JP2022012137A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】複数のジョブの中からより短時間でより正確に連続印刷するジョブを選択する。【解決手段】事前印刷によって位置合わせ画像が予め印刷された連続メディアＭ上に追い刷り印刷を行う画像形成部４０と、位置合わせ画像を画像形成部４０の連続メディアＭ搬送方向の上流側で読み取る読取部４Ａ又は４Ｂと、追い刷り印刷のジョブの印刷管理情報に含まれる位置合わせ画像の位置情報を取得する取得部（制御部１０）と、複数の追い刷り印刷のジョブを連続印刷する場合、印刷待ちの全ジョブのうち選択中のジョブと非選択のジョブの位置合わせ画像の位置情報の差分が所定範囲内であるか判断する判断部（制御部１０）と、判断部による判断結果に基づいて差分が所定範囲内である選択可能ジョブを表示部３１に選択可能に表示する表示制御部（制御部１０）と、を備える。【選択図】図２

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。

従来、ロール紙にＣ（シアン）、Ｍ（マゼンタ）、Ｙ（イエロー）及びＫ（ブラック）のフルカラー印刷をするＲ２Ｒ（ロールツーロール）のデジタル印刷機において、記録媒体として透明フィルムやホログラムなどを使用する場合がある。この場合、予めアナログ印刷機で白地を記録媒体上に印刷した上に、デジタル印刷機で追い刷り印刷としてカラー印刷を行う。
この追い刷り印刷では、予めアナログ印刷機で白地とともに印刷された位置の目印となる位置合わせ画像（アイマーク）を、専用のセンサー（アイマークセンサー）で検知することにより、追い刷り画像の書出し位置を決めている。
また、小ロット多品種向けの印刷機を使用する場合、1ロール内に複数の小ロットジョブを連続印刷して、ロール紙交換に伴う無駄な時間やヤレ紙を削減する使い方をしている。

これに関連して、例えば、特許文献１には、ジョブとアイマークの位置を対応付けて保存する技術が記載されている。
また、特許文献２には、追い刷りジョブの連続印刷が同じロール紙に印刷できるかどうかを判断する技術が記載されている。

特開２０１８－６５３４１号公報 特開２０１８－９８６０６号公報

ところで、作業時間短縮のため、一つのロール紙内でアイマークセンサーを移動せずに印刷したい要望がある。しかし、アイマークは、印刷ジョブごとに印刷される位置が異なる場合があるため、ユーザーは１つ１つのジョブの設定を印刷指示書と照らし合わせて、アイマークの印刷位置が同じジョブを連続で印刷できるように印刷ジョブの順番を決める。
アイマークの印刷位置が同じジョブを連続で印刷する際に、印刷機に多数のジョブが保存されていると、ユーザーがジョブ選択するのに時間がかかってしまったり、ユーザーが間違えて、アイマークの位置が異なるジョブを選択してしまったりする問題がある。
このような問題に対して特許文献１、２に記載された技術では解決できない。

本発明の課題は、複数のジョブの中からより短時間でより正確に連続印刷するジョブを選択することができる画像形成装置及びプログラムを提供することである。

上記課題を解決するため、請求項１に記載の発明の画像形成装置は、
事前印刷によって位置合わせ画像が予め印刷された連続メディア上に追い刷り印刷を行う画像形成部と、
前記位置合わせ画像を前記画像形成部の前記連続メディア搬送方向の上流側で読み取る読取部と、
追い刷り印刷のジョブの印刷管理情報に含まれる前記位置合わせ画像の位置情報を取得する取得部と、
複数の前記追い刷り印刷のジョブを連続印刷する場合、印刷待ちの全ジョブのうち選択中のジョブと非選択のジョブの前記位置合わせ画像の位置情報の差分が所定範囲内であるか判断する判断部と、
前記判断部による判断結果に基づいて前記差分が所定範囲内である選択可能ジョブを表示部に選択可能に表示する表示制御部と、
を備える。

請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、
前記表示制御部は、前記選択中のジョブのジョブ情報と選択可能ジョブのジョブ情報とを前記表示部に一覧表示する。

請求項３に記載の発明は、請求項２に記載の発明において、
前記表示制御部は、前記判断部による判断結果に基づいて前記差分が所定範囲から外れる選択不可ジョブを選択不可の表示で前記表示部に一覧表示する。

請求項４に記載の発明は、請求項３に記載の発明において、
前記選択不可の表示とは、網掛け表示、選択不可メッセージの表示のいずれかである。

請求項５に記載の発明は、請求項１から４のいずれか一項に記載の発明において、
前記表示制御部は、前記選択中のジョブの画像を前記表示部に表示する。

請求項６に記載の発明は、請求項１から５のいずれか一項に記載の発明において、
前記表示制御部は、前記選択中のジョブの印刷距離を前記表示部に表示する。

請求項７に記載の発明は、請求項１から６のいずれか一項に記載の発明において、
前記表示制御部は、連続印刷を行う複数のジョブの画像が面付けされた面付画像を印刷順に前記表示部に表示する。

請求項８に記載の発明は、請求項１から７のいずれか一項に記載の発明において、
前記表示制御部は、連続印刷を行う複数のジョブの連続印刷距離を前記表示部に表示する。

請求項９に記載の発明のプログラムは、
事前印刷によって位置合わせ画像が予め印刷された連続メディア上に追い刷り印刷を行う画像形成部と、
前記位置合わせ画像を前記画像形成部の前記連続メディア搬送方向の上流側で読み取る読取部と、
追い刷り印刷のジョブの印刷管理情報に含まれる前記位置合わせ画像の位置情報を取得する取得部と、を備える画像形成装置のコンピューターを、
複数の前記追い刷り印刷のジョブを連続印刷する場合、印刷待ちの全ジョブのうち選択中のジョブと非選択のジョブの前記位置合わせ画像の位置情報の差分が所定範囲内であるか判断する判断部、
前記判断部による判断結果に基づいて前記差分が所定範囲内である選択可能ジョブを表示部に選択可能に表示する表示制御部、
として機能させる。

本発明によれば、複数のジョブの中からより短時間でより正確に連続印刷するジョブを選択することができる。

本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成例を示す図である。 画像形成装置の制御系の主要部を示す図である。 アイマーク位置情報を示す図である。 複数のジョブのジョブ表示処理のフローチャートである。 非選択のジョブを選択不可に表示する例を示す図である。 非選択のジョブを選択不可に表示する例を示す図である。 選択可能であるジョブを複数選択した場合の画面の例を示す図である。 選択中のジョブの画像の面付画面の例を示す図である。 選択中のジョブの出力確認画面の例を示す図である。

以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、発明の範囲は図示例に限定されない。

［画像形成装置の構成］
図１は、実施形態に係る画像形成装置１００の全体構成例を示す図である。図２は、画像形成装置１００の制御系の主要部を示す図である。画像形成装置１００は、例えば、ロール紙、ロールフィルム、連続帳票などの連続メディアＭに画像を形成する装置である。

図１に示すように、画像形成装置１００は、連続メディアＭの搬送方向（用紙搬送方向）に沿って上流側から、給紙装置１、本体部２、巻取装置３が接続されて構成されている。なお、図１においては、給紙装置１及び巻取装置３が本体部２と別体に構成されている場合を示しているが、一体的に構成されていてもよい。
また、本体部２の入口部の連続メディアＭの搬送経路上側に、連続メディアＭの上面である表面に形成された位置合わせ画像（アイマーク）を読み取る読取部４Ａ（表面アイマークセンサー）を有している。
また、本体部２の入口部の連続メディアＭの搬送経路下側に、連続メディアＭの下面である裏面に形成された位置合わせ画像（アイマーク）を読み取る読取部４Ｂ（裏面アイマークセンサー）を有している。

給紙装置１は、連続メディアＭを本体部２へ給紙する装置である。給紙装置１は、図示しないモーターの駆動により、支持軸Ｘに巻回された連続メディアＭを一定の速度で本体部２へ搬送する。給紙装置１のモーターの動作は、本体部２が備える制御部１０（図２）によって制御される。
読取部４Ａ、４Ｂは、連続メディアＭの幅方向の一部を読み取り可能であり、読み取り対象となる領域に合わせて設置される。また、読取部４Ａ、４Ｂは、連続メディアＭの幅方向に移動して適宜位置に固定できる。また、読取部４Ａ、４Ｂは、ＣＣＤ（Charge Coupled Device）センサーやＣＩＳ（Contact Image Sensor）センサーなどによって構成することができる。読取部４Ａ、４Ｂは、画像形成装置１００全体を制御する制御部１０によって制御され、読み取り結果が制御部１０に送信される。
本体部２は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式で給紙装置１から給紙された連続メディアＭに画像形成を行う。

図２に示すように、本体部２は、制御部１０、記憶部２０、操作表示部３０、画像形成部４０、用紙搬送部５０、定着部６０、通信部７０等を備える。

制御部１０は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）１０ａ、ＲＯＭ（Read Only Memory）１０ｂ、ＲＡＭ（Random Access Memory）１０ｃ等を備える。ＣＰＵ１０ａは、ＲＯＭ１０ｂから処理内容に応じたプログラムを読み出してＲＡＭ１０ｃに展開し、展開したプログラムと協働して本体部２の各部や、給紙装置１、巻取装置３等の動作を集中制御する。

また、制御部１０は、画像の印刷管理情報であるジョブ情報に含まれるアイマークの位置情報を取得する。ここで、制御部１０は、取得部として機能する。
図３にアイマークの位置情報の例を示す。白抜きの矢印は、連続メディアＭの搬送方向であり、ｄはアイマークの位置情報、画像Ｍ１は事前印刷で印刷されたアイマーク、画像Ｍ２は事前印刷で印刷された白字パターン画像である。追い刷り印刷によって画像Ｍ２上に追い刷り画像が印刷される。アイマークである画像Ｍ１は、白字パターン画像である画像Ｍ２の搬送方向の上流側に印刷されている。アイマークの位置情報は、図３に示すように連続メディアＭのエッジからアイマークである画像Ｍ１までの距離としてもよいし、基準となる他の画像からアイマークである画像Ｍ１までの距離としてもよい。
また、複数のジョブを連続印刷する場合、制御部１０は、印刷待ちの全ジョブのうち選択中のジョブと非選択のジョブのアイマークの位置情報の差分が所定範囲内であるか判断する。ここで、制御部１０は、判断部として機能する。
また、制御部１０は、判断部の判断結果に基づいて、表示部３１にアイマークの位置情報の差分が所定範囲内であるジョブを選択可能に表示し、アイマークの位置情報の差分が所定範囲内でないジョブを選択不可に表示する。ここで、制御部１０は、表示制御部として機能する。
また、制御部１０は、表示部３１に選択中のジョブのジョブ情報を一覧表示し、一覧表示には、選択中のジョブの面付された画像と連続印刷距離を表示する。

記憶部２０は、例えば、不揮発性の半導体メモリ（いわゆるフラッシュメモリ）やハードディスクドライブ等により構成される。記憶部２０には、入力されたジョブ情報、原稿データ、各種設定情報、画像データ等が記憶される。なお、これらのデータ等は制御部１０のＲＡＭ１０ｃに記憶されても良い。

操作表示部３０は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ（ＬＣＤ：Liquid Crystal Display）で構成され、表示部３１及び操作部３２として機能する。
表示部３１は、制御部１０から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態、各機能の動作状況等の表示を行う。
操作部３２は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部１０に出力する。

画像形成部４０は、例えば、通信部７０を介して外部装置（パーソナルコンピューター等）から入力された画像データに基づいて、感光体ドラム４１Ｙ、４１Ｍ、４１Ｃ、４１Ｋ上にＹ（イエロー）、Ｍ（マゼンタ）、Ｃ（シアン）、Ｋ（ブラック）の各色トナー像を形成して順次中間転写ベルト４２に一次転写して４色のトナー像を重ね合わせた後、転写ローラー４３により給紙装置１から給紙された連続メディアＭに二次転写することにより、画像を形成（印刷）する。

用紙搬送部５０は、複数の搬送ローラーを備える通紙経路５２等を有する。
用紙搬送部５０は、制御部１０の制御に基づいて給紙装置１から本体部２へ搬送された連続メディアＭを画像形成部４０に搬送し、画像形成部４０においてトナー画像が形成された連続メディアＭを定着部６０に搬送する。そして、定着部６０においてトナー画像が定着された連続メディアＭを巻取装置３に搬送する。

通信部７０は、例えばＬＡＮ（Local Area Network）カード等の通信制御カードで構成され、ＬＡＮ、ＷＡＮ（Wide Area Network）等の通信ネットワークに接続された外部装置（例えばパーソナルコンピューター）との間で各種データの送受信を行う。

巻取装置３は、本体部２から搬送されてきた連続メディアＭを巻き取る装置である。巻取装置３は、図示しないモーターの駆動により、本体部２から搬送されてきた連続メディアＭを一定の速度で支持軸Ｙに巻き取る。巻取装置３の巻き取り動作は、本体部２が備える制御部１０によって制御される。

（画像形成装置１００の動作）
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図４に、画像形成装置１００において実行される複数のジョブのジョブ表示処理のフローチャートを示す。ジョブ表示処理は、制御部１０に記憶されているプログラムにより実行される。

連続印刷が行われる複数のジョブのジョブ情報には、予めアイマークの印刷位置が連続メディアＭの表面か裏面かの情報、及びアイマーク位置情報が設定されている。当該情報の設定方法は、例えば、ジョブチケット編集、プリンタドライバーでの設定あるいは面付ソフト等において、ユーザーによる入力操作によって行われる。

まず、制御部１０は、通信部７０を介して受け付けた複数のジョブを記憶部２０に保存する（ステップＳ１）。
次に、制御部１０は、操作部３２を介して、ユーザーが記憶部２０に保存されたジョブから印刷するジョブをひとつ選択することを受け付ける（ステップＳ２）。
次に、制御部１０は、記憶部２０に保存されたジョブのジョブ情報に含まれる追い刷り印刷か否かの情報、アイマークの印刷位置が連続メディアＭの表面か裏面かの情報、及びアイマーク位置情報を取得する（ステップＳ３）。
次に、制御部１０は、記憶部２０に保存されたジョブのうちの非選択のジョブは追い刷り印刷のジョブかを判断する（ステップＳ４）。
非選択のジョブが追い刷り印刷のジョブである場合（ステップＳ４；ＹＥＳ）、制御部１０は、非選択のジョブのアイマーク位置情報と選択中のジョブのアイマーク位置情報との差分は所定範囲内かを判断する（ステップＳ５）。
アイマーク位置情報の差分が所定範囲内である場合（ステップＳ５；ＹＥＳ）、制御部１０は、表示部３１に非選択のジョブを選択可能に表示する（ステップＳ６）。

また、非選択のジョブが追い刷り印刷ジョブでない場合（ステップＳ４；ＮＯ）、あるいはアイマーク位置情報の差分が所定範囲内でない場合（ステップＳ５；ＮＯ）、制御部１０は、表示部３１に非選択のジョブを選択不可に表示する（ステップＳ７）。

次に、制御部１０は、記憶部２０に保存されたすべてのジョブにおいてステップＳ４～Ｓ７の表示処理が完了したか判断する（ステップＳ８）。すべてのジョブの表示処理が完了した場合（ステップＳ８；ＹＥＳ）、処理を終了する。ジョブの表示処理がすべてのジョブにおいて完了していない場合（ステップＳ８；ＮＯ）、制御部１０は、ステップＳ４に戻る。

ここで、図５Ａ及び図５Ｂに表示部３１に非選択のジョブを選択不可に表示する例を示す。
図５Ａに示す一時保存ジョブリスト３２１は、記憶部２０に保存されたジョブの一覧である。ジョブ３２２は選択中のジョブ、ジョブ３２３は非選択ジョブのうち選択可能であるジョブ、ジョブ３２４は非選択のジョブのうち選択不可であるジョブを示す。ジョブ３２４は、網掛けがされており、ユーザーが選択できないようになっている。
図５Ｂに示す画面においても、図５Ａに示す画面と同様に、一時保存ジョブリスト３２１は、記憶部２０に保存されたジョブの一覧であり、ジョブ３２２は選択中のジョブ、ジョブ３２３は非選択ジョブのうち選択可能であるジョブ、ジョブ３２４は非選択のジョブのうち選択不可であるジョブを示す。ユーザーがジョブ３２４を選択しようとすると、インフォメーションメッセージ３２５に選択不可である旨のメッセージが表示される。

また、図６Ａに記憶部２０に保存されたジョブから選択可能であるジョブを複数選択した場合の表示部３１に表示する画面の例を示す。
図６Ａに示す一時保存ジョブリスト３２１は、記憶部２０に保存されたジョブの一覧であり、ジョブ３２２は複数の選択中のジョブである。そして、選択中のジョブに対応した画像３２６が一覧表示に隣接して表示される。また、図６Ａに示す出力ボタン３２７をユーザーが押下すると、図６Ｂに示す面付画面３２８に遷移する。
図６Ｂに示す面付画面３２８には、複数の選択中のジョブの画像が印刷順に面付された画像である面付画像３２９が表示される。また、複数の選択中のジョブの連続印刷距離が、トータル印刷長３３０に表示される。また、ジョブを面付画像３２９に表示できる数より多く選択していた場合、次へボタン３３１ａ及び前へボタン３３１ｂを押下することによって、面付画像３２９に表示されていないジョブの画像を確認することができる。また、それぞれのジョブの印刷距離が印刷距離３３２に表示される。また、移動ボタン３３３を押下することによって、選択中のジョブの面付の順番を変更することができる。また、削除ボタン３３４を押下することによって、選択中のジョブからジョブを削除することができる。
また、図６Ｂに示すキャンセルボタン３３５をユーザーが押下すると、図６Ａに示す画面に戻る。図６Ｂに示すＯＫボタン３３６をユーザーが押下すると、図６Ｃに示す出力確認画面３３７に遷移する。
図６Ｃに示す出力確認画面３３７では、出力方法を設定することができる。また、図６Ｃに示すキャンセルボタン３３８をユーザーが押下すると、図６Ｂに示す面付画面３２８に戻る。図６Ｃに示すＯＫボタン３３９をユーザーが押下すると、選択中の複数のジョブの連続印刷が開始される。

以上説明したように、画像形成装置１００は、事前印刷によって位置合わせ画像（アイマーク）が予め印刷された連続メディアＭ上に追い刷り印刷を行う画像形成部４０と、位置合わせ画像を画像形成部４０の連続メディアＭ搬送方向の上流側で読み取る読取部４Ａ又は４Ｂ（アイマークセンサー）と、追い刷り印刷のジョブの画像の印刷管理情報に含まれる位置合わせ画像の位置情報を取得する取得部（制御部１０）と、複数の追い刷り印刷のジョブを連続印刷する場合、印刷待ちの全ジョブのうち選択中のジョブと非選択のジョブの位置合わせ画像の位置情報の差分が所定範囲内であるか判断する判断部（制御部１０）と、判断部による判断結果に基づいて差分が所定範囲内である選択可能ジョブを表示部３１に選択可能に表示する表示制御部（制御部１０）と、を備える。
従って、複数のジョブの中からより短時間でより正確に連続印刷するジョブを選択することができる。

また、表示制御部（制御部１０）は、選択中のジョブのジョブ情報と選択可能ジョブのジョブ情報とを表示部３１に一覧表示するので、複数のジョブの中からより短時間でより正確に連続印刷するジョブを選択することができる。
また、表示制御部（制御部１０）は、判断部（制御部１０）による判断結果に基づいて差分が所定範囲から外れる選択不可ジョブを選択不可の表示で表示部３１に一覧表示するので、ユーザーが選択不可のジョブを誤って選択することがなく、複数のジョブの中からより短時間でより正確に連続印刷するジョブを選択することができる。
選択不可の表示とは、網掛け表示、選択不可メッセージの表示のいずれかであるので、ユーザーが選択不可のジョブを誤って選択することがなく、複数のジョブの中からより短時間でより正確に連続印刷するジョブを選択することができる。
表示制御部（制御部１０）は、選択中のジョブの画像を表示部３１に表示するので、ユーザーは選択中のジョブを容易に確認することができる。
表示制御部（制御部１０）は、選択中のジョブの印刷距離を表示部３１に表示するので、ユーザーは容易に選択中のジョブの印刷距離を確認することができる。
表示制御部（制御部１０）は、連続印刷を行う複数のジョブの画像が面付けされた面付画像を印刷順に表示部３１に表示するので、ユーザーは容易に連続印刷する複数のジョブの面付画像を確認することができる。
表示制御部（制御部１０）は、連続印刷を行う複数のジョブの連続印刷距離を表示部３１に表示するので、ユーザーは容易に連続印刷を行う複数のジョブの連続印刷距離を確認することができる。

その他、画像形成装置１００の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態の図４に示す複数のジョブのジョブ表示処理のフローチャートのステップＳ７において、制御部１０は、追い刷り印刷ジョブでないジョブあるいは選択中のアイマーク位置情報との差分が所定範囲内でないジョブを、図５Ａ及び図５Ｂに示す一時保存ジョブリスト３２１に表示しないとしてもよい。
また、上記実施形態の図４に示す複数のジョブのジョブ表示処理のフローチャートのステップＳ７において、図５Ａに示す例では、選択不可であるジョブに網掛けをして表示するとしたがこれに限らない。選択不可のマークを付けることで選択不可の表示をしてもよい。

１ 給紙装置
２ 本体部
１０ 制御部（取得部、判断部、表示制御部）
２０ 記憶部
３０ 操作表示部
３１ 表示部
３２ 操作部
４０ 画像形成部
５０ 用紙搬送部
６０ 定着部
７０ 通信部
３ 巻取装置
４Ａ 読取部
４Ｂ 読取部
１００ 画像形成装置

Claims (9)

1. 事前印刷によって位置合わせ画像が予め印刷された連続メディア上に追い刷り印刷を行う画像形成部と、
   前記位置合わせ画像を前記画像形成部の前記連続メディア搬送方向の上流側で読み取る読取部と、
   追い刷り印刷のジョブの印刷管理情報に含まれる前記位置合わせ画像の位置情報を取得する取得部と、
   複数の前記追い刷り印刷のジョブを連続印刷する場合、印刷待ちの全ジョブのうち選択中のジョブと非選択のジョブの前記位置合わせ画像の位置情報の差分が所定範囲内であるか判断する判断部と、
   前記判断部による判断結果に基づいて前記差分が所定範囲内である選択可能ジョブを表示部に選択可能に表示する表示制御部と、
   を備える画像形成装置。
2. 前記表示制御部は、前記選択中のジョブのジョブ情報と選択可能ジョブのジョブ情報とを前記表示部に一覧表示する請求項１に記載の画像形成装置。
3. 前記表示制御部は、前記判断部による判断結果に基づいて前記差分が所定範囲から外れる選択不可ジョブを選択不可の表示で前記表示部に一覧表示する請求項２に記載の画像形成装置。
4. 前記選択不可の表示とは、網掛け表示、選択不可メッセージの表示のいずれかである請求項３に記載の画像形成装置。
5. 前記表示制御部は、前記選択中のジョブの画像を前記表示部に表示する請求項１から４のいずれか一項に記載の画像形成装置。
6. 前記表示制御部は、前記選択中のジョブの印刷距離を前記表示部に表示する請求項１から５のいずれか一項に記載の画像形成装置。
7. 前記表示制御部は、連続印刷を行う複数のジョブの画像が面付けされた面付画像を印刷順に前記表示部に表示する請求項１から６のいずれか一項に記載の画像形成装置。
8. 前記表示制御部は、連続印刷を行う複数のジョブの連続印刷距離を前記表示部に表示する請求項１から７のいずれか一項に記載の画像形成装置。
9. 事前印刷によって位置合わせ画像が予め印刷された連続メディア上に追い刷り印刷を行う画像形成部と、
   前記位置合わせ画像を前記画像形成部の前記連続メディア搬送方向の上流側で読み取る読取部と、
   追い刷り印刷のジョブの印刷管理情報に含まれる前記位置合わせ画像の位置情報を取得する取得部と、を備える画像形成装置のコンピューターを、
   複数の前記追い刷り印刷のジョブを連続印刷する場合、印刷待ちの全ジョブのうち選択中のジョブと非選択のジョブの前記位置合わせ画像の位置情報の差分が所定範囲内であるか判断する判断部、
   前記判断部による判断結果に基づいて前記差分が所定範囲内である選択可能ジョブを表示部に選択可能に表示する表示制御部、
   として機能させるプログラム。

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