JP3005532U - コンタクトレンズと貯留コンタクトレンズ液のための保管箱 - Google Patents

コンタクトレンズと貯留コンタクトレンズ液のための保管箱

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JP3005532U
JP3005532U JP1994007418U JP741894U JP3005532U JP 3005532 U JP3005532 U JP 3005532U JP 1994007418 U JP1994007418 U JP 1994007418U JP 741894 U JP741894 U JP 741894U JP 3005532 U JP3005532 U JP 3005532U
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JP
Japan
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contact lens
storage box
front wall
space
liquid chamber
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JP1994007418U
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English (en)
Inventor
アメント ウード
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アメント ウード
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンタクトレンズ所有者が必要とするすべて
の用品を、スペースを節減しつつ、確実かつ保護下に収
容し得て、なお、それら用品の簡単な取扱いを可能にす
るような、改善された保管箱を提供する。 【構成】 コンタクトレンズと貯留コンタクトレンズ液
のための保管箱が、取り出され得るコンタクトレンズケ
ース13のための収容空間2が付いている基本体1と、
収容空間2を部分的に包囲しているコンタクトレンズ液
のための液体室3と、液体室3に取り付けられた排出短
管4を有している。このような構造設計により、保管箱
は、最高にコンパクトな構造様式で形作られており、コ
ンタクトレンズ所有者が必要とするすへての用品の、ス
ペースを節減しての運搬と、それら用品の簡単な取扱い
を可能にする。収容空間2の中に入れられたコンタクト
レンズケースを、簡単な方法でこの保管箱から取り出し
て別個に携行できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンタクトレンズと貯留コンタクトレンズ液のための保管箱に関す る。
【0002】
【従来の技術】
コンタクトレンズ所有者は、通例として、所有するコンタクトレンズの保管、 保護、洗浄、および消毒のために必要な用品を常に携帯しなければならない。そ の用品としては、コンタクトレンズ自体のための容器のほかに、かなりの量の貯 留コンタクトレンズ液がある。
【0003】 例えば US 3 085 500に記載されているような、公知のコンタクトレンズケー スは、必ず、小型であって取り出され得る一つまたは二つの小容器のための場所 を提供している。特に、コンタクトレンズ所有者が旅行しているときには、その 人は、旅行中のこと故に、コンタクトレンズ液が入った別個の貯留容器を携行す ることを強いられる。しかし、商業的に入手される、普通には使い捨ての容器と して比較的に大量に提供される貯留容器は、その容積の故に、常に携帯されるに は適していない。
【0004】 ドイツの実用新案 DE 42 12 873.0 Uでもって、取り外され得る液タンクが付 属した、コンタクトレンズ用複合容器が公知になった。しかし、携行の途中で、 コンタクトレンズのための常備用容器とそのタンクが相互に別々になるおそれが ある。
【0005】 US 4 865 186が、複合型保管箱を開示していて、その保管箱の上方部分の中で は1対のコンタクトレンズが保管され得るのであり、下方部分は眼鏡のために場 所を提供している。しかし、貯留コンタクトレンズ液の携帯のためには、この保 管箱は適していない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
したがって、本考案が目的とするのは、コンタクトレンズ所有者が必要とする すべての用品を、スペースを節減しつつ、確実かつ保護下に収容し得て、なお、 それら用品の簡単な取扱いを可能にするような、改善された保管箱を提供するこ とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題は、実用新案登録請求の範囲の請求項1に記載されている特徴を有す る保管箱によって解決される。この保管箱は、コンタクトレンズのほか、貯留コ ンタクトレンズ液をも収容する。必要なすべての用品が、ただ一つの対象物の中 で、最小の空間を占めつつ確実に保管されており、その対象物は、便利な携帯の ために最高に適している。必要ならば、独立の、しかるべく小さく構成され得る コンタクトレンズケースが、保管箱から取り出され得る。したがって、コンタク トレンズケースを、例えば、昼間には別個に携行し、夜間には再び保管箱内に入 れる、ということが可能である。コンタクトレンズ液の交換のためには、先ず、 コンタクトレンズケースを、保管空間から取り出し、そして開く。それからは、 必要な量のコンタクトレンズ液を、排出短管を経て、液滴の形で排出させればよ い。
【0008】 本考案による保管箱は、平らな前面壁を有する、長方形で成る直方体の形をな していて、収容空間はその前面側から到達され得るのであり、排出短管が液体室 でのその前面壁に配置されており、その前面壁のための一つの覆い手段が設けら れている。したがって、保管箱の取扱いのために必要なすべての開口部は、一つ の面の側から到達され得て、利用された後には再び、保護作用のある覆い手段に よって閉鎖され得る。閉鎖された保管箱は、すべての外側面が平滑であるので、 特別に扱いやすく、しかも、内容物を確実に保護する。
【0009】 収容空間は、長方形で成る形に作られている。収容空間の形は、例えば、(本 出願と)同じ出願人の欧州特許出願 92 120 046に記載のコンタクトレンズケー スに合わされていてよい。
【0010】 液体室は、断面がL字形に作られていて、そのL字形の両方の脚の部分が収容 空間を閉じている。このような形状設計により、保管箱の内部空間、すなわち、 長方形で成る直方体の形をなしていて、やはり長方形で成るが実質的により小さ いコンタクトレンズケースを収容することとしている内部空間が最適に利用され 、なお、最大量の液体が液体室の中に充填され得る。
【0011】 本考案の合目的的発展態様においては、基本体の前面壁に、一つの、左回り内 ねじ付きのねじ穴が設けられており、さらに、排出短管は、2円筒段付き形の中 空円筒、すなわち、第1の円筒部分から一つの平らな座面リングを経て第2の円 筒部分に至っていて第2の円筒部分は第1の円筒部分よりも小さい外側直径を有 している、という2円筒段付き形の中空円筒として形作られており、第1の円筒 部分は左回り外ねじを有しており、第2の円筒部分は右回り外ねじを有しており 、第2の円筒部分の上には閉鎖用キャップがねじ取付けされ得る。ねじ穴を開放 することにより、コンタクトレンズ液を液体室の中に充填し得る。それに続いて 、排出短管が、それの第1の円筒部分が左回り内ねじ付きのねじ穴の中に入って 平らな座面リングが前面壁上に当たるまで、ねじ込まれる。外側に突出している 排出短管の第2の円筒部分は、右回り内ねじを有する閉鎖用キャップによって閉 鎖され得る。そこで閉鎖キャップを左回しすることによつて取り外すならば、排 出短管の第2の円筒部分が開放になり、そこで、コンタクトレンズ液が液体室か ら取り出され得る。それに反し、閉鎖キャップを第2の円筒部分の上に取り付け てねじ込むならば、液体室は再び閉鎖される。そこで、閉鎖キャップをさらに右 回りに回すならば、それにより、排出短管が、限界回転モーメントが通り越され ることにより、液体室にあるねじ付き穴から回りながら抜けて来て、最終的には 完全に取り外される。したがって、それによって開放の状態になったねじ付き穴 は、液体室のための再充填用開口になる。再充填の過程が終わったならば、液体 室にあるねじ付き穴は、排出短管をねじ込むことによって、再び気密に閉鎖され 得るわけである。
【0012】 覆い手段は、基本体の上に差し込まれるカバーとして構成されているのが合目 的的である。したがって、そのカバーは、簡単に取り外され得るので、コンタク トレンズケースの取り出しやコンタクトレンズ液を液滴状に排出させるのを妨げ ることがない。
【0013】
【実施例】
以降では、添付の図面を用いて本考案を詳しく説明しよう。保管箱は、収容 空間2が付いている基本体1、液体室3、および排出短管4、そしてなお、差し 込まれるカバー5、で成っている。
【0014】 保管箱の基本体1は、幾つかの、射出成形で作られて相互に溶接された樹脂質 の構成部分が集まってできている。基本体1は、本質的には、底板6と、同形の 上面板7と、前面壁8と、二つの側面壁9,9′と、後面壁10と、側面壁9に 隣接していて底板6と上面板7の間にある中間板11と、中間板11に取り付い た二つの内部壁12,12′、で構成されている。
【0015】 基本体1の内部に、直方体の形の、コンタクトレンズケース13のための収容 空間2が設けられている。図2において、押し込まれた状態にあるコンタクトレ ンズケース13が破線で示されている。収容空間2は、ほぼ正方形の輪郭を有し ていて、前面壁8にある開口14を通して到達され得る。収容空間2は、底板6 の一部と、側面壁9の一部と、両方の内部壁12,12′と、中間板11、によ って限界されている。そこで、収容空間2の寸法は、コンタクトレンズケース1 3の寸法に対応しているが、それは、押し込まれた状態にあるそのコンタクトレ ンズケースが基本体1から少し突出していて利用者によって容易に取り出され得 るような形になってのことである。
【0016】 基本体1は、コンタクトレンズ13のための収容空間2に隣接した液体室3を 包囲している。液体室3は、前面壁8に平行な断面でも、底面6に平行な、ある いはまた側面壁9、9′(の一方)に平行な断面でも、L字形の断面形を有して いる。そこでは、L字形の第1の脚15は後面壁10に平行であり、L字形の第 2の脚15′は前面壁8に対して直角になっている。
【0017】 基本体1の前面壁8上には、排出短管4が立っていて、その排出短管が、左回 り内側ねじ付きのねじ穴16を通って、液体室3に入り込んでいる。この排出短 管4は、2円筒段付き形の中空円筒17として形成されていて、その2円筒段付 き形中空円筒は、左回り外ねじ付きの第1の円筒部分18と、それの上に接続し ている平らな座面リング19と、外径がより小さくて右回り外ねじ付きの第2の 円筒部分18′を有している。そこでは、第1の円筒部分18が、対応するねじ 穴16の中に、座面リング19まで完全にねじ込まれている。第2の円筒部分1 8′の外ねじ上に、右回り内ねじ付きであって外側はローレット掛けされた閉鎖 キャップ20がねじ込まれている。
【0018】 やはり樹脂で作られたカバー5が、どちらの図においても、取り外された状態 で示されている。カバー5は、前面壁8の方を向いた窪み21を有している。図 示していない固定手段によって、カバー5が、基本体1上に嵌まる形で固定され 得るので、差し込まれた状態では、基本体1の前面壁8、したがって、収容空間 2も排出短管4も、そしてまた収容空間2内に押し込まれたコンタクトレンズケ ース13もが、完全に覆われている。そこで窪み21は、カバー5が差し込まれ た状態では、基本体1から突出したコンタクトレンズケースの13の部分、及び 、基本体1上に立っている閉鎖キャップ20付きの排出端管4を収容する。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は構成されているので、コンタクトレンズ所有者が 必要とするすべての用品を、スペースを節減しつつ、確実かつ保護下に収容し得 て、なお、それら用品の簡単な取扱いを可能にするような、改善された保管箱を 提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ほぼ実際の大きさでの簡単化した斜視図で示さ
れた本考案の一実施例の保管箱を示す図である。
【図2】水平な断面図で示された図1の保管箱の図であ
る。
【符号の説明】
1 基本体 2 収容空間 3 液体室 4 排出短管 5 カバー 6 基本体1の底板 7 基本体1の上面板 8 基本体1の前面壁 9,9′ 基本体1の側面壁 10 基本体1の後面壁 11 基本体1の中間板 12,12′ 基本体1の内部壁 13 コンタクトレンズケース 14 収容空間2の開口 15,15′ L字形における脚 16 ねじ穴 17 中空円筒 18,18′ 中空円筒17の円筒部分 19 座面リング 20 閉鎖キャップ 21 カバー5における窪み

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトレンズと貯留コンタクトレン
    ズ液のための保管箱において、 平らな前面壁(8)を有する、長方形で成る直方体の形
    の基本体(1)と、 取り出され得るコンタクトレンズケース(13)のため
    の、前記前面壁(8)から到達され得る、四角い収容空
    間(2)と、 断面がL字形に作られていて、そのL字形の両方の脚
    (15,15′)の部分が前記収容空間(2)を閉じて
    いることで部分的に前記収容空間(2)を包囲している
    液体室(3)と、 前記前面壁(8)上に配置されていて前記液体室(3)
    と連通している排出短管(4)と、 前記排出短管(4)の閉鎖用キャップ(20)と、 前記前面壁(8)のための覆い手段とを有することを特
    徴とする、コンタクトレンズと貯留コンタクトレンズ液
    のための保管箱。
  2. 【請求項2】 前記前面壁(8)には、一つの、内ねじ
    付きのねじ穴(16)が設けられており、 前記排出短管(4)は、2円筒段付き形の中空円筒(1
    7)として形作られており、第1の円筒部分(18)か
    ら一つの平らな座面リング(19)を経て第2の円筒部
    分(18′)に至っていて第2の円筒部分(18′)は
    第1の円筒部分(18)よりも小さい外側直径を有して
    おり、 第1の円筒部分(18)と第2の円筒部分(18′)
    は、いずれも外ねじを有しており、 第2の円筒部分(18′)の上には、前記閉鎖用キャッ
    プ(20)がねじ取付けされ得る請求項1記載の保管
    箱。
  3. 【請求項3】 前記覆い手段が、カバー(5)として構
    成されている請求項1または2記載の保管箱。
JP1994007418U 1993-06-24 1994-06-23 コンタクトレンズと貯留コンタクトレンズ液のための保管箱 Expired - Lifetime JP3005532U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE93110084-6 1993-06-24
EP93110084A EP0630594A1 (de) 1993-06-24 1993-06-24 Behältnis für Kontaktlinsen und einen Vorrat an Kontaktlinsenflüssigkeit

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3005532U true JP3005532U (ja) 1995-01-10

Family

ID=43141426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994007418U Expired - Lifetime JP3005532U (ja) 1993-06-24 1994-06-23 コンタクトレンズと貯留コンタクトレンズ液のための保管箱

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JP (1) JP3005532U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112135545A (zh) * 2018-04-19 2020-12-25 伊万·科尼利厄斯·多尼加 隐形眼镜存放和清洁容器

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