JP2022013272A - 情報処理システム、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Hiroo Ogiwara
健 中村
Ken Nakamura
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Abstract

Figure 2022013272000001
【課題】コールセンタが必要とする情報を送信することができる情報処理システム、情報処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】機器と、第1情報処理装置と、サーバと、を有する情報処理システムであって、機器は、入力部に対する操作に従い、機器に関する機器情報として収集する情報を選択する選択部と、選択された機器情報を収集する収集部と、収集された機器情報を符号化して二次元コードを生成する第1生成部と、生成された二次元コードを表示部に表示させる表示制御部と、を備え、第1情報処理装置は、表示部に表示された二次元コードを読み取る読取部と、読み取られた二次元コードを復号化して復号化情報を得る復号化部と、復号化情報を添付したメールをサーバへ送信する第1送信部と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
従来、MFP(Multifunction Peripheral)を使用している際にトラブル等が発生した場合、ユーザはコールセンタへ問い合わせ、電話口のオペレータにユーザが目視および確認したトラブルの状態、ならびに操作パネルに表示されている内容等を電話越しに口頭で伝えて、当該オペレータの指示に従ってトラブルの解消を図るものとしている。このような場合では、MFPの操作に不慣れなユーザであると、MFPの機器状態を正確かつ迅速にオペレータに伝えることが困難であるという問題がある。
このような問題を解決するために、携帯電話が画像形成装置に張り付けられているもしくは表示部に表示される二次元バーコードを読み取り、読み取った情報に基づいて機器情報をコンピュータ機器に送信する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、コールセンタへの問い合わせの際に、必要となる情報だけをコールセンタへ送信するということができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コールセンタが必要とする情報を送信することができる情報処理システム、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、機器と、第1情報処理装置と、サーバと、を有する情報処理システムであって、前記機器は、入力部に対する操作に従い、前記機器に関する機器情報として収集する情報を選択する選択部と、前記選択部により選択された前記機器情報を収集する収集部と、前記収集部により収集された前記機器情報を符号化して二次元コードを生成する第1生成部と、前記第1生成部により生成された前記二次元コードを表示部に表示させる表示制御部と、を備え、前記第1情報処理装置は、前記表示部に表示された前記二次元コードを読み取る読取部と、前記読取部により読み取られた前記二次元コードを復号化して復号化情報を得る復号化部と、前記復号化情報を添付したメールを前記サーバへ送信する第1送信部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、コールセンタが必要とする情報を送信することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係るMFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係るスマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報処理システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図6は、顧客管理情報の一例を示す図である。 図7は、コール受付状態情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る情報処理システムにおけるユーザの問い合わせから情報送信ボタンの押下指示までの動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る情報処理システムにおけるユーザの問い合わせから情報送信ボタンの押下指示までの動作の概要を説明する図である。 図10は、実施形態に係る情報処理システムにおける情報送信ボタン押下からメール送信までの動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図11は、実施形態に係る情報処理システムにおけるデータ収集からメール送信までの動作の概要を説明する図である。 図12は、実施形態に係る情報処理システムにおけるデータ収集からメール送信までの動作の流れの一例を示すシーケンス図である。 図13は、実施形態に係るMFPに表示される操作画面の一例を示す図である。 図14は、実施形態に係るMFPに表示される操作画面でのQRコード情報選択ダイアログボックスの表示例を示す図である。 図15は、実施形態に係るMFPに表示される操作画面でのQRコード表示ダイアログボックスの表示例を示す図である。 図16は、実施形態に係るMFPに表示される操作画面での異常メッセージの表示例を示す図である。 図17は、実施形態に係る情報処理システムにおけるスマートフォンから受信したメールをオペレータPCへ転送する動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図18は、実施形態に係る情報処理システムにおけるスマートフォンから受信したメールをオペレータPCへ転送する動作の概要を説明する図である。 図19は、実施形態に係る情報処理システムにおけるスマートフォンから受信したメールをオペレータPCへ転送する動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る情報処理システム、情報処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
[第1の実施形態]
(情報処理システムの全体構成)
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、情報処理システム1の全体構成について説明する。
図1に示すように、情報処理システム1は、MFP10と、サーバ20と、オペレータPC(Personal Computer)30aと、オペレータPC30bと、スマートフォン40(第1情報処理装置の一例)と、を含む。このうち、サーバ20、およびオペレータPC30a、30bは、契約対象機器の故障その他の不具合および各種問い合わせに対応するためのコールセンタに属しているものとする。
なお、図1では、コールセンタに含まれるオペレータPCは、オペレータPC30a、30bの2台が記載されているが、これに限定されるものではなく、1台または3台以上のオペレータPCが含まれるものとしてもよい。また、オペレータPC30a、30b、・・・について、任意の端末装置を示す場合、または総称する場合、単に「オペレータPC30」(第2情報処理装置)と称するものとする。
MFP10は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、およびファックス機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機であり、コールセンタのオペレータによる対応の対象となる機器の一例である。MFP10は、インターネット、公衆回線または専用線等の少なくともいずれかによって構成されたネットワークNを介して、コールセンタのサーバ20と通信が可能となっている。なお、ネットワークNは、有線ネットワークだけでなく、無線ネットワークが含まれているものとしてもよい。また、図1に示す例では、対象の機器としてMFP10の1台が示されているがこれに限定されるものではなく、複数の機器がネットワークNを介してサーバ20と通信可能であってもよい。また、図1では、対象の機器の一例としてMFP10を挙げているが、対象の機器としてはMFPだけでなく、例えば、プロジェクタ、電子黒板、ビデオ会議の端末装置、印刷装置等が対象の機器であってもよい。
サーバ20は、スマートフォン40から送信された、後述する機器情報を含むQRコード(登録商標)情報が添付されたメールを、MFP10のユーザの問い合わせの対応をしているオペレータのオペレータPC30へ転送するサーバ装置である。サーバ20は、コールセンタ内で展開されているLAN(Local Area Network)等を含むイントラネットINによって、オペレータPC30と通信が可能となっている。
オペレータPC30(図1に示すオペレータPC30a、30b等)は、MFP10のユーザから問い合わせを受けたオペレータが使用する情報処理装置である。
スマートフォン40は、MFP10において表示された二次元コードの一例としてのQR(Quick Response)コードを読み取り、当該QRコードからデコードされたQRコード情報を添付したメールを作成して、ネットワークNを介してサーバ20へ送信する情報処理装置である。なお、情報処理装置としてスマートフォン40を例に説明したが、スマートフォンに限定されるものではなく、カメラ機能を有するノートPC、またはタブレット端末等であってもよい。
(MFPのハードウェア構成)
図2は、実施形態に係るMFPのハードウェア構成の一例を示す図である。図2を参照しながら、MFP10のハードウェア構成について説明する。
図2に示すように、本実施形態に係るMFP10は、コントローラ500と、操作表示部510と、FCU(Facsimile Control Unit)520と、プロッタ531と、スキャナ532と、がPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続された構成となっている。
コントローラ500は、MFP10全体の制御、描画、通信および操作表示部510からの入力を制御する装置である。
操作表示部510は、例えば、タッチパネル等であり、コントローラ500に対する入力を受け付ける(入力機能)と共に、画像形成装置1の状態等を表示(表示機能)する装置であり、後述するASIC(Application Specific Integrated Circuit)506に直接接続されている。
FCU520は、ファックス機能を実現する装置であり、例えば、PCIバスによってASIC506に接続されている。
プロッタ531は、印刷機能を実現する装置であり、例えば、PCIバスによってASIC506に接続されている。スキャナ532は、スキャナ機能を実現する機能であり、例えば、PCIバスによってASIC506に接続されている。
コントローラ500は、CPU(Central Processing Unit)501と、システムメモリ(MEM-P)502と、ノースブリッジ(NB)503と、サウスブリッジ(SB)504aと、ネットワークI/F504bと、USB(Universal Serial Bus) I/F504cと、セントロニクスI/F504dと、ASIC506と、ローカルメモリ(MEM-C)507と、補助記憶装置508と、を有している。
CPU501は、画像形成装置10の全体制御を行うものであり、システムメモリ502、ノースブリッジ503およびサウスブリッジ504aからなるチップセットに接続され、このチップセットを介して他の機器と接続される。
システムメモリ502は、プログラムおよびデータの格納用メモリ、プログラムおよびデータの展開用メモリ、ならびにプリンタの描画用メモリ等として用いるメモリであり、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とを有している。このうち、ROMは、プログラムおよびデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAMは、プログラムおよびデータの展開用メモリ、ならびにプリンタの描画用メモリ等として用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
ノースブリッジ503は、CPU501と、システムメモリ502、サウスブリッジ504aおよびAGP(Accelerated Graphics Port)バス505とを接続するためのブリッジであり、システムメモリ502に対する読み書き等を制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
サウスブリッジ504aは、ノースブリッジ503と、PCIデバイスおよび周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。サウスブリッジ504aは、PCIバスを介してノースブリッジ503と接続されており、PCIバスには、ネットワークI/F504b、USB I/F504cおよびセントロニクスI/F504d等が接続されている。
AGPバス505は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインターフェースである。AGPバス505は、システムメモリ502に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にするバスである。
ASIC506は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス505、PCIバス、補助記憶装置508およびローカルメモリ507をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。ASIC506は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC506の中核をなすアービタ(ARB)と、ローカルメモリ507を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジック等により画像データの回転等を行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、プロッタ531およびスキャナ532との間でPCIバスを介したデータ転送を行うPCIユニットとから構成される。ASIC506には、例えば、PCIバスを介してFCU520、プロッタ531、およびスキャナ532が接続される。また、ASIC506は、図示しないホストPC(Personal Computer)およびネットワーク等にも接続されている。
ローカルメモリ507は、コピー用画像バッファおよび符号バッファとして用いるメモリである。
補助記憶装置508は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、SD(Secure Digital)カードまたはフラッシュメモリ等の記憶装置であり、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、およびフォームの蓄積等を行うためのストレージである。
なお、上述のMFP10のプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(補助記憶装置508等)に記録されて流通されるようにしてもよい。
また、図2に示すMFP10のハードウェア構成は、一例であり、すべての構成機器を備えている必要はなく、また、他の構成機器を備えているものとしてもよい。
(スマートフォンのハードウェア構成)
図3は、実施形態に係るスマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、スマートフォン40のハードウェア構成について説明する。
図3に示すように、スマートフォン40は、CPU701と、ROM702と、RAM703と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)704と、カメラ705、撮像素子I/F706と、加速度・方位センサ707と、メディアI/F709と、GPS(Global Positioning System)受信部711と、を備えている。
CPU701は、スマートフォン40の全体制御を行う演算装置である。ROM702は、CPU701およびIPL(Initial Program Loader)等のCPU701の処理に用いられるプログラムを記憶する不揮発性記憶装置である。RAM703は、CPU701のワークエリアとして使用される揮発性記憶装置である。EEPROM704は、CPU701の制御に従って、スマートフォン用プログラム等の各種データの読み出しまたは書き込みを行う不揮発性記憶装置である。
カメラ705は、CPU701の制御の従って、被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)またはCCD(Charge Coupled Device)等の固体撮像素子を利用した撮像装置である。撮像素子I/F706は、カメラ705の駆動を制御するためのインターフェース回路である。
加速度・方位センサ707は、地磁気を検知する電子磁気コンパス、ジャイロコンパス、または加速度センサ等の各種センサである。
メディアI/F709は、フラッシュメモリ等のメディア708に対するデータの読み出しまたは書き込み(記憶)を制御するためのインターフェース回路である。
GPS受信部711は、GPS衛星からGPS信号を受信する受信回路である。
また、図3に示すように、スマートフォン40は、遠距離通信回路712と、マイク715と、スピーカ716と、音入出力I/F717と、ディスプレイ718と、外部接続機器I/F719と、近距離通信回路720と、タッチパネル721と、を備えている。
遠距離通信回路712は、アンテナ712aを介して、他の機器と通信する回路である。
マイク715は、音を電気信号に変える内蔵型の装置である。スピーカ716は、電気信号を物理振動に変えて音楽および音声等の音を生み出す内蔵型の装置である。音入出力I/F717は、CPU701の制御に従って、マイク715およびスピーカ716との間で音信号の入出力を処理するインターフェース回路である。
ディスプレイ718は、被写体の画像および各種アイコン等を表示する液晶または有機EL(Electro Luminescence)等の表示装置である。
外部接続機器I/F719は、各種の外部機器を接続するためのインターフェース回路である。
近距離通信回路720は、アンテナ720aを介して他の機器と通信するNFC(Near Field Communication)またはBluetooth(登録商標)等の通信回路である。
タッチパネル721は、利用者がディスプレイ718をタッチ操作することにより、スマートフォン40を操作する入力装置である。
上述の各装置は、図3に示すように、アドレスバスおよびデータバス等のバス710によって互いに通信可能に接続されている。
なお、図3に示すスマートフォン40のハードウェア構成は、一例であり、すべての構成機器を備えている必要はなく、また、他の構成機器を備えているものとしてもよい。
(サーバのハードウェア構成)
図4は、実施形態に係るサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、サーバ20のハードウェア構成について説明する。
図3に示すように、サーバ20は、CPU601と、ROM602と、RAM603と、補助記憶装置605と、メディアドライブ607と、ディスプレイ608と、ネットワークI/F609と、キーボード611と、マウス612と、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブ614と、を備えている。
CPU601は、サーバ20全体の動作を制御する演算装置である。ROM602は、サーバ20用のプログラムを記憶している不揮発性記憶装置である。RAM603は、CPU601のワークエリアとして使用される揮発性記憶装置である。
補助記憶装置605は、各種データおよびプログラム等を記憶するHDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。メディアドライブ607は、CPU601の制御に従って、フラッシュメモリ等の記録メディア606に対するデータの読み出しおよび書き込みを制御する装置である。
ディスプレイ608は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字または画像等の各種情報を表示する液晶または有機EL等によって構成された表示装置である。
ネットワークI/F609は、ネットワークNを利用してMFP10、オペレータPC30およびスマートフォン40等の外部装置とデータを通信するためのインターフェースである。ネットワークI/F609は、例えば、イーサネットに対応し、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)等に準拠した通信が可能なNIC(Network Interface Card)等である。
キーボード611は、文字、数字、各種指示の選択、およびカーソルの移動等を行う入力装置である。マウス612は、各種指示の選択および実行、処理対象の選択、ならびにカーソルの移動等を行うための入力装置である。
DVDドライブ614は、着脱自在な記憶媒体の一例としてのDVD-ROMまたはDVD-R(Digital Versatile Disk Recordable)等のDVD613に対するデータの読み出しおよび書き込みを制御する装置である。
上述のCPU601、ROM602、RAM603、補助記憶装置605、メディアドライブ607、ディスプレイ608、ネットワークI/F609、キーボード611、マウス612およびDVDドライブ614は、アドレスバスおよびデータバス等のバスライン610によって互いに通信可能に接続されている。
なお、図4に示したサーバ20のハードウェア構成は一例を示すものであり、図4に示した構成要素を全て含む必要はなく、または、その他の構成要素を含むものとしてもよい。
また、オペレータPC30のハードウェア構成についても、図4に示したハードウェア構成に準じる。
(情報処理システムの機能ブロックの構成および動作)
図5は、実施形態に係る情報処理システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。図6は、顧客管理情報の一例を示す図である。図7は、コール受付状態情報の一例を示す図である。図5~図7を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1の機能ブロックの構成および動作について説明する。
図5に示すように、MFP10は、通信部101と、入力部102と、コード生成部103(収集部、第1生成部)と、表示制御部105(選択部の一例)と、表示部106と、を有する。
通信部101は、ネットワークNを介して、サーバ20とデータ通信を行う機能部である。通信部101は、図2に示すネットワークI/F504b、およびCPU501によりプログラムが実行されることによって実現される。
入力部102は、ユーザの操作入力を受け付ける機能部である。入力部102は、図2に示す操作表示部510の入力機能によって実現される。
コード生成部103は、MFP10の機器情報を収集して、当該機器情報をエンコードして二次元コード(例えばQRコード等)を生成する機能部である。
ここで、機器情報としては、例えば、MFP10を一意に識別するためのIDである機番情報、そのときのMFP10の各種状態(操作状態等)を示す機器状態情報、発生しているエラーを示すエラーコード、そのときの操作表示部510に表示されている画面のキャプチャ画像(画面情報)、MFP10の各種動作の履歴を示す履歴情報等が挙げられる。機器情報は、これらのうち少なくともいずれかを含むものとする。機器情報としての各種情報は、例えば、システムメモリ502、ローカルメモリ507および補助記憶装置508のうち少なくともいずれかに記憶されている。
機器状態情報としては、MFP10内部で紙詰まりが発生した場合の残紙箇所を示すジャム発生個所情報、MFP10の異常状態を示すSCコード、現在操作表示部510に表示されている機能(コピー機能、スキャン機能、プリンタ機能、ファックス機能等)を示す表示中アプリ情報、MFP10内部で現在、動作しているジョブを示す動作中ジョブID等がある。この機器状態情報は、MFP10の内部動作に応じてリアルタイムに書き換えられる。
履歴情報としては、MFP10で実行されたコピー機能、スキャン機能、プリンタ機能およびファックス機能のジョブの結果を示すジョブ履歴、ユーザが操作表示部510でMFP10に対して指示した履歴を示すパネル操作履歴、MFP10の内部情報(例えば文書ファイル等)をネットワークN上から参照された履歴を示すアクセス履歴等がある。これらの履歴情報は、例えば補助記憶装置508に保存されており、容量が所定の閾値を超えた場合、古い履歴情報から自動的に削除されるものとすればよい。
なお、コード生成部103が生成する二次元コードとして本実施形態ではQRコードを例にして説明するが、二次元コードはQRコードに限定されるものではなく、例えば、スタック型の二次元コードとしてのPDF417もしくはCODE49等、または、マトリクス型の二次元コードとしてのDataMatrixもしくはVeriCode等であってもよい。
コード生成部103は、例えば、図2に示すCPU501によりプログラムが実行されることによって実現される。
表示制御部105は、表示部106に対して操作画面等の各種画面の表示制御を行う機能部である。表示制御部105は、例えば、図2に示すCPU501によりプログラムが実行されることによって実現される。
表示部106は、表示制御部105による制御に従って、各種画面を表示する機能部である。表示部106は、図2に示す操作表示部510の表示機能によって実現される。
なお、図5に示すMFP10の各機能部のうちソフトウェア(プログラム)が実行されることにより実現される機能部は、少なくともその一部が、FPGA(Field-Programmable Gate Array)またはASIC等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
また、図5に示すMFP10の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5に示すMFP10で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5に示すMFP10で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
図5に示すように、スマートフォン40は、通信部401と、撮像部402(読取部)と、デコード部403(復号化部)と、メール作成部404と、メール送信部405(第1送信部)と、を有する。
通信部401は、ネットワークNを介して、サーバ20とデータ通信を行う機能部である。通信部401は、図3に示す遠距離通信回路712、およびCPU701によりプログラムが実行されることによって実現される。
撮像部402は、カメラ705により撮像された撮像画像を読み込む機能部である。具体的には、撮像部402は、後述するように、MFP10の機器情報等がエンコードされ表示部106に表示されたQRコードの撮像画像を読み込む。撮像部402は、例えば、図3に示すCPU701によりプログラムが実行されることによって実現される。
デコード部403は、撮像部402により読み込まれたQRコードをデコードし、機器情報等を含む情報(以下、QRコード情報と称する場合がある)(復号化情報)を得る機能部である。デコード部403は、例えば、図3に示すCPU701によりプログラムが実行されることによって実現される。
メール作成部404は、デコード部403によりデコードされたQRコード情報を添付したメールを作成する機能部である。メール作成部404は、例えば、図3に示すCPU701によりプログラムが実行されることによって実現される。
メール送信部405は、メール作成部404により作成されたメールを、通信部401を介してサーバ20へ送信する機能部である。メール送信部405は、例えば、図3に示すCPU701によりプログラムが実行されることによって実現される。
なお、図5に示すスマートフォン40の各機能部のうちソフトウェア(プログラム)が実行されることにより実現される機能部は、少なくともその一部が、FPGAまたはASIC等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
また、図5に示すスマートフォン40の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5に示すスマートフォン40で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5に示すスマートフォン40で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
図5に示すように、サーバ20は、通信部201と、コール処理部202(振分部)と、受付状態生成部203(第2生成部)と、情報管理部204(第2送信部)と、記憶部205と、メール受信部206と、機番情報特定部207(第1特定部)と、登録番号特定部208(第2特定部)と、アドレス特定部209(第3特定部)と、メール転送部210(転送部)と、を有する。
通信部201は、ネットワークNを介して、MFP10およびスマートフォン40とデータ通信を行う機能部である。また、通信部201は、イントラネットINを介して、オペレータPC30とデータ通信を行う機能部である。通信部201は、図4に示すネットワークI/F609、およびCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
コール処理部202は、ユーザから公衆回線を介した電話、またはインターネットを介したインターネット電話等により問い合わせ(コール)があった場合、所定のオペレータのPC(オペレータPC30)へ取り次ぐ機能部である。コール処理部202は、例えば、図4に示すCPU601によりプログラム(例えばBX(Private Branch eXchange)機能)が実行されることによって実現される。
受付状態生成部203は、コール処理部202によりユーザからの問い合わせがオペレータPC30へ取り次がれた場合、当該問い合わせに対応するコール受付状態情報を生成する機能部である。
ここで、コール受付状態情報とは、ユーザ(顧客)からの問い合わせの各種内容を登録・保存するための情報であり、例えば、図7に示すような内容を含む情報である。すなわち、コール受付状態情報は、ユーザからの問い合わせが受け付けられる度に、受付状態生成部203により新規に生成される。コール受付状態情報は、例えば図7に示すような情報が関連付けられており、これらの情報には、ユーザからの問い合わせ(コール)があった時点(すなわち新規にコール受付状態情報が生成される時点)で自動的に登録される情報と、コール処理部202により取り次がれたオペレータが手動で登録する情報とが含まれる。コール受付状態情報の生成時に自動的に登録される情報としては、問い合わせを一意に識別する受付番号、問い合わせを受け付けた日時を示す受付日時、サーバ20へかかってきたユーザの電話の電話番号を示す受付TEL、問い合わせの対応に割り振られたオペレータの名前を示す担当オペレータ名、および、当該オペレータが使用しているオペレータPC30のメールアドレスを示すオペレータPCアドレスがある。また、問い合わせが取り次がれたオペレータが手動で登録する情報としては、問い合わせをしてきたユーザに対して電話で確認した当該ユーザの名前であるお問い合わせお客様名、および、当該ユーザに対して電話で確認した機番情報を基に後述する図6に示す顧客管理情報を参照して特定した登録番号がある。
なお、上述のお問い合わせお客様名と、後述する図6に示す顧客管理情報の顧客名は、同一人物が電話してくるとは限らないため、両者が不一致であっても問題はないものとする。ただし、問い合わせをしてきたユーザから聞き出した機番情報を基に、オペレータが顧客管理情報を参照しようとした際、該当する顧客管理情報が見つからなかった場合は、顧客から伝えられた機番情報が誤りである可能性があるため、オペレータは顧客に対して機番情報の再度の確認を促すことになる。
受付状態生成部203は、例えば、図4に示すCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
情報管理部204は、オペレータPC30からの参照要求に応じて、記憶部205に記憶されている顧客管理情報、および受付状態生成部203により生成されたコール受付状態情報を、通信部201を介してオペレータPC30へ送信する機能部である。情報管理部204は、例えば、図4に示すCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
記憶部205は、図6に示す顧客管理情報(第1管理情報の一例)、および図7に示すコール受付状態情報(第2管理情報の一例)等の各種情報を記憶する機能部である。
ここで、顧客管理情報は、契約した顧客に関する内容を管理・保存するための情報であり、例えば、図6に示すように、登録情報、顧客ID、顧客名、顧客住所、顧客TEL、設置機器、機番情報および機器アドレスを含み、それぞれを関連付けて管理する情報である。顧客管理情報は、顧客と新規に契約を結んだ際に新規に作成される。登録番号は、当該顧客管理情報を一意に識別する識別番号であり、契約した機器毎に個別の番号が割り振られる。例えば、仮に同一の顧客が複数の機器を契約した場合は、機器ごとに顧客管理情報が作成され、異なる登録番号によって管理される。顧客IDは、契約した顧客を一意に識別するための固有情報である。顧客名は、契約した顧客の会社名または担当者の名前である。顧客住所は、契約した機器の設置場所を示す住所である。なお、顧客住所は、同一の顧客であっても、異なる機器であれば設置場所が異なれば、異なる場合があり得る。顧客TELは、顧客側の担当者の電話番号である。なお、顧客の担当者(ユーザ)がコールセンタへ問合わせの電話をかける際、必ずしも当該顧客TELからの電話である必要はないが、コールセンタ側から当該担当者へ電話をかける際は、この顧客TELに電話をすることになる。設置機器は、契約した機器のモデル名である。機番情報は、契約した機器の製造素性を特定するための情報であり、同一の機器モデルであれば、当該機器を一意に識別する情報となる。機器アドレスとは、契約した機器が外部のネットワークNと接続する際のインターネットメールアドレスである。
記憶部205は、図4に示す補助記憶装置605によって実現される。
メール受信部206は、スマートフォン40から送信されたQRコード情報が添付されたメールを、通信部201を介して受信する機能部である。メール受信部206は、例えば、図4に示すCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
機番情報特定部207は、メール受信部206により受信されたメールに添付されているQRコード情報から、機番情報(第1識別情報の一例)を特定する機能部である。機番情報特定部207は、例えば、図4に示すCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
登録番号特定部208は、記憶部205に記憶されている顧客管理情報を参照し、機番情報特定部207により特定された機番情報に対応する登録番号(第2識別情報の一例)を特定する機能部である。登録番号特定部208は、例えば、図4に示すCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
アドレス特定部209は、受付状態生成部203により生成されたコール受付状態情報を参照し、登録番号特定部208により特定された登録番号に対応するオペレータPCアドレス(オペレータ識別情報の一例)を特定する機能部である。すなわち、アドレス特定部209は、登録番号からオペレータを特定することになる。アドレス特定部209は、例えば、図4に示すCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
メール転送部210は、メール受信部206により受信されたメールを、アドレス特定部209により特定されたオペレータPCアドレスに基づいてオペレータPC30へ転送する機能部である。メール転送部210は、例えば、図4に示すCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
なお、コール処理部202の機能は、サーバ20とは別のサーバが備えるものとし、問い合わせを各オペレータに取り次ぐ(振り分ける)機能を当該別のサーバが有するものとしてもよい。
また、図5に示すサーバ20の各機能部のうちソフトウェア(プログラム)で実現される機能部は、少なくともその一部が、FPGAまたはASIC等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
また、図5に示すサーバ20の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5に示すサーバ20で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5に示すサーバ20で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
図5に示すように、オペレータPC30は、通信部301と、入力部302と、メール受信部303と、表示制御部304と、表示部305と、を有する。
通信部301は、イントラネットINを介して、サーバ20とデータ通信を行う機能部である。通信部301は、図4に示すネットワークI/F609、およびCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
入力部302は、オペレータの操作入力を受け付ける機能部である。入力部302は、例えば、図4に示すキーボード611およびマウス612によって実現される。
メール受信部303は、サーバ20から転送されたQRコード情報が添付されたメールを、通信部301を介して受信する機能部である。メール受信部303は、例えば、図4に示すCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
表示制御部304は、表示部305に対して各種画面の表示制御を行う機能部である。表示制御部304は、例えば、図4に示すCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
表示部305は、表示制御部105による制御に従って、各種画面を表示する機能部である。表示部305は、図4に示すディスプレイ608によって実現される。
なお、図5に示すオペレータPC30の各機能部のうちソフトウェア(プログラム)で実現される機能部は、少なくともその一部が、FPGAまたはASIC等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
また、図5に示すオペレータPC30の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5に示すオペレータPC30で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5に示すオペレータPC30で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
(ユーザの問い合わせから情報送信ボタン押下指示までの動作)
図8は、実施形態に係る情報処理システムにおけるユーザの問い合わせから情報送信ボタンの押下指示までの動作の流れの一例を示すフローチャートである。図9は、実施形態に係る情報処理システムにおけるユーザの問い合わせから情報送信ボタンの押下指示までの動作の概要を説明する図である。図8および図9を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1のユーザの問い合わせから情報送信ボタン押下指示までの動作について説明する。
<ステップS11>
顧客であるユーザは、MFP10の異常または不具合等が発生した場合、電話またはインターネット電話等によりコールセンタへ問い合わせ(コール)をする。そして、ステップS12へ移行する。
<ステップS12>
サーバ20のコール処理部202は、ユーザから公衆回線を介した電話、またはインターネットを介したインターネット電話等により問い合わせ(コール)を受けた場合、所定のオペレータのPC(オペレータPC30)へ取り次ぐ(振り分ける)。そして、ステップS13へ移行する。
<ステップS13>
サーバ20の受付状態生成部203は、コール処理部202によりユーザからの問い合わせがオペレータPC30へ取り次がれた(振り分けられた)場合、当該問い合わせに対応するコール受付状態情報を生成する。具体的には、受付状態生成部203は、図7に示すコール受付状態情報の各情報のうち、受付番号を発行して登録し、問い合わせを受け付けた日時を示す受付日時、サーバ20へかかってきたユーザの電話の電話番号を示す受付TEL、問い合わせの対応に割り振られたオペレータの名前を示す担当オペレータ名、および、当該オペレータが使用しているオペレータPC30のメールアドレスを示すオペレータPCアドレスを自動的に登録する。そして、ステップS14へ移行する。
<ステップS14>
そして、サーバ20から問い合わせを取り次がれたオペレータPC30のオペレータは、ユーザから使用している機器(ここではMFP10)の機番情報を聞き取る(図9の(1-1))。そして、ステップS15へ移行する。
<ステップS15>
そして、オペレータは、オペレータPC30の入力部302を介して、聞き取りした機番情報を入力し、サーバ20に対して、聞き取りした機番情報が登録されている顧客管理情報、およびステップS13で生成されたコール受付状態情報を表示部305に表示させる。具体的には、オペレータPC30の通信部301は、入力部302に対するオペレータの操作に従って入力された機番情報が登録されている顧客管理情報、およびコール受付状態情報の参照要求を、サーバ20へ送信する。そして、サーバ20の情報管理部204は、通信部201により受信された当該参照要求に応じて、記憶部205から当該機番情報が登録されている顧客管理情報、およびコール受付状態情報を検索し(図9の(1-2))、検索した顧客管理情報およびコール受付状態情報を、通信部201を介してオペレータPC30へ送信する。そして、オペレータPC30の表示部305は、通信部301により受信された顧客管理情報およびコール受付状態情報を、表示部305に表示させる。
次に、オペレータは、表示部305に表示された顧客管理情報から機番情報に対応する登録番号を確認する(図9の(1-3))。そして、ステップS16へ移行する。
<ステップS16>
そして、オペレータは、入力部302に対する操作によって、確認した登録番号を、表示部305に表示されているコール受付状態情報に登録する。入力部302により登録された登録番号は、サーバ20の記憶部205に記憶されているコール受付状態情報へ反映される。そして、ステップS17へ移行する。
<ステップS17>
そして、オペレータは、顧客管理情報においてユーザから聞き取りをした機番情報に対応する顧客名、顧客住所および設置機器等を確認し、当該ユーザに対してこれらの内容が正しいことを確認する。これによって、問い合わせ中のユーザが、顧客管理情報に正規に登録されていることが保証される。その後、オペレータは、当該ユーザに対して、MFP10の操作表示部510に対する操作等について指示を出す。そして、オペレータは、操作表示部510に対する操作の指示により、後述する図13に示す操作画面1000を表示させ、当該操作画面1000の情報送信ボタン1001への押下操作を指示する(図9の(1-4))。以上により、ユーザの問い合わせから情報送信ボタン押下指示までの動作が終了する。
(データ収集からメール送信までの動作)
図10は、実施形態に係る情報処理システムにおける情報送信ボタン押下からメール送信までの動作の流れの一例を示すフローチャートである。図11は、実施形態に係る情報処理システムにおけるデータ収集からメール送信までの動作の概要を説明する図である。図10および図11を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1のデータ収集からメール送信までの動作について説明する。
<ステップS21>
MFP10のユーザは、コールセンタのオペレータの指示に従って、操作表示部510に表示された後述の図13に示す操作画面1000の情報送信ボタン1001を押下する。そして、ステップS22へ移行する。
<ステップS22>
すると、MFP10の表示制御部105は、操作表示部510に、後述の図14に示すQRコード情報選択ダイアログボックス1002を表示させる。MFP10のユーザは、入力部102を介して、QRコード情報選択ダイアログボックス1002で示された情報の中から必要な情報を選択操作する。表示制御部105は、QRコード情報選択ダイアログボックス1002で選択された情報の内容を受け取る。なお、MFP10のユーザは、コールセンタのオペレータの指示に従って、当該必要な情報を選択操作するものとしてよい。そして、ステップS23へ移行する。
<ステップS23>
そして、MFP10のコード生成部103は、表示制御部105により表示されたQRコード情報選択ダイアログボックス1002で選択された各種情報を、機器情報として収集する(図11の(2-1))。そして、ステップS24へ移行する。
<ステップS24>
そして、コード生成部103は、収集した機器情報をエンコードしてQRコードを生成する(図11の(2-2))。そして、ステップS25へ移行する。
<ステップS25>
そして、MFP10の表示制御部105は、コード生成部103により生成されたQRコードを表示部106に表示させる。そして、ステップS26へ移行する。
<ステップS26>
次に、ユーザは、スマートフォン40を用いて、MFP10の表示部106に表示されたQRコードを撮像して読み込む。具体的には、スマートフォン40の撮像部402は、ユーザによる操作に従ってカメラ705により撮像されたQRコードの画像を読み込む。そして、スマートフォン40のデコード部403は、撮像部402により読み込まれたQRコードをデコードし、機器情報等を含むQRコード情報を得る。そして、ステップS27へ移行する。
<ステップS27>
次に、スマートフォン40のメール作成部404は、デコード部403によりデコードされたQRコード情報を添付したメールを作成する(図11の(2-3))。そして、ステップS28へ移行する。
<ステップS28>
そして、スマートフォン40のメール送信部405は、メール作成部404により作成されたメールを、通信部401を介してサーバ20へ送信する(図11の(2-4))。以上により、データ収集からメール送信までの動作が終了する。
次に、図12~図16を参照しながら、データ収集からメール送信までの動作について、データの流れに着目した詳細な内容について説明する。
図12は、実施形態に係る情報処理システムにおけるデータ収集からメール送信までの動作の流れの一例を示すシーケンス図である。図13は、実施形態に係るMFPに表示される操作画面の一例を示す図である。図14は、実施形態に係るMFPに表示される操作画面でのQRコード情報選択ダイアログボックスの表示例を示す図である。図15は、実施形態に係るMFPに表示される操作画面でのQRコード表示ダイアログボックスの表示例を示す図である。図16は、実施形態に係るMFPに表示される操作画面での異常メッセージの表示例を示す図である。
<ステップS31>
MFP10のユーザは、コールセンサのオペレータの指示に従って、操作表示部510(入力部102)に表示された図13に示す操作画面1000の情報送信ボタン1001を押下する。図13に示すように、操作画面1000は、例えばスキャナ機能により読み取った原稿データをメール送信するアプリケーションの画面であり、情報送信ボタン1001を含む。情報送信ボタン1001は、機器情報を収集してコールセンタへメール送信するためのQRコードを生成して表示させるためのボタンである。
<ステップS32>
MFP10の入力部102は、操作画面100の情報送信ボタン1001の押下に応じて、QRコードにエンコードする機器情報を選択するための画面の表示を要求する選択画面表示要求を、表示制御部105へ送る。
<ステップS33>
MFP10の表示制御部105は、選択画面表示要求を受け取ると、図14に示すQRコード情報選択ダイアログボックス1002を表示部106に表示させる。
図14に示すQRコード情報選択ダイアログボックス1002は、QRコードにエンコードする機器情報を選択するためのダイアログボックスである。QRコード情報選択ダイアログボックス1002は、情報選択チェックボックス1002aと、OKボタン1002bと、キャンセルボタン1002cと、を含む。
情報選択チェックボックス1002aは、QRコードにエンコードする機器情報として選択する情報ごとのチェックボックスである。図14に示すQRコード情報選択ダイアログボックス1002の例では、機器情報として選択できる情報として、画面情報(キャプチャ情報)、操作状態(機器状態情報の一例)、機番情報、エラーコード、および履歴情報に対応するチェックボックスが表示されている。
OKボタン1002bは、情報選択チェックボックス1002aで選択された情報を機器情報に含めることを決定するためのボタンである。キャンセルボタン1002cは、情報選択チェックボックス1002aによる機器情報に含める情報の選択操作をキャンセルするためのボタンである。
なお、QRコード情報選択ダイアログボックス1002に表示されている機番情報は、QRコードにエンコードする情報として必須な情報であるため、QRコード情報選択ダイアログボックス1002には表示せず機器情報にデフォルトで含めるものとしてもよく、または、QRコード情報選択ダイアログボックス1002には表示させるものの、情報選択チェックボックス1002aにおける選択状態の変更を不可とするものとしてもよい。
MFP10のユーザは、入力部102を介して、QRコード情報選択ダイアログボックス1002で示された情報の中から必要な情報に対応する情報選択チェックボックス1002aに対して選択操作を行い、OKボタン1002bを押下する。
<ステップS34>
すると、表示制御部105は、QRコード情報選択ダイアログボックス1002においてどの情報が選択されたのかを示す選択情報と共に、QRコードの生成を要求するコード生成要求を、コード生成部103へ送る。
<ステップS35>
コード生成部103は、選択情報およびコード生成要求を受け取ると、当該選択情報が示す情報を機器情報として収集する。例えば、コード生成部103は、選択情報において履歴情報が選択されたことが示されている場合、補助記憶装置508を参照して、上述したジョブ履歴、パネル操作履歴およびアクセス履歴等の情報を収集する。
<ステップS36>
そして、コード生成部103は、受け取ったコート生成要求に従って、収集した機器情報をエンコードしてQRコードを生成する。このとき、何らかの理由により、コード生成部103によるQRコードの生成に失敗した場合、ステップS37へ移行し、生成に成功した場合、ステップS39へ移行する。
<ステップS37、S38>
コード生成部103は、QRコードの生成に失敗した旨を示すQRコード生成応答を、表示制御部105へ送る。そして、表示制御部105は、当該QRコード生成応答の内容を表示部106に表示して、ユーザに対してQRコードの生成に失敗したことを通知する。例えば、表示制御部105は、当該QRコード生成応答の内容として、図16に示すように、操作画面1000に、QRコードの生成の失敗の旨を示す異常メッセージ1004を表示させる。以上により、データ収集からメール送信までの動作が終了する。
この場合、ユーザは、QRコードの生成に失敗した旨をオペレータに伝え、当該オペレータの指示に従うものとすればよい。
<ステップS39、S40>
表示制御部105は、図15に示すように、操作画面1000に、コード生成部103により生成されたQRコードを表示するQRコード表示ダイアログボックス1003を表示させる。
<ステップS41>
次に、ユーザは、スマートフォン40を用いて、MFP10の表示部106に表示されたQRコードを撮像して読み込む。具体的には、スマートフォン40の撮像部402は、ユーザによる操作に従ってカメラ705により撮像されたQRコードの画像を読み込む。
<ステップS42>
そして、撮像部402は、読み込んだQRコードの画像と共に、当該QRコードのデコードを要求するデコード要求を、デコード部403へ送る。
<ステップS43>
デコード部403は、受け取ったデコード要求に従って、撮像部402により読み込まれたQRコードをデコードし、機器情報等を含むQRコード情報を得る。
<ステップS44>
そして、デコード部403は、デコードしたQRコード情報と共に、コールセンタへ送信するためのメールの作成を要求するメール作成要求を、メール作成部404へ送る。
<ステップS45>
メール作成部404は、受け取ったメール作成要求に従って、デコード部403によりデコードされたQRコード情報を添付したメールを作成する。
<ステップS46>
そして、メール作成部404は、作成したメールと共に、オペレータPC30へのメール送信を要求するメール送信要求を、メール送信部405へ送る。
<ステップS47>
メール送信部405は、受け取ったメール送信要求に従って、QRコード情報が添付されたメールを、通信部401を介してサーバ20へ送信する。以上により、データ収集からメール送信までの動作が終了する。
(スマートフォンから受信したメールをオペレータPCへ転送する動作)
図17は、実施形態に係る情報処理システムにおけるスマートフォンから受信したメールをオペレータPCへ転送する動作の流れの一例を示すフローチャートである。図18は、実施形態に係る情報処理システムにおけるスマートフォンから受信したメールをオペレータPCへ転送する動作の概要を説明する図である。図17および図18を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1のスマートフォン40から受信したメールをオペレータPC30へ転送する動作について説明する。
<ステップS51>
サーバ20のメール受信部206は、スマートフォン40から送信されたQRコード情報が添付されたメールを、通信部201を介して受信する(図18の(3-1))。そして、ステップS52へ移行する。
<ステップS52>
サーバ20の機番情報特定部207は、メール受信部206により受信されたメールに添付されているQRコード情報から、機番情報を特定する(図18の(3-2))。そして、ステップS53へ移行する。
<ステップS53>
サーバ20の登録番号特定部208は、記憶部205に記憶されている、機番情報特定部207により特定された機番情報を含む顧客管理情報を参照し、当該顧客管理情報から当該機番情報に対応する登録番号を特定する(図18の(3-3))。そして、ステップS54へ移行する。
<ステップS54>
サーバ20のアドレス特定部209は、受付状態生成部203により生成されたコール受付状態情報を参照し、登録番号特定部208により特定された登録番号に対応するオペレータPCアドレスを特定する(図18の(3-4))。そして、ステップS55へ移行する。
<ステップS55>
サーバ20のメール転送部210は、メール受信部206により受信されたQRコード情報が添付されたメールを、アドレス特定部209により特定されたオペレータPCアドレスに基づいてオペレータPC30へ転送する(図18の(3-5))。これによって、オペレータは、転送されたメールに添付されているQRコード情報を参照することにより、MFP10の機器情報を確認することができ、MFP10の状態を迅速かつ正確に把握することができる。そして、オペレータは、QRコード情報の内容を確認して、MFP10の状態に応じた対応方法をMFP10のユーザに伝える。以上により、スマートフォン40から受信したメールをオペレータPC30へ転送する動作が終了する。
以上のように、顧客であるユーザは機器(ここではMFP10)の専門的な知識がなくても、簡単な操作により機器側の情報をコールセンタのオペレータへ伝えることができ、その結果、オペレータは、ユーザからの問い合わせに対して迅速かつ正確なアドバイスおよび回答を行うことが可能となり、かつ、その問い合わせに対する回答の作業時間を短縮することができる。すなわち、ユーザは、自身でMFP10の状態(ジャム発生個所、SCコード等)を調べたり、コールセンタのメールアドレスを調べて当該メールアドレスに対してメールを送信するというような面倒な作業が必要なくなる。また、QRコード情報は、上述のQRコード情報選択ダイアログボックス1002において必要な情報として選択された機器情報を含むので、コールセンタが必要とする情報を送信することができる。
なお、ユーザへの情報送信ボタン1001の押下の指示は、任意のタイミングで何度でも行ってもよく、例えばオペレータがユーザに対して操作表示部510への操作指示、および機器(ここではMFP10)に対する何らかの作業(例えば紙詰まり除去等)を促しながら、その都度、ユーザに対して情報送信ボタン1001の押下を指示することにより、オペレータがリアルタイムに機器の情報を正確に入手することができる。
次に、図19を参照しながら、スマートフォン40から受信したメールをオペレータPC30へ転送する動作について、データの流れに着目した詳細な内容について説明する。
図19は、実施形態に係る情報処理システムにおけるスマートフォンから受信したメールをオペレータPCへ転送する動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
<ステップS61、S62>
スマートフォン40のメール送信部405は、MFP10の表示部106に表示されたQRコードからデコードされたQRコード情報を添付したメールを、通信部401を介してサーバ20へ送信する。
<ステップS63、S64>
サーバ20のメール受信部206は、スマートフォン40から送信されたQRコード情報が添付されたメールを、通信部201を介して受信する。そして、メール受信部206は、受信したQRコード情報が添付されたメールを、機番情報特定部207へ送る。
<ステップS65、S66>
機番情報特定部207は、メール受信部206から受け取ったメールに添付されたQRコード情報から、機番情報を特定する。そして、機番情報特定部207は、特定した機番情報を、登録番号特定部208へ送る。
<ステップS67、S68>
登録番号特定部208は、記憶部205に記憶されている、機番情報特定部207により特定された機番情報を含む顧客管理情報を参照し、当該顧客管理情報から当該機番情報に対応する登録番号を特定する。具体的には、登録番号特定部208は、機番情報特定部207により特定された機番情報と共に、登録番号を要求するための登録番号用要求を、記憶部205へ送る。そして、記憶部205は、当該登録番号要求に従って、機番情報を含む顧客管理情報から当該機番情報に対応する登録番号を抽出し、応答として当該登録番号を登録番号特定部208へ返す。
なお、登録番号特定部208により登録番号を特定することができなかった場合、未登録の機器についてのメールが受信されたと判断され、異常終了とし、オペレータPC30へのメールの転送は実行されないものとすればよい。
<ステップS69>
登録番号特定部208は、特定した登録番号を、アドレス特定部209へ送る。
<ステップS70、S71>
アドレス特定部209は、受付状態生成部203により生成されたコール受付状態情報を参照し、登録番号特定部208により特定された登録番号に対応するオペレータPCアドレスを特定する。具体的には、アドレス特定部209は、登録番号特定部208により特定された登録番号と共に、転送先のアドレスを要求するためのコール受付状態要求を、記憶部205へ送る。そして、記憶部205は、当該コール受付状態要求に従って、コール受付状態情報から当該登録番号に対応するオペレータPCアドレスを抽出し、応答として当該オペレータPCアドレスをアドレス特定部209へ返す。
<ステップS72>
アドレス特定部209は、特定したオペレータPCアドレス、および登録番号特定部208により特定された登録番号を含むメール転送指示を、メール転送部210へ送る。
<ステップS73、S74>
メール転送部210は、受け取ったメール転送指示に従って、記憶部205に記憶されている顧客管理情報を参照し、当該メール転送指示に含まれている登録番号に対応する機器アドレスを取得する。具体的には、メール転送部210は、メール転送指示に含まれている登録番号と共に、機器アドレスを要求するための機器アドレス要求を、記憶部205へ送る。そして、記憶部205は、当該機器アドレス要求に従って、顧客管理情報から、当該登録番号に対応する機器アドレスを抽出し、応答として当該機器アドレスをメール転送部210へ返す。
<ステップS75>
メール転送部210は、取得した機器アドレスと共に、MFP10により送信されたメールを要求するためのメール要求を、メール受信部206へ送る。
<ステップS76>
メール受信部206は、機器アドレスおよびメール要求を受け取ると、保持しているメールの中から、送信元アドレスが当該機器アドレスに一致するメール、すなわちMFP10についてのメールを特定し、当該メール(QRコード情報を含む)を応答としてメール転送部210へ返す。なお、この場合、スマートフォン40から送信されたメールの送信元アドレスとしては、MFP10の機器アドレスが設定されているものとすればよい。そして、メール受信部206は、保持しているメールのうち、応答としてメール転送部210へ送ったメールを破棄する。
<ステップS77>
そして、メール転送部210は、メール受信部206から受け取ったQRコード情報が添付されたメールを、アドレス特定部209により特定されたオペレータPCアドレスに基づいてオペレータPC30へ転送する。この場合、メール転送部210は、メールを転送する場合、当該メールの件名または本文に、ステップS72で受け取った登録番号を記載して、当該メールをオペレータPC30へ転送する。これによって、オペレータPC30のオペレータは、受信したメールの件名または本文において登録番号を確認することができ、当該メールが、対応しているユーザ(顧客)が使用しているMFP10からのメールであることを確認することができる。そして、オペレータは、メールに添付されたQRコード情報の内容を確認して、MFP10の状態に応じた対応方法をMFP10のユーザに伝える。以上により、スマートフォン40から受信したメールをオペレータPC30へ転送する動作が終了する。
上述の図17および図19に示した動作は、サーバ20がスマートフォン40からメールを受信したことをトリガとして、自動的に実行される。
以上のように、本実施形態では、MFP10において、入力部102への操作入力(情報送信ボタン1001の押下)に従い、表示部106に表示されたQRコード情報選択ダイアログボックス1002において、機器情報として必要な情報が選択され、コード生成部103により、MFP10において選択された情報が機器情報として収集され、QRコードが生成され、表示制御部105により、QRコードが表示部106に表示されるものとしている。次に、スマートフォン40の撮像部402によりQRコードの画像が読み込まれ、デコード部403によりQRコードがQRコード情報にデコードされ、メール作成部404により、QRコード情報が添付されたメールが作成され、メール送信部405により、QRコード情報が添付されたメールがサーバ20へ送信される。そして、サーバ20において、メール受信部206によりスマートフォン40からのメールが受信され、機番情報特定部207によりメールに添付されたQRコード情報から機番情報され、登録番号特定部208により、顧客管理情報から、特定された機番情報に対応する登録番号が特定され、アドレス特定部209により、コール受付状態情報から、特定された登録番号に対応するオペレータPCアドレスが特定され、メール転送部210により、特定されたオペレータPCアドレスが示すオペレータPC30へ、メールが転送されるものとしている。このように、QRコード情報は、QRコード情報選択ダイアログボックス1002において必要な情報として選択された機器情報を含むので、コールセンタが必要とする情報を送信することができる。また、問い合わせをしているオペレータのオペレータPC30を特定したうえで、MFP10の機器情報を任意のタイミングで当該オペレータPC30へ送信することができる。また、オペレータは、転送されたメールに添付されているQRコード情報を参照することにより、MFP10の機器情報を確認することでMFP10の状態を迅速かつ正確に把握することができる。そして、顧客であるユーザは機器としてのMFP10の専門的な知識がなくても、簡単な操作により機器側の情報をコールセンタのオペレータへ伝えることができ、その結果、オペレータは、ユーザからの問い合わせに対して迅速かつ正確なアドバイスおよび回答を行うことが可能となり、かつ、その問い合わせに対する回答の作業時間を短縮することができる。
また、上述の実施形態において、MFP10、サーバ20、オペレータPC30およびスマートフォン40の各機能部の少なくともいずれかがプログラムの実行によって実現される場合、そのプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、上述の実施形態において、MFP10、サーバ20、オペレータPC30およびスマートフォン40で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD-R(Compact Disk-Recordable)、またはDVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態において、MFP10、サーバ20、オペレータPC30およびスマートフォン40で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態において、MFP10、サーバ20、オペレータPC30およびスマートフォン40で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、上述の実施形態において、MFP10、サーバ20、オペレータPC30およびスマートフォン40で実行されるプログラムは、上述した各機能部のうち少なくともいずれかを含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上述の記憶装置からプログラムを読み出して実行することにより、上述の各機能部が主記憶装置上にロードされて生成されるようになっている。
1 情報処理システム
10 MFP
20 サーバ
30、30a、30b オペレータPC
40 スマートフォン
101 通信部
102 入力部
103 コード生成部
105 表示制御部
106 表示部
201 通信部
202 コール処理部
203 受付状態生成部
204 情報管理部
205 記憶部
206 メール受信部
207 機番情報特定部
208 登録番号特定部
209 アドレス特定部
210 メール転送部
301 通信部
302 入力部
303 メール受信部
304 表示制御部
305 表示部
401 通信部
402 撮像部
403 デコード部
404 メール作成部
405 メール送信部
500 コントローラ
501 CPU
502 システムメモリ(MEM-P)
503 ノースブリッジ(NB)
504a サウスブリッジ(SB)
504b ネットワークI/F
504c USB I/F
504d セントロニクスI/F
505 AGP
506 ASIC
507 ローカルメモリ(MEM-C)
508 補助記憶装置
510 操作表示部
520 FCU
531 プロッタ
532 スキャナ
601 CPU
602 ROM
603 RAM
605 補助記憶装置
606 記録メディア
607 メディアドライブ
608 ディスプレイ
609 ネットワークI/F
610 バス
611 キーボード
612 マウス
613 DVD
614 DVDドライブ
701 CPU
702 ROM
703 RAM
704 EEPROM
705 カメラ
706 撮像素子I/F
707 加速度・方位センサ
708 メディア
709 メディアI/F
710 バス
711 GPS受信部
712 遠距離通信回路
712a アンテナ
715 マイク
716 スピーカ
717 音入出力I/F
718 ディスプレイ
719 外部機器接続I/F
720 近距離通信回路
720a アンテナ
721 タッチパネル
1000 操作画面
1001 情報送信ボタン
1002 QRコード情報選択ダイアログボックス
1002a 情報選択チェックボックス
1002b OKボタン
1002c キャンセルボタン
1003 QRコード表示ダイアログボックス
1004 異常メッセージ
IN イントラネット
N ネットワーク
特開2008-046932号公報

Claims (11)

  1. 機器と、第1情報処理装置と、サーバと、を有する情報処理システムであって、
    前記機器は、
    入力部に対する操作に従い、前記機器に関する機器情報として収集する情報を選択する選択部と、
    前記選択部により選択された前記機器情報を収集する収集部と、
    前記収集部により収集された前記機器情報を符号化して二次元コードを生成する第1生成部と、
    前記第1生成部により生成された前記二次元コードを表示部に表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記第1情報処理装置は、
    前記表示部に表示された前記二次元コードを読み取る読取部と、
    前記読取部により読み取られた前記二次元コードを復号化して復号化情報を得る復号化部と、
    前記復号化情報を添付したメールを前記サーバへ送信する第1送信部と、
    を備えた情報処理システム。
  2. 前記選択部は、前記入力部に対する操作に従い、前記機器情報として、前記機器を識別する第1識別情報、該機器の状態を示す機器状態情報、および該機器の動作の履歴を示す履歴情報のうち、少なくともいずれかの情報を選択する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記サーバは、
    前記第1送信部により送信されたメールを受信する受信部と、
    前記受信部により受信されたメールを、オペレータの第2情報処理装置へ転送する転送部と、
    を備えた請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記サーバは、
    前記受信部により受信されたメールに添付された前記復号化情報から、前記機器を識別する第1識別情報を特定する第1特定部と、
    少なくとも第1識別情報と、第1管理情報を識別する第2識別情報とを関連付ける前記第1管理情報から、前記第1特定部により特定された第1識別情報に対応する第2識別情報を特定する第2特定部と、
    少なくとも第2識別情報と、オペレータが用いる第2情報処理装置を識別するオペレータ識別情報とを関連付ける第2管理情報から、前記第2特定部により特定された第2識別情報に対応するオペレータ識別情報を特定する第3特定部と、
    をさらに備え、
    前記転送部は、前記第3特定部により特定されたオペレータ識別情報が示す第2情報処理装置に対して、前記受信部により受信されたメールを転送する請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記サーバは、
    前記機器の使用者からの問い合わせを受けた場合に、該問い合わせを第2情報処理装置のオペレータに振り分ける振分部と、
    少なくとも前記振分部により前記問い合わせが振り分けられたオペレータの第2情報処理装置を識別するオペレータ識別情報を登録した前記第2管理情報を生成する第2生成部と、
    をさらに備えた請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記サーバは、前記振分部により前記問い合わせが振り分けられたオペレータが前記機器の使用者から聞き取った第1識別情報を含む前記第1管理情報、および、前記第2生成部により生成された前記第2管理情報を、該オペレータの第2情報処理装置に送信する第2送信部を、さらに備え、
    前記第3特定部は、前記振分部により前記問い合わせが振り分けられたオペレータの第2情報処理装置において、前記第2送信部により送信された前記第1管理情報に基づいて、該オペレータにより聞き取られた第1識別情報に対応する第2識別情報が登録された前記第2管理情報から、前記第2特定部により特定された第2識別情報に対応するオペレータ識別情報を特定する請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記表示制御部は、前記第1生成部による前記二次元コードの生成が失敗した場合、失敗した旨を前記表示部に表示させる請求項1~6のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  8. 前記転送部は、前記第2特定部により特定された第2識別情報を、前記受信部により受信されたメールに付記して転送する請求項4に記載の情報処理システム。
  9. 前記第1生成部は、前記収集部により収集された前記機器情報を符号化して、前記二次元コードとしてQRコード(登録商標)を生成する請求項1~8のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  10. 機器と、第1情報処理装置と、サーバとを有する情報処理システムの情報処理方法であって、
    前記機器の入力部に対する操作に従い、該機器に関する機器情報として収集する情報を選択する選択ステップと、
    選択した前記機器情報を収集する収集ステップと、
    収集した前記機器情報を符号化して二次元コードを生成する生成ステップと、
    生成した前記二次元コードを表示部に表示させる表示ステップと、
    前記第1情報処理装置において、前記表示部に表示された前記二次元コードを読み取る読取部と、
    読み取った前記二次元コードを復号化して復号化情報を得る復号化ステップと、
    前記復号化情報を添付したメールを、前記第1情報処理装置から前記サーバへ送信する送信ステップと、
    を有する情報処理方法。
  11. コンピュータに、
    機器の入力部に対する操作に従い、前記機器に関する機器情報として収集する情報を選択する選択ステップと、
    選択した前記機器情報を収集する収集ステップと、
    収集した前記機器情報を符号化して二次元コードを生成する生成ステップと、
    生成した前記二次元コードを、情報処理装置に読み取らせるために表示部に表示させる表示ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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