JP2021513295A - Bss pcp/apクラスタサービスセットのチャネルアクセス - Google Patents

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Abstract

2つ以上のPCP/APを有するBSS内でのチャネルアクセスの方法およびシステム。C−PCP/APは、少なくとも第1の管理/拡張フレームを送信し、管理/拡張フレームは、STAによるチャネルアクセスのための情報を含む。C−PCP/APは、STAから、少なくとも第2の管理/拡張フレームを受信する。少なくとも第1および第2の管理/拡張フレームを介してC−PCP/APとSTAとの間で交換される情報に基づいて、STAは、C−PCP/APが、C−PCP/APがSTAにサービスを提供するための通信リンクを確立すること、または、C−PCP/APが、STAにサービスを提供するためにBSS内の第2のPCP/APを割り当てることによって、BSS内のチャネルアクセスを提供される。

Description

本出願は、2018年2月12日に提出された「BSS PCP/APクラスタサービスセットのチャネルアクセス」なる名称の米国特許出願第15/894,481号に基づく優先権を主張し、その内容は参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、レガシーデバイスとのチャネルアクセスの調整を含む、BSS PCP/APクラスタ(BPAC)におけるチャネルアクセスのための方法および装置に関する。
無線通信では、個人用基本サービスセット(PBSS)制御ポイント(PCP)またはアクセスポイント(AP)(一般にPCP/APと呼ばれる)は、通常、PCP/APと局(STA)との間の通信、およびネットワーク内のSTA間の通信を管理する。各STAは、ネットワークに関連付けてネットワークリソースにアクセスするために、PCP/APを関連付けてもよい。
IEEE 802.11ad規格(一般に802.11adと呼ばれる)によると、PCP/APのクラスタリングを使用して、他の同一チャネル指向マルチギガビット(DMG)基本サービスセット(BSS)との空間共有および/または干渉軽減を改善できる。通常、同期PCP/AP(S−PCP/AP)は、PCP/APクラスタに同期およびその他のサービスを提供する。802.11adは、1対1の通信リンクを提供する。次世代のIEEE 802.11ay規格(一般に802.11ayと呼ばれる)は、ダウンリンク(DL)マルチユーザ複数入力複数出力(MU−MIMO)通信を導入し、1つのPCP/APが複数のSTAと同時に通信リンクを持つことを可能にする。
高密度配置の増加とSTAあたりのデータレートの需要の増加に伴い、BSSの総容量を増やすことが望まれる。さらに、将来または次世代のテクノロジー(IEEE 802.11ayを超える規格に基づくテクノロジーなど)は、レガシーデバイス(例えば、IEEE 802.11adおよび/またはIEEE 802.11ay規格に基づく)と共存し、後方互換性があることが望ましい。
ここで説明する例は、BPACにおける次世代デバイスとレガシーデバイス間のチャネルアクセスを調整するメカニズムを提供する。また、次世代のビーコン間隔の例と、次世代のビーコン間隔中に実行され得るビームフォーミング動作についても説明される。
一部の態様では、本開示は、2つ以上のPCP/APを有する基本サービスセット(BSS)内の調整個人用基本サービスセット制御ポイント/アクセスポイント(PCP/AP)によって、少なくとも第1の管理/拡張フレームを送信するステップであって、管理/拡張フレームは、BSS内の局(STA)によるチャネルアクセスのための情報を含む、ステップを含む方法を説明する。方法はまた、STAから、少なくとも第2の管理/拡張フレームを受信するステップを含む。方法はまた、少なくとも第1および第2の管理/拡張フレームを介して調整PCP/AP(C−PCP/AP)とSTAとの間で交換される情報に基づいて、C−PCP/APがSTAにサービスを提供するための通信リンクを確立すること、または、C−PCP/APによって、STAにサービスを提供するためにBSS内の第2のPCP/APを割り当てることによって、STAにBSS内のチャネルアクセスを提供するステップを含む。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、C−PCP/APによる少なくとも第1の管理/拡張フレームの送信は、少なくとも第2のPCP/APによる少なくとも第3の管理/拡張フレームの送信と並列に実行され得る。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、C−PCP/APによる少なくとも第1の管理/拡張フレームの送信は、少なくとも第2のPCP/APによる少なくとも第3の管理/拡張フレームの送信と順次に実行され得る。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、STAとC−PCP/APまたは第2のPCP/APとの間で交換される少なくとも1つの管理/拡張フレームは、同期情報、BSS識別、STA識別、ビームフォーミング情報またはスケジューリング情報の少なくとも1つを含むことができる。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、スケジューリング情報は、ビーコンヘッダ間隔(BHI)およびデータ転送間隔(DTI)を含むビーコン間隔(BI)スケジュールを定義することができる。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、第1のBHIおよび第1のDTIを含む第1のBIスケジュールは、C−PCP/APによって実装され得、C−PCP/APは、第2のBHIおよび第2のDTIを含み、かつSTAにサービスを提供するときに第2のPCP/APによって実装される第2のBIスケジュールを定義するスケジューリング情報を送信し得る。第1のBIスケジュールは、レガシー管理/拡張フレームの送信のために予約された第1の予約済みサービス期間(SP)を含み得る。第2のBIスケジュールは、非レガシー管理/拡張フレームの送信のために予約された第2の予約済みSPを含み得る。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、第1のBIスケジュールでは、第1の予約済みSPが第1のDTI中にスケジュールされ得、C−PCP/APとの間のデータ転送は、第1の予約済みSP外のDTIの少なくとも1つの第1のデータ転送部で許可され得る。第2のBIスケジュールでは、第2の予約済みSPが第2のDTI中にスケジュールされ得、第2のPCP/APとの間のデータ転送は、第2の予約済みSP外のDTIの少なくとも1つの第2のデータ転送部において許可され得る。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、C−PCP/APは、少なくとも第1および第2の管理/拡張フレームを介して交換される情報に基づいて、STAをレガシーSTAとして識別し、C−PCP/APは、レガシー動作モードでSTAにサービスを提供するために第2のPCP/APを割り当てることができる。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、方法はまた、STAとC−PCP/APとの間で交換される管理/拡張フレームに基づいて、第2のPCP/APと情報を交換するステップを含み得る。第2のPCP/APと交換される情報は、C−PCP/APまたは第2のPCP/APがSTAにサービスを提供するために通信リンクを確立するための情報を含み得る。
一部の態様では、本開示は、調整個人用基本サービスセット制御ポイント/アクセスポイント(PCP/AP)について説明する。調整PCP/AP(C−PCP/AP)は、局(STA)、ならびに2つ以上のPCP/APを有する基本サービスセット(BSS)内の少なくとも第2のPCP/APとの無線通信のために構成されたネットワークインタフェースを含む。C−PCP/APは、ネットワークインタフェースに接続されたプロセッサも含む。プロセッサは、C−PCP/APに少なくとも第1の管理/拡張フレームを送信させる命令を実行するように構成され、管理/拡張フレームは、BSS内のSTAによるチャネルアクセスのための情報を含む。プロセッサはまた、C−PCP/APに、少なくとも第2の管理/拡張フレームをSTAから受信させる命令を実行するように構成される。プロセッサはまた、少なくとも第1と第2の管理/拡張フレームを介してSTAとの間で交換された情報に基づいて、C−PCP/APに、STAにサービスを提供するために通信リンクを確立するステップ、または、STAにサービスを提供するために第2のPCP/APを割り当てるステップによって、BSS内のチャネルアクセスをSTAに提供させる命令を実行するように構成される。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、少なくとも第1の管理/拡張フレームの送信は、少なくとも第2のPCP/APによる少なくとも第3の管理/拡張フレームの送信と並列に実行され得る。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、少なくとも第1の管理/拡張フレームの送信は、少なくとも第2のPCP/APによる少なくとも第3の管理/拡張フレームの送信と順次に実行され得る。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、STAとの間で交換される少なくとも1つの管理/拡張フレームは、同期情報、BSS識別、STA識別、ビームフォーミング情報またはスケジューリング情報のうちの少なくとも1つを含むことができる。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、スケジューリング情報は、ビーコンヘッダ間隔(BHI)およびデータ転送間隔(DTI)を含むビーコン間隔(BI)スケジュールを定義することができる。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、プロセッサは、C−PCP/APに、第1のBHIおよび第1のDTIを含む第1のBIスケジュールを実装させ、第2のBHIおよび第2のDTIを含み、かつSTAにサービスを提供するときに第2のPCP/APによって実装される第2のBIスケジュールを定義するスケジューリング情報を送信させる命令を実行するようにさらに構成され得る。第1のBIスケジュールは、レガシー管理/拡張フレームの送信のために予約された第1の予約済みサービス期間(SP)を含み得る。第2のBIスケジュールは、非レガシー管理/拡張フレームの送信のために予約された第2の予約済みSPを含み得る。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、第1のBIスケジュールでは、第1の予約済みSPが第1のDTI中にスケジュールされ得、C−PCP/APとの間のデータ転送は、第1の予約済みSP外のDTIの少なくとも1つの第1のデータ転送部で許可され得る。第2のBIスケジュールでは、第2の予約済みSPが第2のDTI中にスケジュールされ得、第2のPCP/APとの間のデータ転送は、第2の予約済みSP外のDTIの少なくとも1つの第2のデータ転送部において許可され得る。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、プロセッサは、C−PCP/APに、少なくとも第1および第2の管理/拡張フレームを介して交換される情報に基づいて、STAをレガシーSTAとして識別させ、レガシー動作モードでSTAにサービスを提供するために第2のPCP/APを割り当てさせる命令を実行するようにさらに構成され得る。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、プロセッサは、C−PCP/APに、STAとの間で交換される管理/拡張フレームに基づく情報を、第2のPCP/APとの間で交換させる命令を実行するようにさらに構成され得る。第2のPCP/APと交換される情報は、STAにサービスを提供するために通信リンクを確立するための情報を含み得る。
一部の態様では、本開示は、少なくとも調整個人用基本サービスセット制御ポイント/アクセスポイント(PCP/AP)および第2のPCP/APを有する基本サービスセット(BSS)において、第2のPCP/APによって少なくとも第1の管理/拡張フレーム送信するステップを含む方法を説明し、管理/拡張フレームは、BSS内の局(STA)によるチャネルアクセスのための情報を含む。方法はまた、STAから、少なくとも第2の管理/拡張フレームを受信するステップを含む。方法はまた、調整PCP/AP(C−PCP/AP)と情報を交換するステップであって、交換された情報は、少なくとも部分的に、STAからの第2の管理/拡張フレームに含まれる情報に基づく、ステップを含む。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、方法はまた、C−PCP/APから受信された命令に応答して、第2のPCP/APがSTAにサービスを提供するために通信リンクを確立するステップを含み得る。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、C−PCP/APから受信された命令に応答して、第2のPCP/APは、レガシー動作モードでSTAにサービスを提供することができる。
前述の態様/実施形態のいずれかにおいて、第2のPCP/APは、C−PCP/APから受信された命令に応答して、少なくとも第1の管理/拡張フレームを送信することができる。
一部の態様では、本開示は、局(STA)、ならびに2つ以上のPCP/APを有する基本サービスセット(BSS)内の少なくとも調整PCP/AP(C−PCP/AP)との無線通信のために構成されたネットワークインタフェースを含む個人用基本サービスセット制御ポイント/アクセスポイント(PCP/AP)を説明する。PCP/APは、ネットワークインタフェースに接続されたプロセッサも含む。プロセッサは、PCP/APに少なくとも第1の管理/拡張フレームを送信させる命令を実行するように構成され、管理/拡張フレームは、BSS内のSTAによるチャネルアクセスのための情報を含む。プロセッサはまた、PCP/APに、少なくとも第2の管理/拡張フレームをSTAから受信させる命令を実行するように構成される。プロセッサはまた、PCP/APにC−PCP/APと情報を交換させる命令を実行するように構成され、交換された情報は、少なくとも部分的に、STAからの第2の管理/拡張フレームに含まれる情報に基づく。
ここで、例として、本出願の例示的な実施形態を示す添付の図面を参照する。
IEEE 802.11ad規格に準拠する1対1の通信リンクの例を示す。 IEEE802.11ay規格に準拠する1対多の通信リンクの例を示す。 将来の指向性マルチギガビット(FDMG)通信とも呼ばれる次世代通信による多対多の通信リンクの例を示す。 IEEE802.11adによって定義されたレガシーサービスセットを実装し、またFDMG通信のためのBSS PCP/APクラスタ(BPAC)を実装するシステムを示す。 本明細書に開示される実施形態を実装するために使用され得る、例示的な簡略化された処理システムのブロック図である。 レガシー局によるチャネルアクセスのための例示的なレガシービーコン間隔(BI)を示す。 FDMG対応局によるチャネルアクセスのための例示的なFDMG BIを示す。 レガシーBIおよびFDMG BIの例示的なスケジュールを示す。 レガシーBIおよびFDMG BIの例示的なスケジュールを示す。 FDMG BI中のビームフォーミングの例示的な動作を示すタイミング図である。 FDMG BI中のビームフォーミングの例示的な動作を示すタイミング図である。 FDMG BI中のビームフォーミングの例示的な動作を示すタイミング図である。 BPAC BSSにおけるチャネルアクセスをスケジュールするための例示的な方法を示すフローチャートである。 BPAC BSSにおけるSTAによるチャネルアクセスを可能にするための例示的な方法を示すフローチャートである。 BPAC BSSにおけるSTAによるチャネルアクセスを可能にするための他の例示的な方法を示すフローチャートである。
同様の参照番号は、同様の構成要素を示すために異なる図で使用されている場合がある。
IEEE 802.11ad(一般に802.11adと呼ばれ、指向性マルチギガビット(DMG)とも呼ばれる)は、ライセンス不要の60 GHzスペクトラムでの運用のためのWi−Fi規格である。802.11adは1対1の通信を提供する。図1Aは、個人用基本サービスセット(PBSS)制御ポイント(PCP)またはアクセスポイント(AP)12が、1つの基本サービスセット(BSS)10内で単一の局(STA)16との単一の通信リンク14を有する例を示す。
本開示では、用語PCPおよびAPは交換可能に使用され得、一般に用語PCP/APは、一般にPCPまたはAPのいずれかを指すために使用され得ることに留意されたい。PCP/APは、基地局と呼ばれることもある。PCP/APは、例えば、ルータとして実装されてもよい。STAはまた、例えば、端末、ユーザデバイス、ユーザ機器(UE)またはクライアントと呼ばれることもある。各STAは、任意の適切な電子デバイス(ED)であり、例えば、スマートフォン、ラップトップ、携帯電話、タブレットデバイスなどのモバイルデバイスまたは固定デバイスなどの無線通信が可能な任意のデバイスを含み、STAは、互いに同じである必要はない。
IEEE 802.11ay(一般に802.11ayと呼ばれ、拡張DMG(EDMG)とも呼ばれる)は、IEEE 802.11adに続く次世代である。802.11ayの特徴は、ダウンリンクマルチユーザ多入力多出力(DL MU−MIMO)である。図1Bは、802.11ayによる1対多通信の例を示す。DL MU−MIMOを使用すると、1つのPCP/AP 12は、1つのBSS 20内で同時に複数のSTA 16と通信リンク14を持つことができる。
PCP/AP 12やSTA 16を含む、802.11adまたは802.11ayで動作するデバイスは、指向性アンテナを使用して指向性無線信号を送信でき、送信ビームが特定の送信セクタに進めることを意味する。無線信号伝送の指向性は、空間共有の機会を提供する。空間共有では、送信ビームを空間的に分離できる場合、1つの送信は他の送信にほとんどまたはまったく干渉を引き起こさない。
将来の世代の60GHz Wi−Fi(FG60)テクノロジーは、空間共有機能をさらに活用するために開発されている。FG60システムは、複数のPCP/APが1つのBPAC BSS内の複数のSTAにサービスを提供するBSS PCP/APクラスタ(BPAC)を実装しうる。対照的に、レガシーBSS 10、20は、単一のBSS内の単一のPCP/APのみをサポートする。BPAC BSS参照アーキテクチャについては、2017年4月11日に提出された「BSS PCP/AP クラスタネットワーク参照アーキテクチャ」なる名称の米国仮特許出願第62/484,112号、および2017年4月11日に提出された「同期BSS PCP/APクラスタサービスセット」なる名称の米国仮特許出願第62/484,135でさらに説明されており、その全体は参照により本明細書に組み込まれる。図1Cは、単一のBPAC BSS 130が複数のPCP/AP 102(この例では、2つのPCP/AP 102)を含む例を示す。各PCP/AP 102は、同時に1つ以上のSTA 106との通信リンク104を有し、また、1つ以上の他のPCP/AP 102との通信リンク104を有することもできる。したがって、FG60は、多対多の通信を可能にすることにより、BSSの容量を増加させることができる。FG60テクノロジーの下で実行される指向性通信は、将来の指向性マルチギガビット(FDMG)とも呼ばれる。
本開示は、FDMG対応デバイス(FDMGデバイス、FG60デバイス、BPACデバイスまたは次世代デバイスとも呼ばれる)がレガシーデバイス(例えば、802.11adおよび/または802.11ayデバイス)と共存および後方互換が可能なチャネルアクセスのための方法およびシステムを説明する。
図2は、レガシーデバイス(例えば、レガシーSTAおよびレガシーPCP/AP)およびFDMGデバイス(例えば、FDMG STAおよびFDMG PCP/AP)の両方を含む例示的なシステム200を示す。混乱を避けるために、各構成要素の1つのインスタンスのみが図2でラベル付けされている。一般に、FDMG PCP/APはレガシー動作とFDMG動作を実行できる。同様に、FDMG STAは、レガシー動作とFDMG動作を実行できる。
システム200は、802.11adおよび/または802.11ayの下で動作するレガシーデバイス(例えば、PCP/AP 12およびSTA 16)を含む。レガシーデバイスは、DMG対応デバイスまたはEDMG対応デバイス(DMG/EDMGデバイスとも呼ばれる)と呼ばれる場合がある。802.11adで動作するレガシーデバイスは、802.11adで定義されたBSS 10内で1対1の通信を行ってもよい。802.11ayで動作するレガシーデバイスは、802.11ayのBSS 20内で1対1および/または1対多の通信を行ってもよい。図2に示されるように、複数のBSS10、20は、PCP/APクラスタ30に一緒にクラスタ化され得る。PCP/APクラスタ30では、1つのPCP/AP 12が同期PCP/AP(S−PCP/AP)として働き、PCP/APクラスタ30内のPCP/AP 12の同期を提供することができる。STA 16がPCP/APクラスタ30内で移動するとき、STA 16は、クラスタ30内のどの特定のPCP/AP 12がSTA 16にサービスを提供しているかを認識している。PCP/APクラスタ30内の異なるPCP/AP 12によってサービスを受けるために、STA 16は、現在関連付けられているPCP/AP 12から切り離され、新しいPCP/AP 12と関連付ける必要がある。図示の例では、システム200は、拡張集中型PCP/APクラスタ(ECPAC)32から除外されている配信システム(DS)34および外部ネットワーク36を含む。外部ネットワーク36は、ポータル38を介して他のネットワーク(例えば、DS 34)に接続されてもよい。集中型調整サービスセット(CCSS)40は、集中型調整サービスルート(CCSR)42を介して、PCP/APクラスタ30内の複数のPCP/AP 12を調整する働きをする。802.11adおよび802.11ayで定義されているように、CCSR 42はS−PCP/APに同期および構成サービスを提供するエンティティであり、CCSS 40は、1つのCCSR 42と、動作中かつCCSRに接続されている間、それらのローカル環境に対して静止している1つ以上のS−PCP/APのセットを含む。拡張集中型PCP/APクラスタ(ECPAC)32は、PCP/APクラスタの他の形式である。802.11adおよび802.11ayで定義されているように、ECPAC 32は単一のCCSS 40、集中型PCP/APクラスタ30のセットを含んでいるため、集中型PCP/APクラスタ30の各S−PCP/APはCCSS 40内にあり、すべてのSTA 16は集中型PCP/APクラスタ30のS−PCP/APおよびPCP/APのBSS 10、20内にある。レガシー802.11adおよび802.11ayによると、BSS 10、20ごとにPCP/AP 12は1つだけである。STA 16は、2つ以上のBSS10、20で動作することができ、1つのBSS10、20ではPCP/AP 12として機能し、他のBSS10、20ではSTA 16として機能することができる。
システム200はまた、BPAC BSS 130の実装をサポートするFDMGデバイス(例えば、FDMG PCP/AP 102およびFDMG STA 106)を含む。上述のように、単一のBPAC BSS 130は、複数のSTA 106に同時にサービスを提供する複数のPCP/AP 102を含み得る。BPAC BSS 130内の1つのPCP/AP 102は、調整PCP/AP(C−PCP/AP)132として働くことができる。C−PCP/AP 132を除いて、BPAC BSS 130内のすべてのPCP/APは、BPAC BSS 130内のメンバーPCP/AP(M−PCP/AP)102であり、C−PCP/AP 132によって管理される。C−PCP/AP 132は、BPAC BSS 130内の動作を確立および維持し、BPAC BSS 130のすべてのM−PCP/AP 102の調整、同期およびスケジューリングを含むサービスを提供する。C−PCP/AP 132はまた、要求されたサービスのセットをBPAC BSS 130のSTA 106に提供するように、M−PCP/AP 102によって提供されるサービスを調整することができる。概念的には、C−PCP/AP 132は、レガシーPCP/APクラスタ30におけるS−PCP/APと同様の役割を果たすことができる。しかしながら、レガシーS−PCP/APは、異なるBSS10、20のPCP/AP 12間で調整する働きをするが、C−PCP/AP 132は、単一のBPAC BSS 130内のM−PCP/AP 102間で調整する働きをする。C−PCP/AP 132はまた、M−PCP/AP 102の追加または削除の管理を含む、BPAC BSS 130の形成を確立および管理する働きをすることができる。所与のPCP/AP 102は、同時に複数のBPAC BSS 130に参加することができる。
仮想PCP/AP(V−PCP/AP)134は、各BPAC BSS 130に対して実装され得る。V−PCP/AP 134は、C−PCP/AP 132によって管理される媒体アクセス制御(MAC)層プロトコルである。V−PCP/AP 134は、BPAC BSS 130内のすべてのPCP/AP 102、132(C−PCP/AP 132およびM−PCP/AP 102の両方を含む)の仮想表現である。BPAC BSS 130を(複数の個別のPCP/AP 102、132ではなく)単一のV−PCP/AP 134として表すことにより、V−PCP/AP 134は、発見、同期、関連付け、認証、サービス品質(QoS)/体験品質(QoE)のトラフィックスケジューリングなどのBPAC BSS 130に関連する動作を簡素化および合理化する。例えば、V−PCP/AP 134は、BPAC BSS 130のすべてのPCP/AP 102、132が(例えば、単一のBSSIDとして)STA 106によって一緒に発見および識別されることを可能にすることができる。同様に、V−PCP/AP 134は、各PCP/AP 102、132で再認証する必要なしに、STA 106が単一のBPAC BSS 130内の異なるPCP/AP 102、132のカバレッジ間を移動できるようにすることができる。したがって、STA 106は、(例えば、レガシーBSS10、20における体験と同様に)単一のPCP/APとしてBPAC BSS 130を体験することができる。
BPACサービスセット(BPACSS)層110は、CCSR 42を介して(例えば、801.11ad/ayによるクラスタリング制御を使用して)レガシーCCSS 40によるBPAC BSS 130の管理を可能にするように実装されてもよい。BPACSS層110は、BSS10、20のスーパーセットとして機能する。これは、BPACSS層110がレガシーBSS 10、20のすべての動作とサービスを継承することを意味する。したがって、CCSS 40の観点から、BPACSS層110は、BPAC BSS 130がレガシーBSS10、20と同等であるように見えることを可能にする。このようにして、BPACSS層110は、CCSR 42を介して、BPAC BSS 130がレガシーネットワークと後方互換性を持つことを可能にすることができる。
図3は、本明細書に開示される実施形態を実装するために使用され得る、例示的な簡略化された処理システム300のブロック図である。以下で説明する例示的な処理システム300、またはその変形は、レガシーデバイス(例えば、レガシーPCP/AP 12および/またはレガシーSTA 16)またはFDMGデバイス(例えば、STA 106、C−PCP/AP 134および/またはM−PCP/AP 102)を実装するために使用することができる。他の処理システムは、本開示で説明される実施形態を実装するのに適している場合があり、以下で論じられるものとは異なる構成要素を含み得る。図3は各構成要素の単一のインスタンスを示しているが、処理システム300内には各構成要素の複数のインスタンスがあってもよい。
処理システム300は、プロセッサ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、専用論理回路、またはそれらの組み合わせなどの1つ以上の処理装置302を含むことができる。処理システム300は、1つ以上のオプションの入力装置314および/または出力装置316とのインタフェースを可能にするために、1つ以上の入出力(I/O)インタフェース304をオプションとして含むことができる。処理システム300は、ネットワーク(例えば、イントラネット、インターネット、P2Pネットワーク、WANおよび/またはLAN)または他のノードとの有線または無線通信のための1つ以上のネットワークインタフェース306を含み得る。ネットワークインタフェース306は、ネットワーク内および/またはネットワーク間通信のための有線リンク(例えば、イーサネットケーブル)および/または無線リンク(例えば、1つ以上のアンテナ)を含むことができる。
ネットワークインタフェース306は、1つ以上のアンテナを介して無線通信を提供することができる。この例では、複数のアンテナが一緒にアンテナアレイ318を形成し、アンテナアレイ318は、送信機能と受信機能の両方を実行することができる。アンテナアレイ318は、ビームフォーミングおよびビーム追跡を可能にすることにより、指向性通信を可能にすることができる。他の例では、送信および受信用の別個のアンテナまたは別個のアンテナアレイがあってもよい。
処理システム300は、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ、磁気ディスクドライブおよび/または光ディスクドライブなどの大容量記憶装置を含むことができる1つ以上の記憶装置308も含むことができる。処理システム300は、揮発性または不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、および/または読み出し専用メモリ(ROM))を含むことができる1つ以上のメモリ310を含むことができる。非一時的メモリ310は、本開示で説明される例示的な方法を実行するなどの、処理装置302による実行のための命令を格納することができる。メモリ310は、オペレーティングシステムおよび他のアプリケーション/機能を実装するなどの、他のソフトウェア命令を含むことができる。いくつかの例では、1つ以上のデータセットおよび/またはモジュールは、外部メモリ(例えば、処理システム300と有線または無線通信している外部ドライブ)によって提供され得るか、一時的または非一時的なコンピュータ可読媒体によって提供され得る。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、RAM、ROM、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、CD−ROM、または他の携帯用メモリストレージを含む。
処理装置302、オプションのI/Oインタフェース304、ネットワークインタフェース306、記憶装置308、および/またはメモリ310を含む、処理システム300の構成要素間の通信を提供するバス312があってもよい。バス312は、例えば、メモリバス、周辺バス、またはビデオバスを含む任意の適切なバスアーキテクチャであってもよい。
図3では、オプションの入力装置314(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、タッチスクリーン、および/またはキーパッド)およびオプションの出力装置316(例えば、ディスプレイ、スピーカおよび/またはプリンタ)が、処理システム300の外部として示されている。他の例では、入力装置314および/または出力装置316のうちの1つ以上は、処理システム300の内部構成要素であり得る。
再び図2を参照する。示されるように、システム200は、レガシーデバイスならびにFDMGデバイスを含む。以下で論じる例では、本開示は、BPAC BSS 130内のFDMGデバイスおよびレガシーデバイスの共存を容易にするとともに、BPAC BSS 130が、レガシーデバイス(例えば、レガシーSTA 16およびレガシーPCP/AP 12)と後方互換性を持つことを可能にするために、BPAC BSS 130に実装できるチャネルアクセスのメカニズムを提供する。
本開示の理解を助けるために、レガシーSTA 16によるチャネルアクセスが、図4を参照して最初に説明される。レガシーSTA 16は、スケジュールに基づいて、レガシービーコン間隔(BI)400中にチャネルにアクセスする。レガシーBSS 10、20では、スケジュールは通常、従来のPCP/AP 12によって生成される。レガシーSTA 16がBPAC BSS 130内にある例では、スケジュールは、以下でさらに論じられるように、C−PCP/AP 132によって生成され得る。生成されたスケジュールは、DMGビーコンおよびAnnounceフレームなどのレガシー管理/拡張フレームを使用してSTA 16に通信される。本開示では、「管理/拡張フレーム」という用語は、同期情報、BSS識別、STA識別、ビームフォーミング情報、スケジューリング情報、またはチャネルアクセス動作に関連する任意のその他のタイプの情報などの任意の情報を含み得る任意の管理フレームまたはビーコンフレームを指すために使用され得る。場合によっては、管理/拡張フレームは、単に管理フレーム、ビーコンフレーム、またはビーコンと呼ばれることもある。スケジューリング情報を受信した後、STA 16は、その期間に固有のアクセス規則を使用して、スケジュールされた期間中に媒体にアクセスすることができる。理解を容易にするために、以下の説明は、レガシーBSS 10、20のコンテキストでレガシーBI 400について説明する。しかしながら、以下でさらに説明されるように、レガシーBI 400は、BPAC BSS 130にも実装され得ることを理解されたい。
レガシーBSS 10、20の媒体時間は、時間的に重複しないBIに分割される。図4に示されるように、レガシーBI 400は、レガシービーコンヘッダ間隔(LBHI)410とレガシーデータ転送間隔(DTI)420とに分割され得る。一般に、LBHI 410は、レガシーBI 400のターゲットビーコン送信時間(TBTT)で開始し、レガシーDTI 420の開始までに終わる連続した期間を表す。
ビームフォーミングトレーニング(BFT)は、レガシーBI 400のさまざまな部分で実行される。BFTは、送信デバイスと受信デバイスが互いに指向性通信するための適切なアンテナ設定を決定するために実行される。BFTを開始するデバイス(例えば、PCP/AP 12)は、イニシエータと呼ばれることがあり、BFTに参加する他のデバイス(例えば、STA 16)は、レスポンダと呼ばれることがある。本開示では、ビームフォーミングトレーニングは、例示の目的で、イニシエータとしてのPCP/APとレスポンダとしてのSTAとの間のビームフォーミングの文脈で説明される。ビームフォーミングは、例えば2つのSTA間など、イニシエータおよびレスポンダとして他のネットワークエンティティ間でも行われる。802.11adは、BFTのセクタレベルスイープ(SLS)ステージとビームリファインメントプロトコル(BRP)ステージを定義する。SLSステージは、一般に、イニシエータとレスポンダ間の指向性通信の送信セクタを識別するために使用される。BRPステージは、イニシエータとレスポンダの両方のアンテナ設定を調整するために使用される。
LBHI 410は、ビーコン送信間隔(BTI)412、アソシエーションBFT(A−BFT)期間414、およびアナウンス送信間隔(ATI)416を含み得る。BTI 412は、1つ以上のDMGビーコンフレームがPCP/AP 12によって送信されるアクセス期間である。BTI 412は任意選択であり、レガシーBI 400はBTI 412を省略してもよいことに留意されたい。レガシーSTA 16は、BTI 412の間の送信を禁止されている。A−BFT 414は、STA 16と直前のBTI 412の間にPCP/AP 12がDMGビーコンフレームを送信するために使用したアンテナとの間でビームフォーミングトレーニングが実行されるアクセス期間である。A−BFT 414は任意選択であり、レガシーBI 400から省略できる。A−BFT 414の存在は、BTI 412で送信された先行するDMGビーコンフレームでシグナリングされ得る。ATI 416は、PCP/AP 12とSTA 16との間で要求−応答管理フレームが送信されるアクセス期間である。ATI 416は任意選択であり、レガシーBI 400から省略できる。ATI 416の存在は、BTI 412で送信された先行するDMGビーコンフレームでシグナリングされ得る。
レガシーDTI 420は、PCP/AP 12とSTA 16との間、および/またはレガシーBSS10、20内のSTA 16の間でデータフレーム交換が実行されるアクセス期間である。DTI 420は、1つ以上のコンテンションベースのアクセス期間(CBAP)422および/またはサービス期間(SP)424を含んでもよい。図4は、DTI 420内の特定の順序のCBAP 422およびSP 424を示しているが、CBAP 422および/またはSP 424の任意の順序が、DTI 420中に行われてもよい。CBAP 422は、拡張分散チャネルアクセス(EDCA)期間であってもよく、SP 424は、スケジュールされたアクセス期間であってもよい。
BFTの場合、SLSステージはBHI 410またはDTI 420の間に実行され、BRPステージはDTI 420の間に実行される。SLSステージでは、イニシエータ(例えば、PCP/AP 12)は、ビーコンフレーム(BTI 412の間に送信される)またはセクタスイープ(SSW)フレーム(DTI 420の間に送信される)を他の方向に送信することにより、イニシエータ送信セクタスイープ(I−TXSS)を実行する。SSWまたはビーコンフレームは、異なるアンテナセクタを介して順次に送信される。レスポンダ(例えば、STA 16)によって受信されたSSWまたはビーコンフレームは、(例えば、計算された信号対雑音比(SNR)に基づいて)、イニシエータからレスポンダへの指向性通信のための好ましい送信セクタを識別するためにレスポンダによって使用される。レスポンダ(例えば、STA 16)は、レスポンダ送信セクタスイープ(R−TXSS)で応答し、その間、レスポンダは、異なるアンテナセクタを介してSSWフレームを順次に送信する。これらのSSWフレームはまた、レスポンダからイニシエータに送信された情報を送り返し、イニシエータがイニシエータからレスポンダへの指向性通信に好ましい送信セクタを識別できるようにする。R−TXSSは、A−BFT 414の間に行われてもよい。イニシエータによって受信されたSSWフレームはまた、(例えば、計算された信号対雑音比(SNR)に基づいて)、レスポンダからイニシエータへの指向性通信のための好ましい送信セクタを識別するためにイニシエータによって使用される。セクタスイープフィードバック(SSW−FB)は、レスポンダに情報を送り返すためにイニシエータによって実行され、レスポンダがレスポンダからイニシエータへの指向性通信に好ましい送信セクタを識別できるようにする。SSW−BFは、A−BFT 414またはDTI 420の間に行われてもよい。
図5は、FDMG STA 106がチャネル媒体にアクセスする例示的なFDMG BI 500を示す。レガシーBI 400と同様に、FDMG BI 500は、FDMGビーコンヘッダ間隔(FBHI)510とFDMG DTI 520とに分割され得る。FDMG BI 500は、以下でさらに説明するように、LBHI 410中のレガシー管理/拡張フレームの送信を受け入れるために、少なくとも1つの予約済みSP 526を任意選択で含むことができる。特に、FDMG DTI 520は、データフレームの交換が行われ得る1つ以上のデータ転送部521、ならびに少なくとも1つの予約済みSP 526を含み得る。予約済みSP 526はFDMG DTI 520内の特定の期間にスケジュールされるように示されているが、予約済みSP 526は、FDMG DT 520の開始時(すなわち、先行するデータ転送部521なし)または終了時(すなわち、後続するデータ転送部521なし)を含むFDMG DTI 520の間にいつでも発生する可能性があることを理解されたい。予約済みSP 526は、以下でさらに説明されるように、BPAC BSS 130内のレガシーSTA 16を受け入れるために、レガシー管理/拡張フレームの送信のために予約された期間である。FDMG STA 106への、およびFDMG STA 106からのデータ送信は、予約済みSP 526の間はスケジュールされない。予約済みSP 526外のFDMG DTI 520の任意の期間は、データ転送部521と考えられる。データ転送部521は、FDMG STA 106との間のデータ送信を可能にする1つ以上のCBAP 522および/またはSP 524を含むことができる。BPAC BSS 130にレガシーデバイスがない場合、予約済みSP 526は省略できる。FBHI 510は、PCP/AP 102、132とSTA 106との間の同期、BFT、発見、情報交換(例えば、とりわけ、デバイス機能、パラメータおよび/または動作に関する情報)および/または、FDMG DTI 520中のデータ送信動作をサポートするための他の機能の中でも特に、FDMG DTI 520のスケジューリングを実行するために使用され得る。
一般に、BPAC BSS 130では、チャネルアクセスはレガシーBI 400のみを含むことができ(例えば、BPAC BSS 130にレガシーSTA 16のみがある場合)、チャネルアクセスはFDMG BI 500のみを含むことができ(例えば、BPAC BSS 130にFDMG STA 106のみがある場合)、または、チャネルアクセスはFDMG BIとレガシーBIの組み合わせを含むことができる(例えば、BPAC BSS 130に少なくとも1つのレガシーSTA 16と少なくとも1つのFDMG STA 106がある場合)。
BPAC BSS 130内にレガシーSTA 16のみがある場合、チャネルアクセスは、媒体アクセス時間がレガシーBI 400のシーケンスに分割されるレガシーBSS10、20におけるチャネルアクセスと同様に実行され得る。FDMG STA 106が後方互換性であるいくつかの例では、1つ以上のFDMG STA 106は、レガシーBI 400を使用してBPAC BSS 130でも動作することができる。これは、例えば、BPAC BSS 130内でレガシーSTA 16が大部分であり、レガシーBI 400のみを使用する動作が実装するのにより効率的および/またはより単純である場合に有用であり得る。
図6Aは、BPAC BSS 130にレガシーデバイスがない場合の、FDMG STA 106によるチャネルアクセスの例示的なスケジュールを示す。この場合、媒体アクセス時間は、C−PCP/AP 132によって生成され、BPAC BSS 130内の他のM−PCP/AP 102に通信されるスケジュールに従って、FDMG BI 500のみのシーケンスに分割される。受け入れられるべきレガシーSTA 16がない場合、FDMG BI 500は予約済みSP 526を含む必要はない。したがって、データ転送部521は、FDMG DTI 520の全期間にわたって持続することができる。他の例では、予約済みSP 526は、BPAC BSS 130にレガシーSTA 16がない場合でも含まれ得る。例えば、予約済みSP 526を使用して、FDMG DTI 520内のPCP/AP 132、102通信を可能にする(例えば、情報交換、スケジューリング、または空間共有のため)、または、任意の新しいレガシーSTA 16を発見するために、(任意のPCP/AP 102、132によって)レガシービーコンを時々送信できるようにする。図6Aに示すように、C−PCP/AP 132によって生成され、M−PCP/AP 102に通信されるスケジュールは、FBHI 510、FDMG DTI 520、および任意選択で予約済みSP 526(含まれる場合)のスケジュールを定義することができる。C−PCP/AP 132は、(例えば、M−PCP/AP 102による空間共有評価に基づいて)M−PCP/AP 102によって決定されるデータ転送部521内の1つ以上のCBAP 522および/またはSP 524のスケジューリングを残すことができる。いくつかの例では、C−PCP/AP 132によって生成されたスケジュールは、データ転送部521内のすべてのCBAP 522および/またはSP 524も定義することができる。
図6Bは、単一のBPAC BSS 130内に少なくとも1つのFDMG STA 106および少なくとも1つのレガシーSTA 16がある場合の、FDMG STA 106およびレガシーSTA 16によるチャネルアクセスの例示的なスケジュールを示す。C−PCP/AP 132は、BPAC BSS 130内のレガシーBI 400およびFDMG BI 500の両方をスケジューリングして、FDMG STA 106およびレガシーSTA 16によるチャネルアクセスを調整する責任を負う。特に、BPAC BSS 130内のチャネルアクセスは、レガシーBI 400がFDMG BI 500と時間的に部分的に重複することを可能にする。図6Bに示されるように、C−PCP/AP 132によって生成され、M−PCP/AP 102に通信されるスケジュールは、FDMG BI 500のFBHI 510、FDMG DTI 520、および予約済みSP 526のスケジュールを定義することができ、レガシーBI 400のLBHI 410、レガシーDTI 420、および予約済みSP 426のスケジュールを定義することができる。C−PCP/AP 132は、(例えば、M−PCP/AP 102による空間共有評価に基づいて)M−PCP/AP 102によって決定されるデータ転送部421、521内の1つ以上のCBAPおよび/またはSPのスケジューリングを残すことができる。いくつかの例では、C−PCP/AP 132によって生成されたスケジュールは、データ転送部421、521内のすべてのCBAPおよび/またはSPも定義することができる。
図6Bでは、共通のBPAC BSS 130内のFDMG STA 106およびレガシーSTA 16の共存を示すために、組み合わされたスケジュール602、FDMGスケジュール604およびレガシースケジュール606が示されている。いくつかの例では、PCP/AP 102、132は、FDMGスケジュール604またはレガシースケジュール606のうちの1つだけを実装することができる。例えば、FDMGスケジュール604は、FDMG STA 106およびFDMG動作モードでFDMG STA 106にサービスを提供するPCP/AP 102、132によって使用され得、レガシースケジュール606は、レガシーSTA 16およびレガシー動作モードでレガシーSTA 16にサービスを提供するPCP/AP 102、132によって使用され得る。いくつかの例では、単一のPCP/AP 102、132は、FDMGモードおよびレガシーモードの両方で動作することが可能であり得る。そのような場合、PCP/AP 102、132は、FDMGスケジュール604およびレガシースケジュール606の両方を実装してもよく、または組み合わされたスケジュール602を実装してもよい。したがって、PCP/AP 102、132は、LBHI 410中にレガシーSTA 16にサービスを提供し、FBHI 510中にFDMG STA 106にサービスを提供し、データ転送部421、521中にレガシーSTA 16および/またはFDMG STA 106にサービスを提供することができる。場合によっては、組み合わされたスケジュール602は使用されず、生成する必要がない場合がある。C−PCP/AP 132は、FDMGスケジュール604とレガシースケジュール606の両方(および、使用される場合は組み合わされたスケジュール602も)を設定することができ、予約済みSPのスケジューリングおよびFDMGスケジュール604とレガシースケジュール606の重複方法の調整を含む。
FDMGスケジュール604は、順次的なFDMG BI 500を含む。FDMGスケジュール604は、C−PCP/AP 132によって設定され、(例えば、同期信号を介して)M−PCP/AP 102に通信されてもよい。各FDMG BI 500は、それぞれのFBHI 510によって確立され、各FDMG BI 500の持続時間は、それぞれのFBHI 510に従って決定される。FDMG DTI 520は、データフレームを交換するための1つ以上のデータ転送部521と、データ転送が行われない少なくとも1つの予約済みSP 526とを含む。特に、予約済みSP 526は、重複するレガシーBI 400のLBHI 410(レガシーBTI 412、A−BFT 414および/またはATI 416を含む)中にレガシー管理/拡張フレームの送信を許可するようにスケジュールされている。予約済みSP 526は、レガシー動作がLBHI 410中に実行されるのに十分な時間の長さに設定される。予約済みSP 526がLBHI 410中のビーコン送信を可能にするために使用される場合、非レガシー(例えば、FDMG)動作は、予約済みSP 526中には許可されない。
レガシースケジュール606は、順次的なレガシーBI 400を含む。レガシースケジュール606は、C−PCP/AP 132によって設定され、(例えば、間隔スケジューリング情報を介して)M−PCP/AP 102に通信されてもよい。各レガシーBI 400は、それぞれのLBHI 410によって確立され、各レガシーBI 400の持続時間は、それぞれのLBHI 410に従って決定される。レガシーDTI 420は、データフレームを交換するための1つ以上のデータ転送部421と、データ転送が行われない少なくとも1つの予約済みSP 426とを含む。特に、予約済みSP 426は、重複するFDMG BI 500のFBHI 510中に、FDMG管理/拡張フレームなどの非レガシー管理/拡張フレームの送信を許可するようにスケジュールされている。予約済みSP 426は、FDMG動作がFBHI 510中に実行されるのに十分な時間の長さに設定される。予約済みSP 426が、FBHI 510中のビーコン送信を可能にするために使用される場合、レガシー動作は、予約済みSP 426中には許可されない。
FDMG BI 500のデータ転送部521およびレガシーBI 400のデータ転送部421は、一緒にスケジュールされてもよい(例えば、スケジューリング情報は、FBHI 510およびLBHI 410で通信されて、それぞれのデータ転送部521、421をそれぞれのSTA 106、16においてスケジュールすることができる)。同様に、FDMGスケジュール604およびレガシースケジュール606は、FDMG BI 500のデータ転送部521のSPおよびCBAPを、レガシーBI 400のデータ転送部421の対応するSPおよびCBAPと整列させることができる。これは、FDMG STA 106との通信が、レガシーSTA 16との通信と同時に行われることを可能にし得る。
レガシースケジュール606を実装する際に、LBHI 410中に、C−PCP/APまたはM−PCP/AP 102は、レガシービーコンフレーム、SSWフレーム、SSW−フィードバックフレーム、SSW−ACKフレームおよび/または他の管理/拡張フレームを送信することができる。単一のBPAC BSS 130内の異なるPCP/AP 102によって送信されるレガシービーコンは、V−PCP/AP 134によって提供される単一の共通BSSIDを使用でき、または、各PCP/AP 102は、802.11adおよび802.11ayでのように独自の異なるBSSIDを使用できる。802.11adと802.11ayで定義されているように、LBHI 410の実行中に、ビームフォーミング動作と要求/応答フレームの交換が行われる場合がある。C−PCP/AP 132は、M−PCP/AP 102の調整およびDTI 420中の動作のスケジューリングにおいて役割を果たすことができる。M−PCP/AP 102は、レガシーPCP/AP 12と同様の役割を果たすことができる。レガシーDTI 420中にビーコン情報が送信されないレガシー動作とは異なり、開示された例では、ビーコン情報を運ぶLBHI 410は、FDMG DTI 520の予約済みSP 526中にスケジュールされうる。同様に、ビーコン情報を運ぶFBHI 510は、レガシーDTI 420の予約済みSP 426中にスケジュールされうる。
図7Aは、BPAC BSS 130で行われ得る例示的なチャネルアクセス動作を示すタイミング図である。LBHI 410と同様に、FBHI 510は、イニシエータ(例えば、PCP/AP 102、132)とレスポンダ(例えば、STA 106)との間でビームフォーミング動作(例えば、BFTおよび発見)を実行することを含む、STA 106によるチャネルアクセスのための情報を交換するために使用され得る。簡単にするために、図7Aは、3つのPCP/AP、この場合、1つのC−PCP/AP 132および2つのM−PCP/AP 102(102a、102bとして個別にラベル付けされる)ならびに1つのSTA 106の間の動作を示す。しかしながら、図7Aに示される動作は、より多いまたはより少ない数のPCP/AP 102、132および2つ以上のSTA 106に拡張できることを理解されたい。
各FDMG BI 500において、各M−PCP/AP 102は、(例えば、タイミング同期機能(TSF)タイマーを使用することによって)C−PCP/AP 132に同期される。PCP/AP 102、132は、タイミング情報(例えば、タイムスタンプ)を送信し、それぞれのSTA 106のタイマーを同期させることができる。C−PCP/AP 132とM−PCP/AP 102との間の同期は、ビームフォーミング(BF)動作および/または調整動作中に達成することができる。例えば、BF動作がC−PCP/AP 132によって導かれ、その後(図7Aに示されるように)他のM−PCP/AP 102が順次に続き、少なくとも1つの通信リンクがC−PCP/AP 132と各M−PCP/AP 102との間に確立される場合、各M−PCP/AP 102のTSFタイマーは、C−PCP/AP 132のTSFタイマーであるように設定することができ、その結果、PCP/AP 102、132の同期は固有または暗黙のものであり得る。
チャネルアクセス動作は、イニシエータによるビームフォーミング(BF)フレームなどの管理/拡張フレームの送信を含む。このフェーズは、イニシエータ送信BF(I−TX BF)710と呼ばれる場合がある(例えば、レスポンダが準無指向性アンテナパターンを使用し得る場合)。場合によっては(例えば、レスポンダが指向性アンテナパターンを使用し得る場合)、I−TX BF 710はSTA 106でレスポンダ受信BF(R−RX BF)フェーズ(図示せず)と同時であってもよく、このフェーズは同時I−TX BFおよびR−RX BFフェーズと呼ばれる場合がある。図7Aに示されるように、I−TX BF 710(または同時I−TX BFおよびR−RX BF)は、C−PCP/AP 132から開始して順次に各PCP/AP 102、132を含み、それぞれのBFフレームを送信することができる。複数のSTA 106がある場合、各STA 106のR−RX BFは、並列に行われてもよい。前述のように、レガシーデバイスの場合、BFTはI−TXSSおよびR−TXSSを実行するイニシエータとレスポンダを含む。FBHI 510において、イニシエータによるI−TX BF 710は、I−TXSSの代わりをし、I−TX BF 710は、LBHI 410のBTI 412に対応するFBHI 510の期間中に行われてもよい。各PCP/AP 102、132は、それぞれの複数の管理/拡張フレーム(例えば、BFフレーム)を異なる送信セクタを介して送信する。各PCP/AP 102、132には多数の送信セクタ(例えば、最大128セクタ以上まで)があり得るため、BFフレームは、レガシービーコンフレームよりも短くなるように設計され得る。I−TX BF 710(または同時I−TXBFおよびR−RX BF)中に送信されるBFフレームは、タイミングおよびBFに関連する情報(例えば、TSFタイマー、BSS ID、アンテナIDおよび/またはセクタID)のみを含み得る。BFフレームは、MACペイロードで情報を運んでもよい。したがって、I−TX BF 710は、所与の数の送信セクタに対して、I−TXSSよりも短い期間にわたって行われてもよい。
図7Aの例では、M−PCP/AP 102bからの少なくとも1つの管理/拡張フレーム(太枠で示される)は、STA 106によって受信される。簡単にするために、以下の説明では、イニシエータとしてM−PCP/AP 102bのみを、レスポンダとしてSTA 106のみを参照しているが、同様の動作が任意のSTA 106と任意のC−PCP/AP 132またはM−PCP/AP 102との間で実行される場合もあることを理解されたい。STA 106は、レスポンダ送信BF(R−TX BF)715フェーズ中に、管理/拡張フレーム(例えば、BFフレーム)の送信で応答する(例えば、イニシエータが準無指向性アンテナパターンを使用し得る場合)。場合によっては(例えば、イニシエータが指向性アンテナパターンを使用し得る場合)、R−TX BF 715はイニシエータ受信BF(I−RX BF)フェーズ(図示せず)と同時であってもよく、このフェーズは同時R−TX BFおよびI−RX BFフェーズと呼ばれる場合がある。FBHI 510において、レスポンダによるR−TX BF 715は、レガシー動作におけるR−TXSSの代わりをし、R−TX BF 715は、LBHI 410のA−BFT 414に対応するFBHI 510の期間中に行われてもよい。STA 106は、異なる送信セクタを介してBFフレームを送信する。いくつかの例では、R−TX BF 715で送信されるBFフレームは、レガシーSSWフレームよりも短くなるように設計され得、その結果、R−TX BF 715は、所与の数の送信セクタに対して、R−TXSSよりも短い期間にわたって行われてもよい。R−TX BF 715(または同時R−TX BFおよびI−RX BF)中にSTA 106によって送信されるBFフレームは、M−PCP/AP 102bがSTA 106との指向性通信のためにそのアンテナの調整に使用することができるI−TX BFTフィードバック情報を含む。M−PCP/AP 102bとSTA 106との間のさらなる通信のための信頼できるリンクを確立するために、STA 106からの少なくとも1つの管理/拡張フレーム(太枠で示される)がM−PCP/AP 102bによって受信される。
I−TX BF 710(または同時I−TX BFおよびR−RX BF)およびR−TX BF 715(または同時R−TX BFおよびI−RX BF)での初期BFTおよび発見の後、PCP/AP調整間隔720が、PCP/AP 102、132が初期BFTを通じて得られた情報を交換することを可能にするために割り当てられてもよい。交換された情報は、M−PCP/AP 102bによるSTA 106への送信のための好ましい送信セクタを識別するために、受信されたR−TX BFフレーム内の情報と共に、M−PCP/AP 102bによって使用され得る。PCP/AP調整間隔720中に、C−PCP/AP 132は、M−PCP/AP 102から情報を受信して、STA 106によって要求されたチャネルアクセスのタイプを識別するのを助けることができる。C−PCP/AP 132は、それ自体がSTA 106サービスを提供してもよく、またはSTA 106にサービスを提供するために他のM−PCP/AP 102を割り当ててもよい。この例では、M−PCP/AP 102bがSTA 106にサービスを提供するように割り当てられる。STA 106がレガシーSTAであると決定された場合、C−PCP/AP 132は、レガシー動作モードでレガシーSTAにサービスを提供するためにM−PCP/AP 102bを割り当てることができる。
PCP/AP調整間隔720の後に、R−TX BFTフィードバック725フェーズが続く。R−TX BFTフィードバック725中に、M−PCP/AP 102bは、好ましい送信セクタを使用して、関連するR−TX BFT結果をSTA 106に転送する。STA 106に送信されるR−TX BFTフィードバック情報は、例えば、ビーコン情報(例えば、より短いBFフレームを使用するためにI−TX BF 710中に省略されたビーコンフィールド)、ならびにスケジューリング情報(例えば、1つ以上のデータ転送部521および/または予約済みSP 526のスケジュール)を含み得る。スケジューリング情報は、M−PCP/AP 102bがFDMGモードで動作するかレガシーモードで動作するかに基づいて、C−PCP/AP 132によってM−PCP/AP 102bに提供されている場合がある。R−TX BFTフィードバック725は、レガシービームフォーミングにおけるSSW−FBの代わりをすることができ、R−TX BFTフィードバック725は、LBHI 410のA−BFT 414に対応するFBHI 510の期間中に行われてもよい。R−TX BFTフィードバックがスケジューリング情報を含む場合、これは、LBHI 410のATI 416中に送信されたアナウンスフレームと同様であり得る。いくつかの例では、要求および応答フレーム727は、M−PCP/AP 102bとSTA 106との間で交換され得る。レガシー動作と同様に、要求フレームと応答フレームの例は、とりわけ確認応答(ACK)フレーム、許可フレーム、ポーリングフレーム、送信要求(RTS)フレーム、送信許可(CTS)フレーム、DMG CTS、またはサービス期間要求(SPR)フレームなど、任意のタイプの管理フレームを含み得る。
ビームフォーミング動作に関与する複数のSTA 106がある場合、R−TX BF 715、PCP/AP調整間隔720および/またはR−TX BFTフィードバック725のシーケンスは、各STA 106に対して並列におよび/または順次に行われ得る。一般に、チャネルアクセス動作の任意の部分中の複数のSTA 106への/からの送信は、並列にまたは順次に行われてもよく、並行動作と順次動作の組み合わせが使用されてもよい。例えば、R−TX BF 715は、すべてのSTA 106について並列に行われてもよく、R−TX BFTフィードバック725は、各STA 106について順次に行われてもよい。
R−TX BFTフィードバック725の後、イニシエータ(この例ではM−PCP/AP 102b)およびレスポンダ(この例ではSTA 106)の両方に対するTX(またはTXおよびRXの両方)チャネルアクセス動作が完了する。次に、データフレームの交換は、以下の1つ以上のスケジュールされたデータ転送部521で行われ得る。
図7Bは、BPAC BSS 130で行われ得る例示的なチャネルアクセス動作の他のセットを示すタイミング図である。図7Bは、R−TX BFTフィードバック725に続いて複数のフレームが送信され得ることを除いて、図7Aと同様である。R−TX BFTフィードバック725に先行する他の動作は同様であってもよく、ここでは繰り返されない。
図7Bの例では、R−TX BFTフィードバック725に続いて、1つ以上の追加の管理フレーム729が、フィードバックフレームとは別に、ビーコン情報および/またはスケジュール情報を通信するために送信され得る。要求および応答フレーム727は、M−PCP/AP 102bとSTA 106との間で送信される追加の管理フレームの中にあってもよい。
R−TX BFTフィードバック725に続いて管理フレームが送信される順序は変更されてもよい。動作に関与する複数のSTA 106がある場合、複数のSTA 106は、M−PCP/AP 102bによって同時にまたは順次に送信された管理/拡張フレームを受信することができる。一般に、送信は、チャネルアクセス動作の任意の部分中に、複数のSTA 106によって並列にまたは順次に受信され得る。例えば、ビーコン情報は、すべてのSTA 106によって同時に受信され得、スケジュール情報の送信は、各STA 106によって順次に受信され得る。
図7Cは、BPAC BSS 130で行われ得るチャネルアクセス動作の他の例を示すタイミング図である。図7Cの例では、I−TX BF 710は、順次ではなく、PCP/AP 102、132に並列に行われる。I−TX BF 710に続く他の動作は、図7Aまたは図7Bに示されるものと同様であってもよく、ここでは繰り返されない。
FBHI 510の間に行われ、ビーコン情報の送信を含み得る図7A、図7Bおよび図7Cに示される動作は、レガシーDTI 420の予約済みSP 426の間にスケジュールされてもよい。図7A、図7Bおよび図7Cは、STA 106にサービスを提供するために、STA 106との通信リンクを確立するための動作を実行するM−PCP/AP 102bを示しているが、STA 106にサービスを提供するために、同様の動作が他の任意のM−PCP/AP 102またはC−PCP/AP 132によって実行され得ることを理解されたい。
図8は、BPAC BSS 130におけるチャネルアクセスをスケジュールするための例示的な方法800を示すフローチャートである。方法800は、例えば、図6Bに示されるように、FDMG BI 500sおよびレガシーBI 400をスケジュールするためにC−PCP/AP 132によって使用されてもよい。
802で、C−PCP/AP 132は、スケジューリング情報の第1のセットをBPAC BSS 130内の第1のM−PCP/AP 102に送信し、第1のM−PCP/AP 102のBIスケジュールを定義する。スケジューリング情報は、DTI中の予約済みSPを含む、BIのBHIおよびDTIをスケジュールする。いくつかの例では、C−PCP/AP 132は、それ自体、スケジューリング情報の第1のセットを実装してもよく、その場合、スケジューリング情報の第1のセットは、送信されても送信されなくてもよい。
例えば、第1のM−PCP/AP 102が1つ以上のFDMG STA 106にサービスを提供している場合、C−PCP/AP 132は、FDMGスケジュール604を第1のM−PCP/AP 102に送信する。FDMGスケジュール604は、FDMG DTI 520内の予約済みSP 526を含む、FBHI 510およびFDMG DTI 520をスケジュールする。上記のように、予約済みSP 526は、LBHI 410中のレガシー管理/拡張フレームの送信用に予約されており、予約済みSP 526中の第1のM−PCP/AP 102への/からのデータ転送は禁止されている。いくつかの例では、C−PCP/AP 132は、LBHI 410のスケジューリングについてM−PCP/AP 102に通知することができ、M−PCP/AP 102は、予約済みSP 526がFDMG BI 500の対応する時間にスケジュールされるべきであるという決定を行うことができる。
いくつかの例では、第1のスケジューリング情報は、FDMG DTI 520内の1つ以上のデータ転送部521をさらにスケジュールすることができる。他の例では、データ転送部521を明示的にスケジュールする必要がない場合がある。代わりに、予約済みSP 526としてスケジュールされていないFDMG DTI 520の任意の部分は、データ転送が行われ得るデータ転送部521と考えられ得る。
804で、C−PCP/AP 132は、スケジューリング情報の第2のセットをBPAC BSS 130内の第2のM−PCP/AP 102に送信し、第2のBIスケジュールを定義する。スケジューリング情報は、DTI中の予約済みSPを含む、BIのBHIおよびDTIをスケジュールする。
例えば、第2のM−PCP/AP 102が1つ以上のレガシーSTA 16(レガシーデバイスとして動作する1つ以上のFDMG STA 106を含み得る)にサービスを提供している、またはサービスを提供するように割り当てられている場合、C−PCP/AP 132はレガシースケジュール606を第2のM−PCP/AP 102に送信する。レガシースケジュール606は、レガシーDTI 420内の予約済みSP 426を含むレガシーBHI 410およびレガシーDTI 420をスケジュールする。予約済みSP 426は、FBHI 510中のFDMG管理/拡張フレームなどの非レガシー管理/拡張フレームの送信用に予約されており、予約済みSP 426中の第2のM−PCP/AP 102への/からのデータ転送は禁止されている。いくつかの例では、C−PCP/AP 132は、FBHI 510のスケジューリングについてM−PCP/AP 102に通知することができ、M−PCP/AP 102は、予約済みSP 426がレガシーBI 400の対応する時間にスケジュールされるべきであるという決定を行うことができる。
いくつかの例では、第2のスケジューリング情報は、レガシーDTI 420内の1つ以上のデータ転送部421をさらにスケジュールすることができる。他の例では、データ転送部421を明示的にスケジュールする必要がない場合がある。代わりに、予約済みSP 426としてスケジュールされていないレガシーDTI 420の任意の部分は、データ転送が行われ得るデータ転送部421と考えられ得る。
次にスケジューリング情報はそして、ビームフォーミング動作およびそれぞれのSTAとのデータ転送をスケジュールするために、PCP/AP 102、132によって使用され得る。802および804は、順次にまたは並列に実行されうることに留意されたい。例えば、C−PCP/AP 132は、DL MU−MIMO技術を使用して、第1および第2のスケジューリング情報を、それぞれ、第1および第2のM−PCP/AP 102に同時に送信することができる。
いくつかの例では、M−PCP/AP 102は、FDMGモードおよびレガシーモードの両方で動作することができ、FDMG管理/拡張フレームおよびレガシー管理/拡張フレームの両方を送信することができる。その場合、C−PCP/AP 132は、第1および第2のスケジューリング情報の両方を同じM−PCP/AP 102に送信することができる。あるいは、C−PCP/AP 132は、(例えば、図6Bに示されるような、組み合わされたスケジュールを定義する)スケジューリング情報の組み合わされたセットをM−PCP/AP 102に送信することができる。同様に、C−PCP/AP 132は、それ自体、第1および第2の両方のスケジューリング情報、または組み合わされたスケジューリング情報を実装することができる。
図9は、BPAC BSS 130内のSTAによるチャネルアクセスのための例示的な方法900を示すフローチャートである。方法900は、FDMG STA 106またはレガシーSTA 16によるチャネルアクセスを可能にするために使用され得る。BPAC BSS 130内のレガシーSTA 16のためのビームフォーミング動作は、レガシー規格(例えば、802.11adまたは802.11ay)に従って実行され得る。FDMG STA 106のためのビームフォーミング動作は、図7A〜図7Cを参照して上で論じられた動作に従ってもよい。方法900は、C−PCP/AP 132によって実行されて、BPAC BSS 130に新たに参加しているSTAによるチャネルアクセスを発見し、有効にすることができる。
904で、C−PCP/AP 132は、STAによるチャネルアクセスのための情報を含む、少なくとも1つの管理/拡張フレームを送信する。一般に、管理/拡張フレームは、同期情報、BSS識別、ビームフォーミング情報、スケジューリング情報、またはチャネルアクセス動作に関連するその他のタイプの情報などの情報を含み得る。例えば、904で、複数のBFフレームが異なる送信セクタを介して送信され得る。管理/拡張フレームの送信は、C−PCP/AP 132によって実行されてもよく、BPAC BSS 130内の他のM−PCP/AP 102も、C−PCP/AP 132による送信に続いて順次に、またはC−PCP/AP 132による送信と並列に、管理/拡張フレームを送信してもよい。
906で、C−PCP/AP 132は、STAから、少なくとも1つの管理/拡張フレームを受信する。例えば、STAは、複数のBFフレームを送信することができる。BFフレームは、STAと通信するためにC−PCP/AP 132によって使用されるべき好ましい送信セクタを識別するために使用され得るI−TX BFTフィードバック情報を含み得る。STAからの管理/拡張フレームに含まれる情報はまた、STAをレガシーデバイスであると識別するためにC−PCP/AP 132によって使用されてもよい。レガシーデバイスはレガシー管理/拡張フレームのみを認識し、非レガシー(例えば、FDMG)管理/拡張フレームに応答しない場合があることに注意されたい。したがって、C−PCP/AP 132は、906でレガシーSTAからの応答を受信するために、904でレガシー管理/拡張フレームを送信することができる。例えば、PCP/AP 102、132は、時々(例えば、BIよりも長い可能性がある定期的な間隔で)レガシービーコンフレームを送信して、レガシーSTAが発見されて、BPAC BSS 130にアクセスできるようにすることができる。
任意選択で、908で、C−PCP/AP 132は、BPAC BSS 130内の1つ以上のM−PCP/AP 102と情報を交換する。これは、PCP/AP調整間隔720中に行われてもよい。PCP/AP 102、132間で交換される情報は、PCP/AP 102、132とSTAとの間で交換される管理/拡張フレームからの情報を含み得る。PCP/AP 102、132間で交換される情報は、STAにサービスを提供するために通信リンクを確立するために使用され得る。例えば、好ましい送信セクタは、交換された情報を使用して識別されてもよい。
909で、C−PCP/AP 132とSTAとの間で交換される情報(および任意選択でPCP/AP 102、132間で交換される情報)に基づいて、C−PCP/AP 132は、STAがC−PCP/AP 132自体またはBPAC BSS 130の他のM−PCP/AP 102によるチャネルアクセスを提供されるべきであると決定し得る。C−PCP/AP 132は、例えば、STAがC−PCP/AP 132のカバレッジエリア外にある場合、またはSTAがレガシーSTAである場合に、他のM−PCP/AP 102がSTAにサービスを提供すべきであると決定することができる。
C−PCP/AP 132が、C−PCP/AP 132自体がSTAにサービスを提供すべきであると決定した場合、そして910で、C−PCP/AP 132は、STAとの通信リンクを確立するためにSTAにさらなる管理/拡張フレームを送信する。例えば、フィードバックフレームは、識別された好ましい送信セクタを介してSTAに送信されてもよい。管理/拡張フレームは、ビーコン情報および/またはスケジューリング情報(例えば、FDMG BIまたはレガシーBIのスケジューリング)を含み得る。いくつかの例では、ビーコン情報および/またはスケジューリング情報は、他のフレームで送信され得る。いくつかの例では、さらなる要求および応答フレームが、C−PCP/AP 132とSTAとの間で送信され得る。
C−PCP/AP 132が、他のM−PCP/AP 102がSTAにサービスを提供すべきであると決定した場合、そして912で、C−PCP/AP 132は、STAにサービスを提供するためにBPAC BSS 130内のM−PCP/AP 102を割り当てる。例えば、STAがレガシーデバイスとして識別されている場合、C−PCP/AP 132は、M−PCP/AP 102に、レガシーモードでSTAにサービスを提供するよう指示することができる。次に、割り当てられたM−PCP/AP 102は、必要に応じて、適切なFDMGまたはレガシー動作を使用して、STAとの通信リンクを確立する。
複数のSTAがある場合、ステップ906から912は、複数のSTAに対して並列に実行されてもよく、または複数のSTAのそれぞれに対して反復的に実行されてもよい。
方法900の完了後、STAは、C−PCP/AP 132を介して、または割り当てられたM−PCP/AP 102を介して、BPAC BSS 130内のチャネルアクセスを有する。
図10は、BPAC BSS 130内のSTAによるチャネルアクセスを可能にするための他の例示的な方法1000を示すフローチャートである。方法900と同様に、方法1000は、FDMG STA 106またはレガシーSTA 16によるチャネルアクセスを可能にするために使用され得る。方法1000は、M−PCP/AP 102によって実行されて、BPAC BSS 130に新たに参加しているSTAを発見することができる。
任意選択で、1002で、M−PCP/AP 102は、BPAC BSS 130に参加したいSTAを発見するために、少なくとも1つの管理/拡張フレームを送信するための命令をBPAC BSS 130のC−PCP/AP 132から受け取ることができる。例えば、C−PCP/AP 132は、C−PCP/AP 132のカバレッジがBPAC BSS 130全体をカバーするのに十分でない場合に発見を実行するようM−PCP/AP 102に指示することができる(例えば、BPAC BSS 130のエッジの近くに位置するM−PCP/AP 102は、BPAC BSS 130のエッジの近くの任意のSTAの発見を実行するよう指示され得る)。場合によっては、C−PCP/AP 132は、任意のレガシーSTAを発見するために、レガシー管理/拡張フレームを送信するようM−PCP/AP 102に指示することができる。
1004で、M−PCP/AP 102は、STAによるチャネルアクセスのための情報を含む、少なくとも1つの管理/拡張フレームを送信する。管理/拡張フレームは、方法900に関して上記で説明したものと同様であり得る。M−PCP/AP 102による管理/拡張フレームの送信は、C−PCP/AP 132による管理/拡張フレームの送信に続き(該当する場合、他のM−PCP/AP 102と)順次であってもよく、またはC−PCP/AP 132による送信と(該当する場合、他のM−PCP/AP 102と)並列であってもよい。
1006で、M−PCP/AP 102は、STA 106から、少なくとも1つの管理/拡張フレームを受信する。STAから受信された管理/拡張フレームは、方法900に関して上記で説明されたものと同様であり得る。
1008で、M−PCP/AP 102は、少なくともC−PCP/AP 132と情報を交換する。PCP/AP 102、132間で交換される情報は、方法900に関して上記で説明されたものと同様であってもよく、情報の交換は、PCP/AP調整間隔720中に行われてもよい。
任意選択で、1010で、M−PCP/AP 102は、STAとの通信リンクを確立するために、さらなる管理/拡張フレームをSTAに送信することができる。このステップは、C−PCP/AP 132からの命令に応答して実行され、STAにサービスを提供するためにM−PCP/AP 102を割り当て得る。通信リンクは、STAがFDMGモードまたはレガシーモードのどちらでサービスを提供されるかに応じて、(例えば、上記のような)FDMG動作またはレガシー動作を使用して確立されてもよい。
一般に、STAの発見およびSTAへのサービスの提供は、C−PCP/AP 132自体によって実行され得るか、またはC−PCP/AP 132は、BPAC BSS 130内の他のM−PCP/AP 102に、発見および/またはサービスの提供を実行するよう指示し得る。図9は、C−PCP/AP 132が発見を実行する例示的な方法900を示す。図10は、M−PCP/AP 102が(C−PCP/AP 132からの命令に応答して)発見を実行する例示的な方法1000を示す。例示的な方法900および1000は、同じBPAC BSS 130内で行われ得、同じまたは異なるM−PCP/AP 102を含み得ることが理解されるべきである。
本明細書で説明する例はSTAに言及しているが、STAは、任意の電子デバイス(ED)、例えば、スマートフォン、ラップトップ、携帯電話、タブレットデバイスなどの任意の適切なモバイルデバイスまたは固定デバイスを含む、無線通信および/またはビームフォーミング動作が可能な任意のEDであり得ることを理解されたい。
PCP/APは、単にPCP、または単にAPと呼ばれることもある。APは、例えば、基地局であってもよく、ルータまたは他の送信ポイント(TP)として実装されてもよい。
本明細書で説明するさまざまな例では、後方互換性があり、レガシーデバイスと共存できるようにBPAC BSSを使用する、次世代の60 GHzシステムを可能にする方法とシステムが提供される。チャネルアクセスをスケジュールして、同じBPAC BSS内のFDMGデバイスとレガシーデバイス間のビームフォーミングおよび空間共有動作を調整できる。
本開示は、特定の順序のステップで方法およびプロセスを説明しているが、方法およびプロセスの1つ以上のステップは、必要に応じて省略または変更することができる。必要に応じて、記載されている順序以外の順序で1つ以上のステップを実行することができる。
本開示は、少なくとも部分的に、方法に関して説明されるが、当業者は、本開示がまた、説明される方法の態様および特徴の少なくともいくつかを実行するための様々な構成要素を対象とし、ハードウェア構成要素、ソフトウェア、またはその2つの組み合わせによるものであることを理解するであろう。したがって、本開示の技術的解決策はソフトウェア製品の形で具現化することができる。適切なソフトウェア製品は、事前に記録されたストレージデバイス、または例えばDVD、CD−ROM、USBフラッシュディスク、リムーバブルハードディスク、その他のストレージメディアを含む、その他の同様の不揮発性または非一時的なコンピュータ読み取り可能なメディアに保存できる。ソフトウェア製品は、処理デバイス(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイス)が本明細書に開示される方法の例を実行することを可能にする、有形に格納された命令を含む。
本開示は、特許請求の範囲の主題から逸脱することなく、他の特定の形態で具現化され得る。説明された例示的な実施形態は、あらゆる点で、単なる例示であり、限定ではないと考えられるべきである。上記の実施形態の1つ以上から選択された特徴を組み合わせて、明示的に説明されていない代替実施形態を作成することができ、そのような組み合わせに適した特徴は、本開示の範囲内であると理解される。
開示された範囲内のすべての値および部分範囲も開示されている。また、本明細書に開示および示されるシステム、デバイス、およびプロセスは、特定の数の要素/構成要素を含み得るが、システム、デバイス、およびアセンブリは、そのような要素/構成要素の追加のまたはより少ない数を含むように修正され得る。例えば、開示された要素/構成要素のいずれかは単数形として参照されているが、本明細書に開示された実施形態は、複数のそのような要素/構成要素を含むように修正され得る。本明細書で説明する主題は、技術のすべての適切な変更を網羅し、包含することを意図している。
10 レガシーBSS
12 個人用基本サービスセット(PBSS)制御ポイント(PCP)またはアクセスポイント(AP)
14 通信リンク
16 局(STA)
20 レガシーBSS
30 PCP/APクラスタ
32 拡張集中型PCP/APクラスタ(ECPAC)
34 配信システム(DS)
36 外部ネットワーク
38 ポータル
40 集中型調整サービスセット(CCSS)
42 集中型調整サービスルート(CCSR)
102 PCP/AP
104 通信リンク
106 局(STA)
110 BPACサービスセット(BPACSS)層
130 BPAC BSS
132 調整PCP/AP(C−PCP/AP)
134 仮想PCP/AP(V−PCP/AP)
162 符号器
200 システム
300 処理システム
302 処理装置
304 入出力(I/O)インタフェース
306 ネットワークインタフェース
308 記憶装置
310 メモリ
312 バス
314 入力装置
316 出力装置
318 アンテナアレイ
400 レガシービーコン間隔(BI)
410 レガシービーコンヘッダ間隔(LBHI)
412 ビーコン送信間隔(BTI)
414 アソシエーションBFT(A−BFT)期間
416 アナウンス送信間隔(ATI)
420 レガシーデータ転送間隔(DTI)
421 データ転送部
422 コンテンションベースのアクセス期間(CBAP)
424 サービス期間(SP)
500 FDMG BI
510 FDMGビーコンヘッダ間隔(FBHI)
520 FDMG DTI
521 データ転送部
522 コンテンションベースのアクセス期間(CBAP)
524 サービス期間(SP)
526 予約済みSP
602 組み合わされたスケジュール
604 FDMGスケジュール
606 レガシースケジュール
710 イニシエータ送信BF(I−TX BF)
720 PCP/AP調整間隔
715 レスポンダ送信BF(R−TX BF)
720 AP調整間隔
725 R−TX BFTフィードバック
727 応答フレーム
729 管理フレーム

Claims (23)

  1. 2つ以上の個人用BSS制御PCP/APを有する基本サービスセット(BSS)内の調整個人用基本サービスセット制御ポイント/アクセスポイント(PCP/AP)によって、少なくとも第1の管理/拡張フレームを送信するステップであって、前記管理/拡張フレームは、前記BSS内の局(STA)によるチャネルアクセスのための情報を含む、ステップと、
    前記STAから、少なくとも第2の管理/拡張フレームを受信するステップと、
    少なくとも前記第1および第2管理/拡張フレームを介して前記調整PCP/AP(C−PCP/AP)と前記STAとの間で交換される情報に基づいて、
    前記C−PCP/APが前記STAにサービスを提供するための通信リンクを確立すること、または
    前記C−PCP/APによって、前記STAにサービスを提供するために前記BSS内の第2のPCP/APを割り当てること、
    によって、前記BSS内のチャネルアクセスを前記STAに提供するステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記C−PCP/APによる少なくとも前記第1の管理/拡張フレームの送信は、少なくとも前記第2のPCP/APによる少なくとも第3の管理/拡張フレームの送信と並列に実行される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記C−PCP/APによる少なくとも前記第1の管理/拡張フレームの送信は、少なくとも前記第2のPCP/APによる少なくとも第3の管理/拡張フレームの送信と順次に実行される、請求項1から2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 前記STAと前記C−PCP/APまたは前記第2のPCP/APとの間で交換される少なくとも1つの管理/拡張フレームは、同期情報、BSS識別、STA識別、ビームフォーミング情報またはスケジューリング情報の少なくとも1つを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記スケジューリング情報は、ビーコンヘッダ間隔(BHI)およびデータ転送間隔(DTI)を含むビーコン間隔(BI)スケジュールを定義する、請求項4に記載の方法。
  6. 第1のBHIおよび第1のDTIを含む第1のBIスケジュールは、前記C−PCP/APによって実装され、前記C−PCP/APは、第2のBHIおよび第2のDTIを含み、かつ前記STAにサービスを提供するときに前記第2のPCP/APによって実装される第2のBIスケジュールを定義するスケジューリング情報を送信し、
    前記第1のBIスケジュールは、レガシー管理/拡張フレームの送信のために予約された第1の予約済みサービス期間(SP)を含み、
    前記第2のBIスケジュールは、非レガシー管理/拡張フレームの送信のために予約された第2の予約済みSPを含む、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のBIスケジュールでは、前記第1の予約済みSPが前記第1のDTI中にスケジュールされ、前記C−PCP/APとの間のデータ転送は、前記第1の予約済みSP外の前記DTIの少なくとも1つの第1のデータ転送部で許可され、前記第2のBIスケジュールでは、前記第2の予約済みSPが前記第2のDTI中にスケジュールされ、前記第2のPCP/APとの間のデータ転送は、前記第2の予約済みSP外の前記DTIの少なくとも1つの第2のデータ転送部において許可される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記C−PCP/APは、少なくとも前記第1および第2の管理/拡張フレームを介して交換される情報に基づいて、前記STAをレガシーSTAとして識別し、前記C−PCP/APは、レガシー動作モードで前記STAにサービスを提供するために前記第2のPCP/APを割り当てる、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記STAと前記C−PCP/APとの間で交換される管理/拡張フレームに基づいて、前記第2のPCP/APと情報を交換するステップ
    をさらに含み、
    前記第2のPCP/APと交換される前記情報は、前記C−PCP/APまたは前記第2のPCP/APが前記STAにサービスを提供するために通信リンクを確立するための情報を含む、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 局(STA)、ならびに2つ以上のPCP/APを有する基本サービスセット(BSS)内の少なくとも第2のPCP/APとの無線通信のために構成されたネットワークインタフェースと、
    前記ネットワークインタフェースに接続され、前記調整PCP/AP(C−PCP/AP)に、
    少なくとも第1の管理/拡張フレームを送信することであって、前記管理/拡張フレームは、前記BSS内の前記STAによるチャネルアクセスのための情報を含む、送信することと、
    少なくとも第2の管理/拡張フレームを前記STAから受信することと、
    前記少なくとも第1と第2の管理/拡張フレームを介して前記STAとの間で交換された情報に基づいて、
    前記STAにサービスを提供するために通信リンクを確立すること、または、
    前記STAにサービスを提供するために前記第2のPCP/APを割り当てること
    によって、前記BSS内のチャネルアクセスを前記STAに提供することと、
    を行わせる命令を実行するように構成される、プロセッサと、
    を備える、調整個人用基本サービスセット制御ポイント/アクセスポイント(PCP/AP)。
  11. 少なくとも前記第1の管理/拡張フレームの送信は、少なくとも前記第2のPCP/APによる少なくとも第3の管理/拡張フレームの送信と並列に実行される、請求項10に記載のC−PCP/AP。
  12. 少なくとも前記第1の管理/拡張フレームの送信は、少なくとも前記第2のPCP/APによる少なくとも第3の管理/拡張フレームの送信と順次に実行される、請求項10から11のいずれか一項に記載のC−PCP/AP。
  13. 前記STAとの間で交換される少なくとも1つの管理/拡張フレームは、同期情報、BSS識別、STA識別、ビームフォーミング情報またはスケジューリング情報の少なくとも1つを含む、請求項10から12のいずれか一項に記載のC−PCP/AP。
  14. 前記スケジューリング情報は、ビーコンヘッダ間隔(BHI)およびデータ転送間隔(DTI)を含むビーコン間隔(BI)スケジュールを定義する、請求項13に記載のC−PCP/AP。
  15. 前記プロセッサは、前記C−PCP/APに、
    第1のBHIおよび第1のDTIを含む第1のBIスケジュールを実装することと、
    第2のBHIおよび第2のDTIを含み、かつ前記STAにサービスを提供するときに前記第2のPCP/APによって実装される第2のBIスケジュールを定義するスケジューリング情報を送信することと、
    を行わせる命令を実行するようにさらに構成され、
    前記第1のBIスケジュールは、レガシー管理/拡張フレームの送信のために予約された第1の予約済みサービス期間(SP)を含み、
    前記第2のBIスケジュールは、非レガシー管理/拡張フレームの送信のために予約された第2の予約済みSPを含む、
    請求項14に記載のC−PCP/AP。
  16. 前記第1のBIスケジュールでは、前記第1の予約済みSPが前記第1のDTI中にスケジュールされ、前記C−PCP/APとの間のデータ転送は、前記第1の予約済みSP外の前記DTIの少なくとも1つの第1のデータ転送部で許可され、前記第2のBIスケジュールでは、前記第2の予約済みSPが前記第2のDTI中にスケジュールされ、前記第2のPCP/APとの間のデータ転送は、前記第2の予約済みSP外の前記DTIの少なくとも1つの第2のデータ転送部において許可される、請求項15に記載のC−PCP/AP。
  17. 前記プロセッサは、前記C−PCP/APに、
    少なくとも前記第1および第2の管理/拡張フレームを介して交換される情報に基づいて、前記STAをレガシーSTAとして識別することと、
    レガシー動作モードで前記STAにサービスを提供するために前記第2のPCP/APを割り当てることと、
    を行わせる命令を実行するようにさらに構成される、請求項10から16のいずれか一項に記載のC−PCP/AP。
  18. 前記プロセッサは、前記C−PCP/APに、
    前記STAとの間で交換される管理/拡張フレームに基づく情報を、前記第2のPCP/APとの間で交換することを行わせる命令を実行するようにさらに構成され、
    前記第2のPCP/APと交換される前記情報は、前記STAにサービスを提供するために通信リンクを確立するための情報を含む、
    請求項10から17のいずれか一項に記載のC−PCP/AP。
  19. 少なくとも調整個人用基本サービスセット制御ポイント/アクセスポイント(PCP/AP)および第2のPCP/APを有する基本サービスセット(BSS)において、前記第2のPCP/APによって少なくとも第1の管理/拡張フレームを送信するステップであって、前記管理/拡張フレームは、前記BSS内の局(STA)によるチャネルアクセスのための情報を含む、ステップと、
    前記STAから、少なくとも第2の管理/拡張フレームを受信するステップと、
    前記調整PCP/AP(C−PCP/AP)と情報を交換するステップであって、前記交換された情報は、少なくとも部分的に、前記STAからの前記第2の管理/拡張フレームに含まれる情報に基づく、ステップと
    を含む、方法。
  20. 前記C−PCP/APから受信された命令に応答して、前記第2のPCP/APがSTAにサービスを提供するために通信リンクを確立するステップ
    をさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記C−PCP/APから受信された命令に応答して、前記第2のPCP/APが、レガシー動作モードで前記STAにサービスを提供する、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第2のPCP/APは、前記C−PCP/APから受信された命令に応答して、少なくとも前記第1の管理/拡張フレームを送信する、請求項19から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 局(STA)、ならびに2つ以上のPCP/APを有する基本サービスセット(BSS)内の少なくとも調整PCP/AP(C−PCP/AP)との無線通信のために構成されたネットワークインタフェースと、
    前記ネットワークインタフェースに接続され、前記PCP/APに、
    少なくとも第1の管理/拡張フレームを送信することであって、前記管理/拡張フレームは、前記BSS内の前記STAによるチャネルアクセスのための情報を含む、送信することと、
    少なくとも第2の管理/拡張フレームを前記STAから受信することと、
    前記C−PCP/APと情報を交換することであって、前記交換された情報は、少なくとも部分的に、前記STAからの前記第2の管理/拡張フレームに含まれる情報に基づく、交換すること、
    を行わせる命令を実行するように構成される、プロセッサと、
    を備える、個人用基本サービスセット制御ポイント/アクセスポイント(PCP/AP)。
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