JP2022024603A - 除湿装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022024603000001
【課題】凝縮器の性能を向上させつつサイズを小型化することができ、かつ除湿量を向上させることができる除湿装置を提供する。
【解決手段】除湿装置1は、筐体20と、送風機6と、冷媒回路10とを備えている。冷媒回路10は、圧縮機2、凝縮器3、減圧装置4および蒸発器5を有し、かつ圧縮機2、凝縮器3、減圧装置4、蒸発器5の順に冷媒を循環させるように構成されている。凝縮器3は、冷媒が流れる第1伝熱管を有する第1凝縮部3aと、冷媒が流れる第2伝熱管を有する第2凝縮部3bとを含んでいる。第1凝縮部3aは、蒸発器5よりも風下に配置されている。第2凝縮3部は、第1凝縮部3aよりも風下に配置されている。第1凝縮部3aの第1伝熱管は、円管である。第2凝縮部3bの第2伝熱管は、扁平管である。
【選択図】図2

Description

本開示は、除湿装置に関するものである。
従来、凝縮器の性能を向上させつつサイズを小型化するために、凝縮器の伝熱管に扁平管を用いた除湿装置が提案されている。例えば国際公開第2019/077744号(特許文献1)には、凝縮器の伝熱管に扁平管を用いた除湿装置が記載されている。
国際公開第2019/077744号
除湿装置では、蒸発器の表面に除湿水が結露する。この除湿水は、蒸発器よりも風下側に配置された凝縮器に飛散する。上記文献に記載のように、凝縮器の伝熱管に扁平管が用いられると、扁平管の表面に除湿水が滞留する。扁平管の表面に滞留した除湿水が扁平管内の冷媒によって加熱されて蒸発することで空気が再加湿される。これにより、除湿装置の除湿量が低下する。
本開示は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、凝縮器の性能を向上させつつサイズを小型化することができ、かつ除湿量を向上させることができる除湿装置を提供することである。
本開示に係る除湿装置は、筐体と、送風機と、冷媒回路とを備えている。送風機および冷媒回路は筐体内に配置されている。送風機は、空気を送風するように構成されている。冷媒回路は、圧縮機、凝縮器、減圧装置および蒸発器を有し、かつ圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器の順に冷媒を循環させるように構成されている。凝縮器は、冷媒が流れる第1伝熱管を有する第1凝縮部と、冷媒が流れる第2伝熱管を有する第2凝縮部とを含んでいる。第1凝縮部は、蒸発器よりも風下に配置されている。第2凝縮部は、第1凝縮部よりも風下に配置されている。第1凝縮部の第1伝熱管は、円管である。第2凝縮部の第2伝熱管は、扁平管である。
本開示によれば、第1凝縮部の第1伝熱管は、円管であり、第2凝縮部の第2伝熱管は、扁平管である。このため、凝縮器の性能を向上させつつサイズを小型化することができ、かつ除湿量を向上させることができる。
実施の形態1に係る除湿装置の冷媒回路図である。 実施の形態1に係る除湿装置の構成を示す概略図である。 実施の形態1に係る除湿装置の蒸発器、第1凝縮部および第2凝縮部の断面図である。 実施の形態1に係る除湿装置の第1凝縮部の正面図である。 実施の形態1に係る除湿装置の第1凝縮部の変形例の正面図である。 実施の形態1の比較例に係る除湿装置の蒸発器および凝縮器の断面図である。 実施の形態2に係る除湿装置の冷媒回路図である。 実施の形態2に係る除湿装置の構成を示す概略図である。 実施の形態3に係る除湿装置の冷媒回路図である。 実施の形態3に係る除湿装置の構成を示す概略図である。 実施の形態3に係る除湿装置の蒸発器、第1凝縮部、第2凝縮部および第3凝縮部の断面図である。 実施の形態4に係る除湿装置の蒸発器、第1凝縮部、第2凝縮部および第3凝縮部の断面図である。
以下、図面を参照して、実施の形態について説明する。なお、図中において、同一または相当する部分には同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
実施の形態1.
図1および図2を参照して、実施の形態1に係る除湿装置1の構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る除湿装置1の冷媒回路図である。図2は、実施の形態1に係る除湿装置1の構成を示す概略図である。
図1および図2に示されるように、除湿装置1は、圧縮機2、凝縮器3、減圧装置4および蒸発器5を有する冷媒回路10と、送風機6と、ドレンパン7と、筐体20とを備えている。冷媒回路10、送風機6およびドレンパン7は筐体20内に配置されている。筐体20は、除湿装置1が除湿対象とする外部空間(室内空間)に面している。
冷媒回路10は、圧縮機2、凝縮器3、減圧装置4、蒸発器5の順に冷媒を循環させるように構成されている。具体的には、冷媒回路10は、圧縮機2、凝縮器3、減圧装置4、蒸発器5の順に配管で接続されることにより構成されている。そして、冷媒は、この配管内を通って冷媒回路10を圧縮機2、凝縮器3、減圧装置4、蒸発器5の順に循環する。
圧縮機2は冷媒を圧縮するように構成されている。具体的には、圧縮機2は吸入口から低圧冷媒を吸入して圧縮し、高圧冷媒として吐出口から吐出するように構成されている。圧縮機2は、冷媒の吐出容量が可変に構成されていてもよい。具体的には、圧縮機2はインバータ圧縮機であってもよい。圧縮機2が冷媒の吐出容量を可変に構成されている場合には、除湿装置1内の冷媒循環量は、圧縮機2の吐出容量を調整することにより制御することが可能となる。
凝縮器3は、圧縮機2で昇圧された冷媒を凝縮して冷却するように構成されている。凝縮器3は、冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換器である。凝縮器3は、冷媒の入口と出口、および空気の入口と出口とを有している。凝縮器3の冷媒の入口は圧縮機2の吐出口に配管で接続されている。
凝縮器3は、第1凝縮部3aと、第2凝縮部3bとを含んでいる。第1凝縮部3aは、第2凝縮部3bに接続されている。第2凝縮部3bは、圧縮機2で昇圧された冷媒を凝縮して冷却するように構成されている。第2凝縮部3bは、冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換器である。第2凝縮部3bは、冷媒の入口と出口、および空気の入口と出口とを有している。本実施の形態では、第2凝縮部3bの冷媒の入口は圧縮機2の吐出口に配管で接続されている。第2凝縮部3bは、送風機6によって発生する空気の流れにおいて第1凝縮部3aよりも下流に配置されている。つまり、第2凝縮部3bは、第1凝縮部3aよりも風下に配置されている。第2凝縮部3bの伝熱管は扁平管である。
第1凝縮部3aは、第2凝縮部3bで冷却された冷媒をさらに凝縮して冷却するように構成されている。第1凝縮部3aは、冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換器である。第1凝縮部3aは、冷媒の入口と出口、および空気の入口と出口とを有している。本実施の形態では、第1凝縮部3aの冷媒の入口は第2凝縮部3bの出口に配管で接続されている。第1凝縮部3aは、送風機6によって発生する空気の流れにおいて第2凝縮部3bよりも上流に配置されている。つまり、第1凝縮部3aは、第2凝縮部3bよりも風上に配置されている。また、第1凝縮部3aは、送風機6によって発生する空気の流れにおいて蒸発器5よりも下流に配置されている。つまり、第1凝縮部3aは、蒸発器5よりも風下に配置されている。第1凝縮部3aの伝熱管は円管である。
減圧装置4は、凝縮器3にて冷却された冷媒を減圧させて膨張させるように構成されている。減圧装置4は、例えば膨張弁である。この膨張弁は電子制御弁であってもよい。なお、減圧装置4は、膨張弁に限られず、キャピラリーチューブであってもよい。減圧装置4は、凝縮器3の冷媒の出口と蒸発器5の冷媒の入口との各々に配管でそれぞれ接続されている。
蒸発器5は、減圧装置4にて減圧されて膨張された冷媒に吸熱させて冷媒を蒸発させるように構成されている。蒸発器5は、冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換器である。蒸発器5は、冷媒の入口と出口、および空気の入口と出口とを有している。蒸発器5の冷媒の出口は圧縮機2の吸込口に配管で接続されている。蒸発器5は、送風機6によって発生する空気の流れにおいて凝縮器3よりも上流に配置されている。つまり、蒸発器5は、凝縮器3よりも風上に配置されている。具体的には、蒸発器5は、第1凝縮部3aよりも風上に配置されている。蒸発器5の伝熱管は円管である。
本実施の形態では、冷媒回路10は、圧縮機2、第2凝縮部3b、第1凝縮部3a、減圧装置4、蒸発器5の順に冷媒を循環させるように構成されている。
送風機6は空気を送風するように構成されている。そして、送風機6は、空気を筐体20の外部から内部に取り込んで凝縮器3および蒸発器5に送風可能に構成されている。具体的には、送風機6は、外部空間(室内空間)から空気を筐体20内に取り込んで蒸発器5、第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bを通過させた後に筐体20外に吐き出すように構成されている。
本実施の形態では、送風機6は、軸6aと、軸6aを中心に回転するファン6bとを有している。ファン6bが軸6aを中心に回転することによって、図中矢印Aで示すように外部空間(室内空間)から取り込まれた空気が、図中矢印Bで示すように蒸発器5、第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bを順に通過した後に、図中矢印Cで示すように再び外部空間(室内空間)へ吐き出される。このようにして、空気は、除湿装置1を経由して外部空間(室内空間)を循環する。
筐体20には、除湿対象とする外部空間(室内空間)から筐体20の内部に空気を入れるための吸込口21と、筐体20の内部から外部空間(室内空間)に空気を吹き出すための吹出口22とが設けられている。また、筐体20は、吸込口21と吹出口22とをつなぐ風路(空気の流路)23を有している。風路23には蒸発器5、凝縮器3、送風機6が配置されている。したがって、蒸発器5と凝縮器3とは同一の風路23内に配置されている。蒸発器5、第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bは、空気の流れにおいて上流から下流に向けて蒸発器5、第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bの順に風路23内に配置されている。
風路23内において、筐体20の外部から吸込口21を通って筐体20の内部に吸込まれた空気が蒸発器5、第1凝縮部3a、第2凝縮部3bの順に通過し、吹出口22を通って筐体20の外部に吹出される。
なお、除湿装置1において、風路23内には、凝縮器3、蒸発器5、送風機6の他に冷媒回路を構成する部材が配置されていてもよい。例えば風路23内には、減圧装置4が配置されていてもよい。
なお、空気調和機が室内に設置される場合、凝縮器3の熱が室外へ放熱されることにより、室内が冷却されてもよい。この室外への放熱のため、排気ダクトの機器への搭載および機器自体が窓側に設置されてもよい。
ドレンパン7は、蒸発器5に結露した除湿水または蒸発器5から飛散した除湿水が、ドレンパン7に排水されるように構成されている。本実施の形態では、蒸発器5、第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bはドレンパン7上に配置されている。
続いて、図3~図5を参照して、蒸発器5、第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bの構成を詳しく説明する。図3は、実施の形態1に係る蒸発器5、第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bの断面図である。なお、図3では、説明の便宜のため、蒸発器5、第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bの一部が図示されている。
本実施の形態に係る除湿装置1では、第1凝縮部3aは、複数の第1フィン11および第1伝熱管12を有している。複数の第1フィン11の各々は薄板状に構成されている。複数の第1フィン11は互いに積層するように配置されている。第1伝熱管12は互いに積層された複数の第1フィン11を積層方向に貫通するように配置されている。第1伝熱管12は、この積層方向に直線状に延びる複数の第1直線部と、複数の第1直線部をつなぐ複数の第1湾曲部とを有している。複数の第1直線部の各々と複数の第1湾曲部の各々とが互いに直列に接続されることにより、第1伝熱管12は蛇行するように構成されている。第1伝熱管12は、冷媒が流れるように構成されている。第1伝熱管12は、円管である。
第2凝縮部3bは、複数の第2フィン13および第2伝熱管14を有している。複数の第2フィン13の各々は薄板状に構成されている。複数の第2フィン13は互いに積層するように配置されている。第2伝熱管14は互いに積層された複数の第2フィン13を積層方向に貫通するように配置されている。第2伝熱管14の断面形状は、列方向に伸びるように構成されている。また、第2伝熱管14は、複数の第2フィン13の積層方向に直線状に伸びる複数の第2直線部を有している。また、第2凝縮部3bは、複数の第2直線部の端部をそれぞれ接続する第1ヘッダ31と第2ヘッダ32とを有している(図4参照)。第2伝熱管14の複数の第2直線部の各々は複数の細径の管路を有している。第2伝熱管14は、冷媒が流れるように構成されている。第2伝熱管14は、扁平管である。第2伝熱管14は風路23を通る空気の流通方向に対して扁平形状である扁平管である。第2伝熱管14の断面形状は、第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bが並ぶ方向に延びる扁平形状を有するように構成されている。
蒸発器5は、複数のフィン15および伝熱管16を有している。複数のフィン15の各々は薄板状に構成されている。複数のフィン15は互いに積層するように配置されている。伝熱管16は互いに積層された複数のフィン15を積層方向に貫通するように配置されている。伝熱管16は、この積層方向に直線状に延びる複数の直線部と、複数の直線部をつなぐ複数の湾曲部とを有している。複数の直線部の各々と複数の直線部の各々とが互いに直列に接続されることにより、伝熱管16は蛇行するように構成されている。伝熱管16は円管である。
図3は、第1凝縮部3aの複数の第1フィン11の積層方向、第2凝縮部3bの複数の第2フィン13および蒸発器5の複数のフィン15の積層方向のそれぞれに直交する断面における断面図である。第1凝縮部3aでは、図3に示される断面において、複数の第1伝熱管12における第1直線部が配置されている。これら複数の第1伝熱管12における第1直線部の外径および内径は互いに同一であってもよい。
本実施の形態では、これらの複数の第1伝熱管12における第1直線部は、列方向に2列に並んで配置されている。これら2列の列方向における各列に配置された第1伝熱管12における第1直線部間の間隔は互いに同一であってもよい。なお、この間隔は、列方向における隣り合う各列に配置された第1伝熱管12における第1直線部の中心間の距離である。本実施の形態では、列方向において互いに隣り合う各列の複数の第1伝熱管12における第1直線部は、段方向に互いにずれるように配置されている。つまり、列方向において互いに隣り合う各列の複数の第1伝熱管12における第1直線部の中心は、列方向に一直線に配置されていない。
また、本実施の形態では、列方向において互いに隣り合う各列の複数の第1伝熱管12における第1直線部は、列方向に互いに重ならないように配置されている。さらに、本実施の形態では、列方向において互いに隣り合う各列の複数の第1伝熱管12における第1直線部は、段方向に互いに重ならないように配置されている。
本実施の形態では、これらの複数の第1伝熱管12における第1直線部は、各列において段方向に3段以上に並んで配置されている。また、本実施の形態では、これらの複数の第1伝熱管12における第1直線部は各列において段方向に直線状に並んで配置されている。つまり、各列において段方向に並んで配置された複数の第1伝熱管12における第1直線部の中心は一直線に配置されている。さらに、本実施の形態では、これら2列の列方向における各列に配置された複数の第1伝熱管12における第1直線部の段方向の位置は、隣り合う各列に配置された複数の第1伝熱管12における第1直線部の段方向の位置間の中央に配置されている。
第2凝縮部3bでは、図3に示される断面において、複数の第2伝熱管14における第2直線部が配置されている。これら複数の第2伝熱管14における第2直線部の形状は互いに同一であってもよい。
本実施の形態では、これらの複数の第2伝熱管14における第2直線部は、段方向に3段以上に並んで配置されている。また、本実施の形態では、これらの複数の第2伝熱管14における第2直線部は段方向に直線状に並んで配置されている。つまり、段方向に並んで配置された複数の第2伝熱管14における第2直線部の中心は一直線に配置されている。また、各段の第2伝熱管14における第2直線部間の間隔は互いに同一であってもよい。
図4は、第2凝縮部3bを列方向から見たときの第2凝縮部3bの正面図である。第2凝縮部3bの扁平管は水平方向に配置されてもよいし、鉛直方向に配置されてもよい。第2凝縮部3bの第2フィン13の形状は、プレートフィン、コルゲートフィン等であってもよい。第2凝縮部3bの第2フィン13の形状は、第2凝縮部3bの性能および第2凝縮部3bの扁平管の設置姿勢により選択される。第2凝縮部3bの第2伝熱管14は、少なくとも1つの冷媒パスを含んでいる。本実施の形態では、冷媒パスの数は、冷媒の流れの上流から下流にかけて徐々に減少する。
図2および図4を参照して、第1ヘッダ31は、冷媒の入口および冷媒の出口を有している。本実施の形態では、第1ヘッダ31の冷媒の入口は、圧縮機2の吐出口に配管で接続されている。また、第1ヘッダ31の冷媒の出口は、第1凝縮部3aの入口に配管で接続されている。第1ヘッダ31および第2ヘッダ32内に仕切り33を設けることによって、圧縮機2から流入した冷媒は複数の第2直線部を通って第1ヘッダ31および第2ヘッダ32間を複数回折り返した後、第1ヘッダ31の冷媒の出口から第1凝縮部3aに流出する。その際、第1ヘッダ31および第2ヘッダ32間を往復する第2直線部の冷媒パス数は、第2凝縮部3bの上流側から下流側にかけて徐々に減少させることが好ましい。例えば、第1ヘッダ31から第2ヘッダ32への往路の冷媒パス数が5本であれば、第2ヘッダ32から第1ヘッダ31への復路の冷媒パス数は4本以下が好ましい。
また、図5に示すように、第1ヘッダ31および第2ヘッダ32は分割されていてもよい。これにより、圧縮機2から流入した冷媒は複数の第2直線部を通って第1ヘッダ31および第2ヘッダ32間を複数回折り返した後、第2凝縮部3bの冷媒の出口から第1凝縮部3aに流出してもよい。第1ヘッダ31は、互いに分割された第1ヘッダ上流部311および第1ヘッダ下流部312を含んでいる。第2ヘッダ32は、互いに分割された第2ヘッダ上流部321および第2ヘッダ下流部322を含んでいる。また、第2凝縮部3bの冷媒の出口は、第1ヘッダ31ではなく第2ヘッダ32に位置していてもよい。その場合、第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bを接続する配管は、圧縮機2および第2凝縮部3bを接続する配管と、第2凝縮部3bを挟んで反対側に位置することになる。
蒸発器5では、図3に示される断面において、複数の伝熱管16における直線部が配置されている。これら複数の伝熱管16における直線部の外径および内径は互いに同一であってもよい。
本実施の形態では、これらの複数の伝熱管16における直線部は、列方向に3列に並んで配置されている。これら3列の列方向における各列に配置された伝熱管16における直線部間の間隔は互いに同一であってもよい。なお、この間隔は、列方向における隣り合う各列に配置された伝熱管16における直線部の中心間の距離である。本実施の形態では、列方向において互いに隣り合う各列の複数の伝熱管16における直線部は、段方向に互いにずれるように配置されている。つまり、列方向において互いに隣り合う各列の複数の伝熱管16における第2直線部の中心は、列方向に一直線に配置されていない。
また、本実施の形態では、列方向において互いに隣り合う各列の複数の伝熱管16における直線部は、列方向に互いに重ならないように配置されている。さらに、本実施の形態では、列方向において互いに隣り合う各列の複数の伝熱管16における直線部は、段方向に互いに部分的に重ならないように配置されている。
本実施の形態では、これらの複数の伝熱管16における直線部は各列において段方向に3段以上に並んで配置されている。また、本実施の形態では、これらの複数の伝熱管16における直線部は各列において段方向に直線状に並んで配置されている。つまり、各列において段方向に並んで配置された複数の伝熱管16における直線部の中心は一直線に配置されている。さらに、本実施の形態では、これら3列の列方向における両端の各列に配置された複数の伝熱管16における直線部の段方向の位置は互いに同一である。また、これらの3列の列方向における中央の列に配置された伝熱管16における直線部の段方向の位置は、両端の各列に配置された複数の伝熱管16における直線部の段方向の位置間の中央に配置されている。
なお、蒸発器5および第1凝縮部3aは、複数の冷媒経路を持つ多パス型の熱交換器でもよい。
次に、図1および図2を参照して、実施の形態1に係る除湿装置1の除湿運転時の動作について説明する。
圧縮機2から吐出された過熱ガス状態の冷媒は、風路23内に配置された第2凝縮部3bに流入する。第2凝縮部3bに流入した過熱ガス状態の冷媒は、吸込口21を通じて外部空間から風路23内に流入し、風路23内に配置された蒸発器5および第1凝縮部3aを通過した空気と熱交換されることにより冷却されて気液二相状態の冷媒となる。
一方、風路23内に配置された第2凝縮部3bを通過する空気は、同じく風路23内に配置された蒸発器5および第1凝縮部3aを通過した後、第2凝縮部3bにおいて過熱ガス状態の冷媒または気液二相状態の冷媒と熱交換されることにより加熱される。
第2凝縮部3bから流出した気液二相状態の冷媒は、第1凝縮部3aに流入する。第1凝縮部3aに流入した気液二相状態の冷媒は、風路23内に配置された蒸発器5を通過した空気と熱交換されることによりさらに冷却されて過冷却液状態の冷媒となる。
一方、風路23内に配置された第1凝縮部3aを通過する空気は、同じく第1風路23a内に配置された蒸発器5を通過した後、第1凝縮部3aにおいて気液二相状態の冷媒と熱交換されることにより加熱される。
第1凝縮部3aから流出した過冷却液状態の冷媒は、減圧装置4を通過することにより減圧され、気液二相状態の冷媒になった後、風路23内に配置された蒸発器5に流入する。蒸発器5に流入した気液二相状態の冷媒は、吸込口21を通じて外部空間から風路23内に取り込まれた空気と熱交換されることにより加熱されて過熱ガス状態の冷媒となる。この過熱ガス状態の冷媒が圧縮機2に吸入され、圧縮機2で圧縮されて再び吐出される。
一方、風路23内に配置された蒸発器5を通過する空気は、吸込口21を通じて外部空間から風路23内に取り込まれた後、蒸発器5において気液二相状態の冷媒と熱交換され、空気の露点以下の温度に冷却されることにより除湿される。
次に、実施の形態1に係る除湿装置1の作用効果について比較例と対比して説明する。
図6は、比較例に係る除湿装置1の蒸発器5および凝縮器3の断面図である。一般に、凝縮器3の性能を上げるためには、伝熱面積を増やす必要がある。伝熱面積を増やすためには凝縮器3のサイズを大型化する必要がある。したがって、比較例に係る除湿装置1では、凝縮器3の性能を向上させつつサイズを小型化することはできない。また、比較例に係る除湿装置1では、凝縮器3のサイズが大型化することに伴って筐体20が大型化する。したがって、比較例に係る除湿装置1では、筐体20を小型化することもできない。
本実施の形態に係る除湿装置1によれば、第1凝縮部3aの第1伝熱管12は、円管である。したがって、蒸発器5から第1凝縮部3aに飛散した除湿水が第1伝熱管12に滞留することを抑制することができる。これにより、第1凝縮部3aの排水性を向上させることができる。このため、第1凝縮部3aの第1伝熱管12に滞留した除湿水が冷媒によって加熱されて蒸発することで空気が再加湿されることを抑制することができる。よって、除湿装置1の除湿量を向上させることができる。また、第2凝縮部3bの第2伝熱管14は、扁平管である。これにより、第2凝縮部3bの伝熱性能を向上させることができる。さらに、第2凝縮部3bに扁平管と同等の伝熱性能を有する円管が用いられる場合と比べて、第2凝縮部3bの列方向の長さを短くすることができる。よって、凝縮器3の性能を向上させつつサイズを小型化することができ、かつ除湿量を向上させることができる。
また、第2凝縮部3bの列方向の長さを短くすることにより凝縮器3のサイズを小型化することができる。したがって、凝縮器3のサイズを小型化することにより除湿装置1の筐体20を小型化することもできる。
また、第2凝縮部3bの第2伝熱管14は伝熱性能に優れた扁平管であるため、第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bにおける凝縮温度を低下させることができる。また、凝縮温度を低下させることで冷媒回路内の凝縮圧力と蒸発圧力との差を低減することができるため、圧縮機2における入力を低下させることができる。これにより、除湿装置1の除湿性能を示す指標である、1kWh当たりの除湿量Lを示すEF(Energy Factor)値(L/KWh)を向上させることができる。
また、第2凝縮部3bの第2伝熱管14は、風路23を通る空気の流通方向に対して扁平形状である扁平管である。このため、円管に比べて通風抵抗を低減させることができる。通風抵抗を低減させることで送風機6のファン入力を低減させることができる。したがって、EF値を向上させることができる。
また、第1凝縮部3aはプレートフィンと円管の伝熱管とを有しているため、扁平管の伝熱管を有する第2凝縮部3bに除湿水が飛散することを抑制することができる。また、プレートフィンと円管を組み合わせた第1凝縮部3aは、円管の径方向における両側からプレートフィンに沿ってドレンパン7に除湿水が排水されるため、扁平管に比べ排水性が優れている。このため、除湿水の滞留による熱交換性能の低下および除湿水の加熱による除湿量の低下を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る除湿装置1によれば、第2凝縮部3bにおいて、冷媒パスの数は、冷媒の流れの上流から下流にかけて徐々に減少する。つまり、第2凝縮部3bにおいて、第1ヘッダ31および第2ヘッダ32間を往復する第2直線部の冷媒パス数は、上流側から下流側にかけて徐々に減少する。上流側のガス状態の冷媒は気液二相状態の冷媒よりも圧力損失が大きいため、上流側のガス状態の冷媒に対しては冷媒パス数を多くすることで流速を減少させることにより圧力損失を低減させることができる。また、下流側の気液二相状態の冷媒はガス状態の冷媒よりも圧力損失が小さいため、下流側の気液二相状態の冷媒に対しては冷媒パス数を少なくすることで流速を上昇させることにより熱伝達率を向上させることができる。
実施の形態2.
図7および図8を参照して、実施の形態2に係る除湿装置1について説明する。本実施の形態に係る除湿装置1は、冷媒回路10が、圧縮機2、第1凝縮部3a、第2凝縮部3b、減圧装置4、蒸発器5の順に冷媒を循環させるように構成されている点で、実施の形態1の除湿装置1と異なる。
本実施の形態に係る除湿装置1では、第1凝縮部3aの冷媒の入口は、圧縮機2の吐出口に配管で接続されている。第1凝縮部3aの冷媒の出口は、第2凝縮部3bの冷媒の入口に配管で接続されている。第2凝縮部3bの冷媒の出口は減圧装置4に配管で接続されている。
本実施の形態に係る除湿装置1によれば、冷媒回路10は、圧縮機2、第1凝縮部3a、第2凝縮部3b、減圧装置4、蒸発器5の順に冷媒を循環させるように構成されている。扁平管は、細径のため、圧力損失が円管よりも大きい。また、ガス状態の冷媒の圧力損失は、液状態の冷媒の圧力損失よりも大きい。そのため、第2凝縮部3bの扁平管よりも先に、第1凝縮部3aの円管に過熱ガス状態の冷媒を流入させることで、第2凝縮部3bに気液二相状態または過冷却液状態の冷媒を流入させることができる。このため、第2凝縮部3bでの圧力損失を小さくすることができる。また、円管より内容積が小さい扁平管に、気液二相状態または液冷媒が流入するため、冷媒量を減らすことができる。
実施の形態3.
図9~図11を参照して、実施の形態3の除湿装置1について説明する。本実施の形態に係る除湿装置1は、第3凝縮部3c、第1吸込口21a、第2吸込口21b、仕切部8、第1風路23aおよび第2風路23bを備えている点が、実施の形態1の除湿装置1と異なる。
図9および図10を参照して、本実施の形態に係る除湿装置1では、筐体20は、第1吸込口21aと、第2吸込口21bと、第1風路23aと、第2風路23bとを有している。第1吸込口21aは、空気を取り込むためのものである。第1風路23aは、第1吸込口21aに連通するように構成されている。第2吸込口21bは、空気を取り込むためのものである。第2風路23bは、第2吸込口21bに連通している。第2風路23bは、第1風路23aから仕切られている。
凝縮器3は、第3凝縮部3cを含んでいる。第3凝縮部3cは、冷媒回路10において圧縮機2と第2凝縮部3bとの間に配置されている。冷媒回路10は、圧縮機2、第3凝縮部3c、第2凝縮部3b、第1凝縮部3a、減圧装置4、蒸発器5の順に冷媒を循環させるように構成されている。
図10および図11を参照して、第3凝縮部3cは、圧縮機2で昇圧された冷媒を凝縮して冷却するように構成されている。第3凝縮部3cは、冷媒と空気との間で熱交換を行う熱交換器である。第3凝縮部3cは、複数の第3フィン17および第3伝熱管18を有している。第3凝縮部3cは、冷媒の入口と出口、および空気の入口と出口とを有している。第3凝縮部3cの冷媒の入口と出口は、圧縮機2の吐出口と第2凝縮部3bの冷媒の入口との各々に配管でそれぞれ接続されている。第3伝熱管18は、扁平管である。
本実施の形態では、第3凝縮部3cは、第2凝縮部3bと同形状のフィンおよび伝熱管を持つ扁平管熱交換器である。第3凝縮部3cは、段方向において第2凝縮部3bの上に位置する。つまり、第3凝縮部3cの第3伝熱管18における直線部は、第2凝縮部3bにおける第2伝熱管14と段方向に直線状に並んで配置されている。なお、第3伝熱管18は、扁平管に限定されず、円管であってもよい。
第1吸込口21aおよび第2吸込口21bは、外部空間(室内空間)から筐体20の内部に空気を入れるために設けられている。第1風路23aは、第1吸込口21aと吹出口22とをつなぐように構成されている。第1風路23aには、蒸発器5、第1凝縮部3a、第2凝縮部3b、送風機6が配置されている。蒸発器5、第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bは、第1吸込口21aから取り込まれた空気が蒸発器5、第1凝縮部3a、第2凝縮部3bの順に流れるように第1風路23a内に配置されている。第2風路23bは、第2吸込口21bと吹出口22とをつなぐように構成されている。第2風路23bには、第3凝縮部3c、送風機6が配置されている。第3凝縮部3cは、第2吸込口21bから取り込まれた空気が流れるように第2風路23b内に配置されている。
本実施の形態では、ファン6bが軸6aを中心に回転することによって、図中矢印Aで示されるように外部空間(室内空間)から取り込まれた空気は、第1風路23a内において図中矢印Bで示されるように蒸発器5、第1凝縮部3a、第2凝縮部3bを通過する。また、ファン6bが軸6aを中心に回転することによって、図中矢印A’で示すように外部空間(室内空間)から取り込まれた空気は、第2風路23b内において図中矢印B’で示されるように第3凝縮部3cを通過する。第1風路23aを通過した空気と第2風路23bを通過した空気とは互いに混ざり、吹出口22を通って筐体20の外部空間(室内空間)へ吐き出される。
第1風路23aと第2風路23bとは分離されていればよい。第1風路23aと第2風路23bとは、例えば仕切部8によって分離されていてもよい。第1風路23aおよび第2風路23bの各々は、例えば筐体20および仕切部8によって形成されている。第2風路23b内の空気の流通方向において、仕切部8の上流側に位置する一端は、少なくとも蒸発器5の空気出口よりも上流側に形成されている。上記流通方向において、仕切部8の下流側に位置する他端は、少なくとも第1凝縮部3aの空気入口よりも下流側に形成されている。仕切部8は、例えば平板状に形成されている。仕切部8は、筐体20の内部に固定されている。
本実施の形態に係る除湿装置1によれば、蒸発器5、第1凝縮部3aおよび第2凝縮部3bは、第1吸込口21aから取り込まれた空気が蒸発器5、第1凝縮部3a、第2凝縮部3bの順に流れるように第1風路23a内に配置されている。第3凝縮部3cは、第2吸込口21bから取り込まれた空気が流れるように第2風路23b内に配置されている。したがって、第1凝縮部3a、第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cを含めた凝縮器3全体を流れる空気の風量を、蒸発器5を流れる空気の風量より多くすることができる。凝縮器3全体の風量を多くすることで、凝縮器3側の伝熱性能を向上させることができるため、冷媒の凝縮温度を低下させることができる。また、凝縮温度を低下させることで冷媒回路内の凝縮圧力と蒸発圧力の差を低減することができるため、圧縮機2における入力を低下させることができる。これにより、EF値を向上させることができる。
また、第3凝縮部3cの第3伝熱管18は円管でもよい。第3凝縮部3cの第3伝熱管18を圧力損失の小さい円管にすることで、過熱ガスによる圧力損失を低減することができる。また、円管より内容積の小さい扁平管の第2凝縮部3bに気液二相状態の冷媒を流入させることができるので、冷媒量を低減させることができる。
また、仕切部8を構成する材料は、蒸発器5および第1凝縮部3aにおいて冷媒の流通する伝熱管およびフィンを構成する材料よりも熱伝導率の低い材料で構成されていればよい。これにより、仕切部8を介して第1風路23a内の空気および第2風路23b内の空気間で熱交換が行われることを低減させることができる。
実施の形態4.
図12を参照して、実施の形態4に係る除湿装置1について説明する。本実施の形態に係る除湿装置1は、第2凝縮部3bと第3凝縮部3cとを一体化させている点が、実施の形態3の除湿装置1と異なる。
本実施の形態に係る除湿装置1では、第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cは一体的に構成されている。具体的には、複数の第2フィン13の各々と複数の第3フィン17の各々とはそれぞれ一体的に構成されている。
本実施の形態に係る除湿装置1によれば、第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cの伝熱面積は、第1凝縮部3aの伝熱面積よりも大きい。また、一体的に構成された第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cのうち第2凝縮部3bは、第1風路23aを通る空気と熱交換する。一体的に構成された第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cのうち第3凝縮部3cは、第2風路23bを通る空気と熱交換する。これにより、実施の形態3と同様の効果が得られる。
また、本実施の形態に係る除湿装置1によれば、第2凝縮部3bおよび第3凝縮部3cは一体的に構成されている。このため、ヘッダおよび接続配管のコストを抑えることができる。
上記の各実施の形態は適宜組み合わせることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 除湿装置、2 圧縮機、3 凝縮器、3a 第1凝縮部、3b 第2凝縮部、3c 第3凝縮部、4 減圧装置、5 蒸発器、6 送風機、7 ドレンパン、8 仕切部、10 冷媒回路、11 第1フィン、12 第1伝熱管、13 第2フィン、14 第2伝熱管、15 フィン、16 伝熱管、17 第3フィン、18 第3伝熱管、20 筐体、21 吸込口、21a 第1吸込口、21b 第2吸込口、22 吹出口、23 風路、23a 第1風路、23b 第2風路、31 第1ヘッダ、32 第2ヘッダ。

Claims (5)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に配置された送風機および冷媒回路とを備え、
    前記送風機は、空気を送風するように構成されており、
    前記冷媒回路は、圧縮機、凝縮器、減圧装置および蒸発器を有し、かつ前記圧縮機、前記凝縮器、前記減圧装置、前記蒸発器の順に冷媒を循環させるように構成されており、
    前記凝縮器は、前記冷媒が流れる第1伝熱管を有する第1凝縮部と、前記冷媒が流れる第2伝熱管を有する第2凝縮部とを含み、
    前記第1凝縮部は、前記蒸発器よりも風下に配置されており、
    前記第2凝縮部は、前記第1凝縮部よりも風下に配置されており、
    前記第1凝縮部の前記第1伝熱管は、円管であり、
    前記第2凝縮部の前記第2伝熱管は、扁平管である、除湿装置。
  2. 前記第2凝縮部の前記第2伝熱管は、少なくとも1つの冷媒パスを含み、
    前記冷媒パスの数は、前記冷媒の流れの上流から下流にかけて徐々に減少する、請求項1に記載の除湿装置。
  3. 前記冷媒回路は、前記圧縮機、前記第1凝縮部、前記第2凝縮部、前記減圧装置、前記蒸発器の順に冷媒を循環させるように構成されている、請求項1または2に記載の除湿装置。
  4. 前記筐体は、前記空気を取り込むための第1吸込口と、前記第1吸込口に連通する第1風路と、前記空気を取り込むための第2吸込口と、前記第2吸込口に連通しかつ前記第1風路から仕切られた第2風路とを有し、
    前記凝縮器は、前記冷媒回路において前記圧縮機と前記第2凝縮部との間に配置された第3凝縮部を含み、
    前記蒸発器、前記第1凝縮部および前記第2凝縮部は、前記第1吸込口から取り込まれた前記空気が前記蒸発器、前記第1凝縮部、前記第2凝縮部の順に流れるように前記第1風路内に配置されており、
    前記第3凝縮部は、前記第2吸込口から取り込まれた前記空気が流れるように前記第2風路内に配置されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の除湿装置。
  5. 前記第2凝縮部および前記第3凝縮部は一体的に構成されている、請求項4に記載の除湿装置。
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