JP2021522553A - 多層リフレクタ - Google Patents

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Abstract

多層リフレクタが記載される。具体的には、青色光を部分的に透過し、かつ緑色光及び赤色光を反射する、多層リフレクタが記載される。多層リフレクタは、ダウンコンバート材料を含むバックライトにおいて良好な効率及び色性能を有する。

Description

多層リフレクタは、ディスプレイ及び照明用途を含む多くの用途に使用される。多層光学フィルムは、少なくとも部分的には、屈折率の異なるミクロ層の配置によって、望ましい透過特性及び/又は反射特性をもたらす。
一態様では、本明細書は、多層光学リフレクタに関する。多層光学リフレクタは、複数の光学繰り返し単位を含み、各光学繰り返し単位は、総光学的厚さを有し、かつ複屈折ポリマー及び第2のポリマーを含み、かつ複屈折ポリマーの光学的厚さと光学繰り返し単位の総光学的厚さとの比として定義されるf比を有する。複数の光学繰り返し単位は、420〜480nmの範囲にわたって平均化された非偏光の青色半球反射率が55%未満であるように構成されており、複数の光学繰り返し単位は、520nm〜650nmの範囲にわたって平均化された非偏光の赤緑色半球反射率が97%超であるように構成されている。
多層リフレクタの側面断面図である。 50%付近のf比を示す層対の側面断面図である。 50%未満のf比を示す層対の側面断面図である。 50%より大きいf比を示す層対の側面断面図である。 図1の多層リフレクタを含むバックライトの動作原理及び構成の概略側面図である。
図1は、均一な左帯域端を有する多層リフレクタの側面断面図である。多層リフレクタ100は、高屈折率複屈折層112及び低屈折率等方性層114を交互に含む。
多層リフレクタ100は、材料の異なる少なくとも2つのミクロ層を交互に含む。多層光学フィルム、すなわち、少なくとも部分的には、屈折率の異なるミクロ層を配置することによって、望ましい透過特性及び/又は反射特性を提供するフィルムが公知である。真空チャンバの中で、一連の無機質材料を光学的に薄い層(「ミクロ層」)として基材に堆積させることによって、このような多層光学フィルムを作製することが公知である。
多層光学フィルムはまた、ポリマー層を交互に共押出することによっても実証されており、各交互の対は、光学繰り返し単位として知られている。例えば、米国特許第3,610,729号(Rogers)、同第4,446,305号(Rogersら)、同第4,540,623号(Imら)、同第5,448,404号(Schrenkら)、及び同第5,882,774号(Jonzaら)を参照されたい。これらのポリマー多層光学フィルムにおいて、個々の層の作製には、ほとんど又は専ら、ポリマー材料が使用される。そのようなフィルムは、大量生産プロセスに適合しており、大きなシート及びロール品として作製することができる。いくつかの実施形態では、交互ポリマー層に使用される材料のうちの少なくとも1つは、ポリエチレンナフタレート、又はポリエチレンテレフタレート及びポリエチレンナフタレートを含むコポリマーのいずれかである。いくつかの実施形態では、複屈折を発生させることができる層に使用される材料のうちの少なくとも1つは、ポリエチレンナフタレート、又は、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート、及び100%の二塩基酸モノマーを基準としたモル%で10%未満のモル%での任意の他のモノマーのコポリマーである。しかしながら、いくつかの用途では、ポリエチレンナフタレートは、紫外線への曝露後に黄色になり得るため、及び/又はポリエチレンナフタレートを使用するシステムは、入射角の関数として、(波長の関数として)その反射スペクトルを過度に大きくシフトし得るため、複屈折層又は多層リフレクタ全体は、ポリエチレンナフタレートを含まなくてもよく、ポリエチレンナフタレートを含まないポリエチレンテレフタレート及びこれらのコポリマーを代わりに使用することができる。
多くの材料及び材料セットが公知であり、当該技術分野において記載されている。
多層光学フィルムは、異なる屈折率特性を有する個々のミクロ層を含み、それにより、一部の光は、隣接するミクロ層間の境界面で反射される。ミクロ層は十分に薄いため、複数の境界面で反射された光は、強め合う干渉又は弱め合う干渉を受けて、多層光学フィルムに所望の反射特性又は透過特性を与える。紫外波長、可視波長、又は近赤外波長で光を反射するように設計された多層光学フィルムに関して、各ミクロ層は、一般に、約1μm未満の光学的厚さ(物理的厚さに屈折率を乗じたもの)を有する。特定の光学繰り返し単位(以下により詳細に記載されるように、50%のf比を有する)の反射帯域は、光学繰り返し単位の光学的厚さの約2倍に中心を置いている。層は一般に、最も薄いものから最も厚いものへと配置することができる。いくつかの実施形態において、交互に配置された光学層は、層数の関数として実質的に線形に変化することがある。これらの層プロファイルは、線形の層プロファイルと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、層の厚さは、単調に配置してもよい。一般的に、線形の層プロファイルは、層配置の全体的な形状に基づくものであり、線形の層プロファイルからのわずかな又は有意でない偏差は、当業者によって線形の層プロファイルであるとして依然として見なされるであろう。いくつかの実施形態では、これは、実質的に線形の層プロファイルと呼ばれる場合がある。いくつかの実施形態において、交互に配置された光学層は、多項式又はべき法則で実質的に線形に変化することがある。多層光学フィルムの外側表面のスキン層、又は、多層光学フィルム内に配置され、ミクロ層のひとまとまりの群(「パケット」)を分離する保護境界層(protective boundary layer、PBL)などの、より厚い層を含めることもできる。スキン層が加えられることがあり、これはフィードブロックの後方であるが、溶融物がフィルムダイを出る手前で行われる。
この多層溶融物は次に、ポリエステルフィルムに関する従来の方式でフィルムダイを通してチルロール上に流延され、急冷される。その後、例えば、米国特許出願公開第2007/047080(A1)号、同第2011/0102891(A1)号、及び米国特許第7,104,776号(Merrillら)に記載されているように、光学層のうちの少なくとも1つに複屈折が得られるように、キャストウェブが種々の可能な方法のうちの少なくとも1つにより延伸されて、多くの場合、反射型偏光子又はミラーフィルムのいずれかが形成される。複屈折を有するフィルムは、多層複屈折光学フィルムと呼ばれることがある。
いくつかの実施形態では、交互の材料は、複屈折層(より具体的には、応力誘発性複屈折を発生させることができる層)及び等方性層(少なくとも複屈折層と同じ処理条件下で、この層は複屈折を発生しない)を含み、材料セット及び処理条件は、複屈折層と等方性層との間の面内方向の屈折率が異なり、一方で面外方向では屈折率が同様又は等しいように選択される。広く使用される材料に関して、複屈折層は、等方性層よりも大きな屈折率を有することになる。いくつかの実施形態において、材料セット及び処理条件は、複屈折層の場合、面内屈折率が同じであるか、又は互いの0.01以内になるように選択される。いくつかの実施形態では、材料セット及び処理条件は、複屈折層の場合、面内屈折率がそれぞれ1.62〜1.65になるように選択される。いくつかの実施形態において、材料セット及び処理条件は、複屈折層の場合、面外方向に沿った屈折率が2つの直交する面内方向の両方に沿った屈折率と少なくとも0.05異なるように選択される。いくつかの実施形態では、材料セット及び処理条件は、複屈折層の場合、面外方向に沿った屈折率が1.53未満となるように選択される。
いくつかの実施形態では、f比、又は高屈折率複屈折層110の光学的厚さと層対(低屈折率等方性層を含む)の総光学的厚さとの比は、50%、又は50%の5%以内であってもよい。いくつかの実施形態では、f比は、50%より大きくてもよく、例えば、60%、65%、70%、75%、80%、85%、又は更には90%でもよい。いくつかの実施形態では、逆f比(例えば、40%に対して60%)は、実質的に同等の光学性能を有することができる。高屈折率複屈折層及び低屈折率等方性層(又は、いくつかの一般的ではないが利用可能な材料セットでは、高屈折率等方性層と対になったシンジオタクチックポリスチレンなどの低屈折率複屈折層)の相対的な材料コストに応じて、50%からのより有意な偏差に関して、特定のf比に対してその逆のものを、そのようなフィルムを作製する材料コストに基づいて選択してもよく、これは、大きな体積に対して有意であり得る、又は有意になり得る。
本明細書に記載される多層リフレクタの設計におけるf比の操作により、望ましい特徴又は調整性の組み合わせを可能にすることができ、例えば、多層積層体によって反射される特定の波長の光の特定の割合は、フィルム全体の厚さを著しく変更することなく、又は層の数を変更することなく、変更することができ、様々な構成に対して多層リフレクタを可能にすることができる。本明細書に記載のフィルムは、100マイクロメートルより薄く、90マイクロメートルより薄く、80マイクロメートルより薄く、70マイクロメートルより薄く、60マイクロメートルより薄く、55マイクロメートルより薄く、50マイクロメートルより薄く、45マイクロメートルより薄く、40マイクロメートルより薄くてもよく、又は更に35マイクロメートルより薄くてもよい。
いくつかの実施形態では、f比及び厚さは、一緒に調整され構成される。例えば、いくつかの実施形態では、複数の光学繰り返し単位は、400nm〜480nmの非偏光垂直入射光の平均透過率が40%より大きいように、最小光学的厚さ及びf比を有する。他の箇所に記載されるように、これは、400nm〜480nmの非偏光垂直入射光の平均透過率が、50%より大きい、60%より大きい、70%より大きい、又は80%より大きいように、f比を変更することによって調整することができる。
本明細書に記載される多層リフレクタはまた、可視スペクトルの大部分(又は任意の他の所望のスペクトル又は波長範囲)にわたって高い反射率を有することができる。例えば、いくつかの実施形態では、複数の光学繰り返し単位は、550nm〜800nmの非偏光垂直入射光の平均透過率が5%未満であるように構成されている(例えば、厚さ、屈折率、コントラスト、処理条件、f比を有する)。
図2Aは、50%付近のf比を示す層対の側面断面図である。層対200Aは、ほぼ同じ光学的厚さを有する複屈折高屈折率層210A及び等方性低屈折率層220Aを含む。図2Bは、50%未満のf比を示す層対の側面断面図である。層対200Bは、等方性低屈折率層220Bよりも小さい光学的厚さを有する複屈折高屈折率層210Bを含む。図2Cは、50%より大きいf比を示す層対の側面断面図である。層対200Cは、等方性低屈折率層220Cよりも大きな光学的厚さを有する複屈折高屈折率層210Cを含む。相対的な物理的厚さの比は、説明を容易にするために誇張されている。
図3は、図1の均一な左帯域端を有する多層リフレクタを含むエッジライト型バックライトの動作原理及び構成の概略側面図である。バックライト400は、光源410と、ライトガイド420と、多層リフレクタ430と、バックリフレクタ440と、ダウンコンバート層450と、を含む。破線は、層が光学的に連通しているが、必ずしも積層又は他の手段によって直接取り付けられていなくてもよいことを示している。いくつかの実施形態では、隣接するフィルムは、それらの2つのフィルム間に空気間隙を保持するように、互いに単純に積層してもよい。
光源410から放射された光は、光460としてライトガイド420から抽出される。
光源410は、任意の適切な光源又は光源の組合せであってもよい。多くの場合、光源410は、発光ダイオード(light emitting diodes、LED)である、又はそれを含む。光源410は、単数形で言及されるが、一群又は一連の光源を表してもよい。例えば、光源410は、紙面の内外に軸に沿って延びる一連のLEDであってもよい。いくつかの実施形態では、光源410は、従来のLED(すなわち、約150μm〜約1mmのダイサイズを有する)、ミニLED(すなわち、約30μm〜約150μmのダイサイズを有する)、又はマイクロLED(すなわち、約2μm〜約30μmのダイサイズを有する)を含んでもよい。いくつかの実施形態では、光源410は、実質的に白色光を放射する。いくつかの実施形態では、光源410の構成要素の特定のものは、合わせて白色光を生成することができる異なる波長の光を放射する。「白色」光は、白色光として観察者が知覚し得る任意の好適な望ましい色点を指してもよく、用途に応じて調整又は較正することができる。いくつかの実施形態では、光源410は、電磁スペクトルの紫外線範囲、可視範囲、又は近赤外範囲のうちの1つ以上の光を放射してもよい。いくつかの実施形態では、光源410は、400nm〜500nmのピーク、又は、より具体的には400nm〜480nmのピークを有する、実質的に青色光を放射してもよい。光源410はまた、冷陰極蛍光灯(cold cathode fluorescent lights、CCFL)、若しくは更にはいくつかの実施形態では、白熱光源であってもよい、又はそれを含んでもよい。光源、及び任意の対応する射出、コリメーション、又は他の光学素子を選択して、任意の好適な波長又は波長の組み合わせ、偏光、点拡散分布、及びコリメーションの程度を提供してもよい。
ライトガイド420などのライトガイドは、一般に、内部全反射により光を伝送し、かつ、その長さ及び/又は幅に沿った光の抽出に対する制御を提供するために、慎重に設計され構成された特徴部又は特定の幾何学形状を有する、中実透過性光学構成要素である。これらの場合では、ライトガイドの発光面(図3の基準座標系では、上部である可能性が高い)上の各点は、光分布円錐の仮想光源であると考えることが有用であり得る。ライトガイド(例えば、くさび形ライトガイドなど)の設計及び幾何学的形状、並びに抽出器の形状及び分布は、そのような光分布円錐の形状又は幅を変更することができる。特定の抽出器設計を使用して、所望の角度で高度にコリメートされた光を放出することができる。ライトガイドは、典型的には、射出成形などによって製造及び形成が容易な透明材料から形成される。アクリル(ポリ(メチルメタクリレート))が、その透明性、低固有複屈折、及び射出成形プロセスを通して所望の形状に容易に形成される能力に起因して一般的に使用されるが、任意の他の好適なポリマー、コポリマー、又はこれらのブレンドを使用してライトガイドを形成することもできる。
光460は、青色光であるため、著しい吸収又は反射を伴わずに、多層リフレクタ430を実質的に透過する。いくつかの実施形態では、透過率は、一定の角度で多層リフレクタに入射する青色光に対してより、軸上で高く、コリメート効果を作り出すことができる。いくつかの実施形態では、光460の一部分は、バックライト400からの放射光の面均一性を増大させるために(具体的には、主に入射縁部付近で透過する代わりに、光がダウンガイドを移動することを可能にすることによって)、多層リフレクタ430によって反射することができる。反射光461は、ライトガイド420を透過して戻され、バックリフレクタ440によって反射される。バックリフレクタ440は、金属コーティング若しくは金属化フィルム、白色(拡散)プラスチックリフレクタ、又は更にはEnhanced Specular Reflector(ESR)(3M Company(St.Paul,Minn.)から入手可能)などの多層光学リフレクタを含む、任意の好適なリフレクタであってもよい。いくつかの実施形態では、特に、薄さが極めて重要であり得る場合、バックリフレクタ440は、広い角度範囲にわたって又は全ての入射角で青色光を反射する層のみを有して、非常に薄いリフレクタ設計を可能にすることができる。次いで、方向転換された光462は、再び多層リフレクタ430に向けられ、このサイクルで透過してもよく、又は更に再利用してもよい。
透過光460に再び戻ると、光線は、次にダウンコンバート層450に入射する。ダウンコンバート層は、分散又はコーティングされたダウンコンバート材料を含む。ダウンコンバート材料は、一般に、特定の波長の光を吸収し、かつ第2のより低いエネルギーの(より長い)波長の光を再放射する任意の材料である。いくつかの実施形態では、ダウンコンバート材料は、蛍光体であってもよく、又は蛍光体を含んでもよい。いくつかの実施形態では、ダウンコンバート材料は、量子ドットであってもよく、又は量子ドットを含んでもよい。ダウンコンバート層450は、バックライト内の任意の点に、又は更にはディスプレイスタック内に位置してもよい。いくつかの実施形態では、ダウンコンバート層450は、液晶パネル上に配置されたカラーフィルタアレイに取り付けてもよく、又はこれと一体化してもよい。
透過光460がダウンコンバート層450に入射した後、透過光460の少なくとも一部分は、再放射されるために、ダウンコンバート材料によって吸収される。換言すれば、透過光460及びダウンコンバート層450内のダウンコンバート材料は、透過光460がダウンコンバート層450内のダウンコンバート材料のためのポンプ光であるように、選択され構成される。ダウンコンバート材料は、ダウンコンバートされた光463を全ての方向にランダムに放射する。ダウンコンバートされた光463は、ディスプレイに有用な角度で放射される(例えば、典型的なバックライト及びディスプレイ構造、並びに図3の基準座標系において、上向き方向に)。これはこの光が、非有用な角度で放射される(例えば、典型的なバックライト及びディスプレイ構造、並びに図3の基準座標系において、ライトガイド及びバックリフレクタに向かって戻る)のと同程度である。しかしながら、多層リフレクタ430は、透過光460に対して青色光を選択的に透過するように作用することに加えて、ダウンコンバートされた光463(例えば、緑色光又は赤色光)の選択的リフレクタでもある。方向転換されダウンコンバートされた光464は、もはやダウンコンバート層450のダウンコンバート材料のためのポンピング光ではないため、有用な表示角度で反射されて戻り、透過したポンピング光465として示された、ダウンコンバート層450によって吸収されない透過光460の部分とともに、図3に図示されていないディスプレイの残りの部分に向かって、実質的に透過され放射される。図3に示す構成のエッジライト型バックライトは、いくつかの構成では直下型バックライトと置き換えてもよい。直下型構成では、ライトガイド及び縁部に配置された光源が、他のバックライトフィルム構成要素のすぐ後ろに位置する光源のアレイと置き換えられることになる。均一性及び効率のために、拡散体、部分リフレクタ、及び/又はリフレクタを追加することができる。
いくつかの実施形態では、色の均一性、すなわち、入射角及び効率の関数としての色シフトが欠如していることは、左及び右の帯域端の位置及び鮮鋭度、又は、リフレクタが、短波長側及び長波長側で、それぞれ低透過率から高透過率に移行する地点を制御することによってバランスをとることができる。対象とする波長にわたって平均化された半球反射率は、許容可能かつ優れた色及び効率性能を表すことができる、単純で測定可能なリフレクタ特性である。例えば、420〜480nmの間にある平均として定義される青色半球反射率、及び520〜650nmの間にある平均として定義される赤緑色半球反射率を使用することができる。いくつかの実施形態では、青色半球反射率は55%未満である。いくつかの実施形態では、青色半球反射率は50%未満である。いくつかの実施形態では、赤緑色半球反射率は97%超である。いくつかの実施形態では、赤緑色半球反射率は98%超である。いくつかの実施形態では、赤緑色半球反射率は99%超である。これらの半球反射率測定値は、帯域端の位置によって影響を受けるが、帯域端の傾き、すなわち、スペクトルが低透過率から高透過率にどれだけ急速に遷移するかによっても影響を受ける。
複数の光学繰り返し単位は、400nm〜480nmの非偏光垂直入射光の平均透過率が40%超であるように最小光学的厚さ及びf比を有する。複数の光学繰り返し単位は、550nm〜750nmの非偏光垂直入射光の平均透過率が5%未満、又は2%未満、又は更には1%未満であるように構成されている。
半球反射スペクトルの計算方法(Rhemi(λ))
半球反射は、フィルム反射率R(θ、φ)の強度及び立体角加重平均として定義され、θは、極角を表し、φは、フィルムの平面に対する方位角を表し、照明強度I(θ、φ)は、ランバートであると仮定される。対象の波長範囲に関して、反射光の全光束対入射光の全光束の比が、半球反射率、Rhemi(λ)である。
hemi(λ)はまた、光学フィルムのミクロ層及び他の層要素の層の厚さプロファイルの情報から、及びフィルム内のミクロ層及び他の層の各々に関連付けられた屈折率値から、国際公開第2017/106096(A1)号(Kivelら)に記載されているように、計算することができる。多層フィルムの光学応答用の4×4行列求解用ソフトウェアアプリケーションを使用することにより、反射スペクトル及び透過スペクトルの両方を、x軸入射面について、及びy軸入射面について、並びにp偏光及びs偏光入射光の各々について、既知の層の厚さプロファイル及び屈折率特性から計算することができる。ここから、Rhemi(λ)を下記に示す式を用いることで計算することができる。すなわち、
Figure 2021522553
式中、
Figure 2021522553
Figure 2021522553
及び
Figure 2021522553
ただし、E(θ)は光度分布である。
測定したプロファイルと、例えば、Kivelらによる、計算したプロファイルとが実質的に一致していることにより、列挙した反射スペクトルにおける吸収損失の影響を含めて、広帯域可視光リフレクタからの反射に関連性を有する物理学をこの計算技術が捕捉したことが検証される。
スペクトル応答の部分からの結果を報告する目的で、420〜480nmについての平均として定義されるRhemiavgが、各例について報告される。同様に、520〜650nmについての平均として定義されるRhemiGRavgが、各実施例について報告される。左帯域端(LE)は、青色部分と緑色部分との間の計算された半球形スペクトルにおける点として定義され、測定された透過率%は最大透過率の50%と等しく、L1は、透過スペクトルの左端が最大サンプル透過率と交差する際の波長によって定義される。同様に、右帯域端(RBE)は、800nm付近にある計算された半球状スペクトルにおける点として定義され、透過率は最大透過率の50%と等しく、L2は、透過スペクトルの右端が最大サンプル透過率と交差する際の波長である。左右帯域端の平均波長及び透過曲線の勾配の両方が、典型的な製造変動に対してロバストな光学溶液に関する重要なパラメータである。これらのデータは、以下の実施例のそれぞれにおいて報告され、モデル変動範囲は、中央設計点から+/−10nmの範囲であり、キャリパ変動に基づいて製造変動をシミュレートする。
実施例及び比較例
これらのモデル化実施例では、以下の手法を実行して、バックライトユニット(BLU)スペクトルを測定した。各条件に対して、BLUスペクトルは、以下のように再利用モデルの2ストリーム近似を使用して計算した。一方の側にバックリフレクタを、他方の側に青色透過リフレクタを裏打ちした第1の再利用キャビティに、青色光を注入した。青色透過ミラーを透過した青色光は、一方の側に青色透過ミラー及び蛍光体層を、他方の側に直交プリズムフィルム及び反射型偏光子(XBEF及びDBEF、いずれも3M Company(St.Paul,MN)から入手可能)積層体を裏打ちした第2の再利用キャビティ内に透過した。蛍光体層に入射した青色光は、部分的に吸収され、各パスで緑色光及び赤色光に変換された。総吸収率及び変換率は、再利用量の関数であり、これを収束無限級数としてモデル化した。最終的なBLUスペクトルを含む全ての可能な波長に対して、輝度向上積層体を透過した光の量を決定するように、緑色光及び赤色光に対して同様の計算を行った。そのスペクトルは、強度、輝度、白色点座標、及び光源で放射された青色光に対する効率などの性能特性を計算するための基準を形成した。
この特定の実施例のセットに使用されるモデル化BLUは、450nmで発光する青色LEDと、85%ランバート反射率を有すると想定される後部リフレクタと、青色通過多層光学フィルム(MOF)と、535nmで発光するMitsui緑色蛍光体と、600〜650nmで発光するGE K2SiF6MnIV赤色蛍光体と、BEF4−GT及びBEF4−CMv5交差プリズムとAPFv3反射型偏光子とからなる従来のBLU再利用スタックと、を使用した。MOF設計の関数としての性能は、CIE1976(L*、u*、v*)色空間で計算された総システム効率[lm/W]及び色変動(Δu*、Δv*)として報告される。
我々は、以下のパラメータを用いてMOFスペクトルの重要なスペクトルパラメータを、以下のパラメータ:L1勾配(nm当たりの反射率(%)におけるLBE鮮鋭度)及びL2で表すことを選択した。設計毎に、我々は、平均システム効率と、MOF製造におけるキャリパ変動に通常関連するMOFスペクトルの+/−10nmシフトから生じるu*及びv*変動の振幅と、を特徴付けた。概して、結果が示すように、LBE先鋭度(勾配)が高いほど、特定の帯域端位置の製造変動のロバスト性が向上する。理想的には、効率は最大化され、この分析では50[lm/W]超である。また理想的には、厚さ変動に伴う色変動(Δu*及びΔv*)も最小化される。
Figure 2021522553
我々は、効率と製造変動に伴う色シフトとの両方を考慮に入れた性能指数(FOM)を提案する。
Figure 2021522553
このFOMは、効率を最大化しながら、色変動を設計限界まで最小化することとの間のバランスを提供するように選択される。設計選択は、色変動の項と効率の項の積を最小化するように努めるべきである。色シフトの項における定数0.002は、一般に、最小検出可能な色変動に適した概算推定値と見なされる。Max Effの項は、本分析のために検討されたパラメータの範囲にわたって計算される最大効率であり、この場合、Max Effは55[lm/W]である。
各実施例及び比較例の結果として得られた性能指数を表1に挙げるが、約1.5未満のFOM値がMOF設計の機能範囲を表し、約1.0未満のFOM値がMOF設計の最良パフォーマンスを表す。
Figure 2021522553
これらの結果から、我々は、性能指数の最良パフォーマンスは、0.55未満のRhemiavgの場合のMOFフィルタ値と高い相関関係を持つことを観察した。更に良好な性能指数が、0.50未満のRhemiavgの場合に観察された。また、我々は、性能指数の良好なパフォーマンスが、0.97超のRhemiGRavgの場合のMOFフィルタ値と高い相関関係を持つことを観察した。更に良好な性能指数が、0.98超のRhemiGRavgの場合に観察された。更に、我々は、L1及びL2が520〜530nm及び630〜640nmの場合に、予想に反して、発光スペクトルとの重複が有意な色を誘発せず、むしろ、LBEによって誘発される色変動がRBEによって部分的にオフセットされ、許容可能な色変動及び高効率をもたらすことも観察した。
図中の要素の説明は、別段の指示がない限り、他の図中の対応する要素に等しく適用されるものと理解されたい。上述の実施形態は、本発明の様々な態様の説明を容易にするために詳細に記載されたものであるため、本発明は、上述の特定の実施例及び実施形態に限定されるものと見なされるべきではない。むしろ、本発明は、添付の特許請求の範囲及びそれらの同等物によって定義される本発明の範囲内に含まれる様々な変形形態、同等のプロセス、及び代替的デバイスを含めた、本発明の全ての態様を包含するものと理解されるべきである。

Claims (20)

  1. 多層光学リフレクタであって、
    複数の光学繰り返し単位であって、各光学繰り返し単位は、総光学的厚さを有し、かつ複屈折ポリマー及び第2のポリマーを含み、かつ前記複屈折ポリマーの光学的厚さと前記光学繰り返し単位の総光学的厚さとの比として定義されるf比を有する、複数の光学繰り返し単位を備え、
    前記複数の光学繰り返し単位は、420〜480nmの範囲にわたって平均化された非偏光の青色半球反射率が55%未満であるように構成されており、
    前記複数の光学繰り返し単位は、520〜650nmの範囲にわたって平均化された非偏光の赤緑色半球反射率が97%超であるように構成されている、多層光学リフレクタ。
  2. 前記複数の光学繰り返し単位は、420nm〜480nmの範囲にわたって平均化された前記非偏光の青色半球反射率が50%未満であるように構成されている、請求項1に記載の多層光学リフレクタ。
  3. 前記複数の光学繰り返し単位は、520〜650nmの範囲にわたって平均化された前記非偏光の赤緑色半球反射率が98%超であるように構成されている、請求項1に記載の多層光学リフレクタ。
  4. 前記複数の光学繰り返し単位は、420〜480nmの範囲にわたって平均化された前記非偏光の青色半球反射率が50%未満であるように構成されており、前記複数の光学繰り返し単位は、520〜650nmの範囲にわたって平均化された前記非偏光の赤緑色半球反射率が98%超であるように構成されており、前記多層光学リフレクタは、50マイクロメートルより薄い、請求項1に記載の多層光学リフレクタ。
  5. 前記複数の光学繰り返し単位は、ポリエチレンナフタレートを含まない、請求項1に記載の多層光学リフレクタ。
  6. 前記複数の光学繰り返し単位は、400nm〜480nmの非偏光垂直入射光の平均透過率が40%超であるように最小光学的厚さ及びf比を有する、請求項1に記載の多層光学リフレクタ。
  7. 前記複数の光学繰り返し単位は、550nm〜750nmの非偏光垂直入射光の平均透過率が5%未満であるように構成されている、請求項1に記載の多層光学リフレクタ。
  8. 前記複数の光学繰り返し単位は、550nm〜750nmの非偏光垂直入射光の平均透過率が2%未満であるように構成されている、請求項1に記載の多層光学リフレクタ。
  9. 前記複数の光学繰り返し単位の少なくとも1つの層について、2つの直交する面内方向に沿った前記屈折率は、互いに0.01以内である、請求項1に記載の多層光学リフレクタ。
  10. 2つの直交する面内方向に沿った前記屈折率は1.62〜1.65である、請求項9に記載の多層光学リフレクタ。
  11. 前記複数の光学繰り返し単位の少なくとも1つの層について、面外方向に沿った屈折率は、2つの直交する面内方向の両方に沿った前記屈折率と少なくとも0.05異なる、請求項1に記載の多層光学リフレクタ。
  12. 前記面外方向に沿った屈折率は1.53未満である、請求項9に記載の多層光学リフレクタ。
  13. 拡張領域光源であって、
    420nm〜480nmの最大放射波長を有する青色光源と、
    前記青色光源から放射された光を吸収し、かつ550〜800nmの波長を有する光を再放射するダウンコンバート材料と、
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の多層光学リフレクタであって、青色光源とダウンコンバート材料との間の光路内に配置された多層光学リフレクタと、
    を備える、拡張領域光源。
  14. 前記青色光源は発光ダイオードを含む、請求項13に記載の拡張領域光源。
  15. 前記ダウンコンバート材料は蛍光体を含む、請求項13に記載の拡張領域光源。
  16. 前記ダウンコンバート材料は量子ドットを含む、請求項13に記載の拡張領域光源。
  17. 前記青色光源と前記ダウンコンバート材料との間の光路内に配置されたライトガイドを更に含む、請求項13に記載の拡張領域光源。
  18. 前記多層光学リフレクタによって反射された光を反射するように光路内に配置されたバックリフレクタを更に含む、請求項13に記載の拡張領域光源。
  19. 前記ダウンコンバート材料は、ダウンコンバートフィルム内にあり、前記ダウンコンバートフィルムは、前記多層光学リフレクタの面積の10%以内である、請求項13に記載の拡張領域光源。
  20. 前記ダウンコンバート材料は、カラーフィルタアレイ内にある、請求項13に記載の拡張領域光源。
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