JP3177490U - 防寒具 - Google Patents

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Abstract

【課題】保温性を有する現代風な素材を利用し、洗濯に適した衛生面での取り扱いを優先しつつ着用時の作業性を向上でき、屋外やオフィス又は公共施設などでの着用にも適した防寒具を提供する。
【解決手段】人体Aの背中及び腰部を後方から覆って防寒する後身頃10と、後身頃10の上端の左右両位置より人体Aの胸A5の上部付近までを前方から覆って防寒する左右の肩ヨーク11と、左右の肩ヨーク11の下端111に一端が連結され、かつ人体Aの背中付近に対応する後身頃10の略中央部の左右両端位置に他端側が掛け渡された左右一対の掛け紐部12と、を備えた袖無し半纏タイプの防寒具W1を前提とする。そして、後身頃10、各肩ヨーク11及び各掛け紐部12を、フリースなどの保温性を有する素材を表裏材13,14にそれぞれ用いて当該表裏材13,14を互いに重ね合わせた2層構造で形成している。
【選択図】図1

Description

本考案は、防寒具に関し、詳しくは、人体の背中及び腰を覆う袖無し半纏タイプのものに係る。
この種の防寒具は、信州の南木曽地方で伝承的に使用されてきた「ねこ」や「ねんねこ半纏」に根源があり、着用した際に人体の背中及び腰部を覆って保温するようにしたものであり、近年の節電対策を図る上で、注目を集めつつある。
このような防寒具としては、従来より、人体の背中及び腰部を後方から覆って防寒する本体部と、この本体部の左右両位置にそれぞれ上端が連結され、人体の背中の下部付近に対応する前記本体部の対応位置の左右両端に掛け渡される左右一対の掛け紐部と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、本体部は、表裏を構成する表裏材同士の間に保温性を有する真綿等を挟んで重ね合わせた3層構造に形成されている。
実開昭61−155314号公報
ところが、前記従来のものでは、以下に述べるような課題が存在する。
すなわち、表裏材同士の間に真綿等が挟まれているため、洗濯した際に乾燥に時間を要したり、真綿が偏るなどして防寒具が型くずれするおそれもあり、洗濯に不向きであることから、衛生面での取り扱いが不便であった。更に、表裏材同士の間に挟んだ真綿によって着ぶくれ感が懸念され、着用した状態での動作が制約されて作業性が悪いものとなる。
しかも、素材自体が伝承的な和風調のものであるため、現代の装いには合致し難く、自ずと用途が限られたものとなる。このため、屋外での着用はもちろんのこと、冬季に室温の低下傾向の進行に伴うオフィスなどでの着用や公共施設での着用には不向きであった。
本考案は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、保温性を有する現代風な素材を利用し、洗濯に適した衛生面での取り扱いを優先しつつ着用時の作業性を向上でき、屋外やオフィス又は公共施設などでの着用にも適した防寒具を提供することにある。
前記目的を達成するため、本考案では、人体の背中及び腰部を後方から覆って防寒する後身頃と、この後身頃の上端の左右両位置より人体の胸の上部付近までを前方から覆って防寒する左右の肩ヨークと、前記左右の肩ヨークの下端及び人体の背中付近に対応する前記後身頃の略中央部の左右両端位置のいずれか一方に一端が連結され、かつ他方に他端側が掛け渡された左右一対の掛け紐部と、を備えた袖無し半纏タイプの防寒具を前提とする。そして、前記後身頃、前記各肩ヨーク及び前記各掛け紐部のうちの少なくとも後身頃及び各肩ヨークは、フリース又はボアなどの保温性を有する素材を表裏材のうちの少なくとも一方に用いて当該表裏材を互いに重ね合わせた2層構造で形成することを特徴としている。
また、前記後身頃は、その上端が人体の首の裾に沿う位置まで延長されているとともに、前記各肩ヨークは、前記後身頃上端の延長部分の左右両端から肩幅端までの左右の両肩頂部分から人体の胸の上部付近に回り込むまでの間に左右幅が収束され、その収束した下端が人体の胸の上部において前記各掛け紐部の一端又は他端側に連結されていてもよい。
また、前記表裏材は、互いの色調又は柄模様を異ならせていてもよい。
また、前記各掛け紐部は、当該各掛け紐部の長さを前記各肩ヨークの下端と前記後身頃の略中央部の左右両端位置との間で着用者の体型に則した長さに調節する調節具を備えていてもよい。
また、前記後身頃は、人体の背中に対応する上側部分と人体の腰部に対応する下側部分とを備え、前記下側部分が前記上側部分に対し連結手段を介して取り外し可能に連結されていてもよい。
また、前記後身頃及び前記各肩ヨークは、前記表裏材のうちのいずれか一方にフリース又はボアなどの素材よりも薄い薄素材が用いられている一方、他方にフリースやボアなどの素材が用いられ、これらを互いに重ね合わせた状態で刺し縫いされていてもよい。
更に、前記後身頃は、発熱材を収容する収容部を備えていてもよい。
以上、要するに、後身頃、各肩ヨーク及び各掛け紐部のうちの少なくとも後身頃及び各肩ヨークを、フリース又はボアなどの保温性を有する素材を用いた表裏材を互いに重ね合わせて2層構造で形成することで、表裏材同士の間に真綿等を挟んだもののように、洗濯した際に乾燥に時間を要したり、型くずれすることもなく、洗濯に適した衛生面での取り扱いを優先することができる。また、少なくとも後身頃及び各肩ヨークが表裏材による2層構造であることから、真綿による着ぶくれ感も解消され、着用した状態での動作が制約されずに作業性を向上させることができる。しかも、フリース又はボアなどの素材を表裏材に用いることで、伝承的な和風調のものから現代風に変調されて現代の装いにも自然と合致し、屋外での着用はもちろんのこと、冬季に室温の低下傾向の進行に伴うオフィスなどでの着用や公共施設での着用にも十分に適合することができる。
また、後身頃上端の延長部分の左右両端から肩幅端までの左右の両肩頂部分から人体の胸の上部付近に回り込むまでの間に左右幅を収束させた各肩ヨークの下端を各掛け紐部の一端又は他端側に連結することで、人体の首の裾より左右の両肩を前後両方向から包み込んで保温し、人体の首の裾や左右の両肩を効果的に暖めることができる。
また、表裏材の互いの色調、模様又は素材を異ならせることで、表裏材が相互で異なるイメージとなり、服装に合わせて好みで表裏材を反転させて着用することも可能となり、リバーシブル機能を発揮してファッション性を高めることができる。
また、各掛け紐部の長さを各肩ヨークの下端と後身頃の略中央部の左右両端位置との間で着用者の体型に則した長さに調節することで、着用時に防寒具のフィット感が高められ、後身頃及び各肩ヨークのずれをなくして防寒具を円滑に着用することができる。
また、後身頃の上側部分に対し下側部分を連結手段により取り外し可能に連結することで、丈の短い上着のインナーとして防寒具を着用する際に下側部分を取り外しておけば後身頃が上着からはみ出すことがなく、防寒具を上着の丈の長さに応じてインナーとして見栄えよく着用することができる。一方、丈の短い上着のアウターとして防寒具を着用する際に下側部分を取り付けておけば、上着の外方から後身頃で覆われて腰部の保温効果を発揮することができる。
また、後身頃及び各肩ヨークの表裏材のいずれか一方にフリース又はボアなどの素材よりも薄い薄素材を用いる一方、他方にフリースやボアなどの素材を重ね合わせた状態で刺し縫いすることで、表裏材がごわ付くことなく一体的に纏まり、保温性を備えたインナーとして防寒具を着用することができる。
更に、後身頃に発熱材を収容する収容部を設けることで、気温や体調に応じた積極的な防寒対策を実践することができる。
本考案の第1の実施の形態に係る防寒具を人体に着用した状態で前方から見た正面図である。 図1の防寒具を後方から見た背面図である。 図1の防寒具を斜め前方から見た斜視図である。 図1の防寒具を人体から外して展開した状態を示す展開図である。 図1の防寒具の掛け紐部を調節するバックルの縦断側面図である。 第1の実施の形態のその他の変形例に係る防寒具を前方から見た正面図である。 第1の実施の形態のその他の変形例に係る防寒具を前方から見た正面図である。 第1の実施の形態のその他の変形例に係る防寒具の一方の掛け紐部を前方から見た正面図である。 第1の実施の形態の変形例に係る防寒具の一方の掛け紐部を前方から見た正面図である。 図9の掛け紐部を調節するバックル及び角カン付近の縦断側面図である。 第1の実施の形態のその他の変形例に係る防寒具の一方の掛け紐部を前方から見た正面図である。 図11の掛け紐部の一端側付近での縦断側面図である。 図11の掛け紐部の他端側付近での縦断側面図である。 本考案の第2の実施の形態に係る防寒具を人体に着用した状態で前方から見た正面図である。 図14の防寒具を後方から見た背面図である。 図14の防寒具を斜め前方から見た斜視図である。 図14の防寒具の連結手段を後方から見た背面図である。 図14の防寒具を表裏反転させて人体に着用した状態を示す展開図である。 図18の防寒具を後方から見た背面図である。 図18の防寒具を斜め前方から見た斜視図である。 第2の実施の形態の変形例に係る防寒具を人体に着用した状態で前方から見た正面図である。 第2の実施の形態のその他の変形例に係る防寒具の連結手段を後方から見た背面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の実施の形態について説明し、本考案の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は本考案の第1の実施の形態に係る防寒具を前方から見た正面図、図2は防寒具を後方から見た背面図、図3は防寒具を人体に着用した状態で斜め前方から見た斜視図、図4は防寒具を人体から外して展開させた展開図をそれぞれ示している。
図1〜図4において、W1は本考案の実施の形態に係る防寒具であって、この防寒具W1は、袖無し半纏タイプのものであり、人体Aの背中A1及び腰部A2を後方から覆って防寒する後身頃10と、この後身頃10の上端の左右両位置より人体Aの胸A5の上部付近までを前方から覆って防寒する左右の肩ヨーク11,11と、この各肩ヨーク11,11の下端111,111にそれぞれ一端が一体的に連結され、他端側が人体Aの背中A1の略中央部付近に対応する後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101に掛け渡される左右一対の掛け紐部12,12とを備えている。そして、防寒具W1は、上着の上から着用されるアウターとして適用される。
後身頃10、各肩ヨーク11及び各掛け紐部12は、保温性を有するフリースよりなる素材がそれぞれ用いられた表裏材13,14を備え、この表裏材13,14を互いに重ね合わせて2層構造で形成されている。この表裏材13,14は、表側材13が水色に着色されている一方、裏側材14が紺色に着色され、互いの色調を異ならせている。この表側材13と裏側材14とは、互いの周縁全域において縫着され、後身頃10、各肩ヨーク11及び各掛け紐部12を一体的に成形している。この場合、各掛け紐部12は、後身頃10及び各肩ヨーク11の表裏材13,14と同じとも布により形成され、略均一な左右幅(例えば40mm程度)に形成されている。
また、後身頃10は、その上端が人体Aの首A3の裾に沿う位置まで延長されている。左右の肩ヨーク11,11は、人体Aの首A3の裾に沿う位置まで延長された後身頃10の延長部分15の左右両端Qから肩幅端Pまでの左右の両肩頂部分より人体Aの胸A5の上部付近まで回り込んで形成され、その人体Aの胸A5の上部に回り込むまでの間に左右幅が収束され、その収束した下端111が各掛け紐部12の一端(上端)に一体的に連結されている。この場合、左右の肩ヨーク11,11は、延長部分15の左右両端Qから肩幅端Pまでの各肩ヨーク11の基端(左右の両肩頂部分)での左右幅は150mm程度であり、これが胸A5の上部付近に回り込むまでの間に各掛け紐部12の左右幅と一致する40mm程度の左右幅まで徐々に収束している。
各掛け紐部12は、各肩ヨーク11の下端111に対し人体Aの胸A5の上部の左右両位置でそれぞれ一端(上端)が連結された掛け紐部本体17と、この掛け紐部本体17の他端側を後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101との間で着用者(人体A)の体型に則した長さに調節する調節具としての略8の字状のバックル18とを備えている。バックル18は、図5に示すように、略矩形枠状を呈するバックル本体181の枠体内を中央位置で上下の上側枠体と下側枠体とに2分割する分割片182を有し、掛け紐部本体17の他端側が上側枠体内に裏側(人体A側)から挿通されて分割片182を乗り越えた後に下側枠体内に表側(反人体A側)から挿通されて掛け紐部本体17の他端側を拘束している。そして、バックル18の分割片182には各掛け紐部12と同じ素材(とも布)を用いた包持帯183が掛け渡され、この包持帯183の両端が後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101に縫着されることによって、バックル18を後身頃10の略中央部の左右両端位置101に取り付けている。また、各掛け紐部本体17は、バックル18の上側枠体内に他端側を挿通して分割片182を乗り越えた後に下側枠体内に挿通させて最適な位置まで引き込むことで、各肩ヨーク11の下端111と後身頃10の略中央部の左右両端位置101との間で着用者の体型に則した長さに調節される。
したがって、本実施の形態では、後身頃10、各肩ヨーク11及び各掛け紐部12が、フリースよりなる保温性を有する素材からなる表裏材13,14を互いに重ね合わせて2層構造に形成されているので、表裏材同士の間に真綿等を挟んだもののように、洗濯した際に乾燥に時間を要したり、型くずれすることもなく、洗濯に適した衛生面での取り扱いを優先することができる。また、防寒具W1が表裏材13,14による2層構造であることから、真綿による着ぶくれ感も解消され、着用した状態での動作が制約されずに作業性を向上させることができる。しかも、フリースよりなる素材を表裏材13,14に用いることで、伝承的な和風調のものから現代風に変調されて現代の装いにも自然と合致し、屋外での着用はもちろんのこと、冬季に室温の低下傾向の進行に伴うオフィスなどでの着用や公共施設での着用にも十分に適合することができる。
また、上端を人体Aの首A3の裾に沿う位置まで延長させた延長部分15の左右両端Qから肩幅端Pまでの左右の両肩頂部分から人体Aの胸A5の上部位置に回り込むまでの間に左右幅を40mm程度まで徐々に収束させた各肩ヨーク11の下端111,111に各掛け紐部12の一端が連結されているので、人体Aの首A3の裾より左右の両肩A4,A4を前後両方向から包み込んで保温し、人体Aの首A3の裾や左右の両肩A4,A4を効果的に暖めることができる。
また、表裏材13,14は、表側材13が水色に着色されている一方、裏側材14が紺色に着色されて、互いの色調を異ならせているので、表裏材13,14が相互で異なるイメージとなり、服装に合わせて好みで表裏材13,14を反転させて着用することも可能となり、リバーシブル機能を発揮してファッション性を高めることができる。
また、左右の肩ヨーク11,11の下端111,111に一端を連結した掛け紐部本体17の他端側が、後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101との間でバックル18により着用者(人体A)の体型に則した長さに調節されているので、着用時のフィット感が高められ、後身頃10及び各肩ヨーク11のずれをなくして防寒具W1を円滑に着用することができる。
更に、防寒具W1を着用した状態で、登山用のバックパックなどを背負った際には、2層構造となる防寒具W1の後身頃10がクッションとして機能し、バックパックからの衝撃を円滑に緩衝させることもできる。また、業務上において室温を上げ難い鮮魚場や食品市場などでの着用にも好適である。しかも、防寒具W1を、福祉施設や介護施設などの入所者や病院の入院患者が検査を待つときに貸し出したり、温泉施設での浴衣の上からの羽織代わりに貸し出したり、寺院内での法要や葬儀の際に貸し出すなどして、需要の拡大を図ることもできる。
なお、本実施の形態では、表裏材13,14を互いに重ね合わせて後身頃10を2層構造に形成したが、図6に示すように、人体Aの腰部A2付近に対応する後身頃10の裏側材14の対応位置に、表裏材13,14同士の間に設けられた左右一対の収容部141,141の上端を開口させ、この各収容部141内に発熱材としての携帯懐炉3が収容されていてもよい。この場合、各収容部141に収容される携帯懐炉3としては、各収容部141に対し接着される接着式のものであってもよく、この携帯懐炉3によって気温や体調に応じた腰部A2の積極的な防寒対策を実践することができる。
また、図7に示すように、人体Aの左右の両肩A4,A4付近に対応する後身頃10の裏側材14の対応位置に、表裏材13,14同士の間に設けられた左右一対の収容部142,142の上端を開口させ、この各収容部142内に発熱材としての携帯懐炉3が収容されていてもよい。この場合においても、各収容部142に収容される携帯懐炉3としては、各収容部142に対し接着される接着式のものであってもよく、この携帯懐炉3によって気温や体調に応じた左右両肩A4,A4の積極的な防寒対策を実践することができる。
また、本実施の形態では、各掛け紐部本体17の他端側を着用者の体型に則した長さに調節する調節具としてバックル18を用いたが、図8に示すように、各掛け紐部本体17の他端側と後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101との間にスナップボタン19(調節具)が取り付けられていてもよい。具体的には、スナップボタン19は、複数(図8では2つ)の雄スナップ191(又は雌スナップ)が各掛け紐部本体17の他端側の長手方向に間隔を隔てて取り付けられる一方、後身頃10の略中央部の左右両端位置101(図8では左側のみ示す)に単一の雌スナップ192(又は雄スナップ)が取り付けられ、各掛け紐部本体17の他端側のいずれかの雄スナップ191を後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101の雌スナップ192に嵌合させることで、着用者(人体A)の体型に則した長さに各掛け紐部本体17が調節される。
また、本実施の形態では、各掛け紐部12に、各肩ヨーク11の下端111に対し一端が連結された掛け紐部本体17と、この掛け紐部本体17の他端側を後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101との間で調節するバックル18とを設けたが、図9及び図10に示すように、略均一な左右幅(例えば40mm程度)に形成された伸縮自在なゴム帯により掛け紐部21,21を構成し、この各掛け紐部21が、後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101にそれぞれ一端が止着された掛け紐部本体22と、各肩ヨーク11の下端111において袋状に形成された収容部の底部(図9及び図10では上部)に両端が縫着されたゴム帯23に上端が掛け渡されて保持される角カン24と、バックル18とを備えていてもよい。また、各掛け紐部本体22は、後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101にそれぞれ一端が止着され、各掛け紐部21のバックル18の下側枠体内に裏側から挿通して分割片182を乗り越えた後に上側枠体内に表側(反人体A側)から挿通され、それから、各肩ヨーク11の下端111に取り付けられた角カン24に各掛け紐部本体23の途中部を掛け渡して折り返してから他端がバックル18の分割片182に取り付けられる。この場合、各掛け紐部本体22は、バックル18の分割片182に取り付けられた他端より角カン24で折り返されて表側(反人体A側)となる表側部分がバックル18の上側枠体内に裏側から挿通されて分割片182を乗り越えた後に下側枠体内に表側から挿通され、バックル18を各掛け紐部本体22の一端側つまり後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101側に移動させることで、各肩ヨーク11の下端111と後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101との間で着用者の体型に則した長さに調節される。
また、図11〜図13に示すように、左右の肩ヨーク11,11の下端111及び後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101に、各掛け紐部本体22の一端及びゴム帯23の上端を収容可能とする袋状の収容部をそれぞれ表裏材13,14によって形成するとともに、各掛け紐部本体22の一端及びゴム帯23の上端との間にそれぞれ表裏一対のスナップボタン25,25が設けられていてもよい。具体的には、表裏一対のスナップボタン25,25は、左右の肩ヨーク11の下端111及び後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101の収容部内における表裏材13,14の互いに対向する裏側面にそれぞれ取り付けられた雄スナップ251,251(又は雌スナップ)と、各掛け紐部本体22の一端の表裏両面及びゴム帯23の上端の表裏両面にそれぞれ取り付けられた雌スナップ252,252(又は雄スナップ)とを備えている。そして、表裏材13,14を反転させた際にバックル18が表側(各掛け紐部本体22の表側部分が分割片182を乗り越える向き)となるように、各掛け紐部本体22の一端の表裏両面及びゴム帯23の上端の表裏両面の各雌スナップ252に対し各肩ヨーク11の下端111及び後身頃10の略中央部の左右両端位置101,101の収容部内において互いに対向する表裏材13,14の裏側面の雄スナップ251を嵌合させている。この場合には、表裏材13,14を表裏反転させて防寒具W1を着用する際に各掛け紐部21も表裏反転させて取り付ければ、防寒具W1の表裏いずれにおいてもバックル18によるごわ付き感を解消することが可能となる。しかも、各掛け紐部本体22及びゴム帯23の経時的な使用による劣化時に交換を容易に行うことが可能となる。
また、本実施の形態では、後身頃10、各肩ヨーク11及び各掛け紐部12をフリースよりなる素材を用いた表裏材13,14を互いに重ね合わせて2層構造に形成したが、ボアなどの保温性を有する素材を用いた表裏材を互いに重ね合わせて2層構造の本体部及び各掛け紐部が形成されていてもよい。
更に、本実施の形態では、表裏材13,14の互いの色調を異ならせたが、表裏材の一方にボアなどの素材を用い、他方にフリースなどの素材を用いて、互いの素材の種類を異ならせていてもよい。更に、表裏材の少なくとも一方に模様が描かれた素材を用い、表皮材の互いの色調及び模様をそれぞれ異ならせていてもよい。
次に、本考案の第2の実施の形態を図14〜図20に基づいて説明する。
この実施の形態では、防寒具の表裏材の構成を変更している。図14は本考案の第2の実施の形態に係る防寒具を人体に着用した状態で前方から見た正面図、図15は防寒具を後方から見た背面図、図16は防寒具を斜め前方から見た斜視図、図17は防寒具の連結手段を後方から見た背面図、図18は防寒具を表裏反転させて人体に着用した状態を示す展開図、図19は表裏反転させた防寒具を後方から見た背面図、図20は表裏反転させた防寒具を斜め前方から見た斜視図をそれぞれ示している。なお、表裏材を除くその他の構成は、前記第1の実施の形態と同じであり、同一部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、図14〜図16に示すように、防寒具W2は、袖無し半纏タイプのものであり、人体Aの背中A1及び腰部A2を後方から覆って防寒する後身頃30と、この後身頃30の上端の左右両位置より人体Aの胸A5の上部付近までを前方から覆って防寒する左右の肩ヨーク31,31と、左右一対の掛け紐部21,21とを備えている。そして、防寒具W2は、上着の上から着用されるアウターとして適用される一方、セーターや背広などの上着の下に着用されるインナーとしても適用される。
後身頃30及び各肩ヨーク31は、保温性を有するボアよりなる素材が用いられた表側材33と、ボアやフリースより薄いサテン地などの薄素材が用いられた裏側材34とを備え、この表裏材33,34を互いに重ね合わせた状態で刺し縫い(図中において波線で示す)して2層構造で形成されている。この表裏材33,34は、表側材33が黒色に着色されている一方、裏側材34が金色に着色され、互いの色調及び素材を異ならせている。この表側材33と裏側材34とは、互いの周縁全域においても縫着され、後身頃30(後述する上側部分36)及び各肩ヨーク31を一体的に成形している。
また、後身頃30は、その上端が人体Aの首A3の裾に沿う位置まで延長している。また、各肩ヨーク31は、人体Aの首A3の裾に沿う位置まで延長された後身頃30の延長部分35の左右両端Qから肩幅端Pまでの左右の両肩頂部分より人体Aの胸A5の上部付近まで回り込んで形成され、その人体Aの胸A5の上部に回り込むまでの間に左右幅が収束され、その収束した下端311が各掛け紐部21の一端(上端)に一体的に連結されている。この場合、各肩ヨーク31は、延長部分35の左右両端Qから肩幅端Pまでの各肩ヨーク31の基端(左右の両肩頂部分)での左右幅は150mm程度であり、これが胸A5の上部付近に回り込むまでの間に各掛け紐部21の左右幅と一致する40mm程度の左右幅まで徐々に収束している。
各掛け紐部21は、後身頃30の略中央部の左右両端位置301,301にそれぞれ一端が止着された掛け紐部本体22と、各肩ヨーク31の下端311において袋状に形成された収容部の底部に両端が縫着されたゴム帯23に上端が掛け渡されて保持される角カン24と、バックル18とを備えている。また、左右の肩ヨーク31,31の下端311及び後身頃30の略中央部の左右両端位置301,301に、各掛け紐部本体22の一端及びゴム帯23の上端を収容可能とする袋状の収容部をそれぞれ表裏材33,34によって形成するとともに、各掛け紐部本体22の一端及びゴム帯23の上端との間にそれぞれ表裏一対のスナップボタン25,25が設けられている。つまり、表裏一対のスナップボタン25,25は、各掛け紐部本体22の一端の表裏両面及びゴム帯23の上端の表裏両面にそれぞれ取り付けられた雄スナップ251,251(又は雌スナップ)と、左右の肩ヨーク31,31の下端311及び後身頃30の略中央部の左右両端位置301,301の収容部内における表裏材33,34の互いに対向する裏側面にそれぞれ取り付けられた雌スナップ252,252(又は雄スナップ)とを備えている。そして、表裏材33,34を反転させた際にバックル18が表側(各掛け紐部本体22の表側部分が分割片182を乗り越える向き)となるように、各掛け紐部本体22の一端の表裏両面及びゴム帯23の上端の表裏両面の各雄スナップ251を左右の肩ヨーク31の下端311及び後身頃30の略中央部の左右両端位置301,301の収容部内において互いに対向する表裏材33,34の裏側面の雌スナップ252に嵌合させている。
また、図17に示すように、後身頃30は、人体Aの背中A1に対応する上側部分36と人体Aの腰部A2に対応する下側部分37とを備え、下側部分37が上側部分36に対し連結手段としてのオープンファスナ38を介して取り外し可能に連結されている。上側部分36の下端は、表裏材33,34がそれぞれ箇々にほつれ止めされ、表裏材33,34同士の左右両端が開放されている。また、表裏材33,34同士は、それぞれの下端より若干量(例えば2〜3cm程度)上側で縫着されている。そして、下側部分37は、表側材33と裏側材34とが互いの周縁全域において縫着されているとともに、表裏材33,34を互いに重ね合わせて刺し縫いされている。
オープンファスナ38は、スライダ380によって噛み合わされるエレメント381,382を備えている。各エレメント381,382は、それぞれ布材よりなるテープ383,384に取り付けられている。スライダ380は、一方のエレメント381(図17では上側のエレメント)から離脱可能とされているとともに、他方のエレメント382(図17では下側のエレメント)から離脱不能とされている。一方のエレメント381は、後身頃30の上側部分36の下端を若干量上側で縫着する際に表裏材33,34同士の間にテープ383を挟み込んで止着されている。また、他方のエレメント382は、後身頃30の下側部分37の上端を縫着する際に表裏材33,34同士の間にテープ384を挟み込んで止着されている。そして、他方のエレメント382は、下側部分37の上端よりも上方に位置し、上側部分36の下端を縫着する際にテープ383が止着された一方のエレメント381に対し上側部分36の下端において表裏材33,34同士の間で遮蔽された状態で噛み合わされる。この場合、後身頃30の上側部分36の下端と下側部分37の上端とは、オープンファスナ38により連結された状態では互いに重なり合うことなく連続し、互いの重なり合いによるごわ付き感を招かないようにしている。
ここで、防寒具W2を上着の下に着用する場合の手順を図18〜図20に基づいて説明する。
防寒具W2は、人体Aの背中A1及び腰部A2を後方から覆って防寒するものであることから、上着の下に着用する場合には、表裏材33,34を表裏反転させて裏側材34を表側にし、バックル18が表側となるように、各掛け紐部本体22の一端の表裏両面及びゴム帯23の上端の表裏両面の各雄スナップ251を表裏逆にして雌スナップ252に嵌合し直す。そして、下側部分37を上側部分36からオープンファスナ38による噛み合いを解除して取り外し、上着の下から防寒具W2(下側部分37)が露呈しないようにして見栄えを良好に保つようにしている。また、サテン地などの薄素材が裏側材34に用いられているので、上着の下に防寒具W2を着用した際のごわ付き感が抑制される上、裏側材34に対する上着の滑りも良好なものとなり、身体の動きに制約を与えない。
したがって、本実施の形態では、後身頃30及び各肩ヨーク31が、ボアよりなる保温性を有する素材からなる表側材33とサテン地などの薄素材からなる裏側材34とを互いに重ね合わせた状態で刺し縫いして2層構造で形成されているので、表裏材同士の間に真綿等を挟んだもののように、洗濯した際に乾燥に時間を要したり、型くずれすることもなく、洗濯に適した衛生面での取り扱いを優先することができる。また、防寒具W2がボアなどの素材からなる表側材33とサテン地などの薄素材からなる裏側材34とによる2層構造であることから、着ぶくれ感も大幅に解消され、着用した状態での動作が制約されずに作業性をより向上させることができる。しかも、ボアよりなる素材を表側材33に用いることで、伝承的な和風調のものから現代風に変調されて現代の装いにも自然と合致し、屋外での着用はもちろんのこと、冬季に室温の低下傾向の進行に伴うオフィスなどでの着用や公共施設での着用にも十分に適合することができる。
また、後身頃30の上側部分36の下端に対し下側部分37の上端がオープンファスナ38により取り外し可能に連結されているので、丈の短い上着のインナーとして防寒具W2を着用する際に下側部分37を取り外しておけば後身頃30が上着からはみ出すことがなく、防寒具W2を上着の丈の長さに応じてインナーとして見栄えよく着用することができる。一方、丈の短い上着のアウターとして防寒具W2を着用する際に下側部分37を取り付けておけば、上着の外方から後身頃30で覆われて腰部A2の保温効果を発揮することができる。
更に、後身頃30及び各肩ヨーク31が、ボアなどの素材からなる表側材33とサテン地などの薄素材からなる裏側材34とを互いに重ね合わせた状態で刺し縫いされていることにより、表裏材33,34がごわ付くことなく一体的に纏まり、保温性を備えたインナーとして防寒具W2を着用することができる。しかも、サテン地などの薄素材からなる裏側材34を表側に反転させて上着のインナーとして着用することで、上着を脱いだ際に違和感なく着用でき、リバーシブル機能を発揮してファッション性をより高めることができる。
なお、本実施の形態では、ボアよりなる表側材33とサテン地などよりなる裏側材34との2層構造で形成した後身頃30の下側部分37を上側部分36に対しオープンファスナ38を介して取り外し可能に連結したが、図21に示すように、フリースよりなる表裏材13,14を互いに重ね合わせて2層構造で後身頃10、各肩ヨーク11及び各掛け紐部12を一体的に成形した防寒具W1においても、後身頃10に、人体Aの背中A1に対応する上側部分36と人体Aの腰部A2に対応する下側部分37とを備え、下側部分37が上側部分36に対しオープンファスナを介して取り外し可能に連結されていてもよい。
また、本実施の形態では、後身頃30の上側部分36と下側部分37とをオープンファスナ38により連結したが、図22に示すように、後身頃30の上側部分36と下側部分37とが連結手段としての面ファスナ39によって取り外し可能に連結されていてもよい。具体的には、上側部分36の下端は、これより若干量(例えば2〜3cm程度)上側において表裏材33,34が縫着された縫着部分を底部にして表裏材33,34により袋状に形成されており、面ファスナ39は、その袋状となる表裏材33,34の互いに対向する裏側面にそれぞれ取り付けられた雄側のフック面391,391,…(又は雌側のループ面)と、下側部分37の上端の表裏材33,34の表側面(図21では表側材の表側面のみ示す)にそれぞれ取り付けられた雌側のループ面392,392,…(又は雄側のフック面)とを備えている。
更に、上側部分36の下端において袋状となる表裏材33,34の互いに対向する裏側面のいずれか一方に雄側のフック面391が取り付けられる一方、他方に雌側のループ面392が取り付けられ、下側部分37を取り外した際に上側部分36の下端が面ファスナ39によって閉じられるようにしてもよい。このとき、下側部分37の上端の表裏材33,34の表側面には、上側部分36の下端の表裏材33,34の互いに対向する裏側面に取り付けた雄側のフック面391又は雌側のループ面392に接着する雌側のループ面392又は雄側のフック面391が取り付けられる。
10 後身頃
101 略中央部の左右両端位置
11 肩ヨーク
111 下端
12 掛け紐部
13 表側材
14 裏側材
141 収容部
142 収容部
15 延長部分
18 バックル(調節具)
19 スナップボタン(調節具)
21 掛け紐部
3 携帯懐炉(発熱材)
30 後身頃
301 略中央部の左右両端位置
31 肩ヨーク
311 下端
33 表側材
34 裏側材(薄素材)
35 延長部分
36 上側部分
37 下側部分
38 オープンファスナ(連結手段)
39 面ファスナ(連結手段)
A 人体
A1 背中
A2 腰部
A3 首
A5 胸
Q 延長部分の左右両端
P 肩幅端
W1 防寒具
W2 防寒具

Claims (7)

  1. 人体の背中及び腰部を後方から覆って防寒する後身頃と、この後身頃の上端の左右両位置より人体の胸の上部付近までを前方から覆って防寒する左右の肩ヨークと、前記左右の肩ヨークの下端及び人体の背中付近に対応する前記後身頃の略中央部の左右両端位置のいずれか一方に一端が連結され、かつ他方に他端側が掛け渡された左右一対の掛け紐部と、を備えた袖無し半纏タイプの防寒具であって、
    前記後身頃、前記各肩ヨーク及び前記各掛け紐部のうちの少なくとも後身頃及び各肩ヨークは、フリース又はボアなどの保温性を有する素材を表裏材のうちの少なくとも一方に用いて当該表裏材を互いに重ね合わせた2層構造で形成されていることを特徴とする防寒具。
  2. 前記後身頃は、その上端が人体の首の裾に沿う位置まで延長しているとともに、前記各肩ヨークは、前記後身頃上端の延長部分の左右両端から肩幅端までの左右の両肩頂部分から人体の胸の上部付近に回り込むまでの間に左右幅が収束され、その収束した下端が人体の胸の上部において前記各掛け紐部の一端又は他端側に連結されている請求項1に記載の防寒具。
  3. 前記表裏材は、互いの色調又は柄模様を異ならせている請求項1又は請求項2に記載の防寒具。
  4. 前記各掛け紐部は、当該各掛け紐部の長さを前記各肩ヨークの下端と前記後身頃の略中央部の左右両端位置との間で着用者の体型に則した長さに調節する調節具を備えている請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の防寒具。
  5. 前記後身頃は、人体の背中に対応する上側部分と人体の腰部に対応する下側部分とを備え、前記下側部分が前記上側部分に対し連結手段を介して取り外し可能に連結されている請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の防寒具。
  6. 前記後身頃及び前記各肩ヨークは、前記表裏材のうちのいずれか一方にフリース又はボアなどの素材よりも薄い薄素材が用いられている一方、他方にフリースやボアなどの素材が用いられ、これらを互いに重ね合わせた状態で刺し縫いされている請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の防寒具。
  7. 前記後身頃は、発熱材を収容する収容部を備えている請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の防寒具。
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