JP2022012598A - ダストボックス付き携帯用切断機 - Google Patents

ダストボックス付き携帯用切断機 Download PDF

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Abstract

Figure 2022012598000001
【課題】切断により発生する切断粉を集塵するためのダストボックスを備えた携帯用切断機において、ダストボックスの内圧の上昇をより効率よく抑制して集塵効率が低下しないようにする。
【解決手段】ダストボックス50に内圧低減用の通気開口54が周壁50aに設けられている。通気開口54は、集塵風が直接吹き当てられて風圧が最も高くなる領域に設けられている。これにより内圧の上昇がより効率よく抑制されて、集塵効率が維持される。通気開口54は濾過部材55で覆われている。これにより、集塵風から切断粉が除去されて、外部への洩れが防止される。
【選択図】図9

Description

本開示は、ダストボックス付きの携帯用切断機に関する。携帯用切断機には、例えば主として木材の切断加工に用いられる携帯マルノコ、あるいは主として石材の研削加工に用いられるカッタ等が含まれる。
携帯用切断機には、切断加工により発生する切断粉の周囲への飛散を防止するための工夫が様々なされている。特許文献1、2には、切断粉集塵用のダストボックスを備えた携帯用切断機が開示されている。切断部位から吹き上げられた切断粉が刃具の回転により発生する風(集塵風)の流れに乗ってダストボックス内に集塵される。集塵された切断粉は、ダストボックス内に堆積して廃棄される。ダストボックスには内圧の上昇を抑制するためのエア抜き用の通気孔が設けられている。ダストボックスの内圧の上昇が抑制されることで、集塵風の流入がスムーズになされて集塵効率が維持される。
特開平4-235001号公報 特開2014-24177号公報
従来のダストボックスによれば、内圧抑制用の通気孔を経て切断粉が洩れ出ることを防ぐため、集塵風の風圧が比較的低い例えばダストボックスの後部側や下部側に通気孔が設けられていた。その結果、通気孔による内圧の低減効果が不十分であった。そこで、切断粉の洩れを防止しつつ、通気孔による内圧低減効果をより高める必要がある。
本開示の1つの特徴によると、ダストボックス付き携帯用切断機は、電動モータを収容する切断機本体と、電動モータにより回転する刃具を覆う刃具カバーを備えている。また、切断粉を集塵するために刃具カバーに連通されかつ刃具の周囲に沿った周壁を具備するダストボックスを備えている。ダストボックスの周壁に通気開口が形成されている。通気開口に濾過部材が装着されている。
従って、集塵風の風力が比較的強い領域である周壁に設けられた通気開口を経て集塵風が排気されることで、ダストボックス内の内圧の上昇が効率良く抑制される。通気開口に濾過部材が装着されることで、通気開口を経て切断粉が外部に洩れ出ることが防止される。これによりダストボックスの高い集塵効率が維持される。
本開示の他の特徴によると、ダストボックスは、通気開口の下方領域から下方領域の後方領域に延在して切断粉を貯留する空間を具備する切断粉貯留部を有する。従って、通気開口に装着された濾過部材により集塵風から分離、除去された切断粉が落下して切断粉貯留部に貯留される。これによりダストボックスの集塵効率が維持される。
本開示の他の特徴によると、切断粉貯留部の上流側に、貯留された切断粉の逆流を防止するための逆流防止壁が設けられている。従って、逆流防止壁で切断粉の逆流が防止されて、ダストボックスの集塵効率が維持される。
本開示の他の特徴によると、濾過部材は、多数の折り目を並列に有するプリーツフィルタである。濾過部材は、折り目が刃具の板厚方向に沿わせて装着されている。従って、濾過部材に対して刃具の放射方向について可撓性を持たせることができる。これにより、濾過部材を刃具の周囲に沿って円弧形に変形させて効率良くかつコンパクトに配置することができる。
本開示の他の特徴によると、刃具の下部領域を覆う位置と露出する位置に移動するように刃具カバーに出没可能に設けられる可動カバーを有する。ダストボックスは、刃具による切断部位の上方に位置する集塵口と、集塵口の後方でかつ可動カバーの可動領域に位置する補助集塵口を有する。従って、集塵口の後方において刃具カバーと可動カバーとの間に堆積した切断粉が補助集塵口を経てダストボックス内に集塵される。これによりダストボックスの集塵効率が高められる。
本開示の他の特徴によると、ダストボックスは、集塵口の下流域に、刃具の回転により発生する集塵風の流れを通気開口に向けて延出するガイド部を備える。従って、通気開口を経て集塵風が効率よく排気される。これによりダストボックス内の内圧の上昇が効果的に抑制される。
本開示の他の特徴によると、ダストボックスの周壁は刃具の外周に沿って円弧状であり、濾過部材が周壁に沿って円弧状に配置されている。従って、集塵風が通気開口を経て外部に排気されつつ、切断粉が効率よく遮断される。
本開示の他の特徴によると、濾過部材を収容するケース体を有し、ケース体の上面に通気開口が形成されている。従って、ケース体に収用された濾過部材により切断粉が除去された状態で集塵風が通気開口から排気される。
本開示の他の特徴によると、ダストボックスに、濾過部材に衝撃を付与するための衝撃付与機構が設けられている。従って、濾過部材に衝撃が付与されてその目詰まりが防止される。これにより、濾過部材の通気効率が維持されて、ダストボックス内の内圧上昇の抑制効果が維持される。
本開示の他の特徴によると、ダストボックスには、周壁の頂部に跨って濾過部材が装着されている。従って、集塵風が最も強く吹き当てられて風圧が高くなる周壁の頂部を経て集塵風が効率良く排気される。これにより、ダストボックスの内圧の上昇が効果的に抑制される。
ダストボックス付き携帯用切断機の全体斜視図である。本図は、前方斜め右側から見た状態を示している。 ダストボックス付き携帯用切断機の全体斜視図である。本図は、前方斜め左側から見た状態を示している。 ダストボックス付き携帯用切断機の全体斜視図である。本図は、後方斜め左側から見た状態を示している。 ダストボックス付き携帯用切断機の右側面図である。 ダストボックス付き携帯用切断機の上面図である。 ダストボックス付き携帯用切断機の前面図である。 ダストボックス付き携帯用切断機の後面図である。 ダストボックス付き携帯用切断機の左側面図である。 図6のIX-IX線断面矢視図である。本図ではダストボックスが縦断面で示されている。 ダストボックスの全体斜視図である。本図は、前方斜め左側から見た状態を示している。 濾過部材の単体の斜視図である。 通気開口を下方から見た図である。 ダストボックス付き携帯用切断機の右側面図である。本図では、ダストボックスが縦断面で示されている。また、本図では、廃棄蓋が開放された状態が示されている。 ダストボックス付き携帯用切断機の全体斜視図である。本図は、後方斜め左側から見た状態を示している。また、本図では、廃棄蓋が開放された状態が示されている。
次に、添付した図面を用いて実施形態を説明する。図1~8に示すように、本実施形態では、ダストボックス付き携帯用切断機(以下、単に「携帯用切断機1」と言う。)の一例として防塵マルノコとも称される手持ち式の切断機を例示する。この携帯用切断機1は、例えば住宅の建築現場においてサイディングや石工ボードなどの切断作業に用いられる。使用者は、携帯用切断機1の後ろ側に位置する。使用者の移動操作により携帯用切断機1を前方へ移動させることで被切断材Wに対する切断加工が進行する。以下の説明において、部材や構成の各方向については、切断が進行する方向を前側、使用者が位置する側を後ろ側とする。左右方向については使用者を基準とする。
携帯用切断機1は、被切断材Wの上面に当接させる矩形平板形のベース10と、ベース10の上面側に支持された切断機本体20を備えている。切断機本体20の右側部には集塵用のダストボックス50が取り付けられている。切断機本体20は、電動モータ21により回転するチップソーと称される円形の刃具22を備えている。刃具22の上部側の周囲は刃具カバー23で覆われている。刃具22の下部側は、ベース10の下面側に突き出されている。刃具22の下部側は、可動カバー26により開閉可能に覆われている。可動カバー26は、刃具22の下部領域を覆う位置と露出する位置に移動するように刃具カバー23に出没可能に設けられている。
図4,9,13に示すように可動カバー26は、引っ張りばね26aにより閉じ方向に付勢されている。可動カバー26を被切断材Wに当接させた状態で携帯用切断機1を前方へ移動させることで、可動カバー26が図4において時計回り方向に相対的に回転して開かれる。可動カバー26が引っ張りばね26aに抗して開かれて、刃具22が露出される。刃具22の露出部分が被切断材Wに切り込まれて切断加工がなされる。
刃具22は、図4において反時計回り方向に回転する。刃具22の回転方向が図1,4においてダストボックス50の右側面に表示された矢印表示50fで示されている。ベース10の下面側に突き出された刃具22の露出部分の前端部が被切断材Wに切り込まれて切断加工がなされる。刃具22の前端部が被切断材Wに切り込まれる部分が切断部位Cとなる。切断部位Cから切断粉が上方へ吹き上げられる。吹き上げられた切断粉がダストボックス50に集塵される。ダストボックス50の詳細については後述する。
刃具カバー23の左側面に、ギヤハウジング24を介してモータハウジング25が結合されている。ギヤハウジング24と刃具カバー23はねじ留めにより一体になっている。図示は省略したがギヤハウジング24に、電動モータ21の回転出力を減速するためのギヤ列が内装されている。ギヤ列には平歯車の二段減速ギヤ列が用いられている。
ギヤハウジング24の左端部にモータハウジング25がねじ結合されている。モータハウジング25に電動モータ21が内装されている。電動モータ21には、DCブラシレスモータが用いられている。電動モータ21のモータ軸線(出力軸の軸線)Jは、左右方向に延びている。モータハウジング25の左端面には、モータ冷却用の外気を導入するための吸気口25aが複数設けられている。
電動モータ21の回転出力が減速ギヤ列で減速されてスピンドル27(図9,13中のみに示されている)に出力される。スピンドル27が刃具カバー23内に突き出されている。スピンドル27の突き出し部分に刃具22が取り付けられている。図1では刃具22の図示が省略されている。刃具22は、スピンドル27の先端面に固定ねじ27aが締め込まれて、アウタフランジ28とインナフランジ29で板厚方向に挟み込まれて取り付けられている。
ギヤハウジング24とモータハウジング25との結合部付近からハンドル部30の起立部30aが上方へ起立状態に設けられている。起立部30aの上部からグリップ部30bが後方へ延びている。ハンドル部30は、側面視でループ形を有している。図8に示すようにハンドル部30の内周側には、電動モータ21を起動操作するためのスイッチレバー31が設けられている。グリップ部30bを把持した手の指先でスイッチレバー31を引き操作すると電動モータ21が起動して刃具22が回転する。スイッチレバー31の上方には、ロックオフボタン32が設けられている。スイッチレバー31は通常状態でロックされており、引き操作できない。ロックオフボタン32を左方又は右方に押し込み操作することで、スイッチレバー31のオフ位置でのロック状態が解除されて引き操作可能となる。これによりスイッチレバー31の意図しない不用意な引き操作が防止される。
図2,3,8に示すように起立部30aに左側部には、アダプタ収容部33が設けられている。アダプタ収容部33には、無線通信用の通信アダプタ34が内装されている。通信アダプタ34により当該携帯用切断機1と他の無線機器との間で近距離無線通信がなされる。近距離無線通信により、当該携帯用切断機1の起動停止操作に連動して、例えば集塵機が起動停止される。この無線通信機能により、作業者は清浄な作業環境を維持しつつ切断作業を効率よく続行することができる。通信アダプタ34は、アダプタ収容部33から取り外すことができる。取り外した通信アダプタ34は、互換性を有する他の電動工具に転用することができる。
グリップ部30bの後部側は、バッテリ取り付け部40の上面に結合されている。モータハウジング25の後面には、コントローラ収容部35が設けられている。コントローラ収容部35には、電動モータ21の動作制御をするためのコントローラ36が収容されている。コントローラ36の制御基板には、電動モータ21のセンサ基板で検知されたロータの位置情報に基づいて制御信号を送信するマイコンからなる制御回路が搭載されている。また、コントローラ36の制御基板には、この制御回路から受信した制御信号に基づいて電動モータ21の電流をスイッチングするFETからなる駆動回路が搭載されている。また、コントローラ36の制御基板には、バッテリパック41の状態の検出結果に応じて過放電又は過電流状態とならないように電動モータ21への電力供給を遮断するオートストップ回路等が搭載されている。
コントローラ収容部35の上部からバッテリ取り付け部40が後方へ張り出す状態に設けられている。バッテリ取り付け部40の下面側に1つのバッテリパック41が取り付けられている。バッテリパック41は、直方体形のケースに複数本のバッテリセルを収容したリチウムイオンバッテリで、スライド取り付け形式のものが用いられる。バッテリパック41は図3,5,7に示すようにバッテリ取り付け部40に対して右方へスライドさせて取り付け、左方へスライドさせて取り外すことができる。取り外したバッテリパック41は、別途用意した充電器で充電することで繰り返し使用することができる。また、バッテリパック41は、バッテリ取り付け部40から取り外して、他の電動工具にも電源として利用できる。
図2に示すように、モータハウジング25の前部付近には、ブロワ吹き出しノズル42と、スピンドルロックレバー43が設けられている。ブロワ吹き出しノズル42からモータ冷却風が排気される。モータハウジング25に内装された冷却ファンの近傍にブロワ吹き出しノズル42が配置されることで、十分に大きな風量かつ風速の排気を得ることができる。ブロワ吹き出しノズル42から吹き出されるモータ冷却風の排気で切断粉を吹き飛ばすことができる。スピンドルロックレバー43を押し込み操作することで、スピンドル27の回転をロックすることができる。スピンドル27をロックすることで、刃具交換時における固定ねじ27aの締め込み、緩め作業(刃具22の交換作業)の便宜を図ることができる。
図2,6に示すようにギヤハウジング24の前部であって、刃具カバー23の前部には、照明部44が設けられている。照明部44の前部からLEDを光源とする光がベース10の前部に設けたスミ線ガイド部11に向けて照射される。スイッチレバー31を引き操作して電動モータ21を起動すると照明部44が点灯する。スイッチレバー31の引き操作を止めて電動モータ21を停止させる照明部44は消灯する。照明部44の光でスミ線ガイド部11が明るく照らされることで、暗所等でのスミ線合わせ作業を効率よく行うことができる。
モータハウジング25の上部には、転倒接地用の脚部37が設けられている。ベース10の下面を上方へ向けた当該携帯用切断機1の転倒姿勢で、脚部37とハンドル部30の上部とベース10の前角部が接地されることで、当該携帯用切断機1を安定した転倒姿勢で設置しておくことができる。これにより加工作業中の合間に一時的に当該携帯用切断機1から手を放して安定姿勢で設置しておくことができる。
図2,3,5,7に示すようにバッテリ取り付け部40の上面には、六角棒スパナ保持部45が設けられている。六角棒スパナ保持部45に、例えば六角棒スパナを保持しておくことができる。六角棒スパナ保持部45は、六角棒スパナの胴部を弾性的に挟み込んで保持する部位と、先端部を差し込み保持する保持孔から構成されている。図では六角棒スパナの図示が省略されている。刃具22を固定する固定ねじ27aを締め付け、緩め作業に用いる六角棒スパナを六角棒スパナ保持部45に保持しておくことで、作業時に六角棒スパナを探す手間をかけることなく、交換作業を迅速に行うことができる。
切断機本体20は、前部支持部2と後部支持部3を介してベース10に対して左右に傾動可能かつ上下に揺動可能に支持されている。ベース10の上面前部に前部支持部2が設けられ、上面後部に後部支持部3が設けられている。図1,2,5,6に示すようにベース10の上面前部には、前部支持部2の前部アンギュラープレート12が上方へ起立する状態に配置されている。前部アンギュラープレート12の後面には、前部支持ブラケット13が結合されている。前部支持ブラケット13は図1,6に示す左右傾動支軸14を介して左右に傾動可能に支持されている。前部支持ブラケット13を介して切断機本体20の前部が前部アンギュラープレート12に支持されている。
切断機本体20の前部は、左右傾動支軸14を介して左右に傾動可能に支持されている。図4,5,7に示すように切断機本体20の後部は、後部支持部3を介してベース10に支持されている。ベース10の上面後部に後部アンギュラープレート18が上方へ起立する状態に設けられている。後部アンギュラープレート18の前面に後部支持ブラケット15が支持されている。後部支持ブラケット15は、左右傾動支軸16を介して左右に傾動可能に支持されている。後部側の左右傾動支軸16は、上記前部側の左右傾動支軸14と同軸に配置されている。前後の左右傾動支軸14,16を介して切断機本体20がベース10に対して左右に傾動可能に支持されている。
切断機本体20の左右傾動位置は、前側の固定レバー12aと後部側の摘みねじ15aを締め込むことで固定される。切断機本体20を例えば右側に45°傾動させることで、刃具22の回転軸線を被切断材Wの上面に対して45°に交差させたいわゆる傾斜切りがなされる。
切断機本体20の前部に設けた本体支持部20aは、上下揺動支軸17を介して前部支持ブラケット13に支持されている。図5,8に示すように本体支持部20aは、ギヤハウジング24の前部から前方へ突き出す状態に設けられている。切断機本体20が上下揺動支軸17を介して上下に揺動可能に支持されている。切断機本体20の上下揺動位置を変更することで、刃具22のベース10の下面側への突き出し量を変更することができる。刃具22のベース10の下面側への突き出し量が、被切断材Wに対する刃具22の切り込み深さに相当する。ベース10と切断機本体20の後部側との間に切り込み深さを調整するための機構が配置されている。
図5,7に示すように後部支持ブラケット15には、円弧形を有するデプスガイド15bが揺動支軸15eを介して上下に揺動可能に支持されている。デプスガイド15bは、ギヤハウジング24の左側部に沿って上方且つ斜め前方へ延びる状態に配置されている。デプスガイド15bに挿通させた固定ねじ15dがギヤハウジング24の左側壁部に螺合されている。固定ねじ15dに取り付けた固定レバー15cを固定ねじ15dの締め込み方向に操作することで、デプスガイド15bに対する切断機本体20の上下揺動位置が固定される。これにより、刃具22の切り込み深さが固定される。
刃具カバー23の右側部には、集塵用のダストボックス50が併設されている。ダストボックス50は刃具カバー23及びギヤハウジング24から取り外すことができる。図10には、取り外したダストボックス50が単体で示されている。ダストボックス50は、内部に大容量の集塵空間を有する合成樹脂製の箱体で、刃具カバー23の上方、右側方及び後方を覆うように取り付けられる。
ダストボックス50の右側部50gには、1つの摘みねじ51が設けられている。摘みねじ51を回転操作することで、ギヤハウジング24に対するダストボックス50の取り付け状態をロック、アンロックすることができる。摘みねじ51には、1本の結合軸52が取り付けられている。結合軸52は左方へ長く伸びている。図10に示すように、ダストボックス50の左側部から結合軸52の左端部に設けた雄ねじ部52aが突き出されている。ギヤハウジング24には雌ねじ部24a(図9,13参照)が形成されている。摘みねじ51の回転操作により結合軸52が軸回りに回転されることで、雄ねじ部52aが雌ねじ部24aに締め込まれてギヤハウジング24に対してねじ結合される。結合軸52がギヤハウジング24に係合されてダストボックス50がギヤハウジング24に対して固定される。摘みねじ51を回転操作して結合軸52の係合を解除することで、ダストボックス50をギヤハウジング24(刃具カバー23)から取り外すことができる。
図4,9に示すように刃具カバー23の前部には、角筒形の集塵ダクト23aが一体に設けられている。集塵ダクト23aは上下に開口されている。集塵ダクト23aの下部は、切断部位Cの上方に至っている。切断粉は、図4において反時計回りに回転する刃具22により発生する集塵風に乗って切断粉が集塵ダクト23a内に吹き上げられる。集塵ダクト23a内に吹き込んだ切断粉は、ダストボックス50に集塵される。
ダストボックス50の前部に、集塵ダクト23aの上部が接続される集塵口53が設けられている。集塵口53が集塵ダクト23aに接続されることで、ダストボックス50の主として前部側が刃具カバー23側に結合される。ダストボックス50の内部には、大容量の集塵空間を有する。集塵口53を経て流入した多くの切断粉を収容できるようになっている。
集塵口53の後ろ側には補助集塵口59が設けられている。補助集塵口59は、可動カバー26の可動領域に配置されている。切断加工は、可動カバー26の開放状態若しくは全開状態でなされる。可動カバー26は、刃具カバー23の周壁部と刃具22との間に進入して開放若しくは全開される。このため、切断加工時に、刃具カバー23の内周側に進入した可動カバー26の上面(外周面)に、集塵口53から後方へ外れて吹き上げられた切断粉が堆積しやすい。このように、集塵口53の後方において刃具カバー23と可動カバー26との間に堆積した切断粉が補助集塵口59を経てダストボックス50内に集塵される。可動カバー26上に堆積した切断粉は、刃具22の回転により発生する集塵風で補助集塵口59に吹き上げられる。また、集塵口53から流入する集塵風の流れ(矢印(A))による吸引作用により、補助集塵口59内に吹き上げられた切断粉がダストボックス50内に集塵される。これによりダストボックス50の集塵効率が一層高められる。
補助集塵口59の下流側端部に、流入した集塵風を通気開口54に向けて案内するためのガイド部50dが設けられている。集塵口53及び補助集塵口59から流入した集塵風がガイド部50dにより通気開口54に向けて案内される。集塵口53を及び補助集塵口59を経て流入した集塵風の流れが図9において矢印(A)で示されている。
ダストボックス50の上部には、刃具22の周囲に沿った円弧形の周壁50aが設けられている。周壁50aは、ダストボックス50の天板部に相当し、前部から後部に至る領域に設けられている。周壁50aに矩形の通気開口54が設けられている。通気開口54は、周壁50aの天頂部(最も高い部位)を境にして前後に跨る長い領域に設けられている。通気開口54は、周壁50aの左右幅方向に大きな幅で設けられている。
図9中矢印(A)で示す集塵風の流れが通気開口54に吹き当てられる。通気開口54は、集塵口53から流入した集塵風の風圧が最も高くなる領域に設けられている。このため、集塵風の大部分が通気開口54を経て直接外部に排気される。これにより、ダストボックス50の内圧の上昇が効果的に抑制される。
通気開口54は、切断粉除去用の濾過部材55で覆われている。図11に濾過部材55が単体で示されている。濾過部材55は、いわゆるプリーツフィルタで、多数の折り目55aで山折り、谷折りが繰り返された蛇腹形を有している。濾過部材55は全体として概ね直方体形を有している。濾過部材55は、多数の折り目55aを左右方向(刃具22の板厚方向)に沿わせた向きで、相互に前後方向に平行に配置した向きで装着されている。これにより濾過部材55には上下(刃具22の放射方向)に湾曲可能な可撓性を有している。
濾過部材55はケース体56に収容されている。図9,10に示すようにケース体56は、側面視でダストボックス50の周壁50a(刃具22の刃先)に沿って緩やかな円弧形に湾曲している。収容された濾過部材55もケース体56に倣って緩やかな円弧形に湾曲している。
図12にはケース体56に収容された状態の濾過部材55が単体で示されている。図12では濾過部材55を下面側(ダストボックス50の内側)から見た状態で示されている。ケース体56の下面には、矩形かつ大開口の窓部56aが設けられている。窓部56aを経て濾過部材55の下面のほぼ全体が通気開口54を経てダストボックス50の内側に向けられている。濾過部材55は、ケース体56に接着されて脱落しないように保持されている。
図10に示すようにケース体56の上面(第1壁56e)に多数の通気口56bが形成されている。多数の通気口56bは、窓部56a及び通気開口54を経てダストボックス50の内部に連通されている。ケース体56の前部には、左右一対の腕部56cが設けられている。ダストボックス50の周壁50aの前部上面に山形の結合突部50bが設けられている。結合突部50bを左右の腕部56c間に位置させて三者に1本の結合軸56dが圧入されている。これにより、ケース体56の前部がダストボックス50の周壁50aにガタツキなく結合されている。
ケース体56の後部に、円柱体部56gが左右幅方向に延びる向きで一体に設けられている。円柱体部56gが、1本の固定ねじ56hでダストボックス50の周壁50aの後部にねじ止めされている。固定ねじ56hによるねじ止めでケース体56の後部がダストボックス50側に結合されている。ケース体56には第1壁56eに直交する左右の第2壁56fが設けられている。第2壁56fは、ケース体56の側壁に相当する。
左側の第2壁56fに、衝撃付与機構60が配置されている。本実施形態では、衝撃付与機構60として長尺帯板形状のばね板(リーフスプリング)が例示されている。衝撃付与機構60は、その後部(第2端)が固定ねじ61で第2壁56fにねじ止めされている。衝撃付与機構60の前部(第1端)は、第2壁56fから離間する側へ折り曲げられて、指掛け部60a(操作部材)が設けられている。使用者は指掛け部60aに指を引き掛けて衝撃付与機構60を第2壁56fから離間させる方向に弾性変形(引き起こし方向に回転)させた後に、指先を離して弾くことができる。弾かれた衝撃付与機構60は、その弾性力により回転運動して第2壁56fに弾性的に衝突する。これにより、ケース体56に衝撃が付与される。
本実施形態では、1つのリーフスプリング(衝撃付与機構60)が、操作部材と弾性部材と打撃部材として兼用されている。ケース体56に衝撃が付与されることで、濾過部材55自体に衝撃が付与されて、集塵風から除去されて濾過部材55に付着した切断粉が振り落とされる。これにより濾過部材55の目詰まりが解消される。また、第1端である操作部材としての指掛け部60aに操作力を加えることで、弾性部材である打撃部材が第2端(固定ねじ61によるねじ止め部)を支点として変形する。そのため梃子の原理を利用して比較的小さな力で衝撃付与機構60を弾性変形させることができる。
衝撃付与機構60は、ケース体56の左側の第2壁56fに設けられている。また、衝撃付与機構60は、ハンドル部30に沿う長尺状を有して、その前部の指掛け部60aは、ハンドル部30のスイッチレバー31に対して前方斜め右側に配置されている。このため、図2,3,5,14に示すように、衝撃付与機構60の指掛け部60aは、グリップ部30bを把持した手の指先を伸ばして楽に弾き操作できる部位に配置されている。これにより衝撃付与機構60の良好な操作性が確保されている。
図9中矢印(A)で示すように集塵風に乗って切断粉が濾過部材55に吹き当てられる。濾過部材55で切断粉が除去されて、清浄な風が通気口56bから排気される。濾過部材55により集塵風から除去された切断粉及び衝撃付与機構60により振り落とされた切断粉は図9中矢印(B)(C)で示すように下方へ落下する。ダストボックス50の下部には、切断粉貯留部50cが設けられている。切断粉貯留部50cの後方に廃棄貯留部50eが設けられている。切断粉貯留部50cの前部(上流側)には、逆流防止壁50rが上方へ張り出すように設けられている。逆流防止壁50rにより切断粉貯留部50cと廃棄貯留部50eに貯留した切断粉の前方への逆流が防止される。逆流防止壁50rの前面側は、前記したガイド部50dとして機能する。
ダストボックス50の後部には、収容した切断粉を排出するための廃棄口65が設けられている。廃棄口65は、蓋66で開閉される。蓋66は、開閉軸67を介して上下に回動可能に支持されている。蓋66を上方へ回動させて廃棄口65が開放される。廃棄口65を開放することで、ダストボックス50内に集塵した切断粉を廃棄できる。蓋66を下方へ回動させて廃棄口65が閉じられる。蓋66の下部には、閉じ状態を保持するための爪部66aが設けられている。爪部66aを廃棄口65の下方に設けた係合凹部65aに弾性的に引き掛けておくことで蓋66の閉じ状態が保持される。これにより、衝撃等による不用意な蓋66の開放が防止される。
蓋66には、集塵ホースを接続するための円筒形の接続口68が設けられている。接続口68はキャップ69で塞がれる。キャップ69を外して、接続口68に集塵ホースを経て集塵機を接続することができる。集塵機は前記した無線通信機能により当該携帯用切断機1と連動して起動停止させることができる。切断部位Cで発生した切断粉は、ダストボックス50内に堆積されることなく、そのまま集塵機で集塵される。接続口68をキャップ69で塞いでおくことで、ダストボックス50内の主として切断粉貯留部50c及び廃棄貯留部50eに多くの切断粉を一時的に集塵しておくことができる。集塵した切断粉は、廃棄口65から廃棄される。
以上説明した携帯用切断機1によれば、ダストボックス50は、刃具22の周囲に沿った周壁50aを有する。周壁50aの天頂部であって集塵風の風圧が最も高くなる領域に通気開口54が形成されている。これにより、ダストボックス50の内圧の上昇が効率よく抑制される。しかも、通気開口54に濾過部材55が装着されている。これにより、集塵風から切断粉が確実に除去されて、清浄な状態で通気口56bから排気がなされる。この点でもダストボックス50の高い集塵効率が維持される。
また、衝撃付与機構60によりケース体56を介して濾過部材55に衝撃が付与される。これにより、濾過部材55の目詰まりが防止される。濾過部材55の目詰まりが防止されることで、濾過部材55の通気抵抗の上昇が抑制される。これにより、通気開口54及び通気口56bの通気抵抗の上昇が抑制されてダストボックス50の内圧の上昇が抑制される。内圧の上昇が抑制されることで、ダストボックス50内への切断粉を含む集塵風の流れがスムーズになされて高い集塵効率が維持される。
さらに、ダストボックス50は、通気開口54の下方領域から下方領域の後方領域に延在して切断粉を貯留する空間を具備する切断粉貯留部50cと廃棄貯留部50eを有する。切断粉貯留部50cと廃棄貯留部50eに、濾過部材55により集塵風から分離、除去されて落下した切断粉を貯留しておくことで、ダストボックス50の集塵効率が維持される。
また、例示した携帯用切断機1によれば、切断粉貯留部50cの上流側に、貯留された切断粉の逆流を防止するための逆流防止壁50rが設けられている。逆流防止壁50rにより切断粉の逆流が防止されて、切断粉貯留部50cの貯留機能ひいてはダストボックス50の集塵効率が維持される。
濾過部材55には、多数の折り目55aを並列に有するプリーツフィルタが用いられている。濾過部材55は、折り目55aが刃具22の板厚方向(左右方向)に沿わせた向きに装着されている。従って、濾過部材55に対して刃具22の放射方向について可撓性を持たせることができる。これにより、濾過部材55を刃具22の周囲に沿って円弧形に湾曲させて効率良くかつコンパクトに配置することができる。
ダストボックス50の集塵口53の後ろ側に補助集塵口59が設けられている。切断加工中全開された可動カバー26の上面(外周面)に、集塵ダクト23aから後方へ外れて吹き上げられた切断粉若しくは集塵口53から後方へ洩れた切断粉が堆積しやすい。こうして集塵口53の後方において刃具カバー23と可動カバー26との間に堆積した切断粉が補助集塵口59を経てダストボックス50内に集塵される。これによりダストボックス50の集塵効率が一層高められる。
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、通気開口54は、周壁50aの天頂部(最も高い部位)を境にして前後に跨る領域に設けられた構成を例示したが、天頂部を含んで前方へずれた領域、あるいは天頂部を含んで後方へずれた領域に配置してもよい。
また、通気開口は周壁50aの天頂部を外れた前方領域あるいは後方領域に配置してもよく、1箇所に限らず複数個所に分離して配置する構成としてもよい。複数個所の通気開口についてケース体に保持した濾過部材を配置する構成とすることができる。
濾過部材55を保持するケース体56の前部を結合軸56dを介してダストボックス50の周壁50aに対して結合する構成を例示したが、後部側と同様にねじ止めにより結合する構成としてもよい。また、ケース体56を接着により周壁50aに結合する構成としてもよい。
濾過部材55として多数の折り目55aで山折り、谷折りが繰り返された蛇腹形を有するプリーツフィルタを例示したが、シート形のフィルタを用いる構成としてもよい。
衝撃付与機構60の配置部位は、例えば右側の第2壁56fあるいは第1壁56eに変更できる。また、衝撃付与機構60は、ダストボックスの右側部50gあるいは切断機本体20側に配置してもよい。
衝撃付与機構60は省略してもよい。
ダストボックス付き携帯用切断機1は、チップソー等の丸鋸刃を刃具とする防塵マルノコに限らず、ダイヤモンドホイールを刃具とするカッタについても同様に適用することができる。
1…携帯用切断機
2…前部支持部
3…後部支持部
W…被切断材
C…切断部位
10…ベース
11…スミ線ガイド部
12…前部アンギュラープレート、12a…固定レバー
13…前部支持ブラケット
14…左右傾動支軸
15…後部支持ブラケット
15a…摘みねじ、15b…デプスガイド、15c…固定レバー、15d…固定ねじ
15e…揺動支軸
16…左右傾動支軸
17…上下揺動支軸
18…後部アンギュラープレート
20…切断機本体、20a…本体支持部
21…電動モータ
J…モータ軸線
22…刃具
23…刃具カバー、23a…集塵ダクト
24…ギヤハウジング、24a…雌ねじ部
25…モータハウジング、25a…吸気口
26…可動カバー、26a…引っ張りばね
27…スピンドル、27a…固定ねじ
28…アウタフランジ
29…インナフランジ
30…ハンドル部
30a…起立部、30b…グリップ部
31…スイッチレバー
32…ロックオフボタン
33…アダプタ収容部
34…通信アダプタ
35…コントローラ収容部
36…コントローラ
37…脚部
40…バッテリ取り付け部
41…バッテリパック
42…ブロワ吹き出しノズル
43…スピンドルロックレバー
44…照明部
45…六角棒スパナ保持部
50…ダストボックス
50a…周壁、50b…結合突部、50c…切断粉貯留部、50d…ガイド部
50e…廃棄貯留部、50f…矢印表示、50g…右側部、50r…逆流防止壁
51…摘みねじ
52…結合軸、52a…雄ねじ部
53…集塵口
54…通気開口
55…濾過部材(フィルタ)、55a…折り目
56…ケース体
56a…窓部、56b…通気口、56c…腕部、56d…結合軸、56e…第1壁(上面)
56f…第2壁(側面)、56g…円柱体部、56h…固定ねじ
59…補助集塵口
60…衝撃付与機構
60a…指掛け部(操作部材)
61…固定ねじ
65…廃棄口、65a…係合凹部
66…蓋、66a…爪部
67…開閉軸
68…接続口
69…キャップ

Claims (10)

  1. ダストボックス付き携帯用切断機であって、
    電動モータを収容する切断機本体と、
    前記電動モータにより回転する刃具を覆う刃具カバーと、
    切断粉を集塵するために前記刃具カバーに連通されかつ前記刃具の周囲に沿った周壁を具備するダストボックスと、
    前記ダストボックスの前記周壁に形成された通気開口と、
    前記通気開口に装着された濾過部材を有するダストボックス付き携帯用切断機。
  2. 請求項1記載のダストボックス付き携帯用切断機であって、前記ダストボックスは、前記通気開口の下方領域から前記下方領域の後方領域に延在して切断粉を貯留する空間を具備する切断粉貯留部を有するダストボックス付き携帯用切断機。
  3. 請求項2記載のダストボックス付き携帯用切断機であって、前記切断粉貯留部の上流側に、貯留された切断粉の逆流を防止するための逆流防止壁が設けられたダストボックス付き携帯用切断機。
  4. 請求項1~3の何れか1つに記載のダストボックス付き携帯用切断機であって、前記濾過部材は、多数の折り目を並列に有するプリーツフィルタであり、前記折り目が前記刃具の板厚方向に沿わせて装着されたダストボックス付き携帯用切断機。
  5. 請求項1~4の何れか1つに記載のダストボックス付き携帯用切断機であって、前記刃具の下部領域を覆う位置と露出する位置に移動するように前記刃具カバーに出没可能に設けられる可動カバーを有し、
    前記ダストボックスは、前記刃具による切断部位の上方に位置する集塵口と、前記集塵口の後方でかつ前記可動カバーの可動領域に位置する補助集塵口を有するダストボックス付き携帯用切断機。
  6. 請求項5記載のダストボックス付き携帯用切断機であって、前記ダストボックスは、前記集塵口の下流域に、前記刃具の回転により発生する集塵風の流れを前記通気開口に向けて延出するガイド部を備えるダストボックス付き携帯用切断機。
  7. 請求項1~6の何れか1つに記載のダストボックス付き携帯用切断機であって、前記ダストボックスの前記周壁は、前記刃具の外周に沿って円弧状であり、
    前記濾過部材が、前記周壁に沿って円弧状に配置されたダストボックス付き携帯用切断機。
  8. 請求項1~7の何れか1つに記載のダストボックス付き携帯用切断機であって、前記濾過部材を収容するケース体を有し、前記ケース体の上面に前記通気開口が形成されたダストボックス付き携帯用切断機。
  9. 請求項1~8の何れか1つに記載のダストボックス付き携帯用切断機であって、前記ダストボックスに、前記濾過部材に衝撃を付与するための衝撃付与機構が設けられているダストボックス付き携帯用切断機。
  10. 請求項1~9の何れか1つに記載のダストボックス付き携帯用切断機であって、前記ダストボックスには、前記周壁の頂部に跨って前記濾過部材が装着されているダストボックス付き携帯用切断機。
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