JP2022018722A - タッチパネル装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本開示の一態様は、タッチパネル装置に関する。
特許文献1には、電極間の静電容量の変化に基づき、非導体である入力オブジェクトの位置を検知可能なタッチパネルが開示されている。
非導体の入力オブジェクトだけでなく、タッチペンなどの導体の入力オブジェクトの位置を正確に検知することが可能なタッチパネル装置が要求されている。本開示の一態様は、導体および非導体の入力オブジェクトのタッチ位置を正確に検知することが可能なタッチパネル装置を提供することを目的とする。
本開示の態様1に係るタッチパネル装置は、列方向に延び、駆動信号を流すための複数の駆動配線と、前記複数の駆動配線と交差する行方向に伸び、前記駆動配線に基づいて形成される容量の変化を示す検知信号を流すための複数の検知配線と、前記複数の駆動配線それぞれ毎に接続された複数の駆動電極と、前記複数の検知配線それぞれ毎に接続された複数の検知電極と、前記複数の駆動配線それぞれ同士の接続状態を切り替える切り替え部と、を備え、前記複数の駆動配線は、交互に並んで配置された第1駆動配線および第2駆動配線を複数含み、前記複数の駆動電極は、互いに隣接する前記第1駆動配線および前記第2駆動配線に、列方向に沿って第1所定数毎に交互に接続され、前記切り替え部は、前記複数の駆動配線のうち、互いに隣接する、前記第1駆動配線と、前記第2駆動配線とを接続する第1接続状態と、前記複数の駆動配線のうち、互いに隣接する前記第1駆動配線同士を接続し、互いに隣接する前記各第2駆動配線同士を接続する第2接続状態と、を切り替える。
〔実施形態〕
図1は、実施形態に係るタッチパネル装置1の構成を表す斜視図である。図1に示すように、タッチパネル装置1は、例えば、タッチパネル部2と、フレキシブル配線基板(FPC:Flexible Printed Circuit)3と、制御基板4とを備えている。タッチパネル部2は、表示パネル7と、タッチセンサ部10とを備えている。タッチセンサ部10は、タッチセンサ基板11と、複数の駆動配線DnA・DnBと、複数の検知配線SmA・SmBとを備えている。なお、nとmは、それぞれ、1以上の自然数である。制御基板4は、回路基板5と、回路基板5に実装されたコントローラ部6および切り替え部30とを備えている。
図1は、実施形態に係るタッチパネル装置1の構成を表す斜視図である。図1に示すように、タッチパネル装置1は、例えば、タッチパネル部2と、フレキシブル配線基板(FPC:Flexible Printed Circuit)3と、制御基板4とを備えている。タッチパネル部2は、表示パネル7と、タッチセンサ部10とを備えている。タッチセンサ部10は、タッチセンサ基板11と、複数の駆動配線DnA・DnBと、複数の検知配線SmA・SmBとを備えている。なお、nとmは、それぞれ、1以上の自然数である。制御基板4は、回路基板5と、回路基板5に実装されたコントローラ部6および切り替え部30とを備えている。
なお、本実施形態では一例として、タッチパネル部2は、タッチセンサ部10が表示パネル7の外側の表面に設けられた、いわゆるアウトセル方式の構造であるものとして説明するが、タッチセンサ部10が表示パネル7の内部に設けられた、いわゆるインセル方式の構造であってもよい。また、タッチパネル部2は、タッチセンサ部10が表示パネル7の直上に設けられた、いわゆるオンセル方式の構造であってもよい。
表示パネル7は、画像の表示が可能なパネルであればよく、例えば、液晶表示パネル、有機EL(electro-luminescence)表示パネルなど、様々な表示パネルを採りえる。
タッチセンサ部10は、例えば、静電容量方式により、タッチパネル部2の表面(タッチ面)に接触または近接(以下、単に接触またはタッチなどと表現する)した入力オブジェクトのタッチパネル部2の表面上におけるタッチ位置(座標位置)を検知するセンサである。タッチセンサ部10は、入力オブジェクトが導体であっても、非導体であってもタッチ位置を検知することができる。なお、導体である入力オブジェクトとは、例えば、指、または、ペン先が導体であるタッチペンなどを挙げることができる。また、非導体である入力オブジェクトとは、例えば、手袋、または、消しゴムなどを挙げることができる。
タッチセンサ基板11は、表示パネル7の表示領域と重なって設けられており、例えば、ガラスまたは樹脂など透明な絶縁材料によって構成されている。複数の駆動配線DnA・DnBと、複数の検知配線SmA・SmBとは、互いに交差するように、タッチセンサ基板11の表面に形成されている。複数の駆動配線DnA・DnBは、例えば、それぞれ、列方向に延び、コントローラ部6が、タッチ位置を検知するための駆動信号を流すための配線である。複数の検知配線SmA・SmBは、例えば、それぞれ、列方向と交差する行方向に延びる。複数の検知配線SmA・SmBは、複数の駆動配線DnA・DnBに基づいて形成される容量の変化を示す検知信号を流し、コントローラ部6へ検知信号を流すための配線である。
なお、行方向は、図1においては、手前から奥へ向かう方向である。また、列方向は、図1においては、紙面向かって右から左へ向かう方向(切り替え部30から離れる方向)である。
また、複数の駆動配線DnA・DnBそれぞれと、複数の検知配線SmA・SmBそれぞれとに囲まれた領域には、入力オブジェクトのタッチ位置を検知するための駆動電極および検知電極(後述する)が設けられている。
フレキシブル配線基板3は、タッチセンサ部10から引き回された、複数の駆動配線DnA・DnBおよび複数の検知配線SmA・SmBが設けられている。そして、フレキシブル配線基板3に引き回された、複数の駆動配線DnA・DnBおよび複数の検知配線SmA・SmBは、それぞれ、切り替え部30と接続されており、切り替え部30を介してコントローラ部6と接続されている。
制御基板4は、タッチセンサ部10の駆動を制御したり、タッチセンサ部10からのタッチ位置を示す入力情報を取得したりする。切り替え部30は、複数の駆動配線DnA・DnBおよび複数の検知配線SmA・SmBそれぞれの接続状態を切り替える、複数のスイッチ(後述する)を備えている。切り替え部30は、コントローラ部6から、第1接続状態と第2接続状態とを切り替えることを示す切り替え指示信号を受けると、各スイッチを駆動させ、複数の駆動配線DnA・DnBおよび複数の検知配線SmA・SmBそれぞれの電気的な接続状態を切り替える。
第1接続状態は、導体である入力オブジェクトのタッチ位置を、タッチセンサ部10が検知するための接続状態である。第2接続状態は、導体である入力オブジェクトのタッチ位置と、非導体である入力オブジェクトのタッチ位置とを、タッチセンサ部10が検知するための接続状態である。
すなわち、詳細は後述するが、第1接続状態は、タッチ位置を検知するための駆動電極および検知電極間のピッチを細かくする接続状態であり、導体および非導体のうち導体である入力オブジェクトのタッチ位置のみを第2接続状態のときよりも高精細に検知するための接続状態である。一方、第2接続状態は、タッチ位置を検知するための駆動電極および検知電極間のピッチを第1接続状態のときよりも広くする接続状態であり、入力オブジェクトが導体であっても非導体であってもタッチ位置の検知が可能な接続状態である。また、第2接続状態は、タッチパネル装置1が、入力オブジェクトが導体であるか非導体であるかの判定を行うための接続状態でもある。
また、コントローラ部6は、第2接続状態のとき、タッチセンサ部10にタッチした入力オブジェクトが導体であるか非導体であるかを判定する。なお、コントローラ部6は、第2接続状態のときに、タッチセンサ部10にタッチした入力オブジェクトが導体であると判定すると、切り替え部30の接続状態を、第2接続状態から第1接続状態へ切り替えてもよい。また、コントローラ部6は、第1接続状態のときは、タッチセンサ部10にタッチした入力オブジェクトが導体であるか非導体であるかの判定は行わなくてよい。
コントローラ部6は、切り替え部30を介して、複数の駆動配線DnA・DnBそれぞれには駆動信号を入力し、複数の検知配線SmA・SmBそれぞれから、駆動配線に基づいて形成される容量の変化を示す検知信号を取得する。コントローラ部6は、複数の検知配線SmA・SmBそれぞれから出力される検知信号に基づいて、タッチセンサ部10に設けられた複数の駆動電極および複数の検知電極に近接する入力オブジェクトのタッチ位置を演算することで検知する。また、コントローラ部6は、切り替え部30に、第1接続状態と第2接続状態とを切り替えることを示す切り替え指示信号を出力する。
次に、図2から図6を用いて、切り替え部30が第2接続状態のときに、タッチセンサ部10が、導体または非導体である入力オブジェクトのタッチ位置を検知する動作原理について説明する。図2は、タッチセンサ部10の表面に入力オブジェクト100が近接している様子を表す概略図である。図2では、タッチセンサ部10の概略的な断面図を示している。タッチセンサ基板11上には、複数の駆動電極EDと複数の検知電極ES1・ES2がマトリクス状に設けられている。検知電極ES1および検知電極ES2のうち、検知電極ES1は、対象とする駆動電極EDに距離が近い近距離の検知電極である。検知電極ES2は、対象とする駆動電極EDから距離が遠い遠距離の検知電極である。駆動電極EDは、駆動配線DnAまたは駆動配線DnBと接続されており、駆動配線DnAまたは駆動配線DnBから駆動信号が供給される。検知電極ES1および検知電極ES2は、検知配線SmAまたは検知配線SmBと接続されており、検知信号を検知配線SmAまたは検知配線SmBへ供給する。
導体または非導体である入力オブジェクト100が、駆動電極EDおよび検知電極ES1・ES2に近づくと、駆動電極EDと検知電極ES1との間に形成された近距離の容量Cmaが変化し、駆動電極EDと検知電極ES2との間に形成された遠距離の容量Cmbが変化する。
図3は、実施形態に係る、導体である入力オブジェクト100を、駆動電極EDおよび検知電極ES1・ES2に近づけた時の近距離の容量Cmaの変化を表す図である。図4は、実施形態に係る、導体である入力オブジェクト100を、駆動電極EDおよび検知電極ES1・ES2に近づけた時の遠距離の容量Cmbの変化を表す図である。すなわち、図3は、導体である入力オブジェクト100を近づけた時の検知電極ES1の容量の変化を表す。また、図4は、導体である入力オブジェクト100を近づけた時の検知電極ES2の容量の変化を表す。図3および図4の横軸は、タッチパネル部2の表面上における座標位置であるものとする。
図3および図4に示すように、入力オブジェクト100が導体の場合、近距離の容量Cmaと、遠距離の容量Cmbとの両方とも、減少する方向に変化する。これにより、タッチセンサ部10がタッチ位置を検知した入力オブジェクト100は導体であると、例えば、コントローラ部(位置演算部)6が判定することができる。
図5は、実施形態に係る、非導体である入力オブジェクト100を、駆動電極EDおよび検知電極ES1・ES2に近づけた時の近距離の容量Cmaの変化を表す図である。図6は、実施形態に係る、非導体である入力オブジェクト100を、駆動電極EDおよび検知電極ES1・ES2に近づけた時の遠距離の容量Cmbの変化を表す図である。すなわち、図5は、非導体である入力オブジェクト100を、駆動電極EDおよび検知電極ES1・ES2に近づけた時の検知電極ES1の容量の変化を表す。また、図6は、非導体である入力オブジェクト100を、駆動電極EDおよび検知電極ES1・ES2近づけた時の検知電極ES2の容量の変化を表す。図5および図6の横軸は、タッチパネル部2の表面上における座標位置であるものとする。
図5および図6に示すように、入力オブジェクト100が非導体の場合、近距離の容量Cmaは減少する方向に変化する一方、遠距離の容量Cmbは増加する方向に変化する。これにより、タッチセンサ部10がタッチ位置を検知した入力オブジェクト100は非導体であると、例えば、コントローラ部6が判定することができる。
例えば、コントローラ部6は、入力オブジェクト100が導体であると判定すると、切り替え部30に、第1接続状態となるよう切り替える切り替え指示信号を出力することで切り替え部30を、第1接続状態となるよう切り替える。また、例えば、コントローラ部6は、入力オブジェクト100が非導体であると判定すると、切り替え部30に、第2接続状態となるよう切り替える切り替え指示信号を出力することで、切り替え部30を第2接続状態となるよう切り替える。なお、コントローラ部6は、ユーザから入力された指示信号に基づき、切り替え部30を、第1接続状態に切り替えたり、第2接続状態に切り替えたりしてもよい。
また、コントローラ部6は、容量Cmaおよび容量Cmbの変化する方向(増加する方向または減少する方向)および変化する量によって、駆動電極EDおよび検知電極ES1・ES2の、非導体である入力オブジェクトに対する距離の近さ(近距離、中距離、遠距離など)を検知することができる。
次に、図7および図8を用いて、タッチパネル部2における具体的な駆動電極および検知電極の配置について説明する。
図7は、実施形態に係るタッチパネル装置1のタッチセンサ部10と、第1接続状態である切り替え部30との概略構成を表す平面図である。なお、図7では、フレキシブル配線基板3の図示は省略している。また、図7では、紙面向かって左から右へ向かう方向が行方向であり、紙面向かって下から上へ向かう方向が列方向である。タッチパネル装置1は、導体を検知する時と非導体を検知する時とで、切り替え部30の接続状態を切り替える。図7では、タッチパネル装置1が、導体である入力オブジェクトを検知するための第1接続状態の一例を示している。
タッチセンサ部10には、複数の駆動配線DnA・DnB、複数の検知配線SmA・SmBに加え、複数の駆動配線DnA・DnBに接続された複数の駆動電極EDnmと、複数の検知配線SmA・SmBに接続された複数の検知電極ESnmとが設けられている。
列方向に延びる駆動配線(第1駆動配線)DnAと、列方向に延びる駆動配線(第2駆動配線)DnBとは交互に行方向に並んで配置されている。すなわち、駆動配線DnAと駆動配線DnBとのセット(nが同じ値の駆動配線DnAと駆動配線DnB)が、nの値が順に大きくなるように、行方向に隣接し、順に互いに離れて並んでいる。駆動配線DnAと、駆動配線DnBとは、互いに平行であり離れている。
例えば、駆動配線D1Aと駆動配線D1Bのセット(n=1)の行方向に隣接して、駆動配線D2Aと駆動配線D2Bのセット(n=2)が設けられている。駆動配線D2Aと駆動配線D2Bのセット(n=2)の行方向に隣接して、駆動配線D3Aと駆動配線D3Bのセット(n=3)が設けられている。駆動配線D3Aと駆動配線D3Bのセット(n=3)の行方向に隣接して、駆動配線D4Aと駆動配線D4Bのセット(n=4)が設けられている。
例えば、セット内の駆動配線DnAおよび駆動配線DnB(すなわちnが同じ値の駆動配線DnA・DnB)のうち、駆動配線DnAは向かって左側に設けられ、駆動配線DnBは向かって右側に設けられているとする。
セット内の駆動配線DnAおよび駆動配線DnB間の距離は、互いに、隣接する駆動配線DnA・DnBと、駆動配線DnA・DnBとの距離よりも大きい。例えば、駆動配線D1A・D1B間の距離は、駆動配線D1A・D1Bと駆動配線D2A・D2Bとの距離(具体的には駆動配線D1Bと駆動配線D2Aとの距離)よりも大きい。駆動配線D2A・D2B~D4A・D4Bも同様である。
なお、図7では、駆動配線DnA・DnBのセットの数を4つしか図示していないが、駆動配線DnA・DnBのセットの数は4つに限定されるものではない。
行方向に延びる検知配線(第1検知配線)SmAと、行方向に延びる検知配線(第2検知配線)SmBとは交互に行方向に並んで配置されている。すなわち、行方向に延びる検知配線SmAと、行方向に延びる検知配線SmBとのセット(mが同じ値の検知配線SmAと検知配線SmB)が、mの値が順に大きくなるように、列方向に隣接し、順に互いに離れて、並んで設けられている。検知配線SmAと、検知配線SmBとは、互いに平行であり、離れている。
例えば、検知配線S1Aと検知配線S1Bのセット(m=1)の列方向に隣接して、検知配線S2Aと検知配線S2Bのセット(m=2)が設けられている。検知配線S2Aと検知配線S2Bのセット(m=2)の列方向に隣接して、検知配線S3Aと検知配線S3Bのセット(m=3)が設けられている。検知配線S3Aと検知配線S3Bのセット(m=3)の列方向に隣接して、検知配線S4Aと検知配線S4Bのセット(m=4)が設けられている。
例えば、セット内の検知配線SmAおよび検知配線SmB(すなわちmが同じ値の検知配線SmA・SmB)のうち、検知配線SmAは向かって下側(切り替え部30に近い側)に設けられ、検知配線SmBは向かって上側(切り替え部30から遠い側)に設けられている。
セット内の検知配線SmAおよび検知配線SmB間の距離は、互いに、隣接する検知配線SmA・SmBと、検知配線SmA・SmBとの距離よりも大きい。例えば、検知配線S1A・S1B間の距離は、検知配線S1A・S1Bと検知配線S2A・S2Bとの距離(具体的には検知配線S1Bと検知配線S2Aとの距離)よりも大きい。検知配線S2A・S2B~S4A・S4Bも同様である。
なお、図7では、検知配線SmA・SmBのセットの数を4つしか図示していないが、検知配線SmA・SmBのセットの数は4つに限定されるものではない。
複数の駆動電極EDnmは、それぞれ、駆動配線DnAまたは駆動配線DnBと接続されている。複数の駆動電極EDnmは、接続された駆動配線DnAまたは駆動配線DnBから駆動信号が供給される。これにより、複数の駆動電極EDnmは、それぞれ、複数の検知電極ESnmとの間に容量を形成する。
複数の検知電極ESnmは、それぞれ、検知配線SmAまたは検知配線SmBと接続されている。複数の検知電極ESnmは、それぞれ、複数の駆動電極EDnmそれぞれとの間に形成されている容量の変化を検知し、当該検知した容量の変化を示す情報である検知信号を、それぞれが接続されている検知配線SmAまたは検知配線SmBに出力する。これにより、コントローラ部6は、切り替え部30を介して検知配線SmAおよび検知配線SmBそれぞれから検知信号を取得する。
駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmは、それぞれ、例えば、ITO(Indium Thin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、または、AgNw(銀ナノワイヤ)などの透明な導電材料を用いて形成される。駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmは、タッチセンサ部10内にマトリクス状に複数設けられている。例えば、駆動電極EDnmと検知電極ESnmとはセット(nmが同じ値の駆動電極EDnmおよび検知電極ESnm)で、セットである駆動配線DnA・DnB間、および、検知配線SmA・SmB間に囲まれた領域内に設けられている。
駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmのセットは、駆動配線DnA・DnBが延びる方向、すなわち、列方向には、nの値が順に大きくなるように、互いに離れて並んでいる。また、駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmのセットは、検知配線SmA・SmBが延びる方向、すなわち、行方向には、mの値が順に大きくなるように、互いに離れて並んでいる。
例えば、駆動電極ED11および検知電極ES11のセット(n=1、m=1)は、駆動配線D1A・D1B間、および、検知配線S1A・S1B間に囲まれた領域内に設けられている。駆動電極ED12および検知電極ES12のセット(n=1、m=2)は、駆動配線D1A・D1B間、および、検知配線S2A・S2B間に囲まれた領域内に設けられている。駆動電極ED13および検知電極ES13のセット(n=1、m=3)は、駆動配線D1A・D1B間、および、検知配線S3A・S3B間に囲まれた領域内に設けられている。駆動電極ED14および検知電極ES14のセット(n=1、m=4)は、駆動配線D1A・D1B間、および、検知配線S4A・S4B間に囲まれた領域内に設けられている。
例えば、駆動電極ED21および検知電極ES21のセット(n=2、m=1)は、駆動配線D2A・D2B間、および、検知配線S1A・S1B間に囲まれた領域内に設けられている。駆動電極ED31および検知電極ES31のセット(n=3、m=1)は、駆動配線D3A・D3B間、および、検知配線S1A・S1B間に囲まれた領域内に設けられている。駆動電極ED41および検知電極ES41のセット(n=4、m=1)は、駆動配線D4A・D4B間、および、検知配線S1A・S1B間に囲まれた領域内に設けられている。・・・、駆動電極ED44および検知電極ES44のセット(n=4、m=4)は、駆動配線D4A・D4B間、および、検知配線S4A・S4B間に囲まれた領域内に設けられている。
セット内の駆動電極EDnmおよび検知電極ESnm間の距離は、駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmと、隣接する他のセットの駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmとの距離よりも小さい。例えば、駆動電極ED11および検知電極ES11間の距離は、駆動電極ED11および検知電極ES11と、駆動電極ED12および検知電極ES12との距離より小さく、また、駆動電極ED11および検知電極ES11と、駆動電極ED21および検知電極ES21との距離より小さい。
ここで、セット内の駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmは、例えば、第1接続状態のときに入力オブジェクトのタッチ位置を検知するために用いられたり、第2接続状態のときに、入力オブジェクトのタッチ位置を検知するために用いられる複数の容量変化(近距離、中距離、遠距離など)のうち、例えば近距離の容量変化の検知に用いられたりする電極のセットである。セット内の駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmは、容量変化を検知する電極間の距離が最も近い電極対である。このため、タッチパネル装置1は、第1接続状態のときは、第2接続状態のときよりも、タッチパネル部2の表面(タッチ面)に接触したときの面積(タッチ面積)が比較的狭い導体(例えば、アクティブペン、パッシブペンなどのペン)のタッチ位置を、高精細に検知することができる。
また、駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmと、駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmに隣接する他のセットの駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmとは、第1接続状態ではなく第2接続状態のときに、入力オブジェクトのタッチ位置を検知するために用いられる複数の容量変化(近距離、中距離、遠距離など)のうち、例えば近距離の容量変化の検知に用いられる電極対である。駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmと、隣接する他のセットの駆動電極EDnmおよび検知電極ESnm間の距離は、セット内の駆動電極EDnmおよび検知電極ESnm間の距離よりも長い。このため、タッチパネル装置1は、第2接続状態のときは、第1接続状態のときとは異なり、導体と非導体との判定をしたり、タッチパネル部2の表面(タッチ面)に接触したときの面積(タッチ面積)が比較的広い導体(例えば指)のタッチ位置を検知したり、非導体(例えば手袋をした指、消しゴムなど)のタッチ位置を検知したりすることができる。
例えば、セット内の駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmは、平面視において、組み合わせて、矩形となる形状である。例えば、駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmは一部が重なっている。
図7に示す例では、駆動電極EDnmは、駆動配線DnAに近い側の第1領域EDaと、駆動配線DnBに近い側の第2領域EDbとを備え、第1領域EDaおよび第2領域EDbは、それぞれよりも幅が小さい接続領域によって接続されている。換言すると、駆動電極EDnmは、行方向に並ぶ第1領域EDaおよび第2領域EDbが、接続領域によって接続されている。
検知電極ESnmは、検知配線SmAに近い側の第1領域ESaと、検知配線SmBに近い側の第2領域ESbとを備え、第1領域ESaおよび第2領域ESbは、それぞれよりも幅が小さい接続領域によって接続されている。換言すると、検知電極ESnmは、列方向に並ぶ第1領域ESaと第2領域ESbとが、接続領域によって接続されている。そして、駆動電極EDnmの接続領域と、検知電極ESnmの接続領域とが重なっている。
図8は、図7に示すA1-A1線断面図である。例えば、タッチセンサ基板11上に、検知電極ESnmの第1領域ESaおよび第2領域ESbと、駆動電極EDnmとが設けられている。そして、検知電極ESnmの第1領域ESaおよび第2領域ESbと、駆動電極EDnmとを覆うように、タッチセンサ基板11上に、アクリルなど透明な絶縁性の第1樹脂層12が設けられている。
そして、第1樹脂層12上に、検知電極ESnmの第1領域ESaおよび第2領域ESbと、駆動電極EDnmの接続領域とに重なるように、検知電極ESnmの接続領域EScが設けられている。そして、接続領域EScは、第1樹脂層12に形成されたコンタクトホールを介して、検知電極ESnmの第1領域ESaおよび第2領域ESbそれぞれと電気的に接続されている。そして、接続領域EScを覆うように、第1樹脂層12上に、アクリルなど透明な絶縁性の第2樹脂層13が設けられている。そして、第2樹脂層13上に、透明な絶縁性の樹脂などからなる保護層14が設けられている。保護層14の表面は、タッチパネル装置1にタッチ位置をユーザが入力するために、入力オブジェクトなどを接触または近接させるタッチ面である。なお、検知電極ESnmの接続領域EScと、駆動電極EDnmの接続領域との積層順は、図8を用いて説明した順に限らず、逆であってもよい。
図7に戻り、複数の駆動電極EDnmは、互いに隣接する駆動配線DnAおよび駆動配線DnBに、列方向に沿って、第1所定数(例えば2個)毎に交互に接続されている。複数の駆動電極EDnmは、それぞれ、列方向に沿って、第1所定数毎に、第2領域EDbと第1領域EDaとが交互に、駆動配線DnBまたは駆動配線DnAと接続されている。一例として、本実施形態では、第1所定数は、2個であるが、2個に限定されるものではない。
例えば、複数の駆動電極EDnmは、それぞれ、列方向に沿って2個毎に、第2領域ESbと第1領域ESaとが交互に、駆動配線DnBまたは駆動配線DnAと接続されている。具体的には例えば、駆動電極ED11・ED12は、駆動配線D1Aとは接続されておらず、それぞれの第2領域EDbが駆動配線D1Bと接続されている。また、駆動電極ED13・ED14は、それぞれの第1領域EDaが駆動配線D1Aと接続されており、駆動配線D1Bとは接続されていない。例えば、駆動電極ED21・ED22は、駆動配線D2Aとは接続されておらず、それぞれの第2領域EDbが駆動配線D2Bと接続されている。また、駆動電極ED23・ED24は、それぞれの第1領域EDaが駆動配線D2Aと接続されており、駆動配線D2Bとは接続されていない。例えば、駆動電極ED31・ED32は、駆動配線D3Aとは接続されておらず、それぞれの第2領域EDbが駆動配線D3Bと接続されている。また、駆動電極ED33・ED34は、それぞれの第1領域EDaが駆動配線D3Aと接続されており、駆動配線D3Bとは接続されていない。例えば、駆動電極ED41・ED42は、駆動配線D4Aとは接続されておらず、それぞれの第2領域EDbが駆動配線D4Bと接続されている。また、駆動電極ED43・ED44は、それぞれの第1領域EDaが駆動配線D4Aと接続されており、駆動配線D4Bとは接続されていない。
複数の検知電極ESnmは、互いに隣接する検知配線SmAおよび検知配線SmBに、行方向に沿って、第2所定数(例えば2個)毎に交互に接続されている。複数の検知電極ESnmは、それぞれ、行方向に沿って、第2所定数(例えば2個)毎に、第2領域ESbと第1領域ESaとが交互に、検知配線SmBまたは検知配線SmAと接続されている。換言すると、複数の検知電極ESnmは、検知配線SmAに接続された第2所定数の検知電極ESnmと、検知配線SmBに接続された第2所定数の検知電極ESnmとが交互に行方向に並んで設けられている。一例として、本実施形態では、第2所定数は、2個であるが、2個に限定されるものではない。
例えば、複数の検知電極ESnmは、それぞれ、行方向に沿って、2個毎に、第2領域ESbと第1領域ESaとが交互に、検知配線SmBまたは検知配線SmAと接続されている。具体的には例えば、検知電極ES11・ES21は、検知配線S1Aとは接続されておらず、それぞれの第2領域ESbが検知配線S1Bと接続されている。また、検知電極ES31・ED41は、それぞれの第1領域ESaが検知配線S1Aと接続されており、検知配線S1Bとは接続されていない。例えば、検知電極ES12・ES22は、検知配線S2Aとは接続されておらず、それぞれの第2領域ESbが検知配線S2Bと接続されている。また、検知電極ES32・ED42は、それぞれの第1領域ESaが検知配線S2Aと接続されており、検知配線S2Bとは接続されていない。例えば、検知電極ES13・ES23は、検知配線S3Aとは接続されておらず、それぞれの第2領域ESbが検知配線S3Bと接続されている。また、検知電極ES33・ES43は、それぞれの第1領域ESaが検知配線S3Aと接続されており、検知配線S3Bとは接続されていない。例えば、検知電極ES14・ES24は、検知配線S4Aとは接続されておらず、それぞれの第2領域ESbが検知配線S4Bと接続されている。また、検知電極ES34・ES44は、それぞれの第1領域ESaが検知配線S4Aと接続されており、検知配線S4Bとは接続されていない。
切り替え部30は、複数の端子TM1と、複数の端子TM2と、複数のスイッチ部SW1と、複数のスイッチ部SW2とを備えている。複数の端子TM1と複数の端子TM2とのうち、複数の端子TM1はタッチセンサ部10に近い側に設けられ、複数の端子TM2はコントローラ部6に近い側に設けられている。
複数の端子TM1は、駆動配線DnA・DnBおよび検知配線SmA・SmB毎に設けられている。複数の端子TM1には、タッチセンサ部10から引き回された、駆動配線DnA・DnBおよび検知配線SmA・SmBそれぞれが接続されている。複数の端子TM1は、それぞれ、駆動配線DnA・DnBに駆動信号を供給したり、検知配線SmA・SmBから検知信号を取得したりするための端子である。例えば、切り替え部30に設けられた複数の端子TM1の数は、少なくとも、タッチセンサ部10に設けられた、駆動配線DnA・DnBおよび検知配線SmA・SmBの本数と同じである。
複数の端子TM2は、それぞれ、コントローラ部6と接続されており、コントローラ部6から駆動信号が供給されたり、コントローラ部6へ検知信号を供給したりするための端子である。切り替え部30において、各端子TM2は、複数の端子TM1と接続されている。例えば、各端子TM2は、互いに隣接する2つの端子TM1と接続されている。例えば、切り替え部30に設けられた複数の端子TM2の数は、複数の端子TM1の数(すなわち駆動配線DnA・DnBおよび検知配線SmA・SmBの本数)より少ない。
切り替え部30において、スイッチ部SW1およびスイッチ部SW2が切り替わることで、導体である入力オブジェクトを検知するための第1接続状態と、導体および非導体である入力オブジェクトを検知するための第2接続状態とが切り替わる。
第1接続状態は、互いに隣接する、駆動配線DnAと、駆動配線DnBとを接続した状態である。また、第1接続状態は、互いに隣接する、検知配線SmAと、検知配線SmBとを接続した状態である。換言すると、第1接続状態は、セット内の駆動配線DnAおよび駆動配線DnBを接続した状態であり、また、セット内の検知配線SmAおよび検知配線SmBを接続した状態である。
第2接続状態は、互いに隣接する駆動配線DnA同士を接続し、互いに隣接する駆動配線DnB同士を接続した状態である。また、互いに隣接する検知配線SmA同士を接続し、互いに隣接する検知配線SmB同士を接続した状態である。
切り替え部30において、複数の端子TM2と、複数の端子TM1とを結ぶ複数の経路は、行方向(すなわち、切り替え部30の長手方向)に交互に並んで設けられた、スイッチ部SW1を含む経路31と、スイッチ部SW2を含む経路32とを、それぞれ複数含む。複数の経路31は、複数の駆動配線DnA・DnBと接続された複数の経路31Dと、複数の検知配線SmA・SmBと接続された複数の経路31Sとを含む。
経路31Dは、端子TM2から2つに分岐された第1経路および第2経路を含む。経路31Dの一方の経路である第1経路では、端子TM2と、駆動配線DnA(例えば駆動配線D1A)に接続された端子TM1とが接続されている。経路31Dの他方の経路である第2経路では、端子TM2と、スイッチ部SW1とが接続されている。スイッチ部SW1を介して端子TM2は、第1経路が接続された駆動配線DnA(例えば駆動配線D1A)とセットである駆動配線DnB(例えば駆動配線D1B)と接続された端子TM1、または、第1経路が接続された駆動配線DnA(例えば駆動配線D1A)に隣接する駆動配線DnA(例えば駆動配線D2A)と接続された端子TM1と接続されている。
経路32Dは、端子TM2から2つに分岐された第1経路および第2経路を含む。経路32Dの一方の経路である第1経路は、端子TM2とスイッチ部SW2とが接続され、スイッチ部SW2を介して端子TM2は、スイッチ部SW1と接続された駆動配線DnB(例えば駆動配線D1B)と接続された端子TM1、または、スイッチ部SW1と接続された駆動配線DnA(例えば駆動配線D2A)と接続された端子TM1と接続されている。
複数のスイッチ部SW1・SW2は、それぞれ、複数の端子TM2と複数の端子TM1とを結ぶ経路中に設けられている。スイッチ部SW1は、第1端子SB1と、第2端子SA1と、第3端子SC1とを備えている。スイッチ部SW2は、第1端子SA2と、第2端子SB2と、第3端子SC2とを備えている。
スイッチ部SW1は、コントローラ部6からの切り替え指示に基づき、第3端子SC1と、第1端子SB1または第2端子SA1との間での電気的な接続状態を切り替えが可能となっている。スイッチ部SW2は、コントローラ部6からの切り替え指示に基づき、第3端子SC2と、第1端子SA2または第2端子SB2との間での電気的な接続状態を切り替えが可能となっている。
スイッチ部SW1のうち、第1端子SB1は、第1経路が接続された駆動配線DnA(例えば駆動配線D1A)とセットである駆動配線DnB(例えば駆動配線D1B)と接続された端子TM1、および、スイッチ部SW2の第2端子SB2と接続されている。スイッチ部SW1のうち、第2端子SA1は、第1経路が接続された駆動配線DnA(例えば駆動配線D1A)と隣接する駆動配線DnA(例えば駆動配線D2A)と接続された端子TM1、および、スイッチ部SW2の第1端子SA2と接続されている。スイッチ部SW1のうち第3端子SC1は、第1経路および端子TM2と接続されている。
スイッチ部SW2のうち、第1端子SA2は、スイッチ部SW1の第2端子SA1、および、駆動配線DnA(例えば駆動配線D2A)と接続された端子TM1と接続されている。スイッチ部SW2のうち第2端子SB2は、スイッチ部SW1の第1端子SB1、および、駆動配線DnB(例えば駆動配線D1B)と接続されている。スイッチ部SW2のうち第3端子SC2は、第2経路、および、端子TW2と接続されている。スイッチ部SW2のうち第1端子SA2が、端子TW1を介して接続される駆動配線DnA(例えば駆動配線D2A)は、第2経路が端子TW1を介して接続される駆動配線DnB(例えば駆動配線D2B)とセットである。スイッチ部SW2のうち第2端子SB2が、端子TW1を介して接続される駆動配線DnB(例えば駆動配線D1B)は、第2経路が端子TW1を介して接続される駆動配線DnB(例えば駆動配線D2B)と隣接する。
経路31Sは、端子TM2から2つに分岐された第1経路および第2経路を含む。経路31Sの一方の経路である第1経路では、端子TM2と、検知配線SmA(例えば検知配線S1A)に接続された端子TM1とが接続されている。経路31Dの他方の経路である第2経路では、端子TM2と、スイッチ部SW1とが接続されている。スイッチ部SW1を介して端子TM2は、第1経路が接続された検知配線SmA(例えば検知配線S1A)とセットである検知配線SmB(例えば検知配線S1B)と接続された端子TM1、または、第1経路が接続された検知配線SmA(例えば検知配線S1A)に隣接する検知配線SmA(例えば検知配線S2A)と接続された端子TM1と接続されている。
経路32Sは、端子TM2から2つに分岐された第1経路および第2経路を含む。経路32Sの一方の経路である第1経路は、端子TM2とスイッチ部SW2とが接続され、スイッチ部SW2を介して端子TM2は、スイッチ部SW1と接続された検知配線SmB(例えば検知配線S1B)と接続された端子TM1、または、スイッチ部SW1と接続された検知配線SmA(例えば検知配線S2A)と接続された端子TM1と接続されている。
スイッチ部SW1のうち、第1端子SB1は、第1経路が接続された検知配線SmA(例えば検知配線S1A)とセットである検知配線SmB(例えば検知配線S1B)と接続された端子TM1、および、スイッチ部SW2の第2端子SB2と接続されている。スイッチ部SW1のうち、第2端子SA1は、第1経路が接続された検知配線SmA(例えば検知配線S1A)と隣接する検知配線SmA(例えば検知配線S2A)と接続された端子TM1、および、スイッチ部SW2の第1端子SA2と接続されている。スイッチ部SW1のうち第3端子SC1は、第1経路および端子TM2と接続されている。
スイッチ部SW2のうち、第1端子SA2は、スイッチ部SW1の第2端子SA1、および、検知配線SmA(例えば検知配線S2A)と接続された端子TM1と接続されている。スイッチ部SW2のうち第2端子SB2は、スイッチ部SW1の第1端子SB1、および、検知配線SmB(例えば検知配線S1B)と接続されている。スイッチ部SW2のうち第3端子SC2は、第2経路、および、端子TW2と接続されている。スイッチ部SW2のうち第1端子SA2が、端子TW1を介して接続される検知配線SmA(例えば検知配線S2A)は、第2経路が端子TW1を介して接続される検知配線SmB(例えば検知配線S2B)とセットである。スイッチ部SW2のうち第2端子SB2が、端子TW1を介して接続される検知配線SmB(例えば検知配線S1B)は、第2経路が端子TW1を介して接続される検知配線SmB(例えば検知配線S2B)と隣接する。
次に、図7を用いて、タッチパネル装置1が、導体である入力オブジェクトのタッチ位置を検知する第1接続状態の動作を説明する。
コントローラ部6は、導体である入力オブジェクトを検知するために、第1接続状態に切り替えることを示す切り替え指示信号を切り替え部30に出力する。そして、切り替え部30は、コントローラ部6から第1接続状態に切り替えることを示す切り替え指示信号を受けると、スイッチ部SW1の第3端子SC1を、第1端子SB1および第2端子SA1のうち、第1端子SB1に電気的に接続する。また、切り替え部30は、スイッチ部SW2の第3端子SC2を、第1端子SA2および第2端子SB2のうち、第1端子SA2に電気的に接続する。
これにより、経路31D(31)において、セットである、駆動配線DnA(例えば駆動配線D1A)と駆動配線DnB(例えば駆動配線D1B)とが電気的に接続される。また、経路32D(32)において、セットである、駆動配線DnA(例えば駆動配線D2A)と駆動配線DnB(例えば駆動配線D2B)とが電気的に接続される。
また、経路31S(31)において、セットである、検知配線SmA(例えば検知配線S1A)と検知配線SmB(例えば検知配線S1B)とが電気的に接続される。また、経路32S(32)において、セットである、検知配線SmA(例えば検知配線S2A)と検知配線SmB(例えば検知配線S2B)とが電気的に接続される。
そして、コントローラ部6から端子TM2に供給された駆動信号は、端子TM2から分岐し、経路31D(31)における第1経路および第2経路を経て、セットである、駆動配線DnA(例えば駆動配線D1A)と駆動配線DnB(例えば駆動配線D1B)とに供給される。
そして、駆動配線DnA(例えば駆動配線D1A)に供給された駆動信号は、駆動配線DnA(例えば駆動配線D1A)に接続された駆動電極EDnm(例えば駆動電極ED13・ED14)に供給される。また、駆動配線DnB(例えば駆動配線D1B)に供給された駆動信号は、駆動配線DnB(例えば駆動配線D1B)に接続された駆動電極EDnm(例えば駆動電極ED11・ED12)に供給される。
これにより、駆動配線DnA(例えば駆動配線D1A)と、駆動配線DnA(例えば駆動配線D1A)と隣接する駆動配線DnB(例えば駆動配線D1B)とのそれぞれに接続されている複数の駆動電極(例えば駆動電極ED11・ED12・ED13・ED14)を、一体的に駆動させることができる。換言すると、隣接する列毎に、駆動電極を一体的に駆動させることができる。
そして、これにより、駆動配線DnA(例えば駆動配線D1A)に接続された駆動電極EDnm(例えば駆動電極ED13・ED14)とセットである検知電極ESnm(例えば検知電極ES13・ES14)は、入力オブジェクトの距離に応じて変化する近距離の容量の変化を示す検知信号を、それぞれが接続されている検知配線SmBに供給する。具体的には、例えば、駆動電極ED13とセットである検知電極ES13は、駆動電極ED13との間で形成された容量の変化を示す検知信号を、検知電極ES13に接続された検知配線S3Bに供給する。また、例えば、駆動電極ED14とセットである検知電極ES14は、駆動電極ED14との間で形成された容量の変化を示す検知信号を、検知電極ES14に接続された検知配線S4Bに供給する。
また、駆動配線DnB(例えば駆動配線D1B)に接続された駆動電極EDnm(例えば駆動電極ED11・ED12)とセットである検知電極ESnm(例えば検知電極ES11・ES12)は、入力オブジェクトの距離に応じて変化する近距離の容量の変化を示す検知信号を、それぞれが接続されている検知配線SmBに供給する。具体的には、例えば、駆動電極ED11とセットである検知電極ES11は、駆動電極ED11との間で形成された容量の変化を示す検知信号を、検知電極ES11に接続された検知配線S1Bに供給する。また、例えば、駆動電極ED12とセットである検知電極ES12は、駆動電極ED12との間で形成された容量の変化を示す検知信号を、検知電極ES12に接続された検知配線S2Bに供給する。
また、経路31S(31)において、検知配線SmA(例えば検知配線S1A)に供給された検知信号は第1経路を経て、また、検知配線SmB(例えば検知配線S1B)に供給された検知信号は第2経路を経て、端子TM2にて合流する。そして、端子TM2にて合流した検知信号はコントローラ部6へ供給される。
また、経路32S(32)において、検知配線SmA(例えば検知配線S2A)に供給された検知信号は第1経路を経て、また、検知配線SmB(例えば検知配線S2B)に供給された検知信号は第2経路を経て、端子TM2にて合流する。そして、端子TM2にて合流した検知信号はコントローラ部6へ供給される。
このように、検知配線SmA(例えば検知配線S1A)と、検知配線SmA(例えば検知配線S1A)と隣接する検知配線SmB(例えば検知配線S1B)とのそれぞれに接続されている複数の検知電極(例えば検知電極ES11・ES12・ES13・ES14)を、一体的に駆動させることができる。換言すると、隣接する行毎に、検知電極を一体的に駆動させることができる。
このようにして、コントローラ部6において、セットである駆動電極EDnmおよび検知電極ESnm毎に、導体である入力オブジェクトの近接に起因する容量変化に基づくタッチ位置を演算することで検知することができる。
第1接続状態においては、セットの駆動電極EDnm(例えば駆動電極ED11)および検知電極ESnm(例えば検知電極ES11)毎に、コントローラ部6はタッチ位置を検知することができるため、高解像度でタッチ位置の検知をすることができる。
タッチパネル装置1では、導体である入力オブジェクトのタッチ位置を検知する場合は、近距離の駆動電極EDnmおよび検知電極ESnm間の容量変化を検知できればよく、中距離または遠距離の駆動電極EDnmおよび検知電極ESnm間の容量変化を検知しなくてもよい。
なお、タッチパネル装置1において、導体である入力オブジェクトのタッチ位置を検知する場合であっても、近距離の駆動電極EDnmおよび検知電極ESnm間の容量変化に加え、中距離または遠距離(例えば、互いに行方向または列方向に離れた駆動電極EDnmおよび検知電極ESnm間の容量変化)を検知してもよい。これにより、導体である入力オブジェクトのタッチ位置を検知する精度を向上させることができる。
次に、図9から図13を用いて、タッチパネル装置1が、導体および非導体である入力オブジェクトのタッチ位置を検知する第2接続状態の動作を説明する。
図9は、実施形態に係るタッチパネル装置1のタッチセンサ部10と、第2接続状態である切り替え部30との概略構成を表す平面図である。
コントローラ部6は、非導体である入力オブジェクトを検知するために、第2接続状態に切り替えることを示す切り替え指示信号を切り替え部30に出力する。そして、切り替え部30は、コントローラ部6から第2接続状態に切り替えることを示す切り替え指示信号を受けると、スイッチ部SW1の第3端子SC1を、第1端子SB1および第2端子SA1のうち、第2端子SA1に電気的に接続する。また、切り替え部30は、スイッチ部SW2の第3端子SC2を、第1端子SA2および第2端子SB2のうち、第2端子SB2に電気的に接続する。
これにより、経路31D(31)において、複数の駆動配線DnAのうち互いに隣接する駆動配線DnA同士(例えば駆動配線D1Aと駆動配線D2A)が電気的に接続される。また、経路32D(32)において、複数の駆動配線DnBのうち互いに隣接する駆動配線DnB同士(例えば駆動配線D1Bと駆動配線D2B)が電気的に接続される。
また、経路31S(31)において、複数の検知配線SmAのうち互いに隣接する検知配線SmA同士(例えば検知配線S1Aと検知配線S2A)が電気的に接続される。また、経路32S(32)において、複数の検知配線SmBのうち互いに隣接する検知配線SmB同士(例えば検知配線S1Bと検知配線S2B)が電気的に接続される。
そして、コントローラ部6から端子TM2に供給された駆動信号は、端子TM2から分岐し、経路31D(31)における第1経路および第2経路を経て、互いに隣接する駆動配線DnAそれぞれ(例えば駆動配線D1Aと駆動配線D2A)に供給される。
そして、互いに隣接する駆動配線DnAそれぞれ(例えば駆動配線D1Aと駆動配線D2A)に供給された駆動信号は、互いに隣接する駆動配線DnAそれぞれ(例えば駆動配線D1Aと駆動配線D2A)に接続された駆動電極(例えば駆動電極ED13・ED14・ED23・ED24)に供給される。
これにより、互いに隣接する駆動配線DnAそれぞれ(例えば駆動配線D1Aと駆動配線D2A)に接続された駆動電極EDnm(例えば駆動電極ED13・ED14・ED23・ED24)とセットである検知電極ESnm(例えば検知電極ES13・ES14・ES23・ES24)は、入力オブジェクトの距離に応じて変化する近距離の容量の変化を示す検知信号を、それぞれが接続されている検知配線SmBに供給する。具体的には、例えば、検知電極ES13・ES23は、それぞれに接続されている検知配線S3Bに検知信号を供給し、検知電極ES14・ES24は、それぞれに接続されている検知配線S4Bに検知信号を供給する。
また、コントローラ部6から端子TM2に供給された駆動信号は、端子TM2から分岐し、経路32D(32)における第1経路および第2経路を経て、互いに隣接する駆動配線DnBそれぞれ(例えば駆動配線D1Bと駆動配線D2B)に供給される。
そして、互いに隣接する駆動配線DnBそれぞれ(例えば駆動配線D1Bと駆動配線D2B)に供給された駆動信号は、互いに隣接する駆動配線DnBそれぞれ(例えば駆動配線D1Bと駆動配線D2B)に接続された駆動電極(例えば駆動電極ED11・ED12・ED21・ED22)に供給される。
これにより、互いに隣接する駆動配線DnBそれぞれ(例えば駆動配線D1Bと駆動配線D2B)に接続された駆動電極EDnm(例えば駆動電極ED11・ED12・ED21・ED22)とセットである検知電極ESnm(例えば検知電極ES11・ES12・ES21・ES22)は、入力オブジェクトの距離に応じて変化する近距離の容量の変化を示す検知信号を、それぞれが接続されている検知配線SmBに供給する。具体的には、例えば、検知電極ES11・ES21は、それぞれに接続されている検知配線S1Bに検知信号を供給し、検知電極ES12・ES22は、それぞれに接続されている検知配線S2Bに検知信号を供給する。
そして、経路31S(31)において、互いに隣接する検知配線SmAそれぞれ(例えば検知配線S1Aと検知配線S2A)に供給された検知信号は、第1経路および第2経路を経て、端子TM2にて合流する。そして、端子TM2にて合流した検知信号はコントローラ部6へ供給される。
また、経路32S(32)において、互いに隣接する検知配線SmBそれぞれ(例えば検知配線S1Bと検知配線S2B)に供給された検知信号は、第1経路および第2経路を経て、端子TM2にて合流する。そして、端子TM2にて合流した検知信号はコントローラ部6へ供給される。
これにより、コントローラ部6において、タッチセンサ部10における、導体および非導体である入力オブジェクトのタッチ位置を検知することができる。
導体および非導体の入力オブジェクトのタッチ位置を検知する場合、すなわち、第2接続状態の場合、複数の駆動配線DnAのうち互いに隣接する駆動配線DnA同士(例えば、駆動配線D1Aと駆動配線D2A)および複数の駆動配線DnBのうち互いに隣接する駆動配線DnB同士(例えば、駆動配線D1Bと駆動配線D2B)が、切り替え部30において接続される。
このため、複数の駆動電極EDnmは、行方向および列方向に第1所定数毎(例えば2個毎)に、一体的に駆動電極として駆動する。例えば、駆動電極ED11・ED12・ED21・ED22は、一体的に駆動電極として駆動する。また、例えば、駆動電極ED13・ED14・ED23・ED24は一体的に駆動電極として駆動する。
また、第2接続状態の場合、複数の検知配線SmAのうち互いに隣接する検知配線SmA同士(例えば、検知配線S1Aと検知配線S2A)および複数の検知配線SmBのうち互いに隣接する検知配線SmB同士(例えば、検知配線S1Bと検知配線S2B)が、切り替え部30において接続される。
このため、複数の検知電極ESnmは、行方向および列方向に第2所定数毎(例えば2個毎)に、一体的に検知電極として駆動する。例えば、検知電極ES11・ES12・ES21・ES22は、一体的に検知電極として駆動する。また、例えば、検知電極ES13・ES14・ES23・ES24は一体的に検知電極として駆動する。また、例えば、検知電極ES31・ES32・ES41・ES42は一体的に検知電極として駆動する。
すなわち、第2接続状態の場合(非導体の入力オブジェクトのタッチ位置を検知する場合)は、第1接続状態の場合(導体である入力オブジェクトのタッチ位置を検知する場合)に比べ、一体的に駆動する駆動電極および一体的に駆動する検知電極それぞれがマトリクス状に配置されたピッチは、行方向および列方向に倍になると表現することもできる。
これにより、導体である入力オブジェクトのタッチ位置を検知するだけではなく、例えば、導体よりも接触面積が大きくなりやすい非導体の入力オブジェクト(例えば、手袋をした指先、導体のペン先よりも面積が広い消しゴムなど)のタッチ位置を、コントローラ部6は、正確に、また簡単に、演算することができる。また、端子数が増加しない為、端子数の多い特殊なコストの高いタッチパネルコントローラが不要となり、汎用のタッチパネルコントローラを使用できるため、コストも抑えることができる。
本実施形態に係るタッチセンサ装置1では、第2接続状態の場合、一体的に駆動する駆動電極および一体的に駆動する検知電極同士の容量変化を、複数の距離である、近距離、中距離、遠距離毎に取得することで、導体と非導体とを判定し、導体または非導体である入力オブジェクトのタッチ位置を検知する。
図10は、実施形態に係る、第2接続状態の近距離の容量変化を検知する一体的な駆動電極および一体的な検知電極の組み合わせの一例を示す図である。
例えば、図10に示すように、コントローラ部6は、検知配線SmA・SmBから供給された検知信号に基づいて、近距離の容量変化を検知する領域である第1領域R1を特定する。第1領域R1は、タッチセンサ部10に近接した非導体の入力オブジェクトに距離が近く、列方向に第1所定数の一体的に駆動する駆動電極EDnmと、行方向に第2所定数の一体的に駆動する検知電極ESnmとを含む領域である。例えば、第1領域R1には、駆動電極ED33・ED34・ED43・ED44と、駆動電極ED33・ED34・ED43・ED44それぞれとセットである検知電極ES33・ES34・ES43・ES44とを含む。検知電極ES33・ES34・ES43・ES44は、駆動電極ED33・ED34・ED43・ED44との間の近距離の容量変化を検知し、当該検知した検知信号を、検知配線S4A・S3Aに供給する。これにより、切り替え部30(図9)において検知配線S4A・S3Aと接続された端子TM2を経て、コントローラ部6へ供給される。これにより、コントローラ部6は、近距離の容量変化を示す検知信号を取得する。
図11は、実施形態に係る、第2接続状態の第1中距離の容量変化を検知する一体的な駆動電極および一体的な検知電極の組み合わせの一例を示す図である。例えば、図11に示すように、コントローラ部6は、検知配線SmA・SmBから供給された検知信号に基づいて、第1中距離の容量変化を検知するための領域である第2領域R2および第3領域R3を特定する。
第2領域R2は、第1領域R1の列方向の一方に隣接し、列方向および行方向それぞれに第1所定数の一体的に駆動する駆動電極EDnmを含む領域である。例えば、第2領域R2には、駆動電極ED35・ED36・ED45・ED46を含む。
第3領域R3は、第1領域R1の列方向の他方に隣接し、列方向および行方向それぞれに第1所定数の一体的に駆動する駆動電極EDnmを含む領域である。例えば、第2領域R2には、駆動電極ED31・ED32・ED41・ED42を含む。
そして、第1領域R1に含まれる検知電極ES33・ES34・ES43・ES44は、列方向の一方に隣接する第2領域R2に含まれる駆動電極ED35・ED36・ED45・ED46との間の中距離の容量変化に加え、列方向の他方に隣接する駆動電極ED31・ED32・ED41・ED42との間の中距離の容量変化を検知し、当該検知した検知信号を、検知配線S4A・S3Aに供給する。これにより、切り替え部30(図9)において検知配線S4A・S3Aと接続された端子TM2を経て、コントローラ部6へ供給される。これにより、コントローラ部6は、第1中距離の容量変化を示す検知信号を演算して取得する。
図12は、実施形態に係る、第2接続状態の第2中距離の容量変化を検知する一体的な駆動電極および一体的な検知電極の組み合わせの一例を示す図である。例えば、図12に示すように、コントローラ部6は、検知配線SmA・SmBから供給された検知信号に基づいて、第2中距離の容量変化を検知するための領域である第4領域R4および第5領域R5を特定する。
第4領域R4は、第1領域R1の行方向の一方に隣接し、列方向および行方向それぞれに第2所定数の一体的に駆動する検知電極ESnmを含む領域である。例えば、第4領域R4は、検知電極ES13・ES14・ES23・ES24を含む。
第5領域R5は、第1領域R1の行方向の他方に隣接し、列方向および行方向それぞれに第2所定数の一体的に駆動する検知電極ESnmを含む領域である。例えば、第5領域R5は、検知電極ES53・ED54・ED63・ED64を含む。
そして、第4領域R4に含まれる検知電極ES13・ES14・ES23・ES24は、第1領域R1に含まれる駆動電極ED33・ED34・ED43・ED44との間の中距離の容量変化を検知する。また、第5領域R5に含まれる検知電極ES53・ES54・ES63・ES64は、第1領域R1に含まれる駆動電極ED33・ED34・ED43・ED44との間の中距離の容量変化を検知する。そして、第4領域R4に含まれる検知電極ES13・ES14・ES23・ES24および第5領域R5に含まれる検知電極ES53・ES54・ES63・ES64は、それぞれ、駆動電極ED33・ED34・ED43・ED44との間で中距離の容量変化を検知した検知信号を、検知配線S3B・S4Bに供給する。これにより、切り替え部30(図9)において検知配線S3B・S4Bと接続された端子TM2を経て、コントローラ部6へ供給される。これにより、コントローラ部6は、第2中距離の容量変化を示す検知信号を演算して取得する。
図13は、実施形態に係る、第2接続状態の遠距離の容量変化を検知する一体的な駆動電極および一体的な検知電極の組み合わせの一例を示す図である。例えば、図13に示すように、コントローラ部6は、検知配線SmA・SmBから供給された検知信号に基づいて、遠距離の容量変化を検知するための領域である第2領域R2~第5領域R5を特定する。
第2領域R2は、第1領域R1の列方向の一方に隣接し、列方向および行方向それぞれに第1所定数の一体的に駆動する駆動電極EDnmを含む。例えば、第2領域R2は、駆動電極ED35・ED36・ED45・ED46を含む。
第3領域R3は、第1領域R1の列方向の他方に隣接し、列方向および行方向それぞれに第1所定数の一体的に駆動する駆動電極EDnmを含む。例えば、第3領域R3は、駆動電極ED31・ED32・ED41・ED42を含む。
第4領域R4は、第1領域R1の行方向の一方に隣接し、列方向および行方向それぞれに第2所定数の一体的に駆動する検知電極ESnmを含む。例えば、第4領域R4は、検知電極ES13・ES14・ES23・ES24を含む。
第5領域R5は、第1領域R1の行方向の他方に隣接し、列方向および行方向それぞれに第2所定数の一体的に駆動する検知電極ESnmを含む。例えば、第5領域R5は、検知電極ES53・ES54・ES63・ES64を含む。
そして、第4領域R4に含まれる検知電極ES13・ES14・ES23・ES24および第5領域R5に含まれる検知電極ES53・ES54・ES63・ES64は、第2領域R2に含まれる駆動電極ED35・ED36・ED45・ED46および第3領域R3に含まれる駆動電極ED31・ED32・ED41・ED42との間の遠距離の容量変化を検知する。
そして、検知電極ES13・ES14・ES23・ES24および検知電極ES53・ES54・ES63・ES64は、検知した遠距離の容量変化を示す検知信号を、検知配線S3B・S4Bに供給する。これにより、切り替え部30(図9)において検知配線S3B・S4Bと接続された端子TM2を経て、コントローラ部6へ供給される。これにより、コントローラ部6は、遠距離の容量変化を示す検知信号を取得する。
このように、コントローラ部6は、近距離、2種類の中距離(第1中距離および第2中距離)および遠距離の容量変化を検知した検知信号に基づいて演算する。
すなわち、コントローラ部6は、第1領域R1に近づく非導体の入力オブジェクトのタッチ位置を、第1領域R1、第2領域R2、第3領域R3、第4領域R4および第5領域R5それぞれから得られる検知信号に基づき演算することで取得する。
これにより、タッチパネル装置1は、精度よく、導体と非導体とを判定し、導体に加えて非導体である入力オブジェクトのタッチ位置を検知することができる。
なお、タッチパネル装置1は、非導体の入力オブジェクトのタッチ位置を、近距離、2種類の中距離(第1中距離および第2中距離)および遠距離の容量変化のうち少なくとも一つを検知した検知信号に基づいて演算してもよい。
このように、タッチパネル装置1では、切り替え部30は、複数の駆動配線DnA・DnBのうち、互いに隣接する、駆動配線DnAと、駆動配線DnAと隣接する駆動配線DnBとを接続する第1接続状態と、複数の駆動配線DnAのうち互いに隣接する駆動配線DnA同士を接続し、また、複数の駆動配線DnBのうち互いに隣接する駆動配線DnB同士を接続する第2接続状態と、を切り替える。
これにより、第1接続状態のときは、駆動配線DnAと、駆動配線DnAと隣接する駆動配線DnBとのそれぞれに接続されている複数の駆動電極を、一体的に駆動させることができる。また、第2接続状態のときは、複数の駆動配線DnAのうち互いに隣接する駆動配線DnAそれぞれに接続されている複数の駆動電極EDnmを一体的に駆動させ、複数の駆動配線DnBのうち互いに隣接する駆動配線DnBそれぞれに接続されている複数の駆動電極EDnmを一体的に駆動させることができる。
これにより、第1接続状態と第2接続状態とで、一体的に駆動させる駆動電極EDnmの組み合わせを変えることができる。このため、タッチ位置を検知する入力オブジェクトが導体であるか非導体であるかに応じて、最適な、一体的に駆動させる駆動電極EDnmの組み合わせを切り替えることができる。この結果、タッチ位置を検知する入力オブジェクトが導体であっても、非導体であっても、正確にタッチ位置を検知することができる。
タッチパネル装置1では、切り替え部30が第1接続状態のときは、例えば、ユーザが指でタッチセンサ部10をタッチする指タッチの場合であっても、ユーザがペン(例えば、アクティブペン、パッシブペンなど)でタッチセンサ部10をタッチするペンタッチの場合であっても、正確にタッチ位置を検知することができる。
すなわち、第1接続状態においては、容量変化を検知するセット内の駆動電極EDnmおよび検知電極ESnm間のピッチが、第2接続状態において容量変化を検知する一体的に駆動する駆動電極および一体的に駆動する検知電極それぞれのピッチよりも細かい。このため、第1接続状態のときは、例えば、タッチパネル部2の表面(タッチ面)に接触したときの面積が比較的狭い指または導体のペン(アクティブペンおよびパッシブペン)などのタッチ位置を、精度よく検知することができる。
また、切り替え部30が、第1接続状態に切り替えることにより、第1接続状態において、容量変化を検知するために対となる駆動電極EDnmおよび検知電極ESnmの配列を、通常のダイヤモンドパターンと同じ配列にすることができる。このため、第1接続状態のときは、コントローラ部6に、汎用性がある位置座標算出のためのアルゴリズムを用いることができる。
また、タッチパネル装置1では、切り替え部30が第2接続状態のときは、一体的に駆動する駆動電極および一体的に駆動する検知電極との距離が比較的広いため、入力オブジェクトが、非導体(例えば厚いグローブ)であっても、指などのペン先よりもタッチ面積が広い導体であっても、タッチ位置の検知が可能である。
また、駆動信号を供給するための駆動配線DnA・DnBの本数を変えずに、第1接続状態と第2接続状態とを切り替えることができる。換言すると、駆動配線DnA・DnBを束ね、コントローラ部6と接続される端子TM2の個数を変えることなく、第1接続状態と第2接続状態とを切り替えることができる。この結果、タッチ位置を検知する入力オブジェクトが導体であっても非導体であっても、駆動信号を生成するコントローラ部6の演算処理を簡単にすることができる。また、タッチパネル装置1によると、端子数が増加することなく、第1接続状態と第2接続状態とを切り替えることができるため、端子数の多いタッチコントローラを必要とせず、通常の端子数を有する汎用のタッチパネルコントローラを使うことができる。
なお、第2接続状態のときは、一体的に駆動する駆動電極および一体的に駆動する検知電極との距離が、第1接続状態のときよりもピッチが広いことに加え、一体的に駆動する駆動電極および一体的に駆動する検知電極の配列が、通常のダイヤモンドパターンとは異なる。このため、コントローラ部6に、駆動電極および検知電極の配列がダイヤモンドパターンの場合に位置座標を算出するアルゴリズムを用いた汎用のタッチパネルコントローラを使用する場合は、タッチ面積が比較的狭い導体のペン(アクティブペンおよびパッシブペン)のタッチ位置の検出は、第2接続状態よりも、第1接続状態で行った方が精度がよい。
すなわち、例えば、タッチパネル装置1において、導体のペン(アクティブペンおよびパッシブペン)のタッチ位置は、第2接続状態ではなく第1接続状態に切り替え部30が切り替え、第1接続状態のときに検出するようにすれば、コントローラ部6に、ダイヤモンドパターンの電極配列の位置座標を算出するアルゴリズムを用いた汎用のタッチパネルコントローラを使用することができる。すなわち、汎用性の高いコントローラ部6を構成することができる。
また、検知信号が供給されてくる検知配線SmA・SmBの本数を変えずに、第1接続状態と第2接続状態とを切り替えることができる。換言すると、検知配線SmA・SmBを束ね、コントローラ部6と接続される端子TM2の個数を変えることなく、第1接続状態と第2接続状態とを切り替えることができる。この結果、タッチ位置を検知する入力オブジェクトが導体であっても非導体であっても、検知信号を取得しタッチ位置を演算するコントローラ部6の演算処理を簡単にすることができる。また、端子数が増加することなく、第1接続状態と第2接続状態とを切り替えることができるため、端子数の多いタッチコントローラを必要とせず、通常の端子数を有する汎用のタッチパネルコントローラを使うことができる。
このため、例えば汎用性が高いコントローラ部6を構成することができる。この結果、タッチセンサ装置1の製造コストを抑制することができる。
図14は、実施形態の変形例1に係るタッチパネル装置1のタッチセンサ部10と、切り替え部30との概略構成を表す平面図である。図14に示すように、複数の検知配線SmA・SmBのうち、互いに隣接する、検知配線SmAと、検知配線SmBとは接続されていてもよい。図14に示す例では、互いに隣接する検知配線SmAと、検知配線SmBとは、切り替え部30において同じ端子TM1Aに接続されている。そして、切り替え部30において、複数の端子TM1Aそれぞれは、配線33によって端子TM2と接続されている。すなわち、図14に示す例では、端子TM1Aと端子TM2とを接続する配線33は、切り替え部30において分岐されていない。
このように、図14に示す例では、駆動配線DnA・DnBと接続された複数の端子TM1および複数の端子TM2間はスイッチ部SW1・SW2の切り替えに伴い第1接続状態と第2接続状態とが切り替わる。一方、検知配線SmA・SmBと接続された複数の端子TM1Aは、互いに隣接する検知配線SmA・SmB同士を物理的に接続し、接続状態を切り替えない。これにより、端子TM1Aの数を端子TM1よりも減らすことができる。このため、タッチセンサ部10の行方向の額縁領域を狭くすることができ、タッチパネル装置1を小型化することができる。
また、検知配線SmA・SmBと接続された端子TM1Aおよび端子TM2間にスイッチ部SW1・SW2は不要であるため、切り替え部30の回路構成を簡略化し、回路の専有面積を小さくすることができる。
なお、図14に示すタッチパネル装置1において、非導体の入力オブジェクトのタッチ位置を検知する際は、コントローラ部6は、例えば、第1領域R1(図10)を特定することで近距離の容量変化を検知し、さらに、第2領域R2および第3領域R3(図11)を特定することで第1中距離の容量変化を検知する。これにより、非導体の入力オブジェクトのタッチ位置を正確認判断することができる。
図15は、実施形態の変形例2に係るタッチパネル装置1のタッチセンサ部10の概略構成を表す平面図である。図15に示すように、駆動電極EDnmそれぞれは、第1領域EDaおよび第2領域EDbが列方向に並び、第1領域EDaおよび第2領域EDbが接続領域によって接続されていてもよい。また、検知電極ESnmそれぞれは、第1領域ESaおよび第2領域ESbが行方向に並び、第1領域ESaおよび第2領域ESbが接続領域によって接続されていてもよい。
図15の例においても、複数の駆動電極EDnmは、互いに隣接する駆動配線DnAおよび駆動配線DnBに、列方向に沿って、第1所定数(例えば2個)毎に交互に接続されている。複数の駆動電極EDnmは、それぞれ、列方向に沿って、第1所定数毎に、第2領域EDbと第1領域EDaとが交互に、駆動配線DnBまたは駆動配線DnAと接続されている。
例えば、複数の駆動電極EDnmは、それぞれ、列方向に沿って2個毎に、交互に、駆動配線DnBおよび駆動配線DnAと接続されている。
具体的には例えば、駆動電極ED11・ED12は、駆動配線D1Aとは接続されていない。駆動電極ED11の第1領域EDaが駆動配線D1Bと接続され、駆動電極ED11の第2領域EDbは、駆動電極ED11の列方向の一方に隣接する駆動電極ED12の第1領域EDaと駆動配線D1Bによって接続されている。
また、例えば、駆動電極ED13・ED14は、駆動配線D1Bとは接続されていない。駆動電極ED13の第1領域EDaが駆動配線DnAと接続され、駆動電極ED13の第2領域EDbは、駆動電極ED13の列方向の一方に隣接する駆動電極ED14の第1領域EDaと駆動配線D1Aによって接続されている。
複数の検知電極ESnmは、互いに隣接する検知配線SmAおよび検知配線SmBに、行方向に沿って、第2所定数(例えば2個)毎に交互に接続されている。複数の検知電極ESnmは、それぞれ、行方向に沿って、第2所定数毎に、第2領域ESbと第1領域ESaとが交互に、検知配線SmBまたは検知配線SmAと接続されている。
例えば、複数の検知電極ESnmは、それぞれ、行方向に沿って2個毎に、交互に、検知配線SmBおよび検知配線SmAと接続されている。
具体的には例えば、検知電極ES11・ES21は、検知配線S1Aとは接続されていない。検知電極ES11の第1領域ESaが検知配線S1Bと接続され、検知電極ES11の第2領域ESbは、検知電極ES11の行方向の一方に隣接する検知電極ES12の第1領域ESaと検知配線S1Bによって接続されている。
また、例えば、検知電極ES31・ED41は、検知配線S1Bとは接続されていない。検知電極ES31の第1領域ESaが検知配線S1Aと接続され、検知電極ES31の第2領域ESbは、検知電極ES31の行方向の一方に隣接する検知電極ES41の第1領域ESaと検知配線S1Aによって接続されている。
このように、駆動電極EDnmそれぞれが並ぶ方向と、駆動電極EDnmそれぞれの第1領域EDaおよび第2領域EDbが並ぶ方向とが同じ、列方向である。また、検知電極ESnmそれぞれが並ぶ方向と、検知電極ESnmそれぞれの第1領域ESaおよび第2領域ESbが並ぶ方向とが同じ、行方向である。これにより、コントローラ部6において、座標位置の演算を簡単化することができる。これにより、コントローラ部6の製造コストを抑えることができる。また、これにより、駆動電極EDnmと検知電極ESnmとの配列パターンが一般的なダイヤモンドパターンとなり、ダイヤモンドパターン用に準備された汎用の位置座標算出アルゴリズムが使えるため、専用のコントローラが不要となり、汎用のタッチパネルコントローラを使用でき、コストも抑えることができる。
図16は、実施形態の変形例3に係るタッチパネル装置1のタッチセンサ部10の概略構成を表す平面図である。図16に示すように、駆動電極EDnmと検知電極ESnmとは、それぞれ矩形であり重なっていてもよい。駆動電極EDnmと検知電極ESnmとは、それぞれ、網目が細かいメッシュ構造である。図16に示す例では、駆動電極EDnmと検知電極ESnmとは、大部分が重なっており、例えば、それぞれの面積のうち半分以上が重なっている。図16に示すタッチセンサ部10によると、駆動電極EDnmと検知電極ESnmそれぞれが矩形であるため、駆動電極EDnmに供給される駆動信号および検知電極ESnmから供給される検知信号の信号分布が一定位となり、タッチペンの傾きを検知することができる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えてもよい。
Claims (11)
- 列方向に延び、駆動信号を流すための複数の駆動配線と、
前記複数の駆動配線と交差する行方向に伸び、前記駆動配線に基づいて形成される容量の変化を示す検知信号を流すための複数の検知配線と、
前記複数の駆動配線それぞれ毎に接続された複数の駆動電極と、
前記複数の検知配線それぞれ毎に接続された複数の検知電極と、
前記複数の駆動配線それぞれ同士の接続状態を切り替える切り替え部と、を備え、
前記複数の駆動配線は、交互に並んで配置された第1駆動配線および第2駆動配線を複数含み、
前記複数の駆動電極は、互いに隣接する前記第1駆動配線および前記第2駆動配線に、列方向に沿って第1所定数毎に交互に接続され、
前記切り替え部は、
前記複数の駆動配線のうち、互いに隣接する、前記第1駆動配線と、前記第2駆動配線とを接続する第1接続状態と、
前記複数の駆動配線のうち、互いに隣接する前記第1駆動配線同士を接続し、互いに隣接する前記各第2駆動配線同士を接続する第2接続状態と、を切り替える、タッチパネル装置。 - 前記複数の検知配線は、交互に並んで配置された第1検知配線および第2検知配線を複数含み、
前記複数の検知電極は、互いに隣接する前記第1検知配線および前記第2検知配線に、行方向に沿って第2所定数毎に交互に接続され、
前記切り替え部は、
前記第1接続状態において、前記複数の検知配線のうち、互いに隣接する、前記第1検知配線と、前記第2検知配線とを接続し、
前記第2接続状態において、前記複数の検知配線のうち、互いに隣接する前記第1検知配線同士を接続し、互いに隣接する前記第2検知配線同士を接続する、請求項1に記載のタッチパネル装置。 - 前記複数の検知配線から出力される前記検知信号に基づいて、前記複数の駆動電極および前記複数の検知電極に近接する対象物の座標位置を演算する位置演算部を備える、請求項1に記載のタッチパネル装置。
- 前記位置演算部は、
前記検知信号に基づき、前記対象物に近い、前記列方向に前記第1所定数の前記駆動電極、および、前記行方向に第2所定数の前記検知電極を含む第1領域を特定し、
前記第1領域を用いて得られる前記検知信号に基づき、前記対象物の座標位置を演算する、請求項3に記載のタッチパネル装置。 - 前記位置演算部は、前記検知信号に基づき、
前記対象物に近い、前記行方向に第2所定数の前記検知電極を含む第1領域を特定し、
前記第1領域に対し前記列方向の一方に隣接し、前記列方向に前記第1所定数の前記駆動電極を含む第2領域を特定し、
前記第1領域に対し前記列方向の他方に隣接し、前記列方向に前記第1所定数の前記駆動電極を含む第3領域を特定し、
前記第1領域、前記第2領域および前記第3領域を用いて得られる前記検知信号に基づき、前記対象物の座標位置を演算する、請求項3に記載のタッチパネル装置。 - 前記位置演算部は、前記検知信号に基づき、
前記対象物に近い、前記列方向に前記第1所定数の前記駆動電極を含む第1領域を特定し、
前記第1領域に対し前記行方向の一方に隣接し、前記行方向に第2所定数の前記検知電極を含む第4領域を特定し、
前記第1領域に対し前記行方向の他方に隣接し、前記行方向に前記第2所定数の前記検知電極を含む第5領域を特定し、
前記第1領域、前記第4領域および前記第5領域を用いて得られる前記検知信号に基づき、前記対象物の座標位置を演算する、請求項3に記載のタッチパネル装置。 - 前記位置演算部は、前記検知信号に基づき、
前記行方向に前記第2所定数の前記検知電極を含む前記対象物に近い第1領域に対し、前記列方向の一方に隣接し、前記列方向に前記第1所定数の前記駆動電極を含む第2領域を特定し、
前記第1領域に対し前記列方向の他方に隣接し、前記列方向に前記第1所定数の前記駆動電極を含む第3領域を特定し、
前記第1領域に対し前記行方向の一方に隣接し、前記行方向に第2所定数の前記検知電極を含む第4領域を特定し、
前記第1領域に対し前記行方向の他方に隣接し、前記行方向に前記第2所定数の前記検知電極を含む第5領域を特定し、
前記第2領域、前記第3領域、前記第4領域および前記第5領域を用いて得られる前記検知信号に基づき、前記対象物の位置を演算する、請求項3に記載のタッチパネル装置。 - 前記複数の検知配線のうち、互いに隣接する、前記第1検知配線と、前記第2検知配線とは接続されている、請求項2に記載のタッチパネル装置。
- 前記複数の駆動電極は、それぞれ、列方向に並び、互いに接続された第1領域および第2領域を有する、請求項1に記載のタッチパネル装置。
- 前記複数の駆動電極と前記複数の検知電極とは、それぞれ矩形であり重なっている、請求項1に記載のタッチパネル装置。
- 前記第1所定数および前記第2所定数は、それぞれ2個である、請求項2に記載のタッチパネル装置。
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