JP2021520946A - コンタクトレンズ保存洗浄容器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、コンコンタクトレンズ液を圧送装置(22)を用いて液体貯留部(4)から流路系(34)を介して供給可能な、所定数の閉鎖可能なコンタクトレンズチャンバ(16)を備えるコンタクトレンズ保存洗浄容器(1)に関し、該発明は、貯留部(4)に収容された液体の保管安定性を特に長くするのに適したものである。本発明によれば、液体貯留部(4)は、流路系(34)によって、液体側から、上記1又は複数のコンタクトレンズチャンバ(16)を介して排出口(36)に接続可能である。

Description

本発明は、コンコンタクトレンズ液を圧送装置を用いて液体貯留部から流路系を介して供給可能な、所定数の閉鎖可能なコンタクトレンズチャンバを有するコンタクトレンズ保存洗浄容器に関する。
コンタクトレンズは、世界中で使用されている視覚補助器具である。コンタクトレンズは、直接角膜に薄い涙液膜のみを介在させて装着することで、一般的にあまり美的ではない眼鏡の代わりとなる。コンタクトレンズには様々な種類があり、特に、1日用、1か月用、1年用のコンタクトレンズがある。1日用のコンタクトレンズは、1日間だけ装着し、廃棄すべきものである一方、1か月用のコンタクトレンズは最大30日間使用でき、1年用のコンタクトレンズは、最大1年間使用できる。
通常、コンタクトレンズは、特に定期的に使用する場合、定期的に手入れをし、清潔に保つことが必要となる。このため、コンタクトレンズは、通常、例えば夜間等の一時的な保存・手入れのために、専用のコンタクトレンズケース内の保存・洗浄液に入れられる。レンズを保存・洗浄液中に入れるのには、コンタクトレンズの殺菌及び洗浄の他に、レンズの乾燥を防ぐ意図もある。
このようなコンタクトレンズのケアは、特に、通常、コンタクトレンズ用の保存洗浄容器と手入れ液用の液体ディスペンサとの両方を使える状態にしておく必要があるため、使用者にとっては、比較的費用のかかるものである。加えて、レンズチャンバが小さいため、液体ディスペンサから液体をこれらのチャンバ内に一定量注入しようとしても、ある程度の量の液体を無駄にしてしまい、長い目で見ると問題である。
これらの問題を改善するために、レンズの一時的に保存するためのコンタクトレンズチャンバと、手入れ液を少なくとも数日間収容するための貯留部とが、1つの共通の本体又は筐体に一体化された設計で配設された上述のタイプのコンタクトレンズ保存洗浄容器が、特許文献1から知られている。この設計では、コンタクトレンズを非常に容易に取り扱え、且つ、非常に安全に保存でき、また、媒体が厳密に分離されているため、清潔で未使用の液体に、雑菌で汚染されている可能性がある空気や他の媒体が混ざり込むことを確実に防止している。コンタクトレンズチャンバに手入れ液を注入するために、これらは、流路系を介してコンタクトレンズ液用の貯留部に接続されている。コンタクトレンズ液は、圧送装置を用いて、貯留部からコンタクトレンズチャンバに供給できる。
欧州特許第2095735号
本発明は、コンタクトレンズの手入れ液を、再充填を必要とせずに、例えば数週間等の特に長い期間提供できる、上述のタイプのコンタクトレンズ保存洗浄容器を提供することを目的とする。
本発明によれば、この課題は、液体を流すために、液体貯留部を、流路系を介してコンタクトレンズチャンバの排出口に接続することで解決される。
本発明の有利な設計は、下位の請求項の対象となる。
本発明は、上述のタイプの容器内における手入れ液の保管及び供給が時間的に制限される本質的な原因が、保管された液体の発芽のリスクにあるという考えに基づいている。このリスクに対応して、特に長期間の保管を可能にするには、液体貯留部へのバクテリアの侵入の可能性を、常に最小限に抑えるべきである。上述のように構成された容器では、液体貯留部が、容器の内側本体又はカートリッジ内に一体化されているため、周囲空気や他の雑菌源との接触が、かなりの程度まで既に回避されている。一方、貯留部をコンタクトレンズチャンバに接続する液体流路は、外部環境に繋がってしまう可能性が時折ある。
この接続経路を介した雑菌侵入の可能性も常に排除するには、貯留部から外部への媒体の流れを形成する、すすぎ勾配を確保すべきである。これは、貯留部、コンタクトレンズチャンバ、及び使用済み手入れ液用の排出口又は廃棄口を流路系を介してカスケード状に直列接続して配置することで実現される。レンズチャンバ内の使用済みの液体を廃棄するには、上記構成を介して、未使用の液体を貯留部からレンズチャンバに再充填すると同時に、古い使用済みの液体をレンズチャンバから排出口を介して押し出すことができる。これにより、望まれない雑菌の侵入につながり得る外部から貯留部への逆流は、おおむね防止される。
排出口は、「実際」の排出口として容器の外面又は側方に配設される。これにより、使用済みの液体を、排出口を介して押し出して、廃棄系に直接送ることができる。代替形態として、排出口を容器内に配置し、別の一体化された使用済み液回収貯留部に繋ぐこともできる。この形態では、外部排出口がもはや必要なく、例えば、使用済みの液体を収容した回収貯留部全体を交換することで、廃棄を行うことができる。
特に好適な形態において、貯留部は、「ダブルチャンバ」タイプでもよく、好ましくは、一方のチャンバが清潔で未使用のレンズ液を保持するように設計され、他方のチャンバが使用済みの液を一時的又は恒久的に保持するように設計された2重壁タイプでもよい。排出口は、システム全体の外側には開口せず、液受けチャンバ内に開口する。これにより、使用済みの液を外部に排出することを回避できる。上述の好適な2重壁設計では、液受けチャンバは、使用済みの液の中間(又は最終)回収を目的としており、実際の貯留チャンバの外側でこれを取り囲むように配置されている。
本発明の有利な構成においては、圧送装置として、ベローズポンプ又は膜ポンプが設けられる。これにより、特に簡易で費用対効果が高い、確実な圧送機能を確保できる。別の有利な設計では、圧送装置として、ピストンポンプが設けられる。
単独で進歩性を有すると考えられる特に有利な設計では、容器は、外側筐体内に配設され、内部に液体貯留部が一体化されたカートリッジを有する。この設計により、貯留部内の液体を使い切った後の再充填が特に容易になる。カートリッジは、その全体が交換可能である。交換処理中は常に貯留部内と外部環境とが接続されていないため、交換中に微生物による液体汚染のリスクは、実質的に排除される。特に、コンタクトレンズチャンバと排出口とを順にカスケード状に接続することによって形成されるすすぎ勾配と組み合わせることで、上記のような交換後に、新たに補充された手入れ液を少量だけ注入することによって、内側から外側へ完全なすすぎ処理を行うことができる。これにより、存在する可能性のある雑菌を、流し出し、液体貯留部から隔離できる。このため、交換中は、筐体から、装着されている「使用済み」のカートリッを取り外して、新品のカートリッジに交換することができる。他の有利な実施例では、カートリッジ内の手入れ液の充填容量は、およそ100mlである。
本発明の一形態において、流路系は、カートリッジ内に一体化可能である。しかし、別の実用的な設計においては、流路系は、例えば、所定数のプラグ接続部を介してカートリッジに接続可能に設計されてよい別個の筐体部品にも配設される。
有利且つ単独で進歩性を有するとされる代替形態では、上記のような固い外側シェルを有するカートリッジの代わりに、軟らかく変形可能な外皮を有するバッグを設けつつ、他方の設計の特徴を保持することもできる。この設計では、バッグを交換することによって、洗浄液を、特に簡易且つ衛生面で安全な方法でシステムに充填することも可能になる。この形態でも、バッグは、好適には固い外側筐体内に配置され、これによって保護されることが好ましい。
追加的な有利な実施例では、コンタクトレンズチャンバは、対応するチャンバカバーで閉鎖可能なチャンバ底部によって形成される。チャンバカバーは、具体的にはカバー膜のように、柔軟性を有するように設計可能である。これにより、チャンバカバーは、圧力下で形状が変化する。チャンバ底部は、カートリッジの表面における凹部によって形成されており、対応するチャンバカバーは、外側筐体に配設されている。外側筐体を開けることによって、全てのコンタクトレンズチャンバのチャンバカバーが上げられて開くため、全てのチャンバが等しくアクセス可能になる。代替形態として、各チャンバカバーは、それぞれが独立して開けられるように、それぞれ別々に独立して設計できる。
しかし、チャンバカバーは、カートリッジと「系」との間にも配置可能である。この場合、有利には、系は、少なくとも1つのポンプの様相(ポンプを操作する可能性;必ずしもポンプ自体ではない)含む。実際のポンプは、例えば、内側の長穴又は側方の装置を介して作動させることができる。
有利には、チャンバカバーは、変形可能な膜として設計される。この設計により、レンズチャンバを閉状態において確実に密閉することが特に容易になる。具体的には、上記膜は、その外周縁にカートリッジ表面と接触する密閉リップを形成するように設計可能である。液体の充填中にレンズチャンバ内に圧力が生じると、即座に膜が外側筐体に向かって上方に移動して、流入する液体のための空間を作る。同時に、側方の密閉リップに圧力が作用して、「対応部分」、即ち、カートリッジの表面に対する接触が強まり、密閉効果が高まる。
特に有利な実施例として、変形可能な膜であるチャンバカバーの設計を用いて、対応するレンズチャンバに現在手入れ液が充填されているか否かを使用者が特に簡易に判断できる指示機能を提供することも可能である。このためには、変形可能な膜が、外側筐体の外側から視認可能な指示要素と協働することが好ましい。例えば、その表面に取り付けられ、外側筐体内の対応する穴を通るように案内されて、膜が現在外側筐体の近傍まで変形しているか否かを使用者が簡易に判断できるようにする指示ピンと協働することが好ましい。代替形態として、このような指示機能を、例えばLEDを用いた充填レベルの電子ディスプレイによって提供することも可能である。
カートリッジは、その有利な設計では、特に容易に取り扱えるように、所定数の機能が一体化された比較的複雑な構成部品である。これを特に効果的に使用するために、カートリッジは、有利には、貯留部内の液体を使い切った後に、新たな使用サイクル用に再充填できる再利用可能な製品として設計される。また、有利には、容器の液体貯留部が再充填可能である。
適切に設計された閉鎖部及びロック機構を設けることで、特に高い機能性と高い有用性を実現できる。このために、外側筐体のカバーの開閉用に、回転閉鎖部が設けられる。これは、上記の目的に対して特に有利である。この回転閉鎖部を介して、流路系の開放弁、ひいては流路系内の媒体側の接続を制御することも可能である。一例として、このように設計された閉鎖部により、以下の設定の選択肢を提供することができる。
閉鎖部が僅かに引き出される(そして、好ましくは、所定の位置に嵌まる)と、液体が、例えば、廃棄又はすすぎのために、レンズチャンバから外部に放出される。一方、閉鎖部が例えば右方向等の一方向に回動されると、カバーが開くが、カートリッジは、筐体内において移動が阻止されて、取り出すことはできない。一方、回転閉鎖部が反対方向、例えば、左方向に180°回動される(これは、カバーが開いた状態でのみ可能であることが好ましい)と、カートリッジを容易に取り出し、満液の新品カートリッジに交換できる。閉鎖部が完全に開き(例えば、完全に引き出され)、ポンプボタンが押下されると、チャンバ内のレンズがすすがれると同時に、液体が流出して廃棄される。この形態では、例えば、レンズを自分でこするために、液体を適宜使用者の手に注ぐことも可能である。
特に好適な設計として、容器、特にそのカートリッジは、向上した有用性及び/又は更に優れた使い易さを使用者に提供するように設計された幅広い追加的な機能を提供するように備えられる。このような追加的な機能は、電子機的に設けられることが好ましく、このために、容器、好ましくはそのカートリッジは、電気エネルギー用のエネルギー貯蔵部を含む。具体的には、エネルギー貯蔵部として、バッテリ又は蓄電部を設けることができる。
ここで、特に好適な追加的な機能として、レンズがレンズチャンバ内にある場合に、手入れ液中でのケアに加えて、コンタクトレンズの物理的洗浄機能を提供することができる。この設計により、レンズに物理的なケアと化学的なケアを組み合わせて行うことが可能になり、これらのケアの有効性が互いに補い合って相乗効果をもたらすことになる。このために、エネルギー貯蔵部は、有利には、チャンバカバーに対応する所定数の振動要素に接続される。特に、好ましくはレンズチャンバ用に設けられる膜カバーと組み合わせることで、カバーを「振動膜」として設計することができる。これらをレンズを入れた状態で振動させる(歯ブラシを振動させるのに類似)ことにより、少量のレンズ液でも、確実なレンズの洗浄を行うことができる。ケア後のレンズチャンバからの汚れた液は、回転閉鎖部を押した後に引き出すことで廃棄できる。これは、電気的な形態で行うことができ、好ましくは完全に自動的な形態で行うことでき、この場合、使用者は何もしなくてよい。そして、汚れた液は、自動的に第2の貯留部に圧送され、その後、レンズは、清潔な液中に浸されて保存される。
エネルギー貯蔵部を用いて提供可能な他の特に好適な追加的な機能としては、流路系内において手入れ液を搬送するため電気駆動ポンプや、例えば、貯留部及び/又はレンズチャンバ内の手入れ液の量や次回の手入れ等までの残り時間を表示したり、コンタクトレンズの電界発光特性を刺激したりするための電気表示ユニットが挙げられ、これらは、好ましくは個別に又は任意の組み合わせで用いられる。特に有利な更なる実施例では、レンズの殺菌効果があるUV−C LEDを取り付けることができる。このため、発光の励起に好ましいUV−A型のライトが使用可能であり、且つ/又は例えば、およそ200nmのより短い波長(UV−C)のUVライトが特に好ましい。また、単独で進歩性を有するとされる特に有利な更なる実施例では、反射構造又は要素がレンズチャンバ内、好適にはカバー膜上に設けられる。これにより、各レンズチャンバ内において、光が均一になる又は均一になり易くなる。
本発明により実現される利点は、液体貯留部、レンズチャンバ、及び媒体側の排出又は廃棄口をカスケード状に直列に接続することで、特にすすぎ処理中において、手入れ液の媒体搬送が内側から外側、即ち、液体貯留部から排出口に向かって常時行われ、貯留部への逆流が最小限に抑えられる又は完全に防止されるという点にある。これにより、雑菌が外側から貯留部に侵入することを防止されるため、貯留部内の液体の有効寿命、即ち保管期間が各段に長くなる。
本発明の一例を、図面を用いて詳細に説明する。各図は以下を示す。
コンタクトレンズ保存洗浄容器の斜視図。 図1に係るコンタクトレンズ保存洗浄容器の斜視断面図。 図2からの抜粋。 コンタクトレンズ保存洗浄容器のカートリッジの斜視図。 図4に係るカートリッジの斜視図。 図4に係るカートリッジの上側カートリッジシェルを下方から見た分解図。 図4に係るカートリッジの上側カートリッジシェルの組み立て状態を下方から見た図。 図4に係るカートリッジの別の断面図。 別の設計のカートリッジの断面図。 図1に係る容器のカバー閉鎖部の分解図。 図1に係る容器のカバー閉鎖部の分解図。 別の設計のコンタクトレンズ保存洗浄容器の斜視図。 図12に示すコンタクトレンズ保存洗浄容器の斜視分解図。 図12に係るコンタクトレンズ保存洗浄容器の貯留モジュールの斜視分解図。 図12に係るコンタクトレンズ保存洗浄容器の1つの基本モジュールの斜視図。 図12に係るコンタクトレンズ保存洗浄容器の1つの基本モジュールの斜視図。 図12に係るコンタクトレンズ保存洗浄容器の1つの基本モジュールの斜視図。 レンズチャンバを取り外した図15に係る基本モジュールの図。 図15に係る基本モジュールのレンズチャンバの図。 更に別の設計のコンタクトレンズ保存洗浄容器の長手方向断面図。 開放位置にある図20に係るコンタクトレンズ保存洗浄容器の上面図。 開放位置にある図20に示すコンタクトレンズ保存洗浄容器の斜視図。 開放位置にある、傾斜した端面を有する図20に示すコンタクトレンズ保存洗浄容器の側面図。 開放位置にある、傾斜した端面を有する図20に示すコンタクトレンズ保存洗浄容器を下方から見た図。 開放位置にある、傾斜した端面を有する別のコンタクトレンズ保存洗浄容器の側面図。 更に別の形態のコンタクトレンズ保存洗浄容器の下面図。 一体化されたポンプを有する更に別の形態のコンタクトレンズ保存洗浄容器の長手方向断面図。 ポンプを作動させた状態の、図27に係るタンクの長手方向断面図。 平均的な別の形態の貯留バッグの図。 図29に係る貯留バッグの上面図。 図29に係る貯留バッグの斜視図。 図29に係る貯留バッグの分解側面図。 図29に係る貯留バッグの分解斜視図。
全ての図において、同一部分は、同じ参照符号で示す。
図1及び図2に示す、以下、単に「容器1」と称するコンタクトレンズ保存洗浄容器1は、コンタクトレンズの一時的な保存及びレンズの洗浄・手入れ用の液体の供給に用いられる。このために、容器1は、約80〜100mlの容積を有し、好ましくは上記の例と同様に、洗浄・手入れ液を収容できる、交換可能なカートリッジ2又はタンク内に一体化された貯留部4を備える。カートリッジ2は、外側筐体6内に取り外し可能に取り付けられている。本設計例では、外側筐体6は、下側の底部8と、これにヒンジ10を介して取り付けられた筐体カバー12とにより構成されている。筐体カバー12は、閉位置において、回転可能に設計されたカバー閉鎖部14を用いて底部8に係止可能である。
容器1は、コンタクトレンズを保存するために、所定の数のコンタクトレンズチャンバ16を有しており、本設計例では2つ有し、本設計例では2つ有する。コンタクトレンズチャンバ16は、好適な本設計例において、それぞれ内部空間を有するため1.5ml程度の容積を有し、それぞれ、チャンバカバー18及びこれに対応したチャンバ底部20により構成されている。チャンバ底部20は、対応するチャンバカバー18によって、閉状態に閉じることができる。チャンバ底部20は、カートリッジ2の表面における凹部により形成されており、対応するチャンバカバー18は、外側筐体6の筐体カバー12に配置されている。外側筐体6を開閉することにより、各コンタクトレンズチャンバ16が、同様且つ同時に開閉される。
コンタクトレンズチャンバ16にコンタクトレンズを保存する際には、これらに貯留部4からの手入れ液が充填されるようになっている。これにより、コンタクトレンズは、湿潤に保たれ、必要に応じて、洗浄及び/又は殺菌される。このために、カートリッジ2には、圧送装置22が一体化されている。これは、圧力ポンプのように手動操作でき、本設計例ではベローズ状に設計されている。これにより、液体を貯留部4からコンタクトレンズチャンバ16内に圧送することができる。
図3(a)及び図3(b)に示す拡大断面図から特に分かるように、各チャンバカバー18は、変形可能な膜として設計されている。この膜は、カートリッジ表面に接触するその外周縁において、密閉リップ24を形成する。図3(a)は、弛緩した静止状態の膜を示している。各コンタクトレンズチャンバ16に液体が充填されると、それに応じてレンズチャンバ内の圧力が高まる。これにより、膜が外側筐体6に向かって上方に撓み、流入する液体のための空間が空けられる。図3(b)に、この状態を示す。同時に、側方の密閉リップ24に圧力が作用することで、カートリッジ2の表面に対する接触、即ち、密閉効果が高まる。各チャンバカバー18は、切り込みを有する担持リングを介して外側筐体6に取り付けられている。担持リングは、外側筐体6上に配置されており、その上に対応する部材を用意に嵌合させることができる。チャンバカバー18が形成する2つのダイヤフラムは、同一且つ回転対称に設計されている。このため、使用者は、これらを交換する際に、配置やチャンバ側に大きな注意を払わなくてよい。
示している好適な実施例では、膜の変形性を利用することで、対応するコンタクトレンズチャンバに手入れ液が充填されているか否かを使用者が判断可能にする指示機能も設けられている。このために、視界窓26又は開口が、筐体カバー12における対応する膜の上方に配設されている。使用者は、窓26を通して外側から、下にある膜が上方に撓んでいるか否か、及びコンタクトレンズチャンバ16への充填がこれに対応して行われているか否かを確認できる。この視認性は、例えば、適切なマーカーを膜の先端に設ける、且つ/又はその表面に指示ピンを設けることで高めることができる。このように、視界窓26を含むこれらの要素は、対応するコンタクトレンズチャンバ16の充填状態の指示要素28を構成しており、外側筐体6の外側から視認可能である。
図4の斜視側面図及び図5の斜視断面図に示され、その設計が単独で進歩性を有すると考えられる、外側筐体6に配設されたカートリッジ2は、それぞれの外周縁において互いに溶接されてカートリッジ筐体を形成する上側カートリッジシェル30及び下側カートリッジシェル32を備える。カートリッジシェル30は、ポリプロピレン(PP)又はポリエチレン(PE)で形成された射出成形部品として製造されていることが好ましい。一方、カートリッジシェル32は、収縮できるように、比較的弾性のある構成部品として設計されている。これに好適な材料としてはTPEが挙げられるが、シリコーン又は発泡性LDPEも可能である。しかし、これらの部品は、射出成形では製造されない。代替形態として、射出成形され、中央が弾性材料からなる固いリングを設けることもできる。これにより、溶接処理を簡易化できる。カートリッジ2の一体化された要素は、液体貯累部4及び圧送装置22であり、更に、カバー閉鎖部14がカートリッジ2に取り付けられている。カートリッジ2は、液体を貯留部4からコンタクトレンズチャンバ16へ圧送装置22で圧送することを可能にする流路系34も内蔵している。
カートリッジ2及びこれを有する容器1は、貯留部4内における洗浄・手入れ液が特に長い有効寿命を確保できるように特別に設計されている。液体の有効寿命が細菌の侵入によって制限され得るということに対して、特別な注意が払われている。これに対応するために、流路系34は、液体が、圧送装置22により、流路系34を通じて、液体貯累部4からコンタクトレンズチャンバ16を介して、カバー閉鎖部14に配置された排出口36まで供給されるように設計されている。これにより、液体側では、貯留部4、コンタクトレンズチャンバ16、及び排出口36が、カスケード状に直列接続された要素として製造されている。このため、液体を、排出口36まで外側方向にだけ流すことができ、貯留部4への逆流を最小限に抑える又は略防止できる。カバー膜として設計されたチャンバカバーにより、チャンバ閉鎖部を引き出した際のチャンバ内のレンズのすすぎ又はチャンバからの汚れた液体の放出を容易に行うこともできる。これは、例えば、閉鎖部を引き出すことで外側流路が開き、この結果、圧力が解放されて、即座に最初の撓んだ位置に戻るからである。
この設計を図示するために、図6(分解図)及び図7(組み立て状態)には、上側カートリッジシェル30を下から見た図が示されている。図6及び図7から分かるように、射出成形部品として設計された上側カートリッジシェル30は、内側、即ち、貯留部4に対向する下側に成形流路部分38を有し、これが、溶接流路板40に接続されて、流路系34を形成する。これらの図から分かるように、圧送装置22は、液体側において、遮蔽弁42を介して貯留部4に接続されている。この遮蔽弁42は、ポンプチャンバ内が過剰圧力になるのを防止するためのものである。過剰圧力になった場合には、これが貯留部に対して開く。ポンプ内の圧力が過剰に高くなると、直ぐに「ショート」が生じるのである。ここで、流路系からの液体は、再びポンプチャンバ内に戻ることがないため、このショートにより貯留部の液体が汚染されることはない。更に、圧送装置22は、逆止弁44を介して流路系34に接続されている。逆止弁44も、一方向設計であり、液体を圧送装置22の内部から流路系34内へ流入させるだけで、液体を流路系34から圧送装置22内へは逆流させない。
圧送装置22の操作時にコンタクトレンズチャンバ16内で過剰圧力が生じるのを防止するために、圧力リリーフ弁でも保護されている。これは、逆止弁44で形成することができる。
使用時において、洗浄液は、まず、カートリッジ4から圧送装置22の貯留部内へ注入される。そこから、洗浄液は、流路系34を通ってコンタクトレンズチャンバ16内に入り、そこに配置されているレンズをすすいで洗浄する。洗浄処理の最後及びレンズをコンタクトレンズチャンバ16から取り出す最中又は前において、使用済みの洗浄液は、排出口36から流出する。
流路系34は、コンタクトレンズチャンバ16に繋がる、中央に配設された流入流路46を備える。この流路は、各チャンバ底部20に配設された所定数(示している実施例では6個)の導入孔48を介して、対応するコンタクトレンズチャンバ16の内部に開口している。排出又は流出方向において、各コンタクトレンズチャンバ16は、チャンバ底部20に配設された排出孔50及び流入流路46に隣接して配置された排出流路52を介して、カバー閉鎖部14に接続されている。コンタクトレンズがコンタクトレンズチャンバ16に入れられた状態でも媒体が確実に交換されるように、且つ、コンタクトレンズによって導入孔48及び/又は排出孔50が意図せずに塞がれることを防止するために、チャンバ底部20には、コンタクトレンズを導入孔48及び/又は排出孔50から一定距離だけ離して置くための所定数の支持バー54が設けられている。
液体は、他の機能のうち、一形態として外側筐体6の筐体カバー12を開閉するための回転閉鎖部として設計されたカバー閉鎖部14によって案内される。また、カバー閉鎖部14は、流路系34の一体化された開放弁(詳細は不図示)を制御することで、流路系34内の媒体側の接続も制御する。本設計例では、以下の設定の選択肢があるが、勿論、他の具体的な構成も可能である。
カバー閉鎖部14が僅かに引き出される(そして、好ましくは、所定の位置に嵌まる)と、排出口36が開放されて、コンタクトレンズチャンバ16からの液体が、例えば、廃棄又はすすぎのために外部に排出される。一方、カバー閉鎖部14が例えば右方向等の一方向に回動されると、筐体カバー12が開くが、カートリッジ2は、外側筐体6内において移動が阻止されて、取り出すことはできない。
カートリッジは、(カバーが開いた状態で)閉鎖部が左方向に180°回動されない限り、閉鎖部によって筐体内において移動が阻止される。なお、閉鎖部の回転は、液体の排出には関係しない。ここで、使用者が閉鎖部を引き出せるのは最初だけであり、閉鎖部が引き出された場合のみ回転可能である。
一方、カバー閉鎖部14が反対方向、例えば、左方向に180°回動される(これは、カバーが開いた状態でのみ可能であることが好ましい)と、カートリッジ2を容易に取り出し、満液の新品カートリッジ2に交換できる。カバー閉鎖部14が完全に開き(例えば、完全に引き出され)、圧送装置22のボタンが押下されると、チャンバ内のレンズがすすがれると同時に、液体が流出して廃棄される。この形態では、例えば、レンズを自分でこするために、液体を適宜使用者の手に注ぐことも可能である。
図8におけるカートリッジ2の別の図から分かるように、貯留部4は、再充填可能に設計されている。このために、所定数の充填口56が、カートリッジ本体における排出口36及び回動閉鎖部14とは反対側の端部に設けられており、これを通じて、適切に設計された充填ランスを用いる再充填方法で、液体を貯留部内に注入することができる。各充填口56には、閉塞プラグ58が設けられ、これを用いて対応する充填口を充填後に塞ぐことができる。原理的には、1つの充填口56を設けることが可能であり、これを通じて、再利用品のようにカートリッジ2への再充填を数回行うことができ、本質的には、回数に制限はない。ここで、代替形態として、充填口56及びこれに対応する閉塞プラグ58からなる複数の系を、それぞれ1度だけ使用する設計とすることも可能である。この場合、これから使われる「未使用」充填口56の数に応じて、再充填処理を行える回数が制限される。
単独で進歩性を有すると考えられる特に好適な形態として、カートリッジ2及びこれを有する容器1は、更なる追加的な機能を提供するための電気的に作動可能又は制御されるユニットを備えることもできる。これ目的に適した設計例では、図9におけるカートリッジ2の断面図に示すように、電気エネルギー用のエネルギー貯蔵部60が含まれる。これは、バッテリーとして設計可能であるが、示している好適な設計例では、エネルギー貯蔵部60として蓄電部62が設けられる。この蓄電部62は、再充電するためにカートリッジ2に一体化された充電ソケット64を介して外部電源に接続可能であり、このソケットを介して再充電可能である。具体的には、一体化された誘導コイル又は外部の誘導コイルを介して再充電する可能性が考えられる。
エネルギー貯蔵部60は、様々な用途に供することができる。コンタクトレンズがコンタクトレンズチャンバ16内にある際に手入れ液中で行うケアに加えて、レンズを物理的に洗浄する機能を、特に好適な追加的な機能として提供可能である。この設計により、レンズに物理的なケアと化学的なケアを組み合わせて行うことが可能になり、これらのケアの有効性が互いに補い合って相乗効果をもたらすことになる。このために、エネルギー貯蔵部60は、チャンバカバー18に対応する所定数の振動要素に接続可能である。従って、膜カバーとして設計されたコンタクトレンズチャンバ16のチャンバカバー18は、振動膜として設計される。これらをレンズを入れた状態で振動させることにより、少量のレンズ液でも、確実なレンズの洗浄を行うことができる。
エネルギー貯蔵部60を用いて提供可能な他の追加的な機能としては、例えば、流路系34内において手入れ液を搬送するため電気駆動ポンプや、例えば、貯留部4及び/又はレンズチャンバ内の手入れ液の量や次回の手入れ等までの残り時間を表示したり、例えば、電磁波(UV光の場合)を発生させることによってコンタクトレンズの電界発光特性を刺激したりするための電気表示ユニットが挙げられる。
上記の一例としては、エネルギー貯蔵部60によって駆動可能であり、カートリッジ2に一体化されたポンプが挙げられる。
特に好適な本実施例においては、カバー閉鎖部14は、図10及び図11における分解図に示すように、それ自体が数個の部品で設計されている。構成部品としては、比較的固いプラスチック材料で構成され、操作用の把持面として適した形状を有する外側実操作部70を備える。操作部70の中央領域にある取付路72内には、比較的軟らかいプラスチック材料で構成された弁部74を挿入できる。この弁部74は、流路部分76を有している。流路部分76は、導入側においてカートリッジ2内の流路系34と接続可能であり、排出側において排出口36を形成する。軟らかい構成部品として設計された流路部分76は、くちばし弁(Schnabelventil)に似た形状であるため、すすぎ処理の完了後に容器内部から液体が滴り落ちることがない。
本発明に係る別の設計のコンタクトレンズ保存洗浄容器1’を、図12ffに示す。本変形例では、コンタクトレンズ保存洗浄容器1’は、基本的に、一方を基本モジュール80、他方を貯留モジュール82とする2つのモジュールを備える。図12における全体図及び図13における分解図から分かるように、モジュール80及び82は、互いに挿嵌可能である。図12及び図13に示す、コンタクトレンズチャンバ16が閉鎖されている基本モジュール80は、本発明に係るコンタクトレンズの取り扱いを目的とした必須の構成部品を備える。具体的には、例えば、実際のコンタクトレンズチャンバ16、カバー閉鎖部14、流路系34、圧送装置22等を備える。一方、貯留モジュール82は、洗浄液用の貯留部4を収納するように設計されている。モジュール80及び82間は、モジュール80及び82の一方に成形され、モジュール80及び82の他方にある対応するソケットに挿入可能な所定数の接続プラグ84によって物理的に接続されている。上記1又は複数の接続プラグ84は、洗浄液用の貯留部4を基本モジュール80内の流路系34に接続するための一体化された接続路を備えることができる。これにより、モジュール80及び82間の物理的な接続に加えて、流路系34に対する貯留部4の液体接続も、接続プラグ84を介して実現される。
一方、図14における分解図に示す貯留モジュール82は、数個の部品から構成されており、基本モジュール80との接続用に設けられ、接続プラグ84を備える前側パネル86と、該前側パネルに接続して外側筐体を形成可能な筐体シェル88とを備えている。洗浄液用の貯留部4は、組み立て状態の前側パネル86及び筐体シェル88によって形成される内部空間90に挿入可能である。貯留部は、前述の設計に係るカートリッジ2で形成することが可能であるが、この他に、示している例では、単独で進歩性を有すると考えられる設計として、軟らかい変形可能な外皮を有する貯留バッグ92を設けることで貯留部4を形成している。この設計では、特に高い柔軟性がある貯留部4の吸収量により、洗浄液の交換のために行う貯留部4の交換が特に容易になる。比較的安定の筐体シェル88は、軟らかい外皮で設計された貯留バッグ92を物理的な損傷から保護する。
図15における斜視上面図、図16における斜視下面図、及び図17におけるコンタクトレンズチャンバ16が開けられた状態の図に示す基本モジュール80は、上述のように、流路系34の他に、コンタクトレンズチャンバ16、ポンプ装置22、カバー閉鎖部14の構成部品を備える。
このため、この設計例に係る容器は、2つの部品に分けられ、前側部は、基本モジュール80として設けられ、コンタクトレンズチャンバ16と、回動閉鎖部14と、対応するカバーを有する伸張性のカバー膜と、(レンズチャンバ16を収容するための)下側シェルと、ポンプ22及び弁と、追加可能なロック機構(画像では「スライド」として図示)とを含んでいる。
本実施例において貯留モジュール82として設計された後側部は、カートリッジ4のためだけのものであり、カートリッジ4は、非常に安価に製造可能である。カートリッジ4は、基本的に、(例えば、螺嵌又は挿嵌により)前側部に強固に接続可能な「コネクタ」と呼ばれる接続部を有する固い構成部品に溶接された軟らかいバッグからなる。これにより、カートリッジと前側部が互いに接続される。
上記バッグは、輸液バッグのように、内部から液体が取り出されると同時に、バッグ自体が収縮する。このバッグは、前側部と同等の高い質で製造可能な固いシェルに覆われている。この場合、カートリッジシェルから空のバッグを取り出し、満液のバッグに交換することで、カートリッジが交換される。このバッグは、その上に上述の固い構成部品を有するユニットを形成する。
コンタクトレンズチャンバ16又はこれらの収納部分の下半分は、基本モジュール80に挿入され且つ基本モジュール80から取り外し可能である、適切に設計された成形部品92によって形成されている。図18には、容器の前側部である基本モジュール80が、貯留モジュール82が外され且つ成形部品94が取り外された状態で示されている。この場合、基本モジュール80は、空のシェルとなる。取り外された成形部品94を図19に示す。
本発明に係る更に別の設計のコンタクトレンズ保存洗浄容器1’’を、図20ffに示す。本変形例でも、一方を基本モジュール80、他方を貯留モジュール82とする基本的に2つのモジュールに分割する。本変形例では、単独で進歩性を有すると考えられる形態として、基本モジュール80は、回転可能なヘッド部として設計され、貯留モジュール82に対して回転可能に設計されている。このために、基本部80は、図20における断面図に示すように、接続フランジ96を介して貯留部82に接続されている。接続フランジ96には、貯留モジュール82と基本部80との間でレンズ液を交換するための一体化された流路が設けられている。この流路には、本設計例においてピストンポンプとして設計されているポンプユニット22も一体化されている。基本部80は、長手方向に移動できるように、且つ基本的にカバー閉鎖部14と同様に操作できるように、接続フランジ96上に配設されている。基本部80を「引き出す」、即ち、貯留モジュール82から離すように移動させると、基本部80は、接続フランジ96上で軸受のように回転可能になる接続フランジ96上の位置に到達する。この単独で進歩性を有する設計において、コンタクトレンズチャンバ16は、2つのモジュールの端面98及び100におけるそれぞれの接続領域に形成されており、各レンズチャンバ16のチャンバ底部20は、貯留モジュール82の端面98に成形物のような形態で一体化されており、それぞれ膜として設計されたチャンバカバー18は、基本モジュール80の端面100に取り付けられている。従って、端面100を接続フランジ96上に配置した状態で基本モジュール80を貯留モジュール82の端面98まで移動させることによって、レンズチャンバ16が閉鎖される。
レンズチャンバ16からレンズを取り出せるようにするには、本設計における基本モジュール80を、接続フランジ96上で貯留モジュール82から離すように移動させた後、接続フランジ96上で所定の開放角度、本設計例において特に好ましくは90°だけ回転させる必要がある。このレンズを取り出すための開放位置は、図21(上面図)及び図22(斜視図)の各図に示されている。
特に有利な更なる実施例において、基本モジュール80及び貯留モジュール82が傾斜した端面98及び100を有する、この別の形態のコンタクトレンズ保存洗浄容器1’’は、図23の側面図及び図24の下面図における開放状態のレンズチャンバ16が示すように設計されている。この特に好適な設計には、レンズチャンバ16のアクセス領域が大きくなっているため、レンズの取り出しがより容易であるという非常に重要な利点がある。加えて、レンズチャンバ16の容量が比較的大きくなっているため、端面98,100が比較的狭い又は細長いままでも、これらをレンズチャンバ98,100に一体化させることができる。
基本モジュール80及び貯留モジュール82同士が長手方向に沿って互い相対的に移動可能であり、それぞれを引き離すことでレンズチャンバ16が露出してアクセス可能になる図23及び図24に示す変形例の代替形態として、図25に示す基本モジュール80の変形例に従って、基本モジュール80をヒンジ101で貯留モジュール82に接続することができる。図25では、この変形例が開放状態で示されており、レンズチャンバ16も開いているため、その中にあるレンズにアクセスできる。
本発明に係る更に別の形態のコンタクトレンズ保存洗浄容器1’’’を、図26ffに示す。本変形例でも、一方を基本モジュール80、他方を貯留モジュール82とする基本的に2つのモジュールに分割する。本変形例では、基本モジュール80を、貯留モジュール82に接続するために、接続フランジ96に挿嵌できる、又はこれに回転可能に取り付けることができる。この形態では、圧送装置22として設けられたピストンポンプが、接続フランジ96に一体化されることで、ひいては貯留モジュール82、貯留バッグ92、又はカートリッジ2に一体化されていることに、単独の進歩性があるとされる。これにより、使用者がカートリッジ2への再充填を行えない場合、カートリッジを交換する度に、清潔で未使用のポンプが自動的に確実に提供される。
図26に係る平面図における両矢印102が表すように、基本モジュール80及び貯留モジュール82を相互に押し付け引き離す、又は筐体に配置され、ピストンポンプに作用するポンプボタン104を操作して圧送装置22を作動させることで、圧送操作を行うことができる。このようなポンプボタン104を有するコンタクトレンズ保存洗浄容器1’’’の変形例を、図27(非圧縮状態のポンプ)及び図28(圧縮状態のポンプ)における長手方向断面図に示す。ポンプ22は、ポンプボタン104が示すように作動させることができる他、基本モジュール80内の矩形穴を通じて、又は、基本モジュールの側方に配設されたポンプハンドルによって作動させることができる。この好適な設計には、使用者が、レンズをこするために、片手だけを用いてもう一方の手に液体を出すことができるという利点がある。しかし、基本部及び貯留部を引き離す又は押し付ける際には、両手が必要になる。代替形態として、ポンプボタン104の代わりに、長穴を設けて、ポンプ22に直接アクセス可能にすることもできる。
別の考えられる代替形態として、例えば、貯留モジュール82に対して基本モジュール80を、数段階又はそれ以上の段階で回動させることで、ポンプを作動させることもできるが、この処理中、レンズチャンバ16が閉じたままになることが条件となる。このように圧送動作を行う(例えば、6回回動させる)ことで、追加的なポンプボタンが不要になる。一回の回動で、例えば、0.5mlの液体をレンズチャンバに圧送することができる(2×0.25ml)。これにより、注入量が非常に正確になる。
単独で進歩性を有すると考えられる別の形態の貯留バッグ92’を、図29〜図33に示す。これらの図から分かるように、本設計における貯留バッグ92’は、数個の部品から構成されており、内側貯留バッグ106が、実際の貯留部を形成し、レンズ液の収容を目的としている。内側貯留バッグ106は、組み立て状態において、外側貯留バッグ108の内側に配設されている。このバッグは、初めは空、即ち未充填であり、すすぎ処理後の使用済みレンズ液の回収容器としての役割を果たす。このために、流路系34は、使用済みのレンズ液用の排出口36が、外側筐体6には配置されず、貯留バッグ92’のカバープレート110に配設されて、貯留バッグ106及び108によって形成された空間に開口するように設計されている。これは、外部排出口がもはや必要なく、全レンズ洗浄処理が保存洗浄容器内において行われることを意味する。
1,1’ コンタクトレンズ保存洗浄容器
2 カートリッジ
4 貯留部
6 外側筐体
8 底部
10 ヒンジ
12 筐体カバー
14 カバー閉鎖部
16 コンタクトレンズチャンバ
18 チャンバカバー
20 チャンバ底部
22 圧送装置
24 密閉リップ
26 視界窓
28 指示要素
30 上側カートリッジシェル
32 下側カートリッジシェル
34 流路系
36 排出口
38 流路部分
40 流路板
42,44 逆止弁
46 流入流路
48 導入孔
50 排出孔
52 排出流路
54 支持バー
56 充填口
58 閉塞プラグ
60 エネルギー貯蔵部
62 蓄電部
64 充電ソケット
66 蠕動ポンプ
70 操作部
80 基本モジュール
82 貯留モジュール
84 接続プラグ
86 前側パネル
88 筐体シェル
90 内部空間
92,92’ 貯留バッグ
94 成形部品
96 接続フランジ
98,100 端面
101 ヒンジ
102 両矢印
104 ポンプボタン
106 内側貯留バッグ
108 外側貯留バッグ
110 カバープレート

Claims (11)

  1. コンコンタクトレンズ液を圧送装置(22)を用いて液体貯留部(4)から流路系(34)を介して供給可能な、所定数の閉鎖可能なコンタクトレンズチャンバ(16)を有するコンタクトレンズ保存洗浄容器(1)であって、液体を流すために、前記液体貯留部(4)が、前記コンタクトレンズチャンバ(16)を介して排出口(36)に接続可能、又は前記流路系(34)を介して前記コンタクトレンズチャンバ(16)に接続可能であるコンタクトレンズ保存洗浄容器(1)。
  2. 圧送装置(22)として、膜ポンプが設けられている、請求項1に記載の容器(1)。
  3. 外側筐体(6)内に配設され、内部に前記液体貯留部(4)が一体化されたカートリッジ(2)を有する、請求項1又は2に記載の容器(1)。
  4. 前記流路系(34)が、別体の筐体部品に一体化されている、請求項1〜3の何れか一項に記載の容器(1)。
  5. 前記1又は複数のコンタクトレンズチャンバ(16)が、それぞれ対応するチャンバカバー(18)で閉鎖可能なチャンバ底部(20)によって形成され、前記チャンバ底部(20)が、前記カートリッジ(2)の表面における凹部によって形成され、前記対応するチャンバカバー(18)が前記外部筐体(6)上に配設されている、請求項3に記載の容器(1)。
  6. 前記1又は複数のチャンバカバー(18)が、前記外側筐体(6)の外側から視認可能な指示要素(28)と協働する変形可能な膜として設計されている、請求項5に記載の容器(1)。
  7. 前記液体貯留部(4)が再充填可能である、請求項1〜6の何れか一項に記載の容器(1)。
  8. 電気エネルギー用のエネルギー貯蔵部(60)を備える、請求項1〜7の何れか一項に記載の容器(1)。
  9. 前記エネルギー貯蔵部(60)に対して、前記1又は複数のチャンバカバー(18)に対応する所定数の振動要素が接続されていることを特徴とする請求項5に係る請求項8に記載の容器(1)。
  10. 前記エネルギー貯蔵部(60)に対して、電気表示ユニットが接続されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の容器(1)。
  11. 前記エネルギー貯蔵部(60)に対して、コンタクトレンズの電界発光特性を励起するための作動モジュールが接続されていることを特徴とする請求項8〜10の何れか一項に記載の容器(1)。
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