JP2022025850A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 振動部の振動のしかたをその形状等に応じて調整するためにアクチュエータの特性の精緻な調整や新規の開発を要しない車両用表示装置を提供する。【解決手段】 車両用表示装置1は、車両に固定して設置される固定部4と、固定部4に振動可能に支持された振動部6とを備え、振動部6は、板ばね5により固定部4に支持された基部16を備えるとともに、画像を表示するディスプレイ17,18,19と、ディスプレイ17,18,19を覆い使用者によるタッチ操作を検出するタッチセンサ20と、基部16を振動させるボイスコイルモータ22及びソレノイド23とが基部16に設けられ、タッチセンサ20がタッチ操作を検出すると、ボイスコイルモータ22及びソレノイド23を作動させて振動部6を振動させる。【選択図】 図3

Description

本発明は、使用者によるタッチ操作を振動で触覚フィードバックするハプティクス機能を備えた車両用表示装置に関する。
使用者によるタッチ操作を振動で触覚フィードバックするハプティクス機能を備えた車両用表示装置として、例えば特許文献1に記載の車両用操作ユニットが知られている。この車両用操作ユニットでは、操作面を備えるディスプレイアセンブリとして構成された操作要素が第1ばね及び第2ばねを介して筐体上で弾性的に支持されるとともに、アクチュエータの駆動要素が操作要素に機械的に連結され、触覚フィードバック時に操作要素が並進運動を行う。
国際公開第2017/129557号
ところで、近年ではディスプレイが大型化したり複数設けられたりしてタッチ操作時に振動する振動部の形状や重量が多様化しており、振動部ごとに最適な振動を実現するために、あるアクチュエータの特性を振動部ごとに精緻に調整したり、振動部ごとにアクチュエータを開発したりしなければならないとすると、車両用表示装置の開発に時間とコストがかかるという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、振動部の振動のしかたをその形状等に応じて調整するためにアクチュエータの特性の精緻な調整や新規の開発を要しない車両用表示装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る車両用表示装置は、車両に固定して設置される固定部と、前記固定部に振動可能に支持された振動部とを備え、前記振動部は、弾性部材により前記固定部に支持された基部を備えるとともに、所定情報を表示する表示手段と、前記表示手段を覆い使用者によるタッチ操作を検出するタッチセンサと、前記基部を振動させる複数の種類のアクチュエータとが前記基部に設けられ、前記タッチセンサが前記タッチ操作を検出すると、前記複数の種類のアクチュエータのうち少なくとも一種類のアクチュエータを作動させて前記振動部を振動させることを特徴とする。
前記複数の種類のアクチュエータには、前記基部に可動磁極が固着されて前記固定部に固定磁極が固着されたソレノイドが含まれていても、あるいは、前記固定部に可動磁極が固着されて前記基部に固定磁極が固着されたソレノイドが含まれていてもよく、このとき、前記タッチセンサが前記タッチ操作を検出していない状態で前記ソレノイドに通電し、前記可動磁極を前記固定磁極に吸着させて前記車両の振動に伴う前記振動部の振動を抑止してもよい。
本発明に係る車両用表示装置によれば、振動部の振動のしかたをその形状等に応じて調整するためにアクチュエータの特性の精緻な調整や新規の開発を要せず、振動部の多様化により開発にかかる時間やコストを抑制することができる。
発明を実施するための形態に係る車両用表示装置が設けられた車両のインストルメントパネルを示す説明図である。 図1の車両用表示装置の正面を示す説明図である。 図2のA-A線に沿った断面を示す説明図である。 図3の板ばねを示す説明図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。
図1乃至図3に示すように、本実施の形態に係る車両用表示装置1は、車両2のインストルメントパネル3にワイドディスプレイとして設けられ、インストルメントパネル3に固定される固定部4と、固定部4に所定の支持部材としての板ばね5を介して支持される振動部6と、振動部6の振動を制御する制御部7とを備える。
固定部4は、車両2の運転席に座る運転者Dと略正対する平板状のセンター部8と、センター部8の左縁から前方に(固定部4がインストルメントパネル3に設置された状態では、車両2の後方側に向けて)起立し、さらに左方に折曲してセンター部8から遠ざかるにつれて前方に(センター部8に対して斜めに)延在するウイング部9と、センター部8の右縁から前方に起立し、さらに右方に折曲してセンター部8から遠ざかるにつれて前方に(センター部8に対して斜めに)延在するウイング部10とを有する。
板ばね5は、図4に示すように、帯状の金属板の長手方向の2か所が略直角に山折りと谷折りされてなり、取付片11,12と、取付片11,12を連結する連結片13とを備える。取付片11,12には、円形の挿通穴14,15がそれぞれ設けられている。
振動部6は、板ばね5により固定部4に支持された基部16を備えるとともに、画像(所定情報)を表示する平面型のディスプレイ(表示手段)17,18,19と、運転者D等の使用者によるタッチ操作を検出するタッチセンサ20が略全面に貼着され、ディスプレイ17,18,19を覆うカバーレンズ21と、基部16(振動部6)を振動させるボイスコイルモータ22及びソレノイド23とが基部16に設けられている。
基部16は、振動部6が固定部4に支持されたときに、センター部8の前方でセンター部8と略平行に配置される平板状のセンター部24と、ウイング部9の前方でウイング部9と略平行に配置される湾曲板状のウイング部25と、ウイング部10の前方でウイング部10と略平行に配置される湾曲板状のウイング部26と、センター部24、ウイング部25及びウイング部26の上下端、ウイング部25の左端、並びに、ウイング部26の右端から前方に延在する周壁部27とを有する。
センター部24の背面には、左側に2つの板ばね5が上下対になって設けられるとともに、右側に2つの板ばね5が上下対になって設けられている。板ばね5の取付片11は、挿通穴14を挿通する図示を略すねじによりセンター部8にねじ止めされ、板ばね5の取付片12は、挿通穴15を挿通する図示を略すねじによりセンター部24にねじ止めされる。
ウイング部25の背面には、2つの板ばね5が上下対になって設けられている。板ばね5の取付片11は、挿通穴14を挿通する図示を略すねじによりウイング部9にねじ止めされ、板ばね5の取付片12は、挿通穴15を挿通する図示を略すねじによりウイング部25にねじ止めされる。
ウイング部26の背面には、左側に2つの板ばね5が上下対になって設けられるとともに、右側に2つの板ばね5が上下対になって設けられている。板ばね5の取付片11は、挿通穴14を挿通する図示を略すねじによりウイング部10にねじ止めされ、板ばね5の取付片12は、挿通穴15を挿通する図示を略すねじによりウイング部26にねじ止めされる。
ディスプレイ17は、センター部24の正面側に設けられ、車両2のメーターパネルの画像を表示する。ディスプレイ18は、ウイング部25の正面側に設けられ、電子ドアミラーの画像等を表示し、ディスプレイ19は、ウイング部26の正面側に設けられ、CID(Center Information Display)として機能する。ディスプレイ17,18,19の表示は、制御部7により制御される。
カバーレンズ21は、ここでは周壁部27の前端に固着されているが、基部16に直接設けられるのではなく、何らかの部材等を介して設けられてもよい。
ボイスコイルモータ22は、センター部24の背面側の略中央に設けられ、使用者によるタッチ操作をタッチセンサ20が検出すると、制御部7に駆動制御されて振動部6を左右方向に振動させ、使用者にタッチ操作を受け付けたことをフィードバックする。
ソレノイド23は、ディスプレイ17,18の間、及び、ディスプレイ18,19の間に設けられ、制御部7に駆動制御されてボイスコイルモータ22とともに振動部6の振動に供する。ソレノイド23は、固定部4のセンター部8に固着された固定磁極28と、基部16のセンター部24に固着された可動磁極29とを備える。固定磁極28は、例えばここでの詳細図示は省略するが、有底で筒状のケースの内部にコイルを収容した構造となっている。可動磁極29は、例えば前記コイルの内部に位置する棒状の可動鉄心を適用することができる。
制御部7は、使用者によるタッチ操作をタッチセンサ20が検出すると、ボイスコイルモータ22を作動させて振動部6を振動させるとともに、ボイスコイルモータ22による振動を補完するようにソレノイド23の通電を制御する。例えば、制御部7は、アクチュエータ22だけでは振動部6の振動が強すぎる場合には、ソレノイド23に微弱な電流を流して固定磁極28に可動磁極29に対するある程度の吸着力を生じさせ、振動部6の振動の強さを抑制する。このように本例では、使用者によるタッチ操作をタッチセンサ20が検出すると、ボイスコイルモータ22を作動させて振動部6を振動させる構成、あるいはこのようにボイスコイルモータ22を作動させて振動部6を振動させるとともにボイスコイルモータ22による振動を補完するようにソレノイド23の通電を制御する構成を特徴としている。
一方、制御部7による制御のもと、使用者によるタッチ操作をタッチセンサ20が検出していない状態では、ソレノイド23に通電して固定磁極28に可動磁極29を吸着させ、車両2の振動に伴う振動部6の振動を抑止する。なお、制御部7による制御のもと、使用者によるタッチ操作をタッチセンサ20が検出している状態では、ソレノイド23への通電が停止し、可動磁極29を固定磁極28に吸着させない構成となっている。
本実施の形態に係る車両用表示装置1は、車両2に固定して設置される固定部4と、固定部4に振動可能に支持された振動部6とを備え、振動部6は、板ばね5により固定部4に支持された基部16を備えるとともに、画像を表示するディスプレイ17,18,19と、ディスプレイ17,18,19を覆い使用者によるタッチ操作を検出するタッチセンサ20と、基部16を振動させるボイスコイルモータ22及びソレノイド23とが基部16に設けられ、タッチセンサ20がタッチ操作を検出すると、ボイスコイルモータ22及びソレノイド23を作動させて振動部6を振動させるので、ボイスコイルモータ22の作動制御及びソレノイド23の作動制御の組み合わせにより、振動部6の振動のしかたをその形状等に応じて調整すれば、その調整のためにアクチュエータの特性の精緻な調整や新規の開発が不要となり、多様化する振動部の開発にかかる時間やコストを抑制することができる。
なお、ボイスコイルモータ22の作動制御及びソレノイド23の作動制御の組み合わせとして適切であれば、ボイスコイルモータ22、ソレノイド23のいずれかを作動させない場合があってもよく、タッチセンサ20がタッチ操作を検出すると、制御部7による制御のもと、ボイスコイルモータ22、ソレノイド23の少なくとも一方を作動させて振動部6を振動させる構成としてもよい。
また、ソレノイド23は、固定磁極28が固定部4に固着されるとともに、可動磁極29が基部16に固着され、タッチセンサ20がタッチ操作を検出していない状態でソレノイド23に通電し、可動磁極29を固定磁極28に吸着させて車両2の振動に伴う振動部6の振動を抑止するので、一般に、振動部はタッチ操作時に振動しなければならない一方、走行する車両の振動に伴い振動する事態は極力避けなければならず、その固定部に対する固定の程度につき開発時に微妙な調整作業を要するところ、タッチ操作時以外はソレノイド23が吸着力で振動部6を固定することにより、そのような調整作業を大幅に省力化することができる。
以上、本発明を実施するための形態について例示したが、本発明の実施形態は上述したものに限られず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更等してもよい。
例えば、ソレノイドは図3では縦向きに配置されているが、横向きやその他の向きに配置されてもよく、固定磁極が振動部に、可動磁極が固定部に固着されてもよい。また、複数のソレノイドを一様ではなく個別に制御してもよく、ボイスコイルモータやソレノイド以外のアクチュエータを使用してもよい。さらに、タッチセンサ20は、カバーレンズ21の略全面に設けられていたが、CIDとして機能するディスプレイ19に対応したカバーレンズ21の箇所のみに設けられていてもよい。
1 車両用表示装置
2 車両
4 固定部
6 振動部
7 制御部
16 基部
17 ディスプレイ(表示手段)
18 ディスプレイ(表示手段)
19 ディスプレイ(表示手段)
20 タッチセンサ
22 ボイスコイルモータ(アクチュエータ)
23 ソレノイド
28 固定磁極
29 可動磁極

Claims (4)

  1. 車両に固定して設置される固定部と、前記固定部に振動可能に支持された振動部とを備え、
    前記振動部は、弾性部材により前記固定部に支持された基部を備えるとともに、所定情報を表示する表示手段と、前記表示手段を覆い使用者によるタッチ操作を検出するタッチセンサと、前記基部を振動させる複数の種類のアクチュエータとが前記基部に設けられ、
    前記タッチセンサが前記タッチ操作を検出すると、前記複数の種類のアクチュエータのうち少なくとも一種類のアクチュエータを作動させて前記振動部を振動させることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記複数の種類のアクチュエータには、前記基部に可動磁極が固着されて前記固定部に固定磁極が固着されたソレノイドが含まれることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記複数の種類のアクチュエータには、前記固定部に可動磁極が固着されて前記基部に固定磁極が固着されたソレノイドが含まれることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  4. 前記タッチセンサが前記タッチ操作を検出していない状態で前記ソレノイドに通電し、前記可動磁極を前記固定磁極に吸着させて前記車両の振動に伴う前記振動部の振動を抑止することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用表示装置。
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