JP2021522669A - 街路照明ポールベース - Google Patents

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Abstract

本発明は、街路照明ポールベース(10)に関し、街路照明ポールベース(10)は、第1のベイ(20a)に配置されるサブディバイダ(38)であって、個別エアインレット(28)からのエアフロー(46)を、第1の位置(36a)に取り付けられた場合の無線通信に使用される第1の放熱デバイス(34a)を主に冷却することが意図されているが、第2の位置(36b)に取り付けられた場合の無線通信に使用される第2の放熱デバイス(34b)を実質的に冷却することは意図されていない第1のサブエアフロー(48a)と、無線通信に使用される第2の放熱デバイスを主に冷却することが意図されているが、無線通信に使用される第1の放熱デバイスを実質的に冷却することは意図されていない第2のサブエアフロー(48a)とに分流するように構成されるサブディバイダを含む。また、本発明は、このようなベースを含む街路照明ポール(100)、及びこのようなベース又はポールに取り付けられる無線通信に使用される第1及び第2の放熱デバイスを冷却する方法に関する。

Description

本発明は、街路照明ポールベース(street lighting pole base)に関する。また、本発明は、このようなベースを含む街路照明ポールに関する。また、本発明は、このようなベース又はポールに取り付けられる無線通信に使用される第1及び第2の放熱デバイスを冷却する方法に関する。
最近の街路照明ポールは、街路照明ポールも無線通信機能を得るように、電気通信機器(無線機(radio)、アンテナ、ケーブル)を含むように修正されている。機器は、公衆の視界からそれを目立たなくすることを目的として、ライトポール(light pole)の外面内に組み込まれる。これは、テレコムスマートポール(telecom smart pole)と呼ばれることがある。
しかしながら、モバイルデータ伝送の必要性は非常に急速に高まっており、単一の通信無線機及びアンテナの容量には限界があるため、無線スペクトルの異なる部分で通信するより多くの無線機を追加する必要性がある。その結果、スマートポールベースにより多くの無線機を含めることも必要であり、その結果、ベースのエンクロージャへの熱負荷が増大する。
スマートポールの外径には、通行権において市の受け入れを得るための厳しい制約があるため、無線機を互いに垂直に位置付けることが唯一の可能性であるが、これは、低い位置にある無線機からの熱風で冷却されるため、最も上の位置にある無線機が過熱又は熱故障の可能性が高くなるという不利な点がある。熱問題を緩和するための一般的な解決策は、最も熱負荷の高い装置を上の位置に置くことである。これは改善策であるとしても、下の無線機が上の無線機を暖めるという問題は解決されていない。
US6400567B1は、別々の冷却気流によって冷却される別々のコンパートメントを有する機器エンクロージャを開示している。
本発明の目的は、前述の問題点を克服し、改良された街路照明ポールベースを提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、この及び他の目的は、街路照明ポールベースの囲まれた空間(enclosed space)を画定する少なくとも1つの直立外壁と、横並びに(side by side)配置される少なくとも2つのベイに囲まれた空間を分割するディバイダであって、少なくとも2つのベイは、第1のベイ及び第2のベイを含む、ディバイダと、ディバイダの下部に設けられる第1のベイのための個別エアインレット(individual air inlet)と、無線通信に使用される第1の放熱デバイスを第1のベイにおける第1の位置に取り付けるための第1の取り付け手段と、無線通信に使用される第2の放熱デバイスを第1のベイにおける第2の位置に取り付けるための第2の取り付け手段であって、第2の位置は、第1の位置よりも垂直方向に高い、第2の取り付け手段と、第1のベイに配置されるサブディバイダ(sub-divider)であって、第1のベイのための個別エアインレットからのエアフローを、第1のサブベイ内への第1のサブエアフローであって、第1のサブベイにおける第1の位置に取り付けられた場合の無線通信に使用される第1の放熱デバイスを(主に)冷却することが意図されているが、第2の位置に取り付けられた場合の無線通信に使用される第2の放熱デバイスを(実質的に)冷却することは意図されていない、第1のサブエアフローと、第2のサブベイ内への第2のサブエアフローであって、第2のサブベイにおける第2の位置に取り付けられた場合の無線通信に使用される第2の放熱デバイスを(主に)冷却することが意図されているが、第1の位置に取り付けられた場合の無線通信に使用される第1の放熱デバイスを(実質的に)冷却することは意図されていない、第2のサブエアフローとに分流するように構成されるサブディバイダとを含む、街路照明ポールベースによって達成される。
少なくとも1つの直立外壁は、例えば、筒状又は管状の壁、又はボックスを形成する複数の壁であってもよい。第1及び第2の取り付け手段は、例えば、ホールパターン(hole pattern)及び/又はブラケットであってもよい。無線通信に使用される第1及び第2の放熱デバイスは、例えば、第1及び第2の通信無線機(telecommunication radio)又は第1及び第2の基地局であってもよい。第1及び第2の放熱デバイスは、それぞれ第1及び第2の位置に取り付けられてもよく、それゆえ、街路照明ポールベースに含まれているとみなされてもよい。「主に冷却する(mainly cool)」は、当該サブエアフローの少なくとも80%(好ましくは少なくとも90%)が当該放熱デバイスを冷却するために利用可能であることを意味することができ、好ましくはそう意味する。「実質的に(冷却)しない(substantially not)」は、20%を超えない(好ましくは10%を超えない)当該サブエアフローが他の放熱デバイスを冷却するために利用可能であることを意味することができ、好ましくはそう意味する。
本発明は、上述の個別エアインレット及びサブディバイダを設けることにより、上部放熱デバイスが下部放熱デバイスからの熱風で「冷却」されることをサブディバイダが防止し得るので、街路照明ポールベースを過度に広くすることなく、依然として十分な冷却を提供しながら、無線通信に使用される複数の放熱デバイスが(主)ディバイダの両側に配置されることができるという理解に基づいている。すなわち、第1の放熱デバイス及び第2の放熱デバイスのための空気のエントリ温度(entry temperature)は本質的に同じであり得、これは、両方の放熱デバイスが同じ容量で冷却され得ることを意味する。本発明の街路照明ポールベースはまた、第2のベイのための同様の個別エアインレット及びサブディバイダを有してもよく、これにより、無線通信に使用される少なくとも4つの放熱デバイスが、街路照明ポールベースに設けられてもよい。
サブディバイダは、第1のベイの少なくとも一部を、第1のサブエアフローのための第1のサブベイと、第2のサブエアフローのための第2のサブベイとに分割し、第1のサブベイ及び第2のサブベイは、横並びに配置されてもよい。第1のサブエアフロー及び第2のサブエアフローは分離されることができる。第1及び第2のサブエアフローは、一方のサブベイの20%を超えないサブエアフローが他方のサブベイに入ることができない場合、分離されていると考えられ、第1及び第2の放熱デバイスの効率的な個別冷却を提供することができる。好ましくは、例えば第1のサブベイの10%を超えないサブエアフローが第2のサブベイに入ることができず、その逆でもあり得る。
サブディバイダは、(実質的に)垂直な内壁を含み、動作時の第1のサブエアフロー及び第2のサブエアフローは、実質的に垂直な内壁の相対する側に流れる。すなわち、前述の第1及び第2のサブベイは、実質的に垂直な内壁の相対する側にあってもよい。
ディバイダは、H字形であって、ステムがクロスバーによって接続されることにより形成されてもよく、サブディバイダは、H字形ディバイダのステム間に延在し、ステムに接続してもよい。
一実施形態では、第1の位置に取り付けられた場合の無線通信に使用される第1の放熱デバイスは、第1のサブベイに配置され、第2の位置に取り付けられた場合の無線通信に使用される第2の放熱デバイスは、第2のサブベイに配置される。この実施形態では、第1及び第2の放熱デバイスが、第1の放熱デバイスが第1のサブエアフローにのみ曝され、第2の放熱デバイスが第2のサブエアフローにのみ曝されるように完全に分離され、ひいては、改善された冷却を提供することができる。
別の実施形態では、第1の位置に取り付けられた場合の無線通信に使用される第1の放熱デバイスは、第1のサブベイに配置され、第2の位置に取り付けられた場合の無線通信に使用される第2の放熱デバイスは、サブディバイダの上部に配置され、第2のサブベイの上方に配置される冷却手段を有する。冷却手段は、例えば、第2の放熱デバイスの側部に設けられる冷却フィンであってもよい。この実施形態では、第1及び第2の放熱デバイスが、依然として十分な冷却を提供しながら、ほとんど又はまったく横方向の隔たり(separation)を持たずに取り付けられることができ、これは、より狭い「スマート」街路照明ポールベースを提供する。
さらに別の実施形態では、無線通信に使用される第1の放熱デバイスは、第1の位置に取り付けられ、無線通信に使用される第2の放熱デバイスは、第2の位置に取り付けられ、無線通信に使用される第2の放熱デバイスは、無線通信に使用される第1の放熱デバイスの上部に配置され、無線通信に使用される第1の放熱デバイスは、第1のサブベイに面する冷却手段を有し、無線通信に使用される第2の放熱デバイスは、第2のサブベイに面する冷却手段を有し、無線通信に使用される第1の放熱デバイス及び無線通信に使用される第2の放熱デバイスは、サブディバイダの一部を形成する。したがって、第1及び第2の放熱デバイスの冷却手段は、ここでは反対方向を向いてもよい。この実施形態では、第2の放熱デバイスが第1の放熱デバイスの上部に配置される(横方向の隔たりが無い)ものの十分な冷却が達成され、狭い「スマート」街路照明ポールベースを提供することができる。
さらなる実施形態では、無線通信に使用される第1の放熱デバイスは、第1の位置に取り付けられ、無線通信に使用される第1の放熱デバイスは、サブディバイダの下側部分を形成し、サブディバイダはさらに、無線通信に使用される第2の放熱デバイスのための第2の位置を通り過ぎるように(past)第1のサブエアフローを案内するように構成される上側部分を含む。このようにして、サブディバイダの上部部分は、第1の放熱デバイスからの熱い空気を捕捉するのに役立ち、これを第2の放熱デバイスを通り過ぎるように案内することができる。
第2のサブベイは、サブディバイダによって少なくとも部分的に形成されるダクトを含み、ダクトは、無線通信に使用される第1の放熱デバイスのための第1の位置を通り過ぎ(past)無線通信に使用される第2の放熱デバイスのための第2の位置に第2のサブエアフローを案内するように構成されてもよい。したがって、サブディバイダは、第2のサブエアフローが第1の下側放熱デバイスによって(実質的に)加熱されず、代わりに効率的に第2の上側放熱デバイスを冷却することができるように、第2のサブエアフローを第1の放熱デバイスを通り過ぎるように明示的に導くのに役立つことができる。
ダクトは、無線通信に使用される第1の放熱デバイスのための第1の位置と同じ高さに狭い断面を有し、第1のベイのための個別エアインレット及び第1のベイのための個別エアアウトレットのうちの少なくとも1つに向かって広い断面を有してもよい。これにより、第2のサブエアフローがダクトの比較的狭い部分において第1の下側放熱デバイスの脇を通過することを可能にする一方、より良好なエアインレット及び/又はエアアウトレットを可能にする。前者は、街路照明ポールベースの全体的な幅又は直径を小さく保つことができることを意味する。
街路照明ポールベースさらには、第1のサブエアフロー及び第2のサブエアフローのうちの少なくとも1つを調節するように構成される少なくとも1つの可動部を含んでもよい。少なくとも1つの可動部は、例えば、少なくとも1つのバルブであり得る。少なくとも1つの可動部によって、より多くの空気が、例えば、より集中的な使用のために過熱している場合第1の放熱デバイスに向けられることができる。少なくとも1つの可動部は、例えば、第1及び第2の放熱デバイスと一体化されてもよい、1つ以上のサーモスタットによって制御されることができる。
街路照明ポールベースはさらに、街路照明ポールベースの上部に設けられる少なくとも2つのベイのための共通エアアウトレットを含んでもよい。ベースの上部における共通エアアウトレットは、ベース内の放熱デバイスによって加熱された十分な空気が排気されることを可能にし得る。実際には、無線通信に使用される放熱デバイスが多くなるほど、ハイマウント(high-mounted)アンテナに至るRFケーブルが多くなることを意味する。これらのケーブルは、WO2018114495A1の「第2の通気口31」等、より高い排気へのエアフローを遮断する可能性がある。さらに、街路照明ポールベースは、第1のサブフローのための(追加の)エアアウトレットを含み、該エアアウトレットは、無線通信に使用される第2の放熱デバイスのための位置の下方に少なくとも1つの直立外壁にあってもよい。これは、動作時の第1の下側放熱デバイスによって暖められた第1のサブフローが第2の上側放熱デバイスに到達することを(さらに)防止し得る。
街路照明ポールベースはさらに、個別エアインレットの上方に少なくとも1つの直立外壁に設けられる追加のエアインレットであって、無線通信に使用される第2の放熱デバイスのための第2の位置に追加の空気を供給するように構成される、追加のエアインレットを含んでもよい。これは、第2の上側放熱デバイスの冷却を高めることができる。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様による街路照明ポールベースと、街路照明ポールベースに機械的に接続される中間ポールと、無線通信に使用される第1の放熱デバイス及び無線通信に使用される第2の放熱デバイスに電気的に接続可能である又は接続されるアンテナと、光を発するように構成される照明器具とを含む、街路照明ポールが提供される。この態様は、第1の態様と同じ又は同様の特徴及び技術的効果を呈することができ、その逆でもある。
本発明の第3の態様によれば、第1の態様による街路照明ポールベース又は第2の態様による街路照明ポールの街路照明ポールベースに取り付けられる無線通信に使用される第1及び第2の放熱デバイスを冷却する方法であって、サブディバイダによって、第1のベイのための個別エアインレットからのエアフローを、第1のサブベイ内への第1のサブエアフローであって、第1のサブベイに取り付けられ、無線通信に使用される第1の放熱デバイスを主に冷却し、無線通信に使用される第2の放熱デバイスを実質的に冷却しない、第1のサブエアフローと、第2のサブベイ内への第2のサブエアフローであって、第2のサブベイに取り付けられ、無線通信に使用される第2の放熱デバイスを主に冷却し、無線通信に使用される第1の放熱デバイスを実質的に冷却しない、第2のサブエアフローとに分流することを含む、方法が提供される。この態様は、第1及び/又は第2の態様と同じ又は同様の特徴及び技術的効果を呈することができ、その逆でもある。
本発明は、特許請求の範囲に列挙されている特徴のすべての可能な組み合わせに関する。
本発明のこの及び他の態様が、本発明の実施形態を示す添付の図面を参照して、より詳細に述べられる。
図1a〜cは、本発明の一実施形態による街路照明ポールベースを概略的に示す。 図2a〜cは、本発明の別の実施形態による街路照明ポールベースを概略的に示す。 図3a〜cは、図2a〜cの街路照明ポールベースの変形例を概略的に示す。 図4a〜cは、本発明のさらに別の実施形態による街路照明ポールベースを概略的に示す。 図5a〜cは、図4a〜cの街路照明ポールベースの変形例を概略的に示す。 図6は、本発明のさらなる実施形態による街路照明ポールベースの概略断面側面図である。 図7は、本発明の一態様による街路照明ポールの側面図である。
図に示されているように、レイヤ及び領域のサイズは、例示の目的で誇張されている場合があり、斯くして、本発明の実施形態の一般的な構造を例示するために提供されている。同様の参照数字は、全体を通して同様の要素を指す。
本発明は、本発明の現在好ましい実施形態が示されている添付図面を参照して、以下にさらに完全に述べられる。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で実施されてもよく、本明細書で述べられている実施形態に限定されると解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、徹底性及び完全性のために提供されており、本開示の範囲を当業者に完全に伝える。本発明は、典形的には、図面に示されているように、その通常の向きを参照して述べられる。
図1a〜cは、本発明の一実施形態による街路照明ポールベース10を概略的に示す。図1aは斜視図、図1bは断面側面図、図1cは断面上面図である。
街路照明ポールベース10は、囲まれた空間14を画定する少なくとも1つの直立外壁12含む。少なくとも1つの直立外壁は、ここでは筒状又は管状の壁12である。筒状又は管状の壁12は、街路照明ポールベース10の長さ軸16に沿って軸方向に延在する。筒状又は管状の壁12は、正円状の開放筒(right circular open cylinder)であってもよい。図1aでは、簡潔さのために筒状又は管状の壁12は示されていない。
街路照明ポールベース10はさらに、囲まれた空間14を2つのベイ、すなわち、横並びに配置される、第1のベイ20a及び第2のベイ20bに分割するディバイダ18を含む。ディバイダ18は、軸方向に延在し、実質的に垂直に配置されてもよい。ディバイダ18は、好ましくはH字形であり、ステム22a〜bがクロスバー23によって接続されることによって形成される。ステム22a〜bの端部は、ディバイダ18を取り囲む筒状又は管状の壁12に接触し、これによって、囲まれた空間14を2つのベイ20a〜bに本質的に分割する。ディバイダ18は、好ましくは、第1のベイ20aから第2のベイ20bへの空気の通過を遮断し、またその逆でもある。
筒状又は管状の壁12は、第1及び第2のベイ20a〜bの各々に1つの、2つのドア(図7参照)を含んでもよい。
ここで、ディバイダ18は、街路照明ポールベース10の長さの一部に沿って軸方向に延在する。ディバイダ18の下方、街路照明ポールベース10の下部において、街路照明ポールベース10は、2つのベイ20a〜bのための共通エアインレット24を含んでもよい。すなわち、共通エアインレット24は、街路照明ポールベース10の外部から両ベイ20a〜bに(冷却)空気を供給することができる。図7にさらに見られるように、共通エアインレット24は、筒状又は管状の壁12に開口部を含み、該開口部は、筒状又は管状の壁12の周の少なくとも一部に沿って延在する。共通エアインレット24の開口部は、例えば、環状であってもよい。共通エアインレット24の開口部は、虫や鳥の侵入を防ぐと同時に、十分な空気の通過を可能にするために、メッシュ状の構造を備えてもよい。ディバイダ18の上方、街路照明ポールベース10の上部において、街路照明ポールベース10は、2つのベイ20a〜bのための共通エアアウトレット26を含んでもよい。すなわち、共通エアアウトレット26は、両ベイ20a〜bからの(加熱された冷却)空気を街路照明ポールベース10の外部に逃がすことを可能にし得る。図7にさらに見られるように、共通エアアウトレット26は、筒状又は管状の壁12に開口部を含み、該開口部は、筒状又は管状の壁12の周の少なくとも一部に沿って延在する。共通エアアウトレット26の開口部は、例えば、環状であってもよい。共通エアアウトレット26の開口部は、虫や鳥の侵入を防ぐと同時に、十分な空気の通過を可能にするために、メッシュ状の構造を備えてもよい。
街路照明ポールベース10はさらに、第1のベイ20aのための個別エアインレット28を含み、個別エアインレット28は、ディバイダ18の下部に設けられる。個別エアインレット28は、筒状又は管状の壁12及びディバイダ18によって形成される。個別エアインレット28は、共通エアインレット24と流体的に連通しており、共通エアインレット24からの(冷却)空気が第1のベイ20aに排他的に供給されることを可能にする。少なくとも1つのファン29が、空気を第1のベイ20aに強制するために、個別エアインレット28に配置されてもよい。
街路照明ポールベース10はさらに、第1のベイ20aのための個別エアアウトレット30を含み、個別エアアウトレット30は、筒状又は管状の壁12及びディバイダ18によって形成され、ディバイダ18の上部に設けられる。個別エアアウトレット30は、共通エアアウトレット26と流体的に連通している。街路照明ポールベース10はさらに、第2のベイ20bのための対応する個別エアインレット及び個別エアアウトレットを含んでもよい。
街路照明ポールベース10はさらに、無線通信に使用される第1の放熱デバイス、ここでは第1の通信無線機34aを第1のベイ20aにおける第1の位置36aに取り付けるための第1の取り付け手段32aを含む。街路照明ポールベース10はさらに、無線通信に使用される第2の放熱デバイス、ここでは第2の通信無線機34bを第1のベイ20aにおける第2の位置36bに取り付けるための第2の取り付け手段32bを含む。第2の位置36bは、第1の位置36aよりも垂直方向に高く、ゆえに、第2の通信無線機34bは、第1の通信無線機34aよりも高くに取り付けられてもよい。すなわち、第1の通信無線機34a及び第2の通信無線機34bは、前述の軸方向における異なる位置を有してもよい。第1及び第2の取り付け手段32a〜bは、例えば、ホールパターン(hole pattern)及び/又はブラケットであってもよい。第1及び第2の通信無線機34a〜bは、一般に、無線周波数信号を生成し、受信する。第1及び第2の通信無線機34a〜bは、例えばエリクソン社製の無線機2203、2205、又は2208であってもよい。第1及び第2の通信無線機34a〜bが異なる熱負荷を有する場合、好ましくは、熱負荷が最も大きい方の無線機が他の無線機よりも垂直方向に高い位置に取り付けられる。また、前述の少なくとも1つのファン29の全体的な速度は、第1及び第2の通信無線機34a〜bの動作温度及び/又は街路照明ポールベース10の外の温度に応じて変化してもよい。さらに、街路照明ポールベース10に取り付けられた場合の第1及び第2の通信無線機34a〜bは、筒状又は管状の壁12によって街路照明ポールベース10内に隠されてもよい。
街路照明ポールベース10はさらに、第1のベイ20aに配置されるサブディバイダ38を含み、第1のベイ20aは、効果的に冷却のための煙突である。サブディバイダ38は、例えば、スチール、アルミニウム、又はプラスチックで作られてもよい。サブディバイダ38は、第1のベイ20aの少なくとも一部を、横並びに配置される第1のサブベイ40a及び第2のサブベイ40bに分割する。サブディバイダ38は、好ましくは、ディバイダ18のステム22a及び22b間に延在し、ステム22a及び22bに接続し、ディバイダ18のクロスバー23と(一般的に)平行であってもよい。サブディバイダ38は、(実質的に)垂直な内壁42を含んでもよい。サブディバイダ38の下端は、三角プリズム形状の要素44を含んでもよい。第2のサブベイ40bは、ここではディバイダ18と共にサブディバイダ38によって形成される、ダクトを含んでもよい。代替的に、ダクトは、別個の部分(図示せず)と共にサブディバイダ38によって形成されてもよい。サブディバイダ38の垂直内壁42及び三角プリズム形状の要素44は、ダクトが、例えば図1bに図示されるような、第1の通信無線機34a(のための第1の位置36a)と同じ高さに狭い断面、及び、個別エアインレット28に向かって広い断面を有するように配置されてもよい。
図1a〜cにおいて、(第1の位置36aに取り付けられた場合の)第1の通信無線機34aが、第1のサブベイ40aに配置され、(第2の位置36bに取り付けられた場合の)第2の通信無線機34bが、第2のサブベイ40bに配置されている。すなわち、第1及び第2の通信無線機34a〜bは、サブディバイダ38の前述の垂直内壁42の相対する側に配置される。
サブディバイダ38は、一般的に、個別エアインレット28からのエアフロー46を、第1の位置36aに取り付けられた場合の第1の通信無線機34aを主に冷却することが意図されているが、第2の位置36bに取り付けられた場合の第2の通信無線機34bを実質的に冷却することは意図されていない、第1のサブエアフロー48aと、第2の位置36bに取り付けられた場合の第2の通信無線機34bを主に冷却することが意図されているが、第1の位置36aに取り付けられた場合の第1の通信無線機34aを実質的に冷却することは意図されていない、第2のサブエアフロー48bとに分流するように構成される。
動作時(図1a〜c)、空気は、最初に共通エアインレット24を通って街路照明ポールベース10の外側から来て、その後個別エアインレット28を通って第1のベイ20aに入り、(上向きの)エアフロー46を形成する。エアフロー46は、サブディバイダ38によって第1及び第2のサブエアフロー48a〜bに分流される。第1のサブエアフロー48aは、サブディバイダ38の垂直内壁42の一方の側で第1のサブベイ40a内を上向きに流れ、第1のサブベイ40a内の第1の通信無線機34aを冷却し、その後、個別エアアウトレット30及び共通エアアウトレット26を介して街路照明ポールベース10を出る。サブディバイダ38は、第1の通信無線機34aからの熱い空気を捕捉するのに役立ち、これを第2の通信無線機34bを通り過ぎるように案内する。第2のサブエアフロー48bは、サブディバイダ38の垂直内壁42の反対側で第2のサブベイ40b内を上方に流れ、第2のサブベイ40b内の第2の通信無線機34bを冷却する前に前述のダクトによって第1の通信無線機34aを通り過ぎるように案内され、その後、個別エアアウトレット30及び共通エアアウトレット26を介して街路照明ポールベース10を出る。
第2のベイ20bは、第1のベイ20aと対応する構成、又は本明細書に開示される他の構成を含んでもよいことを理解されたい。
図2a〜cは、本発明の別の実施形態による街路照明ポールベース10を概略的に示す。図2aは斜視図、図2bは断面側面図、図2cは断面上面図である。
この実施形態は、図1a〜cの実施形態と同様であるが、第2のサブベイ40bに配置される代わりに、(第2の位置36bに取り付けられた場合の)第2の通信無線機34bが、サブディバイダ38の垂直内壁42の上部に配置され、冷却手段50bが第2のサブベイ40bの上方に配置される。(第1の通信無線機34aが第1の位置36aに取り付けられた場合)第1の通信無線機34aの冷却手段50aは、上記と反対の方向を向いている。冷却手段50a〜bは、例えば、それぞれの第1通信無線機34a及び第2通信無線機34bの側部に設けられる冷却フィンであってもよい。ここで、第2の通信無線機34bは、(第2の通信無線機34bが十分に幅広である場合)ディバイダ18のステム22a〜bに取り付けられてもよく、及び/又はサブディバイダ38に取り付けられてもよい。さらに、第1及び第2の通信無線機34a〜bは、ここでは、ディバイダ18のクロスバー23に垂直な方向に見られるように、ある程度の横方向の重なりを持って取り付けられてもよい。第2のベイ20bは、第1のベイ20aと対応する構成、又は本明細書に開示される他の構成を含んでもよいことを理解されたい。
動作時(図2a〜c)、空気は、最初に共通エアインレット24を通って街路照明ポールベース10の外側から来て、その後個別エアインレット28を通って第1のベイ20aに入り、(上向きの)エアフロー46を形成する。エアフロー46は、サブディバイダ38によって第1及び第2のサブエアフロー48a〜bに分流される。第1のサブエアフロー48aは、サブディバイダ38の垂直内壁42の一方の側で第1のサブベイ40a内を上向きに流れ、第1のサブベイ40a内の第1の通信無線機34aを冷却し、その後、個別エアアウトレット30及び共通エアアウトレット26を介して街路照明ポールベース10を出る。第2のサブエアフロー48bは、サブディバイダ38の垂直内壁42の反対側で第2のサブベイ40b内を上方に流れ、第2のサブベイ40bの上方の第2の通信無線機34bの冷却手段50bを冷却する前に前述のダクトによって第1の通信無線機34aを通り過ぎるように案内され、その後、個別エアアウトレット30及び共通エアアウトレット26を介して街路照明ポールベース10を出る。
図3aは、図2a〜cの実施形態の変形例を示し、第1及び第2の通信無線機34a〜bが同じように向けられている。すなわち、冷却手段50a〜bが同じ方向を向いている。ここで、第1の通信無線機34aは、ディバイダ18に取り付けられる、又は取り付けられてもよく、第1の通信無線機34a(のための第1の位置36a)を通り過ぎるように第2のサブエアフロー48bを案内するように構成される前述のダクトは、筒状又は管状の壁12と共にサブディバイダ38によって形成されてもよい。
図3bは、少なくとも1つのファン29が、個別エアインレット28ではなく個別エアアウトレット30に配置される別の変形例を示している。この少なくとも1つのファン29は、下からの空気に適応される。この配置は、他の実施形態又は変形例、例えば図1a〜c及び図4a〜cに示されるものにも適用可能である。
図3cは、図3cの側面図に見られる半アワーグラス形状のような、第1の通信無線機34aを通り過ぎるように第2のサブエアフロー48bを案内するように構成される前述のダクトが、第1の通信無線機34aと同じ高さに狭い断面、及び、個別エアインレット28及び個別エアアウトレット30に向かってより広い断面を有するように、サブディバイダ38が曲げられている、さらに別の変形例を示している。このサブディバイダ38は、例えば、(曲げられた)シートメタルで作られることができる。第1及び第2の通信無線機34a〜bは、取り付けの容易さのために、ここでは同じように向けられているが、図2bのように反対方向に向けられてもよい。
図4a〜cは、本発明のさらに別の実施形態による街路照明ポールベース10を概略的に示す。図4aは斜視図、図4bは断面側面図、図4cは断面上面図である。
この実施形態では、第2の通信無線機34bは、第1の通信無線機34aの上部にスタックされる(横方向の隔たりが無い)。さらに、第1の通信無線機34aは、第1のサブベイ40aに面する冷却手段50aを有し、第2の通信無線機34bは、第2のサブベイ40bに面する冷却手段50bを有する。さらに、第1及び第2の通信無線機34a〜bは、サブディバイダ38の一部を形成する。サブディバイダ38はさらに、ここでは、例えば図4cに示されるように、第1及び第2の通信無線機34a〜bとディバイダ18のそれぞれのステム22a〜bとの間に配置されるサイド要素(side element)52a〜bを含んでもよい。サイド要素52a〜bは、前述の第1及び第2の取付手段32a〜bとしても機能してもよい。第2のベイ20bは、第1のベイ20aと対応する構成、又は本明細書に開示される他の構成を含んでもよいことを理解されたい。
動作時(図2a〜c)、空気は、最初に共通エアインレット24を通って街路照明ポールベース10の外側から来て、その後個別エアインレット28を通って第1のベイ20aに入り、(上向きの)エアフロー46を形成する。エアフロー46は、サブディバイダ38(すなわち、第1の通信無線機34a及びサイド要素52a〜b)によって第1及び第2のサブエアフロー48a〜bに分流される。第1のサブエアフロー48aは、サブディバイダ38の一方の側で第1のサブベイ40a内を上向きに流れ、第1の通信無線機34aの冷却手段50aを冷却し、その後、個別エアアウトレット30及び共通エアアウトレット26を介して街路照明ポールベース10を出る。第2のサブエアフロー48bは、サブディバイダ38の反対側で第2のサブベイ40b内を上方に流れ、第2の通信無線機34bの冷却手段50bを冷却する前に第1の通信無線機34aの「後側」(すなわち、冷却手段50aと反対の側)を通り過ぎるように案内され、その後、個別エアアウトレット30及び共通エアアウトレット26を介して街路照明ポールベース10を出る。
図5aは、図4a〜cの実施形態の変形例を示し、街路照明ポールベース10は、第1のサブエアフロー48a専用の追加のエアアウトレット54を含む。追加のエアアウトレット54は、第2の通信無線機34bの下方で筒状又は管状の壁12にある。追加のエアアウトレット54は、他の実施形態又は変形例、例えば図2a〜cに示されるものにも適用可能である。
図5bは、図4a〜cの実施形態の変形例を示し、街路照明ポールベース10は、個別エアインレット28及び任意の共通エアインレット24の上方で、筒状又は管状の壁12に設けられる追加のエアインレット56を含む。追加のエアインレット56は、街路照明ポールベース10の外部から第2の通信無線機34bに排他的に追加の(冷却)空気を供給するように構成される。追加のエアアウトレット56は、他の実施形態又は変形例、例えば図3a〜bに示されるものにも適用可能である。
図6は、本発明のさらなる実施形態による街路照明ポールベース10を概略的に示す。この実施形態では、第1の通信無線機34aは、第1の位置36aに取り付けられ、サブディバイダ38の下側部分を形成する。サブディバイダ38はさらに、第2の通信無線機36aを通り過ぎるように第1のサブエアフロー40aを案内するように構成される上部部分58を含む。上部部分58は、図3cのサブディバイダ38と同様に、曲げられてもよい。第2のベイ20bは、第1のベイ20aと対応する構成、又は本明細書に開示される他の構成を含んでもよいことを理解されたい。
動作時(図6)、空気は、最初に共通エアインレット24を通って街路照明ポールベース10の外側から来て、その後個別エアインレット28を通って第1のベイ20aに入り、(上向きの)エアフロー46を形成する。エアフロー46は、第1の通信無線機34aを含むサブディバイダ38によって第1及び第2のサブエアフロー48a〜bに分流される。第1のサブエアフロー48aは、第1のサブベイ40a内を上向きに流れ、第1の通信無線機34aを冷却し、その後、個別エアアウトレット30及び共通エアアウトレット26を介して街路照明ポールベース10を出る。サブディバイダ38の上側部分58は、第1の通信無線機34aからの熱い空気を捕捉するのに役立ち、これを第2の通信無線機34bを通り過ぎるように案内する。第2のサブエアフロー48bは、第2の通信無線機34bを冷却する前に第1の通信無線機34aの「後側」を通り過ぎるように第2のサブベイ40b内を上方に流れ、その後、個別エアアウトレット30及び共通エアアウトレット26を介して街路照明ポールベース10を出る。
図7は、本発明の一態様による街路照明ポール100の側面図である。街路照明ポール100は、街路照明ポールベース10、中間ポール102、アンテナ104、及び光を発するように構成される照明器具106含むモジュール構造とみなされることができる。
街路照明ポールベース10は、本明細書に開示される任意の実施形態又は変形例のものであってもよい。第1及び第2の通信無線機34a〜bを除いて、サーキットブレーカー、配電、及びファイバ管理(fiber management)等の付帯設備がベース内に配置されてもよい。
中間ポール102は、街路照明ポールベース10に機械的に接続される。中間ポール102は、種々のポールの高さを達成するために異なる長さで注文されることができる鋼製トランジションピース(steel transition piece)であってもよい。
アンテナ104は、中間ポール102を通るアンテナケーブル(図示せず)によって第1及び第2の通信無線機34a〜bに電気的に接続される。アンテナ104は、管状のアンテナセクションに設けられてもよく、アンテナセクションは、その上方に取り付けられる部分の機械的負荷を担持することができる。
上記上方に取り付けられる部分は、照明器具106であってもよく、又は1つ以上の照明器具が取り付けられ得るスピゴット若しくはアーム(図示せず)であってもよい。
照明器具106は、好ましくは、LED(発光ダイオード)照明器具である。
当業者は、本発明が決して上記の好ましい実施形態に限定されるものではないことを認識する。それどころか、多くの修正及び変形が、添付の特許請求の範囲内で可能である。例えば、街路照明ポール10は、第1及び第2のサブエアフロー48a〜bのうちの少なくとも1つを調節するように構成される少なくとも1つの可動部(図示せず)を含んでもよい。
さらに、図面、本開示、及び添付の請求項の検討によって、開示される実施形態に対する変形形態が、当業者により理解されることができ、また、特許請求される発明を実施する際に実行されることができる。請求項では、単語「含む(comprising)」は、他の要素又はステップを排除するものではなく、不定冠詞「1つの(a)」又は「1つの(an)」は、複数を排除するものではない。特定の手段が、互いに異なる従属請求項内に列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが、有利に使用され得ないことを示すものではない。

Claims (15)

  1. 街路照明ポールベースであって、
    当該街路照明ポールベースの囲まれた空間を画定する少なくとも1つの直立外壁と、
    横並びに配置される少なくとも2つのベイに前記囲まれた空間を分割するディバイダであって、前記少なくとも2つのベイは、第1のベイ及び第2のベイを含む、ディバイダと、
    前記ディバイダの下部に設けられる前記第1のベイのための個別エアインレットと、
    無線通信に使用される第1の放熱デバイスを前記第1のベイにおける第1の位置に取り付けるための第1の取り付け手段と、
    無線通信に使用される第2の放熱デバイスを前記第1のベイにおける第2の位置に取り付けるための第2の取り付け手段であって、前記第2の位置は、前記第1の位置よりも垂直方向に高い、第2の取り付け手段と、
    前記第1のベイに配置されるサブディバイダであって、前記第1のベイのための前記個別エアインレットからのエアフローを、第1のサブベイ内への第1のサブエアフローであって、前記第1のサブベイにおける前記第1の位置に取り付けられた場合の前記無線通信に使用される第1の放熱デバイスを主に冷却することが意図されているが、前記第2の位置に取り付けられた場合の前記無線通信に使用される第2の放熱デバイスを実質的に冷却することは意図されていない、第1のサブエアフローと、第2のサブベイ内への第2のサブエアフローであって、前記第2のサブベイにおける前記第2の位置に取り付けられた場合の前記無線通信に使用される第2の放熱デバイスを主に冷却することが意図されているが、前記第1の位置に取り付けられた場合の前記無線通信に使用される第1の放熱デバイスを実質的に冷却することは意図されていない、第2のサブエアフローとに分流するように構成されるサブディバイダと、
    を含む、街路照明ポールベース。
  2. 前記第1のサブベイ及び前記第2のサブベイは、横並びに配置される、請求項1に記載の街路照明ポールベース。
  3. 前記サブディバイダは、実質的に垂直な内壁を含み、動作時の前記第1のサブエアフロー及び前記第2のサブエアフローは、前記実質的に垂直な内壁の相対する側に流れる、請求項1又は2に記載の街路照明ポールベース。
  4. 前記ディバイダは、H字形であり、ステムがクロスバーによって接続されることにより形成される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の街路照明ポールベース。
  5. 前記サブディバイダが、前記H字形のディバイダの前記ステム間に延在し、前記ステムに接続する、請求項4に記載の街路照明ポールベース。
  6. 前記第1の位置に取り付けられた場合の第1の通信無線機が、前記第1のサブベイに配置され、前記第2の位置に取り付けられた場合の第2の通信無線機が、前記第2のサブベイに配置される、請求項2に記載の街路照明ポールベース。
  7. 前記第1の位置に取り付けられた場合の前記無線通信に使用される第1の放熱デバイスは、前記第1のサブベイに配置され、前記第2の位置に取り付けられた場合の前記無線通信に使用される第2の放熱デバイスは、前記サブディバイダの上部に配置され、前記第2のサブベイの上方に配置される冷却手段を有する、請求項2に記載の街路照明ポールベース。
  8. 前記無線通信に使用される第1の放熱デバイスは、前記第1の位置に取り付けられ、前記無線通信に使用される第2の放熱デバイスは、前記第2の位置に取り付けられ、前記無線通信に使用される第2の放熱デバイスは、前記無線通信に使用される第1の放熱デバイスの上部に配置され、前記無線通信に使用される第1の放熱デバイスは、前記第1のサブベイに面する冷却手段を有し、前記無線通信に使用される第2の放熱デバイスは、前記第2のサブベイに面する冷却手段を有し、前記無線通信に使用される第1の放熱デバイス及び前記無線通信に使用される第2の放熱デバイスは、前記サブディバイダの一部を形成する、請求項2に記載の街路照明ポールベース。
  9. 前記無線通信に使用される第1の放熱デバイスは、前記第1の位置に取り付けられ、前記無線通信に使用される第1の放熱デバイスは、前記サブディバイダの下側部分を形成し、前記サブディバイダは、前記無線通信に使用される第2の放熱デバイスのための前記第2の位置を通り過ぎるように前記第1のサブエアフローを案内するように構成される上側部分を含む、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の街路照明ポールベース。
  10. 前記第2のサブベイは、前記サブディバイダによって少なくとも部分的に形成されるダクトを含み、前記ダクトは、前記無線通信に使用される第1の放熱デバイスのための前記第1の位置を通り過ぎるように前記無線通信に使用される第2の放熱デバイスのための前記第2の位置に前記第2のサブエアフローを案内するように構成される、請求項2に記載の街路照明ポールベース。
  11. 前記ダクトは、前記無線通信に使用される第1の放熱デバイスのための前記第1の位置と同じ高さに狭い断面を有し、前記第1のベイのための前記個別エアインレット及び前記第1のベイのための個別エアアウトレットのうちの少なくとも1つに向かって広い断面を有する、請求項10に記載の街路照明ポールベース。
  12. 当該街路照明ポールベースは、前記第1のサブエアフロー及び前記第2のサブエアフローのうちの少なくとも1つを調節するように構成される少なくとも1つの可動部を含む、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の街路照明ポールベース。
  13. 当該街路照明ポールベースは、前記個別エアインレットの上方に前記少なくとも1つの直立外壁に設けられる追加のエアインレットであって、前記無線通信に使用される第2の放熱デバイスのための前記第2の位置に追加の空気を供給するように構成される、追加のエアインレットを含む、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の街路照明ポールベース。
  14. 請求項1乃至13のいずれか一項に記載の街路照明ポールベースと、
    前記街路照明ポールベースに機械的に接続される中間ポールと、
    前記無線通信に使用される第1の放熱デバイス及び前記無線通信に使用される第2の放熱デバイスに電気的に接続可能である又は接続されるアンテナと、
    光を発するように構成される照明器具と、
    を含む、街路照明ポール。
  15. 請求項1乃至13のいずれか一項に記載の街路照明ポールベース又は請求項14に記載の街路照明ポールの街路照明ポールベースに取り付けられる無線通信に使用される第1及び第2の放熱デバイスを冷却する方法であって、
    サブディバイダによって、第1のベイのための個別エアインレットからのエアフローを、第1のサブベイ内への第1のサブエアフローであって、前記第1のサブベイに取り付けられ、無線通信に使用される前記第1の放熱デバイスを主に冷却し、前記無線通信に使用される第2の放熱デバイスを実質的に冷却しない、第1のサブエアフローと、第2のサブベイ内への第2のサブエアフローであって、前記第2のサブベイに取り付けられ、無線通信に使用される前記第2の放熱デバイスを主に冷却し、前記無線通信に使用される第1の放熱デバイスを実質的に冷却しない、第2のサブエアフローとに分流することを含む、方法。
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