JP2021527180A - ブレードホイールの解体のための保持システム - Google Patents

ブレードホイールの解体のための保持システム Download PDF

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Abstract

本開示は、ブレードホイール1を解体するための保持システム19において、前記ブレードホイール1は、ディスク2と、前記ディスク2の周囲に周方向に装着されるように構成された複数のブレード3であって、前記複数のブレード3が複数のブレード間空間15を画定し、前記複数のブレード間空間15の各々は、前記複数のブレード3の隣接する2つのブレード3a、3bの間に周方向に画定された、複数のブレード3とを備え、前記保持システム19は複数の挿入体21を備え、前記複数の挿入体21の各々が、前記複数のブレード3が前記ディスク2から解体されたときに前記複数のブレード3の相対位置を保持するように保持位置で前記複数のブレード間空間15のそれぞれに挿入されるように構成されている、ブレードホイール1を解体するための保持システムに関する。
【選択図】図7

Description

本開示は、ブレードホイールの解体のための保持システム及びブレードホイールの解体方法に関する。
従来技術、特に特許文献1(仏国特許出願公開第3008448号明細書)から、タービンロータであって、ブレードホイール1、すなわち、図1に示されているロータの軸線を中心として回転駆動させられるように構成されてクラウンを形成する、ブレードホイール1と、その周囲に一組のブレード3が周方向に装着されたディスク2とを備えている、タービンロータが知られている。これらブレード3を保持リング17によって軸線方向に保持することも知られている。動作時において、保持リング17はディスク2よりも急速な摩耗を受ける。それゆえ、保持リング17をより定期的に交換する必要がある。しかしながら、保持リング17に到達して交換できるようにするためには、使用済みの保持リングを備えるブレードホイールの下流側に配置されたブレードホイールを引き出す必要がある。しかしながら、下流側に配置された異なる動翼ホイールのブレードを引き出すには、1枚ずつブレードをディスクから引き出し、その後、保持リングを交換した後、動翼ホイールのブレードを1枚ずつ組み直す必要がある。このタイプの動作は、時間がかかり、かなりのコストがかかる。
仏国特許出願公開第3008448号明細書
本開示は、上述の不利益の全て又は一部を解決することを目的とする。
このために、本開示は、ブレードホイールを解体するための保持システムにおいて、前記ブレードホイールは、ディスクと、前記ディスクの周囲に周方向に装着されるように構成された複数のブレードであって、前記複数のブレードが複数のブレード間空間を画定し、前記複数のブレード間空間の各々は、前記複数のブレードの隣接する2つのブレードの間に周方向に画定された、複数のブレードとを備え、前記保持システムは複数の挿入体を備え、前記複数の挿入体の各々が、前記複数のブレードが前記ディスクから解体されたときに前記複数のブレードの相対位置を保持するように保持位置で前記複数のブレード間空間のそれぞれに挿入されるように構成されている、ブレードホイールを解体するための保持システムに関する。
前記ブレードホイールの対称軸(又は準対称軸)は、その軸線と呼ばれる。この軸線は、ブレードホイールの回転軸線に対応する。軸線方向は、ブレードホイールの軸線の方向に対応し、半径方向は、ブレードホイールの軸線に垂直で、この軸線と交差する方向である。同様に、軸平面は、ブレードホイールの軸線を含む平面であり、半径方向平面は、この軸線に垂直な平面である。
円周は、半径方向平面に属する円であり、円の中心はブレードホイールの軸線に属するものと理解される。周方向とは、円周に追従する方向である。
特に指定がない限り、内側(inner)、内側(internal)、外側(outer)及び外側(external)の形容詞は、半径方向を基準として、要素の内側部分が同じ要素の外側部分よりも半径方向においてブレードホイールの軸線に近くなるように、使用される。
これらの配置により、下流に配置された動翼ホイールを解体する必要なく、所定のブレードホイールのディスクを解体することによって保持リングに到達することができる。従って、この所定の可動ブレードホイールによって担持される損傷した保持リングへ到達するための時間節約が得られる。実際、ブレードの相対的な位置は保持され、ディスク上の全てのブレードを1つずつ解体又は再組立する必要なく、1回の操作で解体及び再組立することが可能である。このように、ブレードホイールの解体及び再組立はより迅速かつ効果的である。また、ディスクにかかる力を挿入体が吸収することで、ディスクの解体が容易になる。
保持位置は、ブレード間空間の半径方向における所定の高さに位置する。
挿入体が保持位置にある場合、挿入体の半径方向における中心が所定の高さに位置する。
例えば、挿入体の保持位置は、複数のブレードをより良好に保持するために、ディスクに最も近いことが好ましい。
特定の実施形態では、ブレードホイールは、さらに、ディスク上で複数のブレードを軸線方向に保持するように構成された保持リングを備える。
特定の実施形態において、前記複数のブレードの各ブレードは、ブレードの長手方向においてその順に配置された、根元部と、翼部と、先端部とを備える。ブレードをディスクに装着する場合、ブレードの長手方向は半径方向に対応する。
特定の実施形態では、挿入体の保持位置は、半径方向においてブレード根元部とブレード間空間の中心との間で画定れたブレード間空間の内側部分に位置する。
各挿入体の少なくとも1つの部分は、2つの隣接するブレードの間に画定されるブレード間空間に対応する形状を有することが理解される。さらに、挿入体の少なくとも1つの部分は、隣接する2つのブレードのうちのブレードの一部の形状に適合する。
保持位置において、各挿入体は、ブレード間空間を画定する隣接する2つのブレードのそれぞれに対して、かつ好ましくは直接的に配置されることが理解される。
特定の実施形態では、挿入体の各々は、アルミニウム系合金の少なくとも1つの部分、及び/又は、75〜100のショアA硬度を有するポリマーを備える。
「系(based on)」が意味するものは、少なくとも50質量%のアルミニウムを含む合金である。
例えば、挿入体は、ポリマーで覆われたアルミニウム系合金を備える部分を備えうる。
例えば、ポリマーは樹脂である。
アルミニウムを備える少なくとも1つの部分、又は、75〜100のショアA硬度を有するポリマーは、ブレードと接触する部分であることが理解される。
例えば、少なくとも1つの部分は、アルミニウム系合金、及び/又は、75〜100のショアA硬度を有するポリマーからなる。
ブレードを形成する材料は、アルミニウム系合金、及び/又は、75〜100のショアA硬度を有するポリマーよりも軟らかくないことが理解される。
したがって、挿入体がその保持位置に設置されると、ブレードと接触する挿入体の部分よりも硬い材料で形成されるブレードを損傷する危険性がより制限される。
特定の実施形態では、挿入体は、ブレードの翼部の半径方向における高さの10%以上の半径方向の厚さを有する。
ブレードの翼部の高さが意味するのは、ブレード根元部のプラットフォームとブレード先端部のプラットフォームとの間の最大の距離である。
したがって、複数のブレードとの十分な接触面が保証され、これらブレードの互いに対する位置の保持がより効果的である。
例えば、約100mmの翼部の高さに対して、厚さは約10mmである。
特定の実施形態では、挿入体は、第1部分と第2部分とを備える。第1部分は、ブレード間空間に挿入されることを意図した挿入体の部分である。第2部分は、例えば、挿入体の装着に役立つ。第1部分の軸線方向におけるより大きな長さは、10mm〜20mmであり、すなわち、軸線方向におけるブレードの翼部の長さの70%〜100%である。
特定の実施形態では、保持システムは、複数の挿入体のうちの1つの挿入体に装着されるように構成された把持部を備え、この把持部は、挿入体の把持を可能にし、挿入体のブレード間空間への装着を容易にするように構成されている。
従って、複数の挿入体のブレード間空間への挿入中の操作が容易になる。
例えば、把持部により、挿入体の形状に追従する動きによって、挿入体をその保持位置で直接的に装着することを可能にすることができる。実際、把持部は、レバーアームを形成することができ、このため、挿入体を保持位置に直接挿入するために、挿入体に十分な力を加えることができる。
特定の実施形態では、保持システムは、複数の挿入体を位置決めする装置を備え、複数の挿入体の各挿入体は、複数の挿入体を所定の位置に保持するように、すなわち、複数の挿入体が保持位置に配置されるように、位置決め装置に当てられるように構成される。
したがって、複数の挿入体は、周方向に実質的に整列され、これによって、複数のブレードにかかる力のバランスをとることができ、また、複数のブレードの互いに対する位置をより効果的に保持することができ、ディスクの解体を容易にすることができる。
例えば、位置決め装置は、ブレードの寸法公差や分散を補償するように、複数の挿入体の半径方向におけるわずかに異なる保持位置を可能にする。
これは、「実質的に(substantially)」又は「わずかに(slightly)」が意味することは、複数の挿入体のそれらの保持位置における半径方向の実高さが、所定の高さに対して最大で5%異なることである。
位置決め装置は、複数の挿入体の半径方向の固定を可能にし、これにより、特にディスクが解体されるときに、複数のブレードと複数の挿入体を備えるアセンブリの完全性を保証する。
特定の実施形態において、位置決め装置は、位置決めリングを備え、位置決めリングは、挿入体の位置決めリングにおける締結を可能にする締結要素を備える。
したがって、複数の挿入体がそれらの保持位置に保持され、これにより、複数のブレードの相対位置をより効果的に保持することができる。
位置決め装置は環状であることが理解される。
特定の実施形態において、締結要素により、複数の挿入体の位置決めリングへの締結を可能にする。
特定の実施形態では、位置決め装置の締結装置は、複数の挿入体の位置決め装置への締結を可能にするように、複数の挿入体が保持位置にあるときにこれら挿入体に対して配置されるように意図されている。
例えば、複数の締結要素は、各々がブレード間空間に面するように通じている長円形の開口部を備える。例えば、これらの長円形の開口部は、複数の挿入体の半径方向に互いに対してわずかに異なる位置決めを可能にするように半径方向に延びている。
例えば、複数の挿入体の各々は、軸線方向に延びる盲穴を備える。盲穴は、挿入体が保持位置にあるときに、長円形の開口部に面するように意図されている。
例えば、締結部材は、盲穴と協働することによって、挿入体を位置決めリングに締結することを可能にする。
例えば、盲穴はリーマ加工されており、締結部材はねじ切られている。
例えば、複数の締結部材は、ねじ切られており、複数の挿入体の各々に存在するリーマ加工された盲穴と協働するように構成されている。さらに、これら締結部材は、例えばねじ頭部などの当接要素によって、複数の挿入体を位置決めリングに対して保持するように構成されている。
特定の態様において、複数の挿入体の各々は、第1部材及び第2部材であって、第1部材及び第2部材がブレード間空間内に配置されるように構成され、前記第1部材が第1ブレードに対して配置され、前記第2部材が前記第1ブレードに周方向に隣接する第2ブレードに対して配置される、第1部材及び第2部材と、前記挿入体を前記第1ブレードと第2ブレードとの間に保持するように前記第1部材と第2部材との間に挿入されるように構成されるクランプ部とを有する。
例えば、クランプ部は、軸線方向において第1部材と第2部材との間を挿入されるように構成されている。
従って、複数の挿入体の装着は、特定の状況下で半径方向の装着が達成することが困難な場合に、軸線方向に達成することができる。また、この実施形態の複数の挿入体により、クランプ部の挿入に応じて、各ブレード間空間へのクランプを調整することを可能にする。
例えば、保持システムは、複数の挿入体の位置決めを可能にする、当接ディスクを備える。
特定の実施形態において、第1部材及び第2部材の少なくとも一方は、クランプ部を第1部材と第2部材との間に挿入中にクランプ部を案内し、クランプ部の半径方向の移動を回避するように構成された、案内面を備える。
特定の実施形態では、クランプ部は、クランプ部が第1部材と第2部材との間に装着されたときに、第1部材及び第2部材と接触するように構成された当接部材を備える。
特定の実施形態において、クランプ部は、楔形、ベベル形、円錐形、又は、矩形形状を有する。
また、本開示は、ディスクと、前記ディスクの周囲に周方向に装着された複数のブレードとを備えたブレードホイールであって、前記複数のブレードは、複数のブレード間空間を画定し、前記複数のブレード間空間の各々は、前記複数のブレードのうちの隣接する2つのブレードの間に周方向に画定される、ブレードホイールを解体するための方法において、
A)前記複数のブレードの相対位置が保持されるように保持システムの複数の挿入体を保持位置で前記複数のブレード間空間に挿入するステップと、
B)前記ディスクを引き出すステップとを備える、ブレードホイールを解体するための方法に関する。
これらの配置によって、下流に配置された動翼ホイールを解体することなく、所定の動翼ホイールからディスクを解体することによって保持リングに到達することができる。従って、この所定の動翼ホイールによって担持される保持リングへ到達するための時間節約が得られる。実際、複数のブレードの相対的な位置が保持され、全てのブレードを1つずつ解体又は再組立する必要なく、1回の操作でディスクに解体して再組立することが可能である。このように、ブレードホイールの解体及び再組立はより迅速かつ効果的である。また、挿入体がディスクにかかる力を吸収するため、ディスクの解体が容易になる。
特定の実施形態では、本方法は、
複数のブレードの軸線方向における位置を保持するように構成された保持リングを交換するステップと、
複数のブレードをディスク上で再度係合させるステップと、
保持システムをブレードホイールから引き出すステップとを備える。
特定の実施形態では、ステップAの間、
複数の挿入体は、複数のブレード間空間の半径方向外側の部分に挿入され、複数の挿入体は、保持位置に到達するまで、半径方向において、半径方向内側に移動させられる。
これにより、複数のブレードに加えることを望まれる力に応じて、また、複数のブレードの寸法公差又は分散に応じて、複数の挿入体の位置を調節することができる。
1つの変形例によれば、複数の挿入体は、挿入体の形状に追従する動きによって、把持部によって、それらの保持位置に直接的に挿入される。実際、把持部は、レバーアームを形成することができ、これにより、挿入体に十分な力を加えて挿入体を保持位置に直接的に挿入することができる。
特定の実施形態では、複数の挿入体の各々は、第1部材と、第2部材と、クランプ部とを備え、ステップAの間、
前記挿入体の前記第1部材が、前記保持位置においてブレード間空間内で前記第1ブレードに対して配置され、
前記挿入体の前記第2部材が、前記第2部材が前記第1部材に周方向において面する配置されるように、前記ブレード間空間内で、前記第1ブレードに隣接して前記第2ブレードに対して配置され、
前記クランプ部が、前記挿入体を前記保持位置に保持するように前記第1部材と前記第2部材との間に挿入される。
従って、複数の挿入体の装着は、特定の状況下で半径方向の装着を達成することが困難である場合には、軸線方向において達成することができる。
例えば、複数の挿入体を保持位置に位置決めするため、複数の挿入体の保持位置に位置決め装置を配置することができる。
例えば、位置決め装置は位置決めリングを備え、例えば長円形の開口部などの締結要素が複数の挿入体の保持位置に位置するように、位置決めリングは位置決めされる。これにより、複数の挿入体が装着されかつ締結要素に面しているときに、これら挿入体を位置決めリングに締結することができる。
例えば、複数の挿入体は、複数の締結要素によって位置決めリングに締結される。
本発明及びその利点は、非限定的な実施例によって与えられる、異なる実施例の後に与えられる詳細な説明を読むことによって、より良く理解されるであろう。この説明は、添付した図を参照する。
図1は、ブレードホイールを示す。 図2は、図1の平面II−IIにおけるブレードホイールの断面図を示す。 図3は、複数の挿入体が複数のブレード間空間に挿入される、ブレードホイールの一部の模式図を示す。 図4は、第1実施形態による挿入体を示す。 図5は、ブレードホイールに装着されかつ位置決め装置に固定されている、第1実施形態による挿入体を示す。 図6は、把持部が装着された第1実施形態による挿入体を示す図である。 図7は、第1実施形態による保持システムが装着されている、ブレードホイールの一部を示す。 図8は、第2実施形態による挿入体が装着されている、ブレードホイールの一部を示す。 図9は、第1実施形態による挿入体をブレード間空間に装着する際のステップを示す。
図1はブレードホイール1を示す。例えば、ターボ機械の低圧タービンにブレードホイール1が設置されている。
ブレードホイール1は、ディスク2と複数のブレード3とを備える。複数のブレード3は、ディスク2の周囲に装着されている。
図2は、図1に示す平面II−IIにおけるブレードホイール1の断面である。図2に示すブレード3は、翼部5と、ブレード根元部7と、ブレード先端部9とを備えている。ブレード根元部7は、半径方向内側のプラットフォーム11を備える。ブレード先端部9は、半径方向外側のプラットフォーム13を備える。翼部5は、半径方向内側のプラットフォーム11と半径方向外側のプラットフォーム13の間を半径方向に延びている。複数のブレードの全てのブレード3は、図1に示すブレードと同様である。複数のブレード3の複数の翼部5の各々は、凹面と凸面とを有している。
複数のブレード3がディスク2に装着される時、これらブレード3は、例えば図1に見られるブレード間空間15を画定するように、半径方向DRに延びて互いに離間している。ブレード間空間15は、隣接する2つのブレード3の間に画定されることが理解される。隣接する2つのブレード3の2つの翼部5の間の距離は、ブレード根元部7に近接する位置の距離よりも、ブレード先端部9に近接する位置の方が大きい。このように、2つのブレード翼部の間の距離は、ブレード先端部9とブレード根元部7との間で減少する。
ブレード3は、公称動作位置でディスク2上に装着されている。
図1及び図2は、さらに、ディスク2上のブレード3を軸線方向において固定するように構成された保持リング17を示す。
図3は、ブレードホイール1の一部と、ブレードホイール1を解体するための保持システム19とを示す。保持システム19は複数の挿入体21を備える。ここで、複数の挿入体21は、複数のブレード3の相対位置を保持してディスク1の解体を可能にするように、複数のブレード間空間15の各々に挿入される。
第1実施形態による挿入体が、図4及び図5に示されている。
挿入体21は、第1部分23及び第2部分25を備える。第1部分23は、複数のブレード3の相対位置を保持するように構成されている。第1部分23は、第1ブレード3aの翼部5aに接触し、翼部5aの凸面の形状に適合するように構成された第1接触面27を備える。ここで、それゆえ、第1接触面27は凹形状を有する。換言すれば、第1接触面27と翼部5aの凸面は相補的な形状を有する。
また、第1部分23は、第2ブレード3bの翼部5bに接触し、ブレード5bの凹面の形状に適合するように構成されている第2接触面29を備える。ここで、それゆえ、第2接触面29は凸形状を有する。換言すれば、第2接触面29と翼部5bの凹部とは相補的な形状を有する。第1ブレード3aと第2ブレード3bは、ブレードホイールの周方向に隣接している。
翼部5aの凸面と翼部5bの凹面とは周方向において互いに面している。第1ブレード3aと第2ブレード3bの翼部5a及び5bの表面は、ブレード間空間15を画定している。
挿入体21の第1部分23は、複数のブレード3が公称位置にあるときにブレード間空間15の一部に対応する形状を有することが理解される。従って、挿入体21が保持位置でブレード間空間15に装着されると、ブレードホイールの複数のブレードは複数の挿入体を介して共に保持され、これにより、ブレード根元部が装着されているディスクの胞(alveoli)においてブレード根元部7によって加えられる力を解放し、したがって、ディスクの組立又は解体が容易に行うことができる。
例えば、挿入体21の第1部分23の、少なくとも複数のブレード3a、3bの複数の翼部5a、5bに接触する部分、及び、好ましくは、挿入体21の少なくとも第1部分23は、アルミニウム系合金、及び/又は、75〜100のショアA硬度を有するポリマーを備える。例えば、ポリマーは樹脂である。
半径方向DRに垂直な平面における挿入体21の第1部分23の断面の寸法は、ブレードの根元部7に近接した、ブレード間空間15のこの平面における寸法よりも大きい。これにより、複数のブレード3の相対位置を保持する位置において、挿入体21は、半径方向DRに垂直な面における挿入体21の断面の寸法と実質的に同一の寸法を有する部分において、ブレード間空間15内に位置決めされる。
一般に、複数の挿入体21は、ブレード根元部7とブレード間空間15の半径方向DRの中心との間で、各ブレード間空間毎に画定されるブレード間空間15の第1端部に配置される。
複数の挿入体21、より詳細には、それらの第1部分23は、半径方向DRにおける翼部の高さhの10%以上の半径方向DRにおける厚さeを有する。
各挿入体の保持位置は、ブレード間空間15の所定の高さ、又は、隣接する複数の翼部5の所定の高さに位置する。挿入体21が保持位置にあるとき、挿入体の半径方向の中心、すなわち、その厚さeの半分に相当する挿入体の高さは、所定の高さに位置する。時には、ブレードの公差又は寸法分散により、保持位置に対応する半径方向の高さは、特定の挿入体について決定される高さにおいて実質的に異なる。しかしながら、挿入体21の保持位置の実高さと所定の高さとの差は、翼部5又はブレード間空間15の全高の5%以下である。
例えば、約100mmの翼部の高さに対して、厚さeは約10mmである。例えば、第1部分23の軸線方向DAにおける最大の長さは、15mm、すなわち、ブレード3の翼部5の軸線方向DAにおける長さの70〜100%である。
挿入体21の第2部分25は、挿入体の第1部分23に接続されている。例えば、第1部分23と第2部分25は一体に形成されている。
第2部分25は、ここでは、軸線方向DAにおいて第1部分23の連続して延びている。第2部分25は、挿入体21をブレード間空間15と係合又は係合解除させることを可能にする把持手段を供給する。第2部分25は、挿入体21を他の要素に装着するための支持体としても機能することができる。
例えば、図6に示すように、保持システム19は、また、挿入体21の把持部31を備えることができる。把持部31は、第2部分25に装着することができる。把持部31は、利用者が容易に把持できるように、十分に長いスリーブを形成することができる。したがって、把持部31により、挿入体21の操作及び挿入体21のブレード間空間15への挿入を容易にしうる。例えば、把持部31は、第2部分25に着脱自在に装着されている。このようにして、利用者は、全ての挿入体21を装着するために、同じ把持部31を使用することができる。
さらに、図7に示すように、保持システム19は、位置決め装置33を備えることができる。位置決め装置33は、本実施形態では、周方向においてブレード3に対して位置決めされるように構成された位置決めリング35を備える。位置決めリング35は、ブレード間空間15に通じる長円形の開口部37を備える。長円形の開口部37は、寸法公差又は分散を考慮に入れるように、半径方向DRにおいて互いに対して複数の挿入体21のわずかに異なる位置決めを可能にするように、半径方向DRに延びている。
例えば、第2部分25は、軸線方向DAに延びるリーマ加工された盲穴38を備える。この盲穴38は、挿入体21が保持位置にあるときに、長円形の開口部37に面するように意図されている。締結部材39により、挿入体21を位置決めリング35に締結することができる。例えば、図示するように、締結部材39は、リーマ加工された盲穴38に挿入されるように構成される、ねじである。しかしながら、挿入体21は、任意の他の手段によって位置決めリング35に固定することができる。このようにして、複数の挿入体21は、周方向に沿って実質的に整列される。
複数の挿入体21を複数のブレード間空間内の同じ半径方向高さに位置決めする目的で、別の実施形態(図示せず)によれば、複数の挿入体21の保持位置に対応する所定の高さにおいて、半径方向内側当接ディスクを設けることができる。次いで、挿入体の第2部分25をこの内側ディスクに当接させることができる。一旦、複数の挿入体が装着されると、半径方向外側固定ディスクが位置決めされ、これら複数の挿入体21の位置を保持することができる。
ここで、第1実施形態に係るブレードホイール2の解体方法について説明する。
まず、複数の挿入体21は、複数のブレード間空間15の各々に保持位置に1つずつ挿入される。
このために、複数の挿入体21は、まず、図9に示すように、ブレード間空間15の外側部分に挿入され、次いで、複数の挿入体21は、例えば、把持部31によって、半径方向DRにおいて、矢印Fに従って、すなわち内側に、保持位置に達するまで移動させられる。ブレード間空間15の外側部分が意味するのは、半径方向DRにおける翼部5の中心と翼部5の外端との間に画定される部分である。
1つの変形例によれば、挿入体21は、挿入体21に十分な力を加えてそれを保持位置で直接的に挿入することを可能にするレバーアームを変形例で形成する把持部31によって、第1接触面27及び第2接触面29の形状に追従する動きによってその保持位置に直接的に配置される。
例えば、複数の挿入体21を保持位置に位置決め及び保持するために、複数の長円形の開口部37が複数の挿入体21の保持位置において位置するように位置決めリング35を配置することができる。これにより、複数の挿入体が装着されて長円形の開口部に面する際、これら複数の挿入体が、ここでは挿入体21の盲穴37に挿入可能な締結部材39によって位置決めリング35に締結される。
一旦、ブレードホイール1の全てのブレード間空間15に挿入体21が設けられると、ディスク2を引き出すことができる。ディスク2を引き出した後、例えば、保持リング17の交換を進めることができる。そして、複数のブレード3の相対位置が複数の挿入体によって保持されていたので、ディスク2を複数のブレード3の全てのブレード根元部7に再係合させることができる。最後に、一旦、複数のブレード3がディスク2に再装着されると、保持システム19を引き出すことができる。
第2実施形態の保持システムが図8に示されている。以下、異なる実施形態における共通要素は、同じ参照番号によって識別される。第2実施形態は、複数の挿入体21の各々が第1部材41と第2部材43とを備える点で、第1実施形態と異なる。第1部材41及び第2部材43は、ブレード間空間15内に配置されるように構成されている。第1部材41は第1ブレード3aの翼部5aに対して配置され、第2部材43は、第1ブレード3aに周方向に隣接している、第2ブレード3bの第2翼部5bに対して配置されている。第1部材41と第2部材43は、ブレードホイールの周方向において互いに面している。
また、複数の挿入体21の各々は、第1部材41及び第2部材43を翼部5a、5bに対して保持するように、第1部材41と第2部材43の間に軸線方向DAに挿入されるように構成されたクランプ部45を備える。図示の例示的な実施形態では、クランプ部45は、楔又はベベルの形状を有する。
クランプ部45を軸線方向への挿入中においてクランプ部45を第1部材41及び第2部材43の間において案内し、それによってその半径方向の動きを回避するために、第1部材41及び第2部材43のうちの少なくとも一つは案内面を備える。図示の例では、第1部材41及び第2部材43の各々は、案内面を備えている。
ここで、これら案内面は、第1部材41及び第2部材43の各々に設けられた凹部47,49によって形成されている。凹部47、49の縁部は、クランプ部45の半径方向の固定と、クランプ部45の軸線方向の移動における案内を可能にする。
図示されていない一実施形態では、クランプ部41は、クランプ部45が第1部材41と第2部材43との間に装着されたときに第1部材41及び第2部材43と接触するように構成された軸線方向当接部材を備える。
例えば、図8に示す実施形態によれば、複数の挿入体21をブレード間空間内の同じ半径方向の高さに位置決めするために、複数の挿入体21の保持位置に対応する所定の高さに半径方向内側当接ディスク34を設けることができる。第1部材及び第2部材は、クランプ部の挿入前に、内側ディスク34に当接して位置決めされうる。
ここで、第2実施形態に係る保持システムによるブレードホイール1の解体方法について説明する。
まず、複数の挿入体21は、複数のブレード間空間15の各々に保持位置で1つずつ挿入される。
このために、挿入体21の第1部材41は、第1ブレード3aの翼部5aに対して保持位置で配置されている。次いで、挿入体21の第2部材43は、保持位置において、第2部材43は、ブレードホイールの周方向において第1部材41に面して配置されるように、第1ブレード3aに周方向に隣接した、第2ブレード3bの翼部5bに対して配置される。次いで、クランプ部45が第1部材41と第2部材43との間に挿入される。
したがって、挿入体21は、複数のブレード間空間15の各々に挿入される。
一旦、第1実施形態と同様に、ブレードホイール1の全てのブレード間空間15に挿入体21が設けられると、ディスク2を引き出すことができる。ディスク2を引き出した後、例えば、位置決めリング17の交換を進めることができる。2を複数のブレード3の全てのブレード根元部7に容易に再係合することができる。最後に、複数のブレード3がディスク2に再装着されると、保持システム19を引き出すことができる。
本発明は、特定の実施形態を参照して説明したが、これらの実施例については、請求項に規定される発明の一般的な範囲から逸脱することなく、修正や変更を行うことができることは自明である。特に、図示された又は言及された異なる実施形態の個々の特徴は、さらなる実施形態に組み合わされうる。したがって、明細書及び図面は、制限的な意味ではなく、例示的な意味で考慮しなければならない。
また、ある方法を参照して記載された全ての特徴は、単独で又は組み合わせて、装置に置換可能であり、逆に、装置を参照して記載された全ての特徴は、単独で、又は組み合わせて、置換に転位可能であることも自明である。

Claims (10)

  1. ブレードホイール(1)を解体するための保持システム(19)において、前記ブレードホイール(1)は、
    ディスク(2)と、
    前記ディスク(2)の周囲に周方向に装着されるように構成された複数のブレード(3)であって、前記複数のブレード(3)が複数のブレード間空間(15)を画定し、前記複数のブレード間空間(15)の各々は、前記複数のブレード(3)の隣接する2つのブレード(3a、3b)の間に周方向に画定された、複数のブレード(3)とを備え、
    前記保持システム(19)は複数の挿入体(21)を備え、前記複数の挿入体(21)の各々が、前記複数のブレード(3)が前記ディスク(2)から解体されたときに前記複数のブレード(3)の相対位置を保持するように保持位置で前記複数のブレード間空間(15)のそれぞれに挿入されるように構成されている、ブレードホイール(1)を解体するための保持システム(19)。
  2. 前記複数の挿入体(21)の各々は、アルミニウム系合金からなる少なくとも1つの部分、及び/又は、75〜100のショアA硬度を有するポリマーを備える、請求項1に記載の保持システム(19)。
  3. 前記複数の挿入体(21)は、半径方向(DR)におけるブレードの翼部の高さ(h)の10%以上の厚さ(e)を半径方向(DR)において有する、請求項1又は2に記載の保持システム(19)。
  4. 前記保持システム(19)は、前記複数の挿入体(21)のうちの1つの挿入体(21)に装着されるように構成された把持部(31)を備え、前記把持部(31)は、前記1つの挿入体(21)の把持を可能にしかつ前記1つの挿入体(21)のブレード間空間(15)への装着を容易にするように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の保持システム(19)。
  5. 前記保持システム(19)は、前記複数の挿入体を位置決めする装置(33、34)を備え、前記複数の挿入体(21)の各挿入体(21)は、前記複数の挿入体(21)を所定の位置に保持するように前記位置決め装置(33、34)に当てられるように構成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の保持システム(19)。
  6. 前記位置決め装置(33)は位置決めリング(35)を備え、前記位置決めリング(35)は、前記複数の挿入体(21)を前記位置決めリング(35)上に締結することができる複数の締結要素(37)を備える、請求項5に記載の保持システム。
  7. 前記複数の挿入体(21)の各々が、
    第1部材(41)と第2部材(43)であって、前記第1部材(41)及び前記第2部材(43)は、ブレード間空間(15)に配置されるように構成され、前記第1部材(41)は第1ブレード(3a)に対して配置され、前記第2部材(43)は前記第1ブレード(3a)に周方向に隣接して第2ブレード(3b)に対して配置された、第1部材(41)と第2部材(43)と、
    前記第1ブレード(3a)と前記第2ブレード(3b)の間に前記挿入体(21)を保持するように、前記第1部材(41)と前記第2部材(43)の間に挿入されるように構成された、クランプ部(45)とを備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の保持システム(19)。
  8. ディスク(2)と、前記ディスク(2)の周囲に周方向に装着された複数のブレード(3)とを備えたブレードホイール(1)であって、前記複数のブレード(3)は、複数のブレード間空間(15)を画定し、前記複数のブレード間空間(15)の各々は、前記複数のブレード(3)のうちの隣接する2つのブレードの間に周方向に画定される、ブレードホイール(1)を解体するための方法において、
    前記方法は、
    A)前記複数のブレード(3)の相対位置が保持されるように保持システム(19)の複数の挿入体(21)を保持位置で前記複数のブレード間空間(15)に挿入するステップと、
    B)前記ディスク(2)を引き出すステップとを備える、ブレードホイール(1)を解体するための方法。
  9. 前記ステップA)の間に、
    前記複数の挿入体は前記複数のブレード間空間(15)の半径方向外側部分に挿入され、
    前記複数の挿入体(21)は、前記保持位置に到達するまで、半径方向内側に、半径方向(DR)に移動させられる、請求項8に記載の方法。
  10. 前記複数の挿入体(21)の各々は、第1部材(41)と、第2部材(43)と、クランプ部(45)とを備え、
    前記ステップA)の間に、
    前記挿入体(21)の前記第1部材(41)が、前記保持位置においてブレード間空間(15)内で前記第1ブレード(3a)に対して配置され、
    前記挿入体(21)の前記第2部材(43)が、前記第2部材(43)が前記第1部材(41)に周方向において面する配置されるように、前記ブレード間空間(15)内で、前記第1ブレード(3a)に隣接して前記第2ブレード(3b)に対して配置され、
    前記クランプ部(45)が、前記挿入体(21)を前記保持位置に保持するように前記第1部材(41)と前記第2部材(43)との間に挿入される、請求項8に記載の方法。
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