JP2022027500A - 通信指紋を使用するブルートゥース(登録商標)認証のためのシステム及び方法 - Google Patents

通信指紋を使用するブルートゥース(登録商標)認証のためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信指紋を使用するブルートゥース(登録商標)認証のためのシステム及び方法を提供する。【解決手段】方法は、コンピューティングシステムにおいて、クライアントデバイスとホストデバイスとの間で無線接続を開始したことに応答して、クライアントデバイスの少なくとも1つの応答特性に基づいて、クライアントデバイスの通信指紋を生成することを含む。少なくとも1つの応答特性は、クライアントデバイスとホストデバイスとの間の通信に基づき、通信はクライアントデバイスのソフトウェア層及びクライアントデバイスのハードウェア要素のそれぞれを通過する。これにより、ホストデバイスとクライアントデバイスとの間の無線接続の全体的なシステムセキュリティが向上する。【選択図】図5A

Description

本開示は、概して、ブルートゥース(登録商標)対応デバイス間の無線接続を認証することに関する。
ブルートゥース(登録商標)接続を使用して、デバイス間の無線接続を有効にし得る。例えば、ホストデバイスは、データを交換するために、ブルートゥース(登録商標)接続を介してクライアントデバイスに無線で接続し得る。ある実施例として、ホストデバイスはスピーカーを含み得、クライアントデバイスは音楽をホストデバイスにストリーミングし得、音楽はホストデバイスのスピーカーを介して再生され得る。別の実施例として、ホストデバイスは、クライアントデバイスを介して調節され得る1つ以上の設定を有し得る。さらに、ブルートゥース(登録商標)プロトコルは認証を含み得る。しかしながら、いくつかの実施例では、無許可のエンティティがクライアントデバイスをクローン化し、クローンデバイスをホストデバイスに接続することを試み得る。例えば、クローンデバイスは、クライアントデバイスと同様の識別子をホストデバイスに提示し得る。例えば、クライアントデバイスをクローン化することによって、クライアントデバイスとホストデバイスとの間の接続が中断され得、システムセキュリティが低下し得る。クライアントデバイスとクローンデバイスとを区別するためのシステム及び方法が望まれる。
コンピューティングシステムにおいて、クライアントデバイスとホストデバイスとの間で無線接続を開始したことに応答して、クライアントデバイスの少なくとも1つの応答特性に基づいて、クライアントデバイスの通信指紋を生成することを含み、少なくとも1つの応答特性は、クライアントデバイスとホストデバイスとの間の通信に基づき、通信はクライアントデバイスのソフトウェア層及びクライアントデバイスのハードウェア要素のそれぞれを通過する方法の実施形態が開示されている。
別の実施形態では、コンピューティングシステムのための方法は、クライアントデバイスとホストデバイスとの間のブルートゥース(登録商標)接続を開始したことに応答して、クライアントデバイスのための保存された通信指紋がコンピューティングシステムのメモリに記憶されているかどうかを決定することと、クライアントデバイスのための保存された通信指紋がコンピューティングシステムのメモリに記憶されていないと決定したことに応答して、クライアントデバイスの応答特性に基づいて、クライアントデバイスのための新しい通信指紋を生成し、新しい通信指紋をコンピューティングシステムのメモリに記憶することと、クライアントデバイスのための保存された通信指紋がコンピューティングシステムのメモリに記憶されていると決定したことに応答して、クライアントデバイスの応答特性を保存された通信指紋と比較することと、クライアントデバイスの応答特性が保存された通信指紋と一致しないと決定したことに応答して、クライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を終了することと、を含む。
別の実施形態では、コンピューティングシステムは、RF層及びアプリケーション層を含むブルートゥース(登録商標)スタックと、コンピューティングシステムに通信可能に結合されたプロセッサと、プロセッサによって実行可能な命令を記憶するストレージデバイスと、を備え、命令は、クライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を開始したことに応答して、クライアントデバイスの応答特性に基づいてクライアントデバイスのための第1の通信指紋を生成する。
このように、ホストデバイスとの接続を確立するクローンデバイスの発生率を減少させるために、クライアントデバイスはホストデバイスによって検証され得、これにより、システムセキュリティが向上し得る。ある実施例として、ホストデバイスは車両の車載インフォテインメントシステムであり、クライアントデバイスは車両のユーザのモバイルデバイスである。ホストデバイスとクライアントデバイスとの間の最初の接続中に、ホストデバイスは、クライアントデバイスの応答特性に基づいてクライアントデバイスのための指紋を生成し得る。したがって、クライアントデバイスとの後続の再接続中、ホストデバイスは、クライアントデバイスが真正であることを検証するために、応答特性をクライアントデバイスの保存された指紋と比較し得、ホストデバイスは不正デバイスに接続されるのを防ぎ得る。したがって、ブルートゥース(登録商標)接続のセキュリティが向上し得、不正接続が減少し得、全体的な顧客満足度が向上し得る。
上記の利点及び他の利点ならびに本説明の特徴は、単独でまたは添付の図面と併せて解釈するとき、以下の「発明を実施するための形態」から容易に明らかになる。
上記の「発明の概要」は、「発明を実施するための形態」にさらに説明される一連の概念を単純化した形式で導入するために提供されることを理解されたい。主張される主題の重要な特徴または本質的な特徴を特定することを意味するものではなく、その主題の範囲は、「発明を実施するための形態」に続く「特許請求の範囲」によって固有に定義される。さらに、主張される主題は、上記または本開示のいずれかの部分に記述されるいずれかの不利点を解決する実施態様に限定されない。
例えば、本願は以下の項目を提供する。
(項目1)
コンピューティングシステムにおいて、クライアントデバイスとホストデバイスとの間で無線接続を開始したことに応答して、上記クライアントデバイスの少なくとも1つの応答特性に基づいて、上記クライアントデバイスの通信指紋を生成することを含み、上記少なくとも1つの応答特性は、上記クライアントデバイスと上記ホストデバイスとの間の通信に基づき、上記通信は上記クライアントデバイスのソフトウェア層及び上記クライアントデバイスのハードウェア要素のそれぞれを通過する、
方法。
(項目2)
上記クライアントデバイスと上記ホストデバイスとの間で上記無線接続を開始することは、上記クライアントデバイスのための保存された通信指紋が上記コンピューティングシステムのメモリに記憶されているかどうかを決定することを含む、上記項目に記載の方法。
(項目3)
上記クライアントデバイスの上記保存された通信指紋が上記コンピューティングシステムの上記メモリに記憶されていると決定したことに応答して、上記クライアントデバイスの上記通信指紋を上記クライアントデバイスの上記保存された通信指紋を比較する、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目4)
上記クライアントデバイスの上記通信指紋が上記クライアントデバイスの上記保存された通信指紋と一致しないことに応答して、上記無線接続を終了し、エラーメッセージを出力する、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目5)
上記クライアントデバイスの上記通信指紋が上記クライアントデバイスの上記保存された通信指紋と一致していることに応答して、上記クライアントデバイスを検証し、上記クライアントデバイスと上記ホストデバイスとの間の上記無線接続を維持する、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
上記クライアントデバイスの上記少なくとも1つの応答特性は、上記クライアントデバイスの応答時間、上記クライアントデバイスまでのメッセージのフライト時間、上記クライアントデバイスからのメッセージのフライト時間、及び上記クライアントデバイスの遅延時間のうちの1つ以上を含む、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
上記ホストデバイスは、携帯電話、パーソナルコンピュータ、ウェアラブルデバイス、MP3プレイヤー、ブルートゥース(登録商標)スピーカー、ブルートゥース(登録商標)対応機器、車載インフォテインメントシステム、車載コンピューティングシステム、及びタブレットコンピュータのうちの1つである、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目8)
上記クライアントデバイスは、携帯電話、パーソナルコンピュータ、ウェアラブルデバイス、MP3プレイヤー、ブルートゥース(登録商標)スピーカー、ブルートゥース(登録商標)対応機器、車載インフォテインメントシステム、車載コンピューティングシステム、及びタブレットコンピュータのうちの1つである、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目9)
上記クライアントデバイスはクライアントブルートゥース(登録商標)スタックを含み、上記ホストデバイスはホストブルートゥース(登録商標)スタックを含み、上記クライアントブルートゥース(登録商標)スタック及び上記ホストブルートゥース(登録商標)スタックのそれぞれは、アプリケーション層及びRF層を含む、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
コンピューティングシステムのための方法であって、
ホストデバイスとクライアントデバイスとの間のブルートゥース(登録商標)接続を開始したことに応答して、上記クライアントデバイスのための保存された通信指紋が上記コンピューティングシステムのメモリに記憶されているかどうかを決定することと、
上記クライアントデバイスのための上記保存された通信指紋が上記コンピューティングシステムの上記メモリに記憶されていないと決定したことに応答して、上記クライアントデバイスの応答特性に基づいて、上記クライアントデバイスのための新しい通信指紋を生成し、上記新しい通信指紋を上記コンピューティングシステムの上記メモリに記憶することと、
上記クライアントデバイスのための上記保存された通信指紋が上記コンピューティングシステムの上記メモリに記憶されていると決定したことに応答して、上記クライアントデバイスの上記応答特性を上記保存された通信指紋と比較することと、
上記クライアントデバイスの上記応答特性が上記保存された通信指紋と一致しないと決定したことに応答して、上記クライアントデバイスとの上記ブルートゥース(登録商標)接続を終了することと、
を含む、上記方法。
(項目11)
上記応答特性は、上記コンピューティングシステムと上記クライアントデバイスとの間の通信の要求応答通信遅延を含む、上記項目に記載の方法。
(項目12)
上記応答特性は、上記クライアントデバイスからのメッセージのフライト時間、上記クライアントデバイスまでのメッセージのフライト時間、上記クライアントデバイスからのメッセージの遅延時間、及び上記クライアントデバイスからのメッセージの遅延時間のうちの1つ以上を含む、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目13)
上記クライアントデバイスの上記応答特性が上記保存された通信指紋と一致していると決定したことに応答して、上記クライアントデバイスとの上記ブルートゥース(登録商標)接続を維持する、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目14)
上記クライアントデバイスの上記応答特性が上記保存された通信指紋と一致しないと決定したことに応答して上記クライアントデバイスとの上記ブルートゥース(登録商標)接続を終了することは、エラーメッセージをユーザに出力することを含む、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目15)
上記コンピューティングシステムは上記ホストデバイスに結合される、上記項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目16)
コンピューティングシステムであって、
RF層及びアプリケーション層を含むブルートゥース(登録商標)スタックと、
上記コンピューティングシステムに通信可能に結合されたプロセッサと、
上記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するストレージデバイスと、を備え、上記命令は、
クライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を開始したことに応答して、上記クライアントデバイスの応答特性に基づいて上記クライアントデバイスのための第1の通信指紋を生成する、上記コンピューティングシステム。
(項目17)
上記クライアントデバイスの上記応答特性に基づいて上記クライアントデバイスのための上記第1の通信指紋を生成するために、上記ストレージデバイスは、上記プロセッサによって実行可能なさらなる命令を記憶し、上記さらなる命令は、
上記クライアントデバイスにインデックス付けされた第2の通信指紋がメモリに記憶されていると決定したことに応答して、上記第1の通信指紋を上記第2の通信指紋と比較し、
上記第1の通信指紋が上記第2の通信指紋と一致しないことに応答して、上記ブルートゥース(登録商標)接続を終了し、上記クライアントデバイスの認証を解除する、上記項目に記載のコンピューティングシステム。
(項目18)
上記クライアントデバイスの上記応答特性に基づいて上記クライアントデバイスのための上記第1の通信指紋を生成するために、上記ストレージデバイスは、上記プロセッサによって実行可能なさらなる命令を記憶し、上記さらなる命令は、
上記クライアントデバイスにインデックス付けされた第2の通信指紋がメモリに記憶されていないと決定したことに応答して、上記第1の通信指紋を保存し、上記第1の通信指紋を上記クライアントデバイスにインデックス付ける、上記項目のいずれか一項に記載のコンピューティングシステム。
(項目19)
上記第1の通信指紋は、上記コンピューティングシステムの不揮発性メモリに保存される、上記項目のいずれか一項に記載のコンピューティングシステム。
(項目20)
上記コンピューティングシステムは自動車に含まれる、上記項目のいずれか一項に記載のコンピューティングシステム。
(摘要)
無線接続を検証するためのシステム及び方法が提供される。一実施例では、本方法は、コンピューティングシステムにおいて、クライアントデバイスとホストデバイスとの間で無線接続を開始したことに応答して、クライアントデバイスの少なくとも1つの応答特性に基づいて、クライアントデバイスの通信指紋を生成することを含み、少なくとも1つの応答特性は、クライアントデバイスとホストデバイスとの間の通信に基づき、通信はクライアントデバイスのソフトウェア層及びクライアントデバイスのハードウェア要素のそれぞれを通過する。このように、ホストデバイスとクライアントデバイスとの間の無線接続の全体的なシステムセキュリティを向上させ得る。
本開示は、添付の図面を参照することにより、非限定的な実施形態の以下の説明を読むことから良好に理解され得る。
本開示の1つ以上の実施形態による、車室の例示的な部分図を示す。 本開示の1つ以上の実施形態による、車両の車載コンピューティングシステムの例のブロック図を示す。 本開示の実施形態による、例えば、図2の車載コンピューティングシステムに含まれ得るブルートゥース(登録商標)スタックのブロック図を示す。 本開示の実施形態による、ホストデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を確立する、クライアントデバイス及びクローンデバイスのブロック図を示す。 本開示の実施形態による、クライアントデバイスの通信指紋を生成し、指紋に基づいてクライアントデバイスを検証するための方法を示すフローチャートを示す。 本開示の実施形態による、クライアントデバイスの通信指紋を生成し、指紋に基づいてクライアントデバイスを検証するための方法を示すフローチャートを示す。
上記に説明したように、コンピューティングシステムは、クライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を確立し得、クライアントデバイスの通信指紋(例えば、指紋)を生成するために、クライアントデバイスの応答特性を分析し得る。例えば、クライアントデバイスの指紋は、後続のブルートゥース(登録商標)接続を確立するときにクライアントデバイスを検証するために使用され得る。例えば、クライアントデバイスの固有の指紋を生成し、後続の接続中にクライアントデバイスを検証することによって、ホストデバイスのセキュリティを向上させ得る。いくつかの実施例では、コンピューティングシステムは、例えば、図1及び図2に示されるような車両システムに含まれ得、クライアントデバイスは、車両のユーザの携帯電話であり得る。他の実施例では、コンピューティングシステムは車両システムではない場合があり、ブルートゥース(登録商標)スピーカー、パーソナルコンピューティングデバイス、スマート機器等の別のブルートゥース(登録商標)デバイスであり得る。例えば、コンピューティングデバイスは、例えば、図3に示すようなブルートゥース(登録商標)スタックを含み得る。しかしながら、いくつかの実施例では、クローンデバイスは、図4に示されるように、事前に接続されたクライアントデバイスの属性をクローン化することによって、コンピューティングデバイスに接続することを試み得、これは、システムセキュリティを低下させ得る。システムセキュリティを向上させるために、各クライアントデバイスのための指紋を生成し得、図5A及び図5Bの方法に示されるように、各クライアントデバイスを検証し得る。
図1は、ブルートゥース(登録商標)システムの環境の1つのタイプの例示的な部分図を示す。図1では、運転者及び/または1人以上の搭乗者が着席し得る車両102のキャビン100の内部が示される。図1の車両102は、駆動輪(図示しない)と、内燃機関104とを含む自動車であり得る。内燃機関104は、吸気流路を介して吸気を受け、排気流路を介して燃焼ガスを排出し得る1つ以上の燃焼室を含み得る。車両102は、他のタイプの車両の中でも道路走行用自動車であり得る。いくつかの実施例では、車両102はエネルギー変換デバイスを含むハイブリッド推進システムを含み得、エネルギー変換デバイスは、車両運動及び/またはエンジンからのエネルギーを吸収し、吸収されたエネルギーを、エネルギー貯蔵デバイスによる貯蔵に適切なエネルギー形態に変換するように動作可能である。車両102は、燃料電池、太陽エネルギー捕捉要素、及び/または車両に電力供給するための他のエネルギー貯蔵システムを組み込んでいる、全電気自動車を含み得る。
示されるように、計器パネル106は、様々なディスプレイと、車両102の人間の運転者(ユーザとも称される)にアクセス可能な制御装置とを含み得る。例えば、計器パネル106は、車載コンピューティングシステム109(例えば、インフォテインメントシステム)のタッチスクリーン108、オーディオシステム制御パネル、及び計器群110等のユーザ入力デバイスを含み得る。タッチスクリーン108は、音声出力、視覚的表示出力、ユーザ選好、制御パラメータ選択等を制御するために、車載コンピューティングシステム109へのユーザ入力を受信し得る。さらに、追加のユーザインターフェース(図示しない)は、例えば、少なくとも1つの助手席の近くの車両の他の部分に存在し得る。例えば、車両は、車載コンピューティングシステム109を制御する少なくとも1つのタッチスクリーンを伴う後部座席の列を含み得る。図1に示される例示的なシステムは、別個のオーディオシステム制御パネルを用いることなくタッチスクリーン108等の車載コンピューティングシステム109のユーザインターフェースを介して行われ得るオーディオシステム制御装置を含むが、他の実施形態では、車両は、ラジオ、コンパクトディスクプレイヤー、MP3プレイヤー等の従来の車両オーディオシステムのための制御装置を含み得るオーディオシステム制御パネルを含み得る。オーディオシステム制御装置は、車両スピーカーシステムのスピーカー112を介して音声出力の1つ以上の態様を制御するための機構を含み得る。例えば、車載コンピューティングシステムまたはオーディオシステム制御装置は、音声出力の音量、車両スピーカーシステムの個々のスピーカー間の音の分布、音声信号のイコライゼーション、及び/または音声出力のいずれかの他の態様を制御し得る。さらなる例では、車載コンピューティングシステム109は、タッチスクリーン108を介して直接受信されたユーザ入力に基づいて、または外部デバイス150及び/もしくはモバイルデバイス128を介して受信されたユーザに関するデータ(ユーザの物理的状態及び/または環境等)に基づいて、ラジオ局選択、プレイリスト選択、音声入力のソース(例えば、ラジオまたはCDまたはMP3)等を調節し得る。例えば、モバイルデバイス128は、ブルートゥース(登録商標)対応デバイスであり得、車載コンピューティングシステム109とのブルートゥース(登録商標)接続を確立するように構成され得る。
さらに、車載コンピューティングシステム109は、スピーカーがアクティブになる音声出力の音量または電力出力レベルと、外部サウンド113のサウンドプロセッサからの出力に応答してスピーカーで音を生成するための信号とを調節し得る。
いくつかの実施形態では、タッチスクリーン108、表示画面111、様々な制御ダイヤル、ノブ及びボタン、メモリ、プロセッサ(複数可)、及びいずれかのインターフェース要素(例えば、コネクタまたはポート)等の車載コンピューティングシステム109の1つ以上のハードウェア要素は、車両の計器パネル106に設置される統合式ヘッドユニットを形成し得る。ヘッドユニットは、計器パネル106に固定してまたは取り外し可能に取り付けられ得る。追加または代替の実施形態では、車載コンピューティングシステム109の1つ以上のハードウェア要素はモジュール式であり得、車両の複数の場所に設置され得る。
キャビン100は、車両、ユーザ、及び/または環境を監視するための1つ以上のセンサを含み得る。例えば、キャビン100は、ユーザの存在を決定するために座席に加えられる圧力を測定するように構成される座席に搭載された1つ以上の圧力センサ、ドアの動きを監視するように構成されるドアセンサ、キャビンの湿度含有量を測定するための湿度センサ、音声コマンドの形式でユーザ入力を受信し、ユーザが音声通話をすることを可能にする及び/またはキャビン100の周囲ノイズを測定するマイクロホン等を含み得る。上述のセンサ及び/または1つ以上の追加もしくは代替のセンサは、車両のいずれかの適切な場所に位置付けられ得ることを理解されたい。例えば、センサは、エンジンルームに、車両の外面に、及び/または車両の動作、車両の周囲状況、車両のユーザ等に関する情報を提供するための他の適切な場所に位置付けられ得る。車両の周囲状況、車両状況、または車両運転者に関する情報は、また、外部デバイス150及び/またはモバイルデバイス128に結合されたセンサ等の車両の外部にあり/車両から分離しているセンサ(すなわち、車両システムの一部ではないセンサ)から受信され得る。
キャビン100は、また、走行前、走行中、及び/または走行後、車両内に保管されるモバイルデバイス128等の1つ以上のユーザの物体を含み得る。モバイルデバイス128は、スマートフォン、タブレット、ラップトップコンピュータ、携帯型メディアプレイヤー、及び/またはいずれかの適切な携帯コンピューティングデバイスを含み得る。モバイルデバイス128は、通信リンク130を介して車載コンピューティングシステムに接続され得る。通信リンク130は、有線(例えば、ユニバーサルシリアルバス[USB]、モバイルハイデフィニションリンク[MHL]、高精細度マルチメディアインターフェース[HDMI(登録商標)]、イーサネット(登録商標)等)または無線(例えば、ブルートゥース(登録商標)接続、WIFI、WIFIダイレクト、近距離無線通信[NFC]、セルラー方式の接続性等)であり、モバイルデバイスと車載コンピューティングシステムとの間の双方向通信を提供するように構成され得る。モバイルデバイス128は、1つ以上の通信リンク(例えば、上記に説明した例示的な1つ以上の通信リンク)に接続するための1つ以上の無線通信インターフェースを含み得る。無線通信インターフェースは、伝送または受信されたデータを運ぶためのデータラインに結合されたアンテナ(複数可)またはポート(複数可)等の1つ以上の物理デバイスと、また、モバイルデバイスの他のデバイスに従って物理デバイスを操作するための1つ以上のモジュール/ドライバとを含み得る。例えば、通信リンク130は、様々な車両システム(車両オーディオシステム、環境制御システム等)及びタッチスクリーン108からモバイルデバイス128にセンサ信号及び/または制御信号を提供し得、モバイルデバイス128から車載システム及びタッチスクリーン108に制御信号及び/または表示信号を提供し得る。通信リンク130は、また、モバイルデバイスの内蔵バッテリを充電するために、車載電源からモバイルデバイス128に電力を提供し得る。
車載コンピューティングシステム109は、また、追加デバイスに通信可能に結合され得、追加デバイスは、ユーザによって操作及び/またはアクセスされるが、1つ以上の外部デバイス150等の車両102の外部に位置する。示される実施形態では、外部デバイスは車両102の外側に位置するが、代替的な実施形態では、外部デバイスはキャビン100の内側に位置し得ることが理解される。外部デバイスは、サーバコンピューティングシステム、パーソナルコンピューティングシステム、携帯型電子デバイス、電子リストバンド、電子ヘッドバンド、携帯型音楽プレイヤー、電子活動追跡デバイス、歩数計、スマートウォッチ、GPSシステム等を含み得る。外部デバイス150は、通信リンク130を参照しながら説明されるように、有線または無線であり得る通信リンク136を介して車載コンピューティングシステムに接続され、外部デバイスと車載コンピューティングシステムとの間に双方向通信を提供するように構成され得る。例えば、外部デバイス150は1つ以上のセンサを含み得、通信リンク136は、外部デバイス150から車載コンピューティングシステム109及びタッチスクリーン108にセンサ出力を伝送し得る。外部デバイス150は、また、コンテキストデータ、ユーザ行動/ユーザ選好、動作ルール等に関する情報を記憶及び/または受信し得、外部デバイス150から車載コンピューティングシステム109及びタッチスクリーン108にこのような情報を伝送し得る。
車載コンピューティングシステム109は、外部デバイス150、モバイルデバイス128、外部サウンド113のサウンドプロセッサ及び/もしくは他の入力源から受信された入力を分析し、様々な車載システム(環境制御システムまたはオーディオシステム)の設定を選択し、タッチスクリーン108及び/もしくはスピーカー112を介して出力を提供して、モバイルデバイス128及び/もしくは外部デバイス150と通信し、ならびに/または評価に基づいて他のアクションを行い得る。いくつかの実施形態では、評価の全てまたは一部は、モバイルデバイス128及び/または外部デバイス150によって行われ得る。
いくつかの実施形態では、1つ以上の外部デバイス150は、モバイルデバイス128及び/または別の外部デバイス150を介して間接的に、車載コンピューティングシステム109に通信可能に結合され得る。例えば、通信リンク136が外部デバイス150をモバイルデバイス128に通信可能に結合し得ることにより、外部デバイス150からの出力がモバイルデバイス128に中継される。次に、外部デバイス150から受信されたデータは、モバイルデバイス128によって収集されたデータと一緒にモバイルデバイス128において集約され得、その次に、集約されたデータは、通信リンク130を介して車載コンピューティングシステム109及びタッチスクリーン108に伝送される。同様のデータ集約はサーバシステムで生じ、次に、通信リンク136/130を介して車載コンピューティングシステム109及びタッチスクリーン108に伝送され得る。
いくつかの実施例では、コンピューティングシステム(例えば、ホストデバイス)は車両システムに含まれ得ず、ブルートゥース(登録商標)スピーカー、ブルートゥース(登録商標)機器、パーソナルコンピューティングデバイス、モバイルデバイス等の他のブルートゥース(登録商標)対応デバイスに含まれ得る。例えば、ホストデバイスはモノのインターネット(IoT)デバイスであり、ブルートゥース(登録商標)接続を介して1つ以上のユーザデバイスに接続するように構成され得る。
図2は、車両102の内側に構成及び/または統合される車載コンピューティングシステム200のブロック図を示す。車載コンピューティングシステム200は、図1の車載コンピューティングシステム109の実施例であり得る、及び/または、いくつかの実施形態では、本明細書に説明される1つ以上の方法を行い得る。いくつかの実施例では、車載コンピューティングシステムは、運転手の車内経験を高めるために、情報に基づいたメディアコンテンツ(エンターテイメントコンテンツ、ナビゲーションサービス等を含むオーディオ及び/または視覚媒体コンテンツ)を車両ユーザに提供するように構成される車両インフォテインメントシステムであり得る。車両インフォテインメントシステムは、運転者及び/または搭乗者の車内経験を高めるために、車両102に統合されるまたは統合可能な様々な車両システム、サブシステム、ハードウェアコンポーネント、ならびにソフトウェアアプリケーション及びシステムを含み得るまたは結合され得る。例えば、車載コンピューティングシステム200は、クライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を確立するためのホストデバイスである。さらに、いくつかの実施例では、車載コンピューティングシステム200は、少なくとも部分的に、クラウドベースのリモートサーバでホストされ得、これにより、方法及び機能または車載コンピューティングシステム200は、クラウドベースのリモートサーバで行われる。ある実施例として、車載コンピューティングシステム200は、クラウドベースのリモートサーバを介して独占的にホストされ得る。別の実施例として、車載コンピューティングシステム200のいくつかのコンポーネントはクラウドベースのリモートサーバ上で実行され得る一方、他のコンポーネントは車両102に含まれ得る。車載コンピューティングシステム200は、ユーザインターフェース218のボタン、タッチスクリーン等のユーザ入力を介して入力を受信するように構成され得る。具体的には、ユーザインターフェース218は、タッチスクリーン262を含み得る。例えば、車載コンピューティングシステム200のユーザインターフェース218は車両102に直接結合され得る一方、車載コンピューティングシステムのオペレーティングシステムプロセッサ214は、クラウドベースのリモートサーバでホストされ得る。
車載コンピューティングシステム200は、オペレーティングシステムプロセッサ214を含む1つ以上のプロセッサを含み得る。オペレーティングシステムプロセッサ214は、車載コンピューティングシステムのオペレーティングシステムを実行して、車載コンピューティングシステムの入力/出力、表示、プレイバック、及び他の動作を制御し得る。
さらに、不揮発性ストレージデバイス208は、不揮発性形態でプロセッサ214によって実行可能な命令等のデータを記憶するために車載コンピューティングシステム200に含まれ得る。ストレージデバイス208は、アプリケーションデータを記憶し、クラウドベースのサーバに接続するために及び/またはクラウドベースのサーバに伝送するための情報を収集するために、車載コンピューティングシステム200がアプリケーションを実行することを可能にし得る。アプリケーションは、車両システム/センサ、入力デバイス(例えば、ユーザインターフェース218)、車載コンピューティングシステムと通信するデバイス(例えば、ブルートゥース(登録商標)リンクを介して接続されたモバイルデバイス)等によって集められた情報を読み出し得る。車載コンピューティングシステム200は、さらに、揮発性メモリ216を含み得る。揮発性メモリ216はランダムアクセスメモリ(RAM)であり得る。不揮発性ストレージデバイス208及び揮発性メモリ216等の非一時的ストレージデバイスは、プロセッサ(例えば、オペレーティングシステムプロセッサ214)によって実行されるとき、車載コンピューティングシステム200を制御して、本開示に説明される1つ以上のアクションを行う命令及び/またはコードを記憶し得る。
マイクロホン202は、例えば、音声コマンドをユーザから受信し、車両の周囲ノイズを測定し、車両の音響環境に従って、車両のスピーカーからの音声を調整するかどうかを決定するために、車載コンピューティングシステム200に含まれ得る。音声処理ユニット204は、マイクロホン202から受信された音声コマンド等の音声コマンドを処理し得る。いくつかの実施形態では、車載コンピューティングシステム200は、また、車両のオーディオシステムに含まれるマイクロホンを使用して、音声コマンドを受信し、周囲車両ノイズをサンプリングすることが可能であり得る。
1つ以上の追加センサは、車載コンピューティングシステム200のセンササブシステム210に含まれ得る。例えば、センササブシステム210は、ユーザが車両を駐車する際に支援するための後方カメラ及び/またはユーザを識別するための車室カメラ(例えば、顔認識及び/またはユーザのジェスチャを使用する)等のカメラを含み得る。車載コンピューティングシステム200のセンササブシステム210は、様々な車両センサと通信し、車両センサからの入力を受信し得、さらに、ユーザ入力を受信し得る。例えば、センササブシステム210によって受信された入力は、変速ギア位置、変速クラッチ位置、ガスペダル入力、ブレーキ入力、変速セレクタ位置、車両速度、エンジン速度、エンジンを流れる質量空気流量、周囲温度、吸気温度等、及び環境制御システムセンサからの入力(熱伝導流体温度、不凍温度、ファン回転速度、乗員室温度、所望の乗員室温度、周囲湿度等)、ユーザによって発行された音声コマンドを検出する音声センサ、車両のフォブの地理的場所/近接度からのコマンドを受信し、地理的場所/近接度を随意に追跡するフォブセンサ等を含み得る。特定の車両システムセンサは、単独でセンササブシステム210と通信し得るが、他のセンサは、センササブシステム210及び車両制御システム230の両方と通信し得る、または車両制御システム230を介して間接的にセンササブシステム210と通信し得る。車載コンピューティングシステム200のナビゲーションサブシステム211は、場所情報(例えば、センササブシステム210からのGPSセンサ及び/または他のセンサを介する)、道路案内、交通情報、注視点(POI)識別等のナビゲーション情報を生成及び/もしくは受信し得る、ならびに/または運転者に他のナビゲーションサービスを提供し得る。
車載コンピューティングシステム200の外部デバイスインターフェース212は、車両201の外部に位置する1つ以上の外部デバイス240に結合可能であり得る及び/または外部デバイス240と通信し得る。外部デバイスは車両201の外部に位置するように示されるが、それらは、ユーザが車両201を操作しながら外部デバイスを操作しているとき等に、車両201に一時的に収納され得ることを理解されたい。言い換えれば、外部デバイス240は車両201と一体化してない。外部デバイス240は、モバイルデバイス242(例えば、ブルートゥース(登録商標)、NFC、WIFIダイレクト、または他の無線接続を介して接続されるデバイス)または代替的なブルートゥース(登録商標)接続対応デバイス252を含み得る。モバイルデバイス242は、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス/センサ(これらは、有線通信及び/もしくは無線通信を介して車載コンピューティングシステムと通信し得る)、または他の携帯型電子デバイス(複数可)であり得る。他の外部デバイスは外部サービス246を含む。例えば、外部デバイスは、車両から分離し、車両の外部に位置する車外デバイスを含み得る。さらに他の外部デバイスは、ソリッドステートドライブ、ペンドライブ、USBドライブ等の外部ストレージデバイス254を含む。
外部デバイス240は、本開示の範囲から逸脱することなく、無線またはコネクタを介してのいずれかで、車載コンピューティングシステム200と通信し得る。例えば、外部デバイス240は、ネットワーク260、ユニバーサルシリアルバス(USB)接続、直接的な有線接続、直接的な無線接続、及び/または他の通信リンクを通じて、外部デバイスインターフェース212を経由して、車載コンピューティングシステム200と通信し得る。
外部デバイスインターフェース212は、通信インターフェースを提供して、車載コンピューティングシステムが運転者の接触と関連付けられるモバイルデバイスと通信することを可能にし得る。例えば、外部デバイスインターフェース212は、電話通話を確立すること及び/またはテキストメッセージ(例えば、SMS、MMS等)を、運転者の接触と関連付けられるモバイルデバイスに送信する(例えば、セルラー方式の通信ネットワークを介して送信する)ことを可能にし得る。外部デバイスインターフェース212は、追加的または代替的に、無線通信インターフェースを提供して、車載コンピューティングシステムが、WIFIダイレクトを介して、車両の1つ以上のデバイス(例えば、運転者のモバイルデバイス)とデータを同期することを可能にし得る。
1つ以上のアプリケーション244はモバイルデバイス242で動作可能であり得る。ある実施例として、モバイルデバイスアプリケーション244は、モバイルデバイスとのユーザの対話に関するユーザデータを集約するように動作し得る。例えば、モバイルデバイスアプリケーション244は、モバイルデバイスのユーザによって聞かれた音楽プレイリスト、電話通話ログ(ユーザが受けた電話通話の頻度及び期間を含む)、ユーザによって頻繁に利用される場所を含む位置情報、及び各場所で費やされる時間等に関するデータを集約し得る。収集データは、ネットワーク260を通じて、アプリケーション244によって外部デバイスインターフェース212に転送され得る。さらに、特定のユーザデータ要求は、車載コンピューティングシステム200から、外部デバイスインターフェース212を介して、モバイルデバイス242において受信され得る。特定のデータ要求は、ユーザが地理的に位置する場所、ユーザの場所における周囲ノイズレベル及び/または音楽ジャンル、ユーザの場所における周囲気象状況(温度、湿度等)を決定するための要求を含み得る。モバイルデバイスアプリケーション244は、モバイルデバイス242のコンポーネント(例えば、マイクロホン等)または他のアプリケーション(例えば、ナビゲーションアプリケーション)に制御命令を送信して、要求データをモバイルデバイスに収集することを可能にし得る。次に、モバイルデバイスアプリケーション244は、収集された情報を車載コンピューティングシステム200に戻すように中継し得る。
同様に、1つ以上のアプリケーション248は、外部サービス246で動作可能であり得る。ある実施例として、外部サービスアプリケーション248は、複数のデータソースからのデータを集約及び/または分析するように動作し得る。例えば、外部サービスアプリケーション248は、ユーザの1つ以上のソーシャルメディアアカウントからのデータ、車載コンピューティングシステムからのデータ(例えば、センサデータ、ログファイル、ユーザ入力等)、インターネットクエリからのデータ(例えば、気象データ、POIデータ)等を集約し得る。収集されたデータは、別のデバイスに伝送され、及び/またはアプリケーションによって分析され、運転者、車両、及び環境の状況を決定し、その状況に基づくアクション(例えば、データを他のデバイスに要求/伝送すること)を行い得る。
スピーカー206は、スピーカー等の電磁変換器を含む1つ以上の音響再生デバイスを含み得る。スピーカー206は、例えば、電力増幅器を含むことによってパッシブまたはアクティブになり得る。いくつかの実施例では、車載コンピューティングシステム200は音響再生デバイスのための唯一の音源であり得る、または、音声再生システム(例えば、携帯電話等の外部デバイス)に接続される他の音源があり得る。音声再生デバイスへのいずれかの係る外部デバイスの接続は、アナログ、デジタル、またはアナログ技術及びデジタル技術のいずれかの組み合わせであり得る。
車載コンピューティングシステム200は、さらに、アンテナ226を含み得る。アンテナ226は単一のアンテナであり得る、または、いくつかの実施形態では、アンテナ226は1つ以上のアンテナを備え得る。車載コンピューティングシステムは、アンテナ226を介して広帯域無線インターネットアクセスを取得し得、さらに、ラジオ、テレビ、気象、交通等の放送信号を受信し得る。車載コンピューティングシステムは、1つ以上のアンテナ226を介してGPS信号等の位置信号を受信し得る。車載コンピューティングシステムは、また、アンテナ(複数可)206等のRFを介して、または適切な受信デバイスを経由する赤外線もしくは他の手段を介して、無線コマンドを受信し得る。さらに、アンテナ226は、外部デバイスインターフェース212を介して、外部デバイス240(モバイルデバイス242等)にAM/FM無線信号を提供し得る。
車載コンピューティングシステム200の1つ以上の要素は、ユーザインターフェース218を介してユーザによって制御され得る。ユーザインターフェース218は、図2のタッチスクリーン108等のタッチスクリーンに提示されるグラフィカルユーザインターフェース、及び/またはユーザ作動ボタン、スイッチ、ノブ、ダイヤル、スライダ等を含み得る。例えば、ユーザ作動要素は、ハンドル制御装置、ドア制御装置及び/またはウィンドウ制御装置、計器パネル制御装置、オーディオシステム設定、環境制御システム設定等を含み得る。ユーザは、また、ユーザインターフェース218を介して、車載コンピューティングシステム200及びモバイルデバイス242の1つ以上のアプリケーションと対話し得る。ユーザインターフェース218でユーザの車両設定選択を受信することに加えて、車載制御システムによって選択された車両設定は、ユーザインターフェース218でユーザに表示され得る。通知及び他のメッセージ(例えば、受信されたメッセージ)、ならびにナビゲーション支援は、ユーザインターフェースのディスプレイでユーザに表示され得る。ユーザ選好/情報及び/または提示されたメッセージに対する応答は、ユーザインターフェースに対してユーザ入力を介して行われ得る。
さらに、車載コンピューティングシステム200は、ブルートゥース(登録商標)プロトコルを実装するためのブルートゥース(登録商標)スタック220を含む。例えば、ブルートゥース(登録商標)スタック220は、車載コンピューティングシステム200と、クライアントデバイス(モバイルデバイス242及びブルートゥース(登録商標)デバイス252の一方または両方等)との間のワイヤレスブルートゥース(登録商標)接続を確立するために使用され得る。例えば、ブルートゥース(登録商標)スタック220は、ブルートゥース(登録商標)接続を認証し、ブルートゥース(登録商標)データをアプリケーションに提供するように構成され得る。
図3は、より詳細に、ブルートゥース(登録商標)スタック220を示す。ブルートゥース(登録商標)スタック220はアプリケーション層302を含む。アプリケーション層302は、音楽ストリーミングアプリケーション、音声通話アプリケーション、及びブルートゥース(登録商標)機能をと備えた他のアプリケーション等のブルートゥース(登録商標)機能を実装するアプリケーションを含み得る。ブルートゥース(登録商標)スタック220のジェネリック属性プロファイル(GATT)ブロック304は、ホストデバイスとクライアントデバイスとの間でブルートゥース(登録商標)接続が確立されると、デバイス間でデータを転送するための命令を含み得る。低エネルギー属性プロファイル(ATT)ブロック306は、低エネルギーブルートゥース(登録商標)接続に適応する属性プロファイルであり得る。さらに、一般アクセスプロファイル(GAP)ブロック308は、ブルートゥース(登録商標)スタックのトポロジーを定義し得、車載コンピューティングシステムが他のデバイスにどのように見え得るかを定義し得る。セキュリティを提供するために、ブルートゥース(登録商標)スタック220は、セキュリティサービスを管理するためのセキュリティマネージャ(SM)ブロック310を含み得る。さらに、メッシュモデル312はメッシュネットワーキングに含まれ得る。さらに、ブルートゥース(登録商標)スタックは、アクセス層314、上部トランスポート316、下部トランスポート318、ネットワーク320、広告ベアラ324、及びGATTベアラ326を含む。さらに、論理リンク制御及び適応プロトコル(L2CAP)ブロック322は、異なる上位層プロトコル間でデータを多重化し得る。例えば、L2CAPブロック322は、ブルートゥース(登録商標)スタック220のデータアプリケーションのためのインターフェースを提供し得る。さらに、ブルートゥース(登録商標)リンク層328は、ブルートゥース(登録商標)スタックのより低いレベルであり得、ブルートゥース(登録商標)通信の無線通信及びタイミングを制御し得る。ブルートゥース(登録商標)RF層330は、ブルートゥース(登録商標)スタックの物理層であり得、データを無線パケットに変換し、無線信号を接続されたデバイスから受信するための伝送経路であり得る。いくつかの実施例では、ブルートゥース(登録商標)スタック220は、上記の説明とは異なるアーキテクチャを有し得る。例えば、本開示の範囲から逸脱することなく、代替のブルートゥース(登録商標)スタックアーキテクチャを使用し得る。ある実施例として、例えば、BT5.2、BT、BT5.0、BT4.2、BT4.1、BT4.0、BT3.0、BT2.1、BT2.0、BT低エネルギー(BLE)のうちの1つ等の任意のブルートゥース(登録商標)仕様を使用し得る。
例えば、ブルートゥース(登録商標)スタック220及び外部デバイスインターフェース212を使用して、車載コンピューティングシステム200は、クライアントデバイス等の他のブルートゥース(登録商標)デバイス252との接続を確立し得る。例えば、ブルートゥース(登録商標)スタック220によって定義されるブルートゥース(登録商標)接続プロトコルは、ブルートゥース(登録商標)接続を認証して、無許可のエンティティから保護するための様々なセキュリティ制御を含む。しかしながら、いくつかの実施例では、クライアントデバイスはクローン化され得(例えば、クローンデバイス)、クローンデバイスは、車載コンピューティングシステム200に接続することを試み得る。図4は、ホストデバイス402、クライアントデバイス404、及びクローンデバイス406を含む、例示的なシステムを示す。例えば、クライアントデバイス404は、情報を交換するために、ホストデバイス402とのブルートゥース(登録商標)接続410を確立し得る。ある実施例として、クライアントデバイスは、ブルートゥース(登録商標)接続410を介して、音楽をホストデバイス402にストリーミングし得る。別の実施例として、クライアントデバイスは、ブルートゥース(登録商標)接続410を介して、ホストデバイスの設定を調節し得る。しかしながら、クローンデバイス406は、クライアントデバイスと同様のプロファイルを有し得、ホストデバイス402に対するクライアントデバイスの複製として現れ得る。例えば、ホストデバイス402がクローンデバイス406から接続要求を受信する場合、ホストデバイスは、クライアントデバイス404の認証を解除し、クローンデバイス406との接続を確立し得る。例えば、ブルートゥース(登録商標)接続410は終了し得、ブルートゥース(登録商標)接続412は、ホストデバイス402とクローンデバイス406との間で確立され得る。
複数の発明者は、上述の問題を認識し、上記の問題に少なくとも部分的に対処するためのシステム及び方法を開発してきた。したがって、ホストデバイスに接続するクライアントデバイスの通信指紋を生成するための方法及びシステムが提供され、通信指紋は、メッセージのフライト時間(TOF)及びメッセージの応答時間等のクライアントデバイスの応答特性に基づいている。初回の接続中にクライアントデバイスの固有の通信指紋(例えば、指紋)を生成することによって、ホストデバイスは、指紋に基づいて、後続の接続中にクライアントデバイスを検証し得る。例えば、応答特性がクライアントデバイスの物理層とクライアントデバイスのアプリケーション層の両方を通過する通信に基づき得るため、異なるデバイスは別個の通信指紋を有する。例えば、クローンデバイスがクライアントデバイスの応答特性を複製するのは困難であり得る。さらに、応答特性がブルートゥース(登録商標)の初期化中に応答要求メッセージが送信される間に分析され得るため、クライアントデバイスとホストデバイスとの間の追加の通信は要求されない。例えば、固有の通信指紋でクライアントデバイスを検証すると、クローンデバイスがホストデバイスに接続されるのを防ぐこと、クライアントデバイスの認証を解除すること等によって、システムセキュリティを向上させ得る。
したがって、図5A及び図5Bは、ホストデバイスへの最初の接続中にブルートゥース(登録商標)デバイスの固有の指紋を生成するための方法と、ホストデバイスへの後続の接続中にブルートゥース(登録商標)デバイスの指紋を検証するための方法とを示す。具体的には、方法500は、車載コンピューティングシステム200を含む、図1及び図2の車載エンターテインメントシステムに関して説明される。例えば、ホストデバイスは車載コンピューティングシステム200であり得、クライアントデバイスは車両のユーザの携帯電話であり得る。しかしながら、他の実施例では、方法500は、ブルートゥース(登録商標)のために構成される他のコンピューティングシステムによって実行され得る。方法500を実行するための命令は、車載コンピューティングシステム(例えば、図2に示されるストレージデバイス208)の非一時的メモリに記憶され得る。したがって、方法500は、記憶された命令に基づいて、図2及び図3に関して説明されたブルートゥース(登録商標)スタック220等のブルートゥース(登録商標)スタックと組み合わせて、プロセッサ(例えば、図2のオペレーティングシステムプロセッサ214)によって実行され得る。
ステップ502において、方法500は、ホストデバイスに接続することを試みるクライアントブルートゥース(登録商標)デバイスを監視することを含む。例えば、ホストデバイスは、別のデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を確立する要求を監視し得る。例えば、クライアントデバイス等の他のブルートゥース(登録商標)接続デバイスは、ホストデバイスのブルートゥース(登録商標)スタックのRF層に要求を送信して、ブルートゥース(登録商標)接続を確立し得る。
ステップ504において、方法500は、クライアントデバイスとホストデバイスとの間でブルートゥース(登録商標)接続が要求されているかどうかを決定することを含む。例えば、ブルートゥース(登録商標)接続を確立する要求が受信された場合、コントローラは、クライアントデバイスとホストデバイスとの間でブルートゥース(登録商標)接続が要求されていると決定し得る。ある実施例として、クライアントデバイスは、データパケットを車載コンピューティングシステム(例えば、ホストデバイス)に伝送し得、データパケットは、ブルートゥース(登録商標)接続を要求するために、ホストデバイスのRF層(例えば、図3に示されるRF層330)によって受信され得る。
方法500において、ホストデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続が要求されていないと決定された場合(「いいえ」)、方法500は、ステップ502に戻り、ブルートゥース(登録商標)デバイスの監視を継続することを含む。例えば、ホストデバイスはブルートゥース(登録商標)接続を確立する要求を監視し続け得る。
方法500において、ホストデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続が要求されていると決定された場合(「はい」)、方法500はステップ506に進み、クライアントデバイスのブルートゥース(登録商標)認証プロセスを開始することを含む。例えば、新しい接続が開始すると、様々な通信パラメータを設定するために、ホストデバイスとクライアントデバイスとの間で複数のメッセージが交換され得る。クライアントデバイスが事前にホストデバイスとペアリングされていない場合でも、識別またはキー交換が試みられる前に、複数のメッセージが送信され得る。いくつかの実施例では、複数のメッセージの一部は、ブルートゥース(登録商標)スタックのホストコントローラインターフェース(HCI)及びブルートゥース(登録商標)スタックのL2CAP層の一方または両方に位置し得、要求応答構造を有し得、要求応答構造では、要求がクライアントデバイスに送信され、応答がクライアントデバイスから受信される。
ステップ508において、方法500は、クライアントデバイスがホストデバイスによって既に指紋が取得されているかどうかを決定することを含む。例えば、ブルートゥース(登録商標)接続を開始するプロセス中に、ホストデバイスは、クライアントデバイスが事前にホストデバイスによって指紋が取得されているかどうかを決定し得る。例えば、ホストデバイスは、コントローラメモリに記憶された指紋を伴うデバイスのリストを有し得、クライアントデバイスの識別子を事前に指紋が取得されたデバイスのリストと比較し得る。クライアントデバイスが事前に指紋が取得されたデバイスのリストに含まれている場合、コントローラは、ホストデバイスが事前にクライアントとペアリングされていると決定し得る。クライアントデバイスが事前に指紋が取得されたデバイスのリストに含まれていない場合、コントローラは、ホストデバイスがブルートゥース(登録商標)接続を要求するクライアントデバイスの指紋を事前に生成してなかったと決定し得る。さらに、いくつかの実施例では、クライアントデバイスとの最後のブルートゥース(登録商標)接続から閾値時間が経過した場合、コントローラは、クライアントデバイスのための指紋を生成するプロセスを繰り返し得る。
方法500において、クライアントデバイスがホストデバイスによって指紋が取得されていないと決定された場合(「NO」)、方法500は、ステップ510に進み、ブルートゥース(登録商標)接続を確立することを含む。例えば、ホストデバイスがクライアントデバイスのための指紋をまだ生成していないため、コントローラは指紋に基づいてクライアントデバイスを検証し得なく、クライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を確立し得る。例えば、ブルートゥース(登録商標)スタックは、クライアントデバイスを認証し、ホストデバイスとクライアントデバイスとの間に安全なワイヤレスブルートゥース(登録商標)接続を確立するための認証プロトコルを含み得る。さらに、ブルートゥース(登録商標)接続を確立させることと並行して、コントローラは、クライアントデバイスの応答特性に基づいてクライアントデバイスの通信指紋を生成し続ける。
ステップ512において、方法500は、クライアントデバイスの通信指紋を生成するために、ホストデバイスとクライアントデバイスとの間で閾値数のメッセージを交換することを含む。通信指紋は、クライアントデバイスのソフトウェア層及びハードウェア要素を経由して、クライアントデバイスとホストデバイスとの間の通信の応答特性に基づいている。例えば、クライアントデバイスに伝送されたメッセージの特性及び/またはクライアントデバイスから受信されたメッセージの特性は、クライアントデバイスの物理的特性及びソフトウェア特性に基づき得る。ある実施例として、クライアントデバイスの応答特性を分析するために、コントローラは、コントローラが閾値数のメッセージを収集するまで、クライアントデバイスを往復するメッセージを監視し得る。閾値数のメッセージは、例えば、クライアントデバイスの応答特性を分析するために選択された所定数のメッセージであり得る。別の実施例として、閾値数のメッセージは、クライアントデバイスと接続するためのプロトコルに基づく等、クライアントデバイスの特性に基づいて動的に決定され得る。例えば、ブルートゥース(登録商標)接続の開始中にホストデバイスとクライアントデバイスとの間でいくつかのメッセージが交換されるため、クライアントデバイスのための指紋を生成するために追加メッセージは必要ではない。
ステップ514において、方法500は、クライアントデバイスの応答特性を分析することを含む。例えば、ホストデバイスは、クライアントデバイスの指紋を作成するために、ブルートゥース(登録商標)接続を介してホストデバイスとクライアントデバイスとの間で交換されるメッセージについてトレーニングされる。例えば、コントローラは、メッセージのフライト時間、クライアントデバイスの応答時間、及びメッセージの遅延時間を含む、メッセージの特性を分析し得る。いくつかの実施例では、メッセージは、深層学習(例えば、オートエンコーダ深層学習等)、機械学習(例えば、サポートベクターマシン[SVM]機械学習等)、及び統計的検定(例えば、コルモゴロフスミルノフ[KS]検定等)の1つ以上によって分析され得る。したがって、コントローラは、クライアントデバイスの応答特性に基づいて、クライアントデバイスの固有の通信指紋を生成し得る。
ステップ516において、方法500は、クライアントデバイスの指紋をメモリに記憶することを含む。いくつかの実施例では、クライアントデバイスの指紋はコントローラメモリに記憶され得、クライアントデバイスの識別子にインデックス付けされ得る。他の実施例では、クライアントデバイスの指紋は、リモートサーバまたはクラウドサーバ等のリモートロケーションに記憶され得る。
方法500では、ステップ508において、デバイスが既に指紋が取得されていると決定された場合(「はい」)、図5Bに示されるように、方法500はAに続く。Aにおいて、方法500はステップ518を含む。ステップ518において、方法500はクライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を確立することを含む。さらに、ブルートゥース(登録商標)接続を確立させることと並行して、コントローラは、クライアントデバイスの応答特性がクライアントデバイスの記憶された指紋と一致するかどうかを決定するために、ブルートゥース(登録商標)接続を介してクライアントデバイスの応答特性を分析し続ける。
ステップ520において、方法500は、クライアントデバイスの指紋を検証するための閾値数のメッセージを収集することを含む。例えば、コントローラが、クライアントデバイスのための指紋が既にメモリに記憶されていると決定した後、コントローラは、クライアントデバイスとホストデバイスとの間の閾値数のメッセージを収集し得る。例えば、閾値数のメッセージは、クライアントデバイスの指紋を検証するための所定数のメッセージであり得る。別の実施例として、閾値数のメッセージは、クライアントデバイスの特性に基づいて決定され得る。
ステップ522において、方法500は、クライアントデバイスの応答特性を分析することを含む。具体的には、コントローラは、クライアントデバイスの応答特性を、クライアントデバイスへのブルートゥース(登録商標)接続の事前のインスタンス中のクライアントデバイスからの応答特性と比較するために、特性を分析し得る。例えば、コントローラは、クライアントデバイスの通信指紋を生成し、クライアントデバイスの通信指紋をクライアントデバイスの記憶された通信指紋と比較すること等によって、メッセージの特性を分析し得る。クライアントデバイスの通信指紋は、深層学習、機械学習、及び統計的検定(KS検討等)の1つ以上を使用して、メッセージのフライト時間及びメッセージの遅延に基づいて生成され得る。他の実施例では、コントローラは、閾値数のメッセージがクライアントデバイスの通信指紋と一致するかどうかを決定するために、各メッセージの特性をクライアントデバイスの記憶された通信指紋と比較し得る。
ステップ524において、方法500は、クライアントデバイスの応答特性がクライアントデバイスの記憶された指紋と一致するかどうかを決定することを含む。例えば、コントローラは、クライアントデバイスの応答特性を、コントローラメモリに記憶されたクライアントデバイスの指紋と比較し得る。例えば、コントローラは、クライアントデバイスの特性がクライアントデバイスの記憶された指紋と合致するかどうかを決定するために、クライアントデバイスからの各メッセージのフライト時間及び遅延をクライアントデバイスの指紋と比較し得る。ある実施例として、確率及び閾値のセットを使用して、クライアントデバイスの応答特性とクライアントデバイスの記憶された指紋との類似性を評価し得る。一実施形態では、確率閾値は、不正デバイスに対して監視された方式で、オフラインでトレーニングされ得る。別の実施形態では、確率閾値は、元の指紋をメッセージの複数の時間遅延グループに分割し、メッセージのグループに対して分類器を評価するときに認証に到達することにより確率閾値を調整すること等によって(例えば、機械学習、深層学習、または統計分析によって)、自己訓練または自己監視され得る。
方法500では、ステップ524において、メッセージ特性がクライアントデバイスの記憶された指紋と一致しないと決定された場合(「NO」)、方法500はステップ526に進み、エラーメッセージを出力することと、クライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を確立しないこととを含む。例えば、コントローラがクライアントデバイスのメッセージ特性がクライアントデバイスの記憶された指紋と一致しないと決定した場合、コントローラはクライアントデバイスを検証し得ない。ある実施例として、クライアントデバイスは、事前に検証され指紋が取得されたデバイスからクローン化され得る。したがって、コントローラはクライアントデバイスとの安全なブルートゥース(登録商標)接続を確立し得ない。さらに、コントローラはエラーメッセージを出力し得る。例えば、コントローラはエラーメッセージを車両ユーザに出力し得る。別の実施例として、コントローラはエラーメッセージをリモートサービスに出力し得る。いくつかの実施例では、コントローラはホストデバイスをリセットし得る。次に、方法500は終了し得る。
方法500では、ステップ524において、メッセージ特性がクライアントデバイスの記憶された指紋と一致すると決定された場合(「はい」)、方法500はステップ528に進み、クライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を維持することを含む。例えば、コントローラが、クライアントデバイスからのメッセージ特性がクライアントデバイスの記憶された指紋と一致すると決定した場合、コントローラはクライアントデバイスを検証し、データを共有するための安全なブルートゥース(登録商標)接続を維持する。例えば、記憶された指紋でクライアントデバイスを検証することによって、コントローラは、ホストデバイスに接続するクローンデバイスの発生率を減らし得る。次に、方法500は終了し得る。
このように、ホストデバイスとの接続を確立するクローンデバイスの発生率を減少させるために、クライアントデバイスを検証し得、これにより、システムセキュリティが向上し得る。ある実施例として、ホストデバイスは車両の車載インフォテインメントシステムであり、クライアントデバイスは車両のユーザのモバイルデバイスである。例えば、クライアントデバイスとの初回の接続中に、ホストデバイスはクライアントデバイスの指紋を生成し得、指紋はクライアントデバイスの応答特性に基づいている。例えば、クライアントデバイスの応答特性は、クライアントデバイスの物理的特性及びクライアントデバイスのシステムアーキテクチャの関数であり得る。したがって、クライアントデバイスとの後続の再接続中、ホストデバイスは、クライアントデバイスが真正であることを検証するために、応答特性をクライアントデバイスの指紋と比較し得、ホストデバイスは不正デバイスに接続されるのを防ぎ得る。したがって、ブルートゥース(登録商標)接続のセキュリティが向上し得、不正接続の発生率が減少し得、全体的な顧客満足度が向上し得る。
本開示の技術的効果は、クライアントデバイスの応答特性に基づく通信指紋がホストデバイスによって生成及び記憶され得ることと、ブルートゥース(登録商標)接続のセキュリティを向上させるために、ホストデバイスとクライアントデバイスとの間のブルートゥース(登録商標)接続を検証するために使用され得ることである。
ある実施例として、本方法は、コンピューティングシステムにおいて、クライアントデバイスとホストデバイスとの間で無線接続を開始したことに応答して、クライアントデバイスの少なくとも1つの応答特性に基づいて、クライアントデバイスの通信指紋を生成することを含み、少なくとも1つの応答特性は、クライアントデバイスとホストデバイスとの間の通信に基づき、通信はクライアントデバイスのソフトウェア層及びクライアントデバイスのハードウェア要素のそれぞれを通過する。前述の実施例では、追加的または随意に、クライアントデバイスとホストデバイスとの間で無線接続を開始することは、クライアントデバイスのための保存された通信指紋がコンピューティングシステムのメモリに記憶されているかどうかを決定することを含む。前述の実施例の一方または両方において、追加的または随意に、クライアントデバイスの保存された通信指紋がコンピューティングシステムのメモリに記憶されていると決定したことに応答して、クライアントデバイスの通信指紋をクライアントデバイスの保存された通信指紋を比較する。前述の実施例のいずれかまたは全てにおいて、追加的または随意に、クライアントデバイスの通信指紋がクライアントデバイスの保存された通信指紋と一致しないことに応答して、無線接続を終了し、エラーメッセージを出力する。前述の実施例のいずれかまたは全てにおいて、追加的または随意に、クライアントデバイスの通信指紋がクライアントデバイスの保存された通信指紋と一致していることに応答して、クライアントデバイスを検証し、クライアントデバイスとホストデバイスとの間の無線接続を維持する。前述の実施例のいずれかまたは全てにおいて、追加的または随意に、クライアントデバイスの少なくとも1つの応答特性は、クライアントデバイスの応答時間、クライアントデバイスまでのメッセージのフライト時間、クライアントデバイスからのメッセージのフライト時間、及びクライアントデバイスの遅延時間のうちの1つ以上を含む。前述の実施例のいずれかまたは全てにおいて、追加的または随意に、ホストデバイスは、携帯電話、パーソナルコンピュータ、ウェアラブルデバイス、MP3プレイヤー、ブルートゥース(登録商標)スピーカー、ブルートゥース(登録商標)対応機器、車載インフォテインメントシステム、車載コンピューティングシステム、及びタブレットコンピュータのうちの1つである。前述の実施例のいずれかまたは全てにおいて、追加的または随意に、クライアントデバイスは、携帯電話、パーソナルコンピュータ、ウェアラブルデバイス、MP3プレイヤー、ブルートゥース(登録商標)スピーカー、ブルートゥース(登録商標)対応機器、車載インフォテインメントシステム、車載コンピューティングシステム、及びタブレットコンピュータのうちの1つである。前述の実施例のいずれかまたは全てにおいて、追加的または随意に、クライアントデバイスはクライアントブルートゥース(登録商標)スタックを含み、ホストデバイスはホストブルートゥース(登録商標)スタックを含み、クライアントブルートゥース(登録商標)スタック及びホストブルートゥース(登録商標)スタックのそれぞれはアプリケーション層及びRF層を含む。
別の実施例として、コンピューティングシステムのための方法は、ホストデバイスとクライアントデバイスとの間のブルートゥース(登録商標)接続を開始したことに応答して、クライアントデバイスのための保存された通信指紋がコンピューティングシステムのメモリに記憶されているかどうかを決定することと、クライアントデバイスのための保存された通信指紋がコンピューティングシステムのメモリに記憶されていないと決定したことに応答して、クライアントデバイスの応答特性に基づいて、クライアントデバイスのための新しい通信指紋を生成し、新しい通信指紋をコンピューティングシステムのメモリに記憶することと、クライアントデバイスのための保存された通信指紋がコンピューティングシステムのメモリに記憶されていると決定したことに応答して、クライアントデバイスの応答特性を保存された通信指紋と比較することと、クライアントデバイスの応答特性が保存された通信指紋と一致しないと決定したことに応答して、クライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を終了することと、を含む。前述の実施例では、追加的または随意に、応答特性は、コンピューティングシステムとクライアントデバイスとの間の通信の要求応答通信遅延を含む。前述の実施例の一方または両方において、追加的または随意に、応答特性は、クライアントデバイスからのメッセージのフライト時間、クライアントデバイスまでのメッセージのフライト時間、クライアントデバイスからのメッセージの遅延時間、及びクライアントデバイスからのメッセージの遅延時間のうちの1つ以上を含む。前述の実施例のいずれかまたは全てにおいて、追加的または随意に、クライアントデバイスの応答特性が保存された通信指紋と一致していると決定したことに応答して、クライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を維持する。前述の実施例のいずれかまたは全てにおいて、追加的または随意に、クライアントデバイスの応答特性が保存された通信指紋と一致しないと決定したことに応答してクライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を終了することは、エラーメッセージをユーザに出力することを含む。前述の実施例のいずれかまたは全てにおいて、追加的または随意に、コンピューティングシステムはホストデバイスに結合される。
さらに別の実施例として、コンピューティングシステムは、RF層及びアプリケーション層を含むブルートゥース(登録商標)スタックと、コンピューティングシステムに通信可能に結合されたプロセッサと、プロセッサによって実行可能な命令を記憶するストレージデバイスと、を備え、命令は、クライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を開始したことに応答して、クライアントデバイスの応答特性に基づいてクライアントデバイスのための第1の通信指紋を生成する。前述の実施例では、追加的または随意に、クライアントデバイスの応答特性に基づいてクライアントデバイスのための第1の通信指紋を生成するために、ストレージデバイスは、プロセッサによって実行可能なさらなる命令を記憶し、さらなる命令は、クライアントデバイスにインデックス付けされた第2の通信指紋がメモリに記憶されていると決定したことに応答して、第1の通信指紋を第2の通信指紋と比較し、第1の通信指紋が第2の通信指紋と一致しないことに応答して、ブルートゥース(登録商標)接続を終了し、クライアントデバイスの認証を解除する。前述の実施例の一方または両方では、追加的または随意に、クライアントデバイスの応答特性に基づいてクライアントデバイスの第1の通信指紋を生成するために、ストレージデバイスはプロセッサによって実行可能なさらなる命令を記憶し、さらなる命令は、クライアントデバイスにインデックス付けされた第2の通信指紋がメモリに記憶されていないと決定したことに応答して、第1の通信指紋を保存し、第1の通信指紋をクライアントデバイスにインデックス付ける。前述の実施例のいずれかまたは全てにおいて、追加的または随意に、第1の通信指紋は、コンピューティングシステムの不揮発性メモリに保存される。前述の実施例のいずれかまたは全てにおいて、追加的または随意に、コンピューティングシステムは自動車に含まれる。
実施形態の説明は例示及び説明の目的のために提示されている。実施形態に対する適切な修正及び変形は上記の説明を考慮して行われ得る、または方法を実践することから取得され得る。例えば、特に断りのない限り、説明される1つ以上の方法は、適切なデバイス及び/またはデバイスの組み合わせによって行われ得る。本方法は、ストレージデバイス、メモリ、ハードウェアネットワークインターフェース/アンテナ、スイッチ、アクチュエータ、クロック回路等の1つ以上の追加のハードウェア要素と組み合わせて、1つ以上の論理デバイス(例えば、プロセッサ)を用いて記憶された命令を実行することによって行われ得る。説明される方法及び関連のアクションは、また、本出願に説明される順序に加えて、並行して及び/または同時に様々な順序で行われ得る。説明されるシステムは本質的に例示的であり、追加要素を含み得る及び/または要素を省略し得る。本開示の主題は、様々なシステム及び構成の全ての新規の及び非自明の組み合わせ及び部分的組み合わせ、ならびに開示される他の機構、機能、及び/または特性を含む。
本システムは、追加ロジックまたは異なるロジックを含み得、多くの異なる方法で実装され得る。コントローラは、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、ディスクリートロジック、またはこれらのタイプ及び/もしくは他のタイプの回路もしくはロジックの組み合わせとして実装され得る。同様に、メモリは、DRAM、SRAM、フラッシュ、または他のタイプのメモリであり得る。パラメータ(例えば、条件及び閾値)及び他のデータ構造は、個別に保存及び管理され得る、単一のメモリもしくはデータベースに組み込まれ得る、または多くの様々な方法で論理的及び物理的に整理され得る。プログラム及び命令セットは、単一のプログラムの一部、個別のプログラムであり得る、または複数のメモリ及びプロセッサにわたって分散され得る。本システムは、携帯電話、ヘッドセット、ハンズフリーセット、スピーカーフォン、通信インターフェース、またはインフォテインメントシステムを含む様々な電子デバイスに含まれ得る。
本出願で使用されるとき、単数形で列挙され、用語「a」または「an」で進行する要素またはステップは、係る除外が規定されない限り、当該要素または当該ステップの複数形を除外しないとして理解されたい。さらに、本開示の「一実施形態」または「一実施例」に対する言及は、列挙される機構も組み込む追加の実施形態の存在を除外すると解釈することを意図しない。用語「第1の」、「第2の」、及び「第3の」等は、単に標識として使用され、数値要件または特定の位置順序をそれらの物体に課すことを意図しない。以下の「特許請求の範囲」では、新規及び非自明と見なされる上記の開示からの主題が具体的に指摘される。

Claims (20)

  1. コンピューティングシステムにおいて、クライアントデバイスとホストデバイスとの間で無線接続を開始したことに応答して、前記クライアントデバイスの少なくとも1つの応答特性に基づいて、前記クライアントデバイスの通信指紋を生成することを含み、前記少なくとも1つの応答特性は、前記クライアントデバイスと前記ホストデバイスとの間の通信に基づき、前記通信は前記クライアントデバイスのソフトウェア層及び前記クライアントデバイスのハードウェア要素のそれぞれを通過する、
    方法。
  2. 前記クライアントデバイスと前記ホストデバイスとの間で前記無線接続を開始することは、前記クライアントデバイスのための保存された通信指紋が前記コンピューティングシステムのメモリに記憶されているかどうかを決定することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記クライアントデバイスの前記保存された通信指紋が前記コンピューティングシステムの前記メモリに記憶されていると決定したことに応答して、前記クライアントデバイスの前記通信指紋を前記クライアントデバイスの前記保存された通信指紋を比較する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記クライアントデバイスの前記通信指紋が前記クライアントデバイスの前記保存された通信指紋と一致しないことに応答して、前記無線接続を終了し、エラーメッセージを出力する、請求項3に記載の方法。
  5. 前記クライアントデバイスの前記通信指紋が前記クライアントデバイスの前記保存された通信指紋と一致していることに応答して、前記クライアントデバイスを検証し、前記クライアントデバイスと前記ホストデバイスとの間の前記無線接続を維持する、請求項3に記載の方法。
  6. 前記クライアントデバイスの前記少なくとも1つの応答特性は、前記クライアントデバイスの応答時間、前記クライアントデバイスまでのメッセージのフライト時間、前記クライアントデバイスからのメッセージのフライト時間、及び前記クライアントデバイスの遅延時間のうちの1つ以上を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ホストデバイスは、携帯電話、パーソナルコンピュータ、ウェアラブルデバイス、MP3プレイヤー、ブルートゥース(登録商標)スピーカー、ブルートゥース(登録商標)対応機器、車載インフォテインメントシステム、車載コンピューティングシステム、及びタブレットコンピュータのうちの1つである、請求項1に記載の方法。
  8. 前記クライアントデバイスは、携帯電話、パーソナルコンピュータ、ウェアラブルデバイス、MP3プレイヤー、ブルートゥース(登録商標)スピーカー、ブルートゥース(登録商標)対応機器、車載インフォテインメントシステム、車載コンピューティングシステム、及びタブレットコンピュータのうちの1つである、請求項1に記載の方法。
  9. 前記クライアントデバイスはクライアントブルートゥース(登録商標)スタックを含み、前記ホストデバイスはホストブルートゥース(登録商標)スタックを含み、前記クライアントブルートゥース(登録商標)スタック及び前記ホストブルートゥース(登録商標)スタックのそれぞれは、アプリケーション層及びRF層を含む、請求項1に記載の方法。
  10. コンピューティングシステムのための方法であって、
    ホストデバイスとクライアントデバイスとの間のブルートゥース(登録商標)接続を開始したことに応答して、前記クライアントデバイスのための保存された通信指紋が前記コンピューティングシステムのメモリに記憶されているかどうかを決定することと、
    前記クライアントデバイスのための前記保存された通信指紋が前記コンピューティングシステムの前記メモリに記憶されていないと決定したことに応答して、前記クライアントデバイスの応答特性に基づいて、前記クライアントデバイスのための新しい通信指紋を生成し、前記新しい通信指紋を前記コンピューティングシステムの前記メモリに記憶することと、
    前記クライアントデバイスのための前記保存された通信指紋が前記コンピューティングシステムの前記メモリに記憶されていると決定したことに応答して、前記クライアントデバイスの前記応答特性を前記保存された通信指紋と比較することと、
    前記クライアントデバイスの前記応答特性が前記保存された通信指紋と一致しないと決定したことに応答して、前記クライアントデバイスとの前記ブルートゥース(登録商標)接続を終了することと、
    を含む、前記方法。
  11. 前記応答特性は、前記コンピューティングシステムと前記クライアントデバイスとの間の通信の要求応答通信遅延を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記応答特性は、前記クライアントデバイスからのメッセージのフライト時間、前記クライアントデバイスまでのメッセージのフライト時間、前記クライアントデバイスからのメッセージの遅延時間、及び前記クライアントデバイスからのメッセージの遅延時間のうちの1つ以上を含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記クライアントデバイスの前記応答特性が前記保存された通信指紋と一致していると決定したことに応答して、前記クライアントデバイスとの前記ブルートゥース(登録商標)接続を維持する、請求項10に記載の方法。
  14. 前記クライアントデバイスの前記応答特性が前記保存された通信指紋と一致しないと決定したことに応答して前記クライアントデバイスとの前記ブルートゥース(登録商標)接続を終了することは、エラーメッセージをユーザに出力することを含む、請求項10に記載の方法。
  15. 前記コンピューティングシステムは前記ホストデバイスに結合される、請求項10に記載の方法。
  16. コンピューティングシステムであって、
    RF層及びアプリケーション層を含むブルートゥース(登録商標)スタックと、
    前記コンピューティングシステムに通信可能に結合されたプロセッサと、
    前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するストレージデバイスと、を備え、前記命令は、
    クライアントデバイスとのブルートゥース(登録商標)接続を開始したことに応答して、前記クライアントデバイスの応答特性に基づいて前記クライアントデバイスのための第1の通信指紋を生成する、前記コンピューティングシステム。
  17. 前記クライアントデバイスの前記応答特性に基づいて前記クライアントデバイスのための前記第1の通信指紋を生成するために、前記ストレージデバイスは、前記プロセッサによって実行可能なさらなる命令を記憶し、前記さらなる命令は、
    前記クライアントデバイスにインデックス付けされた第2の通信指紋がメモリに記憶されていると決定したことに応答して、前記第1の通信指紋を前記第2の通信指紋と比較し、
    前記第1の通信指紋が前記第2の通信指紋と一致しないことに応答して、前記ブルートゥース(登録商標)接続を終了し、前記クライアントデバイスの認証を解除する、請求項16に記載のコンピューティングシステム。
  18. 前記クライアントデバイスの前記応答特性に基づいて前記クライアントデバイスのための前記第1の通信指紋を生成するために、前記ストレージデバイスは、前記プロセッサによって実行可能なさらなる命令を記憶し、前記さらなる命令は、
    前記クライアントデバイスにインデックス付けされた第2の通信指紋がメモリに記憶されていないと決定したことに応答して、前記第1の通信指紋を保存し、前記第1の通信指紋を前記クライアントデバイスにインデックス付ける、請求項16に記載のコンピューティングシステム。
  19. 前記第1の通信指紋は、前記コンピューティングシステムの不揮発性メモリに保存される、請求項18に記載のコンピューティングシステム。
  20. 前記コンピューティングシステムは自動車に含まれる、請求項16に記載のコンピューティングシステム。
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