JP2022019640A - コークスの粉化量の推定方法、コークスの粉化量と粒子径の推定方法、高炉の通気性の推定方法および高炉の操業方法 - Google Patents
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Description
上記の(2)式において、Wはコークスの強度、力学的条件、反応性、反応条件を考慮したコークスの粉化量(kg)であり、hは塊コークス内の脆化層における気孔率変化の傾き(m-1)であり、RRはコークスのCO2による反応率(-)であり、CRIはコークスの反応性指数(-)であり、Tはコークスの反応温度(℃)であり、
上記の(1)式および上記の(2)式において、ci(i=1~13)は定数である。
前記粉化量を、下記の(1)式および下記の(2)式を用いて算出し、
前記コークスの粉化発生後の粒子径を、下記の(3)式を用いて算出する、
コークスの粉化量と粒子径の推定方法。
上記の(2)式において、Wはコークスの強度、力学的条件、反応性、反応条件を考慮したコークスの粉化量(kg)であり、hは塊コークス内の脆化層における気孔率変化の傾き(m-1)であり、RRはコークスのCO2による反応率(-)であり、CRIはコークスの反応性指数(-)であり、Tはコークスの反応温度(℃)であり、
上記の(1)式および上記の(2)式において、ci(i=1~13)は定数である。
高炉内の各位置におけるコークスの反応率を推定するステップと、
高炉内の応力分布を推定するステップと、
推定した前記コークスの反応率および推定した前記高炉内の応力分布から、高炉内各位置におけるコークスの粉化量およびコークスの粉化発生後の粒子径を推定するステップと、
推定した前記コークスの粉化量およびコークスの粉化発生後の粒子径から、高炉内の各位置における空隙率を推定するステップと、
推定した前記空隙率から高炉内の圧力損失を推定するステップと、
から構成される、高炉の通気性の推定方法。
上記の(2)式において、Wはコークスの強度、力学的条件、反応性、反応条件を考慮したコークスの粉化量(kg)であり、hは塊コークス内の脆化層における気孔率変化の傾き(m-1)であり、RRはコークスのCO2による反応率(-)であり、CRIはコークスの反応性指数(-)であり、Tはコークスの反応温度(℃)であり、
上記の(1)式および上記の(2)式において、ci(i=1~13)は定数である。
高炉に装入するコークスの粒子径、冷間強度、反応性、反応後強度のいずれか1つ以上とから、
上記[3]から上記[6]のいずれかに記載の高炉の通気性の推定方法を用いて、高炉内の各位置における粉化率および高炉内の圧力損失を推定し、
高炉に装入するコークスの粒子径、コークスの冷間強度、コークスの反応性、コークスの反応後強度、高炉の送風量、コークス比、コークスの装入位置のうちのいずれか1つまたは2つ以上を変更する、高炉の操業方法。
前記基準条件で用いるコークスとは品質が異なる複数のコークスであって、その平均強度が前記基準条件で用いるコークスの強度以下である前記複数のコークスを、高炉の半径方向の異なる位置に装入する条件下で、上記[3]から上記[6]のいずれかに記載の高炉の通気性の推定方法によって高炉内の圧力損失を求め、
求めた高炉内の圧力損失が、前記基準条件のもとで求められる高炉内の圧力損失よりも小さくなるように、前記複数のコークスの装入位置を決定し、
決定された装入位置に前記複数のコークスを装入する、高炉の操業方法。
12 鉱石層
14 コークス層
16 羽口
18 高温ガスのガス流れ
20 摩耗粉化試験装置
22 可動部
24 試験片固定部
26 試験片
28 パイプ
30 おもり
32 研磨紙
34 アクチュエータ
Claims (9)
- 高炉内の任意の位置におけるコークスの粉化量を推定するコークスの粉化量の推定方法であって、下記の(1)式および下記の(2)式を用いて、高炉内の任意の位置におけるコークスの粉化量を算出する、コークスの粉化量の推定方法。
上記の(2)式において、Wはコークスの強度、力学的条件、反応性、反応条件を考慮したコークスの粉化量(kg)であり、hは塊コークス内の脆化層における気孔率変化の傾き(m-1)であり、RRはコークスのCO2による反応率(-)であり、CRIはコークスの反応性指数(-)であり、Tはコークスの反応温度(℃)であり、
上記の(1)式および上記の(2)式において、ci(i=1~13)は定数である。 - 高炉内の任意の各位置におけるコークスの粉化量およびコークスの粉化発生後の粒子径を推定するコークスの粉化量と粒子径の推定方法であって、
前記粉化量を、下記の(1)式および下記の(2)式を用いて算出し、
前記コークスの粉化発生後の粒子径を、下記の(3)式を用いて算出する、
コークスの粉化量と粒子径の推定方法。
上記の(2)式において、Wはコークスの強度、力学的条件、反応性、反応条件を考慮したコークスの粉化量(kg)であり、hは塊コークス内の脆化層における気孔率変化の傾き(m-1)であり、RRはコークスのCO2による反応率(-)であり、CRIはコークスの反応性指数(-)であり、Tはコークスの反応温度(℃)であり、
上記の(1)式および上記の(2)式において、ci(i=1~13)は定数である。
上記の(3)式において、dc,afは粉化発生後のコークスの粒子径(m)であり、πは円周率であり、Wp,beは粉化発生前のコークス粒子の質量(kg)であり、Wはコークスの粉化量(kg)であり、ρaはコークス粒子およびコークス粉の見掛け密度(kg/m3)である。 - 高炉内の任意の各位置における通気性を推定する高炉の通気性の推定方法であって、
高炉内の各位置におけるコークスの反応率を推定するステップと、
高炉内の応力分布を推定するステップと、
推定した前記コークスの反応率および推定した前記高炉内の応力分布から、高炉内各位置におけるコークスの粉化量およびコークスの粉化発生後の粒子径を推定するステップと、
推定した前記コークスの粉化量およびコークスの粉化発生後の粒子径から、高炉内の各位置における空隙率を推定するステップと、
推定した前記空隙率から高炉内の圧力損失を推定するステップと、
から構成される、高炉の通気性の推定方法。 - 前記コークスの粉化量およびコークスの粉化発生後の粒子径を推定するステップでは、コークスの粉化量およびコークスの粉化発生後の粒子径を、高炉に装入するコークスの粒子径、冷間強度、反応性、反応後強度のいずれか1つ以上を考慮した式を用いて推定する、請求項3に記載の高炉の通気性の推定方法。
- 前記コークスの粉化量およびコークスの粉化発生後の粒子径を推定するステップでは、コークスの粉化量を、下記の(1)式および下記の(2)式を用いて算出する、請求項3に記載の高炉の通気性の推定方法。
上記の(2)式において、Wはコークスの強度、力学的条件、反応性、反応条件を考慮したコークスの粉化量(kg)であり、hは塊コークス内の脆化層における気孔率変化の傾き(m-1)であり、RRはコークスのCO2による反応率(-)であり、CRIはコークスの反応性指数(-)であり、Tはコークスの反応温度(℃)であり、
上記の(1)式および上記の(2)式において、ci(i=1~13)は定数である。 - 高炉内の温度分布、ガス成分分布、コークス反応率分布、応力分布、コークスの装入位置のいずれか1つ以上と、
高炉に装入するコークスの粒子径、冷間強度、反応性、反応後強度のいずれか1つ以上とから、
請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の高炉の通気性の推定方法を用いて、高炉内の各位置における粉化率および高炉内の圧力損失を推定し、
高炉に装入するコークスの粒子径、コークスの冷間強度、コークスの反応性、コークスの反応後強度、高炉の送風量、コークス比、コークスの装入位置のうちのいずれか1つまたは2つ以上を変更する、高炉の操業方法。 - 高炉操業可能な一種類のコークスを用いて高炉の操業を行う条件を基準条件と定め、
前記基準条件で用いるコークスとは品質が異なる複数のコークスであって、その平均強度が前記基準条件で用いるコークスの強度以下である前記複数のコークスを、高炉の半径方向の異なる位置に装入する条件下で、請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の高炉の通気性の推定方法によって高炉内の圧力損失を求め、
求めた高炉内の圧力損失が、前記基準条件のもとで求められる高炉内の圧力損失よりも小さくなるように、前記複数のコークスの装入位置を決定し、
決定された装入位置に前記複数のコークスを装入する、高炉の操業方法。 - 前記高炉の半径方向に異なる品質のコークスを装入する、請求項8に記載の高炉の操業方法。
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JP2022108711A (ja) * | 2021-01-13 | 2022-07-26 | Jfeスチール株式会社 | 高炉融着層の通気性推定方法、高炉融着層の通気性推定装置、及び高炉の操業方法 |
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JPH07305104A (ja) * | 1994-05-02 | 1995-11-21 | Nippon Steel Corp | 高炉の操業方法 |
JP2005089617A (ja) * | 2003-09-18 | 2005-04-07 | Jfe Steel Kk | コークスの粉化量予測方法 |
JP2019123934A (ja) * | 2018-01-18 | 2019-07-25 | Jfeスチール株式会社 | コークス粉率の推定方法および高炉操業方法 |
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JP7464033B2 (ja) | 2021-01-13 | 2024-04-09 | Jfeスチール株式会社 | 高炉融着層の通気性推定方法、高炉融着層の通気性推定装置、及び高炉の操業方法 |
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