JP2022021001A - ボイラ廃水の処理方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022021001000001
【課題】ブロー水等のボイラ廃水の下水道等への排出量を低減することができるボイラ廃水の処理方法を提供する。
【解決手段】ボイラ廃水の処理方法は、収納された廃棄物Aの一部を燃焼させて廃棄物Aの残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる乾溜炉2a、2bと、乾溜炉2a、2bから導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉4と、燃焼炉4の燃焼排気により加熱される温水ボイラ23と、温水ボイラ23を加熱した燃焼排気に冷却水を散布して冷却する冷却塔25とを備える乾溜ガス化焼却処理装置1において、温水ボイラ23から排出されるボイラ廃水の少なくとも一部を冷却塔25の冷却水として用いる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ボイラ廃水の処理方法に関する。
従来、廃棄物を焼却処理する焼却処理装置として、例えば、収納された廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる乾溜炉と、該乾溜炉から導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉とを備える乾溜ガス化焼却処理装置において、該燃焼炉から排出される燃焼排気を温水ボイラの熱源として使用することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記温水ボイラで得られた温水は、例えば、温水発電機に供給して発電に用いることができ、該発電により得られた電力により、前記乾溜ガス化焼却処理装置で消費される電力の一部を賄うことができる。
特開2018-169131号公報
ところで、前記温水ボイラでは、機器や配水に含まれる不純物が過度に濃縮されないように該温水ボイラ内の水が間欠的に吹き出されるブロー水、ボイラポンプ、タービン等の補機の冷却廃水等がボイラ廃水として排出される。
しかしながら、前記ブロー水はpH11~12程度のアルカリ性であるので、そのままでは下水道等に排出することができず、水処理が必要になるという不都合がある。
そこで、本発明は、前記ブロー水等のボイラ廃水の下水道等への排出量を低減することができるボイラ廃水の処理方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、収納された廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる乾溜炉と、該乾溜炉から導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉と、該燃焼炉の燃焼排気により加熱される温水ボイラと、該温水ボイラを加熱した該燃焼排気に冷却水を散布して冷却する冷却塔とを備える乾溜ガス化焼却処理装置における該温水ボイラから排出されるボイラ廃水の処理方法であって、該ボイラ廃水の少なくとも一部を該冷却塔の冷却水として用いることを特徴とする。
本発明のボイラ廃水の処理方法は、前記乾留炉と、前記燃焼炉と、前記温水ボイラと、前記冷却塔とを備える前記乾溜ガス化焼却処理装置における前記温水ボイラから排出されるボイラ廃水に適用される。
前記乾溜ガス化焼却処理装置は、前記乾留炉に収納された廃棄物の一部を燃焼させ、その燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させ、該可燃性ガスを前記燃焼炉で完全燃焼させることにより、該廃棄物の焼却処理を行う。前記燃焼炉で前記可燃性ガスを完全燃焼させることにより発生する燃焼排気は前記温水ボイラの加熱に用いられた後、前記冷却塔で冷却水が散布されることにより冷却され、大気中に排出される。
そこで、本発明のボイラ廃水の処理方法は、前記温水ボイラから排出されるボイラ廃水の少なくとも一部を前記冷却塔の冷却水として用いる。このようにするときには、前記ボイラ廃水を、前記冷却塔の冷却水として該冷却塔に導入された前記燃焼排気に散布することにより蒸発させることができる。従って、本発明のボイラ廃水の処理方法によれば、前記温水ボイラから排出されるボイラ廃水の下水道等への排出量を低減することができる。
本発明のボイラ廃水の処理方法において、前記ボイラ廃水は前記温水ボイラのブロー水を含むことが好ましい。前記温水ボイラのブロー水は、pH11~12程度のアルカリ性であるので、そのままでは下水道等に排出することができないが、本発明のボイラ廃水の処理方法によれば、前記ボイラ廃水が該ブロー水を含むときにも、前記冷却塔の冷却水として、該冷却塔に導入された前記燃焼排気に散布することにより蒸発させることができるので好都合である。
また、本発明のボイラ廃水の処理方法において、前記ボイラ廃水は前記温水ボイラのブロー水を含むときには、前記ブロー水を中和することが好ましい。
本発明のボイラ廃水の処理方法を適用する乾溜ガス化焼却処理装置の構成例を示すシステム構成図。 図1に示す乾溜ガス化焼却処理装置における温水ボイラの給排水系統を示す説明図。
次に、添付の図面を参照しながら本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
本発明のボイラ廃水の処理方法は、例えば、図1に示す乾溜ガス化焼却処理装置1に適用することができる。乾溜ガス化焼却処理装置1は、例えば、廃タイヤ等の廃棄物Aを収納し、その乾留ガス化及び灰化を行う2基の乾溜炉2a,2bと、乾溜炉2a,2bにガス通路3a,3bを介して接続される燃焼炉4とを備える。
乾溜炉2a,2bは、その上面部にそれぞれ開閉自在な投入扉5a,5bを備える投入口6a,6bが形成され、投入口6a,6bから廃棄物Aを乾溜炉2a,2b内に投入可能とされている。また、乾溜炉2a,2bの下部は開閉自在の底扉7a,7bとなっている。そして、乾溜炉2a,2bは、投入扉5a,5b及び底扉7a,7bを閉じた状態では、その内部が実質的に外部と遮断されるようになっている。
底扉7a,7bの下部には複数の給気ノズル8a,8bが設けられており、給気ノズル8a,8bは、それぞれ乾溜酸素供給路9a,9b、及び、酸素供給路10を介して押込ファン等により構成された酸素供給源11に接続されている。
乾溜酸素供給路9a,9bにはそれぞれ制御弁12a,12bが設けられ、制御弁12a,12bは弁駆動器13a,13bによりその開度が制御されるようになっている。この場合、弁駆動器13a,13bは、CPU等を含む電子回路により構成された制御装置14により制御される。
さらに、乾溜炉2a,2bの下部には、それぞれ乾溜炉2a,2bに収容された廃棄物Aに着火するための着火装置15a,15bが取り付けられている。着火装置15a,15bは点火バーナ等により構成され、廃棄物Aに燃焼炎を供給する。
燃焼炉4は、廃棄物Aの乾溜により生じる可燃性ガスとその完全燃焼に必要な酸素(空気)とを混合するバーナ部16と、酸素(空気)と混合された可燃性ガスを燃焼させる燃焼部17とからなり、燃焼部17はバーナ部16の下流側でバーナ部16に連通している。バーナ部16の上流側には、ガス通路3a,3bがそれぞれダンパ18a,18bを介して接続され、乾溜炉2a,2bにおける廃棄物Aの乾溜により生じた可燃性ガスがガス通路3a,3bを介してバーナ部16に導入される。
バーナ部16の外周部には、その内部と隔離された空室(図示せず)が形成され、該空室はバーナ部16の内周部に穿設された複数のノズル孔(図示せず)を介してバーナ部16の内部に連通している。前記空室には、酸素供給路10から分岐する燃焼酸素供給路19が接続されている。
燃焼酸素供給路19には制御弁20が設けられ、制御弁20は弁駆動器21によりその開度が制御されるようになっている。この場合、弁駆動器21は、制御装置14により制御される。
バーナ部16の上流側には、燃焼装置22が取り付けられている。燃焼装置22は点火バーナ等により構成され、バーナ部16に導入された可燃性ガスに着火し、或いは燃焼炉4を加熱する。
燃焼部17の下流側には、燃焼炉4内で燃焼された燃焼排気により加熱される温水ボイラ23が取り付けられている。温水ボイラ23の出口側には、温水ボイラ23から燃焼排気を排出するダクト24aが設けられており、ダクト24aは急冷塔25の上端部に接続されている。急冷塔25は、ダクト24aから導入される燃焼排気に散水して冷却するスプレー26を備えている。スプレー26は図2に示す急冷水タンク39及び空気圧縮機(図示せず)に接続されており、急冷水タンク39から供給される空気圧縮機から供給される圧縮空気と共に冷却水をは急冷塔25内に散水する。
急冷塔25で冷却された燃焼排気は、急冷塔25の下部に接続されたダクト24bにより取出される。ダクト24bはバグフィルタ27の一方の端部に接続されており、ダクト24bからバグフィルタ27に導入される燃焼排気には薬剤サイロ28から供給される消石灰及び活性炭が混合され、硫黄酸化物(SO)の脱硫及び脱臭が行われる。バグフィルタ27の他方の端部には、ダクト24cが接続されており、ダクト24cは燃焼炉4内の燃焼排気を誘引する誘引ファン29を介して煙突30に接続されている。この結果、ダクト24cに流通される燃焼排気は、煙突30から大気中に放出される。
乾溜ガス化焼却処理装置1において、廃棄物Aを焼却処理する際には、乾溜炉2aの場合を例として説明すると、まず、底扉7aが閉じた状態で乾溜炉2aの投入扉5aを開き、投入口6aから廃タイヤ等の廃棄物Aを乾溜炉2a内に投入する。次に、制御装置14により乾溜炉2aに対する廃棄物Aの投入が完了し、乾溜炉2aに廃棄物Aが収容されていることが検知されると、投入扉5aを閉じて乾溜炉2a内を密封状態としたのち、燃焼炉4の燃焼装置22を作動させることにより、燃焼炉4の予熱が開始される。
次に、燃焼炉4内の温度が次第に上昇し、例えば760℃に達すると、制御装置14により弁駆動器13aが駆動されて制御弁12aの開度Vaが所定の開度、例えば25%とされ、乾溜炉2aに酸素(空気)の供給が開始される。次に、制御装置14により、乾溜炉2aに対する廃棄物Aの投入の完了と、乾溜炉2aに廃棄物Aが収容されていること、ダンパ18aが開かれていることとが検知されると、乾溜炉2aの着火装置15aが作動されて廃棄物Aに着火され、廃棄物Aの部分的燃焼が開始される。
次に、乾溜炉2aでは、制御装置14により弁駆動器13aが制御されて、制御弁12aの開度Vaが段階的に増大される。これに伴って、乾溜炉2aにおける廃棄物Aの部分的燃焼は、次第に拡大して安定化し、廃棄物Aの底部に火床が形成される。
前記火床が形成されると着火装置15aは停止され、廃棄物Aの部分的燃焼の熱により廃棄物Aの他の部分の乾溜が開始され、可燃性ガスの生成が始まり、該可燃性ガスはガス通路3aを介してバーナ部16に導入される。
バーナ部16では、制御装置14により弁駆動器21が駆動されて制御弁20の開度が所定の開度とされ、酸素供給源11から酸素供給路10、燃焼酸素供給路19を介して酸素(空気)が供給されている。そこで、前記可燃性ガスは、燃焼酸素供給路19を介して供給される酸素(空気)と混合され、燃焼装置22から供給される燃焼炎により着火されて、燃焼部17における燃焼が開始される。
乾溜炉2aにおける可燃性ガスの発生が活発になり、該可燃性ガスが燃焼炉4において自然燃焼を開始すると、燃焼炉4内の温度は次第に上昇し、予め設定された第1の温度(以下、第1の設定温度という)、例えば930℃に達する。
前記可燃性ガスの燃焼により燃焼炉4内の温度が前記第1の設定温度に達すると、燃焼装置22が停止され、制御装置14は、前記可燃性ガスの燃焼により、燃焼炉4内の温度が該第1の設定温度に維持されるように制御弁12aの開度Vaを調整し、乾溜炉2aにおける該可燃性ガスの生成をフィードバック制御する。
燃焼部17における前記可燃性ガスの燃焼により発生する燃焼排気は、温水ボイラ23で冷却されてダクト24aに排出される。ダクト24aに排出された前記燃焼排気は、急冷塔25に導入されてさらに冷却され、ダクト24bに排出される。次に、ダクト24bに排出された前記燃焼排気は、薬剤サイロ28から供給される消石灰及び活性炭と混合されて脱硫及び脱臭され、バグフィルタ27に導入されて灰や塵埃等が除去された後、ダクト24cに排出され、さらに煙突30から大気中に放出される。
乾溜炉2aにおける乾溜ガス化が進行し、乾溜炉2a内において可燃性ガスを生成させることができる廃棄物Aは殆ど失われると、第2の乾溜炉2bで生成した可燃性ガスが燃焼炉4に導入され、燃焼されるようになる。その後、乾溜炉2a内において乾溜により可燃性ガスを生成させることができる廃棄物Aは全く失われると、制御装置14は弁駆動器13aを介して制御弁12aの開度を所定の開度、例えば70%に維持し、乾溜炉2a内の廃棄物Aを灰化させる。そして、廃棄物Aが灰化した後は、制御装置14は弁駆動器13aを介して、制御弁12aが閉弁されるまでその開度を所定の割合で減少させる。
乾溜炉2aでは、廃棄物Aの灰化が終了し、制御弁12aが閉弁されたならば、底扉7aを下降させて灰化物の払い出し(灰出し)を行ったのち、底扉7aを元の位置に復帰させる。そして、投入扉5aを開き、投入口6aから廃タイヤ等の廃棄物Aを乾溜炉2a内に投入して、次回の処理を準備する。
次に、図2を参照して、本発明のボイラ廃水の処理方法について説明する。
図2に示すように、温水ボイラ23には、一次貯水タンク31から第1供給ポンプ32により取り出される水が供給導管33aを介して供給される。一次貯水タンク31から取り出される水は、例えば、工業用水導管34から第1電動弁35を介して供給される工業用水であり、供給導管33aの途中に設けられた純水装置36により処理された純水が温水ボイラ23に供給される。
また、一次貯水タンク31から取り出される水は、供給導管33bを介して補機37に冷却水として供給され、供給導管33c及び第2電動弁38を介して急冷水タンク39に供給される。尚、供給導管33b及び供給導管33cは、第1供給ポンプ32の下流で供給導管33aから分岐する。
温水ボイラ23では、機器や一次貯水タンク31から取り出される水に含まれる不純物が過度に濃縮されないように内部の水が間欠的に吹き出されブロー水が発生する。前記ブロー水は、温水ボイラ23からブロー水導管40を介してブロー水ピット41に排出される。
温水ボイラ23内に収容されている水(ボイラ水)は、温水ボイラ23の腐食防止のためにpH11~12に管理されており、この結果、前記ブロー水もpH11~12の高アルカリ性となっている。そこで、ブロー水ピット41に排出された前記ブロー水は、第1移送ポンプ42aによりブロー水ピット41から取り出され、第1移送導管43aを介して中和槽44に移送されて、中和される。前記ブロー水の中和は例えば中和槽44に塩酸、硫酸等の酸を添加することにより行うことができる。尚、中和槽44には、補機37から冷却廃水導管45を介して排出される補機37の冷却廃水も収容される。
前記アルカリ性のブロー水を前記塩酸、硫酸等の酸で中和すると塩が生成するが、生成された塩は冷却塔25の後流のバグフィルタ27で捕集されるので、大気に放出されることはない。
本実施形態では、前記ブロー水と前記冷却廃水とがボイラ廃水に当たる。従って、中和槽44には、前記ブロー水と前記冷却配廃水とからなるボイラ廃水が収容されていることになる。
次に、中和槽44に収容されている前記ボイラ廃水は、第2移送ポンプ42bにより中和槽44から取り出され、第2移送導管43bを介して排水ピット46に移送される。次に、排水ピット46に収容されている前記ボイラ廃水は、第3移送ポンプ42cにより排水ピット46から取り出され、第3移送導管43cから三方弁47及び第3電動弁48を介して急冷水タンク39に移送される。
急冷水タンク39に移送された前記ボイラ廃水は、供給導管33c及び第2電動弁38を介して急冷水タンク39に供給される工業用水と混合されて急冷水とされる。そして、急冷水タンク39に収容されている前記ボイラ廃水を含む前記急冷水は、第2供給ポンプ40により急冷水タンク39から取り出され、急冷水導管41を介してスプレー26に供給され、スプレー26により急冷塔25内に散布される。
尚、急冷水タンク39が満水である場合には、第3電動弁48が閉弁され、第3移送ポンプ42cにより排水ピット46から取り出され前記ボイラ廃水は三方弁47に接続された排水導管42を介して下水道等に排出される。
この結果、本実施形態のボイラ廃水の処理方法によれば、前記ボイラ廃水の少なくとも一部を冷却塔25の冷却水として用いることにより、ボイラ廃水の下水道等への排出量を低減することができる。また、本実施形態では温水ボイラ23のボイラ廃水の処理方法について説明しているが、蒸気ボイラのボイラ廃水も同様に処理することができる。
1…乾溜ガス化焼却処理装置、 2a,2b…乾溜炉、 4…燃焼炉、23…温水ボイラ、 25…急冷塔、 26…スプレー、 39…急冷水タンク。

Claims (3)

  1. 収納された廃棄物の一部を燃焼させつつ該燃焼熱により該廃棄物の残部を乾溜して可燃性ガスを発生させる乾溜炉と、該乾溜炉から導入される可燃性ガスを燃焼させる燃焼炉と、該燃焼炉の燃焼排気により加熱される温水ボイラと、該温水ボイラを加熱した該燃焼排気に冷却水を散布して冷却する冷却塔とを備える乾溜ガス化焼却処理装置における該温水ボイラから排出されるボイラ廃水の処理方法であって、
    該ボイラ廃水の少なくとも一部を該冷却塔の冷却水として用いることを特徴とするボイラ廃水の処理方法。
  2. 請求項1記載のボイラ廃水の処理方法において、前記ボイラ廃水は、前記温水ボイラのブロー水を含むことを特徴とするボイラ廃水の処理方法。
  3. 請求項2記載のボイラ廃水の処理方法において、前記ブロー水を中和することを特徴とするボイラ廃水の処理方法。
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