JP2021524684A - マイクロ波連結/結合装置及びそれに関連したマイクロ波発生装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも2つのマイクロ波源を連結及び結合するためのマイクロ波連結/結合装置(1)であって、主軸(X)に沿って長手方向に延び、短絡要素(23)が設けられた第1の端部(21)と第2の開放端部(22)とを含む2つの反対側の端部を有するスリーブ(20)と、主軸(X)に直交する横軸(Y)に沿ってスリーブ(20)内で延びる少なくとも1つの横棒(3a,3b)とを備えた導波管(2)を備え、マイクロ波連結/結合装置(1)は、マイクロ波源にそれぞれ接続されるように提供された少なくとも2つの同軸コネクタ(4a,4b)をさらに備え、各同軸コネクタは、スリーブに外部から取り付けられ、スリーブ内で横軸及び主軸に直交する方向に延びて横棒に取り付けられた端部で終了する導電性アンテナ(42)に接続されて延びる導電性中心コア(41)を有するマイクロ波連結/結合装置に関する。【選択図】図4

Description

本発明は、少なくとも2つのマイクロ波源を連結/結合するためのマイクロ波連結/結合装置、及びこのようなマイクロ波連結/結合装置によってパワー(出力)が連結及び結合されるマイクロ波源を備えたマイクロ波発生装置に関するものである。
本発明は、とりわけ、複数のマイクロ波源から来るマイクロ波パワーを結合するためのマイクロ波連結/結合装置に関し、特に、同軸/導波管遷移を有し、ソリッドステートマイクロ波源(又はトランジスタマイクロ波発生装置)に適したマイクロ波連結/結合装置に関する。
従来、マイクロ波を発生させるためにマグネトロンを用いることが知られており、このマグネトロンは、高いマイクロ波パワーを提供するという利点がある。これらのマグネトロンは、固定された所定の周波数、固定されたパワー、及び固定された温度(又は冷却)でマイクロ波を放出する。しかし、このような周波数は、一般に、例えば、パワー、周囲の空気温度、冷却水の温度等の変動に依存し、あまり安定しておらず、したがって、不十分に制御される。
また、制御された周波数でマイクロ波を放出することと、さらには、周波数調整システムによりそれらを制御する発振器の周波数を変化させることによって正確に周波数を変化させることとを可能にすることにより、マグネトロンの主な欠点を克服したソリッドステートマイクロ波発生装置(又はトランジスタマイクロ波発生装置)を用いることも知られている。
しかし、同軸ケーブルを介してパワーを出力可能なソリッドステートマイクロ波発生装置は、マイクロ波領域における特に数百ワットの範囲において、かなりのパワー制限がある。しかも、ソリッドステートマイクロ波発生装置のパワーは、同軸出力自体がその設計上、パワー制限を有するという意味で自己制限的である。
したがって、ソリッドステート技術で利用可能なパワーを増加させるためには、同軸出力を有する複数のソリッドステートマイクロ波発生装置のパワーを結合させることが適切である。
このように、導波管と、導波管に外部から取り付けられた複数の同軸コネクタを備えるマイクロ波連結/結合装置を、導波管と各同軸コネクタとの間の連結の実施形態についての詳細な説明なしに使用することは、中国実用新案第205406695号明細書から知られている。
その技術の状態はまた、中国実用新案第202977681号明細書の教示によっても説明され得、中国実用新案第202977681号明細書は、導波管と、導波管に外部から取り付けられた複数の同軸コネクタとを備え、同軸コネクタから来るマイクロ波パワーの連結を実行するために使用される同軸プローブを備えたマイクロ波連結/結合装置を開示している。このような同軸プローブでは、2つの対向する同軸コネクタから来るマイクロ波パワーの伝播及び結合は、これらの同軸コネクタ及びその関係する同軸プローブに共通の軸で行われ、したがって、結合され得るパワー値(出力値)を損なう非効率な熱放散をもたらす。
従って、本発明の目的は、複数のマイクロ波源、及び特に複数のソリッドステートマイクロ波源のパワーを結合することを可能にするマイクロ波連結/結合装置を提案することである。
本発明の別の目的は、小さな嵩を提供し、したがって、コンパクトでありながら(マイクロ波連結/結合装置の出力で)大きなマイクロ波パワーを提供することを可能にするマイクロ波連結/結合装置を提案することである。
本発明の別の目的は、複数のマイクロ波源のパワーを結合することを可能にしつつ、このパワーの結合で必然的に生じる放熱を改善するマイクロ波連結/結合装置を提案することにある。
本発明の別の目的は、国際電気通信連合(ITU:International Telecommunication Union)によって割り当てられた産業用、科学用、及び医療用(ISM:industrial,scientific and medical)のマイクロ波周波数帯、及び特に2.450GHz±50.0MHz、5.800GHz±75.0MHz、433.92MHz±0.87MHz、896MHz±10MHz、及び915MHz±13MHzのマイクロ波周波数帯のマイクロ波に適したマイクロ波連結/結合装置を提案することにある。
このために、少なくとも2つのマイクロ波源を連結及び結合するためのマイクロ波連結/結合装置であって、
主軸に沿って長手方向に延び、短絡要素が設けられた第1の端部と第2の開放端部とを含む2つの反対側の端部を有するスリーブと、
主軸に直交する横軸に沿って前記スリーブ内で延びる少なくとも1つの横棒とを備えた導波管を備え、
前記マイクロ波連結/結合装置は、マイクロ波源にそれぞれ接続されるように提供された少なくとも2つの同軸コネクタをさらに備え、
各同軸コネクタは、前記スリーブに外部から取り付けられ、前記導電性スリーブ内で延びて横棒に取り付けられた端部で終了する導電性アンテナに接続されて延びる導電性中心コアを有し、前記導電性中心コアと前記導電性アンテナとが一直線にされ、前記横軸及び前記主軸に直交する方向に延びている装置を提案する。
したがって、本発明は、コンパクトな構成を提供しながら、増加したマイクロ波出力パワーを生成するために、複数のマイクロ波源、特に同軸出力を有する複数のソリッドステートマイクロ波源のパワーを結合することを提案する。
第1の実施形態では、前記少なくとも2つの同軸コネクタは、導電性アンテナが同じ横棒に固定された2つの隣接する同軸コネクタを含み、これらの隣接する同軸コネクタは、前記横棒の前記横軸に平行な方向に並んで配置され、前記対称面はまた、前記主軸と横棒の前記横軸との両方に直交する二次軸を含む。
1つの特徴によれば、前記2つの隣接する同軸コネクタは、前記主軸を含む前記スリーブの対称面の両側に対称に配置されている。
第2の実施形態では、前記導波管は、平行で前記主軸に沿って互いにオフセットされた少なくとも1つの近位横棒と遠位横棒とを備え、前記少なくとも2つの同軸コネクタは、導電性アンテナが前記近位横棒に固定された少なくとも1つの近位同軸コネクタと、導電性アンテナが前記遠位横棒に固定された少なくとも1つの遠位同軸コネクタとを含む。
1つの特徴によれば、前記近位同軸コネクタと前記遠位同軸コネクタとは、前記主軸に平行な方向に互いにオフセットされている。
第1の実施形態と第2の実施形態とを組み合わせた特定の実施形態では、前記少なくとも2つの同軸コネクタは、
導電性アンテナが前記近位横棒に固定された2つの近位隣接同軸コネクタと、
導電性アンテナが前記遠位横棒に固定された2つの遠位隣接同軸コネクタとを含む。
第3の実施形態では、前記導波管は、平行であり、前記主軸、及び前記横棒の前記横軸の両方に直交する二次軸に沿って互いにオフセットされた少なくとも1つの上側横棒と1つの下側横棒とを備え、そのため、前記上側横棒と前記下側横棒とは、前記主軸に直交する共通平面内で延び、前記少なくとも2つの同軸コネクタは、前記スリーブの上面に取り付けられ、導電性アンテナが前記上側横棒に固定された少なくとも1つの上側同軸コネクタと、前記スリーブの下面に取り付けられ、導電性アンテナが前記下側横棒に固定された少なくとも1つの下側同軸コネクタとを含み、前記下側同軸コネクタと前記上側同軸コネクタとは前記共通平面内で延びている。
1つの特徴によれば、前記下側同軸コネクタの前記導電性アンテナと前記上側同軸コネクタの前記導電性アンテナとは一直線にされている。
第1の実施形態と第3の実施形態とを組み合わせた特定の実施形態では、前記少なくとも2つの同軸コネクタは、
導電性アンテナが前記上側横棒に固定された2つの上側隣接同軸コネクタと、
導電性アンテナが前記下側横棒に固定された2つの下側隣接同軸コネクタとを含む。
有利には、前記少なくとも1つの横棒は、少なくとも100W/(m・K)の熱伝導率を有する材料で作られる。
特定の実施形態では、前記少なくとも1つの横棒は、銅、真鍮、アルミニウム、金及び銀のうちの少なくとも1つの金属に基づく材料で作られる。
本発明の1つの可能性によれば、前記少なくとも1つの横棒は中空である。
本発明の別の可能性によれば、前記少なくとも1つの中空の横棒の内部で冷却液が循環する。
本発明の別の有利な特徴に従って、同じ所定の周波数f0及び同じ波長λ0でマイクロ波を放射するマイクロ波源を考慮すると、前記少なくとも1つの横棒は、前記主軸に沿って、前記短絡要素から所定の長さLに配置され、ここで、
L=Lc+k.Lg/2であり、
この中で、kは0又は正の整数であり、
Lc=p.λg/4であり、
Lg=λg±10%であり、
λgは前記導波管内での前記マイクロ波の導かれる波長に相当し、それは前記導波管の寸法に依存し、
pは、1未満の補正係数である。
確かに、前記マイクロ波発生装置は、周波数f0、波長λ0のマイクロ波を放射する。前記導波管内では、前記マイクロ波は前記周波数f0を保つが、前記波長は前記導波管内に導かれる波長λgとなり、これは前記導波管の寸法に依存する。
次に、理論的には、前記導電性アンテナ及び前記横棒の直径がゼロであれば、Lc=λg/4、Lg=λgとなる。しかし、前記導電性アンテナ及び前記棒は、直径がゼロではなく、カロリーを伝達するのに十分な大きさであるため、長さLcはλg/4よりも小さく、より正確にはLc=p.λg/4となり、ここでpは前記導電性アンテナの外乱による補正を考慮した補正係数である。さらに、長さLgは、前記導電性アンテナ及び前記横棒によって誘起される外乱に応じて、λgの周りで可変であり、したがって、Lg=λg±10%となる。
第2の実施形態の状況では、前記近位横棒及び前記遠位横棒が、前記短絡要素から所定のそれぞれの長さLprox及びLdistで、主軸に沿って配置され、
Lprox=Lc+kprox.Lg/2が成立し、ここで、kproxはゼロ又は正の整数であり、
Ldist=Lc+kdist.Lg/2が成立し、ここで、kdistはkproxよりも大きい正の整数であり、
そのため、前記近位横棒及び前記遠位横棒が、間隔ECによって、前記主軸に沿って互いにオフセットされ、
EC=Ldist-Lprox=(kdist-kprox).Lg/2=N.Lg/2が成立し、ここでNは正の整数であることが有利である。
特定の実施形態では、EC=Lg/2となり、ここで、
kprox=0でかつkdist=1となるか、
又はkprox=1でかつkdist=2となるかのいずれかである。
本発明はまた、各同軸コネクタについて、前記導電性アンテナの端部が、それが固定される前記横棒の直径を下回るか、上回るか、又は等しい直径を有するという特徴にも関係する。
特定かつ非限定的な実施形態では、各同軸コネクタについて、前記導電性アンテナの端部は、それが固定されている横棒の直径と15%以内で同等の直径を有する。
1つの特徴によれば、各同軸コネクタについて、前記中心コアは、対応する前記横棒の直径より小さいか、又は逆に大きい直径を有し、前記導電性アンテナは、前記横棒の直径と15%以内で同等の直径に達するまで、前記中心コアから徐々に増加するか、又は逆に減少する直径を有する。
また、本発明は、
前記同じ所定の周波数f0及び前記同じ所定の波長λ0でマイクロ波を放射する少なくとも2つのマイクロ波源と、
上述したマイクロ波連結/結合装置とを備え、
前記マイクロ波源がそれぞれ前記マイクロ波連結/結合装置の前記同軸コネクタに接続されているマイクロ波発生装置に関するものである。
1つの可能性によれば、前記マイクロ波連結/結合装置は、導電性アンテナが前記同じ横棒に固定された2つの隣接する同軸コネクタを備え、これらの隣接する同軸コネクタは、前記横棒の前記横軸に沿って並んで配置され、前記隣接する同軸コネクタは、位相同期で動作するマイクロ波源に接続される。
別の可能性によれば、前記マイクロ波連結/結合装置は、平行であり、かつNが正の整数であるときの間隔EC=N.Lg/2によって前記主軸に沿って互いにオフセットされた少なくとも1つの近位横棒及び1つの遠位横棒を備え、前記少なくとも2つの同軸コネクタは、導電性アンテナが前記近位横棒に固定された少なくとも1つの近位同軸コネクタと、導電性アンテナが前記遠位横棒に固定された少なくとも1つの遠位同軸コネクタとを含み、
前記近位同軸コネクタ及び前記遠位同軸コネクタは、
Nが偶数の場合のプラスマイナス10度の位相同期、又は
Nが奇数の場合のプラスマイナス10度の180度の位相シフトで動作するマイクロ波源に接続されている。
有利には、前記周波数f0の周りの所定の周波数帯域内で前記周波数は調節可能であるため、前記導波管内で導かれる波長は、前記導かれる波長λgの周りの所定の波長帯域内で調節可能であり、
前記マイクロ波発生装置は、所定の波長の帯域内での前記波長の調整に応じて前記マイクロ波源の位相を個別に調整するために前記マイクロ波源の位相を制御するモジュールをさらに備えている。
有利な特徴によれば、前記マイクロ波源はソリッドステートマイクロ波源である。
別の有利な特徴によれば、前記周波数は
2.450GHz±50.0MHzの周波数帯で構成され、例えば、前記周波数は、2.450GHz±50.0MHzの周波数帯で調整可能であるか、
5.800GHz±75.0MHzの周波数帯で構成され、例えば、前記周波数は、5.800GHz±75.0MHzの周波数帯で調整可能であるか、
433.92MHz±0.87の周波数帯で構成され、例えば、前記周波数は、433.92MHz±0.87の周波数帯で調整可能であるか、
896MHz±10MHzの周波数帯で構成され、例えば、前記周波数は、896MHz±10MHzの周波数帯で調整可能であるか、又は
915MHz±13MHzの周波数帯で構成され、例えば、前記周波数は、915MHz±13MHzの周波数帯で調整可能である。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図を参照して作られる非限定的な実施例の以下の詳細な説明を読むと明らかになるであろう。
図1は、本発明に係るマイクロ波連結/結合装置の概略斜視図である。 図2は、本発明に係るマイクロ波連結/結合装置の概略斜視図である。 図3は、環状連結フランジを含まず、導波管スリーブの内部を透過的に表現したマイクロ波連結/結合装置の概略図である。 図4は、マイクロ波連結/結合装置の第1の例の図である。 図5は、マイクロ波連結/結合装置の第2の例の図である。 図6は、図4及び図5の例における同軸コネクタ/導電性中心コア/導電性アンテナ/横棒の概略拡大図である。 図7は、マイクロ波連結/結合装置の第3の例の一例の図である。 図8は、図7の第3の例における同軸コネクタ/導電性中心コア/導電性アンテナ/横棒の概略拡大図である。 図9は、マイクロ波連結/結合装置の第4の例の一例を示す図である。 図10は、ソリッドステートマイクロ波源が連結された図1及び図2のマイクロ波連結/結合装置を備えたマイクロ波アセンブリの概略斜視図である。 図11は、ソリッドステートマイクロ波源が連結された図1及び図2のマイクロ波連結/結合装置を備えたマイクロ波アセンブリの概略斜視図である。 図12は、図10及び図11のマイクロ波アセンブリを組み込んだマイクロ波発生装置を、ケーシング無しで正面から見た場合の概略斜視図である。 図13は、図10及び図11のマイクロ波アセンブリを組み込んだマイクロ波発生装置を、ケーシング有りで背面から見た場合の概略斜視図である。
図1から図9を参照すると、本発明に係るマイクロ波連結/結合装置1は、主軸Xに沿って長手方向に延び、2つの反対側の端部21,22を有する導電性スリーブ20を備えた導波管2を含み、前記端部21,22は、
例えば、第1の端部21を閉じる短絡板又は壁の形で短絡要素23が設けられた第1の端部21、及び
導波管2のスリーブ20を出力ガイド90(図12及び13で見える)に連結するために設けられた例えば環状連結フランジ24を有する第2の開放端部22を含む。
ここで、スリーブ20は長方形断面のものであるから、スリーブ20は、互いに平行で対向する上面25及び下面26と、また互いに平行で対向する2つの側面27とを有する。もちろん、本発明は、スリーブ20のこの長方形の形状に限定されるものではない。
また、導波管2は、主軸Xに直交する横軸Yに沿ってスリーブ20内を延びる少なくとも1つの横棒3a,3b,3c,3dを備える。
図1〜図5及び図7に示された例では、導波管2は、2つの横棒を備え、より具体的には、近位横棒3a及び遠位横棒3bを備える。近位横棒3a及び遠位横棒3bは平行であり、主軸Xに沿って互いにオフセットしており、近位横棒3aは遠位横棒3bよりも短絡要素23に近い位置にある。
図9に図示された例では、導波管2は、2つの横棒を備え、より具体的には、平行であり、主軸X、及びこれらの横棒3c,3dの横軸Yの両方に直交する二次軸Zに沿って互いにオフセットされた上側横棒3c及び下側横棒3dを備え、そのため、上側横棒3c及び下側横棒3dは、主軸Xに直交する共通平面内で延びている。上側横棒3cは、下側横棒3dよりも上面25に近い位置にある。より詳細には、二次軸Zは、上面25と下面26とに直交している。
一般に、前記又はそれぞれの横棒3a、3b、3c、3dは、上面25と下面26とに平行に、2つの側面27の間を、上面25から(又は下面26から)所定の距離をおいて延びている。このように、前記又はそれぞれの横棒3a,3b,3c,3dは、特にネジ31によって、又は溶接によって、それぞれが側面27に固定された2つの反対側の端部を有している。
また、前記又はそれぞれの横棒3a、3b、3c、3dは、少なくとも100W/(m・K)の熱伝導率を有する導電性材料で作られており、特に、良好な放熱性を目的として、銅、真鍮、アルミニウム、金又は銀で作られている。
前記又はそれぞれの横棒3a、3b、3c、3dは、この形状に限定されるものではないが、所定の直径を有する円形断面のものであってもよい。
なお良好な放熱性の目的で、特に冷却液が中空の横棒3a、3b、3c、3dの内部で循環できるように、前記又はそれぞれの横棒3a、3b、3c、3dを中空とすることもさらに考えられる。
本発明に係るマイクロ波連結/結合装置1はまた、マイクロ波源5、及び特にソリッドステートマイクロ波源5(図10〜図13で見える)にそれぞれ接続されるように設計された少なくとも2つの同軸コネクタ4a、4b、4c、4dを備える。
一般に、各同軸コネクタ4a,4b,4c,4dは、スリーブ20に外部から、及び特に上面25又は下面26に取り付けられており、マイクロ波源5を直接連結する連結手段か、又はマイクロ波源5と同軸コネクタ4a,4b,4c,4dとの間のリンクを確保する同軸ケーブルを備えている。損失を制限するためには、直接連結することが好ましい。
連結手段は、雄型又は雌型の連結手段であってもよく、ネジ止め又はバヨネット式又はスナップフィット式の連結手段であってもよく、同軸ケーブルを介してもよい。
各同軸コネクタ4a、4b、4c、4dは、したがって、スリーブ20上に、特にネジ止め又は溶接によって固定されており、それは、スリーブ20内で延びて横棒3a、3b、3c、3d上に特に溶接又はネジ止めによって固定された端部で終了する導電性アンテナ42に接続されて延びる導電性中心コア41を有する。
各同軸コネクタ4a,4b,4c,4dについては、導電性中心コア41と導電性アンテナ42とが、一直線にされており(又は同軸であり)、導電性アンテナ42と横棒3a,3b,3c,3dとが直交するように、横棒3a,3b,3c,3dの横軸Yに直交する方向に延びている。より具体的には、導電性中心コア41と導電性アンテナ42とは、前記二次軸Zと平行な方向に延びており、したがって、上面25と下面26とに直交している。
図示の例では、マイクロ波連結/結合装置1は、1つの横棒3a,3b,3c,3dに対して2つの同軸コネクタ4a,4b,4c,4dを備えている。このように、前記又はそれぞれの横棒3a,3b,3c,3dには、一対(又は一組)の同軸コネクタ4a,4b,4c,4d、すなわち、導電性アンテナ42が同じ横棒3a,3b,3c,3dに固定されている2つの隣接する同軸コネクタが連結され、これら2つの隣接する同軸コネクタ4a,4b,4c,4dは、横棒3a,3b,3c,3dの横軸Yに平行な方向に並んで配置されている。
より詳細には、2つの隣接する同軸コネクタ4a,4b,4c,4dは、主軸Xを含むスリーブ20の対称面の両側に対称に配置されている。したがって、2つの隣接する同軸コネクタ4a,4b,4c,4dのうちの1つは、2つの側面27の一方から所定の距離だけ離れた位置に配置され、2つの隣接する同軸コネクタ4a,4b,4c,4dのうちの他方は、2つの側面27の他方から同じ前記所定の距離だけ離れた位置に配置されている。
図1〜図5及び図7に示す例では、導波管2は、
導電性アンテナ42が近位横棒3aに固定された2つの近位隣接同軸コネクタ4aと、
導電性アンテナ42が遠位横棒3bに固定された2つの遠位隣接同軸コネクタ4bとを備える。
近位隣接同軸コネクタ4aと遠位隣接同軸コネクタ4bとは、主軸Xに平行な方向に2つずつ整列してオフセットされている。
図9に示す例では、導波管2は、
スリーブ20の上面25に取り付けられ、導電性アンテナ42が上側横棒3cに固定された2つの上側隣接同軸コネクタ4cと、
スリーブ20の下面26に取り付けられ、導電性アンテナ42が下側横棒3dに固定された2つの下側隣接同軸コネクタ4dとを備える。
上側隣接同軸コネクタ4cの導電性アンテナと下側隣接同軸コネクタ4dの導電性アンテナとは、2つずつ一直線にされている。さらに、これらの隣接同軸コネクタ4c,4dは、上側横棒3cと下側横棒3dの共通平面内で延びている。
さらに、ソリッドステートマイクロ波源5は、例えば周波数帯が2.450GHz±50.0MHzである状態で、同じ周波数f0と同じ所定の波長λ0でマイクロ波を放射するか、又はf0がその周波数帯の中心周波数である状態で、前記周波数が2.450GHz±50.0MHzのこの周波数帯で特に調整可能であることに留意すべきである。
もちろん、国際電気通信連合(ITU)によって割り当てられた産業用、化学用、及び医療用(ISM)の他のマイクロ波周波数帯も考えられる。
一般的に、前記又はそれぞれの横棒3a、3b、3c、3dは、短絡要素23から所定の長さLで、主軸に沿って配置され、
Lc+k.Lg/2であり、
この中で、kは0または正の整数であり、
Lc=p.λg/4であり、
Lg=λg±10%であり、
λgは導波管内でのマイクロ波の導かれる波長(ガイド波長)に相当し、それは導波管の寸法に依存し、
pは、1未満の補正係数である。
図1から図7の例では、近位横棒3a及び遠位横棒3bは、短絡要素23から所定のそれぞれの長さLprox及びLdistで、主軸Xに沿って配置され、
Lprox=Lc+kprox.Lg/2が成立し、ここで、kproxはゼロ又は正の整数であり、
Ldist=Lc+kdist.Lg/2が成立し、ここで、kdistはkproxよりも大きい正の整数である。
このように、近位横棒3a及び遠位横棒3bは、例えば、間隔ECによって、主軸に沿って互いにオフセットされ、例えば、
EC=Ldist−Lprox=(kdist−kprox).Lg/2=N.Lg/2が成立し、ここでNは正の整数である。
特にコンパクトにされた構成に対応する図1〜図4及び図7の例では、kprox=0でかつkdist=1となり、
言い換えれば、Lprox=Lc、Ldist=Lc+Lg/2、かつEC=Lg/2となる。
コンパクトにされていない構成に対応するが、結合されたマイクロ波の帯域幅に有利な場合もある図5の例では、kprox=1でかつkdist=2となり、言い換えれば、Lprox=Lc+Lg/2、Ldist=Lc+Lg、かつEC=Lc/2となる。
特にコンパクトにされた構成にも対応する図9の例では、上側横棒3c及び下側横棒3dは、両方とも、主軸に沿って、短絡要素23から同じ所定の長さLに配置され、
L=Lcとなる。
さらに、各同軸コネクタ4a,4b,4c,4dについて、導電性アンテナ42の端部は、それが固定される横棒3a,3b,3c,3dの直径を下回るか、上回るか又は等しい直径を有する。
非限定的な例によって与えられる特定の実施形態では、各同軸コネクタ4a、4b、4c、4dについて、導電性アンテナ42の端部は、それが固定されている横棒3a、3b、3c、3dの直径と15%以内で同等の直径を有しており、したがって、3つのケースが生じる。
3つのケースとは、導電性中心コア41が横棒3a,3b,3c,3dの直径と15%以内で同等の直径を有する場合に、導電性中心コア41と導電性アンテナ42とが同じ一定の直径を有する図5に示す第1のケースと、
導電性中心コア41が横棒3a,3b,3c,3dの直径よりも小さい直径を有する場合に、導電性アンテナ42が、横棒3a,3b,3c,3dの直径と15%以内で同等の直径に達するまで、導電性中心コア41から徐々に増加する直径を有する図8に示す第2のケースと、
導電性中心コア41が横棒3a,3b,3c,3dの直径よりも大きい直径を有する場合に、導電性アンテナ42が、横棒3a,3b,3c,3dの直径と15%以内で同等の直径に達するまで、導電性中心コア41から徐々に減少する直径を有する図示しない第3のケースとである。
図12及び図13を参照すると、本発明に係るマイクロ波発生装置6は、ケーシング60の内部に、
マイクロ波連結/結合装置1と、
マイクロ波連結/結合装置1の同軸コネクタ4a,4b,4c,4dにそれぞれ接続された複数のソリッドステートマイクロ波源5と、
ソリッドステートマイクロ波源5の位相を個別に調整するために、ソリッドステートマイクロ波源5の位相を制御する制御モジュール7とを備えている。
導電性アンテナ42が同じ横棒3a、3b、3c、又は3dに固定された2つの隣接する同軸コネクタ4a、4b、4c、又は4dを考慮すると、これらの2つの隣接する同軸コネクタは、プラス又はマイナス10度の位相同期で動作するソリッドステートマイクロ波源5に接続されており、これら2つのソリッドステートマイクロ波源5のこの位相同期は制御モジュール7によって制御される。
一方で、導電性アンテナ42が近位横棒3aに固定され、近位ソースと呼ばれるソリッドステートマイクロ波源5に連結された2つの隣接する近位同軸コネクタ4aを考慮し、他方で、導電性アンテナ42が遠位横棒3bに固定され、遠位ソースと呼ばれるソリッドステートマイクロ波源5に連結された2つの隣接する遠位同軸コネクタ4bを考慮し、さらに、Nが正の整数である場合、この近位横棒3aとこの遠位横棒3bが主軸Xに沿って互いに間隔EC=N.Lg/2でオフセットされていることを考慮すると、
Nが偶数の場合、近位ソースは遠位ソースとプラスマイナス10度の位相同期をとり、
Nが奇数の場合、近位ソースは遠位のソースに対し、プラスマイナス10度の180度の位相シフトとなる。
図1〜図5及び図7の例では、EC=Lg/2、つまりN=1であるから、近位ソースは遠位ソースに対して180度のプラスマイナス10度の位相ずれとなる。
したがって、制御モジュール7は、同じ横棒3a、3b、3c、又は3dに関連付けられたソリッドステートマイクロ波源5を一緒に同期させ、第1のものに対して他のものを180°(間隔EC=Lg/2の場合)位相シフトさせるために、好ましくは自動の位相管理カードを実装する。
さらに、上述したように、周波数f0の周りの所定の周波数帯域内で周波数が調整可能であるため、導かれる波長も波長λgの周りの所定の波長帯域内で調整可能である。
このように、ソリッドステートマイクロ波源5の位相制御モジュール7は、ソリッドステートマイクロ波源5の位相を、この所定の波長帯域内で導かれる波長の調整に応じて個別に制御し、パワー伝送を最適化する。
この制御モジュール7はまた、同軸コネクタ4a、4b、4c、4d自体の間で、寸法上の公差、各ソリッドステートマイクロ波源5の公差等のために現れる可能性のある任意の位相シフトを考慮して、各ソリッドステートマイクロ波源5の位相を個別に管理することを可能にする。この位相管理は、放出されるマイクロ波の周波数に応じて自動的に運用することもできる。

Claims (24)

  1. 少なくとも2つのマイクロ波源(5)を連結及び結合するためのマイクロ波連結/結合装置(1)であって、
    主軸(X)に沿って長手方向に延び、短絡要素(23)が設けられた第1の端部(21)と第2の開放端部(22)とを含む2つの反対側の端部を有するスリーブ(20)と、
    前記主軸(X)に直交する横軸(Y)に沿って前記スリーブ(20)内で延びる少なくとも1つの横棒(3a,3b,3c,3d)とを備えた導波管(2)を備え、
    前記マイクロ波連結/結合装置(1)は、マイクロ波源(5)にそれぞれ接続されるように提供された少なくとも2つの同軸コネクタ(4a,4b,4c,4d)をさらに備え、
    各同軸コネクタ(4a,4b,4c,4d)は、前記スリーブ(20)に外部から取り付けられ、前記スリーブ(20)内で延びて横棒(3a,3b,3c,3d)に取り付けられた端部で終了する導電性アンテナ(42)に接続されて延びる導電性中心コア(41)を有し、前記導電性中心コア(41)及び前記導電性アンテナ(42)は、一直線にされ、前記横軸(Y)及び前記主軸(X)に直交する方向に延びているマイクロ波連結/結合装置。
  2. 請求項1に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    前記少なくとも2つの同軸コネクタは、導電性アンテナ(42)が同じ横棒(3a,3b,3c,3d)に固定された2つの隣接する同軸コネクタ(4a,4b,4c,4d)を含み、前記隣接する同軸コネクタ(4a,4b,4c,4d)は、前記横棒(3a,3b,3c,3d)の前記横軸(Y)に平行な方向に並んで配置されているマイクロ波連結/結合装置。
  3. 請求項2に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    前記2つの隣接する同軸コネクタ(4a,4b,4c,4d)は、前記主軸(X)を含むスリーブ(20)の対称面の両側に対称に配置され、前記対称面はまた、前記主軸(X)と横棒(3a,3b,3c,3d)の前記横軸(Y)との両方に直交する二次軸(Z)を含むマイクロ波連結/結合装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    前記導波管(2)は、平行で前記主軸(X)に沿って互いにオフセットされた少なくとも1つの近位横棒(3a)と遠位横棒(3b)とを備え、前記少なくとも2つの同軸コネクタは、導電性アンテナ(42)が前記近位横棒(3a)に固定された少なくとも1つの近位同軸コネクタ(4a)と、導電性アンテナ(42)が前記遠位横棒(3b)に固定された少なくとも1つの遠位同軸コネクタ(4b)とを含むマイクロ波連結/結合装置。
  5. 請求項4に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    前記近位同軸コネクタ(4a)と前記遠位同軸コネクタ(4b)とは、前記主軸(X)に平行な方向に互いにオフセットされているマイクロ波連結/結合装置。
  6. 請求項2及び4に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    前記少なくとも2つの同軸コネクタは、
    導電性アンテナ(42)が前記近位横棒(3a)に固定された2つの近位隣接同軸コネクタ(4a)と、
    導電性アンテナ(42)が前記遠位横棒(3b)に固定された2つの遠位隣接同軸コネクタ(4b)とを含むマイクロ波連結/結合装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    前記導波管(2)は、平行であり、前記主軸(X)、及び前記横棒(3c,3d)の前記横軸(Y)の両方に直交する二次軸(Z)に沿って互いにオフセットされた少なくとも1つの上側横棒(3c)と1つの下側横棒(3d)とを備え、そのため、前記上側横棒(3c)と前記下側横棒(3d)とは、前記主軸(X)に直交する共通平面内で延び、前記少なくとも2つの同軸コネクタは、前記スリーブ(20)の上面(25)に取り付けられ、導電性アンテナ(42)が前記上側横棒(3c)に固定された少なくとも1つの上側同軸コネクタ(4c)と、前記スリーブ(20)の下面(26)に取り付けられ、導電性アンテナ(42)が前記下側横棒(3d)に固定された少なくとも1つの下側同軸コネクタ(4d)とを含み、前記下側同軸コネクタ(4d)と前記上側同軸コネクタ(4c)とは前記共通平面内で延びているマイクロ波連結/結合装置。
  8. 請求項7に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    前記下側同軸コネクタ(4d)の前記導電性アンテナ(42)と前記上側同軸コネクタ(4c)の前記導電性アンテナ(42)とが一直線にされているマイクロ波連結/結合装置。
  9. 請求項2及び6に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    前記少なくとも2つの同軸コネクタは、
    導電性アンテナ(42)が前記上側横棒(3c)に固定された2つの上側隣接同軸コネクタ(4c)と、
    導電性アンテナ(42)が前記下側横棒(3d)に固定された2つの下側隣接同軸コネクタ(4d)とを含むマイクロ波連結/結合装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    前記少なくとも1つの横棒(3a,3b,3c,3d)が、少なくとも100W/(m・K)の熱伝導率を有する材料で作られているマイクロ波連結/結合装置。
  11. 請求項10に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    前記少なくとも1つの横棒(3a,3b,3c,3d)が、銅、真鍮、アルミニウム、金及び銀のうちの少なくとも1つの金属に基づく材料で作られているマイクロ波連結/結合装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    前記少なくとも1つの横棒(3a,3b,3c,3d)が、中空であるマイクロ波連結/結合装置。
  13. 請求項12に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    前記少なくとも1つの中空の横棒(3a,3b,3c,3d)の内部で冷却液が循環するマイクロ波連結/結合装置。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    同じ周波数f0及び同じ所定の波長λ0でマイクロ波を放射するマイクロ波源(5)を考慮することで、前記少なくとも1つの横棒(3a,3b,3c,3d)は、前記主軸(X)に沿って、前記短絡要素(23)から所定の長さLに配置され、ここで、
    L=Lc+k.Lg/2であり、
    この中で、kは0又は正の整数であり、
    Lc=p.λg/4であり、
    Lg=λg±10%であり、
    λgは前記導波管(2)内での前記マイクロ波の導かれる波長に相当し、それは前記導波管(2)の寸法に依存し、
    pは、1未満の補正係数であるマイクロ波連結/結合装置。
  15. 請求項4及び14に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    前記近位横棒(3a)及び前記遠位横棒(3b)が、前記短絡要素(23)から所定のそれぞれの長さLprox及びLdistで、主軸(X)に沿って配置され、
    Lprox=Lc+kprox.Lg/2が成立し、ここで、kproxはゼロ又は正の整数であり、
    Ldist=Lc+kdist.Lg/2が成立し、ここで、kdistはkproxよりも大きい正の整数であり、
    そのため、前記近位横棒及び前記遠位横棒が、間隔ECによって、前記主軸に沿って互いにオフセットされ、
    EC=Ldist-Lprox=(kdist-kprox).Lg/2=N.Lg/2が成立し、ここでNは正の整数であるマイクロ波連結/結合装置。
  16. 請求項15に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    EC=Lg/2となり、ここで、
    kprox=0でかつkdist=1となるか、
    又はkprox=1でかつkdist=2となるかのいずれかであるマイクロ波連結/結合装置。
  17. 請求項1〜16のいずれか1項に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    各同軸コネクタ(4a,4b,4c,4d)について、前記導電性アンテナ(42)の端部は、それが固定されている横棒(3a,3b,3c,3d)の直径と15%以内で同等の直径を有するマイクロ波連結/結合装置。
  18. 請求項17に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)において、
    各同軸コネクタ(4a,4b,4c,4d)について、導電性中心コア(41)は、対応する前記横棒(3a,3b,3c,3d)の直径より小さいか、又は逆に大きい直径を有し、前記導電性アンテナ(42)は、前記横棒(3a,3b,3c,3d)の直径と15%以内で同等の直径に達するまで、前記導電性中心コア(41)から徐々に増加するか、又は逆に減少する直径を有するマイクロ波連結/結合装置。
  19. 同じ周波数f0及び同じ所定の波長λ0でマイクロ波を放射する少なくとも2つのマイクロ波源(5)と、
    請求項1〜18のいずれか1項に記載のマイクロ波連結/結合装置(1)とを備え、
    前記マイクロ波源(5)がそれぞれ前記マイクロ波連結/結合装置(1)の前記同軸コネクタ(4a,4b,4c,4d)に接続されているマイクロ波発生装置。
  20. 請求項19に記載のマイクロ波発生装置において、
    前記マイクロ波連結/結合装置(1)は、導電性アンテナ(42)が同じ前記横棒(3a,3b,3c,3d)に固定された2つの隣接する同軸コネクタ(4a,4b,4c,4d)を備え、前記隣接する同軸コネクタ(4a,4b,4c,4d)は、前記横棒(3a,3b,3c,3d)の前記横軸(Y)に沿って並んで配置され、前記隣接する同軸コネクタ(4a,4b,4c,4d)は、位相同期で動作するマイクロ波源(5)に接続されたマイクロ波発生装置。
  21. 請求項19又は20にマイクロ波発生装置において、
    前記マイクロ波連結/結合装置(1)は、平行であり、かつNが正の整数であるときの間隔EC=N.Lg/2によって前記主軸(X)に沿って互いにオフセットされた少なくとも1つの近位横棒(3a)及び1つの遠位横棒(3b)を備え、前記少なくとも2つの同軸コネクタ(4a,4b,4c,4d)は、導電性アンテナ(42)が前記近位横棒(3a)に固定された少なくとも1つの近位同軸コネクタ(4a)と、導電性アンテナ(42)が前記遠位横棒(3b)に固定された少なくとも1つの遠位同軸コネクタ(4b)とを含み、
    前記近位同軸コネクタ(4a)及び前記遠位同軸コネクタ(4b)は、
    Nが偶数の場合のプラスマイナス10度の位相同期、又は
    Nが奇数の場合のプラスマイナス10度の180度の位相シフトで動作するマイクロ波源(5)に接続されているマイクロ波発生装置。
  22. 請求項20又は21に記載のマイクロ波発生装置において、
    前記周波数f0の周りの所定の周波数帯域内で前記周波数は調節可能であるため、前記導波管内で導かれる波長は、前記波長λgの周りの所定の波長帯域内で調節可能であり、
    前記マイクロ波発生装置は、前記所定の波長帯域内での前記波長の調整に応じて前記マイクロ波源(5)の位相を個別に調整するために前記マイクロ波源(5)の位相を制御するモジュールをさらに備えているマイクロ波発生装置。
  23. 請求項19〜22のいずれか1項に記載のマイクロ波発生装置において、
    前記マイクロ波源(5)はソリッドステートマイクロ波源(5)であるマイクロ波発生装置。
  24. 請求項19〜23のいずれか1項に記載のマイクロ波発生装置において、
    前記周波数は
    2.450GHz±50.0MHzの周波数帯で構成され、例えば、前記周波数は、2.450GHz±50.0MHzの周波数帯で調整可能であるか、
    5.800GHz±75.0MHzの周波数帯で構成され、例えば、前記周波数は、5.800GHz±75.0MHzの周波数帯で調整可能であるか、
    433.92MHz±0.87の周波数帯で構成され、例えば、前記周波数は、433.92MHz±0.87の周波数帯で調整可能であるか、
    896MHz±10MHzの周波数帯で構成され、例えば、前記周波数は、896MHz±10MHzの周波数帯で調整可能であるか、又は
    915MHz±13MHzの周波数帯で構成され、例えば、前記周波数は、915MHz±13MHzの周波数帯で調整可能であるマイクロ波発生装置。
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