JP2022023233A - 走査時間ブロックに基づく情報伝送方法および装置 - Google Patents
走査時間ブロックに基づく情報伝送方法および装置 Download PDFInfo
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Abstract
Description
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
走査周期内のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を走査時間ブロックとして配置することと、
走査信号チャネルを前記走査時間ブロック内に担持させて伝送することと、を含む、走査時間ブロックに基づく情報伝送方法であって、
前記走査信号チャネルとは、全てのポートまたはビームにおいてポーリング送信する必要がある信号、または信号およびチャネルである、走査時間ブロックに基づく情報伝送方法。
(項目2)
前記走査周期内のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を走査時間ブロックとして配置することは、走査周期内の1つまたは複数のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を1つまたは複数の走査時間ブロックとして配置することを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記走査周期内のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を走査時間ブロックとして配置することとは、走査周期内の1つまたは複数のデータ伝送サブフレーム内の予約領域以外のシンボルを1つまたは複数の走査時間ブロックとして配置することを含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
走査周期内の1つまたは複数のデータ伝送サブフレーム内の予約領域以外のシンボルを1つまたは複数の走査時間ブロックとして配置すると、前記走査時間ブロックが配置されたデータ伝送サブフレームの構造は、
下り制御領域および下り走査時間ブロックの組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、及び上り走査時間ブロックの組み合わせと、
下り制御領域、下り走査時間ブロック、ガードインターバル、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、上り走査時間ブロック、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、下り走査時間ブロック、ガードインターバル、上り走査時間ブロック、及び上り制御領域の組み合わせと、のいずれか1種であり、
前記下り制御領域、下り走査時間ブロック、ガードインターバル、上り走査時間ブロック、上り制御領域は、それぞれ1つまたは複数のシンボルを含む、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記走査周期内の1つまたは複数のデータ伝送サブフレーム内の予約領域以外のシンボルを1つまたは複数の走査時間ブロックとして配置することは、走査周期内の1つまたは複数の連続するデータ伝送サブフレーム内の予約領域以外のシンボルの全部を走査時間ブロックとして配置することを含み、
走査周期内の1つまたは複数の連続するデータ伝送サブフレーム内の予約領域以外のシンボルの全部を走査時間ブロックとして配置すると、前記走査時間ブロックが配置された1つまたは複数の連続するデータ伝送サブフレームは、1つの走査時間間隔を構成する、項目3に記載の方法。
(項目6)
前記予約領域は、下り制御領域、上り制御領域のうちの1種または複数種を含む、項目3から5のいずれか1項に記載の方法。
(項目7)
前記走査周期内のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を走査時間ブロックとして配置することとは、走査周期内の1つまたは複数の連続するデータ伝送サブフレームのシンボルの全部を走査時間ブロックとして配置することを含み、
走査周期内の1つまたは複数の連続するデータ伝送サブフレームのシンボルの全部を走査時間ブロックとして配置すると、前記走査時間ブロックが配置された1つまたは複数の連続するデータ伝送サブフレームは、1つの走査時間間隔を構成する、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記走査周期内のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を走査時間ブロックとして配置することとは、走査周期内のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を1つの走査時間ブロックのみとして配置することを含み、
走査周期内のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を1つの走査時間ブロックのみとして配置すると、前記データ伝送サブフレームのポートまたはビームは、前記走査時間ブロックのポートまたはビームのサブセットまたはフルセットである、項目1に記載の方法。
(項目9)
前記走査周期とは、前記走査信号チャネルが全てのポートまたはビームにおいて1回ポーリング送信する時間間隔である、前記走査周期内に複数のサブフレームが含まれる、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記走査周期は、5ms、10ms、20ms、40ms、80msのいずれか1種に予め定義される、項目9に記載の方法。
(項目11)
前記走査時間ブロックは、下り走査時間ブロック、上り走査時間ブロックのうちの1種または複数種を含み、前記走査信号チャネルは、上り走査信号チャネル、下り走査信号チャネルのうちの1種または複数種を含む、項目1に記載の方法。
(項目12)
前記下り走査時間ブロックは、セルサーチ、下りポートまたはビームの測定および識別の少なくとも1つに用いられる下り走査信号チャネルを担持し、前記下り走査信号チャネルは、前記ポートまたはビームに対応する下り同期信号、システムインフォメーション、下りポート測定参照信号という信号またはチャネルのうちの1種または複数種を含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記上り走査時間ブロックは、上りアクセス、上りポートまたはビームの測定および識別の少なくとも1つに用いられる上り走査信号チャネルを担持し、前記上り走査信号チャネルは、前記ポートまたはビームに対応する上りランダムアクセス要求信号、上りポート測定参照信号という信号またはチャネルのうちの1種または複数種を含む、項目11に記載の方法。
(項目14)
前記走査周期内に1つまたは複数の走査時間ブロックが含まれ、それぞれの走査時間ブロックは、1つまたは複数のポートの走査信号チャネルを送信し、1つまたは複数のシンボルを占め、前記走査周期内に全てのポートまたはビームの走査信号チャネルの送信を完成する、項目1に記載の方法。
(項目15)
前記走査時間ブロックにおける走査信号チャネルは、更に、前記走査時間ブロックの時間領域位置情報を指示するために用いられ、前記時間領域位置情報は、走査時間ブロックが位置するフレーム、走査時間ブロックが位置するサブフレーム、走査時間ブロックの前記サブフレームにおける位置の1種または複数種を含む、項目1に記載の方法。
(項目16)
前記データ伝送サブフレームは、特定のポートまたはビームにおける1つまたは複数の端末のデータを送信または受信するために用いられる、項目1に記載の方法。
(項目17)
前記データ伝送サブフレームの構造は、
下り制御領域および下りデータ領域の組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、及び上りデータ領域の組み合わせと、
下り制御領域、下りデータ領域、ガードインターバル、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、上りデータ領域、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、下りデータ領域、ガードインターバル、上りデータ領域、及び上り制御領域の組み合わせと、のいずれか1種を含み、
前記下り制御領域、下りデータ領域、ガードインターバル、上りデータ領域、上り制御領域は、それぞれ1つまたは複数のシンボルを含む、項目1に記載の方法。
(項目18)
下りデータまたは上りデータを前記走査時間ブロック内に担持させて伝送することを更に含み、前記下りデータまたは上りデータは、前記走査時間ブロックの前のサブフレームまたはシンボル内の下り制御領域において割り当てられるまたはスケジューリングされる、項目1に記載の方法。
(項目19)
前記下り制御領域が用いるポートまたはビームは、前記下りデータの所属する走査時間ブロックのポートまたはビームのサブセットまたはフルセットである、項目18に記載の方法。
(項目20)
前記下りデータまたは上りデータが用いるポートまたはビームは、前記走査時間ブロックのポートまたはビームのサブセットまたはフルセットであり、走査時間ブロック内の前記走査信号チャネルに占められていないリソースを使用する、項目18に記載の方法。
(項目21)
前記下りデータまたは上りデータは、前記走査時間ブロック内の走査信号チャネルと周波数多重される、項目18に記載の方法。
(項目22)
下り制御には、走査時間ブロック内のデータ伝送リソースに対する上りスケジューリング情報または下り割当情報が含まれる、項目18に記載の方法。
(項目23)
前記走査時間ブロック内のデータ伝送リソースは、前記データ伝送サブフレーム内のデータ伝送リソースと関連して割り当て・指示され、または、独立して割り当て・指示される、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記下り制御は、前記走査時間ブロック内のデータ伝送リソースの時間領域位置情報、前記走査時間ブロック内のデータ伝送リソースの周波数領域位置情報のうちの1種または複数種を更に含む、項目22に記載の方法。
(項目25)
前記走査時間ブロック内のデータ伝送リソースの時間領域位置情報は、
前記走査時間ブロックと前記下り制御が位置するデータ伝送サブフレームと間の絶対時間オフセットと、
前記走査時間ブロックが位置するサブフレームと前記下り制御が位置するデータ伝送サブフレームとの間の絶対時間オフセット、および前記走査時間ブロックの前記サブフレーム内の位置と、
前記走査時間ブロックが位置するサブフレームのインデックス、および前記走査時間ブロックの前記サブフレーム内の位置と、
のいずれか1種によって説明され、
前記絶対時間オフセットは、オフセットしたシンボル数、またはオフセットした絶対時間である、項目24に記載の方法。
(項目26)
前記走査時間ブロックの前記サブフレーム内の位置とは、前記走査時間ブロックが前記サブフレームを占めるシンボル情報、または、前記走査時間ブロックと前記走査時間ブロックが位置するサブフレームの境界との間のオフセット(offset)情報である、項目15または25に記載の方法。
(項目27)
前記走査時間ブロックが等間隔でデータ伝送サブフレームにマッピングされる、項目1に記載の方法。
(項目28)
前記走査時間ブロックが等間隔でデータ伝送サブフレームにマッピングされることは、
前記走査周期T内の全ての走査時間ブロックをNグループに分け、各グループの走査時間ブロックが固定の時間間隔でデータ伝送サブフレームにマッピングされ、各グループ内の隣接する前記走査時間ブロックが等間隔でマッピングされること、または、
前記走査周期内の全ての隣接する前記走査時間ブロックが等間隔でマッピングされること、または、
全ての隣接する前記走査時間ブロックが等間隔でマッピングされること、
を含む、項目27に記載の方法。
(項目29)
前記各グループの走査時間ブロックが固定の時間間隔でデータ伝送サブフレームにマッピングされることは、隣接する2グループの走査時間ブロック内の1番目の走査時間ブロックの開始境界間のオフセットが固定であることを含む、項目28に記載の方法。
(項目30)
前記隣接する2グループの走査時間ブロック内の1番目の走査時間ブロックの開始境界間のオフセットは、前記走査周期TとNの比に等しい、項目29に記載の方法。
(項目31)
走査周期内のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を走査時間ブロックとして配置するように構成される配置モジュールと、
走査信号チャネルを前記走査時間ブロック内に担持させて伝送するように構成される伝送モジュールと、を備える走査時間ブロックに基づく情報伝送装置であって、
前記走査信号チャネルとは、全てのポートまたはビームにおいてポーリング送信する必要がある信号または信号およびチャネルである、走査時間ブロックに基づく情報伝送装置。
(項目32)
前記配置モジュールは、走査周期内の1つまたは複数のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を1つまたは複数の走査時間ブロックとして配置するように構成される、項目31に記載の装置。
(項目33)
前記配置モジュールは、走査周期内の1つまたは複数のデータ伝送サブフレーム内の予約領域以外のシンボルを1つまたは複数の走査時間ブロックとして配置するように構成される、項目31に記載の装置。
(項目34)
前記配置モジュールによって、走査周期内の1つまたは複数のデータ伝送サブフレーム内の予約領域以外のシンボルを1つまたは複数の走査時間ブロックとして配置すると、前記走査時間ブロックが配置されたデータ伝送サブフレームの構造は、
下り制御領域および下り走査時間ブロックの組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、及び上り走査時間ブロックの組み合わせと、
下り制御領域、下り走査時間ブロック、ガードインターバル、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、上り走査時間ブロック、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、下り走査時間ブロック、ガードインターバル、上り走査時間ブロック、及び上り制御領域の組み合わせと、のいずれか1種であり、
前記下り制御領域、下り走査時間ブロック、ガードインターバル、上り走査時間ブロック、上り制御領域は、それぞれ1つまたは複数のシンボルを含む、項目33に記載の装置。
(項目35)
前記配置モジュールは、走査周期内の1つまたは複数の連続するデータ伝送サブフレーム内の予約領域以外のシンボルの全部を走査時間ブロックとして配置するように構成され、
前記配置モジュールによって、走査周期内の1つまたは複数の連続するデータ伝送サブフレーム内の予約領域以外のシンボルの全部を走査時間ブロックとして配置すると、前記走査時間ブロックが配置された1つまたは複数の連続するデータ伝送サブフレームは、1つの走査時間間隔を構成する、項目33に記載の装置。
(項目36)
前記予約領域は、下り制御領域、上り制御領域のうちの1種または複数種を含む、項目33~35のいずれか1項に記載の装置。
(項目37)
前記配置モジュールは、走査周期内の1つまたは複数の連続するデータ伝送サブフレームのシンボルの全部を走査時間ブロックとして配置するように構成され、
前記配置モジュールによって、走査周期内の1つまたは複数の連続するデータ伝送サブフレームのシンボルの全部を走査時間ブロックとして配置すると、前記走査時間ブロックが配置された1つまたは複数の連続するデータ伝送サブフレームは、1つの走査時間間隔を構成する、項目31に記載の装置。
(項目38)
前記配置モジュールは、走査周期内のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を1つの走査時間ブロックのみとして配置するように構成され、
前記配置モジュールによって、走査周期内のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を1つの走査時間ブロックのみとして配置すると、前記データ伝送サブフレームのポートまたはビームは、前記走査時間ブロックのポートまたはビームのサブセットまたはフルセットである、項目31に記載の装置。
(項目39)
前記走査時間ブロックは、下り走査時間ブロック、上り走査時間ブロックのうちの1種または複数種を含み、前記走査信号チャネルは、上り走査信号チャネル、下り走査信号チャネルのうちの1種または複数種を含み、
前記下り走査時間ブロックは、セルサーチ、下りポートまたはビームの測定および識別の少なくとも1つに用いられる下り走査信号チャネルを担持し、前記下り走査信号チャネルは、前記ポートまたはビームに対応する下り同期信号、システムインフォメーション、下りポート測定参照信号という信号またはチャネルのうちの1種または複数種を含み、
前記上り走査時間ブロックは、上りアクセス、上りポートまたはビームの測定および識別の少なくとも1つに用いられる上り走査信号チャネルを担持し、前記上り走査信号チャネルは、前記ポートまたはビームに対応する上りランダムアクセス要求信号、上りポート測定参照信号という信号またはチャネルのうちの1種または複数種を含む、項目31に記載の装置。
(項目40)
前記走査時間ブロックにおける走査信号チャネルは、更に、前記走査時間ブロックの時間領域位置情報を指示するために用いられ、前記時間領域位置情報は、走査時間ブロックが位置するフレーム、走査時間ブロックが位置するサブフレーム、走査時間ブロックの前記サブフレームにおける位置の1種または複数種を含む、項目31に記載の装置。
(項目41)
前記伝送モジュールは、更に、下りデータまたは上りデータを前記走査時間ブロック内に担持させて伝送するように構成され、前記下りデータまたは上りデータは、前記走査時間ブロックの前のサブフレームまたはシンボル内の下り制御領域において割り当てられるまたはスケジューリングされる、項目31に記載の装置。
(項目42)
前記走査時間ブロックが等間隔でデータ伝送サブフレームにマッピングされる、項目31に記載の装置。
(項目43)
項目31から42のいずれか1項に記載の走査時間ブロックに基づく情報伝送装置を備える、電子機器。
(項目44)
プロセッサおよび前記プロセッサで実行可能な命令が記憶されたメモリを含み、前記命令がプロセッサによって実行されると、項目1から30のいずれか1項に記載の走査時間ブロックに基づく情報伝送方法のステップを実行する、電子機器。
(項目45)
コンピュータ実行可能命令が記憶され、前記コンピュータ実行可能命令がプロセッサによって実行されると、項目1から30のいずれか1項に記載の走査時間ブロックに基づく情報伝送方法を実現する、機械可読媒体。
走査周期内のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を走査時間ブロックとして配置するステップ201と、
走査信号チャネルを前記走査時間ブロック内に担持させて伝送するステップ202と、
を含む。
下り制御領域および下り走査時間ブロックの組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、及び上り走査時間ブロックの組み合わせと、
下り制御領域、下り走査時間ブロック、ガードインターバル、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、上り走査時間ブロック、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、下り走査時間ブロック、ガードインターバル、上り走査時間ブロック、及び上り制御領域の組み合わせとのいずれか1種であってもよい。
下り制御領域および下りデータ領域の組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、及び上りデータ領域の組み合わせと、
下り制御領域、下りデータ領域、ガードインターバル、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、上りデータ領域、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、下りデータ領域、ガードインターバル、上りデータ領域、及び上り制御領域の組み合わせとのいずれか1種を含んでもよい。
前記走査時間ブロックと前記下り制御が位置するデータ伝送サブフレームと間の絶対時間オフセット(ここで、前記絶対時間オフセットは、オフセットしたシンボル数であってもよいし、オフセットした絶対時間であってもよい)と、
前記走査時間ブロックが位置するサブフレームと前記下り制御が位置するデータ伝送サブフレームとの間の絶対時間オフセット、および前記走査時間ブロックの前記サブフレーム内の位置と、
前記走査時間ブロックが位置するサブフレームのインデックス、および前記走査時間ブロックの前記サブフレーム内の位置と、
のいずれか1種によって説明される。
前記走査周期T内の全ての走査時間ブロックをNグループに分け、各グループの走査時間ブロックが固定の時間間隔でデータ伝送サブフレームにマッピングされ、各グループ内の隣接する前記走査時間ブロックが等間隔でマッピングされること、または、
前記走査周期内の全ての隣接する前記走査時間ブロックが等間隔でマッピングされること、または、
全ての隣接する前記走査時間ブロックが等間隔でマッピングされること、
を含んでもよい。
本実施例に係る下り走査時間ブロックの配置構造は図4に示すとおり、本実施例において、データ伝送サブフレームの構造について、下り制御領域+下りデータ領域を例として説明する。
実施例1において、下りデータ伝送サブフレームを例として説明したが、走査周期内に、各データ伝送サブフレームは他のタイプであってもよい。図5(a)は内蔵型構造(self-contained)の下りデータ伝送サブフレームを示し、すなわち、サブフレームの末尾にガードインターバル(GP)および上り制御領域が含まれる。図6(a)は上りデータ伝送サブフレームを示し、図5(a)および図6(a)はそれぞれ1つのサブフレームを具現化した場合を示し、全体構造は実施例1における説明と類似する。この2種類のデータ伝送サブフレームの下で、走査時間ブロックをどのようとして配置するかをそれぞれ考えると、図5(b)に示すように、データ伝送サブフレームの下り部分の末尾の2つのシンボルを下りsweeping block 1として配置するか、または、下り制御の後、下りデータの前に2つのシンボルを下りsweeping block 1として配置する。図6(b)に示すように、下り制御の後、下りデータの前に2つのシンボルを下りsweeping block 1として配置することができる。この2種類のサブフレーム構造で、データ伝送サブフレーム内の下り制御領域は依然として同一ポートの下りデータを送信するために、sweeping block内の走査信号チャネル以外のリソースをスケジューリングすることができ、相関方式は実施例1と同じであり、ここでは説明を省略する。
本実施例は、依然として下りデータ伝送サブフレームに走査時間ブロックを配置することを例とし、他の可能な配置方式を説明する。
本実施例において、実施例1に類似する配置で、残りのsweeping blockで集約された走査時間間隔(sweeping time interval)は、走査周期内の任意の位置(すなわち、最後のサブフレームに限定されない)に位置してもよい。図12に示すように、走査周期内のN個目のデータ伝送サブフレームは全て下り走査時間ブロックとして配置され、1つの下り走査時間間隔(sweeping time interval)を形成する。他のデータ伝送サブフレームは依然として1つの下り走査時間ブロックを配置する。この場合、走査周期内にどのビーム送信データがスケジューリングされたかは事前に知られていると考えられ、sweeping time intervalはそれらのsweeping blockを含むと、予め配置することができる。
実施例1における配置に基づき、残りの下り走査時間ブロックが1つの下り走査時間間隔を構成することを制限せず、1つの走査周期内には複数のsweeping time intervalが含まれてもよく、図13に示すように、2つの走査時間間隔(sweeping time interval)1および2が存在し、他のデータ伝送サブフレームの配置は実施例1と同じである。
図14は、本実施例に対応する走査時間ブロックの配置模式図を示す。
図15に示すように、実施例6に類似し、連続する2つの下りデータ伝送サブフレームは、上り、下り制御領域以外の他のシンボルの全部がいずれも走査時間ブロックである場合、この2つの下りデータ伝送サブフレームは1つの走査時間間隔(sweeping time interval)を構成し、ここでの1番目の下りデータ伝送サブフレームは、1つの内蔵型構造(self-contained)であり、すなわち、末尾に上り制御領域が配置されるようとして配置される。下り走査時間ブロックを配置する際に、対応する上り制御領域およびその前のガードインターバル(GP)をスキップする。
本実施例は、上り走査時間ブロックの配置方式を説明する。図16に示すように、1つの走査周期内に、連続する2つのデータ伝送サブフレームが1つの走査時間間隔として配置される模式図であり、走査時間間隔内の2つのデータ伝送サブフレームの元の制御領域が保留され、1番目のデータ伝送サブフレームにおける上り、下り制御領域が占めるシンボル、および2つ目のデータ伝送サブフレームにおける下り制御領域が占めるシンボルに関し、且つ、下り制御および上り走査時間ブロックの前に、それぞれ下り伝送から上り伝送への変換のためのガードインターバル(GP)を配置する。
図17は、本実施例における走査時間ブロックの配置方式を示す。
図19は、本実施例に対応する走査時間ブロックの配置方式の模式図を示す。
典型的には、下り走査時間ブロックは同期信号ブロック(SS block)と呼ばれてもよく、走査周期内の全てのSS blockは1つの同期信号バーストセット(SS burst set)と呼ばれ、同期信号バーストセットの周期は走査周期である。本実施例は、SS burst set内のSS blockを更にグループ分けし、各グループ内の隣接するSS blockが等間隔でマッピングされる場合について説明する
。
本実施例は、SS burst set内のSS blockを更にグループ分けし、且つ、各グループ内の隣接するSS blockが等間隔でマッピングされる別の場合について説明する。
典型的には、下り走査時間ブロックは同期信号ブロック(SS block)と呼ばれてもよく、走査周期内の全てのSS blockは1つの同期信号バーストセット(SS burst set)と呼ばれ、同期信号バーストセットの周期は走査周期である。本実施例は、SS burst set内の全ての隣接するSS blockが等間隔でマッピングされる場合について説明する。
典型的には、下り走査時間ブロックは同期信号ブロック(SS block)と呼ばれてもよく、走査周期内の全てのSS blockは1つの同期信号バーストセット(SS burst set)と呼ばれ、同期信号バーストセットの周期は走査周期である。本実施例は、全ての隣接するSS blockが等間隔でマッピングされる場合について説明する。
上記実施例1~10に示される走査時間ブロック、走査サブフレームの配置方式は、互いに組み合わせて現れることができる。例えば、
1、走査周期内には、1つまたは複数の走査時間ブロックが配置されたデータ伝送サブフレームが含まれるとともに、制御領域以外の他のシンボルがいずれも走査時間ブロックとして配置されたデータ伝送サブフレームも含まれる場合と、
2、走査周期内には、1つまたは複数の走査時間ブロックが配置されたデータ伝送サブフレームが含まれるとともに、シンボルの全部が走査時間ブロックとして配置されたデータ伝送サブフレームも含まれる場合と、
3、走査周期内には、制御領域以外の他のシンボルがいずれも走査時間ブロックとして配置されたデータ伝送サブフレームが含まれるとともに、シンボルの全部が走査時間ブロックとして配置されたデータ伝送サブフレームも含まれる場合と、
4、走査周期内には、1つまたは複数の走査時間ブロックが配置されたデータ伝送サブフレームと、制御領域以外の他のシンボルがいずれも走査時間ブロックとして配置されたデータ伝送サブフレームと、シンボルの全部が走査時間ブロックとして配置されたデータ伝送サブフレームとの三種類のサブフレームが含まれる場合と、
も支持される。
走査周期内のデータ伝送サブフレームのシンボルの一部または全部を走査時間ブロックとして配置するように構成される配置モジュール301と、走査信号チャネルを前記走査時間ブロック内に担持させて伝送するように構成される伝送
モジュール302と、
を備える。
下り制御領域および下り走査時間ブロックの組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、及び上り走査時間ブロックの組み合わせと、
下り制御領域、下り走査時間ブロック、ガードインターバル、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、上り走査時間ブロック、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、下り走査時間ブロック、ガードインターバル、上り走査時間ブロック、及び上り制御領域の組み合わせと、のいずれか1種であってもよい。
下り制御領域および下りデータ領域の組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、及び上りデータ領域の組み合わせと、
下り制御領域、下りデータ領域、ガードインターバル、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、ガードインターバル、上りデータ領域、及び上り制御領域の組み合わせと、
下り制御領域、下りデータ領域、ガードインターバル、上りデータ領域、及び上り制御領域の組み合わせと、のいずれか1種を含む。
前記走査時間ブロックと前記下り制御が位置するデータ伝送サブフレームと間の絶対時間オフセット(ここで、前記絶対時間オフセットはオフセットしたシンボル数であってもよいし、オフセットした絶対時間であってもよい)、
前記走査時間ブロックが位置するサブフレームと前記下り制御が位置するデータ伝送サブフレームとの間の絶対時間オフセット、および前記走査時間ブロックの前記サブフレーム内の位置、
前記走査時間ブロックが位置するサブフレームのインデックス、および前記走査時間ブロックの前記サブフレーム内の位置、
のいずれか1種によって説明される。
前記走査周期T内の全ての走査時間ブロックをNグループに分け、各グループの走査時間ブロックは、固定の時間間隔でデータ伝送サブフレームにマッピングされ、各グループ内の隣接する前記走査時間ブロックは等間隔でマッピングされることと、
または、前記走査周期内の全ての隣接する前記走査時間ブロックは等間隔でマッピングされることと、
または、全ての隣接する前記走査時間ブロックは等間隔でマッピングされることと、
を含んでもよい。
これは、2016年8月12日に出願された中国特許出願番号201610669806.9に対する優先権を主張する2017年5月3日に出願された国際特許出願番号PCT/CN2017/082899の日本国内移行出願であり、これら両方の内容全体が、参照により、本明細書に援用される。
本願は、移動通信分野に関し、それに限定されず、特に、走査時間ブロックに基づく情報伝送方法および装置に関する。
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- 明細書に記載された発明。
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