JP2022022530A - カメラ、画像処理方法、プログラムおよびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Abstract
Description
この発明の実施の形態によれば、カメラは、第1の検出部と、第2の検出部と、第1の透過部材と、第2の透過部材と、算出部とを備える。第1の検出部は、2次元状に配置されかつ第1の波長範囲の電磁波を検出することができる第1の検出素子を含む。第2の検出部は、2次元状に配置されかつ筐体内から放射される第2の波長範囲の電磁波における少なくとも1つの波長の電磁波を検出することができる第2の検出素子を含む。第1の透過部材は、第2の検出素子に対応して配置され、第2の波長範囲の電磁波を透過することが可能である。第2の透過部材は、第3の波長範囲の電磁波を筐体外から筐体内へ透過させることが可能である。算出部は、第1の検出部で検出された第1の検出値と第2の検出部で検出された第2の検出値とから画像情報を算出することができる。第1の波長範囲の少なくとも1つの波長は、第3の波長範囲の波長と重複する。第2の波長範囲は、第3の波長範囲と重複しない。
構成1において、第1および第2の検出素子は、撮影領域において相互に異なる位置に配置される。
構成1または構成2において、第1の検出素子は、第2の検出素子と同じ検出素子からなり、第1の検出素子には、波長フィルタが貼られており、波長フィルタの透過波長範囲は、第1の波長範囲と同じである。
構成1から構成3のいずれかにおいて、第1の検出素子および第2の検出素子は、量子ドット型検出素子からなる。
構成4において、量子ドット型検出素子は、第1の量子ドット型検出素子と、第2の量子ドット型検出素子とを含む。第1の量子ドット型検出素子は、第1の電圧が印加され、対象物から放射される電磁波を第1の波長範囲の一部を少なくとも含む第3の波長範囲で検出する。第2の量子ドット型検出素子は、第1の電圧と異なる第2の電圧が印加され、筐体内から放射される電磁波を第2の波長範囲で検出する。
構成1から構成5のいずれかにおいて、第1の検出素子の個数と第2の検出素子の個数との比は、第1の検出素子の個数:第2の検出素子の個数=64:1以下である。
構成1から構成6のいずれかにおいて、算出部は、第2の検出値から得られた背景画像の画素値である第1の背景画素値に基づいて撮影領域の外側の領域である画像処理領域における背景画素値である第2の背景画素値を算出する第1の処理を実行し、第1および第2の背景画素値に基づいて第1の検出素子に対応する画像における背景画素値を補間して撮影領域の全域における背景画素値である第3の背景画素値を算出する第2の処理を実行し、第1の検出素子によって検出された撮影画像の画素値である撮影画素値に基づいて第2の検出素子に対応する画像における撮影画素値を補間して撮影領域の全域における撮影画素値を算出し、その算出した撮影画素値から第3の背景画素値を除いて前景画像を算出する。
構成7において、第1の検出素子および第2の検出素子は、撮影領域においてNy行Nx列の行列状に配列されている。画像処理領域は、k行Nx列の行列状に配列されたk×Nx個またはNy行k列の行列状に配列されたNy×k個の背景画像を含み、かつ、撮影領域の行または列に沿って配置された第1の画像処理領域と、k行k列の行列状に配列されたk×k個の背景画像を含み、かつ、撮影領域の対角線の延長線上に位置する第2の画像処理領域とを含む。算出部は、第1の処理において、第1の画像処理領域の背景画素値を算出すべき第1の目的背景画像と同じ行または列に配置され、かつ、第1の目的背景画像に最も近い撮影領域の背景画像を第1の背景画像としたとき、第1の背景画像と第1の目的背景画像との画像間隔である第1の画像間隔が大きくなれば、第1の背景画像の背景画素値である第4の背景画素値からの背景画素値の変化分が大きくなり、第1の画像間隔が小さくなれば第4の背景画素値からの背景画素値の変化分が小さくなるように第1の目的背景画像の背景画素値を算出する第3の処理を第1の画像処理領域内の全ての背景画像について実行するとともに、第2の画像処理領域の背景画素値を算出すべき第2の目的背景画像と同じ行に配置され、かつ、第2の目的背景画像に最も近い第1の画像処理領域の背景画像を第2の背景画像とし、第2の目的背景画像と同じ列に配置され、かつ、第2の目的背景画像に最も近い第1の画像処理領域の背景画像を第3の背景画像としたとき、第2の背景画像と第2の目的背景画像との画像間隔である第2の画像間隔が大きくなれば、第2の背景画像の背景画素値である第5の背景画素値からの背景画素値の変化分が大きくなり、第2の画像間隔が小さくなれば、第5の背景画素値からの背景画素値の変化分が小さくなるように第6の背景画素値を算出し、第3の背景画像と第2の目的背景画像との画像間隔である第3の画像間隔が大きくなれば、第3の背景画像の背景画素値である第7の背景画素値からの背景画素値の変化分が大きくなり、第3の画像間隔が小さくなれば、第7の背景画素値からの背景画素値の変化分が小さくなるように第8の背景画素値を算出し、第6の背景画素値と第8の背景画素値との平均を第2の目的背景画素の背景画素値として算出する第4の処理を第2の画像処理領域内の全ての背景画像について実行する。
構成8において、算出部は、第1の処理において、第3および第4の処理を実行した後にノイズ除去処理を更に実行する。
構成1から構成9のいずれかにおいて、電磁波は、赤外線である。
また、この発明の実施の形態によれば、画像処理方法は、複数の第2の検出素子によって検出された背景画像の画素値である第1の背景画素値に基づいて撮影領域の外側の領域である画像処理領域における背景画素値である第2の背景画素値を算出する第1のステップと、第1および第2の背景画素値に基づいて複数の第1の検出素子に対応する画像における背景画素値を補間して撮影領域の全域における背景画素値である第3の背景画素値を算出する第2のステップと、複数の第1の検出素子によって検出された撮影画像の画素値である撮影画素値に基づいて複数の第2の検出素子に対応する画像における撮影画素値を補間して撮影領域の全域における撮影画素値を算出する第3のステップと、第3のステップにおいて算出された撮影画素値から前記第3の背景画素値を除いて前景画像を算出する第4のステップと、第1のステップの実行後かつ第2のステップを実行前に、第2の背景画素値に対して、ノイズ除去を実行する第5のステップとを備える。
更に、この発明の実施の形態によれば、複数の第2の検出素子によって検出された背景画像の画素値である第1の背景画素値と、複数の第1の検出素子によって検出された撮影画像の画素値である撮影画素値を受け付ける第1のステップと、第1の背景画素値に基づいて撮影領域の外側の領域である画像処理領域における背景画素値である第2の背景画素値を算出する第2のステップと、第1および第2の背景画素値に基づいて複数の第1の検出素子に対応する画像における背景画素値を補間して撮影領域の全域における背景画素値である第3の背景画素値を算出する第3のステップと、撮影画素値に基づいて複数の第2の検出素子に対応する画像における撮影画素値を補間して撮影領域の全域における撮影画素値を算出する第4のステップと、第4のステップにおいて算出された撮影画素値から第3の背景画素値を除いて前景画像を算出する第5のステップと、第2のステップの実行後かつ第3のステップを実行前に、第2の背景画素値に対して、ノイズ除去を実行する第6のステップとをコンピュータに実現させるためのプログラムである。
更に、この発明の実施の形態によれば、記録媒体は、構成12に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
図1は、この発明の実施の形態1による赤外線カメラの概略図である。図1を参照して、この発明の実施の形態1による赤外線カメラ10は、筐体1と、レンズ2と、検出器アレイ3と、制御部4と、算出部5とを備える。検出器アレイ3は、撮影用素子31と、背景用素子32とを含む。
撮影画像において、撮影用素子31が配置されていない画素(即ち、背景用素子32の位置と対応する画素)では、撮影画素値が欠落している。そこで、撮影領域PHG_REG内の全ての撮影画素値を算出するためには、背景用素子32の位置と対応する画素の撮影画素値を補間する必要がある。
背景画像において、背景用素子32が配置されていない画素(即ち、撮影用素子31の位置に対応する画素)は、背景画素値が入力されていない。そこで、撮影領域PHG_REG内の全ての背景画素値を算出するためには、撮影用素子31の位置に対応する画素の背景画素値を補間する必要がある。背景画像において、撮影領域PHG_REGの背景用素子32が配置されていない背景画素値を推定する方法について説明する。
(1)前処理
図5に示すように、撮影領域PHG_REGの外側の画像処理領域1,2に画素を追加する。撮影領域PHG_REGの上側および下側の画像処理領域1には、k行Nx列の行列状に配列されたk×Nx個の画素(点線で示す画素)が追加される。また、撮影領域PHG_REGの左側および右側の画像処理領域1には、Ny行k列の行列状に配列されたNy×k個の画素(点線で示す画素)が追加される。更に、4個の画像処理領域2の各々には、k行k列の行列状に配列されたk×k個の画素が追加される。その結果、撮影領域PHG_REGと画像処理領域1,2とをまとめると、撮影領域PHG_REGにおける背景用素子32の間隔に対応する画素間隔で(floor((Nx-nx0)/nx)+2k)×(floor((Ny-ny0)/ny)+2k)個の背景画素が配置される。
(1-1)前処理1
画像処理領域1の背景画素値は、例えば、式(7)によって示される線形法で補間される。
(1-2)前処理2
画像処理領域2の背景画素値の算出方法について説明する。画像処理領域2の背景画素値は、例えば、式(8)によって示される線形法で補間される。
次に、ノイズ除去処理について説明する。後述するリサイズ処理の前に撮影領域PHG_REGおよび画像処理領域1,2の背景画素値に対して、ノイズ除去処理を行ってもよい。
最後に、撮影領域(Nx×Ny画素)の背景画素値を推定する方法を説明する。撮影領域PHG_REGと画像処理領域1,2の背景画像の背景画素値を用いて、撮影用素子31に対応する位置の背景画素値を算出するため、リサイズ処理を実行する。
前景画像の算出方法について説明する。例えば、撮影画像から背景画像を引くことで前景画像を算出することができる。この際、撮影用素子31と背景用素子32の検出波長の違いを考慮して、補正してもよい。例えば、撮影画像-背景画像-オフセット値によって、前景画像を算出することができる。また、補正係数×(撮影画像-背景画像)-オフセット値や、撮影画像-補正係数×背景画像-オフセット値や、補正係数×(撮影画像-背景画像-オフセット値)などでもよい。
実施の形態1において、カメラの検出波長毎に効果を説明する。実施の形態1は、電磁波、光、赤外線を検出するカメラにおいて、実施が可能である。光を検出するカメラでは、光学系の設計が容易なため、実施が容易となる。また、赤外線を検出するカメラでは、筐体1の温度に起因して筐体1が放射する赤外線を除去して、対象物30の画像を算出することができる。また、暗視も可能となる。特に、6~20μmの波長を検出する場合、室温の筐体1が放射する赤外線を効果的に除去することができる。
実施の形態1において、撮影用素子31の検出波長を波長フィルタで制限する場合の効果を説明する。撮影用素子31の検出波長を波長フィルタで制限すると、撮影用素子31に入射する対象物30と背景の赤外線強度を調整することができる。更に、例えば、撮影用素子31の検出波長を波長フィルタで制限することで撮影用素子31の検出波長範囲をレンズ2の透過波長範囲と等しくすると、撮影用素子31に入射する対象物30の赤外線強度を最大にすると共に、撮影用素子31に入射する背景の赤外線強度を最小にすることができる。これによって、シグナルの最大化と、ノイズの最小化ができる。即ち、S/Nが向上する。撮影用素子31の検出波長範囲とレンズ2の透過波長範囲とを等しくすると上記効果が得られるが、全く等しくすることを必要とせず、等しい範囲の割合を増やすことによって上記で述べた効果をそれに応じた程度で得ることができる。
実施の形態1において、背景用素子32の検出波長を波長フィルタで制限する場合の効果を説明する。背景用素子32の検出波長は、レンズ2の透過波長範囲を含まないように設計する必要があるため、背景用素子32に取り付ける波長フィルタの透過波長は、レンズ2の透過波長範囲を含んではならない。上記の制約に加えて、波長フィルタの透過波長を更に狭めてもよい。これによって、背景用素子32に入射する背景の赤外線強度を調整することができる。例えば、波長フィルタの透過波長を調整することで、背景用素子32に入射する背景の赤外線強度を、撮影用素子31に入射する背景の赤外線強度に一致させることができる。これによって、正確に背景を除去することができる。なお、背景用素子32に入射する背景の赤外線強度を、撮影用素子31に入射する背景の赤外線強度に一致させると上記効果が得られるが、完全に一致させることを必要とせず、一致させる範囲の割合を増やすことによって上記で述べた効果をそれに応じた程度で得ることができる。
実施の形態1では、撮影用素子31と背景用素子32を相互に異なる位置に配置することによって、対象物30と背景を同時に撮影することができる。また、背景用素子32を撮影用素子31と単一の検出器アレイに設置すると、背景用素子32の背景(筐体1が放射する赤外線や、検出器の温度、周囲の熱的環境に起因する)は、撮影用素子31の背景に最も近くなる。即ち、最も正確に撮影用素子31の背景を除去することができる。
実施の形態1による対象物と背景の同時撮影の効果を、シャッターを使用する校正方法(特許文献2に記載の発明)と比較して説明する。
実施の形態1によると、二次元的な背景画素値の分布がある場合であっても、撮影画像から背景の影響を除去することができる。
(検証の目的/構成)
図9に示すフローチャート(図10から図13に示すフローチャートを含む)の画像処理によって撮影画像と背景画像を補間できるかを検証する。カメラの構成は、特に限定しない。即ち、カメラの構成は、図4の(a)または(b)に示すいずれの構成であってもよい。
公知の技術では、撮影用素子の検出値から撮影画像を正確に算出できる(念のため、下記(2)画像処理(撮影画像)で確認)。一方で、背景用素子の検出値から、背景画像を正確に算出することができない(前処理:「画像処理領域の画素値の推定」がないため、下記(3)画像処理(背景画像、従来技術)で確認)。この観点から、本願の効果を確認する(下記(4)画像処理(背景画像、本願)で確認)。
図14は、検証実験1における画像を示す図である。検出器アレイの検出素子の数(撮影用素子と背景用素子の数の和)を256×320個とする。検出器アレイの検出素子のうち、背景用素子は、オフセットm0=n0=4、間隔m=n=8で検出器アレイに配列されている。この時、背景用素子の数は、32×40個である。一方で、撮影用素子は、背景用素子以外の検出器アレイの検出素子である。
撮影用素子を用いて検出した撮影画像の処理について説明する。撮影画像(図14(b)参照)は、背景用素子が配置されている場所の画素値が欠落している。そこで、検出した撮影画像に対して、式(1)に示す1次の平均化フィルタを適用して、これらの画素値を推定した。
図15は、検証実験1の画像処理における画像を示す図である。従来技術(前処理なし)でリサイズ処理を行った。図15(a)は、背景用素子が検出する背景画像である(撮影用素子が配置された画素の画素値が欠落している)。図15(b)は、図15(a)の背景用素子で検出した画素値のみを抽出した画像である。これに対してリサイズ処理を適用した結果、図15(c)の画像が得られた。ここで、リサイズ処理には、2次のLanczosフィルタを適用した。
実施の形態1の方法でリサイズ処理を行った。図15(b)までの処理は、従来技術と同様の方法を用いた。図15(b)に対して後処理フィルタの次数を2と定めて、前処理を行った。前処理では、式(7)を適用して図5の画像処理領域1の背景画素値を算出し、式(8)を適用して図5の画像処理領域2の背景画素値を算出した。続いて、Lanczos (2)フィルタによるリサイズ処理を後処理として行い、撮影領域の背景画素値を算出した。その結果、図15(e)の画像を得た。
以上、実施の形態1の方法によって、撮影画像および背景画像が正確に算出できることを確認した。従来例によると、画像の端の画素値の算出誤差が非常に大きくなってしまう。したがって、実施の形態1の方法の効果を確認することができた。
(検証の目的/構成)
図4(b)に示す構成および図9に示すフローチャート(図10から図13に示すフローチャートを含む)によって、撮影画像中の背景を除去できるかを検証する。また、図9に示すフローチャート(図10から図13に示すフローチャートを含む)のノイズ除去によって、正確に背景画像を算出できることを検証する。
(検証実験1と検証実験2の比較)
図16は、検証実験2における画像を示す図である。検証実験2では、検証実験1と同じく、図9に示すフローチャート(図10から図13に示すフローチャートを含む)に基づいて、撮影画像と背景画像の補間を検証した。ただし、検証実験2では、実際に赤外線カメラを用いて撮影した画像(図16(a),(c)参照)を用いて、実施の形態1の効果を検証している。
検出器アレイの検出素子の数が256×320個である赤外線カメラを用いて、原理検証を行った。
図17は、検証実験2の画像処理における画像を示す図である。対象物の検出素子を用いて検出した撮影画像(図16(a)参照)の処理について説明する。
背景用素子を用いて検出した背景画像(図16(d)参照)の処理について説明する。検出した背景画像に対して、画像処理領域1,2の各方向に追加する画素数kを3と定めて、前処理を行った。前処理では、式(7)を適用して画像処理領域1の背景画素値を算出し、式(8)を適用して画像処理領域2の背景画素値を算出した。
初めに、撮影画像から背景画像を引いて算出した前景画像について説明する。
図18は、実施の形態2による赤外線カメラの概略図である。図18を参照して、実施の形態2による赤外線カメラ10Aは、図1に示す赤外線カメラ10の検出器アレイ3を検出器アレイ3Aに変え、制御部4を制御部4Aに変えたものであり、その他は、赤外線カメラ10と同じである。
(1)フィルタアレイを用いずに、実施の形態1と同じ効果を得ることができる。つまり、波長範囲を制限するための光学部材が不要となり、筐体1内のスペースの削減および光学系の設計の自由度を増すことができる。
(2)特定の波長範囲の検出素子の選定が不要で、検出波長の選択の自由度、設計の自由度が増し、簡易に効率的な検出が可能となる。例えば、対象物30を検出するために最適な検出波長λ3を選択する自由度が増す。
(3)図4(b)の構成では、1つの背景用素子32が破損すると、広い範囲の背景画素値に大きな影響を与える。即ち、背景用素子32は、疎らに配置されているので、背景用素子32が破損すると、背景画像の算出程度が大幅に低下する。しかし、図19に示す構成では、背景画像を検出する量子ドット型赤外線検出素子33-2が破損しても、背景画像を検出する量子ドット型赤外線検出素子を変更することができる。検出器アレイ3Aは、量子ドット型赤外線検出素子に印加する電圧を変更することによって撮影画像または背景画像を検出することができるからである。従って、背景画像を検出する量子ドット型赤外線検出素子33-2が破損しても、背景画像への影響を抑制することができる。
(1)2次元状に配置されかつ第1の波長範囲λrange_1の電磁波を検出することができる第1の検出素子を含む第1の検出部と、
(2)2次元状に配置されかつ筐体内から放射される第2の波長範囲λrange_2の電磁波における少なくとも1つの波長の電磁波を検出することができる第2の検出素子を含む第2の検出部と、
(3)第2の検出素子に対応して配置され、第2の波長範囲λrange_2の電磁波を透過することができる第1の透過部材と、
(4)第3の波長範囲λrange_3の電磁波を筐体外から筐体内へ透過させることができる第2の透過部材と、
(5)第1の検出部で検出された第1の検出値と第2の検出部で検出された第2の検出値とから画像情報を算出することができる算出部を備え、
(6)第1の波長範囲λrange_1の少なくとも1つの波長は、第3の波長範囲λrange_3の波長と重複し、
(7)第2の波長範囲λrange_2は、第3の波長範囲λrange_3と重複しない。
背景画像において、背景用素子32が配置されていない画素(即ち、撮影用素子31の位置に対応する画素)は、背景画素値が入力されていない。そこで、撮影領域PHG_REG内の全ての背景画素値を算出するためには、撮影用素子31の位置に対応する画素の背景画素値を補間する必要がある。背景画像において、撮影領域PHG_REGの背景用素子32が配置されていない画素の背景画素値を推定する方法について説明する。
(1-1)前処理1
画像処理領域1の背景画素値Q s は、例えば、式(7)によって示される線形法で補間される。
Claims (13)
- 2次元状に配置されかつ第1の波長範囲の電磁波を検出することができる第1の検出素子を含む第1の検出部と、
2次元状に配置されかつ筐体内から放射される第2の波長範囲の電磁波における少なくとも1つの波長の電磁波を検出することができる第2の検出素子を含む第2の検出部と、
前記第2の検出素子に対応して配置され、前記第2の波長範囲の電磁波を透過することができる第1の透過部材と、
第3の波長範囲の電磁波を筐体外から筐体内へ透過させることができる第2の透過部材と、
前記第1の検出部で検出された第1の検出値と前記第2の検出部で検出された第2の検出値とから画像情報を算出することができる算出部を備え、
前記第1の波長範囲の少なくとも1つの波長は、前記第3の波長範囲の波長と重複し、
前記第2の波長範囲は、前記第3の波長範囲と重複しない、カメラ。 - 前記第1および第2の検出素子は、撮影領域において相互に異なる位置に配置される、請求項1に記載のカメラ。
- 前記第1の検出素子は、前記第2の検出素子と同じ検出素子からなり、
前記第1の検出素子には、波長フィルタが貼られており、
前記波長フィルタの透過波長範囲は、前記第1の波長範囲と同じである、請求項1または請求項2に記載のカメラ。 - 前記第1の検出素子および前記第2の検出素子は、量子ドット型検出素子からなる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のカメラ。
- 前記量子ドット型検出素子は、
第1の電圧が印加され、対象物から放射される電磁波を前記第1の波長範囲の一部を少なくとも含む前記第3の波長範囲で検出する第1の量子ドット型検出素子と、
前記第1の電圧と異なる第2の電圧が印加され、前記筐体内から放射される電磁波を前記第2の波長範囲で検出する第2の量子ドット型検出素子とを含む、請求項4に記載のカメラ。 - 前記第1の検出素子の個数と前記第2の検出素子の個数との比は、前記第1の検出素子の個数:前記第2の検出素子の個数=64:1以下である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のカメラ。
- 前記算出部は、前記第2の検出値から得られた背景画像の画素値である第1の背景画素値に基づいて撮影領域の外側の領域である画像処理領域における背景画素値である第2の背景画素値を算出する第1の処理を実行し、前記第1および第2の背景画素値に基づいて前記第1の検出素子に対応する画像における背景画素値を補間して前記撮影領域の全域における背景画素値である第3の背景画素値を算出する第2の処理を実行し、前記第1の検出素子によって検出された撮影画像の画素値である撮影画素値に基づいて前記第2の検出素子に対応する画像における撮影画素値を補間して前記撮影領域の全域における撮影画素値を算出し、その算出した撮影画素値から前記第3の背景画素値を除いて前景画像を算出する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のカメラ。
- 前記第1の検出素子および前記第2の検出素子は、前記撮影領域においてNy行Nx列の行列状に配列されており、
前記画像処理領域は、k行Nx列の行列状に配列されたk×Nx個またはNy行k列の行列状に配列されたNy×k個の背景画像を含み、かつ、前記撮影領域の行または列に沿って配置された第1の画像処理領域と、k行k列の行列状に配列されたk×k個の背景画像を含み、かつ、前記撮影領域の対角線の延長線上に位置する第2の画像処理領域とを含み、
前記算出部は、前記第1の処理において、前記第1の画像処理領域の背景画素値を算出すべき第1の目的背景画像と同じ行または列に配置され、かつ、前記第1の目的背景画像に最も近い前記撮影領域の背景画像を第1の背景画像としたとき、前記第1の背景画像と前記第1の目的背景画像との画像間隔である第1の画像間隔が大きくなれば、前記第1の背景画像の背景画素値である第4の背景画素値からの背景画素値の変化分が大きくなり、前記第1の画像間隔が小さくなれば前記第4の背景画素値からの背景画素値の変化分が小さくなるように前記第1の目的背景画像の背景画素値を算出する第3の処理を前記第1の画像処理領域内の全ての背景画像について実行するとともに、前記第2の画像処理領域の背景画素値を算出すべき第2の目的背景画像と同じ行に配置され、かつ、前記第2の目的背景画像に最も近い前記第1の画像処理領域の背景画像を第2の背景画像とし、前記第2の目的背景画像と同じ列に配置され、かつ、前記第2の目的背景画像に最も近い前記第1の画像処理領域の背景画像を第3の背景画像としたとき、前記第2の背景画像と前記第2の目的背景画像との画像間隔である第2の画像間隔が大きくなれば、前記第2の背景画像の背景画素値である第5の背景画素値からの背景画素値の変化分が大きくなり、前記第2の画像間隔が小さくなれば、前記第5の背景画素値からの背景画素値の変化分が小さくなるように第6の背景画素値を算出し、前記第3の背景画像と前記第2の目的背景画像との画像間隔である第3の画像間隔が大きくなれば、前記第3の背景画像の背景画素値である第7の背景画素値からの背景画素値の変化分が大きくなり、前記第3の画像間隔が小さくなれば、前記第7の背景画素値からの背景画素値の変化分が小さくなるように第8の背景画素値を算出し、前記第6の背景画素値と前記第8の背景画素値との平均を前記第2の目的背景画素の背景画素値として算出する第4の処理を前記第2の画像処理領域内の全ての背景画像について実行する、請求項7に記載のカメラ。 - 前記算出部は、前記第1の処理において、前記第3および第4の処理を実行した後にノイズ除去処理を更に実行する、請求項8に記載のカメラ。
- 前記電磁波は、赤外線である、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のカメラ。
- 複数の第2の検出素子によって検出された背景画像の画素値である第1の背景画素値に基づいて撮影領域の外側の領域である画像処理領域における背景画素値である第2の背景画素値を算出する第1のステップと、
前記第1および第2の背景画素値に基づいて複数の第1の検出素子に対応する画像における背景画素値を補間して前記撮影領域の全域における背景画素値である第3の背景画素値を算出する第2のステップと、
複数の第1の検出素子によって検出された撮影画像の画素値である撮影画素値に基づいて前記複数の第2の検出素子に対応する画像における撮影画素値を補間して前記撮影領域の全域における撮影画素値を算出する第3のステップと、
前記第3のステップにおいて算出された撮影画素値から前記第3の背景画素値を除いて前景画像を算出する第4のステップと、
前記第1のステップの実行後かつ前記第2のステップを実行前に、前記第2の背景画素値に対して、ノイズ除去を実行する第5のステップとを備える画像処理方法。 - 複数の第2の検出素子によって検出された背景画像の画素値である第1の背景画素値と、複数の第1の検出素子によって検出された撮影画像の画素値である撮影画素値を受け付ける第1のステップと、
前記第1の背景画素値に基づいて撮影領域の外側の領域である画像処理領域における背景画素値である第2の背景画素値を算出する第2のステップと、
前記第1および第2の背景画素値に基づいて複数の第1の検出素子に対応する画像における背景画素値を補間して前記撮影領域の全域における背景画素値である第3の背景画素値を算出する第3のステップと、
前記撮影画素値に基づいて前記複数の第2の検出素子に対応する画像における撮影画素値を補間して前記撮影領域の全域における撮影画素値を算出する第4のステップと、
前記第4のステップにおいて算出された撮影画素値から前記第3の背景画素値を除いて前景画像を算出する第5のステップと、
前記第2のステップの実行後かつ前記第3のステップを実行前に、前記第2の背景画素値に対して、ノイズ除去を実行する第6のステップとをコンピュータに実現させるためのプログラム。 - 請求項12に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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