JP2021532972A - 可動ストレーナ要素を含む排水処理用セパレータ - Google Patents
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Abstract
本発明は、排水(3)から繊維性材料(2)を分離するセパレータ装置(1)であって、排水(3)用の少なくとも1つの入口(20)と、ろ液用の少なくとも1つの第1出口(30)と、繊維性材料(2)用の少なくとも1つの第2出口(36)とを有するハウジング(4)と、ハウジング(4)に配置された少なくとも1つの中空なストレーナ要素(6)と、を備え、入口(20)は、ストレーナ要素(6)の内部に開き、第1出口(30)は、ハウジング(4)とストレーナ要素(6)との間の中間空間(9)に配置され、少なくとも1つのストレーナ要素(6)は、ハウジング(4)内において可動に配置され、ストレーナ要素(6)を移動させるドライブ(40)に係合される。本発明はさらに方法に関する。
Description
本発明は、排水から繊維性材料を分離するセパレータ装置に関する。セパレータ装置は、排水用の少なくとも1つの入口と、ろ液用の少なくとも1つの第1出口と、繊維性材料用の少なくとも1つの第2出口とを備えるハウジングを有し、ハウジング内に配置された少なくとも1つの中空のストレーナ要素を有する。入口は、ストレーナ要素の内部に開き、第1出口は、ハウジングとストレーナ要素との間の中間空間に配置される。本発明は、望ましくは、上述のタイプのセパレータ装置を用いて、排水から繊維性材料を分離する方法にさらに関する。
上述のタイプのセパレータ装置は、下水処理プラントからの排水、液状厩肥等の排水を濾過するために使用される。そこで起こる1つの問題は、ストレーナ要素が、繊維性材料によって早く詰まり、よって、バックフラッシュ(backflush)されることを要することである。繊維は、その後、濾過プロセスの間または後で除去されなければならない。しかしながら、繊維性材料がより乾燥されると、栄養の蓄積が大きくなり、よって、フィルタケーキ(cake)またはスラッジ(sludge)は大々的に乾燥されなければならない。
DE2757746からセパレータ装置は知られている。例えば、円柱状ストレーナ要素は実質的に横方向に配置され、液体は、外部から内部に半径方向にストレーナ要素を通過できる。バックフラッシュを実現するために、ストレーナ要素の内部に羽が設けられ、その内壁に沿って厳密にガイドされ、よってストレーナ要素壁を通じて液体の力積(impulse)をもたらし、よってそれから繊維性材料が分離される。
DE69003110T2は、一方が他方の内側に同心円状に配置された2つのストレーナ要素を有する縦方向に配置されたセパレータ装置を開示する。内側と外側のストレーナ要素との間にフォイル(foil)が配置され、回転し、力積(impulse)をもたらし、よってバックフラッシュを実現するように、要素の間を移動する。フォイルは、実質的に羽として実施される。
上記に対して改造されたセパレータは、WO200226348A1によって開示されている。そこで開示されたセパレータは、静的及び実質的に円柱状なストレーナ要素を備える。ストレーナ要素は、ハウジングの中に配置される。開口は、上からストレーナ要素内に開く。繊維性材料のための出口がストレーナ要素の底端に配置され、ろ液のための出口がストレーナ要素に対して半径方向に配置される。ストレーナ要素の内部にバレル状本体を移動させるようにドライブが設けられ、ストレーナ要素の半径方向内側面に対して繊維性材料を押し当てる。しかしながら、ここでは、バックフラッシュは、最善でも間接的に起こり、長期にわたって、ストレーナ要素が詰まることを防止できない。
WO2011002317A1及びWO2016009357A1から2つのセパレータが知られており、横方向に配置される。ネジまたは移動要素は、ストレーナ要素の内部に配置され、水分含量を減少させるようにストレーナ要素の半径方向内側表面に対して繊維性材料を押し当てつつ、水を横方向に移送することができる。よって、このような装置において、第1ステップにおいて、プレスネジ(press screw)によって、繊維性材料は液体から分離され、その後、第2ステップにおいて、より小さい粒子を濾過する。
実質的に円柱状のストレーナ要素と共に作用するこのようなセパレータに加えて、実質的に平坦な振動するスクリーンと共に作用するセパレータも存在する。このような解決策の1つは、DE102016008266A1に開示される。振動によってフィルタケーキを出口に移送するように、ある角度において配置される振動スクリーンに加えて、この解決策は、振動スクリーン上に配置される交換可能なスクリーン取付部を備える。出口へのフィルタケーキの移送は良く機能するが、設計が複雑であり、多くの部品が必要となる。
全体的に、知られているセパレータの設計は複雑であり、効果的なバックフラッシュは通常、可能でない。加えて、プレスネジ及び下流のフィルタを用いる2段階のプロセスは複雑であり、効率的でない。
本発明の目的は、先行技術の課題に対して改善された、上記のタイプのセパレータ装置を開示することにある。セパレータ装置は、設計において特に簡単であり、効果的なバックフラッシュが可能であり、セパレータ装置を連続的に操作することができる。
目的は、上記のタイプのセパレータ装置として、少なくとも1つのストレーナ要素は、ハウジング内において可動に配置され、ストレーナ要素を移動させるようなドライブに係合されている発明によって実現する。
先行技術とは異なり、本発明において、静的なストレーナ要素ではなく、可動なストレーナ要素が使用される。ストレーナ要素は、ドライブによって移動し、ストレーナ要素の内部及び外部の液体も移動し、よって、移動の方向によって、ストレーナ要素のバックフラッシュが可能である。ハウジングは、望ましくは、ストレーナ要素用のタンクを形成し、当該要素は当該タンク内に配置されてもよい。
全装置を囲むように、さらなるセパレータハウジングを設けてもよい。
対応する液体及び/または固体を導入する及び排出するように、様々な接続が設けられている。排水のための入口は、ストレーナ要素の内部に開き、よって繊維性材料を運ぶ排水を導入する。ろ液は、その後、ストレーナ要素と、容器またはタンクを形成するハウジングとの間の中間空間内に配置された第1出口を通じて導入される。繊維性材料のためにさらなる出口が設けられている。当該材料は、通常、完全に乾燥されないが、スラッジの形態を取り、例えば、吸引によって、ストレーナ要素の内部から除去できる。
ストレーナ要素は、望ましくは中心軸を有する。ストレーナ要素は、特に望ましくは、少なくともセグメントに沿って、望ましくは、操作の間、中心軸に沿って直交して移動する。ストレーナ要素は、望ましくは、実質的にバレル形状またはチューブ形状であり、望ましくは、円柱状または円錐状である。他の形状も想到し得る。ストレーナ要素は、望ましくは、半径方向において中心軸を囲むストレーナ要素を備える。当該ストレーナ要素は、望ましくは、円柱状の壁は、ストレーナ領域を形成し、1つまたは両方の端面が閉じていてもよい。また、ストレーナ要素は、断面において、楕円形、長方形、または多角形、または他のいずれかの任意の形状を有してもよい。中心軸は、望ましくは対称軸であって、ストレーナ要素は、望ましくは回転的に対称である。中心軸は、望ましくはストレーナ領域に対して実質的に平行に延びる。
中心軸に対して直交して移動すると、ストレーナ要素の内部及び外部の液体を動かし、ストレーナ要素壁を通じる流れを発生させ、当該流れは、中心軸に対して少なくとも部分的に直交する。繊維性材料を運ぶ液体は、よって、材料が押されるように、ストレーナ要素の内部のストレーナ要素壁に押し当てられる。ろ液も、外部からストレーナ要素壁に押し当てられ、ストレーナ要素のバックフラッシュが生じる。
ストレーナ要素は、望ましくは、操作の間において少なくともセグメントに沿って、回転軸の周りで回転する。回転は、特に簡単な動作であり、ストレーナ要素の全てのセグメントにおいてバックフラッシュが可能であることを保証する。ストレーナ要素は、よって、望ましくは、その中心軸の周りでなく、ある偏心距離において、中心軸に平行に配置された回転軸の周りで回転する。回転軸は、例えば、ハウジングの中心軸であってもよく、またはドライブの出力シャフトの回転軸であってもよい。偏心距離は、望ましくは、>0から15mm、望ましくは、>0から10mm、>0から5mm、>0から3mm、>0から1mmの範囲内にある。実施の形態において、>0の値は、0.1mm、0.2mm、または0.5mmである。しかしながら、当該値は、より高いものであってもよい。
望ましい実施の形態において、ストレーナ要素は、中心軸の周りで実質的に回転的に固定される。ストレーナ要素の中心軸周りの回転は、実質的に回避される。中心軸から逸脱した軸周りの回転は、可能であることが望ましい。例えば、ストレーナ要素は、その中心軸周りにおいて回転的に固定され、ある回転軸の周りの円形パス上で回転または移動できる。回転軸は、望ましくは、中心軸に対して平行でありまたは中心軸に対してある角度を有する。実質的に回転的に固定されたストレーナ要素は、中心軸の周りにおいて小さい回転を実行でき、中心軸の周りの回転の最大角度は、90°以下、望ましくは45°以下、特に望ましくは20°以下、さらに望ましくは10°以下の値を有すると理解されよう。
回転軸周りの回転移動は、ストレーナ要素内に受けられた排水の回転をもたらしてもよく、当該回転は、少なくとも部分的にストレーナ要素に伝達される。よって、セパレータ装置が、中心軸に対してストレーナ要素を実質的に固定するように実施され、ストレーナ要素に取り付けられた固定装置を備えることが望ましい。固定装置は、パス上、特に円形パス上におけるストレーナ要素の並進移動を可能にすることが望ましい。回転固定によって、望ましくは、排水が、ストレーナ要素壁によって、均一に分離されることが実現する。
ドライブは、望ましくは、偏心を有し、ストレーナ要素は、偏心上で回転可能に支持される。偏心の回転軸は、ストレーナ要素の中心軸からオフセットされて実施される。偏心は、望ましくはドライブのドライブシャフトに望ましくは接続される。ストレーナ要素は、望ましくは、ドライブシャフトのドライブ軸に対して偏心的に、偏心上に支持される。ドライブシャフトは、望ましくは、モータによって直接駆動される。ドライブシャフトは、さらに望ましくは、ベルトドライブまたはチェーンドライブによって駆動されてもよい。回転可能な支持部材は、偏心に対するストレーナ要素の回転を可能にする。ストレーナ要素は、望ましくは、偏心によって、円形パス上に移動してもよく、中心軸の周りの向きは実質的に維持される。ストレーナ要素は、ストレーナ要素壁の参照セグメントが、全回転移動の間、ハウジングの対応する参照セグメントに位置合わせされる場合、その中心軸の周りの向きを維持する。ストレーナ要素は、円形パス上で移動し、同一または反対の回転方向において中心軸の周りで回転することが設けられてもよい。よって、ストレーナ要素の向きは、望ましくは、周期的に変化する。ストレーナ要素は、望ましくは、少なくとも1つの転がりベアリングによって、偏心上に支持される。ストレーナ要素が、少なくとも1つのプレーン(plain)ベアリングによって支持されることが設けられてもよい。ストレーナ要素は、望ましくは、偏心上に支持されたストレーナシャフトを有する。ストレーナ要素は、望ましくは、偏心ラグ上に支持されてもよい。
中心軸は、特に望ましくは、操作において、実質的に縦方向に配置される。よって、プレスネジまたは類似品を必要とせず、濾過及びバックフラッシュを実現できる。液体は、重力の力にしたがってストレーナ要素壁を通じて進入でき、追加の要素を排除できる。
望ましい改善例において、ストレーナ要素の中心軸は、回転軸に対して角度を有する。中心軸または中心軸の投影(projection)と回転軸とは、0°以上から20°、望ましくは、0°以上から15°、特に望ましくは5°から15°の範囲内の値を有する傾斜角度を含む。
傾斜角度は、回転軸と中心軸との間に形成されるより小さい角度である。回転軸は、望ましくは、縦方向に配置され、ストレーナ要素は、縦方向に対して傾斜し、よって排水は、重力によって、ストレーナ要素壁に不均一的に衝突する。排水の不均一な衝突は、よって、ストレーナ要素壁のバックフラッシュを向上させ、及び/またはストレーナ要素壁の詰まりを防止する。ストレーナ要素の中心軸が縦方向に配置されること、及び回転軸が縦方向に対して傾斜していることが望ましくてもよい。
ストレーナ要素は、望ましくは、操作の間、タンブリング(tumbling)動作を行う。タンブリング動作は、少なくともセグメントに沿って、中心軸から間隔を有した回転軸の周りのストレーナ要素の回転であって、中心軸の周りの回転は行われない。中心軸は、望ましくは、タンブリング動作の間、1つの軸交差において、回転軸と交差する。回転軸と中心軸との交差点の位置は、特に望ましくは、タンブリング動作の間、一定である。軸交差は、望ましくは、ドライブに近位に配置されるストレーナ要素の第1端面に、または、第1端面と反対側のストレーナ要素の第2端面に位置する。分離される排水は、有利に、回転し、及び/またはタンブリング動作によって渦が形成され、よって、分離効果が増幅され及び/または繊維性材料によるストレーナ要素の詰まりが抑制される。ストレーナ要素の中心軸と回転軸とは、さらに望ましくは、互いに対してスキュー(skew)されて配置される。傾斜角度は、回転軸と、回転軸上における中心軸の投影との間で定義される。ストレーナ要素の中心軸は、望ましくは、偏心距離によって回転軸から直交して間隔を有する偏心平面内に延びる。偏心距離は、特に望ましくは、操作の間、一定である。
望ましい実施の形態において、ストレーナ要素のタンブリング動作は、円形パス動作と、相対的な上昇動作とを有する重ねた動作であり、円形パス動作と、相対的な上昇動作とは互いに対して位相シフトされる。相対的な上昇動作は、回転軸と、ストレーナ要素の回転的に固定された配置とに対して中心軸のスキューされた傾斜によってもたらされる。ストレーナ要素は、操作の間、円形パス上に、回転軸周りに回転する。回転的に固定された配置によって、ストレーナ要素は、円形パスの1周の間、ドライブに対して回転し、配置は、グローバル(global)な参照フレーム(frame of reference)において、実質的に一定である。ストレーナ要素壁は、よって、ストレーナ要素を囲むハウジング壁に対して相対的な上昇動作を描く。ストレーナ要素と囲むハウジング壁との間の最低円周方向の間隔は、よって、回転軸に沿ってシフトされる。上昇動作は、濾過を促進し、及び/またはストレーナ要素壁のバックフラッシュを可能にする。バルブ本体は、望ましくは、本体が回転の後ろに遅れるように傾斜している。ドライブに近位に配置されるストレーナ要素の第1端面は、よって、望ましくは、円形パスの1周の間、第1端面と反対側のストレーナ要素の第2端面の後ろに遅れる。ストレーナ要素の中心軸は、望ましくは、操作の間、円柱状の表面を描く。しかしながら、ストレーナ要素の第1端面が、第2端面に先立つことが望ましくてもよい。
円形パスと相対的な上昇動作との間の位相シフトは、望ましくは、5°から180°、望ましくは45°から135°の範囲内の値、特に望ましくは90°の値を有する。位相シフトは、望ましくは、ハウジング壁に近位に位置するストレーナ要素壁のセグメントが、最大加速度と上昇動作の最大相対速度とを、同時に体験するように選択される。
望ましい改善例においては、ストレーナ要素は、ジョイント要素によって、ドライブに係合される。ジョイント要素は、特に望ましくは、ストレーナ要素と偏心との間に配置される。ジョイント要素は、望ましくは、設計においてねじれ剛性を有し、ストレーナ要素の中心軸の傾斜を可能にして、よってストレーナ要素は、タンブリング動作の間の中心軸の周りに実質的に回転的に固定される。望ましくは、ジョイント要素は、少なくとも部分的にエラストマー材料によって形成される。
望ましい実施の形態においては、ドライブは、モータ及びハウジング内に延びて、ストレーナ要素を回転的に駆動するために少なくとも1つのストレーナ要素に係合されたドライブシャフトを有する。ドライブシャフトは、ハウジング内に直接的にまたは間接的にガイドされてもよい。ギアボックスは、望ましくは、モータとドライブシャフトとの間に配置される。モータは、特に、電気モータとして実施されてもよい。
さらに望ましい実施の形態において、プレス装置は、ストレーナ要素内に設けられ、ストレーナ要素壁に対して繊維性材料を押し当てるように、操作の間、ストレーナ要素壁から距離を変更するように実施される。プレス装置は、ストレーナ要素壁において、繊維性材料を圧縮して乾燥する、及びこのように、「絞り(wringing)」機能及び/または「絞り出し(squeezing)」機能のタイプに貢献することを意図している。よって、より大きい程度の繊維の乾燥は実現できる。
望ましい実施の形態において、プレス装置は、棒形状またはリング形状のプレス要素を有する。棒形状またはリング形状のプレス要素の長手軸は、望ましくは、ストレーナ要素の中心軸に対して実質的に平行に位置合わせされ、よって、棒形状またはリング形状のプレス要素は、ストレーナ要素壁の実質的に全軸延在上で延びることができる。ストレーナ要素壁の全軸長さに沿って、プレスまたは絞り機能を実現すること、及び繊維性材料の効果的な乾燥を実現することができる。したがって、棒形状またはリング形状のプレス要素は円柱状であることは、必要ではないが、望ましい。プレス要素の楕円形断面が有利である実施の形態があってもよい。
プレス要素は、ストレーナ要素内において自由に移動できることが設けられてもよい。ストレーナ要素が移動して、よってプレス要素も移動する。プレス要素がストレーナ要素内に自由に移動できると、本体に慣性力が負荷され、ストレーナ要素の回転移動の間、ストレーナ要素の方向に移動する。
あるいは、プレス要素は、ストレーナ要素内においてガイドされてもよく、または静止してもよい。ストレーナ要素が移動して、よってストレーナ要素とプレス要素との間の距離は変化して、よってプレスまたは絞り機能は実現する。
プレス要素は、望ましくは、ドライブの反対側のハウジングの第1側面に固定される。プレス要素は、例えば、ハウジングにネジ締めされてもよい。さらなる接着、フォームフィット(form-fit)及び/またはフォースフィット(force-fit)取付も望ましい。特に望ましい実施の形態において、ハウジングはカバーを有し、プレス要素がカバーに取り付けられ、セパレータ装置において同じ物と使用されてもよい。プレス要素が回転軸に沿って延びることが設けられてもよい。
望ましい改善例において、プレス要素は、ドライブに近位に配置されるストレーナ要素の第1端面と、第1端面の反対側のストレーナ要素の第2端面との間で測定されたストレーナ要素の長さの、略20%から100%、望ましくは50%から100%、特に望ましくは70%から100%未満の範囲内において、ストレーナ要素内に延びる。ストレーナ要素内にプレス要素を延ばすことによって、ストレーナ要素の体積及び/または分離効果が調節されてもよい。プレス要素の直径は、望ましくは、ストレーナ要素が移動すると、プレス要素とストレーナ要素との間の接触が回避されるように、選択される。プレス要素は、特に望ましくは、第2端面から、ストレーナ要素の底の略直ぐ上まで延びる。
望ましい実施の形態において、第2出口は、可撓性排出部材によって、ストレーナ要素に接続される。可撓性排出部材は、望ましくは、回転軸周りにおいてストレーナ要素の回転を可能にして、特に望ましくは、設計においてねじれ剛性を有する。可撓性排出部材は、中心軸周りに、ストレーナ要素を回転的に固定することが設けられてもよい。そのため、可撓性排出部材は、望ましくは、ハウジングに回転的固定的に接続されてもよい。可撓性排出部材は非可撓性要素を備えてもよいと、理解されよう。
可撓性排出部材は、望ましくは、完全に円周上シーリングな形態において、ストレーナ要素に接続される。繊維性材料は、その後、ストレーナ要素を出て、可撓性排出部材に入って、第2出口に到達することができる。可撓性排出部材は、特に望ましくは、ストレーナ要素の端面に全体的に接続する。例えば、可撓性排出部材はストレーナ要素上に取り付けられ、そこに接続されてもよい。可撓性排出部材は、望ましくは、ストレーナ要素に着脱可能に接続される。チューブカラーまたはクランピングリングがこの目的のために設けられてもよい。しかしながら、可撓性排出部材はストレーナ要素に非着脱可能に接続されてもよいと、理解されよう。
可撓性排出部材は、望ましくは、ドライブに近位に配置されるストレーナ要素の第1端面の反対側のストレーナ要素の第2端面に接続される。繊維性材料は、よって、ストレーナ要素の第2端面を通じて排出される。可撓性排出部材とプレス要素との両方は、特に望ましくは、ストレーナ要素の第2端面上に配置される。
望ましい実施の形態において、可撓性排出部材はストレーナ要素の第1端面において接続された排出ホースを有する。排出ホースの第1端は、望ましくは、ストレーナ要素上に配置され、ホースクランプによって、ストレーナ要素に固定される。可撓性排出部材は、望ましくは、ストレーナ要素の円周上に望ましくは均一に分布された、少なくとも2つの排出ホースを有する。可撓性排出部材は、さらに望ましくは、蛇腹、螺旋ホース、及び/または連結された形態において、接合されたパイプセグメントを有する。可撓性排出部材は、1つまたは複数の係合要素、1つまたは複数の円柱パイプ、及び/または1つまたは複数のパイプエルボをさらに有してもよい。排出ホースは、特に望ましくは、第2出口に接続された排出パイプ内に開く。
排出ホースの第2端は、望ましくは、ストレーナ要素を実質的に回転的に固定するように、ハウジングに接続される。排出ホースの第2端をハウジングに固定することは排出ホースが回転的に固定されることをもたらし、よって、ホースは、第1端と第2端との間で延びる長手軸の周りで回転できない。排出ホースは、望ましくは、設計においてねじれ剛性を有し、よって、排出ホースの第1端に接続されたストレーナ要素の回転が抑制される。排出ホースは、その長手軸の周りにおいて、少しのねじりを可能にして、よって、ストレーナ要素は、その中心軸の周りにおいて少しの回転動作を実行できると、理解されよう。中心軸周りのストレーナ要素の最大回転角度は、ホースのねじれ剛性によって、望ましく調節されてもよい。中心軸周りのストレーナ要素の少しの回転は、例えば、排水に存在する固体材料が詰まることを抑制するため、有利である可能性がある。排出ホースは、望ましくは、その長手軸の周りにおいて曲げることができ、よって、ホースは、回転軸周りのストレーナ要素の回転を可能にする。ストレーナ要素が円形パスに沿って移動すると、第1端は動作を望ましくは追従できる一方、第2端は静止している。しかしながら、可撓性排出部材は、ストレーナ要素を回転軸及び中心軸の周りにおいて固定して、ストレーナ要素の中心軸の傾斜を可能にすることが望ましい。
ハウジングは、望ましくは、支持要素を有し、排出ホースは支持要素に取り付けられている。支持要素は、ハウジングによって形成された空洞内に部分的に延びてもよい。支持要素は、特に望ましくは、ハウジングにおいてプレートとして実施され、繊維性材料用の通過チャネル(pass-through channel)を有する。可撓性排出部材のパイプセグメントは、支持要素を望ましく実施してもよく、または支持要素に接続されてもよい。望ましい改善例において、排出ホースは、回転ジョイントによってハウジングに接続されてもよく、ホースは、中心軸の周りにおいてストレーナ要素の回転を可能にする。
プレス要素は、望ましくは、可撓性排出部材内に少なくとも部分的に配置され、可撓性排出部材と共に、排出チャネルを形成する。プレス要素は、望ましくは、排出ホースを完全に通じて延びる。しかしながら、プレス要素は、可撓性排出部材に対して実質的に平行に延びることが設けられてもよい。排出チャネルは、望ましくは、環状チャネルとして実施される。排出チャネルの断面フロー面積は、ストレーナ要素の断面積より小さいことが望ましい。排出チャネルは、望ましくは、ストレーナ要素の外への繊維性材料の円周状対称な排出を可能にする。
望ましい実施の形態において、入口は、可撓性流入部材(infeed)によってストレーナ要素の内部に接続される。可撓性流入部材は、回転軸周りのストレーナ要素の回転を可能にする。可撓性流入部材は、望ましくは、中心軸周りの回転も可能にする。可撓性流入部材は、望ましくは、中心軸周りにおいて、ストレーナ要素を回転的に固定できる。可撓性流入部材は、特に望ましくは、実質的にねじれ剛性を有して実施される。
望ましい改善例において、可撓性流入部材は、完全に円周上シーリング形態において、ストレーナ要素に接続される。例えば、可撓性流入部材は、ストレーナ要素上に取り付けられ、そこに接続されてもよい。しかしながら、可撓性流入部材が、シーリング形態において、ストレーナ要素内に開くことが設けられてもよい。
可撓性流入部材は、望ましくは、ドライブに近位に配置されるストレーナ要素の第1端面に接続される。可撓性流入部材は、特に望ましくは、可撓性排出部材と反対側である。このような実施の形態によって、ストレーナ要素を通じた排水の均一な流れが実現できる。第1端面は、特に望ましくは、ストレーナ要素の第2端面の下に縦方向に配置され、よって排水は下からストレーナ要素内に導入される。繊維性材料の排出は、望ましくは、上から実施される。よって、ストレーナ要素からの、重力に推進された繊維性材料の排出は抑制される。
望ましい実施の形態によると、可撓性流入部材は、少なくとも1つの流入ホースを有する。可撓性流入部材は、流入蛇腹、螺旋ホース、または連結された形態において、パイプセグメントを有してもよい。流入ホースは、望ましくは、その長手軸の周りにおいて曲げることができる。可撓性流入部材は、望ましくは、第1流入ホースと、第2流入ホースとを有し、第2流入ホースは、流入チャネルを形成するように、少なくとも部分的に第1流入ホース内に延びる。流入チャネルは、望ましくは、環状のチャネルとして実施される。ドライブのドライブシャフトは、第2流入ホースを通じて延びることが設けられてもよい。よって、ドライブの1つまたは複数の要素が排水と接触することを有利に防止できる。第1流入ホースと、第2流入ホースとは、互いに隣接して配置されてもよい。可撓性流入部材は、特に望ましくは、ストレーナ要素の端面において一様に分布された複数の流入ホースを有する。可撓性流入部材は、望ましくは、流入チャネルに排水を導入するように実施されたマニホールドをさらに有する。マニホールドは、望ましくは、入口に接続されたパイプエルボとして実施される。
第1流入ホースは、ストレーナ要素の円柱状表面に完全にシーリングして接続され、第2流入ホースはストレーナ要素のステップにシーリングして接続されることが設けられてもよい。第1流入ホースは、望ましくはストレーナ要素の上に配置され、そこに固定される。第2流入ホースは、望ましくは、ストレーナ要素のステップにシーリングして接続され、ストレーナ要素は、ステップとストレーナ要素の円柱状表面との間に位置する1つまたは複数の流入開口を有する。排水の流入を可能な限り円周状対称に行うため、流入開口は、環状な隙間のセグメントとして実施されてもよい。
望ましい実施の形態において、セパレータ装置は、圧力下において、第1ストレーナ要素内に排水を導入するフィードポンプを有する。ハウジングは、望ましくは、閉鎖されており、よって、ハウジングの内部の圧力は、周囲の圧力より大きい。圧力勾配は、望ましくは、ストレーナ要素の内部と、ろ液用の第1出口との間において存在して、よってろ液は、ストレーナ要素を通じて押される。
第1出口は、望ましくは、ろ液の第1排出圧力を調節するように実施された遮断(shut-off)バルブを有する。遮断バルブは、望ましくは、ボールバルブ、ピンチバルブ、またはゲートバルブとして実施される。第2出口は、繊維性材料用の第2出口圧力を調節するように実施される遮断バルブを有することが設けられてもよい。遮断バルブは、第1出口の上流側に設けられてもよく、第1出口に流体的に接続されることと、理解されよう。遮断バルブは、第2出口の下流側に設けられてもよく、第2出口に流体的に接続されてもよい。
第1排出圧力は、望ましくは、第2排出圧力より低い。この場合、ストレーナ要素の内部と第1出口との間の圧力勾配は、対応するストレーナ要素の内部と第2出口との間の圧力勾配より大きい。セパレータ装置の分離効果を、よって向上させることができる。ろ液は、圧力勾配によってストレーナ要素を通じて押される。第1排出圧力と、第2排出圧力との比は、繊維性材料に残留しているろ液の残りの含有量をさらに影響する。
望ましい実施の形態において、セパレータ装置は、入口を形成し、実質的に回転軸に沿ってストレーナ要素の内部に延びる入口パイプを有する。入口パイプは、望ましくは、ストレーナ要素を実質的に完全に通じて延びる。上述のストレーナ要素が、望ましくは、実質的に縦方向に配置されると、この場合において、入口パイプは、望ましくは、上から、ストレーナ要素のベースプレートの略直ぐ上まで延びる。この場合において、入口パイプはプレス要素を形成してもよい。入口パイプの直径は、充分な絞り機能が実現するように選択されてもよい。絞り出しは、望ましくは、ストレーナ要素に直交して力を負荷することによるプレスも含んでもよいと、理解されよう。入口パイプは、充分な直径を実現するように、第2スリーブ内に囲まれていることも想到し得る。入口パイプの壁の厚みの変形も考慮されてもよい。
本発明は、排水から繊維性材料を分離するセパレータ装置に関し、排水用の少なくとも1つの入口と、ろ液用の少なくとも1つの第1出口と、繊維性材料用の少なくとも1つの第2出口とを備えるハウジングを有し、ハウジング内に配置された少なくとも1つの中空なストレーナ要素を有し、入口開口は、ハウジングとストレーナ要素との間の中間空間に位置して、第1出口はストレーナ要素の内部に配置され、少なくとも1つのストレーナ要素は、ハウジング内に可動に配置され、ストレーナ要素を移動させるドライブに係合される。プレス要素は、望ましくは、中間空間内に配置される。セパレータ装置の有利な実施の形態において、本発明の第1考慮の上記説明の全体を参照する。
本発明のさらなる実施の形態において、ドライブは、振動させたストレーナ要素を駆動する振動ギアボックスを有する。回転軸の周りの連続的な回転及び振動の両方のタイプの動作は、通常考慮されるべきである。2つの操作モードは、交互にまたは特定のスキームに基づいて実行することを想到し得る。振動すると、液体の前後の振動を、ストレーナ要素内において実現でき、よって、繊維性材料はストレーナ要素の内側表面上に自動的に蓄積される。特に簡易なバックフラッシュは実現する。よって、濾過は、必ず、振動下において、ストレーナ要素のトレーリング(trailing)側において生じて、バックフラッシュはストレーナ要素のリーディング(leading)側において実行される。ストレーナ要素における繊維性材料の蓄積、及びよってストレーナ要素の詰まりは防止できる。
望ましい実施の形態において、少なくとも2個、特に少なくとも3個、少なくとも4個、少なくとも5個のストレーナ要素が設けられる。望ましい数量として、10個以下のストレーナ要素の数量が特定される。例えば、4個のストレーナ要素は、液体の効率的な濾過を可能にし、一方で、増加した設計労力をもたらすことがない、良い量を示す。このような実施の形態において、少なくとも2つのストレーナ要素は、回転軸がストレーナ要素の外部にあるように配置されることが、望ましくは、設けられている。望ましくは、全てのストレーナ要素は、共通の回転軸を有する。本実施の形態において、ストレーナ要素は、共通の回転軸の周りを連動して回転する。このような実施の形態において、振動するドライブが特に望ましい。自由に可動なプレス要素が、各ストレーナ要素内に配置されることが特に適切である。
ストレーナ要素は、よって、このような場合において、液体またはスラッジを導入及び除去するように、可撓性ホースによって接続されてもよい。ストレーナ要素が振動して移動して、一方向に連続的に回転しない場合、これは特に簡単である。
ストレーナ要素は、望ましくは10μmから300μmのメッシュ寸法を有する。メッシュ寸法は、望ましくは、100−300μm、望ましくは、150−250μmの範囲内にある。さらに、メッシュ寸法が、10μmから100μm、望ましくは、10μmから50μmの範囲内にあることが望ましい。厳密なメッシュ寸法は、特に、分離の目的及び繊維性材料のタイプの観点から、濾過される排水のタイプに依存してもよい。略300−100μmの範囲内におけるメッシュ寸法は、粗い分離において望ましく、10−100μmの範囲内のメッシュ寸法は、水を多く含んだ(watery)排水の精密な分離において望ましい。
複数のストレーナ要素は、一方が他方の内側に同心円状に配置されてもよい。メッシュ寸法は、望ましくは、内側から外側に望ましくは減少する。例えば、内側のストレーナ要素は、略300−100μmの範囲内のメッシュ寸法を有してもよく、さらに外側のストレーナ要素は、略10−100μmのメッシュ寸法を有してもよい。
本発明の第2考慮において、上述の目的は、排水から繊維性材料を分離する方法によって、特に、上述の本発明の第1考慮に係るセパレータ装置の望ましい実施の形態のいずれか1つに基づくセパレータ装置を使用して、実現する。
方法は、望ましくは、少なくとも、ストレーナ要素内に繊維を運ぶ排水を導入すること、ストレーナ要素を移動させること、ストレーナ要素において排水を濾過すること、ストレーナ要素とハウジングとの間の中間空間からろ液を排出すること、ストレーナ要素の内部から繊維性材料を排出すること、のステップを有する。繊維性材料を分離する方法のステップは、望ましくは、少なくとも部分的に同時に、及び/または連続的に実行される。移動は、望ましくは、振動を有する。移動はタンブリング動作も有することが設けられてもよい。タンブリング動作は、望ましくは、回転軸に平行な流れ、及び/またはストレーナ要素の中心軸の周りの流れを生じさせる。
本発明の第1考慮に係るセパレータ装置と、本発明の第2考慮に係る方法とは、従属の請求項において特に記載されているように、同一または類似のサブ考慮を有すると理解されよう。この側面において、本発明の第1考慮に係るセパレータ装置の上記説明の全てを参照する。
方法の望ましい実施の形態は、移動方向に対してトレーリングするストレーナ要素の第1セグメントにおいて排水を濾過することと、移動方向に対してリーディングするストレーナ要素の第2セグメントにおいて、ストレーナ要素のバックフラッシュとのステップを有する。これらのステップは、望ましくは、移動が振動を有すると、実行される。ストレーナ要素壁における繊維性材料の永久的な蓄積を防止でき、繊維性材料の高濃度を有する乾燥されたスラッジは、第2出口から排出されてもよい。
方法は、繊維性材料を、プレス要素によって、ストレーナ要素のストレーナ要素壁の内側に対して押すことを有することがさらに望ましい。方法の望ましい改善例において、ストレーナ要素は中心軸周りにおいて回転的に固定される。
本発明の実施の形態は、図面を用いて下記で説明される。図面は、実施の形態を必ずしもスケール通りに示すことを意図したものでなく、図面は、説明の目的のため、概略的に及び/または少し変形した形態で示されている。図面から直接識別できる記載の補足において、該当する先行技術を参照する。したがって、実施の形態の形状及び詳細に関する様々な改造及び変更は、本発明の全体的な概念から逸脱せず、実施することができると、考慮されよう。説明、図面、及び請求項において開示される本発明の特徴は、個別に、及びいずれかの任意の組み合わせにおいて、本発明の改善例において、不可欠であってもよい。説明、図面、及び/または請求項に開示される2つまたはそれより多くの特徴の全ての組み合わせは、本発明の範囲内に入る。本発明の全体的な概念は、示された及び下記で説明された望ましい実施の形態の厳密な形態または詳細に限定されず、または、請求項に記載した事項と比較して限定的な事項に限定されない。寸法範囲が記載される箇所において、記載された限界値内の値は、限界値であり、任意に使用可能であり、及び請求項に記載できるものとして開示されるべきである。簡単のため、下記において、同一の参照符号は、同一または類似の機能を有する同一または類似の部品に使用される。
本発明のさらなる利点、特徴、詳細は、下記の望ましい実施の形態の説明及び図面から生じる。
図1によると、排水3から繊維性材料2(図5参照)を分離するセパレータ装置1は、ハウジング4と、その中に配置されたストレーナ要素6を備える。本実施の形態のハウジング4は、設計において実質的にバレル形状であり、内部空間8を規定する容器を設ける。ハウジング4は、例えば、可能性として円柱状である側壁10と、底12とを有する。ストレーナ要素6は内部空間8に配置される。ストレーナ要素6も、実質的にバレル形状を有し、本実施の形態の例示において、円柱状である。ストレーナ要素6は、ストレーナ領域を形成するストレーナ要素壁14を有する。ストレーナ領域は望ましくは、10−300μmのメッシュ寸法を有する。図1において、ストレーナ要素6の下側端面は、底端におけるストレーナ要素6を閉じるベースプレート16を有する。
ハウジング4は、排水3用の入口20を有する。入口20は、本実施の形態の例示(図1)において、ストレーナ要素6の内部に延び、ベースプレート16付近で終わる入口パイプ22によって形成される。入口20は、入口20に、排水タンク28から排水3を汲み上げるようにポンプ26が配置されるホースまたはライン24にさらに接続される。
排水3が、入口パイプ22を通じて、ポンプ26によってストレーナ要素6の内部に導入されると、排水は、ストレーナ要素壁14によって濾過され、よって、ろ液はハウジング壁10とストレーナ要素6の半径方向外側側面との間の中間空間9に入る。中間空間9からろ液を除去するように、ハウジング4はろ液用の第1出口30を有する。第1出口30は、圧力ゲージ33と遮断バルブ34が配置されるライン32に接続される。操作の間、ろ液は、通常、略0.7barで除去される。
繊維性材料2またはフィルタケーキをストレーナ要素6の内部から除去するため、ハウジングは、図1において、概略的にのみ示した第2出口36を有する。第2出口36は、圧力ゲージ38と遮断バルブ39が配置されるライン37に接続される。スラッジは、通常、略1barの圧力で除去される。
セパレータ装置1は、本実施の形態の例示において、電気モータ42を有するドライブ40をさらに備える。本実施の形態の例示(図1)の電気モータ42は、ギアボックスを有しておらず、ドライブシャフト44に直接接続される。ドライブシャフト44は、ベースプレート12内の開口45を通じて回転軸Rに沿って延び、ベアリング46に支持される。ドライブシャフト44は、ハウジング4の内部の偏心50に接続される。偏心50は、ストレーナ要素6のベースプレート16に剛性を有して接続されるストレーナシャフト52を回転可能に支持する。ストレーナ要素6は、中心軸Aを有し、偏心50上の回転可能な支持によって、中心軸Aに対して回転できる。偏心50は、ドライブシャフト44が回転すると、回転軸の周りで回転する、よって、ストレーナ要素6は、回転軸Rの周りで全体的に回転する。
ストレーナ要素6の中心軸Aは、偏心距離Eによって、回転軸Rに対してオフセットされて位置する。ドライブシャフト44が回転すると、このように、ストレーナ要素6が、中心軸に対して必ず直交して移動することが実現する。ストレーナ要素6内、及びその外側で中間空間9内の液体の移動が実現する。この構成は、特に図2から視認できる。図2は、図1によるA−A線に沿った断面を示す。偏心50は、回転軸Rの周りで時計回りに回転する(曲がった矢印参照)。偏心50は、その中心軸Aに沿ってストレーナ要素6を支持する。これは、中心軸Aは、回転軸Rの周りを、ストレーナ要素6と共に、偏心距離Eにおいて、回転する。このように、ストレーナ要素6は、ハウジング4の内部空間8を通じて回転移動で移動し、よって、中間空間9の形状が変化する。ストレーナ要素6のリーディング側6aにおいて、ストレーナ要素6は、中間空間9から離れるように液体を押して、液体の一部が、力を負荷されて、外側から内側にストレーナ要素壁14を通される(矢印参照)。リーディング領域6aにおいて、ストレーナ要素壁14の内面にくっついた繊維性材料はバックフラッシュされ、解放される。ストレーナ要素壁14の詰まりを抑制することができる。
同様に、ストレーナ要素壁14のトレーリングセグメント14b内の液体は、押されて、内側から外側にストレーナ要素壁14を通されて、よって濾過される。加えて、流れによって、ここで、ストレーナ要素6の内壁に対する繊維性材料の圧縮が生じてもよく、濾過がより効率的になる。
図1を参照すると、入口パイプ22が静止して、回転軸Rに沿って延びることをさらに視認できる。ストレーナ要素6が回転すると、当該軸は入口パイプ22に対して回転し、ストレーナ要素壁14の内面と入口パイプ22の外側表面23との間の距離P(図1参照)が変化する。入口パイプ22は、よって、ストレーナ要素6内における液体の移動をさらにもたらす。入口パイプ22は、よって、図1を参照して左側において、入口パイプ22とストレーナ要素壁14との間の相対距離Pが小さいと、ストレーナ要素壁14の内面に対して繊維性材料2を押し当てることができる。この場合、入口パイプ22は、プレス要素60として機能する。ストレーナ要素壁14の内面に対する繊維性材料2の押し当ては、実現し、よって、「絞り」及び/または「プレス」効果が実現する。入口パイプ22は、ここにおいて、実質的に円柱状であるが、他のいずれかの形状または他のいずれかの断面を有してもよく、及び特に、形状において円錐状であってもよい。
入口パイプ22の外側直径の寸法を対応して決めることによって、この効果は狙ったように影響される。
上記に対して改造される実施の形態の例示は、図3から5において示されている。同一及び類似の要素は、同一の参照符号を付されており、よって、第1実施の形態の上記説明が完全に参照される。
第2実施の形態の例示(図3−5)に係るセパレータ装置1の第1相違点は、ハウジング4内に合計4個のストレーナ要素6が配置される点である(図4参照)。4個のストレーナ要素6は、直径において、第1実施の形態の例示に係る1個のストレーナ要素6より、実質的に小さい。ストレーナ要素6は、それぞれ、2つの支持ストラット62、64によって、ハウジング4のベースプレート12の開口45を通じて延びるドライブシャフト44に接続される。ドライブシャフト44は、回転軸Rを有し、各ストレーナ要素6は中心軸A(A1、A2、A3、A4)を有する。ドライブシャフト44は、回転軸Rの周りで回転可能であり、よって、ストレーナ要素6は、偏心距離Eにおいて、回転軸Rの周りで回転できる。回転軸Rは、よって、ハウジング4内に配置された全てのストレーナ要素6の共通の回転軸を表す。
本実施の形態の例示(図3−図5)における複数のストレーナ要素6によって、本実施の形態の例示において、ベースプレート12に実施された複数の入口20が設けられている。入口20は、本実施の形態の例示において、ストレーナ要素6のベースプレート16の対応する開口を通じて延びる可撓性ホース66にそれぞれ接続される。可撓性ホース66は、ハウジング4のベースプレート12に対するストレーナ要素6の特定の回転が可能にする必要があるため、有利である。他の実施の形態は、マニホールドハウジングを有してもよく、排水の導入が可能か否かは、回転向きに依存する。
同様に、セパレータ装置1は、複数の、特に4つの第2出口36を有し、複数の第2出口36のそれぞれは、ストレーナ要素6に関連している。第2出口36は、特定のストレーナ要素6の内部に延びる可撓性ホース68に接続され、よって、繊維性材料2を各ストレーナ要素6の内部から除去できる。
ドライブ40において、さらなる相違点が存在する。ドライブは、本実施の形態の例示(図3−5)において、ベルトドライブ70によって振動ギアボックス72に最初に接続された電気モータ42を有する。振動ギアボックス72はハウジング4に延びるドライブシャフト44を有する。振動ギアボックス72は、電気モータ42の連続回転駆動動作を、回転軸Rの周りにおけるドライブシャフト44の振動に変える機能を有する。これは、本実施の形態の例示において、複数のストレーナ要素6が設けられ、可撓性ホース66、68によって関連した入口20または第2出口36に接続されるため、特に有利である。本実施の形態の例示の振動は、特定の角度範囲のみ、例えば、10°において実行される回転である。他の角度範囲、特に5−180°、望ましくは5−90°、さらに望ましくは5−15°の範囲が望ましくてもよい。5°以下、例えば、1−5°の角度範囲も望ましい。驚くことに、小さいストロークは、効果的及び効率的な分離を実現することが特定されている。増加した周波数は、小さいストロークと同時に適用されてもよい。周波数は15Hzから50Hzの範囲内であることが望ましい。
振動動作は図4に示される。ここには、図3によるB−B線に沿った断面が示され、よって、4個のストレーナ要素6が断面において明確である。ストレーナ要素6は、略90°によって互いに対してそれぞれオフセットされ、ドライブシャフト44の周りにおいて星形の配置をもたらす。8個のストレーナ要素6が設けられてもよく、または、ストレーナ要素6はそれぞれより大きい直径を有してもよい。点線は、ドライブシャフト44が振動、即ち、図4に対して前後に、時計回り及び反時計周りに移動することを示す。
図5は、第2実施の形態に係るストレーナ要素6の拡大断面図を示す。第2実施の形態の例示に係るセパレータ装置1は、第1実施の形態の例示に係るセパレータ装置1と同様に、本第2実施の形態の例示において、プレス要素60を有するプレス装置59を備える。プレス要素60は実質的に棒状であり、ストレーナ要素6の内部に配置される。要素は、ストレーナ要素6の内部において、自由に可動である。図4において示されたように、ストレーナ要素6が前後に移動すると、プレス要素60も前後に移動し、慣性力が負荷される。ストレーナ要素6が左に、例えば、または、右に移動して減速すると、即ち、図5において、左に加速すると、プレス要素は、図5において、右に移動し、図5において、右側に繊維性材料2と併せて押す、即ち、当該材料を押す。よって、「絞り」効果が実現し、繊維性材料2をさらに乾燥することができる。
第3実施の形態によると(図6、7)、セパレータ装置1は、ハウジング4と、その中に配置されたストレーナ要素6とを備える。同一及び類似の要素は、上記2つの実施の形態の例示に使用されたものと同一の参照符号が付される。この側面において、上記説明を完全に参照する。
本実施の形態のハウジング4は、設計において実質的に円柱状であり、内部空間8を定義する。ハウジング4の側壁10は設計において円柱状であり、ハウジング4は、底12及びカバー74をさらに有する。図6において、ハウジング4は、底12より低く、セパレータ装置1のベースフレーム78に接続されたドライブセグメント76を有する。ストレーナ要素6は、内部空間8に配置され、本実施の形態において、ストレーナ要素6は底12を通じて延びる。メンテナンス目的のため、ドライブセグメントはメンテナンス出口77を有する(図6には図示せず)。本実施の形態の例示において、ストレーナ要素6は、円柱状であり、ドライブ40に近位に配置された第1端面80上のベースプレート16を有する。ストレーナ要素6は、第1端面80の反対側の第2端面において開いている。
ドライブ40は、ベルトドライブ84によって、ドライブシャフト44に接続された電気モータ42を有する。ドライブシャフト44は、ベースフレーム78及びハウジング4のドライブセグメント76において、ベアリング46において、回転可能に支持される。ドライブシャフト44は、底12の開口45を通じて回転軸Rに沿って延び、偏心50に接続される。偏心50とストレーナ要素6との偏心Eによって生じるドライブシャフト44の不安定さは、バランスウェイト79によって、望ましくは、補正される。ストレーナ要素6は、ベアリングシェル88を有し、回転可能なベアリング90によって、偏心50の偏心ラグ86上に回転可能に支持され、ここでは固定及び浮遊配置において実施される。固定ベアリング92は、ボールベアリングとして実施され、浮遊ベアリング94は円柱状の転がりベアリングとして実施される。ストレーナ要素6は、偏心50上に、他の形態の転がりベアリングによって、または、プレーンベアリングによって支持されてよいと、理解されよう。ベアリング90は、キュード(queued)ベアリング配置として実施されてもよい。偏心50は、ドライブシャフト44に接続され、よって中心軸Aは回転軸Rから偏心距離Eを有する。ドライブシャフト44が、電気モータ42及びベルトドライブ84によって回転軸Rの周りで回転すると、ストレーナ要素6は回転軸Rの周りの円形パス上で回転する。円形パスの半径は、偏心距離Eによって定義される。
ハウジング4は、可撓性流入部材96によって、ストレーナ要素6の内部97に接続された(図6には図示せず、図7参照)排水3用の入口20を有する。本実施の形態の例示において、可撓性流入部材96は、第1端面80において、ストレーナ要素6に完全にシーリングして接続された第1流入ホース98を有する。第1流入ホース98の第1端100は、ストレーナ要素壁14上に配置され、そこに固定される。第1流入ホース98は、望ましくは、ストレーナ要素6上に解放可能に固定され、特に望ましくは、(図6には図示せず)ホースクラップによって固定される。第1流入ホース98の第2端102は、ハウジング4の第1中間プレート104上にシーリングしてクランプされる。貫通孔108(図7)は、可撓性流入部材96用の支持要素106として機能する第1中間プレート104として実施される。パイプエルボ110は、入口20から流入ホース98まで排水3を導入する機能を有する。可撓性流入部材96は、ストレーナ要素内に開く複数の第1流入ホース98を有してもよい。本発明の実施の形態において、第2流入ホース112は、第1流入ホース98内に配置され、第1流入ホース98と共に流入チャネル114を形成する。第2流入ホース112は、ストレーナ要素6のステップ116及び中間プレート104に、反対側の端において、シーリングして接続される。第1流入ホース98と、第2流入ホース112は可撓性を有し、よって、可撓性要素96は、回転軸Rの周りのストレーナ要素6の回転を可能にする。第1流入ホース98と第2流入ホース112は、設計において、実質的にねじれ剛性を有し、よって当該ホースは、実質的に中心軸A周りのストレーナ要素6の回転を防止する。ドライブシャフト44は、第2流入ホース112はと共に延びて、よってベアリング46と排水3との間の接触が防止される。可撓性流入部材96は、望ましくは、連結された形態において、ストレーナ要素6及び第1中間プレート104上に支持された蛇腹及び/またはパイプを有してもよい。
入口20は、排水タンク28から入口20まで排水3を汲み上げるように、ポンプ26が配置されたホースまたはライン24に接続されてもよい。排水3が、入口20、パイプエルボ110、及び入口チャネル114を通じてストレーナ要素6の内部空間97に導入されると、排水は、ストレーナ要素壁14によって濾過され、よってろ液はハウジング壁10とストレーナ要素6の半径方向外側側面との間の中間空間9に入る。ろ液を中間空間9から除去するように、ハウジング4はろ液用の第1出口30を有する(図6及び7には図示せず)。第1出口30は、ライン32に接続され、圧力ゲージ33と遮断バルブ34とを有してもよい(図6及び7には図示せず)。遮断バルブ34は、第1出口圧力を調節する機能を有する。
本実施の形態の例示において、セパレータ装置1はドライブの反対側のハウジングの第1側面118上のハウジング4の第2支持要素120上に固定されたプレス要素60を備える。プレス要素60は、ストレーナ要素6の内部空間97において第1端面80と第2端面82との間で測定されたストレーナ要素6の長さの略90%において、回転軸Rに沿って延びる中空な円柱状要素として実施される。ストレーナ要素6が回転軸Rの周りで回転すると、プレス要素60のプレス要素壁61と、ストレーナ要素壁14との間の距離が変化し、よって、「絞り効果」及び/または「プレス効果」が分離効果を増強する。部品の間の接触は、望ましくは、回避され、プレス要素60とストレーナ要素6との摩耗を最小化する。ストレーナ要素壁14にくっついた固体を剥がすように、しかしながら、ストレーナ要素6はプレス要素60に対して擦ることが望ましくてもよい。プレス要素壁61は、望ましくは、この目的において、拭く要素を有する。
可撓性排出部材122は、第2出口36をストレーナ要素6に接続する。この目的において、可撓性排出部材122は、第1端126においてストレーナ要素6にシーリングして接続された排出ホース124を有する。排出ホース124の第1端126は、ストレーナ要素6の第2端面82上に配置され、そこに固定される。排出ホース124の第2端128は、第2支持要素120にシーリングして接続され、第2支持要素120は通行チャネル130を有する。通行チャネル130は、繊維性材料2を第2出口36にガイドする(図6には図示せず、図7参照)。可撓性排出部材122は圧力ゲージ38及び遮断バルブ39を有してもよく、遮断バルブ39は、第2出口圧力を調節する。圧力ゲージ38及び遮断バルブ39は、第2出口36に対して下流側に接続されたライン37内に配置されてもよい。排出ホース124は、蛇腹または連結されたパイプとして実施してもよい。ストレーナ要素6は、排出ホース124によって、第2支持要素120に接続され、回転的に固定された形態において支持され、排出ホース124が望ましくはねじれ剛性を有する。排出ホース124は、その長手軸に対して曲げることができ、よって、回転軸Rの周りにおいてストレーナ要素6の回転動作を可能にする。ストレーナ要素6の第2端面82は、プレス要素60に対するストレーナ要素6の相対移動を可能にするカバーによって閉じていることが望ましくてもよい。可撓性排出部材122は、カバー内に開き、望ましくは、カバーの円周上において均一に分布された1つまたは複数の排出ホース124を有してもよい。プレス要素60は、排出ホース124内に延びて、プレス要素壁61と排出ホース124とが、排出チャネル132を規定する。
回転軸Rに対して実質的に直交して延びる排出チャネル132の断面積は、流入チャネル114の断面流れ断面積より、望ましくは少ない。中間空間9におけるろ液用の断面流れ面積は、排出チャネル132の断面積より大きいことも望ましい。排出チャネル132を通じる流れ抵抗は、よって、中間空間9における流れ抵抗より望ましくは大きく、分離効果が補強される。
可撓性排出部材122、及び可撓性流入部材96は、特に望ましくは、ストレーナ要素6の反対側の端面において配置される。特に有利な排水3の流れは、よって実現できる。しかしながら、排水3の流入及び排出はストレーナ要素6の同じ側において行われることが望ましくてもよい。
第4実施の形態(図8)、第5実施の形態(図9A、9B、11A、及び11B)及び第6実施の形態(図10A、10B)によると、ストレーナ要素6の中心軸Aは、回転軸Rに対して傾斜している。同一または類似の要素は、最初の2つの実施の形態で使用されたものと同一の符号が付されている。この側面において、上記説明を完全に参照する。
ストレーナ要素6のストレーナシャフト52は、ある角度において偏心50に受けられ、角度を有するベアリング134(図8)によって回転可能に支持される。ストレーナ要素6の中心軸Aは、点Pにおいて回転軸Rを交差し、回転軸と傾斜角度αを形成する。点Pは、望ましくは、ストレーナ要素6の第1端面80に近位に位置する。点Pがストレーナ要素6の第2端面82に近位に位置することが望ましくてもよい。望ましくは、点Pはストレーナ要素6の外側にある。しかしながら、点Pは、ストレーナ要素6の内部にあることが望ましくてもよい。可撓性排出部材122の第1端面126は、完全にシーリングして、第2端面82において、ストレーナ要素6に接続される。可撓性排出部材122は、よって、設計においてねじれ剛性を有し、その第2端128はハウジング4に固定され、よって、ストレーナ要素6は、中心軸Aに回転的に固定される。偏心50が、ドライブシャフト44と電気モータ42とによって駆動されると、ストレーナ要素6は、回転軸Rの周りの円形パス上で移動し、中心軸A周りのストレーナ要素6の回転は、実質的に可撓性排出部材122によって防止される。ストレーナ要素6は、タンブリング動作を実行し、傾斜ベアリング134は、偏心50に対してストレーナシャフト52の回転を可能にする。中心軸Aは、よって、円錐の表面に沿った動作を描く。ストレーナシャフト52が偏心50に固定され、よって、中心軸Aは、回転軸R周りの回転の間、円柱の表面に沿って、その長手軸は、回転軸Rに対して傾斜していることが、望ましくてもよい。
図9A及び9Bに示す第5実施の形態に係るセパレータ装置1の平面図は、中心軸Rの周りで回転するストレーナ要素6のタンブリング動作を示す。図9Bは、偏心50が90°回転した、図9Aによる平面図と同一なセパレータ装置1の平面図を示す。プレス要素60及びハウジング4は、図9A及び9Bにおいて点線によって示されている。タンブリング動作を明確にするためのみに図示された参照点R1及びR2が示すように、ストレーナ要素6は中心軸Aに対して回転的に固定される。動作の間、ストレーナ要素6は、中心軸Aに対するその向きを維持し、少なくとも円形パスのセグメントに沿って移動する。ここでは、ストレーナ要素6の全体が、円形パス上で移動する。ハウジングの側壁10と、その外側円周が線136によって示されたベースプレート16の領域内のストレーナ要素6との間で測定された第1円周距離D1は、側壁10と第2端面82の領域内のストレーナ要素6との間の垂線に沿って測定された第2円周距離D2と同様に、変化する。しかしながら、ベースプレート16は、偏心50の動作の間、ただ傾斜していることが設けられてもよく、よって第1円周距離D1が一定である。第1円周距離D1が、第2円周距離D2より小さい程度変化することは設けられてもよい。図9Aにおいて、第2円周距離D2の最小点は、参照点R2の領域に位置し、第2円周距離D2の最小点は図9Bにおける参照点R1にある。第1円周距離D1は、回転軸R周りのストレーナ要素6の回転の間変化する。第1円周距離D1と第2円周距離D2との両方は、変化することが望ましく、または、第1円周距離D1のみが変化し、第2円周距離D2が一定であることが望ましくてもよい。
可撓性流入部材96は、ここでは、第1流入ホース98として実施される(図8)。排水3は、ポンプ26によって入口20に入口パイプ22を通じて運ばれ、ストレーナ要素6内に開く可撓性流入部材96によってストレーナ要素6の内部空間97内に移動する。可撓性流入部材96は、単純ホースとして実施されてもよい。底プレート16は、回転軸R周りのストレーナ要素6の回転の間、ただ傾斜するため、可撓性流入部材96が、偏心50及び/またはドライブシャフト44上で「巻き上がる」ことを効果的に防止できる。このような「巻き挙上げ」は、底プレートが円形パス上で移動することでも、防止できると理解されよう。例えば、ドライブシャフト44及び偏心50は、可撓性流入部材96を通じて延びてもよい。可撓性流入部材96を、円周方向において、偏心50の軌跡の外側のストレーナ要素6に接続することでも、「巻き上げ」を防止できる。
本発明の第6実施形態において、ストレーナ要素6の中心軸Aは、回転軸Rに対して傾斜している。ストレーナ要素6の中心軸Aは、よって、偏心距離Eによって回転軸Rから間隔を有する偏心平面EE内に位置して、回転軸Rに対して平行である。ストレーナ要素6の中心軸Aと回転軸Rは、互いに対してスキューされて実施され、交差点を有しない(図10B)。ここで、傾斜角度αは、回転軸R上の中心軸Aの投影によって規定される(図10A)。操作の間、偏心平面EEは必ず回転軸Rに対して平行であり、その周りを回転する。本実施の形態の例示において、ストレーナ要素6は、ドライブ40によって、回転軸Rの周りの円形パス上で移動する。第1端面80は、よって、第2端面82を先立つ。図10Bに示す図面は、図10Aに示す図面に対して270°回転している。セパレータ装置のさらなる要素は、明確性のため、図10A及び図10Bには示していないと理解されよう。
第5実施の形態によると、回転軸Rは、ハウジング4の側壁10に対して平行である。回転軸Rも、望ましくは、ハウジング4に対して、傾斜していてもよい(図11B)。ストレーナ要素6は、ストレーナシャフト52及び偏心50によって、ドライブ40のドライブシャフト44に接続される。ストレーナシャフト52は、偏心50を通じて延び、そこに回転可能に支持される。ストレーナ要素6の中心軸Aは、回転軸Rに対して傾斜角度αによって傾斜している。中心軸Aの投影、または中心軸Aは、望ましくは、交差点Pにおいて、望ましくは、偏心50において、回転軸Rと交差する。特に望ましい実施の形態において、ストレーナシャフト52は、偏心ラグ86上に支持される中空シャフトとして実施される。交差点Pは、望ましくは、ストレーナ要素6の内部にあり、第1端面80と第2端面82との間で測定されたストレーナ要素6の長さL1の30%から70%までの範囲内、特に望ましくは50%にある。中心軸Aも、偏心Eによって、回転軸Rから間隔を有している(図11A及び11Bに図示せず)。ストレーナシャフト52は、直角において、第1端面8において、ストレーナ要素6内に開く。角度においてストレーナ要素6内に開くストレーナシャフトを有する実施の形態も、望ましい。ここでは、図11A及び11Bにおいて点線で示されたハウジング4の側壁10は、縦方向に配置される。第5及び第6実施の形態によるセパレータ装置は、上述の実施の形態による追加の特徴を有してもよいと理解されよう。この側面において、個別の特徴及びそれらの利点において、上記説明の全てを参照する。
操作の間、ストレーナ要素6は、ドライブシャフト44によって、円形パス上で移動し、円形パスの半径は、偏心距離Eに対応する。ストレーナ要素6の円形パス移動の間、当該要素は、偏心50に対して回転し、よって、ハウジング4におけるストレーナ要素6の向きは、実質的に同一に維持される。参照点R1の位置は、円形パス移動によらず、実質的に一定である。参照点R1の実質的に一定の位置は、ハウジング4における配置に対応すると、理解されよう。参照点R1は、ここで、中心軸Aの周りで回転せず、偏心50に定義される円形パスに沿って移動し、相対的な上昇移動を実現する。ハウジング4の側壁10とストレーナ要素壁14との間で測定された第3円周壁距離D3の絶対値は、偏心移動によって操作の間、変化する。ストレーナ要素6のストレーナ要素壁14も、相対的な上昇移動を実施し、よって、第3円周壁距離D3の相対的最小値は、中心軸Aに対して平行なストレーナ要素壁14の線に沿って、第1端面80から第2端面82まで移動する。図11Aにおいて、第3円周壁距離D3は変化可能であり、当該距離は、第1端面80に近位な最小値を有する。偏心がさらに回転すると、第3円周壁距離D3の最小値は、第1端面80から第2端面82に向かって連続的に移動する。第3円周壁距離D3の絶対値は、よって、円形パス上のストレーナ要素6の移動によって変化する。第1最小値から180°オフセットされて配置される第3円周壁距離D3の第2最小値は、同時に、第2端面82から第1端面80に移動すると理解されよう。
ストレーナ要素6の相対的上昇動作は、偏心50によって規定されるストレーナ要素6の回転から位相シフトされる。相対的上昇動作は、ストレーナ要素の一部によって部分的にのみ実施されてもよいと理解されよう。相対的上昇動作は、望ましくは、ストレーナ要素壁14内の領域において実現し、相対的高さは、ストレーナ要素の中心において一定である。ここでは、相対的上昇動作は、円形パスから、略90°の値において遅れる。図11Aにおいて、偏心50は、図面の平面外に延び、よって、中心軸Aは、回転軸Rの前に位置する。相対的上昇動作は、略90°によって位相シフトされ、第1端面80の近位に位置する第3円周壁距離D3の最小値から開始する。図11Bにおいて、偏心は右を向き、相対的上昇動作は、中間位置を取っている。第3略中性(circumneutral)壁距離D3は、第1端面80と第2端面82との間において、実質的に一定である。本実施の形態の例示において、相対的上昇動作は、円形パス動作から遅れる。相対的上昇動作によって、繊維性材料2及び/またはろ液は、第1端面80から第2端面82に移動してもよい。上昇動作が反対方向に延び及び/または上昇動作は円形パス移動を先立つ実施の形態も、望ましい。プレス要素60に対するストレーナ要素6の第2上昇動作は、180°によって位相シフトされる。図11Bにおいて、相対的上昇動作の速度は最大であり、同時に、最大圧力が、排水3の加速によって、参照R4におけるストレーナ要素6上に作用する。円形パス上のストレーナ要素6の動作によって生じる参照点における第1加速度は、ストレーナ要素6が、参照点の領域におけるハウジング4の側壁10に対して平行に配置されるときに、望ましくは最大値にある。特に効率的な分離を、よって、実現することができ、及び/またはストレーナ要素6の詰まりを防止できる。ストレーナ要素壁14上に蓄積する繊維性材料2は、タンブリング動作、特に望ましくは、相対的上昇動作によって、第2出口36の方向に特に望ましく移動する。
Claims (56)
- 排水(3)から繊維性材料(2)を分離するセパレータ装置(1)であって、
排水(3)用の少なくとも1つの入口(20)と、ろ液用の少なくとも1つの第1出口(30)と、繊維性材料(2)用の少なくとも1つの第2出口(36)とを有するハウジング(4)と、
前記ハウジング(4)に配置された少なくとも1つの中空なストレーナ要素(6)と、を備え、
前記入口(20)は、前記ストレーナ要素(6)の内部に開き、前記第1出口(30)は、前記ハウジング(4)と前記ストレーナ要素(6)との間の中間空間(9)に配置され、
少なくとも1つの前記ストレーナ要素(6)は、前記ハウジング(4)内において可動に配置され、前記ストレーナ要素(6)を移動させるドライブ(40)に係合される、セパレータ装置(1)。 - 前記ストレーナ要素(6)は、中心軸(A)を有する、請求項1に記載のセパレータ装置。
- 前記ストレーナ要素(6)は、操作の間、少なくとも前記中心軸(A)に直交するセグメントに沿って、望ましくは全体的に移動する、請求項2に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記ストレーナ要素(6)は、操作の間、少なくともセグメントに沿って、回転軸(R)の周りにおいて回転する、請求項2または3に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記ストレーナ要素(6)は、前記中心軸(A)の周りにおいて実質的に回転的に固定される、請求項2から4のいずれか一項に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記ドライブ(4)は、偏心(50)を有し、
前記ストレーナ要素(6)は、前記偏心(50)上に回転可能に支持される、請求項1から5のいずれか一項に記載のセパレータ装置(1)。 - 前記中心軸(A)は、操作において、実質的に縦方向に配置される、請求項1から6のいずれか一項に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記ストレーナ要素(6)の前記中心軸(A)は、偏心距離(E)によって、前記回転軸(R)に対して平行にオフセットされる、請求項3から7のいずれか一項に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記ストレーナ要素(6)の前記中心軸(A)は、前記回転軸(R)に対して角度を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記ストレーナ要素(6)は、操作の間、タンブリング動作を実行する、請求項9に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記ストレーナ要素(6)の前記タンブリング動作は、円形パス動作と相対的上昇動作を有する重ねた動作であり、
前記円形パス動作及び前記相対的上昇動作は、互いに対して位相シフトされる、請求項5に従属する請求項10に記載のセパレータ装置(1)。 - 前記円形パス動作と前記相対的上昇動作との間の位相シフトは、5°から180°、望ましくは45°から135°の範囲内の値、特に望ましくは90°の値を有する、請求項11に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記ストレーナ要素(6)は、ジョイント要素によって前記ドライブ(40)に係合される、請求項10に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記ストレーナ要素(6)は、実質的に円柱状である、請求項1から13のいずれか一項に記載のセパレータ装置。
- 前記ストレーナ要素(6)は、実質的に円錐状である、請求項1から13のいずれか一項に記載のセパレータ装置。
- 前記ドライブ(40)は、モータ(42)と、前記ハウジング(4)内に延び、前記ストレーナ要素(6)を回転的に駆動するように少なくとも1つの前記ストレーナ要素(6)に係合されるドライブシャフト(44)と、を有する、請求項1から15のいずれか一項に記載のセパレータ装置。
- プレス装置(59)が前記ストレーナ要素(6)内に設けられ、ストレーナ要素壁(14)に対して繊維性材料(2)を押すように、操作の間、前記ストレーナ要素壁(14)からの距離(P)を変化させるように実施される、請求項1から16のいずれか一項に記載のセパレータ装置。
- 前記プレス装置(59)は、棒状またはチューブ状のプレス要素(60)を有する、請求項17に記載のセパレータ装置。
- 前記プレス装置(59)は、円錐状のプレス要素(60)を有する、請求項17に記載のセパレータ装置。
- 前記プレス要素(60)は、前記ストレーナ要素(6)内において、自由に移動できる、請求項18または19に記載のセパレータ装置。
- 前記プレス要素(60)は、前記ストレーナ要素(6)内において、ガイドされるまたは静止している、請求項18または19に記載のセパレータ装置。
- 前記プレス要素(60)は、前記ドライブの反対側の前記ハウジング(4)の第1側面(118)に固定される、請求項21に記載のセパレータ装置。
- 前記プレス要素(60)は、前記回転軸(R)に沿って延びる、請求項4に従属する請求項21、または請求項4に従属する請求項22に記載のセパレータ装置。
- 前記プレス要素(60)は、前記ドライブ(40)に近位に配置される前記ストレーナ要素(6)の第1端面(80)と、前記第1端面(80)の反対側の前記ストレーナ要素(6)の第2端面(82)との間で測定される前記ストレーナ要素(6)の長さ(L1)の、20%から100%、望ましくは50%から100%、特に望ましくは70%から100%未満の範囲において、前記ストレーナ要素(6)内に延びる、請求項22または23に記載のセパレータ装置。
- 前記ストレーナ要素(6)は、望ましくは、10μmから300μmのメッシュ寸法を有する、請求項1から24のいずれか一項に記載のセパレータ装置。
- 前記第2出口(36)は、可撓性排出部材(122)によって、前記ストレーナ要素(6)に接続される、請求項1から25のいずれか一項に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記可撓性排出部材(122)は、前記中心軸(A)周りで前記ストレーナ要素(6)を回転的に固定する、請求項5に従属する請求項26に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記可撓性排出部材(122)は、完全にシールされた態様において前記ストレーナ要素(6)に接続される、請求項26または27に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記可撓性排出部材(122)は、前記ドライブ(40)に近位に配置された前記ストレーナ要素(6)の前記第1端面(80)の反対側の前記ストレーナ要素(6)の第2端面(82)に望ましくは接続される、請求項26から28のいずれか一項に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記可撓性排出部材(122)は、第1端(126)において前記ストレーナ要素(6)に接続される排出ホース(124)を有する、請求項26から29のいずれか一項に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記排出ホース(124)の第2端(128)は、前記ストレーナ要素(4)を実質的に回転的に固定するように、前記ハウジング(4)に接続される、請求項30に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記プレス要素(60)は、少なくとも部分的に可撓性排出部材(122)内に配置され、前記可撓性排出部材(122)と共に排出チャネル(132)を形成する、請求項22から24のいずれか一項に従属する請求項26から31のいずれか一項に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記入口(20)は、可撓性流入部材(96)によって、前記ストレーナ要素(6)の内部(97)に接続される、請求項1から32のいずれか一項に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記可撓性流入部材(96)は、完全にシールされた形態において、前記ストレーナ要素(6)に接続される、請求項33に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記可撓性流入部材(96)は、前記ドライブ(40)に近位に配置された前記ストレーナ要素(6)の第1端面(80)に接続される、請求項33または34に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記ドライブ(40)の前記ドライブシャフト(44)は、前記可撓性流入部材(96)を通じて、少なくとも部分的に延びる、請求項35に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記可撓性流入部材(96)は、少なくとも1つの流入ホースを有する、請求項33から36のいずれか一項に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記可撓性流入部材(96)は、望ましくは、第1流入ホース(98)と、第2流入ホース(112)とを有し、
前記第2流入ホース(112)は、流入チャネル(114)を形成するように、前記第1流入ホース(98)内に少なくとも部分的に延びる、請求項37に記載のセパレータ装置(1)。 - 前記第1流入ホース(98)は、前記ストレーナ要素(6)の円柱状表面に完全にシールして接続され、
前記第2流入ホース(112)は前記ストレーナ要素(6)のステップ(116)にシールして接続される、請求項38に記載のセパレータ装置(1)。 - 圧力下で、前記ストレーナ要素(6)内に排水(3)を導入するフィードポンプをさらに備える、請求項1から39のいずれか一項に記載のセパレータ装置(1)。
- 前記第1出口(30)は、望ましくは、ろ液の第1排出圧力を調節するように実施される遮断バルブ(34)を有する、請求項40に記載のセパレータ装置。
- 前記第2出口(36)は、繊維性材料(2)の第2排出圧力を調節するように実施される遮断バルブ(39)を有する、請求項40または41に記載のセパレータ装置。
- 前記第1排出圧力は、前記第2排出圧力より低い、請求項41に従属する請求項42に記載のセパレータ装置。
- 前記入口(20)を形成し、前記回転軸(R)の軸に実質的に沿って前記ストレーナ要素(6)の内部に延びる入口パイプ(22)を有する、請求項2から32のいずれか一項、または請求項40から43のいずれか一項に記載のセパレータ装置。
- 前記入口パイプ(22)は、前記プレス要素(60)を形成する、請求項18に従属する請求項44、または請求項19に従属する請求項44に記載のセパレータ装置。
- 前記ドライブ(40)は、振動する形態において、前記ストレーナ要素(6)を駆動する振動ギアボックス(72)を有する、請求項1から45のいずれか一項に記載のセパレータ装置。
- 少なくとも2つの前記ストレーナ要素(6)を設ける、請求項1から46のいずれか一項に記載のセパレータ装置。
- 少なくとも2つの前記ストレーナ要素(6)は、前記回転軸(R)が前記ストレーナ要素(6)の外側にあるように配置される、請求項4に従属する請求項47に記載のセパレータ装置。
- 排水(3)から繊維性材料(2)を分離する方法であって、
望ましくは、請求項1から48のいずれか一項に記載のセパレータ装置(1)を使用し、
−繊維を運ぶ排水(3)を中空のストレーナ要素(6)に導入することと、
−前記ストレーナ要素(6)を移動させることと、
−前記ストレーナ要素(6)において、排水(3)を濾過することと、
−ろ液を、前記ストレーナ要素(6)とハウジング(4)との間の中間空間(9)から排出することと、
−前記ストレーナ要素(6)の内部から繊維性材料(2)を排出することと、
を少なくとも有する、方法。 - 前記ストレーナ要素(6)は、中心軸(A)を有する、請求項49に記載の方法。
- 前記移動は、少なくともセグメントにおいて、望ましくは全体的に、前記中心軸(A)に直交して実行される、請求項50に記載の方法。
- 前記移動は、タンブリング動作を有する、請求項49または50に記載の方法。
- 前記移動は、振動を有する、請求項49から51のいずれか一項に記載の方法。
- −移動方向に対して、トレーリングする前記ストレーナ要素(6)の第1セグメント(6b)において、排水(3)を濾過することと、
−移動方向に対して、リーディングする前記ストレーナ要素(6)の第2セグメント(6a)において、前記ストレーナ要素(6)をバックフラッシュすることと、
をさらに有する、請求項49から53のいずれか一項に記載の方法。 - −プレス要素(60)によって、前記ストレーナ要素(6)の前記ストレーナ要素壁(14)の内側に対して繊維性材料(2)を押すことと、
をさらに有する、請求項49から54のいずれか一項に記載の方法。 - 前記ストレーナ要素(6)は、前記中心軸(A)の周りで回転的に固定される、請求項49から55のいずれか一項に記載の方法。
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