JP2022003773A - 周波数領域リソース配分のシグナリング - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークノードが、ユーザ機器(UE)に対して、1つまたは複数の別のUEと共有される通信チャネルの周波数領域リソースを配分する方法を提供する。【解決手段】ネットワークノードは、UEに対して、共有チャネルを介した通信に使用可能なアクティブキャリア帯域幅部分(BWP)の指標を送信し、UEに配分されるアクティブBWP内の1つまたは複数の周波数領域リソースブロック(RB)を選択し、複数の利用可能なビットを用いて、1つまたは複数の選択RBの指標を符号化する。複数の利用可能なビットは、アクティブBWP内のRBのすべての配分可能な組合せの符号化に不十分である。1つまたは複数の選択RBの指標を符号化し、ダウンリンク制御チャネルを介して、符号化指標をUEに送信する。【選択図】図14

Description

本開示の実施形態は、一般に、無線通信ネットワークに関し、詳細には、無線通信ネットワークにおけるデータの送信および/または受信の改良に関する。
一般的に、本明細書において使用する用語はすべて、使用の文脈による異なる意味の明らかな付与および/または暗示のない限り、関連する技術分野における通常の意味に従って解釈されるものとする。別段の明示的な記述のない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップ等に対するすべての言及が、当該要素、装置、構成要素、手段、ステップ等の少なくとも1つの例に対する言及としてオープンに解釈されるものとする。本明細書に開示の如何なる方法および/または手順のステップも、あるステップが別のステップに後続もしくは先行するものとする明示的な記載ならびに/またはあるステップが別のステップに後続もしくは先行する必要がある旨の暗示のない限り、開示の厳密な順序で実行する必要はない。本明細書に開示の実施形態のいずれかの如何なる特徴も、必要に応じて、その他任意の実施形態に適用可能である。同様に、実施形態のいずれかの如何なる利点も、その他任意の実施形態に適用可能であり、その逆もまた同様である。本明細書の実施形態の他の目的、特徴、および利点についても、以下の説明から明らかとなるであろう。
ロングタームエボリューション(LTE)は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)内で開発され、最初はリリース8および9にて標準化された、いわゆる第4世代(4G)無線アクセス技術の総称であり、エボルブドUTRAN(E−UTRAN)としても知られている。LTEは、米国における700MHz帯を含めて、さまざまなライセンス周波数帯を対象としている。LTEは、エボルブドパケットコア(EPC)ネットワークを含むシステムアーキテクチャエボリューション(SAE)と一般的に称する非無線態様の改良を伴う。LTEは、後続のリリースへと進化し続ける。リリース11の特徴の1つとして、エンハンスト物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)があるが、これは、容量の増大、制御チャネルリソースの空間的再利用の改善、セル間干渉協調(ICIC)の改善、ならびに制御チャネルのアンテナビームフォーミングおよび/もしくは送信ダイバーシティのサポートを目的とする。
LTE PHYの多重アクセス方式は、ダウンリンクにサイクリックプレフィックス(CP)を伴う直交周波数分割多重(OFDM)およびアップリンクにサイクリックプレフィックスを伴うシングルキャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)に基づく。ペアードおよびアンペアードスペクトルでの送信をサポートするため、LTE PHYは、周波数分割複信(FDD)(全二重および半二重の両動作を含む)および時分割複信(TDD)の両者をサポートする。図1は、FDDダウンリンク(DL)動作に用いられる無線フレーム構造を示している。無線フレームは、持続時間が10msに固定されており、持続時間がそれぞれ0.5msに固定された0〜19と表示の20個のスロットから成る。1msのサブフレームが2つの連続するスロットを含み、サブフレームiがスロット2iおよび2i+1から成る。例示的なダウンリンクスロットはそれぞれ、NDL symb個のOFDMシンボルから成り、それぞれがNsc個のOFDMサブキャリアで構成される。NDL symbの例示的な値として、サブキャリア間隔(SCS)が15kHzの場合は、7(通常のCP)または6(拡張されたCP)が可能である。Nscの値は、利用可能なチャネル帯域幅に基づいて設定可能である。当業者であれば、OFDMの原理に精通しているため、本明細書ではこれ以上詳しく説明しない。例示的なアップリンクスロットについても図1と同様に設定可能であるが、NUL symb個のOFDMシンボルを含み、それぞれがNsc個のOFDMサブキャリアで構成される。
図1に示すように、特定のシンボルにおける特定のサブキャリアの組合せは、リソースエレメント(RE)として知られている。各REは、当該REに使用される変調の種類および/またはビットマッピング信号点配置に応じて、特定数のビットを送信するのに用いられる。たとえば、一部のREがQPSK変調によって2つのビットを搬送する一方、他のREは、16−QAMまたは64−QAMを使用して、それぞれ4つまたは6つのビットを搬送するようにしてもよい。また、LTE PHYの無線リソースについても、物理リソースブロック(PRB)の観点で規定されている。PRBは、1スロット(すなわち、NDL symb個のシンボル)の持続時間にわたってNRB sc個のサブキャリアに及ぶが、NRB scは通常、12(15kHzのSCS)または24(7.5kHzのSCS)である。1サブフレーム(すなわち、2NDL symb個のシンボル)全体において同じNRB sc個のサブキャリアに及ぶPRBは、PRBペアとして知られている。したがって、LTE PHYダウンリンクのサブフレームにおいて利用可能なリソースには、NDL RB個のPRBペアを含み、それぞれが2NDL symb・NRB sc個のREを含む。通常のCPで15kHzのSCSの場合、PRBペアは、168個のREを含む。15kHzのSCSで「通常」のCPの設定は、ヌメロロジμと称することが多い。
PRBの例示的な特性として、連番のPRB(たとえば、PRBおよびPRBi+1)がサブキャリアの連続ブロックを含む点が挙げられる。たとえば、通常のCPで15kHzのサブキャリア帯域幅の場合は、PRBがサブキャリア0〜11を含む一方、PRBがサブキャリア12〜23を含む。また、LTE PHYリソースは、仮想リソースブロック(VRB)の観点でも規定可能であり、これは、PRBと同サイズである一方、局在型または分散型が考えられる。局在VRBは、VRBnVRBがPRBに対応する(nPRB=nVRB)ように、PRBに対して直接マッピング可能である。一方、分散VRBは、3GPP技術仕様書(TS)36.214 V15.0.0における記載あるいは当業者による把握の通り、さまざまなルールに従って、不連続PRBに対してマッピング可能である。ただし、本開示において、用語「PRB」は、物理および仮想の両リソースブロックの言及に使用するものとする。さらに、用語「PRB」はこれ以降、別段の指定のない限り、1サブフレーム(すなわち、PRBペア)の持続時間のリソースブロックの言及に使用する。
上述の通り、LTE PHYは、図1に示すリソースに対して、さまざまなダウンリンクおよびアップリンク物理チャネルをマッピングする。たとえば、PDCCHは、スケジューリング配分、アップリンクチャネルのチャネル品質フィードバック(たとえば、CSI)、および他の制御情報を搬送する。同様に、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、スケジューリングリクエスト、ダウンリンクチャネルのCSI、ハイブリッドARQフィードバック、および他の制御情報等のアップリンク制御情報を搬送する。PDCCHおよびPUCCHはいずれも、1つまたは複数の連続する制御チャネルエレメント(CCE)のアグリゲーション上で送信され、それぞれが複数のREで構成されたリソースエレメントグループ(REG)に基づいて、図1に示す物理リソースに対してCCEがマッピングされる。たとえば、CCEは、それぞれが4つのREで構成された9つのREGで構成されていてもよい。
LTEは主として、ユーザ間通信用に設計されているが、5G(「NR」とも称する)セルラーネットワークは、単一ユーザの高データレート(たとえば、1Gb/s)および周波数帯域幅を共有する多くの異なるデバイスからの短いバースト送信を伴う大規模なマシン間通信の両者をサポートすることを想定している。5G無線規格(「新無線(New Radio)」または「NR」とも称する)は現在、eMBB(エンハンストモバイルブロードバンド)およびURLLC(超高信頼性低遅延通信)を含む広範なデータサービスを対象としている。これらのサービスは、異なる要件および目的を有する可能性がある。たとえば、URLLCは、極めて厳格なエラーおよびレイテンシ要件(たとえば、10−5以下という低さのエラー確率および1ms(以下)のエンド・ツー・エンドレイテンシ)のデータサービスの提供を意図している。eMBBの場合、レイテンシおよびエラー確率の要件はそれほど厳しくないものの、サポートするピークレートおよび/またはスペクトル効率は、高くすることを求められる可能性がある。
リリース15(Rel−5)NRにおいて、UEには、単一のダウンリンクキャリア帯域幅部分(BWP)が任意所与の時間にアクティブな状態で、ダウンリンク(DL)に最大4つのキャリアBWPを設定可能である。同様に、UEには、単一のアップリンクキャリアBWPが所与の時間にアクティブな状態で、アップリンクに最大4つのキャリアBWPを設定可能である。また、UEは、補足アップリンクが設定されている場合、単一の補足アップリンクBWP部分が所与の時間にアクティブな状態で、補足アップリンクに最大4つの補足キャリアBWPを設定可能である。
NRにおいて、キャリアBWP(たとえば、アクティブBWP)には、最大275個のRBを設定可能である。LTEと同様に、NRリソースブロック(RB)(「周波数領域RB」とも称する)は、周波数領域における
Figure 2022003773
個の連続するサブキャリアとして定義される。PDSCHの受信またはPUSCHの送信を行うようにUEをスケジューリングする場合、ネットワークは、アクティブBWP内の特定の周波数領域リソース(すなわち、RBまたはRBグループ(RBGとも称する))を割り当てる必要がある。LTEに関して上述した通り、この割り当ては、PDCCHを介して送られるDCIを用いて実行される。ただし、DCIのサイズが厳格に制限されていることから、アクティブBWP内のリソース割り当てのシグナリングに利用可能なビット数がアクティブBWP中のRB数と整合しない状況が起こり得る。たとえば、利用可能なビット数は、さまざまな開始位置および長さを含めて、アクティブBWP中のRB割り当ての関連する全組合せをUEにシグナリングおよび/または指示するのには不十分となり得る。以上から、(たとえば、LTEのように)周波数領域リソース配分をシグナリングする従来の手法は、不適切である。
したがって、本開示の例示的な実施形態は、周波数領域リソース割り当てをシグナリングする(たとえば、LTEの)既存技術の欠点に対処することにより、他の点で有利なNRソリューションの展開を可能にする。
このような例示的な実施形態には、無線通信ネットワークのネットワークノードが、ユーザ機器(UE)に対して、前述のPDSCHまたはPUSCH等、1つまたは複数の別のUEと共有される通信チャネルの周波数領域リソースを配分する方法および/または手順を含み得る。これらの例示的な方法および/または手順は、共有チャネルを介した通信に使用可能なアクティブキャリア帯域幅部分(BWP)の指標をUEに送信することを含み得る。また、これらの例示的な方法および/または手順は、UEに配分されるアクティブBWP内の1つまたは複数の周波数領域リソースブロック(RB)を選択することを含み得る。また、これらの例示的な方法および/または手順は、複数の利用可能なビットを用いて、1つまたは複数の選択RBの指標を符号化することであり、複数の利用可能なビットが、アクティブBWP内のRBのすべての配分可能な組合せの符号化に不十分である、1つまたは複数の選択RBの指標を符号化することを含み得る。また、これらの例示的な方法および/または手順は、ダウンリンク制御チャネルを介して、符号化指標をUEに送信することを含み得る。また、これらの例示的な方法および/または手順は、選択RBを用いて、データを送信または受信することを含み得る。
例示的な実施形態は、ユーザ機器(UE)が、無線通信ネットワークのネットワークノードから、1つまたは複数の別のUEと共有される通信チャネルの周波数領域リソースの配分を受信する方法および/または手順を含み得る。これらの例示的な方法および/または手順は、共有チャネルを介した通信に使用可能なアクティブキャリア帯域幅部分(BWP)の指標をネットワークノードから受信することを含み得る。また、これらの例示的な方法および/または手順は、ダウンリンク制御チャネルを介して、アクティブBWP内の1つまたは複数の配分周波数領域リソースブロック(RB)の指標を受信することであり、指標が、アクティブBWP内のRBのすべての配分可能な組合せの符号化に不十分な複数のビットで符号化される、アクティブBWP内の1つまたは複数の配分周波数領域RBの指標を受信することを含み得る。また、これらの例示的な方法および/または手順は、指標を復号化して、アクティブRB内の1つまたは複数の配分RBを取得することを含み得る。また、これらの例示的な方法および/または手順は、配分RBを用いて、データを送信または受信することを含み得る。
また、例示的な実施形態は、上述の例示的な方法および/または手順の動作を実行するように設定されたネットワークノード(たとえば、基地局、gNB、eNB、en−gNB、ng−eNB等、もしくはその構成要素)またはユーザ機器(UE)(たとえば、無線デバイス、IoTデバイス、モデム等、もしくはその構成要素)を含む。また、例示的な実施形態は、このようなネットワークノードまたはUEの処理回路により実行された場合に、本明細書に記載の任意の動作または手順に対応する動作を実行するようにネットワークノードまたはUEを設定するコンピュータ実行可能命令を格納した持続性コンピュータ可読媒体を含む。また、例示的な実施形態は、このような実行可能命令を含むコンピュータプログラム製品を含む。
リソース配分のシグナリングに利用可能なビットのより効率的な使用によって、上記および他の例示的な実施形態によれば、NRにおける物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の使用効率を向上可能であり、その結果、リソース配分のレイテンシが改善されるとともに、特定のPDCCHリソースを利用可能なUE数が増大する。他の例示的な利益として、ネットワークのレイテンシの低減により、エンドユーザの性能または体感品質が向上する。他の例示的な利益として、ハードウェア要件の低減(たとえば、プロセッサ数およびメモリ数の低減)により、ネットワーク展開コストが低減し、かつハードウェア構成要素の製造、輸送、設置等による環境への影響が抑えられる。
周波数分割複信(FDD)動作に用いられる例示的なダウンリンクおよびアップリンクLTE無線フレーム構造のブロック図である。 NRスロットの例示的な時間−周波数リソースグリッドを示す図である。 種々の例示的なNRスロット設定を示す図である。 NRの例示的なキャリア帯域幅部分(BWP)設定を示す図である。 開始仮想リソースブロックおよび長さの関数としての例示的なリソース指標値(RIV)を示す図である。 本開示の一実施形態に係る、例示的なRIV符号化設定を示す図である。 本開示の一実施形態に係る、例示的なRIV符号化設定を示す図である。 本開示の一実施形態に係る、例示的なRIV符号化設定を示す図である。 本開示の一実施形態に係る、例示的なRIV符号化設定を示す図である。 本開示の一実施形態に係る、例示的なRIV符号化設定を示す図である。 本開示の一実施形態に係る、例示的なRIV符号化設定を示す図である。 本開示の一実施形態に係る、例示的なRIV符号化設定を示す図である。 本開示の一実施形態に係る、例示的なRIV符号化設定を示す図である。 本開示の種々の例示的な実施形態に係る、ネットワークノード(たとえば、基地局、gNB、eNB、en−gNB、ng−eNB等、もしくはその構成要素)の例示的な方法および/または手順のフロー図である。 本開示の種々の例示的な実施形態に係る、ユーザ機器(UE)(たとえば、無線デバイス、IoTデバイス、モデム等、もしくはその構成要素)の例示的な方法および/または手順のフロー図である。 本明細書に記載の種々の態様に係る、無線ネットワークの例示的な一実施形態を示す図である。 本明細書に記載の種々の態様に係る、UEの例示的な一実施形態を示す図である。 本明細書に記載のネットワークノードの種々の実施形態の実装に使用できる例示的な仮想化環境を示すブロック図である。 本明細書に記載の一態様に係る、例示的な通信システムおよび/またはネットワークのブロック図である。 本明細書に記載の一態様に係る、例示的な通信システムおよび/またはネットワークのブロック図である。 たとえば図19および図20に示す例示的な通信システムおよび/またはネットワークにおいて実現可能なユーザデータの送信および/または受信のための例示的な方法および/または手順のフロー図である。 たとえば図19および図20に示す例示的な通信システムおよび/またはネットワークにおいて実現可能なユーザデータの送信および/または受信のための例示的な方法および/または手順のフロー図である。 たとえば図19および図20に示す例示的な通信システムおよび/またはネットワークにおいて実現可能なユーザデータの送信および/または受信のための例示的な方法および/または手順のフロー図である。 たとえば図19および図20に示す例示的な通信システムおよび/またはネットワークにおいて実現可能なユーザデータの送信および/または受信のための例示的な方法および/または手順のフロー図である。
以下、添付の図面を参照して、上記概説の例示的な実施形態をより詳しく説明する。これらの説明は、主題を当業者に説明する例として提供するに過ぎず、主題の範囲を本明細書に記載の実施形態のみに限定するものと解釈すべきではない。より具体的には、上述の利点に係る種々の実施形態の動作を示す例を以下に提供する。
前述の通り、PDCCHのDCIのサイズが厳格に制限されていることから、UEのアクティブBWP内の周波数領域リソース割り当てのシグナリングに利用可能なビット数がアクティブBWP中のRB数と整合しない状況が起こり得る。たとえば、利用可能なビット数は、さまざまな開始位置および長さを含めて、アクティブBWP中のRB割り当ての関連する全組合せをUEにシグナリングおよび/または指示するのには不十分となり得る。以下、これについてより詳しく論じる。
図2は、NRスロットの例示的な時間−周波数リソースグリッドを示している。図2に示すように、リソースブロック(RB)は、14シンボルスロットの持続時間にわたる12個の隣接するOFDMサブキャリア群から成る。LTEと同様に、リソースエレメント(RE)は、1つのシンボルにおいて1つのサブキャリアから成る。共通RB(CRB)は、0からシステム帯域幅の最後までナンバリングされている。UEに対して設定された各BWPは、特定の設定BWPがゼロより大きなCRBで開始となり得るように、CRB 0という共通基準を有する。このように、UEには、狭いBWP(たとえば、10MHz)および広いBWP(たとえば、100MHz)を設定可能であり、それぞれが特定のCRBで開始となるが、所与の時点でUEに対してアクティブとなり得るBWPは1つしかない。
BWPにおいて、RBは、0から
Figure 2022003773
までの周波数領域内に限定およびナンバリングされている。ただし、iは、キャリアの特定のBWPの添え字である。LTEと同様に、各NRリソースエレメント(RE)は、1つのOFDMシンボルインターバル中の1つのOFDMサブキャリアに対応する。NRにおいては、さまざまなSCS値(ヌメロロジと称する)がサポートされ、Δf=(15×2α)kHz(ただし、α∈(0,1,2,3,4))により与えられる。また、LTEにおいては、Δf=15kHzという基本(または、基準)サブキャリア間隔も用いられる。スロット長は、1/2αmsと一致するサブキャリア間隔またはヌメロロジと逆相関する。たとえば、Δf=15kHzの場合は、サブフレーム当たり1つの(1ms)スロットが存在し、Δf=30kHzの場合は、サブフレーム当たり2つの0.5msスロットが存在し、以下同様である。また、RB帯域幅は、2α*180kHzと一致するヌメロロジと直接相関する。
以下の表1は、サポートされるNR送信ヌメロロジおよび関連するパラメータをまとめたものである。ネットワークによって、異なるDLおよびULヌメロロジを設定可能である。
Figure 2022003773
NRスロットには、通常のサイクリックプレフィックスを伴う14個のシンボルと、拡張されたサイクリックプレフィックスを伴う12個のシンボルとを含み得る。図3Aは、14個のOFDMシンボルを含む例示的なNRスロット設定を示しており、スロットおよびシンボル持続時間をそれぞれTおよびTsymbで示す。また、NRには、「ミニスロット」としても知られるタイプBのスケジューリングを含む。これらは、スロットよりも短く、通常、1シンボルからスロット中のシンボル数未満までの範囲であり(たとえば、6または13)、スロットの任意のシンボルで開始となり得る。スロットの送信持続時間が長すぎる場合および/または次のスロット開始の発生(スロット整列)が遅すぎる場合には、ミニスロットを使用可能である。ミニスロットの適用には、アンライセンススペクトルおよびレイテンシクリティカル送信(たとえば、URLLC)を含む。ただし、ミニスロットはサービス固有ではなく、eMBB等のサービスにも使用可能である。
LTEと同様に、NRデータスケジューリングは、スロット単位で行われる。各スロットにおいて、ダウンリンクデータスケジューリングの場合は、当該スロットにおいてデータを受信するようにスケジューリングされたUEおよび当該データを搬送するRBを示すダウンリンク制御情報(DCI)を基地局(たとえば、gNB)がPDCCH経由で送信する。UEはまず、DCIを検出して復号化し、それに成功した場合は、復号化したDCIに基づいて対応するPDSCHを復号化する。同様に、DCIには、スロットにおいてデータを送信するようにスケジューリングされたUEおよびデータを搬送するRBを示すULグラントを含み得る。UEはまず、PDCCHからアップリンクグラント復号化し、それに成功した場合は、グラントが示すリソース上で対応するPUSCHを送信する。PUSCHのULグラントの伝達にはDCIフォーマット0_0および0_1が用いられる一方、PDSCHスケジューリングの伝達にはDCIフォーマット1_0および1_1が用いられる。スロットフォーマット情報、予約リソース、送信電力制御情報等の送信を含む他の目的には、他のDCIフォーマット(2_0、2_1、2_2、および2_3)が用いられる。
スケジューリングされたPDSCH送信の変調次数、目標コードレート、およびトランスポートブロックサイズを決定するため、UEはまず、DCI(たとえば、フォーマット1_0または1_1)の5ビット変調およびコード化方式フィールド(IMCS)を読み、3GPP TS38.214 V15.0.0 第5.1.3.1項に規定の手順に基づいて、変調時数(Q)および目標コードレート(R)を決定する。その後、UEは、DCIの冗長バージョンフィールド(rv)を読んで、冗長バージョンを決定する。この情報に基づき、レイヤ数(ν)およびレートマッチング前の割り当てPRB総数(nPRB)と併せて、UEは、3GPP TS38.214 V15.0.0 第5.1.3.2項に規定の手順に従って、PDSCHのトランスポートブロックサイズ(TBS)を決定する。
NRにおいては、DLのセミパーシステントなスケジューリングを設定することも可能であり、PDSCHの送信周期性がRRCにより設定された後、このような送信の開始および停止がDCIにより制御される。この技術は、制御シグナリングのオーバヘッドを低減可能である。類似のULスケジューリング機能も存在しており、設定グラント(CG)と称する。
NRスロットにおいては、PDCCHチャネルが特定数のシンボルおよび特定数のサブキャリアに限定されるが、この領域は、制御リソースセット(CORESET)と称する。CORESETは、3GPP TS38.211 V15.0.0 第7.3.2.2項において詳しく規定される通り、周波数領域の複数のRB(すなわち、12REの倍数)および時間領域の1つ、2つ、または3つのOFDMシンボルで構成される。CORESETは、LTEサブフレームにおける制御領域と機能的に類似する。ただし、相違点として、NRでは、各REGがRBの1つのOFDMシンボルの12個のREから成るのに対して、LTE REGは、上述の通り、4つのREしか含まない。LTEと同様に、CORESETの時間領域のサイズは、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)によって指定可能である。LTEにおいては、制御領域の周波数帯域幅が固定されている(すなわち、システムの総帯域幅に固定されている)一方、NRにおいては、CORESETの周波数帯域幅が可変である。CORESETリソースは、RRCシグナリングによってUEに示すことができる。
図3Bは、サブキャリア間隔が15kHzの例示的なNRスロット構造を示している。この例示的な構造において、最初の2つのシンボルは、PDCCHを含み、その他の12個のシンボルはそれぞれ、物理データチャネル(PDCH)すなわちPDSCHまたはPUSCHを含む。ただし、CORESET設定に応じて、最初の2つのスロットは、必要に応じてPDSCH等の情報を搬送することも可能である。
キャリアBWP内のPRBを含むNR設定の一例を図4に示す。ヌメロロジμが所与のキャリアBWPの場合、隣接する一組の物理リソースブロック(PRB)は、0から
Figure 2022003773
までに限定されナンバリングされる。ただし、iは、キャリア帯域幅部分の添え字である。NRにおいては、上記表1に記載のヌメロロジのうちの1つをキャリアBWPそれぞれに設定可能である。
また、5G/NRに対しては、3GPP規格によりさまざまな物理チャネルが規定されている。ダウンリンク物理チャネルは、上位レイヤに由来する情報を搬送する一組のリソースエレメントに対応する。以下のNRダウンリンク(DL)物理チャネルが規定されている。
物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)
物理ブロードキャストチャネル(PBCH)
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)
PDSCHは、ユニキャストダウンリンクデータ送信に用いられる主要な物理チャネルであるが、RAR(ランダムアクセス応答)、特定のシステム情報ブロック(SIB)、およびページング情報の送信にも用いられる。PBCHは、UEがネットワークへのアクセスに必要とする基本なシステム情報を搬送する。PDCCHは、PDSCHの受信およびアップリンクスケジューリンググラントによるPUSCH上の送信に必要なダウンリンク制御情報(DCI)(主として、スケジューリング決定事項)の送信に用いられる。
アップリンク(UL)物理チャネルは、上位レイヤに由来する情報を搬送する一組のリソースエレメントに対応する。NRには、以下のアップリンク物理チャネルが規定されている。
物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)
物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)
PUSCHは、アップリンクにおいてPDSCHに対応するものである。PUCCHは、HARQ応答、チャネル状態情報(CSI)レポート等、UEがアップリンク制御情報を送信するのに用いられる。PRACHは、ランダムアクセスプリアンブル送信に用いられる。
一般的に、NRのUEは、PDCCHにおいて搬送される検出DCI中のリソース割り当てフィールドに基づいて、PUSCHまたはPDSCHの周波数領域のRB配分を決定することができる。ランダムアクセス手順においてPUSCHがmsg3を搬送する場合、周波数領域リソース配分は、RARに含まれるULグラントを用いてシグナリングされる。NRにおいては、PUSCHおよびPDSCHに対して2つの周波数リソース割り当て方式(タイプ0およびタイプ1)がサポートされている。PUSCH/PDSCH送信に用いる特定のタイプは、RRC設定パラメータによる規定または(タイプ1が用いられる)RAR中の対応するDCIもしくはULグラントにおける直接指定がなされる。
アップリンク/ダウンリンクのタイプ0およびタイプ1のリソース割り当てに対するRBのインデックス化は、UEのアクティブキャリア帯域幅部分内で決定され、UEは、当該UEを対象としたPDCCHの検出に際して、アップリンク/ダウンリンクキャリア帯域幅部分を最初に決定した後、キャリア帯域幅部分内のリソース割り当てを決定するものとする。PUSCHがmsg3を搬送する場合のUL BWPは、上位レイヤのパラメータにより設定される。タイプ0のリソース割り当てにおいて、周波数領域リソース配分情報には、スケジューリングされたUEに割り当てられるリソースブロックグループ(RBG)を示すビットマップを含むが、このRBGは、一組の連続する物理リソースブロックである。RBGのサイズは、2、4、8、または16に設定可能である。
一方、リソース割り当てタイプ1において、周波数領域リソース配分情報は、開始仮想リソースブロック(RBstart)および隣接割り当てリソースブロックの観点での長さ(LRBs)に対応するリソース指標値(RIV)から成る。リソース指標値は、以下により規定される。
Figure 2022003773
の場合、
Figure 2022003773
その他の場合、
Figure 2022003773
ただし、LRBs≧1であり、
Figure 2022003773
を超えないものとし、
Figure 2022003773
は、対応するBWP中のRB数である。
図5は、BWPが6RBのRIB符号化の一例を示している。図中、各ボックスの数字は、コード化RIVに対応し、開始仮想リソースブロック(RBstart)および長さ(LRBs)に対してマッピングされている。なお、図5において、コード化RIV値と対応する開始仮想リソースブロック(RBstart)との間のマッピングは、グラフノードを通って最下層に至る最も左側のラインに従う。たとえば、RIV=13というコード化値は、添え字が1、2、および3の一組の割り当てRBに対応する。すなわち、RBstart=1およびLRBs=3である。別の例として、RIV=10というコード化値は、添え字が4および5の一組の割り当てRBに対応する。すなわち、RBstart=4およびLRBs=2である。
すべての考え得るRIV値を示すのに必要なビット数は、以下により計算することができる。
Figure 2022003773
本例において、コード化RIVのすべての考え得る値すなわちすべての考え得る開始位置および長さを示すには、5つのビットが必要となる。
たとえば1つのPDSCHコードワード送信の非常にコンパクトなスケジューリング用のDCIフォーマット1Cにおけるタイプ2のリソースブロック配分フィールド、サブスロット/スロットベースのPDSCH送信用のDCIフォーマット7−1A/7−1B、およびサブスロット/スロットベースのPUSCH送信用のDCIフォーマット7−0A/7−0Bにおけるタイプ0のリソースブロック配分フィールド等、LTE規格においては、量子化された開始仮想リソースブロック(RBstart)および長さ(LRBs)で符号化されたRIVに基づく周波数領域リソース配分のシグナリングがサポートされている。これらすべてのシグナリング方法の場合に、開始RB位置および長さに対しては、同じ量子化ステップサイズが仮定される。また、割り当て可能な最小長さがステップサイズに制限される(すなわち、1は不可能である)。
NRにおいて、キャリア帯域幅部分には、最大275個のRBを設定可能である。この場合、周波数リソース割り当てタイプ0を使用する場合は、周波数領域リソース配分フィールドに少なくとも18ビット必要となる(RBGサイズは16に等しい)。リソース割り当てタイプ1が用いられる場合は、周波数領域リソース配分フィールドの数を16ビットまで低減可能である。さらに、タイプ1のリソース割り当てのビット数は、リソース割り当てを適用すべきものとは別のBWPに基づいて規定されるようになっていてもよい。同様に、他の制約のため、シグナリングのビット数は、PDSCH/PUSCHの送信がスケジューリングされたアクティブBWPにおける周波数領域リソース配分に対して十分でなくてもよい。また、一部の特殊な場合(たとえば、ランダムアクセス手順におけるmsg3送信)においては、開始RB位置および長さに対するRB分解能の要件を異ならせることができる。
本開示の例示的な実施形態によれば、旧来および/または既存の周波数領域リソース割り当てシグナリング技術と関連する上述の問題が緩和、抑制、および/または除去される。たとえば、このような実施形態は、周波数領域リソース配分フィールドに利用可能なビット数がアクティブBWP中のRB数と整合しない場合、PUSCHおよびPDSCHの場合のUEに対するNR周波数領域リソース割り当てをサポート可能である。このように、上記実施形態は、周波数領域におけるリソース割り当ての柔軟性を提供可能であるため、NRサービスの希少なスペクトルリソースのより柔軟および/または効率的な使用を可能にする。
より具体的に、本開示の種々の例示的な実施形態では、開始仮想リソースブロック(RBstart)および隣接割り当てリソースブロックの観点での長さ(LRBs)に対応するリソース指標値(RIV)を用いることにより、PUSCH/PDSCH送信のUEの周波数領域リソース配分をシグナリング可能である。RIVを示すビット数は、PUSCHまたはPDSCHの送信がスケジューリングされたBWP中のRB数と整合しない。ここで、不整合は、RIVを示すビット数が
Figure 2022003773
と異なるものとして定義される。ただし、
Figure 2022003773
は、BWP中のRB数である。例示的な実施形態では、以下により詳しく説明するさまざまな方法において、UEの周波数領域リソース配分をシグナリング可能である。
いくつかの例示的な実施形態(本明細書においては、「方法1a」とも称する)において、RIVは、すべての考え得る割り当て長
Figure 2022003773
をサポートするように定義され、開始仮想リソースブロック(RBstart)の分解能(粒度)は、αRBである。図6および図7は、それぞれα=2および3の場合の方法1aに係るRVI符号化の例を示している。
方法1aの例示的な実施形態に係るRIV符号化は、以下のように決定することができる。
Figure 2022003773
および
Figure 2022003773
と仮定して、
Figure 2022003773
を規定する。その後、以下の式に従ってRIVを決定することができる。
Figure 2022003773
の場合、
Figure 2022003773
その他の場合、
Figure 2022003773
また、方法1aの例示的な実施形態によれば、以下の式(1)および(2)によって、αの値を決定することができる。符号化RIVの数(M)は、
Figure 2022003773
であり、RIVのシグナリングのビット数がbである場合は、以下を充足する必要がある。
Figure 2022003773
bの値を所与として、RBの数(α)の観点での開始仮想リソースブロック(RBstart)は、式(1)および(2)を用いて決定可能である。たとえば、
Figure 2022003773
のBWPについて、周波数割り当てのビット数がb=4の場合、開始RBの分解能は、図6に示すように、α=2となるように設計する必要がある。別の例において
Figure 2022003773
の同じBWPについて、周波数割り当てのビット数がb=3の場合、開始RBの分解能は、図7に示すように、α=3とする。
方法1aに係る他の例示的な実施形態において、αの値は、
Figure 2022003773
により決定可能である。ただし、
Figure 2022003773
は、RIVを適用するBWPのサイズであり、
Figure 2022003773
は、周波数割り当てに用いられるシグナリングビット数がサポートし得るBWPのRIVサイズまたは最大サイズの規定に用いられるBWPのサイズである。
他の例示的な実施形態(本明細書においては、「方法1b」とも称する)において、RIVは、すべての考え得る開始仮想リソースブロック
Figure 2022003773
をサポートするように定義され、割り当て長の分解能は、αRB
Figure 2022003773
である。図8および図9は、
Figure 2022003773
およびα=2の場合の方法1bに基づく異なるRIV符号化方式の2つの例を示している。
他の例示的な実施形態(本明細書においては、「方法2a」とも称する)において、RIVは、
Figure 2022003773
以下の柔軟な開始仮想リソースブロックおよび
Figure 2022003773
以上(ただし、
Figure 2022003773
)の長さをサポートするように決定される。図8は、方法2aに係る、RIVの符号化に5つのビットを用いて、Lmin=3を用いることにより
Figure 2022003773
のBWPの周波数領域リソース割り当てをサポートする様子を示している。この場合は、図8において、
Figure 2022003773
の場合の符号化と重ね合わされている。方法2aの例示的な実施形態に係るRIV符号化は、以下のように決定することができる。
Figure 2022003773
および
Figure 2022003773
と仮定して、
Figure 2022003773
を規定する。その後、以下の式に従ってRIVを決定することができる。
Figure 2022003773
の場合、
Figure 2022003773
その他の場合、
Figure 2022003773
また、方法2aの例示的な実施形態によれば、以下の式(3)〜(5)によって、Lminの値を決定することができる。符号化RIVの数(M)は、
Figure 2022003773
により決定される。RIVのシグナリングに利用可能なビット数がbであると仮定するなら、以下の関係を充足する必要がある。
Figure 2022003773
このため、bの値を所与として、Lminの値は、式(3)および(4)を用いて決定可能である。
Figure 2022003773
他の例示的な実施形態(本明細書においては、「方法2b」とも称する)において、RIVは、
Figure 2022003773
以下の柔軟な開始仮想リソースブロックをサポートし、長さがLmax以下(すなわち、LRBs=1,2,・・・,Lmax)(ただし、
Figure 2022003773
)となるように決定される。ただし、
Figure 2022003773
は、RIVを適用するBWPのサイズであり、
Figure 2022003773
は、周波数割り当てに用いられるシグナリングビット数がサポートし得るBWPのRIVサイズまたは最大サイズの規定に用いられるBWPのサイズである。図9は、方法2bに係る、RIVの符号化に5つのビットを用いて、Lmin=6を用いることにより
Figure 2022003773
のBWPの周波数領域リソース割り当てをサポートする様子を示している。この場合は、図9において、
Figure 2022003773
の場合の符号化と重ね合わされている。
方法2bの例示的な実施形態に係るRIV符号化は、以下のように決定することができる。
Figure 2022003773
およびLRBs={1,2,・・・,Lmax}と仮定して、
Figure 2022003773
を規定する。その後、以下の式に従ってRIVを決定することができる。
Figure 2022003773
の場合、
Figure 2022003773
その他の場合、
Figure 2022003773
また、方法2bの例示的な実施形態によれば、以下の式(6)〜(8)によって、Lmaxの値を決定することができる。符号化RIVの数(M)は、
Figure 2022003773
により決定される。RIVのシグナリングに利用可能なビット数がbであると仮定するなら、以下の関係を充足する必要がある。
Figure 2022003773
このため、bの値を所与として、Lminの値は、式(6)および(7)を用いて決定可能である。
Figure 2022003773
他の例示的な実施形態(本明細書においては、「方法3」とも称する)において、RIVは、LTEのリソース割り当てタイプ1に従って決定されるが、異なるパンクチャリングパターンは、一組のRBstartおよびLRBsの組合せを除外するように設定されている。方法3に関する種々の例を以下に示すが、これらは、方法3と関連する原理の説明および理解の補助になることを意図しているに過ぎず、何ら限定的なものではない。
例示的な一実施形態において、標準的なRIV符号化を適用する場合のトランケーション/パディングビットの位置を示すパンクチャリングパターン設定フィールドは、周波数領域リソース割り当てのシグナリングに含まれ得る。たとえば、NRについて現行規定の275PRBという最大数では、図5に示す周波数領域リソースの配分のための旧来/既存のタイプ1符号化を用いてRIV値を表すのに、16個のビットを必要とする。代替として、275個のRBが設定されたBWPにおける周波数領域リソース配分に12個のビットが用いられる場合は、さまざまな構成において、16個のビットのうちの4つをパンクチャリング可能である。
このようなパンクチャリングの例示的な一構成においては、12個のビットのうちの2つの最上位ビットをパンクチャリングパターンの指定に使用可能である。たとえば、これらのビットは、値が「0」にセットされたx=4つ(たとえば、x=16−12)の最上位ビットをy個のビットの後ろに挿入する場合等、さまざまパターンを示し得るとともに、標準的なSIV法に従って、拡張リソースブロック配分を解釈することができる。yの値は、2つのパターン指定ビットの値に応じて変化し得る。たとえば、y=2、4、8、12は、それぞれパターン1、2、3、および4に対応し、2つの最上位ビットによって示され得る。
パターン1:0000 00XX XXXX XXXX
パターン2:01XX 0000 XXXX XXXX
パターン3:10XX XXXX 0000 XXXX
パターン4:11XX XXXX XXXX 0000
別の例において、パンクチャリングとしては、所定のパターンが可能である。たとえば、値がゼロにセットされたx=4つのMSBは常に、y=12個のビットの後ろに挿入される。この場合、所定のパターンは、XXXX XXXX XXXX 0000である。別の例においては、12個の周波数割り当てビットのうちのNhop個の最上位ビットを周波数ホッピングの指定に使用可能である。パンクチャリングパターン指定ビットは、Nhop個の周波数ホッピングビットの後ろの2つのビットにより示すことができる。y個のビットの後ろにパディングビットが挿入されるが、このyの値は、ホッピングビットおよびパンクチャリングパターン指定ビットの両者に基づく。パンクチャリングパターンが上位レイヤによって予め規定または設定されている場合は、パンクチャリングパターンを指定するビットが(DCI)において不要となり、yの値は、所定のパンクチャリングパターンおよび周波数ホッピング指定用のビット数に応じて変化し得る。
方法3に対応する他の例示的な実施形態において、パターン指定は、他の既知のパラメータ(たとえば、帯域幅部分のサイズの範囲)に応じて変化し得る。同様に、パターン指定ビットは、たとえばブロードキャストシステム情報メッセージ(たとえば、SIB1)、SIBメッセージにおいて予め規定または提供された既存の指定に上書き可能なUE固有の無線リソース制御(RRC)メッセージ、スケジューリングDCIまたはRARメッセージ中の他の予約フィールドまたはコードポイント等、さまざまな方法でUEに提供可能である。
他の例示的な実施形態(本明細書においては、「方法4」とも称する)において、RIVは、開始仮想リソースブロック(RBstart)(たとえば、方法1aに類似)または割り当て長LRBs(たとえば、方法1bに類似)に従って決定される。ただし、方法4に係る例示的な実施形態は、RIVサイズを規定するBWPに基づく既存の標準的なRIV符号化を用いてRIVが符号化される点において、方法1a/1bに係る例示的な実施形態と異なる。
より一般的に、方法4において、周波数領域リソース配分フィールドは、1)分解能がKRBの開始仮想リソースブロック(RBstart)および2)分解能がKRBの仮想隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)に対応するRIVへと符号化可能である。RIVは、周波数領域リソース配分フィールドサイズを規定するBWPに従って、既存の標準的なRIV符号化に基づいて符号化可能である。以下の非限定的な説明例において、周波数領域リソース配分フィールドは、bビットのサイズを有し、
Figure 2022003773
個のRBを伴う第1のBWPに適用されるものと仮定する。たとえば、第1のBWPとしては、UEに対するアクティブBWPが可能である。サイズbは、
Figure 2022003773
個のRBを伴う第2のBWPに対応する。すなわち、
Figure 2022003773
である。たとえば、第2のBWPとしては、UEに対する最初のBWP等、アクティブBWP以外のBWPが可能である。
方法4の一群の例示的な実施形態において、RBstartの量子化値は0から開始となり、LRBsの量子化値はKから開始となる。言い換えると、RIV符号化は、符号化されたRIVが開始仮想リソースブロックRBstart=(0,K,2K,・・・,RBstart,max)およびLRBs=(K,2K,・・・,LRBs,max)に対応するようにする。ただし、
Figure 2022003773
5つのRBが設定された最初のBWP中の周波数領域リソース配分のシグナリングに4つのビットが割り当てられた例を図10に示す。RIVは、標準的な符号化法に基づき、最初のBWPに従って符号化可能である。6つのRBが設定された別のBWP中の周波数領域リソース配分に4つのビットを使用するため、2RBの分解能を開始仮想リソースブロックに導入可能である。図10のRIVノード1、2、3、および13は、無効な値である。すなわち、6つのRBのBWP中の周波数配分には使用できない。
図11は、標準的な符号化法に基づき、3つのRBのBWPに従ってRIVが符号化される別の例を示している。得られる開始仮想RBおよび長さは、6つのRBの別のBWPの周波数割り当てに適用される場合、2倍となる。
上述の方法4の例示的な実施形態に係るRIV符号化は、以下のように決定することができる。RB’start=RBstart/KおよびL’RBs=LRBs/Kを仮定する。その後、以下に従ってRIVを決定可能である。
Figure 2022003773
の場合、
Figure 2022003773
の場合、
Figure 2022003773
その他の場合、
Figure 2022003773
その他の場合、
RIV=Invalid
終了
さらに、KおよびKは、この方法4の一群の例示的な実施形態に対し、以下の定義に基づいて、さまざまな方法で(1以上のすべての整数値について)決定可能である。
Figure 2022003773
それにも関わらず、
Figure 2022003773
または/および
Figure 2022003773
の場合は、RBstartおよびLRBsの一部の考え得る量子化値がサポートされない場合もある。さらに、KおよびKの値の最適化によって、b個のシグナリングビットを効率的に使用すると同時に、所要の柔軟な周波数領域リソース配分を提供することができる。
方法4に対応するいくつかの例示的な実施形態において、Kおよび/またはKの値は、
Figure 2022003773

Figure 2022003773
との比に基づいて決定可能である。たとえば、K=K=Kの場合は、
Figure 2022003773
であり、関数f(・)としては、最も近い整数に対する床、天井、丸め、または適当および/もしくは所望の結果を与えるために採用可能なその他任意の関数が可能である。
方法4に対応する他の例示的な実施形態において、K=1が必要な場合(たとえば、ペイロードサイズが小さなPUSCHまたはPDSCH送信の場合)、Kの値は、
Figure 2022003773
に基づいて決定可能であり、関数f(・)としては、最も近い整数に対する床、天井、丸め、または適当および/もしくは所望の結果を与えるために採用可能なその他任意の関数が可能である。同様に、K=1の場合、Kの値は、
Figure 2022003773
に基づいて決定される。
方法4に対応する他の例示的な実施形態においては、K=K=Kであり、Kの値を以下のように決定することができる。すべての量子化割り当て可能性がサポートされる場合、符号化RIVの数(M)は、以下により決定される。
Figure 2022003773
RIVのシグナリングに利用可能なビット数がbであると仮定するなら、以下の関係を満足する必要がある。
Figure 2022003773
このため、bの値を所与として、RBの数(K)の観点での開始仮想リソースブロックおよび長さは、式(9)および(10)を用いて導出可能である。上記では、ダウンサンプリングがRBstart=0およびLRBs=Kで開始となることを仮定したが、異なるオフセット値を使用可能であり、わずかに異なる値/式が得られる。
方法4に対応する他の例示的な実施形態において、
Figure 2022003773

Figure 2022003773
との比が特定の閾値を下回る場合は、K=K=Kとなる。たとえば、
Figure 2022003773
の場合は、K=K=1となる。より大きなBWPの場合は、近似によって、
Figure 2022003773
の場合、
Figure 2022003773
となる。ただし、この場合の特定の閾値は、
Figure 2022003773
である。
方法4に対応する他の例示的な実施形態において、
Figure 2022003773

Figure 2022003773
との差が特定の閾値を下回る場合は、K=K=1である。
方法4の別群の例示的な実施形態において、RBstartの量子化値は0から開始となり、LRBsの量子化値は
Figure 2022003773
から開始となる。言い換えると、RIV符号化は、符号化されたRIVが開始仮想リソースブロックRBstart=(0,K,2K,・・・,RBstart,max)に対応するようにする。ただし、
Figure 2022003773

Figure 2022003773
)であり、最大値が以下のように表される。
Figure 2022003773
上述の方法4の例示的な実施形態に係るRIV符号化は、以下のように決定することができる。
Figure 2022003773

Figure 2022003773
、および
Figure 2022003773
を仮定する。その後、以下に従ってRIVを決定可能である。
Figure 2022003773
の場合、
Figure 2022003773
の場合、
Figure 2022003773
その他の場合、
Figure 2022003773
その他の場合、
RIV=Invalid
終了
さらに、KおよびKは、この方法4の一群の例示的な実施形態に対し、以下の定義に基づいて、さまざまな方法で(1以上のすべての整数値について)決定可能である。
Figure 2022003773
それにも関わらず、
Figure 2022003773
または/および
Figure 2022003773
の場合は、RBstartおよびLRBsの一部の考え得る量子化値がサポートされない場合もある。
たとえば、方法4に対応する一実施形態においては、K=K=Kであり、Kの値を以下のように決定することができる。すべての量子化割り当て可能性がサポートされる場合、符号化RIVの数(M)は、以下により決定される。
M=(N’+1)*(N’)/2 (11)
ただし、
Figure 2022003773
である。RIVのシグナリングに利用可能なビット数がbであると仮定するなら、以下の関係を満足する必要がある。
Figure 2022003773
このため、bの値を所与として、RBの数(K)の観点での開始仮想リソースブロックおよび長さは、式(11)および(12)を用いて導出可能である。また、この方法4の一群の実施形態について、KおよびKを他の方法で決定することにより、b個のシグナリングビットを効率的に使用すると同時に、方法4の他群の実施形態に関して上述したものを含めて、所要の柔軟な周波数領域リソース配分を提供することができる。
さらに、KおよびKは、UEに対するリソースの時間領域配分に基づき、この一群の実施形態に従ってさまざまな方法で決定することも可能である。一例として、K=K=KおよびKの値は、以下により決定可能である。
Figure 2022003773
ただし、
Figure 2022003773
は、周波数割り当てが適用されるBWPのサイズであり、
Figure 2022003773
は、1スロット時間のリソース割り当て(すなわち、14個のOFDMシンボル)を仮定した周波数割り当てに用いられるシグナリングビット数がサポートし得るBWPのRIVサイズまたは最大サイズの規定に用いられるBWPのサイズであり、
Figure 2022003773
である。ただし、Tは、OFDMシンボルの数の観点での時間リソース割り当てであり、関数f(・)としては、最も近い整数に対する床、天井、丸め、または適当および/もしくは所望の結果を与えるために採用可能なその他任意の関数が可能である。
別の例においては、K=1であり、Kの値は、方法1aに関して上述したαの値を決定する同じ方法または実質的に類似の方法に従って決定することができる(たとえば、
Figure 2022003773
である)。別の例においては、K=1であり、Kの値は、方法1aに関して上述したαの値を決定する同じ方法または実質的に類似の方法に従って決定することができる(たとえば、
Figure 2022003773
である)。別の例において、
Figure 2022003773
が閾値よりも小さい場合は、K=K=1である。
NRについて周波数領域リソース割り当てを符号化する上記例は、説明を目的として非限定的に示している。当業者であれば、上記説明と合致する他の手法および/または変形を容易に想定し得る。たとえば、当業者であれば、上記符号化技術の1つまたは複数の組合せを採用可能であることが容易に理解されるであろう。同様に、当業者であれば、上記符号化方法において、さまざまな加算および/または乗算スケーリングファクタを使用可能であることが容易に理解されるであろう。たとえば、上述の技術のうちの1つ(または、組合せ)に係る符号化の実行に先立って、開始仮想リソースブロックおよび/または割り当て長にスケーリングファクタを適用することも可能である。さらに、第1の(たとえば、アクティブ)BWPおよび第2の(たとえば、最初の)BWPならびに第1のBWPのRIVサイズを用いて第2のBWPのRIV符号化を規定する方法に関して実施形態を上述したが、このような実施形態は、第1のRIVサイズ値を用いた第2のBWPのRIVの符号化と関連するより一般的な問題を解決するのにも適用可能であり、第1のRIVサイズ値は、第2のBWPの「自然」なRIVサイズではない。
リソース配分のシグナリングに利用可能なビットのより効率的な使用によって、上記および他の例示的な実施形態によれば、NRにおける物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の使用効率を向上可能であり、その結果、共有リソース配分のレイテンシが改善されるとともに、特定のPDCCHリソースを利用可能なUE数が増大する。このような改善は、エンドユーザの性能および/またはユーザ体感の品質の向上として現れ得る。他の例示的な利益として、ハードウェア要件の低減(たとえば、プロセッサ数およびメモリ数の低減)により、ハードウェア構成要素のネットワーク展開コストおよび製造、輸送、設置等による環境への影響が抑えられる。
図14は、本開示の種々の例示的な実施形態に係る、ユーザ機器(UE)に対して、1つまたは複数の別のUEと共有される通信チャネルの周波数領域リソースを配分する例示的な方法および/または手順を示している。この例示的な方法および/または手順は、無線通信ネットワークのネットワークノード(たとえば、基地局、gNB、eNB、en−gNB、ng−eNB等、またはその構成要素)によって実行可能である。
図14は、特定の順序に配置されたブロックを示しているが、この順序は例示であり、ブロックに対応する動作を異なる順序で実行可能であるとともに、組合せおよび/または分割によって、図14の図示と異なる機能を有するブロックにすることも可能である。さらに、図14に示す例示的な方法および/または手順は、図15に示す例示的な方法および/または手順の補完とすることも可能である。言い換えると、図14および図15に示す例示的な方法および/または手順は、協調的な使用によって、上述の利益、利点、および/または問題の解決手段を提供可能である。任意選択としての動作は、破線で示す。
この例示的な方法および/または手順は、ブロック1410の動作を含み、ネットワークノードがUEに対して、共有チャネルを介した通信に使用可能なアクティブキャリア帯域幅部分(BWP)の指標を送信可能である。いくつかの例示的な実施形態において、アクティブBWPとしては、UEが使用するように設定された複数のBWPのうちの1つが可能である。また、この例示的な方法および/または手順は、ブロック1420の動作を含み、ネットワークノードが、UEに配分されるアクティブBWP内の1つまたは複数の周波数領域リソースブロック(RB)を選択可能である。また、この例示的な方法および/または手順は、ブロック1430の動作を含み、ネットワークノードが、複数の利用可能なビットを用いて、1つまたは複数の選択RBの指標を符号化可能であり、複数の利用可能なビットが、アクティブBWP内のRBのすべての配分可能な組合せの符号化に不十分である。また、この例示的な方法および/または手順は、ブロック1440の動作を含み、ネットワークノードが、ダウンリンク制御チャネルを介して、符号化指標をUEに送信可能である。また、いくつかの実施形態において、この例示的な方法および/または手順は、ブロック1450の動作を含み、ネットワークノードが、アクティブBWP内の1つまたは複数の選択RBを用いて、UEに対するデータの送信またはUEからのデータの受信を行うことができる。
いくつかの実施形態において、複数の利用可能なビットは、
Figure 2022003773
未満とすることができる。ただし、
Figure 2022003773
は、アクティブBWP中のRB数である。いくつかの実施形態において、1つまたは複数の配分RBは、開始仮想リソースブロック(RBstart)および隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)により表すことができる。いくつかの実施形態において、開始仮想リソースブロック(RBstart)は、KRBの分解能で符号化可能であり、隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)は、KRBの分解能で符号化可能である。いくつかの実施形態においては、KをKと等しくすることができる。いくつかの実施形態においては、指標が表し得るRBstartの最小値がゼロで、指標が表し得るLRBsの最小値がKとなるように、当該指標を符号化可能である。
いくつかの実施形態において、アクティブBWPは、
Figure 2022003773
を含み、複数の利用可能なビットは、アクティブBWP以外のBWP(たとえば、最初のBWP)のRB数
Figure 2022003773
に基づいて決定される。いくつかの実施形態において、KおよびKの少なくとも一方は、
Figure 2022003773

Figure 2022003773
で除した比の関数に基づいて決定可能である。いくつかの実施形態において、この関数としては、床、天井、または丸めが可能である。いくつかの実施形態において、KおよびKはともに、
Figure 2022003773

Figure 2022003773
で除した比の関数が特定の閾値を下回る場合に、1に等しいものと決定可能である。
いくつかの実施形態において、上記指標は、
Figure 2022003773
および
Figure 2022003773
(その他の場合)に従って符号化可能であり、
Figure 2022003773
、RB’start=RBstart/K、およびL’RBs=LRBs/Kである。
図15は、本開示の特定の例示的な実施形態に係る、ユーザ機器(UE)により実行され、1つまたは複数の別のUEと共有される通信チャネルの周波数領域リソースの配分を受信する例示的な方法および/または手順を示している。この例示的な方法および/または手順は、無線通信ネットワークのネットワークノード(たとえば、基地局、gNB、eNB、en−gNB、ng−eNB等、またはその構成要素)と連通したユーザ機器(UE))(たとえば、無線デバイス、IoTデバイス、モデム等、またはその構成要素)によって実行可能である。
図15は、特定の順序に配置されたブロックを示しているが、この順序は例示であり、ブロックに対応する動作を異なる順序で実行可能であるとともに、組合せおよび/または分割によって、図15の図示と異なる機能を有するブロックにすることも可能である。さらに、図15に示す例示的な方法および/または手順は、図14に示す例示的な方法および/または手順の補完とすることも可能である。言い換えると、図14および図15に示す例示的な方法および/または手順は、協調的な使用によって、上述の利益、利点、および/または問題の解決手段を提供可能である。任意選択としての動作は、破線で示す。
この例示的な方法および/または手順は、ブロック1510の動作を含み、UEが無線通信ネットワークのネットワークノードから、共有チャネルを介した通信に使用可能なアクティブキャリア帯域幅部分(BWP)の指標を受信可能である。いくつかの実施形態において、アクティブBWPとしては、UEが使用するように設定された複数のBWPのうちの1つが可能である。また、この例示的な方法および/または手順は、ブロック1520の動作を含み、UEがネットワークノードから、ダウンリンク制御チャネルを介して、アクティブBWP内の1つまたは複数の配分周波数領域リソースブロック(RB)の指標を受信可能であり、この指標が、アクティブBWP内のRBのすべての配分可能な組合せの符号化に不十分な複数のビットで符号化される。また、この例示的な方法および/または手順は、ブロック1530の動作を含み、UEが、受信した指標を復号化して、アクティブBWP内の1つまたは複数の配分RBを取得可能である。また、いくつかの実施形態において、この例示的な方法および/または手順は、ブロック1540の動作を含み、UEが、アクティブBWP内の1つまたは複数の配分RBを用いて、ネットワークノードに対するデータの送信またはネットワークノードからのデータの受信を行うことができる。
いくつかの実施形態において、複数の利用可能なビットは、
Figure 2022003773
未満であり、
Figure 2022003773
は、アクティブBWP中のRB数である。いくつかの実施形態において、1つまたは複数の配分RBは、開始仮想リソースブロック(RBstart)および隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)により表すことができる。いくつかの実施形態において、開始仮想リソースブロック(RBstart)は、KRBの分解能で符号化可能であり、隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)は、KRBの分解能で符号化可能である。いくつかの実施形態においては、KをKと等しくすることができる。いくつかの実施形態においては、指標が表し得るRBstartの最小値がゼロで、指標が表し得るLRBsの最小値がKとなるように、当該指標を符号化可能である。
いくつかの実施形態において、アクティブBWPは、
Figure 2022003773
を含み、複数の利用可能なビットは、アクティブBWP以外のBWP(たとえば、最初のBWP)のRB数
Figure 2022003773
に基づいて決定される。いくつかの実施形態において、KおよびKの少なくとも一方は、
Figure 2022003773

Figure 2022003773
で除した比の関数に基づいて決定可能である。いくつかの実施形態において、この関数としては、床、天井、または丸めが可能である。いくつかの実施形態において、KおよびKはともに、
Figure 2022003773

Figure 2022003773
で除した比の関数が特定の閾値を下回る場合に、1に等しいものと決定可能である。
いくつかの実施形態において、上記指標は、
Figure 2022003773
および
Figure 2022003773
(その他の場合)に従って符号化可能であり、
Figure 2022003773
、RB’start=RBstart/K、およびL’RBs=LRBs/Kである。
本明細書に記載の主題は、任意好適な構成要素を用いた任意適当な種類のシステムにおいて実装可能であるものの、本明細書に開示の実施形態は、図16に示す例示的な無線ネットワーク等の無線ネットワークに関して説明する。簡素化のため、図16の無線ネットワークは、ネットワーク1606、ネットワークノード1660および1660b、ならびにWD1610、1610b、および1610cしか示していない。実際のところ、無線ネットワークは、固定電話、サービスプロバイダ、またはその他任意のネットワークノードもしくはエンドデバイス等、無線デバイス間または無線デバイスと別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに適した任意の付加的な要素をさらに含み得る。図示の構成要素のうち、ネットワークノード1660および無線デバイス(WD)1610について、さらに詳しく説明する。無線ネットワークは、通信および他種のサービスを1つまたは複数の無線デバイスに提供することにより、無線ネットワークにより提供されるサービスまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの無線デバイスによるアクセスおよび/または使用を容易化可能である。
無線ネットワークは、任意の種類の通信、遠隔通信、データ、セルラー、ならびに/または無線ネットワークもしくは他の同種のシステムの包含および/またはこれらとの連動が可能である。いくつかの実施形態において、無線ネットワークは、特定の規格または他種の所定のルールもしくは手順に従って動作するように設定可能である。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、モバイル通信用グローバルシステム(GSM)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、ロングタームエボリューション(LTE)、ならびに/または他の好適な2G、3G、4G、もしくは5G規格等の通信規格、IEEE802.11規格等の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/またはWorldwide Interoperability for Microwave Access(WiMax)、Bluetooth、Z−Wave、および/もしくはZigBee規格等、その他任意適当な無線通信規格を実装し得る。
ネットワーク1606は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にする他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード1660およびWD1610は、以下により詳しく説明するさまざまな構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおける無線接続の提供等、ネットワークノードおよび/または無線デバイスの機能を与えるために協働し得る。異なる実施形態において、無線ネットワークは、任意の数の有線もしくは無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/または有線もしくは無線接続のいずれかに関わらず、データおよび/もしくは信号の通信の容易化もしくは通信への関与が可能なその他任意の構成要素もしくはシステムを備え得る。
本明細書において使用される場合、「ネットワークノード」は、無線デバイスならびに/または当該無線デバイスへの無線アクセスを有効化および/もしくは提供する無線ネットワーク中の他の機器との直接的もしくは間接的な通信ならびに/または無線ネットワーク中の他の機能(たとえば、管理)の実行の可能化、設定、構成、ならびに/または動作可能化のための機器を表す。ネットワークノードの例としては、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)、およびNRノードB(gNB))が挙げられるが、これらに限定されない。基地局は、当該基地局が与えるカバレッジの量(または、言い方を変えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいて分類可能であり、その場合は、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局とも称し得る。基地局としては、中継を制御する中継ノードまたは中継ドナーノードが可能である。ネットワークノードには、場合によりリモート無線ヘッド(RRH)と称する集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)等の分散型無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分も含み得る。このようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されていてもよいし、統合されていなくてもよい。分散型無線基地局の部分は、分散型アンテナシステム(DAS)において、ノードとも称し得る。
ネットワークノードのさらに別の例としては、マルチスタンダード無線(MSR)BS等のMSR無線デバイス、無線ネットワークコントローラ(RNC)もしくは基地局コントローラ(BSC)等のネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E−SMLC)、ならびに/またはMDTが挙げられる。別の例として、ネットワークノードとしては、以下により詳しく説明するような仮想ネットワークノードが可能である。ただし、より一般的には、無線デバイスに対する無線通信ネットワークへのアクセスの有効化および/もしくは提供または無線通信ネットワークにアクセスした無線デバイスへのサービスの提供の可能化、設定、構成、ならびに/または動作可能化のための任意好適なデバイス(または、デバイス群)をネットワークノードが表し得る。
図16において、ネットワークノード1660は、処理回路1670、デバイス可読媒体1680、インターフェース1690、補助機器1684、電源1686、電力回路1687、およびアンテナ1662を具備する。図16の例示的な無線ネットワークに示すネットワークノード1660は、図示のハードウェア構成要素の組合せを含むデバイスを表し得るものの、他の実施形態には、構成要素の異なる組合せを有するネットワークノードを含み得る。本明細書に開示のタスク、特徴、機能、ならびに方法および/もしくは手順の実行に必要なハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意好適な組合せをネットワークノードが含むことが了解されるものとする。さらに、ネットワークノード1660の各構成要素は、大きなボックス内に位置付けられた単一のボックスまたは複数のボックス内に入れ子とされた単一のボックスとして示しているが、ネットワークノードは、単一の図示構成要素を構成する複数の異なる物理的構成要素を含み得る(たとえば、デバイス可読媒体1680は、複数の別個のハードドライブのほか、複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード1660は、それぞれがそれ自体の構成要素を有し得る複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素またはBTS構成要素およびBSC構成要素等)で構成可能である。ネットワークノード1660が複数の別個の構成要素(たとえば、BTSおよびBSC構成要素)を備える特定のシナリオにおいては、これら別個の構成要素のうちの1つまたは複数を複数のネットワークノード間で共有可能である。たとえば、単一のRNCが複数のノードBを制御可能である。このようなシナリオにおいて、各一意のノードB・RNC対は、場合により単一の別個のネットワークノードと考えられる。いくつかの実施形態において、ネットワークノード1660は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定可能である。このような実施形態においては、一部の構成要素を複製可能である(たとえば、異なるRATに対する別個のデバイス可読媒体1680)とともに、一部の構成要素を再利用可能である(たとえば、RATにより同じアンテナ1662を共有可能である)。また、ネットワークノード1660は、たとえばGSM、WCDMA、LTE、NR、Wi−Fi、またはBluetooth無線技術等、当該ネットワークノード1660に組み込まれたさまざまな無線技術に対して、複数組のさまざまな図示構成要素を含み得る。これらの無線技術は、ネットワークノード1660内の同一もしくは異種チップもしくはチップセットならびに他の構成要素に組み込み可能である。
処理回路1670は、ネットワークノードが提供するものとして、本明細書に記載の任意の決定、計算、または類似動作(たとえば、特定の取得動作)を実行するように設定可能である。処理回路1670が実行するこれらの動作には、たとえば処理回路1670が取得した情報を他の情報に変換すること、ネットワークノードに格納された情報に対して取得情報もしくは変換情報を比較すること、ならびに/または取得情報もしくは変換情報に基づいて1つもしくは複数の動作を実行することにより取得情報を処理することと、前記処理の結果として決定を下すこととを含み得る。
処理回路1670は、単独またはデバイス可読媒体1680等の他のネットワークノード1660構成要素との協働でネットワークノード1660の機能を与えるように動作可能なマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、あるいはその他任意の好適なコンピューティングデバイス、リソース、またはハードウェア、ソフトウェア、および/もしくは符号化ロジックの組合せのうちの1つまたは複数の組合せを含み得る。たとえば、処理回路1670は、デバイス可読媒体1680または処理回路1670内のメモリに格納された命令を実行し得る。このような機能は、本明細書に記載のさまざまな無線特徴、機能、または利益のいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態において、処理回路1670は、システム・オン・チップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態において、処理回路1670は、無線周波数(RF)トランシーバ回路1672およびベースバンド処理回路1674のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態において、無線周波数(RF)トランシーバ回路1672およびベースバンド処理回路1674は、別個のチップ(もしくは、チップセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニット等のユニット上とすることができる。代替実施形態においては、RFトランシーバ回路1672およびベースバンド処理回路1674の一部または全部を同じチップもしくはチップセット、ボード、またはユニット上とすることができる。
特定の実施形態においては、デバイス可読媒体1680または処理回路1670内のメモリに格納された命令を実行する処理回路1670により、ネットワークノード、基地局、eNB、またはこのような他のネットワークデバイスが与えるものとして本明細書に記載の機能の一部または全部が実行され得る。代替実施形態においては、別個または個別のデバイス可読媒体に格納された命令を配線接続された様態等で実行することなく、機能の一部または全部が処理回路1670により提供され得る。これら実施形態のいずれにおいても、デバイス可読媒体に格納された命令を実行するか否かに関わらず、処理回路1670は、上記機能を実行するように設定可能である。このような機能によりもたらされる利益は、処理回路1670単独またはネットワークノード1660の他の構成要素に限定されず、全体としてのネットワークノード1660ならびに/または一般としてのエンドユーザおよび無線ネットワークにより享受される。
デバイス可読媒体1680には、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリを含むことができ、永続記憶装置、固体メモリ、遠隔搭載メモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)、もしくはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/または処理回路1670により使用可能な情報、データ、および/もしくは命令を格納するその他任意の揮発性もしくは不揮発性の持続性デバイス可読および/もしくはコンピュータ実行可能メモリデバイスが挙げられるが、これらに限定されない。デバイス可読媒体1680は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブル等のうちの1つもしくは複数を含むアプリケーション、ならびに/または処理回路1670による実行およびネットワークノード1660による利用が可能な他の命令等、任意好適な命令、データ、または情報を格納し得る。デバイス可読媒体1680は、処理回路1670による任意の計算および/またはインターフェース1690を介して受信される任意のデータの格納に使用可能である。いくつかの実施形態において、処理回路1670およびデバイス可読媒体1680は、統合が考えられる。
インターフェース1690は、ネットワークノード1660、ネットワーク1606、および/またはWD1610間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。図示のように、インターフェース1690は、たとえば有線接続を介したネットワーク1606へのデータ送信およびネットワーク1606からのデータ受信のためのポート/端子1694を備える。また、インターフェース1690は無線フロントエンド回路1692を含むが、これは、アンテナ1662に結合することも可能であるし、特定の実施形態においては、アンテナ1662の一部とすることも可能である。無線フロントエンド回路1692は、フィルタ1698および増幅器1696を備える。無線フロントエンド回路1692は、アンテナ1662および処理回路1670に接続可能である。無線フロントエンド回路は、アンテナ1662と処理回路1670との間で伝達される信号を調節するように設定可能である。無線フロントエンド回路1692は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送り出されるデジタルデータを受信可能である。無線フロントエンド回路1692は、フィルタ1698および/または増幅器1696の組合せによって、適当なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号へとデジタルデータを変換可能である。その後、アンテナ1662を介して、無線信号を送信可能である。同様に、データの受信時には、アンテナ1662が無線信号を収集した後、無線フロントエンド回路1692がこれをデジタルデータに変換可能である。デジタルデータは、処理回路1670に受け渡し可能である。他の実施形態において、インターフェースは、異なる構成要素および/または異なる組合せの構成要素を備え得る。
特定の代替実施形態においては、ネットワークノード1660が別個の無線フロントエンド回路1692を含んでいなくてもよく、代わりに、処理回路1670が無線フロントエンド回路を含み、別個の無線フロントエンド回路1692なしでアンテナ1662に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態においては、RFトランシーバ回路1672の全部または一部がインターフェース1690の一部と考えられる。さらに他の実施形態において、インターフェース1690は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つもしくは複数のポートもしくは端子1694、無線フロントエンド回路1692、ならびにRFトランシーバ回路1672を具備し得るとともに、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路1674と通信可能である。
アンテナ1662は、無線信号を送信および/または受信するように構成された1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナ1662は、無線フロントエンド回路1690に結合可能であるとともに、データおよび/または信号を無線で送信および受信可能な如何なる種類のアンテナも可能である。いくつかの実施形態において、アンテナ1662は、たとえば2GHzと66GHzとの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の無指向性セクタまたはパネルアンテナを備え得る。無指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するのに使用され得る。セクタアンテナは、特定のエリア内の機器から無線信号を送信/受信するのに使用され得る。パネルアンテナとしては、比較的直線状に無線信号を送信/受信するのに使用される見通し線アンテナが可能である。場合により、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと称し得る。特定の実施形態において、アンテナ1662は、ネットワークノード1660から分離可能であるとともに、インターフェースまたはポートを通じてネットワークノード1660に接続可能となり得る。
アンテナ1662、インターフェース1690、および/または処理回路1670は、ネットワークノードが実行するものとして、本明細書に記載の任意の受信動作および/または特定の取得動作を実行するように設定可能である。如何なる情報、データ、および/または信号も、無線デバイス、別のネットワークノード、および/またはその他任意のネットワーク機器から受信可能である。同様に、アンテナ1662、インターフェース1690、および/または処理回路1670は、ネットワークノードが実行するものとして、本明細書に記載の任意の送信動作を実行するように設定可能である。如何なる情報、データ、および/または信号も、無線デバイス、別のネットワークノード、および/またはその他任意のネットワーク機器に送信可能である。
電力回路1687は、電力管理回路を備えることも可能であるし、電力管理回路に結合することも可能であり、本明細書に記載の機能を実行するための電力をネットワークノード1660の構成要素に供給するように設定可能である。電力回路1687は、電源1686から電力を受電可能である。電源1686および/または電力回路1687は、ネットワークノード1660のさまざまな構成要素に対して、各構成要素に適した形態で(たとえば、各構成要素に必要な電圧および電流レベルで)電力を提供するように設定可能である。電源1686は、電力回路1687および/またはネットワークノード1660に含むことも可能であるし、電力回路1687および/またはネットワークノード1660の外部でも可能である。たとえば、ネットワークノード1660は、電気ケーブル等の入力回路またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、コンセント)に接続可能とすることにより、当該外部電源が電力を電力回路1687に供給可能となる。別の例として、電源1686は、電力回路1687に接続または内蔵されたバッテリまたはバッテリパックの形態の電力源を備え得る。バッテリは、外部電源が故障した場合のバックアップ電力を提供可能である。光起電デバイス等の他種の電源も使用可能である。
ネットワークノード1660の代替実施形態は、本明細書に記載の任意の機能および/または本明細書に記載の主題のサポートに必要な任意の機能を含めて、ネットワークノードの機能の特定の態様の提供を担い得る、図16に示した構成要素以外の付加的な構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード1660は、情報のネットワークノード1660への入力を許可および/または容易化するとともに、情報のネットワークノード1660からの出力を許可および/または容易化するユーザインターフェース機器を具備し得る。これにより、ユーザは、ネットワークノード1660の診断、保守、修繕、および他の管理機能の実行が許可および/または容易化され得る。
本明細書おいて、「無線デバイス(WD)」は、ネットワークノードおよび/または別の無線デバイスとの無線通信が可能な、設定された、構成された、ならびに/または動作可能なデバイスを指す。本明細書においては、別段の注記のない限り、WDという用語は、ユーザ機器(UE)と互換的に使用可能である。無線で通信することには、空中で情報を伝達するのに適した電磁波、電波、赤外線波、および/または他種の信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態において、WDは、直接的な人間の相互作用なく、情報を送信および/または受信するように設定可能である。たとえば、WDは、内部もしくは外部イベントによるトリガーまたはネットワークからの要求を受けた場合に、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計可能である。WDの例としては、スマートフォン、移動式電話、携帯電話、ボイスオーバIP(VoIP)電話、無線ローカルループフォン、デスクトップコンピュータ、個人用デジタル補助装置(PDA)、無線カメラ、ゲームコンソールまたはデバイス、楽曲記憶装置、再生装置、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ埋込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE)、車載無線端末デバイス等が挙げられるが、これらに限定されない。
WDは、たとえばサイドリンク通信、車両−車両間(V2V)、車両−インフラ間(V2I)、車両−任意間(V2X)のための3GPP規格を実装することによって、デバイス間(D2D)通信をサポート可能であり、この場合はD2D通信デバイスと称し得る。さらに別の特定例として、インターネット・オブ・シングス(IoT)のシナリオでは、WDが監視および/または測定を実行し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信するマシンまたは他のデバイスを表し得る。この場合、無線デバイスは、マシン−マシン間(M2M)デバイスであってもよく、3GPPの背景においてMTCデバイスと称し得る。1つの特定例として、WDとしては、3GPP狭帯域インターネット・オブ・シングス(NB−IoT)規格を実装したUEが可能である。このようなマシンまたはデバイスの特定例は、センサ、電力計等の計量デバイス、産業用機械類、または家庭用もしくは個人用電気器具(たとえば、冷蔵庫、テレビ等)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカ等)である。他のシナリオでは、動作ステータスまたは動作と関連付けられた他の機能を監視および/または報告し得る車両等の機器をWDが表し得る。上述のWDは、無線接続のエンドポイントを表していてもよく、この場合は無線端末と称し得る。さらに、上述のWDはモバイルも可能であり、この場合はモバイルデバイスまたはモバイル端末とも称し得る。
図示のように、無線デバイス1610は、アンテナ1611、インターフェース1614、処理回路1620、デバイス可読媒体1630、ユーザインターフェース機器1632、補助機器1634、電源1636、および電力回路1637を具備する。WD1610は、少し挙げるだけでも、たとえばGSM、WCDMA、LTE、NR、Wi−Fi、WiMax、またはBluetooth無線技術等、当該WD1610がサポートするさまざまな無線技術に対して、複数組の1つまたは複数の図示構成要素を含み得る。これらの無線技術は、WD1610内の他の構成要素と同一または異種チップまたはチップセットに組み込み可能である。
アンテナ1611は、無線信号を送信および/または受信するように構成された1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含むことができ、インターフェース1614に接続されている。特定の代替実施形態において、アンテナ1611は、WD1610から分離可能であるとともに、インターフェースまたはポートを通じてWD1610に接続可能となり得る。アンテナ1611、インターフェース1614、および/または処理回路1620は、WDが実行するものとして、本明細書に記載の任意の受信または送信動作を実行するように設定可能である。如何なる情報、データ、および/または信号も、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信可能である。いくつかの実施形態においては、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ1611がインターフェースと考えられる。
図示のように、インターフェース1614は、無線フロントエンド回路1612およびアンテナ1611を備える。無線フロントエンド回路1612は、1つもしくは複数のフィルタ1618ならびに増幅器1616を備える。無線フロントエンド回路1614は、アンテナ1611および処理回路1620に接続され、アンテナ1611と処理回路1620との間で伝達される信号を調節するように設定可能である。無線フロントエンド回路1612は、アンテナ1611に結合することも可能であるし、アンテナ1611の一部とすることも可能である。いくつかの実施形態においては、WD1610が別個の無線フロントエンド回路1612を含んでいなくてもよく、代わりに、処理回路1620が無線フロントエンド回路を含み、アンテナ1611に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態においては、RFトランシーバ回路1622の一部または全部がインターフェース1614の一部と考えられる。無線フロントエンド回路1612は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送り出されるデジタルデータを受信可能である。無線フロントエンド回路1612は、フィルタ1618および/または増幅器1616の組合せによって、適当なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号へとデジタルデータを変換可能である。その後、アンテナ1611を介して、無線信号を送信可能である。同様に、データの受信時には、アンテナ1611が無線信号を収集した後、無線フロントエンド回路1612がこれをデジタルデータに変換可能である。デジタルデータは、処理回路1620に受け渡し可能である。他の実施形態において、インターフェースは、異なる構成要素および/または異なる組合せの構成要素を備え得る。
処理回路1620は、単独またはデバイス可読媒体1630等の他のWD1610構成要素との協働でWD1610の機能を与えるように動作可能なマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、あるいはその他任意の好適なコンピューティングデバイス、リソース、またはハードウェア、ソフトウェア、および/もしくは符号化ロジックの組合せのうちの1つまたは複数の組合せを含み得る。このような機能は、本明細書に記載のさまざまな無線特徴または利益のいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路1620は、デバイス可読媒体1630または処理回路1620内のメモリに格納された命令を実行することによって、本明細書に開示の機能を提供可能である。
図示のように、処理回路1620は、RFトランシーバ回路1622、ベースバンド処理回路1624、およびアプリケーション処理回路1626のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態において、処理回路は、異なる構成要素および/または異なる組合せの構成要素を備え得る。特定の実施形態において、WD1610の処理回路1620は、SOCを含み得る。いくつかの実施形態において、RFトランシーバ回路1622、ベースバンド処理回路1624、およびアプリケーション処理回路1626は、別個のチップまたはチップセット上とすることができる。代替実施形態においては、ベースバンド処理回路1624およびアプリケーション処理回路1626の一部または全部を1つのチップまたはチップセットとして組合せ可能であり、RFトランシーバ回路1622を別個のチップまたはチップセット上とすることができる。別の代替実施形態においては、RFトランシーバ回路1622およびベースバンド処理回路1624の一部または全部を同じチップまたはチップセット上とすることができ、アプリケーション処理回路1626を別個のチップまたはチップセット上とすることができる。さらに他の代替実施形態においては、RFトランシーバ回路1622、ベースバンド処理回路1624、およびアプリケーション処理回路1626の一部または全部を同じチップまたはチップセットに組み合わせることができる。いくつかの実施形態においては、RFトランシーバ回路1622をインターフェース1614の一部とすることもできる。RFトランシーバ回路1622は、処理回路1620に対するRF信号を調節可能である。
特定の実施形態においては、デバイス可読媒体1630(特定の実施形態においては、コンピュータ可読記憶媒体が可能)に格納された命令を実行する処理回路1620により、WDが実行するものとして本明細書に記載の機能の一部または全部が提供され得る。代替実施形態においては、別個または個別のデバイス可読記憶媒体に格納された命令を配線接続された様態等で実行することなく、機能の一部または全部が処理回路1620により提供され得る。これら特定の実施形態のいずれにおいても、デバイス可読媒体に格納された命令を実行するか否かに関わらず、処理回路1620は、上記機能を実行するように設定可能である。このような機能によりもたらされる利益は、処理回路1620単独またはWD1610の他の構成要素に限定されず、全体としてのWD1610ならびに/または一般としてのエンドユーザおよび無線ネットワークにより享受される。
処理回路1620は、WDが実行するものとして、本明細書に記載の任意の決定、計算、または類似動作(たとえば、特定の取得動作)を実行するように設定可能である。処理回路1620が実行するこれらの動作には、たとえば処理回路1620が取得した情報を他の情報に変換すること、WD1610に格納された情報に対して取得情報もしくは変換情報を比較すること、ならびに/または取得情報もしくは変換情報に基づいて1つもしくは複数の動作を実行することにより取得情報を処理することと、前記処理の結果として決定を下すこととを含み得る。
デバイス可読媒体1630は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブル等のうちの1つもしくは複数を含むアプリケーション、ならびに/または処理回路1620による実行が可能な他の命令を格納するように動作可能となり得る。デバイス可読媒体1630としては、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)もしくはリードオンリーメモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)もしくはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/または処理回路1620により使用可能な情報、データ、および/もしくは命令を格納するその他任意の揮発性もしくは不揮発性の持続性デバイス可読および/もしくはコンピュータ実行可能メモリデバイスが挙げられる。いくつかの実施形態において、処理回路1620およびデバイス可読媒体1630は、統合が考えられる。
ユーザインターフェース機器1632は、人間のユーザによるWD1610との相互作用を許可および/または容易化する構成要素を含み得る。このような相互作用としては、視覚、聴覚、触覚等、多くの形態が可能である。ユーザインターフェース機器1632は、ユーザへの出力を生成するとともに、ユーザによるWD1610への入力の提供を許可および/または容易化するように動作可能となり得る。相互作用の種類は、WD1610に組み込まれたユーザインターフェース機器1632の種類に応じて変化し得る。たとえば、WD1610がスマートフォンの場合、相互作用は、タッチスクリーンを介したものとなり得る。WD1610がスマートメータの場合、相互作用は、使用量(たとえば、使用したガロン数)を与えるスクリーンまたは(たとえば、煙が検出された場合の)警報を与えるスピーカを通じたものとなり得る。ユーザインターフェース機器1632は、入力インターフェース、デバイス、および回路、ならびに出力インターフェース、デバイス、および回路を含み得る。ユーザインターフェース機器1632は、情報のWD1610への入力を許可および/または容易化するように設定可能であり、処理回路1620に接続されて、処理回路1620による入力情報の処理を許可および/または容易化する。ユーザインターフェース機器1632は、たとえばマイク、近接センサ等のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つもしくは複数のカメラ、USBポート、または他の入力回路を具備し得る。また、ユーザインターフェース機器1632は、WD1610からの情報の出力を許可および/または容易化するとともに、処理回路1620によるWD1610からの情報の出力を許可および/または容易化するように設定されている。ユーザインターフェース機器1632は、たとえばスピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路を具備し得る。ユーザインターフェース機器1632の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用することにより、WD1610は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信可能であるとともに、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書に記載の機能から利益を享受することを許可および/または容易化し得る。
補助機器1634は、WDが一般的に実行し得ないより具体的な機能を提供するように動作可能である。これには、さまざまな目的で測定を行う特殊センサ、有線通信等の付加的な種類の通信用のインターフェース等を含み得る。補助機器1634の構成要素の具備および種類は、実施形態および/またはシナリオに応じて変化し得る。
いくつかの実施形態において、電源1636は、バッテリまたはバッテリパックの形態が可能である。外部電源(たとえば、コンセント)、光起電デバイス、または動力電池等の他種の電源も使用可能である。WD1610は、本明細書に記載または指定の任意の機能の実行に電源1636からの電力を必要とするWD1610のさまざまな部分に対して、電源1636から電力を送達する電力回路1637をさらに備え得る。特定の実施形態において、電力回路1637は、電力管理回路を備え得る。この追加または代替として、電力回路1637は、外部電源から電力を受電するように動作可能となり得る。この場合、WD1610は、電力ケーブル等の入力回路またはインターフェースを介して、外部電源(コンセント等)に接続可能となり得る。また、特定の実施形態において、電力回路1637は、外部電源から電源1636に電力を送達するように動作可能となり得る。これにより、たとえば電源1636を充電可能である。電力回路1637は、電源1636からの電力に対して任意の変換または他の変更を実行することにより、WD1610の各構成要素への供給に適したものとすることができる。
図17は、本明細書に記載の種々の態様に係る、UEの例示的な一実施形態を示している。本明細書において、ユーザ機器すなわちUEは必ずしも、関連するデバイスを所有および/または操作する人間の意味でのユーザを含まなくてもよい。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売または人間のユーザによる操作を意図したデバイスを表し得るが、特定の人間ユーザと関連付けられていなくてもよいし、最初は関連付けられていなくてもよい(たとえば、スマートスプリンクラーコントローラ)。あるいは、UEは、エンドユーザへの販売またはエンドユーザによる操作を意図しないデバイスを表し得るが、ユーザの利益との関連付けも可能であるし、ユーザの利益のための動作も可能である(たとえば、スマート電力計)。UE17200としては、NB−IoT UE、マシンタイプ通信(MTC)UE、および/またはエンハンストMTC(eMTC)UE等、3GPPにより識別される任意のUEが可能である。図17に示すように、UE1700は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格等、3GPPにより公布された1つまたは複数の通信規格に従って通信するように設定されたWDの一例である。前述の通り、WDおよびUEという用語は、区別なく使用可能である。したがって、図17はUEであるが、本明細書に記載の構成要素は、WDにも等しく適用可能であり、その逆もまた同様である。
図17において、UE1700は、入出力インターフェース1705、無線周波数(RF)インターフェース1709、ネットワーク接続インターフェース1711、ランダムアクセスメモリ(RAM)1717、リードオンリーメモリ(ROM)1719、および記憶媒体1721等を含むメモリ1715、通信サブシステム1731、電源1733、および/もしくはその他任意の構成要素、またはこれらの任意の組合せに対して動作可能に結合された処理回路1701を具備する。記憶媒体1721は、オペレーティングシステム1723、アプリケーションプログラム1725、およびデータ1727を含む。他の実施形態において、記憶媒体1721は、他の同種の情報を含み得る。特定のUEは、図17に示す構成要素をすべて利用することも可能であるし、一部の構成要素のみを利用することも可能である。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに異なり得る。さらに、特定のUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機等、1つの構成要素について複数の実例を含み得る。
図17において、処理回路1701は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定可能である。処理回路1701は、(たとえば、離散ロジック、FPGA、ASIC等における)1つまたは複数のハードウェア実装ステートマシン、適当なファームウェアと併せたプログラマブルロジック、適当なソフトウェアと併せたマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)等の1つまたは複数の格納プログラム汎用プロセッサ、またはこれらの任意の組合せ等、マシン可読コンピュータプログラムとしてメモリに格納されたマシン命令を実行するように動作する任意のシーケンシャルステートマシンを実装するように設定可能である。たとえば、処理回路1701は、2つの中央演算処理装置(CPU)を具備し得る。データとしては、コンピュータによる使用に適した形態の情報が可能である。
図示の実施形態において、入出力インターフェース1705は、入力装置、出力装置、または入出力装置に対する通信インターフェースを与えるように設定可能である。UE1700は、入出力インターフェース1705を介して出力装置を使用するように設定可能である。出力装置は、入力装置と同種のインターフェースポートを使用可能である。たとえば、UE1700に対する入力および出力として、USBポートを使用可能である。出力装置としては、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力装置、またはこれらの任意の組合せが可能である。UE1700は、入出力インターフェース1705を介した入力装置の使用によって、情報のUE1700への取り込みを許可および/または容易化するように設定可能である。入力装置としては、タッチセンサ式またはプレゼンスセンサ式ディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ等)、マイク、センサ、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカード等が挙げられる。プレゼンスセンサ式ディスプレイは、ユーザからの入力を検知する容量性または抵抗性のタッチセンサを具備し得る。センサとしては、たとえば加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、別の類似センサ、またはこれらの任意の組合せが可能である。たとえば、入力装置としては、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイク、および光学センサが可能である。
図17において、RFインターフェース1709は、送信機、受信機、およびアンテナ等のRF構成要素に対する通信インターフェースを与えるように設定可能である。ネットワーク接続インターフェース1711は、ネットワーク1743aに対する通信インターフェースを与えるように設定可能である。ネットワーク1743aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、遠隔通信ネットワーク、別の類似ネットワーク、またはこれらの任意の組合せ等の有線および/または無線ネットワークを網羅し得る。たとえば、ネットワーク1743aは、Wi−Fiネットワークを含み得る。ネットワーク接続インターフェース1711は、Ethernet、TCP/IP、SONET、ATM等の1つまたは複数の通信プロトコルにより通信ネットワークを介して1つまたは複数の他のデバイスと通信するのに用いられる受信機および送信機インターフェースを含むように設定可能である。ネットワーク接続インターフェース1711は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的リンク、電気的リンク等)に適した受信機および送信機の機能を実装可能である。送信機および受信機の機能は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有することも可能であるし、あるいは、別個に実装することも可能である。
RAM1717は、バス1702を介した処理回路1701との相互作用によって、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバ等のソフトウェアプログラムの実行時に、データまたはコンピュータ命令を格納またはキャッシングするように設定可能である。ROM1719は、コンピュータ命令またはデータを処理回路1701に提供するように設定可能である。たとえば、ROM1719は、基本入出力(I/O)、起動、不揮発性メモリに格納されたキーボードからのキーストロークの受け付け等の基本的なシステム機能に対する不変の低レベルシステムコードまたはデータを格納するように設定可能である。記憶媒体1721は、RAM、ROM、プログラム可能リードオンリーメモリ(PROM)、消去・プログラム可能リードオンリーメモリ(EPROM)、電気的消去・プログラム可能リードオンリーメモリ(EEPROM)等のメモリ、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブを含むように設定可能である。一例として、記憶媒体1721は、オペレーティングシステム1732、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットもしくはガジェットエンジン、または別のアプリケーション等のアプリケーションプログラム1725、およびデータファイル1727を含むように設定可能である。記憶媒体1721は、UE1700が使用するものとして、多様な種々のオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのいずれかを格納し得る。
記憶媒体1721は、RAID(Redundant Array of Independent Disks)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD−DVD)光ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS)光ディスクドライブ、外部DIMM(mini−Dual In−line Memory Module)、同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別モジュール(SIM/RUIM)等のスマートカードメモリ、他のメモリ、またはこれらの任意の組合せ等、多くの物理的ドライブユニットを含むように設定可能である。記憶媒体1721は、非持続性または持続性記憶媒体に格納されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラム等へのUE1700によるアクセス、データのオフロード、またはデータのアップロードを許可および/または容易化し得る。通信システムを利用するような製造品を記憶媒体1721において実際に具現化可能であり、デバイス可読媒体を含み得る。
図17において、処理回路1701は、通信サブシステム1731を用いてネットワーク1743bと通信するように設定可能である。ネットワーク1743aおよびネットワーク1743bは、1つまたは複数の同一のネットワークとすることも可能であるし、1つまたは複数の異なるネットワークとすることも可能である。通信サブシステム1731は、ネットワーク1743bとの通信に用いられる1つまたは複数のトランシーバを含むように設定可能である。たとえば、通信サブシステム1731は、IEEE 802.17、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMax等の1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局等、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバとの通信に用いられる1つまたは複数のトランシーバを含むように設定可能である。各トランシーバは、RANリンクに適した送信機または受信機の機能(たとえば、周波数割り当て等)をそれぞれ実装する送信機1733および/または受信機1735を具備し得る。さらに、各トランシーバの送信機1733および受信機1735は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有することも可能であるし、あるいは、別個に実装することも可能である。
図示の実施形態において、通信サブシステム1731の通信機能には、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、Bluetooth等の短距離通信、近距離通信、全地球測位システム(GPS)を用いた位置の決定等の位置ベースの通信、別の類似通信機能、またはこれらの任意の組み合を含み得る。たとえば、通信サブシステム1731は、セルラー通信、Wi−Fi通信、Bluetooth通信、およびGPS通信を含み得る。ネットワーク1743bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、遠隔通信ネットワーク、別の類似ネットワーク、またはこれらの任意の組合せ等の有線および/または無線ネットワークを網羅し得る。たとえば、ネットワーク1743bとしては、セルラーネットワーク、Wi−Fiネットワーク、および/または近距離通信ネットワークが可能である。電源1713は、UE1700の構成要素に対して交流(AC)または直流(DC)電力を与えるように設定可能である。
本明細書に記載の特徴、利益、および/または機能は、UE1700の構成要素のうちの1つで実装することも可能であるし、UE1700の複数の構成要素全体で分配することも可能である。さらに、本明細書に記載の特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアの如何なる組合せにおいても実装可能である。一例として、通信サブシステム1731は、本明細書に記載の構成要素のいずれかを含むように設定可能である。さらに、処理回路1701は、このような構成要素のいずれかとバス1702を介して通信するように設定可能である。別の例においては、処理回路1701により実行された場合に、本明細書に記載の対応する機能を実行するメモリに格納されたプログラム命令によって、このような構成要素のいずれかを表し得る。別の例において、このような構成要素のいずれかの機能は、処理回路1701と通信サブシステム1731とに分配可能である。別の例において、このような構成要素のいずれかの非演算集約的機能は、ソフトウェアまたはファームウェアにおいて実装可能であり、演算集約的機能は、ハードウェアにおいて実装可能である。
図18は、いくつかの実施形態により実装される機能を仮想化し得る仮想化環境1800を示す模式ブロック図である。本文脈において、仮想化は、仮想化ハードウェアプラットフォーム、記憶装置、およびネットワークリソースを含み得る装置またはデバイスの仮想版を生成することを意味する。本明細書において、仮想化は、ノード(たとえば、仮想化基地局または仮想化無線アクセスノード)、デバイス(たとえば、UE、無線デバイス、またはその他任意の種類の通信デバイス)、またはそれらの構成要素に適用可能であり、機能の少なくとも一部が(たとえば、1つまたは複数のネットワークの1つまたは複数の物理的処理ノード上で実行される1つまたは複数のアプリケーション、コンポーネント、機能、仮想マシン、またはコンテナにより)1つまたは複数の仮想コンポーネントとして実装される一実施態様に関する。
いくつかの実施形態においては、ハードウェアノード1830のうちの1つまたは複数がホスティングする1つまたは複数の仮想化環境1800において実装された1つまたは複数の仮想マシンにより実行される仮想コンポーネントとして、本明細書に記載の機能の一部または全部を実装可能である。さらに、仮想ノードが無線アクセスノードでもなく、無線接続も必要としない(たとえば、コアネットワークノードである)実施形態においては、ネットワークノードを完全に仮想化可能である。
上記機能は、本明細書に開示の実施形態の一部の特徴、機能、および/または利益の一部を実現するように動作する1つまたは複数のアプリケーション1820(あるいは、ソフトウェアインスタンス、仮想電気器具、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能等と称し得る)によって実装可能である。アプリケーション1820は、処理回路1860およびメモリ1890を含むハードウェア1830を提供する仮想化環境1800において実行される。メモリ1890は、処理回路1860による実行によって、本明細書に開示の特徴、利益、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するようにアプリケーション1820が動作し得る命令1895を含む。
仮想化環境1800は、一組の1つまたは複数のプロセッサまたは処理回路1860(民生(COTS)プロセッサ、専用特定用途向け集積回路(ASIC)、またはデジタルもしくはアナログハードウェア構成要素もしくは専用プロセッサを含むその他任意の種類の処理回路が可能)を含む汎用または専用ネットワークハードウェアデバイス1830を備える。各ハードウェアデバイスは、メモリ1890−1(処理回路1860により実行される命令1895またはソフトウェアを一時的に格納する非永続メモリが可能)を備え得る。各ハードウェアデバイスは、物理的なネットワークインターフェース1880を含む1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1870(ネットワークインターフェースカードとしても知られる)を備え得る。また、各ハードウェアデバイスは、処理回路1860により実行されるソフトウェア1895または命令が格納された持続性永続マシン可読記憶媒体1890−2を含み得る。ソフトウェア1895としては、1つまたは複数の仮想化レイヤ1850(ハイパーバイザとも称する)をインスタンス化するソフトウェア、仮想マシン1840を実行するソフトウェア、ならびに本明細書に記載のいくつかの実施形態に関連して説明する機能、特徴、および/もしくは利益を実行可能にするソフトウェア等、任意の種類のソフトウェアが挙げられる。
仮想マシン1840は、仮想プロセッサ、仮想メモリ、仮想ネットワークもしくはインターフェース、ならびに仮想ストレージを備え、対応する仮想化レイヤ1850またはハイパーバイザにより実行可能である。仮想マシン1840のうちの1つまたは複数においては、仮想電気器具1820のインスタンスの異なる実施形態を実装可能であり、また、異なる方法で実装可能である。
動作時、処理回路1860は、ソフトウェア1895の実行によって、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤ1850をインスタンス化するが、これは、仮想マシンモニタ(VMM)と称し得る場合もある。仮想化レイヤ1850は、仮想マシン1840に対する類似のネットワークハードウェアとして現れる仮想動作プラットフォームを提示し得る。
図18に示すように、ハードウェア1830としては、一般または特定の構成要素を備えた独立型のネットワークノードが可能である。ハードウェア1830は、アンテナ18225を備えるとともに、仮想化によって一部の機能を実装可能である。あるいは、ハードウェア1830は、(たとえば、データセンタまたは加入者宅内機器(CPE)等における)大規模なハードウェア群の一部とすることも可能であって、多くのハードウェアノードが協働するとともに、とりわけアプリケーション1820のライフサイクル管理を監視するMANO(Management And Orchestration)18100によって管理される。
いくつかの文脈において、ハードウェアの仮想化は、ネットワーク機能仮想化(NFV)と称する。NFVの使用によって、データセンタおよび加入者宅内機器に位置付け可能な業界標準の大容量サーバハードウェア、物理的スイッチ、および物理的ストレージに対して、ネットワーク機器の多くの種類を確立することができる。
NFVの文脈において、仮想マシン1840としては、物理的な非仮想化マシン上で実行されているようにプログラムを実行する物理マシンのソフトウェア実施態様が可能である。仮想マシン1840および当該仮想マシンを実行するハードウェア1830の部分は、当該仮想マシン専用のハードウェアおよび/または当該仮想マシンが他の仮想マシン1840と共有するハードウェアである場合、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を構成する。
さらに、NFVの文脈において、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワークインフラ1830上の1つまたは複数の仮想マシン1840において動作する特定のネットワーク機能の処理を担うとともに、図18のアプリケーション1820に対応する。
いくつかの実施形態においては、それぞれが1つもしくは複数の送信機18220ならびに1つもしくは複数の受信機18210を具備する1つまたは複数の無線ユニット18200を1つまたは複数のアンテナ18225に結合可能である。無線ユニット18200は、1つまたは複数の適当なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード1830と直接通信可能であり、仮想コンポーネントと組み合わせた使用によって、無線アクセスノードまたは基地局等の無線機能を仮想ノードに提供可能である。
いくつかの実施形態においては、代替としてハードウェアノード1830と無線ユニット18200との間の通信に使用可能な制御システム18230の使用によって、一部のシグナリングを有効にすることができる。
図19を参照して、一実施形態によれば、通信システムは、無線アクセスネットワーク等のアクセスネットワーク1911およびコアネットワーク1914を含む3GPP型のセルラーネットワーク等の遠隔通信ネットワーク1910を含む。アクセスネットワーク1911は、それぞれ対応するカバレッジエリア1913a、1913b、1913cを規定するNB、eNB、gNB、または他種の無線アクセスポイント等の複数の基地局1912a、1912b、1912cを備える。各基地局1912a、1912b、1912cは、有線または無線接続1915を介してコアネットワーク1914に接続可能である。カバレッジエリア1913cに位置付けられた第1のUE1991は、対応する基地局1912cに対する無線接続または対応する基地局1912cによるページングが行われるように設定可能である。カバレッジエリア1913aの第2のUE1992は、対応する基地局1912aに対して無線接続可能である。本例においては複数のUE1991、1992を示すが、開示の実施形態は、単一のUEのみがカバレッジエリア中に存在する状況または単一のUEのみが対応する基地局1912につながっている状況にも等しく適用可能である。
遠隔通信ネットワーク1910は、それ自体がホストコンピュータ1930に接続されているが、これは、独立型サーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/もしくはソフトウェアにおける具現化またはサーバファームにおける処理リソースとしての具現化が可能である。ホストコンピュータ1930は、サービスプロバイダによる所有もしくは制御またはサービスプロバイダによる運用もしくはサービスプロバイダの代わりの運用が可能である。遠隔通信ネットワーク1910とホストコンピュータ1930との間の接続1921および1922は、コアネットワーク1914からホストコンピュータ1930までの直接的な延伸または任意選択としての中間ネットワーク1920を介した延伸が可能である。中間ネットワーク1920としては、パブリック、プライベート、またはホステッドネットワークのうちの1つまたはこれらのうちの2つ以上の組合せが可能である。中間ネットワーク1920が存在する場合は、バックボーンネットワークまたはインターネットが可能である。特に、中間ネットワーク1920は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含み得る。
図19の通信システムは全体として、接続UE1991、1992、およびホストコンピュータ1930間の接続を可能にする。この接続は、オーバー・ザ・トップ(OTT)接続1950として説明可能である。ホストコンピュータ1930および接続UE1991、1992は、アクセスネットワーク1911、コアネットワーク1914、任意の中間ネットワーク1920、および中間段階として考え得る別のインフラ(図示せず)を用いることにより、OTT接続1950を介してデータおよび/またはシグナリングを伝達するように設定されている。OTT接続1950は、それが通過する参加通信デバイスがアップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングを認識しない意味において、透明と考えられる。たとえば、基地局1912は、接続UE1991に転送(たとえば、ハンドオーバ)されるホストコンピュータ1930からのデータを伴う入力ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、通知されなくてもよいし、その必要がなくてもよい。同様に、基地局1912は、UE1991からホストコンピュータ1930に向かう出力アップリンク通信の未来のルーティングを認識する必要がない。
以下、図20を参照して、各前項に記載のUE、基地局、およびホストコンピュータの一実施形態に係る例示的な実施態様を説明する。通信システム2000において、ホストコンピュータ2010は、通信システム2000の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース2016を含むハードウェア2015を備える。ホストコンピュータ2010は、記憶および/または処理機能を有し得る処理回路2018をさらに備える。特に、処理回路2018は、命令を実行するように構成された1つまたは複数のプログラム可能プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ2010は、当該ホストコンピュータ2010に格納されるか、または、当該ホストコンピュータ2010によりアクセス可能かつ処理回路2018により実行可能なソフトウェア2011をさらに備える。ソフトウェア2011は、ホストアプリケーション2012を含む。ホストアプリケーション2012は、UE2030およびホストコンピュータ2010で終端するOTT接続2050を介してつながるUE2030等のリモートユーザにサービスを提供するように動作可能となり得る。リモートユーザへのサービスの提供において、ホストアプリケーション2012は、OTT接続2050を用いて送信されるユーザデータを提供可能である。
また、通信システム2000は、遠隔通信システムに設けられ、ホストコンピュータ2010およびUE2030との通信を可能にするハードウェア2025を備えた基地局2020を含み得る。ハードウェア2025は、通信システム2000の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線または無線通信をセットアップおよび維持する通信インターフェース2026のほか、基地局2020がサーブするカバレッジエリア(図20に示さず)に位置付けられたUE2030との少なくとも無線の接続2070をセットアップおよび維持する無線インターフェース2027を具備し得る。通信インターフェース2026は、ホストコンピュータ2010への接続2060を容易化するように設定可能である。接続2060は、直接も可能であるし、遠隔通信システムのコアネットワーク(図20に示さず)および/または遠隔通信システムの外側の1つまたは複数の中間ネットワークを通過することも可能である。また、図示の実施形態において、基地局2020のハードウェア2025は、命令を実行するように構成された1つまたは複数のプログラム可能プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る処理回路2028を含み得る。基地局2020は、内部に格納されたソフトウェア2021または外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア2021をさらに有する。
また、通信システム2000は、すでに言及したUE2030を含み得る。そのハードウェア2035は、UE2030が現在位置付けられているカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続2070をセットアップおよび維持するように設定された無線インターフェース2037を含み得る。また、UE2030のハードウェア2035は、命令を実行するように構成された1つまたは複数のプログラム可能プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る処理回路2038を含み得る。UE2030は、当該UE2030に格納されるか、または、当該UE2030によりアクセス可能かつ処理回路2038により実行可能なソフトウェア2031をさらに備える。ソフトウェア2031は、クライアントアプリケーション2032を含む。クライアントアプリケーション2032は、ホストコンピュータ2010の補助により、UE2030を介して人間または人間以外のユーザにサービスを提供するように動作可能となり得る。ホストコンピュータ2010においては、UE2030および当該ホストコンピュータ2010で終端するOTT接続2050を介して、実行ホストアプリケーション2012が実行クライアントアプリケーション2032と通信可能である。ユーザへのサービスの提供において、クライアントアプリケーション2032は、ホストアプリケーション2012からリクエストデータを受信し、このリクエストデータに応答してユーザデータを提供することができる。OTT接続2050は、リクエストデータおよびユーザデータの両者を伝送可能である。クライアントアプリケーション2032は、ユーザとの相互作用により、提供するユーザデータを生成することができる。
なお、図20に示すホストコンピュータ2010、基地局2020、およびUE2030はそれぞれ、図19のホストコンピュータ1930、基地局1912a、1912b、1912cのうちの1つ、およびUE1991、1992の一方と類似または同一のものが可能である。すなわち、これらのエンティティの内部作用は、図20に示す通りが可能である一方、これとは無関係に、周囲のネットワークトポロジは、図19のものが可能である。
図20においては、如何なる中間段階デバイスおよびこれらのデバイスを介したメッセージの厳密なルーティングも明示的に参照することなく、基地局2020を介したホストコンピュータ2010とUE2030との間の通信を示すため、OTT接続2050を抽象的に描画している。ネットワークインフラがルーティングを決定可能であるが、これは、UE2030もしくはサービスプロバイダが運用するホストコンピュータ2010、またはその両者から見えないように設定可能である。OTT接続2050がアクティブである間に、ネットワークインフラは、(たとえば、ネットワークの負荷分散の考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定をさらに行うことができる。
UE2030と基地局2020との間の無線接続2070は、本開示全体に記載の実施形態の教示内容に従う。種々の実施形態のうちの1つまたは複数により、OTT接続2050によってUE2030に提供されるOTTサービスの性能が向上するが、無線接続2070はその最新部分を構成する。より厳密に、本明細書に開示の例示的な実施形態によれば、5Gネットワークの外部のOTTデータアプリケーションまたはサービス等、ユーザ機器(UE)と別のエンティティとの間のデータセッションと関連付けられたデータフロー(それぞれの対応する無線ベアラを含む)のエンド・ツー・エンドサービス品質(QoS)をモニタリングするネットワークの柔軟性が向上し得る。これらの利点および他の利点によって、5G/NRソリューションの時宜を得た設計、実装、および展開が容易化され得る。さらに、このような実施形態によって、データセッションQoSの柔軟かつ時宜を得た制御が容易化され、5G/NRに想定されるとともにOTTサービスの成長にとって重要な容量、スループット、レイテンシ等が改善され得る。
1つまたは複数の実施形態により改善されるデータレート、レイテンシ、および他のネットワーク運用態様のモニタリングを目的として、測定手順を提供可能である。さらには、測定結果の変動に応じて、ホストコンピュータ2010とUE2030との間のOTT接続2050を再設定する任意選択としてのネットワーク機能が存在し得る。OTT接続2050を再設定する測定手順および/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ2010のソフトウェア2011およびハードウェア2015もしくはUE2030のソフトウェア2031およびハードウェア2035、またはその両者において実装可能である。実施形態においては、OTT接続2050が通過する通信デバイス中または通信デバイスとの関連でセンサ(図示せず)を展開可能である。センサは、上記例示のモニタリング量の値またはソフトウェア2011、2031がモニタリング量を演算もしくは推定可能な他の物理量の値を供給することによって、測定手順に関与し得る。OTT接続2050の再設定には、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティング等を含み得る。この再設定は、基地局2020に影響を及ぼす必要がなく、基地局2020が把握も感知もできない。このような手順および機能は、当技術分野において既知かつ実行可能である。特定の実施形態においては、ホストコンピュータ2010のスループット、伝搬時間、レイテンシ等の測定を容易化する独占的なUEシグナリングを測定に伴い得る。測定は、伝搬時間、エラー等をモニタリングしつつ、OTT接続2050を用いることにより、特に空のメッセージすなわち「ダミー」メッセージとしてソフトウェア2011および2031がメッセージを送信するように実装可能である。
図21は、一実施形態に係る、通信システムにおいて実装される例示的な方法および/または手順を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを具備しており、いくつかの実施形態においては、図19および図20を参照して説明したものが可能である。本開示の簡素化のため、本項においては、図21のみを参照する。ステップ2110において、ホストコンピュータは、ユーザデータを提供する。ステップ2110のサブステップ2111(任意選択として可能)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションの実行によりユーザデータを提供する。ステップ2120において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。ステップ2130(任意選択として可能)において、基地局は、本開示全体に記載の実施形態の教示内容に従って、ホストコンピュータが開始した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。ステップ2140(同じく任意選択として可能)において、UEは、ホストコンピュータが実行するホストアプリケーションと関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図22は、一実施形態に係る、通信システムにおいて実装される例示的な方法および/または手順を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを具備しており、図19および図20を参照して説明したものが可能である。本開示の簡素化のため、本項においては、図22のみを参照する。この方法のステップ2210において、ホストコンピュータは、ユーザデータを提供する。任意選択としてのサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションの実行によりユーザデータを提供する。ステップ2220において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。この送信は、本開示全体に記載の実施形態の教示内容に従って、基地局を通過し得る。ステップ2230(任意選択として可能)において、UEは、上記送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図23は、一実施形態に係る、通信システムにおいて実装される例示的な方法および/または手順を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを具備しており、図19および図20を参照して説明したものが可能である。本開示の簡素化のため、本項においては、図23のみを参照する。ステップ2310(任意選択として可能)において、UEは、ホストコンピュータにより提供された入力データを受信する。この追加または代替として、ステップ2320において、UEは、ユーザデータを提供する。ステップ2320のサブステップ2321(任意選択として可能)において、UEは、クライアントアプリケーションの実行によりユーザデータを提供する。ステップ2310のサブステップ2311(任意選択として可能)において、UEは、ホストコンピュータにより提供された受信入力データに応じてユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータの提供において、実行されるクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されるユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された具体的様態に関わらず、UEは、サブステップ2330(任意選択として可能)において、ユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。この方法のステップ2340において、ホストコンピュータは、本開示全体に記載の実施形態の教示内容に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図24は、一実施形態に係る、通信システムにおいて実装される例示的な方法および/または手順を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、およびUEを具備しており、図19および図20を参照して説明したものが可能である。本開示の簡素化のため、本項においては、図24のみを参照する。ステップ2410(任意選択として可能)において、基地局は、本開示全体に記載の実施形態の教示内容に従って、UEからユーザデータを受信する。ステップ2420(任意選択として可能)において、基地局は、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ2430(任意選択として可能)において、ホストコンピュータは、基地局が開始した送信において搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書に記載の通り、デバイスおよび/または装置は、半導体チップ、チップセット、またはこのようなチップもしくはチップセットを備えた(ハードウェア)モジュールにより表し得るが、これは、ハードウェア実装の代わりに、プロセッサ上で実行または動作する実行可能なソフトウェアコード部を含むコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品等のソフトウェアモジュールとしてデバイスまたは装置の機能が実装される可能性を除外するものではない。さらに、デバイスまたは装置の機能は、ハードウェアおよびソフトウェアの如何なる組合せによっても実装可能である。また、デバイスまたは装置は、互いに機能的に協働するか独立するかに関わらず、複数のデバイスおよび/または装置のアセンブリと見なし得る。さらに、デバイスおよび装置は、デバイスまたは装置の機能が保たれる限りにおいて、システム全体に分散して実装可能である。このような原理および類似の原理は、当業者に既知と考えられる。
本明細書において使用されている用語「ネットワークノード」は、無線ネットワークにおける如何なる種類のネットワークノードも可能であり、基地局(BS)、無線基地局、基地トランシーバ局(BTS)、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、gNodeB(gNB)、エボルブドノードB(eNBまたはeNodeB)、ノードB、MSR BS等のマルチスタンダード無線(MSR)無線ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、中継ノード、ドナーノード制御中継装置、、無線アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、リモートラジオユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、コアネットワークノード(たとえば、モバイル管理エンティティ(MME)、自己組織化ネットワーク(SON)ノード、調整ノード、位置決めノード、MDTノード等)、外部ノード(たとえば、サードパーティノード、現行ネットワークの外部のノード)、分散アンテナシステム(DAS)のノード、スペクトルアクセスシステム(SAS)ノード、エレメント管理システム(EMS)等のいずれかをさらに含み得る。また、ネットワークノードは、テスト機器を備えていてもよい。
本明細書において、「無線アクセスノード」(または、「無線ネットワークノード」)としては、信号を無線送信および/または受信するように動作する無線アクセスネットワーク(RAN)中の如何なるノードも可能である。無線アクセスノードのいくつかの例としては、基地局(たとえば、3GPP第5世代(5G)新無線(NR)ネットワーク中のNR基地局(gNB)または3GPP LTEネットワーク中のeNB)、高電力すなわちマクロ基地局、低電力基地局(たとえば、マイクロ基地局、ピコ基地局、ホームeNB等)、中継ノード、アクセスポイント(AP)、無線AP、リモートラジオユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、マルチスタンダードBS(たとえば、MSR BS)、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、基地トランシーバ局(BTS)、基地局コントローラ(BSC)、ネットワークコントローラ、ノードB(NB)等が挙げられるが、これらに限定されない。また、このような用語は、gNB−CUおよび/またはgNB−DU等、ノードの構成要素の参照にも使用可能である。
本明細書において、用語「無線ノード」は、無線デバイス(WD)または無線ネットワークノードを表し得る。
本明細書において、「コアネットワークノード」としては、コアネットワーク中に如何なる種類のノードも可能である。コアネットワークノードのいくつかの例としては、たとえばモビリティ管理エンティティ(MME)、パケットデータネットワークゲートウェイ(P−GW)、サービス能力公開機能(SCEF)、アクセス・モビリティ管理機能(AMF)、ユーザプレーン機能(UPF)、ホーム加入者サーバ(HSS)等が挙げられる。
本明細書において、「ネットワークノード」は、セルラー通信ネットワーク/システム等の無線通信システムの無線アクセスネットワーク(たとえば、「無線ネットワークノード」もしくは「無線アクセスノード」)またはコアネットワーク(たとえば、「コアネットワークノード」)の一部である任意のノードである。
いくつかの実施形態においては、非限定的な用語「無線デバイス(WD)」または「ユーザ機器(UE)」を区別なく使用する。本明細書において、WDとしては、無線デバイス(WD)等、無線信号を介してネットワークノードまたは別のWDと通信可能な任意の種類の無線デバイスが可能である。また、WDは、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、デバイス間(D2D)WD、マシンタイプWDもしくはマシン間通信(M2M)が可能なWD、低コストおよび/もしくは低複雑性WD、WD搭載センサ、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ組込型機器(LEE)、ラップトップ搭載型機器(LME)、USBドングル、加入者宅内機器(CPE)、インターネット・オブ・シングス(IoT)デバイス、または狭帯域IoT(NB−IoT)デバイス等であってもよい。
いくつかの実施形態において、用語「スロット」は、無線リソースを示すのに使用するが、本明細書に記載の技術は、時間の長さの観点で表現される任意の種類の物理リソースまたは無線リソース等、他の種類の無線リソースと有利に併用可能であることが了解されるものとする。時間リソースの例は、シンボル、時間するっと、ミニスロット、サブフレーム、無線フレーム、送信時間間隔(TTI)、インターリーブ時間、時間リソース番号等である。
いくつかの実施形態において、送信機(たとえば、ネットワークノード)および受信機(たとえば、WD)は事前に、リソースの送信時に1つまたは複数の物理チャネルを配置するリソースを決定するルールに同意する。いくつかの実施形態において、このルールは、「マッピング」と称する場合もある。他の実施形態において、用語「マッピング」は、他の意味を有する場合もある。
本明細書において、「チャネル」としては、論理的なトランスポートチャネルまたは物理チャネルが可能である。チャネルは、1つもしくは複数のキャリア、特に複数のサブキャリアを含むことならびに/または1つもしくは複数のキャリア、特に複数のサブキャリア上の配置が可能である。制御シグナリング/制御情報を搬送するチャネルおよび/または搬送するためのチャネルは、特に、物理レイヤチャネルである場合および/または制御プレーン情報を搬送する場合、制御チャネルと考えられる。同様に、データシグナリング/ユーザ情報を搬送するチャネルおよび/または搬送するためのチャネルは、特に、物理レイヤチャネルである場合および/またはユーザプレーン情報を搬送する場合、データチャネル(たとえば、PDSCH)と考えられる。チャネルは、特定の通信方向に対して規定されるようになっていてもよいし、2つの補完的な通信方向(たとえば、ULおよびDLまたは2つの方向のサイドリンク)に対して規定されるようになっていてもよく、この場合は、各方向に1つずつ、2つのコンポートチャネルを有するものと考えられる。
さらに、本明細書においては、用語「セル」を使用するが、(特に5G NRに関しては)セルの代わりにビームを使用可能であり、このため、本明細書に記載の概念がセルおよびビームの両者に等しく当てはまることが理解されなければならない。
なお、本開示においては、たとえば3GPP LTEおよび/または新無線(NR)等のある特定の無線システムに由来する専門用語を使用可能であるが、これは、本開示の範囲を前述のシステムのみに制限するものと捉えるべきではない。本明細書に記載の概念、原理、および/または実施形態の利用により、他の無線システムも利益を享受することができ、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA)、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、超モバイル広帯域(UMB)、およびGSM(Global System for Mobile Communications)が挙げられるが、これらに限定されない。
さらに、無線デバイスまたはネットワークノードが実行するものとして本明細書に記載の機能は、複数の無線デバイスおよび/またはネットワークノードに分散していてもよい。言い換えると、本明細書に記載のネットワークノードおよび無線デバイスの機能は、単一の物理デバイスによる実行に限定されず、実際には、複数の物理デバイスに分散可能と考えられる。
別段の定めのない限り、本明細書において使用するすべての用語(技術用語および科学用語を含む)は、本開示が属する技術分野の当業者が一般的に理解するのと同じ意味を有する。さらに、本明細書において使用する用語は、本明細書および関連技術の文脈におけるそれぞれの意味と合致する意味を有するものと解釈されるべきであり、本明細書におけるその旨の明示的な定めのない限りは、理想化された、または過度に形式張った意味合いで解釈されないことが了解される。
また、本明細書、図面、およびその例示的な実施形態を含む本開示において使用する特定の用語は、特定の実例においても同意語として使用可能であり、たとえばデータおよび情報が挙げられるが、これらに限定されない。互いに同意語となり得るこれらの単語および/または他の単語は、本明細書で同意語として使用可能であるものの、このような単語が同意語としての使用を意図し得ない実例が存在し得ることが了解されるものとする。さらに、従来技術の知識は、本明細書に明示的に援用されていない場合、そのすべての内容を本明細書に明示的に援用する。参照したすべての刊行物は、そのすべての内容を本明細書に援用する。
以上は、本開示の原理を示しているに過ぎない。本明細書の教示内容を考慮して、当業者には、上記実施形態の種々の改良および変更が明らかとなるであろう。したがって、当然のことながら、当業者であれば、本明細書には明示的に図示も記載もしていないものの、本開示の原理を具現化するとともに、本開示の主旨および範囲に含まれ得る多くのシステム、構成、および手順を考案し得るであろう。当業者により了解されるべきこととして、種々の例示的な実施形態は、相互一体的に使用するほか、相互に区別なく使用可能である。
本開示の例示的な実施形態は、以下に列挙するものを含むが、これらに限定されない。
1.無線通信ネットワークのネットワークノードにより、ユーザ機器(UE)に対して、1つまたは複数の別のUEと共有される通信チャネルの周波数領域リソースを配分する方法であって、
共有チャネルを介した通信に使用可能なアクティブキャリア帯域幅部分(BWP)をUEに対して決定することと、
アクティブBWP内の1つまたは複数の周波数領域リソースブロック(RB)を選択することと、
複数の利用可能なビットを用いて、1つまたは複数の選択RBの指標を符号化することであり、複数の利用可能なビットが、UEまたは1つもしくは複数の別のUEに配分可能なアクティブBWP内のRBのすべての組合せの符号化に不十分である、1つまたは複数の選択RBの指標を符号化することと、
ダウンリンク制御チャネルを介して、符号化指標をUEに送信することと、
を含む、方法。
2.アクティブBWPが、UEが使用するように設定された複数のBWPのうちの1つである、実施形態1に記載の方法。
3.指標が、開始仮想リソースブロック(RBstart)および隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)を含む、実施形態2に記載の方法。
4.複数の利用可能なビットが、
Figure 2022003773
未満であり、
Figure 2022003773
が、アクティブBWP中のRB数である、実施形態3に記載の方法。
5.指標が、すべての考え得る隣接割り当てリソースブロック長
Figure 2022003773
を示すのに使用可能であり、
開始仮想リソースブロック(RBstart)が、αRBの分解能で符号化される、
実施形態4に記載の方法。
6.開始仮想リソースブロックの分解能(α)が、アクティブBWPを構成するRBの数と、
UEが使用するように設定された複数のBWPのうちの別の1つを構成するRBの数と、
複数の利用可能なビットがサポートし得るBWPの最大サイズと、
の一方との関係に基づいて決定される、実施形態4に記載の方法。
7.指標が、
Figure 2022003773
(ただし、
Figure 2022003773
)以下の開始仮想リソースブロックと、
min以上の長さと、
を示すのに使用可能である、実施形態4に記載の方法。
8.指標が、
Figure 2022003773
以下の開始仮想リソースブロックと、
max以下(ただし、Lmaxは、
アクティブBWP中のRB数と、
UEが使用するように設定された複数のBWPのうちの別の1つを構成するRBの数と、
複数の利用可能なビットがサポートし得るBWPの最大サイズと、
の一方との小さい方以下である)の長さと、
を示すのに使用可能である、実施形態4に記載の方法。
9.指標の符号化によって、それぞれが開始仮想リソースブロック(RBstart)および隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)を含む特定のリソース組合せを除外するように設定された特定のパンクチャリングパターンを示すことをさらに含む、実施形態1に記載の方法。
10.開始仮想リソースブロック(RBstart)が、KRBの分解能で符号化され、隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)が、KRBの分解能で符号化される、実施形態3に記載の方法。
11.指標が、RBstartの最小値としてゼロを表し、LRBsの最小値としてKを表すのに使用可能である、実施形態10に記載の方法。
12.アクティブBWPが、
Figure 2022003773
を含み、
複数の利用可能なビットが、UEが使用するように設定された複数のBWPのうちの別の1つを構成するRBの数
Figure 2022003773
に基づいて決定される、実施形態3に記載の方法。
13.KおよびKの少なくとも一方が、
Figure 2022003773

Figure 2022003773
との間の比の関数に基づいて決定される、実施形態12に記載の方法。
14.KおよびKがともに、
Figure 2022003773

Figure 2022003773
との間の比の関数が特定の閾値を下回る場合に決定される、実施形態13に記載の方法。
15.KおよびKの少なくとも一方が、1に等しく、KおよびKの他方が、
Figure 2022003773

Figure 2022003773
との間の比の二乗の関数に基づいて決定される、実施形態12に記載の方法。
16.ユーザ機器(UE)により、無線通信ネットワークのネットワークノードから、1つまたは複数の別のUEと共有される通信チャネルの周波数領域リソースの配分を受信する方法であって、
共有チャネルを介した通信に使用可能なアクティブキャリア帯域幅部分(BWP)の指標を受信することと、
ダウンリンク制御チャネルを介して、アクティブBWP内のUEに配分された1つまたは複数の周波数領域リソースブロック(RB)の指標を受信することであり、指標が、UEまたは1つもしくは複数の別のUEに配分可能なアクティブBWP内のRBのすべての組合せの符号化に不十分な複数のビットで符号化される、アクティブBWP内のUEに配分された1つまたは複数の配分周波数領域RBの指標を受信することと、
指標を復号化して、UEに配分された1つまたは複数の周波数領域リソースブロック(RB)を指定する開始仮想リソースブロック(RBstart)および隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)を取得することと、
配分RBを用いて、データを送信または受信することと、
を含む、方法。
17.アクティブBWPが、UEが使用するように設定された複数のBWPのうちの1つである、実施形態16に記載の方法。
18.複数の利用可能なビットが、
Figure 2022003773
未満であり、
Figure 2022003773
が、アクティブBWP中のRB数である、実施形態16に記載の方法。
19.指標が、すべての考え得る隣接割り当てリソースブロック長
Figure 2022003773
を示すのに使用可能であり、
開始仮想リソースブロック(RBstart)が、αRBの分解能で符号化される、
実施形態18に記載の方法。
20.開始仮想リソースブロックの分解能(α)が、アクティブBWPを構成するRBの数と、
UEが使用するように設定された複数のBWPのうちの別の1つを構成するRBの数と、
複数の利用可能なビットがサポートし得るBWPの最大サイズと、
の一方との関係に基づいて決定される、実施形態18に記載の方法。
21.指標が、
Figure 2022003773
(ただし、
Figure 2022003773
)以下の開始仮想リソースブロックと、
min以上の長さと、
を示すのに使用可能である、実施形態18に記載の方法。
22.指標が、
Figure 2022003773
以下の開始仮想リソースブロックと、
max以下(ただし、Lmaxは、
アクティブBWP中のRB数と、
UEが使用するように設定された複数のBWPのうちの別の1つを構成するRBの数と、
複数の利用可能なビットがサポートし得るBWPの最大サイズと、
の一方との小さい方以下である)の長さと、
を示すのに使用可能である、実施形態18に記載の方法。
23.受信した指標の符号化によって、それぞれが開始仮想リソースブロック(RBstart)および隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)を含む特定のリソース組合せを除外するように設定された特定のパンクチャリングパターンを示す、実施形態16に記載の方法。
24.開始仮想リソースブロック(RBstart)が、KRBの分解能で符号化され、隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)が、KRBの分解能で符号化される、実施形態16に記載の方法。
25.指標が、RBstartの最小値としてゼロを表し、LRBsの最小値としてKLを表すのに使用可能である、実施形態24に記載の方法。
26.アクティブBWPが、
Figure 2022003773
を含み、
複数の利用可能なビットが、UEが使用するように設定された複数のBWPのうちの別の1つを構成するRBの数
Figure 2022003773
に基づいて決定される、実施形態17に記載の方法。

Claims (34)

  1. 無線通信ネットワークのネットワークノードにより、ユーザ機器(UE)に対して、1つまたは複数の別のUEと共有される通信チャネルの周波数領域リソースを配分する方法(1400)であって、
    前記共有チャネルを介した通信に使用可能なアクティブキャリア帯域幅部分(BWP)の指標を前記UEに送信すること(1410)と、
    前記UEに配分される前記アクティブBWP内の1つまたは複数の周波数領域リソースブロック(RB)を選択すること(1420)と、
    複数の利用可能なビットを用いて、前記1つまたは複数の選択RBの指標を符号化すること(1430)であり、前記複数の利用可能なビットが、前記アクティブBWP内のRBのすべての配分可能な組合せの符号化に不十分である、前記1つまたは複数の選択RBの指標を符号化すること(1430)と、
    ダウンリンク制御チャネルを介して、前記符号化指標を前記UEに送信すること(1440)と、
    を含む、方法。
  2. 前記複数の利用可能なビットが、
    Figure 2022003773
    未満であり、
    Figure 2022003773
    が、前記アクティブBWP中のRB数である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1つまたは複数の配分RBが、開始仮想リソースブロック(RBstart)および隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)によって表される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記開始仮想リソースブロック(RBstart)が、KRBの分解能で符号化され、前記隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)が、KRBの分解能で符号化される、請求項3に記載の方法。
  5. が、Kに等しい、請求項4に記載の方法。
  6. 前記指標が、当該指標が表し得る前記RBstartの最小値がゼロで、当該指標が表し得る前記LRBsの最小値がKとなるように符号化される、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記アクティブBWPが、
    Figure 2022003773
    を含み、
    前記複数の利用可能なビットが、前記アクティブBWP以外のBWPのRB数
    Figure 2022003773
    に基づいて決定される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. およびKの少なくとも一方が、
    Figure 2022003773

    Figure 2022003773
    で除した比の関数に基づいて決定される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記関数が、床関数、天井関数、および丸め関数のうちの1つである、請求項8に記載の方法。
  10. およびKがともに、
    Figure 2022003773

    Figure 2022003773
    で除した比の前記関数が特定の閾値を下回る場合に、1に等しいものと決定される、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記指標が、
    Figure 2022003773
    の場合に
    Figure 2022003773
    に、および
    その他の場合に
    Figure 2022003773
    に従って符号化され、ここにおいて
    Figure 2022003773
    であり、RB’start=RBstart/K、およびL’RBs=LRBs/Kである、請求項7から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記UEにより、前記アクティブBWP内の前記1つまたは複数の選択RBを用いて、データを送信または受信すること(1450)をさらに含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. ユーザ機器(UE)により、無線通信ネットワークのネットワークノードから、1つまたは複数の別のユーザ機器(UE)と共有される通信チャネルの周波数領域リソースの配分を受信する方法(1500)であって、
    前記ネットワークノードから、前記共有チャネルを介した通信に使用可能なアクティブキャリア帯域幅部分(BWP)の指標を受信すること(1510)と、
    ダウンリンク制御チャネルを介して、前記アクティブBWP内の1つまたは複数の配分周波数領域リソースブロック(RB)の指標を受信すること(1520)であり、前記指標が、前記アクティブBWP内のRBのすべての配分可能な組合せの符号化に不十分な複数のビットで符号化される、前記アクティブBWP内の1つまたは複数の配分周波数領域RBの指標を受信することと、
    前記指標を復号化して、前記アクティブBWP内の前記1つまたは複数の配分RBを取得すること(1540)と、
    を含む、方法。
  14. 前記複数の利用可能なビットが、
    Figure 2022003773
    未満であり、
    Figure 2022003773
    が、前記アクティブBWP中のRB数である、請求項13に記載の方法。
  15. 前記1つまたは複数の配分RBが、開始仮想リソースブロックRBstartおよび隣接割り当てリソースブロック長LRBsによって表される、請求項13または14に記載の方法。
  16. 前記開始仮想リソースブロック(RBstart)が、KRBの分解能で符号化され、前記隣接割り当てリソースブロック長(LRBs)が、KRBの分解能で符号化される、請求項15に記載の方法。
  17. が、Kに等しい、請求項16に記載の方法。
  18. 前記指標が、当該指標が表し得るRBstartの最小値がゼロで、当該指標が表し得るLRBsの最小値がKとなるように符号化される、請求項16または17に記載の方法。
  19. 前記アクティブBWPが、
    Figure 2022003773
    を含み、
    前記複数の利用可能なビットが、前記アクティブBWP以外のBWPのRB数
    Figure 2022003773
    に基づいて決定される、請求項15から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. およびKの少なくとも一方が、
    Figure 2022003773

    Figure 2022003773
    で除した比の関数に基づいて決定される、請求項19に記載の方法。
  21. 前記関数が、床関数、天井関数、および丸め関数のうちの1つである、請求項20に記載の方法。
  22. およびKがともに、
    Figure 2022003773

    Figure 2022003773
    で除した比の前記関数が特定の閾値を下回る場合に、1に等しいものと決定される、請求項20または21に記載の方法。
  23. 前記指標が、
    Figure 2022003773
    の場合に
    Figure 2022003773
    に、および
    その他の場合に
    Figure 2022003773
    に従って符号化され、ここにおいて
    Figure 2022003773
    であり、RB’start=RBstart/K、およびL’RBs=LRBs/Kである、請求項19から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記ネットワークノードにより、前記アクティブBWP内の前記1つまたは複数の配分RBを用いて、データを送信または受信すること(1540)をさらに含む、請求項13から23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 無線通信ネットワークの複数のユーザ機器(UE)(1610)と通信するように設定されたネットワークノード(1660)であって、
    請求項1から12のいずれか一項に記載の方法に対応する動作を実行するように設定された処理回路(1670)と、
    当該ネットワークノードの構成要素に電力を供給するように設定された電源回路(1687)と、
    を備えた、ネットワークノード(1660)。
  26. 前記処理回路(1670)に動作可能に結合され、前記UEと通信するように設定された送受信回路(1672)をさらに備えた、請求項25に記載のネットワークノード(1660)。
  27. 無線通信ネットワークの複数のユーザ機器(UE)(1110)と通信するように設定されたネットワークノード(1660)であり、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法に対応する動作を実行するように構成された、ネットワークノード(1660)。
  28. 無線通信ネットワークのネットワークノード(1660)の処理回路(1670)により実行された場合に、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法に対応する動作を実行するように前記ネットワークノードを設定するコンピュータ実行可能命令を格納した持続性コンピュータ可読媒体(1680)。
  29. 無線通信ネットワークのネットワークノード(1660)の処理回路(1670)により実行された場合に、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法に対応する動作を実行するように前記ネットワークノードを設定するコンピュータ実行可能命令を含むコンピュータプログラム製品。
  30. 無線通信ネットワークのネットワークノード(1660)と通信するように設定されたユーザ機器(UE)(1610)であって、
    請求項13から24のいずれか一項に記載の方法に対応する動作を実行するように設定された処理回路(1620)と、
    前記UEに電力を供給するように設定された電源回路(1637)と、
    を備えた、ユーザ機器(UE)(1610)。
  31. 前記処理回路(1620)に動作可能に結合され、前記ネットワークノードと通信するように設定された送受信回路(1622)をさらに備えた、請求項30に記載のUE(1610)。
  32. 無線通信ネットワークのネットワークノード(1660)と通信するように設定されたユーザ機器(UE)(1610)であり、請求項13から24のいずれか一項に記載の方法に対応する動作を実行するように構成された、UE(1610)。
  33. 無線通信ネットワークのネットワークノード(1660)と通信するように構成されたユーザ機器(UE)(1610)の処理回路(1620)により実行された場合に、請求項13から24のいずれか一項に記載の方法に対応する動作を実行するように前記UEを設定するコンピュータ実行可能命令を格納した持続性コンピュータ可読媒体(1630)。
  34. 無線通信ネットワークのネットワークノード(1660)と通信するように構成されたユーザ機器(UE)(1610)の処理回路(1620)により実行された場合に、請求項13から24のいずれか一項に記載の方法に対応する動作を実行するように前記UEを設定するコンピュータ実行可能命令を含むコンピュータプログラム製品。
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