JP2022003301A - 携帯用電磁調理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリを容易に着脱することができる携帯用電磁調理装置を提供する。【解決手段】開閉可能な開閉可能な扉21と、上面部に形成された凹部2c1に配置され、凹部から突出可能なハンドル22と、を備え、箱型に形成された筐体2と、筐体に配置され、充電式のバッテリ100から供給される電力によって電磁波を発生するマグネトロン4と、筐体の外周に配置され、複数のバッテリを着脱可能なバッテリ取付部8と、筐体に配置され、他の筐体に配置された連結部と連結可能な被連結部7と、を備え、バッテリ取付部は、バッテリを、上側からスライドすることで着脱可能であり、複数のバッテリを左右に隣接して設置可能であり、かつ、バッテリの少なくとも一部が、筐体の上面より突出した状態で装着し、被連結部は、筐体の下側に配置された他の筐体と連結する。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯用電磁調理装置に関する。
例えば、建設現場や工事現場を含む作業現場や、災害時の避難場所などにおいては、電気またはガスが整備されていないことがある。このような環境では、温かい食事を摂ることは困難である。
空洞を画定するように構成されたハウジングと、少なくとも1つのRF信号を提供するように構成された半導体RF発生器と、キャビティ内に分散されて配置され、半導体RF発生器からの少なくとも1つのRF信号を放射するように構成された複数のRFアンテナとを含むマイクロ波加熱装置に関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
米国特許出願公開第2016/0278170号明細書
作業現場や避難場所などにおいては、複数人分の食事を温めることが想定される。複数人分の食事を温めるには、大きな容量のバッテリが必要である。ところが、バッテリの容量を大きくするとバッテリが大型化し、携帯用電磁調理装置の携帯性を損なうおそれがある。このため、充電式のバッテリを交換して使用することが好ましい。さらに、バッテリは、容易に着脱できることが望まれる。
本発明の態様は、バッテリを容易に着脱することができる携帯用電磁調理装置を提供することを目的とする。
本発明の態様に従えば、開閉可能な扉を備え、箱型に形成された筐体と、前記筐体に配置され、充電式の電動工具用バッテリから供給される電力によって電磁波を発生するマグネトロンと、を備える携帯用電磁調理装置が提供される。
本発明の態様によれば、バッテリを容易に着脱することができる携帯用電磁調理装置が提供される。
図1は、第一実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。 図2は、第一実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。 図3は、第一実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。 図4は、第一実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。 図5は、第一実施形態に係る電子レンジの他の例を示す斜視図である。 図6は、第一実施形態に係る電子レンジのマグネトロンと弾性体との一例を示す平面図である。 図7は、第一実施形態に係る電子レンジのバッテリ取付部と電動工具用バッテリとの一例を示す平面図である。 図8は、第一実施形態に係る電子レンジに装着する電動工具用バッテリの一例を示す斜視図である。 図9は、第一実施形態に係る電子レンジを工具箱と連結した状態の一例を示す斜視図である。 図10は、第一実施形態に係る電子レンジを工具箱と連結する状態の一例を示す分解斜視図である。 図11は、第一実施形態に係る電子レンジの使用方法の一例を示すフローチャートである。 図12は、第二実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。 図13は、第三実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。 図14は、第三実施形態に係る電子レンジを工具箱と連結した状態の一例を示す斜視図である。 図15は、第四実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。 図16は、第五実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。 図17は、第五実施形態に係る電子レンジを工具箱と連結する状態の一例を示す斜視図である。 図18は、第五実施形態に係る電子レンジを工具箱と連結する状態の一例を示す斜視図である。 図19は、第六実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。 図20は、第七実施形態に係る電子レンジの一例を示す機能ブロック図である。 図21は、第八実施形態に係る電子レンジに接続する電源装置の一例を示す斜視図である。 図22は、第八実施形態に係る電子レンジに接続する電源装置の一例を示す斜視図である。 図23は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。 図24は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。 図25は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。 図26は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。 図27は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。 図28は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。 図29は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。 図30は、電子レンジの他の例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、または実質的に同一のものを含む。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
以下の説明においては、X軸方向を、「前後方向」とする。Y軸方向を、「左右方向」とする。Y軸方向とは、X軸方向に対して水平に直交する方向である。前後方向「後」側へ向かって、左手側が「左」、右手側が「右」である。Z軸方向を、「上下方向」とする。Z軸方向とは、X軸方向及びY軸方向に対して直交する方向である。
[第一実施形態]
図1ないし図4を参照して、携帯用電磁調理装置の一例として電子レンジ1の概要について説明する。携帯用電磁調理装置は、電磁波によって被調理物を加熱調理する装置であればよく、例えば、オーブンレンジを含む他の調理装置であってもよい。図1は、第一実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。図2は、第一実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。図3は、第一実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。図4は、第一実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。電子レンジ1は、電動工具に使用する電動工具用バッテリ100によって駆動可能である。電子レンジ1は、例えば、建設現場や工事現場を含む作業現場や、災害時の避難場所などにおいても使用可能である。
電子レンジ1は、筐体2と、表示操作部3と、マグネトロン4と、給気孔(通気孔)5と、排気孔(通気孔)6と、被連結部7と、バッテリ取付部8と、コントローラ10とを備える。
筐体2は、箱型に形成されている。筐体2は、内部の空間である調理室に被調理物を収容する。筐体2は、前方に面しユーザと向かい合う前面部2aと、前面部2aと向かい合い、後方に面した後面部2bと、上方に面した上面部2cと、上面部2cと向かい合い、下方に面した下面部2dと、右方に面した右側面部2eと、右側面部2eと向かい合い、左方に面した左側面部2fとを有する。調理室は、前面部2aと後面部2bと上面部2cと下面部2dと右側面部2eと左側面部2fとで区画されている。なお、説明のために、ユーザと向かい合う面を前面部2aといい、前面部2aと向かい合い、後方に面した面を後面部2bというが、前面部2aと後面部2bとも側面部に含まれる。側面部とは、前面部2aと後面部2bと右側面部2eと左側面部2fとである。
前面部2aには、調理室に被調理物を出し入れするための開口2a1が形成されている。前面部2aの右下部と左下部とには、被連結部7が配置された凹部2a2が形成されている。前面部2aの上部には、バッテリ取付部8が配置された凹部2a3が形成されている。上面部2cの中央部には、折り畳んだハンドル22を収容するための凹部2c1が形成されている。凹部2c1は、折り畳んだハンドル22を取り出しやすいように、ハンドル22よりも大きく形成されている。右側面部2eの後下部には、被連結部7が配置された凹部2a2が形成されている。左側面部2fの後下部には、被連結部7が配置された凹部2a2が形成されている。
電子レンジ1の各部材及び電子レンジ1に装着された電動工具用バッテリ100は、前面部2aと後面部2bと上面部2cと下面部2dと右側面部2eと左側面部2fとから突出しないように配置されている。言い換えると、電動工具用バッテリ100が装着された電子レンジ1は、携帯性が損なうような凹凸を有さない。
筐体2は、電動工具を収納する工具箱200(図9参照)と前後方向及び左右方向の長さが同じである。これにより、電子レンジ1と工具箱200とは、凹凸なく積み重ねられる。
筐体2は、耐衝撃性を有する材料で形成されることが好ましい。これにより、電動工具や工具箱200が筐体2に接触したり、筐体2を誤って落下させたりした際に、筐体2が損傷することが抑制される。
筐体2は、開閉可能な扉21と、折り畳み可能なハンドル22と、プラグ型の端子(接続部)23とを有する。
扉21は、開口2a1を開閉可能に配置されている。本実施形態では、扉21は、ヒンジを介して前面部2aの下部に前後に回動可能に配置されている。これにより、扉21は、下部に配置された左右方向に沿った回転軸を中心として前後に回動可能である。扉21が前側に傾倒して開いた状態となると、開口2a1が開放される。扉21が起立して閉じた状態となると、開口2a1が扉21で覆われる。扉21を閉じた状態では、扉21は前面部2aから前方に突出しない。扉21は、筐体2の左右方向の長さと同じ長さを有する。
ハンドル22は、ユーザが電子レンジ1を運搬する際に把持する。ハンドル22は、上面部2cの凹部2c1に折り畳み可能に配置されている。ハンドル22は、上面部2cに対して上下に回動可能である。ハンドル22が上側に起立した状態では、ハンドル22は、上面部2cから上方に突出する。ハンドル22が折り畳まれた状態では、ハンドル22は、凹部2c1に収容される。凹部2c1に収容されたハンドル22は、上面部2cから上方に突出しない。
端子23は、後面部2bに配置されている。端子23は、マグネトロン4に電力を供給する電源と接続可能である。端子23は、電子レンジ1の電源回路に接続されている。本実施形態では、端子23は、コンセント型の端子が接続可能なプラグ型である。端子23は、接続されたコンセント型の端子を介して、AC(Alternating Current)電源(商用電源)に接続可能である。端子23にAC電源に接続されたコンセント型の端子が接続されると、電子レンジ1がAC電源を電源として駆動する。
端子23にAC電源に接続されたコンセント型の端子が接続され、さらに、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8に装着されているとき、AC電源から供給される電力で電動工具用バッテリ100を充電する充電制御回路(充電制御部)を電源回路が有してもよい。バッテリ取付部8に装着された電動工具用バッテリ100がAC電源から供給される電力で充電されているとき、電子レンジ1がAC電源を電源として駆動可能としてもよい。
表示操作部3は、電子レンジ1に対する調理設定を行ったり、電子レンジ1の操作状態と調理状態の少なくともどちらかを表示したりする。操作状態とは、主電源スイッチ31がONの状態となり、操作ボタン33に対する操作が可能になった状態である。操作状態において、表示操作部3は、例えば、設定されている調理時間や調理温度を表示する。調理状態とは、調理設定が行われた後、操作ボタン33のスタート・ストップボタンが押下されて調理が開始された状態である。調理状態において、表示操作部3は、例えば、調理時間の残り時間を表示する。
表示操作部3は、表示操作部3の誤作動や損傷を抑制するため、前面部2aに凹状に配置されている。本実施形態では、表示操作部3は、扉21より上側に配置されている。本実施形態では、表示操作部3は、主電源スイッチ31と、表示パネル32と、操作ボタン33とを含む。
主電源スイッチ31は、電子レンジ1の主電源を入切する。主電源スイッチ31は、例えば、シーソー式スイッチまたは長押しボタンである。主電源スイッチ31がOFFの状態で電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8に装着されていても、電動工具用バッテリ100から電子レンジ1の電源回路に電力は供給されない。主電源スイッチ31がONの状態で電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8に装着されていると、電動工具用バッテリ100から電子レンジ1の電源回路に電力が供給される。電子レンジ1の電源回路に電力が供給されると、表示パネル32が点灯し、操作ボタン33に対する操作が可能になる。
主電源スイッチ30は、表示操作部3に配置されるものに限定されない。図5を参照して、主電源スイッチ30の他の配置について説明する。図5は、第一実施形態に係る電子レンジの他の例を示す斜視図である。例えば、主電源スイッチ30は、筐体2の右側面部2eの下部に形成された凹部2e1に配置されていてもよい。このように、主電源スイッチ30を表示操作部3と異なる筐体2の面部に配置することで、電子レンジ1を操作状態で運搬していた場合、主電源スイッチ30が意図せず押下されてしまうことが規制される。
表示パネル32は、電子レンジ1の操作状態と調理状態との少なくともどちらかを表示する。表示パネル32は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro−Luminescence)ディスプレイを含むディスプレイである。表示パネル32は、コントローラ10からの制御信号に基づいて表示を行う。表示パネル32は、図示しない弾性体で外周を覆われている。弾性体は、電子レンジ1に作用する落下や衝突による衝撃力や振動が表示パネル32に作用することを抑制する。表示パネル32は、弾性体を介して筐体2に取り付けられている。弾性体は、耐熱性を有する材料、例えば、エラストマを含むゴム製のシート状の材料で形成されている。
操作ボタン33は、電子レンジ1に対する調理設定を行うボタンである。本実施形態では、3つの操作ボタン33が配置されている。操作ボタン33は、例えば、調理を開始・停止するスタート・ストップボタンと、調理時間を長くする加算ボタンと、調理時間を短くする減算ボタンとである。操作ボタン33は、入力された操作情報をコントローラ10に出力する。
図6を参照して、マグネトロン4について説明する。図6は、第一実施形態に係る電子レンジのマグネトロンと弾性体との一例を示す平面図である。マグネトロン4は、電源から供給される電力によって電磁波を発生し、アンテナから出力する。アンテナから出力された電磁波は、調理室内の被調理物を加熱調理する。マグネトロン4は、上下方向の平面視において矩形状の箱型に形成されている。マグネトロン4は、4つの角部を4つの弾性体41でそれぞれ囲まれている。マグネトロン4は、弾性体41を介して筐体2に取り付けられている。
弾性体41は、電子レンジ1に作用する落下や衝突による衝撃力や振動がマグネトロン4に作用することを抑制する。本実施形態では、弾性体41は、上下方向の平面視においてL字型に形成されている。本実施形態では、弾性体41は、電磁波に対する透過性または吸収性と、耐熱性とを有する材料、例えば、エラストマを含むゴム製のシート状の材料で形成されている。
図2に戻って、給気孔5について説明する。給気孔5は、電子レンジ1の各部材を冷却する空気の取り込み口である。給気孔5は、筐体2の外部と内部とを連通する。給気孔5は、後面部2bの上部に形成されている。給気孔5は、図示しないファンが回転することにより、電子レンジ1の外部の空気を筐体2の内部に取り込む。給気孔5は、防塵フィルタ(フィルタ)51が着脱可能に配置されている。防塵フィルタ51は、吸い込む空気から塵埃を除去する。
排気孔6は、電子レンジ1の各部材を冷却した空気を外部に排出する排出口である。排気孔6は、筐体2の外部と内部とを連通する。排気孔6は、左側面部2fの下部に形成されている。排気孔6は、図示しないファンが回転することにより、電子レンジ1の内部の空気を筐体2の外部に排出する。排気孔6は、防塵フィルタ(フィルタ)61が着脱可能に配置されている。防塵フィルタ61は、流入する空気から塵埃を除去する。
ファンが回転すると、給気孔5から電子レンジ1の外部の空気を吸い込む。そして、吸い込んだ空気は、排気孔6から電子レンジ1の外部に排出される。空気が筐体2の内部を通過する際に、電子レンジ1での調理時に高温となった各部材の外周に接触して各部材を冷却したり、筐体2の内部を通過して筐体2を冷却したりする。
図1に戻って、被連結部7について説明する。被連結部7は、電子レンジ1を工具箱200と積み重ねた際に、電子レンジ1と工具箱200とを連結する。本実施形態では、電子レンジ1を工具箱200の上に積み重ねるものとして説明する。被連結部7は、電子レンジ1を工具箱200の上に積み重ねた状態で、工具箱200のロック部材(連結部)204(図9参照)と連結する。
被連結部7は、前面部2aの右下部と、前面部2aの左下部と、右側面部2eの後下部と、左側面部2fの後下部とに配置されている。4つの被連結部7は同様に構成されているため、前面部2aの右下部に配置されたものについて説明する。
被連結部7は、前面部2aの右下部に形成された凹部2a2に配置されている。被連結部7は、一対の係合凸部71を有する。
係合凸部71は、凹部2a2の底面から立設されている。係合凸部71は、直方体状に形成されている。係合凸部71は、工具箱200のロック部材204の図示しない係合凹部と嵌合する形状である。係合凸部71は、弾性変形可能な合成樹脂材で形成されている。
図4、図7を参照してバッテリ取付部8について説明する。図7は、第一実施形態に係る電子レンジのバッテリ取付部と電動工具用バッテリとの一例を示す平面図である。バッテリ取付部8は、電動工具用バッテリ100が着脱可能である。
本実施形態では、バッテリ取付部8は、電動工具用バッテリ100がスライドすることで着脱可能である。バッテリ取付部8は、筐体2の外周に露出した状態で配置されている。本実施形態では、バッテリ取付部8は、扉21より上側に配置されている。本実施形態では、バッテリ取付部8は、表示操作部3の左側に配置されている。バッテリ取付部8は、筐体2の前上部に形成された凹部2a3に配置されている。バッテリ取付部8は、一対のガイドレール81と、正極端子82と、負極端子83と、係合凹部84とを有する。
一対のガイドレール81は、電動工具用バッテリ100の着脱方向に沿って平行に配置されている。本実施形態では、一対のガイドレール81は、左右方向に離間し、前後方向と平行に配置されている。一対のガイドレール81は、電動工具用バッテリ100の一対のスライドレール101(図8参照)が係合する。一対のガイドレール81は、一対のスライドレール101が着脱方向にスライドする際にガイドする。一対のガイドレール81に一対のスライドレール101を係合し、図7における右方向である装着方向にスライドして、電動工具用バッテリ100をバッテリ取付部8に装着する。一対のガイドレール81に電動工具用バッテリ100の一対のスライドレール101を係合し、図7における左方向である取外方向にスライドして、電動工具用バッテリ100をバッテリ取付部8から取り外す。
正極端子82は、一方のガイドレール81の他方のガイドレール81に面した面部に配置されている。正極端子82は、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8に装着された状態で、電動工具用バッテリ100の正極端子102(図8参照)と接触する。正極端子82は、コントローラ10に接続されている。
負極端子83は、他方のガイドレール81の一方のガイドレール81に面した面部に正極端子82と向かい合って配置されている。負極端子83は、正極端子82と平行に配置されている。負極端子83は、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8に装着された状態で、電動工具用バッテリ100の負極端子103(図8参照)と接触する。負極端子83は、コントローラ10に接続されている。
バッテリ取付部8に電動工具用バッテリ100が装着され、かつ、主電源スイッチ31がONであると、正極端子82と負極端子83とが電源回路に電気的に接続される。このようにして、電動工具用バッテリ100から電子レンジ1の電源回路に電力が供給される。
係合凹部84は、凹部2a3の底面より下方に凹状に形成されている。係合凹部84は、一対のガイドレール81より装着方向の手前側、図7における左側に配置されている。係合凹部84は、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8に装着された状態で、電動工具用バッテリ100の係合凸部104(図8参照)と係合する。係合凹部84と係合凸部104とが係合すると、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8に装着された状態でロックされる。言い換えると、係合凹部84と係合凸部104とが係合すると、電動工具用バッテリ100を取外方向にスライドすることが規制される。
バッテリ取付部8は、一対のガイドレール81と正極端子82と負極端子83と係合凹部84とを有するものとして説明したが、これに限定されない。バッテリ取付部8は、筐体2に接続された図示しないケーブルと、ケーブルの一方の端部に接続され、電動工具用バッテリ100を着脱可能な図示しないターミナル(端子部)とを有するものであってもよい。
図1に戻って、コントローラ10について説明する。コントローラ10は、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、プログラムを格納したメモリとを備える。コントローラ10は、電子レンジ1に電力を供給する電源回路等も含む。コントローラ10は、電子レンジ1の動作を制御する。コントローラ10は、操作ボタン33が出力した制御信号に基づいて、電子レンジ1の各部材に対して制御信号を出力する。
図8を参照して、電動工具用バッテリ100について説明する。図8は、第一実施形態に係る電子レンジに装着する電動工具用バッテリの一例を示す斜視図である。電動工具用バッテリ100は、携帯用の電動工具の電源である。電動工具用バッテリ100は、電気的に接続された複数のリチウムイオン電池セルが内臓されている。電動工具用バッテリ100は、図示しない充電器で充電して繰り返し使用することが可能である。電動工具用バッテリ100は、例えば、電圧が0.8V、14.4V、18V、136Vである。電動工具用バッテリ100は、スライドすることでバッテリ取付部8に着脱可能である。
電動工具用バッテリ100は、一対のスライドレール101と、正極端子102と、負極端子103と、係合凸部104と、解除ボタン105とを有する。
一対のスライドレール101は、バッテリ取付部8の一対のガイドレール81に沿ってスライドして、電動工具用バッテリ100をバッテリ取付部8に着脱する。一対のスライドレール101は、平行に配置されている。一対のスライドレール101は、一対のガイドレール81に係合しながらガイドされてスライドする。一対のスライドレール101を一対のガイドレール81に係合し装着方向にスライドして電動工具用バッテリ100をバッテリ取付部8に装着する。一対のスライドレール101を一対のガイドレール81に係合し取外方向にスライドして電動工具用バッテリ100をバッテリ取付部8から取り外す。
正極端子102は、一対のスライドレール101の間に配置されている。正極端子102は、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8に装着された状態で、バッテリ取付部8の正極端子82と接触する。
負極端子103は、一対のスライドレール101の間に正極端子102と向かい合って配置されている。負極端子103は、正極端子102と平行に配置されている。負極端子103は、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8に装着された状態で、バッテリ取付部8の負極端子83と接触する。
係合凸部104は、電動工具用バッテリ100の外周面に凸状に形成されている。係合凸部104は、一対のスライドレール101より装着方向の手前側、図8における右側に配置されている。係合凸部104は、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8に装着された状態で、バッテリ取付部8の係合凹部84と係合する。
解除ボタン105は、係合凸部104と係合凹部84との係合を解除する。解除ボタン105は、電動工具用バッテリ100の外周面の装着方向の手前側の面に配置されている。解除ボタン105が押下されて係合凸部104と係合凹部84との係合が解除されると、電動工具用バッテリ100を取外方向にスライドすることが可能になる。言い換えると、一対のスライドレール101を一対のガイドレール81に沿って取外方向にスライドして、電動工具用バッテリ100をバッテリ取付部8から取り外すことが可能になる。
次に、図9、図10を参照して、このように構成された電子レンジ1を運搬する際に工具箱200と連結する方法と作用とについて説明する。図9は、第一実施形態に係る電子レンジを工具箱と連結した状態の一例を示す斜視図である。図10は、第一実施形態に係る電子レンジを工具箱と連結する状態の一例を示す分解斜視図である。
まず、工具箱200について説明する。工具箱200は、電動工具を収容する。工具箱200は、本体部(他の筐体)201と、本体部201に対して開閉する蓋202と、ハンドル203と、ロック部材204と、被連結部205とを有する。
本体部201は、開口した箱型に形成されている。本体部201は、電子レンジ1の筐体2と前後方向及び左右方向の長さが同じである。本体部201は、内部の空間に電動工具を収容する。本体部201は、前面部の右上部と左上部とに、ロック部材204が配置された凹部201aが形成されている。本体部201は、前面部の右下部と左下部とに、被連結部205が配置された凹部201bが形成されている。本体部201は、右側面部及び左側面部の後上部に、ロック部材204が配置された凹部201aが形成されている。本体部201は、右側面部及び左側面部の後下部に、被連結部205が配置された凹部201bが形成されている。
蓋202は、本体部201の上面部の開口を開閉可能に配置されている。蓋202を閉じた状態で本体部201の4つの凹部201aと連通する位置に、凹部202aがそれぞれ形成されている。4つの凹部202aは、蓋202を閉じた状態で、本体部201の4つの凹部201aとそれぞれ連なる。
ハンドル203は、本体部201の上面部に形成された凹部に折り畳み可能に配置されている。ハンドル203は、本体部201の上面部に対して上下に回動可能である。ハンドル203は、折り畳まれた状態では、凹部に収容される。凹部に収容されたハンドル203は、本体部201の上面部から上方に突出しない。
ロック部材204は、本体部201に対して蓋202が閉じた状態で蓋202の開閉をロックする。ロック部材204は、本体部201の前面部の右上部と、本体部201の前面部の左上部と、本体部201の右側面部の後上部と、本体部201の左側面部の後上部とに配置されている。4つのロック部材204は同様に構成されているため、本体部201の前面部の右上部に配置されたものについて説明する。
ロック部材204は、本体部201の前面部の右上部に形成された凹部201aに配置されている。ロック部材204は、凹部201aに対して上下方向に移動可能、かつ、前後方向に回動可能である。ロック部材204は、弾性変形可能な合成樹脂材で形成されている。ロック部材204は、蓋202をロックした状態では、凹部201aに収容される。凹部201aに収容されたロック部材204は、本体部201の前面部から前方に突出しない。ロック部材204は、一対の係合凸部2041と、一対の係合凸部2042と、図示しない一対の係合凹部とを有する。
係合凸部2041は、凹部201aの底面から立設されている。係合凸部2041は、係合凸部71と同様に形成されている。
係合凸部2042は、凹部202aの底面から立設されている。係合凸部2042は、係合凸部71と同様に形成されている。
一対の係合凹部は、ロック部材204の後面に、上下に並んで2組配置されている。係合凹部は、係合凸部2041と係合凸部2042と嵌合する大きさ、形状である。係合凹部は、工具箱200と電子レンジ1とを積み重ねた際に、電子レンジ1の係合凸部71と嵌合する大きさ、形状である。蓋202を閉じた状態で、ロック部材204を下側に位置付けて後方に押し込むと、下側の係合凹部と係合凸部2041とが嵌合し、上側の係合凹部と係合凸部2042とが嵌合する。このようにして、ロック部材204は、蓋202を閉じた状態でロックする。ロック状態のロック部材204を前方に引いて傾倒すると、下側の係合凹部と係合凸部2041との嵌合と、上側の係合凹部と係合凸部2042との嵌合とが解除されて、蓋202がロック解除されて回動可能になる。
被連結部205は、他の工具箱200の上に工具箱200を積み重ねた際に、他の工具箱200と連結する。被連結部205は、他の工具箱200のロック部材204と連結する。被連結部205は、本体部201の前面部の右下部と、本体部201の前面部の左下部と、本体部201の右側面部の後下部と、本体部201の左側面部の後下部とに配置されている。4つの被連結部205は同様に構成されているため、本体部201の前面部の右下部に配置されたものについて説明する。
被連結部205は、本体部201の前面部の右下部に形成された凹部201bに配置されている。被連結部205は、一対の係合凸部2051を有する。
係合凸部2051は、凹部201bの底面から立設されている。係合凸部2051は、係合凸部71と同様に形成されている。
つづいて、電子レンジ1と工具箱200との連結について説明する。上記のように構成された工具箱200の蓋202を閉じた状態で、工具箱200の上に電子レンジ1を積み重ねる。そして、ロック部材204を上側に位置付けて後方に押し込む。ロック部材204の下側の係合凹部と工具箱200の係合凸部2042とが嵌合し、ロック部材204の上側の係合凹部と電子レンジ1の係合凸部71とが嵌合する。このようにして、ロック部材204は、積み重ねた電子レンジ1と工具箱200とを連結した状態でロックする。
電子レンジ1と工具箱200とは前後方向及び左右方向の長さが同じであるので、凹凸がなく積み重ねられる。このように電子レンジ1と工具箱200とを連結した状態でロックすることで、運搬が容易になる。
さらに、電子レンジ1と工具箱200とはトローリ300上に載置することで、より運搬が容易になる。
そして、ロック状態のロック部材204を前方に引いて傾倒すると、ロック部材204の下側の係合凹部と係合凸部2042の嵌合と、ロック部材204の上側の係合凹部と係合凸部71の嵌合とが解除されて、電子レンジ1と工具箱200との連結が解除される。このようにして、電子レンジ1及び工具箱200がそれぞれ移動可能になる。
次に、図11を参照して、このように構成された電子レンジ1の使用方法と作用とについて説明する。図11は、第一実施形態に係る電子レンジの使用方法の一例を示すフローチャートである。
まず、ユーザは、電子レンジ1のバッテリ取付部8に電動工具用バッテリ100をスライドして装着する(ステップS1)。この状態では、電動工具用バッテリ100から電子レンジ1の電源回路に電力は供給されない。このため、操作ボタン33が誤って操作されたとしても、電子レンジ1が不用意に動作してしまうことが規制される。
そして、ユーザは、主電源スイッチ31をONにする(ステップS2)。これにより、主電源スイッチ31がONの状態となり、電子レンジ1の電源回路に電動工具用バッテリ100から電力が供給される。そして、表示パネル32が点灯し、操作ボタン33に対する操作が可能になる。
そして、ユーザは、調理設定を行う(ステップS3)。より詳しくは、ユーザは、操作ボタン33の加算ボタンまたは減算ボタンを操作して加熱時間を設定する。そして、ユーザは、操作ボタン33のスタート・ストップボタンを押下する。操作ボタン33は、操作内容をコントローラ10に出力する。ステップS3のとき、電子レンジ1は、操作状態である。
そして、電子レンジ1は調理を開始する(ステップS4)。より詳しくは、コントローラ10は、スタート・ストップボタンが押下されたことを検出すると、マグネトロン4に対して高電圧の供給を開始し、調理を開始する。コントローラ10は、加熱時間が経過すると、調理を停止する。このようにして、電子レンジ1は、調理室内の被調理物を調理設定にしたがって加熱調理する。ステップS4のとき、電子レンジ1は、調理状態である。
以上説明したように、本実施形態によれば、電子レンジ1のバッテリ取付部8に電動工具用バッテリ100をスライドして装着する。本実施形態は、電動工具用バッテリ100を容易に着脱することができる。これにより、本実施形態は、例えば、ユーザが作業用の手袋などを着用していても、電動工具用バッテリ100を容易に着脱することができる。また、本実施形態は、工具を使用せずに、電動工具用バッテリ100を容易に着脱することができる。これにより、本実施形態は、例えば、避難場所において電動工具の取り扱いに不慣れなユーザが使用する場合であっても、電動工具用バッテリ100を容易に着脱することができる。
例えば、作業現場で使用する場合、ユーザは複数の電動工具用バッテリ100を携帯していることが多い。このように電動工具用バッテリ100が複数ある場合、本実施形態によれば、電動工具用バッテリ100のバッテリ残量が少なくなった場合、充電済みの電動工具用バッテリ100と交換して使用することができる。本実施形態は、電動工具用バッテリ100の容量に制限されず、使用することができる。このようにして、本実施形態によれば、作業現場や避難場所などにおいて、複数人分の食事を温めることができる。
本実施形態は、電子レンジ1のバッテリ取付部8が筐体2の外周に露出した状態で配置されている。これにより、本実施形態は、電動工具用バッテリ100を容易に着脱することができる。
本実施形態は、ロック部材204によって、積み重ねた電子レンジ1と工具箱200とを連結した状態でロックすることができる。本実施形態によれば、電子レンジ1を工具箱200と積み重ねた状態で容易に運搬することができる。
しかも、電子レンジ1と工具箱200とは前後方向及び左右方向の長さが同じであるので、凹凸がなく積み重ねることができる。本実施形態は、電子レンジ1をより容易に運搬することができる。
本実施形態は、ハンドル22を含む電子レンジ1の各部材及び装着した電動工具用バッテリ100が、筐体2の外周面から突出しないように配置されている。本実施形態は、携帯性をよくすることができる。さらに、本実施形態は、運搬時や作業現場や避難場所などにおいて、電子レンジ1の各部材や電動工具用バッテリ100が衝突して損傷することを抑制することができる。
本実施形態は、給気孔5に防塵フィルタ51が着脱可能に配置され、排気孔6に防塵フィルタ61が着脱可能に配置されている。本実施形態によれば、筐体2の内部に流入する空気から塵埃を除去することができる。これにより、本実施形態は、塵埃の多い環境でも適切に使用することができる。
本実施形態は、マグネトロン4が弾性体41を介して筐体2に取り付けられている。本実施形態によれば、弾性体41によって、電子レンジ1に作用する落下や衝突による衝撃力や振動がマグネトロン4に作用することを抑制することができる。これにより、本実施形態は、作業現場や避難場所などに運搬して使用することができる。
本実施形態は、表示パネル32が弾性体を介して筐体2に取り付けられている。本実施形態によれば、弾性体によって、電子レンジ1に作用する落下や衝突による衝撃力や振動が表示パネル32に作用することを抑制することができる。これにより、本実施形態は、作業現場や避難場所などに運搬して使用することができる。
[第二実施形態]
図12を参照しながら、本実施形態に係る電子レンジ1Hについて説明する。図12は、第二実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。電子レンジ1Hは、基本的な構成は第一実施形態の電子レンジ1と同様である。以下の説明においては、電子レンジ1と同様の構成要素には、同一の符号または対応する符号を付し、その詳細な説明は省略する。
電子レンジ1Hは、バッテリ取付部8Hが、筐体2Hの前面部2Haの下部に配置されている点で電子レンジ1と異なる。
扉21Hは、ヒンジを介して前面部2Haの左側に左右に回動可能に配置されている。これにより、扉21Hは、左側に配置された上下方向に沿った回転軸を中心として左右に回動可能である。
凹部25は、前面部2Haから後側に向かう凹状に形成されている。凹部25は、バッテリ取付部8Hに装着された電動工具用バッテリ100を収容可能な形状、大きさに形成されている。
表示操作部3Hは、扉21Hの側方、本実施形態では、右側に配置されている。
バッテリ取付部8Hは、前面部2Haの下部に凹状に形成された凹部25に配置されている。バッテリ取付部8Hは、扉21Hの下部に配置されている。本実施形態では、バッテリ取付部8Hは、電動工具用バッテリ100を前方からスライドして装着可能である。バッテリ取付部8Hは、複数の電動工具用バッテリ100を装着可能である。本実施形態では、バッテリ取付部8Hは、2つの電動工具用バッテリ100を取り付け可能である。バッテリ取付部8Hに装着された2つの電動工具用バッテリ100は、直列に接続されている。
さらに、バッテリ取付部8Hは、凹部25の開口に対して開閉可能に配置された図示しない蓋を有していてもよい。例えば、蓋は、ヒンジを介して前面部2Haに左右に回動可能に配置され、前面部2Haに配置された上下方向に沿った回転軸を中心として左右に回動可能に形成されてもよい。蓋を開いた状態で、バッテリ取付部8Hに対して電動工具用バッテリ100が装着可能である。蓋を閉じた状態では、バッテリ取付部8Hに装着された電動工具用バッテリ100が覆われる。
本実施形態は、バッテリ取付部8Hが調理室より下部に配置されている。本実施形態では、バッテリ取付部8H及び電動工具用バッテリ100が、調理時に生じる熱によって影響を受けることを低減することができる。
本実施形態は、バッテリ取付部8Hを前面部2Haにおける下部に配置することで、電子レンジ1Hの重心が下がる。本実施形態によれば、電子レンジ1Hを安定した姿勢で載置することができる。
本実施形態は、バッテリ取付部8Hに蓋を配置することにより、バッテリ取付部8H及び電動工具用バッテリ100を水や塵埃から保護することができる。
[第三実施形態]
図13、図14を参照しながら、本実施形態に係る電子レンジ1Jについて説明する。図13は、第三実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。図14は、第三実施形態に係る電子レンジを工具箱と連結した状態の一例を示す斜視図である。電子レンジ1Jは、基本的な構成は第一実施形態の電子レンジ1と同様である。
電子レンジ1Jは、バッテリ取付部8Jが、筐体2Jの側面部上または上面部上に配置されている点で電子レンジ1と異なる。言い換えると、電子レンジ1Jは、バッテリ取付部8Jに装着された電動工具用バッテリ100が、筐体2Jの側面部または上面部から突出する点で電子レンジ1と異なる。
扉21Jは、筐体2Jが被連結部7を有していない場合、筐体2Jの上下方向の高さと同じ高さに形成してもよい。
バッテリ取付部8Jは、筐体2Jの右側面部2Jeに配置されている。バッテリ取付部8Jは、電動工具用バッテリ100を取り外して露出した状態において保護されるように、右側面部2Jeより数mm程度凹んで配置されていることが好ましい。バッテリ取付部8Jは、右側面部2Jeにおいて下部に配置されている。本実施形態では、バッテリ取付部8Jは、電動工具用バッテリ100を上方からスライドして装着可能である。バッテリ取付部8Jは、複数の電動工具用バッテリ100を装着可能である。本実施形態では、バッテリ取付部8Jは、2つの電動工具用バッテリ100を取り付け可能である。バッテリ取付部8Jは、一対のガイドレール81と正極端子82と負極端子83と係合凹部84とを2組有する。
電動工具用バッテリ100は、バッテリ取付部8Jに装着された状態で、筐体2Jの右側面部2Jeから側方に突出する。
電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8Jから取り外されると、筐体2Jは、工具箱200と前後方向及び左右方向の長さが同じである。これにより、図14に示すように、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8Jから取り外されると、電子レンジ1Jと工具箱200とは、凹凸なく積み重ねられる。
本実施形態は、図1に示すように、バッテリ取付部8が扉21より上側に配置された場合に比べて、筐体2Jの上下方向の長さを短くすることができる。本実施形態によれば、電子レンジ1Jを小型化することができる。
本実施形態は、バッテリ取付部8Jを右側面部2Jeにおける下部に配置することで、電子レンジ1Jの重心が下がる。本実施形態によれば、電子レンジ1Jを安定した姿勢で載置することができる。
本実施形態は、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8Jから取り外されると、電子レンジ1Jと工具箱200とを、凹凸なく積み重ねることができる。これにより、本実施形態は、作業現場や避難場所などへの運搬を容易にすることができる。
[第四実施形態]
図15を参照しながら、本実施形態に係る電子レンジ1Kについて説明する。図15は、第四実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。電子レンジ1Kは、基本的な構成は第三実施形態の電子レンジ1Jと同様である。
電子レンジ1Kは、バッテリ取付部8Kと、バッテリ取付部8Kに装着された電動工具用バッテリ100とを内部に収容するバッテリ収容部89Kを有する点で電子レンジ1Jと異なる。
バッテリ収容部89Kは、バッテリ取付部8Kと、バッテリ取付部8Kに装着された電動工具用バッテリ100とを覆うカバーである。バッテリ収容部89Kは、バッテリ取付部8Kと電動工具用バッテリ100とを内部に収容可能な箱状に形成されている。バッテリ収容部89Kは、蓋89Kaを有する。本実施形態では、蓋89Kaは、ヒンジを介して右側面部2Keに上下に回動可能に配置されている。これにより、蓋89Kaは、右側面部2Keに配置された前後方向に沿った回転軸を中心として上下に回動可能である。
本実施形態は、バッテリ取付部8Kと電動工具用バッテリ100とをバッテリ収容部89Kに収容する。本実施形態によれば、バッテリ取付部8Kと電動工具用バッテリ100とを、水または粉じんから保護することができる。
[第五実施形態]
図16ないし図18を参照しながら、本実施形態に係る電子レンジ1Lについて説明する。図16は、第五実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。図17は、第五実施形態に係る電子レンジを工具箱と連結する状態の一例を示す斜視図である。図18は、第五実施形態に係る電子レンジを工具箱と連結する状態の一例を示す斜視図である。電子レンジ1Lは、基本的な構成は第三実施形態の電子レンジ1Jと同様である。
電子レンジ1Lは、バッテリ取付部8Lの位置が電子レンジ1Jと異なる。より詳しくは、電子レンジ1Lは、バッテリ取付部8Lが、筐体2Lの側面部における上部または下部に配置されている点と、バッテリ取付部8Lに装着された電動工具用バッテリ100の少なくとも一部が、筐体2Lの側面部より上方または下方に突出する点とが、電子レンジ1Jと異なる。
バッテリ取付部8Lは、第三実施形態よりも右側面部2Leにおいて上側に配置されている。バッテリ取付部8Lは、装着された電動工具用バッテリ100の少なくとも一部が、筐体2Lの側面より上方または下方に突出する位置に配置されている。本実施形態では、バッテリ取付部8Lは、装着された電動工具用バッテリ100の上部が、筐体2Lの右側面部2Leより上方に突出する位置に配置されている。バッテリ取付部8Lは、筐体2Lの右側面部2Leより上方に突出しない位置に配置されている。
電動工具用バッテリ100は、バッテリ取付部8Lに装着された状態で、少なくとも一部が、筐体2Lの側面より突出する。本実施形態では、電動工具用バッテリ100は、バッテリ取付部8Lに装着された状態で、電動工具用バッテリ100の上部が、筐体2Lの右側面部2Leより上方に突出する。
図17に示すように、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8Lに装着された状態では、電子レンジ1Lの上側に工具箱200を重ねようとすると、電動工具用バッテリ100が干渉して、重ねることが難しい。
図18に示すように、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8Lから取り外されると、電子レンジ1Lの上側に工具箱200が積み重ねられる。
本実施形態は、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8Lに装着された状態では、電子レンジ1Lの上側に工具箱200を積み重ねることが難しい。これにより、本実施形態によれば、電子レンジ1Lの使用時に、電子レンジ1Lの上側に工具箱200が重ねられることを規制することができる。これにより、本実施形態は、安全性をより高めることができる。
本実施形態は、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8Lから取り外されると、電子レンジ1Lの上側に工具箱200を積み重ねることができる。
[第六実施形態]
図19を参照しながら、本実施形態に係る電子レンジ1Mについて説明する。図19は、第六実施形態に係る電子レンジの一例を示す斜視図である。電子レンジ1Mは、基本的な構成は第三実施形態の電子レンジ1Jと同様である。
電子レンジ1Mは、バッテリ取付部8Mの位置が電子レンジ1Jと異なる。
バッテリ取付部8Mは、筐体2Mの上面部2Mcに配置されている。本実施形態では、バッテリ取付部8Mは、電動工具用バッテリ100を前方からスライドして装着可能である。
本実施形態によれば、電子レンジ1Mの使用時に、電子レンジ1Mの上側に工具箱200が重ねられたり、電動工具などが載置されたりすることを規制することができる。
本実施形態は、電動工具用バッテリ100がバッテリ取付部8Mから取り外されると、電子レンジ1Mの上側に工具箱200を積み重ねることができる。
[第七実施形態]
図20を参照しながら、本実施形態に係る電子レンジ1について説明する。図20は、第七実施形態に係る電子レンジの一例を示す機能ブロック図である。電子レンジ1は、基本的な構成は第一実施形態の電子レンジ1と同様である。
電子レンジ1は、扉21が開状態とされるとファンの回転方向を変える点で第一実施形態の電子レンジ1と異なる。電子レンジ1の通常の調理時におけるファンの回転方向を正方向とする。
コントローラ10は、検出部11と、制御部12とを有する。
検出部11は、扉21の開状態を検出する扉センサから検出結果を受け取る。検出部11は、検出結果を制御部12に出力する。
制御部12は、検出部11からの検出結果に基づいて、扉21が開状態であるか否かを判定する。制御部12は、扉21が開状態であると判定した場合、ファンに対して正方向とは反対の逆方向に回転する制御信号を出力する。ファンが逆方向に回転すると、筐体2の内部から外部に向かって空気が吹き出す。これにより、外部の空気に塵埃が多い場所で電子レンジ1を使用する場合であっても、筐体2の内部に塵埃が流入することを抑制する。
制御部12は、扉21が開状態と判定した後、開状態ではなくなったと判定した場合、ファンに対して回転を停止する制御信号を送信する。
本実施形態によれば、扉21が開状態のとき、ファンが逆方向に回転する。そして、本実施形態によれば、ファンが逆方向に回転すると、筐体2の内部から外部に向かって空気が吹き出す。これにより、本実施形態は、外部の空気に塵埃が多い場所で電子レンジ1を使用する場合であっても、筐体2の内部に塵埃が流入することを抑制することができる。これにより、本実施形態は、被調理物に塵埃が付着することを抑制することができる。また、本実施形態は、筐体2の内部の各部材に塵埃が付着することを抑制することができる。このように、本実施形態は、作業現場や避難場所などでも適切に使用することができる。
[第八実施形態]
図21、図22を参照しながら、本実施形態に係る電子レンジ1について説明する。図21は、第八実施形態に係る電子レンジに接続する電源装置の一例を示す斜視図である。図22は、第八実施形態に係る電子レンジに接続する電源装置の一例を示す斜視図である。電子レンジ1は、基本的な構成は第一実施形態の電子レンジ1と同様である。
電子レンジ1は、複数の電動工具用バッテリ100を収容し、複数の電動工具用バッテリ100の電力を出力可能な電源装置110と接続可能である点で第一実施形態の電子レンジ1と異なる。
電源装置110は、大きな電力を要する電動工具に電力を供給する。電源装置110は、工具箱200と同様に構成された箱111の内部に、複数の電動工具用バッテリ100を収容する。電源装置110は、工具箱200と同様に、電子レンジ1及び工具箱200と積み重ねて連結することが可能である。電源装置110は、収容した複数の電動工具用バッテリ100の電力を出力するコンセント型の端子112を有する。端子112は、筐体2の端子23に接続可能である。
電子レンジ1は、筐体2の端子23に電源装置110の端子112が接続されると、電源装置110を電源として駆動する。
本実施形態によれば、電源装置110を使用することで、バッテリの容量を大きくすることができる。これにより、本実施形態は、電動工具用バッテリ100の交換回数を低減することができる。
しかも、電源装置110は工具箱200と同様に電子レンジ1を積み重ねて連結することができる。このため、本実施形態によれば、電子レンジ1と連結して、携帯性を損なわずに容易に運搬することができる。
バッテリ取付部8は筐体2の外周に露出した状態で配置されていればよく、上記で説明した位置に限定されない。図23ないし図29を参照して、バッテリ取付部8の他の配置について説明する。図23は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。図24は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。図25は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。図26は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。図27は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。図28は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。図29は、電子レンジのバッテリ取付部の他の例を示す斜視図である。
電子レンジ1Aは、バッテリ取付部8Aが、筐体2Aの前側の右下部に形成された凹部2Aa3に配置されている点で電子レンジ1と異なる。バッテリ取付部8Aは、扉21Aの右側に配置されている。バッテリ取付部8Aは、表示操作部3Aの下側に配置されている。バッテリ取付部8Aをこのように配置することで、筐体2Aの上下方向の長さを短くすることができる。
電子レンジ1Bは、バッテリ取付部8Bの向きが電子レンジ1Aと異なる。バッテリ取付部8Bは、図示しない一対のガイドレールが、上下方向に離間し、前後方向と平行に配置されている。
電子レンジ1Cは、バッテリ取付部8Cが、2つの電動工具用バッテリ100を装着可能である点で電子レンジ1と異なる。バッテリ取付部8Cは、筐体2Cの前側の下部に形成された凹部2Ca3に配置されている。バッテリ取付部8Cは、扉21Cの下側に配置されている。表示操作部3Cは、扉21Cの右側に配置されている。バッテリ取付部8Cをこのような構成とすることで、バッテリの容量を大きくすることができる。これにより、電動工具用バッテリ100の交換回数を低減することができる。また、表示操作部3Cの上下方向の長さを長くすることができる。
電子レンジ1Dは、バッテリ取付部8Dが、筐体2Dの右側面部の下部に形成された凹部2Da3に配置されている点で電子レンジ1と異なる。バッテリ取付部8Dは、図示しない一対のガイドレールが、前後方向に離間し、左右方向と平行に配置されている。表示操作部3Dは、扉21Dの右側に配置されている。バッテリ取付部8Dをこのように配置することで、扉21Dと異なる面に配置されているため、調理室に被調理物を出し入れする際に、電動工具用バッテリ100を汚損することを抑制することができる。また、表示操作部3Dの上下方向の長さを長くすることができる。
電子レンジ1Eは、バッテリ取付部8Eが、筐体2Eの右側面部の上部に形成された凹部2Ea3に配置されている点で電子レンジ1Dと異なる。バッテリ取付部8Eは、図示しない一対のガイドレールが、前後方向に離間し、上下方向と平行に配置されている。
電子レンジ1Fは、バッテリ取付部8Fが、筐体2Fの前側の右上部に形成された凹部2Fa3に配置されている点で電子レンジ1と異なる。バッテリ取付部8Fは、図示しない一対のガイドレールが、左右方向に離間し、上下方向と平行に配置されている。バッテリ取付部8Fは、扉21Fの右側に配置されている。バッテリ取付部8Fは、表示操作部3Fの上側に配置されている。表示操作部3Fは、扉21Fの右側に配置されている。バッテリ取付部8Fをこのように配置することで、表示操作部3Fの上下方向の長さを長くすることができる。
電子レンジ1Gは、バッテリ取付部8Gが、筐体2Gの前側の右上部に形成された凹部2Ga3に配置されている点で電子レンジ1と異なる。バッテリ取付部8Gは、扉21Gの右上側に配置されている。バッテリ取付部8Gは、表示操作部3Gの右側に配置されている。表示操作部3Gは、扉21Gの上側に配置されている。バッテリ取付部8Gをこのように配置することで、表示操作部3Gの左右方向の長さを長くすることができる。
筐体2は、外周を断熱材で覆ってもよい。断熱材は、例えば、ウレタン、真空断熱材素含む耐熱性を有する材料で形成されている。筐体2を断熱材で覆うことで、電子レンジ1は、さらに保温庫としての機能を有する。これにより、例えば、電子レンジ1の筐体2に収容した被調理物の温度変化を抑制することができる。または、筐体2を断熱性を有する材料で構成することによって、筐体2が断熱機能を有するようにしてもよい。または、筐体2の内側に断熱材を挿入可能な構成としてもよい。
筐体2には、バッテリ取付部8に装着された電動工具用バッテリ100のバッテリ残量を表示する残量表示部が配置されていてもよい。例えば、残量表示部は、バッテリ取付部8に電動工具用バッテリ100が装着されている間、バッテリ残量を表示する。これにより、電動工具用バッテリ100の残量を確認することができる。また、残量を確認することで、電子レンジ1を適切に使用することができる。
筐体2には、バッテリ取付部8に装着された電動工具用バッテリ100の診断結果を表示する診断表示部が配置されていてもよい。例えば、診断表示部は、バッテリ取付部8に電動工具用バッテリ100が装着された状態で押下されると、電動工具用バッテリ100の故障の有無を判定する。そして、診断表示部は、診断結果を表示する。これにより、電動工具用バッテリ100の故障の有無を確認することができる。また、故障の有無を確認することで、電子レンジ1を適切に使用することができる。
図30に示すように、筐体2には、携帯用電子機器を充電する充電ケーブルが接続可能な機器接続部24が配置されていてもよい。図30は、電子レンジの他の例を示す斜視図である。機器接続部24は、充電ケーブルの端子が接続可能である。機器接続部24は、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子の差込口である。機器接続部24は、接続された充電ケーブルを介して、携帯用電子機器を充電する。端子23にAC電源に接続されたコンセント型の端子が接続されている場合、AC電源から携帯用電子機器を充電する。端子23にAC電源に接続されたコンセント型の端子が接続されていない場合、バッテリ取付部8に装着された電動工具用バッテリ100から携帯用電子機器を充電してもよい。
電子レンジ1は、工具箱200の上に積み重ねるものとして説明したが、積み重ねる順番はこれに限定されない。電子レンジ1は、所望の順番で積み重ねることができるように、筐体2の上側に、工具箱200と連結するために、ロック部材204と同様に構成されたロック部材を備えてもよい。電子レンジ1の上に工具箱200を積み重ねてもよいし、工具箱200の上に電子レンジ1を積み重ね、さらにその上に工具箱200を積み重ねてもよい。これにより、電子レンジ1の携帯性を向上することができる。
第三実施形態では、バッテリ取付部8Jは、右側面部2Jeに配置されているものとして説明したが、これに限定されない。バッテリ取付部8Jは、扉21Jが配置された前面部2Jaと下面部2Jdとを除いた、後面部2Jbと上面部2Jcと右側面部2Jeと左側面部2Jfとのいずれに配置されてもよい。
第五実施形態では、バッテリ取付部8Lは、装着された電動工具用バッテリ100の下部が、筐体2Lの右側面部2Leより下方に突出する位置に配置されていてもよい。
バッテリ取付部8に装着可能な電動工具用バッテリ100の数は、上記に限定されず、1つでもよいし、複数でもよい。また、複数の電動工具用バッテリ100は、直列に接続されてもよいし、並列に接続されてもよい。
1…電子レンジ(携帯用電磁調理装置)、2…筐体、2c…上面部、21…扉、22…ハンドル、23…端子(接続部)、3…表示操作部、4…マグネトロン、41…弾性体、5…給気孔(通気孔)、51…防塵フィルタ(フィルタ)、6…排気孔(通気孔)、61…防塵フィルタ(フィルタ)、7…被連結部、71…係合凸部、8…バッテリ取付部、81…ガイドレール、10…コントローラ、100…電動工具用バッテリ、101…スライドレール、200…工具箱、201…本体部(他の筐体)、204…ロック部材(連結部)、205…被連結部、300…トローリ。

Claims (19)

  1. 開閉可能な扉と、上面部に形成された凹部に配置され、前記凹部から突出可能なハンドルと、を備え、箱型に形成された筐体と、
    前記筐体に配置され、充電式のバッテリから供給される電力によって電磁波を発生するマグネトロンと、
    前記筐体の外周に配置され、複数の前記バッテリを着脱可能なバッテリ取付部と、
    前記筐体に配置され、他の筐体に配置された連結部と連結可能な被連結部と、を備え、
    前記バッテリ取付部は、前記バッテリを、上側からスライドすることで着脱可能であり、複数の前記バッテリを左右に隣接して設置可能であり、かつ、前記バッテリの少なくとも一部が、筐体の上面より突出した状態で装着し、
    前記被連結部は、前記筐体の下側に配置された他の筐体と連結することを特徴とする携帯用電磁調理装置。
  2. 前記筐体の上側に、他の筐体に配置された被連結部と連結する連結部を備える請求項1に記載の携帯用電磁調理装置。
  3. 前記筐体の前記扉の上側に配置された操作表示部と、をさらに備える請求項1または請求項2に記載の携帯用電磁調理装置。
  4. 主電源の入切を行う主電源スイッチと、調理設定を行う操作ボタンと、を備える表示操作部と、を備え、
    前記バッテリが装着された後、前記主電源スイッチがONとなることで、電源回路に前記バッテリから電力を供給し、前記操作ボタンで調理開始の操作が入力された場合、前記バッテリ取付部に装着された前記バッテリから前記マグネトロンに電力を供給する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の携帯用電磁調理装置。
  5. 前記主電源スイッチは、長押しスイッチである
    請求項4に記載の携帯用電磁調理装置。
  6. 前記バッテリ取付部は、後面部に配置される
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の携帯用電磁調理装置。
  7. 前記バッテリ取付部は、前記筐体の外周における上部に配置される
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の携帯用電磁調理装置。
  8. 前記筐体に接続されたケーブルと、
    前記ケーブルの一方の端部に接続され、前記バッテリを着脱可能な端子部と、を有するバッテリ取付部、
    を備え、
    前記マグネトロンは、前記バッテリ取付部に装着された前記バッテリから供給される電力によって電磁波を発生する、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の携帯用電磁調理装置。
  9. 前記筐体に配置され、前記筐体の外部と内部とを連通する通気孔と、
    前記通気孔に着脱可能で、塵埃を除去するフィルタと、
    を備える請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の携帯用電磁調理装置。
  10. 前記マグネトロンは、外周を弾性体で覆われた状態で、前記筐体に取り付けられている、
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の携帯用電磁調理装置。
  11. 前記筐体の外周に配置され、操作状態と調理状態の少なくともどちらかを表示する表示部、
    を備え、
    前記表示部は、外周を弾性体で覆われた状態で、前記筐体に取り付けられている、
    請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の携帯用電磁調理装置。
  12. 前記マグネトロンに電力を供給する電源と接続可能な接続部、
    を備え、
    前記接続部は、商用電源と接続可能であり、
    前記マグネトロンは、前記バッテリから供給される電力、または、前記接続部を介して接続された商用電源から供給される電力によって電磁波を発生する、
    請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の携帯用電磁調理装置。
  13. 前記マグネトロンに電力を供給する電源と接続可能な接続部、
    を備え、
    前記接続部は、複数の前記バッテリを収容し、複数の前記バッテリからの電力を出力可能な電源装置と接続可能であり、
    前記マグネトロンは、前記バッテリから供給される電力、または、前記接続部を介して接続された電源装置から供給される電力によって電磁波を発生する、
    請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の携帯用電磁調理装置。
  14. 前記扉の開閉を検出する検出部と、
    前記筐体に回転可能に配置され、通気孔を介して気体を所定方向に吹き出すファンと、
    前記検出部が前記扉が開状態とされたことを検出すると、気体を前記筐体の内側から外側に向かって吹き出すように前記ファンを制御する制御部と、
    を備える請求項13に記載の携帯用電磁調理装置。
  15. 前記筐体の外周を覆う断熱材、
    を備える請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の携帯用電磁調理装置。
  16. 前記バッテリの電力の残量を表示する残量表示部、
    を備える請求項1から請求項15のいずれか一項に記載の携帯用電磁調理装置。
  17. 携帯用電子機器を接続可能な機器接続部、
    を備え、
    前記機器接続部は、接続された前記携帯用電子機器に搭載されたバッテリを充電する、
    請求項1から請求項16のいずれか一項に記載の携帯用電磁調理装置。
  18. 前記接続部に商用電源が接続されると、商用電源から供給される電力によって、前記バッテリを充電するように制御する充電制御部、
    を備える請求項13に記載の携帯用電磁調理装置。
  19. 前記バッテリを備える
    請求項1から請求項18のいずれか一項に記載の携帯用電磁調理装置。
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