JP2021518633A - コネクタ用の別体型接続ピン - Google Patents

Abstract

コネクタ用の別体型接続ピンであって、前導電体（１）と前導電体の内部に挿着される後導電体（２）を備え、前導電体の外周壁には左から右へ順に第１ボス（１１）、第２ボス（１２）と、第３ボス（１３）が設けられ、３つのボスの直径は左から右へ順に大きくなり、第３ボスの端面には差込み口（１４）が設けられ、後導電体には差込み口に挿着される挿着部（２０）が設けられ、挿着部には位置決め用ボス（２１）と、位置決め用ボスの左側に位置する複数の突出リブ（２２）が設けられ、挿着部の直径は差込み口の直径より小さく、突出リブの直径は差込み口の直径より大きく、位置決め用ボスの直径は突出リブの直径より大きい。前導電体と後導電体には異なるメッキ層がメッキされ、異なる接続に必要な機能を実現し、製品の一致性が高い。

Description

本発明は、コネクタ用の別体型接続ピンに関する。

鉄道産業における通信などの業界では、多くの装置で制御情報などを伝達する必要があり、装置の間の接続には信号又はデータコネクタを用いる。信号コネクタ又はデータコネクタの一端はケーブルに接続され、他端は装置の内部、一般的にはＰＣＢ基板に接続され、ジャンパーによりＰＣＢ基板に接続される場合があり、コネクタは直接的にＰＣＢ基板に接続される場合もある。

コネクタの接続ピンとＰＣＢ基板との接続は一般的にはんだ付けにより実現され、接続の長期信頼性と挿脱回数を保証するために、信号コネクタ又はデータコネクタの装置端とケーブル端への接続ピンは表面に金メッキプロセスを用いて、金メッキされた接続ピンとＰＣＢ基板のスズメッキとの接続は長期間の使用において金属原子の移動現象が発生し、製品の長期信頼性のために、一般的に接続ピンを選択的に電気メッキする方式を用いて、すなわち、プラグに嵌合する部分は金メッキを用いるが、ＰＣＢとの接続部はスズメッキを用いる。しかし、このようにして接続ピンの電気メッキプロセスが複雑になり、製品の一貫性が低く、コストが上がる。そのため、従来技術を改良して従来技術の欠点を解決する必要がある。

本発明は、上記従来技術における問題を解決するために、コネクタ用の別体型接続ピンを提供する。

本発明に用いられる技術的解決手段は以下のとおりである。コネクタ用の別体型接続ピンであって、前導電体と前導電体の内部に挿着される後導電体を備え、
前導電体は軸方向の左側にあり、後導電体は軸方向の右側にある場合、前記前導電体の外周壁には、左から右へ順に第１ボスと、第２ボスと、第３ボスが設けられ、３つのボスの直径は左から右へ順に大きくなり、第３ボスの端面には差込み口が設けられ、
前記後導電体には差込み口に挿着される挿着部が設けられ、挿着部には位置決め用ボスと、位置決め用ボスの左側に位置する複数の突出リブが設けられ、
前記挿着部の直径は差込み口の直径より小さく、突出リブの直径は差込み口の直径より大きく、位置決め用ボスの直径は突出リブの直径より大きく、
前記前導電体には金又は銀がメッキされ、後導電体にはスズがメッキされる。

更に、前記前導電体は円筒構造であり、後導電体は直角形構造である。

本発明は、本発明において前導電体と後導電体には異なるメッキ層がメッキされ、異なる接続ニーズを実現し、製品の一致性が高く、品質が制御しやすく、コストが低いなどの有益な効果を有する。

本発明の実施例に基づく別体型接続ピンの分解図である。 本発明の実施例に基づく別体型接続ピンの組立図である。

以下、図面に合わせて本発明を詳細に説明する。

図１と図２に示すように、本発明に係るコネクタ用の別体型接続ピンは、前導電体１と前導電体１の内部に挿着される後導電体２を備える。

前導電体１は円筒構造であり、前導電体１の外周壁には左から右へ順に第１ボス１１と、第２ボス１２と、第３ボス１３が設けられ、第３ボス１３の直径は第２ボス１２の直径より大きく、第２ボス１２の直径は第１ボス１１直径より大きく、それによって前導電体１はプラスチックケースに更に良く固定される。第３ボス１３の端面には差込み口１４が設けられる。

後導電体２は直角形構造であり、後導電体２には差込み口１４に挿着される挿着部２０が設けられる。挿着部２０には位置決め用ボス２１と、位置決め用ボス２１の左側に位置する複数の突出リブ２２が設けられる。挿着部２０の直径は差込み口１４の直径より小さく、突出リブ２２の直径は差込み口１４の直径より大きく、位置決め用ボス２１の直径は突出リブ２２の直径より大きい。後導電体２は前導電体１に挿着された後、突出リブ２２と差込み口１４の間は締まり嵌めとなり、接続の信頼性を保証する。

前導電体１には金又は銀がメッキされ、後導電体２にはスズがメッキされる。

異なる接続に必要な機能を実現するために、前導電体１と後導電体２には異なるメッキ層がメッキされてよく、それにより、製品の一致性が高く、品質を制御しやすく、コストが低い。

以上に記載は本発明の好ましい実施形態に過ぎず、当業者にとって、本発明の原理から逸脱することなく、更にいくつかの改善を行ってよく、これらの改善は本発明の保護範囲に含まれるべきであることに留意されたい。

１ 前導電体
２ 後導電体
１１ 第１ボス
１２ 第２ボス
１３ 第３ボス
１４ 差込み口
２０ 挿着部
２１ 位置決め用ボス
２２ 突出リブ

Claims (5)

1. コネクタ用の別体型接続ピンであって、前導電体（１）と前導電体（１）の内部に挿着される後導電体（２）を備え、
   前記前導電体（１）の外周壁には、軸方向の第１側から軸方向の第２側に沿って第１ボス（１１）と、第２ボス（１２）と、第３ボス（１３）とが順に設置され、３つのボスの直径は第１側から第２側へ順に大きくなり、前記前導電体（１）の軸方向の第２側は前記前導電体（１）の前記後導電体（２）に挿着するための側に対応し、前記第３ボス（１３）の軸方向の第２側の端面には差込み口（１４）が設けられ、
   前記後導電体（２）には前記差込み口（１４）内に挿着することに適する挿着部（２０）が設けられ、前記挿着部（２０）には位置決め用ボス（２１）と、前記位置決め用ボス（２１）の前記差込み口（１４）に向ける側に位置する複数の突出リブ（２２）とが設けられ、
   前記挿着部（２０）の直径は前記差込み口（１４）の直径より小さく、前記突出リブ（２２）の直径は前記差込み口（１４）の直径より大きく、前記位置決め用ボス（２１）の直径は前記突出リブ（２２）の直径より大きいことを特徴とするコネクタ用の別体型接続ピン。
2. 前記前導電体（１）には金又は銀がメッキされ、後導電体（２）にはスズがメッキされることを特徴とする請求項１に記載のコネクタ用の別体型接続ピン。
3. 前記前導電体（１）は円筒構造であり、後導電体（２）は直角形構造であることを特徴とする請求項１に記載のコネクタ用の別体型接続ピン。
4. 導電体であって、請求項１〜３のいずれか一項に記載のコネクタ用の別体型接続ピンにおける前導電体（１）として使用されることに適することを特徴とする導電体。
5. 導電体であって、請求項１〜３のいずれか一項に記載のコネクタ用の別体型接続ピンにおける後導電体（２）として使用されることに適することを特徴とする導電体。

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