JP2022000615A - 超音波厚さ測定器、及び研削装置 - Google Patents

超音波厚さ測定器、及び研削装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2022000615A
JP2022000615A JP2020105820A JP2020105820A JP2022000615A JP 2022000615 A JP2022000615 A JP 2022000615A JP 2020105820 A JP2020105820 A JP 2020105820A JP 2020105820 A JP2020105820 A JP 2020105820A JP 2022000615 A JP2022000615 A JP 2022000615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
thickness
reflected
measured
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020105820A
Other languages
English (en)
Inventor
昌史 青木
Masashi Aoki
孝行 政田
Takayuki Masada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2020105820A priority Critical patent/JP2022000615A/ja
Publication of JP2022000615A publication Critical patent/JP2022000615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

【課題】測定対象物の厚さを高精度に測定する。【解決手段】超音波厚さ測定器であって、測定対象物上に膜状の流体層を形成する流体供給ユニットと、該測定対象物に向けて該流体層を介して超音波を送波できるとともに該超音波の反射波を受波できる超音波送受波ユニットと、該超音波送受波ユニットで受波された超音波の波形から該測定対象物の厚さを算出する厚さ算出部と、を備え、該厚さ算出部は、該上面から該測定対象物中に進出し、該測定対象物の下面で反射され、該上面から該測定対象物の外部に進出して該超音波送受波ユニットに到達した第1の反射波と、該上面から該測定対象物中に進出し、該測定対象物の該下面で反射され、該上面で反射され、該下面で再び反射され、該上面から該測定対象物の外部に進出して該超音波送受波ユニットに到達した第2の反射波と、の該超音波送受波ユニットに到達する時間の差に基づいて該測定対象物の厚さを算出する。【選択図】図3

Description

本発明は、半導体で形成された板状のウェーハ等の測定対象物の厚さを測定する超音波厚さ測定器に関する。
携帯電話やコンピュータ等の電子機器に使用されるデバイスチップの製造工程では、まず、半導体等で形成されたウェーハの表面にIC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等の複数のデバイスを形成する。次に、該ウェーハを裏面側から研削して所定の厚さに薄化し、デバイス毎に該ウェーハを分割して個々のデバイスチップを形成する。ウェーハの研削は、研削装置で実施される(例えば、特許文献1参照)。
研削装置は、ウェーハを保持する保持テーブルと、該ウェーハを研削する研削ユニットと、を有する。該研削ユニットは、スピンドルと、該スピンドルの下端に装着された研削ホイールと、を備える。該研削ホイールの下面には、研削砥石が装着されている。研削ホイールと、ウェーハを保持する保持テーブルと、を互いに略平行なそれぞれの回転軸を中心に回転させ、研削ホイールを下降させて研削砥石をウェーハに接触させると、該ウェーハが研削される。
研削装置は、ウェーハが所定の厚さとなるときに研削ホイールの下降を終了できるように、研削ユニットで研削されているウェーハの厚さを測定できる厚さ計測器を研削ユニットの近傍に備える。ウェーハの裏面に接触するプローブを有する接触式の厚さ計測器が知られているが、プローブでウェーハに損傷が生じるおそれがあるため、研削装置では非接触式の厚さ計測器である超音波厚さ測定器が好適に使用される(例えば、特許文献2及び特許文献3参照)。
超音波厚さ測定器は、超音波を送受波できる超音波送受波ユニット(トランスデューサ)を有する。ウェーハの厚さを測定する際には、超音波送受波ユニットをウェーハの裏面に近づけ、該超音波送受波ユニットと、ウェーハの裏面と、の間を純水等の流体で満たし、ウェーハに向けて超音波送受波ユニットから超音波を送波する。そして、ウェーハの裏面で反射された超音波を受波するまでの時間と、ウェーハに進入し該ウェーハの表面で反射された超音波を受波するまでの時間と、の差に基づいてウェーハの厚さを算出する。
特開2003−209080号公報 特開平5−104407号公報 特開2007−199013号公報
ウェーハの裏面(上面)で反射された超音波と、ウェーハの内部に進入し該ウェーハの表面(下面)で反射された超音波と、を超音波送受波ユニットで観測したとき、両超音波の波形は一致しない。そのため、両超音波の波形を高精度に対応させることはできず、両超音波の受波されるまでの時間の差を精密に特定することもできない。すなわち、従来の超音波厚さ測定器では、ウェーハ等の測定対象物の厚さの測定精度に限界があった。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、測定対象物の厚さを高精度に測定できる超音波厚さ測定器、及び該超音波厚さ測定器を備える研削装置を提供することである。
本発明の一態様によれば、測定対象物の厚さを計測する超音波厚さ測定器であって、上方に露出した保持面を有し、該保持面に載る該測定対象物を保持できる保持テーブルと、該保持テーブルで保持された該測定対象物の上面に流体を供給し続け、該測定対象物上に膜状の流体層を形成する流体供給ユニットと、該保持テーブルで保持された該測定対象物に向けて該流体層を介して超音波を送波できるとともに該超音波の反射波を受波できる超音波送受波ユニットと、該超音波送受波ユニットで受波された超音波の波形から該測定対象物の厚さを算出する厚さ算出部と、を備え、該厚さ算出部は、該上面から該測定対象物中に進出し、該測定対象物の下面で第1の反射回数で反射され、該上面から該測定対象物の外部に進出して該超音波送受波ユニットに到達した第1の反射波と、該上面から該測定対象物中に進出し、該測定対象物の該下面で該第1の反射回数とは異なる第2の反射回数で反射され、該上面から該測定対象物の外部に進出して該超音波送受波ユニットに到達した第2の反射波と、の該超音波送受波ユニットに到達する時間の差に基づいて該測定対象物の厚さを算出することを特徴とする超音波厚さ測定器が提供される。
本発明の他の一態様によれば、測定対象物の厚さを計測する超音波厚さ測定器であって、上方に露出した保持面を有し、該保持面に載る該測定対象物を保持できる保持テーブルと、該保持テーブルで保持された該測定対象物の上面に流体を供給し続け、該測定対象物上に膜状の流体層を形成する流体供給ユニットと、該保持テーブルで保持された該測定対象物に向けて該流体層を介して超音波を送波できるとともに該超音波の反射波を受波できる超音波送受波ユニットと、該超音波送受波ユニットで受波された超音波の波形から該測定対象物の厚さを算出する厚さ算出部と、を備え、該厚さ算出部は、該上面から該測定対象物中に進出し、該測定対象物の下面で反射され、該上面から該測定対象物の外部に進出して該超音波送受波ユニットに到達した第1の反射波と、該上面から該測定対象物中に進出し、該測定対象物の該下面で反射され、該上面で反射され、該下面で再び反射され、該上面から該測定対象物の外部に進出して該超音波送受波ユニットに到達した第2の反射波と、の該超音波送受波ユニットに到達する時間の差に基づいて該測定対象物の厚さを算出することを特徴とする超音波厚さ測定器が提供される。
本発明のさらに他の一態様によれば、該保持テーブルで保持された該測定対象物を該上面から研削し、該測定対象物を薄化する研削ユニットを有する研削装置であって、該超音波厚さ測定器を備え、該保持テーブルで保持された該測定対象物の厚さを該超音波厚さ測定器で測定しながら該測定対象物を所定の厚さになるまで該研削ユニットで研削することを特徴とする研削装置が提供される。
本発明の一態様に係る超音波厚さ測定器は、超音波送受波ユニットによりウェーハ等の測定対象物に上面から超音波を入射し、該測定対象物の下面で反射された反射波を検出する。該測定対象物の内部では、上面と下面とで超音波の反射が繰り返される。そして、厚さ算出部は、反射回数が互いに異なる第1の反射波及び第2の反射波の超音波送受波ユニットに到達する時間の差に基づいて測定対象物の厚さを算出する。
ここで、本発明の一態様に係る超音波厚さ測定器が測定対象物の厚さの算出に利用する第1の反射波及び第2の反射波は、いずれも、測定対象物の内部を進行し下面で反射した超音波である。そのため、超音波送受波ユニットに到達した第1の反射波及び第2の反射波の波形は、同様の形状となる。そのため、両反射波の波形を高精度に対応させることで、両反射波の受波されるまでの時間の差を精密に特定できる。すなわち、本発明の一態様に係る超音波厚さ測定器では、測定対象物の厚さを高精度に測定できる。
したがって、本発明の一態様により、測定対象物の厚さを高精度に測定できる超音波厚さ測定器、及び該超音波厚さ測定器を備える研削装置が提供される。
研削装置を模式的に示す断面図である。 保持テーブルと、測定対象物と、超音波厚さ測定器と、を模式的に示す断面図である。 第1の反射波と、第2の反射波と、の進行経路を模式的に示す断面図である。 測定される超音波の波形を模式的に示すグラフである。 所定の角度で測定対象物に入射する超音波と、該超音波の反射波と、の進行経路を模式的に示す断面図である。
本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態に係る超音波厚さ測定器は、例えば、半導体デバイスが表面に形成されたウェーハを裏面側から研削して所定の厚さに薄化する研削装置で使用される。図1は、研削装置2を模式的に示す断面図である。また、図1には、研削装置2で研削される被加工物であるウェーハ1を模式的に示す断面図が含まれている。該ウェーハ1は、本実施形態に係る超音波厚さ測定器50による厚さの測定対象物である。
研削装置2で研削されるウェーハ1は、例えば、Si(シリコン)、SiC(シリコンカーバイド)、GaN(ガリウムナイトライド)、GaAs(ヒ化ガリウム)、若しくは、その他の半導体等の材料、または、サファイア、ガラス、石英等の材料からなる略円板状の基板等である。該ガラスは、例えば、アルカリガラス、無アルカリガラス、ソーダ石灰ガラス、鉛ガラス、ホウケイ酸ガラス、石英ガラス等である。
ウェーハ1の下面(表面)1bにはIC、LSI等の複数のデバイス(不図示)が形成される。研削装置2によりウェーハ1を上面(裏面)1a側から研削して該ウェーハ1を薄化し、デバイス毎に該ウェーハ1を分割すると、個々のデバイスチップを形成できる。研削装置2では、ウェーハ1の裏面(上面1a)側が上方に露出された状態で該裏面が研削される。ウェーハ1の表面(下面1b)側には、デバイスを保護するために、テープ状の保護部材3が貼着される。
次に、研削装置2について説明する。研削装置2は、各構成要素を支持する基台4を有する。基台4の上には、上方に露出した保持面20aを有し、該保持面20aに載るウェーハ(測定対象物)1を保持できる保持テーブル(チャックテーブル)6を備える。保持面20aは、例えば、多孔質部材20の上面によって構成される。保持テーブル6は、ウェーハ1と同程度の径を有する該多孔質部材20と、該多孔質部材20を収容する凹部が上面に形成された枠体18と、を備える。
保持テーブル6は、一端が吸引源(不図示)と接続された吸引路(不図示)を内部に有し、該吸引路の他端には多孔質部材20が接続される。保持テーブル6は、保持面20a上にウェーハ1が載せられた際に該吸引源を作動させ、多孔質部材20を通して負圧を該ウェーハ1に作用させることで該ウェーハ1を吸引保持できる。
保持テーブル6は、テーブル支持台12の上に固定されている。テーブル支持台12の下面には、基台4上に固定されたテーブル回転モータ8がスピンドル10を介して接続されている。テーブル回転モータ8を作動させると、テーブル支持台12に固定された保持テーブル6が保持面20aに交差するテーブル回転軸14の周りに回転する。
基台4の後部には支持部16が立設されている。支持部16の前面には、研削ユニット24を鉛直方向に沿って移動可能に支持する研削送りユニット26が配設されている。研削送りユニット26は、支持部16の前面に鉛直方向に沿って設けられたガイドレール28と、該ガイドレール28にスライド可能に固定された移動部30と、を備える。
移動部30の背面側には、鉛直方向に沿ったボールネジ34に螺合されたナット部32が固定されており、ボールネジ34の上端には、該ボールネジ34を回転させるパルスモータ36が接続されている。パルスモータ36を作動させてボールネジ34を回転させると、研削ユニット24を支持する移動部30が鉛直方向に沿って加工送りされる。研削送りユニット26は、例えば、高さの検出に使用できるスケールを備えてもよく、研削ユニット24を所定の高さに位置付けられる。
研削送りユニット26の移動部30に支持された研削ユニット24は、鉛直方向に沿って伸長するスピンドル42と、該スピンドル42の上端に接続されたスピンドルモータ40と、を備える。スピンドル42の下端には、円板状のホイールマウント44が配設され、該ホイールマウント44下面には研削ホイール46が固定されている。研削ホイール46の下面には、円環状に並ぶ複数の研削砥石48が装着されている。
スピンドルモータ40を作動させスピンドル42をホイール回転軸42aの周りに回転させると、研削ホイール46が回転して研削砥石48が環状軌道上を移動する。そして、研削送りユニット26を作動させて研削ユニット24を下降させ、研削砥石48を保持テーブル6に保持されたウェーハ1の上面1aに接触させると、該ウェーハ1が該上面1a側から研削される。
ウェーハ1を研削ユニット24で研削する際には、ウェーハ1の上面1aに純水等の研削液を供給する。保持テーブル6の近傍には、該保持テーブルで保持されたウェーハ1の上面1aに外部から研削液を噴射する噴射ノズル22が設けられている。噴射ノズル22は、例えば、研削ホイール46の中央下方から研削砥石48に向けて研削液を噴射する。研削液は、研削で生じる研削屑及び加工熱を速やかに除去する。
ウェーハ1を所定の厚さになるまで研削する際、研削送りユニット26で送られる研削ユニット24の送り量を監視することでウェーハ1の厚さを管理することも考えられる。しかしながら、ウェーハ1を研削する間に研削砥石48が消耗して薄くなるため、該研削送り量と、研削によるウェーハ1の除去厚さと、が一致しなくなる。そのため、ウェーハ1を所定の厚さとなるように研削するために、厚さ測定器が使用される。
保持テーブル6の近傍には、研削ユニット24で研削されているウェーハ1を測定対象物としてその厚さを測定する超音波厚さ測定器50が設けられている。ウェーハ1を所定の仕上げ厚さになるまで研削するために、超音波厚さ測定器50でウェーハ1の厚さが監視される。次に、本実施形態に係る超音波厚さ測定器50について説明する。
図2には、本実施形態に係る超音波厚さ測定器50を模式的に示す断面図が含まれている。図2では、一部の構成要素がブロック図で示されている。超音波厚さ測定器50は、内部に流体路60が形成された本体52と、該流体路60中に先端が露出した超音波送受波ユニット54と、を備える。流体路60は、本体52を一端から他端までを連通するように形成されており、該流体路60の一端側から他端側まで流体が流れる。
流体路60の一端側には、流体の供給源56に達する供給路58が接続されている。供給源56から超音波厚さ測定器50に供給される流体は、例えば、純水である。供給源56から供給される該流体は温度管理されていてもよく、例えば、室温程度の温度とされる。超音波厚さ測定器50の本体52に供給された流体は、流体路60を満たしつつ本体52の平坦な下面に形成された開口に達する。なお、該開口は、超音波送受波ユニット54の直下に形成される。
超音波厚さ測定器50が使用される際には、本体52の該下面と、測定対象物であるウェーハ1の上面1aと、が1mm以上2mm以下の所定の距離となるまで本体52がウェーハ1に近づけられる。この状態で供給源56から本体52の流体路60に流体を供給すると、該流体路60を通り抜けた該流体が、該開口からウェーハ1の上面1aに吐出される。そして、上面1a上に該流体が広がり、本体52の下面及びウェーハ1の上面1aの間で膜状の流体層62が形成される。
膜状の流体層62を構成する流体は、やがて、本体52と重なる領域の外側に流出する。しかしながら、供給源56からは次々に流体路60に流体が供給され続けられ、該開口からは流体が吐出され続ける。そのため、本体52の下面及びウェーハ1の上面の間が流体で満たされ続け、膜状の流体層62が定常的に維持され続ける。本体52の開口から流体が流出し続けるため、ウェーハ1の上面1aを研削砥石48で加工することで生じた加工屑等が、超音波送受波ユニット54と、ウェーハ1と、の間に進入することはない。
なお、供給源56から流体路60に供給される流体の供給量は、毎分1.0L〜1.5L程度とするとよい。ただし、該供給量はこれに限定されない。また、供給源56から流体路60に供給される流体は純水でなくてもよく、気体でもよい。ただし、該流体に液体を使用すると、超音波の伝播速度が比較的高くなる上、超音波の減衰も小さくなる。さらに、該流体に純水を用いると、該流体がウェーハ1を研削している研削砥石48に到達しても、実施されている研削加工が何らかの影響を受けることもない。
超音波厚さ測定器50では、超音波送受波ユニット54と、ウェーハ1と、の間が該流体で満たされている。すなわち、供給源56、供給路58、及び流体路60等は、保持テーブル6で保持された測定対象物であるウェーハ1の上面1aに流体を供給し続け、該測定対象物上に膜状の流体層62を形成する流体供給ユニットとして機能する。
そして、超音波送受波ユニット54は、保持テーブル6で保持された測定対象物であるウェーハ1に向けて流体層62を介して超音波を送波できるとともに該超音波の反射波を受波できる。超音波送受波ユニット54は、例えば、制御ユニット64に接続されている。
制御ユニット64は、マイクロプロセッサやCPU(Central Processing Unit)等の処理装置、及び、フラッシュメモリ等の記憶装置を含むコンピュータによって構成される。記憶装置に記憶されるプログラム等のソフトウェアに従い処理装置を動作させることによって、制御ユニット64は、ソフトウェアと処理装置(ハードウェア資源)とが協働した具体的手段として機能する。制御ユニット64は、例えば、研削装置2の各構成要素を制御する制御ユニットでもよい。
制御ユニット64は、超音波送受波ユニット54で受波された超音波の波形を解析できる波形解析部66を備える。後述の通り、超音波送受波ユニット54からウェーハ1に超音波70を送波させ、該超音波70の反射波72が該超音波送受波ユニット54で受波されたとき、超音波送受波ユニット54は、波形解析部66に反射波72の波形に関する情報を送る。
波形解析部66は、反射波72の波形を解析し、超音波70が送波されてから反射波72が受波されるまでの時間等の情報を作成する。また、制御ユニット64は、波形解析部66で作成された情報からウェーハ1の厚さを算出する厚さ算出部68を備える。ここで、超音波厚さ測定器50によりウェーハ1の厚さを測定する手順について説明する。
図3は、超音波送受波ユニット54と、ウェーハ1と、該超音波送受波ユニット54及び該ウェーハ1に挟まれた流体層62と、を模式的に示す断面図である。なお、図3では、超音波厚さ測定器50の本体52等を省略している。ウェーハ1の厚さを測定する際には、まず、超音波送受波ユニット54から流体層62に向けて超音波70を送波させる。すると、流体層62を伝播した超音波70がウェーハ1の上面1aに到達する。
なお、図3では、超音波70等や各反射波の進路が模式的に示されている。また、説明の便宜のため、図3では、超音波70及び各反射波の進行経路がウェーハ1の上面1aの垂直方向から一定の角度で傾斜しているように示しているが、超音波70のウェーハ1への入射角はこれに限定されない。入射角はゼロであることが好ましいが、該入射角はゼロでなくてもよい。以下、入射角がゼロである場合を例に説明する。
ウェーハ1の上面1aに到達した超音波70の一部は該上面1aで反射され、超音波70の他の一部は、ウェーハ1の内部に入射する。そして、上面1aで反射された反射波74は、超音波送受波ユニット54に到達して受波される。また、ウェーハ1の内部に入射した超音波70は、ウェーハ1の下面1bに到達し、該下面1bで反射される。
超音波70の反射波72aは、ウェーハ1の内部を再び進行してウェーハ1の上面1aに到達する。そして、ウェーハ1の上面1aに到達した反射波72aは、一部が流体層62に進行して超音波送受波ユニット54に受波される。反射波72aの他の一部は、上面1aで反射されてさらにウェーハ1の内部を進行する。
従来の超音波厚さ測定器では、ウェーハ1の上面1aで反射された反射波74と、ウェーハ1の内部に進行して下面1bで反射された反射波72aと、の超音波送受波ユニット54に到達した時間の差からウェーハ1の厚さを算出していた。反射波74の進行経路と、反射波72aの進行経路と、を比較すると、ウェーハ1の厚さの2倍に相当する差がある。
換言すると、反射波72aは、ウェーハ1の厚さの2倍に相当する長さで該ウェーハ1の内部を伝播するのに要した時間だけ反射波74に遅れて超音波送受波ユニット54に到達する。そこで、従来の超音波厚さ測定器では、ウェーハ1を進行する超音波70及び反射波72aの速度に反射波74が受波されたときから反射波72aが受波されるまでの時間を乗じ、これを2で除すことでウェーハ1の厚さを算出していた。
ここで、超音波送受波ユニット54に到達した超音波を受波した際に得られ得る該超音波の波形について説明する。図4は、超音波送受波ユニット54で受波された超音波の強度の時間変化を表すグラフ76である。縦軸が超音波の強度を表し、横軸が時間の経過を表す。
該グラフ76には、ウェーハ1の上面1aで反射され該超音波送受波ユニット54に受波された反射波74の波形82と、ウェーハ1の下面1bで反射され該超音波送受波ユニット54に受波された反射波72aの波形80aと、等が含まれている。
ここで、反射波74はウェーハ1の内部を進行していない一方で、反射波72aはウェーハ1の内部を進行しているため、超音波送受波ユニット54で受波された際の波形の形状が互いに異なる。そのため、波形82及び波形80aを精密に対応させることはできず、反射波74が受波されてから反射波72aが受波されるまでの時間を精密に特定することもできない。該時間の精度が低いため、該時間に基づいて算出されるウェーハ1の厚さの精度も低くなる。
そこで、本実施形態に係る超音波厚さ測定器50では、従来の超音波厚さ測定器とは異なり、測定対象物であるウェーハ1の厚さの算出に、反射波74が受波されてから反射波72aが受波されるまでの時間を用いない。次に、本実施形態に係る超音波厚さ測定器50でウェーハ1の厚さを算出する手順について説明する。
図3に示す通り、ウェーハ1に超音波70を送波し、ウェーハ1の下面1bで反射された反射波(第1の反射波)72aの一部は、ウェーハ1の上面1aで反射されてさらにウェーハ1の内部を進行する。この反射波(第2の反射波)72bは、ウェーハ1の下面1bで反射されてさらにウェーハ1の内部を進行してウェーハ1の上面1aから流体層62に進行して超音波送受波ユニット54に受波される。
すなわち、反射波72aは、上面1aから測定対象物(ウェーハ1)中に進出し、該測定対象物の下面1bで反射され、該上面1aから該測定対象物の外部に進出して超音波送受波ユニット54に到達した反射波である。そして、反射波72bは、上面1aから該測定対象物中に進出し、該測定対象物の下面1bで反射され、該上面1aで反射され、該下面1bで再び反射され、該上面1aから該測定対象物の外部に進出して該超音波送受波ユニット54に到達した反射波である。
図4に示す通り、グラフ76には、反射波72bの波形80bが含まれる。ここで、反射波(第1の反射波)72a及び反射波(第2の反射波)72bは、いずれもウェーハ1の内部を進行するため、図4に示す通り、波形80a及び波形80bの形状は互いに類似する。少なくとも、波形80aの形状は、波形82の形状よりも波形80bの形状に類似する。そのため、波形80aは、波形80bに比較的精密に対応させることができる。
すなわち、本実施形態に係る超音波厚さ測定器50の波形解析部66は、超音波送受波ユニット54で受波された超音波の強度の時間変化を表すグラフ76に基づいて、反射波72aが受波されてから反射波72bが受波されるまでの時間を精密に特定できる。
反射波72bは、ウェーハ1の厚さの2倍に相当する長さで該ウェーハ1の内部を伝播するのに要した時間だけ反射波72aに遅れて超音波送受波ユニット54に到達する。そこで、ウェーハ1を進行する反射波72a及び反射波72bの速度に反射波72aが受波されたときから反射波72bが受波されるまでの時間を乗じ、これを2で除すことでウェーハ1の厚さを算出できる。
本実施形態に係る超音波厚さ測定器50は、超音波送受波ユニット54で受波された超音波の波形から測定対象物であるウェーハ1の厚さを算出する厚さ算出部68を備える。厚さ算出部68は、反射波(第1の反射波)72aと、反射波(第2の反射波)72bと、の超音波送受波ユニット54に到達する時間の差に基づいて測定対象物(ウェーハ1)の厚さを算出する。
ここで、測定対象物を進行する超音波の速度は、測定対象物の材質により変化する。そこで、制御ユニット64の記憶部には、測定対象物となり得る各種の部材中を進行する超音波の速度が登録されている。また、超音波の速度は温度により変化する。そこで、例えば、研削装置2の内部の雰囲気や流体層62を構成する流体、そして、噴射ノズル22から噴射される研削液の温度が室温程度とされる場合、室温における超音波の速度が制御ユニット64の記憶部に登録されるとよい。
本実施形態に係る超音波厚さ測定器50によると、反射波72aと、反射波72bと、の受波されるまでの時間の差を精密に特定できるため、測定対象物(ウェーハ1)の厚さを精密に算出できる。
なお、上記実施形態では、ウェーハ1の下面1bで1回反射された反射波72aの波形80aと、ウェーハ1の下面1bで2回反射された反射波72bの波形80bと、に基づいてウェーハ1の厚さを算出する場合について説明した。しかしながら、本発明の一態様はこれに限定されない。すなわち、本発明の一態様では、グラフ76に現れたウェーハ1の下面1bで1回以上反射された2つの反射波の波形に基づいてウェーハ1の厚さが算出されればよい。
この場合、算出の基礎となる第1の反射波は、上面1aから測定対象物(ウェーハ1)中に進出し、該測定対象物の下面1bで第1の反射回数で反射され、該上面1aから該測定対象物の外部に進出して該超音波送受波ユニットに到達した反射波である。そして、算出の基礎となる第2の反射波は、上面1aから該測定対象物中に進出し、該測定対象物の該下面1bで該第1の反射回数とは異なる第2の反射回数で反射され、該上面1aから該測定対象物の外部に進出して該超音波送受波ユニットに到達した反射波である。
グラフ76には、ウェーハ1の下面1bで1回反射された反射波72aの波形80aと、下面1bで2回反射された反射波72bの波形80bと、下面1bで3回反射された反射波の波形80cと、下面1bで4回反射された反射波の波形80dと、が現れている。例えば、下面1bで1回反射された反射波72aを第1の反射波とし、下面1bで4回反射された反射波を第2の反射波としてもよい。
この場合、第1の反射波が受波されてから第2の反射波が受波されるまでの時間は、第2の反射波がウェーハ1の厚さの6倍に相当する長さで該ウェーハ1の内部を伝播するのに要した時間と一致する。そこで、ウェーハ1を進行する該第2の反射波の速度に該時間を乗じ、これを6で除すことでウェーハ1の厚さを算出できる。このように、厚さ算出部68は、第1の反射波及び第2の反射波の超音波送受波ユニット54に到達する時間の差に基づいて測定対象物(ウェーハ1)の厚さを算出する。
なお、上記実施形態では、超音波送受波ユニット54からウェーハ1の上面1aに該上面1aに垂直な方向から超音波70がウェーハ1に入射する場合について説明したが、本発明の一態様はこれに限定されない。すなわち、超音波70は、所定の入射角をもってウェーハ1に入射してもよい。
図5は、所定の入射角でウェーハ1に入射する超音波94と、該超音波の反射波98a,98bと、の進行経路を模式的に示す断面図である。図5に示す超音波厚さ測定器84は、超音波送受波ユニットとして機能する超音波送波部90及び超音波受波部92を収容する筒状の流体路86を有する。流体路86の内部は、流体88で満たされる。超音波送波部90から送波され流体層62を進行した超音波94は、ゼロではない所定の角度96でウェーハ1に入射する。
そして、ウェーハ1の下面1bで超音波94が反射され、その反射波98aの一部はウェーハ1の上面1aから流体層62に進み、超音波受波部92で受波される。また、反射波98aの他の一部は、ウェーハ1の上面1aで反射されてウェーハ1の内部に進行し、再びウェーハの下面1bで反射される。この反射波98bの一部は、ウェーハ1の上面1aから流体層62に進み、超音波受波部92で受波される。なお、ウェーハ1の上面1a及び下面1bにおける各超音波の入射角及び反射角は、角度96と一致する。
そして、超音波受波部92で受波された超音波が波形解析部66で解析され、該超音波の強度の時間変化を表すグラフ76から、反射波98aが受波された時間と、反射波98bが受波された時間と、の差が算出される。そして、厚さ算出部68は、反射波98a,98bの受波されるまでの時間の差に基づいてウェーハ1の厚さを算出する。このとき、厚さ算出部68は、反射波98bの入射角及び反射角である角度96を考慮する。
より詳細には、角度96の大きさをθとしたとき、反射波98a及び反射波98bの進行経路の差は、ウェーハ1の厚さの2倍に相当する長さをcosθで除した長さとなる。そこで、ウェーハ1を進行する反射波98a及び反射波98bの速度に反射波98aが受波されたときから反射波98bが受波されるまでの時間を乗じ、これにcosθを乗じて2で除すことでウェーハ1の厚さを算出できる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
1 ウェーハ
1a 上面
1b 下面
3 保護部材
2 研削装置
4 基台
6 保持テーブル
8 テーブル回転モータ
10 スピンドル
12 テーブル支持台
14 テーブル回転軸
16 支持部
18 枠体
20 多孔質部材
20a 保持面
22 噴射ノズル
24 研削ユニット
26 研削送りユニット
28 ガイドレール
30 移動部
32 ナット部
34 ボールネジ
36 パルスモータ
40 スピンドルモータ
42 スピンドル
44 ホイールマウント
46 研削ホイール
48 研削砥石
50,84 超音波厚さ測定器
52 本体
54 超音波送受波ユニット
56 供給源
58 供給路
60,86 流体路
62 流体層
64 制御ユニット
66 波形解析部
68 厚さ算出部
70,94 超音波
72,72a,72b,98a,98b 反射波
76 グラフ
80a,80b,80c,80d,82 波形
88 流体
90 超音波送波部
92 超音波受波部
96 角度

Claims (3)

  1. 測定対象物の厚さを計測する超音波厚さ測定器であって、
    上方に露出した保持面を有し、該保持面に載る該測定対象物を保持できる保持テーブルと、
    該保持テーブルで保持された該測定対象物の上面に流体を供給し続け、該測定対象物上に膜状の流体層を形成する流体供給ユニットと、
    該保持テーブルで保持された該測定対象物に向けて該流体層を介して超音波を送波できるとともに該超音波の反射波を受波できる超音波送受波ユニットと、
    該超音波送受波ユニットで受波された超音波の波形から該測定対象物の厚さを算出する厚さ算出部と、を備え、
    該厚さ算出部は、
    該上面から該測定対象物中に進出し、該測定対象物の下面で第1の反射回数で反射され、該上面から該測定対象物の外部に進出して該超音波送受波ユニットに到達した第1の反射波と、
    該上面から該測定対象物中に進出し、該測定対象物の該下面で該第1の反射回数とは異なる第2の反射回数で反射され、該上面から該測定対象物の外部に進出して該超音波送受波ユニットに到達した第2の反射波と、
    の該超音波送受波ユニットに到達する時間の差に基づいて該測定対象物の厚さを算出することを特徴とする超音波厚さ測定器。
  2. 測定対象物の厚さを計測する超音波厚さ測定器であって、
    上方に露出した保持面を有し、該保持面に載る該測定対象物を保持できる保持テーブルと、
    該保持テーブルで保持された該測定対象物の上面に流体を供給し続け、該測定対象物上に膜状の流体層を形成する流体供給ユニットと、
    該保持テーブルで保持された該測定対象物に向けて該流体層を介して超音波を送波できるとともに該超音波の反射波を受波できる超音波送受波ユニットと、
    該超音波送受波ユニットで受波された超音波の波形から該測定対象物の厚さを算出する厚さ算出部と、を備え、
    該厚さ算出部は、
    該上面から該測定対象物中に進出し、該測定対象物の下面で反射され、該上面から該測定対象物の外部に進出して該超音波送受波ユニットに到達した第1の反射波と、
    該上面から該測定対象物中に進出し、該測定対象物の該下面で反射され、該上面で反射され、該下面で再び反射され、該上面から該測定対象物の外部に進出して該超音波送受波ユニットに到達した第2の反射波と、
    の該超音波送受波ユニットに到達する時間の差に基づいて該測定対象物の厚さを算出することを特徴とする超音波厚さ測定器。
  3. 該保持テーブルで保持された該測定対象物を該上面から研削し、該測定対象物を薄化する研削ユニットを有する研削装置であって、
    請求項1及び請求項2のいずれかに記載の超音波厚さ測定器を備え、
    該保持テーブルで保持された該測定対象物の厚さを該超音波厚さ測定器で測定しながら該測定対象物を所定の厚さになるまで該研削ユニットで研削することを特徴とする研削装置。
JP2020105820A 2020-06-19 2020-06-19 超音波厚さ測定器、及び研削装置 Pending JP2022000615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020105820A JP2022000615A (ja) 2020-06-19 2020-06-19 超音波厚さ測定器、及び研削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020105820A JP2022000615A (ja) 2020-06-19 2020-06-19 超音波厚さ測定器、及び研削装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022000615A true JP2022000615A (ja) 2022-01-04

Family

ID=79241984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020105820A Pending JP2022000615A (ja) 2020-06-19 2020-06-19 超音波厚さ測定器、及び研削装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022000615A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114577152A (zh) * 2022-02-28 2022-06-03 北京烁科精微电子装备有限公司 一种基于声波的抛光垫沟槽检测方法及其检测系统

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5875013A (ja) * 1981-10-30 1983-05-06 Sumitomo Metal Ind Ltd シリコンウエハ−の厚さ測定方法
JP2001004355A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Hitachi Ltd 板厚測定方法および装置
JP2003214834A (ja) * 2002-01-22 2003-07-30 National Maritime Research Institute 超音波厚さ測定方法
JP2007199013A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Disco Abrasive Syst Ltd 厚さ計測装置および研削装置
JP2010199227A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Disco Abrasive Syst Ltd 研削装置
JP2016176884A (ja) * 2015-03-23 2016-10-06 株式会社日立製作所 超音波厚さ測定方法及び装置並びに欠陥位置検出方法
JP2020023048A (ja) * 2015-09-08 2020-02-13 株式会社東京精密 ウェーハ研削方法及びウェーハ研削装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5875013A (ja) * 1981-10-30 1983-05-06 Sumitomo Metal Ind Ltd シリコンウエハ−の厚さ測定方法
JP2001004355A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Hitachi Ltd 板厚測定方法および装置
JP2003214834A (ja) * 2002-01-22 2003-07-30 National Maritime Research Institute 超音波厚さ測定方法
JP2007199013A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Disco Abrasive Syst Ltd 厚さ計測装置および研削装置
JP2010199227A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Disco Abrasive Syst Ltd 研削装置
JP2016176884A (ja) * 2015-03-23 2016-10-06 株式会社日立製作所 超音波厚さ測定方法及び装置並びに欠陥位置検出方法
JP2020023048A (ja) * 2015-09-08 2020-02-13 株式会社東京精密 ウェーハ研削方法及びウェーハ研削装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114577152A (zh) * 2022-02-28 2022-06-03 北京烁科精微电子装备有限公司 一种基于声波的抛光垫沟槽检测方法及其检测系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102234882B1 (ko) 피가공물의 연삭 방법
KR102070465B1 (ko) 균열 두께 검출 장치
TWI713707B (zh) 元件之製造方法及研削裝置
KR101895183B1 (ko) 웨이퍼 스택에 있는 결함 및 층 두께를 측정하기 위한 측정 장치 및 측정 방법
JP2009050944A (ja) 基板の厚さ測定方法および基板の加工装置
CN107520976B (zh) 切削方法和切削装置
JP6618822B2 (ja) 研削砥石の消耗量検出方法
JP2016201452A (ja) 切削溝の形成方法
JP2011224758A (ja) 研磨方法
JP2003057027A (ja) 測定装置
CN109290940B (zh) 研磨装置及研磨方法
CN106989701B (zh) 测量间隙、厚度的方法及系统
JP5890768B2 (ja) 半導体ウエハ加工装置
JP2022000615A (ja) 超音波厚さ測定器、及び研削装置
JP2015116637A (ja) 研削方法
JP2007199013A (ja) 厚さ計測装置および研削装置
JP5890767B2 (ja) 半導体ウエハの厚み測定方法及び半導体ウエハ加工装置
US20220199407A1 (en) Grinding apparatus
US20210193521A1 (en) Device chip manufacturing method
JP2010120130A (ja) 研磨装置、研磨方法および研磨用制御プログラム
JP2021178374A (ja) 研削装置及び荷重測定方法
JP2022045713A (ja) 加工装置
JP5731134B2 (ja) 研削装置
JP2024082748A (ja) 加工装置
JP2011009561A (ja) デバイスの検査方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240112

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240305