーシング(20)の外部に設置される。電源部(140)と温度センサ(90)とは、配線(150)により電気的に接続される。
図9に示すように、ケーシング(20)の外面(28)は、電源部寄り領域(28d)を含む。電源部寄り領域(28d)は、ケーシング(20)の外面(28)のうち、電源部(140)寄りに位置する領域である。本実施形態では、電源部寄り領域(28d)は、ケーシング(20)の上部(22)の外面(28)に形成されており、図9に示すケーシング(20)の平面図において電源部(140)寄りに位置している。保持部材(100)は、電源部寄り領域(28d)内に設置される。
以下では、保持部材(100)を電源部寄り領域(28d)内に設置したことによる効果について説明する。圧縮機(10)が製品に搭載されると、圧縮機(10)の上部空間には電装品、配管等が存在し、さらに、圧縮機(10)には防音シートが被さられる為、温度センサ(90)の設置作業、及び配線(150)の取り回し作業をするための作業スペースを確保することが困難となる。しかし、図9に示すように、保持部材(100)が電源部寄り領域(28d)内に設置されると、作業者が電源部(140)側から手を伸ばして作業を行うので、作業者は自信と近接した場所で温度センサ(90)の設置作業、及び配線(150)の取り回し作業を行うことができる。その結果、収容領域(R)に温度センサ(90)を設置する作業、及び、配線(150)の取り回し作業の困難性を緩和することができる。
なお、保持部材(100A)(図7参照)、保持部材(100B)(図8参照)、及び、押付部材(130)と固定部(110)とを一体に形成する保持部材(上記(2)参照)についても、電源部寄り領域(28d)に設置されてもよい。
(4)図10を参照して、収容領域(R)に対する押付部材(130)の位置の一例について説明する。図10は、収容領域(R)に対する押付部材(130)の位置の一例を示す平面図である。
図10において、一点鎖線で表される位置(130Y)は、間隔方向(Y)において、押付部材(130)の中央部の位置を表す。図10において、一点鎖線で表される位置(RY)は、間隔方向(Y)において、収容領域(R)の中央部の位置を表す。
図10に示すように、温度センサ(90)は、感知部(91)を有する。感知部(91)は、ケーシング(20)の熱を感知する部分を示す。感知部(91)は、温度センサ(90)の筐体の中央部から間隔方向(Y)にズレた場所に位置している。なお、図面の便宜上、図10において、感知部(91)はケーシング(20)の外面(28)とは反対側に図示されている。しかし、実際は、感知部(91)はケーシング(20)の外面(28)側に設置され、ケーシング(20)の外面(28)と対向している。
図10に示すように、間隔方向(Y)において、押付部材(130)の中央部の位置(130Y)は、収容領域(R)の中央部の位置(RY)から離間している。詳細には、間隔方向(Y)において、押付部材(130)の中央部の位置(130Y)は、収容領域(R)の中央部の位置(RY)に対して、温度センサ(90)の感知部(91)側へ離間している。これにより、押付部材(130)により温度センサ(90)の感知部(91)をケーシング(20)の外面(28)に効果的に接触させることができる。その結果、温度センサ(90)によるケーシング(20)の温度の検出精度を効果的に向上させることができる。
なお、保持部材(100A)(図7参照)、保持部材(100B)(図8参照)、及び、押付部材(130)と固定部(110)とを一体に形成する保持部材(上記(2)参照)についても、間隔方向(Y)において、押付部材(130)の中央部の位置(130Y)が、収容領域(R)の中央部の位置(RY)から離間していてもよい。
以上説明したように、本開示は、圧縮機について有用である。
10 圧縮機
20 ケーシング
28 外面
28a 曲面部分(曲面である部分)
28b 斜面部分(傾斜面である部分)
40 圧縮機構
90 温度センサ
100 保持部材
110 固定部
120 収容部
121 第1部分
121a 先端部
122 第2部分
122a 先端部
123 第3部分
130 押付部材
R 収容領域
X 延伸方向

Claims (10)

  1. 圧縮機構(40)を収容するケーシング(20)の外面(28)に接して前記ケーシング(20)に固定される固定部(110)と、
    前記ケーシング(20)の外面(28)から離間しつつ、前記固定部(110)から延びる形状を有し、前記ケーシング(20)の温度を検出する温度センサ(90)を収容する収容領域(R)を形成する収容部(120)と
    を含む保持部材(100)を備えた圧縮機。
  2. 請求項1において、
    前記保持部材(100)の前記収容部(120)は、それぞれが前記固定部(110)から同じ方向に延びる第1部分(121)及び第2部分(122)を含み、
    前記第1部分(121)と前記第2部分(122)との間には、前記収容領域(R)が形成される圧縮機。
  3. 請求項2において、
    前記収容領域(R)は、前記第1部分(121)及び前記第2部分(122)の各々の延伸方向(X)の先端側において開放される圧縮機。
  4. 請求項2において、
    前記保持部材(100)の前記収容部(120)は、前記収容領域(R)を挟んで前記固定部(110)の反対側に位置し、前記第1部分(121)及び前記第2部分(122)の各々の延伸方向(X)の先端部(121a)(122a)を互いに連結する第3部分(123)をさらに含む圧縮機。
  5. 請求項1~請求項4のいずれか1項において、
    前記ケーシング(20)の外部には、前記温度センサ(90)に電力を供給する電源部(140)が設置され、
    前記ケーシング(20)の外面(28)は、前記電源部(140)寄りに位置する電源部寄り領域(28d)を含み、
    前記保持部材(100)が前記電源部寄り領域(28d)内に設置される圧縮機。
  6. 請求項1~5のいずれか1項において、
    前記保持部材(100)の前記収容部(120)は、前記ケーシング(20)の外面(28)のうち曲面である部分(28a)、又は前記収容部(120)の延伸方向(X)に対して傾斜する傾斜面である部分(28b)と対向する圧縮機。
  7. 請求項6において、
    前記曲面である部分(28a)及び前記傾斜面である部分(28b)の各々は、前記延伸方向(X)に対して下方側へ傾く圧縮機。
  8. 請求項1~7のいずれか1項において、
    前記保持部材(100)は、前記収容領域(R)に配置された前記温度センサ(90)を前記ケーシング(20)の外面(28)に押し付ける押付部材(130)をさらに備える圧縮機。
  9. 請求項8において、
    前記押付部材(130)は、前記固定部(110)と一体に形成される圧縮機。
  10. 請求項8又は9において、
    前記収容部(120)の延伸方向(X)に対して垂直な間隔方向(Y)において、前記押付部材(130)の中央部の位置(130Y)は、前記収容領域(R)の中央部の位置(RY)から離間している圧縮機。
JP2020132470A 2020-08-04 2020-08-04 圧縮機 Active JP7161114B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020132470A JP7161114B2 (ja) 2020-08-04 2020-08-04 圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020132470A JP7161114B2 (ja) 2020-08-04 2020-08-04 圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022029233A true JP2022029233A (ja) 2022-02-17
JP7161114B2 JP7161114B2 (ja) 2022-10-26

Family

ID=80271558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020132470A Active JP7161114B2 (ja) 2020-08-04 2020-08-04 圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7161114B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1715657A (zh) * 2004-06-28 2006-01-04 乐金电子(天津)电器有限公司 涡旋式压缩机的温度传感器设置结构
US20160017886A1 (en) * 2014-07-21 2016-01-21 Danfoss Scroll Technologies, Llc Snap-in temperature sensor for scroll compressor
WO2020031896A1 (ja) * 2018-08-09 2020-02-13 ダイキン工業株式会社 圧縮機、および、圧縮機の製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005256690A (ja) 2004-03-10 2005-09-22 Ubukata Industries Co Ltd 冷媒用圧縮機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1715657A (zh) * 2004-06-28 2006-01-04 乐金电子(天津)电器有限公司 涡旋式压缩机的温度传感器设置结构
US20160017886A1 (en) * 2014-07-21 2016-01-21 Danfoss Scroll Technologies, Llc Snap-in temperature sensor for scroll compressor
WO2020031896A1 (ja) * 2018-08-09 2020-02-13 ダイキン工業株式会社 圧縮機、および、圧縮機の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7161114B2 (ja) 2022-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20100209278A1 (en) Scroll-type fluid machine
AU2007230458B2 (en) Compressor
EP2392827B1 (en) Scroll compressor
EP1882857A1 (en) Rotary compressor
EP1681467B1 (en) Multi-stage rotary compressor
JP5006444B2 (ja) 圧縮機及びそのオイル供給構造
KR20060045684A (ko) 스크롤 압축기
JP4979473B2 (ja) スクロール圧縮機
US20060093506A1 (en) Scroll compressor
JP2003293955A (ja) 圧縮機
JP4939884B2 (ja) 流体圧縮機
JP2022029233A (ja) 圧縮機
KR20150056317A (ko) 오일 레벨 감지 장치
JPH05149274A (ja) スクロール式圧縮機
CN115968426A (zh) 压缩机
JP6640504B2 (ja) スクロール圧縮機
CN114787577A (zh) 压缩机系统、压缩机以及制冷循环装置
JP2020002926A (ja) 圧縮機
JP4277995B2 (ja) 電動圧縮機及びその製造方法
JP4222357B2 (ja) 密閉型電動圧縮機
JP4792947B2 (ja) 圧縮機
CN111033045A (zh) 压缩机
JP2018127981A (ja) 圧縮機外脚および圧縮機
JP2010229956A (ja) スクロール圧縮機
JP4301120B2 (ja) スクロール圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220913

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220926

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7161114

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151