JP2022003211A - 仮設通路に使用する、滑り止め層を備えた床板及び滑り止め層の施工工法 - Google Patents

仮設通路に使用する、滑り止め層を備えた床板及び滑り止め層の施工工法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は滑り止め用床材の損失を最小化し、ポリウレア樹脂を吹き付けることにより、滑り止め層の耐摩耗性、滑り抵抗性、接着性および施工便宜性が改善された滑り止め層を備えた床板及びその施工工法を提供することを目的とする。【解決手段】本願に係る発明は、仮橋又は、仮桟橋及び乗入れ構台、道路掘削に伴う仮設通路等に使用する、滑り止め層を備えた仮設床板において、天面と側面とに、メチレンジフェニルジイソシアネートとポリプロピレングリコールのコポリマーを主成分とする硬化剤と、ポリオキシプロピレンジアミンやジエチルトルエンジアミンを主成分とする主剤とを高圧で衝突かつ混合せしめて噴射することでの化学反応により形成されるポリウレア樹脂からなる滑り止め層を備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、仮橋又は、仮桟橋及び乗入れ構台、道路掘削に伴う仮設通路等に使用する、滑り止め層を備えた床板に関し、より詳しくは、仮橋又は、仮桟橋及び乗入れ構台、道路掘削に伴う仮設通路等に使用する、滑り止め層を備えた床板(覆工板又は敷鉄板、縞鋼板)と滑り止め層の施工工法に関する。
仮橋及び仮桟橋、乗入れ構台、道路掘削に伴う仮設通路は、主体工事の施工前に設置し、主体工事の施工後に撤去する仮設構造物である。仮橋とは橋の架替え工事等又は、洪水や地震により橋が被災した場合に応急的に架ける橋、工事用車両等を通行させるために架ける橋など一時的に使用することを目的として架ける橋をいう。仮桟橋及び乗入れ構台とは水上施工又は水中施工、及び高低差のある掘削床での施工のために岸又は法肩から作業員や工事用機械、資材等の運搬を行うために設ける通路や工事用の作業桟台として利用されるものをいう。
これら仮橋又は、仮桟橋及び乗入れ構台、道路掘削に伴う仮設通路等には、金属製の床板が使用され、当該床板は、覆工板、敷鉄板、縞鋼板等と呼ばれる矩形の板状体が使用される。これらの床板は、それぞれの用途に応じて、寸法や床の凹凸等さまざまである。
上述の床板のうち、覆工板は、地下工事のために路面下を掘削するか或いは仮設橋梁を設ける場合、道路を覆って車や人が通行可能な支持構造物を仮設した状態において、該支持構造物の上部に設けられる仮設部材として使用されている。覆工板は、一般的には、表面に滑り防止のため凹凸模様を形成した特殊なH形鋼を連続溶接して一個のパネル構造を有し、前述の支持構造物には、覆工板を複数隣接して並置敷設される。
また、敷鉄板は主に工事・作業現場で資材搬入路の確保や足場の悪い軟弱地などで重機、重量運搬機の足場確保等に利用され、作業場の養生、工事施工に不可欠である。敷鉄板も、覆工板と同様に、前述の支持構造物に、複数隣接して並置敷設される。
縞鋼板は、表面に格子状の小さな縞目が付いた金属板であり、滑り止め効果を備えたものである。
なお、覆工板は一定の厚みがあるのに対し、敷鉄板と縞鋼板は薄い板状体である。
これら床板(覆工板、敷鉄板、縞鋼板)は鉄材であったため、上面の滑り抵抗性が落ち、鉄材表面におけるオイルなどの異物或いは雨天時に覆工板の上面とタイヤの間における、ハイドロプレーン現象により事故が頻繁に発生したことから、滑り事故を防止するために、従来の床板の上面に滑り止め用床材を塗布することが一般的である。
覆工板に滑り止め施工を行うにあたっては、覆工板の上面に滑り止め用床材を塗布する前に、覆工板の縁部に滑り止め用床材が落ちることを防止するためにマスキングテープを貼り、また、鉄材用下塗り剤を塗布し、滑り止め用床材の塗料や骨材をへらやこてなどを用いて覆工板の上面に塗布し表面粗度を確保した後に乾燥方法で滑り止め用床材を施工していた。しかし、この滑り止め用床材の塗料は、塗装作業中にマスキングテープと覆工板の上面の縁部の間に多量流れ落ちてロス率が高くなり、滑り止め用床材の消耗が激しいという問題がある。さらに、マスキングテープ、ブラシの消耗および滑り止め用床材の塗料の損失などにより廃棄物が発生し、施工時間および費用が増大する問題がある。またさらに、マスキングの除去および覆工板の端部の塗装・除去作業などの工程が発生して作業効率が低下する問題がある。
また、覆工板への荷重または外部環境などにより歪みが生じるか、上下方向に複数個を積層する場合、覆工板の荷重によりその上面に塗布された滑り止め用床材のコーティング層が覆工板の上面から剥がれたりクラックなど損傷が生じたりする問題がある。したがって、このような施工処理による覆工板は不良率が高く無駄な補修作業および維持費用が発生して経済性および生産性が低下する問題がある。
また、従来の覆工板では滑り止め用床材の塗料乾燥が必要なため、約6〜8時間経過後に積層可能となり、迅速な施工処理を行うことができない。
覆工板の滑り止め対策については、種々の特許発明や考案が提案されている。
特許文献1には、覆工板の表面に施工した防錆プライマーの上に、硬化性樹脂と骨材とからなる混合物を流し込んで、骨材を沈降させるとともに樹脂を表層に浮き上がらせ、この混合物の樹脂が硬化する前に均一に散布した滑止め骨材をその浮き上がった樹脂に接着させ、次いで、樹脂の養生硬化後に艶消し補強樹脂を施工し養生硬化させるといった工程によって覆工板表面の滑止め舗装材を施工する工法を提案している。
特許文献2には、滑り止め処理として、並んで接合した複数の角形鋼管の上面に砂の吹き付け塗装を施したり、表面に摩擦を発生させるシート状の部材または板状の部材を貼着したりすることを提案している。
特許文献3には、車や人の通行のために仮設される支持構造物の上側に設けられる滑り止め層を備えた覆工板において、支持構造物の上部を覆って臨時路面が形成されるように支持構造物上に設けられる上板部と、該上板部に加えられる荷重に対する支持強度を補強するために上板部の下部に設けられ、上板部と支持構造物の間を支持する補強部と、上板部の上縁部に沿って上側に突設されて内部に塗布空間が形成される塗膜ガイド部と、塗布空間にアクリル系樹脂またはエポキシ系樹脂を含む滑り止め用床材が塗装された滑り止め層とを含む、滑り止め層を備えた覆工板を提案している。
特開平8−3907号公報 特開平9−296407号公報 特許第6328840号公報
しかしながら、特許文献1及び2の滑り止め層では、コーティング層が覆工板の上面から剥がれたりクラックなど損傷が生じたりする問題を解決することができない。また、特許文献3の提案では、覆工板の上板部に加えられる荷重に対する支持強度を補強するために上板部の下部に補強部を設ける必要があるため、手間と費用が増加するという問題がある。さらに、特許文献1ないし3の覆工板においては、複数の覆工板を並置してユニットとしたとき、隣接する覆工板どうしのズレを防止することはできない。
上記問題を解決するために、本発明は滑り止め用床材の損失を最小化し、ポリウレア樹脂を吹き付けることにより、滑り止め層の耐摩耗性、滑り抵抗性、接着性および施工便宜性が改善された滑り止め層を備えた床板及びその施工工法を提供することを目的とする。
本願に係る発明は、仮橋又は、仮桟橋及び乗入れ構台、道路掘削に伴う仮設通路等に使用する、滑り止め層を備えた仮設床板において、天面と側面とに、メチレンジフェニルジイソシアネートとポリプロピレングリコールのコポリマーを主成分とする硬化剤と、ポリオキシプロピレンジアミンやジエチルトルエンジアミンを主成分とする主剤とを高圧で衝突かつ混合せしめて噴射することでの化学反応により形成されるポリウレア樹脂からなる滑り止め層を備えることを特徴とする。
なお、仮設床板の天面は、滑り止め層が重層し、少なくとも上層部には骨材又はセラミックを含むようにするとよい。好適には、前記滑り止め層が上層部と中層部と下層部との3層構造で、上層部と中層部とに骨材又はセラミックを含むようにするとよい。骨材は、石英、二酸化ケイ素、炭化ケイ素、ヒスイ、ガラスビーズおよびこれらの混合物からなる群から選択するとよいが、特に限定されない。形成された滑り止め層は、2〜5mmの厚みを有し、仮設床板の寸法に応じて形成するとよい。
また、本願に係る発明は、断面形状が同じ複数のH形鋼をフランジ外面の高さと長手方向とを揃えて連結し、天面に上板を、側面に側板を付した覆工板において、上板と側板とは、メチレンジフェニルジイソシアネートとポリプロピレングリコールのコポリマーを主成分とする硬化剤と、ポリオキシプロピレンジアミンやジエチルトルエンジアミンを主成分とする主剤とを高圧で衝突かつ混合せしめて噴射することでの化学反応により形成されるポリウレア樹脂からなる滑り止め層を備えることを特徴とする。
覆工板の上板は、滑り止め層が重層し、少なくとも上層部には骨材又はセラミックを含むようにするとよい。好適には、該上板は、滑り止め層が上層部と中層部と下層部との3層構造で、上層部と中層部とに骨材又はセラミックを含むことが望ましい。骨材は、石英、二酸化ケイ素、炭化ケイ素、ヒスイ、ガラスビーズおよびこれらの混合物からなる群から選択するとよいが、特に限定されない。形成された滑り止め層は、2〜5mmの厚みを有し、仮設床板の寸法に応じて形成するとよい。
さらに、本願発明は、仮橋又は、仮桟橋及び乗入れ構台、道路掘削に伴う仮設通路等に使用する、滑り止め層を備えた仮設床板における施工面への滑り止め施工工法において、施工面の下地に対して下地処理を行う下地処理工程と、施工面にプライマーを塗布するプライマー塗布工程と、施工面に、メチレンジフェニルジイソシアネートとポリプロピレングリコールのコポリマーを主成分とする硬化剤と、ポリオキシプロピレンジアミンやジエチルトルエンジアミンを主成分とする主剤とを高圧で衝突かつ混合せしめて噴射することでの化学反応により形成されるポリウレア樹脂をするポリウレア吹付け工程と、からなることを特徴とする。
なお、仮設床板の天面には、ポリウレア樹脂を吹き付け塗布しながら、骨材又はセラミックを追随して散布重層化し、第2層と第3層とを形成する工程を含むことを特徴とする。骨材は、石英、二酸化ケイ素、炭化ケイ素、ヒスイ、ガラスビーズおよびこれらの混合物からなる群から選択するとよいが、特に限定されない。形成された滑り止め層は、2〜5mmの厚みを有し、仮設床板の寸法に応じて形成するとよい。
またさらに、本願発明は、断面形状が同じ複数のH形鋼をフランジ外面の高さと長手方向とを揃えて連結し、天面に上板を、四方に側板を付した覆工板における施工面への滑り止め施工工法において、施工面の下地に対して下地処理を行う下地処理工程と、施工面にプライマーを塗布するプライマー塗布工程と、
施工面に、メチレンジフェニルジイソシアネートとポリプロピレングリコールのコポリマーを主成分とする硬化剤と、ポリオキシプロピレンジアミンやジエチルトルエンジアミンを主成分とする主剤とを高圧で衝突かつ混合せしめて噴射することでの化学反応により形成されるポリウレア樹脂をするポリウレア吹付け工程と、からなることを特徴とする。
なお、覆工板の上板には、ポリウレア樹脂を吹き付け塗布しながら、骨材又はセラミックを追随して散布重層化し、第2層と第3層とを形成する工程を含むことを特徴とする。骨材は、石英、二酸化ケイ素、炭化ケイ素、ヒスイ、ガラスビーズおよびこれらの混合物からなる群から選択するとよいが、特に限定されない。形成された滑り止め層は、2〜5mmの厚みを有し、仮設床板の寸法に応じて形成するとよい。
本発明による滑り止め層を備えた覆工板は、施工が迅速にできるため、施工にかかる費用および時間を節減して経済性が向上する。また、ポリウレア樹脂を用いる為、滑り止め層の損傷を最小化して製品の耐久性が向上する。さらに、ポリウレア樹脂は超速乾性で硬化するため、塗布直後に傾けても塗膜の偏りも発生せずに滑り止め層を形成することができ、塗布部分は空気を遮断するので防錆効果も期待出来て、製品の美感が向上する。
またさらに、上板のみならず、側板にも滑り止め層を備えるため、複数の覆工板を並置してユニットとしたとき、隣接する覆工板どうしのズレを防止することができる効果がある。
実施例1に係る施工面を備える覆工板を示す図である。 実施例1の施工工法によって仕上げられた滑り止め層を示す概略断面図である。 実施例1の施工工法によって仕上げられた滑り止め層の断面を概略的に示す斜視図である。 実施例1に係る施工工法の工程を示すフローチャートである。 実施例1に係る施工工法のうち、作業者がポリウレア樹脂を吹き付ける様子を示す図である。 実施例1に係る施工工法のうち、一人の作業者がポリウレア樹脂を吹き付けながら、もう一人の作業者が骨材を散布する様子を示す図である。 本願に係るポリウレアを塗装した鉄板X1と、本願に係るポリウレアを塗装した覆工板Y1とにおけるすべり抵抗値(BPN)の測定箇所を示す。 実施例2に係る実証試験の結果を示す表及びグラフである。
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。各図において、同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。なお、本発明は下記に示される実施例に限られるものではない。
実施例1を図面を参照して詳細に説明する。図1は、実施例1に係る施工面を備える覆工板を示す図である。 図2は、実施例1の施工工法によって仕上げられた滑り止め層を示す概略図である。図3は、実施例1の施工工法によって仕上げられた滑り止め層を示す概略図である。図4は、実施例1に係る施工工法の工程を示すフローチャートである。
図1は、一般的な覆工板1を示す斜視図である。覆工板1は、地下工事のために路面下を掘削したり仮設橋梁を設けたりする場合、道路を覆って車や人が通行可能な支持構造物を仮設した状態において、該支持構造物の上部に設けられる仮設部材として使用される。図1に示すとおり、覆工板1は、上面UBに滑り防止のため凹凸模様が形成されている。
図2を参照する。図2は、実施例1の施工工法によって仕上げられた滑り止め層を示す概略断面図である。また、図3は、実施例1の施工工法によって仕上げられた滑り止め層の断面を概略的に示す斜視図である。図2及び3によると、覆工板1の上面UB及び側面SBに、特殊プライマーが塗布され、プライマー塗布層11が形成されている。その上にポリウレア樹脂層12が形成されている。
上面UBには、さらに、その上に第2層のポリウレア樹脂層13及び第3層ポリウレア樹脂層14を形成されている。このような塗装構造により、高強度で衝撃や摩耗に強く、耐衝撃・耐摩耗・高荷重に優れる滑り止め層を実現できる。また、作業時間は乾燥も含めて、極めて迅速に施工が完了する。
ここで、ポリウレア樹脂について説明する。
ポリウレア樹脂とはイソシアネートとポリアミンの化学反応によって形成された樹脂化合物で、硬化時間が数秒〜数十秒と極めて早く、防水性・耐薬品・耐摩耗・耐熱に優れるほか、高い柔軟性を有するため、下地のひび割れの発生や挙動に対して高い追随性を発揮する素材である。このような素材特性に鑑み、本願発明者は、床板等の滑り止め剤に採用し、実験を重ねたところ、従来の塗布剤に比べて、硬化即効性により施工時間の短縮化を図ることができ、さらに、防水性、耐摩耗、柔軟性の特性は、オイルなどの異物や雨天時に覆工板の上面とタイヤの間における滑りを防止することができると判明した。
図4は、本発明に係る施工工法の工程の一例を示すフローチャートである。
図4を参照する。実施例1の滑り止め層の施工工法は、施工面の下地に対して下地処理を行う下地処理工程(S110)と、プライマーを塗布するプライマー塗布工程 (S120)と、ポリウレア吹付け工程(S130)と、ポリウレア吹付け及び骨材散布工程(S140)とからなる。
当該施工工法に先立って、準備工程として、施工面の周囲の飛散養生を行う。場合によっては、施工面の吊上げ穴や側面切込等に養生を行う。
下地処理工程(S110)は、施工面の油面・汚れ面を洗浄する洗浄工程(S111)と、油脂処理・錆処理・不陸調整・目粗し工程(S112)と、施工面の含水率の測定工程(S113)からなるようにするとよい。
下地処理とは、砂塵等をグラインダー等研削機で処理するハツリ処理、除去したくず等の清掃処理などを示す前処理である。詳細には、施工面の状態をよく確認し、清掃して、付着している油分、土、泥等の汚染物を除去する。また、錆や既存塗膜も除去する。また、不陸調整及び施工面の表面をケレンにより目粗しを行う。さらに、施工面の含水率を機材により測定し、含水率が8%以下になるように確認してから次の工程へ移行する。
プライマー塗布工程 (S120)は、施工面の上に、下地処理剤として、プライマーが塗布され、図2及び3に示されるプライマー塗布層11が形成される。プライマーは、吹付け方式又は手塗り方式により塗布される。また、プライマーは、主剤と硬化剤を2:1の割合に計量し充分に攪拌して塗布すると好適である。
ポリウレア吹付け工程(S130)において、使用するポリウレア樹脂Pは、メチレンジフェニルジイソシアネートとポリプロピレングリコールのコポリマーを主成分とする硬化剤と、ポリオキシプロピレンジアミンやジエチルトルエンジアミンを主成分とする主剤とを高圧で衝突かつ混合せしめて噴射することでの化学反応により形成される。
ポリウレア吹付け工程(S130)においては、プライマー塗布工程 (S120)で塗布されたプライマーが硬化しているかどうか、塗布面が乾燥しているかどうかを確認した上で、作業することに留意されたい。また、事前に、二つのドラム缶をセットした専用機械(リアクター)により、ポリウレア樹脂Pの材料として前述の硬化剤と主剤の供給を受けたポリウレア専用吹付けガンL1をセットした上で、捨て吹き後に、ポリウレア樹脂Pが適切に硬化しているかどうかを確認し、吹付け作業を行うことに留意されたい。
図5を参照する。図5は、実施例1に係る施工工法のうち、作業者がポリウレア樹脂Pを吹き付ける様子を示す図である。
図5に示すとおり、作業者W1が、ポリウレア専用吹付けガンL1を用いて、ポリウレア樹脂Pを覆工板1の上面UBに吹き付けている。ポリウレア樹脂Pの表面硬化時間は5〜10秒であるので、作業者W1は、図5の矢印方向に迅速に吹き付ける必要があることに留意されたい。また、ポリウレア吹付け工程(S130)のポリウレア樹脂Pの吹付けは、施工面から約1m離れて施工面に直接吹き付けることによって行う。
なお、上述の下地処理工程(S110)とプライマー塗布工程 (S120)とポリウレア吹付け工程(S130)は、上面UB及び側面SBに共通して行われる。
上面UBについては、上述の工程に加えて、ポリウレア吹付け及び骨材散布工程(S140)を行う。すなわち、ポリウレア吹付け工程(S130)後に、第2層のポリウレア樹脂層13及び第3層ポリウレア樹脂層14を形成するわけであるが、ポリウレア樹脂Pを施工面に吹き付けながら、同じタイミングで骨材を散布する。
図6を参照する。図6は、実施例1に係る施工工法のうち、一人の作業者W1がポリウレア樹脂Pを吹き付けながら、もう一人の作業者W2が骨材Kを散布する様子を示す図である。図6に示すとおり、作業者W1が、ポリウレア専用吹付けガンL1を用いて、ポリウレア樹脂Pを覆工板1の上面UBに吹き付け、作業者W2がリシンガンL2を用いて、骨材Kを散布している。ポリウレア樹脂Pの表面硬化時間は5〜10秒であるので、作業者W1は、図6の矢印方向に迅速に吹き付ける必要があることに留意されたい。また、ポリウレア吹付け工程(S140)のポリウレア樹脂Pの吹付けは、施工面から約1m離れて施工面に直接吹き付けることによって行う。
なお、骨材Kは、石英、二酸化ケイ素、炭化ケイ素、ヒスイ、ガラスビーズおよびこれらの混合物からなる群から選ぶことができる。
以上の工程が終わった後の上面UBに対して、ポリウレア樹脂Pの散らし吹付けを行うとよい。ポリウレア樹脂Pの散らし吹付けとは、上面UBから2m程度離れて直接吹き付けではなく、上面UBの20〜30cmくらい上の空間を狙い、霧状のポリウレア樹脂Pの粒子を上面UBに落として硬化させる。
上述の施工が終了した後、後片付けをする。養生材の片付けにおいては、舞い上がる飛散粉体を吸い込まないようマスク等着用することに留意されたい。また、すべての飛散物がなくなったことを確認した後に、防護服等の安全具を取り外す。
実施例2を表及び図面を参照して説明する。後述する表1は、実施例2に係る実証試験の結果を示す図である。
実施例2は、仮橋又は仮桟橋及び乗入れ構台・道路掘削に伴う仮設通路等に使用する、滑り止め層を備えた仮設床板において、当該滑り止め層を有することにより、その滑り止め効果が認められるかどうかについて実証試験が行われたことに関し、以下、詳細に説明する。
なお、一般社団法人日本道路協会の技術基準では「必要に応じ、舗装の性能指標として滑り抵抗値を追加すると規定」されており、その数値、すなわちBPN値を測定する必要がある。また、NEXCO東日本・中日本・西日本のすべり抵抗値の規格値を定める「舗装施工管理要領(令和2年7月)」によれば、車道についてはBPN値60以上の規格値が設定されていることから、実施例2に係る実証試験において、当該滑り止め層を備えた仮設床板のBPN値は少なくとも60以上の値があることを検証しなければならないとした。
実施例2に係る実証試験は、株式会社NIPPO 関西支店試験所(奈良県大和郡山市長安寺町441)で行われた。
なお、試験方法選定については、前述の日本道路協会の技術基準では、次の三種類の試験方法が明記されている。すなわち、滑り抵抗測定車によるすべり摩擦係数を用いる方法、DFテスタによる動的摩擦係数を用いる方法、振り子式スキッド・レジスタンステスタによる測定である。実施例2に係る実証試験について、検討した結果、滑り抵抗測定車は全国に7台のみで希望日に試験は出来ないため却下し、DFテスタによる動的摩擦係数を用いる方法については測定結果にばらつきが多いため却下し、振り子式スキッド・レジスタンステスタによる測定は、ばらつきが少なく本件実証試験に適していると判断した。
ここで、振り子式スキッド・レジスタンステスタとは、測定する舗装面を十分散水した後にスライダーを振り下ろし、測定面と接触させその時の抵抗値を目盛りで読み取り記録するもので、舗装面のすべり抵抗値(BPN)を求めることができる。
実証試験については、2020年7月の試験開始より2か月に1度の間隔により、4回(2020年7月1日、9月7日、11月12日、2021年1月7日)実施した。
上述の実証試験の各回には、本願に係るポリウレアを塗装した鉄板(寸法:1830mm×915mm)を2枚X1、X2、本願に係るポリウレアを塗装した覆工板(寸法:3000mm×1000mm)を2枚Y1、Y2、そしてこれらの数値と比較対象として、大日本塗料(株)の滑り止め特殊合成樹脂塗料「ナンスライド(登録商標)」が塗装された覆工板(寸法:3000mm×1000mm、以下、単に「ナンスライド覆工板」という。)を1枚使用した。なお、2枚ずつ用意した、ポリウレアを塗装した鉄板及びポリウレアを塗装した覆工板は無作為に選択したものであり、塗装に優劣を施しているわけではない。
図7は、本願に係るポリウレアを塗装した鉄板X1の測定箇所x11、x12、x13と、本願に係るポリウレアを塗装した覆工板Y1とにおけるすべり抵抗値(BPN)の測定箇所y11、y12、y13を示す。なお、図示していないが、すべり抵抗値(BPN)の測定箇所について、鉄板X2はX1と同一箇所x21、x2、x23にあり、覆工板Y2はY1と同一箇所y21、y22、y23にある。ナンスライド(登録商標)覆工板(図示していない)については、覆工板の中央にて測定した。
下記表1は、実証試験の各回で測定されたすべり抵抗値(BPN)を表にしたものである。各回、測定箇所の路面温度を図り、湿潤状態の路面にて測定した。
表1を詳細に説明する。
ポリウレアを塗装した鉄板X1の測定箇所x11、x12、x13のすべり抵抗値(BPN)については、それぞれ、7月1日で66、66、67、9月7日で69、66、66、11月12日で77、74、74、1月7日で85、82、80を示した。ポリウレアを塗装した鉄板X2の測定箇所x21、x22、x23のすべり抵抗値(BPN)については、それぞれ、7月1日で69,71、74、9月7日で73、73、73、11月12日で79、79、80、1月7日で85、89、88を示した。
ポリウレアを塗装した覆工板Y1の測定箇所y11、y12、y13のすべり抵抗値(BPN)については、それぞれ、7月1日で55、67、66、9月7日で76、75、78、11月12日で89、84、85、1月7日で91、93、95を示した。ポリウレアを塗装した覆工板Y2の測定箇所y21、y22、y23のすべり抵抗値(BPN)については、それぞれ、7月1日で54、54、62、9月7日で78、75、72、11月12日で83、85、83、1月7日で85、90、89を示した。
ナンスライド(登録商標)覆工板のすべり抵抗値(BPN)については、それぞれ、7月1日で83、9月7日で71、11月12日で78、1月7日で83を示した。
Figure 2022003211
そして、1月7日の測定後に、数1の数式により、路面温度を20℃における補正値を算出した。表2は、測定箇所における各回の補正値を示す。
すなわち、ポリウレアを塗装した鉄板X1の測定箇所x11、x12、x13の各回(7月、9月、11月、1月)の平均補正値は、72、73、76、72、ポリウレアを塗装した鉄板X2の測定箇所x21、x22、x23の各回の平均補正値は、77、79、79、77となった。
また、ポリウレアを塗装した覆工板Y1の測定箇所y11、y12、y13の各回の平均補正値は、66、83、86、83、ポリウレアを塗装した鉄板y2の測定箇所y21、y22、y23の各回の平均補正値は、61、82、83、78となった。
一方、ナンスライド(登録商標)覆工板の各回の補正値は、88、78、77、73となった。
Figure 2022003211
Figure 2022003211
図8は、実施例2に係る実証試験の結果について、ポリウレアを塗装した鉄板X1、X2の各回の平均補正値と、ポリウレアを塗装した覆工板Y1、Y2の平均補正値と、ナンスライド(登録商標)覆工板の補正値を比較した表及びそのグラフである。表2及び図8に示すとおり、振り子式スキッド・レジスタンステスタによる測定の結果、本願に係る滑り止め層を備える覆工板及び鉄板のすべり抵抗値(BPN)は、車道におけるBPN値60以上の規格値を超えることが証明された。また、本願に係る滑り止め層を備える覆工板及び鉄板のすべり抵抗値(BPN)は、市販されている、大日本塗料(株)の滑り止め特殊合成樹脂塗料「ナンスライド(登録商標)」が塗装された覆工板のすべり抵抗値(BPN)に比較すると、7月の測定値は低いものの、9月、11月、1月のいずれの平均補正値ともにそれよりも高いことが認められる。
以上、本発明に係る滑り止め層を備える覆工板と滑り止め層の施工工法における好ましい実施形態を説明してきたが、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本発明に係る施工工法は、狭い場所の施工であっても、大面積の施工であっても、短時間対応が可能であり、覆工板に限らず、滑り止めが必要な矩形の金属板やコンクリート床等にも活用でき、広範囲に利用することができる。
1 Y 覆工板
11 プライマー層
12 ポリウレア層
13 14 骨材を含むポリウレア層
S110 下地処理工程
S111 油面・汚れ面の洗浄
S112 油脂処理・錆処理・不陸調整・目粗し
S113 施工面の含水率の測定
S120 プライマー塗布工程
S130 ポリウレア吹付け工程
S140 ポリウレア吹付け及び骨材散布工程
P ポリウレア
K 骨材
L1 L2 吹付け装置
W1 W2 作業者
X 鉄板

Claims (4)

  1. 仮橋又は、仮桟橋及び乗入れ構台、道路掘削に伴う仮設通路等に使用する、滑り止め層を備えた仮設床板において、
    天面と側面とに、メチレンジフェニルジイソシアネートとポリプロピレングリコールのコポリマーを主成分とする硬化剤と、ポリオキシプロピレンジアミンやジエチルトルエンジアミンを主成分とする主剤とを高圧で衝突かつ混合せしめて噴射することで化学反応により形成されるポリウレア樹脂からなる滑り止め層を備え、
    前記天面は、前記滑り止め層が2〜5mmの厚みを有し前記仮設床板の寸法に応じて形成され、上層部と中層部と下層部との3層構造で、前記上層部と前記中層部とに骨材又はセラミックを含むことを特徴とする仮設床板。
  2. 断面形状が同じ複数のH形鋼をフランジ外面の高さと長手方向とを揃えて連結し、天面に上板を、側面に側板を付した覆工板において、
    前記上板と前記側板とは、メチレンジフェニルジイソシアネートとポリプロピレングリコールのコポリマーを主成分とする硬化剤と、ポリオキシプロピレンジアミンやジエチルトルエンジアミンを主成分とする主剤とを高圧で衝突かつ混合せしめて噴射することでの化学反応により形成されるポリウレア樹脂からなる滑り止め層を備え、
    前記上板は、前記滑り止め層が2〜5mmの厚みを有し前記仮設床板の寸法に応じて形成され、上層部と中層部と下層部との3層構造で、前記上層部と前記中層部とに骨材又はセラミックを含むことを特徴とする覆工板。
  3. 仮橋又は、仮桟橋及び乗入れ構台、道路掘削に伴う仮設通路等に使用する、滑り止め層を備えた仮設床板における施工面への滑り止め施工工法において、
    前記施工面の下地に対して下地処理を行う下地処理工程と、
    前記施工面にプライマーを塗布するプライマー塗布工程と、
    前記施工面に、メチレンジフェニルジイソシアネートとポリプロピレングリコールのコポリマーを主成分とする硬化剤と、ポリオキシプロピレンジアミンやジエチルトルエンジアミンを主成分とする主剤とを高圧で衝突かつ混合せしめて噴射することでの化学反応により形成されるポリウレア樹脂をするポリウレア吹付け工程と、からなり、
    さらに、前記仮設床板の天面には、前記ポリウレア樹脂を噴霧塗布しながら、骨材又はセラミックを追随して散布重層化し、第2層と第3層とを形成する工程を含むことを特徴とする仮設床板の滑り止め施工工法。
  4. 断面形状が同じ複数のH形鋼をフランジ外面の高さと長手方向とを揃えて連結し、天面に上板を、四方に側板を付した覆工板における施工面への滑り止め施工工法において、
    前記施工面の下地に対して下地処理を行う下地処理工程と、
    前記施工面にプライマーを塗布するプライマー塗布工程と、
    前記施工面に、メチレンジフェニルジイソシアネートとポリプロピレングリコールのコポリマーを主成分とする硬化剤と、ポリオキシプロピレンジアミンやジエチルトルエンジアミンを主成分とする主剤とを高圧で衝突かつ混合せしめて噴射することでの化学反応により形成されるポリウレア樹脂をするポリウレア吹付け工程と、からなり、
    さらに、前記上板には、前記ポリウレア樹脂を噴霧塗布しながら、骨材又はセラミックを追随して散布重層化し、第2層と第3層とを形成する工程を含むことを特徴とする覆工板の滑り止め施工工法。
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