JP2021524028A - 飛行時間生成回路、関連するチップ、流量計および方法 - Google Patents

飛行時間生成回路、関連するチップ、流量計および方法 Download PDF

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Abstract

本出願は、第一のトランスデューサ(302)および第二のトランスデューサ(304)に結合された飛行時間生成回路(30)を開示し、第一のトランスデューサと第二のトランスデューサとの間にゼロよりも大きな距離があり、流速を有する流体が、第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサを順次流れ、飛行時間生成回路は、第一のトランスデューサに結合された送信機(32)と、第二のトランスデューサに結合された受信機(35)と、送信機および受信機に結合された信号処理回路(31)と、信号処理回路に結合された相関回路(36)と、測定回路(37)と、変換回路(38)とを含む。本出願は、また、チップ、流量計、およびその方法を開示する。【選択図】図3

Description

本出願は、飛行時間生成回路に関し、チップ、流量計、およびその方法に関する。
超音波流量計は、一般的に使用されている流量計である。流量計は、流体の流速を検出する際に広く適用されている。他のタイプの流量計と比較して、超音波流量計は、圧力損失、検出可能な最低流速および設置コストのような態様において、より大きな利点を有する。しかしながら、その精度は、依然として向上する必要があり、さらなる改善と革新が必要である。
本出願の1つの目的は、上述の問題に対処するために、飛行時間(TOF)生成回路と、チップと、流量計と、上述の問題に対処するため方法を開示することである。
本出願の一実施形態は、第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサに結合されたTOF生成回路を開示し、第一のトランスデューサと第二のトランスデューサとの間にゼロよりも大きい距離が存在し、第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサが流体で充填されたパイプライン内に配置され、このTOF生成回路は、第一のトランスデューサに結合された送信機と、第二のトランスデューサに結合された受信機と、第一の周囲要因の下で、第一の信号を送信機に生成させ、第一のトランスデューサに第一のトランスデューサ信号を送信させるように構成された信号生成回路であって、第一のトランスデューサ信号が第二のトランスデューサによって受信され、受信機が信号生成回路への基準信号を生成し、上記信号生成回路は、第二の周囲要因の下で、第二の信号を送信機に生成させ、第一のトランスデューサに第二のトランスデューサ信号を送信させるように構成され、第二のトランスデューサ信号を第二のトランスデューサが受信し、受信機は信号生成回路への入力信号を生成する、信号生成回路と、少なくとも入力信号を受信し、相関演算を実行して、相関信号を生成するように構成された相関回路と、相関信号に応じて測定信号を生成するように構成された測定回路であって、測定信号は、入力信号と基準信号との間の位相差を示し、測定信号は、第一の測定信号および第二の測定信号を含み、第一の測定信号は、入力信号と基準信号との位相補償を示すように構成され、第二の測定信号は、第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサの位相オフセットを示すように構成される、測定回路と、測定信号または第一の測定信号を周波数領域から時間領域に選択的に変換してTOF差分信号を生成するように構成された変換回路であって、TOF差分信号は、第一のトランスデューサと第二のトランスデューサとの間の飛行時間の差を示すように構成される、変換回路と、を含む。
本出願の一実施形態は、上述のTOF生成回路を含むチップを開示する。
本出願の一実施形態は、流量計を開示し、この流量計は、上述のTOF生成回路と、第一のトランスデューサと、第二のトランスデューサと、を含み、TOF生成回路は、第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサに結合される。
本出願の一実施形態は、送信機および受信機を制御するように構成されたTOF生成方法を開示し、送信機は、第一のトランスデューサに結合され、受信機は、第二のトランスデューサに結合され、第一のトランスデューサと第二のトランスデューサとの間にゼロよりも大きい距離があり、第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサは、流体が充填されたパイプラインに配置され、このTOF生成方法は、第一の周囲要因の下で、送信機に第一の信号を生成し、第一のトランスデューサに第一のトランスデューサ信号を送信させるステップと、第一のトランスデューサ信号を第二のトランスデューサが受信した後、受信機を使用して、基準信号を生成するステップと、第二の周囲要因の下で、送信機に第二の信号を生成し、第一のトランスデューサに第二のトランスデューサ信号を送信させるステップと、第二のトランスデューサ信号を第二のトランスデューサが受信した後、受信機を使用して、入力信号を生成するステップと、少なくとも入力信号を受信し、相関演算を実行して、相関信号を生成するステップと、相関信号に応じて測定信号を生成するステップであって、測定信号は、入力信号と基準信号との間の位相差を示し、測定信号は、第一の測定信号および第二の測定信号を含み、第一の測定信号は、入力信号および基準信号の位相補償を示すように構成され、第二の測定信号は、第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサの位相オフセットを示す、ステップと、測定信号または第一の測定信号を周波数領域から時間領域に選択的に変換してTOF差分信号を生成するステップであって、TOF差分信号は、第一のトランスデューサと第二のトランスデューサとの間の飛行時間の差を示すように構成される、ステップと、を含む。
本出願の一実施形態は、第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサに結合されたTOF生成回路を開示し、第一のトランスデューサと第二のトランスデューサとの間にゼロよりも大きい距離が存在し、第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサが流体で充填されたパイプライン内に配置され、このTOF生成回路は、第一のトランスデューサに結合された送信機と、第二のトランスデューサに結合された受信機と、第一の周囲要因の下で、第一の信号を送信機に生成させ、第一のトランスデューサに第一のトランスデューサ信号を送信させるように構成された信号生成回路であって、第一のトランスデューサ信号が第二のトランスデューサによって受信され、受信機が信号生成回路への基準信号を生成し、上記信号生成回路は、第二の周囲要因の下で、第二の信号を送信機に生成させ、第一のトランスデューサに第二のトランスデューサ信号を送信させるように構成され、第二のトランスデューサ信号を第二のトランスデューサが受信し、受信機は信号生成回路への入力信号を生成する、信号生成回路と、少なくとも入力信号を受信し、相関演算を実行して、相関信号を生成するように構成された相関回路と、相関回路に結合され、相関信号に応じて測定信号を生成するように構成された測定回路であって、測定信号は、入力信号と基準信号との間の位相差を示し、測定信号は、第一の測定信号および第二の測定信号を含み、第一の測定信号は、入力信号および基準信号の位相補償を示すように構成され、第二の測定信号は、第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサの位相オフセットを示すように構成される、測定回路と、測定回路に結合され、測定信号を周波数領域から時間領域に変換してTOF差分信号を生成するように構成された変換回路と、測定回路に結合され、位相補償に応じて入力信号に対して補償動作を実行し、補償動作を実行した後に補償信号を生成するように構成された補償回路と、合成回路と、補償回路に結合され、特定の比率を用いて基準信号と補償信号とを合成して合成信号を生成し、合成信号を相関回路に出力することにより、相関回路が入力信号と合成信号とを受信して相関信号を生成するように構成される、合成回路と、を含む。
TOF生成回路を示す模式図である。 トランスデューサ間の距離と、基準信号と入力信号との間の位相差の変換を示す模式図である。 本出願の第一の実施形態によるTOF生成回路を示す模式図である。 図3のトランスデューサ間の距離と、基準信号と入力信号との間の位相差の変換とを示す模式図である。 本出願の実施形態による第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサの配置を示す模式図である。 本出願の第二の実施形態によるTOF生成回路を示す模式図である。 図6のトランスデューサ間の距離と、基準信号と入力信号との間の位相差の変換とを示す模式図である。 本出願の第三の実施形態によるTOF生成回路を示す模式図である。 本出願の実施形態によるTOF生成方法を示すフローチャートである。
以下の開示は、本発明の異なる特徴を実施するために、多くの異なる実施形態または例を提供する。本開示を簡略化するために、構成要素および配置の具体例を以下で説明する。理解できるように、当然、これらは単なる例であり、限定を意図するものではない。例えば、以下の説明において、第二の特徴の全体に、またはその上に第一の特徴を形成することは、第一および第二の特徴が直接接触して形成される実施形態を含むことができ、また第一および第二の特徴が直接接触しないように、第一および第二の特徴の間に追加の特徴を形成し得る実施形態を含むこともできる。また、本開示では、様々な例において、参照番号および/または文字を繰り返すこともある。この繰り返しは、単純化および明確化のためであり、それ自体では、議論される様々な実施形態および/または構成の間の関係を指示するものではない。
さらに、「下方に」、「下に」、「下部」、「上に」、「上部」などの空間的に相対的な用語は、本明細書では、説明を容易にするために、1つの要素または特徴について、図面に示すような別の要素または特徴に対する関係を説明するために使用することもある。空間的に相対的な用語は、図に描かれている向きに加えて、使用または動作中のデバイスの異なる向きを包含することが意図されている。装置は、別の向きを向いていてもよく(例えば、90°回転されてもよいし、他の向きに回転されてもよい)、本明細書で使用される空間的に相対的な記述子は、同様に、それに応じて解釈されてもよい。
本発明の広い範囲を示す数値範囲およびパラメータは近似値であるにもかかわらず、特定の具体例に概説される数値は、可能な限り正確に報告される。しかしながら、任意の数値は、それぞれの試験測定において見出される標準偏差から必然的に生じる特定の誤差を本質的に含む。また、本明細書で使用される場合、「約」という用語は、一般に、所与の値または範囲の10%、5%、1%、または0.5%以内を意味する。あるいは、用語「約」は、当業者によって考慮される場合、平均の許容可能な標準誤差内を意味する。理解されるように、動作/動作例以外では、または特に明記されない限り、本明細書で開示される材料の量、持続時間、温度、動作条件、量の比率などの数値範囲、量、値、およびパーセンテージのすべては、すべての場合において、「約」という用語によって修正されるものと理解されるべきである。したがって、反対に示されない限り、本開示および添付の特許請求の範囲に概説される数値パラメータは、所望に応じて変化し得る近似である。少なく見積もっても、各数値パラメータは、少なくとも報告された有効数字の数を考慮し、通常の丸め技術を適用することによって解釈されるべきである。範囲は、本明細書では、1つのエンドポイントから別のエンドポイントまで、または2つのエンドポイントの間として表すことができる。本明細書に開示される全ての範囲は、特に明記しない限り、エンドポイントを含む。
相関動作を使用する従来の流量測定システムでは、トランスデューサの特性は、温度が変化すると変化するので、寄生コンデンサの静電容量は、一般に、トランスデューサ内の温度が上昇すると、25%もの変動で増加する。容量の変動は駆動信号の波形だけでなく、共振周波数点と並列共振周波数点の位相シフトにも影響する。一般的に言えば、共振点近傍の等価インピーダンスは40%まで変動することができ、このような変動はトランスデューサの両端の電圧に影響を及ぼすであろう。
本出願で提案したTOF生成回路は、雰囲気の変化(温度変動など)の場合の相関演算を通して、トランスデューサ間の飛行時間のTOF差を計算できる。
本出願は、信号TOFおよび流体の現流速を計算するためのTOF生成回路30、50、70を提供し、また本出願は、TOF生成回路30、50または70を含むチップも提供する。いくつかの実施形態では、TOF生成回路30、50、70は、トランスデューサ装置に適用することができ、例えば、本出願は、TOF生成回路30、50または70と、第一のトランスデューサ302、502または702と、第二のトランスデューサ304、504または704とを含む流量計も提供する。例えば、上述の流量計を使用して、気体または液体の流速および/または流量を感知することができる。しかしながら、本出願は、これらに限定されるものではない。
図1は、流量計に適用されるTOF生成回路10を示す模式図である。TOF生成回路10は、第一のトランスデューサ2および第二のトランスデューサ3に結合されている。トランスデューサは、1つの形態のエネルギーを別の形態に変換することができる構成要素である。エネルギーの形態には、電気エネルギー、機械エネルギー、電磁エネルギー、光エネルギー、化学エネルギー、音エネルギー熱エネルギー等を含み得るが、本出願は、特に限定されず、トランスデューサは、エネルギーを変換することができる任意の構成要素を含み得る。
第一のトランスデューサ2および第二のトランスデューサ3は、流体(例えば、液体または気体)で充填されたパイプライン1内に設置され、第一のトランスデューサ2の伝達方向は、第二のトランスデューサ3に面し、第二のトランスデューサ3の伝達方向は、第一のトランスデューサ2に面する。第一のトランスデューサ2と第二のトランスデューサ3との間には距離L’があり、L’はゼロよりも大きい。図1に示すように、TOF生成回路10は、信号生成回路11と、送信機12と、受信機15とを含み、送信機12は、第一のトランスデューサ2に結合され、受信機15は、第二のトランスデューサ3に結合されている。
信号生成回路11は、第一の周囲要因E1の下で、第一の信号S1’を生成し、送信機12から第一のトランスデューサ2を介して第一のトランスデューサ信号TS1’を送信するように構成され、第一のトランスデューサ信号TS1’を第二のトランスデューサ3が受信し、受信機15は、基準信号RS’を信号生成回路11に生成する。また、信号生成回路11は、第二の周囲要因E2の下で、第二の信号S2’を発生し、送信機12から第一のトランスデューサ2を介して第二のトランスデューサ信号TS2’を送信し、第二のトランスデューサ信号TS2’を第二のトランスデューサ3が受信し、受信機15は、入力信号IN’を信号生成回路11に生成するように構成される。本実施形態では、第一の周囲要因E1および第二の周囲要因E2は、周囲温度および/またはパイプライン1内の流体の流速を含む。
流体の流速を計算して、流体の流量を取得するために、一実施形態では、基準信号RS’と入力信号IN’との間の位相差φ’が計算され、それによって、基準信号RS’と入力信号IN’との間のTOF差が得られる。
図2は、第一のトランスデューサ2と第二のトランスデューサ3との間の距離L’と、基準信号RS’と入力信号IN’との間の位相差φ’の変換を示す模式図である。基準信号RS’と入力信号IN’に対して相関演算を行った後、基準信号RS’と入力信号IN’の位相差φ’を求める。図2に示すように、距離L’および位相差φ’は、線形関数を表し、線形関数は、φ’=φ0’+S’・L’と表すことができる。ここで、φ0’は周囲温度による周囲偏差に応じて決定される定数であり、S’・L’は基準信号RS’と入力信号IN’との間の位相補償を表す。本実施形態では、周囲偏差は、半導体プロセスの違いにより周囲温度が変化したときの第一のトランスデューサ2および第二のトランスデューサ3の特性変動を表す。S’は、関数の勾配であり、その大きさは流体の流速によって決まり、上記の関数から、周囲温度と流速の両方が位相差φ’に影響することが分かる。したがって、より正確なTOF差を取得するためには、周囲温度の影響を考慮して、TOF差を計算する必要がある。第一のトランスデューサ2と第二のトランスデューサ3との間の特性変動の差の量は、周囲温度および流速によって生じる。
図3は、本出願の第一の実施形態に係るTOF生成回路30を示す模式図である。TOF生成回路30は、第一のトランスデューサ302および第二のトランスデューサ304に結合されている。第一のトランスデューサ2および第二のトランスデューサ3と同様に、第一のトランスデューサ302および第二のトランスデューサ304は、流体(例えば、液体または気体)で充填されたパイプライン320内に設置され、第一のトランスデューサ302の伝達方向は、第二のトランスデューサ304に面し、第二のトランスデューサ304の伝達方向は、第一のトランスデューサ302に面する。第一のトランスデューサ302と第二のトランスデューサ304との間の距離は、Lであり、Lはゼロより大きい。図3に示すように、TOF生成回路30は、信号生成回路31と、送信機32と、受信機35とを含み、送信機32は、第一のトランスデューサ302に結合され、受信機35は、第二のトランスデューサ304に結合されている。
信号生成回路11、送信機12、および受信機15と同様に、信号生成回路31は、第一の周囲要因E1の下で、第一の信号S1を生成し、送信機32から第一のトランスデューサ302を介して第一のトランスデューサ信号TS1を送信するように構成され、第一のトランスデューサ信号TS1を第二のトランスデューサ304が受信し、受信機35は、基準信号RS1を信号生成回路31に生成する。また、信号生成回路31は、第二の周囲要因E2の下で、第二の信号S2を生成し、送信機32から第一のトランスデューサ302を介して第二のトランスデューサ信号TS2を送信するように構成され、第二のトランスデューサ信号TS2を第二のトランスデューサ304が受信し、受信機35は、入力信号INを信号生成回路31に生成する。本実施形態では、信号生成回路31は、受信機35が受信した入力信号INおよび基準信号RSを記憶する記憶装置(図示せず)を備えている。本実施形態では、第一の周囲要因E1および第二の周囲要因E2は、周囲温度および/またはパイプライン320内の流体の流速を含む。
TOF生成回路30は、相関回路36と、測定回路37と、変換回路38とをさらに含む。相関回路36は、信号生成回路31から基準信号RSおよび入力信号INを受信し、基準信号RSおよび入力信号INに対して相関演算を実行して相関信号CORを生成し、相関演算は、基準信号RSおよび入力信号INに対して高速フーリエ変換を実行することを含み、相関信号CORは、基準信号RSと入力信号INとの間の相関位相応答を表す。測定回路37は、相関回路36から相関信号CORを受信し、相関信号CORを測定して測定信号MSを生成する。
図4は、第一のトランスデューサ302と第二のトランスデューサ304との間の距離Lと、基準信号RSと入力信号INとの間の位相差φとの変換を示す模式図である。相関回路36は、基準信号RSと入力信号INとの相関演算を行った後、相関信号CORを生成し、測定回路37は、相関信号CORを測定し、測定信号MSを取得する。基準信号RSと入力信号INの相関演算を実行した後、基準信号RSと入力信号INの位相差φを取得する。換言すれば、測定信号MSは、位相差φを表す。図2および図4の両方の実施形態を参照すると、位相差φは、φ=φ0+S・Lのように表すことができる。すなわち、測定信号MSは、第一の測定信号MS1および第二の測定信号MS2を含み、第一の測定信号MS1は、S・Lで示される位相補償を表し、第二の測定信号MS2は、φ0で示される周囲逸脱を表している。本実施形態では、測定回路37は、最小二乗平均(LMS)法を用いて測定信号MSを取得する。
再び、図3を参照すると、変換回路38は、測定回路37から測定信号MSおよび第二の測定信号MS2を受信し、次いで、測定信号MSから第二の測定信号MS2を減算して第一の測定信号MS1を取得し、第一の測定信号MS1を周波数領域から時間領域に変換してTOF差分信号TOFを取得する。いくつかの実施形態では、変換回路38は、測定信号MS、第一の測定信号MS1、および第二の測定信号MS2を同時に取得し、第一の測定信号MS1を周波数領域から時間領域に変換して、TOF差分信号TOFを取得することができる。この場合、TOF差分信号TOFは、入力信号INおよび基準信号RSが第一のトランスデューサ302と第二のトランスデューサ304との間を飛行するときのTOF差分を表す。
変換回路38は、TOF差分信号TOFから、第二の測定信号MS2によって表される温度に起因する周囲偏差の一部を差し引くので、このように取得したTOF差分信号TOFは、温度変化による変動がより少なくなるだけである。換言すれば、本出願で提案するTOF生成回路を用いて、より正確なTOF差分信号TOFを取得することができる。変換回路38がTOF差分信号TOFを出力する際の動作中に、まず、測定信号MSを周波数領域から時間領域に変換し、次いで、固定多重度を有する第二の測定信号MS2の一部を時間領域から減算して第一の測定信号MS1を取得することも可能であることに留意されたい。一般に、実際の適用要件に応じて、変換回路38は、測定信号MSまたは第一の測定信号MS1を周波数領域から時間領域に選択的に変換して、TOF差分信号TOFを取得することができる。
TOF生成回路30は、さらに、第一のトランスデューサ302に結合された受信機と、第二のトランスデューサ304に結合された送信機とを含んでもよく、第一の周囲要因E1および第二の周囲要因E2の下で、第二のトランスデューサ304に結合された送信機を使用して、第一のトランスデューサ302に結合された受信機に2つの信号を送信し、基準信号および入力信号をそれぞれ生成することに留意されたい。次に、TOF差分信号は、図3に関連して説明した上述の実施形態に従って生成される。いくつかの実施形態では、TOF生成回路30は、TOF差分信号およびTOF差分信号TOFに応じて、流体の流速を計算し、次いで、流体の流量を計算するように構成された計算回路(図示せず)をさらに含む。
パイプライン320内の第一のトランスデューサ302および第二のトランスデューサ304の配置および位置は、図1および図3に示すものに限定されないことに留意されたい。図5は、本出願の一実施形態によるパイプライン320内の第一のトランスデューサ302および第二のトランスデューサ304の配置を示す模式図である。図5の実施形態では、反射板402および404は、パイプライン320内に配置され、第一のトランスデューサ302を通って第二のトランスデューサ304に伝送される信号を反射し、第二のトランスデューサ304を通って第一のトランスデューサ302に伝送される信号を反射するように構成されている。この実施形態では、第一のトランスデューサ302と第二のトランスデューサ304との間の距離Lは、信号が通過した距離とみなされる。換言すれば、距離Lは、第一のトランスデューサ302から始まり、反射板402および404を通って第二のトランスデューサ304までの距離である。以下の図面では、簡潔にするために、トランスデューサの位置は、図1および図3に示すものと同様に示されている。
図6は、本出願の第二の実施形態によるTOF生成回路50を示す模式図である。TOF生成回路50は、第一のトランスデューサ502および第二のトランスデューサ504に結合され、第一のトランスデューサ302および第二のトランスデューサ304と同様に、第一のトランスデューサ502および第二のトランスデューサ504は、流体(例えば、液体または気体)が充填されたパイプライン520内に設置され、第一のトランスデューサ502の伝達方向は、第二のトランスデューサ504と面し、第二のトランスデューサ504の伝達方向は、第一のトランスデューサ502と面する。第一のトランスデューサ502と第二のトランスデューサ504との間の距離は、Lであり、Lはゼロより大きい。図5に示すように、TOF生成回路50は、信号生成回路51と、送信機52と、受信機55とを含み、送信機52は、第一のトランスデューサ502に結合され、受信機55は、第二のトランスデューサ504に結合されている。信号生成回路31、送信機32および受信機35と同様に、信号生成回路51は、第一の周囲要因E1の下で、第一の信号S12を生成し、送信機52から第一のトランスデューサ502を介して第一のトランスデューサ信号TS1を送信するように構成され、第一のトランスデューサ信号TS1を第二のトランスデューサ504が受信し、受信機55は、基準信号RSを信号生成回路51に生成する。また、信号生成回路51は、第二の周囲要因E2の下で、第二の信号S2を生成し、送信機52から第一のトランスデューサ502を介して第二のトランスデューサ信号TS2を送信するように構成され、第二のトランスデューサ信号TS2を第二のトランスデューサ504が受信し、受信機55は、信号生成回路51に入力信号INを生成する。本実施形態では、信号生成回路51は、受信機55が受信した入力信号INおよび基準信号RSを記憶する記憶装置(図示せず)を備えている。
TOF生成回路50は、相関回路56と、測定回路57と、変換回路58と、補償回路59と、合成回路60とをさらに含む。相関回路56は、信号生成回路51から入力信号INを受信し、合成回路60から合成信号SSを受信し、入力信号INおよび合成信号SSに対して相関演算を実行して、相関信号CORを生成し、相関演算は、合成信号SSおよび入力信号IN1に対して高速フーリエ変換を実行することを含み、相関信号CORは、合成信号SSと入力信号IN1との間の相関位相応答を表す。測定回路57は、相関回路56から相関信号CORを受信し、相関信号CORを測定して測定信号MSを生成する。
図7は、第一のトランスデューサ502と第二のトランスデューサ504との間の距離L2と、合成信号SSと入力信号INとの位相差φの変換とを示す模式図である。相関回路56は、合成信号SSと入力信号INとの相関演算を実行した後、相関信号CORを生成し、測定回路57は、相関信号CORを測定して、測定信号MSを取得する。合成信号SSと入力信号INとの相関演算を実行した後、合成信号SSと入力信号INの位相差φを取得する。換言すれば、測定信号MSは、位相差φを表す。図2および図7の両方の実施形態を参照すると、位相差φは、φ=φ0+S・Lのように表すことができる。換言すれば、測定信号MSは、第一の測定信号MS1と第二の測定信号MS2とを含み、第一の測定信号MS1は、S・Lによって示される位相補償を表し、一方、第二の測定信号MS2は、φ0によって示される周囲逸脱を表している。本実施形態では、測定回路57は、LMS法を用いて測定信号MSを取得する。
図6に戻り、補償回路59は、信号生成回路51から入力信号INを受信し、測定回路57から測定信号MSの第一の測定信号MS1を受信し、第一の測定信号MS1に応じて入力信号INを補償して補償信号CSを生成する。より具体的には、第一の測定信号MS1によって表されるS・Lは、e−j・S ・L のようにさらに表現されることができる。そこで、補償回路59は、S・Lで表される位相補償を補償するために、入力信号INをej・S ・L で乗算した後、複素共役演算を実行し、S・Lによって生成された差分を補償し、補償信号CSを生成する。
合成回路60は、信号生成回路51から基準信号RSを受信し、補償回路59から補償信号CSを受信し、基準信号RSと補償信号CSとを所定の比率で合成して合成信号SSを生成する。具体的には、合成信号SSは、SS=(n−1)/n*RS+1/n*補償信号CS(nは1より大きい整数)として表すことができ、このようにして、基準信号RSは、それぞれのフィードバックにおいて、入力信号INに近い波形に補正される。
変換回路58は、測定回路57から測定信号MSを受信し、測定信号MSを周波数領域から時間領域に変換してTOF差分信号TOFを取得し、TOF差分信号TOFは、第一のトランスデューサ502と第二のトランスデューサ504との間を飛行するための、入力信号INと基準信号RSとの飛行時間の差を表す。連続的な反復により、RSとIN間の信号変化量が徐々に減少し、関連する演算の誤差が拡大されなくなる。
TOF生成回路50は、さらに、第一のトランスデューサ502に結合された受信機と、第二のトランスデューサ504に結合された送信機とを含んでもよく、第一の周囲要因E1および第二の周囲要因E2の下で、第二のトランスデューサ504に結合された送信機を使用して、第一のトランスデューサ502に結合された受信機に2つの信号を送信し、基準信号および入力信号をそれぞれ生成することが実現可能であることに留意されたい。次に、TOF差分信号は、図6に関連して説明した上述の実施形態に従って生成される。いくつかの実施形態では、TOF生成回路50は、TOF差分信号およびTOF差分信号TOFに応じて、流体の流速を計算し、次いで、流体の流量を計算するように構成された計算回路(図示せず)をさらに含む。
図8は、本発明の第三の実施形態に係るTOF生成回路70を示す模式図である。TOF生成回路70は、第一のトランスデューサ502および第二のトランスデューサ503と同様に、第一のトランスデューサ702および第二のトランスデューサ704に結合され、第一のトランスデューサ702および第二のトランスデューサ704は、流体(例えば、液体または気体)で充填されたパイプライン720内に設置され、第一のトランスデューサ702の伝達方向は、第二のトランスデューサ704に面し、第二のトランスデューサ704の伝達方向は、第一のトランスデューサ702に面する。第一のトランスデューサ702と第二のトランスデューサ704との間の距離はLであり、Lはゼロより大きい。図7に示すように、TOF生成回路70は、信号生成回路71と、送信機72と、受信機75とを含み、送信機72は、第一のトランスデューサ702に結合され、受信機75は、第二のトランスデューサ704に結合されている。信号生成回路51、送信機52、および受信機55と同様に、信号生成回路71は、第一の周囲要因E1の下で、第一の信号S13を生成し、送信機72から第一のトランスデューサ702を介して第一のトランスデューサ信号TS1を送信するように構成され、第一のトランスデューサ信号TS1は、第二のトランスデューサ704が受信し、受信機75は、信号生成回路71に基準信号RSを生成する。また、信号生成回路71は、第二の周囲要因E2の下で、第二の信号S2を生成し、送信機72から第一のトランスデューサ702を介して第二のトランスデューサ信号TS2を送信するように構成され、第二のトランスデューサ信号TS2を第二のトランスデューサ704が受信し、受信機75は、信号生成回路71に入力信号INを生成する。本実施形態では、信号生成回路71は、受信機75が受信した入力信号INおよび基準信号RSを記憶する記憶装置(図示せず)を備えている。
TOF生成回路70は、相関回路76と、測定回路77と、変換回路78と、補償回路79と、合成回路80と、処理回路81とをさらに含む。TOF生成回路70は、TOF生成回路30とTOF生成回路50の特徴を兼ね備え、処理回路81は、第一のモードまたは第二のモードの下でTOF生成回路70の動作を選択的に制御する。より具体的には、処理回路81がTOF生成回路70を第一のモードで動作するように制御する場合、相関回路76は、信号生成回路71から基準信号RSおよび入力信号INを受信し、基準信号RSおよび入力信号INに対して相関演算を実行して相関信号CORを生成し、相関演算は、基準信号RSおよび入力信号INに対して高速フーリエ変換を実行することを含み、相関信号COR3は、基準信号RSと入力信号INとの間の相関位相応答を表す。測定回路77は、相関回路76から相関信号CORを受信し、相関信号CORを測定して測定信号MSを生成する。図7の実施例を参照すると、基準信号RSと入力信号INとの相関演算を実行した後、基準信号RSと入力信号INとの間の位相差φを取得する。換言すれば、測定信号MSは、位相差φを表す。上述したように、位相差φは、φ=φ0+S・Lのように表すことができる。換言すれば、測定信号MSは、第一の測定信号MS1と第二の測定信号MS2とを含み、第一の測定信号MS1は、S・Lによって示される位相補償を表し、一方、第二の測定信号MS2は、φ0によって示される周囲逸脱を表している。本実施形態では、測定回路77は、LMS法を用いて測定信号MSを取得する。
再び、図8を参照すると、変換回路78は、測定回路77から測定信号MSおよび第二の測定信号MS2を受信し、次いで、測定信号MSから第二の測定信号MS2を減算して第一の測定信号MS1を取得し、第一の測定信号MS1を周波数領域から時間領域に変換してTOF差分信号TOFを取得する。いくつかの実施形態では、変換回路78は、測定信号MS、第一の測定信号MS1、および第二の測定信号MS2を同時に取得し、第一の測定信号MS1を周波数領域から時間領域に変換して、TOF差分信号TOFを取得することができる。この場合、TOF差分信号TOFは、入力信号INおよび基準信号RSが、第一のトランスデューサ702と第二のトランスデューサ704との間を飛行するときのTOF差分を表す。
変換回路78は、TOF差分信号TOFから、第二の計測信号MS2によって表される温度に起因する周囲偏差の一部を差し引くので、このように取得したTOF差分信号TOFは、温度変化による変動がより少なくなるだけである。換言すれば、本出願で提案するTOF生成回路を用いて、より正確なTOF差分信号TOFを取得することができる。変換回路78がTOF差分信号TOFを出力する際の動作中に、まず、測定信号MSを周波数領域から時間領域に変換し、次いで、固定多重度を有する第二の測定信号MS2の一部を時間領域から減算して第一の測定信号MS1を取得することも可能であることに留意されたい。
一般に、実際の適用要件に応じて、変換回路38は、測定信号MS1または第一の測定信号MS11を周波数領域から時間領域に選択的に変換して、TOF差分信号TOFを取得することができる。
いくつかの実施形態では、TOF生成回路70は、TOF差分信号およびTOF差分信号TOFに応じて、流体の流速を計算し、次いで、流体の流量を計算するように構成された計算回路(図示せず)をさらに含む。
処理回路81は、TOF生成回路70を第二のモードで動作するように制御する場合、相関回路76は、信号生成回路71から入力信号INを受信し、合成回路80から合成信号SSを受信し、入力信号INおよび合成信号SSに対して相関演算を実行して相関信号CORを生成し、相関演算は、合成信号SSおよび入力信号INに対して高速フーリエ変換を実行することを含み、相関信号CORは、合成信号SSと入力信号INとの間の相関位相応答を表す。測定回路77は、相関回路76から相関信号CORを受信し、相関信号CORを測定して測定信号MSを生成する。上述したように、測定信号MSは、第一の測定信号MS1と第二の測定信号MS2とを含み、第一の測定信号MS1は、S・Lによって示される位相補償を表し、一方、第二の測定信号MS23は、φ0によって示される周囲偏差を表す。
補償回路79は、信号生成回路71から入力信号INを受信し、測定回路77から測定信号MSの第一の測定信号MS1を受信し、第一の測定信号MS1に応じて入力信号INを補償して補償信号CSを生成する。より具体的には、第一の測定信号MS1によって表されるS・Lは、e−j・S ・L のようにさらに表現されることができる。そこで、補償回路79は、S・Lで表される位相補償を補償するために、入力信号INをe−j・S ・L で乗算した後、複素共役演算を実行し、S・Lによって生成された差分を補償し、補償信号CSを生成する。
合成回路80は、信号生成回路71から基準信号RSを受信し、補償回路79から基準信号RSを受信し、基準信号RSと補償信号CSとを所定の比率で合成して合成信号SSを生成する。具体的には、合成信号SSは、SS=(n−1)/n*RS+1/n*補償信号CS(nは1より大きい整数)として表すことができ、このようにして、基準信号RSは、それぞれのフィードバックにおいて、入力信号INに近い波形に補正される。
変換回路78は、測定回路77から測定信号MSを受信し、周波数領域から時間領域に測定信号MSを変換して、TOF差分信号TOFを取得する。連続的な反復によって、流体の流速によって引き起こされる位相差(すなわち、S・L)は、より正確なTOF差分信号TOFを取得するために、徐々に小さくなる。
TOF生成回路70は、さらに、第一のトランスデューサ702に結合された受信機と、第二のトランスデューサ704に結合された送信機とを含んでもよく、第一の周囲要因E1および第二の周囲要因E2の下で、第二のトランスデューサ704に結合された送信機を使用して、第一のトランスデューサ702に結合された受信機に2つの信号を送信し、基準信号および入力信号をそれぞれ生成することが実現可能であることに留意されたい。次に、TOF差分信号は、図8に関連して説明した上述の実施形態に従って生成される。いくつかの実施形態では、TOF生成回路70は、TOF差分信号およびTOF差分信号TOF3に従って流体の流速を計算し、次いで、流体の流速を計算するように構成された計算回路(図示せず)をさらに含む。
図9は、本出願の実施形態によるTOF生成方法900を示すフローチャートである。本出願は、実質的に同じ結果が達成され得るならば、図9に示す全てのステップに限定されない。方法900は、送信機および受信機を制御するように構成され、送信機は、第一のトランスデューサに結合され、受信機は、第二のトランスデューサに結合され、第一のトランスデューサと第二のトランスデューサとの間の距離は、ゼロよりも大きく、流速を有する流体は、第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサを介して順次流れる。方法900は、以下のように要約される。
ステップ902:第一の周囲要因の下で、送信機から第一の信号を生成し、第一のトランスデューサが第一のトランスデューサ信号を送信する。
ステップ904:第一のトランスデューサ信号を第二のトランスデューサが受信した後、受信機を使用して基準信号を生成する。
ステップ906:第二の周囲要因の下で、送信機から第二の信号を生成し、第一のトランスデューサが第二のトランスデューサ信号を送信する。
ステップ908:第二のトランスデューサ信号を第二のトランスデューサが受信した後、受信機を使用して入力信号を生成する。
ステップ910:少なくとも入力信号を受信して相関演算を実行し、相関信号を生成する。
ステップ912:相関信号に応じて測定信号を生成するステップであって、測定信号は、入力信号と基準信号との間の位相差を示し、測定信号は、第一の測定信号および第二の測定信号を含み、第一の測定信号は、入力信号および基準信号の位相補償を示すように構成され、第二の測定信号は、第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサの位相オフセットを示す。
ステップ914:測定信号または第一の測定信号を周波数領域から時間領域に選択的に変換してTOF差分信号を生成する。
当業者は、図8の実施形態を読むと、方法900の詳細を容易に理解することができ、したがって、その詳細な説明は、簡潔にするために本明細書では省略される。

Claims (19)

  1. 第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサに結合された飛行時間(TOF)生成回路であって、前記第一のトランスデューサと前記第二のトランスデューサとの間にゼロよりも大きい距離が存在し、前記第一のトランスデューサおよび前記第二のトランスデューサが、流体で充填されたパイプライン内に配置される、TOF生成回路において、
    前記第一のトランスデューサに結合された送信機と、
    前記第二のトランスデューサに結合された受信機と、
    第一の周囲要因の下で、第一の信号を前記送信機に生成させ、前記第一のトランスデューサに第一のトランスデューサ信号を送信させるように構成された信号生成回路であって、前記第一のトランスデューサ信号が前記第二のトランスデューサによって受信され、前記受信機は前記信号生成回路への基準信号を生成し、前記信号生成回路は、第二の周囲要因の下で、第二の信号を前記送信機に生成させ、前記第一のトランスデューサに第二のトランスデューサ信号を送信させるように構成され、前記第二のトランスデューサ信号を前記第二のトランスデューサが受信し、前記受信機は前記信号生成回路への入力信号を生成する、信号生成回路と、
    少なくとも前記入力信号を受信し、相関演算を実行して、相関信号を生成するように構成された相関回路と、
    前記相関信号に応じて測定信号を生成するように構成された測定回路であって、前記測定信号は、前記入力信号と前記基準信号との間の位相差を示し、前記測定信号は、第一の測定信号および第二の測定信号を含み、前記第一の測定信号は、前記入力信号および前記基準信号の位相補償を示すように構成され、前記第二の測定信号は、前記第一のトランスデューサおよび前記第二のトランスデューサの位相オフセットを示すように構成される、測定回路と、
    前記測定信号または前記第一の測定信号を周波数領域から時間領域に選択的に変換してTOF差分信号を生成するように構成された変換回路であって、前記TOF差分信号は、前記第一のトランスデューサと前記第二のトランスデューサとの間の飛行時間の差を示すように構成される、変換回路と、を備えることを特徴とする、TOF生成回路。
  2. 前記TOF生成回路を制御して、第一のモードまたは第二のモードで選択的に動作して、前記TOF生成回路に対して異なる較正を実行するように構成された処理回路、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載のTOF生成回路。
  3. 前記第一のモードにおいて、前記相関回路は、前記入力信号を受信し、前記入力信号および前記基準信号に応じて前記相関信号を生成し、前記変換回路は、前記第一の測定信号を前記周波数領域から前記時間領域に変換して、前記TOF差分信号を生成することを特徴とする、請求項2に記載のTOF生成回路。
  4. 前記測定回路に結合された補償回路であって、前記第二のモードで前記第一の測定信号に応じて、前記入力信号に対して補償動作を実行し、補償信号を生成するように構成された補償回路、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項2に記載のTOF生成回路。
  5. 前記補償回路および前記信号生成回路に結合された合成回路であって、特定の比率を用いて前記基準信号と前記補償信号とを合成し、合成信号を生成し、前記合成信号を前記相関回路に出力するように構成された合成回路、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項4に記載のTOF生成回路。
  6. 前記合成信号は、以下の式:
    前記合成信号(n−1)/n*前記基準信号+1/n*前記補償信号
    で表され、nは1より大きい整数であることを特徴とする、請求項5に記載のTOF生成回路。
  7. 前記第二のモードにおいて、前記相関回路が、前記入力信号および前記合成信号を受信して前記相関信号を生成し、前記変換回路が、前記測定信号を前記周波数領域から前記時間領域に変換して前記TOF差分信号を生成することを特徴とする、請求項5に記載のTOF生成回路。
  8. 前記第一の周囲要因および前記第二の周囲要因は、周囲温度および/または前記流速の差を含むことを特徴とする、請求項1に記載のTOF生成回路。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のTOF生成回路を備えることを特徴とする、チップ。
  10. 請求項1〜8のいずれか一項に記載のTOF生成回路を備えることを特徴とする、流量計。
  11. 送信機および受信機を制御するように構成されたTOF生成方法であって、前記送信機が第一のトランスデューサに結合され、前記受信機が第二のトランスデューサに結合され、前記第一のトランスデューサと前記第二のトランスデューサとの間にゼロよりも大きい距離が存在し、前記第一のトランスデューサおよび前記第二のトランスデューサが、流体が充填されたパイプライン内に配置される、TOF生成方法において、
    第一の周囲要因の下で、前記送信機に第一の信号を生成して、前記第一のトランスデューサに第一のトランスデューサ信号を送信させるステップと、
    前記第一のトランスデューサ信号を前記第二のトランスデューサが受信した後、前記受信機を使用して、基準信号を生成するステップと、
    第二の周囲要因の下で、前記送信機に第二の信号を生成して、前記第一のトランスデューサに第二のトランスデューサ信号を送信させるステップと、
    前記第二のトランスデューサ信号を前記第二のトランスデューサが受信した後、前記受信機を使用して、入力信号を生成するステップと、
    少なくとも前記入力信号を受信して、相関演算を実行し、相関信号を生成するステップと、
    前記相関信号に応じて測定信号を生成するステップであって、前記測定信号は、前記入力信号と前記基準信号との間の位相差を示し、前記測定信号は、第一の測定信号および第二の測定信号を含み、前記第一の測定信号は、前記入力信号および前記基準信号の位相補償を示すように構成され、前記第二の測定信号は、前記第一のトランスデューサおよび前記第二のトランスデューサの位相オフセットを示す、ステップと、
    前記測定信号または前記第一の測定信号を周波数領域から時間領域に選択的に変換して、TOF差分信号を生成するステップであって、前記TOF差分信号は、前記第一のトランスデューサと前記第二のトランスデューサとの間の飛行時間差を示すように構成される、ステップと、
    を含むことを特徴とするTOF生成方法。
  12. 第一のモードまたは第二のモードで選択的に動作して、TOF生成回路に対して異なる較正を実行するステップ、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項11に記載のTOF生成方法。
  13. 前記少なくとも前記入力信号を受信して、前記相関演算を実行し、前記相関信号を生成するステップは、
    前記第一のモードにおいて、前記入力信号を受信し、前記入力信号と前記基準信号に応じて前記相関信号を生成するステップを含み、
    前記測定信号または前記第一の測定信号を前記周波数領域から前記時間領域に選択的に変換して、前記TOF差分信号を生成するステップは、
    前記第一の測定信号を前記周波数領域から前記時間領域に変換して、前記TOF差分信号を生成するステップを含むことを特徴とする、請求項12に記載のTOF生成方法。
  14. 前記第二のモードにおいて、前記位相差に応じて、前記入力信号に対して補償演算を実行し、補償信号を生成するステップ、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項12に記載のTOF生成方法。
  15. 特定の比率を用いて前記基準信号と前記補償信号とを合成して、合成信号を合成するステップ、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項14に記載のTOF生成方法。
  16. 前記合成信号は、以下:
    前記合成信号=(n−1)/n*前記基準信号+1/n*前記補償信号
    で表され、nは1より大きい整数であることを特徴とする、請求項15に記載のTOF生成方法。
  17. 前記少なくとも前記入力信号を受信して、前記相関演算を実行し、前記相関信号を生成するステップは、
    前記第二のモードにおいて、前記入力信号および前記合成信号を受信して、前記相関信号を生成するステップを含み、
    前記測定信号または前記第一の測定信号を前記周波数領域から前記時間領域に選択的に変換して、前記TOF差分信号を生成するステップは、
    前記測定信号を前記周波数領域から前記時間領域に変換して、前記TOF差分信号を生成するステップを含むことを特徴とする、請求項14に記載のTOF生成方法。
  18. 前記第一の周囲要因および前記第二の周囲要因は、前記流体の周囲温度または流速の差を含むことを特徴とする、請求項11に記載のTOF生成方法。
  19. 第一のトランスデューサおよび第二のトランスデューサに結合されたTOF生成回路であって、前記第一のトランスデューサと前記第二のトランスデューサとの間にゼロよりも大きい距離が存在し、前記第一のトランスデューサおよび前記第二のトランスデューサが、流体で充填されたパイプライン内に配置される、TOF生成回路において、
    前記第一のトランスデューサに結合された送信機と、
    前記第二のトランスデューサに結合された受信機と、
    第一の周囲要因の下で、第一の信号を前記送信機に生成させ、前記第一のトランスデューサに第一のトランスデューサ信号を送信させるように構成された信号生成回路であって、前記第一のトランスデューサ信号を前記第二のトランスデューサが受信し、前記受信機は前記信号生成回路への基準信号を生成し、前記信号生成回路は、第二の周囲要因の下で、第二の信号を前記送信機に生成させ、前記第一のトランスデューサに第二のトランスデューサ信号を送信させるように構成され、前記第二のトランスデューサ信号を前記第二のトランスデューサが受信し、前記受信機は前記信号生成回路への入力信号を生成する、信号生成回路と、
    少なくとも前記入力信号を受信して、相関演算を実行し、相関信号を生成するように構成された相関回路と、
    前記相関回路に結合され、前記相関信号に応じて測定信号を生成するように構成された測定回路であって、前記測定信号は、前記入力信号と前記基準信号との間の位相差を示し、前記測定信号は、第一の測定信号および第二の測定信号を含み、前記第一の測定信号は、前記入力信号および前記基準信号の位相補償を示すように構成され、前記第二の測定信号は、前記第一のトランスデューサおよび前記第二のトランスデューサの位相オフセットを示すように構成される、測定回路と、
    前記測定回路に結合され、前記測定信号を周波数領域から時間領域に変換してTOF差分信号を生成するように構成された変換回路と、
    前記測定回路に結合され、前記位相補償に応じて前記入力信号に対して補償動作を実行し、前記補償動作を実行した後に補償信号を生成するように構成された補償回路と、
    前記補償回路に結合され、特定の比率を用いて前記基準信号と前記補償信号とを合成して合成信号を生成し、前記合成信号を前記相関回路に出力することにより、前記相関回路が前記入力信号と前記合成信号とを受信して前記相関信号を生成するように構成された合成回路と、
    を備えることを特徴とする、TOF生成回路。
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