JP2021516623A - 産業および協働ロボットのための現場組立型ソフト握持 - Google Patents

産業および協働ロボットのための現場組立型ソフト握持 Download PDF

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Abstract

産業ロボットアームの末端において現場で組み立てられることが可能な構成要素部品を有するソフトロボットグリッパであって、ソフトロボットグリッパは、製品の適応的握持を提供する、ソフトロボットグリッパ。ハブは、出口につながっている空気圧入口を含む。空気圧通路を伴うフィンガマウントは、膨張式フィンガを保持し、緊張締め具は、空気圧通路を通過し、ハブの方向への緊張下で締まることによって、ハブに向かってフィンガマウントを固定し、圧縮する。

Description

(関連出願)
本願は、「SINGLE FINGER MODULE DESIGNS」と題された2018年3月27日に出願された米国仮特許出願第62/648,597号、「SINGLE FINGER MODULE DESIGNS」と題された2018年4月30日に出願された米国仮特許出願第62/664,765号、および「FIELD−ASSEMBLED SOFT GRIPPING FOR INDUSTRIAL AND COLLABORATIVE ROBOTS」と題された2019年1月23日に出願された米国仮特許出願第62/795,892号の優先権を主張する。前述の出願の内容は、参照することによって本明細書に組み込まれる。
(開示の分野)
本開示は、概して、産業および協働ロボット握持解決策に関し、かつ一般的および食品接触自動化において有用な新規の構造に関する。
(背景)
多くの食料品は、特に、生鮮食品に関して、脆弱であり、容易に損傷する傾向または傷む傾向がある。脆弱な物品または異なる形状の物品のための特殊用途運搬および処理機器は、珍しくない。しかしながら、ロボットマニピュレータまたはアーム(例えば、産業または協働ロボット)は、多くの場合、傷または変形を回避しながら高加速度で脆弱な食品を移動させること、または、形状、サイズ、および質量の高い変動性を取り扱うこと等、食品の高加速度取り扱いの異なる問題を解決することができない。
この理由のために、とりわけ、食品取り扱い事業において、産業ロボットは、製造におけるほど、または、より耐久性のあるアイテムまたは頑丈なアイテムにおけるほど、広く、または急速に採用されていない。同様に困難なアイテム(すなわち、脆弱または変形可能もしくは異なる形状の物品)が取り上げられ、設置されるべき非食品事業においても、同様に、採用は、より頑丈で予測可能なワークピースに関する分野より遅れている。
時として、さらなる制約が該当し、いくつかの取り扱い環境は、食品接触設計、衛生的設計、および/または水洗能力を要求する。
膨張式ソフトロボットグリッパは、傷つけず、変形させない力を用いて、適応的および/または適応的形状適合握持を用いて多様な食品形状およびサイズを拘束すること、把持すること、取り上げること、設置することが可能である。しかしながら、頑丈な産業ソフトロボットにおける高加速度の現在の解決策は、急速採用に駆り立てるための十分な領域の問題を相乗的または同時に解決しない。加えて、食品接触、衛生、および/または水洗環境において、現場組立および現場展開に適しているものがない。
(要約)
例示的実施形態は、標的物体または物品を握持または把持するために、ソフトロボット握持解決策を提供するための装置および方法に関する。
本発明の実施形態の一側面によると、ソフトロボットグリッパは、産業ロボットアームのために、またはその末端において組み立てられることが可能な構成要素部品を含み得、製品の適応的握持を提供する。ソフトロボットグリッパは、ロボットアームの端末に搭載することが可能なハブを含み得、ハブは、それを通して形成された空気圧入口を有し、空気圧入口は、複数の出口につながっている。複数のフィンガマウントアセンブリが、それぞれの出口に空気圧結合され得る。各フィンガマウントアセンブリは、膨張式フィンガ、フィンガマウント、1つ以上の空気圧シール、および/または緊張締め具を含むために組み立てられ得る。膨張式フィンガは、流体ポートを介して空気圧膨張および真空を受け取るエラストマ本体を有し得る。エラストマ本体は、膨張下で第1の方向に、真空下で第2の方向に曲がり得る。フィンガマウントは、流体ポートに接続することが可能な空気圧通路を含み得る。結合器またはスペーサ等のチャネル部材は、空気圧通路とそれぞれの出口とを接続することが可能な空気圧チャネルを含み得る。2つの空気圧シールは、チャネル部材の空気圧チャネルを包囲する挿入が可能であり得る。緊張締め具は、フィンガマウントをハブに固定することが可能であり得る。緊張締め具を介してフィンガマウントを固定することは、圧縮下で第1の空気圧シールおよび第2の空気圧シールを用いて空気圧チャネルを密閉し得る。
さらに随意に、グリッパは、2つの空気圧シールのうちの1つを包囲する挿入が可能な第1の微生物侵入シールを備え得、第1の微生物侵入シールは、ハブの外面が各それぞれのフィンガマウントの外面に出会う各インターフェースにおいて、ハブと各フィンガマウントとの間で圧縮される。
代替として、または加えて、結合器等のチャネル部材は、円筒管(随意に、非円筒形)を含み得、空気圧シールのうちの1つは、管の外側円筒壁とフィンガマウントの中の受け取りレセプタクルの内側円筒壁との間で(例えば、半径方向に)圧縮され得る。空気圧シールのうちの残りの1つは、管の外側円筒壁とハブの中の受け取りレセプタクルの内側円筒壁との間で(例えば、半径方向に)圧縮され得る。随意に、緊張締め具は、フィンガマウントのそれぞれのパイロット突出部およびハブのパイロットレセプタクルを通過し得、フィンガマウントからハブの方向への緊張下で締まる。
さらに代替として、または加えて、緊張締め具は、フィンガマウントのそれぞれの空気圧通路およびハブの出口を通過し得、フィンガマウントからハブの方向への緊張下で締まる。ある場合、ハブは、出口を空気圧通路に合致させる複数の共通機械インターフェースを介してフィンガマウントに合致させられ得、チャネル部材は、少なくとも1つのスペーサを含み得る。各スペーサは、それぞれの出口と空気圧通路との間で橋渡しする空気圧インターフェースを有し得る。それぞれの緊張締め具は、空気圧インターフェースを通過し、少なくとも1つのスペーサを介してそれぞれのフィンガマウントをハブに固定し得る。1つ以上のスペーサは、それぞれのフィンガマウントとハブとの間で(例えば、軸方向に、および/または緊張締め具によって加えられる同一の力によって、および/または受け入れ溝内で)圧縮され得る。
ソフトロボットグリッパは、随意に、ハブの出口とパームとの間にプレナムチャンバを形成することが可能なパームと、パームから通じているチャネルのマニホールドとを含み得る。各フィンガマウントの各空気圧通路は、パームのそれぞれのチャネルをそれぞれの膨張式フィンガに空気圧結合することが可能であり得る。随意に、ハブは、緊張締め具が固定されることが可能である出口に隣接した複数の締め具アンカを有し得る。一例では、各緊張締め具は、一対のフィンガマウントのそれぞれの空気圧通路およびハブの一対の出口を通過することによって、一対のフィンガマウントをハブに固定することが可能であり得、1つのフィンガマウントから残りのフィンガマウントへの緊張下で締まり、1つのフィンガマウントと残りのフィンガマウントとの間でハブを圧縮することが可能であり得る。締め具アンカの各々は、ハブに形成されるねじ穴を含み得、緊張締め具の各々は、受け取り締め具に篏合する機械ねじ山を有する細長い部材を含み得る。
本発明の実施形態の別の側面によると、ソフトロボットグリッパを組み立てるための方法は、製品の適応的握持を提供し得る。方法は、複数の出口につながっているそれを通して形成された空気圧入口を有するハブと一緒に、流体ポートに接続することが可能な通路を含むフィンガマウントを配置することを含み得る。フィンガマウントの通路は、空気圧チャネルを含むチャネル部材を介して、ハブのそれぞれの出口と接続され得る。圧縮性空気圧シールは、空気圧チャネルの各端部に向かって配置され得る。フィンガマウントは、圧縮(例えば、軸方向または半径方向)下で両方の空気圧シールを用いて空気圧チャネルを密閉するために、緊張締め具を使用して、圧縮状態でハブに固定され得る。随意に、ハブは、ロボットアームの末端に搭載され得、膨張式フィンガは、膨張下で第1の方向に曲がり、真空下で第2の方向に曲がるように、空気圧チャネルを介して空気圧で作動させられ得る。
随意に、第1の微生物侵入シールが、ハブの外面が各それぞれのフィンガマウントの外面に出会う各インターフェースにおいて、2つの空気圧シールのうちの1つを包囲して(例えば、それよりも大きい直径を有し、かつそれと平行な面に沿って)挿入され得る。第1の微生物侵入シールは、随意に、緊張締め具を介して、ハブと各フィンガマウントとの間で(例えば、軸方向に、および/または受け入れ溝内で)圧縮され得る。
代替として、または加えて、チャネル部材は、円筒管を含み得る。そのような場合、空気圧シールのうちの1つは、管の外側円筒壁とフィンガマウントの中の受け取りレセプタクルの内側円筒壁との間で(例えば、半径方向に)圧縮され得る。空気圧シールのうちの残りの1つは、管の外側円筒壁とハブの中の受け取りレセプタクルの内側円筒壁との間で(例えば、半径方向に)圧縮され得る。
随意に、緊張締め具は、フィンガマウントのそれぞれのパイロット突出部およびハブのパイロットレセプタクルに通され得る。代替として、または加えて、緊張締め具は、フィンガマウントのそれぞれの空気圧通路およびハブの出口に通され得る。
いくつかの例では、ハブは、出口を空気圧通路に合致させる複数の共通機械インターフェースを介してフィンガマウントに合致させられ得る。この場合、チャネル部材は、少なくとも1つのスペーサを含み得、各スペーサは、それぞれの出口と空気圧通路との間で橋渡しする空気圧インターフェースを有する。それぞれの緊張締め具は、少なくとも1つのスペーサを介してそれぞれのフィンガマウントをハブに固定するために、空気圧インターフェースに通され得る。1つ以上のスペーサは、それぞれのフィンガマウントとハブとの間で(例えば、軸方向に)圧縮され得る。随意に、パームのそれぞれのチャネルは、各フィンガマウントの空気圧通路を介して、それぞれの膨張式フィンガに空気圧結合され得、パームは、ハブの出口とパームとの間にプレナムチャンバを形成することが可能であり、チャネルのマニホールドは、パームから通じる。
本発明の実施形態の別の側面では、ソフトロボットグリッパは、産業ロボットアームのために、またはその末端において組み立てられることが可能な構成要素部品を有し得、物体の適応的握持を提供する。ソフトロボットグリッパは、ロボットアームの端末に搭載することが可能なハブであって、半径方向出口につながっている、それを通して形成された空気圧入口を有するハブと、半径方向出口に隣接した締め具アンカとを含み得る。パームは、ハブの半径方向出口とパームとの間にプレナムチャンバを形成することが可能であるその中に形成されたプレナム空洞と、プレナムチャンバが形成されるときにそれぞれの締め具アンカに面することが可能な半径方向チャネルのマニホールドとを有し得る。複数の膨張式フィンガのうちの各膨張式フィンガは、膨張下で第1の方向に曲がり、真空下で第2の方向に曲がる、エラストマ本体と、空気圧膨張および収縮を提供することが可能な流体ポートとを有し得る。複数のフィンガマウントのうちの各フィンガマウントは、パームのそれぞれの半径方向チャネルをそれぞれの膨張式フィンガに接続することが可能な空気圧通路を有し得る。複数の緊張締め具のうちの各緊張締め具は、それぞれの空気圧通路およびプレナムチャンバを通過し、締め具アンカへの緊張下で締まることによって、圧縮状態でそれぞれのフィンガマウントをパームに固定することが可能であり得る。
随意に、パームは、半径方向チャネルを空気圧通路に合致させる複数の共通機械インターフェースを介してフィンガマウントに合致させられ得る。1つ以上のスペーサは、それぞれの半径方向チャネルと空気圧通路との間で橋渡しする空気圧インターフェースと、空気圧インターフェースを通過し、少なくとも1つのスペーサを介してそれぞれのフィンガマウントをパームに固定するそれぞれの緊張締め具とを含み得る。
さらに随意に、各合わせられた半径方向チャネルおよび空気圧通路を包囲する挿入が可能な空気圧シールが、パームと各フィンガマウントとの間で(例えば、軸方向に、および/または受け入れ溝内で)圧縮され得る。この場合、第1の微生物侵入シールは、パームと各フィンガマウントとの間で(例えば、軸方向に、および/または受け入れ溝内で)圧縮され、パームの外面が各それぞれのフィンガマウントの外面に出会う各インターフェースにおいて、空気圧シールを包囲する挿入が可能であり得る。
代替として、または加えて、ハブは、半径方向出口および締め具アンカを含む下側ハブ、ならびに空気圧入口を含む上側ハブとして形成され得る。下側ハブおよび上側ハブは、パームを圧縮し(例えば、下側および上側ハブのそれぞれとパームとの間で圧縮された侵入シールを伴って、下側ハブと上側ハブとの間に「挟まれる」)、半径方向出口を空気圧入口に接続することが可能であり得る。
随意に、第2の空気圧シールは、上側および下側ハブを包囲する挿入が可能であり、上側ハブおよび下側ハブをパームに圧縮して空気圧密閉することが可能であり得る。さらに随意に、第2の微生物侵入シールは、上側ハブ、パーム、および下側ハブの間で圧縮され、パームの外面の各々が上側ハブおよび下側ハブのそれぞれの外面に出会う各インターフェースにおいて挿入が可能であり得る。
本発明の実施形態のなおも別の側面では、ソフトロボットグリッパは、産業ロボットアームのために、またはその末端において組み立てられることが可能な構成要素部品を有し得、製品の適応的握持を提供する。ソフトロボットグリッパは、ロボットアームの端末に搭載することが可能なハブであって、複数の出口につながっているそれを通して形成された空気圧入口を有するハブを含み得る。複数の膨張式フィンガのうちの各膨張式フィンガは、膨張下で第1の方向に曲がり、真空下で第2の方向に曲がるエラストマ本体と、空気圧膨張および収縮を提供することが可能な流体ポートとを有し得る。複数のフィンガマウントのうちの各フィンガマウントは、ハブのそれぞれの出口をそれぞれの膨張式フィンガに接続することが可能な空気圧通路を有し得る。1つ以上の緊張締め具のうちの各緊張締め具は、フィンガマウントのそれぞれの空気圧通路およびハブの出口を通過し、フィンガマウントからハブの方向への緊張下で締まることによって、圧縮状態でフィンガマウントをハブに固定することが可能であり得る。
随意に、ハブは、出口を空気圧通路に合致させる複数の共通機械インターフェースを介してフィンガマウントに合致させられ得る。1つ以上のスペーサの各々は、それぞれの出口と空気圧通路との間で橋渡しする空気圧インターフェースと、空気圧インターフェースを通過し、少なくとも1つのスペーサを介してそれぞれのフィンガマウントをハブに固定するそれぞれの緊張締め具とを含み得、スペーサは、それぞれのフィンガマウントとハブとの間で圧縮される。
いくつかの例では、第1の空気圧シールは、ハブと各フィンガマウントとの間で圧縮され、各合わせられた出口および空気圧通路を包囲する挿入が可能であり得る。随意に、第1の微生物侵入シールは、ハブと各フィンガマウントとの間で圧縮され、ハブの外面が各それぞれのフィンガマウントの外面に出会う各インターフェースにおいて、空気圧シールを包囲する挿入が可能である。
代替として、または加えて、ソフトロボットグリッパは、ハブの出口とパームとの間にプレナムチャンバを形成することが可能なパームと、パームから通じているチャネルのマニホールドとを含み得る。各フィンガマウントの各空気圧通路は、パームのそれぞれのチャネルをそれぞれの膨張式フィンガに空気圧結合することが可能であり得る。この場合、ハブは、緊張締め具が固定されることが可能である出口に隣接した複数の締め具アンカを有し得る。
いくつかの例では、各緊張締め具は、一対のフィンガマウントのそれぞれの空気圧通路およびハブの一対の出口を通過することによって、一対のフィンガマウントをハブに固定し、1つのフィンガマウントから残りのフィンガマウントへの緊張下で締まり、1つのフィンガマウントと残りのフィンガマウントとの間でハブを圧縮することが可能であり得る。
本発明の実施形態の各側面では、ハブは、金属材料から形成され得、パームおよびフィンガマウントは、金属材料のハブのそれの1/2より小さい体積質量密度を有し得る。
本発明の実施形態の各側面では、締め具アンカの各々は、ハブに形成されるねじ穴を備え得、緊張締め具の各々は、受け取り締め具に篏合する機械ねじ山を有する細長い部材を備え得る。
本発明の実施形態の各側面では、随意に、フィンガの製品接触エリアは、実質的に32マイクロインチの平均粗度(Ra)と同程度に平滑またはそれよりも平滑であり、グリッパの非製品接触エリアは、実質的に約125マイクロインチ(Ra)と同程度に平滑またはそれよりも平滑であり得る。
図1は、調節可能または構成可能なソフトロボットグリッパの概略側面図である。
図2A−2Cは、調節可能または構成可能なソフトロボット2本フィンガグリッパの概略側面図を描写し、図2Aは、より広い構成であり、図2Bは、より狭い構成であり、図2Cは、ロボットアーム上の搭載を示す。 図2A−2Cは、調節可能または構成可能なソフトロボット2本フィンガグリッパの概略側面図を描写し、図2Aは、より広い構成であり、図2Bは、より狭い構成であり、図2Cは、ロボットアーム上の搭載を示す。
図3A−3Dは、調節可能または構成可能なソフトロボット4本フィンガグリッパの概略図を描写し、図3Aは、より広い構成における側面概略図であり、図3Bは、より広い構成における上面概略図であり、図3Cは、より狭い構成における側面概略図であり、図3Dは、より狭い構成における上面概略図である。 図3A−3Dは、調節可能または構成可能なソフトロボット4本フィンガグリッパの概略図を描写し、図3Aは、より広い構成における側面概略図であり、図3Bは、より広い構成における上面概略図であり、図3Cは、より狭い構成における側面概略図であり、図3Dは、より狭い構成における上面概略図である。
図4Aは、下側質量、下側部品カウント、および衛生密閉のための設備を含む現場組立型ソフトロボットグリッパの概略側面図を示す。
図4Bは、図4Aのそれに概念的に類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの斜視図である。
図4Cは、図4Bの現場組立型ソフトロボットグリッパの分解斜視図である。
図5Aは、図4に示される構造の4本フィンガ放射状バージョンの概略上面図である。
図5Bは、図10に示される構造の4本フィンガ平行バージョンの概略上面図である。
図5Cは、共通機械インターフェースを強調表示する、図5Bのそれに類似する4インターフェース平行構成の概略上面図である。
図5Dは、共通機械インターフェースを強調表示する、図5Aのそれに類似する4インターフェース放射状構成の概略上面図である。
図6A−6Dは、パーム、スペーサ、およびフィンガマウントの異なる例示的放射状配置の概略上面図を示す。
図7A−7Cは、パーム、スペーサ、およびフィンガマウントの異なる例示的放射状配置の追加の概略上面図を示す。
図8A−8Cは、ハブまたはハブ/パーム、スペーサ、およびフィンガマウントの異なる例示的平行配置の追加の概略上面図を示す。
図9は、放射状およびベゼルレス構成を有する図4のそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略側面図である。
図10は、平行およびベゼルレス構成を有する図9のそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略側面図である。
図11は、ガスケット付き構成を有する図4のそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略側面図である。
図12は、パームまたはバンパプレートを有する図9のそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略側面図である。
図13は、センサパッケージを有する図9のそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略側面図である。
図14は、延長可能真空カップエフェクタ304と、カメラとを含むことを除いて、図4−13のそれに類似する構成を示す。
図15Aは、対の半径方向シールを伴う内部空気圧結合器を採用する図9および10のそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略側面図である。
図15Bは、スライド可能に調節可能な構成における対の半径方向シールを伴う内部空気圧結合器を採用する図15Aのそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略側面図である。
図15C、D、およびEは、それぞれ、対の半径方向シールを伴う内部空気圧結合器とともに、エアパフブロック、延長可能真空カップブロック、およびカメラブロックを採用する図15Aのそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略側面図である。
図16A、B、C、およびDは、それぞれ、直線空気通路、フィルタ、流動抑制、および振動バッフルまたは減衰を採用する図1−15で使用される種々のスペーサおよび空気圧結合器の概略側面図である。
図17A、B、およびCは、それぞれ、メス型・メス型結合および密閉、メス型・オス型結合および密閉、ならびに二重締め具構成を採用する図1−15で使用される種々のスペーサの概略側面図である。
図18A−18Eは、図9、10、15A、および15Bのそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略斜視図である。 図18A−18Eは、図9、10、15A、および15Bのそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略斜視図である。
図19A、B、およびCは、それぞれ、空気圧結合器接続、空気圧結合器を伴わない直接接続、およびスペーサを介した空気圧結合器を採用する図9、10、15A、15B、および18A−18Eで使用される種々のフィンガモジュールの概略側面図である。
図20A−20Dは、異なるサイズ/インターフェースハブおよびフィンガモジュールを含む種々の現場組立型ソフトロボットグリッパの概略斜視図である。
図21は、カスタムマウント、およびT字スロットまたはV字スロット押し出しレールシステムへの直接搭載を含む異なる搭載にモジュール式インターフェースを適合させることが可能な種々の現場組立適合搭載インターフェースの概略斜視図の組である。
図22は、ソフトロボットグリッパを組み立て、製品の適応的握持を提供するために、本明細書に議論されるグリッパのための組立方法を説明するフローチャートを含む。
図23は、図2Cに類似するが、グリッパフィンガ100のための流体経路が、ここでは、グリッパ解決策の内部にあるロボットアーム206と一緒に本明細書に議論されるグリッパの概略図を示す。
(好ましい実施形態の詳細な説明)
(ソフトロボットグリッパ)
図1A−1Dは、ソフトロボットグリッパの種々の例を描写する。
ソフトまたは膨張式フィンガもしくはグリッパは、種々の方法で移動し得る。例えば、膨張式フィンガは、「Flexible Robotic Actuators」と題され、2014年9月8日に出願された米国特許出願第14/480,106号に説明されるソフト触手(「アクチュエータ」)の例のように、曲がり、または捻じれ得る。別の例では、ソフトまたは膨張式フィンガは、「Soft Actuators and Soft Actuating Devices」と題され、2015年7月17日に出願された米国特許出願第14/801,961号に説明されるような線形アクチュエータであり得る。なおもさらに、ソフトまたは膨張式フィンガは、「Flexible Robotic Actuators」と題され、2014年7月11日に出願された米国特許出願第14/329,506号のように、シート材料から形成され得る。さらに別の例では、ソフトまたは膨張式フィンガは、「Apparatus,System,and Method for Providing Fabric Elastomer Composites as Pneumatic Actuators」と題され、2014年8月25日に出願された米国特許出願第14/467,758号のように、複雑な形状を形成するために組み込まれた繊維構造を伴う複合材料で構成され得る。当業者は、ソフトまたは膨張式フィンガの他の構成および設計も可能であり、本明細書に説明される例示的実施形態とともに採用され得ることを認識するであろう。
(構成可能ソフトグリッパ)
図1および図2A−3Dに示されるように、ソフトグリッパフィンガ100は、T字形モジュール式レールシステムと一緒に使用され得、フィンガマウントまたはインターフェース114の提供が、2本以上のフィンガ100がT字形レールおよびT字形レール付属品の組み合わせを使用してツールに配置されることを可能にする。インターフェース114は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエーテルエーテルケトン、アクリロニトリルブタジエンスチレン(「ABS」)、またはアセタールホモポリマー等の食品に安全または医学的に安全な材料から作製され得る。
ソフトロボットグリッパは、1つ以上のソフトロボット部材100を含み得、それらは、長さおよび作動アプローチに応じて、フィンガ100、アーム、テール、またはトランクの有機的な物を掴める役割をとり得る。本開示は、「フィンガ」を使用して部材100を説明することが多いが、任意の曲げ可能なソフトロボット部材が、フィンガ100の代わりに使用され得る。ソフトロボット部材100を膨張および/または収縮させる場合、2つ以上の部材が、ハブ204、304から延び得、ハブ204、304は、流体(ガスまたは液体)をグリッパ部材100に分配するためのマニホールド、および/またはマニホールドおよび/またはグリッパ部材への流体圧力を安定させるためのプレナムを含み得る。部材100は、手のように配置され得、ソフトロボット部材は、丸められたとき、「パーム」204、204に面するフィンガとしての機能を果たし、物体は、フィンガ100によってパームに対して保持され;および/または、部材は、頭足動物のようにも配置され得、ソフトロボット部材は、追加の中心ハブアクチュエータまたはサブエフェクタ(吸引、握持等)を包囲するアームとしての機能を果たす。
図1および図2A−3Dに示されるように、部材またはフィンガ100は、近位端112から遠位端110まで延び得る。近位端112は、フィンガマウントまたはインターフェース114に接続し得る。フィンガマウント114は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエーテルエーテルケトン、アクリロニトリルブタジエンスチレン(「ABS」)、またはアセタールホモポリマー等の衛生的または食品接触材料から作製され得る。フィンガマウント114は、例えば、空気圧結合器224を介して、フィンガ100および/または可撓性管類118の一方または両方に解放可能に結合され得る。フィンガマウント114は、空気を収納し、フィンガ100の中のポートを介して、空気をフィンガ100に、およびフィンガ100から導く。異なるフィンガマウント114は、フィンガ100の異なるサイズ、数、または構成を有し得る。
図2A−2Cに示されるように、膨張式フィンガ100は、可撓性管類118を通して膨張デバイス120からの膨張流体、空気圧、またはその他を用いて膨張させられ得る。空気圧膨張/収縮が本明細書において議論される場合、空気圧動作に特有の制約が内在する場合、または明示的に議論される場合を除き、他の流体も使用され得る。フィンガマウント114は、弁116を含み得るか、またはそれに取り付けられ得、弁116は、空気がフィンガ100に進入することを可能にするが、(弁116が開放されない限り)空気がフィンガ100から退出することを防止する。可撓性管類118は、膨張デバイスの場所における空気および/または真空の供給を調整するための膨張デバイスまたはコントローラにおけるインフレータ弁124にも、または代替的に取り付けられ得る。
図2Aは、レールシステム202に搭載された2本のフィンガ100がロボットグリッパを形成する、システムの側面図を描写する。この例では、フィンガ100は、締め具(例えば、ボルト)を採用して、マウント114を使用してある長さのレールシステムに保持されている。図2Bは、フィンガ100がフィンガ100の間の握持スパン(GSP)を減少させるようにレール202に沿ってスライドされた後の同一のシステムの側面図を描写する。例えば、フィンガマウント114の締め具は、アクチュエータ100がレール202に沿ってスライドすることを可能にするように緩められ得、それは、エンドエフェクタが、同一のデバイスを用いて異なるサイズの物体のために構成されることを可能にする。フィンガマウント114は、管類118を介してフィンガ100を加圧および減圧するための密閉された空気圧入口(例えば、迅速交換またはフェルール)を提供する。
膨張デバイス120は、流体供給源126を含み得、それは、圧縮空気、液化もしくは圧縮二酸化炭素、液化もしくは圧縮窒素、または生理食塩水を貯蔵するためのリザーバであり得るか、または、それは、周囲空気を可撓性管類118に供給するための通気孔であり得る。膨張デバイス120は、可撓性管類118を通して流体供給源126からアクチュエータ100に膨張流体を供給するためのポンプまたは圧縮機等の流体送達デバイス128をさらに含み得る。流体送達デバイス128は、流体をアクチュエータ100に供給すること、またはアクチュエータ100から流体を引き出すことが可能であり得る。流体送達デバイス128は、電気によって動力を供給され得る。
図2Cに示されるように、組み立てられたエフェクタは、レール202上の搭載フランジ204を介して産業または協働ロボット(例えば、ロボットアーム)206に固定され、アーム206が着目物体を取り上げ、設置することを可能にし得る。レール202上の搭載フランジ204は、ロボットアーム206上の対応するフランジと篏合し、エンドエフェクタシステムをロボットアーム206に固定するように構成され得る。アダプタ205が、搭載フランジ204と異なる製造業者のロボットアーム206マウントとの間で調整するために使用され得る。空気圧通路が、搭載フランジ204を通して提供され得、膨張流体が、ロボットアーム206から、搭載フランジ204を通して、レール202を通して、アクチュエータ100の中に通過することを可能にする。この様式の調節可能グリッパは、T字スロット押し出しの使用に限定されず、他のモジュール式搭載システムも、同様の機能性を提供し得ることに留意されたい。
図2Cは、エンドエフェクタがロボットアーム206上に展開されている特定の例を描写するが、いくつかの実施形態では、フィンガ100は、ガントリまたは他の機構上に展開され得る。図2A−2Cは、再配置可能である個々のフィンガ100を描写するが、同一の原理が、互いに対して移動可能であるフィンガ100の群に適用され得る。例えば、図2A−2Cの個々のフィンガは、握持機構を形成するフィンガ100の群と置換され得る。レール202(他の誘導機構)に沿ったフィンガ100の移動は、手動で(例えば、オペレータによって移動させられる調節可能構成要素114aを使用して)、または自動的に(例えば、モータ、空気圧送給、またはフィンガ100の移動を生じさせるために好適な他のデバイスを使用して)達成され得る。
このアレイにおけるフィンガ100またはグリッパは、フィンガ100またはグリッパの位置が機械の働きを介して変更され得るという点で、駆動され得る。例えば、フィンガ100は、フィンガ100に取り付けられるスクリュまたはベルトを駆動するモータを介して、または、フィンガ100もしくはグリッパに取り付けられる空気圧作動型ピストンによって、駆動され得る。
故に、T字スロット押し出しは、フィンガ100が、(図2A−2Cに示されるように)1次元、2次元、および3次元において再構成され得るグリッパを作成するために使用され得る。例えば、図3Aは、フィンガ100が閉鎖構成に設定される「X」パターンでT字スロット押し出し202に搭載された4本のソフト膨張式フィンガ100の側面図を描写する。図3Bは、図3Aに示されるグリッパの上面図を描写する。図3C(側面図)および3D(上面図)では、図3A−3Bのフィンガ100は、さらに間隔を置かれ、より大型の物体を握持するように再構成されている。
図2A−3Cに示されるシステムは、おそらく、T字形レールの一般用途と一致するプロトタイピングに最も有用である。生産環境では、成功した解決策は、より制約される。例えば、生産解決策は、概して、グリッパ重量がツールペイロード全体のより小さい割合であり、特に取り上げの合間に高速で移動/回転させられることができるように、および/または、微生物による侵入から密閉され、および/または洗浄可能または噴霧可能であるようにより軽量でなければならない。
図4Aは、より低い重量、周囲に向かって少ない質量のための設備を含むソフトロボットグリッパの概略側面図を示し、ソフトロボットグリッパは、食品接触密閉および他の要件のために構成されている。図4Aに示されるように、ソフトロボットグリッパは、食品等の物体の適応的握持を提供するための産業ロボットアーム206の末端において現場で組み立てられることが可能な構成要素部品を含む。図4Bは、図4Aのそれに概念的に類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの斜視図であり、図4Cは、図4Bの現場組立型ソフトロボットグリッパの分解斜視図であり、同様の番号付きの要素、および同様に位置し、構成される要素は、本明細書の図4Aの説明を共有する。いくつかの図では、放射対称、左右反対、または別様に対称の要素は、全てが参照番号で標識されないこともあり、同じ外観および場所の要素は、概して、本明細書の番号付きの要素の説明を共有するであろう。
図4Aのソフトロボットグリッパは、上側ハブ306aと、下側ハブ306bとを含むハブ306を含む。ハブ306は、ロボットアーム206の末端に搭載することが可能であり、それを通して形成された空気圧入口308を含む。空気圧入口308が、1つ以上の(例えば、半径方向)出口316につながり、締め具または緊張アンカ324が、1つ以上の半径方向出口382に隣接する。この場合、締め具アンカ324は、例えば、緊張締め具322aの実施形態として本明細書に説明される機械ねじボルトまたはねじ山付きロッドに合致するための機械ねじ穴であり得、他の場合または実施形態では、それは、別の定着機構(迅速接続、戻り止め、位置決めねじ、ループもしくはフック、バヨネットマウント、または他の機械的アンカ)であり得る。
ハブ306は、その中に形成されたプレナムすき間または空洞を有するパーム304によって包囲され、プレナムすき間または空洞は、ハブ306の半径方向出口382とパーム304との間にプレナムチャンバ384(この例では、環状のもの)を形成することが可能である。パーム304は、その中に形成された(例えば、半径方向)チャネル332のマニホールドを含み、チャネル332は、(例えば、それらの間にプレナムすき間を伴ってハブ306をパーム304の中に挿入することによって)プレナムチャンバ384が形成されたとき、それぞれの締め具アンカ324に面することが可能である。
示されるように、グリッパシステムは、複数の膨張式フィンガ100を含む。各膨張式フィンガ100は、膨張下で第1の方向に曲がり(例えば、把持方向に内側に丸まる)、周囲空気環境内で、真空下で第2の方向に曲がる(例えば、解放方向に外側に丸まる)エラストマ本体、および、(例えば、膨張デバイス120がハブ306の入口ポートに接続された状態で、グリッパがロボットアーム206の末端において組み立てられるときに)空気圧膨張および収縮を提供することが可能な流体ポートとして、またはそれらを含んで形成され得る。流体ポートは、チャネル314(締め具322aを差し引く)、プレナムチャンバ384、および/またはハブ入口308、および/または管118aと断面積において等しいか、またはそれよりも小さくあり得る。
各フィンガ100は、フィンガマウント310内に収納され、密閉され、フィンガの周縁310は、空気圧および/または微生物侵入シールとして圧縮性である。故に、2つ以上のフィンガマウント310の各々は、パームのそれぞれの半径方向チャネル314をそれぞれの膨張式フィンガ100に接続することが可能な(かつプレナムチャンバ384およびハブ出口316を介して膨張式である)空気圧通路380を含む。
各フィンガマウント310は、緊張締め具322aによって圧縮状態でパーム304に保持される。各緊張締め具322aは、それぞれの空気圧通路380、チャネル332、およびプレナムチャンバ384を通過することによって、それぞれのフィンガマウント310をパーム304(および/またはハブ306)に固定し、締め具アンカ324への緊張下で締まることが可能である。示されるように、挿入された空気圧、微生物侵入、および/または二重機能シール402、404、406は、それによって、フィンガマウント310とパーム304との間で圧縮される。例えば、図5Bまたは図10に示されるような、いくつかの構成では、緊張締め具322cは、2つのフィンガマウント310の間に延び得(ハブ306および/またはパーム304を通して、ハブ306の反対側の緊張アンカ/ナット322dまで通過する)、挿入された空気圧、微生物侵入、および/または二重機能シール402、404、406は、フィンガマウント310とハブ306との間で圧縮され得る。
この構成は、種々の利益および利点を提供する。図1−3に示されるツール構成とは対照的に、システム質量は、所望のグリッパ構成のために必要であるもの以上に増加させられず、未使用または余剰レール質量がなく、ツールが最初に構成された後に行われる調節のために必要とされる質量がない。図1−3に示されるツール構成とは対照的に、ツール/グリッパ全体は、表面IP67(または類似)密閉されることができ、例えば、挿入された微生物侵入および/または二重機能シール402、406(例えば、Oリングおよび/またはガスケット)が、ハブ306、パーム304、スペーサ303、および/またはフィンガマウント310の間で圧縮されるので、粉塵の侵入がなく/接触に対する完全な保護(防塵)があり、最大1mの水中浸漬下で有害な量の水の侵入もない。さらに、図1−3に示されるツール構成とは対照的に、ツール/グリッパ全体は、衛生的に/衛生上構成されることができ、例えば、いくつかが表1に記述される、そのような設計のための種々の原理を満たす。構成可能なT字タイプレールの場合、これらの原理の多くは、満たされることができない。
Figure 2021516623
部分的に、本明細書に説明される構造は、これらの利益および利点のうちのいくつかを可能にし、本明細書に説明される構造において、グリッパの構成要素部品は、空気圧チャネルに緊張締め具を通過すことによって互いに固定され、および/または、微生物侵入シールは、硬い部品または剛な部品の間の全ての表面インターフェースを包囲または裏打ちし、緊張締め具322a−dによって圧縮される。
随意に、ハブ306は、ステンレス鋼またはアルミニウム等の金属材料から形成され、パームおよびフィンガマウントは、金属材料のロボットインターフェースのそれの1/2より小さい体積質量密度を有する。殆ど全てのプラスチックおよびポリマーは、金属の1/2未満である体積質量密度を有し、複合材料、ハニカム、中空、および/または発泡金属も、ハブ材料のものの実質的に1/2を下回る(平均)体積質量密度を有し得る。この高密度/頑丈な中心、より低密度の周辺のアプローチは、周辺質量および慣性モーメントが著しくより低いので、全体的なより低い質量、より高い握持ペイロード(より重い握持された物体)、およびより高い平行移動加速、ならびにより高い角度加速を可能にする。
記述されるように、かつ図4−13の全体を通して示されるように、グリッパは、空気圧Oリング等の第1の空気圧シール404を使用し得、それは、パーム306と各フィンガマウント304との間で、各合わせられた半径方向チャネル332および空気圧通路380を包囲する挿入が可能である。これらのシールまたはOリング404は、空気および真空圧を維持するように圧縮される。しかしながら、グリッパの外部表面にない空気圧シールは、それらの表面における流体および微生物の侵入を防止することができない。故に、随意に、グリッパは、パーム304の外面が各それぞれのフィンガマウント310の外面に出会う(または例えば、スペーサ303がパーム303、フィンガマウント301、またはハブ306のうちのいずれかに出会う)各インターフェースにおいても、(例えば、実質的に同一の平面内で)空気圧シール404を包囲する挿入が可能な第1の微生物侵入シール402を含み得る。微生物侵入シール401は、空気圧シール404とともに実質的に面内、および/または、それと平行であり、空気圧シール402と同一の緊張締め具322aによって圧縮され得る。ある場合、「二重機能」シールまたはOリング406は、外面における流体侵入シールの必要な場所が空気圧シールとしても好適であるとき、空気圧密閉および流体侵入密閉の両方を提供するように位置し得る。他の場合では、図11に示されるように、二重機能ガスケット406aは、各シールと同一の平面内で、空気圧密閉場所から侵入密閉場所まで延び得る。いくつかの図の全体を通して描写されるシール402、404、406、406aは、食品接触/侵入保護密閉または空気圧密閉のために必要または有利な全ての場所ではなく、例示的場所に示されている。場所は、(例えば、スペーサに接触するハブ、フィンガマウントに接触するハブ、キャップに接触するハブ、スペーサに接触するパーム、フィンガマウントに接触するパーム、キャップに接触するパーム、フィンガマウントに接触するスペーサ、別のスペーサに接触するスペーサ、またはアダプタの間の)各共通機械インターフェースにおける、上側ハブとパームとの間、下側ハブとパームとの間、上側ハブとアームインターフェースとの間を含む。使用されるように、「接触する」は、オス型/メス型プラグを介した共通機械インターフェースの係合を除外しない。
随意に、ハブ306は、図3−13に示されるように、(1つ以上の、例えば、半径方向)出口316および(1つ以上の)締め具アンカ324を含む下側ハブ306b、および空気圧入口308を含む上側ハブ306aとして形成され、下側ハブ306bと上側ハブ306aとは、(例えば、空気圧シール404、侵入シール402、および二重機能シール406を圧縮/密閉するように、緊張締め具322bによって保持される圧縮状態で)それらの間にパーム304を挟み、半径方向出口316と空気圧入口308との間の空気経路を結合または接続することが可能であり、上側ハブ306aおよび下側ハブ306bの各々は、パーム304に密閉することが可能である。いくつかの図に示されるように、空気圧入口308は、90度の角を伴う直線経路として図式的に描写されるが、入口308は、上側ハブ306aの長さに沿ってチャネル308の経路に角度併合され得る。空気圧シールまたはOリングは、同心場所にも、または代替として、配置され得、上側または下側ハブ306a、306bの円筒周辺とパーム304の円筒内壁との間で密閉する。
随意に、ソフトロボットグリッパはまた、上側および下側ハブ306a、306bの各々を包囲する挿入が可能であり、上側ハブおよび下側ハブ306a、306bをパーム304に空気圧密閉することが可能である第2の空気圧シール404;および/または、パーム304の外面の各々が上側ハブ306aおよび下側ハブ306bの各々の外面に出会う各インターフェースにおける挿入が可能な第2の微生物侵入シール402を含み得る。
さらに随意に、示されるように、締め具アンカ324の各々は、ハブ306に形成されるねじ穴を含み得、緊張締め具322aの各々は、それぞれのねじ穴に篏合する機械ねじ山を有する細長い部材を含み得る。細長い部材は、部分的または完全にねじ山付きのロッドであり得る、またはボルトであり得る。
なおもさらに随意に、フィンガ100の商品接触面積は、実質的に32マイクロインチの平均粗度(Ra)と同程度に平滑またはそれよりも平滑であり得、グリッパの非商品接触面積は、実質的に約125マイクロインチ(Ra)と同程度に平滑またはそれよりも平滑であり得る。これらは、食品接触または隣接する機能エリアのために好適である。
前述の説明は、概して、例えば、図4−13の各々、すなわち、放射状(円形)および平行構成の両方に適用されるが、パーム304は、図5B、5C、7D−7F、および10に示されるような平行配置の場合、より随意であり得る。例えば、これらの図のグリッパは、残りの図の随意の構成に加えて、ロボットアーム206の末端において現場で組み立てられ、製品の適応的握持を提供することが可能な構成要素部品を有するソフトロボットグリッパを示す。例えば、図10に示されるように、ハブ306a−306bは、例えば、アダプタまたはアームインターフェース205を介して、ロボットアーム206の末端に搭載することが可能であり得る。ハブ306a−306bは、出口316を相互接続するプレナム(管)384aにつながっている、それを通して形成された空気圧入口308を有する。既に説明されたように、フィンガ100は、フィンガマウント310の中に密閉され、空気圧通路360は、ハブ306a−306bの出口316をそれぞれの膨張式フィンガ100に空気圧結合する(例えば、または物理的に接続する)ことが可能である。緊張締め具322d(随意に、322a)は、フィンガマウントのそれぞれの空気圧通路380およびハブ306a−306bの出口316を通過することによって、フィンガマウント310をハブ306a−306bに固定し、フィンガマウント310からハブ306a−306bの方向への緊張下で締まることが可能であるように配置される。
一例では、図5B、5C、7D−7F、および10に示されるように、対向型平行フィンガマウント310は、1つのフィンガマウント310から対向するものまで延びている緊張締め具322cによって接合され得、(密閉されたキャップ付きナット)締め具アンカ322dは、対向するフィンガマウント310のうちの1つの中に位置する。各締め具322cは、一対のフィンガマウント310、310のそれぞれの空気圧通路380およびハブ306の一対の出口316、316を通過することによって、一対のフィンガマウント310、310をハブ306に固定し、1つのフィンガマウントから残りのフィンガマウントへの緊張下で締まる(その間でハブ306、ならびに挿入された空気圧、微生物侵入、および/または二重機能シール402、404、406を圧縮する)ことが可能である。
残りの図と共有されるようなこの一般的構造を用いると、パーム304は、ハブ306a−306bの出口とパーム304との間にプレナムチャンバ384を形成することが可能であり得、チャネル332のマニホールドは、パーム304から通じ、各フィンガマウント310の各空気圧通路380は、パーム304のそれぞれのチャネル332をそれぞれの膨張式フィンガ100に接続することが可能である。記述されるように、ハブ306a−306bは、緊張締め具322aが固定されることが可能である出口316に隣接する複数の締め具アンカ324を有し得る。
図4Aは、概略側面図として、フィンガ100(例えば、2本以上の)の放射状配置、およびフィンガ100の平行配置を表し得る。図5−14は、図1−4を参照して議論されるような本発明の原理のさらなる解説のための代替物、変形例、および概略図を描写する。
図5Aは、図4に示される構造の4本フィンガ放射状バージョンの概略上面図である。示されるように、ハブ306は、選択された放射状分布でフィンガ100を位置付けて配置し、出口316、382を介して上側ハブ306aから、随意のプレナム384を通してチャネル380まで、随意のパーム304、随意のスペーサ303、およびフィンガマウント310の中の通路を通してフィンガ100まで、空気圧および/または真空を分配する。ハブ306は、空気圧チャネルおよび通路を通過する緊張締め具322aを定着する締め具アンカ324も含む。空気圧シール304および微生物侵入シール302は、締め具322aによって半径方向に圧縮される。この構成では、パーム304は、プレナム384のための場所と、干渉を伴わずに円に沿って互いに隣接してフィンガマウント310を搭載するための中心軸からの十分な間隔とを提供する。
図5Bは、(6つの共通機械インターフェースを有するハブ306またはハブ/パームを使用して搭載される)図10に示される構造の4本フィンガ平行バージョンの概略上面図である。示されるように、ハブ306は、選択された平行分布でフィンガ100を位置付けて配置し、出口316、380を介して上側ハブ306aから、随意のプレナム384を通してチャネル380まで、随意のスペーサ303およびフィンガマウント310の中の通路を通してフィンガ100まで、空気圧および/または真空を分配する。フィンガ310は、空気圧チャネルおよび通路を通過する緊張締め具322cを定着する締め具アンカ322dを受け取る。空気圧シール304および微生物侵入シール302は、締め具322aによって圧縮されて一列に並んでいる。この構成では、ハブ306およびパーム304は、単一体と見なされ得、ハブ306は、パーム304の機能を担い、プレナム384のための場所と、干渉を伴わずに線に沿って互いに隣接してフィンガマウント310を搭載するための平行軸に沿った十分な間隔とを提供する。
図5Cは、図5Bのそれに類似する4インターフェース平行構成の概略上面図であり、図5Dは、図5Aのそれに類似する4インターフェース放射状構成の概略上面図であり、図5Cおよび図5Dの両方は、共通機械インターフェース808を強調表示する。随意に、図5Cおよび5Dに示されるように、パーム304は、(例えば、半径方向)チャネル332を空気圧通路380に合致させる複数の共通機械インターフェース808を介して(随意に、合致または補完インターフェースを有するスペーサ303を介して)、フィンガマウント310に合致させられる。図5Cは、共通機械インターフェース808と組み合わせられる、「平行」ハブ306の構成を示し、共通機械インターフェース808の各々は、オス型およびメス型合致または補完構成を伴い、共通機械インターフェース808の各々は、それを通した空気通路380(随意に、空気圧密閉Oリング404によって包囲される)を伴う。インターフェース808のオス型およびメス型側面は、異なる所望の構成が組み立てられ得る限り、任意の合致する一対の構成要素のいずれかの側に製造され得る。図5Cは、メス型・オス型マウント・ハブ構成および平行ハブを図式的に示し、図5Dは、オス型・オス型マウント・パーム構成および放射状ハブを図式的に示すが、これらの異なる構成は、示されるように、代替として、平行または放射状ハブ/パームと、および互いにも交換可能に、使用され得る。
図5Cおよび5Dの各々では、機械インターフェース構成は、点線で描写される部品の隣に図式的に示され、点引き出し線は、インターフェースの場所を示す。図5Cは、パーム304およびフィンガマウント310の各々が、オス型「プラグ」または突出部を含み、その場合、スペーサ303が、スペーサの両側にメス型「プラグ」またはレセプタクルを有する押し出し角柱形状であり得る構成を示す。例では、フィンガマウント310は、パーム304と直接インターフェースせず、むしろ、最小幅スペーサ303または「アダプタ」を使用する。
図5Dは、パーム304が、オス型「プラグ」を含むが、フィンガマウント310の各々が、メス型「プラグ」を含み、その場合、スペーサ303の各々が、スペーサの反対側にオス型およびメス型「プラグ」を有する構成を示す。フィンガマウント310は、最小幅スペーサを伴わずに、パーム304と直接インターフェースし得る。スペーサは、デイジーチェーン連結され得る。(その場合、挿入された圧縮空気圧、微生物侵入、および/または二重機能シール402、404、406もそうであろう)。押し出し可能角柱形スペーサ303も、示されるようなオス型・オス型アダプタとともに使用され得る。
故に、随意に、グリッパは、1つ以上のスペーサ303を含むように組み立てられることが可能であり、各スペーサ303は、それぞれの半径方向チャネル332と空気圧通路380との間で橋渡しする空気圧インターフェース(808、通路380aを含む)を有する。それぞれの緊張締め具332aは、空気圧インターフェース(808、380a)を通過し、その間に介在する少なくとも1つのスペーサ303を介して、それぞれのフィンガマウント310をパーム304に固定する。挿入された空気圧、微生物侵入、および/または二重機能シール402、404、406は、構成要素部品の間で圧縮される。
図6A−6Dは、パーム304、スペーサ303、およびフィンガマウント310の異なる例示的放射状配置の概略上面図を示す。例えば、図6Aは、フィンガマウントが90度の角度間隔で位置し、パームに直接圧縮されるスペーサを伴わない放射状または円形の4本フィンガ配置を示す。図6Bは、フィンガマウントが90度の角度間隔で位置し、パームに直接圧縮されるスペーサを伴わない放射状または円形の3本フィンガ配置を示す。図6Cは、フィンガマウントが72度の角度間隔で位置し、パームに直接圧縮されるスペーサを伴わない放射状または円形の5本フィンガ配置を示す。図6Dは、フィンガマウントが90度の角度間隔で位置し、スペーサによってハブから間隔を置かれるとともに、スペーサを用いてパームに圧縮されるスペーサ303を伴う放射状または円形の4本フィンガ配置を示す。
図7A−7Cは、ハブ306、パーム304、スペーサ303、およびフィンガマウント310の異なる例示的放射状配置の追加の概略上面図を示す。例えば、図7Aは、フィンガマウントが60度の角度間隔で位置し、スペーサによってハブから間隔を置かれるとともに、スペーサを用いてパームに圧縮されるスペーサ303を伴う放射状または円形の6本フィンガ配置を示す。例えば、図7Bは、フィンガマウントが60度の角度間隔で位置するが、スペーサによって異なる距離においてハブから間隔を置かれるとともに、スペーサを用いてパームに圧縮される交互配置または異なる長さのスペーサ303を伴う放射状または円形の6本フィンガ配置を示す。この配置は、6つの接触点において丸みを帯びた三角形(鎖線)を保持し得ることに留意されたい。
非対称配置の例として、図7Cは、恣意的な形態(この場合、例として、正方形の部分と、「マフィン」形の上部とを有する一切れのパンの形態)を保持するために好適である異なる長さおよび曲げられた(または積み重ねられた直線および角度を付けられた)スペーサの両方を伴う放射状または円形の6本フィンガ配置を示す。本配置は、6つの接触点において恣意的な一切れのパン形態を保持し、それは、周辺の周囲に揚力を分配することによって、本形状を把持して持ち上げるために必要な接触力を低減させることに留意されたい。曲げられた、または角度を付けられたスペーサ、および取り付けられたフィンガマウントは、例えば、フィンガ握持表面と垂直ではなく、それに対してある角度で、空気圧チャネルおよびインターフェース表面を配置することによって、本明細書に議論されるように緊張締め具322aを介して空気圧および/または微生物侵入シールを圧縮するように配置され得る。
例えば、図8は、フィンガマウントが180度の角度間隔で位置し、スペーサおよびフィンガマウントの両方がハブ306または複合ハブ/パームに圧縮されるスペーサを伴う平行2本フィンガ配置を示す。図8Bは、2対のフィンガマウントが線に沿って180度の角度間隔で位置し、スペーサおよびフィンガマウントの両方がハブ306または複合ハブ/パームに圧縮されるスペーサを伴う平行4本フィンガ配置を示す。図8Cは、2対のフィンガマウントが線に沿って(但し図8Bよりも遠く離れて)180度の角度間隔で位置し、スペーサおよびフィンガマウントの両方がハブ306または複合ハブ/パームに圧縮される、6インターフェースハブ/パームを使用する、スペーサを伴う平行4本フィンガ配置を示す。各キャップは、ハブ/パームの中央の未使用インターフェースを密閉し、固定されてフィンガマウントと同様にシールを圧縮する。
図4Aが、圧縮によってエラストマフィンガ100周縁を密閉するその圧縮と同一の方向に沿って作用するベゼル締め具によって、プレート様ベゼル310aが圧縮されるフィンガマウント本体310bを含むフィンガマウント310を示す場合、図9は、チョック314−Dがフィンガ本体を伴って配置され、エラストマフィンガ100周縁を圧縮するチョック締め具によって固定される「ベゼルレス」形態を示すことを除いて、図9は、図4Aのそれに類似する構成を示す。ベゼル310a形態およびベゼルレス形態の各々では、場所311においてフィンガ100の底部を包囲するフィンガマウント310の内周は、フィンガ100の外周よりもわずかに小さい内径であり、フィンガ100表面がフィンガマウント310表面に出会う場所を圧縮および密閉し得る。ベゼルレスチョック314−D形態では、フィンガ100の底部を包囲するフィンガマウント310の内周は、フィンガ100の外周と実質的に同一のサイズであり得、チョックの外周は、フィンガマウント310の内周に対してフィンガ100を圧縮するように配置される(サイズを決定される、または角度を付けられる)。ベゼルレス形態は、直接食品エリアの外側に締め具を有するとともに、弛んでいる締め具が抜け落ちる可能性が低い様式で保持されることが有用である食品接触状況のためにより有利であり得る。
図10は、ハブ306a−306bが、単独として、またはスペーサおよび/またはフィンガマウント310がハブまたはハブ・パームに圧縮される平行構成(または2本フィンガ放射状構成)における複合ハブ・パームとして使用され得ることを除いて、図9のそれに類似する構成を示す。緊張締め具322cは、2つのフィンガマウント310の間に延び得(ハブ306および/またはパーム304を通して、ハブ306の反対側の緊張アンカ/ナット322dまで通過する)、挿入された空気圧、微生物侵入、および/または二重機能シール402、404、406は、フィンガマウント310とハブ306との間で圧縮され得る。いかなるスペーサも図10に示されていないが、スペーサ303が、本明細書に議論されるようにこの構成で使用され得る。
図11は、面内にある微生物侵入シール402および空気圧シールのうちのあるものが、二重機能ガスケット406a形態に組み合わせられ、ガスケット406aが、空気圧密閉する内側特徴と、微生物侵入密閉を提供する外側特徴とを有することを除いて、図4Aのそれに類似する構成を示す。ガスケット406aは、本明細書に議論される独立したシール402、404、406と同様に圧縮される。
図12は、スペーサ303と同様に(Oリングを介して)微生物侵入に対して密閉されるパームまたはバンパプレート506aの提供を除いて、図9のそれに類似する構成を示す。バンパプレート506aは、表1に議論される衛生ガイドラインに準拠し得る。図12に示されるように、グリッパは、パームプレート506aを含み得、食品物体は、フィンガ100によってパームプレート506aに対して保持され得る。パームプレート506aは、スペーサ506bによってハブ306および/またはパーム304から間隔を置かれ得る。概して、排他的ではないが、本明細書で使用されるように、用語「基部プレート」、「パームプレート」、「バンパプレート」、または「ハブプレート」は、2つ以上のソフトロボット部材に隣接する基準表面を指し得、それに対して、ソフトロボット部材が、ある場合、例えば、「閉鎖」方向に丸められたとき、作業物体を保持し得、それから、作業物体上のソフトロボット部材100の握持は、例えば、ソフトロボット部材が「開放」方向に丸められるとき、または再び丸められるとき、解放され得る。「プレート」の使用は、部材が完全に平面的であることを示唆せず、「プレート」は、別様に説明されない限り、表面起伏、輪郭、湾曲、頂点および谷、構造等を有し得、「プレート」は、別様に説明されない限り、プレート様包絡線もしくは縦横比内に収まる部材を説明する。
図13は、スペーサ303および/またはバンパプレート506aと同様に(Oリングを介して)微生物侵入に対して密閉され得るセンサ筐体606の提供を除いて、図9または12のそれに類似する構成を示す。センサ筐体606は、照明606e(赤外線、可視光、蛍光用の紫外線、および/または測距用の構造化光)と、カメラ606a(白黒、カラー、立体、RGBD、および/または三角測量、コントラストベース、飛行時間もしくは位相差測距)と、バッテリ606bと、センサパッケージ(例えば、慣性または加速度計センサ、温度、角度加速またはジャイロスコープ、湿度、ガスタイプ、磁気、容量、誘導を含む)と、残りの要素の全てならびに無線で外部と通信するための内蔵アンテナ(例えば、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)、低電力802.15PAN、メッシュネットワーク)に接続されるコントローラ606cとを含み得る。センサ筐体は、グリッパ環境条件の相対場所および加速、製品条件、ステータス、または存在;グリッパの故障モード;商業的カウントおよび例外を検出するために使用され得る。示されるセンサパッケージ606は、長寿命無線「IOT」感知の利用可能性および食品接触のための独立した筐体を密閉することの比較的容易性に照らして、無線および電池式であるが、これは、電力および信号ケーブル(随意に、食品接触定格である)にも繋がれ得る。
図14は、延長可能真空カップエフェクタ701と、カメラと含むことを除いて、図4−13のそれに類似する構成を示す。カメラ704構成は、図13に関して本明細書に議論される。図14は、線形アクチュエータおよび延長アーム702を介して延長可能である延長可能真空アップエフェクタ701が、実質的にグリッパの中心線に沿って配置され、カメラ704が、同様に実質的にグリッパの中心線に沿って配置される類似システムを示す。この構成は、以下または前述の例と組み合わせられ得る。
図15Aは、対の半径方向シールを伴う内部空気圧結合器を採用する図9および10のそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略側面図である。図15A−22に示されるグリッパおよび構造は、限定ではないが、制御構造および行為、運動制御、運動構造、ロボットアーム、締め具、ならびにインターフェースを含む本明細書の前述の説明および開示と一緒に使用されることが考えられる。
図9および10とは対照的に、図15Aに示されるグリッパは、例えば、円周Oリング404aの形態の半径方向空気圧シールを有する管状結合器501を採用する。管状結合器は、フィンガマウント310側の受け取り差し込み口310fとハブ306a−306b側の対応する受け取り差し込み口306fとの中に受け入れられる。示されるように、スペーサ303aは、管状結合器501が通過する通路を含み得、スペーサ303aは、既に説明されたように、シール402を介して微生物侵入に関して密閉され得る。スペーサ303aおよび/またはフィンガマウント310は、2つのフィンガマウント310の間に延び得る(ハブ306および/またはパーム304を通して、ハブ306の反対側の緊張アンカ/ナット322dまで通過する)緊張締め具322cを介して、ハブまたはハブ・パームに圧縮され得る。挿入された微生物侵入および/または二重機能シール402、406は、フィンガマウント310とハブ306との間で圧縮され得る。円周シール404aは、緊張締め具322cによって圧縮されないが、受け取り差し込み口310fおよび306fの内側円筒壁によって圧縮される。管状結合器501は、スペーサ長303aに合致するように、種々の長さで提供され得、例えば、スペーサ303aの種々の長さよりもわずかに長い。管状結合器501の端面は、空気圧密閉が端面ではなく管外壁の周りに提供されるので、完全に仕上げられる必要はない。故に、管結合器501は、その場で長さに切断され得る。示されるように、管結合器501は、受け取り差し込み口310f、306fおよびスペーサ303aの内部通路の組み合わせた長さよりも短い。
直列に2つの半径方向シール404aを伴う空気圧結合器501またはプラグ501は、いくつかの形態の面密閉と対比して、シール品質および再現性を向上させ得る。示されるように、フィンガモジュール310の外周は、高いまたは食品グレードの「IP」(侵入保護)定格を達成するように侵入密閉され得る。受け取り差し込み口310f、306fの内側円筒壁、管結合器501の外壁直径、およびOリングシール404aの公差を制御することによって、シール404aによって保持される圧力は、緊張締め具322cの圧縮による影響を受けず、アクチュエータサイクル寿命、空気圧シール品質、およびシール402を介した侵入保護のために良好に制御され得る。加えて、これらの公差は、全体的公差を満たすように、ある程度の変動性を伴って製造される種々の部品の間で組み合わせられ得る。
図15Bは、図15Aのそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略側面図であり、スライド可能に調節可能な構成における対の半径方向シールを伴う内部空気圧結合器を採用する。図15Bに示されるように、(フィンガマウント310側の)受け取り入口310fおよび(パーム304および/またはハブ306側の)306fは、各端部にある程度のすき間を伴って結合器501を受け取るために十分に深い。接続プレート309は、フィンガマウント310とハブ306bまたはパーム304とを接続する。プレート309内の溝309aは、調節範囲を設定し、プレート309は、締め具322に対して溝309aを介してスライドし、フィンガマウント310が、ハブ306bまたはパーム304に対して、限定された範囲内で移動させられ、誘導されることを可能にする。全ての場所で、二重半径方向シール404aは、相対内側および外側円筒壁直径と、結合器501と受け取り入口310fおよび306fとの間の同心性と、チャネル316(ハブ)、314(パーム)、および380(スペーサまたはフィンガマウント)間の空気圧密閉とを維持する。
図15Bの配置の調節可能性は、ハブ306またはパーム304とフィンガマウント310(または「マニホールド」)との間のフィンガ100位置の微調整から利益を享受し得るEOATに好適である。スライドタイプ要素309aは、締め具322を介した直線運動および位置係止を提供する。空気圧結合器501は、それ自体が移動またはスライドし得る。示されるように、プレート309は、フィンガ基部310bに接続するが、代替として、プレート309は、ベゼル310aに接続し得る。2つの設計は、各フィンガにおける管類または継手を排除し、集中空気分配を可能にし得る。
代替として、調節可能配置は、結合器501または延長範囲結合器501の端部におけるスペーサ303f−fに類似するスペーサまたは調節アドオンを使用し、距離を調節し得る。さらに代替として、調節可能配置は、フィンガマウント301がハブ306またはパーム304から延びている調節スポークまたはシャフトを受け入れることに応じて、分割クランプ(距離を確保するためにしっかりと締められ得る)を使用し得る。フィンガマウント310とハブ306またはパーム304との間の半径方向密閉結合器は、アクチュエータ位置調節を可能にする。密閉が半径方向であるので、クランプ締め要素を係止/係止解除することによって、フィンガマウント310は、空気圧シールを失うことなく再配置され得る。再配置は、取り上げ動作中に動的に、または種々の製品のためのマルチサイズキットの一部として、行われ得る。本明細書に開示される密閉構造を使用して露出した管類および継手を排除することは、調節可能配置のための高度衛生用途を可能にし得る。
図15C、D、およびEは、図15Aのそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略側面図であり、それぞれ、対の半径方向シールを伴う内部空気圧結合器と一緒にエアパフブロック、延長可能真空カップブロック、およびカメラブロックを採用する。示されるように、追加エアパフブロック705は、内部チャネルを通して結合器501のルートを決定することのみならず、内部通路を介してノズル706まで第2の空気源のルートを決定することができる。第2のパルス空気源は、部品(粒子状物質、湿気、余分な部品等)を吹き飛ばすために、または持続もしくは断続エアブラストにおけるフィンガ洗浄において使用されることができる。
さらに、示されるように、追加吸引カップブロックは、吸引供給源に接続され、包装された物体を取り上げることを支援するために独立した延長可能線形アクチュエータ701を提供された吸引カップ702を追加することができる。なおもさらに、追加センサブロックが、同様に、内部チャネルを通した結合器501、および配線および回路のルートを内部的に決定することができ、追加センサブロックは、握持検出、部品存在検出等を提供するために、光電、静電容量、カメラ、レンジファインダ等の工業用センサ704に使用されることができる。
図16A、B、C、およびDは、図1−15で使用される種々のスペーサおよび空気圧結合器の概略側面図であり、それぞれ、直線空気通路、フィルタ、流動抑制、および振動バッフルまたは減衰を採用する。図16、17、および19では、「側面」は、概略側面図を示し、「側面−X」は、概略断面で側面図を示し、「端面」は、隣接する「側面」および「側面−X」図の端面図を示す。
図16A−16Dに示されるように、スペーサ303または管状結合器501の1つの役割は、フィンガマウント310が、随意に、異なる距離において、随意に、同一の締め具が空気圧シール404、404aおよび侵入シール402の両方を固定および圧縮することを可能にする様式でパーム304に接続されることを可能にすることである。スペーサ303または結合器501の各々は、フィンガマウント(または別のスペーサ)と、ハブおよび/またはパーム(もしくは別のスペーサ)からのそれぞれの出口とを通して、空気圧通路を接続することが可能な空気圧チャネルを含むチャネル部材としての機能を果たし得、空気圧チャネルは、2つの圧縮性空気圧シール404、404aによって包囲される。
図16Aに示されるように、結合器501およびスペーサ303f−f内の空気チャネルは、空気圧密閉し、パーム304(またはハブ306)とフィンガマウント310との間で空気を送り得る。本明細書に記述されるように、結合器501またはスペーサ303f−fは、異なる握持間隔を可能にするために種々の長さであり得る。各要素は、各端部において少なくとも1つの空気圧シール404、404aを用いて密閉される。図16Aでは、空気圧半径方向シール404aは、両端において示される。スペーサ303f−fに関して、空気圧端部シール404は、Oリング溝404bの中に据え付けられて示され、侵入シール402は、Oリング溝402aの中に据え付けられている。緊張締め具322は、スペーサ303f−fを通した(一例では、結合器501を通した)空気チャネルを通過する。メス型インターフェース408fは、パーム304および/またはフィンガマウント310上の合致するオス型インターフェース408m(図示せず)を受け取り得る。
図16Bに示されるように、フィルタ601は、管状結合器501を通した、またはスペーサ303f−fを通した空気圧通路内に据え付けられ得る。2つの合わせられたスペーサ303f−fは、ここでは、フィルタ601を受け取り、密閉するように示されている(侵入シール402が、合わせられたスペーサ303f−fの間に示される一方で、空気圧シール404は、そうではないが、空気圧シール404も、流量制限器602を密閉するために使用され得る)。管状結合器501の場合、フィルタ601は、空気チャネル内に流動する空気を清浄にし、スペーサ303f−fの場合、空気チャネル締め具322aの周りに流動する空気を清浄にする。フィルタ601は、フィンガ100の引き裂きまたは断裂が制御ユニット132を損傷し得る汚染につながり得る用途において、残渣を除去し得る。
図16Cに示されるように、開口を伴うダイアフラムまたは薄い円盤等の流量制限器602は、管状結合器501を通した、またはスペーサ303f−fを通した空気圧通路内に据え付けられ得る。2つの合わせられたスペーサ303f−f、シール402、404、404aは、流量制限器602を受け取り、密閉するために、図16Bと同様にここで使用される。管状結合器501の場合、流量制限器602は、空気チャネル内の流量を抑制し、スペーサ303f−fの場合、空気チャネル締め具322aの周りの流量を抑制する。流量制限器602は、複数のフィンガ100に関してフィンガ100が開放することまたは閉鎖することのためのタイミングを調節し得る。例えば、6本フィンガEOATでは、本願は、特定のフィンガ100が最初または最後に開放または閉鎖することを必要とし得、1つ以上の流量制限器602を挿入することは、1つ以上のフィンガの開放または閉鎖を遅らせ得る。
図16Dに示されるように、可撓性および/または剛性バッフル、および/または他の減衰装置等の流量減衰装置603は、管状結合器501を通した、またはスペーサ303f−fを通した空気圧通路内に据え付けられ得る。2つの合わせられたスペーサ303f−f、シール402、404、404aは、図16Bおよび16Cと同様にここで使用される。管状結合器501の場合、流量減衰装置603は、空気チャネル内、スペーサ303f−fの場合、空気チャネル締め具322aの周りの流量を抑制する。流量減衰装置603は、空気経路長および/または共振周波数を変化させることによって、フィンガ100の膨張に応じて反発または揺動を低減させ得る。
図17A、B、およびCは、図1−15で使用される種々のスペーサの概略側面図であり、それぞれ、メス型・メス型結合および密閉、メス型・オス型結合および密閉、および、二重締め具構成を採用する。
図17Aに示されるように、メス型・メス型スペーサ303f−f内の空気チャネルは、空気圧密閉し、パーム304(またはハブ306)とフィンガマウント310との間で空気を送り得る。各要素は、各端部において少なくとも1つの空気圧シール404を用いて密閉される(1つのみの端部が、シールおよび対応する受け取り溝を伴ってここで示され、構造は、連続して繰り返す)。スペーサ303f−fに関して、空気圧端部シール404は、侵入シール402がOリング溝402aの中に据え付けられた状態で、Oリング溝404bの中に据え付けられて示される。緊張締め具322aは、スペーサ303f−fを通した空気チャネルを通過する。メス型インターフェース408fは、パーム304および/またはフィンガマウント310上の合致するオス型インターフェース408m(図示せず)を受け取り得る。このスペーサ303f−fは、オス型・オス型アダプタを用いて、端・端で別のスペーサに接続され得る。
図17Aに示されるように、メス型・オス型スペーサ303f−m内の空気チャネルは、空気圧密閉し、パーム304(またはハブ306)とフィンガマウント310との間で空気を送り得る。各要素は、各端部において少なくとも1つの空気圧シール404を用いて密閉される(侵入および空気圧シールならびに受け取り溝が、ここでは対向端において示され、構造は、連続して繰り返す)。スペーサ303f−mに関して、空気圧端部シール404は、侵入シール402がOリング溝402aの中に据え付けられた状態で、Oリング溝404bの中に据え付けられて示される。緊張締め具322aは、スペーサ303f−fを通した空気チャネルを通過する。各インターフェース408f、408mは、パーム304および/またはフィンガマウント310上の合致するインターフェースを受け取り得る。このスペーサ303f−mは、他の303f−mスペーサとデイジーチェーン連結され得る。
図17Cに示されるように、メス型・メス型スペーサ303f−m’内の空気チャネルは、空気圧密閉し、パーム304(またはハブ306)とフィンガマウント310との間で空気を送り得る。各要素は、各端部において少なくとも1つの空気圧シール404を用いて密閉される(1つのみの端部が、シールおよび対応する受け取り溝を伴ってここで示され、構造は、連続して繰り返す)。スペーサ303f−m’に関して、空気圧端部シール404は、侵入シール402がOリング溝402aの中に据え付けられた状態で、Oリング溝404bの中に据え付けられて示される。対の緊張締め具322aは、空気チャネルに隣接するスペーサ303f−mを通過し得る。メス型インターフェース408fは、パーム304および/またはフィンガマウント310上の合致するオス型インターフェース408mを受け取り得る。このスペーサ303f−mは、オス型・オス型アダプタを用いて、端・端で別のスペーサに接続され得る。
図18A−18Eは、図9、10、15A、および15Bのそれに類似する現場組立型ソフトロボットグリッパの概略斜視図である。
図18A、18B、および18Cは、より短い、中間、およびより長いフィンガマウント310を示す。特に、図18Bは、斜視図で中間または標準サイズフィンガマウント310を示す一方で、図18Dは、断面で同一の中間フィンガマウント310を示す。図18Bおよび18Dに示されるように、図15Aに示されるグリッパと同様に、フィンガマウント310は、例えば、円周Oリング404aの形態の半径方向空気圧シールを有する管状結合器501を採用する。フィンガ100は、この例では、本明細書に開示されるように、締め具310cを介してベゼル310aに固定および密閉される。管状結合器501は、フィンガマウント310側の受け取り差し込み口310fおよびハブ306a−306b側の対応する受け取り差し込み口306fの中に受け入れられる。フィンガマウント310は、緊張締め具を介して、ハブ306またはハブ・パーム306−304に圧縮され得る。挿入された微生物侵入および/または二重機能シール402、406は、フィンガマウント310とハブ306またはハブ/パーム306/304との間で圧縮され得る。円周シール404aは、緊張締め具322によって圧縮されないが、受け取り差し込み口310fおよび306fの内側円筒壁によって圧縮される。管状結合器501は、受け取り差し込み口310fおよび306fの内側円筒壁に合致するための長さで提供され得る。
図18Bに示されるように、2つの側面は、インターフェース808を形成し、インターフェース808において、締め具323が、オス型プラグまたはパイロット突出部310d内に同心に配置され、オス型プラグまたはパイロット突出部310dは、フィンガマウント310がハブ306またはハブ/パーム306/304上の対応するメス型プラグまたはパイロットレセプタクル306g(図19A−19C参照)に保持されることを可能にし、それは、フィンガマウント310とハブ/パーム306/304との間の剪断に抵抗し得る。図18Bおよび18Dに示されるように、フィンガ100の各々は、拡張/圧縮ベローズ側の実質的に正弦曲線の断面外形102と、握持側の隆起101とを含む。隆起101内に、ほぼ丸くなる方向への握持表面の撓みに抵抗する(例えば、平坦であるが丸くなる表面として握持側を維持する)補強バーがあり得る。
図18Aおよび18Cは、より短いおよびより長いフィンガマウント310を示し、それらは、例えば、図20A−20Dに示されるようなカスタム形状およびサイズのグリッパを現場で組み立てるために、中間長のフィンガマウント310の代替として、または中間長のフィンガマウント310と一緒に選択され得る。
図18Eに示されるように、一実施形態では、キールまたはバンパプレート506cが、フィンガ基部310b上に搭載されるフィンガ100に隣接して提供され得る。キールまたはバンパプレート506cは、実質的に剛体の(硬質ゴムまたはエラストマ表面を除外しない)表面を提供する図12を参照して議論されるものに類似し、その表面に対して軟質の物品がフィンガ100によって押し付けられ得る。キールまたはバンパプレートは、図15Bの調節可能な実施形態にも提供され得、ベゼル310aまたはフィンガマウント310bと一体的であり得る。
図19A、B、およびCは、図9、10、15A、15B、および18A−18Eで使用されるフィンガモジュールのための種々のインターフェースの概略側面図であり、それぞれ、対の半径方向シールを伴う空気圧結合器接続、空気結合器を伴わない直接接続、およびスペーサを介した対の半径方向シールを伴う空気圧結合器を採用する。
図19Aに示されるインターフェースは、図18A−18Eに示されるものに類似し、例えば、円筒管501の外壁の周りの二重円周Oリング404aの形態で、半径方向空気圧シールを有する管状結合器501を採用する。管状結合器は、フィンガマウント310側の受け取り差し込み口310fおよびハブ306a−306b側の対応する受け取り差し込み口306fの中に受け入れられる。示されるように、インターフェースは、シール402(溝402aの中に据え付けられる)において微生物侵入に対して密閉され、シール404a、404aにおいて空気圧密閉され得る。パイロット突出部310dは、組立および剪断に抵抗するためにレセプタクル306gの中に受け入れられる。
図19Bに示されるインターフェースは、管状結合器を欠いている図19Aに示されるものの簡略化されたバージョンである。代わりに、空気圧シール404(溝402bの中に据え付けられる)が、インターフェースにおいて空気圧チャネルを包囲する。示されるように、インターフェースは、シール402(溝402aの中に受け入れられる)において微生物侵入に対して密閉され得る。パイロット突出部310dは、組立および剪断に抵抗するためにレセプタクル306gの中に受け入れられる。
図19Cに示されるインターフェースは、図19Aに示されるものに類似するが、スペーサが、例えば、図15Aと同様に、半径方向シール404aおよび結合器501と一緒に使用され得るように、包囲するスペーサ303f−f管を可能にする。示されるように、スペーサ303f−fは、それを通して(長い)管状結合器501が通過する、単純な、例えば、押し出しチャネルまたは長方形管として形成され、スペーサ303aは、既に説明されたように、溝402aの中に受け入れられるシール402を介して、微生物侵入に関して密閉され得る。スペーサ303aおよび/またはフィンガマウント310は、フィンガマウント310からハブ306またはハブ/パーム306/304上の緊張アンカ322dまで延び得る緊張締め具323(この場合、ボルトを示す本明細書の任意の場合に使用され得るねじ山付きロッドおよびナット)を介して、ハブまたはハブ・パームに圧縮され得る。微生物侵入402は、フィンガマウント310とハブ306との間で圧縮され得る。円周シール404aは、緊張締め具323によって圧縮されないが、受け取り差し込み口310fおよび306fの内側円筒壁によって圧縮される。示されるように、管結合器501は、受け取り差し込み口310f、306fおよびスペーサ303aの内部通路の組み合わせられた長さよりも短い。直列に2つの半径方向シール404aを伴う空気圧結合器501は、図15Aに関して、および本明細書で別様に議論されるように機能する。
図20A−20Dは、異なるサイズ/インターフェースパームおよびフィンガモジュールを含む種々の現場組立型ソフトロボットグリッパの概略斜視図である。図20Aは、長い物品を取り上げるためのツールまたはグリッパを形成するために、より短いおよびより長いフィンガマウント310と組み合わせられた、2本フィンガ側方、4本フィンガ対称、または「円形」のツールに好適な正方形のパームを示す。図20Bは、大きい物品を取り上げるためのツールまたはグリッパを形成するために、より短いおよびより長いフィンガマウント310と組み合わせられた、6本フィンガ側方または8本フィンガ「卵形」のツールに好適な長い長方形のパームを示す。図20Cは、一方の端部9においてより重くあり得る物品を取り上げるためのオフセットツールまたはグリッパを形成するために、オフセット様式でより短いおよびより長いフィンガマウント310と組み合わせられた、4本フィンガ側方または6本フィンガ「卵形」のツールに好適な中間の長方形のパームを示す。図20Dは、一方の端部においてより重く、かつより幅広くあり得る物品を取り上げるためのオフセット交互配置ツールまたはグリッパを形成するために、オフセット交互配置様式でいくつかの類似フィンガマウント310と組み合わせられた、段階的な幅広・幅狭パームを示す。図20Dは、図20A−20Dの各場合に使用され得る半透明で表される内部空気圧経路も示す。各場合、フィンガマウント310のための未使用空気圧インターフェースは、フィンガマウント310の代わりに「遮断プレート」(図示せず)によって遮断され得る。遮断プレートは、パイロットと、締め具と、空気流を遮断するために類似半径方向シールを用いて密閉される挿入プラグとを有し得る。
示されるように、単一フィンガモジュールおよび種々の搭載ブロックを利用することは、構築ブロックからのEOAT(「アームの端部ツール」)の迅速な現場組立を可能にする。空気継手および管類を伴う直接表面搭載ブロックの使用は、単一フィンガモジュールが構造パームにしっかり留められることを可能にし、適合性のある台座またはハブ設計とともにカスタムEOATを作成する。
図21は、カスタムマウント、およびT字スロットまたはV字スロット押し出しレールシステムへの直接搭載を含む異なる搭載にモジュール式インターフェースを適合させることが可能な種々の現場組立適合搭載インターフェースの概略斜視図の組である。示されるように、T字スロットまたはV字スロット押し出し(例えば、20mm「80/20」)とインターフェースするように設計される構成要素の使用は、フィンガ位置の容易な調節を可能にする。
本明細書に議論されるように、パームは、握持されるべき物品に隣接して位置付け可能であり、パームは、内側空間を提供し、フィンガは、内側空間に向かって曲がり、または丸まり得、ハブは、フィンガ、パーム、および/または空気経路を接続するための実質的に中心の節点を提供する。これらの機能が構造またはアセンブリによって共有される場合では、いずれの言葉も、適切であり得る。
図22は、ソフトロボットグリッパを組み立て、製品の適応的握持を提供するための本明細書に議論されるグリッパのための組立方法を説明するフローチャートを含む。図22に示されるように、ステップS02において、複数の出口316につながっているハブ306、304、304/306と一緒に、流体ポートに接続することが可能な通路380を含むフィンガマウント310が、配置され、ハブは、それを通して形成された空気圧入口を有する。フィンガマウント310の通路380は、空気圧チャネル380、380aを含むチャネル部材303、510を介して、フィンガマウントのハブ306、304、304/306のそれぞれの出口と接続され得る。ステップS04において、圧縮性空気圧シール404が、空気圧チャネル380aおよび/またはチャネル部材501、303の各端部に向かって配置され得る。ステップS06において、フィンガマウント310、チャネル部材501、303、およびハブ306、304、304/306が、接続され得る。フィンガマウント310は、ステップS08において圧縮(例えば、軸方向または半径方向圧縮)下で両方の空気圧シールを用いて空気圧チャネル380、380aを密閉するために、ステップS10において緊張締め具322、323を使用して、圧縮状態でハブ306、304、304/306に固定され得る。図22に示されるように、圧縮ステップS08および締結/固定ステップS10は、実質的に同時に行われ得る。随意に、図22に続くステップでは、ハブ306、304、304/306は、ロボットアーム206の末端に搭載され得、膨張式フィンガ100は、膨張下で第1の方向に曲がり、真空下で第2の方向に曲がるように、空気圧チャネル/通路380、380aを介して空気圧で作動させられ得る。
随意に、ステップS12において鎖線によって図22に示されるように、微生物侵入シール402が、ハブ306、304、304/306の外面が各それぞれのフィンガマウント310の外面に出会う各インターフェースにおいて、2つの空気圧シール404のうちの1つを包囲して(例えば、それよりも大きい直径を有し、かつそれと平行な面に沿って)挿入され得る。微生物侵入シール402は、随意に、緊張締め具322、323を介して、ハブ306、304、304/306と各フィンガマウント310との間で(例えば、軸方向に、および/または受け入れ溝402a内で)圧縮され得る。
チャネル部材が結合器501等の円筒管を含む場合、ステップS08では、空気圧シール404、404aのうちの1つは、管501の外側円筒壁とフィンガマウント310の中の受け取りレセプタクル310fの内側円筒壁との間で(例えば、半径方向に)圧縮され得る。空気圧シール404、404aのうちの残りの1つは、管501の外側円筒壁とハブ306、304、304/306の中の受け取りレセプタクル306fの内側円筒壁との間で(例えば、半径方向に)圧縮され得る。
随意に、ステップS08および/またはステップS12では、緊張締め具322、323は、フィンガマウント310のそれぞれの空気圧通路380、380aおよびハブ306、304、304/306の出口または通路316に通され得る。チャネル部材がスペーサ303を含む場合、ステップS08、S10、および/またはステップS12では、緊張締め具322、323は、少なくとも1つのスペーサ303を介してそれぞれのフィンガマウント310をハブ306、304、304/306に固定するように、チャネル380、380aに通され得る。
図23は、図2Cに類似するが、グリッパフィンガ100のための流体経路が、ここでは、グリッパの内部にあるロボットアーム206とともに本明細書に議論されるグリッパの概略図を示す。
図23に示されるように、組み立てられたグリッパは、産業または協働ロボット(例えば、ロボットアーム)に固定され得る。膨張デバイス120は、流体供給源126と、可撓性管類118を通して流体供給源126からアクチュエータ100に膨張流体を供給するためのポンプまたは圧縮機等の流体送達デバイス128とを含み得る。流体送達デバイス128は、流体をアクチュエータ100に供給すること、またはアクチュエータ100から流体を引き出すことが可能であり得る。流体送達デバイス128は、電気によって動力を供給され得る。
電力供給源130は、電力を制御デバイス132にも供給し得る。制御デバイス132は、ユーザまたはプログラムされたルーチンが、例えば、1つ以上の作動ボタン134(またはスイッチ等の代替デバイス)を通して、またはメモリの中に記憶され、コントローラ136に別様に伝送され、またはコントローラ136によってアクセス可能にされる実行可能コードを介して、アクチュエータの膨張または収縮を制御することを可能にし得る。制御デバイス132は、制御信号を流体送達デバイス128に送信し、流体送達デバイス128に膨張流体を供給させ、またはアクチュエータ100から膨張流体を引き出させるためのコントローラ136を含み得る。
(一定の定義)
エンドエフェクタ:環境と相互作用するように設計されるロボットアームの端部におけるデバイスであり得、および/または、ロボットの最後のリンク(もしくは終点)であり得る。終点において、ツールが、取り付けられ得、または、エンドエフェクタは、それ自体がツールとしての機能を果たし得る。エンドエフェクタは、グリッパまたはツールの一方または両方を含み得る。
グリッパ:アームグリッパの端部は、物体を保持すること、持ち上げること、輸送すること、および/または操作することが多い。
ツール:アームツールの端部は、作業物体を握持または保持するのではなく、その特性を変化させ得る。ツール機能は、溶接または融合、噴霧、分注、製粉、ねじまたはナット駆動、平坦化、切断、およびこれらの組み合わせを含み得る。
衝突型エンドエフェクタ:保持摩擦を含む直接衝突によって作業物体を把持する、例えば、ジョー、爪、グリッパ。
侵入型エンドエフェクタ:例えば、針、ピン、またはハックルを用いて、作業物体を貫通する。
収斂型エンドエフェクタ:例えば、ベルヌーイ揚力、吸引きつけ力、真空力、磁気、静電、ファン・デル・ワールス、定在超音波、レーザ毛抜き等の本質的に引きつけ力または場の力によって、作業物体を保持する。
近接型は、例えば、毛管作用、接着剤、表面張力、凍結、化学反応を介して、本質的に接着力によって、作業物体を保持する。
ソフトロボットグリッパ部材は、ゴム、および/または圧力下で広がり、伸び、および/または曲がるように構成されたアコーディオン構造に配置されるプラスチックの薄い壁等のエラストマ材料、または他の好適な比較的に軟質の材料から形成され得る。ソフトロボットグリッパ部材は、グリッパ部材を加圧し、膨張させ、および/または作動させるために、空気、水、または生理食塩水等の流体で充填され得るチャネルおよび/または中空内部を含み得る。作動時、グリッパ部材の形状または外形は、例えば、可変的に湾曲する、丸くなる、反対方向を含む、またはまっすぐになることによって、変化する。代替として、または加えて、グリッパ部材は、グリッパ部材から膨張流体を除去し、それによって、グリッパ部材が曲がり、ねじれ、および/または延びる程度を変化させるために、真空を使用して作動させられ得る。
作動は、グリッパ部材が、把持および押されているワークピース等のワークピースに力を及ぼすことのみならず、把持されているワークピースの形状に部分的または完全に形状適合することも可能にし得る。ソフトロボットグリッパ部材は、ワークピースまたは作業環境との衝突時、無害に変形することもできる。
(用語についての一般的注記)
「一実施形態では」、「実施形態では」、「いくつかの例では」等は、必ずしも全て同一の実施形態を指しているわけではなく、種々の実施形態において任意の組み合わせで一緒に使用可能である「少なくとも1つの実施形態では」を意味する。本説明は、請求される実施形態が各請求項に明示的に記載されるよりも多くの特徴を要求するという意図を反映するものとして解釈されるべきではない。むしろ、以下の請求項が反映するように、発明の主題は、単一の開示される実施形態の全てに満たない特徴にある。
食品接触および侵入保護に関して、それらの全体として参照することによって本明細書に組み込まれる、以下のウェブサイトが参照される。
https://automation−insights.blog/2018/03/07/hygienic−vs−washdown/
https://www.meatinstitute.org/index.php?ht=a/GetDocumentAction/i/97261

Claims (20)

  1. 産業ロボットアームの末端において組み立てられることが可能な構成要素部品を有するソフトロボットグリッパであって、前記ソフトロボットグリッパは、製品の適応的握持を提供し、前記ソフトロボットグリッパは、
    前記ロボットアームの前記端末に搭載することが可能なハブであって、前記ハブは、それを通して形成された空気圧入口を有し、前記空気圧入口は、複数の出口につながっている、ハブと、
    それぞれの出口に空気圧結合された複数のフィンガマウントアセンブリと
    を備え、
    各フィンガマウントアセンブリは、
    流体ポートを介して空気圧膨張および真空を受け取るエラストマ本体を有する膨張式フィンガであって、前記エラストマ本体は、膨張下で第1の方向に曲がり、真空下で第2の方向に曲がる、膨張式フィンガと、
    前記流体ポートに接続することが可能な空気圧通路を含むフィンガマウントと、
    前記通路とそれぞれの出口とを接続することが可能な空気圧チャネルを含むチャネル部材と、
    前記チャネル部材の空気圧チャネルを包囲する挿入が可能な2つの空気圧シールと、
    前記フィンガマウントを前記ハブに固定することが可能な緊張締め具と
    を有し、
    前記緊張締め具を介して前記フィンガマウントを固定することは、圧縮下で前記第1の空気圧シールおよび前記第2の空気圧シールを用いて前記空気圧チャネルを密閉する、
    ソフトロボットグリッパ。
  2. 前記ハブは、金属材料から形成され、前記スペーサおよびフィンガマウントの各々は、金属材料の前記ハブのそれの1/2より小さい体積質量密度を有する、請求項1に記載のソフトロボットグリッパ。
  3. 前記2つの空気圧シールのうちの1つを包囲する挿入が可能な第1の微生物侵入シールをさらに備え、前記第1の微生物侵入シールは、前記ハブの外面が各それぞれのフィンガマウントの外面に出会う各インターフェースにおいて、前記ハブと各フィンガマウントとの間で圧縮される、請求項1に記載のソフトロボットグリッパ。
  4. 前記フィンガの製品接触エリアは、実質的に32マイクロインチの平均粗度(Ra)と同程度に平滑またはそれよりも平滑であり、前記グリッパの非製品接触エリアは、実質的に約125マイクロインチ(Ra)と同程度に平滑またはそれよりも平滑である、請求項1に記載のソフトロボットグリッパ。
  5. 前記チャネル部材は、円筒管を含み、前記空気圧シールのうちの1つは、前記管の外側円筒壁と前記フィンガマウントの中の受け取りレセプタクルの内側円筒壁との間で圧縮され、前記空気圧シールのうちの残りの1つは、前記管の外側円筒壁と前記ハブの中の受け取りレセプタクルの内側円筒壁との間で圧縮される、請求項1に記載のソフトロボットグリッパ。
  6. 前記緊張締め具は、前記フィンガマウントのそれぞれのパイロット突出部および前記ハブのパイロットレセプタクルを通過し、前記フィンガマウントから前記ハブの方向への緊張下で締まる、請求項5に記載のソフトロボットグリッパ。
  7. 前記緊張締め具は、前記フィンガマウントのそれぞれの空気圧通路および前記ハブの出口を通過し、前記フィンガマウントから前記ハブの方向への緊張下で締まる、請求項1に記載のソフトロボットグリッパ。
  8. 前記ハブは、前記出口を前記空気圧通路に合致させる複数の共通機械インターフェースを介して前記フィンガマウントに合致させられ、前記チャネル部材は、少なくとも1つのスペーサを備え、各スペーサは、それぞれの出口と空気圧通路との間で橋渡しする空気圧インターフェースを有し、それぞれの緊張締め具は、前記空気圧インターフェースを通過し、前記少なくとも1つのスペーサを介してそれぞれのフィンガマウントを前記ハブに固定し、前記少なくとも1つのスペーサは、前記それぞれのフィンガマウントと前記ハブとの間で圧縮される、請求項1に記載のソフトロボットグリッパ。
  9. パームであって、前記パームは、前記ハブの出口と前記パームとの間にプレナムチャンバを形成することが可能である、パームと、
    前記パームから通じているチャネルのマニホールドと
    をさらに備え、
    各フィンガマウントの各空気圧通路は、前記パームのそれぞれのチャネルをそれぞれの膨張式フィンガに空気圧結合することが可能である、請求項8に記載のソフトロボットグリッパ。
  10. 前記ハブは、前記緊張締め具が固定されることが可能である前記出口に隣接した複数の締め具アンカを有する、請求項9に記載のソフトロボットグリッパ。
  11. 各緊張締め具は、一対のフィンガマウントのそれぞれの空気圧通路および前記ハブの一対の出口を通過することによって、前記一対のフィンガマウントを前記ハブに固定し、1つのフィンガマウントから残りのフィンガマウントへの緊張下で締まり、前記1つのフィンガマウントと前記残りのフィンガマウントとの間で前記ハブを圧縮することが可能である、請求項8に記載のソフトロボットグリッパ。
  12. 前記締め具アンカの各々は、前記ハブに形成されるねじ穴を備え、前記緊張締め具の各々は、受け取り締め具に篏合する機械ねじ山を有する細長い部材を備えている、請求項8に記載のソフトロボットグリッパ。
  13. 製品の適応的握持を提供するためのソフトロボットグリッパを組み立てる方法であって、前記方法は、
    流体ポートに接続することが可能な通路を含むフィンガマウントをハブと一緒に配置することであって、前記ハブは、それを通して形成された空気圧入口を有し、前記空気圧入口は、複数の出口につながっている、ことと、
    空気圧チャネルを含むチャネル部材を介して、前記フィンガマウントの前記通路と前記ハブのそれぞれの出口とを接続することと、
    前記空気圧チャネルの各端部に向かって圧縮性空気圧シールを配置することと、
    緊張締め具を使用して、圧縮状態で前記フィンガマウントを前記ハブに固定し、圧縮下で両方の空気圧シールを用いて前記空気圧チャネルを密閉することと
    を含む、方法。
  14. 前記ハブを前記ロボットアームの末端に搭載することと、
    膨張下で第1の方向に曲がり、真空下で第2の方向に曲がるように、前記空気圧チャネルを介して前記膨張式フィンガを空気圧で作動させることと
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記ハブの外面が各それぞれのフィンガマウントの外面に出会う各インターフェースにおいて、前記2つの空気圧シールのうちの1つを包囲する第1の微生物侵入シールを挿入することと、
    前記ハブと各フィンガマウントとの間で前記第1の微生物侵入シールを圧縮することと
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記チャネル部材は、円筒管を含み、前記方法は、
    前記管の外側円筒壁と前記フィンガマウントの中の受け取りレセプタクルの内側円筒壁との間で前記空気圧シールのうちの1つを圧縮することと、
    前記管の外側円筒壁と前記ハブの中の受け取りレセプタクルの内側円筒壁との間で前記空気圧シールのうちの残りの1つを圧縮することと
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  17. 前記フィンガマウントのそれぞれのパイロット突出部および前記ハブのパイロットレセプタクルに前記緊張締め具を通すことをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記フィンガマウントのそれぞれの空気圧通路および前記ハブの出口に前記緊張締め具を通すことをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  19. 前記ハブは、前記出口を前記空気圧通路に合致させる複数の共通機械インターフェースを介して前記フィンガマウントに合致させられ、前記チャネル部材は、少なくとも1つのスペーサを備え、各スペーサは、それぞれの出口と空気圧通路との間で橋渡しする空気圧インターフェースを有し、前記方法は、
    前記空気圧インターフェースにそれぞれの緊張締め具を通し、前記少なくとも1つのスペーサを介してそれぞれのフィンガマウントを前記ハブに固定することと、
    前記それぞれのフィンガマウントと前記ハブとの間で前記少なくとも1つのスペーサを圧縮することと
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  20. 各フィンガマウントの空気圧通路を介して、パームのそれぞれのチャネルをそれぞれの膨張式フィンガに空気圧結合することをさらに含み、前記パームは、前記ハブの前記出口と前記パームとの間にプレナムチャンバを形成することが可能であり、チャネルのマニホールドは、前記パームから通じている、請求項19に記載の方法。
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