JP2021514134A - アップリンクビーム割当て - Google Patents

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Abstract

ワイヤレス通信のための方法、システム、およびデバイスが説明される。一般に、説明される技法は、基地局と通信するために使用されるべきアップリンク送信ビームをユーザ機器(UE)が特定するための機構を提供する。いくつかの場合、アップリンク送信ビームは、最近のアップリンク(またはダウンリンク)送信または割り振られたリソースのセットに基づき得る。基地局は、UEに通信リソースを割り振り得る。UEは、割り振られた通信リソースに基づいて、基地局と通信するためのデフォルト送信ビームを決定し得る。UEおよび基地局は、デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を(たとえば、独立に)特定し得る。UEは、トリガ条件に基づいて、デフォルト送信ビームを使用して、基地局にアップリンク通信を送信し得る。

Description

相互参照
本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡され、参照によって全体が本明細書に明確に組み込まれる、2019年2月13日に出願された「Uplink Beam Assignment」と題するAkkarakaranらによる米国特許出願第16/275,065号、および2018年2月16日に出願された「Uplink Beam Assignment」と題するAkkarakaranらによる米国仮特許出願第62/710,364号の優先権を主張する。
以下は、全般にワイヤレス通信に関し、より具体的には、アップリンクビーム割当てに関する。
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であり得る。そのような多元接続システムの例には、Long Term Evolution(LTE)システム、LTE-Advanced(LTE-A)システムまたはLTE-A Proシステムなどの第4世代(4G)システム、およびNew Radio(NR)システムと呼ばれることがある第5世代(5G)システムがある。これらのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、または離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)などの技術を利用し得る。ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはユーザ機器(UE)と呼ばれることがある複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、いくつかの基地局またはネットワークアクセスノードを含み得る。
一部のワイヤレス通信システムは、ビームフォーミングされた送信をサポートし得る(たとえば、このことは、通信範囲、信号品質、スペクトル効率などを向上させ得る)。たとえば、2つの通信デバイス(たとえば、UEおよび基地局、2つのUE)が、データを交換するためのそれぞれの送信ビームおよび受信ビームを特定し得る。いくつかの場合、そのようなビームは、通信デバイス間で交換される信号品質情報に一部基づいて特定され得る。たとえば、第1のデバイスが、複数の送信ビーム候補にわたって情報(たとえば、基準信号)を第2のデバイスに送信することがあり、次いで第2のデバイスが、送信ビーム候補のうちの好ましい送信ビームを(たとえば、受信信号品質に基づいて)示すことがある。しかしながら、そのような指示は、(たとえば、その各々がスループットの低下に寄与し得る、レイテンシおよび/またはシグナリングオーバーヘッドの増大によって)ワイヤレス通信システムに悪影響を及ぼし得る。ビーム割当てのための改善された技法が望まれ得る。
説明される技法は、アップリンクビーム割当てをサポートする、改善された方法、システム、デバイス、または装置に関する。一般に、説明される技法は、基地局と通信するために使用されるべきアップリンク送信ビームをユーザ機器(UE)が特定するための機構を提供する。いくつかの場合、アップリンク送信ビームは、最近のアップリンク(またはダウンリンク)送信または割り振られたリソースのセットに基づき得る。たとえば、その送信または割り振られたリソースは、UEによる使用のために準静的に(または動的に)構成されてもよく、UEは、その送信または割り振られたリソースに基づいてアップリンク送信ビームを特定するように動作可能であってもよい。いくつかの場合、基地局は、アップリンク通信のためにUEによって使用されるべき送信ビームを明示的に示し得る。しかしながら、そのような指示がない場合(たとえば、またはそのような指示に加えて)、UEは、以前の送信または割り振られたリソースのセットに基づいて、デフォルトアップリンク送信ビームを特定するように動作可能であり得る。UEおよび基地局が送信ビームを暗黙的に(たとえば、どのビームが使用されるべきかを明示的にシグナリングすることなく)特定できるような機構を定義することによって、通信品質を改善することができる。
UEにおけるワイヤレス通信の方法が説明される。方法は、基地局によって割り振られた通信リソースに基づいて、基地局と通信するためのデフォルト送信ビームを決定するステップと、デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を特定するステップと、トリガ条件に基づいて、デフォルト送信ビームを使用して、基地局にアップリンク通信を送信するステップとを含み得る。
UEにおけるワイヤレス通信のための装置が説明される。装置は、基地局によって割り振られた通信リソースに基づいて、基地局と通信するためのデフォルト送信ビームを決定するための手段と、デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を特定するための手段と、トリガ条件に基づいて、デフォルト送信ビームを使用して、基地局にアップリンク通信を送信するための手段とを含み得る。
UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置が説明される。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子的に通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、装置に、基地局によって割り振られた通信リソースに基づいて、基地局と通信するためのデフォルト送信ビームを決定させ、デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を特定させ、トリガ条件に基づいて、デフォルト送信ビームを使用して、基地局にアップリンク通信を送信させるように、プロセッサによって実行可能であり得る。
UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、基地局によって割り振られた通信リソースに基づいて、基地局と通信するためのデフォルト送信ビームを決定し、デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を特定し、トリガ条件に基づいて、デフォルト送信ビームを使用して、基地局にアップリンク通信を送信するように、プロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、トリガ条件を特定することは、基地局から、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)ビームインジケータを含まないアップリンクグラントを受信することを含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUSCHビームインジケータは、サウンディング参照信号(SRS)リソースインジケータ(SRI)または送信構成インジケータ(TCI)を含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、トリガ条件を特定することは、アップリンク通信において基地局に送信されるべきアップリンクデータを特定することを含む。本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、アップリンク通信のための構成されるアップリンク送信ビームを示すPUSCHビームインジケータを基地局が送信していない可能性があると決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、トリガ条件を特定することは、アップリンク通信に先行する閾値期間を特定することを含む。本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、アップリンク通信のための構成されるアップリンク送信ビームを示すPUSCHビームインジケータを閾値期間より前に基地局が送信していない可能性があると決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、閾値期間はUEのビーム切り替え能力に基づき得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、デフォルト送信ビームを決定することは、残存最小システム情報(RMSI: remaining minimum system information)制御リソースセットを受信するために使用される受信ビームを特定することを含み、RMSI制御リソースセットは割り振られた通信リソースを含む。本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、無線リソース制御(RRC)構成の完了の前に、受信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを選択するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、デフォルト送信ビームを決定することは、ダウンリンク受信ビームを使用して、割り振られた通信リソースを介して基地局からダウンリンク送信を受信することを含む。本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、ダウンリンク受信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、ダウンリンク送信は物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信を含み、割り振られた通信リソースはPDCCH制御リソースセットを含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに基づいて、PDCCH制御リソースセット候補のセットからPDCCH制御リソースセットを特定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、PDCCH制御リソースセットと関連付けられたUEにおける受信時間に基づいて、PDCCH制御リソースセット候補のセットからPDCCH制御リソースセットを特定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに基づいて、PDCCH制御リソースセット候補のセットからPDCCH制御リソースセットを選択するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含んでもよく、PDCCH制御リソースセット候補のセットは、UEにおける同じ受信時間と関連付けられてもよい。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、ダウンリンク送信を受信することは、割り振られた通信リソースを介して1つまたは複数のチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)を受信することを含み、各CSI-RSはそれぞれのダウンリンク受信ビームを使用して受信され得る。本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、1つまたは複数のダウンリンク受信ビームのうちの所与のダウンリンク受信ビームを特定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、所与のダウンリンク受信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、ダウンリンク送信は物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信を含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、ダウンリンク送信のスケジューリングパラメータ、ダウンリンク送信と関連付けられたビームの数、基地局から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに基づいて、ダウンリンク送信候補のセットから、デフォルト送信ビームを決定するために使用されるべきダウンリンク送信を特定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、デフォルト送信ビームを決定することは、割り振られた通信リソースのための準静的な構成または動的な構成を受信することを含み、割り振られた通信リソースは、第1のアップリンク送信ビームを使用して基地局に第1のアップリンク送信を搬送するために指定され得る。本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、第1のアップリンク送信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のアップリンク送信は物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信を含み、割り振られた通信リソースはPUCCHリソースを含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、PUCCHリソースと関連付けられたインデックス、PUCCHリソースの意図される用途、またはこれらの組合せに基づいて、PUCCHリソース候補のセットからPUCCHリソースを特定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、複数のPUCCHリソース候補からPUCCHリソースを特定することはさらに、特定されるPUCCHリソースが最小のインデックスを伴うPUCCHリソースであることに基づいてPUCCHリソースを特定することを含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHリソースの意図される用途は、スケジューリング要求(SR)、チャネル品質インジケータ(CQI)報告、またはビーム障害回復のうちの1つを含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のアップリンク送信は、SRS送信、PUSCHビームインジケータを含むアップリンクグラントによってスケジューリングされるPUSCH送信、半永続スケジューリング(SPS)送信、またはグラントフリーアップリンク送信を含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、第1のアップリンク送信のスケジューリングパラメータ、第1のアップリンク送信と関連付けられたビームの数、基地局から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに基づいて、アップリンク送信候補のセットから、デフォルト送信ビームを決定するために使用されるべき第1のアップリンク送信を特定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、デフォルト送信ビームを決定することは、最近の送信に対応する通信ビームを特定することを含み、最近の送信は最近のアップリンク送信または最近のダウンリンク送信を含む。本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、通信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、デフォルト送信ビームを使用してアップリンク通信を送信することは、基地局から、割り振られた通信リソースに対する更新を受信することを含む。本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、更新に基づいて第2のデフォルト送信ビームを決定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含んでもよく、アップリンク送信は第2のデフォルト送信ビームを使用して送信されてもよい。
基地局におけるワイヤレス通信の方法が説明される。方法は、UEに通信リソースを割り振るステップと、基地局と通信するためにデフォルト送信ビームを使用するべくUEに示すトリガ条件を特定するステップであって、デフォルト送信ビームが割り振られた通信リソースに基づく、ステップと、トリガ条件に基づいて、UEからアップリンク通信を受信するステップであって、アップリンク通信がデフォルト送信ビームを使用してUEによって送信される、ステップとを含み得る。
基地局におけるワイヤレス通信のための装置が説明される。装置は、UEに通信リソースを割り振るための手段と、基地局と通信するためにデフォルト送信ビームを使用するべくUEに示すトリガ条件を特定するための手段であって、デフォルト送信ビームが割り振られた通信リソースに基づく、手段と、トリガ条件に基づいて、UEからアップリンク通信を受信するための手段であって、アップリンク通信がデフォルト送信ビームを使用してUEによって送信される、手段とを含み得る。
基地局におけるワイヤレス通信のための別の装置が説明される。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子的に通信しているメモリと、メモリに記憶された命令とを含み得る。命令は、装置に、UEへ通信リソースを割り振らせ、基地局と通信するためにデフォルト送信ビームを使用するべくUEに示すトリガ条件を特定させ、デフォルト送信ビームが割り振られた通信リソースに基づき、トリガ条件に基づいて、UEからアップリンク通信を受信させ、アップリンク通信がデフォルト送信ビームを使用してUEによって送信される、ようにプロセッサによって実行可能であり得る。
基地局におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体が説明される。コードは、UEに通信リソースを割り振り、基地局と通信するためにデフォルト送信ビームを使用するべくUEに示すトリガ条件を特定し、デフォルト送信ビームが割り振られた通信リソースに基づき、トリガ条件に基づいて、UEからアップリンク通信を受信し、アップリンク通信がデフォルト送信ビームを使用してUEによって送信される、ようにプロセッサによって実行可能な命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、トリガ条件を特定することは、UEに、PUSCHビームインジケータを含まないアップリンクグラントを送信することを含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUSCHビームインジケータはSRIまたはTCIを含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UEに通信リソースを割り振ることは、UEのために、RMSI制御リソースセットを構成することを備える。本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、RRC構成の完了の前に、RMSI制御リソースセットに基づいてデフォルト送信ビームを特定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、割り振られた通信リソースを介してUEにダウンリンク送信を送信するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含んでもよく、アップリンク通信は、ダウンリンク送信に基づいてデフォルト送信ビームを使用してUEによって送信されてもよい。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、ダウンリンク送信はPDCCH送信を含み、割り振られた通信リソースはPDCCH制御リソースセットを含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに基づいて、PDCCH制御リソースセット候補のセットからPDCCH制御リソースセットを特定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、ダウンリンク送信を送信することは、割り振られた通信リソースを介して1つまたは複数のCSI-RSを送信することを含み、アップリンク通信は、1つまたは複数のCSI-RSに基づいてデフォルト送信ビームを使用してUEによって送信され得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、ダウンリンク送信はPDSCH送信を含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、ダウンリンク送信のスケジューリングパラメータ、ダウンリンク送信と関連付けられたビームの数、基地局から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに基づいて、ダウンリンク送信候補のセットから、デフォルト送信ビームを決定するためにUEによって使用されるべきダウンリンク送信を特定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、UEに通信リソースを割り振ることは、通信リソースを割り振る準静的な構成または動的な構成を送信することを含み、この通信リソースは、第1のアップリンク送信ビームを使用してUEから基地局に第1のアップリンク送信を搬送するために指定されてもよく、アップリンク通信は、第1のアップリンク送信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを使用してUEによって送信されてもよい。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のアップリンク送信はPUCCH送信を含み、割り振られた通信リソースはPUCCHリソースを含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、PUCCHリソースと関連付けられたインデックス、PUCCHリソースの意図される用途、またはこれらの組合せに基づいて、PUCCHリソース候補のセットからPUCCHリソースを特定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、PUCCHリソースの意図される用途は、SR、CQI報告、またはビーム障害回復のうちの1つを含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例では、第1のアップリンク送信は、SRS送信、PUSCHビームインジケータを含むアップリンクグラントによってスケジューリングされるPUSCH送信、SPS送信、またはグラントフリーアップリンク送信を含む。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、第1のアップリンク送信のスケジューリングパラメータ、第1のアップリンク送信と関連付けられたビームの数、基地局によって送信される選択の指示、またはこれらの組合せに基づいて、アップリンク送信候補のセットから、デフォルト送信ビームを決定するためにUEによって使用されるべき第1のアップリンク送信を特定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含み得る。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、最近の送信に対応する通信ビームを特定するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含んでもよく、最近の送信は、UEからの最近のアップリンク送信またはUEへの最近のダウンリンク送信を含み、アップリンク通信は、通信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを使用してUEによって送信されてもよい。
本明細書で説明される方法、装置、および非一時的コンピュータ可読媒体のいくつかの例はさらに、UEに、割り振られた通信リソースに対する更新を送信するためのプロセス、特徴、手段、または命令を含んでもよく、アップリンク通信は、更新に基づいてデフォルト送信ビーム上でUEによって送信されてもよい。
本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするワイヤレス通信システムの例を示す図である。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするワイヤレス通信システムの例を示す図である。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするプロセスフローの例を示す図である。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイスのブロック図である。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイスのブロック図である。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイスのブロック図である。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイスを含むシステムのブロック図である。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイスのブロック図である。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイスのブロック図である。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイスのブロック図である。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイスを含むシステムのブロック図である。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てのための方法を示すフローチャートである。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てのための方法を示すフローチャートである。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てのための方法を示すフローチャートである。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てのための方法を示すフローチャートである。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てのための方法を示すフローチャートである。 本開示の態様による、アップリンクビーム割当てのための方法を示すフローチャートである。
一部のワイヤレス通信システムは、ビームフォーミングされた送信をサポートする周波数範囲において動作し得る。たとえば、一部の周波数範囲(たとえば、ミリメートル波(mmW)周波数など)における通信では、信号減衰(たとえば、経路損失)が大きくなることがある。結果として、エネルギーをコヒーレントに組み合わせ、これらのシステムにおける経路損失を克服するために、ビームフォーミングなどの信号処理技法が使用されることがある。そのようなビームフォーミングされる送信は、送信の信頼性および/またはシステムのスループットに関して利益をもたらすが、いくつかの場合には、システムの複雑さの増大と関連することがある。たとえば、通信デバイス(たとえば、ユーザ機器(UE)および基地局)は、ビームフォーミングされる送信をサポートするために、送信ビームおよび受信ビームをネゴシエートする必要があり得る。そのようなネゴシエーションは、すべての通信シナリオにおいて望ましい(たとえば、または可能である)とは限らない。たとえば、これらのネゴシエーションは、レイテンシおよび/またはシグナリングオーバーヘッドを増大させることがある。
説明される技法によれば、UEおよび基地局は、基地局にアップリンクデータを通信するためにUEが使用し得るデフォルトアップリンク送信ビームを特定するように動作可能であり得る。たとえば、デフォルトアップリンク送信ビームは、割り振られた通信リソースのセットおよび/または最近の送信(たとえば、アップリンク送信またはダウンリンク送信)に基づき得る。UEは、使用すべきアップリンクビームの指示をネットワークから受信しないようなシナリオにおいて、アップリンク通信のためにデフォルトアップリンク送信ビームを使用し得る。いくつかの場合、ネットワークからのそのような指示がないと、UEは、どのアップリンクビームを使用すべきかを決定することが可能ではないことがあり、このことは、ワイヤレス通信システムにおいてレイテンシおよび同様の非効率性を増大させることがある。したがって、本明細書で説明されるように、そのようなデフォルトのビームの決定および使用を可能にするワイヤレス通信システムには、様々な利益があり得る。以下の態様は、適切なデフォルトアップリンク送信ビームを決定するための技法および考慮事項を説明する。
最初に、本開示の態様がワイヤレス通信システムの文脈で説明される。次いで、本開示の態様がプロセスフローの文脈で説明される。本開示の態様はさらに、アップリンクビーム割当てに関する装置図、システム図、およびフローチャートによって図示され、それらを参照して説明される。
図1は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするワイヤレス通信システム100の例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、UE115と、コアネットワーク130とを含む。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、Long Term Evolution(LTE)ネットワーク、LTE Advanced(LTE-A)ネットワーク、LTE-A Proネットワーク、またはNew Radio(NR)ネットワークであり得る。いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼性(たとえば、ミッションクリティカル)通信、低レイテンシ通信、または低コストで低複雑度のデバイスとの通信をサポートし得る。
基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介して、UE115とワイヤレスに通信し得る。本明細書で説明される基地局105は、トランシーバ基地局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、NodeB、eNodeB(eNB)、次世代Node Bもしくはgiga-nodeB(それらのいずれもgNBと呼ばれることがある)、Home NodeB、Home eNodeB、またはいくつかの他の好適な用語を含み得るか、あるいはそれらとして当業者によって呼ばれることがある。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロセル基地局またはスモールセル基地局)を含み得る。本明細書で説明されるUE115は、マクロeNB、スモールセルeNB、gNB、中継基地局などを含む、様々なタイプの基地局105およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
各基地局105は、様々なUE115との通信がサポートされる特定の地理的カバレッジエリア110と関連付けられ得る。各基地局105は、通信リンク125を介してそれぞれの地理的カバレッジエリア110のための通信カバレッジを提供することができ、基地局105とUE115との間の通信リンク125は、1つまたは複数のキャリアを利用することができる。ワイヤレス通信システム100において示される通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。
基地局105のための地理的カバレッジエリア110は、地理的カバレッジエリア110の一部分のみを構成するセクタに分割されてもよく、セクタはそれぞれセルと関連付けられてもよい。たとえば、各基地局105は、マクロセル、スモールセル、ホットスポット、もしくは他のタイプのセル、またはそれらの様々な組合せのための通信カバレッジを提供し得る。いくつかの例では、基地局105は可動であり、したがって、移動している地理的カバレッジエリア110のための通信カバレッジを提供し得る。いくつかの例では、異なる技術と関連付けられた異なる地理的カバレッジエリア110は、重複することがあり、異なる技術と関連付けられた重複する地理的カバレッジエリア110は、同じ基地局105によって、または異なる基地局105によってサポートされることがある。ワイヤレス通信システム100は、たとえば、異なるタイプの基地局105が様々な地理的カバレッジエリア110のためのカバレッジを提供する異種LTE/LTE-A/LTE-A ProまたはNRネットワークを含み得る。
「セル」という用語は、(たとえば、キャリア上での)基地局105との通信のために使用される論理通信エンティティを指し、同じまたは異なるキャリアを介して動作する近隣セルを区別するための識別子(たとえば、物理セル識別子(PCID)、仮想セル識別子(VCID))と関連付けられ得る。いくつかの例では、キャリアは、複数のセルをサポートすることがあり、異なるセルは、異なるタイプのデバイスのためのアクセスを提供し得る異なるプロトコルタイプ(たとえば、マシンタイプ通信(MTC)、狭帯域Internet-of-Things(NB-IoT)、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、または他のもの)に従って構成され得る。いくつかの場合、「セル」という用語は、その上で論理エンティティが動作する地理的カバレッジエリア110(たとえば、セクタ)の一部分を指し得る。
UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散していることがあり、各UE115は固定式または移動式であり得る。UE115はまた、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、もしくは加入者デバイス、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることがあり、「デバイス」はユニット、局、端末、またはクライアントと呼ばれることもある。UE115はまた、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはパーソナルコンピュータなどの個人用電子デバイスであり得る。いくつかの例では、UE115は、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、Internet of Things(IoT)デバイス、Internet of Everything(IoE)デバイス、またはMTCデバイスなどを指すこともあり、これらは、家電機器、車両、メータなどの様々な物品において実装され得る。
MTCデバイスまたはIoTデバイスなどの、いくつかのUE115は、低コストまたは低複雑度のデバイスであることがあり、機械間の自動化された通信を(たとえば、マシンツーマシン(M2M)通信を介して)可能にすることがある。M2M通信またはMTCは、人が介在することなく、デバイスが互いにまたは基地局105と通信することを可能にするデータ通信技術を指すことがある。いくつかの例では、M2M通信またはMTCは、センサまたはメータを組み込んで情報を測定または捕捉し、その情報を利用できる中央サーバもしくはアプリケーションプログラムにその情報を中継するか、またはプログラムもしくはアプリケーションと対話する人間にその情報を提示する、デバイスからの通信を含むことがある。いくつかのUE115は、情報を集めるか、または機械の自動化された挙動を可能にするように設計され得る。MTCデバイスのための適用例の例は、スマートメータリング、在庫監視、水位監視、機器監視、ヘルスケア監視、野生生物監視、天候事象および地質学的事象の監視、船団の管理および追跡、リモートセキュリティ検知、物理的アクセス制御、ならびに取引ベースのビジネスの課金を含む。
いくつかのUE115は、半二重通信などの、電力消費を低減する動作モード(たとえば、送信または受信を介した単方向通信をサポートするが、送信および受信を同時にはサポートしないモード)を利用するように構成され得る。いくつかの例では、半二重通信は、低減されたピークレートで実行され得る。UE115のための他の電力節約技法は、アクティブな通信に関与していないとき、省電力「ディープスリープ」モードに入ること、または(たとえば、狭帯域通信に従って)限られた帯域幅にわたって動作することを含む。いくつかの場合、UE115は、重要な機能(たとえば、ミッションクリティカル機能)をサポートするように設計されることがあり、ワイヤレス通信システム100はこれらの機能のために超高信頼性通信を提供するように構成されることがある。
いくつかの場合、UE115はまた、(たとえば、ピアツーピア(P2P)プロトコルまたはデバイスツーデバイス(D2D)プロトコルを使用して)他のUE115と直接通信することが可能であり得る。D2D通信を利用するUE115のグループのうちの1つまたは複数が、基地局105の地理的カバレッジエリア110内にあり得る。そのようなグループの中の他のUE115は、基地局105の地理的カバレッジエリア110の外にあるか、または別様に基地局105からの送信を受信できないことがある。いくつかの場合、D2D通信を介して通信するUE115のグループは、各UE115がグループの中のすべての他のUE115へ送信する1対多(1:M)システムを利用し得る。いくつかの場合、基地局105が、D2D通信のためのリソースのスケジューリングを促進する。他の場合には、D2D通信は、基地局105が関与することなくUE115間で行われる。
基地局105は、コアネットワーク130および互いと通信し得る。たとえば、基地局105は、バックホールリンク132を通じて(たとえば、S1または他のインターフェースを介して)コアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105は、バックホールリンク134上で(たとえば、X2または他のインターフェースを介して)、直接(たとえば、基地局105間で直接)または間接的に(たとえば、コアネットワーク130を介して)のいずれかで互いと通信し得る。
コアネットワーク130は、ユーザ認証、アクセス許可、追跡、インターネットプロトコル(IP)接続性、および他のアクセス機能、ルーティング機能、またはモビリティ機能を提供し得る。コアネットワーク130は、evolved packet core(EPC)であってよく、EPCは、少なくとも1つのモビリティ管理エンティティ(MME)と、少なくとも1つのサービングゲートウェイ(S-GW)と、少なくとも1つのパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)とを含み得る。MMEは、EPCと関連付けられた基地局105によってサービスされるUE115のためのモビリティ、認証、およびベアラ管理などの、非アクセス層(たとえば、制御プレーン)機能を管理し得る。ユーザIPパケットは、それ自体がP-GWに接続され得るS-GWを通じて転送され得る。P-GWは、IPアドレス割振りならびに他の機能を提供し得る。P-GWは、ネットワーク事業者のIPサービスに接続され得る。事業者のIPサービスは、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、またはパケット交換(PS)ストリーミングサービスに対するアクセスを含み得る。
基地局105などのネットワークデバイスのうちの少なくともいくつかは、アクセスネットワークエンティティなどの下位構成要素を含んでもよく、アクセスネットワークエンティティが、アクセスノードコントローラ(ANC)の例であってもよい。各アクセスネットワークエンティティは、無線ヘッド、スマート無線ヘッド、または送受信ポイント(TRP)と呼ばれ得る、いくつかの他のアクセスネットワーク送信エンティティを通して、UE115と通信し得る。いくつかの構成では、各アクセスネットワークエンティティまたは基地局105の様々な機能は、様々なネットワークデバイス(たとえば、ラジオヘッドおよびアクセスネットワークコントローラ)にわたって分散されることがあり、または単一のネットワークデバイス(たとえば、基地局105)内に統合されることがある。
ワイヤレス通信システム100は、典型的には300メガヘルツ(MHz)から300ギガヘルツ(GHz)の範囲にある、1つまたは複数の周波数帯域を使用して動作し得る。一般に、300MHzから3GHzの領域は、超高周波(UHF)領域またはデシメートル帯域として知られているが、これは、波長の長さが、およそ1デシメートルから1メートルに及ぶからである。UHF波は、建物および環境特性によって遮蔽されることがあり、または方向転換されることがある。しかしながら、これらの波は、マクロセルが屋内に位置するUE115にサービスを提供するのに十分に構造物を貫通し得る。UHF波の送信は、300MHz未満のスペクトルの高周波(HF)部分または超高周波(VHF)部分のより低い周波数およびより長い波を使用する送信と比較して、より小型のアンテナおよびより短い距離(たとえば、100km未満)と関連付けられ得る。
ワイヤレス通信システム100はまた、センチメートル帯域としても知られている、3GHzから30GHzまでの周波数帯域を使用する超高周波(SHF)領域において動作し得る。SHF領域は、他のユーザからの干渉を許容し得るデバイスによって日和見的に使用され得る5GHz産業科学医療(ISM)帯域などの帯域を含む。
ワイヤレス通信システム100は、ミリメートル帯域としても知られている、(たとえば、30GHzから300GHzの)スペクトルの極高周波(EHF)領域においても動作し得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、UE115と基地局105との間のmmW通信をサポートすることができ、それぞれのデバイスのEHFアンテナは、UHFアンテナよりもさらに小さく、間隔が密であってよい。いくつかの場合、これは、UE115内でのアンテナアレイの使用を容易にし得る。しかしながら、EHF送信の伝搬は、SHF送信またはUHF送信よりもさらに大きい大気減衰を受け、距離がより短いことがある。本明細書で開示される技法は、1つまたは複数の異なる周波数領域を使用する送信にわたって利用されることがあり、これらの周波数領域にわたる帯域の指定される使用は、国ごとにまたは規制団体ごとに異なり得る。
いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は、免許無線周波数スペクトル帯域と免許不要無線周波数スペクトル帯域の両方を利用し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、5 GHz ISM帯域などの免許不要帯域において、License Assisted Access(LAA)、LTE Unlicensed(LTE-U)無線アクセス技術、またはNR技術を利用し得る。免許不要無線周波数スペクトル帯域で動作するとき、基地局105およびUE115などのワイヤレスデバイスは、データを送信する前に周波数チャネルがクリアであることを保証するために、リッスンビフォアトーク(LBT)手順を利用し得る。いくつかの場合、免許不要帯域における動作は、免許帯域において動作するCCとともにCA構成に基づき得る(たとえば、LAA)。免許不要スペクトルにおける動作は、ダウンリンク送信、アップリンク送信、ピアツーピア送信、またはこれらの組合せを含み得る。免許不要スペクトルにおける複信は、周波数分割複信(FDD)、時分割複信(TDD)、またはその両方の組合せに基づき得る。
いくつかの例では、基地局105またはUE115は、複数のアンテナを装備することがあり、これらのアンテナは、送信ダイバーシティ、受信ダイバーシティ、多入力多出力(MIMO)通信、またはビームフォーミングなどの技法を利用するために使用され得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、送信デバイス(たとえば、基地局105)と受信デバイス(たとえば、UE115)との間である送信方式を使用することができ、ここで、送信デバイスは、複数のアンテナを装備し、受信デバイスは、1つまたは複数のアンテナを装備する。MIMO通信は、異なる空間レイヤを介して複数の信号を送信または受信することによってスペクトル効率を高めるためにマルチパス信号伝搬を利用することがあり、これは空間多重化と呼ばれることがある。複数の信号は、たとえば、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して送信デバイスによって送信され得る。同様に、複数の信号が、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組合せを介して受信デバイスによって受信され得る。複数の信号の各々は、別個の空間ストリームと呼ばれることがあり、同じデータストリーム(たとえば、同じコードワード)または異なるデータストリームと関連付けられたビットを搬送し得る。異なる空間レイヤは、チャネル測定および報告のために使用される異なるアンテナポートと関連付けられ得る。MIMO技法は、複数の空間レイヤが同じ受信デバイスに送信されるシングルユーザMIMO(SU-MIMO)、および複数の空間レイヤが複数のデバイスに送信されるマルチユーザMIMO(MU-MIMO)を含む。
空間フィルタリング、指向性送信、または指向性受信とも呼ばれ得るビームフォーミングは、送信デバイスと受信デバイスとの間の空間経路に沿ってアンテナビーム(たとえば、送信ビームまたは受信ビーム)をシェーピングまたはステアリングするために送信デバイスまたは受信デバイス(たとえば、基地局105またはUE115)において使用され得る、信号処理技法である。ビームフォーミングは、アンテナアレイに関して特定の方向に伝播する信号が強め合う干渉を受ける一方で、他の信号が弱め合う干渉を受けるように、アンテナアレイのアンテナ要素を介して通信される信号を合成することによって達成され得る。アンテナ要素を介して通信される信号の調整は、デバイスと関連付けられたアンテナ要素の各々を介して搬送される信号に何らかの振幅オフセットおよび位相オフセットを送信デバイスまたは受信デバイスが適用することを含み得る。アンテナ要素の各々と関連付けられた調整は、(たとえば、送信デバイスもしくは受信デバイスのアンテナアレイに対する、または何らかの他の方向に対する)特定の方向と関連付けられたビームフォーミング重みセットによって定義され得る。
一例では、基地局105は、UE115との指向性通信のためのビームフォーミング動作を行うために、複数のアンテナまたはアンテナアレイを使用し得る。たとえば、いくつかの信号(たとえば、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号)は、異なる方向に基地局105によって複数回送信されてもよく、それらは、送信の異なる方向と関連付けられた異なるビームフォーミング重みセットに従って送信されている信号を含んでもよい。異なるビーム方向での送信は、基地局105による後続の送信および/または受信のためのビーム方向を(たとえば、基地局105、またはUE115などの受信デバイスによって)特定するために使用され得る。特定の受信デバイスと関連付けられたデータ信号などの一部の信号は、単一のビーム方向(たとえば、UE115などの受信デバイスと関連付けられた方向)に基地局105によって送信され得る。いくつかの例では、単一のビーム方向に沿った送信と関連付けられたビーム方向は、異なるビーム方向に送信された信号に少なくとも一部基づいて決定され得る。たとえば、UE115は、基地局105によって異なる方向に送信された信号のうちの1つまたは複数を受信することができ、UE115は、それが最高の信号品質で受信した信号の指示、または別様に許容可能な信号品質を基地局105に報告することができる。これらの技法は基地局105によって1つまたは複数の方向に送信される信号に関して説明されるが、UE115は、異なる方向に複数回信号を送信するために(たとえば、UE115による後続の送信または受信のためのビーム方向を特定するために)、または単一の方向に信号を送信するために(たとえば、データを受信デバイスに送信するために)同様の技法を利用することができる。
受信デバイス(たとえば、mmW受信デバイスの例であり得るUE115)は、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または他の制御信号など、様々な信号を基地局105から受信するとき、複数の受信ビームを試みることができる。たとえば、受信デバイスは、異なるアンテナサブアレイを介して受信することによって、異なるアンテナサブアレイに従って、受信された信号を処理することによって、アンテナアレイのアンテナ要素のセットにおいて受信された信号に適用された異なる受信ビームフォーミング重みセットに従って受信することによって、またはアンテナアレイのアンテナ要素のセットにおいて受信された信号に適用された異なる受信ビームフォーミング重みセットに従って、受信された信号を処理することによって、複数の受信方向を試みることができ、それらのいずれもが、異なる受信ビームまたは受信方向に従った「聴取」と呼ばれることがある。いくつかの例では、受信デバイスは、(たとえば、データ信号を受信するとき)単一のビーム方向に沿って受信するために単一の受信ビームを使用することができる。単一の受信ビームは、異なる受信ビーム方向に従った聴取に基づいて決定されたビーム方向(たとえば、複数のビーム方向に従った聴取に基づいて、最高信号強度、最高信号対雑音比、または別様に、許容信号品質を有すると決定されたビーム方向)に揃えられ得る。
いくつかの場合、基地局105またはUE115のアンテナは、MIMO動作をサポートし得る、または送信ビームフォーミングもしくは受信ビームフォーミングをサポートし得る、1つまたは複数のアンテナアレイ内に配置され得る。たとえば、1つもしくは複数の基地局アンテナまたはアンテナアレイは、アンテナタワーなどのアンテナアセンブリにおいて併置され得る。いくつかの場合、基地局105と関連付けられたアンテナまたはアンテナアレイは、異なる地理的位置に配置され得る。基地局105は、基地局105がUE115との通信のビームフォーミングをサポートするのに使用し得る、アンテナポートのいくつかの行および列を伴うアンテナアレイを有し得る。同様に、UE115は、様々なMIMO動作またはビームフォーミング動作をサポートすることができる1つまたは複数のアンテナアレイを有し得る。
いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースであり得る。いくつかの場合、無線リンク制御(RLC)レイヤは、論理チャネルを介して通信するために、パケットのセグメント化および再アセンブリを実行し得る。媒体アクセス制御(MAC)レイヤは、優先処理、およびトランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化を実行し得る。MACレイヤはまた、MACレイヤにおける再送信を行ってリンク効率を改善するために、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤが、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115と基地局105またはコアネットワーク130との間のRRC接続の確立、構成、および保守を行い得る。物理(PHY)レイヤにおいて、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。
いくつかの場合、UE115および基地局105は、データが受信に成功する可能性を高めるためにデータの再送信をサポートすることができる。HARQフィードバックは、データが通信リンク125を介して正確に受信される可能性を高める1つの技法である。HARQは、(たとえば、巡回冗長検査(CRC)を使用する)誤り検出、前方誤り訂正(FEC)、および再送信(たとえば、自動再送要求(ARQ))の組合せを含み得る。HARQは、劣悪な無線条件(たとえば、信号対雑音条件)の中でMACレイヤにおけるスループットを改善し得る。いくつかの場合、ワイヤレスデバイスが同一スロットHARQフィードバックをサポートすることがあり、同一スロットHARQフィードバックにおいて、デバイスは、特定のスロット中の前のシンボルにおいて受信されたデータに対するHARQフィードバックを、そのスロットにおいて提供し得る。他の場合には、デバイスは、後続のスロットの中で、またはいくつかの他の時間間隔に従って、HARQフィードバックを提供し得る。
LTEまたはNRにおける時間間隔は、たとえば、Ts=1/30,720,000秒というサンプリング周期を基準とし得る、基本時間単位の倍数で表され得る。通信リソースの時間間隔は、10ミリ秒(ms)の時間長を各々有する無線フレームに従って編成されることがあり、ここでフレーム期間はTf=307,200Tsと表されることがある。無線フレームは、0から1023に及ぶシステムフレーム番号(SFN)によって識別され得る。各フレームは、0から9までの番号を付けられた10個のサブフレームを含んでもよく、各サブフレームは、1msの時間長を有し得る。サブフレームは、0.5msの時間長を各々が有する2つのスロットにさらに分割されてもよく、各スロットは、(たとえば、各シンボル期間にプリペンドされたサイクリックプレフィックスの長さに依存して)6つまたは7つの変調シンボル期間を含み得る。サイクリックプレフィックスを除いて、各シンボル期間は2048個のサンプリング期間を含み得る。いくつかの場合、サブフレームは、ワイヤレス通信システム100の最小のスケジューリング単位であることがあり、送信時間間隔(TTI)と呼ばれることがある。他の場合には、ワイヤレス通信システム100の最小のスケジューリング単位は、サブフレームよりも短くてもよく、または(たとえば、短縮TTI(sTTI)のバーストの中で、またはsTTIを使用する選択されたコンポーネントキャリア(CC)の中で)動的に選択されてもよい。
いくつかのワイヤレス通信システムでは、スロットは、1個または複数のシンボルを含む複数のミニスロットにさらに分割され得る。いくつかの事例では、ミニスロットのシンボルまたはミニスロットが、スケジューリングの最小単位であり得る。各シンボルは、たとえば、動作のサブキャリア間隔または周波数帯域に応じて、時間長が変わり得る。さらに、一部のワイヤレス通信システムは、UE115と基地局105との間の通信のために複数のスロットまたはミニスロットが一緒に集約されて使用される、スロットアグリゲーションを実装し得る。
「キャリア」という用語は、通信リンク125を介した通信をサポートするための定義された物理レイヤ構造を有する無線周波数スペクトルリソースのセットを指す。たとえば、通信リンク125のキャリアは、所与の無線アクセス技術に対する物理レイヤチャネルに従って動作する無線周波数スペクトル帯域の一部分を含み得る。各物理レイヤチャネルは、ユーザデータ、制御情報、または他のシグナリングを搬送することができる。キャリアは、事前に定義された周波数チャネル(たとえば、evolved universal terrestrial radio access(E-UTRA)絶対無線周波数チャネル番号(EARFCN))と関連付けられることがあり、UE115による発見のためにチャネルラスタに従って配置されることがある。キャリアは、ダウンリンクまたはアップリンク(たとえば、FDDモードの)であることがあり、またはダウンリンク通信およびアップリンク通信を(たとえば、TDDモードで)搬送するように構成されることがある。いくつかの例では、キャリアを介して送信される信号波形は、(たとえば、直交周波数分割多重化(OFDM)または離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)などの、マルチキャリア変調(MCM)技法を使用して)複数のサブキャリアから構成され得る。
キャリアの組織構造は、異なる無線アクセス技術(たとえば、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)に対して異なり得る。たとえば、キャリアを介した通信は、TTIまたはスロットに従って編成されることがあり、それらの各々が、ユーザデータの復号をサポートするために、ユーザデータならびに制御情報またはシグナリングを含むことがある。キャリアはまた、専用の取得シグナリング(たとえば、同期信号またはシステム情報など)と、キャリアに対する動作を協調させる制御シグナリングとを含み得る。いくつかの例では(たとえば、キャリアアグリゲーション(CA)構成では)、キャリアはまた、他のキャリアに対する動作を協調させる取得シグナリングまたは制御シグナリングを有し得る。
物理チャネルは、様々な技法に従ってキャリア上で多重化され得る。物理制御チャネルおよび物理データチャネルは、たとえば、時分割多重化(TDM)技法、周波数分割多重化(FDM)技法、またはハイブリッドTDM-FDM技法を使用して、ダウンリンクキャリア上で多重化され得る。いくつかの例では、物理制御チャネルにおいて送信される制御情報は、カスケード方式で異なる制御領域の間で(たとえば、共通制御領域または共通探索空間と1つまたは複数のUE固有制御領域またはUE固有探索空間との間で)分散され得る。
キャリアは、無線周波数スペクトルの特定の帯域幅と関連付けられてもよく、いくつかの例では、キャリア帯域幅は、キャリアまたはワイヤレス通信システム100の「システム帯域幅」と呼ばれ得る。たとえば、キャリア帯域幅は、特定の無線アクセス技術のキャリアのためのいくつかの所定の帯域幅(たとえば、1.4、3、5、10、15、20、40、または80MHz)のうちの1つであり得る。いくつかの例では、各々のサービスされるUE115は、キャリア帯域幅のいくつかの部分またはすべてにわたって動作するために構成され得る。他の例では、一部のUE115は、キャリア内のあらかじめ定義された部分または範囲(たとえば、サブキャリアまたはリソースブロック(RB)のセット)と関連付けられた狭帯域プロトコルタイプを使用した動作のために構成され得る(たとえば、狭帯域プロトコルタイプの「帯域内」展開)。
MCM技法を利用するシステムでは、リソース要素は1つのシンボル期間(たとえば、1つの変調シンボルの時間長)および1つのサブキャリアからなってもよく、シンボル期間およびサブキャリア間隔は反比例する。各リソース要素によって搬送されるビットの数は、変調方式(たとえば、変調方式の次数)に依存し得る。したがって、UE115が受信するリソース要素が多いほど、かつ変調方式の次数が高いほど、UE115のデータレートは高くなる。MIMOシステムでは、ワイヤレス通信リソースとは、無線周波数スペクトルリソース、時間リソース、および空間リソース(たとえば、空間レイヤ)の組合せを指すことがあり、複数の空間レイヤの使用が、UE115との通信のためのデータレートをさらに高め得る。
ワイヤレス通信システム100のデバイス(たとえば、基地局105またはUE115)は、特定のキャリア帯域幅を介した通信をサポートするハードウェア構成を有してもよく、またはキャリア帯域幅のセットのうちの1つを介した通信をサポートするように構成可能であってもよい。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、1より多くの異なるキャリア帯域幅と関連付けられたキャリアを介した同時通信をサポートすることができる基地局105および/またはUE115を含み得る。
ワイヤレス通信システム100は、複数のセルまたはキャリア上でのUE115との通信、すなわち、CA構成またはマルチキャリア動作と呼ばれることがある機能をサポートし得る。UE115は、CA構成に従って、複数のダウンリンクCCと1つまたは複数のアップリンクCCとで構成され得る。CAは、FDD CCとTDD CCの両方とともに使用され得る。
いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は拡張コンポーネントキャリア(eCC)を利用し得る。eCCは、より広いキャリアまたは周波数チャネル帯域幅、より短いシンボル時間長、より短いTTI時間長、または修正された制御チャネル構成を含む、1つまたは複数の特徴によって特徴付けられ得る。いくつかの場合、eCCは、(たとえば、複数のサービングセルが準最適または非理想的なバックホールリンクを有するとき)CA構成またはデュアル接続構成と関連付けられ得る。eCCはまた、(たとえば、2つ以上の事業者がスペクトルを使用することを許容される場合)免許不要スペクトルまたは共有スペクトルにおける使用のために構成され得る。広いキャリア帯域幅によって特徴付けられるeCCは、全キャリア帯域幅を監視することが可能でないか、または別様に(たとえば、電力を節約するために)限られたキャリア帯域幅を使用するように構成されるUE115によって利用され得る、1つまたは複数のセグメントを含み得る。
いくつかの場合、eCCは、他のCCとは異なるシンボル時間長を利用することがあり、このことは、他のCCのシンボル時間長と比較して短縮されたシンボル時間長の使用を含むことがある。より短いシンボル時間長は、隣接したサブキャリア間の間隔の増大と関連付けられ得る。eCCを利用する、UE115または基地局105などのデバイスは、低減されたシンボル時間長(たとえば、16.67マイクロ秒)で、(たとえば、20、40、60、80MHzなどの周波数チャネルまたはキャリア帯域幅による)広帯域信号を送信し得る。eCCの中のTTIは、1つまたは複数のシンボル期間からなり得る。いくつかの場合、TTI時間長(すなわち、TTIの中のシンボル期間の数)は可変であり得る。
NRシステムなどのワイヤレス通信システムは、とりわけ、免許スペクトル、共有スペクトル、および免許不要スペクトル帯域の任意の組合せを利用し得る。eCCシンボル時間長およびサブキャリア間隔の柔軟性によって、複数のスペクトルにわたるeCCの使用が可能になり得る。いくつかの例では、特にリソースの動的な(たとえば、周波数領域にわたる)垂直共有および(たとえば、時間領域にわたる)水平共有を通じて、NR共有スペクトルは、スペクトル利用率およびスペクトル効率を高め得る。
説明される技法によれば、基地局105は、UE115に通信リソースを割り振り得る。そのような通信リソースの例が本明細書でさらに説明され、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)リソース、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)リソース、および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)リソースを含む。いくつかの場合、通信リソースは送信(たとえば、これは所与の送信ビームを使用して送信され、所与の受信ビームを使用して受信され得る)と関連付けられ得る。本明細書でさらに説明されるように、UE115および基地局105は、割り振られた通信リソース(たとえば、または所与の送信ビームおよび/もしくは所与の受信ビーム)に基づいてアップリンク送信を通信するためにUE115によって使用されるべきデフォルトアップリンク送信ビームを特定し得る。UE115および基地局105は、UE115が通信にデフォルトアップリンク送信ビームを使用するための、トリガ条件を特定し得る。たとえば、UE115が、使用すべき特定のアップリンクビームの指示をUE115が基地局105から受信していないと決定することがあり、または、基地局105からのビーム指示の受信が、UE115がその指示を処理して示されたアップリンクビームを時間内に構成するには遅すぎた可能性がある。
図2は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするワイヤレス通信システム200の例を示す。ワイヤレス通信システム200は、基地局105-aおよびUE115-aを含み、それらの各々が、図1を参照して説明された対応するデバイスの例であり得る。
ワイヤレス通信システム200は、基地局105-aとUE115-aとの間のビームフォーミングされた送信と関連付けられた周波数範囲において動作し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム200は、mmW周波数範囲(たとえば、または他の周波数範囲)を使用して動作し得る。結果として、ビームフォーミングなどの信号処理技法は、エネルギーをコヒーレントに合成して経路損失を克服するために使用され得る。
例として、基地局105-aは、複数のアンテナを含み得る。いくつかの場合、各アンテナは、位相シフトされたバージョンがいくつかの領域において強め合うように干渉し、他の領域において弱め合うように干渉するように、信号の位相シフトされたバージョンを送信し得る。たとえば、送信を所望の方向に誘導するために、重みが、様々な位相シフトバージョンに適用され得る。そのような技法(または同様の技術)は、基地局105-aのカバレッジエリア110-aを増大させ、または別様に、ワイヤレス通信システム200に利益をもたらすように働くことがある。
送信ビーム205-aおよび205-bは、それらを介してデータが送信され得るビームの例を表す。したがって、各送信ビーム205は、UE115-aからカバレッジエリア110-aの異なる領域へと向けられることがあり、いくつかの場合、2つ以上のビームが重複することがある。送信ビーム205-aおよび205-bは、同時にまたは異なる時間に送信され得る。いずれの場合も、基地局105-aは、1つまたは複数の送信ビーム205をそれぞれの受信ビーム210-aおよび210-bを介して受信することが可能であり得る。
一例では、UE115-aは1つまたは複数の送信ビーム205を形成し得る。基地局105-aと同様に、UE115-aは、複数のアンテナを含み得る。送信ビーム210-aおよび210-bは各々、受信ビーム210-aおよび210-bのうちの1つを使用して受信され得る(たとえば、基地局105-aが両方のビームフォーミングされた送信ビーム205を受信するように、UE115-aはワイヤレス通信システム200内に配置され得る)。そのような方式は、受信ダイバーシティ方式と呼ばれることがある。いくつかの場合、受信ビーム210は、単一の送信ビーム205-aを受信し得る(たとえば、受信ビーム210-aは、様々な経路損失およびマルチパス効果が含まれる状態で送信ビーム205-aを受信し得る)。すなわち、基地局105-aの各アンテナは、異なる経路損失または位相シフト(たとえば、基地局105-aと、UE115-aのそれぞれのアンテナとの間の異なる経路長に起因する異なる位相シフト)を被った送信ビーム205-aを受信して、受信ビーム210-aおよび210-bによって表される受信された信号を適切に合成し得る。送信ビーム205および対応する受信ビーム210は、ビームペアリンクと呼ばれ得る。
いくつかの場合、UE115-aは、基地局105-aから受信されるビームインジケータに基づいて、PUSCH送信のために使用すべき送信ビーム205を特定し得る。たとえば、ビームインジケータは、サウンディング参照信号(SRS)リソースインジケータ(SRI)または送信構成インジケータ(TCI)であってもよく、これらの各々が基地局105-aからのダウンリンク制御情報(DCI)送信において搬送されてもよい。ビームインジケータは、後続のアップリンクまたはダウンリンク通信のためにどのアップリンクビームまたはダウンリンクビームを使用すべきかをUE115-aに暗黙的または明示的に示し得る。たとえば、SRIは、以前に送信されたSRS送信のために使用された特定のアップリンクビームを使用することをUE115-aに示し得る。代替として、TCIは、以前に受信された基準信号(たとえば、CSI-RS)またはSRSのためのビームなどの特定のアップリンク送信ビームのために使用された特定のダウンリンク受信ビームを使用することをUE115-aに示し得る。したがって、いくつかの例では、TCIはSRIの一般化と見なされ得る。
ある例として、UE115-aは、1つまたは複数のSRSリソースを含むSRSリソースセットを用いて構成されてもよく、これらの各々がそれぞれの送信ビーム205を介して(たとえば、チャネルサウンディングのために)送信される。基地局105-aは、SRS送信を処理し、SRIの形式でUE115-aからのアップリンク通信に対して好ましい送信ビーム205を示し得る。SRIは、SRSリソースセット内の複数のSRSリソースのうちの1つへのインデックスを表し得る(ここで各SRSリソースはそれぞれの送信ビーム205と関連付けられる)。PUSCH送信は、SRIによって示されるリソース上で送信されるSRSとして、擬似的に併置され得る(すなわち、同じ送信ビーム205を使用し得る)。したがって、SRIが受信される場合、UE115-aは、基地局105-aと通信するためにどの送信ビーム205を使用すべきかを知り得る。
しかしながら、(たとえば、DCI送信に含まれ得る)アップリンクグラントは常にSRIを含むとは限らず、この場合、PUSCH送信のための送信ビーム205は指定されなくてもよい。たとえば、DCI送信はフォールバックDCI送信であり得る(たとえば、これはアップリンクグラントの一部としてSRIフィールドを含まないことがある)。(たとえば、半永続スケジューリング(SPS)アップリンク送信のための)他の場合には、PUSCHリソースは、SRIを含み得る関連するグラントを有しないことがある。すなわち、SPSのアクティブ化(たとえば、これは無線リソース制御(RRC)シグナリングを介してあらかじめ構成されるリソースの使用を惹起し得る)は、ビーム指示を含み得るが、示される送信ビーム205は、後続のアップリンク送信には(たとえば、変化するチャネル条件により)適していないことがある。他の例では、UE115-aは、SRSを送信するように構成されないことがある(たとえば、この場合、そのためのビームインジケータを送信すべきSRSリソースを基地局105-aが有しないので、送信ビーム205は指定されない)。(たとえば、とりわけ)そのような場合には、以下の態様が、デフォルト送信ビーム205を特定するために使用され得る。そのような場合のその特定は、UE115-aがデフォルトアップリンク送信ビームを使用するためのトリガ条件と呼ばれ得る。
たとえば、デフォルト送信ビーム205は、最近のアップリンク送信またはダウンリンク送信(たとえば、またはそのような送信を搬送するように構成されるリソース)と関連付けられ得る。たとえば、基地局105-aは、スケジューリング要求(SR)送信などのアップリンク送信のために使用するように、UE115-aのためのリソースを構成し得る。そのようなリソースはいくつかの場合には使用されないことがあるが(たとえば、UE115-aがこれらのリソースを介して送信すべきデータを有しないので)、それでも、本開示の態様では、それらのリソースがデフォルト送信ビーム205を特定するために使用され得る。いくつかの場合、送信またはリソースは、準静的に構成され得る(たとえば、SPSリソース)。追加または代替として、リソースは動的にスケジューリングされ得る。いくつかの場合、動的にスケジューリングされるリソースは、送信ビーム205の曖昧さの増大(たとえば、リソースをスケジューリングするグラントをUE115-aが受信しない可能性があることによる)と関連付けられ得るが、そのような曖昧さは、本明細書で説明される技法の態様を使用して対処され得る。
説明される技法によれば、デフォルト送信ビーム205は、SRSまたはSRIが存在しないときには常に(たとえば、SRIの到着が遅すぎて有用ではない場合)使用され得る。たとえば、UE115-aは、SRIに応答してアップリンク送信ビーム205をプログラムするために、何らかのタイミング閾値より前にSRIを受信する必要があり得る。したがって、いくつかの場合、タイミング閾値は、(たとえば、UE115のビーム切り替え能力に基づいて)UE115間で変動し得る。
例の第1のセットでは、デフォルト送信ビーム205は、1つまたは複数のダウンリンク送信またはリソースに基づいて特定され得る。たとえば、デフォルト送信ビームは、UE115-aが最近のPDCCH制御リソースセットを受信するために使用するビームに基づいて選択され得る。たとえば、最近のPDCCH制御リソースセットは、本明細書で説明されるような何らかの閾値時間より前に受信される制御リソースセットであり得る。本開示の態様では、PDCCH制御リソースセットは、(たとえば、PDCCH制御リソースセットのインデックスに基づいて)PDCCH制御リソースセット候補のセットから選択され得る。たとえば、いくつかの場合、UE115-aは、PDCCH制御リソースセット候補の中で最小のインデックスを有するPDCCH制御リソースセットを特定し得る。いくつかの場合、UE115-aは、PDCCH制御リソースセットの受信時間に基づいて候補プールを制約し得る。たとえば、UE115-aは、構成された探索空間内で、または、その受信が最近の(たとえば、直近の)OFDMシンボルにおいて完了する構成された候補内で、制御リソースセットを選び得る。複数のPDCCH制御リソースセットがOFDMシンボルの間に受信される場合、UE115-aは、タイブレーク手順を利用し得る(たとえば、複数のPDCCH制御リソースセットの中から、インデックスが最小の制御リソースセット、インデックスが最大の制御リソースセットなどを選択し得る)。いくつかの場合、最近受信されたPDCCH制御リソースセットを使用することは、PDCCHとPUSCHとの間でのビーム切り替えの必要をなくす(たとえば、または軽減する)ことができる(たとえば、これにより、処理電力を節約することができ、レイテンシを低減することができ、またはUE115-aに対して他のそのような利益をもたらすことができる)。
別の例として、デフォルト送信ビーム205は、最近のチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)送信のビーム(たとえば、これは半永続CSI-RS、永続CSI-RS、または不定期のもしくは動的にスケジューリングされるCSI-RS)に基づいて選択され得る。CSI-RSは、ダウンリンクにおけるチャネルサウンディングを実行するために使用され得る。したがって、CSI-RSは1つ(または複数)のビームを介して送信されてもよく、UE115-aは、デフォルト送信ビーム205を特定する際に使用すべきこれらのビームのうちの1つ(たとえば、直近のビーム、インデックスが最小のビームなど)を選択してもよい。しかしながら、ビームのうちの1つを選択するための一部のそのような規則は恣意的であることがある(たとえば、最良のビームを選択することは保証されないことがあり、それは、基地局105-aは、UE115-aからフィードバックを受信することなくどのビームが理想的であるかを知り得ないからである)。しかしながら、いくつかの場合、(たとえば、チャネル内で周波数選択性を測定するために)単一のCSI-RSビームだけが使用されることがあり、この場合、選択プロセスの恣意的な性質はなくなり得る。
別の例として、デフォルト送信ビーム205は、最近のPDSCH送信のビームに基づいて選択され得る。いくつかの場合、そのような方式には、(たとえば、本明細書で論じられるように)PDSCHに対するグラントが欠けているという問題があり得る。しかしながら、この問題は、進行中のSPSダウンリンクPDSCH(たとえば、これはグラントを必要としないことがある)があれば軽減されることがあり、この場合、デフォルト送信ビーム205を選択するためにビームが使用されることがある。いくつかの場合、そのようなSPSダウンリンクPDSCHは、固有のビームを定義するために最近のPDCCH送信を使用し得る。しかしながら、この手法は、最近のPDCCHビームを直接使用することと等価ではないことがある(たとえば、PDCCHおよびSPSダウンリンクPDSCHに対する異なる周期性により)。
いくつかの場合、UE115-aは、本明細書で説明されるダウンリンクベースの方式の組合せ(たとえば、最近の送信のビーム、ここでこの送信はPDCCH、PDSCH、CSI-RS、またはこれらの何らかのサブセットであり得る)を使用し得る。例として、UE115-aは、SPSダウンリンクPDSCHのみをデフォルトとして選択し得るが、代わりに、CSI-RSが1つだけのビームを使用する場合、代わりに、最近のCSI-RSビームに基づいてデフォルト送信ビーム205を選択し得る。
いくつかの例では、これらのダウンリンクベースの方式は、ダウンリンク受信ビームがアップリンク送信にも適しているようなアップリンクビーム/ダウンリンクビームの対応関係(たとえば、相互関係)があるUE115に対してより適したものになり得る。しかしながら、すべてのUE115がそのような相互関係をサポートするとは限らない。そのようなUE115(たとえば、ならびにいくつかの場合には相互関係をサポートするUE115)は、アップリンクベースの方式から利益を得ることができる。
したがって、例の第2の(たとえば、補足的な)セットでは、デフォルト送信ビーム205は、1つまたは複数のアップリンク送信またはリソースに基づいて特定され得る。例として、デフォルト送信ビーム205は、最近のPUCCHリソース(たとえば、これは、未使用のSRリソースまたはPUCCH送信を搬送するリソースなどの送信を搬送するために実際に使用されない、構成されたリソースであり得る)のビームに基づいて選択され得る。しかしながら、実際に送信されるPUCCHリソースを使用することは、UE115-aと基地局105-aとの間に曖昧さを引き起こし得る(たとえば、グラントベースのダウンリンク送信に関連する、本明細書で論じられる送信の欠失の問題により)。いくつかの場合、PUCCHリソースは、複数の目的(たとえば、SR、周期的な、半永続的な、または不定期のチャネル品質インジケータ(CQI)報告、ビーム障害回復など)のうちの1つまたは複数のために構成され得る。いくつかの場合、これらの目的の各々のために構成されるPUCCHリソースは、異なる周期性と関連付けられ得る。さらに、SRリソース内で、別個のPUCCHリソース構成が、異なる論理チャネルのセットの各々のためのSRに対して存在し得る。いくつかの場合、デフォルト送信ビーム205は、これらの目的のうちの特定の1つ(たとえば、SRリソース)と関連付けられたPUCCHリソースに基づいて選択されることがあり、または、これらの目的のすべてのうちの最近の送信と関連付けられたPUCCHリソースに基づいて選択されることがある。たとえば、送信の新しさは、スロットベースまたはOFDMシンボルベースの時間粒度を用いて定義され得る。PDCCH制御リソースセットに関して論じられるように、PUCCHリソースの間のあらゆる結びつきが、PUCCHリソースインデックスに基づいて選択することによって(たとえば、またはリソースの周波数領域インデックスによって)解決され得る。いくつかの場合、ビーム障害回復のためのPUCCHリソースは、ビーム掃引され得る(たとえば、したがってデフォルト送信ビーム205を選択することには適していないことがある)。
追加または代替として、PUCCHリソースは、(たとえば、肯定応答(ACK)送信のために)動的に選択され得る。いくつかの場合、異なるビームを各々伴う複数のACKリソースが構成されることがあり、そのうちの1つがACKを送信するために選択される。したがって、いくつかの場合、デフォルト送信ビーム205は、最近送信されたACKに対応するビームに基づいて選択され得る。しかしながら、ACK送信は、(たとえば、動的にスケジューリングされるPDSCH送信に基づいて)それ自体が一般に動的な送信であり得るので、そのような方式には、本明細書で論じられる送信の欠失の問題がある可能性がある。
別の例では、最近のSRSリソース(たとえば、永続的な、半永続的な、または不定期のSRSリソース)のビームが使用され得る。そのような方式には、CSI-RS方式を参照して論じられるものと同様の利益および欠点があり得る。たとえば、動的にスケジューリングされるSRSには、送信の欠失の問題があることがあり、SRSリソースの恣意的な選択を解決することが難しいことがある(たとえば、基地局105-aからのSRIがないと、どのSRSリソースが最良のビームに対応するかをUE115-aが知らないことがあるので)。別の例では、SRIに基づく最近のPUSCH送信のビームが使用され得る。
ダウンリンク方式のように、UE115-aは、本明細書で説明されるアップリンクベースの方式の組合せ(たとえば、最近の送信のビーム、ここでこの送信はSRS、PUCCH、PUSCH、またはこれらの何らかのサブセットであり得る)を使用し得る。追加または代替として、UE115-aは、本明細書で論じられるダウンリンクベースの方式とアップリンクベースの方式の何らかの混合を使用し得る(たとえば、アップリンク送信であったかダウンリンク送信であったかにかかわらず、最近の送信を使用し得る)。さらに、いくつかの場合、UE115-aは、本明細書で説明される様々な方式を切り替えることが可能であり得る(たとえば、ここでこの切り替えは、自律的に行われてもよく、または基地局105-aから受信されるシグナリングに基づいてもよい)。
本開示の態様はまた、デフォルトアップリンク送信ビーム205に対する更新を取り扱うことに関する。たとえば、デフォルトアップリンク送信ビーム205は、以前の送信(または受信または割り振られたリソース)と関連付けられ得る。しかしながら、そのリソースまたは送信のためのビームは、リソースが使用された後で、しかしデフォルト送信ビーム205を介したPUSCHの送信の前に、(たとえば、MAC制御要素(MAC-CE)またはRRCシグナリングによって)準静的に更新され得る。いくつかのそのような場合には、準静的な更新は、更新の時系列によって特定されるスロットの最初に行われ得る。説明される技法によれば、UE115-aは、PUSCH送信のためのデフォルトアップリンク送信ビーム205を特定するために、PUSCH送信を搬送するスロットにおける更新によって示されるビームを使用し得る。代替として、UE115-aは、更新されたデフォルトアップリンク送信ビーム205を選択するために使用されるリソースを搬送するスロットの直後のPUSCH送信のために、更新されたデフォルトアップリンク送信ビーム205を使用し得る。
本開示の態様はまた、SPSアップリンク送信および/またはグラントフリー動作のためのデフォルトアップリンク送信ビーム205の選択に関する。たとえば、第1のアップリンクSPS PUSCH送信のビームは、(たとえば、アップリンク非SPS PUSCHに対するように)SPSアクティブ化グラントに基づき得る。後続のSPS PUSCH送信に対して、デフォルトアップリンク送信ビーム205は、本明細書で概説される方式のいずれかを使用して選択され得る。いくつかの場合、SPSリソースグラントは、同じスロットの中の明示的なリソースグラントによって(たとえば、または、時間および/または周波数が重複もしくは一致するグラントを用いて)オーバーライドされ得る。そのようなグラントはまた、(たとえば、本明細書で概説される非SPS PUSCHに対する規則に従って)デフォルト送信ビーム205をオーバーライドし得る。いくつかの場合、そのようなオーバーライドは、今後のSPS機会に対して持続的にされ得る。たとえば、この持続時間長は、次のオーバーライドまで続くこと、固定された(たとえば、構成可能な)時間長の間続くことなどが可能である。グラントフリーアップリンク送信に対する取り扱いは、SPSアップリンク送信に対する取り扱いと似ている(たとえば、またはそれと同一である)ことがある。これらの2つの違いは、SPSアップリンクリソースは常に(たとえば、音声通信のために)送信を搬送するが、グラントフリー送信リソースは利用可能であるものの送信すべきデータがある場合にのみ使用され得るということであり得る。したがって、このビーム選択はSPSのビーム選択に似ていることがあるが、送信すべきデータがない場合、デフォルト送信ビーム205は使用されないままであり得る。
本開示の態様はまた、ランダムアクセスチャネル(RACH)送信の間または後のビーム選択に関する。たとえば、RACH手順は単一のビームを使用し得る。UE115-aは、すべてのRACHメッセージのために使用される同期信号(SS)ビーム(たとえば、メッセージ4のためのACK(Msg4-ACK)を含む)の中から、適切なビームを選択し得る。Msg4-ACKの後で、選択された適切なビームは、他のリソース(たとえば、PDCCH制御リソースセット、PUCCHリソース、SRS、CSI-RS)がRRC構成されるまで、デフォルトアップリンク送信ビーム205として使用され続け得る。たとえば、RRC構成はTCI状態(たとえば、ビーム)を含み得る。この構成の後で、本明細書で説明される方式が適用され得る。いくつかの場合、RACHのためにUE115-aが選んだ適切なSSビームに対応する残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセットがこの時間の間の唯一の構成される制御リソースセットであることの了解のもとで、PDCCH制御リソースセット方式は、RACHの間に(たとえば、その直後に)適用され得る。RRC構成の間、ビーム指示フィールド(たとえば、ダウンリンクグラントのためのTCIおよびアップリンクグラントのためのSRI)を含む非フォールバックDCIが使用される場合、これらのフィールドはデフォルト値に設定されてもよく、何らかの他の情報を伝えるように設定されてもよく、または無視されてもよい。
アップリンクビーム/ダウンリンクビームの対応関係があるUE115に対して、後続のRRC構成(たとえば、制御リソースセット、TCI状態などを含む)が受信されるまで、特定される適切なSSビームがアップリンク送信とダウンリンク送信の両方のためのデフォルトビームとして使用され得る。アップリンクビーム/ダウンリンクビームの対応関係がないUE115に対して、アップリンク送信のためのデフォルトビームは、RACH手順の完了の成功をもたらしたアップリンクRACHメッセージ(たとえば、msg1、msg3、両方)を送信するために使用されるビームであり得る。msg1は、特定された適切なSSビームと関連付けられたリソース上で送信され得るが、msg1ビーム自体は、アップリンクビーム/ダウンリンクビームの対応関係があるUE115のためだけにこのSSビームから導出されてもよく、この対応関係がないUE115に対しては異なるビームであってもよい。さらに、RACH手順の間にビーム訓練が許容される場合、RACH手順の後に、かつ後続のRRC構成の受信の前に使用されるデフォルトビームは、このビーム訓練の結果として特定されるビームであり得る。アップリンク送信およびダウンリンク送信のために、別個のデフォルトビームがこの方式で特定され得る。
SRSが構成されない場合、(たとえば、SRSなしでデフォルトアップリンク送信ビーム205の選択を可能にする)本明細書で説明される技法は、SRIフィールドがDCI送信から省略されることを可能にし得る(たとえば、これはシグナリングオーバーヘッドを減らし得る)。コードブックベースのプリコーディングは、いくつかのそのような場合においてサポートされないことがある(たとえば、SRS構成を伴わないアップリンクビーム割当ての場合には指定されないであろう、SRSポート上でプリコーダが動作するので)。
図3は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするプロセスフロー300の例を示す。いくつかの例では、プロセスフロー300は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得る。プロセスフロー300はUE115-bおよび基地局105-bを含み、これらの各々が、図1を参照して説明された対応するデバイスの例であり得る。
305において、基地局105-bは、UE115-bに通信リソースを割り振り得る。様々な例において、割り振られる通信リソースは、図2を参照して説明されるような、PDSCH、PDCCH、PUSCH、またはPUCCHリソースを含み得る。たとえば、基地局105-bは、UE115-bのために、RMSI制御リソースセットを構成し得る。
310において、UE115は、割り振られた通信リソースに基づいて、基地局105-bと通信するためのデフォルト送信ビームを決定し得る。たとえば、デフォルト送信ビームを決定することは、RMSI制御リソースセットを受信するために使用される受信ビームを特定するステップであって、RMSI制御リソースセットが割り振られた通信リソースを含む、ステップと、RRCの完了の前に、受信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを選択するステップとを含み得る。いくつかの場合、デフォルト送信ビームを決定することは、ダウンリンク受信ビームを使用して割り振られた通信リソースを介して基地局105-bからダウンリンク送信を受信するステップと、ダウンリンク受信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを決定するステップとを含み得る。たとえば、ダウンリンク送信はPDCCH送信を含むことがあり、割り振られた通信リソースはPDCCH制御リソースセットを含むことがある。いくつかの場合、UE115-b(たとえば、および基地局105-b)は、PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに基づいて、PDCCH制御リソースセット候補のセットからPDCCH制御リソースセットを特定し得る。
追加または代替として、UE115-b(たとえば、および基地局105-b)は、PDCCH制御リソースセットと関連付けられたUE115-bにおける受信時間に基づいて、PDCCH制御リソースセット候補のセットからPDCCH制御リソースセットを特定し得る。たとえば、UE115-bは、PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに基づいて、PDCCH制御リソースセット候補のセットからPDCCH制御リソースセットを選択することができ、PDCCH制御リソースセット候補のセットは、UE115-bにおける同じ受信時間と関連付けられる。他の例では、ダウンリンク送信を受信することは、割り振られた通信リソースを介して1つまたは複数のCSI-RSを受信することであって、各CSI-RSがそれぞれのダウンリンク受信ビームを使用して受信される、受信することと、1つまたは複数のダウンリンク受信ビームのうちの所与のダウンリンク受信ビームを特定することと、所与のダウンリンク受信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを決定することとを含み得る。いくつかの場合、ダウンリンク送信はPDSCH送信を含む。いくつかの場合、UE115-bは、ダウンリンク送信のスケジューリングパラメータ、ダウンリンク送信と関連付けられたビームの数、基地局105から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに基づいて、ダウンリンク送信候補のセットから、デフォルト送信ビームを決定するために使用されるべきダウンリンク送信を特定し得る。
いくつかの場合、UE115-bは、割り振られた通信リソースに対する準静的な構成(または動的な構成)を受信し、割り振られた通信リソースが第1のアップリンク送信ビームを使用して基地局105に第1のアップリンク送信を搬送するために指定され、第1のアップリンク送信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを決定し得る。いくつかの場合、第1のアップリンク送信はPUCCH送信を含み、割り振られた通信リソースはPUCCHリソースを含む。たとえば、UE115-b(たとえば、および基地局105-b)は、PUCCHリソースと関連付けられたインデックス、PUCCHリソースの意図される用途、またはこれらの組合せに基づいて、PUCCHリソース候補のセットからPUCCHリソースを特定し得る。たとえば、UE115-bは、特定されるPUCCHリソースが最小のインデックスを有することに基づいて、PUCCHリソース候補のセットからPUCCHリソースを特定し得る。いくつかの場合、PUCCHリソースの意図される用途は、SR、CQI報告、またはビーム障害回復のうちの1つを含む。いくつかの場合、第1のアップリンク送信は、SRS送信、PUSCHビームインジケータを含むアップリンクグラントによってスケジューリングされるPUSCH送信、SPS送信、またはグラントフリーアップリンク送信を含む。いくつかの例では、UE115-b(たとえば、および基地局105-b)は、第1のアップリンク送信のスケジューリングパラメータ、第1のアップリンク送信と関連付けられたビームの数、基地局105から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに基づいて、アップリンク送信候補のセットから、デフォルト送信ビームを決定するために使用されるべき第1のアップリンク送信を特定し得る。いくつかの場合、UE115-bは、最近の送信に対応する通信ビームを特定し、最近の送信が最近のアップリンク送信または最近のダウンリンク送信を含み、通信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを決定し得る。
315において、UE115-bおよび基地局105-bは、デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を特定し得る。いくつかの場合、トリガ条件を特定することは、基地局105-bから、PUSCHビームインジケータ(たとえば、SRIおよび/またはTCI)を含まないアップリンクグラントを受信することを含む。いくつかの場合、トリガ条件を特定することは、アップリンク通信において基地局105に送信されるべきアップリンクデータを(UE115-bによって)特定することと、アップリンク通信のための構成されたアップリンク送信ビームを示すPUSCHビームインジケータを基地局105-bが送信していないと決定することとを含む。いくつかの場合、トリガ条件を特定することは、アップリンク通信に先行する閾値期間を特定することと、アップリンク通信のための構成されたアップリンク送信ビームを示すPUSCHビームインジケータを閾値期間より前に基地局105-bが送信していないと決定することとを含む。いくつかの場合、閾値期間は、UE115-bのビーム切り替え能力に基づく。
320において、UE115-bは、トリガ条件に基づいて、デフォルト送信ビームを使用して、基地局105-bにアップリンク通信を送信し得る。いくつかの場合、アップリンク通信を送信することは、基地局105-bから、割り振られた通信リソースに対する更新を受信することと、更新に基づいて第2のデフォルト送信ビームを決定することとを含み、アップリンク送信は第2のデフォルト送信ビームを使用して送信される。
図4は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイス405のブロック図400を示す。デバイス405は、本明細書で説明されるようなUE115の態様の例であり得る。デバイス405は、受信機410と、通信マネージャ415と、送信機420とを含み得る。デバイス405は、プロセッサも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していてもよい。
受信機410は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルと関連付けられた制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびアップリンクビーム割当てに関する情報など)などの情報を受信し得る。情報は、デバイスの他の構成要素に渡され得る。受信機410は、図7を参照して説明されるトランシーバ720の態様の例であり得る。受信機410は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを使用し得る。
通信マネージャ415は、図7を参照して説明される通信マネージャ710の態様の例であり得る。通信マネージャ415またはその下位構成要素は、ハードウェアで実装されてもよく、プロセッサによって実行されるコード(たとえば、ソフトウェアまたはファームウェア)であってもよく、またはこれらの任意の組合せで実装されてもよい。プロセッサによって実行されるコードで実装される場合、通信マネージャ415および/またはその様々な下位構成要素のうちの少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本開示で説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せによって実行され得る。
通信マネージャ415またはその下位構成要素は、機能の部分が1つまたは複数の物理デバイスによって異なる物理的位置において実装されるように分散されることを含めて、様々な場所において物理的に位置し得る。いくつかの例では、通信マネージャ415またはその下位構成要素は、本開示の様々な態様による別個のおよび異なる構成要素であり得る。いくつかの例では、通信マネージャ415またはその下位構成要素は、限定はされないが、入出力(I/O)構成要素、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示で説明される1つまたは複数の他の構成要素、または本開示の様々な態様によるそれらの組合せを含む、1つまたは複数の他のハードウェア構成要素と組み合わせられ得る。
通信マネージャ415は、基地局105によって割り振られた通信リソースに基づいて、基地局105と通信するためのデフォルト送信ビームを決定し得る。通信マネージャ415は、デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を特定し得る。通信マネージャ415は、トリガ条件に基づいて、デフォルト送信ビームを使用して、基地局105にアップリンク通信を送信し得る。
送信機420は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機420は、トランシーバモジュールにおいて受信機410と併置され得る。たとえば、送信機420は、図7を参照して説明されるトランシーバ720の態様の例であり得る。送信機420は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
図5は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイス505のブロック図500を示す。デバイス505は、図1および図4を参照して説明されたようなデバイス405またはUE115の態様の例であり得る。デバイス505は、受信機510と、通信マネージャ515と、送信機535とを含み得る。デバイス505は、プロセッサも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していてもよい。通信マネージャ515は、デフォルトビーム特定器520、トリガ条件モニタ525、およびアップリンクマネージャ530も含み得る。通信マネージャ515は、図7を参照して説明される通信マネージャ710の態様の例であり得る。
受信機510は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルと関連付けられた制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびアップリンクビーム割当てに関する情報など)などの情報を受信し得る。情報は、デバイスの他の構成要素に渡され得る。受信機510は、図7を参照して説明されるトランシーバ720の態様の例であり得る。受信機510は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを使用し得る。
デフォルトビーム特定器520は、基地局105によって割り振られた通信リソースに基づいて、基地局105と通信するためのデフォルト送信ビームを決定し得る。トリガ条件モニタ525は、デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を特定し得る。アップリンクマネージャ530は、トリガ条件に基づいて、デフォルト送信ビームを使用して、基地局105にアップリンク通信を送信し得る。
送信機535は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機535は、トランシーバモジュールにおいて受信機510と併置され得る。たとえば、送信機535は、図7を参照して説明されるトランシーバ720の態様の例であり得る。送信機535は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
図6は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートする通信マネージャ605のブロック図600を示す。通信マネージャ605は、図4、図5、および図7を参照して説明される通信マネージャ415、通信マネージャ515、または通信マネージャ710の態様の例であり得る。通信マネージャ605は、デフォルトビーム特定器610、トリガ条件モニタ615、およびアップリンクマネージャ620を含み得る。これらのモジュールの各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと直接または間接的に通信し得る。
デフォルトビーム特定器610は、基地局105によって割り振られた通信リソースに基づいて、基地局105と通信するためのデフォルト送信ビームを決定し得る。いくつかの例では、RMSI制御リソースセットを受信するために使用される受信ビームを特定すること、RMSI制御リソースセットは割り振られた通信リソースを含む。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、RRC構成の完了の前に、受信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを選択し得る。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、ダウンリンク受信ビームを使用して、割り振られた通信リソースを介して基地局105からダウンリンク送信を受信し得る。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、ダウンリンク受信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを決定し得る。
いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに基づいて、PDCCH制御リソースセット候補のセットからPDCCH制御リソースセットを特定し得る。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、PDCCH制御リソースセットと関連付けられたUE115における受信時間に基づいて、PDCCH制御リソースセット候補のセットからPDCCH制御リソースセットを特定し得る。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに基づいて、PDCCH制御リソースセット候補のセットからPDCCH制御リソースセットを選択することができ、PDCCH制御リソースセット候補のセットは、UE115における同じ受信時間と関連付けられる。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、割り振られた通信リソースを介して1つまたは複数のCSI-RSを受信することができ、各CSI-RSはそれぞれのダウンリンク受信ビームを使用して受信される。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、1つまたは複数のダウンリンク受信ビームのうちの所与のダウンリンク受信ビームを特定し得る。
いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、所与のダウンリンク受信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを決定し得る。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、ダウンリンク送信のスケジューリングパラメータ、ダウンリンク送信と関連付けられたビームの数、基地局105から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに基づいて、ダウンリンク送信候補のセットから、デフォルト送信ビームを決定するために使用されるべきダウンリンク送信を特定し得る。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、割り振られた通信リソースに対する準静的な構成または動的な構成を受信することができ、割り振られた通信リソースが第1のアップリンク送信ビームを使用して基地局105に第1のアップリンク送信を搬送するために指定される。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、第1のアップリンク送信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを決定し得る。
いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、PUCCHリソースと関連付けられたインデックス、PUCCHリソースの意図される用途、またはこれらの組合せに基づいて、PUCCHリソース候補のセットからPUCCHリソースを特定し得る。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、第1のアップリンク送信のスケジューリングパラメータ、第1のアップリンク送信と関連付けられたビームの数、基地局105から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに基づいて、アップリンク送信候補のセットから、デフォルト送信ビームを決定するために使用されるべき第1のアップリンク送信を特定し得る。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、最近の送信に対応する通信ビームを特定することができ、最近の送信は、最近のアップリンク送信または最近のダウンリンク送信を含む。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、通信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを決定し得る。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、基地局105から、割り振られた通信リソースに対する更新を受信し得る。いくつかの例では、デフォルトビーム特定器610は、更新に基づいて第2のデフォルト送信ビームを決定することができ、アップリンク送信は第2のデフォルト送信ビームを使用して送信される。いくつかの場合、ダウンリンク送信はPDCCH送信を含み、割り振られた通信リソースはPDCCH制御リソースセットを含む。いくつかの場合、ダウンリンク送信はPDSCH送信を含む。いくつかの場合、第1のアップリンク送信はPUCCH送信を含み、割り振られた通信リソースはPUCCHリソースを含む。いくつかの場合、PUCCHリソースの意図される用途は、SR、CQI報告、またはビーム障害復帰のうちの1つを含む。いくつかの場合、第1のアップリンク送信は、SRS送信、PUSCHビームインジケータを含むアップリンクグラントによってスケジューリングされるPUSCH送信、SPS送信、またはグラントフリーアップリンク送信を含む。
トリガ条件モニタ615は、デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を特定し得る。いくつかの例では、トリガ条件モニタ615は、基地局105から、PUSCHビームインジケータを含まないアップリンクグラントを受信し得る。いくつかの例では、トリガ条件モニタ615は、アップリンク通信において基地局105に送信されるべきアップリンクデータを特定し得る。いくつかの例では、トリガ条件モニタ615は、アップリンク通信のための構成されたアップリンク送信ビームを示すPUSCHビームインジケータを基地局105が送信していないと決定し得る。いくつかの例では、トリガ条件モニタ615は、アップリンク通信に先行する閾値期間を特定し得る。いくつかの例では、トリガ条件モニタ615は、アップリンク通信のための構成されたアップリンク送信ビームを示すPUSCHビームインジケータを閾値期間より前に基地局105が送信していないと決定し得る。いくつかの場合、PUSCHビームインジケータはSRIまたはTCIを含む。いくつかの場合、閾値期間は、UE115のビーム切り替え能力に基づく。
アップリンクマネージャ620は、トリガ条件に基づいて、デフォルト送信ビームを使用して、基地局105にアップリンク通信を送信し得る。
図7は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイス705を含むシステム700のブロック図を示す。デバイス705は、たとえば、図4および図5を参照して本明細書で説明されたような、デバイス405、デバイス505、またはUE115の構成要素の例であり、またはそれらを含み得る。デバイス705は、通信マネージャ710と、I/Oコントローラ715と、トランシーバ720と、アンテナ725と、メモリ730と、プロセッサ740とを含む、通信を送信および受信するための構成要素を含む、双方向の音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス745)を介して電子的に通信していることがある。
I/Oコントローラ715は、デバイス705のための入力信号および出力信号を管理し得る。I/Oコントローラ715はまた、デバイス705に統合されていない周辺装置を管理し得る。いくつかの場合、I/Oコントローラ715は、外部周辺機器への物理接続またはポートを表し得る。いくつかの場合、I/Oコントローラ715は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の知られているオペレーティングシステムなどのオペレーティングシステムを利用し得る。他の場合には、I/Oコントローラ715は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または同様のデバイスを表し、またはそれと対話し得る。いくつかの場合、I/Oコントローラ715は、プロセッサの一部として実装され得る。いくつかの場合、ユーザは、I/Oコントローラ715を介して、またはI/Oコントローラ715によって制御されるハードウェア構成要素を介して、デバイス705と対話し得る。
トランシーバ720は、本明細書で説明されるように、1つまたは複数のアンテナ、有線リンク、またはワイヤレスリンクを介して、双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ720は、ワイヤレストランシーバを表すことができ、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信することができる。トランシーバ720はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに与えるための、またアンテナから受信されたパケットを復調するための、モデムを含み得る。いくつかの場合、ワイヤレスデバイスは、単一のアンテナ725を含み得る。しかしながら、いくつかの場合、デバイスは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る、2つ以上のアンテナ725を有し得る。
メモリ730は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ730は、実行されると、プロセッサに、本明細書で説明される様々な機能を実行させる命令を含む、コンピュータ可読のコンピュータ実行可能ソフトウェア735を記憶し得る。いくつかの場合、メモリ730は、特に、周辺構成要素または周辺デバイスとの相互作用などの、基本的なハードウェア動作またはソフトウェア動作を制御することがある基本入出力システム(BIOS)を含み得る。
プロセッサ740は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、PLD、個別ゲートもしくはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかの場合、プロセッサ740は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。他の場合には、メモリコントローラは、プロセッサ740の中に統合され得る。プロセッサ740は、様々な機能(たとえばアップリンクビーム割当てをサポートする機能またはタスク)を実行するために、メモリに記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。
図8は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイス805のブロック図800を示す。デバイス805は、本明細書で説明された基地局105の態様の例であり得る。デバイス805は、受信機810と、通信マネージャ815と、送信機820とを含み得る。デバイス805は、プロセッサも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していてもよい。
受信機810は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルと関連付けられた制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびアップリンクビーム割当てに関する情報など)などの情報を受信し得る。情報は、デバイスの他の構成要素に渡され得る。受信機810は、図11を参照して説明されるトランシーバ1120の態様の例であり得る。受信機810は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを使用し得る。
通信マネージャ815は、図11を参照して説明される通信マネージャ1110の態様の例であり得る。通信マネージャ815またはその下位構成要素は、ハードウェアで実装されてもよく、プロセッサによって実行されるコード(たとえば、ソフトウェアまたはファームウェア)であってもよく、またはこれらの任意の組合せで実装されてもよい。プロセッサによって実行されるコードで実装される場合、通信マネージャ815および/またはその様々な下位構成要素のうちの少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは他のPLD、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本開示で説明される機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せによって実行され得る。
通信マネージャ815またはその下位構成要素は、機能の部分が1つまたは複数の物理デバイスによって異なる物理的位置において実装されるように分散されることを含めて、様々な場所において物理的に位置し得る。いくつかの例では、通信マネージャ815またはその下位構成要素は、本開示の様々な態様による別個のおよび異なる構成要素であり得る。いくつかの例では、通信マネージャ815またはその下位構成要素は、限定はされないが、I/O構成要素、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示で説明される1つまたは複数の他の構成要素、または本開示の様々な態様によるそれらの組合せを含む、1つまたは複数の他のハードウェア構成要素と組み合わせられ得る。
通信マネージャ815は、UE115に通信リソースを割り振り得る。通信マネージャ815は、基地局105と通信するためにデフォルト送信ビームを使用するべくUE115に示すトリガ条件を特定することができ、デフォルト送信ビームは、割り振られた通信リソースに基づく。通信マネージャ815は、トリガ条件に基づいて、UE115からアップリンク通信を受信することができ、アップリンク通信は、デフォルト送信ビームを使用してUE115によって送信される。
送信機820は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機820は、トランシーバモジュールにおいて受信機810と併置され得る。たとえば、送信機820は、図11を参照して説明されるトランシーバ1120の態様の例であり得る。送信機820は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
図9は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイス905のブロック図900を示す。デバイス905は、図1および図8を参照して説明されたような基地局105またはUE115の態様の例であり得る。デバイス905は、受信機910と、通信マネージャ915と、送信機935とを含み得る。デバイス905は、プロセッサも含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していてもよい。通信マネージャ915は、リソース割振器920、トリガ条件モニタ925、およびアップリンクマネージャ930も含み得る。通信マネージャ915は、図11を参照して説明される通信マネージャ1110の態様の例であり得る。
受信機910は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルと関連付けられた制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびアップリンクビーム割当てに関する情報など)などの情報を受信し得る。情報は、デバイスの他の構成要素に渡され得る。受信機910は、図11を参照して説明されるトランシーバ1120の態様の例であり得る。受信機910は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを使用し得る。
リソース割振器920は、UE115に通信リソースを割り振り得る。トリガ条件モニタ925は、基地局105と通信するためにデフォルト送信ビームを使用するべくUE115に示すトリガ条件を特定することができ、デフォルト送信ビームは、割り振られた通信リソースに基づく。アップリンクマネージャ930は、トリガ条件に基づいて、UE115からアップリンク通信を受信することができ、アップリンク通信は、デフォルト送信ビームを使用してUE115によって送信される。
送信機935は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機935は、トランシーバモジュールにおいて受信機910と併置され得る。たとえば、送信機935は、図11を参照して説明されるトランシーバ1120の態様の例であり得る。送信機935は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
図10は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートする通信マネージャ1005のブロック図1000を示す。通信マネージャ1005は、図8、図9、および図11を参照して説明される通信マネージャ815、通信マネージャ915、または通信マネージャ1110の態様の例であり得る。通信マネージャ1005は、リソース割振器1010、トリガ条件モニタ1015、アップリンクマネージャ1020、ダウンリンクマネージャ1025を含み得る。これらのモジュールの各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと直接または間接的に通信し得る。
リソース割振器1010は、UE115に通信リソースを割り振り得る。たとえば、リソース割振器1010は、UE115のために、RMSI制御リソースセットを構成し得る。いくつかの例では、リソース割振器1010は、RRC構成の完了の前に、RMSI制御リソースセットに基づいてデフォルト送信ビームを特定し得る。いくつかの例では、リソース割振器1010は、通信リソースを割り振る準静的な構成または動的な構成を送信することができ、この通信リソースは、第1のアップリンク送信ビームを使用してUE115から基地局105に第1のアップリンク送信を搬送するために指定され、アップリンク通信は、第1のアップリンク送信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを使用してUE115によって送信される。いくつかの例では、リソース割振器1010は、PUCCHリソースと関連付けられたインデックス、PUCCHリソースの意図される用途、またはこれらの組合せに基づいて、PUCCHリソース候補のセットからPUCCHリソースを特定し得る。
いくつかの例では、リソース割振器1010は、第1のアップリンク送信のスケジューリングパラメータ、第1のアップリンク送信と関連付けられたビームの数、基地局105によって送信される選択の指示、またはこれらの組合せに基づいて、アップリンク送信候補のセットから、デフォルト送信ビームを決定するためにUE115によって使用されるべき第1のアップリンク送信を特定し得る。いくつかの例では、リソース割振器1010は、UE115に、割り振られた通信リソースに対する更新を送信することができ、アップリンク通信は、更新に基づいてデフォルト送信ビーム上でUE115によって送信される。いくつかの場合、第1のアップリンク送信はPUCCH送信を含み、割り振られた通信リソースはPUCCHリソースを含む。いくつかの場合、PUCCHリソースの意図される用途は、SR、CQI報告、またはビーム障害復帰のうちの1つを含む。いくつかの場合、第1のアップリンク送信は、SRS送信、PUSCHビームインジケータを含むアップリンクグラントによってスケジューリングされるPUSCH送信、SPS送信、またはグラントフリーアップリンク送信を含む。
トリガ条件モニタ1015は、基地局105と通信するためにデフォルト送信ビームを使用するべくUE115に示すトリガ条件を特定することができ、デフォルト送信ビームは、割り振られた通信リソースに基づく。いくつかの例では、トリガ条件モニタ1015は、UE115に、PUSCHビームインジケータを含まないアップリンクグラントを送信し得る。いくつかの場合、PUSCHビームインジケータはSRIまたはTCIを含む。
アップリンクマネージャ1020は、トリガ条件に基づいて、UE115からアップリンク通信を受信することができ、アップリンク通信は、デフォルト送信ビームを使用してUE115によって送信される。いくつかの例では、アップリンクマネージャ1020は、最近の送信に対応する通信ビームを特定することができ、最近の送信はUE115からの最近のアップリンク送信またはUE115への最近のダウンリンク送信を含み、アップリンク通信は、通信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを使用してUE115によって送信される。
ダウンリンクマネージャ1025は、割り振られた通信リソースを介してダウンリンク送信をUE115に送信することができ、アップリンク通信は、ダウンリンク送信に基づいてデフォルト送信ビームを使用してUE115によって送信される。いくつかの例では、ダウンリンクマネージャ1025は、PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに基づいて、PDCCH制御リソースセット候補のセットからPDCCH制御リソースセットを特定し得る。いくつかの例では、ダウンリンクマネージャ1025は、割り振られた通信リソースを介して1つまたは複数のCSI-RSを送信することができ、アップリンク通信は、1つまたは複数のCSI-RSに基づいてデフォルト送信ビームを使用してUE115によって送信される。いくつかの例では、ダウンリンクマネージャ1025は、ダウンリンク送信のスケジューリングパラメータ、ダウンリンク送信と関連付けられたビームの数、基地局105から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに基づいて、ダウンリンク送信候補のセットから、デフォルト送信ビームを決定するためにUE115によって使用されるべきダウンリンク送信を特定し得る。いくつかの場合、ダウンリンク送信はPDCCH送信を含み、割り振られた通信リソースはPDCCH制御リソースセットを含む。いくつかの場合、ダウンリンク送信はPDSCH送信を含む。
図11は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てをサポートするデバイス1105を含むシステム1100の図を示す。デバイス1105は、たとえば、図8および図9を参照して上で説明されたような、デバイス805、デバイス905、または基地局105の構成要素の例であり、またはそれらを含み得る。デバイス1105は、通信マネージャ1110と、ネットワーク通信マネージャ1115と、トランシーバ1120と、アンテナ1125と、メモリ1130と、プロセッサ1140と、局間通信マネージャ1145とを含む、通信を送信および受信するための構成要素を含む、双方向の音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス1150)を介して電子的に通信していることがある。
ネットワーク通信マネージャ1115は、(たとえば、1つまたは複数のワイヤードバックホールリンクを介して)コアネットワークとの通信を管理し得る。たとえば、ネットワーク通信マネージャ1115は、1つまたは複数のUE115などの、クライアントデバイスのためのデータ通信の転送を管理し得る。
トランシーバ1120は、本明細書で説明されるように、1つまたは複数のアンテナ、有線リンク、またはワイヤレスリンクを介して、双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ1120は、ワイヤレストランシーバを表すことができ、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信することができる。トランシーバ1120はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに与えるための、またアンテナから受信されたパケットを復調するための、モデムを含み得る。いくつかの場合、ワイヤレスデバイスは、単一のアンテナ1125を含み得る。しかしながら、いくつかの場合、デバイスは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る、2つ以上のアンテナ1125を有し得る。
メモリ1130は、RAMとROMとを含み得る。メモリ1130は、実行されると、プロセッサに、本明細書で説明される様々な機能を実行させる命令を含む、コンピュータ可読のコンピュータ実行可能ソフトウェア1135を記憶し得る。いくつかの場合、メモリ1130は、特に、周辺構成要素またはデバイスとの相互作用などの、基本ハードウェアまたはソフトウェア動作を制御し得るBIOSを含み得る。
プロセッサ1140は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、PLD、個別ゲートもしくはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかの場合、プロセッサ1140は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。他の場合には、メモリコントローラはプロセッサ1140に統合され得る。プロセッサ1140は、様々な機能(たとえばアップリンクビーム割当てをサポートする機能またはタスク)を実行するために、メモリに記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。
局間通信マネージャ1145は、他の基地局105との通信を管理することができ、他の基地局105と協働してUE115との通信を制御するためのコントローラまたはスケジューラを含み得る。たとえば、局間通信マネージャ1145は、ビームフォーミングまたはジョイント送信などの様々な干渉緩和技法のために、UE115への送信のスケジューリングを協調させ得る。いくつかの例では、局間通信マネージャ1145は、基地局105間で通信を行うために、LTE/LTE-Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを提供し得る。
図12は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てのための方法1200を示すフローチャートを示す。方法1200の動作は、本明細書で説明されたように、UE115またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1200の動作は、図4から図7を参照して説明されたような通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、本明細書で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、本明細書で説明される機能の態様を、専用ハードウェアを使用して実行し得る。
1205において、UE115は、基地局105によって割り振られた通信リソースに基づいて、基地局105と通信するためのデフォルト送信ビームを決定し得る。1205の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1205の動作の態様は、図4から図7を参照して説明されたような、デフォルトビーム特定器によって実行され得る。
1210において、UE115は、デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を特定し得る。1210の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1210の動作の態様は、図4から図7を参照して説明されたような、トリガ条件モニタによって実行され得る。
1215において、UE115は、トリガ条件に基づいて、デフォルト送信ビームを使用して、基地局105にアップリンク通信を送信し得る。1215の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1215の動作の態様は、図4から図7を参照して説明されたような、アップリンクマネージャによって実行され得る。
図13は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てのための方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、本明細書で説明されたように、UE115またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1300の動作は、図4から図7を参照して説明されたような通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、本明細書で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、本明細書で説明される機能の態様を、専用ハードウェアを使用して実行し得る。
1305において、UE115は、ダウンリンク受信ビームを使用して、基地局105によって割り振られた通信リソースを介して基地局105からダウンリンク送信を受信し得る。1305の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1305の動作の態様は、図4から図7を参照して説明されたような、デフォルトビーム特定器によって実行され得る。
1310において、UE115は、ダウンリンク受信ビームに基づいて、基地局105と通信するためのデフォルト送信ビームを決定し得る。1310の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1310の動作の態様は、図4から図7を参照して説明されたような、デフォルトビーム特定器によって実行され得る。
1315において、UE115は、デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を特定し得る。1315の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1315の動作の態様は、図4から図7を参照して説明されたような、トリガ条件モニタによって実行され得る。
1320において、UE115は、トリガ条件に基づいて、デフォルト送信ビームを使用して、基地局105にアップリンク通信を送信し得る。1320の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1320の動作の態様は、図4から図7を参照して説明されたような、アップリンクマネージャによって実行され得る。
図14は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てのための方法1400を示すフローチャートを示す。方法1400の動作は、本明細書で説明されたように、UE115またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1400の動作は、図4から図7を参照して説明されたような通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、本明細書で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、本明細書で説明される機能の態様を、専用ハードウェアを使用して実行し得る。
1405において、UE115は、割り振られた通信リソースに対する準静的な構成または動的な構成を受信することができ、割り振られた通信リソースが第1のアップリンク送信ビームを使用して基地局105に第1のアップリンク送信を搬送するために指定される。1405の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1405の動作の態様は、図4から図7を参照して説明されたような、デフォルトビーム特定器によって実行され得る。
1410において、UE115は、第1のアップリンク送信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを決定し得る。1410の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1410の動作の態様は、図4から図7を参照して説明されたような、デフォルトビーム特定器によって実行され得る。
1415において、UE115は、デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を特定し得る。1415の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1415の動作の態様は、図4から図7を参照して説明されたような、トリガ条件モニタによって実行され得る。
1420において、UE115は、トリガ条件に基づいて、デフォルト送信ビームを使用して、基地局105にアップリンク通信を送信し得る。1420の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1420の動作の態様は、図4から図7を参照して説明されたような、アップリンクマネージャによって実行され得る。
図15は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てのための方法1500を示すフローチャートを示す。方法1500の動作は、本明細書で説明されたような基地局105またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1500の動作は、図8から図11を参照して説明されたような通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、本明細書で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、基地局105は、本明細書で説明される機能の態様を、専用ハードウェアを使用して実行し得る。
1505において、基地局105は、UE115に通信リソースを割り振り得る。1505の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1505の動作の態様は、図8から図11を参照して説明されたような、リソース割振器によって実行され得る。
1510において、基地局105は、基地局105と通信するためにデフォルト送信ビームを使用するべくUE115に示すトリガ条件を特定することができ、デフォルト送信ビームは、割り振られた通信リソースに基づく。1510の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1510の動作の態様は、図8から図11を参照して説明されるような、トリガ条件モニタによって実行され得る。
1515において、基地局105は、トリガ条件に基づいて、UE115からアップリンク通信を受信することができ、アップリンク通信は、デフォルト送信ビームを使用してUE115によって送信される。1515の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1515の動作の態様は、図8から図11を参照して説明されたような、アップリンクマネージャによって実行され得る。
図16は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てのための方法1600を示すフローチャートを示す。方法1600の動作は、本明細書で説明されたような基地局105またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1600の動作は、図8から図11を参照して説明されたような通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、本明細書で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、基地局105は、本明細書で説明される機能の態様を、専用ハードウェアを使用して実行し得る。
1605において、基地局105は、UE115に通信リソースを割り振り得る。1605の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1605の動作の態様は、図8から図11を参照して説明されたような、リソース割振器によって実行され得る。
1610において、基地局105は、割り振られた通信リソースを介してダウンリンク送信をUE115に送信することができ、アップリンク通信は、デフォルト送信ビームを使用してUE115によって送信される。1610の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1610の動作の態様は、図8から図11を参照して説明されたような、ダウンリンクマネージャによって実行され得る。
1615において、基地局105は、基地局105と通信するためにデフォルト送信ビームを使用するべくUE115に示すトリガ条件を特定することができ、デフォルト送信ビームは、割り振られた通信リソースに基づく。1615の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1615の動作の態様は、図8から図11を参照して説明されたような、トリガ条件モニタによって実行され得る。
1620において、基地局105は、トリガ条件に基づいて、UE115からアップリンク通信を受信することができ、アップリンク通信は、ダウンリンク送信に基づいてデフォルト送信ビームを使用してUE115によって送信される。1620の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1620の動作の態様は、図8から図11を参照して説明されたような、アップリンクマネージャによって実行され得る。
図17は、本開示の態様による、アップリンクビーム割当てのための方法1700を示すフローチャートを示す。方法1700の動作は、本明細書で説明されたような基地局105またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1700の動作は、図8から図11を参照して説明されたような通信マネージャによって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、本明細書で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、基地局105は、本明細書で説明される機能の態様を、専用ハードウェアを使用して実行し得る。
1705において、基地局105は、通信リソースを割り振る準静的な構成または動的な構成をUE115に送信することができ、この通信リソースは、第1のアップリンク送信ビームを使用してUE115から基地局105に第1のアップリンク送信を搬送するために指定され、アップリンク通信は、第1のアップリンク送信ビームに基づいてデフォルト送信ビームを使用してUE115によって送信される。1705の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1705の動作の態様は、図8から図11を参照して説明されたような、リソース割振器によって実行され得る。
1710において、基地局105は、基地局105と通信するためにデフォルト送信ビームを使用するべくUE115に示すトリガ条件を特定することができ、デフォルト送信ビームは、割り振られた通信リソースに基づく。1710の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1710の動作の態様は、図8から図11を参照して説明されたような、トリガ条件モニタによって実行され得る。
1715において、基地局105は、トリガ条件に基づいて、UE115からアップリンク通信を受信することができ、アップリンク通信は、デフォルト送信ビームを使用してUE115によって送信される。1715の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ブロック1715の動作の態様は、図8から図11を参照して説明されたような、アップリンクマネージャによって実行され得る。
本明細書で説明された方法は可能な実装形態を表すこと、動作およびステップが再構成されるかまたは別様に変更され得ること、ならびに他の実装形態が可能であることに留意されたい。さらに、方法のうちの2つ以上からの態様が、組み合わせられ得る。
本明細書で説明される技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)、および他のシステムなどの、様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。CDMAシステムは、CDMA2000、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)などの無線技術を実装してもよく、CDMA2000は、IS-2000、IS-95、およびIS-856規格をカバーする。IS-2000 Releaseは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれ得る。IS-856(TIA-856)は、一般に、CDMA2000 1xEV-DO、High Rate Packet Data(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形を含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM)などの無線技術を実装し得る。
OFDMAシステムは、Ultra Mobile Broadband(UMB)、Evolved UTRA(E-UTRA)、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Flash-OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)の一部である。LTE、LTE-A、およびLTE-A Proは、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NR、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明される技法は、本明細書で述べられたシステムおよび無線技術ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRシステムの態様が、例として説明されることがあり、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRの用語が、説明の大部分において使用されることがあるが、本明細書で説明された技法は、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、またはNRの適用例以外に適用可能である。
マクロセルは、一般に、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して低電力の基地局105と関連付けられることがあり、スモールセルは、マクロセルと同じまたはマクロセルとは異なる(たとえば、免許、免許不要など)周波数帯域において動作することがある。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含み得る。ピコセルは、たとえば、小さい地理的エリアをカバーすることができ、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にすることができる。フェムトセルはまた、小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることができ、フェムトセルとの関連付けを有するUE115(たとえば、限定加入者グループ(CSG)内のUE115、自宅内のユーザのためのUE115など)による制限付きアクセスを提供することができる。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれ得る。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれ得る。eNBは、1つまたは複数(たとえば、2つ、3つ、4つなど)のセルをサポートすることができ、1つまたは複数のCCを使用する通信もサポートすることができる。
本明細書で説明される1つまたは複数のワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局105は、同様のフレームタイミングを有することがあり、異なる基地局105からの送信は、時間的にほぼ揃えられることがある。非同期動作の場合、基地局105は、異なるフレームタイミングを有することがあり、異なる基地局105からの送信は、時間的に揃えられないことがある。本明細書で説明された技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
本明細書で説明される情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及されることがあるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場または光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは他のPLD、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)として実装され得る。
本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにおいて実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶され、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態が、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質に起因して、本明細書で説明される機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的位置において実装されるように分散されることを含めて、様々な場所において物理的に位置し得る。
コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を担持または記憶するために使用され、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータまたは汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の非一時的媒体を含み得る。また、任意の接続が、適切にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)、およびBlue-rayディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
特許請求の範囲内を含めて本明細書で使用される項目のリスト(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目のリスト)において使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストが、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような、包括的リストを示す。また、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、条件の閉集合への参照と解釈されないものとする。たとえば、「条件Aに基づいて」として説明される例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aと条件Bの両方に基づいてよい。言い換えれば、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、「に少なくとも一部基づいて」という句と同様に解釈されるべきである。
添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書で使用される場合、説明は、第2の参照ラベル、または他の後続の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のうちのいずれにも適用可能である。
添付の図面に関して本明細書に記載した説明は、例示的な構成を説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入るすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。発明を実施するための形態は、説明する技法の理解をもたらすための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実践され得る。いくつかの事例では、説明される例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形式で示される。
本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするように与えられる。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明される例および設計に限定されず、本明細書で開示される原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
105 基地局
110 地理的カバレッジエリア
115 基地局通信マネージャ
125 通信リンク
130 コアネットワーク
132 バックホールリンク
134 バックホールリンク
205 送信ビーム
210 受信ビーム
405 デバイス
410 受信機
415 通信マネージャ
420 送信機
505 デバイス
510 受信機
515 通信マネージャ
520 デフォルトビーム特定器
525 トリガ条件モニタ
530 アップリンクマネージャ
535 送信機
605 通信マネージャ
610 デフォルトビーム特定器
615 トリガ条件モニタ
620 アップリンクマネージャ
705 デバイス
710 通信マネージャ
715 I/Oコントローラ
720 トランシーバ
725 アンテナ
730 メモリ
740 プロセッサ
745 バス
805 デバイス
810 受信機
815 通信マネージャ
820 送信機
905 デバイス
910 受信機
915 通信マネージャ
920 リソース割振器
925 トリガ条件モニタ
930 アップリンクマネージャ
935 送信機
1005 通信マネージャ
1010 リソース割振器
1015 トリガ条件モニタ
1020 アップリンクマネージャ
1025 ダウンリンクマネージャ
1105 デバイス
1110 通信マネージャ
1115 ネットワーク通信マネージャ
1120 トランシーバ
1125 アンテナ
1130 メモリ
1140 プロセッサ
1145 局間通信マネージャ
1150 バス

Claims (86)

  1. ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法であって、
    基地局によって割り振られた通信リソースに少なくとも一部基づいて、前記基地局と通信するためのデフォルト送信ビームを決定するステップと、
    前記デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を特定するステップと、
    前記トリガ条件に少なくとも一部基づいて、前記デフォルト送信ビームを使用して、前記基地局にアップリンク通信を送信するステップとを備える、方法。
  2. 前記トリガ条件を特定するステップが、
    前記基地局から、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)ビームインジケータを含まないアップリンクグラントを受信するステップを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記PUSCHビームインジケータが、サウンディング参照信号(SRS)リソースインジケータ(SRI)または送信構成インジケータ(TCI)を備える、請求項2に記載の方法。
  4. 前記デフォルト送信ビームを決定するステップが、
    前記割り振られた通信リソースに対する準静的な構成または動的な構成を受信するステップであって、前記割り振られた通信リソースが第1のアップリンク送信ビームを使用して前記基地局に第1のアップリンク送信を搬送するために指定される、ステップと、
    前記第1のアップリンク送信ビームに少なくとも一部基づいて、前記デフォルト送信ビームを決定するステップとを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のアップリンク送信が物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信を備え、前記割り振られた通信リソースがPUCCHリソースを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記PUCCHリソースと関連付けられたインデックス、前記PUCCHリソースの意図される用途、またはこれらの組合せに少なくとも一部基づいて、複数のPUCCHリソース候補から前記PUCCHリソースを特定するステップをさらに備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記複数のPUCCHリソース候補から前記PUCCHリソースを特定するステップが、インデックスが最小の前記特定されたPUCCHリソースに少なくとも一部基づいて、前記PUCCHリソースを特定するステップを備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記PUCCHリソースの前記意図される用途が、スケジューリング要求(SR)、チャネル品質インジケータ(CQI)報告、またはビーム障害回復のうちの1つを備える、請求項6に記載の方法。
  9. 前記第1のアップリンク送信が、サウンディング参照信号(SRS)送信、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)ビームインジケータを含むアップリンクグラントによってスケジューリングされるPUSCH送信、半永続スケジューリング(SPS)送信、またはグラントフリーアップリンク送信を備える、請求項4に記載の方法。
  10. 前記第1のアップリンク送信のスケジューリングパラメータ、前記第1のアップリンク送信と関連付けられたビームの数、前記基地局から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに少なくとも一部基づいて、複数のアップリンク送信候補から、前記デフォルト送信ビームを決定するために使用されるべき前記第1のアップリンク送信を特定するステップをさらに備える、請求項4に記載の方法。
  11. 前記トリガ条件を特定するステップが、
    前記アップリンク通信において前記基地局に送信されるべきアップリンクデータを特定するステップと、
    前記アップリンク通信のための構成されるアップリンク送信ビームを示すサウンディング参照信号(SRS)リソースインジケータ(SRI)を前記基地局が送信していないと決定するステップとを備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記トリガ条件を特定するステップが、
    前記アップリンク通信に先行する閾値期間を特定するステップと、
    前記アップリンク通信のための構成されるアップリンク送信ビームを示す物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)ビームインジケータを前記閾値期間より前に前記基地局が送信していないと決定するステップとを備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記閾値期間が、前記UEのビーム切り替え能力に少なくとも一部基づく、請求項12に記載の方法。
  14. 前記デフォルト送信ビームを決定するステップが、
    残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセットを受信するために使用される受信ビームを特定するステップであって、前記RMSI制御リソースセットが前記割り振られる通信リソースを備える、ステップと、
    無線リソース制御(RRC)構成の完了の前に、前記受信ビームに少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビームを選択するステップとを備える、請求項1に記載の方法。
  15. 前記デフォルト送信ビームを決定するステップが、
    ダウンリンク受信ビームを使用して前記割り振られた通信リソースを介して前記基地局からダウンリンク送信を受信するステップと、
    前記ダウンリンク受信ビームに少なくとも一部基づいて、前記デフォルト送信ビームを決定するステップとを備える、請求項1に記載の方法。
  16. 前記ダウンリンク送信が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信を備え、前記割り振られた通信リソースがPDCCH制御リソースセットを備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに少なくとも一部基づいて、複数のPDCCH制御リソースセット候補から前記PDCCH制御リソースセットを特定するステップをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記PDCCH制御リソースセットと関連付けられた前記UEにおける受信時間に少なくとも一部基づいて、複数のPDCCH制御リソースセット候補から前記PDCCH制御リソースセットを特定するステップをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  19. 前記PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに少なくとも一部基づいて、前記複数のPDCCH制御リソースセット候補から前記PDCCH制御リソースセットを選択するステップであって、前記複数のPDCCH制御リソースセット候補が、前記UEにおける同じ受信時間と関連付けられる、ステップをさらに備える、請求項18に記載の方法。
  20. 前記ダウンリンク送信を受信するステップが、
    前記割り振られた通信リソースを介して1つまたは複数のチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)を受信するステップであって、各CSI-RSがそれぞれのダウンリンク受信ビームを使用して受信される、ステップと、
    前記1つまたは複数のダウンリンク受信ビームのうちの所与のダウンリンク受信ビームを特定するステップと、
    前記所与のダウンリンク受信ビームに少なくとも一部基づいて、前記デフォルト送信ビームを決定するステップとを備える、請求項15に記載の方法。
  21. 前記ダウンリンク送信が、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信を備える、請求項15に記載の方法。
  22. 前記ダウンリンク送信のスケジューリングパラメータ、前記ダウンリンク送信と関連付けられたビームの数、前記基地局から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに少なくとも一部基づいて、複数のダウンリンク送信候補から、前記デフォルト送信ビームを決定するために使用されるべき前記ダウンリンク送信を特定するステップをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  23. 前記デフォルト送信ビームを決定するステップが、
    最近の送信に対応する通信ビームを特定するステップであって、前記最近の送信が、最近のアップリンク送信または最近のダウンリンク送信を備える、ステップと、
    前記通信ビームに少なくとも一部基づいて、前記デフォルト送信ビームを決定するステップとを備える、請求項1に記載の方法。
  24. 前記デフォルト送信ビームを使用して前記アップリンク通信を送信するステップが、
    前記基地局から、前記割り振られた通信リソースに対する更新を受信するステップと、
    前記更新に少なくとも一部基づいて第2のデフォルト送信ビームを決定するステップとを備え、前記アップリンク送信が前記第2のデフォルト送信ビームを使用して送信される、請求項1に記載の方法。
  25. 基地局におけるワイヤレス通信のための方法であって、
    ユーザ機器(UE)に通信リソースを割り振るステップと、
    前記基地局と通信するためにデフォルト送信ビームを使用するべく前記UEに示すトリガ条件を特定するステップであって、前記デフォルト送信ビームが、前記割り振られた通信リソースに少なくとも一部基づく、ステップと、
    前記トリガ条件に少なくとも一部基づいて、前記UEからアップリンク通信を受信するステップであって、前記アップリンク通信が、前記デフォルト送信ビームを使用して前記UEによって送信される、ステップとを備える、方法。
  26. 前記トリガ条件を特定するステップが、
    前記UEに、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)ビームインジケータを含まないアップリンクグラントを送信するステップを備える、請求項25に記載の方法。
  27. 前記PUSCHビームインジケータが、サウンディング参照信号(SRS)リソースインジケータ(SRI)または送信構成インジケータ(TCI)を備える、請求項26に記載の方法。
  28. 前記UEに前記通信リソースを割り振るステップが、
    前記通信リソースを割り振る準静的な構成または動的な構成を送信するステップであって、前記通信リソースが、第1のアップリンク送信ビームを使用して前記UEから前記基地局に第1のアップリンク送信を搬送するために指定され、前記アップリンク通信が、前記第1のアップリンク送信ビームに少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビームを使用して前記UEによって送信される、ステップを備える、請求項25に記載の方法。
  29. 前記第1のアップリンク送信が物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信を備え、前記割り振られた通信リソースがPUCCHリソースを備える、請求項28に記載の方法。
  30. 前記PUCCHリソースと関連付けられたインデックス、前記PUCCHリソースの意図される用途、またはこれらの組合せに少なくとも一部基づいて、複数のPUCCHリソース候補から前記PUCCHリソースを特定するステップをさらに備える、請求項29に記載の方法。
  31. 前記複数のPUCCHリソース候補から前記PUCCHリソースを特定するステップが、インデックスが最小の前記特定されたPUCCHリソースに少なくとも一部基づいて、前記PUCCHリソースを特定するステップを備える、請求項30に記載の方法。
  32. 前記PUCCHリソースの前記意図される用途が、スケジューリング要求(SR)、チャネル品質インジケータ(CQI)報告、またはビーム障害回復のうちの1つを備える、請求項30に記載の方法。
  33. 前記第1のアップリンク送信が、サウンディング参照信号(SRS)送信、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)ビームインジケータを含むアップリンクグラントによってスケジューリングされる物理アップリンク共有チャネル(PUSCH送信)、半永続スケジューリング(SPS)送信、またはグラントフリーアップリンク送信を備える、請求項28に記載の方法。
  34. 前記第1のアップリンク送信のスケジューリングパラメータ、前記第1のアップリンク送信と関連付けられたビームの数、前記基地局によって送信される選択の指示、またはこれらの組合せに少なくとも一部基づいて、複数のアップリンク送信候補から、前記デフォルト送信ビームを決定するために前記UEによって使用されるべき前記第1のアップリンク送信を特定するステップをさらに備える、請求項28に記載の方法。
  35. 前記UEに前記通信リソースを割り振るステップが、
    前記UEのために、残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセットを構成するステップと、
    無線リソース制御(RRC)構成の完了の前に、前記RMSI制御リソースセットに少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビームを特定するステップとを備える、請求項25に記載の方法。
  36. 前記割り振られた通信リソースを介してダウンリンク送信を前記UEに送信するステップをさらに備え、前記アップリンク通信が、前記ダウンリンク送信に少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビームを使用して前記UEによって送信される、請求項25に記載の方法。
  37. 前記ダウンリンク送信が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信を備え、前記割り振られた通信リソースがPDCCH制御リソースセットを備える、請求項36に記載の方法。
  38. 前記PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに少なくとも一部基づいて、複数のPDCCH制御リソースセット候補から前記PDCCH制御リソースセットを特定するステップをさらに備える、請求項37に記載の方法。
  39. 前記ダウンリンク送信を送信するステップが、
    前記割り振られた通信リソースを介して1つまたは複数のチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)を送信するステップを備え、前記アップリンク通信が、前記1つまたは複数のCSI-RSに少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビームを使用して前記UEによって送信される、請求項36に記載の方法。
  40. 前記ダウンリンク送信が、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信を備える、請求項36に記載の方法。
  41. 前記ダウンリンク送信のスケジューリングパラメータ、前記ダウンリンク送信と関連付けられたビームの数、前記基地局から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに少なくとも一部基づいて、複数のダウンリンク送信候補から、前記デフォルト送信ビームを決定するために前記UEによって使用されるべき前記ダウンリンク送信を特定するステップをさらに備える、請求項36に記載の方法。
  42. 最近の送信に対応する通信ビームを特定するステップをさらに備え、前記最近の送信が前記UEからの最近のアップリンク送信または前記UEへの最近のダウンリンク送信を備え、前記アップリンク通信が、前記通信ビームに少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビームを使用して前記UEによって送信される、請求項25に記載の方法。
  43. 前記UEに、前記割り振られた通信リソースに対する更新を送信するステップであって、前記アップリンク通信が、前記更新に少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビーム上で前記UEによって送信される、ステップをさらに備える、請求項25に記載の方法。
  44. ワイヤレス通信のための装置であって、
    基地局によって割り振られた通信リソースに少なくとも一部基づいて、前記基地局と通信するためのデフォルト送信ビームを決定するための手段と、
    前記デフォルト送信ビームを使用するためのトリガ条件を特定するための手段と、
    前記トリガ条件に少なくとも一部基づいて、前記デフォルト送信ビームを使用して、前記基地局にアップリンク通信を送信するための手段とを備える、装置。
  45. 前記トリガ条件を特定するための手段がさらに、
    前記基地局から、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)ビームインジケータを含まないアップリンクグラントを受信するための手段を備える、請求項44に記載の装置。
  46. 前記PUSCHビームインジケータが、サウンディング参照信号(SRS)リソースインジケータ(SRI)または送信構成インジケータ(TCI)を備える、請求項45に記載の装置。
  47. 前記デフォルト送信ビームを決定するための手段がさらに、
    前記割り振られた通信リソースに対する準静的な構成または動的な構成を受信するための手段であって、前記割り振られた通信リソースが第1のアップリンク送信ビームを使用して前記基地局に第1のアップリンク送信を搬送するために指定される、手段と、
    前記第1のアップリンク送信ビームに少なくとも一部基づいて、前記デフォルト送信ビームを決定するための手段とを備える、請求項44に記載の装置。
  48. 前記第1のアップリンク送信が物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信を備え、前記割り振られた通信リソースがPUCCHリソースを備える、請求項47に記載の装置。
  49. 前記PUCCHリソースと関連付けられたインデックス、前記PUCCHリソースの意図される用途、またはこれらの組合せに少なくとも一部基づいて、複数のPUCCHリソース候補から前記PUCCHリソースを特定するための手段をさらに備える、請求項48に記載の装置。
  50. 前記複数のPUCCHリソース候補から前記PUCCHリソースを特定するための手段が、インデックスが最小の前記特定されたPUCCHリソースに少なくとも一部基づいて、前記PUCCHリソースを特定するための手段を備える、請求項49に記載の装置。
  51. 前記PUCCHリソースの前記意図される用途が、スケジューリング要求(SR)、チャネル品質インジケータ(CQI)報告、またはビーム障害回復のうちの1つを備える、請求項49に記載の装置。
  52. 前記第1のアップリンク送信が、サウンディング参照信号(SRS)送信、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)ビームインジケータを含むアップリンクグラントによってスケジューリングされるPUSCH送信、半永続スケジューリング(SPS)送信、またはグラントフリーアップリンク送信を備える、請求項47に記載の装置。
  53. 前記第1のアップリンク送信のスケジューリングパラメータ、前記第1のアップリンク送信と関連付けられたビームの数、前記基地局から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに少なくとも一部基づいて、複数のアップリンク送信候補から、前記デフォルト送信ビームを決定するために使用されるべき前記第1のアップリンク送信を特定するための手段をさらに備える、請求項47に記載の装置。
  54. 前記トリガ条件を特定するための手段がさらに、
    前記アップリンク通信において前記基地局に送信されるべきアップリンクデータを特定するための手段と、
    前記アップリンク通信のための構成されるアップリンク送信ビームを示すサウンディング参照信号(SRS)リソースインジケータ(SRI)を前記基地局が送信していないと決定するための手段とを備える、請求項44に記載の装置。
  55. 前記トリガ条件を特定するための手段がさらに、
    前記アップリンク通信に先行する閾値期間を特定するための手段と、
    前記アップリンク通信のための構成されるアップリンク送信ビームを示す物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)ビームインジケータを前記閾値期間より前に前記基地局が送信していないと決定するための手段とを備える、請求項44に記載の装置。
  56. 前記閾値期間が、前記UEのビーム切り替え能力に少なくとも一部基づく、請求項55に記載の装置。
  57. 前記デフォルト送信ビームを決定するための手段がさらに、
    残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセットを受信するために使用される受信ビームを特定するための手段であって、前記RMSI制御リソースセットが前記割り振られる通信リソースを備える、手段と、
    無線リソース制御(RRC)構成の完了の前に、前記受信ビームに少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビームを選択するための手段とを備える、請求項44に記載の装置。
  58. 前記デフォルト送信ビームを決定するための手段がさらに、
    ダウンリンク受信ビームを使用して前記割り振られた通信リソースを介して前記基地局からダウンリンク送信を受信するための手段と、
    前記ダウンリンク受信ビームに少なくとも一部基づいて、前記デフォルト送信ビームを決定するための手段とを備える、請求項44に記載の装置。
  59. 前記ダウンリンク送信が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信を備え、前記割り振られた通信リソースがPDCCH制御リソースセットを備える、請求項58に記載の装置。
  60. 前記PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに少なくとも一部基づいて、複数のPDCCH制御リソースセット候補から前記PDCCH制御リソースセットを特定するための手段をさらに備える、請求項59に記載の装置。
  61. 前記PDCCH制御リソースセットと関連付けられた前記UEにおける受信時間に少なくとも一部基づいて、複数のPDCCH制御リソースセット候補から前記PDCCH制御リソースセットを特定するための手段をさらに備える、請求項59に記載の装置。
  62. 前記PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに少なくとも一部基づいて、前記複数のPDCCH制御リソースセット候補から前記PDCCH制御リソースセットを選択するための手段であって、前記複数のPDCCH制御リソースセット候補が、前記UEにおける同じ受信時間と関連付けられる、手段をさらに備える、請求項61に記載の装置。
  63. 前記ダウンリンク送信を受信するための手段がさらに、
    前記割り振られた通信リソースを介して1つまたは複数のチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)を受信するための手段であって、各CSI-RSがそれぞれのダウンリンク受信ビームを使用して受信される、手段と、
    前記1つまたは複数のダウンリンク受信ビームのうちの所与のダウンリンク受信ビームを特定するための手段と、
    前記所与のダウンリンク受信ビームに少なくとも一部基づいて、前記デフォルト送信ビームを決定するための手段とを備える、請求項58に記載の装置。
  64. 前記ダウンリンク送信が、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信を備える、請求項58に記載の装置。
  65. 前記ダウンリンク送信のスケジューリングパラメータ、前記ダウンリンク送信と関連付けられたビームの数、前記基地局から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに少なくとも一部基づいて、複数のダウンリンク送信候補から、前記デフォルト送信ビームを決定するために使用されるべき前記ダウンリンク送信を特定するための手段をさらに備える、請求項58に記載の装置。
  66. 前記デフォルト送信ビームを決定するための手段がさらに、
    最近の送信に対応する通信ビームを特定するための手段であって、前記最近の送信が、最近のアップリンク送信または最近のダウンリンク送信を備える、手段と、
    前記通信ビームに少なくとも一部基づいて、前記デフォルト送信ビームを決定するための手段とを備える、請求項44に記載の装置。
  67. 前記デフォルト送信ビームを使用して前記アップリンク通信を送信するための手段がさらに、
    前記基地局から、前記割り振られた通信リソースに対する更新を受信するための手段と、
    前記更新に少なくとも一部基づいて第2のデフォルト送信ビームを決定するための手段とを備え、前記アップリンク送信が前記第2のデフォルト送信ビームを使用して送信される、請求項44に記載の装置。
  68. ワイヤレス通信のための装置であって、
    ユーザ機器(UE)に通信リソースを割り振るための手段と、
    前記基地局と通信するためにデフォルト送信ビームを使用するべく前記UEに示すトリガ条件を特定するための手段であって、前記デフォルト送信ビームが、前記割り振られた通信リソースに少なくとも一部基づく、手段と、
    前記トリガ条件に少なくとも一部基づいて、前記UEからアップリンク通信を受信するための手段であって、前記アップリンク通信が、前記デフォルト送信ビームを使用して前記UEによって送信される、手段とを備える、装置。
  69. 前記トリガ条件を特定するための手段がさらに、
    前記UEに、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)ビームインジケータを含まないアップリンクグラントを送信するための手段を備える、請求項68に記載の装置。
  70. 前記PUSCHビームインジケータが、サウンディング参照信号(SRS)リソースインジケータ(SRI)または送信構成インジケータ(TCI)を備える、請求項69に記載の装置。
  71. 前記UEに前記通信リソースを割り振るための手段がさらに、
    前記通信リソースを割り振る準静的な構成または動的な構成を送信するための手段であって、前記通信リソースが、第1のアップリンク送信ビームを使用して前記UEから前記基地局に第1のアップリンク送信を搬送するために指定され、前記アップリンク通信が、前記第1のアップリンク送信ビームに少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビームを使用して前記UEによって送信される、手段を備える、請求項68に記載の装置。
  72. 前記第1のアップリンク送信が物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信を備え、前記割り振られた通信リソースがPUCCHリソースを備える、請求項71に記載の装置。
  73. 前記PUCCHリソースと関連付けられたインデックス、前記PUCCHリソースの意図される用途、またはこれらの組合せに少なくとも一部基づいて、複数のPUCCHリソース候補から前記PUCCHリソースを特定するための手段をさらに備える、請求項72に記載の装置。
  74. 前記複数のPUCCHリソース候補から前記PUCCHリソースを特定するための手段が、インデックスが最小の前記特定されたPUCCHリソースに少なくとも一部基づいて、前記PUCCHリソースを特定するための手段を備える、請求項73に記載の装置。
  75. 前記PUCCHリソースの前記意図される用途が、スケジューリング要求(SR)、チャネル品質インジケータ(CQI)報告、またはビーム障害回復のうちの1つを備える、請求項73に記載の装置。
  76. 前記第1のアップリンク送信が、サウンディング参照信号(SRS)送信、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)ビームインジケータを含むアップリンクグラントによってスケジューリングされる物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信、半永続スケジューリング(SPS)送信、またはグラントフリーアップリンク送信を備える、請求項71に記載の装置。
  77. 前記第1のアップリンク送信のスケジューリングパラメータ、前記第1のアップリンク送信と関連付けられたビームの数、前記基地局によって送信される選択の指示、またはこれらの組合せに少なくとも一部基づいて、複数のアップリンク送信候補から、前記デフォルト送信ビームを決定するために前記UEによって使用されるべき前記第1のアップリンク送信を特定するための手段をさらに備える、請求項71に記載の装置。
  78. 前記UEに前記通信リソースを割り振るための手段がさらに、
    前記UEのために、残存最小システム情報(RMSI)制御リソースセットを構成するための手段と、
    無線リソース制御(RRC)構成の完了の前に、前記RMSI制御リソースセットに少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビームを特定するための手段とを備える、請求項68に記載の装置。
  79. 前記割り振られた通信リソースを介してダウンリンク送信を前記UEに送信するための手段をさらに備え、前記アップリンク通信が、前記ダウンリンク送信に少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビームを使用して前記UEによって送信される、請求項68に記載の装置。
  80. 前記ダウンリンク送信が物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)送信を備え、前記割り振られた通信リソースがPDCCH制御リソースセットを備える、請求項79に記載の装置。
  81. 前記PDCCH制御リソースセットと関連付けられたインデックスに少なくとも一部基づいて、複数のPDCCH制御リソースセット候補から前記PDCCH制御リソースセットを特定するための手段をさらに備える、請求項80に記載の装置。
  82. 前記ダウンリンク送信を送信するための手段がさらに、
    前記割り振られた通信リソースを介して1つまたは複数のチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)を送信するための手段を備え、前記アップリンク通信が、前記1つまたは複数のCSI-RSに少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビームを使用して前記UEによって送信される、請求項79に記載の装置。
  83. 前記ダウンリンク送信が、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)送信を備える、請求項79に記載の装置。
  84. 前記ダウンリンク送信のスケジューリングパラメータ、前記ダウンリンク送信と関連付けられたビームの数、前記基地局から受信される選択の指示、またはこれらの組合せに少なくとも一部基づいて、複数のダウンリンク送信候補から、前記デフォルト送信ビームを決定するために前記UEによって使用されるべき前記ダウンリンク送信を特定するための手段をさらに備える、請求項79に記載の装置。
  85. 最近の送信に対応する通信ビームを特定するための手段をさらに備え、前記最近の送信が前記UEからの最近のアップリンク送信または前記UEへの最近のダウンリンク送信を備え、前記アップリンク通信が、前記通信ビームに少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビームを使用して前記UEによって送信される、請求項68に記載の装置。
  86. 前記UEに、前記割り振られた通信リソースに対する更新を送信するための手段であって、前記アップリンク通信が、前記更新に少なくとも一部基づいて前記デフォルト送信ビーム上で前記UEによって送信される、手段をさらに備える、請求項68に記載の装置。
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