JP2022012583A - 急速換気可能な空気環境循環調整システム - Google Patents
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Abstract
Description
一方、近年冷暖房に対するエネルギー消費を減少させるために住宅の気密性能や断熱性能の向上が図られるようになってきた。このような高気密・高断熱住宅では複数の部屋を備える住宅全体の空調を1台から2台の空調機で賄うことが可能となってきた(特許文献1、特許文献2)。
しかしながら、換気によって外気を取り込む際にはエネルギーのロスが生じるばかりか外気の粉塵を取り込むことになるため、これを防止する目的で外気の取入の際も粉塵を除去することが望まれるようになってきた。
本発明は、室内空気(Ain)を取り込む取込口(10)と、外気(AFin)を取り込む外気取込口(11)と、前記各取込口(10、11)の後面にそれぞれ接続されて室内空気と外気を選択的に切り替える切替部(60)と、前記切替部により選択されて吸入した空気(Ain、AFin)の空気環境を調整して送出する空気環境調整部(2)と、前記空気環境調整部から送出された空気(Aout)を室内に吹出す送出口(40)と、を備え、
前記空気環境調整部(2)は、吸入した空気(Ain、AFin)の粉塵を除去する空気清浄装置(20)と、前記空気清浄機と直列に接続されて空気の吸入及び吹出のために吸入側を減圧しおよび/または吹出側を加圧する送風装置(30)と、を含み、
前記室内空気取込口(10)と前記切替部(60)、前記外気取込口と前記切替部(60)、前記切替部と前記空気環境調整部(2)、及び前記空気環境部と送出口(40)との各相互間は気密となるように接続され、
前記切替部(60)は、通常は外気(AFin)を遮断して室内空気(Ain)を清浄化して送出口(40)に送り、急速な換気が必要な場合は室内空気(Ain)を遮断して外気(AFin)を清浄化して送出口(40)に送る空気環境循環調整システム(1A 、1B)である。
これにより、通常は、室内の空調された空気を吸い込んで清浄化し、これを送風して吹出先の室内の空気環境を整えるとともに、必要な場合に、換気を最優先して清浄な空気により急速な換気を行うことができる。したがって、通常は、エネルギーロスを少なくして清浄化した空気を循環させて空気環境を整えながら、換気が必要な際は、外気を清浄化して室内に導入し、換気効率を高めた空気環境を整えることができる。
この場合、前記室内空気取込口(10)と前記外気取込口(11)はそれぞれ複数備えられ、それらの各取込口(10、11)の後面に切替部(60)を備え、前記切替部は、前記室内空気取込口(10)と前記外気取込口(20)を切り替えて室内空気(Ain)と外気(AFin)の選択的な取り込みを行うことが望ましい。切替部は、たとえば、ダクトの途中に送風を合流させるダクト合流部と前記ダクト合流部の前面側に送風を遮断するシャッター機構をそれぞれ設けるとよい。
このようにすると、空気環境を整える際に、循環させてエネルギーロスを少なくすることと急速に換気させることとを一つのシステムで任意に選択できることができる。
この場合、前記送出口は複数備えられ、それらの送出口の手前に分配部を備えることが望ましい。分配部は、たとえば、ダクトの途中に送風を分岐するダクト分岐部と前記ダクト分岐部の後面側に送風を遮断するシャッター機構をそれぞれ設けるとよい。
このようにすると、空気環境を整えたい場所が複数であっても任意に選択することができる。
本発明は、前記の記載された空気環境循環調整システムを備えている住宅又は建物(80)であって、排気ファン(70)と自然給気排気口(72)をさらに備えた住宅又は建物(80)である。
これにより、空気取込口のある部屋の空気を取り込み、さらに清浄化した空気を、空気環境を整えたい送出口のある部屋に送ることができる。
本発明は、前記の記載された空気環境循環調整システムを備え、一室から他室へ室内空気を清浄化させながら循環させる住宅又は建物(180)であって、排気ファン(70)と自然給気排気口(72)を備えた住宅又は建物(180)である。
このようにすると、空気取込口のある部屋の空気を取り込み、さらに清浄化した空気を、空気環境を整えたい送出口のある別の部屋に送ることができる。
この場合、前記住宅180は、少なくとも2階建てあり、前記室内空気取込口10は最上階より下の階の部屋(181)に備えられ、前記送出口(40)は最上階の部屋(182)に備えられていることが好ましい。
このようにすると、天候などの環境に左右されやすく屋根を通じて寒暖の影響を受けやすい最上階の部屋の空気環境を、このような温度変化の影響を比較的受けにくい最上階より下の階の部屋の温度の空気を清浄化して送ることにより、改善できる。
本発明は、空気環境循環調整システムに用いられる空気清浄ユニットである。
これにより、空気環境システムに好適な空気清浄機を提供することができる。
図1に、本例の空気環境循環調整システム1Aのシステム概念を示す。
本例の空気環境循環調整システム1は、同図に示すように、一室の空気Ainを取り込む室内空気取込口10と、室外の空気AFinを取り込む外気取込口11と、前記各取込口10、11の後面に接続された切替部60と、切替部の後面に接続され各取込口10、11から取り込んだ空気Ain、AFinのいずれかの空気について空気環境を調整する空気調整部2と、この空気調整部2で調整した空気Aoutを送り出す送出口40を主要な構成とする。
この空気調整部2は、空気清浄部20と送風部30とを備えている。空気清浄部20と送風部30は、直列になるように配置することができ、いずれを先後とすることもできる。室内空気の取込口10と切替部60、外気取込口11と切替部60、切替部と空気環境調整部2、及び空気環境部2と送出口40との各相互間は気密となるように接続され、たとえばダクト50(図2など参照。)で気密となるように接続することができる。
加えて、空気環境循環調整システム1Aは、外気取込口11と切替部60を有する。切替部60は、ダンパー機構61を備える。ダンパー機構61はダクト50の中間に備えられる空気流量のON-OFF制御を行う電動シャッター機構(開閉装置)61で、空気の通り道である風道を遮断・開放するものである。たとえば、ダクトの断面が円形の風道では、モータ(不図示)で風道の形に添った円形の羽根を風道に対し起立位置にさせて遮断し、寝かせた位置にして開放することが可能である。これらの操作は、空気清浄ユニットの操作パネル(不図示)のスイッチで行うようにしてもよい。
通常は、前記切替部60は、通常は外気AFinを遮断して室内空気Ainを清浄化して送出口40に送り、急速な換気が必要な場合は室内空気Ainを遮断して外気AFinを清浄化して送出口(40)に送ることができる。
さらに、既設の高気密高断熱住宅であっても、空気環境循環調整システム1Aを実装することにより、空気環境調整機能を付け加えることができる。空気環境調整システム1は、既存のシャフトや天井裏、場合によっては床下に設置して、室内空気の取込口10と送出口40を各部屋に設ければよく、さらに操作パネルを必要な個所に設けておけばよい。そのように設置することによって、各室の美観を損ねることもない。
以下、実施例にもとづいて、空気環境循環調整システム1A、1Bについて説明する。
空気清浄部20は、後述の図4に示すように、空気清浄ユニット20で構成されている。次いで、ダクト50を介して空気清浄部20の出側に送風部30が設けられている。送風部30は、所定の風量で送出口40から吹出すようにその調整を行う。送風による生じる負圧で室内空気の取込口10から空気Ainを吸い込むことができる。
図4は、本例の空気清浄部20である空気清浄ユニット20の外観を示す模式斜視図である。空気清浄ユニット20は、後述のように、集塵のプレフィルターとして、防虫ネット部23の防虫ネット23aで比較的大きな粒子の塵埃をトラップし、その後、メンテパネル24の内部に配置されている電子式集塵フィルター24aでさらに細かい塵埃を捉えるものである。空気を吹込口21から吸い込み、吹出口22から清浄化した空気を吹出す。その筐体には、空気清浄ユニット20の運転・停止を行う電源スイッチ25が設けられている。なお、これと並列に、スイッチパネル(不図示)を設けることもできる。また、ユニット20の固定のための金具が4か所設けられている。これにより、床・壁に取り付けられた、ねじやアンカーを介して空気清浄ユニット20を固定することができる。
図5(b)は、セル枠23bから取り外した防虫ネット23aを示す。防虫ネット23aは、電子式集塵フィルター24aのプレフィルターとして設けられており、ポリプロピレン製の50メッシュ程度の荒い網目のフィルターである。おおむね四角錐台の形状をしており、セル枠23bに着脱自在に嵌めこまれている。防虫ネット部23は、取込口21のすぐ内側にあって取り込まれた空気Ainが最初に通過する。主として、目視可能な程度の浮遊する粒子を集塵する。おおむね粒子径が10~20μm以上のものをターゲットとしている。この防虫ネット23aはメンテナンスのため交換可能である。このため、防虫ネット部23の扉は開閉可能であり係止するためのラッチ機構が備えられている。
電子式集塵フィルター24aは、防虫ネット部23により浮遊する粗い粒子が除去された後、さらに細かい粒子を除去するメインフィルターとして設けられている。主として、粒子径が0.3μm以上のものをターゲットとしている。たとえば、空気中の土埃、花粉、黄砂やPM2.5などの浮遊粒子である。
図5(b)に示す電子式集塵フィルター24aは、周知の2段荷電型電気集塵機と呼ばれるものであり、イオン化部と、集塵部と、その電源を主として構成される。イオン化部で浮遊粒子を帯電させ、帯電した浮遊粒子を集塵部の電極でクーロン力によりひきつけて集塵を行う。
このような電子式集塵フィルター24aは、イオン化線とイオン化電極との間、及び集塵電極板と集塵対電極板との間の空間を空気が通過できるので、ろ紙フィルターに比較して圧力損失が少なく、空気中の浮遊粒子を効率よく除去できる。たとえば、定格風量120~180m3/hの際に定格圧力損失は18~20Paとなり、粒子0.3~0.5μmの集塵効率は、84%~96%となる。
加えて、電源とイオン化部との間に定電流制御部を設けるとともに、電源と集塵部との間に測定部を備えた電圧段階制御部および電圧変更部を設けて、段階的制御を行うことができる。この制御は、たとえば、特許第5545559号に記載されている。
図6に送風装置30(送風部)を示す。送風装置30は、空気清浄ユニット20で清浄化された空気を吹出口32に接続されたダクト50内に押し込んで送出先の送出口40に送風するファンである。筐体に吸込口31と吹出口32を備えている。送風装置30が動作すると、その吸込口側に負圧が発生するため、空気Ainが空気清浄部20に流れ込むことができる。たとえば、120~180m3/hの定格風量を有するファンを用いることができる。
図3(a)(b)は本例の空気環境循環調整システム1Aを備えた住宅80の1階のフロアプランである。住宅80の中央に玄関81aとホール81bがあり、その周囲に1階の各部屋81c、81d、82a、82b、82c、82dが設けられている。
居室81は、空調設備の吹出口(不図示)があると、夏季などは、その部屋の冷房能力を活用し、空調により温度及び/または湿度を調整した空気を取り込むことができる。
その場合、床に近い壁86に設けられた室内空気の取込口10から、空気Ainを取り込むと、比較的低い温度の空気を取り込むことが可能であり、また、比較的粉塵濃度の高い空気を取り込むことが可能である。そのような空気を取り込むと、空気環境の調整の効果が高くなり、また、空気循環を促すことが可能である。
また、送出口40は、同図に示すようになるべく階段83やドアなどに向けると清浄化した空気Aoutが住宅80内を移動しやすくなり、住宅80全体の空気の循環が促進される。このため、送出口40には、吹出しの方向を可変できる整流パネル(不図示)を取り付けることができる。
空気環境循環調整システム1Aは、循環モードと急速換気モードを選択できる。
(循環モード)
図3(a)に循環モードの場合の空気のフローを示す。システム本体3Aはシャフト84内に収納されている。通常は、循環モードで作動させることができる。この循環モードでは、システム本体3Aは、取込口10から室内空気Ainを取り込み、清浄化した空気を送出口40から送出する。
図2(a)に循環モードの場合のシステム本体3A内の実装状況と空気のフローを示す。同図に示すようにシステム本体3Aは、それぞれ気密に保たれダクトで接続された切替部60、空気清浄機ユニット20、送付装置30が収納されている。切替部60は、それぞれの空気を遮断できる電動シャッター機構61、61を備えている。循環モードでは、外気AFinは遮断され、室内空気Ainが取り込まれ、空気清浄ユニット20で清浄化されて、送風装置30により清浄化された空気Aoutが送出口40から室内に送出される。
図3(b)に急速換気モードの場合の空気のフローを示す。システム本体3Aはシャフト84内に収納されている。必要な場合に、急速換気モードで作動させることができる。この急速換気モードでは、システム本体3Aは、外気取込口11から外気AFinを取り込み、清浄化した空気を送出口40から送出する。
図2(b)に急速換気モードの場合のシステム本体3A内の実装状況と空気のフローを示す。同図に示すようにシステム本体3Aは、それぞれ気密に保たれダクトで接続された切替部60、空気清浄機ユニット20、送付装置30が収納されている。切替部60は、それぞれの空気を遮断できる電動シャッター機構61、61を備えている。急速換気モードでは、室内空気Ainは遮断され、外気AFinが取り込まれ、空気清浄ユニット20で清浄化されて、送風装置30により清浄化された空気Aoutが送出口40から室内に送出される。
ダクト50は、室内空気の取込口10から吸い込んだ空気Ainを空気清浄ユニット20に送り、送風装置30を経て、清浄化した空気Aoutを送出口40から送出先の各室内に送出するものであり、気密であることが必要である。ダクト50に代えて住宅80の躯体に設けられた竪孔・シャフトなどの気密性を有する空間を利用して空気を送っても差し支えなく、また、そのような気密性を有する空間を一部利用してすべてをダクト50で接続しなくても差し支えない。
特に、高気密・高断熱住宅では、住宅全体で高気密かつ高断熱であることから、住宅内部で空気を循環して空気環境を能率よく整えることができる。さらに、新設の住宅のみならず、既設の住宅であっても、空気環境調整システム1を実装することにより、空気環境調整機能を付け加えることができる。
図8は実施例2の空気環境循環調整システム1Bを備えた2階建ての住宅180である。模式的に、1階の一室181と2階の他室182を示している。また、図9にシステム本体3Bの具体的構成を示す。
システム本体3Bは、2階建ての住宅180の天井裏184に設けられている。室内空気Ain1の取込口10は、1階の一室181の天井187に設けられている。送出口40a、40bは1階の一室の天井187と2階他室の天井187に設けられている。送出口40には、吹き出しの方向を可変できる整流パネル(不図示)を取り付けることができる。なるべく階段やドアに向けて吹くようにすると、住宅180全体の空気の循環が促進することができる。
本例の空気環境循環調整システム1Bが用いられる住宅180は、高気密・高断熱の2階建て住宅である。このような住宅で本例の空気環境循環調整システム1Bを用いて空気を循環させて空気環境の調整をする。
特に、高気密・高断熱住宅では、住宅内部で空気を循環して空気環境を能率よく整えることができ、新設の住宅のみならず、既設の住宅であっても、このような空気環境循環調整機能を付け加えることができる。
2: 空気調整部
3A、3B:システム本体
10:取込口
11:外気取込口(換気用)
20:空気清浄ユニット(空気清浄部)
21:吸込口、22:吹出口、
23:防虫ネット部、23a:防虫ネット、23b:セル枠
30:送風装置(送風部)
31:吸込口、32:吹出口、33:パネル、34:固定金具
40、40a、40b:調整空気の送出口
50:ダクト
60:切替部
61:電動シャッター
62:分配部
63:電動シャッター
70:排気ファン、
72:自然給気排気口
80:住宅
81a:玄関
81b:ホール
81c:リビングルーム
81d:ダイニングキッチン
82a:和室
82b:トイレ
82c:バスルーム
82d:パウダールーム
84:シャフト
86:壁面
180:住宅
181:部屋(1F)
182:部屋(2F)
183:床下
184:天井裏
185:床
186:壁面
187:天井
188:屋根
189:屋根裏
Ain:室内から取り込まれる空気
Aout:室内へ送り出される空気
AFin:室外(外気など)から取り込まれる空気(換気のため取り込まれるの空気)
AFout:室外へ排出される空気(換気のため排出される空気)
Claims (7)
- 室内空気(Ain)を取り込む取込口(10)と、
外気(AFin)を取り込む外気取込口(11)と、
前記各取込口(10、11)の後面にそれぞれ接続されて室内空気と外気を選択的に切り替える切替部(60)と、
前記切替部により選択されて吸入した空気(Ain、AFin)の空気環境を調整して送出する空気環境調整部(2)と、
前記空気環境調整部から送出された空気(Aout)を室内に吹出す送出口(40)と、を備え、
前記空気環境調整部(2)は、
吸入した空気(Ain、AFin)の粉塵を除去する空気清浄装置(20)と、前記空気清浄機と直列に接続されて空気の吸入及び吹出のために吸入側を減圧しおよび/または吹出側を加圧する送風装置(30)と、を含み、
前記室内空気取込口(10)と前記切替部(60)、前記外気取込口と前記切替部(60)、前記切替部と前記空気環境調整部(2)、及び前記空気環境部と送出口(40)との各相互間は気密となるように接続され、
前記切替部(60)は、
通常は外気(AFin)を遮断して室内空気(Ain)を清浄化して送出口(40)に送り、
急速な換気が必要な場合は室内空気(Ain)を遮断して外気(AFin)を清浄化して送出口(40)に送る空気環境循環調整システム(1A、1B)。 - (取込口複数バリエーション)
前記室内空気取込口(10)と前記外気取込口(11)はそれぞれ複数備えられ、
それらの各取込口(10、11)の後面に切替部(60)を備え、
前記切替部は、前記室内空気取込口(10)と前記外気取込口(20)を切り替えて室内空気(Ain)と外気(AFin)の選択的な取り込みを行う、請求項1に記載の空気環境循環調整システム。 - 前記送出口(40)は複数備えられ、それらの送出口(40)の手前に分配部(62)を備えている、請求項1又は2に記載の空気環境循環調整システム(1B)。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載された空気環境循環調整システムを備え、室内空気を清浄化させながら循環させる住宅又は建物(80)であって、
排気ファン(70)と自然給気排気口(72)をさらに備えた住宅又は建物(80)。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載された空気環境循環調整システムを備え、一室から他室へ室内空気を清浄化させながら循環させる住宅又は建物(180)であって、
前記住宅又は建物は、排気ファン(70)と自然給気口(72)を備えた住宅又は建物(180)
。 - 前記住宅(180)は、少なくとも2階建てあり、前記室内空気取込口(10)は最上階より下の階の部屋(181)に備えられ、前記送出口(40)は最上階の部屋(182)に備えられている、請求項5記載の住宅(180)。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載された空気環境循環調整システムに用いられる空気清浄ユニット(20)。
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