JP2022007660A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電動機による走行中に内燃機関を始動させたときに内燃機関の高負荷運転を抑制できるハイブリッド車両の制御装置を提供する。
【解決手段】ハイブリッド車両の制御装置において、走行モード制御部176は、蓄電装置から供給される電力で電動機が車両駆動力を発生し、内燃機関が停止する第1走行モードと、当該電動機と内燃機関が車両駆動力を発生する第2走行モードとの切り替えを制御する。走行モード制御部176は、第1走行モードにおいて、蓄電装置の放電許容電力の単位時間あたりの変化量が第1閾値以上であり、かつ、蓄電装置のSOC(StateOfCharge)が第2閾値以下である場合、第2走行モードに切り替える。
【選択図】図2
【解決手段】ハイブリッド車両の制御装置において、走行モード制御部176は、蓄電装置から供給される電力で電動機が車両駆動力を発生し、内燃機関が停止する第1走行モードと、当該電動機と内燃機関が車両駆動力を発生する第2走行モードとの切り替えを制御する。走行モード制御部176は、第1走行モードにおいて、蓄電装置の放電許容電力の単位時間あたりの変化量が第1閾値以上であり、かつ、蓄電装置のSOC(StateOfCharge)が第2閾値以下である場合、第2走行モードに切り替える。
【選択図】図2
Description
本発明は、ハイブリッド車両の制御装置に関する。
特許文献1は、電動機のみを用いた走行を優先させるCDモードと、内燃機関を動作させて蓄電装置のSOCを所定の目標に維持するCSモードとを備え、蓄電装置の放電許容電力に基づいて内燃機関の始動判定を行うハイブリッド車両を開示する。
ハイブリッド車両において、電動機のみが車両駆動力を発生するEV走行中に蓄電装置の放電許容電力が閾値以下に低下すると、内燃機関を始動させ、電動機と内燃機関が車両駆動力を発生するHV走行に切り替える制御が知られている。この制御では、放電許容電力が閾値以下に急速に低下し、かつ、アクセル開度などに応じた駆動力要求が大きい場合、内燃機関に対する出力要求が大きくなり、内燃機関が高負荷運転する可能性がある。排出ガスを抑制する観点などから、内燃機関の高負荷運転を抑制することが望まれる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、電動機による走行中に内燃機関を始動させたときに内燃機関の高負荷運転を抑制できるハイブリッド車両の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のハイブリッド車両の制御装置は、蓄電装置から供給される電力で電動機が車両駆動力を発生し、内燃機関が停止する第1走行モードと、当該電動機と内燃機関が車両駆動力を発生する第2走行モードとの切り替えを制御する走行モード制御部を備える。前記走行モード制御部は、前記第1走行モードにおいて、前記蓄電装置の放電許容電力の単位時間あたりの変化量が第1閾値以上であり、かつ、前記蓄電装置のSOC(State Of Charge)が第2閾値以下である場合、前記第2走行モードに切り替える。
本発明によれば、電動機による走行中に内燃機関を始動させたときに内燃機関の高負荷運転を抑制できる。
図1は、実施の形態のハイブリッド車両1の概略的な構成を示す。ハイブリッド車両1は、内燃機関(エンジン)100、第1電動機110、第2電動機120、動力分割装置130、減速機140、蓄電装置150、駆動輪160、および、ECU(Electronic Control Unit)170を備える。
内燃機関100、第1電動機110および第2電動機120は、動力分割装置130に連結される。ハイブリッド車両1は、内燃機関100および第2電動機120の少なくとも一方からの駆動力によって走行する。内燃機関100が発生する駆動力は、動力分割装置130によって2経路に分割される。一方は減速機140を介して駆動輪160へ伝達される経路であり、もう一方は第1電動機110へ伝達される経路である。
第1電動機110は、動力分割装置130によって分割された内燃機関100の駆動力を受けて発電可能である。第1電動機110によって発電された電力に基づいて、蓄電装置150が充電される。
第2電動機120は、蓄電装置150に蓄えられた電力および第1電動機110により発電された電力の少なくとも一方を用いて駆動力を発生する。そして、第2電動機120の駆動力は、減速機140を介して駆動輪160に伝達される。
車両の制動時等には、減速機140を介して駆動輪160により第2電動機120が駆動され、第2電動機120が発電機として作動する。これにより、第2電動機120は、制動エネルギーを電力に変換する回生ブレーキとして作動する。第2電動機120により発電された電力に基づいて、蓄電装置150が充電される。
蓄電装置150は、再充電可能な直流電源であり、たとえば、ニッケル水素電池またはリチウムイオン電池等の二次電池を含む。蓄電装置150は、第2電動機120を駆動する電力を蓄電し、走行用バッテリともよべる。蓄電装置150には、第1電動機110および第2電動機120によって発電された電力が蓄えられる。蓄電装置150として、大容量のキャパシタなどを用いることもできる。
ECU170は、後述するように、図示しない各種センサから供給された各種信号に基づいて走行モードをEVモードまたはHVモードに切り替える。各種センサは、例えばアクセル開度センサ、車速センサなどを含む。EVモードは第1走行モードともよべる。HVモードは第2走行モードともよべる。EVモードでは、蓄電装置150から供給される電力で第2電動機120が車両駆動力を発生し、内燃機関100が停止する。つまりEVモードでは、ハイブリッド車両1は第2電動機120のみにより走行する。この走行はEV走行ともよべる。HVモードでは、第2電動機120と内燃機関100のそれぞれが車両駆動力を発生する。この走行はHV走行ともよべる。
ECU170は、アクセル開度と車速に基づいて駆動輪160に出力すべき要求トルクを導出し、この要求トルクに対応する駆動力要求にしたがって走行するように、走行モードに応じて内燃機関100、第1電動機110および第2電動機120の動作を制御する。ECU170は、ハイブリッド車両1の制御装置ともよべる。
ECU170は、例えば、ハイブリッドECU、エンジンECU、モータECU、バッテリECUなどによって構成され、これらのECUが互いに通信可能に接続されている。ECU170の構成は、ハードウェア資源とソフトウェア資源の協働により実現できる。ECU170は、ハードウェア資源としてCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有する。ROMは、ソフトウェア資源として各種制御プログラム、それら各種制御プログラムを実行する際に参照されるマップ等を記憶している。CPUは、ROMに記憶された各種制御プログラムやマップに基づいて演算処理を実行する。RAMは、CPUでの演算結果や各センサから入力されたデータ等を一時的に記憶するメモリである。
図2は、図1のECU170における走行モード切り替え処理に関する部分のブロック図である。ECU170は、第1導出部172、第2導出部174、走行モード制御部176を含む。
第1導出部172は、蓄電装置150から出力される電圧VBおよび電流IBに基づいて、蓄電装置150のSOC(State Of Charge)を算出する。SOCは、蓄電装置150の全容量に対する蓄えられている蓄電量の割合であり、残存容量ともよべる。SOCの導出方法として種々の公知の手法を用いることができる。電圧VBおよび電流IBは、図示しない電圧センサと電流センサによって検出される。
第2導出部174は、第1導出部172で導出されたSOC、および、蓄電装置150の電池温度TBなどに基づいて放電許容電力Woutを導出する。電池温度TBは、図示しない温度センサによって検出される。
放電許容電力Woutの導出方法として種々の公知の手法を用いることができる。たとえば、放電許容電力Woutは、電池温度TBに基づいて基本値を設定し、SOCに基づいて補正係数を設定し、設定した基本値に補正係数を乗じることにより導出できる。
放電許容電力Woutは、例えば電池温度TBが常用域より低い低温域では電池温度TBが低い程小さくなり、電池温度TBが常用域より高い高温域では電池温度TBが高い程小さくなる。放電許容電力Woutは、例えばSOCが低い領域ではSOCが低い程小さくなる。
ECU170は、放電電力が放電許容電力Woutを超えないように蓄電装置150の放電を制御する。
走行モード制御部176は、第1導出部172で導出されたSOC、第2導出部174で導出された放電許容電力Wout、および、各種センサから供給された各種信号に基づいて、EVモードとHVモードの切り替えを制御する。
EVモードとHVモードの切り替えは、基本的には、車速と要求トルクに基づいて走行モードを選択するための駆動力源マップに従って行われる。駆動力源マップにおける所定のラインより低車速側および低要求トルク側がEV走行領域とされ、所定のラインより高車速側および高要求トルク側がHV走行領域とされる。
走行モード制御部176は、車速と要求トルクが駆動力源マップにおけるEV走行領域内にあり、蓄電装置150のSOCが所定量以上であれば、EVモードに設定する。走行モード制御部176は、EVモードにおいて、運転者の車両加速要求などによって車速と要求トルクが駆動力源マップにおけるEV走行領域からHV走行領域に移行したとき、HVモードに切り替える。HVモードに切り替えることは、内燃機関100を始動させることに相当する。
走行モード制御部176は、運転席近傍に設けられた走行モード選択スイッチが運転者により操作され、走行モードとしてEV走行モードが選択された場合、所定の条件が満たされればEVモードに切り替えてもよい。
走行モード制御部176は、蓄電装置150の状態量によってもEVモードからHVモードに切り替える。具体的には走行モード制御部176は、EVモードにおいて、蓄電装置150の放電許容電力Woutの単位時間あたりの変化量の絶対値が第1閾値Th1以上であり、蓄電装置150のSOCが第2閾値Th2以下であり、かつ、放電許容電力Woutが第3閾値Th3以下である場合、駆動力源マップによらず、HVモードに切り替える。放電許容電力Woutの単位時間あたりの変化量の絶対値が第1閾値Th1以上であることは、放電許容電力Woutの単位時間あたりの減少量が第1閾値Th1以上であることでもよい。
走行モード制御部176は、EVモードにおいて、放電許容電力Woutの単位時間あたりの変化量の絶対値が第1閾値Th1未満である場合、SOCが第2閾値Th2より大きい場合、または、放電許容電力Woutが第3閾値Th3より大きい場合、走行モードを切り替えない。
走行モード制御部176は、EVモードにおいて、放電許容電力Woutが第4閾値Th4以下である場合、放電許容電力Woutの単位時間あたりの変化量、SOCおよび駆動力源マップによらず、HVモードに切り替える。第4閾値Th4は、第3閾値Th3より小さい。
第1閾値Th1、第2閾値Th2、第3閾値Th3および第4閾値Th4は、実験やシミュレーションに基づき適宜設定することができる。
走行モード制御部176は、EVモードにおいて、SOCが第5閾値Th5以下である場合など、蓄電装置150の状態量に関する他の条件が満たされた場合、放電許容電力Woutと駆動力源マップによらず、HVモードに切り替えてもよい。
次に、ハイブリッド車両1の動作について説明する。
図3は、EVモードからHVモードに切り替わるときの実施の形態の放電許容電力WoutとエンジンパワーPe、比較例の放電許容電力Wout’とエンジンパワーPe’の一例を示す。実線が実施の形態の放電許容電力WoutとエンジンパワーPeを示し、破線が比較例の放電許容電力Wout’とエンジンパワーPe’を示す。エンジンパワーPeは、内燃機関100の出力パワーである。図3の横軸は時間である。時刻t2の手前まで、放電許容電力Woutと放電許容電力Wout’は等しいとする。
図3は、EVモードからHVモードに切り替わるときの実施の形態の放電許容電力WoutとエンジンパワーPe、比較例の放電許容電力Wout’とエンジンパワーPe’の一例を示す。実線が実施の形態の放電許容電力WoutとエンジンパワーPeを示し、破線が比較例の放電許容電力Wout’とエンジンパワーPe’を示す。エンジンパワーPeは、内燃機関100の出力パワーである。図3の横軸は時間である。時刻t2の手前まで、放電許容電力Woutと放電許容電力Wout’は等しいとする。
EVモードで走行中、蓄電装置150に蓄えられた電力が第2電動機120で消費され、図示しないSOCが低下し、それにより放電許容電力Woutが低下している。このとき、アクセル開度が比較的大きいこと、車速が比較的高いことなどにより駆動力要求が比較的大きく、大きな駆動力要求に応じた第2電動機120のトルクにより、第2電動機120の消費電力が比較的大きくなり、時刻t1の前後で放電許容電力Woutが急速に低下している。
比較例では、放電許容電力Wout’の単位時間あたりの変化量とSOCによらず、放電許容電力Wout’が第4閾値Th4以下であれば内燃機関100を始動することが実施の形態と異なる。そのため、この条件が満たされた時刻t2で内燃機関100が始動するが、放電許容電力Wout’が第4閾値Th4以下であるために第2電動機120のトルクは小さく制限され、それを補って駆動力要求を満たすためにエンジンパワーPe’の単位時間あたりの増加量は大きくなり、時刻t3付近でエンジンパワーPe’が最大値に達する。エンジンパワーPe’の最大値が比較的大きいことで、内燃機関100の排出ガスが増加する。そのため、RDE(Real Driving Emission)規制への対応が困難になる可能性がある。
ここで、時刻t2より前の時刻t1において、放電許容電力Woutの単位時間あたりの変化量の絶対値が第1閾値Th1以上になり、SOCが第2閾値Th2以下であり、かつ、放電許容電力Woutが第3閾値Th3以下であると想定する。これにより、実施の形態では、時刻t1にて内燃機関100が始動し、エンジンパワーPeがゼロから増加し、時刻t3付近で最大値に達する。放電許容電力Woutが急速に低下し始めた時刻t1にて内燃機関100による発電電力で蓄電装置150の充電が開始されるとともに、内燃機関100により車両駆動力が補われるため、比較例に対して放電許容電力Woutの低下が抑制される。そのため、第2電動機120のトルクの低下も抑制できる。よって、駆動力要求を満たすためのエンジンパワーPeの最大値を比較例より低下させることができ、排出ガスも低減できる。
図示しないが、実施の形態では、放電許容電力Woutの単位時間あたりの変化量の絶対値が第1閾値Th1以上であっても、SOCが第2閾値Th2より大きければ、蓄電装置150を充電する必要がないため、内燃機関100が始動しない。この状況は、放電許容電力Woutが十分に高い場合に生じ得る。また、SOCの低減以外の温度変化などの要因でも生じ得る。この制御により、EV走行の時間をより長くできる。
また、図示しないが、実施の形態では、放電許容電力Woutの単位時間あたりの変化量の絶対値が第1閾値Th1以上であり、かつ、SOCが第2閾値Th2以下であっても、放電許容電力Woutが第3閾値Th3より大きければ、内燃機関100が始動しない。これにより、蓄電装置150の電力を有効に利用し、EV走行の時間をより長くできる。
また、放電許容電力Woutの単位時間あたりの変化量の絶対値が第1閾値Th1より小さければ、放電許容電力Woutが急速に低下する確率が低いため、比較例と同様に放電許容電力Woutが第4閾値Th4以下になると内燃機関100が始動する。放電許容電力Woutが緩やかに第4閾値Th4以下に低下する場合、エンジンパワーPeの最大値は図3の比較例の最大値より低くなる。
図4は、図2の走行モード制御部176の第1の走行モード切り替え処理を示すフローチャートである。この処理は、EV走行が開始されると実行され、HV走行が開始されると終了する。
走行モード制御部176は、放電許容電力Woutの単位時間Δtあたりの変化量ΔWout/Δtの絶対値が第1閾値Th1以上であり(S10のY)、SOCが第2閾値Th2以下であり(S12のY)、放電許容電力Woutが第3閾値Th3以下であれば(S14のY)、EVモードからHVモードに切り替え(S16)、処理を終了する。
S10において変化量ΔWout/Δtの絶対値が第1閾値Th1以上でなければ(S10のN)、S10に戻る。S12においてSOCが第2閾値Th2以下でなければ(S12のN)、S10に戻る。S14において放電許容電力Woutが第3閾値Th3以下でなければ(S14のN)、S10に戻る。
図5は、図2の走行モード制御部176の第2の走行モード切り替え処理を示すフローチャートである。この処理は、EV走行が開始されると、第1の走行モード切り替え処理と並行して実行され、HV走行が開始されると終了する。
走行モード制御部176は、放電許容電力Woutが第4閾値Th4以下であれば(S20のY)、EVモードからHVモードに切り替え(S22)、処理を終了する。放電許容電力Woutが第4閾値Th4以下でなければ(S20のN)、S20に戻る。
実施の形態によれば、放電許容電力Woutの単位時間あたりの減少量の増加にもとづいてHVモードに切り替えるので、放電許容電力Woutが第4閾値Th4以下に低下する前に、放電許容電力Woutの急速な低下を予測して内燃機関100を始動できる。比較例に対して、内燃機関100の始動タイミングが早いので、エンジンパワーPeの最大値を低下させることができる。よって、EV走行中に駆動力要求の急増とSOCの枯渇が重なり内燃機関100を始動させたとき、内燃機関100の高負荷運転を抑制できる。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態はあくまでも例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
たとえば、実施の形態ではHVモードに切り替える判定に第3閾値Th3を用いたが、第3閾値Th3を用いなくてもよい。つまり、走行モード制御部176は、EVモードにおいて、放電許容電力Woutの単位時間あたりの変化量の絶対値が第1閾値Th1以上であり、かつ、SOCが第2閾値Th2以下である場合、HVモードに切り替えてもよい。この変形例では、判定処理を簡素化できる。
また、ハイブリッド車両1は、外部電源により蓄電装置150を充電できるプラグインハイブリッド車両であってもよい。
1…ハイブリッド車両、100…内燃機関、110…第1電動機、120…第2電動機、150…蓄電装置、170…ECU、172…第1導出部、174…第2導出部、176…走行モード制御部。
Claims (1)
- 蓄電装置から供給される電力で電動機が車両駆動力を発生し、内燃機関が停止する第1走行モードと、当該電動機と内燃機関が車両駆動力を発生する第2走行モードとの切り替えを制御する走行モード制御部を備え、
前記走行モード制御部は、前記第1走行モードにおいて、前記蓄電装置の放電許容電力の単位時間あたりの変化量が第1閾値以上であり、かつ、前記蓄電装置のSOC(State Of Charge)が第2閾値以下である場合、前記第2走行モードに切り替える、
ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
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JP2020110749A JP2022007660A (ja) | 2020-06-26 | 2020-06-26 | ハイブリッド車両の制御装置 |
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