JP2022011546A - 制御装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents

制御装置、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Etsuo Watabe
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Abstract

Figure 2022011546000001
【課題】周辺の交通参加者をより配慮した制御を実現すること。
【解決手段】制御装置は、車両が走行している第1道路に関する幅を取得する取得部と、第1道路を進行する車両が前記第1道路において左側通行または右側通行のうち交通ルールにおいて定められた通行規則に対応する方向である第1方向に旋回して、前記第1道路に交差する第2道路に進入する予定の場合、前記第1道路に関する幅に応じて、前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路の幅方向に関する前記車両の位置を決定する制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、制御方法、およびプログラムに関する。
従来、車両の側面から道路の側部までの距離と、車両の最小旋回半径と、後続する車両とに基づいて、幅寄せを算出し、算出した幅寄せ距離に基づいて、車両を制御する車両用運転支援装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-98243号公報
しかしながら、従来技術では、車両が走行する環境が十分に考慮されていなく、車両は周辺の交通参加者を十分に配慮しているとは言えない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、周辺の交通参加者をより配慮した制御を実現することを目的の一つとする。
この発明に係る制御装置、制御方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る制御装置は、車両が走行している第1道路に関する幅を取得する取得部と、第1道路を進行する車両が前記第1道路において左側通行または右側通行のうち交通ルールにおいて定められた通行規則に対応する方向である第1方向に旋回して、前記第1道路に交差する第2道路に進入する予定の場合、前記第1道路に関する幅に応じて、前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路の幅方向に関する前記車両の位置を決定する制御部とを備える。
(2):上記(1)の態様において、前記制御部は、前記第1道路に関する幅が第1閾値以上である場合、前記第1道路の前記第1方向側の基準位置から前記第1方向とは反対方向である第2方向に第1距離の位置に、前記車両の位置を決定し、前記第1道路に関する幅が第1閾値未満であり、且つ前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上である場合、前記基準位置から前記第2方向に第1距離よりも短い第2距離の位置に、前記車両の位置を決定する。
(3):上記(1)の態様において、前記制御部は、前記第1道路に関する幅が第1閾値以上である場合、前記第1道路の前記第1方向側の基準位置に前記車両を近づかせる幅寄せを、前記車両に実行させず、前記第1道路に関する幅が前記第1閾値未満であり、且つ前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上である場合、前記幅寄せを、前記車両に実行させる。
(4):上記(3)の態様において、前記制御部は、前記第1道路に関する幅が前記第2閾値未満である場合、前記幅寄せを、前記車両に実行させない。
(5):上記(2)の態様において、前記第1道路に関する幅が前記第1閾値以上であるとは、前記車両が前記第1道路または前記第1道路に含まれる車線の中央を走行している場合に、前記第1方向側の前記車両の端部と前記第1道路の前記第1方向側の基準位置との間を、移動体が所定の余裕距離を維持して通過できる幅である。
(6):上記(1)の態様において、前記制御部は、前記車両の後方に前記基準位置と前記車両との間を通過する可能性が存在する移動体が存在する場合に、前記第1道路に関する幅に応じて、前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路の前記第1方向側の基準位置に対する前記車両の位置を決定する。
(7):上記(1)の態様において、前記制御部は、前記車両の後方に前記第1道路の前記第1方向側の基準位置と前記車両との間を通過する可能性が存在する移動体が存在し、且つ前記第1道路に関する幅が第1閾値以上である場合、前記基準位置から前記第1方向とは反対方向である第2方向の第1距離の位置に、前記車両の位置を決定し、前記車両の後方に前記基準位置と前記車両との間を通過する可能性が存在する移動体が存在し、前記第1道路に関する幅が前記第1閾値未満であり、且つ前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上である場合、前記基準位置から前記第2方向の第1距離よりも短い第2距離の位置に、前記車両の位置を決定する。
(8):上記(2)の態様において、前記制御部は、前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路に関する幅が第1閾値未満であり、前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上であり、且つ前記車両が停止しない予定である場合、前記基準位置から前記第2方向に第1距離よりも短い第2距離の位置に、前記車両の位置を決定し、前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路に関する幅が第1閾値未満であり、前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上であり、且つ前記車両が停止する予定である場合、前記基準位置から前記第2方向に第2距離よりも長い第3距離の位置に、前記車両の位置を決定する。
(9):上記(1)の態様において、前記制御部は、前記第1道路に関する幅が閾値以上である場合、前記第1道路の前記第1方向側の基準位置から前記第1方向とは反対方向である第2方向に第1距離の位置に、前記車両の位置を決定し、前記第1道路に関する幅が前記閾値未満である場合、前記基準位置から前記第2方向に第1距離よりも短い第2距離の位置に、前記車両の位置を決定する。
(10):この発明の一態様に係る制御方法は、コンピュータが、車両が走行している第1道路に関する幅を取得し、第1道路を進行する車両が前記第1道路において左側通行または右側通行のうち交通ルールにおいて定められた通行規則に対応する方向である第1方向に旋回して、前記第1道路に交差する第2道路に進入する予定の場合、前記第1道路に関する幅に応じて、前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路の幅方向に関する前記車両の位置を決定する。
(11):この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、車両が走行している第1道路に関する幅を取得させ、第1道路を進行する車両が前記第1道路において左側通行または右側通行のうち交通ルールにおいて定められた通行規則に対応する方向である第1方向に旋回して、前記第1道路に交差する第2道路に進入する予定の場合、前記第1道路に関する幅に応じて、前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路の幅方向に関する前記車両の位置を決定させる。
(1)-(11)によれば、制御装置は、道路に関する幅に応じて、第1道路が第2道路に交差する手前において、第1道路の幅方向に関する車両の位置を決定することにより、周辺の交通参加者をより配慮した制御を実現することができる。例えば、道路に関する幅が広い場合、車両が左折(またたは右折)するために減速を行うと、二輪車両等の移動体が車両の横をすり抜ける可能性がある。このようなすり抜けに配慮した制御を車両は実現することができる。
(2)または(3)によれば、制御装置は、道路に関する幅に適した位置に車両の位置を決定することができる。例えば、道路に関する幅が第1閾値未満であり、且つ第2閾値以上である場合、移動体はすり抜けを行う可能性が低いため、基準位置の近くに車両の位置を決定し、道路に関する幅が第1閾値以上である場合、移動体のすり抜けを考慮して、基準位置の近くに車両の位置に決定しない。
(4)によれば、制御装置は、道路に関する幅が第2閾値未満である場合は、車両が基準位置側に近づくと、車両は第2道路に進入しにくくなるため、車両の位置を基準位置に近づけた位置に決定しない。これにより、車両が第2道路に進入しにくくするのを抑制する。
(6)によれば、制御装置は、考慮すべき移動体が存在する場合に、第1道路に関する幅に応じて、車両の位置を決定し、考慮すべき移動体が存在しない場合には、第1道路に関する幅に応じて、車両の位置を決定しないため、周辺の状況に応じた適切な制御を実現することができる。
(8)によれば、制御装置は、車両が停止する予定であるか否かによって、車両の位置を制御することで、より周辺の状況に適した車両の位置を決定することができる。
実施形態に係る制御装置を利用した制御システム1の構成図である。 第1制御部120および第2制御部160の機能構成図である。 左折制御の内容を説明するための図である。 道路幅W1が第1閾値以上である場合に車両Mが実行する制御の一例を示す図である。 道路幅W2が第1閾値未満であり且つ第2閾値以上である場合の制御の一例を示す図(その1)である。 車両Mが第1基準位置側に近づいた状態の一例を示す図である。 道路幅W3が第2閾値未満である場合の制御の一例を示す図である。 道路幅の判定基準について説明するための図である。 自動運転制御装置100により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2実施形態の左折制御の内容を説明するための図である。 道路幅W2の道路において車両Mが左折する前に停止する場面の一例を示す図である。 道路幅W2の道路において車両Mが左折する前に停止しない場面の一例を示す図である。 道路幅W2の道路において車両Mが左折する前に停止する場面の他の一例を示す図である。 第2実施形態の自動運転制御装置100により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 車両Mがすり抜けを行う可能性が存在する移動体の有無を認識できない場面の一例を示す図である。 運転支援を行う制御システム1Aの機能構成の一例を示す図である。 実施形態の自動運転制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の制御装置、制御方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
<第1実施形態>
[全体構成]
図1は、実施形態に係る制御装置を利用した制御システム1の構成図である。制御システム1は、移動体に搭載される。以下の説明では、移動体は、一例として車両であるものとする。車両は、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどの内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いは二次電池や燃料電池の放電電力を使用して動作する。
制御システム1は、例えば、カメラ10と、レーダ装置12と、LIDAR(Light Detection and Ranging)14と、物体認識装置16と、通信装置20と、HMI(Human Machine Interface)30と、車両センサ40と、ナビゲーション装置50と、MPU(Map Positioning Unit)60と、運転操作子80と、自動運転制御装置100と、走行駆動力出力装置200と、ブレーキ装置210と、ステアリング装置220とを備える。これらの装置や機器は、CAN(Controller Area Network)通信線等の多重通信線やシリアル通信線、無線通信網等によって互いに接続される。なお、図1に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、更に別の構成が追加されてもよい。
カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。カメラ10は、制御システム1が搭載される車両(以下、自車両M)の任意の箇所に取り付けられる。前方を撮像する場合、カメラ10は、フロントウインドシールド上部やルームミラー裏面等に取り付けられる。カメラ10は、例えば、周期的に繰り返し自車両Mの周辺を撮像する。カメラ10は、ステレオカメラであってもよい。
レーダ装置12は、自車両Mの周辺にミリ波などの電波を放射すると共に、物体によって反射された電波(反射波)を検出して少なくとも物体の位置(距離および方位)を検出する。レーダ装置12は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。レーダ装置12は、FM-CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によって物体の位置および速度を検出してもよい。
LIDAR14は、自車両Mの周辺に光(或いは光に近い波長の電磁波)を照射し、散乱光を測定する。LIDAR14は、発光から受光までの時間に基づいて、対象までの距離を検出する。照射される光は、例えば、パルス状のレーザー光である。LIDAR14は、自車両Mの任意の箇所に取り付けられる。
物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびLIDAR14のうち一部または全部による検出結果に対してセンサフュージョン処理を行って、物体の位置、種類、速度などを認識する。物体認識装置16は、認識結果を自動運転制御装置100に出力する。物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびLIDAR14の検出結果をそのまま自動運転制御装置100に出力してよい。制御システム1から物体認識装置16が省略されてもよい。
通信装置20は、例えば、セルラー網やWi-Fi網、Bluetooth(登録商標)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)などを利用して、自車両Mの周辺に存在する他車両と通信し、或いは無線基地局を介して各種サーバ装置と通信する。
HMI30は、自車両Mの乗員に対して各種情報を提示すると共に、乗員による入力操作を受け付ける。HMI30は、各種表示装置、スピーカ、ブザー、タッチパネル、スイッチ、キーなどを含む。
車両センサ40は、自車両Mの速度を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、自車両Mの向きを検出する方位センサ等を含む。
ナビゲーション装置50は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機51と、ナビHMI52と、経路決定部53とを備える。ナビゲーション装置50は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置に第1地図情報54を保持している。GNSS受信機51は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、自車両Mの位置を特定する。自車両Mの位置は、車両センサ40の出力を利用したINS(Inertial Navigation System)によって特定または補完されてもよい。ナビHMI52は、表示装置、スピーカ、タッチパネル、キーなどを含む。ナビHMI52は、前述したHMI30と一部または全部が共通化されてもよい。経路決定部53は、例えば、GNSS受信機51により特定された自車両Mの位置(或いは入力された任意の位置)から、ナビHMI52を用いて乗員により入力された目的地までの経路(以下、地図上経路)を、第1地図情報54を参照して決定する。第1地図情報54は、例えば、道路を示すリンクと、リンクによって接続されたノードとによって道路形状が表現された情報である。第1地図情報54は、道路の曲率やPOI(Point Of Interest)情報などを含んでもよい。地図上経路は、MPU60に出力される。ナビゲーション装置50は、地図上経路に基づいて、ナビHMI52を用いた経路案内を行ってもよい。ナビゲーション装置50は、例えば、乗員の保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の機能によって実現されてもよい。ナビゲーション装置50は、通信装置20を介してナビゲーションサーバに現在位置と目的地を送信し、ナビゲーションサーバから地図上経路と同等の経路を取得してもよい。
MPU60は、例えば、推奨車線決定部61を含み、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に第2地図情報62を保持している。推奨車線決定部61は、ナビゲーション装置50から提供された地図上経路を複数のブロックに分割し(例えば、車両進行方向に関して100[m]毎に分割し)、第2地図情報62を参照してブロックごとに推奨車線を決定する。推奨車線決定部61は、左から何番目の車線を走行するといった決定を行う。推奨車線決定部61は、地図上経路に分岐箇所が存在する場合、自車両Mが、分岐先に進行するための合理的な経路を走行できるように、推奨車線を決定する。
第2地図情報62は、第1地図情報54よりも高精度な地図情報である。第2地図情報62は、例えば、車線の中央の情報あるいは車線の境界の情報等を含んでいる。また、第2地図情報62には、道路情報、交通規制情報、住所情報(住所・郵便番号)、施設情報、電話番号情報などが含まれてよい。第2地図情報62は、通信装置20が他装置と通信することにより、随時、アップデートされてよい。
運転操作子80は、例えば、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、ステアリングホイール、異形ステア、ジョイスティックその他の操作子を含む。運転操作子80には、操作量あるいは操作の有無を検出するセンサが取り付けられており、その検出結果は、自動運転制御装置100、もしくは、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220のうち一部または全部に出力される。
自動運転制御装置100は、例えば、第1制御部120と、第2制御部160と、記憶部180とを備える。第1制御部120と第2制御部160は、それぞれ、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予め自動運転制御装置100のHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体に格納されており、記憶媒体(非一過性の記憶媒体)がドライブ装置に装着されることで自動運転制御装置100のHDDやフラッシュメモリにインストールされてもよい。自動運転制御装置100は「制御装置」の一例である。
記憶部180は、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)等により実現される。記憶部180には、例えば、自動運転制御装置100が実行するためのプログラムなど記憶されている。
図2は、第1制御部120および第2制御部160の機能構成図である。第1制御部120は、例えば、認識部130と、行動計画生成部140とを備える。第1制御部120は、例えば、AI(Artificial Intelligence;人工知能)による機能と、予め与えられたモデルによる機能とを並行して実現する。例えば、「交差点を認識する」機能は、ディープラーニング等による交差点の認識と、予め与えられた条件(パターンマッチング可能な信号、道路標示などがある)に基づく認識とが並行して実行され、双方に対してスコア付けして総合的に評価することで実現されてよい。これによって、自動運転の信頼性が担保される。
認識部130は、カメラ10、レーダ装置12、およびLIDAR14から物体認識装置16を介して入力された情報に基づいて、自車両Mの周辺にある物体の位置、および速度、加速度等の状態を認識する。物体の位置は、例えば、自車両Mの代表点(重心や駆動軸中心など)を原点とした絶対座標上の位置として認識され、制御に使用される。物体の位置は、その物体の重心やコーナー等の代表点で表されてもよいし、表現された領域で表されてもよい。物体の「状態」とは、物体の加速度やジャーク、あるいは「行動状態」(例えば車線変更をしている、またはしようとしているか否か)を含んでもよい。
また、認識部130は、例えば、自車両Mが走行している車線(走行車線)を認識する。例えば、認識部130は、第2地図情報62から得られる道路区画線のパターン(例えば実線と破線の配列)と、カメラ10によって撮像された画像から認識される自車両Mの周辺の道路区画線のパターンとを比較することで、走行車線を認識する。なお、認識部130は、道路区画線に限らず、道路区画線や路肩、縁石、中央分離帯、ガードレールなどを含む走路境界(道路境界)を認識することで、走行車線を認識してもよい。この認識において、ナビゲーション装置50から取得される自車両Mの位置やINSによる処理結果が加味されてもよい。また、認識部130は、一時停止線、障害物、赤信号、料金所、その他の道路事象を認識する。認識部130は、例えば、ガードレールや、歩道の幅、車道の幅、道路の車線の数などを認識する。
認識部130は、走行車線を認識する際に、走行車線に対する自車両Mの位置や姿勢を認識する。認識部130は、例えば、自車両Mの基準点の車線中央からの乖離、および自車両Mの進行方向の車線中央を連ねた線に対してなす角度を、走行車線に対する自車両Mの相対位置および姿勢として認識してもよい。これに代えて、認識部130は、走行車線のいずれかの側端部(道路区画線または道路境界)に対する自車両Mの基準点の位置などを、走行車線に対する自車両Mの相対位置として認識してもよい。
行動計画生成部140は、原則的には推奨車線決定部61により決定された推奨車線を走行し、更に、自車両Mの周辺状況に対応できるように、自車両Mが自動的に(運転者の操作に依らずに)将来走行する目標軌道を生成する。目標軌道は、例えば、速度要素を含んでいる。例えば、目標軌道は、自車両Mの到達すべき地点(軌道点)を順に並べたものとして表現される。軌道点は、道なり距離で所定の走行距離(例えば数[m]程度)ごとの自車両Mの到達すべき地点であり、それとは別に、所定のサンプリング時間(例えば0コンマ数[sec]程度)ごとの目標速度および目標加速度が、目標軌道の一部として生成される。また、軌道点は、所定のサンプリング時間ごとの、そのサンプリング時刻における自車両Mの到達すべき位置であってもよい。この場合、目標速度や目標加速度の情報は軌道点の間隔で表現される。
行動計画生成部140は、目標軌道を生成するにあたり、自動運転のイベントを設定してよい。自動運転のイベントには、定速走行イベント、低速追従走行イベント、車線変更イベント、分岐イベント、合流イベント、テイクオーバーイベントなどがある。行動計画生成部140は、起動させたイベントに応じた目標軌道を生成する。
行動計画生成部140は、取得部142と、判定部144とを含む。取得部142は、車両が走行している第1道路に関する幅を取得する。判定部144は、車両Mの後方の移動体が車両Mに接近する可能性が存在するか否かを判定する。これらの取得部142および判定部144の処理の詳細については後述する。
第2制御部160は、行動計画生成部140によって生成された目標軌道を、予定の時刻通りに自車両Mが通過するように、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220を制御する。
第2制御部160は、例えば、取得部162と、速度制御部164と、操舵制御部166とを備える。取得部162は、行動計画生成部140により生成された目標軌道(軌道点)の情報を取得し、メモリ(不図示)に記憶させる。速度制御部164は、メモリに記憶された目標軌道に付随する速度要素に基づいて、走行駆動力出力装置200またはブレーキ装置210を制御する。操舵制御部166は、メモリに記憶された目標軌道の曲がり具合に応じて、ステアリング装置220を制御する。速度制御部164および操舵制御部166の処理は、例えば、フィードフォワード制御とフィードバック制御との組み合わせにより実現される。一例として、操舵制御部166は、自車両Mの前方の道路の曲率に応じたフィードフォワード制御と、目標軌道からの乖離に基づくフィードバック制御とを組み合わせて実行する。
図1に戻り、走行駆動力出力装置200は、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。走行駆動力出力装置200は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機などの組み合わせと、これらを制御するECU(Electronic Control Unit)とを備える。ECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。
ブレーキ装置210は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ブレーキ装置210は、運転操作子80に含まれるブレーキペダルの操作によって発生させた油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置210は、上記説明した構成に限らず、第2制御部160から入力される情報に従ってアクチュエータを制御して、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
ステアリング装置220は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
[左折制御]
以下の説明では、車両Mは、原則、道路の右側または左側のうち左側を走行するルールとする。対向車線が存在する道路では、車両Mが左折を行う場合には対向車線を横切らずに左折を行うものとして説明する。例えば、車両Mが、道路の右側を走行するルールであり、右折を行う場合は、後述する処理の左折を右折と扱って処理を行う。
行動計画生成部140は、第1道路を進行する車両Mが第1道路において左側通行または右側通行のうち交通ルールにおいて定められた通行規則に対応する方向である第1方向(本実施形態では左方向)に旋回して、第1道路に交差する第2道路に進入し、且つ第1方向に進行する予定の場合、第1道路に関する幅に応じて、第1道路が第2道路に交差する手前において、第1道路の幅方向に関する位置を決定する。本実施形態では、通行規則が左側通行であるため、第1方向は左方向である。
「第1道路に関する幅(道路幅)」とは、道路の第1位置(基準位置)から第2位置までの距離に相当する。移動体は、第1位置と第2位置との間の幅が広い場合、その間を移動可能である。移動体とは、道路を通行する交通参加者である。交通参加者は、例えば、歩行者や、自転車、二輪車両などを含む。以下の説明では、移動体は、二輪車両であるものとして説明する。
第1位置は、道路の左端部や、道路の左側に存在する縁石、道路の左側に存在する歩道と車道との境界などである。第2位置は、道路の右側の端部や、車両Mが走行する車線の右側の道路区画線、車線の中央、道路の右側に存在する縁石、道路の右側に存在する歩道と車道との境界などである。
「第1道路が第2道路に交差する手前」とは、第1道路と第2道路とにより形成される交差点付近や交差点から所定距離手前の位置である。所定距離とは、数メートル(または数十センチメートル)から数十メートル程度である。
「第1道路の幅方向に関する位置の決定」とは、例えば、道路または車線に対する車両Mの位置が決定されることであり、例えば、道路または車線の第1位置から車両Mがどの程度の距離に位置するかが決定されることである。
図3は、左折制御の内容を説明するための図である。行動計画生成部140は、条件1および条件2を満たした場合に、道路の幅に応じて制御を実行する。「条件1」は、車両Mが、所定距離前方(直近の交差点)で左折する予定であることである。「条件2」は、車両Mの後方に車両Mの左側をすり抜ける可能性がある移動体が存在することである。
すり抜ける可能性がある移動体とは、以下の条件を満たす移動体である。「すり抜ける可能性がある移動体」は、「基準位置(第1基準位置)と車両との間を通過する可能性が存在する移動体」の一例である。
(A)車両Mが第1道路に存在しているときに車両Mに接近する移動体、または車両Mが左折しているときに車両Mに接近する移動体であること。車両Mが左折する動作を開始する前や、車両Mが左折する動作を開始する地点から所定距離(例えば数十メートルから数十メートル)手前に到達したときに、車両Mの後方に車両Mから所定距離の位置に存在する移動体であって、移動体が車両Mに近づいて移動していることである。
(B)車両Mが幅寄せせずにまたは道路(または車線)の中央を走行した状態で、第1基準位置と車両と間を通過することができる移動体であること。
判定部144が、認識部130の認識結果に基づいて、移動体が上記の(A)および(B)の条件を満たすか否かを判定する。判定部144は、例えば、移動体の位置と速度、および車両Mの位置と速度とに基づいて、移動体が車両Mに接近するか否か、および移動体の横方向の幅と、車両と第1基準位置との幅とに基づいて、移動体が車両Mの左側を通過できるか否かを判定する。判定部144が、上記の(A)および(B)の条件を満たすと判定した場合、条件2が満たされ、判定部144が、上記の(A)および(B)の条件の一方または双方を満たさないと判定した場合、条件2は満たされない。
道路幅が大である場合(道路幅Wが第1閾値以上である場合)、行動計画生成部140は、車両Mに幅寄せをさせない、車線(または道路)の中央を車両Mに走行させる、または第1位置から第1方向とは反対方向である第2方向に第1距離の位置に車両Mを位置させる。幅寄せとは、車両Mが車両Mの中心軸を車線の中央よりも左側にずれた位置に移動することである。
道路幅が中である場合(道路幅Wが第1閾値未満であり且つ第2閾値以上である場合)、行動計画生成部140は、車両Mに幅寄せをさせる、車線の中央よりも左側の位置を車両Mに走行させる、または第1位置から第2方向に第2距離の位置に車両Mを位置させる。第2距離は、第1距離よりも短い。
道路幅が小である場合(道路幅Wが第2閾値未満である場合)、行動計画生成部140は、車両Mに幅寄せをさせない、車線の中央を車両Mに走行させる、または第1位置から第2方向に第1距離(または第2距離よりも長い距離)の位置に車両Mを位置させる。
なお、条件1を満たし、且つ条件2を満たさない場合、行動計画生成部140は、車線の中央よりも左側の位置を車両Mに走行させる、または第1位置から第2方向に第2距離の位置に車両Mを位置させる。この場合、道路幅が大または中の場合に、行動計画生成部140は、車線の中央よりも左側の位置を車両Mに走行させ、または第1位置から第2方向に第2距離の位置に車両Mを位置させ、道路幅が小の場合は、行動計画生成部140は、車線の中央よりも左側の位置を車両Mに走行させず、または第1位置から第2方向に第2距離の位置に車両Mを位置させなくてもよい。
以下、図4-7を参照して、条件1および条件2を満たした場合に、車両Mが道路幅に応じて行う制御について説明する。以下の説明では、第1道路に車両Mが走行する車線と、対向車線とが含まれる例について説明するが、対向車線が存在しない場合であっても、後述する考え方と同様に処理が行われてもよい。
[道路幅W1が第1閾値以上である場合の制御]
図4は、道路幅W1が第1閾値以上である場合に車両Mが実行する制御の一例を示す図である。車両Mは、車線L1を走行している。車両L2は、車線L1に対向する対向車線である。以下、車線L1および車線L2を含む道路を第1道路と称する場合がある。第1道路は、第2道路に交わり、交差点を形成する。第2道路は、車線L3および車線L4を含む。車線L3は、第1方向D1を進行する車両が走行する車線である。車線L3は、車線L1を走行する車両Mが、車線L1に対する車線L2を横切る方向とは反対の第1方向D1に旋回して進入可能な車線である。車線L4は、第1方向D1とは反対の第2方向D2を進行する車両が走行する車線である。車線L4は、車線L1を走行する車両Mが、車線L1に対する車線L2を横切って第2方向D2に旋回して進入可能な車線である。
車両Mが第1方向D1に進行予定であり、且つ交差点から進行方向に関して所定距離手前の位置に到達したときに(例えば車両Mが距離d付近に位置したときに)、後方に車両Mに接近する二輪車両Bが存在するものとする。すなわち、第1条件および第2条件が満たされたものとする。このとき、行動計画生成部140は、道路幅W1が第1閾値以上である場合、車両Mに幅寄せを行わせない。例えば、行動計画生成部140は、車両Mと第1基準位置(例えば道路の端部)との距離を距離L1に維持する。例えば、車両Mは、車線L1の中央を走行する。
例えば、道路幅が比較的広い場合、二輪車両Bは、車両Mと第1基準位置との間をすり抜けたい場合がある。このとき、車両Mが第1基準位置側に移動すると、二輪車両Bの行動を制限したり、二輪車両Bの挙動によっては二輪車両Bを減速させることになったりする場合がある。また、二輪車両Bが車両Mの右側を通過しようとする場合もある。このように、車両Mが第1基準位置側に移動すると、二輪車両Bの挙動が不安定になったり、二輪車両Bが意図する行動を制限したりすることがある。ひいては、車両Mが二輪車両Bの挙動を予測することが困難になったり、二輪車両Bを配慮した制御を行えなかったりすることになる。
そこで、本実施形態では、道路幅W1が第1閾値以上である場合、車両Mは、幅寄せしない。これにより、車両Mは、二輪車両Bが車両Mの左側を通過しやすくなるように行動することで、より二輪車両Bを配慮した制御を行うことができる。また、二輪車両Bの挙動を予測する負荷が比較的に軽減されるため(二輪車Bが車両Mの右側から車両Mを追い抜く可能性が低くなるため)、車両Mの処理負荷が軽減される。
[道路幅W2が第1閾値未満であり且つ第2閾値以上である場合の制御]
図5は、道路幅W2が第1閾値未満であり且つ第2閾値以上である場合の制御の一例を示す図(その1)である。図4と重複する説明については省略する。時刻tにおいて、車両Mが道路幅W2である車線L1の中央を走行している。車両Mと第1基準位置との距離は、距離L2(<L1)である。道路幅W2は、第1閾値未満であり且つ第2閾値以上である。この場合、時刻t+1で、行動計画生成部140は、車両Mを第1基準位置側に近づける。
図6は、車両Mが第1基準位置側に近づいた状態の一例を示す図である。時刻t+1で、車両Mは、第1基準位置側に移動する。これにより、車両Mと第1基準位置との距離は、距離L3(<L2)となる。
例えば、道路幅が比較的に広くない場合(道路幅W2の場合)、二輪車両Bは、車両Mと第1基準位置との間をすり抜ける可能性が低い。このような場合、車両Mが第1基準位置側に移動しても、図4の例で説明したように、二輪車両Bの挙動が不安定になったり、二輪車両Bの意図を制限したりする可能性は低い。そのため、車両Mは、幅寄せして左折する。これにより、車両Mは、より二輪車両Bがすり抜けることを抑制して、車両Mおよび二輪車両Bにとってより安全性が考慮された交通状態が維持されたり、より滑らか、且つ容易に左折を行ったりすることができる。
[道路幅W3が第2閾値未満である場合の制御]
図7は、道路幅W3が第2閾値未満である場合の制御の一例を示す図である。図4と重複する説明については省略する。車両Mと第1基準位置との距離は、距離L4(<L2)である。道路幅W3は、第2閾値未満である。この場合、行動計画生成部140は、車両Mは幅寄せを行わない。
例えば、道路幅が比較的に狭い場合(道路幅W3の場合)、二輪車両Bは、車両Mと第1基準位置との間をすり抜ける可能性が低い。このような場合、図5の例で説明したように、二輪車両Bの挙動が不安定になったり、二輪車両Bの意図を制限したりする可能性は低い。そのため、車両Mは、幅寄せずに左折する。また、車両Mは、幅寄せを行っていないため、狭い道路において滑らかに左折を行うことができる。
[道路幅の判定基準]
図8は、道路幅の判定基準について説明するための図である。第1閾値以上の道路幅とは、例えば、車両Mが車線の中央C(または基準となる位置)を走行した場合に車両Mと第1基準位置との幅が、基準幅以上であることである。基準幅とは、例えば、二輪車両Bの横方向の幅Wxに余裕距離α1および余裕距離α2を加算した長さの所定幅である。
第1閾値未満であり、且つ第2閾値以上の道路幅とは、例えば、車両Mが車線の中央Cを走行した場合に車両Mと第1基準位置との幅が、基準幅未満であり、且つ幅Wx以上(または幅Wx程度)であることである。第1閾値未満であり、且つ第2閾値以上の道路幅とは、例えば、二輪車両Bが十分に注意を払ってすり抜けられる程度の幅である。
第2閾値未満の道路幅とは、例えば、車両Mが車線の中央Cを走行した場合に車両Mと第1基準位置との幅が、所定幅未満であることである。所定幅未満とは、例えば、幅Wx未満などの所定の幅である。
なお、幅Wxや、余裕距離α1、余裕距離α2、所定幅は、予め設定された長さであってもよいし、移動体や二輪車両等の種別に応じて適宜変更されてもよい。例えば、幅Wxは、移動体の幅に応じた幅に設定される。例えば、車両Mの後方に存在し、車両Mに接近する可能性が存在する移動体の幅が広ければ、幅Wxは、その移動体に対して設定される幅は広くなる。
[フローチャート]
図9は、自動運転制御装置100により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、自動運転制御装置100は、車両Mが現在地から所定距離前方で左折する予定であるか否を判定する(ステップS100)。車両Mが現在地から所定距離前方で左折する予定である場合、認識部130が、車両Mの周辺を認識する(ステップS102)。
次に、判定部144が、車両Mの後方に車両Mの左側をすり抜ける可能性がある移動体が存在するか否かを判定する(ステップS104)。すり抜ける可能性がある移動体が存在しない場合、後述するステップS112の処理に進む。すり抜ける可能性がある移動体が存在する場合、取得部142は、道路に関する幅を取得する(ステップS106)。
次に、行動計画生成部140が、道路に関する幅が「中」である否かを判定する(ステップS108)。道路に関する幅が「中」である場合、行動計画生成部140は、車両Mに幅寄せをさせる(ステップS110)。道路に関する幅が「中」でない場合(「大」または「小」である場合)、行動計画生成部140は、車両Mに幅寄せをさせない(ステップS112)。これにより、本フローチャートの1ルーチンの処理が終了する。
以上説明した第1実施形態によれば、自動運転制御装置100は、道路に関する幅に応じて、第1道路が第2道路に交差する手前において、第1道路の幅方向に関する車両の位置を決定することで、周辺の交通参加者をより配慮した制御を実現することができる。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態について説明する。第1実施形態では、車両Mが交差点付近または交差点の手前で停止するか否かは考慮せず、一例として車両Mが停止せずに左折する場面を中心に説明した。第2実施形態では、車両Mが停止するか否かによって制御内容が異なる。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図10は、第2実施形態の左折制御の内容を説明するための図である。第1実施形態の左折制御(図3の内容)との相違点を中心に説明する。第2実施形態の自動運転制御装置100は、条件1、条件2、および道路幅に加え、条件3を考慮する。条件3は、車両Mが左折する前に停止せずに左折可能であると予測されることである。条件3を満たす場合は、第2実施形態の左折制御と同様の制御が行われる。条件3を満たさない場合、すなわち車両Mが左折する前に停止し、停止した後に左折予定である場合、道路幅に関わらず、行動計画生成部140は、車両Mに幅寄せをさせない。
左折する前とは、左折の動作(旋回)を開始するタイミングから所定時間前や、動作を開始する位置から所定距離手前に到達したタイミング、そのタイミング以降である。例えば、判定部144は、認識部130が認識した周辺状況に基づいて、車両Mが停止した後に左折する予定であるか否かを判定する。停止の原因は、例えば、信号が止まれを示していることや、信号が止まれを示すと予測されること、車両Mの前方で渋滞が生じていること、車両Mが進行する方向に移動体が存在すること(例えば左折する方向の横断歩道に歩行者が存在すること)などである。以下、具体例について説明する。
図11は、道路幅W2の道路において車両Mが左折する前に停止する場面の一例を示す図である。前述した図5および図6と重複する説明については省略する。例えば、車両Mが左折する前に信号が止まれを示しているため停止する場合、車両Mは、幅寄せを行わない。例えば、車両Mが信号で停止している場合、二輪車両Bは、第1基準位置と車両Mとの間をすり抜けて車両Mの前方に位置したいことがある。図11に示すように、車両Mが幅寄せを行わなければ、二輪車両Bは、第1基準位置と車両Mとの間を通過して、車両Mの前方に位置することができる。この結果、周辺に配慮した制御を実現することができる。
図12は、道路幅W2の道路において車両Mが左折する前に停止しない場面の一例を示す図である。前述した図11と重複する説明については省略する。例えば、車両Mが左折する前に停止しない場合、車両Mは、幅寄せを行う。図12に示すように、車両Mが幅寄せを行えば、二輪車両Bは、第1基準位置と車両Mとの間のスペースが二輪車両Bの幅よりも狭くなり、二輪車両Bが上記のスペースに進入することがより抑制される。これにより、車両Mおよび二輪車両Bにとってより安全性が考慮された交通状態が維持されたり、車両Mが二輪車両Bのすり抜けを待つ必要がないため車両Mおよび二輪車両Bの挙動がスムーズになったりする。このように、車両Mは、周辺の交通参加者により配慮した制御を実現することができる。
図13は、道路幅W2の道路において車両Mが左折する前に停止する場面の他の一例を示す図である。前述した図5および図6と重複する説明については省略する。例えば、車両Mが左折する前に前方が渋滞しているため停止する場合、車両Mは、幅寄せを行わない。この結果、上述したように車両Mに配慮した制御を実現することができる。
[フローチャート]
図14は、第2実施形態の自動運転制御装置100により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、自動運転制御装置100は、車両Mが左折する予定であるか否かを判定する(ステップS100)。車両Mが左折する予定である場合、判定部144が、車両Mが停車せずに左折することができるか否かを判定する(ステップS101)。車両Mが停車せずに左折することができる場合、図9のステップS102-S112の処理が実行される。例えば、道路幅が第1閾値未満であり、且つ第2閾値以上である場合、第1基準位置から第2方向D2に第2距離(第1距離よりも短い距離)の位置に車両Mは位置する。
車両Mが停車せずに左折することができない場合、判定部144が、車両Mの後方に車両Mの左側をすり抜ける可能性がある移動体が存在するか否かを判定する(ステップS120)。すり抜ける可能性がある移動体が存在する場合、行動計画生成部140は、車両Mに幅寄せをさせない(ステップS122)。すり抜ける可能性がある移動体が存在しない場合、行動計画生成部140は、道路幅に応じた制御を行う(ステップS124)。例えば、ステップS124の処理で、道路幅が「中」、「大」の場合に幅寄せが行われ、道路幅が「小」の場合、幅寄せは行われなくてもよい。また、後方に車両に接近する移動体が存在しない場合、道路幅に関わらず、幅寄せが行われなくてもよい。また、ステップS120およびステップS124の処理は省略されてもよい。これにより、本フローチャートの1ルーチンの処理が終了する。
上記のように、自動運転制御装置100は、車両Mが左折する前に停止する予定であるか否かによって、車両Mの位置を変更することで、周辺の状況に適した制御を実現することができる。
なお、自動運転制御装置100は、車両Mが左折する前に停止する場合において、後方にすり抜けを行う可能性が存在する移動体の有無を認識できない場合、車両Mに幅寄せをさせなくてよい。図15は、車両Mがすり抜けを行う可能性が存在する移動体の有無を認識できない場面の一例を示す図である。例えば、車両Mの後方に後続する車両など後方の視認性を阻害する物体が存在する場合、自動運転制御装置100は、後続する車両の後ろに二輪車両Bが存在するか否かが判断できないことがある。この場合、自動運転制御装置100は、車両Mに幅寄せをさせなくてもよい。これにより、車両Mが認識できない二輪車両Bは、停車した車両Mの横をすり抜けて車両Mの前方に位置することができる。この結果、上述したように、二輪車両Bに配慮した制御を実現することができる。
以上説明した第2実施形態によれば、自動運転制御装置100は、周辺の状況を加味して、周辺の交通参加者をより配慮した制御を実現することができる。
上述した第1実施形態および第2実施形態では、道路幅が3段階(「大」、「中」、「小」)に分類されるものとして説明したが、道路幅は2段階に分類されてもよい。この場合、例えば、行動計画生成部140は、道路幅が閾値以上である場合(例えば道路幅が「大」である場合)、第1道路の第1方向側の基準位置から第1方向とは反対方向である第2方向に第1距離の位置に、車両Mの位置を決定し、道路幅が閾値未満である場合(例えば道路幅が「中」または「小」である場合)、基準位置から第2方向に第1距離よりも短い第2距離の位置に、車両Mの位置を決定する。換言すると、行動計画生成部140は、道路幅が閾値以上である場合、車両Mに幅寄せをさせずに、道路幅が閾値未満である場合、車両Mに幅寄せをさせる。これにより、上述した第1実施形態および第2実施形態と同様に、周辺の交通参加者をより配慮した制御が実現される。なお、原則、道路幅が閾値未満である場合、幅寄せが行われるが、幅寄せをすると車両Mが第1方向に旋回することが困難になることが想定される場合は、行動計画生成部140は、幅寄せ量を小さくしたり、例外的に車両Mに幅寄せを行わせなかったりしてもよい。
<その他>
上記の例では、車両Mは、自動運転を行うものとして説明したが、これに代えて(或いは加えて)、運転支援制御または手動運転が行われる場合に、上記の第1実施形態または第2実施形態の制御が行われてもよい。
[運転支援]
図16は、運転支援を行う制御システム1Aの機能構成の一例を示す図である。制御システム1は、制御システム1の自動運転制御装置100に代えて、運転支援装置100Aを備える。なお、制御システム1Aにおいて、MPU60は省略されてもよい。
運転支援装置100Aは、例えば、認識部122と、支援制御部124と、記憶部180とを備える。認識部122、および記憶部180は、それぞれ第1実施形態の認識部130、および記憶部180と同様の機能構成である。
支援制御部124は、車両Mの乗員が行う運転を支援する。支援とは、車両Mの速度または操舵のうち少なくとも一方が車両Mの制御装置により制御される機能である。支援制御部124は、例えば、道路区画線との距離を所定距離に維持しながら走行するように車両Mを制御するLKAS(Lane Keeping Assist System)を実行する。
支援制御部124は、第1実施形態および第2実施形態で説明したように、条件1および条件2が満たされた場合に、道路幅に応じて車両Mの位置を制御する。例えば、支援制御部124は、道路幅に応じて、車両Mと道路区画線との幅を調整する。例えば、支援制御部124は、道路幅が中の場合、車両Mが道路区画線に近づくように車両Mを制御する。車両Mが道路区画線に近づく度合は、第1実施形態で説明した考え方に基づいて調整がされる。例えば、支援制御部124は、道路幅が大または小の場合、車両Mが道路区画線に近づかないように車両Mを制御する。このように、支援制御部124は、道路に関する幅に応じて、道路の幅方向に関する車両の位置を決定することで、周辺の交通参加者をより配慮した制御を実現することができる。
[手動運転]
手動運転が行われ、且つ道路幅が大または小である場合、車両Mの制御部は、車両Mが幅寄せするようにステアリングホイールが操作された場合、操作方向とは反対の操舵反力をステアリングホイールに与えてもよい。これにより、運転者が幅寄せする方向にステアリングホイールを操作しても、与えられた操舵反力によって車両Mが幅寄せするように制御されることが抑制される。また、手動運転が行われ、且つ道路幅が中である場合、車両Mの制御部は、車両Mが幅寄せするようにステアリングホイールが操作された場合、操作方向とは反対の操舵反力をステアリングホイールに与えない(または与える操舵反力を道路幅が「大」、「小」である場合よりも小さくする)。このように、制御部は、道路に関する幅に応じて、道路の幅方向に関する車両の位置を決定することで、周辺の交通参加者をより配慮した制御を実現することができる。
[ハードウェア構成]
図17は、実施形態の自動運転制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。図示するように、自動運転制御装置100は、通信コントローラ100-1、CPU100-2、ワーキングメモリとして使用されるRAM(Random Access Memory)100-3、ブートプログラムなどを格納するROM(Read Only Memory)100-4、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置100-5、ドライブ装置100-6などが、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。通信コントローラ100-1は、自動運転制御装置100以外の構成要素との通信を行う。記憶装置100-5には、CPU100-2が実行するプログラム100-5aが格納されている。このプログラムは、DMA(Direct Memory Access)コントローラ(不図示)などによってRAM100-3に展開されて、CPU100-2によって実行される。これによって、第1制御部120、第2制御部160、およびこれらに含まれる機能部のうち一部または全部が実現される。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサが前記記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより、
車両が走行している第1道路に関する幅を取得し、
第1道路を進行する車両が前記第1道路において左側通行または右側通行のうち交通ルールにおいて定められた通行規則に対応する方向である第1方向に旋回して、前記第1道路に交差する第2道路に進入する予定の場合、前記第1道路に関する幅に応じて、前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路の幅方向に関する前記車両の位置を決定する、
ように構成されている、制御装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1‥制御システム、100‥自動運転制御装置、120‥第1制御部、124‥支援制御部、130‥認識部、140‥行動計画生成部、142‥取得部、144‥判定部、160‥第2制御部

Claims (11)

  1. 車両が走行している第1道路に関する幅を取得する取得部と、
    第1道路を進行する車両が前記第1道路において左側通行または右側通行のうち交通ルールにおいて定められた通行規則に対応する方向である第1方向に旋回して、前記第1道路に交差する第2道路に進入する予定の場合、前記第1道路に関する幅に応じて、前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路の幅方向に関する前記車両の位置を決定する制御部と、
    を備える制御装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1道路に関する幅が第1閾値以上である場合、前記第1道路の前記第1方向側の基準位置から前記第1方向とは反対方向である第2方向に第1距離の位置に、前記車両の位置を決定し、
    前記第1道路に関する幅が第1閾値未満であり、且つ前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上である場合、前記基準位置から前記第2方向に第1距離よりも短い第2距離の位置に、前記車両の位置を決定する、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第1道路に関する幅が第1閾値以上である場合、前記第1道路の前記第1方向側の基準位置に前記車両を近づかせる幅寄せを、前記車両に実行させず、
    前記第1道路に関する幅が前記第1閾値未満であり、且つ前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上である場合、前記幅寄せを、前記車両に実行させる、
    請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記第1道路に関する幅が前記第2閾値未満である場合、前記幅寄せを、前記車両に実行させない、
    請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記第1道路に関する幅が前記第1閾値以上であるとは、前記車両が前記第1道路または前記第1道路に含まれる車線の中央を走行している場合に、前記第1方向側の前記車両の端部と前記第1道路の前記第1方向側の基準位置との間を、移動体が幅方向に関して所定の余裕距離を維持して通過できる幅である、
    請求項2に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、
    前記車両の後方に前記基準位置と前記車両との間を通過する可能性が存在する移動体が存在する場合に、前記第1道路に関する幅に応じて、前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路の前記第1方向側の基準位置に対する前記車両の位置を決定する、
    請求項1に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、
    前記車両の後方に前記第1道路の前記第1方向側の基準位置と前記車両との間を通過する可能性が存在する移動体が存在し、且つ前記第1道路に関する幅が第1閾値以上である場合、前記基準位置から前記第1方向とは反対方向である第2方向の第1距離の位置に、前記車両の位置を決定し、
    前記車両の後方に前記基準位置と前記車両との間を通過する可能性が存在する移動体が存在し、前記第1道路に関する幅が前記第1閾値未満であり、且つ前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上である場合、前記基準位置から前記第2方向の第1距離よりも短い第2距離の位置に、前記車両の位置を決定する、
    請求項1に記載の制御装置。
  8. 前記制御部は、
    前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路に関する幅が第1閾値未満であり、前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上であり、且つ前記車両が停止しない予定である場合、前記基準位置から前記第2方向に第1距離よりも短い第2距離の位置に、前記車両の位置を決定し、
    前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路に関する幅が第1閾値未満であり、前記第1閾値よりも小さい第2閾値以上であり、且つ前記車両が停止する予定である場合、前記基準位置から前記第2方向に第2距離よりも長い第3距離の位置に、前記車両の位置を決定する、
    請求項2に記載の制御装置。
  9. 前記制御部は、
    前記第1道路に関する幅が閾値以上である場合、前記第1道路の前記第1方向側の基準位置から前記第1方向とは反対方向である第2方向に第1距離の位置に、前記車両の位置を決定し、
    前記第1道路に関する幅が前記閾値未満である場合、前記基準位置から前記第2方向に第1距離よりも短い第2距離の位置に、前記車両の位置を決定する、
    請求項1に記載の制御装置。
  10. コンピュータが、
    車両が走行している第1道路に関する幅を取得し、
    第1道路を進行する車両が前記第1道路において左側通行または右側通行のうち交通ルールにおいて定められた通行規則に対応する方向である第1方向に旋回して、前記第1道路に交差する第2道路に進入する予定の場合、前記第1道路に関する幅に応じて、前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路の幅方向に関する前記車両の位置を決定する、
    制御方法。
  11. コンピュータに、
    車両が走行している第1道路に関する幅を取得させ、
    第1道路を進行する車両が前記第1道路において左側通行または右側通行のうち交通ルールにおいて定められた通行規則に対応する方向である第1方向に旋回して、前記第1道路に交差する第2道路に進入する予定の場合、前記第1道路に関する幅に応じて、前記第1道路が前記第2道路に交差する手前において、前記第1道路の幅方向に関する前記車両の位置を決定させる、
    プログラム。
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