JP2022026649A - 毛髪入り込み抑制用首掛けシート - Google Patents
毛髪入り込み抑制用首掛けシート Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022026649A JP2022026649A JP2020130215A JP2020130215A JP2022026649A JP 2022026649 A JP2022026649 A JP 2022026649A JP 2020130215 A JP2020130215 A JP 2020130215A JP 2020130215 A JP2020130215 A JP 2020130215A JP 2022026649 A JP2022026649 A JP 2022026649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- neck
- joining member
- wearer
- clothing
- garment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
Description
一方、人が衣服を身に着けた場合においても、例えば、体温調節等のために、首周り又は胸元の開口を閉じたり、開口を広げたりすることがある。そのため、一般的な衣服においても、衣服を着用した人(着用者)の首周り又は胸元の開口をより適切に調節できるようにすることが求められている。
本明細書においては、着衣物(例えば、首掛けシート1)を図1のように平面的に見た状態において、左右方向をX(X1-X2)方向、前後方向をY(Y1-Y2)方向として説明する。なお、本明細書においては、「~方向」を、適宜に「~側」ともいう。
第1実施形態として、本発明に係る着衣物を、美容室や理髪店で使用する首掛けシートに適用した例について説明する。
図1は、第1実施形態における首掛けシート1の構成を説明する図である。図1は、首掛けシート1を着用者に装着していない状態(平置き状態)を示している。図2は、図1のI-I線断面図である。図3は、図1のII-II線断面図である。
図1に示すように、首掛けシート1は、シート本体10、第1接合部材20、第2接合部材30及び押え部40を備えている。
背面部11は、首掛けシート1を着用者に装着したときに、着用者の背部を覆う部分である。背面部11は、シート本体10の後側(Y2側)に設けられている。左肩部12は、首掛けシート1を着用者に装着したときに、着用者の左肩及び左胸を覆う部分である。左肩部12は、シート本体10の左側(X1側)に設けられている。左肩部12の前側(Y1側)には、右肩部13と接合される左接合部12aが設けられている。右肩部13は、首掛けシート1を着用者に装着したときに、着用者の右肩及び右胸を覆う部分である。左肩部12は、シート本体10の右側(X2側)に設けられている。右肩部13の前側(Y1側)には、左肩部12と接合される右接合部13aが設けられている。
第1接合部材20、第2接合部材30は、それぞれ左接合部12a、右接合部13aの前側(Y1側)に配置されている。すなわち、第1接合部材20、第2接合部材30は、いずれも開口14から離れた位置に配置されている。
図4(A)及び(B)は、首掛けシート1の使用形態を説明する図である。図4(A)は、首掛けシート1を首周りの大きい着用者P(P1)に装着した場合の使用形態を示している。図4(B)は、首掛けシート1を首周りの小さい着用者P(P2)に装着した場合の使用形態を示している。なお、図4(A)及び(B)では、首掛けシート1の押え部40及び首掛けシート1の下に着用されるケープ等の図示を省略している。
また、図4(B)に示すように、首掛けシート1を首周りの小さい着用者P(P2)に装着する場合、左接合部12aと右接合部13aとの重なりを多くした状態で第1接合部材20と第2接合部材30とを接合することにより、首掛けシート1の開口14を小さくして着用者P(P2)に装着することができる。
なお、本実施形態の首掛けシート1を着用者Pに装着する場合、図4(A)及び(B)に示すように、左接合部12aを右接合部13aの上に被せてもよいし、右接合部13aを左接合部12aの上に被せてもよい。
第1実施形態の首掛けシート1では、第1接合部材20と第2接合部材30とを接合する位置を変えることにより、首掛けシート1の開口14を着用者の首に隙間なく係合させることができる。これによれば、カットした毛髪が着用者の首筋から入り込みにくいため、カット中に着用者に不快感を与えることを抑制することができる。また、シート本体10は、柔軟性を有するため、首掛けシート1を着用者Pの首周りに、快適に且つ隙間なく密着させることができる。
第1実施形態の首掛けシート1において、第1接合部材20及び第2接合部材30の形状を、細長い板状としてもよい。以下、第1実施形態に示す首掛けシート1の別形態について説明する。ここでは、第1実施形態に示す首掛けシート1の別形態を「第2の首掛けシート1」として説明する。
なお、第2の首掛けシート1を着用者Pに装着する場合、図6(A)及び(B)に示すように、左接合部12aを右接合部13aの上に被せてもよいし、右接合部13aを左接合部12aの上に被せてもよい。
次に、第2実施形態として、本発明に係る着衣物を前合わせ式の衣服に適用した例について説明する。
第2実施形態の衣服1Aにおいて、第1接合部材20、第2接合部材30等の基本的な構成は、第1実施形態と同じである。そのため、第2実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図7(A)及び(B)に示すように、第2実施形態の衣服1Aは、衣服本体(着衣体)10Aの前合わせ部分の左右に第1接合部材20と第2接合部材30を備えている。第2実施形態では、衣服本体10Aの前合わせ部分の左右を、「左接合部12a」、「右接合部13a」として説明する。左接合部12aには、上下方向に沿って2つの第1接合部材20が設けられている。また、右接合部13aには、縦長の第2接合部材30が設けられている。2つの第1接合部材20及び第2接合部材30は、それぞれ左接合部12a、右接合部13aの生地の間に縫い付けられている。第1接合部材20及び第2接合部材30の機能は、第1実施形態と同じである。
また、図7(B)に示すように、着用者Pは、衣服本体10Aの左接合部12aと右接合部13aとの重なりを多くした状態で、上側の第1接合部材20と第2接合部材30とを接合することにより、衣服1Aの開口14を小さくすることができる。これにより、着用者Pは、胸元を狭くした状態で衣服1Aを着ることができる。
図7(A)及び(B)のいずれにおいても、第1接合部材20と第2接合部材30とは磁力で接合されているため、着用者Pが接合位置を動かさなければ、衣服1Aの胸元の開き具合を維持することができる。
なお、本実施形態の衣服1Aを着用者Pが着る場合、図7(A)及び(B)に示すように、右接合部13aを左接合部12aの上に被せてもよいし、左接合部12aを右接合部13aの上に被せてもよい。また、図7(A)及び(B)では、上下方向に沿って2つの第1接合部材20を設ける例について示しているが、第1接合部材20は、1つでもよいし、3つ以上設けてもよい。
次に、第3実施形態として、本発明に係る着衣物を前合わせのない衣服に適用した例について説明する。
第3実施形態の衣服1Bにおいて、第1接合部材20、第2接合部材30等の基本的な構成は、第1実施形態と同じである。そのため、第2実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
上述のように、本実施形態の衣服1Bによれば、着用者Pは、左接合部12aと右接合部13aとを重ねない状態にしたり、重ねた状態にしたりすることにより、胸元の開き具合を自在に調節することができる。
図8(B)の状態において、第1接合部材20と第2接合部材30とは磁力で接合されているため、着用者Pが接合位置を動かさなければ、衣服1Bの胸元を狭くした状態を維持することができる。
次に、第4実施形態として、本発明に係る着衣物を後ろ合わせ式のケープに適用した例について説明する。第4実施形態のケープ1Cは、例えば、美容院、理髪店等において、髪の毛のカット、毛染め、パーマ等を行う際に用いられる着衣物である。なお、第4実施形態に示す後ろ合わせ式の着衣物は、上記用途のケープに限らず、一般的な衣服にも適用することができる。
第4実施形態のケープ1Cにおいて、第1接合部材20、第2接合部材30等の基本的な構成は、第1実施形態と同じである。そのため、第4実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図9(A)に示すように、第4実施形態のケープ1Cは、ケープ本体(着衣体)10Cの首周り部分50と、後ろ合わせ部分60に、それぞれ第1接合部材20及び第2接合部材30を備えている。第4実施形態では、ケープ本体10Cの前合わせ部分の左右を、「左接合部12a」、「右接合部13a」として説明する。
また、後ろ合わせ部分60では、着用者Pの背中側に左接合部12aを重ね合わせ、その上から右接合部13aを重ね合わせることにより、後ろ合わせ部分60の第1接合部材20と第2接合部材30とを接合することができる。
第1実施形態では、第1接合部材20及び第2接合部材30を1組設けた例について説明したが、これに限らず、第1接合部材20及び第2接合部材30を複数組設けた構成としてもよい。また、第1接合部材20を複数設け、第2接合部材30を1つ設けた構成としてもよいし、1つの第1接合部材20に対して、第2接合部材30を複数設けた構成としてもよい。更に、第1接合部材20及び第2接合部材30の形状、大きさ、配置等は、上記実施形態の例に限らず、適宜に変更可能である。第2~第4実施形態においても、第1接合部材20及び第2接合部材30の形状、大きさ、配置等は、適宜に変更可能である。
第2接合部材30は、板状に限らず、例えば、コイル状に構成されていてもよい。第2接合部材30をコイル状とすることにより、第1接合部材20と第2接合部材30との接合位置に柔軟性を持たせることができる。このような構成は、第2実施形態のように、本発明に係る着衣物を衣服に使用した場合に適している。
第2接合部材30は、第1接合部材20と同じ磁石で構成してもよい。その場合、第1接合部材20の接合側がS(N)極、第2接合部材30の接合側がN(S)極となるように配置することにより、磁石間に生じる磁力によりシート本体の端部を閉じることができる。
上記各実施形態では、本発明に係る着衣物を衣服に適用した例について説明したが、本発明に係る着衣物は、例えば、マフラー、ストール等に適用することもできる。
1A,1B 衣服(着衣物)
1C ケープ(着衣物)
10 シート本体(着衣体)
10A,10B 衣服本体(着衣体)
10C ケープ本体(着衣体)
11 背面部
12 左肩部
12a 左接合部
13 右肩部
13a 右接合部
14 開口
20 第1接合部材
30 第2接合部材
40 押え部
50 首周り部分
51 ポケット
60 後ろ合わせ部分
Claims (6)
- 人体の頚部と係合する開口を有し、前記開口の周囲において人体の少なくとも一部を被覆する着衣体と、
前記着衣体に設けられ、磁石からなる第1接合部材と、
前記着衣体に設けられ、前記第1接合部材と磁力により接合する第2接合部材と、
を備え、
前記第1接合部材と前記第2接合部材とが接合する位置に応じて、前記開口の大きさが可変となる着衣物。 - 請求項1に記載の着衣物において、
前記第2接合部材は、磁性体である着衣物。 - 請求項1又は2に記載の着衣物において、
前記着衣体は、撥水性又は防水性を有すると共に、柔軟性を有する素材により形成される着衣物。 - 請求項1~3までのいずれか一項に記載の着衣物において、
前記着衣体が人体に装着されたときに、前記着衣体の位置を維持する押え部を備える着衣物。 - 請求項1~4までのいずれか一項に記載の着衣物において、
前記着衣体は、人体に装着されたときに、人体の肩、胸部及び背部を覆うように形成された首掛けシートである着衣物。 - 請求項1~4までのいずれか一項に記載の着衣物において、
前記着衣体は、人体の少なくとも上半身を覆う衣服である着衣物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020130215A JP2022026649A (ja) | 2020-07-31 | 2020-07-31 | 毛髪入り込み抑制用首掛けシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020130215A JP2022026649A (ja) | 2020-07-31 | 2020-07-31 | 毛髪入り込み抑制用首掛けシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022026649A true JP2022026649A (ja) | 2022-02-10 |
Family
ID=80263499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020130215A Pending JP2022026649A (ja) | 2020-07-31 | 2020-07-31 | 毛髪入り込み抑制用首掛けシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022026649A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5373199U (ja) * | 1976-11-16 | 1978-06-19 | ||
JP3119583U (ja) * | 2005-12-14 | 2006-03-02 | タカラベルモント株式会社 | 美容用カットケープ |
KR101936512B1 (ko) * | 2017-07-03 | 2019-01-08 | 정양석 | 이.미용용 헤어에어프론 |
-
2020
- 2020-07-31 JP JP2020130215A patent/JP2022026649A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5373199U (ja) * | 1976-11-16 | 1978-06-19 | ||
JP3119583U (ja) * | 2005-12-14 | 2006-03-02 | タカラベルモント株式会社 | 美容用カットケープ |
KR101936512B1 (ko) * | 2017-07-03 | 2019-01-08 | 정양석 | 이.미용용 헤어에어프론 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9307793B2 (en) | Concealed and discreet security pocket | |
WO2015129806A1 (ja) | 理美容用クロス及び留め具 | |
US20150059046A1 (en) | Sleeved styling cape | |
JP2022026649A (ja) | 毛髪入り込み抑制用首掛けシート | |
JP3230074U (ja) | マスクフレーム | |
US20150374180A1 (en) | Towel with snap fasteners | |
KR20100063222A (ko) | 다용도 스카프 | |
JP6984915B1 (ja) | マスク | |
JP2009125424A (ja) | 装身具 | |
CN217509954U (zh) | 用于固定服装的磁性装饰扣 | |
JP5891568B2 (ja) | 襟ガード付き理美容用クロス | |
JP6644393B1 (ja) | カップ部を有する衣類 | |
CN220088631U (zh) | 拼接吊带抹胸连衣裙 | |
CN213369915U (zh) | 一种透气衬衣 | |
JP2001346890A (ja) | マルチマグネット | |
US20230255284A1 (en) | Adjustable Neck Gaiter | |
WO2009073965A1 (en) | Multi-purpose shawl | |
KR102304630B1 (ko) | 전기 손팩 세트 | |
JP5888617B2 (ja) | 留め具及び改良ファスナー付き理美容用クロス | |
JP3177490U (ja) | 防寒具 | |
JP2014094100A (ja) | 理容美容用ケープ | |
JP3185865U (ja) | 着脱容易にしたベスト | |
JP3108538U (ja) | カバーリングシャツ | |
JP3146248U (ja) | 顔カバー | |
JP3150100U (ja) | ブラジャー肩紐カバー |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201224 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20201224 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20210127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210309 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210426 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20210625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210817 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211008 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220106 |