JP2021508648A - 可撓性の食品又は飲料パックのためのシステム - Google Patents

可撓性の食品又は飲料パックのためのシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2021508648A
JP2021508648A JP2020531479A JP2020531479A JP2021508648A JP 2021508648 A JP2021508648 A JP 2021508648A JP 2020531479 A JP2020531479 A JP 2020531479A JP 2020531479 A JP2020531479 A JP 2020531479A JP 2021508648 A JP2021508648 A JP 2021508648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spout
pack
beverage
food
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020531479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7344875B2 (ja
Inventor
アンドレ ノース,
アンドレ ノース,
クリスティアン ヤーリッシュ,
クリスティアン ヤーリッシュ,
クリスティアン タロン,
クリスティアン タロン,
Original Assignee
ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー filed Critical ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー
Publication of JP2021508648A publication Critical patent/JP2021508648A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7344875B2 publication Critical patent/JP7344875B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
    • B65D47/06Closures with discharging devices other than pumps with pouring spouts or tubes; with discharge nozzles or passages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2203/00Decoration means, markings, information elements, contents indicators
    • B65D2203/12Audible, olfactory or visual signalling means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)

Abstract

本発明は、互いに相対的に移動可能な少なくとも2つの部分(11、12)を備える注ぎ口(10)に関し、注ぎ口(10)は、注ぎ口の2つの部分(11、12)のうちの少なくとも1つが、飲料調製デバイスの係合部分への接続に対する、及び/又は注ぎ口の2つの部分(11、12)の相対的移動に対する、測定可能な抵抗を提供する手段を備え、これら手段は、1つ又は複数の窪み又はバンプ(40、50)を更に備える。
【選択図】 図9a

Description

本発明は、可撓性の食品又は飲料パックのためのシステムに関し、特に、特定の飲料を調製するために、飲料調製マシンによって適用される製品に関する情報、及びレシピパラメータに関する情報を符号化するシステムに関する。
挽いたコーヒー又はインスタントコーヒーなどの食品原材料又は飲料原材料を含有するカプセルを飲料注出マシン内に導入し、カプセルの中に水を注入することにより飲料を調製することは、当該技術分野において既知である。飲料原材料又は食品原材料は、典型的には水の中に抽出されるか、又は溶解されて、飲料又は所望の最終製品が生成され、これがカプセルから好適な出口を通じて流れ出る。
このように、様々なカプセルが過去に開発されており、これらのカプセルは、少なくとも、食品原材料又は飲料原材料を収容するために使用されるカプセル本体の性質によって区別される。ほとんどのカプセルは、硬質又は半硬質の本体からなり、典型的には射出成形又は熱成形により作製されるが、可撓性タイプのパックは、箔材料から作製することができる。可撓性パックは全般的に、半硬質及び硬質カプセルに対する優位点として、製品をパックするために用いる材料の量が少ない。その結果、全体としての製造コストが小さくなり、複数のライフサイクルアセスメントで示されるライフサイクル影響が小さくなり、よりコンパクトであるため、これらのパックを保存するための空きスペースが少なくて済むユーザの利益がもたらされる。
現状技術において、例えば、国際公開第99/05044号に記載の可撓性の飲料製造サッシェが知られている。このサッシェは、硬質プラスチックの導管が中に結合された基部継ぎ目を有する縁部において、2つの積層物を接合させることによって形成される容積部内に飲料原材料を含む。得られたサッシェの上部には水を導入する入口ノズルが設けられ、水はサッシェの内容積部の中で飲料原材料又は食品原材料と混合され、製造された飲料はその後、閉鎖手段が設けられたパックの底部に配置された飲料出口を通じて放出される。加圧された水がサッシェの中に導入されると、閉鎖手段は加圧によって開放され、飲料が飲料出口を通じて放出されるようになっている。
他の可撓性サッシェが当技術分野において既知である。そこでは、縁部のうちの1つに、典型的には下縁部に、取付けアセンブリ又は注ぎ口が配置されている。更に、この注ぎ口は、衛生上の理由で、及び適切な防壁、特に光及び水分に対する防壁を保証するために、容器を構成する可撓性フィルムによって包み込まれている。このような注ぎ口を備えるパックは、例えば、同一出願人による欧州特許出願公開第16184302.4号に記載されており、注ぎ口は、異なる位置付けを採用するために、互いに相対的に移動可能な2つの部分を備える。注ぎ口は、最初は容器を構成する可撓性フィルムによって包み込まれて提供され、飲料調製デバイス内に配置される場合、飲料を調製するために、注ぎ口がまず穿孔され、対応するデバイス部分と係合し、流体、典型的には水を容器内に注入する。次いで、飲料の注出を可能にするために、注ぎ口の2つの部分を相対的に移動させ、次に、注ぎ口を再び閉鎖し、液だれを回避する。
記載される注ぎ口を備えるサッシェでは、高品質の食品又は飲料製品を調製及び注出するために、調製される製品の種類に関する情報、更には、飲料調製デバイスが適用すべきパラメータに関する情報を提供する符号化システムを提供することが非常に望ましい。この情報は、コード又は識別手段によって提供することができるが、これにより、飲料調製デバイスはより複雑になる。更に、非常にシンプルな、二次的符号化システムを平行して提供し、他の識別手段によってデバイスに提供される情報を確認すること、又は例えば、第1の識別手段が損傷した場合などに機能させることが望ましい。
本発明は、後に更に説明するように、これらの必要性に対する解決策を提供する。また、本発明は、他の目的、特に、本明細書の残りの部分に記述するような他の課題の解決策も対象としている。
(発明の概要)
第1の態様によれば、本発明は、互いに相対的に移動可能な少なくとも2つの部分を備える注ぎ口であって、注ぎ口の2つの部分のうちの少なくとも1つが、飲料調製デバイスの係合部分への接続に対する測定可能な抵抗、及び/又は注ぎ口の2つの部分の相対的移動に対する測定可能な抵抗を提供する手段を備え、これら手段は1つ又は複数の窪み又はバンプを更に備える。
好ましくは、本発明の注ぎ口では、窪み又はバンプの存在又は非存在が、コードを構成するためのバイナリ形式に変換される。典型的には、窪み又はバンプのプロファイルが、コードを構成するためのデジタル値を規定する。
第2の態様によれば、本発明は、食品又は飲料製品を調製するためのパックであって、パックは、記載されるような注ぎ口と、食品又は飲料製品を調製するための製品を含むように構成された容器とを備え、1つ又は複数の窪み又はバンプは、容器内の製品に関する情報、及び/又は製品の処理に関する情報を含むコードを構成する。
典型的には、本発明のパックでは、容器は、食品又は飲料製品が配置される密閉空間を形成するために折り畳まれた少なくとも1つの可撓性フィルムによって構成されている。好ましい実施形態によれば、可撓性フィルムは、容器の内容積部と直接連通する注ぎ口の部分を除いて、注ぎ口の全体を包み込むように構成されている。
好ましくは、本発明のパックは、注ぎ口を通る流体の注入を可能にし、食品又は飲料製品を調製するために容器の容積部内に噴流を形成するように構成されている。
なお別の態様によれば、本発明は、食品又は飲料製品を調製するシステムであって、このシステムは、製品を含む記載されたようなパックと、パックの容積部内に噴流の形態で流体を導入する飲料調製デバイスとを備える。
好ましくは、本発明のシステムでは、飲料調製デバイスは制御ユニットを備え、制御ユニットは、注ぎ口への飲料調製デバイスの接続の抵抗と、注ぎ口の2つの部分の相対的移動の抵抗とを、時間に沿って測定し、窪み又はバンプの関数としてコードを決定するように構成されており、コードは、パック内の食品又は飲料製品の種類に関する情報、及び/又はパック内の製品を処理するためのパラメータに関する情報を提供する。
典型的には、本発明のシステムでは、飲料調製デバイスは制御ユニットを備え、制御ユニットは、窪み又はバンプのプロファイルを決定するために、食品又は飲料調製中に、デバイスとパックの注ぎ口との接続を駆動し、注ぎ口の2つの部分の相対的移動を駆動する駆動モータによって提供される電流を、時間に沿って測定するように構成されている。
制御ユニットは、窪み又はバンプのプロファイルを決定するために、食品又は飲料調製中に、駆動モータの電流の値を、時間に沿ったモータトルク又は抵抗力の値に変換するように構成されている。
本発明によるシステムのコードは、アナログ形式又はデジタル形式であってよい。
更に別の態様によれば、本発明は、前述のようなシステムのパックから食品又は飲料製品を調製する方法に関連し、この方法は、
パックの注ぎ口へのデバイスの接続の抵抗と、注ぎ口の2つの部分の相対的移動の抵抗とを時間に沿って監視する工程と、
時間に沿って監視された抵抗によりコードを構成する工程と、
前述のコードの情報を使用し、パック内の対応する食品又は飲料製品を調製するために読み取った前述のコードに対応するプロセスパラメータを適用する製品工程と、
を含む。
本発明によれば、製品の種類に対応する情報、及び対応する食品又は飲料デバイスにおいてその調製のために適用するプロセスパラメータに対応するコードからの情報は、デバイス自体(例えば、その内部メモリ)に、又は制御ユニットが接続されて情報を読み出す外部デバイスに、又は、例えば外部データベース若しくはクラウドに含むことができる。
本発明の方法では、パックの注ぎ口へのデバイスの接続の抵抗と、更に、注ぎ口の2つの部分の相対的移動の抵抗とが、典型的には、注ぎ口への接続と、注ぎ口の2つの部分の相対的移動とを駆動する駆動モータからの電流を監視することによって測定される。
好ましくは、本発明による方法では、プロセスパラメータは、注ぎ口に導入される流体の流量、導入される流体の総体積、流体の温度、処理時間、送出時間のうちの1つ又はこれらの組み合わせを含む。
本発明の更なる特徴、利点及び目的は、以下の本発明の非限定的実施形態の詳細な説明を添付の図面と併せて読めば、当業者には明らかになるはずである。
本発明による可撓性の食品又は飲料パックのためのシステムの異なる図を示し、飲料調製マシンがパックを穿孔し、注ぎ口を直線的に下方に移動させて注出を可能にする方法を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのためのシステムの異なる図を示し、飲料調製マシンがパックを穿孔し、注ぎ口を直線的に下方に移動させて注出を可能にする方法を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのためのシステムの異なる図を示し、飲料調製マシンがパックを穿孔し、注ぎ口を直線的に下方に移動させて注出を可能にする方法を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンがパックを穿孔する方法(図2a〜図2b)、及びパックが穿孔されたときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図2c)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンがパックを穿孔する方法(図2a〜図2b)、及びパックが穿孔されたときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図2c)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンがパックを穿孔する方法(図2a〜図2b)、及びパックが穿孔されたときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図2c)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンが注ぎ口を直線的に下方に移動させて注出を可能にする方法(図3a〜図3b)、及び注ぎ口が下方に移動したときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図3c)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンが注ぎ口を直線的に下方に移動させて注出を可能にする方法(図3a〜図3b)、及び注ぎ口が下方に移動したときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図3c)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンが注ぎ口を直線的に下方に移動させて注出を可能にする方法(図3a〜図3b)、及び注ぎ口が下方に移動したときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図3c)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンがパックを穿孔する方法(図4a〜図4d)、及びパックが穿孔されたときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図4e)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンがパックを穿孔する方法(図4a〜図4d)、及びパックが穿孔されたときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図4e)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンがパックを穿孔する方法(図4a〜図4d)、及びパックが穿孔されたときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図4e)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンがパックを穿孔する方法(図4a〜図4d)、及びパックが穿孔されたときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図4e)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンがパックを穿孔する方法(図4a〜図4d)、及びパックが穿孔されたときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図4e)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンが注ぎ口を直線的に下方に移動させて注出を可能にする方法(図5a〜図5c)、及び注ぎ口が下方に移動したときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図5d)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンが注ぎ口を直線的に下方に移動させて注出を可能にする方法(図5a〜図5c)、及び注ぎ口が下方に移動したときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図5d)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンが注ぎ口を直線的に下方に移動させて注出を可能にする方法(図5a〜図5c)、及び注ぎ口が下方に移動したときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図5d)を示す。 本発明による可撓性の食品又は飲料パックのシステムを示し、飲料調製マシンが注ぎ口を直線的に下方に移動させて注出を可能にする方法(図5a〜図5c)、及び注ぎ口が下方に移動したときの駆動モータトルクの変化を示すグラフ(図5d)を示す。 本発明による、最初にパックが穿孔された時、次いで注ぎ口が直線的に下方に移動されて注出が可能になった時の、駆動モータトルクの変化を示すグラフを表す。 測定分解能、及び注ぎ口の設計制約に応じて設計された本発明による、最初にパックが穿孔されたとき、次いで注ぎ口が直線的に下方に移動されて注出が可能になったときの、駆動モータトルクの変化を示すグラフを表す。 測定分解能、及び注ぎ口の設計制約に応じて設計された本発明による、最初にパックが穿孔されたとき、次いで注ぎ口が直線的に下方に移動されて注出が可能になったときの、駆動モータトルクの変化を示すグラフを表す。 測定分解能、及び注ぎ口の設計制約に応じて設計された本発明による、最初にパックが穿孔されたとき、次いで注ぎ口が直線的に下方に移動されて注出が可能になったときの、駆動モータトルクの変化を示すグラフを表す。 本発明のシステムで使用される可撓性の食品又は飲料パックの概要を示す。 図7a〜図7cに示すような本発明によるシステムで符号化された情報の予想される構成を示し、食品若しくは飲料製品の種類に関する情報、及び/又は飲料注出デバイスによって適用される処理パラメータに関する情報を提供する。 図7a〜図7cに示すような本発明によるシステムで符号化された情報の予想される構成を示し、食品若しくは飲料製品の種類に関する情報、及び/又は飲料注出デバイスによって適用される処理パラメータに関する情報を提供する。
前述したように、本発明は、可撓性の食品又は飲料パック100のためのシステムに関し、本発明のシステムは、可撓性の食品又は飲料パック100と、パックが挿入され、食品又は飲料製品が調製され送出される飲料調製マシンとを備える。本発明による代表的なパック100を図8に示し、パックは容器30と、取付けアセンブリ又は注ぎ口10とを備える。容器30は、容器30の内容積部と連通する注ぎ口の部分だけは、フィルム又はシートによって覆われないようにして、注ぎ口10を包み込む1つ以上の可撓性シートによって構成されている。本発明のシステムで使用されるパック100は、可撓性サッシェ又はパウチとして知られている。
本発明のパックの注ぎ口10は、同一出願人による欧州特許出願公開第16184302.4号に記載されているようなものであり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。注ぎ口は、典型的にはプラスチック製の射出成型要素であり、相対的に移動可能な2つの部分11及び12を備える。典型的には、一次部分11は飲料調製デバイスに固定され、二次部分12は前述の固定部分11に対して直線的に移動する。パック100がその初期位置にあるとき、衛生上の理由により、注ぎ口10は包み込まれており、パックの外部への連通は閉鎖されている。図8に示すパックは、そのような初期位置を表す。いったん二次部分12が一次部分11に対して移動すると、パック100の外部への連通が開放され、よって飲料又は食品製品を送出することができる。
典型的には、欧州特許出願公開第16184302.4号に開示されているように、容器30の内容物は、典型的には、食品又は飲料製品を生産するために、水の添加によって溶解されることになる粉末製品である。
図1aを見ると、典型的には針として構成される飲料注出デバイス内の穿孔要素(図示せず)は、穿孔穴13、14のうちの少なくとも1つを包み込む可撓性シートを穿孔することになる。デバイス内の穿孔要素はまた、穿孔穴13、14の両方を同時に穿孔する二重針(2本の平行な針)として構成することができる。穿孔要素は、穿孔穴又は穴13、14を覆う可撓性シートを穿孔することになり、小さい注入穴17、18を通して高速で水が容器30の内容積部に入るような圧力で水を注入する。非常に小さな直径の注入穴に内部でつながっている穿孔穴の構成により、穿孔要素によって注入された高圧の水が、1つ又は2つの高速噴流に変換され、高速噴流は容器30の中に押し込まれる。高速噴流は、パウチ内部の製品、典型的には粉末の良好な溶解を可能にする。飲料調製デバイスは、好ましくは、図1aに示すような取付け用穴15、16を用いて注ぎ口10(特に、その一次部分11)を固定する。飲料調製デバイスからの接続要素200は、2つの変位穴21、22を包み込むフィルム又はシートを穿孔するように配置されている。また、この接続要素200は、注ぎ口の二次部分12を、典型的には固定されている一次部分11に対して直線的に下方に変位させるように構成されている。図1bは、調製デバイス内の接続要素200が、注ぎ口の二次部分12内の変位穴21、22を穿孔する瞬間を示す。図1cは、二次部分12が一次部分11に対して、その移動行程の全体を直線的に下方に移動した位置を表す(図1cに示すこの位置では、以下で更に説明するように、製品はパックの外部に送出することができる)。
図2aは、デバイス内の接続要素200が、注ぎ口の二次部分12内の変位穴21、22を穿孔しようとする瞬間の接続要素200の更なる図を示す。図2bは、デバイスの接続要素200内の2つの穿孔要素201、202を詳細に示し、穿孔要素は前述したように、最初に、変位穴21、22の外側を包み込むフィルムを穿孔するように構成され、次いで、注ぎ口の二次部分12を、一次部分11(典型的には飲料調製デバイスに固定される)に対して下方に移動させるように配置されている。(調製された製品又は飲料を送出するために)容器30の内容積部から注ぎ口10に向い、そして注ぎ口の外側への連通は、図2bの上面図(容器の側面内容積部)に示すような出口ダクト23によって行われる。
記載されているように、注ぎ口自体は2つの射出成型プラスチック部分11及び12で構成され、これらは相対的に移動(典型的には並進移動)され得る。典型的には、以下の2つの機能を実現するために、注ぎ口へのデバイスの移動と、注ぎ口の部分自体の移動との2つの移動が存在する。すなわち、1)パック100に向かう接続要素200の最初の水平移動中に、注ぎ口の前方部分を包み込む可撓性シートを穿孔する(変位穴21、22を穿孔する)こと、及び、2)製品調製プロセス中に、出口ダクト23を通る製品経路を能動的に開放及び/又は閉鎖すること(典型的には、注ぎ口10の下側を包み込む下側の可撓性シートを穿孔して、調製された食品又は飲料製品を、ダクト23を通して注出することを可能にする、一次部分11に対する二次部分12の下方への最初の垂直移動、及び、いったん注出が完了したら、いかなる液だれをも回避するために、容器30の内容積部の、出口ダクト23を通じたパックの外側への連通を再び閉鎖するための、同じ移動であるが、反対方向の、すなわち上方への移動(これは、パック100を飲料調製デバイスから取り外すことができる時の最終位置であり得る)、である。
接続要素200の水平移動(上述の穿孔機能1))及び垂直移動(上述の調製プロセス機能2))は、飲料調製デバイス内の駆動モータ(図示せず)によって実行される。駆動モータのトルクは、力と距離の積、及びモータ電流に比例し、したがって、印加される負荷トルクに応じて変化する。これを考慮すると、駆動モータトルクは、接続要素200が、変位穴21、22の前方部分を包み込む可撓性フィルム又はシートを穿孔しなければならない時(すなわち、このフィルムによって提供される一定の抵抗に打ち勝つ必要がある時)にピークを呈する。これは、図2cにおいて、駆動モータがより高いトルクTを必要とする時に、位置P(この穿孔がなされる時)によって表される。モータのモータ電流を測定することにより、モータトルクの象徴が提供される。
注ぎ口10の二次部分12が、接続要素200によって下方に移動される時、注ぎ口10の下方部分を包囲する包み込み用の可撓性シートは、図3aに詳細に示すように、出口ダクト23の出口穿孔部分24によって裂開される。この二次部分12の下方への垂直移動によって、容器30の内容積部の、出口ダクト23に向かう連通は自由になり(図2bの二次部分23の上部の位置付けにより、容器30の内容物がパックの外側へと通過することは阻止される)、更に、注ぎ口10の下側を覆うラッピングシート又はフィルムは、図3a及び図3bに詳細に示すように、その端部のうちの一方の端部に出口穿孔部分24が設けられた出口ダクト23の下方への移動によって裂開される。したがって、パックの内部で調製された飲料又は食品製品は、出口ダクト23を通じて注出され得る。この場合、駆動モータトルクは、出口穿孔部分24が注ぎ口10を覆う下側シートを穿孔する、又は裂開する時に、より高いピークをもたらす。このより高いトルクピークは、図3cのTによって表され、Pは、出口穿孔部分24が可撓性シートを穿孔し裂開した時の位置である。
図1a〜図1c、図2a〜図2c、図3a〜図3cを参照して注ぎ口10について前述したが、本発明の対象である注ぎ口10を、図4a〜図4d、及び図5a〜図5cに詳細に表し、この注ぎ口の二次部分12は1つ又は複数の横断バンプ40を備え、横断バンプは、接続要素200が注ぎ口10の中に水平に変位する時の接続要素200の水平経路に配置されている。好ましくは(必須ではないが)、本発明の注ぎ口には、1つ又は複数の垂直バンプ50が更に設けられ、垂直バンプ50は、注ぎ口10の一次部分11上に配置され、一次部分11に対する二次部分12の垂直移動の経路にある。これを以下で更に説明する。
図4dは、注ぎ口10の二次部分12に配置された複数の横断バンプ40を詳細に表し、これら横断バンプ40は、変位穴21、22のうちの1つ又は両方を横断方向に通るよう変位穴の中に正確に配置されている。これらの横断バンプ40は、接続要素200が、注ぎ口10の前面を覆う外側フィルムを穿孔し、穿孔要素201、202が変位穴21、22と係合するように注ぎ口の中へと横断方向に前進する時に、接続要素200(特に、その穿孔要素201、202)が通過する経路に位置している。接続要素200の横断又は水平移動が終了した時、穿孔要素201、202は、変位穴21、22と正しく係合しており、注ぎ口の第1の部分11(デバイス内で固定されたままである)に対する二次部分12の下方への垂直移動を始めることができる。
これらの横断バンプ40は、接続要素200の移動経路に沿って予め定められた位置に置かれた障害物を意味し、これにより注ぎ口10に対するデバイスの接続要素200の位置を知ることが可能である。記載したように、変位穴21、22の一方又は両方には、横断方向に注ぎ口10の中へ至る、穿孔要素201、202の移動経路上に配置された1つ以上の横断バンプ40を設けることができる。穿孔要素201、202の形状及び注ぎ口の構成(変位穴21、22内の横断バンプ40)は、バンプ40が穿孔要素201、202の横断方向への前進に対する障害物を構成するように、相補的に作製されている。したがって、これら障害物は、駆動モータからのより高いトルク値を必要とし、よって穿孔要素201、202が前進する際に打ち勝つあらゆるバンプが駆動モータのトルクのピークを表し、トルクのピークはモータの電流(すなわち、駆動モータトルク)を時間に沿って測定することによって監視できる。
このような構成では、得られるトルク及び位置のグラフは、図4eに示すものと同様であり、横断移動(接続要素によるパックの前面の穿孔)では、T,T,T,T,T,...,T、nは横断バンプ40の数、によって表されるいくつかのトルクピークが、それぞれ、位置又は瞬間P,P,P,P,P,...,Pにおいて発生する。
同様に、1つ又は複数の垂直バンプ50を、注ぎ口の一次部分11上に配置することができ、垂直バンプは、注ぎ口の一次部分11に対して二次部分12が追従することになる垂直移動経路に配置されている。詳細が図5aに示されている。図ではいくつかのバンプが垂直経路上に配置されており、これらのバンプを二次部分12が、特に変位穴21が通過することになる(これら垂直バンプ50は、変位穴21及び/又は22が通過することになる経路において、注ぎ口の二次部分12の垂直側面の一方に、又は垂直側面の両方に配置することができる)。横断バンプ40について説明したものと同様に、垂直バンプ50もまた、一次部分11に対する二次部分12の移動の際に障害物となる。変位穴21、22が垂直バンプの各々の上を進む時、駆動モータからのより高いトルク値が必要である(すなわち、モータによって必要とされる電流はより高い)。
図5dを見ると、注ぎ口の二次部分の垂直移動をトルクピークによって追跡することができ、各トルクピークT1’’,T2’’,T3’’,T4’’,...,Tn’’、nはバンプ50の数、はそれぞれ、位置P1’’,P2’’,P3’’,P4’’,...,Pn’’にて発生するバンプ50に対応する。
食品又は飲料製品の調製が行われている間の、注ぎ口の二次部分12の係合のための接続要素200の横断移動、及び注ぎ口の一次部分に対する二次部分の垂直変位のための移動全体を図6に示す。これは、標準的なモータエンコーダを置き換える。
測定分解能、及び注ぎ口の設計制約に応じて、ピークの数、それらの高さ、及びそれらの幅は、障害物について行われた設計に応じて、すなわち、横断バンプ40に対して及び垂直バンプ50に対して行われた設計に応じて変化させることができる。図7a、図7b、及び図7cは、トルクピークの数、振幅、及び周期に変化を提供する例示的な設計の変形例を表す。
本発明のシステムの目的は、パック100内(正確には容器30内)に含まれる食品又は飲料製品に関する情報、及び飲料調製デバイスから食品又は飲料製品を最適に調製するために飲料調製デバイスに適用する必要のある処理パラメータ(例えば、飲料体積、時間、温度など)に関する情報を符号化することである。情報は、例えば図9aに示すように、例えば、トルクピークに対して値「1」(トルクピークが存在する場合)、トルクピークの不存在に対して値「0」の属性を与えることによって、デジタル的に符号化ができる。図9aでは、接続要素200が注ぎ口10と係合するための横断移動において2つの横断バンプ40が存在し(横断経路において2つの値「1」が存在する)、一次部分11に対する二次部分12の垂直変位において3つの垂直バンプ50が存在する(垂直移動において3つの値「1」が存在する)。パック内の製品に対して、及び/又はデバイスによって適用される処理パラメータに対して必要な情報も符号化するために、デジタル値はまた、ピークの高さ、ピークの幅、又はピークのカウント数に対して属性を与えることもできる。この例を図9bに示す。これらのバンプ(横断バンプ40及び/又は垂直バンプ50)の数、高さ、幅、及び配置を設計することによりトルクピークにデジタル値の属性を与えることによって、この符号化を実現できる。
ここでより詳細に説明するように、デバイスは、食品又は飲料製品の調製中に、モータ電流を経時的に監視する制御ユニットを備える。このことは、モータトルクの値を経時的に監視することを意味し、よって図9a又は図9bと同様のグラフが得られる。したがって、制御ユニットは、パック内の製品の種類に関する情報、及び適用される調製パラメータに関する情報を飲料調製デバイスに提供するコード又は符号を得ることになる。
したがって、本発明のシステムでは、飲料調製デバイスは、駆動モータによって印加されたトルクのデータを経時的に(すなわち、飲料又は食品製品がパックから調製される時に)受信する制御ユニット(図示せず)を備え、実際、制御ユニットは、モータ電流の値を時間に沿って受信し、モータ電流の値は経時的なトルク値に変換される。制御ユニットは、トルクピークが発生した時に「1」の値、トルクピークが存在しない時に「0」の値の両方の属性を付与し、したがって、デバイス内の製品の種類及び/又はデバイス内の処理パラメータに関連付けられることになるデジタルコードを受信することになる。あるいは、制御ユニットは、トルクピークの高さ、トルクピークの幅及び/又は検出されたトルクピークの数にデジタル値の属性を付与し、したがって同様に、デバイス内の製品の種類及び/又はデバイス内の処理パラメータに関連付けられることになるデジタルコードを取得することになる。
本発明のシステム内の飲料調製デバイスの制御ユニットは、以下の方法ステップを実行するように構成されている:
制御ユニットは、食品又は飲料製品の調製中の経時的な駆動モータトルクの値(実際は、時間に沿ったモータの電流値)を受信し、
制御ユニットは、ピークトルク値が発生したかどうかをチェックし、及び/又は発生したピークトルクの値及び/又はその幅及び/又はトルクピークの数をチェックし、これをデジタルコードに変換し、
デジタルコードは、食品又は飲料製品の調製中にデバイスによって適用される製品の種類及び/又は処理パラメータに関連付けられる。
本発明は、本発明の好適な実施形態を参照して説明されているが、添付の特許請求の範囲によって定義されている本発明の範囲から逸脱することなく、当業者によって多くの修正及び変形を実施することができる。

Claims (15)

  1. 互いに相対的に移動可能な少なくとも2つの部分(11、12)を備える注ぎ口(10)であって、前記注ぎ口の前記2つの部分(11、12)のうちの少なくとも1つが、飲料調製デバイスの係合部分への接続に対する測定可能な抵抗、及び/又は前記注ぎ口の前記2つの部分(11、12)の相対的移動に対する測定可能な抵抗を提供する手段を備え、前記手段は、1つ又は複数の窪み又はバンプ(40、50)を更に備える、注ぎ口(10)。
  2. 前記窪み又はバンプ(40、50)の存在又は非存在が、コードを構成するためのバイナリ形式に変換される、請求項1に記載の注ぎ口(10)。
  3. 前記窪み又はバンプのプロファイルが、コードを構成するためのデジタル値を規定する、請求項1に記載の注ぎ口(10)。
  4. 食品又は飲料製品を調製するためのパック(100)であって、前記パック(100)は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の注ぎ口(10)と、前記食品又は飲料製品を調製するための製品を含むように構成された容器(30)とを備え、前記1つ又は複数の窪み又はバンプ(40、50)は、前記容器(30)内の前記製品に関する情報、及び/又は前記製品の処理に関する情報を含むコードを構成する、パック(100)。
  5. 前記容器(30)は、前記食品又は飲料製品が配置される密閉空間を形成するために折り畳まれた少なくとも1つの可撓性フィルムによって構成されている、請求項4に記載のパック(100)。
  6. 前記可撓性フィルムは、前記容器(30)の内容積部と直接連通する前記注ぎ口の部分を除いて、前記注ぎ口(10)の全体を包み込むように構成されている、請求項5に記載のパック(100)。
  7. 前記注ぎ口(10)を通る流体の注入を可能にし、前記食品又は飲料製品を調製するために前記容器(30)の容積部内に噴流を形成するように構成されている、請求項4〜6のいずれか一項に記載のパック(100)。
  8. 食品又は飲料製品を調製するシステムであって、製品を含む請求項4〜7のいずれか一項に記載のパック(100)と、前記パック(100)の前記容積部内に噴流の形態で流体を導入する飲料調製デバイスと、を備える、システム。
  9. 前記飲料調製デバイスは制御ユニットを備え、前記制御ユニットは、前記注ぎ口(10)への前記飲料調製デバイスの接続の抵抗と、前記注ぎ口の前記2つの部分(11、12)の相対的移動の抵抗とを、時間に沿って測定し、前記窪み又はバンプの関数としてコードを決定するように構成されており、前記コードは、前記パック(100)内の前記食品又は飲料製品の種類に関する情報、及び前記パック内の前記製品を処理するためのパラメータに関する情報を提供する、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記飲料調製デバイスは制御ユニットを備え、前記制御ユニットは、前記窪み又はバンプのプロファイルを決定するために、前記食品又は飲料調製中に、前記デバイスと前記パックの前記注ぎ口(10)との前記接続を駆動し、前記注ぎ口の前記2つの部分(11、12)の前記相対的移動を駆動する駆動モータによって提供される電流を、時間に沿って測定するように構成されている、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記制御ユニットは、前記窪み又はバンプのプロファイルを決定するために、前記食品又は飲料調製中に、前記駆動モータの電流の値を、時間に沿ったモータトルク又は抵抗力の値に変換するように構成されている、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記コードは、アナログ形式又はデジタル形式である、請求項8〜11のいずれか一項に記載のシステム。
  13. 請求項8〜12のいずれか一項に記載のシステムにおいて、パック(100)から食品又は飲料製品を調製するための方法であって、
    前記パック(100)の前記注ぎ口(10)への前記デバイスの接続の抵抗と、前記注ぎ口の前記2つの部分(11、12)の前記相対的移動の抵抗とを、時間に沿って監視する工程と、
    前記時間に沿って監視された抵抗によりコードを構成する工程と、
    前記コードの情報を使用し、前記パック(100)内の対応する食品又は飲料製品を調製するために読み取った前記コードに対応するプロセスパラメータを適用する製品工程と、
    を含む方法。
  14. 前記パック(100)の前記注ぎ口(10)への前記デバイスの接続の抵抗と、前記注ぎ口の前記2つの部分(11、12)の前記相対的移動の抵抗とは、前記注ぎ口(10)への前記接続と、前記注ぎ口(10)の前記2つの部分(11、12)の前記相対的移動とを駆動する駆動モータからの電流を監視することによって測定される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記プロセスパラメータは、前記注ぎ口(10)に導入される流体の流量、導入される流体の総体積、前記流体の温度、処理時間、送出時間のうちの1つ又はこれらの組み合わせを含む、請求項13又は14に記載の方法。
JP2020531479A 2017-12-27 2018-12-17 可撓性の食品又は飲料パックのためのシステム Active JP7344875B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17210603 2017-12-27
EP17210603.1 2017-12-27
PCT/EP2018/085243 WO2019129526A1 (en) 2017-12-27 2018-12-17 System for flexible food or beverage packs

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021508648A true JP2021508648A (ja) 2021-03-11
JP7344875B2 JP7344875B2 (ja) 2023-09-14

Family

ID=60953608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020531479A Active JP7344875B2 (ja) 2017-12-27 2018-12-17 可撓性の食品又は飲料パックのためのシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20210053749A1 (ja)
EP (1) EP3732117B1 (ja)
JP (1) JP7344875B2 (ja)
CN (1) CN111511661B (ja)
WO (1) WO2019129526A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009520552A (ja) * 2005-12-21 2009-05-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 飲料を準備するためのカートリッジ、飲料準備機及び飲料準備システム
WO2011054402A1 (en) * 2009-11-09 2011-05-12 B.V. Cindy J. Beverage brewing devices

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9715922D0 (en) 1997-07-28 1997-10-01 Mars Uk Ltd Beverage-producing packages
EP3121134B1 (en) * 2002-01-16 2021-11-03 Société des Produits Nestlé S.A. Closed capsule with opening mean
RU2470847C2 (ru) * 2008-01-29 2012-12-27 Конинклейке Дауве Егбертс Б.В. Система, способ и капсула для приготовления напитка
GB201110848D0 (en) * 2011-06-24 2011-08-10 Mars Inc Beverage preparation apparatus and method and beverage capsules for use therein
KR20160122163A (ko) * 2014-02-19 2016-10-21 네스텍 소시에테아노님 식품 제조 기계에서 사용하기 위한 캡슐 키트
US10455970B2 (en) * 2014-07-30 2019-10-29 Societe Des Produits Nestle S.A. Pack, system and method for preparing beverages
BR112017001248A2 (pt) * 2014-08-06 2017-11-28 Nestec Sa conjunto de bico para recipientes para alimentos ou bebidas
CN106573716A (zh) * 2014-08-14 2017-04-19 雀巢产品技术援助有限公司 用于制备食品或饮料的包袋
CN107072430B (zh) * 2014-11-06 2021-02-19 雀巢产品有限公司 用于由包袋制备食物或饮料的系统
US10421604B2 (en) * 2014-11-06 2019-09-24 Societe Des Produits Nestle S.A. System for preparing food or drink beverages from a pack
ES2921492T3 (es) * 2016-01-18 2022-08-26 Nestle Sa Envase, máquina y sistema para preparar productos alimenticios o de bebida
JP6979022B2 (ja) 2016-02-11 2021-12-08 ソシエテ・デ・プロデュイ・ネスレ・エス・アー 食品又は飲料製品を調製するためのパック
GB2547266A (en) * 2016-02-12 2017-08-16 Sony Corp Transmitter, receiver and methods

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009520552A (ja) * 2005-12-21 2009-05-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 飲料を準備するためのカートリッジ、飲料準備機及び飲料準備システム
WO2011054402A1 (en) * 2009-11-09 2011-05-12 B.V. Cindy J. Beverage brewing devices

Also Published As

Publication number Publication date
CN111511661B (zh) 2023-09-01
EP3732117A1 (en) 2020-11-04
JP7344875B2 (ja) 2023-09-14
EP3732117B1 (en) 2023-10-04
WO2019129526A1 (en) 2019-07-04
CN111511661A (zh) 2020-08-07
US20210053749A1 (en) 2021-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2712351B1 (en) Disposable package and system for preparation of a liquid product
JP6585608B2 (ja) 食品調製マシンで使用するためのカプセルのキット
CA2039243A1 (en) Packages containing comestibles
EP3190066B1 (en) Capsule for preparing beverages
JP4509799B2 (ja) 機械的および流体力学的に作動する抽出ユニット
EP1837294B1 (en) Cartridge for the preparation of drinks
EP3214982B1 (en) System for preparing food or beverages from a pack
AU2021319023A1 (en) Beverage preparation system
CN105555174A (zh) 用于使用胶囊制备液体产品的机器及系统
CN105324319A (zh) 用于制备可食用组合物的胶囊
CA2039244A1 (en) Comestible containing packages
JP2014504900A (ja) 飲料マシンからの注出に関する装置および方法
CN104245540A (zh) 饮料生产系统和胶囊
JP6831780B2 (ja) パックから食品又は飲料を調製するためのシステム
KR20210082442A (ko) 인식 수단 및 적응가능 개방 및 주입 메커니즘을 갖는 캡슐 시스템
JP2019528820A (ja) 飲食物容器用の取付組立体
JP2021508648A (ja) 可撓性の食品又は飲料パックのためのシステム
JP7390293B2 (ja) 可撓性の食品又は飲料パックのためのシステム
KR101872425B1 (ko) 경량화 된 헤드를 갖는 식품 3d프린터
KR20210080359A (ko) 식품 또는 음료 제품의 제조를 위한 팩
JP2021525201A (ja) 食料製品又は飲料製品を調製するためのパック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221108

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7344875

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150