JP2022012800A - 研削装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】環状の研削砥石の内側から加工点に研削水をノズルから供給する際に、ノズル位置調整を容易に行えるようにし、また、加工点に研削水を適切に供給可能とする。【解決手段】環状の研削砥石740の中心を軸に回転させるスピンドル70を有し回転する研削砥石740の下面で被加工物を研削する手段7と、保持手段30に保持された被加工物の上面に研削砥石740を接触させた加工点に研削水を供給する手段6と、を備え、研削手段7は、環状のホイール基台741の下面に環状に研削砥石740を配置した研削ホイール74と、スピンドル70の下端に連結し研削ホイール74を装着させる円板状のマウント73とを備え、研削水供給手段6は、研削ホイール74の内側でマウント73の下面に配置し凹球面600を下面に有する円板状の水案内プレート60と、水案内プレート60の凹球面600に向かって水を噴射するノズル62と、を備える研削装置1。【選択図】図2
Description
本発明は、半導体ウェーハ等の被加工物を研削する研削装置に関する。
環状の研削砥石でチャックテーブルの保持面に保持されたウェーハを研削する研削装置は、例えば、特許文献1、特許文献2、又は特許文献3に開示されているように、研削砥石の下面がウェーハに接触する加工点部分に、研削砥石の内側に配設したノズルから噴射した研削水を供給している。
研削時に、環状の研削砥石は、チャックテーブルから水平方向に一部がはみ出すように位置づけられているため、そのはみ出した部分の研削砥石の内側にノズルの噴射口を配置し、噴射口から噴射した研削水が加工点部分に着水するようにノズルを位置調整している。そして、ノズル位置が不適切だとウェーハの被研削面に大きな傷ができるなどの悪影響があるため、時間を多くかけてノズルを適切な位置に調整している。
よって、環状の研削砥石の内側から加工点に研削水を供給する研削水供給手段を備えた研削装置においては、ノズルの位置調整を時間をかけずに容易に行えるようにし、また、加工点に研削水を適切に供給できるようにするという課題がある。
上記課題を解決するための本発明は、被加工物を保持する保持手段と、環状の研削砥石の中心を軸に回転させるスピンドルを有し回転する該研削砥石の下面で被加工物を研削する研削手段と、該保持手段に保持された被加工物の上面に該研削砥石の下面を接触させた加工点に研削水を供給する研削水供給手段と、を備える研削装置であって、該研削手段は、環状のホイール基台の下面に環状に該研削砥石を配置した研削ホイールと、該スピンドルの下端に連結し該研削ホイールを装着させる円板状のマウントとを備え、該研削水供給手段は、該研削ホイールの内側で該マウントの下面に配置し凹球面を下面に有する円板状の水案内プレートと、該水案内プレートの該凹球面にむかって水を噴射するノズルと、を備える研削装置である。
本発明に係る研削装置において、研削水供給手段は、研削ホイールの内側でマウントの下面に配置し凹球面を下面に有する円板状の水案内プレートと、水案内プレートの凹球面にむかって水(研削水)を噴射するノズルと、を備えることで、ノズルから凹球面に噴射した水が凹球面に沿って周方向に周るように流れ加工点に確実に到達するため、ノズルの細かな位置調整を時間をかけて行わなくて済むので、研削水の加工点に対する供給が容易になる。また、ノズルが従来のような、複雑な形状にならないため、部品単価を安くすることができる。
図1に示す研削装置1は、保持手段30上に保持された被加工物90を研削手段7によって研削する装置であり、研削装置1のベース10上の前方(-Y方向側)は、保持手段30に対して被加工物90の着脱が行われる領域であり、ベース10上の後方(+Y方向側)は、保持手段30上に保持された被加工物90の研削が行われる領域である。
なお、本発明に係る研削装置は、研削装置1のような研削手段7が1軸の研削装置に限定されるものではなく、粗研削手段と仕上げ研削手段とを備え、回転するターンテーブルで被加工物90を粗研削手段又は仕上げ研削手段の下方に位置づけ可能な2軸の研削装置等であってもよい。
なお、本発明に係る研削装置は、研削装置1のような研削手段7が1軸の研削装置に限定されるものではなく、粗研削手段と仕上げ研削手段とを備え、回転するターンテーブルで被加工物90を粗研削手段又は仕上げ研削手段の下方に位置づけ可能な2軸の研削装置等であってもよい。
被加工物90は、例えば、シリコン母材等からなる円形の半導体ウェーハであり、図1において下方を向いている被加工物90の表面900は、格子状に区画された領域に複数のデバイスが形成されており、図示しない保護テープが貼着されて保護されている。被加工物90の裏面901は、研削加工が施される被加工面となる。なお、被加工物90はシリコン以外にガリウムヒ素、サファイア、窒化ガリウム、セラミックス、樹脂、又はシリコンカーバイド等で構成されていてもよいし、矩形のパッケージ基板等であってもよい。
被加工物90を保持する図1に示す保持手段30は、例えば、その外形が円形状であり、ポーラス部材等からなり被加工物90を吸着する吸着部300と、吸着部300を支持する枠体301とを備える。吸着部300は図示しない吸引源に連通し、吸着部300の露出面と枠体301の上面とからなる保持面302上で被加工物90を吸引保持する。なお、保持面302は、保持手段30の回転中心を頂点とする極めて緩やかな円錐斜面となっている。
図1に示すように、保持手段30は、カバー39によって囲繞されていると共に、その下方に配設された図示しないテーブル回転手段によってZ軸方向の回転軸を軸に回転可能である。また、保持手段30は、図1に示すカバー39及びカバー39に連結された蛇腹カバー390の下方に配設された図示しない移動手段によってY軸方向に往復移動可能となっている。
保持手段30の移動経路両脇には、図示しないウォーターケースの開口が位置している。ウォーターケースは、被加工物90が研削されることで排出される研削屑を含み保持手段30から流下する加工廃液等を受け止めて、図示しない廃液処理機構へと送る。
保持手段30は、極めて緩やかな円錐斜面である保持面302の傾きを調整する傾き調整手段38によって支持されている。
傾き調整手段38は、例えば、保持手段30の底面の外周側の領域に周方向に等間隔空けて2つ以上設けられている。即ち、例えば該周方向に120度間隔で、2つの傾き調整手段38と、保持手段30を固定する図示しない支持柱とが配設されている。2つの傾き調整手段38は、例えば、電動シリンダやエアシリンダ等である。2つの傾き調整手段38によって保持手段30が上下動することで、保持面302の研削手段7の研削砥石740の研削面(下面)に対する傾きを調整することができる。
傾き調整手段38は、例えば、保持手段30の底面の外周側の領域に周方向に等間隔空けて2つ以上設けられている。即ち、例えば該周方向に120度間隔で、2つの傾き調整手段38と、保持手段30を固定する図示しない支持柱とが配設されている。2つの傾き調整手段38は、例えば、電動シリンダやエアシリンダ等である。2つの傾き調整手段38によって保持手段30が上下動することで、保持面302の研削手段7の研削砥石740の研削面(下面)に対する傾きを調整することができる。
図1に示すベース10上の研削領域には、コラム11が立設されており、コラム11の前面には研削手段7を保持手段30に対して離間又は接近するZ軸方向(鉛直方向)に研削送りする研削送り手段5が配設されている。研削送り手段5は、鉛直方向の軸心を有するボールネジ50と、ボールネジ50と平行に配設された一対のガイドレール51と、ボールネジ50の上端に連結しボールネジ50を回動させるモータ52と、内部のナットがボールネジ50に螺合し側部がガイドレール51に摺接する昇降板53とを備えており、モータ52がボールネジ50を回動させると、これに伴い昇降板53がガイドレール51にガイドされてZ軸方向に往復移動し、昇降板53に固定されている研削手段7がZ軸方向に研削送りされる。
保持手段30に保持された被加工物90を研削する研削手段7は、軸方向がZ軸方向であるスピンドル70と、スピンドル70を回転可能に支持するハウジング71と、スピンドル70を回転駆動するモータ72と、スピンドル70の下端に連結された円板状のマウント73と、マウント73の下面に着脱可能に装着された研削ホイール74と、ハウジング71を支持し研削送り手段5の昇降板53にその側面が固定されたホルダ75とを備える。
図2に示す研削ホイール74は、平面視円環状であり中央に開口744を備えるホイール基台741と、ホイール基台741の下面に環状に配置された略直方体形状の複数の研削砥石740とを備える。研削砥石740は、適宜のバインダー(接着剤)でダイヤモンド砥粒等が固着されて成形されており、主にその下面が研削面となる。環状の研削砥石740の中心とスピンドル70の軸心とは合致している。
マウント73の下面に装着された研削ホイール74の中央の開口744からマウント73の下面が下方に露出した状態になる。
マウント73の下面に装着された研削ホイール74の中央の開口744からマウント73の下面が下方に露出した状態になる。
図1に示すように、研削手段7の下方に位置づけられた保持手段30に隣接する位置には、保持手段30の保持面302に保持された被加工物90の厚みを例えば接触式にて測定する厚み測定手段8が配設されている。
研削装置1は、保持手段30に保持された被加工物90の上面となる裏面901に研削砥石740の下面を接触させた加工点に研削水を供給する研削水供給手段6を備えている。
図1、2に示す研削水供給手段6は、研削ホイール74の内側で開口744から露出したマウント73の下面に配置し凹球面600を下面に有する円板状の水案内プレート60と、水案内プレート60の凹球面600にむかって水を噴射するノズル62と、を備える。
図1、2に示す研削水供給手段6は、研削ホイール74の内側で開口744から露出したマウント73の下面に配置し凹球面600を下面に有する円板状の水案内プレート60と、水案内プレート60の凹球面600にむかって水を噴射するノズル62と、を備える。
図2に示す水案内プレート60の下面の中央に広がる凹球面600は、即ち、マウント73の下面に装着された水案内プレート60の外周側の領域から中央の領域に向かって徐々に高くなっていくような放物曲面である。凹球面600の曲率は、例えば、研削砥石740と凹球面600の外周縁との距離によって適宜な値に設定される。図2に示す例においては、水案内プレート60の下面は凹球面600に加えて凹球面600を囲繞する平面視環状の平坦面602を備えているが、水案内プレート60の下面全面が凹球面600となっていてもよい。
水案内プレート60は、例えば、マウント73の中心と水案内プレート60の中心と合致させた状態で、外周側の領域が図示しない固定ボルトによってマウント73の下面に着脱可能に固定されている。
水案内プレート60は、例えば、マウント73の中心と水案内プレート60の中心と合致させた状態で、外周側の領域が図示しない固定ボルトによってマウント73の下面に着脱可能に固定されている。
例えば、保持手段30とともにY軸方向に往復移動可能なカバー39には、ノズル62を配設するノズル台64が取り付けられている。なお、ノズル62は、カバー39に直に配設されていてもよい。また、保持手段30を移動させる機構が、ターンテーブルであれば、ターンテーブル上にノズル台64及びノズル62が配設されていてもよい。
図1、2に示すノズル62は、例えば、直線状ノズルであり、ノズル台64上に斜め上方を先端の噴射口620が向くように配設されている。そして、ノズル62には、研削水として例えば純水を供給する研削水供給源629が連通している。
以下に、図1に示す研削装置1において、保持手段30に保持された被加工物90を研削する場合の研削装置1の動作について説明する。
着脱領域内において、被加工物90が保持手段30の保持面302上に互いの中心を略合致させた状態で載置される。そして、図示しない吸引源により生み出される吸引力が保持面302に伝達されることにより、保持手段30が保持面302上で被加工物90を吸引保持する。
着脱領域内において、被加工物90が保持手段30の保持面302上に互いの中心を略合致させた状態で載置される。そして、図示しない吸引源により生み出される吸引力が保持面302に伝達されることにより、保持手段30が保持面302上で被加工物90を吸引保持する。
また、極めて緩やかな円錐斜面である保持面302が研削手段7の研削砥石740の研削面(下面)に対して平行になるように、図1、図2に示す傾き調整手段38によって保持手段30の傾きが調整されることで、円錐斜面である保持面302にならって吸引保持されている被加工物90の裏面901が、図2に示すように研削砥石740の下面に対して略平行になる。
次いで、被加工物90を保持した保持手段30が、着脱領域から加工領域内の研削手段7の下まで+Y方向へ移動し、研削手段7の研削砥石740の回転中心が被加工物90の回転中心に対して所定距離だけ水平方向にずれ、研削砥石740の回転軌跡が被加工物90の回転中心を通るように位置づけされる。
また、モータ72がスピンドル70を例えば平面視反時計回り方向に所定の回転速度で回転駆動し、これに伴って研削ホイール74も回転する。そして、研削手段7が研削送り手段5により-Z方向へと送られ、回転する研削砥石740が被加工物90の裏面901に当接することで研削が行われる。研削中は、保持手段30が所定の回転速度で例えば平面視反時計回り方向に回転されるのに伴って、保持面302上に保持された被加工物90も回転するので、研削砥石740が被加工物90の裏面901の全面の研削加工を行う。なお、被加工物90は保持手段30の緩やかな円錐斜面である保持面302にならって吸引保持されているため、図3に示すように、研削砥石740の回転軌跡中の矢印R1で示す範囲内において、研削砥石740は被加工物90に当接し研削を行う。矢印R1で示す範囲内は、即ち、保持手段30に保持された被加工物90の上面である裏面901に研削砥石740の下面を接触させた加工点R1となる。
上記研削加工中においては、研削水供給手段6によって加工点R1に研削水が供給される。即ち、図2、図3に示すように研削ホイール74の円弧の約半分だけ被加工物90にかかり、研削ホイール74のその他の部分は、保持手段30上から水平方向にはみ出しているため、該はみ出した研削ホイール74の下方にカバー39とともにY軸方向に移動したノズル台64上に配設されたノズル62が位置付けられた状態になっている。
研削水供給源629からノズル62に送出された研削水626が、例えば、平面視で研削ホイール74の回転方向に合わせるように斜め上方に位置する水案内プレート60の下面である凹球面600の例えば中腹部付近に噴射される。該研削水626は、ノズル62からの噴射による勢い、及び水案内プレート60が取り付けられている研削ホイール74の回転により凹球面600を周るように伝って下方に流れていき、凹球面600に対する噴射地点よりも研削砥石740の回転方向において下手側に位置する加工点R1に到達する。
ここで、図4、5に示す従来の研削装置が備える従来の研削水供給手段4における問題点について説明する。従来の研削水供給手段4は、例えば、ジグザグに曲がった曲がりノズル40と、曲がりノズル40が配設され保持手段30の近傍に配置された可動ブロック42と、可動ブロック42を移動可能とする図示しないスライダとを少なくとも備えて、本発明に係る図1~図3に示す研削水供給手段6よりも複雑な構成となっている。
例えば、曲がりノズル40は、可動ブロック42上で角度調整ブラケット43等によって角度変更可能となっており、研削水として例えば純水を供給する研削水供給源629が連通している。曲がりノズル40は、保持手段30に保持された被加工物90と研削手段7の研削砥石740との図4、5に示す加工点R2に対して曲がりノズル40の噴射口400から噴射した研削水を直接到達させるべく、研削水を水平方向に略直線状に噴射する必要があり、そのために、複雑なジグザグ形状に形成されて研削ホイール74の下方に位置付けされた保持手段30の上方により近づけられるようになっている。
先に説明した研削加工中において研削水供給手段4によって図4、5に示す加工点R2に研削水を供給するために、従来の研削装置においては、予め、研削加工を開始する前に、作業者が研削水供給手段4の曲がりノズル40のセッティングを行っておく必要がある。即ち、研削加工中に研削ホイール74の円弧の約半分だけ被加工物90にかかり、研削ホイール74のその他の部分は、保持手段30上から水平方向にはみ出しているため、該はみ出した研削ホイール74の下方に可動ブロック42が図示しないスライダによって位置付けられる。また、角度調整ブラケット43によって曲がりノズル40の角度が、研削時に研削砥石740及び保持手段30に接触しないような所定の角度に設定される。
その後、研削水供給源629から曲がりノズル40に送出された研削水626が、噴射口400から加工点R2に向かって直接到達するかどうかの試験が行われ、上記のような図示しないスライダによる可動ブロック42の位置づけ、及び角度調整ブラケット43による曲がりノズル40の角度調整等の微調整を繰り返して、曲がりノズル40のセッティングが時間をかけて行われる。
また、例えば、保持手段30がターンテーブルで移動可能な構成となっている場合には、曲がりノズル40がターンテーブルに接触してしまう場合が多いため、該セッティングはより時間がかかってしまう。
また、例えば、保持手段30がターンテーブルで移動可能な構成となっている場合には、曲がりノズル40がターンテーブルに接触してしまう場合が多いため、該セッティングはより時間がかかってしまう。
一方、上記のように本発明に係る研削装置1において、図1~図3に示す研削水供給手段6は、研削ホイール74の内側でマウント73の下面に配置し凹球面600を下面に有する円板状の水案内プレート60と、水案内プレート60の凹球面600に向かって水(研削水)を噴射するノズル62と、を備えることで、ノズル62から凹球面600に噴射した水が凹球面600に沿って流れ加工点R1に確実に到達するため、ノズル62の細かな位置調整を時間をかけて行わなくて済むことから、研削水の加工点R1に対する供給が容易になる。また、ノズル62が従来のような、複雑な形状にならないので、部品単価を安くすることができる。
上記のような研削水626の図3に示す加工点R1に対する供給を伴う研削が所定時間行われて、被加工物90が所望の厚みまで研削された後に、研削送り手段5によって研削手段7が上方に引き上げられて、研削砥石740が被加工物90から離間して研削が終了する。
本発明に係る研削装置1は上記実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。また、添付図面に図示されている研削装置1の構成等についても、これに限定されず、本発明の効果を発揮できる範囲内で適宜変更可能である。
90:被加工物 900:被加工物の表面 901:被加工物の裏面
1:研削装置 10:ベース
30:保持手段 300:吸着部 301:枠体 302:保持面 39:カバー 390:蛇腹カバー 38:傾き調整手段
11:コラム 5:研削送り手段 50:ボールネジ 52:モータ
7:研削手段 70:スピンドル 71:ハウジング 72:モータ 73:マウント
74:研削ホイール 741:ホイール基台 740:研削砥石 744:研削ホイールの開口
75:ホルダ
8:厚み測定手段
6:研削水供給手段 60:水案内プレート 600:凹球面 602:平坦面
62:ノズル 620:噴射口 629:研削水供給源
64:ノズル台
4:従来の研削水供給手段 40:曲がりノズル 42:可動ブロック 43:角度調整ブラケット
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Claims (1)
- 被加工物を保持する保持手段と、環状の研削砥石の中心を軸に回転させるスピンドルを有し回転する該研削砥石の下面で被加工物を研削する研削手段と、該保持手段に保持された被加工物の上面に該研削砥石の下面を接触させた加工点に研削水を供給する研削水供給手段と、を備える研削装置であって、
該研削手段は、環状のホイール基台の下面に環状に該研削砥石を配置した研削ホイールと、該スピンドルの下端に連結し該研削ホイールを装着させる円板状のマウントとを備え、
該研削水供給手段は、該研削ホイールの内側で該マウントの下面に配置し凹球面を下面に有する円板状の水案内プレートと、該水案内プレートの該凹球面にむかって水を噴射するノズルと、を備える研削装置。
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