JP2022023405A - 増設バッテリボックス及びそれを備えた無停電電源装置 - Google Patents

増設バッテリボックス及びそれを備えた無停電電源装置 Download PDF

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Abstract

Figure 2022023405000001
【課題】取扱いが容易な無停電電源装置の増設バッテリボックスを提供する。
【解決手段】無停電電源装置の増設バッテリボックス30は、バッテリボックスが縦置きされた場合に縦方向に延びる第1板41及び第2板42と、水平方向に延びる第3板43及び第4板44と、仕切板45と、第1板、第2板、第3板、第4板及び仕切り版によって区画された収容空間に収容される二つの組電池と、を備える。第1板の内表面に、組電池を支持する第1支持部材51が内表面から突出して設けられ、バッテリボックスが横置きされた場合に、第1板が水平方向に延びて底壁となり、第1支持部材が組電池を下側から支持する。
【選択図】図3

Description

本発明は、増設バッテリボックス及びそれを備えた無停電電源装置に関する。
特許文献1は、容量の異なる複数の無停電電源装置に使用することが可能な増設バッテリボックスを開示している。増設バッテリボックスは、無停電電源装置に内蔵されたバッテリの個数に対応して増設バッテリボックス内のバッテリを直列接続する切り替え部を有している(特許文献1、図1及び図2参照)。
特開2007-215267
無停電電源装置の増設バッテリボックスは、ユーザの要望に応じて、縦置きされることもあるし、横置きされることもある。
増設バッテリボックス内においてバッテリを安定的に支持することに関して、改善の余地があった。また、増設バッテリボックスのメンテナンスのしやすさに関して、改善の余地があった。
本発明の一態様は、取扱いが容易な無停電電源装置の増設バッテリボックスを提供する。
本発明の一態様に係る無停電電源装置の増設バッテリボックスは、
当該増設バッテリボックスが縦置きされた場合に縦方向に延びる第1板及び第2板と、水平方向に延びる第3板及び第4板と、
前記第1板、第2板、第3板及び第4板によって区画された収容空間に収容される組電池と、を備え、
前記第1板の内表面に、前記組電池を支持する第1支持部材が前記内表面から突出して設けられ、
当該増設バッテリボックスが横置きされた場合に、前記第1板が水平方向に延びて底壁となり、前記第1支持部材が前記組電池を下側から支持する。
ここで、「縦置き」とは、「横置き」したときよりも、設置面から上端までの高さが高くなる増設バッテリボックスの姿勢を意味する。「横置き」とは、「縦置き」したときよりも、設置面から上端までの高さが低くなる増設バッテリボックスの姿勢を意味する。
「縦方向」とは、設置面に対し、ほぼ垂直な方向を意味する。すなわち、「縦方向」は、増設バッテリボックスの設置面に対して垂直な方向であってもよいし、垂直方向から若干逸脱するが垂直方向に近い方向であってもよい。
「水平方向」とは、設置面に対し、ほぼ平行な方向を意味する。すなわち、「水平方向」は、増設バッテリボックスの設置面に対して平行な方向であってもよいし、平行方向から若干逸脱するが平行方向に近い方向であってもよい。
上記態様により、増設バッテリボックス内の収容空間における組電池の移動を抑制して、組電池を安定的に支持できる。ユーザの要望に応じて増設バッテリボックスを縦置きしたり横置きしたりする設置作業が行いやすくなる。
増設バッテリボックスを備えた無停電電源装置を示す正面図である。 増設バッテリボックスを備えた無停電電源装置を示す背面図である。 増設バッテリボックスの分解斜視図である。 増設バッテリボックスの前面板を取外した状態を示す図である。
従来、無停電電源装置の増設バッテリボックスとして、金属製の筐体の中に組電池を収容したものが用いられている。組電池として、複数個の鉛蓄電池(例えば制御弁式鉛蓄電池)を直列及び/又は並列に接続したものが用いられている。代替的に、組電池として、複数個のリチウムイオン電池を直列及び/又は並列に接続したものを用いることも考えられる。
本発明者らが検討したところ、増設バッテリボックス内において組電池を安定的に支持することに関し、改善の余地があった。
本発明者らが考案した無停電電源装置の増設バッテリボックスは、当該増設バッテリボックスが縦置きされた場合に縦方向に延びる第1板及び第2板と、水平方向に延びる第3板及び第4板と、前記第1板、第2板、第3板及び第4板によって区画された収容空間に収容される組電池と、を備え、前記第1板の内表面に、前記組電池を支持する第1支持部材が前記内表面から突出して設けられ、当該増設バッテリボックスが横置きされた場合に、前記第1板が水平方向に延びて底壁となり、前記第1支持部材が前記組電池を下側から支持する。
上記構成により、収容空間における組電池の移動・がたつきを抑制して、組電池を安定的に支持できる。ユーザの要望に応じて増設バッテリボックスを縦置きしたり横置きしたりする設置作業が行いやすくなる。
組電池に例えば鉛蓄電池が用いられる場合、組電池の交換のために、収容空間に収容されている組電池を取り出す作業や、新しい組電池を収容空間に挿入する作業が求められる。上記構成のように、第1板の内表面から突出した第1支持部材が設けられていると、第1支持部材がガイドの機能を果たすため、組電池の取り出し作業・挿入作業が行いやすくなる。
増設バッテリボックスは、前記第2板の内表面に、前記組電池を支持する第2支持部材が前記内表面から突出して設けられてもよく、前記組電池が前記第1支持部材と前記第2支持部材との間に配置されてもよい。
上記構成により、第1支持部材に加えて第2支持部材もガイドの機能を果たすため、組電池の取り出し作業・挿入作業が行いやすくなる。
第1支持部材と第2支持部材によって、第1板の内表面及び第2板の内表面のそれぞれから間隔を隔てた状態で、組電池が配置される。言い換えれば、第1支持部材と第2支持部材によって、第1板の内表面及び第2板の内表面と組電池との間に、部品を配置するために適当な空間を確保できる。
増設バッテリボックスは、前記第1板、第2板、第3板及び第4板の一端に設けられる前面板と、前記第1板、第2板、第3板及び第4板の他端に設けられる背面板と、前記前面板の近傍に位置する前記組電池の端子に一端が接続され、前記背面板の近傍に位置する回路基板に他端が接続される電源ケーブルと、を更に備えてもよい。前記電源ケーブルは、前記第1支持部材、前記第2支持部材及び前記組電池と干渉しないように、前記収容空間の周辺に配置されてもよい。
上記構成により、前面板を取り外すのみで、増設バッテリボックスの前側から組電池の交換が行える。電源ケーブルが、背面板の近傍に位置する回路基板から前面板の近傍にまで延びて、組電池の端子に接続されているため、前面板を取り外すことで、電源ケーブルと組電池の端子との接続点(例えばコネクタ)に容易にアクセスできる。電源ケーブルと組電池の端子との接続を外すことで、組電池を収容空間から取り出せるようになる。新しい組電池を収容空間に挿入し、その組電池の端子と電源ケーブルとを接続する作業も、増設バッテリボックスの前側から容易に行うことができる。
増設バッテリボックスは、前記第1支持部材によるによる前記組電池の支持面積が、前記第2支持部材による前記組電池の支持面積より広くてもよい。
上記構成により、増設バッテリボックスが横置きされたときに第1支持部材によって組電池を下側からしっかりと支持できる。第2支持部材の支持面積を第1支持部材のそれより狭くすることで、第2支持部材を小型化でき、増設バッテリボックスの重量を軽くすることができる。
増設バッテリボックスは、前記第1支持部材が、金属レールを有してもよい。金属レールは、組電池の長手方向に沿って延びる棒状の部材で、ネジやリベットなどの固定具により第1板に固定可能なものであってもよい。金属レールは、剛性を確保しながら重量を低減するために、断面コ字状のものや、断面H字状のものであってもよい。
金属レールは、組電池の重量に耐える剛性を有して耐久性に優れ、かつ、表面の摩擦抵抗が小さいため、組電池をスムーズにガイドできる。そのため、組電池の取り出し作業・挿入作業が行いやすくなる。様々な容量・サイズの無停電電源装置に適合する様々なサイズの増設バッテリボックスに、金属レールを共通的に適用して、増設バッテリボックスの製造コストを低減することができる。
無停電電源装置の増設バッテリボックスは、
平行に配置された第1板及び第2板と、
前記第1板及び第2板とは垂直な方向に平行に配置された第3板及び第4板と、
前記第1板、第2板、第3板及び第4板によって区画された収容空間に収容される組電池と、
前記第1板、第2板、第3板及び第4板の一端に設けられる前面板と、
前記第1板、第2板、第3板及び第4板の他端に設けられる背面板と、
前記前面板の近傍に位置する前記組電池の端子に一端が接続され、前記背面板の近傍に位置する回路基板に他端が接続される電源ケーブルと、を備え、
前記第1板の内表面に、前記組電池を支持する第1支持部材が前記内表面から突出して設けられ、
前記電源ケーブルは、前記第1支持部材及び前記組電池と干渉しないように、前記収容空間の周辺に配置される。
上記構成により、増設バッテリボックス内の収容空間における組電池の移動を抑制して、組電池を安定的に支持できる。前面板を取り外すのみで、増設バッテリボックスの前側から組電池の交換が行える。
以下、図面を参照しながら、増設バッテリボックス及びそれを備えた無停電電源装置の実施形態を説明する。
図1に示す無停電電源装置10(以下、「UPS」と呼ぶ)は、3個の増設バッテリボックス30が水平方向に積層されている。UPS10の内部には、組電池(図示せず)が収容されており、商用電源の停電時にその組電池が放電して所定時間(例えば約10分間)にわたり負荷に電力を供給する。UPS10は、組電池を内蔵せず、組電池が外付けされるものであってもよい。各増設バッテリボックス30は、UPS10に電力を供給する組電池を内蔵し、停電時に、UPS10単独のときと比較してより長時間にわたりUPS10経由で負荷に電力を供給することを可能にする。
UPS10に接続される増設バッテリボックス30の数は3個に限定はされず、1個又は2個でもよいし、4個以上(例えば最大6個)でもよい。
UPS10の前面板12には、操作ボタンやインジケータを含む操作表示部14が設けられている。増設バッテリボックス30の前面板32には、そのような操作表示部は設けられていない。
図1は、UPS10及び増設バッテリボックス30を、縦置きした状態を示している。この状態で、UPS10の高さと、増設バッテリボックス30の高さとは、同一になっている。UPS10と増設バッテリボックス30、並びに、隣接する増設バッテリボックス30同士は、連結金具などを用いて物理的に固定されていることが好ましい。こうすることで、UPS10や増設バッテリボックス30が横倒れすることを防止できる。
図示しないが、横置きの場合、図1に示される最も左側の増設バッテリボックス30が下側に配置され(設置面に接し)、UPS10が最も上側に配置される。
図2は、増設バッテリボックス30を一体的に備えたUPS10の背面図である。UPS10の背面板13には、負荷を接続するためのソケット(アウトレット)16が4個設けられている。ソケット16の数は4個に限定されない。また、背面板13には、背面板13の内表面に隣接して設けられたファンの排気口15が設けられている。
各増設バッテリボックス30は、その背面板33に、一対のコネクタ36を備えている。UPS10に隣接する増設バッテリボックス30に着目すると、一方のコネクタ36はUPS10に給電したりUPS10から受電したりするために用いられ、他方のコネクタ36はUPS10とは反対側に配置された増設バッテリボックス30と給電・受電を行うために用いられる。
図3に、一つの増設バッテリボックス30の内部構造を示す。図3では、組電池の図示は省略する。
増設バッテリボックス30は、当該増設バッテリボックスが縦置きされた場合に縦方向に延びる第1板41と、第2板42とを有する。本実施形態では、第2板42に、水平方向に延びる板43と、板44とが一体的に形成されている。第1板41、第2板42、板43、板44は、金属板である。
第1板41及び第2板42の縦方向ほぼ中央に、金属板である仕切板45が、固定具により固定される。仕切板45は、増設バッテリボックス30の内部に、二つの収容空間を形成する。図3における上部の収容空間に一つの組電池が収容され、下部の収容空間に他の組電池が収容される。
上部の収容空間は、第1板41の一部(上部)、第2板42の上部、板43、仕切板45により区画される。板43が、第3板に相当し、仕切板45が第4板に相当する。
下部の収容空間は、第1板41の下部、第2板42の下部、仕切板45、板44により区画される。仕切板45が、第3板に相当し、板44が第4板に相当する。
第1板41の内表面に、二つの組電池を支持するための第1支持部材51が内表面から突出するように設けられる。本実施形態における第1支持部材51は、4個の金属レール51a、51b、51c、51dを有する。
金属レール51a、51bは、板43と仕切板45との間に位置するように、固定具により第1板41に固定されて、上部の収容空間に収容される組電池を支持する。
金属レール51c、51dは、仕切板45と板44との間に位置するように、固定具により第1板41に固定されて、下部の収容空間に収容される組電池を支持する。
第2板42の内表面に、二つの組電池を支持するための第2支持部材52が内表面から突出するように設けられる。本実施形態における第2支持部材52は、2個の金属レール52a、52bを有する。
金属レール52aは、板43と仕切板45との間に位置するように、固定具により第2板42に固定されて、上部の収容空間に収容される組電池を支持する。
金属レール52bは、仕切板45と板44との間に位置するように、固定具により第2板42に固定されて、下部の収容空間に収容される組電池を支持する。
本実施形態では、金属レール51a、51b、51c、51d、並びに、金属レール52a、52bとして、断面コ字状のものが用いられている。各金属レールは、対向する一対の側板のうちの一方に取付け穴を有する。
金属レール51a、51b、51c、51d、並びに、金属レール52a、52bに、共通の金属レールを用いてもよい。図3に示すように、金属レール51a、51b、51c、51dは、取付け穴が第1板41に対向するようにコ字状断面の開口が下を向いた姿勢で、第1板41に固定される。金属レール52a、52bは、取付け穴が第2板42に対向するようにコ字状断面の開口が上を向いた姿勢で、第2板42に固定される。
増設バッテリボックス30が横置きされる場合、第1板41が設置面に平行な方向に延びて底壁となり、第1支持部材51が組電池を下側から支持する。一方の組電池は、2個の金属レール51a、51bによって下側から支持され、他方の組電池は、2個の金属レール51c、51dによって下側から支持される。金属レール51a、51b、51c、51dは、組電池の重量に耐える剛性を有して耐久性に優れる。また、金属レール51a、51b、51c、51dは、表面の摩擦抵抗が小さいため、組電池をスムーズにガイドできる。そのため、組電池の取り出し作業・挿入作業が行いやすくなる。
増設バッテリボックス30が横置きされる場合、第2板42が底壁となることはない。第2支持部材52は、組電池を下側から支持する機会が想定されないため、第1支持部材51ほどの剛性は必要ない。そこで、第2支持部材52を2個の金属レール52a、52bのみで構成して(第1支持部材51より少ない金属レールで構成して)、一つの組電池につき1個の金属レールのみを割り当てることで、増設バッテリボックス30の重量を軽減している。
第1板41、第2板42、第3板43(45)及び第4板45(44)の一端には、前面板32が取外し可能に取り付けられ、他端には、背面板33が取り付けられる。
背面板33は、回路基板保持部33aを有し、そこに回路基板35が縦方向に延びる姿勢で保持される。
背面板33は、開口が形成されたコネクタ保持部33bを有し、そこにコネクタ36を保持する。コネクタ36は、回路基板35に電気的に接続される。
仕切板45に沿って配置されている電源ケーブル55は、その一端が、前面板32の近傍に位置する組電池の端子に接続され、その他端が、回路基板35に接続される。
電源ケーブル55は、上部の収容空間において、金属レール51a、51b、金属レール52a、及び組電池と干渉しないように、上部の収容空間の周辺に配置される。
金属レール51a、51b、51c、51dと前面板32との間、並びに、金属レール52a、52bと前面板32との間に、ガイド板54と押さえ金具37とが設けられている。
図4に、隣接する二つの増設バッテリボックス30の、前面板を取外した状態を示す。図4における左側の増設バッテリボックス30は、組電池を図示していない。
左側の増設バッテリボックス30に示されるように、左右に位置するガイド板54が、組電池20の挿入方向の奥側に位置する金属レール51a、51b、51c、51d、並びに、図示しない金属レール52a、52bに組電池20が到るまで、組電池の挿入をガイドする。
ガイド板54は、組電池を前側から押さえるための押さえ金具37や、隣接する増設バッテリボックス30同士を固定するための連結金具25を取り付けるための、ブラケットとしても機能している。
上述したように、仕切板45に沿って、電源ケーブル55が前方に引き出されて、上部の収容空間に収容された組電池20の端子から延びたケーブルのコネクタ21に接続されている。
ここでは、上部の収容空間において、電源ケーブル55は、仕切板45の上面と第1板41の内表面とが形成する角部(金属レール51bと仕切板45との間)に配置されている。下部の収容空間において、電源ケーブルは、仕切板45の下面と第1板41の内表面とが形成する角部(金属レール51cと仕切板45との間)に配置されている。
右側の増設バッテリボックス30に示されるように、収容空間における組電池20の上下の動きは、板43、仕切板45、板44によって規制される。板43の下面と仕切板45の上面との間隔、仕切板45の下面と板44の上面との間隔はそれぞれ、組電池20の縦方向の寸法とほぼ等しい。そのため、組電池20の上方向及び下方向には、部品を配置するための空間がない。
第1板41の内表面と第2板42の内表面との間隔は、組電池20の水平方向の寸法より大きい。収容空間における組電池20の水平方向の動きは、金属レール51a、51b、51c、51d、並びに、図示しない金属レール52a、52bによって規制される。金属レール51a、51b、51c、51d、並びに、金属レール52a、52bによって、第1板41の内表面及び第2板42の内表面と組電池20との間に、電源ケーブル55やガイド板54などの部品を配置するために適当な空間を確保できる。
組電池20は、例えば4個の制御弁式鉛蓄電池を、図4の紙面に直交する方向に並べて配置し、それらを直列に接続したものであってもよい。
増設バッテリボックス30は、平行に配置された第1板41及び第2板42と、第1板41及び第2板42とは垂直な方向に平行に配置された第3板43(45)及び第4板45(44)と、第1板41、第2板42、第3板43(45)及び第4板45(44)によって区画された収容空間に収容される組電池20と、前面板32と、背面板33とを備える。第1板41の内表面に、組電池20を支持する第1支持部材51(金属レール51a、51b、51c、51d)が内表面から突出して設けられている。前面板32の近傍に位置する組電池20の端子に一端が接続され、背面板33の近傍に位置する回路基板35に他端が接続される電源ケーブル55が、第1支持部材51及び組電池20と干渉しないように、収容空間の周辺に配置されている。
そのため、前面板32を取り外すのみで、増設バッテリボックス30の前側から組電池20の交換が行える。電源ケーブル55が、背面板33の近傍に位置する回路基板35から前面板32の近傍にまで延びて、組電池20の端子に接続されているため、前面板32を取り外すことで、電源ケーブル55と組電池20の端子との接続点(コネクタ21)に容易にアクセスできる。電源ケーブル55と組電池20の端子との接続を外すことで、組電池20を収容空間から取り出せるようになる。新しい組電池20を収容空間に挿入し、その組電池20の端子と電源ケーブル55とを接続する作業も、増設バッテリボックス30の前側から容易に行うことができる。
本発明は、上述した実施形態に限定はされない。
第1支持部材51は、金属レール以外の金属部品によって形成されてもよいし、十分な剛性を有する樹脂部品によって形成されてもよい。
収容空間の「周辺」は、四角形状の収容空間の角部に限定されない。第1支持部材51によって第1板41の内表面と組電池20との間に確保された空間におけるいずれかの位置であればよい。
組電池20は、複数個の鉛蓄電池を一列に並べたもの以外に、複数個の鉛蓄電池を複数列に並べたものであってもよい。
組電池20は、複数個の鉛蓄電池を直列及び/又は並列に接続したものに限定はされない。組電池20は、複数個のリチウムイオン電池や、その他の蓄電素子を、直列及び/又は並列に接続したものであってもよい。
10 無停電電源装置(UPS)
30 増設バッテリボックス
41 第1板
42 第2板
43(45) 第3板
45(44) 第4板
51 第1支持部材(金属レール51a、51b、51c、51d)
52 第2支持部材(金属レール52a、52b)
55 電源ケーブル

Claims (7)

  1. 無停電電源装置の増設バッテリボックスであって、
    当該増設バッテリボックスが縦置きされた場合に縦方向に延びる第1板及び第2板と、水平方向に延びる第3板及び第4板と、
    前記第1板、第2板、第3板及び第4板によって区画された収容空間に収容される組電池と、を備え、
    前記第1板の内表面に、前記組電池を支持する第1支持部材が前記内表面から突出して設けられ、
    当該増設バッテリボックスが横置きされた場合に、前記第1板が水平方向に延びて底壁となり、前記第1支持部材が前記組電池を下側から支持する、増設バッテリボックス。
  2. 前記第2板の内表面に、前記組電池を支持する第2支持部材が前記内表面から突出して設けられ、
    前記組電池が前記第1支持部材と前記第2支持部材との間に配置される、請求項1に記載の増設バッテリボックス。
  3. 前記第1板、第2板、第3板及び第4板の一端に設けられる前面板と、
    前記第1板、第2板、第3板及び第4板の他端に設けられる背面板と、
    前記前面板の近傍に位置する前記組電池の端子に一端が接続され、前記背面板の近傍に位置する回路基板に他端が接続される電源ケーブルと、を更に備え、
    前記電源ケーブルは、前記第1支持部材、前記第2支持部材及び前記組電池と干渉しないように、前記収容空間の周辺に配置される、請求項2に記載の増設バッテリボックス。
  4. 前記第1支持部材によるによる前記組電池の支持面積が、前記第2支持部材による前記組電池の支持面積より広い、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の増設バッテリボックス。
  5. 前記第1支持部材は、金属レールを有する、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の増設バッテリボックス。
  6. 無停電電源装置の増設バッテリボックスであって、
    平行に配置された第1板及び第2板と、
    前記第1板及び第2板とは垂直な方向に平行に配置された第3板及び第4板と、
    前記第1板、第2板、第3板及び第4板によって区画された収容空間に収容される組電池と、
    前記第1板、第2板、第3板及び第4板の一端に設けられる前面板と、
    前記第1板、第2板、第3板及び第4板の他端に設けられる背面板と、
    前記前面板の近傍に位置する前記組電池の端子に一端が接続され、前記背面板の近傍に位置する回路基板に他端が接続される電源ケーブルと、を備え、
    前記第1板の内表面に、前記組電池を支持する第1支持部材が前記内表面から突出して設けられ、
    前記電源ケーブルは、前記第1支持部材及び前記組電池と干渉しないように、前記収容空間の周辺に配置される、増設バッテリボックス。
  7. 請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の増設バッテリボックスが積層された無停電電源装置。
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