JP2022014105A - 配線基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属パターンの剥がれを抑えるための樹脂コートを有する配線基板において、基板の反りを抑制することのできる配線基板を提供する。【解決手段】配線基板の一例である検査用配線基板1は、絶縁基板21を備えている。絶縁基板21の表面1A上には、少なくとも一つのプローブパッド11、および少なくとも一つのカバーパッド12などが形成されている。プローブパッド11には、電子部品の電気特性検査時に検査用プローブが当接する。絶縁基板21の表面1A上には、カバーパッド12を少なくとも被覆し、かつ、プローブパッド11は露出させている樹脂コート層31が設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品の電気特性検査に用いられる配線基板に関する。
半導体チップ等の電子部品は、その製造工程において電気特性検査が行われる。電気特性検査には、例えば、特許文献1に開示されているような検査用配線基板が用いられる。この検査用配線基板は、電気特性検査の際に検査プローブと当接する複数の電極パッドを有している。
特開2017-11013号公報 特開2007-294663号公報
近年では、電子部品が備える接続端子の微細化および狭ピッチ化が進んでいる。これに伴って、検査用配線基板が備える電極パッドおよび電極パッドに接続される配線のパターンも高精細化が求められる。そこで、基板上に電極パッドおよび配線などの金属パターンを形成する場合には、フォトリソグラフィ技術が好適に用いられる。
フォトリソグラフィ技術を用いて基板上に微細な金属パターンを形成すると、基板表面から金属パターンが剥がれやすいという問題がある。このような金属パターンの剥がれを抑制するために、基板表面に形成されている金属パターンに樹脂のコーティングを施すことが検討されている。配線基板において、配線および電子部品の端子の露出部分に樹脂コーティングを施す技術については、例えば、特許文献2などに開示されている。しかし、配線基板の全面に樹脂コーティングを形成すると、基板の反りの要因となり得る。
そこで、本発明では、金属パターンの剥がれを抑えるための樹脂コートを有する配線基板において、基板の反りを抑制することのできる配線基板を提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかる配線基板は、絶縁基板と、前記絶縁基板の第1面上に形成され、電子部品の電気特性検査において検査用プローブが当接する少なくとも一つのプローブパッドと、前記絶縁基板の前記第1面上に形成され、前記プローブパッドと電気的に接続されている少なくとも一つのカバーパッドと、前記第1面と反対側の第2面上に形成されており、前記カバーパッドと接続ビアを介して電気的に接続されている裏面側パッドとを備えている。この配線基板において、前記第1面上には、前記カバーパッドを少なくとも被覆し、かつ、前記プローブパッドは露出させている樹脂コート層が設けられている。
上記の構成によれば、樹脂コート層が設けられていることで、絶縁基板の表面に形成されているカバーパッドなどの導電パターンが表面から剥がれることを抑えることができる。絶縁基板上の必要な領域に樹脂コート層を設けることで、配線基板における反りの発生を抑えることができる。
上記の本発明の一局面にかかる配線基板において、前記第1面上には、前記プローブパッドと前記カバーパッドとを電気的に接続し、幅が25μm以下となっている接続ラインがさらに設けられており、前記樹脂コート層は、前記接続ラインの少なくとも一部を被覆していてもよい。
上記の構成によれば、幅が25μm以下の接続ラインのように、絶縁基板21の表面1Aに形成されている導電パターンが非常に微細な場合であっても、接続ラインの少なくとも一部を被覆する樹脂コート層が設けられていることで、接続ラインが表面から剥がれることを抑えることができる。
上記の本発明の一局面にかかる配線基板において、前記第1面上には、前記プローブパッドと前記カバーパッドとを電気的に接続する接続ラインがさらに設けられており、前記接続ラインのうち、前記プローブパッドとの接続部は、前記樹脂コート層が設けられていない露出部となっていてもよい。
上記の構成によれば、電子部品の電気特性検査時に、検査用プローブをプローブパッドに確実に当接させることができる。
また、上記の配線基板において、前記接続ラインは、幅が25μm以下となっていてもよい。これにより、微細な導電パターンを有する配線基板を得ることができる。
上記の本発明の一局面にかかる配線基板において、前記カバーパッドの一部には、前記樹脂コート層が設けられていない第2の露出部が存在してもよい。
上記の構成によれば、例えば、配線基板の出荷前などに行われるカバーパッドと裏面側パッドとの導通検査時に、第2の露出部に検査用のピンを当接させることができる。
上記の本発明の一局面にかかる配線基板において、前記プローブパッド、および前記カバーパッドは、複数設けられており、第1のカバーパッドと第2のカバーパッドとの間には、第3のプローブパッドと第3のカバーパッドとを電気的に接続する第3の接続ラインと、第4のプローブパッドと第4のカバーパッドとを電気的に接続する第4の接続ラインと、が設けられており、前記樹脂コート層は、前記第3の接続ラインおよび前記第4の接続ラインを被覆していてもよい。
上記の構成によれば、第1のカバーパッドと第2のカバーパッドとの間に互いに隣接した状態で配置され、特に剥離しやすい第3および第4の接続ラインを、樹脂コート層で覆うことができる。これにより、接続ラインの剥離を抑えることができる。
本発明の一局面によれば、金属パターンの剥がれを抑えるための樹脂コートを有する配線基板において、基板の反りを抑制することができる。
本発明の一実施形態にかかる検査用配線基板の概略構成を示す平面模式図である。 図1に示す検査用配線基板の一部分を拡大して示す平面図である。 図2に示す検査用配線基板のX-X線部分の内部構成を示す断面模式図である。 第2の実施形態にかかる検査用配線基板の一部分の構成を示す平面図である。 第3の実施形態にかかる検査用配線基板の一部分の構成を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
〔第1の実施形態〕
本実施形態では、本発明にかかる配線基板の一例として、電子部品の電気特性検査に用いられる検査用配線基板1を例に挙げて説明する。この検査用配線基板1は、複数の半導体素子が形成されたウエハの電気検査を一括して行うための試験治具である。本実施形態にかかる検査用配線基板1は、複数の半導体素子が高密度に配置された高精細のウエハの電気検査に好適に用いられる。
図1には、検査用配線基板1の概略構成を示す。図1では、略長方形の平板状の形状を有している検査用配線基板1の表面(第1面)1Aの一部分(破線枠内の部分)を拡大して示す。なお、本実施形態では、便宜上、略平板状の検査用配線基板1におけるプローブパッド11およびカバーパッド12が形成されている側の面を表面1Aとし、その反対側の面を裏面(第2面)1Bとする。但し、検査用配線基板1の表面および裏面の定義はこれに限定はされず、任意に決めることができる。
図2には、図1に示す検査用配線基板1の表面1Aにおける破線枠内の部分の構成をさらに拡大して示す。図3には、検査用配線基板1の内部構成を示す。図3は、図2に示すX-X線部分の構成を示す断面図である。
検査用配線基板1は、絶縁基板21を有している。絶縁基板21は、複数のセラミックシートを積層して形成されている。セラミックシートは、例えばアルミナ(Al)を主成分とする高温焼成セラミックで形成することができる。また、別の態様では、セラミックシートは、ガラス-セラミックなどの中温焼成セラミック(MTCC)で形成されていてもよい。
複数のセラミックシートの間には、導電パターン(図示せず)が形成されていてもよい。導電パターンは、銅(Cu)、チタン(Ti)、タングステン(W)、銀(Ag)、パラジウム(Pd)、金(Au)、白金(Pt)、モリブデン(Mo)、ニッケル(Ni)、またはマンガン(Mn)などの金属材料、あるいはこれらの金属材料を主成分とする合金材料によって形成することができる。
導電パターンは、最終的に得られる検査用配線基板1の用途に応じて任意の形状となるように各セラミックシート上に形成される。導電パターンの形成には、例えば、薄膜形成法(例えば、フォトリソグラフィなど)、印刷ペーストによるメタライズ法、金属層をエッチングしてパターン化する方法、パターン状の金属層を転写する方法などの従来公知の方法が用いられる。これらの各方法の中でも、例えば、フォトリソグラフィなどの薄膜形成法を用いることが好ましい。これにより、より微細な導電パターンを形成することができる。
また、導電パターンの一部は、各セラミックシートを貫通するように形成されている。このような各セラミックシートを貫通する導電パターンは、接続ビア27(図3参照)を形成する。
検査用配線基板1の表面1Aには、例えば、プローブパッド11、カバーパッド12、接続ライン15、および樹脂コート層31などが設けられている。
プローブパッド11は、電気特性検査時に、検査対象となる半導体ウエハなどの電子部品の検査用プローブを当接させる部分である。通常、検査用配線基板1には、複数のプローブパッド11が設けられている。検査用配線基板1の表面1A上におけるプローブパッド11の個数および配置位置は、検査対象となる電子部品の検査用プローブの構成に応じて決められる。例えば、図2に示すように、複数のプローブパッド11は、検査用配線基板1の表面1Aの一つの領域に複数個密集した状態で配列されている。
プローブパッド11は、上述の導電パターンと同様に、銅(Cu)、チタン(Ti)、タングステン(W)、銀(Ag)、パラジウム(Pd)、金(Au)、白金(Pt)、モリブデン(Mo)、ニッケル(Ni)、またはマンガン(Mn)などの金属材料、あるいはこれらの金属材料を主成分とする合金材料によって形成することができる。図2に示すように、プローブパッド11は、接続ライン15の幅W1よりも大きな直径を有する略円形の形状を有している。
カバーパッド12は、略円形の形状を有する導電性の部分である。カバーパッド12は、例えば、プローブパッド11と同一の金属材料で形成することができる。図2に示すように、カバーパッド12は、プローブパッド11よりもやや大きな直径(例えば、プローブパッド11の約1.5倍から2.5倍の直径)を有している。
通常、検査用配線基板1には、複数のカバーパッド12が設けられている。複数のカバーパッド12のうちの一つは、一つの接続ライン15を介して一つのプローブパッド11と電気的に接続されている。例えば、図2に示すように、複数個のカバーパッド12は、複数のプローブパッド11が配置されている領域からある程度の距離を有した状態で、所定の間隔で配列されている。
図3に示すように、カバーパッド12は、絶縁基板21内を貫通する接続ビア27を介して、裏面1B側に設けられている裏面側パッド13と電気的に接続されている。例えば、カバーパッド12は、検査用配線基板1の出荷前の導通検査時に、検査用のピンを当接させる箇所として利用される。カバーパッド12は、キャプチャーパッドとも呼ばれる。
接続ライン15は、導電性の線状の部分である。接続ライン15は、例えば、プローブパッド11およびカバーパッド12と同一の金属材料で形成することができる。通常、検査用配線基板1には、複数の接続ライン15が設けられている。そして、一つの接続ライン15の一方の端部がプローブパッド11と接続され、他方の端部がカバーパッド12と接続されている。すなわち、一つのプローブパッド11と一つのカバーパッド12とは、一つの接続ライン15を介して電気的に接続されている。
図2に示すように、接続ライン15は幅W1を有している。ここで、幅W1は、25μm以下となっていることが好ましい。接続ライン15の幅W1を25μm以下とすることで、検査用配線基板1の表面1Aに形成される各素子(すなわち、プローブパッド11、カバーパッド12など)を高密度に配置することができる。なお、幅W1の下限値は特に限定はされないが、フォトリソグラフィなどの薄膜形成技術を用いて形成可能な幅(例えば、5μm以上)とすることができる。
プローブパッド11、カバーパッド12、および接続ライン15などの導電パターンは、フォトリソグラフィなどの薄膜形成技術を用いて、検査用配線基板1の表面1A上に同時に形成することができる。フォトリソグラフィなどの薄膜形成技術を用いることで、例えば、メタライズ法などのプリント法を用いて各素子を形成する場合と比較して、より微細なパターン(例えば、幅W1が25μm以下の接続ライン15のパターンなど)を形成することができる。なお、後述するように、プローブパッド11、カバーパッド12、および接続ライン15の表面は、メッキ層24(図3参照)で覆われている。
樹脂コート層31は、絶縁性を有する樹脂材料で形成されている。このような樹脂材料としては、耐熱性、耐湿性などの特性を考慮して、例えば、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂などが挙げられる。これらの中でも、耐熱性、強度などに優れているポリイミド樹脂を好適に用いることができる。樹脂コート層31が、検査用配線基板1の表面1A上に形成されている接続ライン15などの導電パターンを覆うように設けられていることで、導電パターンの剥がれを抑制することができる。
図2に示すように、樹脂コート層31は、接続ライン15の少なくとも一部(例えば、カバーパッド12との接続部)、およびカバーパッド12を被覆し、かつ、プローブパッド11は露出させるような領域に形成されている。なお、本実施形態では、カバーパッド12の中央部分には、樹脂コート層31は形成されていない。すなわち、カバーパッド12の一部には、樹脂コート層31が設けられていない露出部(第2の露出部)31bが存在する。これにより、検査用配線基板1の出荷前の導通検査時に、検査用のピンを露出部31bに当接させることができる。
なお、別の実施態様では、露出部31bは設けられていなくてもよい。すなわち、カバーパッド12の全体が樹脂コート層31で覆われていてもよい。
検査用配線基板1の裏面1Bには、裏面側パッド13が設けられている(図3参照)。裏面側パッド13は、例えば、プローブパッド11およびカバーパッド12などと同一の金属材料で形成することができる。通常、検査用配線基板1には、複数の裏面側パッド13が設けられている。裏面側パッド13は、プローブパッド11、接続ライン15、カバーパッド12、および接続ビア27を介して送信された検査対象の電子部品の検査情報を、外部の電子機器に出力するものである。プローブパッド11、カバーパッド12、および接続ライン15などと同様に、裏面側パッド13の表面は、メッキ層(図示せず)で覆われている。
続いて、絶縁基板21の表面1Aに、プローブパッド11、カバーパッド12、接続ライン15、および樹脂コート層31を形成する方法の一例を、図3を参照しながら説明する。
先ず、絶縁基板21の表面1A上に、Ti薄膜層(第1の金属層)22と、Cu薄膜層(第2の金属層)23とを順次スパッタリングによって形成する。次に、Cu薄膜層23の上に感光性樹脂からなるレジスト層(図示せず)を形成した後、フォトリソグラフィ技術を用いてTi薄膜層22およびCu薄膜層23を所定の形状にパターニングする。これにより、プローブパッド11、カバーパッド12、および接続ライン15となるTi薄膜層22およびCu薄膜層23の金属積層部が形成される。
その後、例えば、従来公知の電解めっき法などを用いて、この金属積層部を覆うようにメッキ層24を形成する。メッキ層24は、例えば、Niメッキ、およびAuメッキなどを含む。メッキ層24は、単層のメッキ層で構成されていてもよいし、複数のメッキ層で構成されていてもよい。
以上のようにして、検査用配線基板1の表面1A上に、プローブパッド11、カバーパッド12、および接続ライン15が形成される。
続いて、カバーパッド12、および接続ライン15の一部を覆うように樹脂コート層31を形成する。樹脂コート層31のパターニングには、Ti薄膜層22およびCu薄膜層23をパターニングするときと同様に、フォトリソグラフィ技術を用いることができる。なお、カバーパッド12上に露出部31bを形成する場合には、露出部31bには樹脂コート層31が形成されないようにレジスト層(図示せず)を配置する。フォトリソグラフィ技術を用いて樹脂コート層31を形成することで、樹脂コート層31を微細な形状にパターニングすることができる。
なお、別の方法として、検査用配線基板1の表面1A上の所定の位置に液状の樹脂材料を塗布し、熱などを加えて樹脂材料を硬化させるという方法を用いて、樹脂コート層31を形成することもできる。
以上のような方法で、図2において網掛けを付して示す領域に樹脂コート層31を形成することができる。樹脂コート層31がこのような領域に設けられていることで、例えば、幅W1が25μm以下の接続ライン15などのように、絶縁基板21の表面1Aに形成されている素子の導電パターンが非常に微細な場合であっても、導電パターンが表面1Aから剥がれることを抑えることができる。
(電気特性検査の実験例)
以下には、接続ラインの幅の異なる複数の検査用配線基板を用いて電気特性検査を行った結果を示す。この実験では、樹脂コート層が設けられていない検査用配線基板を使用した。
実験には、接続ライン15の幅W1が25μmの検査用配線基板Aと、接続ライン15の幅W1が20μmの検査用配線基板Bを使用した。電気特性検査の条件は、電流500mA、電圧6Vとした。
その結果、幅W1が25μmの検査用配線基板Aでは、表面に形成されている導電パターンの剥がれや浮きは発生せず、検査は合格であった。一方、幅W1が20μmの検査用配線基板Bでは、表面に形成されている導電パターンに断線や剥がれが発生し、接続ラインを維持することができなかった。
このような検査用配線基板Bでは、樹脂コート層31を設けることの効果はより高いと言える。すなわち、本実施形態にかかる構成は、接続ライン15の幅W1が25μm以下の検査用配線基板1に対して適用されることが好ましい。
(第1の実施形態のまとめ)
以上のように、本実施形態にかかる検査用配線基板1は、絶縁基板21を備えている。絶縁基板21の表面1A上には、少なくとも一つのプローブパッド11、および少なくとも一つのカバーパッド12などが形成されている。プローブパッド11には、電子部品の電気特性検査時に検査用プローブが当接する。カバーパッド12は、接続ライン15を介してプローブパッド11と電気的に接続されている。絶縁基板21の裏面1B上には、裏面側パッド13が形成されている。裏面側パッド13は、接続ビア27を介してカバーパッド12と電気的に接続されている。
絶縁基板21の表面1A上には、カバーパッド12などの導電パターンを覆うように樹脂コート層31が設けられている。本実施形態では、樹脂コート層31は、カバーパッド12を少なくとも被覆し、かつ、プローブパッド11は露出させるように設けられている。さらに、樹脂コート層31は、接続ライン15の大部分を被覆している。また、接続ライン15におけるプローブパッド11との接続部は、樹脂コート層31が設けられていない露出部32となっている(図3参照)。
上記の構成によれば、樹脂コート層31が設けられていることで、例えば、幅W1が25μm以下の接続ライン15などのように、絶縁基板21の表面1Aに形成されている素子の導電パターンが非常に微細な場合であっても、導電パターンが表面1Aから剥がれることを抑えることができる。
また、絶縁基板21上の必要な領域に樹脂コート層31を設けることで、例えば、樹脂とセラミックとの熱膨張収縮差による検査用配線基板1の反りの発生を抑えることができる。
なお、検査用配線基板1の表面1Aに形成されている各素子の導電パターンを微細化するためには、フォトリソグラフィ技術などの薄膜形成法が好適に用いられる。このような薄膜形成法を用いて基板の表面に導電パターンを形成すると、メタライズ法などのプリント法などを用いて導電パターンを形成した場合と比較して、導電パターンが基板の表面から剥離しやすくなる。そのため、本実施形態にかかる検査用配線基板1の構成は、フォトリソグラフィ技術などの薄膜形成法を用いて各素子の導電パターンを形成する場合に適用されることがより好ましい。
〔第2の実施形態〕
第2の実施形態では、樹脂コート層のパターン形状が第1の実施形態とは異なる検査用配線基板を例に挙げて説明する。以下では、第1の実施形態とは異なる点を中心に説明する。
図4には、第2の実施形態にかかる検査用配線基板1の一部分を示す。図4は、略長方形の平板状の形状を有している検査用配線基板1の表面(第1面)1Aの一部分(破線枠内の部分)を拡大して示す図である。
検査用配線基板1の表面1Aには、例えば、プローブパッド11、カバーパッド12、接続ライン15、および樹脂コート層131(具体的には、第1の樹脂コート層131aおよび第2の樹脂コート層131b)などが設けられている。なお、図4では、プローブパッド11、カバーパッド12、接続ライン15、および樹脂コート層131a・131b以外の素子の導電パターンの図示は省略している。
プローブパッド11、カバーパッド12、および接続ライン15については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。但し、プローブパッド11、カバーパッド12、および接続ライン15の各導電パターンの配置の仕方は、図4に示す構成に限定はされない。
本実施形態では、図4に示す検査用配線基板1の一部分に設けられている複数のプローブパッド11、複数のカバーパッド12、および複数の接続ライン15のうち、図中右側に配置されている集合体を第1群G1とし、図中左側に配置されている集合体を第2群G2とする。
本実施形態にかかる検査用配線基板1においては、第1群G1の所定の領域に第1の樹脂コート層131aが設けられており、第2群G2の所定の領域に第2の樹脂コート層131bが設けられている。第1の樹脂コート層131aおよび第2の樹脂コート層131bは、第1の実施形態で説明した樹脂コート層31と同様に、絶縁性を有する樹脂材料で形成されている。
以下では、第1の樹脂コート層131aおよび第2の樹脂コート層131bが形成されている領域の詳細について説明する。
第1の樹脂コート層131aは、第1群G1に含まれる接続ライン15の一部およびカバーパッド12を被覆している。また、第1群G1に含まれる接続ライン15の一部およびプローブパッド11上には、第1の樹脂コート層131aは設けられていない。具体的には、プローブパッド11とカバーパッド12との間に設けられている接続ライン15のうち、カバーパッド12と接続される側には第1の樹脂コート層131aが設けられており、プローブパッド11と接続される側には第1の樹脂コート層131aは設けられていない。すなわち、接続ライン15のうち、プローブパッド11との接続部は、樹脂コート層が設けられていない露出部32となっている。
また、第2の樹脂コート層131bは、第2群G2に含まれる接続ライン15の一部およびカバーパッド12を被覆している。また、第2群G2に含まれる接続ライン15の一部およびプローブパッド11上には、第2の樹脂コート層131bは設けられていない。具体的には、プローブパッド11とカバーパッド12との間に設けられている接続ライン15のうち、カバーパッド12と接続される側には第2の樹脂コート層131bが設けられており、プローブパッド11と接続される側には第2の樹脂コート層131bは設けられていない。すなわち、接続ライン15のうち、プローブパッド11との接続部は、樹脂コート層が設けられていない露出部32となっている。
ここで、露出部32の長さL(すなわち、樹脂コート層131aの端部からプローブパッド11までの距離)は、50μm以上となっていることが好ましい。これにより、電子部品の電気特性検査時に、検査用プローブをプローブパッド11により確実に当接させることができる。
続いて、複数個並んで配置されているプローブパッド11およびカバーパッド12、並びに、これらのそれぞれを接続する各接続ライン15に対して、樹脂コート層131をどのように配置するかについて説明する。
ここでは、第1群G1内で並んで配置されている5本の接続ライン15a~15e、および、これらの接続ラインの一方の端部と接続されている5個のプローブパッド11a~11e、並びに、これらの接続ラインの他方の端部と接続されている5個のカバーパッド12a~12eを例に挙げて説明する。
図4に示すように、第1群G1内では、右端に第1のプローブパッド11aが配置されており、その斜め上方に第3のプローブパッド11cが配置され、さらにその斜め下方に第4のプローブパッド11dが配置され、さらにその斜め上方に第5のプローブパッド11eが配置され、さらにその斜め下方に第2のプローブパッド11bが配置されている。
また、第1群G1内では、プローブパッド11に近い側から順に、第1のカバーパッド12a、第3のカバーパッド12c、第4のカバーパッド12d、および第5のカバーパッド12eが、略等間隔に並んで配置されている。第2のカバーパッド12bは、複数の接続ライン15(例えば、接続ライン15c、15d、および15e)を間に挟んで、第1のカバーパッド12aの隣りに配置されている。
第1のカバーパッド12aは、第1の接続ライン15aを介して第1のプローブパッド11aと接続されている。第2のカバーパッド12bは、第2の接続ライン15bを介して第2のプローブパッド11bと接続されている。第3のカバーパッド12cは、第3の接続ライン15cを介して第3のプローブパッド11cと接続されている。第4のカバーパッド12dは、第4の接続ライン15dを介して第4のプローブパッド11dと接続されている。第5のカバーパッド12eは、第5の接続ライン15eを介して第5のプローブパッド11eと接続されている。
図4に示すように、第1のカバーパッド12aと第2のカバーパッド12bとの間には、複数の接続ライン15(具体的には、第3の接続ライン15c、第4の接続ライン15d、および第5の接続ライン15e)が配置されている。このような構成では、隣接して配置されている各接続ライン15同士の間隔は、非常に狭く(例えば、25μm以下)なる。そのため、各接続ライン15をフォトリソグラフィ技術などによって形成すると、例えば、薬液などで基板の洗浄を行った際に剥離しやすくなる。
そのため、本実施形態にかかる検査用配線基板1では、第1のカバーパッド12aと第2のカバーパッド12bとの間に、互いに隣接した状態で配置される複数の接続ライン15を覆うように第1の樹脂コート層131aが設けられている。
なお、第2群G2内で並んで配置されている複数の接続ライン15、および、これらの接続ラインの一方の端部に配置されている複数のプローブパッド11、並びに、これらの接続ラインの他方の端部に配置されている複数のカバーパッド12に対しても、上記と同様の領域に第2の樹脂コート層131bが設けられている。すなわち、第1のカバーパッド12aと第2のカバーパッド12bとの間に、互いに隣接した状態で配置される複数の接続ライン15を覆うように第2の樹脂コート層131bが設けられている。
本実施形態では、第1のカバーパッド12aと第2のカバーパッド12bとの間に、3本の接続ライン15(具体的には、第3の接続ライン15c、第4の接続ライン15d、および第5の接続ライン15e)が配置されている例を挙げて説明したが、第1のカバーパッド12aと第2のカバーパッド12bとの間に配置されている接続ライン15の数は、2つ以上であればよい。
例えば、第1のカバーパッド12aと第2のカバーパッド12bとの間には、第3のプローブパッド11cと第3のカバーパッド12cとを電気的に接続する第3の接続ライン15cと、第4のプローブパッド11dと第4のカバーパッド12dとを電気的に接続する第4の接続ライン15dとが設けられている構成では、第3の接続ライン15cおよび第4の接続ライン15dを少なくとも被覆するように第1の樹脂コート層131aが設けられている。
上記の構成によれば、特に剥離しやすい複数の接続ラインを樹脂コート層131で覆うことができる。これにより、接続ラインの剥離を抑えることができる。
また、絶縁基板21上の必要な領域に樹脂コート層131を設けることで、例えば、樹脂とセラミックとの熱膨張収縮差による検査用配線基板1の反りの発生を抑えることができる。
なお、第1の実施形態のように樹脂コート層31が設けられている構成の場合においても、上述した第2の実施形態の構成を適用することができる。すなわち、第1のカバーパッド12aと第2のカバーパッド12bとの間に、複数の接続ライン15が配置されている構成において、これら複数の接続ライン15を覆うように樹脂コート層31が設けられていてもよい。
〔第3の実施形態〕
第3の実施形態では、樹脂コート層のパターン形状が第1および第2の実施形態とは異なる検査用配線基板を例に挙げて説明する。以下では、第1の実施形態とは異なる点を中心に説明する。
図5には、第3の実施形態にかかる検査用配線基板1の一部分を示す。図5は、略長方形の平板状の形状を有している検査用配線基板1の表面(第1面)1Aの一部分(破線枠内の部分)を拡大して示す図である。
検査用配線基板1の表面1Aには、例えば、プローブパッド11、カバーパッド12、接続ライン15、および樹脂コート層231などが設けられている。なお、図5では、プローブパッド11、カバーパッド12、接続ライン15、および樹脂コート層231以外の素子の導電パターンの図示は省略している。
プローブパッド11、カバーパッド12、および接続ライン15については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。但し、プローブパッド11、カバーパッド12、および接続ライン15の各導電パターンの配置の仕方は、図5に示す構成に限定はされない。
図5に示すように、樹脂コート層231は、プローブパッド11、カバーパッド12、および接続ライン15が形成されている領域のうちの一部の領域を除いて形成されている。具体的には、プローブパッド11が形成されている領域、および、接続ライン15におけるプローブパッド11との接続部215aが形成されている領域は、樹脂コート層231が設けられていない開口領域232となっている。
上記の構成によれば、プローブパッド11および接続ライン15におけるプローブパッド11との接続部215aは、樹脂コート層231が設けられていない露出部となる。これにより、電子部品の電気特性検査時に、検査用プローブをプローブパッド11に確実に当接させることができる。また、樹脂コート層231が設けられていることで、絶縁基板21の表面1Aに形成されている接続ライン15などの導電パターンが非常に微細な場合であっても、導電パターンが表面1Aから剥がれることを抑えることができる。
また、絶縁基板21上の必要な領域に樹脂コート層231を設けることで、例えば、樹脂とセラミックとの熱膨張収縮差による検査用配線基板1の反りの発生を抑えることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :検査用配線基板(配線基板)
1A :(検査用配線基板または絶縁基板の)表面(第1面)
1B :(検査用配線基板または絶縁基板の)裏面(第2面)
11 :プローブパッド
12 :カバーパッド
13 :裏面側パッド
15 :接続ライン
21 :絶縁基板
31 :樹脂コート層
31b :(カバーパッドの)露出部(第2の露出部)
32 :(接続ラインの)露出部(露出部)
131 :樹脂コート層
231 :樹脂コート層

Claims (6)

  1. 絶縁基板と、
    前記絶縁基板の第1面上に形成され、電子部品の電気特性検査において検査用プローブが当接する少なくとも一つのプローブパッドと、
    前記絶縁基板の前記第1面上に形成され、前記プローブパッドと電気的に接続されている少なくとも一つのカバーパッドと、
    前記第1面と反対側の第2面上に形成されており、前記カバーパッドと接続ビアを介して電気的に接続されている裏面側パッドと
    を備え、
    前記第1面上には、前記カバーパッドを少なくとも被覆し、かつ、前記プローブパッドは露出させている樹脂コート層が設けられている、配線基板。
  2. 前記第1面上には、前記プローブパッドと前記カバーパッドとを電気的に接続し、幅が25μm以下となっている接続ラインがさらに設けられており、
    前記樹脂コート層は、前記接続ラインの少なくとも一部を被覆している、請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記第1面上には、前記プローブパッドと前記カバーパッドとを電気的に接続する接続ラインがさらに設けられており、
    前記接続ラインのうち、前記プローブパッドとの接続部は、前記樹脂コート層が設けられていない露出部となっている、請求項1に記載の配線基板。
  4. 前記接続ラインは、幅が25μm以下となっている、請求項3に記載の配線基板。
  5. 前記カバーパッドの一部には、前記樹脂コート層が設けられていない第2の露出部が存在する、請求項1から4の何れか1項に記載の配線基板。
  6. 前記プローブパッド、および前記カバーパッドは、複数設けられており、
    第1のカバーパッドと第2のカバーパッドとの間には、
    第3のプローブパッドと第3のカバーパッドとを電気的に接続する第3の接続ラインと、
    第4のプローブパッドと第4のカバーパッドとを電気的に接続する第4の接続ラインと、
    が設けられており、
    前記樹脂コート層は、前記第3の接続ラインおよび前記第4の接続ラインを被覆している、
    請求項1から5の何れか1項に記載の配線基板。
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